JPH10305499A - ダブルフェーサ - Google Patents

ダブルフェーサ

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JPH10305499A
JPH10305499A JP13424897A JP13424897A JPH10305499A JP H10305499 A JPH10305499 A JP H10305499A JP 13424897 A JP13424897 A JP 13424897A JP 13424897 A JP13424897 A JP 13424897A JP H10305499 A JPH10305499 A JP H10305499A
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JP
Japan
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double
sheet
pressing plate
corrugated cardboard
cardboard sheet
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JP13424897A
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English (en)
Inventor
Hiroki Matsui
尋喜 松井
Hiroshi Saito
博 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルフェーサにおいて糊の乾燥のために両
面段ボールシートを熱盤で加熱しつつ移動させる際に、
ベルトに依らずにシートをほぼ均等に熱盤に押し付ける
とともに、シートと周辺雰囲気との通気性をよくし、か
つ複々両面段ボールシートも良好に接着する。 【解決手段】 支持ビーム24に平行リンク機構を介し
て支持された押付け板36が、圧縮状態のばね40によ
り付勢されて両面段ボールシートWを熱盤18に押し付
け、シートWは押付け板36及び熱盤18と滑り按触し
ながら移動して加熱・乾燥される。この押付け板36は
シート幅方向に横列をなすように複数が配列され、また
シート前後方向にもその横列が複数列並ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はダブルフェーサに
関し、特に片面段ボールシートとライナーを貼り合わせ
る際の押圧装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にダブルフェーサにおいては、片面
段ボールシートの段頂部に糊付け装置(図示せず)で糊
付けし、ライナーを貼り合わせて両面段ボールシートを
形成し、この両面段ボールシートを熱盤上で移動させる
間に、そのシートとともに糊を加熱し、乾燥・固化して
下流へ送る。ここで両面段ボールシートを熱盤に押し付
けつつ送ることにより、熱盤から両面段ボールシートへ
の熱の伝達効率を上げ、また糊の接着効果を高めるのが
普通である。
【0003】従来、その押付け機構として、例えば図1
3に示すベルト方式によるものが知られている。ダブル
フェーサ101で形成される両面段ボールシートWは、
下面が熱盤102に、上面がキャンバスベルト103に
接しながら、ほぼ水平方向に搬送される。このとき、キ
ャンバスベルト103及び複数のウエイトロール104
の荷重がシートWに作用し、シートWは熱盤102に押
し付けられつつ移動する。この構成によれば、キャンバ
スベルト103の自重に加えウエイトロール104の自
重も加わるため、シートWに十分な押付け力を付与する
とともに、キャンバスベルト103を介して押付け力が
ある程度拡散される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
Wのほぼ幅方向に対応する長さを有する各ウエイトロー
ル103の中間部と両端部で押付け力に差が生じ、シー
トWの幅方向において均一な押付け力を得にくい欠点が
あり、押付け力の過大・過小はシートWの品質に好まし
