JPH10305545A - 積層パネルの製造方法 - Google Patents
積層パネルの製造方法Info
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- JPH10305545A JPH10305545A JP9114023A JP11402397A JPH10305545A JP H10305545 A JPH10305545 A JP H10305545A JP 9114023 A JP9114023 A JP 9114023A JP 11402397 A JP11402397 A JP 11402397A JP H10305545 A JPH10305545 A JP H10305545A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡樹脂体の両面に補強層を介して硬質な面
板を貼り合わせた積層パネルを効率よく製造することの
できる積層パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 両表面に硬質な面板13が配置され、そ
の間にシート状の補強層12を介して発泡樹脂体11が
挟み込まれ、面板13、シート状の補強層12及び発泡
樹脂体11が相互に接合された積層パネルを製造する方
法であって、発泡性樹脂体11の両面に接着剤を介して
それぞれ面板13を配置して積層し、この積層体10を
間隔をあけて配置された2つの加熱加圧板14a、14
bの間に位置決めし、次いで両加熱加圧板を所定の温度
に加熱しながら上部側の加熱加圧板14aを接近させて
積層体10を面板13の外側から加熱及び加圧し、この
加熱により面板13に接触している発泡樹脂体11の表
面部を所定の厚みに亘って溶融し、気泡圧潰層を形成し
てシート状の補強部12とすることを特徴とする。
板を貼り合わせた積層パネルを効率よく製造することの
できる積層パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 両表面に硬質な面板13が配置され、そ
の間にシート状の補強層12を介して発泡樹脂体11が
挟み込まれ、面板13、シート状の補強層12及び発泡
樹脂体11が相互に接合された積層パネルを製造する方
法であって、発泡性樹脂体11の両面に接着剤を介して
それぞれ面板13を配置して積層し、この積層体10を
間隔をあけて配置された2つの加熱加圧板14a、14
bの間に位置決めし、次いで両加熱加圧板を所定の温度
に加熱しながら上部側の加熱加圧板14aを接近させて
積層体10を面板13の外側から加熱及び加圧し、この
加熱により面板13に接触している発泡樹脂体11の表
面部を所定の厚みに亘って溶融し、気泡圧潰層を形成し
てシート状の補強部12とすることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層パネルの製造方
法に関し、更に詳細には例えば建築物の内装パネル等に
使用可能な軽量の積層パネルを製造する方法に関する。
法に関し、更に詳細には例えば建築物の内装パネル等に
使用可能な軽量の積層パネルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚の薄い金属板間に、例えば発
泡スチロールのような発泡樹脂材をサンドイッチ状に挟
んで接合した積層パネルは、その構造上非常に軽量で、
しかも断熱性に優れていることからユニットバスの壁材
など種々の建材として用いられている。
泡スチロールのような発泡樹脂材をサンドイッチ状に挟
んで接合した積層パネルは、その構造上非常に軽量で、
しかも断熱性に優れていることからユニットバスの壁材
など種々の建材として用いられている。
【0003】通常、この種の積層パネルは、面板を薄く
することが軽量化及びコスト低下のために行われている
が、面板を薄くすれば表面強度が低下し、衝撃強度によ
る凹みや開孔発生の原因となるので、その表面の強度を
上げるために面板と発泡樹脂材との間にガラス繊維など
の布状物からなる補強シート13を介在させている。
することが軽量化及びコスト低下のために行われている
が、面板を薄くすれば表面強度が低下し、衝撃強度によ
る凹みや開孔発生の原因となるので、その表面の強度を
上げるために面板と発泡樹脂材との間にガラス繊維など
の布状物からなる補強シート13を介在させている。
【0004】従来、この種の積層パネルの製造方法とし
ては、所定の厚さと所定の大きさに形ち取られた大きさ
の1枚の発泡スチロール板を予め準備し、次いでそれぞ
れ両面に接着剤が塗布された補強シートを発泡スチロー
ル板の両面に配置し、更にその外側に薄い金属板からな
る面板を配置して所定の加圧力を掛けて貼り合わせるこ