くない影響を及ぼす。また、シートWに接触するキャン
バスベルト103は、シートを傷付けないよう綿等の柔
軟材料で形成されるが、シートWの両縁からはみ出た糊
がそのベルト103に付着し、またこれが後続のシート
Wの表面に付着するといったトラブルが生じやすい。さ
らに、キャンバスベルト103の寿命は短く、その交換
は面倒な作業で相当の費用と労力を要するほか、生産効
率の低下を招く。
【0005】また、ベルト方式の機能の点からみると、
シートWの上面(上ライナー)がべルト103で被われ
てしまうために通気性が悪く、シートWから余分な水分
を発散したり、過乾燥時にシートWに大気中の水分を吸
収したりすることが困難である。そのため、シートWの
湿度(水分量)が多すぎたり少なすぎたりして安定しな
い欠点がある。
【0006】さらに、ベルト103はシートを搬送する
ため、ダブルフェーサの下流部に位置する冷却部かベル
トのリターン部ではベルト自体が冷やされ、シート搬入
部の熱盤部では冷えた状態でシートWと接するため、シ
ートWの上側の熱を吸収しやすく、ここから熱を奪って
シート上層を冷却する作用が働く。そのため、例えば図
14に示すようなダブルウォール(複々両面段ボールシ
ート)WDを生産する場合、上部側シートS1と下部側シ
ートS2との接着において十分な熱を得られず、両者を
接着しにくい問題があった。
【0007】本発明の課題は、両面段ボールシートの全
域に適度の押圧力を作用させてその接着を確実なものに
するとともに、シート湿度の安定化、複々両面段ボール
シートの接着性の向上、さらに保守の容易化を達成する
ダブルフェーサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】このよう
な課題を解決するために、本発明に係るタブルフェーサ
は、両面段ボルシートを熱盤に接触させつつ移動させる
一方、両面段ボールシートにその移動を許容しつつ面状
に滑り接触してそのシートを熱盤に押し付ける複数の押
付け板部材を備えることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、両面段ボールシートを熱
盤に押し付けるベルトが存在しないことにより、ベルト
への糊の付着やベルトの交換等の問題が解消し、保守が
容易で生産効率も高まる。また、熱盤上を移動する両面
段ボールシートの上面がベルトで被われないため、その
シートは押付け板部材間又は押付け板部材が配置されて
いない領域で通気できる状態となり、湿度過多の場合は
余分な水分を発散し、過乾燥の場合は大気中の水分を吸
収しやすくなる。したがって両面段ボールシートの湿度
(水分量)がより安定化する。さらに、両面段ボールシ
ートの上面に対するベルトの冷却作用がなくなり、複々
両面段ボールシートを生産する場合でも、上部側シート
と下部側シートとの接着が行いやすくなる。
【0010】また、上記構成に加え、複数の押付け板部
材が前記シートの幅方向に所定の間隔で隣接し、熱盤に
対向するように配置されれば、両面段ボールシートの幅
方向に所定の間隔で隣接する複数の押付け板部材が、両
面段ボールシートと滑り接触してこれをそれぞれ面状に
押圧するため、そのシートの幅方向において押付け力を
均一化させやすい。
【0011】さらに、複数の押付け板部材のうちの一部
のもの又は全部に、自身を厚さ方向に貫通する通孔を形
成すれば、その通孔を介して、押付け板部材の両面段ボ
ールシートに接触する側とそれとは反対側とが連通し、
両面段ボールシートの周辺雰囲気に対する通気性が一層
向上し、そのシートと周辺雰囲気との水分の移動がさら
に容易になる。
【0012】各押付け板部材は、好適には、熱盤に対し
てそれぞれ浮動伏態となるように支持され、かつそれぞ
ればね部材等の付勢部材により両面段ボールシートに向
かって付勢される。そこで各ばね部材のばね力がそれぞ
れ変更可能とされれば、押付け力の微調整が簡単にでき
る。
【0013】さらに具体的な形態では、複数の押付け板
部材は、支持部材にそれぞれ平行リンク機構等の押圧機
構を介して吊り下げ形態で連結され、各押圧機構により
両面段ボールシートとほぼ平行な姿勢を保ちつつ両面段
ボールシートに対しそれぞれ接近・離間可能に支持さ
れ、かつ前記支持部材と各押付け板部材との間に圧縮伏
態で設けられたばね部材等の付勢部材によりそれぞれ両
面段ボールシートに押し付けられる。したがって、両面
段ボールシートの厚さがばらついたり、ロット替えによ
り厚さが変更されても、各押付け板部材はシート上面に
対し常に平行な姿勢で滑り接触し、安定な押付け機能を
果たすことができる。
【0014】好ましい配置パターンとして、複数の押付
け板部材は、両面段ボールシートの輻方向に互いに隣接
して配置されて横列を形成し、かつ両面段ボールシート
の移動方向にその横列が複数列形成されるとともに、前
後に隣接する横列の各押付け板部材間の空間が互い違い
に生じるように、各横列の押付け板部材が配列される。
このようにすれば、両面段ボールシートに押付け力が作
用しない空白部が生じないから、シートの幅方向におい
てより均一な押付け力が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照して説明する。図1及び図2は、本
発明のダブルフェーサ1の全体システムを模式的に示す
ものである。ダブルフェーサ1は、図示しないシングル
フェーサから送られる片面段ボールシートの段頂部に糊
付け装置(図示せず)で糊付けし、これにライナーを貼
り合わせて未乾燥の両面段ボールシートを形成し、これ
をヒーティング部2で押圧しながら加熱し糊を乾燥させ
る。シートWの移動(搬送)装置として、ヒーティング
部2の下流にベルト駆動式の搬送部4が設けられ、これ
でシートWを牽引する。
【0016】搬送部4は、シートWを挟む形態で下部ベ
ルトコンベア14と上部ベルトコンベア16とを備え、
摩擦力でシートWを移動させる。下部ベルトコンベア1
4は、モータMで駆動される駆動ローラ6、従動ローラ
8、ベルト張力の調整ローラ10、これらローラに掛け
渡された搬送ベルト12を備え、そのベルト12が矢印
の向きに巡回する。上部コンベア16もこれと同様の構
成で、下部ベルトコンベア14と同期して作動する。
【0017】両ベルトコンベア14、16のベルト1
2、12は周回軌道の対向部分で互いに平行に移動する
ように配置されている。シートWは、駆動ロール6、6
及び従動ロール8、8によって挟持されるとともに(挟
持されない場合もある)、ゴム、布等の柔軟シートで形
成されたベルト12、12による摩擦力を受けて、ベル
ト12、12の移動とともにヒーティング部2から連続
して牽引され、ダブルフェーサ1の下流側に搬送され
て、切断工程等の後工程に供される。
【0018】ヒーティング部2は、よく知られた熱盤1
8と、押付け板36を含む押付け機構20とを備える。
熱盤18は、内部に蒸気等の熱媒体が供給され、その上
面の加熱面18aにシートWを接触させることによりシ
ートWを加熱乾燥するものである。熱盤18は図2に示
すように、シートWの輻方向に一体的に形成され、この
熱盤18がシートWの搬送方向に複数個並列設置されて
おり、シートWをベルトコンベア14、16で搬送する
間に、複数の加熱面18aに連続して接触させて、糊を
乾燥させる。
【0019】押付け板36は、移動するシートWにその
搬送移動を許容しつつ滑り接触して、これを熱盤18の
加熱面18aに押し付け、片面段ボールシートとライナ
ーとの糊付け部分を密着させつつ伝熱効果を高めて、糊
を乾燥・固化させるものである。図2及び図3に示すよ
うに、複数の押付け板36は、ヒーティング部2におい
て熱盤18の加熱面18aに上方から対向するように、
シート幅方向に隣接して配置され、これが1単位の横列
を形成するとともに、この横列がシート搬送方向に複数
列設けられている。図2から明らかなように、各横列同
士は、横方向に隣接する押付け板36間の空間(この例
では隙間20a)がシート搬送方向に一直線状につなが
らないように、互い違いに配列され、シート幅方向にお
いて押付け力の作用しない空白部分が生じないようにな
っている。これらの押付け板36、ひては押付け機構2
0は、熱盤18の側端に沿って設けられたフレーム部材
22、22にほぼ直角に架けわたされた支持ビーム24
によって支持されている。
【0020】図4及び図5に個々の押付け板36を含む