とで形成されていた。
ては、所定の厚さと所定の大きさに形ち取られた大きさ
の1枚の発泡スチロール板を予め準備し、次いでそれぞ
れ両面に接着剤が塗布された補強シートを発泡スチロー
ル板の両面に配置し、更にその外側に薄い金属板からな
る面板を配置して所定の加圧力を掛けて貼り合わせるこ
とで形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のこの
種の積層パネルの製造方法は、発泡スチール板の両面に
補強シートを配置し、更にその外側に面板を配置し、そ
の際に補強シートの両面、又は発泡スチロール板及び面
板のそれぞれ対向面に接着剤を予め塗布するか、若しく
は接着性の樹脂フィルム等を挟むかして、これらをサン
ドイッチ状に積層し、その後加圧して相互に接着するこ
とにより形成しているため、非常に生産性が悪く、従っ
て生産コストも必然的に高くなり、これがこの種の積層
パネルを使用した製品の価格を高騰させる原因ともなっ
ていた。
種の積層パネルの製造方法は、発泡スチール板の両面に
補強シートを配置し、更にその外側に面板を配置し、そ
の際に補強シートの両面、又は発泡スチロール板及び面
板のそれぞれ対向面に接着剤を予め塗布するか、若しく
は接着性の樹脂フィルム等を挟むかして、これらをサン
ドイッチ状に積層し、その後加圧して相互に接着するこ
とにより形成しているため、非常に生産性が悪く、従っ
て生産コストも必然的に高くなり、これがこの種の積層
パネルを使用した製品の価格を高騰させる原因ともなっ
ていた。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、発泡樹脂体の両面にそれ
ぞれシート状の補強層と硬質な面板を設けた積層パネル
を効率よく製造することのできる積層パネルの製造方法
を提供することにある。
決するためになされたもので、発泡樹脂体の両面にそれ
ぞれシート状の補強層と硬質な面板を設けた積層パネル
を効率よく製造することのできる積層パネルの製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は積層パネルの製
造方法であり、前述した技術的課題を解決するため以下
のような構成とされている。すなわち、本発明は、両表
面に面板が配置され、その間にシート状の補強層を介し
て発泡樹脂体が挟み込まれ、前記面板、前記シート状の
補強層及び前記発泡樹脂体が相互に接合された積層パネ
ルを製造する方法であって、前記発泡性樹脂体の両面に
面板を配置して積層し、この積層体を間隔をあけて配置
された2つの加熱加圧機構の間に位置決めする工程と、
前記両加熱加圧機構を所定の温度に加熱しながら前記積
層体を前記面板の外側から加熱及び加圧する工程と、こ
の加圧加熱により前記面板に接触している前記発泡樹脂
体の表面部を所定の厚みに亘って溶融し、前記補強層と
しての気泡圧潰層を形成する工程とを含んで構成されて
いる。
造方法であり、前述した技術的課題を解決するため以下
のような構成とされている。すなわち、本発明は、両表
面に面板が配置され、その間にシート状の補強層を介し
て発泡樹脂体が挟み込まれ、前記面板、前記シート状の
補強層及び前記発泡樹脂体が相互に接合された積層パネ
ルを製造する方法であって、前記発泡性樹脂体の両面に
面板を配置して積層し、この積層体を間隔をあけて配置
された2つの加熱加圧機構の間に位置決めする工程と、
前記両加熱加圧機構を所定の温度に加熱しながら前記積
層体を前記面板の外側から加熱及び加圧する工程と、こ
の加圧加熱により前記面板に接触している前記発泡樹脂
体の表面部を所定の厚みに亘って溶融し、前記補強層と
しての気泡圧潰層を形成する工程とを含んで構成されて
いる。
【0008】この積層パネルの製造方法において、前記
面板としては、熱可塑性樹脂、木質有機材料、並びに金
属のいずれかで形成されたシートを使用することができ
る。また、前記発泡樹脂体としては、ポリスチレン、ポ
リエチレンテレフタレートを使用することができる。
面板としては、熱可塑性樹脂、木質有機材料、並びに金
属のいずれかで形成されたシートを使用することができ
る。また、前記発泡樹脂体としては、ポリスチレン、ポ
リエチレンテレフタレートを使用することができる。
【0009】本発明における積層パネルの製造方法によ
ると、1つの発泡樹脂体の両表面に面板を配置して積層
体とし、この積層体に、両方の面板の外側から加熱加圧
機構を当てる。この加熱加圧機構は、所定の温度に加熱
され、この積層体を挟み込むように加圧する。これによ
り、面板に接触している発泡樹脂体の表面部は、所定の
厚みに亘って溶融し、気泡圧潰層となると共に面板に強
力に接合する。