押付け機構20を示す。上述の支持ビーム24は押付け
板36の支持部材として機能するもので、この支持ビー
ム24にはブラケット30、30が固定されて、ブラケ
ット30の前方端部30aの近傍には一対の前方アーム
32、32の中間曲げ部が、また後方端部30bの近傍
には一対の直線状の後方アーム34、34の上端部が、
それぞれ軸31により回動可能に連結されている。一
方、各アーム32、34の下端部は、押付け板36にそ
の上面に固定のブラケット37、37を介して、それぞ
れ軸33により回動可能に連結されている。つまり、上
部のブラケット30、アーム32、34及び押付け板3
6を含んで平行リンク機構が構成され、これが押付け板
36の左右に1組ずつ都合2組設けられている。これら
の平行リンク機構によって押付け板36は、熱盤18に
対し浮動状態で上記支持ビーム24に支持され、かつ熱
盤18の加熱面18aとほぼ平行な姿勢を保ちつつ、熱
盤18に対し接近・離間可能とされている。
【0021】そして、押付け板36は圧縮コイルばね4
0により熱盤18側に付勢される。このばね40は、予
圧縮状態においてその上端部が一対のブラケット30、
30間のほぼ中央位置で支持ビーム24に上部ばね受け
部40aを介して受けられ、下端部が押付け板36の重
心近傍で下部ばね受け部40bを介して受けられて、押
付け板36にシートWに対する押付け力を付与する。な
お、上述の平行リンク機構が回動する際には、その圧縮
コイルばね40が軸方向の角度を変え、又は弾性的に湾
曲してそれに追従する。
【0022】一対の前方アーム32、32の上端部32
aには、ストッパー42が取り付けられており、このス
トッパー42が支持ビーム24の側面に当接することに
より、前方アーム32及び後方アーム34の一方向の回
転(図4では時計方向)が制止され、押付け板36の熱
盤18側への接近限度が規定される。後述のように支持
ビーム32が上昇するとき、このストッパー42が働い
て、熱盤18と押付け板36との間にシートWを通す隙
間が確保される。また、そのストッパー42で規定され
る押付け板36の移動限度において、前方アーム32、
32と後方アーム34、34は、図4に示すような下端
部を後方に引いて傾斜した姿勢となり、シートWとの滑
り接触による摩擦力が押付け板36に加わると、これが
押付け板36を押し戻す向きに作用する。言い換えれ
ば、その摩擦力で押付け板36がシートWに対し食い込
み勝手にならないように調整されている。
【0023】押付け板36は、例えば鉄等の金属製であ
ってほぼ平板形状をなし、シートWに面接触するため、
その押付け力をシートWの上面にほぼ均一に加えること
ができる。また、その前方端部36aは上方に湾曲して
おり、シートWに厚みむらがあったり波打ったりしても
これを乗り越え、シートWを円滑に移動させるようにな
っている。また、押付け板36のシートWとの摺動面
(下面)は、シートWとの摩擦係数が小さくなるように
平滑に仕上げられている。
【0024】図6(a)及び(b)に示すように、それ
ぞれの押付け板36の幅方向中央には、長手方向に沿っ
て複数(図6では3個)の通孔38が板厚方向に貫通し
て設けられている。通孔38は、押付け板36の上側及
び下側とを互いに連通させ、押付け板36がシートWに
押し付けられた状態でも、その通孔38を介してシート
Wとその上側空間との通気性を確保する。
【0025】以上のようなダブルフェーサー1に対しシ
ートWのセッティングを行うには、図7に示すように、
各支持ビーム24を一斉に上昇させ、ストッパー42に
より位置が規定された各押付け板36と熱盤18との隙
間にシートWを導く。この支持ビーム24の昇降のため
に、例えば図8に示すように、フレーム部材22に固定
したブラケット50にシリンダ52を取り付け、油圧・
圧縮空気等の圧力源53により制御弁55を介してシリ
ンダ52のピストンロッド54を伸縮させ、このピスト
ンロッド54に支持ビーム24を連結することができ
る。シートWを導いた状態で支持ビーム24を設定位置
まで下降させれば、押付け板36がシートWに押し付け
られて平行リンク機構が偏平方向に所定角度回動し、ば
ね40は初期圧縮状態からさらに一定量圧縮されて、ス