ると、1つの発泡樹脂体の両表面に面板を配置して積層
体とし、この積層体に、両方の面板の外側から加熱加圧
機構を当てる。この加熱加圧機構は、所定の温度に加熱
され、この積層体を挟み込むように加圧する。これによ
り、面板に接触している発泡樹脂体の表面部は、所定の
厚みに亘って溶融し、気泡圧潰層となると共に面板に強
力に接合する。
【0010】その結果、前述の気泡圧潰層がシート状の
補強層として機能することになり、従って従来のように
特別な補強シートを配置する必要がなく、発泡樹脂体へ
の面板の接合だけで、補強層が形成されるためこの種の
積層パネルを極めて効率的に製造することができる。
補強層として機能することになり、従って従来のように
特別な補強シートを配置する必要がなく、発泡樹脂体へ
の面板の接合だけで、補強層が形成されるためこの種の
積層パネルを極めて効率的に製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の積層パネルの製造
方法を図に示される実施形態について更に詳細に説明す
る。図1には本発明の一実施形態に係る積層パネルの製
造方法における一工程が概略的に示され、図2には、図
1の工程を経て積層パネルが完成された状態が概略的に
示されている。完成されたこの積層パネルPは、図2か
らも明らかなように芯材である発泡樹脂体11の両面に
シート状の補強層12を介して面板13が接合されてい
る。
方法を図に示される実施形態について更に詳細に説明す
る。図1には本発明の一実施形態に係る積層パネルの製
造方法における一工程が概略的に示され、図2には、図
1の工程を経て積層パネルが完成された状態が概略的に
示されている。完成されたこの積層パネルPは、図2か
らも明らかなように芯材である発泡樹脂体11の両面に
シート状の補強層12を介して面板13が接合されてい
る。
【0012】本発明の一実施形態に係る積層パネルの製
造方法を実施する前に、所定の厚みと所定の形状をした
発泡樹脂体11が予め常法に従って準備される。この発
泡樹脂体11がその後に完成される積層パネルの芯材を
構成する。この発泡樹脂体11としては、独立気泡の発
泡体が用いられ、材質的にはポリスチレン、ポリエチレ
ンテレフタレートを含む発泡性樹脂材料を挙げることが
できる。
造方法を実施する前に、所定の厚みと所定の形状をした
発泡樹脂体11が予め常法に従って準備される。この発
泡樹脂体11がその後に完成される積層パネルの芯材を
構成する。この発泡樹脂体11としては、独立気泡の発
泡体が用いられ、材質的にはポリスチレン、ポリエチレ
ンテレフタレートを含む発泡性樹脂材料を挙げることが
できる。
【0013】この場合の発泡倍率としては、ポリスチレ
ンについては3〜50倍、好ましくは10〜30倍であ
り、またポリエチレンテレフタレートについては3〜6
0倍、好ましくは20〜50倍である。
ンについては3〜50倍、好ましくは10〜30倍であ
り、またポリエチレンテレフタレートについては3〜6
0倍、好ましくは20〜50倍である。
【0014】この発泡樹脂体11を使用した積層パネル
Pを製造する工程としては、最初に、図1に示されるよ
うに上下に間隔をあけて配置された2つの加熱加圧板1
4a、14bを備える加熱加圧装置14における下部側
の加熱加圧板14b上に面板13が配置され、この面板
13の表面に液体状の接着剤が塗布される。この液体状
の接着剤としては、例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂
又はアクリル樹脂等を使用することができる。勿論、こ
のような液体状の接着剤を発泡体中に練り込んでおいて
もよい。
Pを製造する工程としては、最初に、図1に示されるよ
うに上下に間隔をあけて配置された2つの加熱加圧板1
4a、14bを備える加熱加圧装置14における下部側
の加熱加圧板14b上に面板13が配置され、この面板
13の表面に液体状の接着剤が塗布される。この液体状
の接着剤としては、例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂
又はアクリル樹脂等を使用することができる。勿論、こ
のような液体状の接着剤を発泡体中に練り込んでおいて
もよい。
【0015】このような液体状の接着剤の塗布に代え
て、接着性樹脂フィルムを面板13上に配置することも
できる。この場合、接着性樹脂フィルムの材料として
は、例えば変性ポリオレフィン、エチレンビニルアセテ
ート等を挙げることができる。
て、接着性樹脂フィルムを面板13上に配置することも
できる。この場合、接着性樹脂フィルムの材料として
は、例えば変性ポリオレフィン、エチレンビニルアセテ
ート等を挙げることができる。
【0016】加熱加圧板14a、14bは、下部側の加