トッパー42が支持ビーム24から離れた状態となる。
【0026】このような構成の各押付け板36は、図3
のように互いに独立してシートWを熱盤18に押し付け
るため、シートWあるいは加熱面18aに仮に凹凸や高
低差があっても各押付け板36がこれに追従し、未押圧
部分の発生や押圧力分布の片寄りが抑制される。
【0027】また、図9に示すように、シートWが熱盤
18に押し付けられつつ下流に移動する過程で、シート
Wが各押付け板36間のスペースを通じて大気と直接触
れることができ、加熱状態のシートWから蒸気を上方に
発散させたり、逆に加熱下でシートWが乾燥し過ぎてい
る場合は、大気中から必要な水分を吸収するなど、周辺
大気とシートWとの間で水分の移動が容易になり、シー
トWの湿度がより安定する。しかも、押付け板36に通
孔38が形成されているから、一層通気性がよく、蒸気
の拡散など上述の水分のやり取りを行いやすい。
【0028】さらに、図10に示すように、複々段ボー
ルシートWDを生産する場合でも、押付け用のベルトが
ないから、上部側シートS1から熱が奪われにくく、上
部側シートS1と下部側シートS2の糊接合部も効果的に
加熱され、好ましい接合強度が得やすくなる。
【0029】なお、押付け板36のばね40のばね力を
個別に変化させて、シートWに作用する押圧力分布を調
整可能にする場合には、例えば図11(a)に示すよう
な調節部を各押付け機構20に設けることができる。す
なわち、ばね40の上端を受けるばね受け部56に調整
ねじ軸62を連結し、このねじ軸62を支持ビーム24
のねじ孔60に螺合する。ロックナット63を緩めた状
態で、調整ねじ軸62を螺進・螺退させれば、ばね40
の初期セット荷重が変わり、シートに対する押付け力を
個別に変えることができる。
【0030】以上、本発明の実施の形態を一実施例を参
照して説明したが、これは文字通り例示であり、当業者
の知識に基づき、種々の変形を施した態様で本発明を実
施し得ることは勿論である。
【0031】例えば、図12に示すように、圧縮コイル
ばねに代え、エアバッグ70を用いいて押付け板36を
熱盤18側に付勢することもできる。エアバッグ70は
柔軟な密閉されたもので、支持ビーム24等の支持部材
と押付け板36との間に配置され、その内部には圧縮空
気等の所定の圧力媒体が供給されて、エアバッグ70が
膨らんだ状態で、弾性的に押付け板36を押圧する。そ
の圧力媒体の供給圧力を変えれば、押付け板36に対す
る付勢力を変えることができる。なお、このエアバッグ
70は一種の空気ばねとして把握することもできる。
【0032】また、図1の下部ベルトコンベア14を周
知のサクションコンベア(負圧吸引ベルトコンベア)に
して、上部ベルトコンベア16をなくすことができる。
また、上下のコンベアを共にサクションコンベア(例え
ば符号72、73等)としてもよい。
【0033】図6に示す押付け板36の通孔38は、板
面の全体に散点状に設けることもできるし、その板輻に
近いような大きなサイズの単一の通孔を形成することも
できる。また通孔の形状は任意であり、例えばシートW
の搬送方向と平行または直角な方向など、所定の方向に
延びる単一又は複数のスリット状のものとすることも可
能である。
【0034】さらに、押付け板を熱盤に対して浮動伏態
に支持する機構として、平行リンク機構のほかに、例え
ば上下方向又は斜め方向など、直線的なスライド機構を
介して押付け板を支持してもよい。
【0035】なお、押付け板として、シートの幅方向に
所定の間隔で隣接する分割形態の複数のものを示した
が、これに代え、シートの幅方向に連続する一体的な押
付け板部材を採用することもできる。この場合、シート
の幅寸法に対応する押付け板部材を厚さ方向に弾性変形
可能なものとし、かつその幅方向に所定の間隔でばね部
材等の付勢部材を設ければ、シートの幅方向において均
一な押付け力を得やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダブルフェーサーの全体構成の一例を
模式的に示す側面図。
【図2】その平面図。
【図3】その正面図。
【図4】押付け板を含む押付け機構の一例を拡大して示