熱加圧板14bが固定状態にあって、上部側の加熱加圧
板14aが下部側の加熱加圧板14bに対して離隔接近
可能に移動できる。そして、2つの加熱加圧板14a、
14bには、公知の手段からなる加熱装置(図示せず)
が内蔵されている。
熱加圧板14bが固定状態にあって、上部側の加熱加圧
板14aが下部側の加熱加圧板14bに対して離隔接近
可能に移動できる。そして、2つの加熱加圧板14a、
14bには、公知の手段からなる加熱装置(図示せず)
が内蔵されている。
【0017】下部側の加熱加圧板14b上に配置された
面板13の上には更に前述したように既に準備されてい
る発泡樹脂体11が乗せられ、次いでその上にもう一枚
の面板13が乗せられる。ここで使用される面板13
は、塩化ビニール、ポリエチレン、メラミン樹脂及びナ
イロンを含む熱可塑性樹脂、突き板及び木材を含む有機
材料、並びにアルミ、ステンレス、鋼板及びチタンを含
む金属等の材料から形成することができる。
面板13の上には更に前述したように既に準備されてい
る発泡樹脂体11が乗せられ、次いでその上にもう一枚
の面板13が乗せられる。ここで使用される面板13
は、塩化ビニール、ポリエチレン、メラミン樹脂及びナ
イロンを含む熱可塑性樹脂、突き板及び木材を含む有機
材料、並びにアルミ、ステンレス、鋼板及びチタンを含
む金属等の材料から形成することができる。
【0018】これらの材料の中でも、特に熱伝導性の良
好な金属材等で面板を形成することが、その後の工程を
進める上で適している。このようにして、面板13、発
泡樹脂体11及び面板13を順次に積層してなる積層体
10が下部側の加熱加圧板14b上に配置されると、そ
の加熱加圧板14b上において積層体10の少なくとも
1対の対向側部に加圧力制限用のスペーサ15が配置さ
れる。
好な金属材等で面板を形成することが、その後の工程を
進める上で適している。このようにして、面板13、発
泡樹脂体11及び面板13を順次に積層してなる積層体
10が下部側の加熱加圧板14b上に配置されると、そ
の加熱加圧板14b上において積層体10の少なくとも
1対の対向側部に加圧力制限用のスペーサ15が配置さ
れる。
【0019】次いで、両加熱加圧板14a、14bが所
定温度に加熱されると、上部側の加熱加圧板14aが図
示しない油圧ピストンシリンダー装置などを利用して下
降され、積層体10が2つの加熱加圧板14a、14b
で面板13の外側から挟圧される。面板13間に挟まれ
た発泡樹脂体11は、加熱加圧板14a、14bによる
加熱と加圧によって発泡樹脂体11における面板13に
接触している表面部分が溶融する。
定温度に加熱されると、上部側の加熱加圧板14aが図
示しない油圧ピストンシリンダー装置などを利用して下
降され、積層体10が2つの加熱加圧板14a、14b
で面板13の外側から挟圧される。面板13間に挟まれ
た発泡樹脂体11は、加熱加圧板14a、14bによる
加熱と加圧によって発泡樹脂体11における面板13に
接触している表面部分が溶融する。
【0020】発泡樹脂体11における面板13に接触し
ている表面部分が溶融すると、ガスが発生するのでこの
ガスを逃がす(脱気する)ため加熱加圧板14aが若干
上昇されて加圧力を一時的に解除する。そして、再び加
熱加圧板14aを下降し、面板13を介して発泡樹脂体
11を加熱加圧する。このような加圧力の付与と解除
は、そのサイクルを1回/0.5〜5秒とすると、3〜
10回繰り返され、最終的は下降している上部側の加熱
加圧板14aが積層体10の両サイドに配置されたスペ
ーサ15に当接する。
ている表面部分が溶融すると、ガスが発生するのでこの
ガスを逃がす(脱気する)ため加熱加圧板14aが若干
上昇されて加圧力を一時的に解除する。そして、再び加
熱加圧板14aを下降し、面板13を介して発泡樹脂体
11を加熱加圧する。このような加圧力の付与と解除
は、そのサイクルを1回/0.5〜5秒とすると、3〜
10回繰り返され、最終的は下降している上部側の加熱
加圧板14aが積層体10の両サイドに配置されたスペ
ーサ15に当接する。
【0021】その結果、両面板13に接触するの発泡樹
脂体11の両面側においてほぼ等しい厚みの気泡圧潰層
(溶融層)が形成されることになる。このような加熱加
圧工程が終了すると、その後、冷却プレスを用いて約1
0〜70Kg/cm2 の圧力で約5〜15分間プレスす
る。これより、発泡樹脂体11の表面はシート状の気泡
圧潰層となると共に接着剤により面板13に強力に接合
する。
脂体11の両面側においてほぼ等しい厚みの気泡圧潰層
(溶融層)が形成されることになる。このような加熱加
圧工程が終了すると、その後、冷却プレスを用いて約1