す側面図。
【図5】その正面図。
【図6】押付け板に設けられた通孔の一例を示す図。
【図7】押付け板の上昇状態を示す図。
【図8】支持ビームの昇降機構の一例を示す模式的な正
面図。
【図9】両面段ボールシートと周辺雰囲気との通気性に
関する概念的な説明図。
【図10】複々両面段ボールシートに対する作用を示す
概念的な説明図。
【図11】押付け板に対するばね力を調節する機構の一
例を示す側面図。
【図12】押付け板の付勢手段としてエアバッグを用い
た例を示す側面図。
【図13】従来のダブルフェーサの押圧機構を模式的に
示す側面図。
【図14】従来例の欠点を説明する模式的な断面図。
【符号の説明】
1 ダブルフェーサ 2 ヒーティング部 4 搬送部 12 搬送ベルト 14 下部ベルトコンベア 16 上部ベルトコンベア 18 熱盤 20 押付け機構 32 前方アーム 34 後方アーム 36 押付け板 38 通孔 40 圧縮コイルばね(付勢部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面段ボールシートを製造する過程で、
    その両面段ボールシートを熱盤に接触させつつ移動させ
    るダブルフェーサにおいて、 両面段ボールシートにその移動を許容しつつ面状に滑り
    接触してそのシートを熱盤に押し付ける複数の押付け板
    部材を備えることを特徴とするダブルフェーサ。
  2. 【請求項2】 前記複数の押付け板部材は、前記シート
    の幅方向に所定の間隔で隣接し、前記熱盤に対向するよ
    うに配置されたことを特徴とする請求項1に記載のダブ
    ルフェーサ。
  3. 【請求項3】 前記複数の押付け板部材のうちの一部の
    もの又は全部には、自身を厚さ方向に貫通する通孔が形
    成され、その通孔を介して、その押付け板部材の両面段
    ボールシートに接触する側とそれとは反対側とが連通す
    るようになっている請求項1又は2に記載のダブルフェ
    ーサ。
  4. 【請求項4】 前記押付け板部材は、前記熱盤に対して
    それぞれ浮動状態となるように支持され、かつそれぞれ
    付勢部材により前記両面段ボールシートに向かって付勢
    されたものである請求項1ないし3のいずれかに記載の
    ダブルフェーサ。
  5. 【請求項5】 前記複数の押付け板部材を前記両面段ボ
    ールシートに向かって付勢する付勢部材としてそれぞれ
    ばね部材が設けられ、かつ各ばね部材のばね力がそれぞ
    れ変更可能とされている請求項4に記載のダブルフェー
    サ。
  6. 【請求項6】 前記複数の押付け板部材は、支持部材に
    それぞれ押圧機構を介して吊り下げ形態で連結されて、
    前記両面段ボールシートとほぼ平行な姿勢を保ちつつ前
    記両面段ボールシートに対しそれぞれ接近・離間可能に
    支持され、かつ前記支持部材と各押付け板部材との間に
    圧縮状態で設けられた付勢部材によりそれぞれ両面段ボ
    ールシートに押し付けられる請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のダブルフェーサ。
  7. 【請求項7】 前記複数の押付け板部材は、前記両面段
    ボールシートの幅方向に互いに隣接して配置されて横列
    を形成し、かつ両面段ボールシートの移動方向にその横
    列が複数列形成されるとともに、前後に隣接する横列の
    各押付け板部材間の隙間が互い違いに生じるように、各
    横列の押付け板部材が配列されている請求項1ないし6
    のいずれかに記載のダブルフェーサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103407622A (zh) * 2013-06-27 2013-11-27 蚌埠申徽彩色印刷包装有限公司 一种纸板成型碾压装置
CN110370729A (zh) * 2019-06-12 2019-10-25 温州一诚包装有限公司 一种纸板压平机

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