0〜70Kg/cm2 の圧力で約5〜15分間プレスす
る。これより、発泡樹脂体11の表面はシート状の気泡
圧潰層となると共に接着剤により面板13に強力に接合
する。
【0022】面板13間に配置された発泡樹脂体11
は、本来的に断熱性を持つものであるので、溶融部は面
板13との接触部にしか形成されず、その厚みは上部側
の加熱加圧板14aの下降ストロークによって決定され
る。すなわち、この下降ストロークの制限を図るのがス
ペーサ15なのである。
は、本来的に断熱性を持つものであるので、溶融部は面
板13との接触部にしか形成されず、その厚みは上部側
の加熱加圧板14aの下降ストロークによって決定され
る。すなわち、この下降ストロークの制限を図るのがス
ペーサ15なのである。
【0023】従って、このスペーサ15の高さを適宜変
更すれば、これによって気泡圧潰層即ち溶融部の厚みを
制御することができる。なお、更に強度が要求される場
合には、面板13の下、即ち面板13と気泡圧潰層12
との間に織布或いは不織布などの繊維質材料からなる層
を介在させてもよい。
更すれば、これによって気泡圧潰層即ち溶融部の厚みを
制御することができる。なお、更に強度が要求される場
合には、面板13の下、即ち面板13と気泡圧潰層12
との間に織布或いは不織布などの繊維質材料からなる層
を介在させてもよい。
【0024】このようにして形成されたシート状の気泡
圧潰層は、非常に硬質で且つ強度が高い性質があり、そ
のため、従来、別途配置していた補強シートとして機能
させることができる。すなわち、各面板13に接触する
発泡樹脂体11の表面部分に気泡圧潰層をシート状に形
成することで補強層12が形成される。このようにして
形成される積層パネルPにおける各構成要素の具体的な
寸法や、加熱温度、加圧力等を以下の表に示す。
圧潰層は、非常に硬質で且つ強度が高い性質があり、そ
のため、従来、別途配置していた補強シートとして機能
させることができる。すなわち、各面板13に接触する
発泡樹脂体11の表面部分に気泡圧潰層をシート状に形
成することで補強層12が形成される。このようにして
形成される積層パネルPにおける各構成要素の具体的な
寸法や、加熱温度、加圧力等を以下の表に示す。
【0025】
【表1】 *表面化粧材:ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリブチ レンテレフタレート等のエンジニアリングプラスチックと無 機フィラー、着色剤等を混合してシート化したもの。
【0026】
【表2】
【0027】なお、前述した実施形態では、積層体10
を2つの加熱加圧板14a、14bで面板13の外側か
ら挟圧する場合にについて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば無端ベルトやローラ等
を使用したロール方式でも同様な工程で積層パネルPを
製造することができる。しかも、ロール方式での積層パ
ネルPの製造は、前述した実施形態の場合に比べて長尺
なパネルを安価に製造することができるという利点があ
る。
を2つの加熱加圧板14a、14bで面板13の外側か
ら挟圧する場合にについて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば無端ベルトやローラ等
を使用したロール方式でも同様な工程で積層パネルPを
製造することができる。しかも、ロール方式での積層パ
ネルPの製造は、前述した実施形態の場合に比べて長尺
なパネルを安価に製造することができるという利点があ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の積層パネ
ルの製造方法によれば、1つの発泡樹脂体の両表面に接
着剤等を介在させて硬質な面板を配置して積層体とし、
この積層体を、両方の面板の外側から加熱加圧板により
加熱しながら挟圧することにより、面板に接触している
発泡樹脂体の表面部を所定の厚みに亘って溶融させるこ
とで気泡圧潰層となってシート状の補強層を形成するよ
うにしたことから、従来のように特別な補強シートを配
置する必要がなく、発泡樹脂体への面板の接合だけで補
強層を形成できるため、この種の積層パネルを極めて効
率的に製造することができる。
ルの製造方法によれば、1つの発泡樹脂体の両表面に接
着剤等を介在させて硬質な面板を配置して積層体とし、
この積層体を、両方の面板の外側から加熱加圧板により
加熱しながら挟圧することにより、面板に接触している
発泡樹脂体の表面部を所定の厚みに亘って溶融させるこ
とで気泡圧潰層となってシート状の補強層を形成するよ
うにしたことから、従来のように特別な補強シートを配
置する必要がなく、発泡樹脂体への面板の接合だけで補
強層を形成できるため、この種の積層パネルを極めて効
率的に製造することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る積層パネルの製造方
法における一工程を概略的に示す断面図である。
法における一工程を概略的に示す断面図である。
【図2】図1の工程を経て積層パネルが完成された状態
を概略的に示す断面図である。
を概略的に示す断面図である。
P 積層パネル 10 積層体 11 発泡樹脂体 12 シート状の補強層(気泡圧潰層) 13 面板 14 加熱加圧装置 14a 加熱加圧板(加熱加圧機構) 14b 加熱加圧板(加熱加圧機構) 15 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 両表面に面板が配置され、その間にシー
ト状の補強層を介して発泡樹脂体が挟み込まれ、前記面
板、前記シート状の補強層及び前記発泡樹脂体が相互に
接合された積層パネルを製造する方法であって、 前記発泡性樹脂体の両面に面板を配置して積層し、この
積層体を間隔をあけて配置された2つの加熱加圧機構の
間に位置決めする工程と、 前記両加熱加圧機構を所定の温度に加熱しながら前記積
層体を前記面板の外側から加熱及び加圧する工程と、 この加圧加熱により前記面板に接触している前記発泡樹
脂体の表面部を所定の厚みに亘って溶融し、前記補強層
としての気泡圧潰層を形成する工程と、を含む積層パネ
ルの製造方法。 - 【請求項2】 前記面板が、熱可塑性樹脂、木質有機材
料、並びに金属のいずれかで形成されたシートにより構
成され、前記発泡樹脂体がポリスチレン、ポリエチレン
テレフタレートから形成されていることを特徴とする請
求項1に記載の積層パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9114023A JPH10305545A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 積層パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9114023A JPH10305545A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 積層パネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305545A true JPH10305545A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14627115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9114023A Pending JPH10305545A (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | 積層パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305545A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011013691A1 (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | 新日本製鐵株式会社 | 積層鋼板 |
| JP2016173174A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | 古河電気工業株式会社 | 断熱部材、断熱部材の製造方法 |
-
1997
- 1997-05-01 JP JP9114023A patent/JPH10305545A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011013691A1 (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-03 | 新日本製鐵株式会社 | 積層鋼板 |
| US9833972B2 (en) | 2009-07-31 | 2017-12-05 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Laminated steel plate |
| JP2016173174A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | 古河電気工業株式会社 | 断熱部材、断熱部材の製造方法 |
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