JPH1030576A - プランジャポンプ - Google Patents
プランジャポンプInfo
- Publication number
- JPH1030576A JPH1030576A JP8189065A JP18906596A JPH1030576A JP H1030576 A JPH1030576 A JP H1030576A JP 8189065 A JP8189065 A JP 8189065A JP 18906596 A JP18906596 A JP 18906596A JP H1030576 A JPH1030576 A JP H1030576A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- plug
- mounting hole
- hole
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の削減および小型化を図ること。
【解決手段】 ハウジング1の取付用穴3に、プランジ
ャ6を往復摺動可能に支持するシリンダ4と取付用穴3
を塞ぐプラグ5とを組み付けたプランジャポンプにおい
て、シリンダ4とプラグ5とを嵌合させて一体に組み付
け、両者の間にポンプ室12から吐出孔4eを介して流
体が吐出されるとともに、吐出弁11を収納したバルブ
室7を形成し、かつ、これらシリンダ4とプラグ5とを
両者の組付状態で略全長に亘り同一外径に形成し、取付
用穴3には、シリンダ4とプラグ5の少なくとも一方に
当接して取付用穴3への挿入方向の移動を所定位置で規
制する段部3aを形成した。
ャ6を往復摺動可能に支持するシリンダ4と取付用穴3
を塞ぐプラグ5とを組み付けたプランジャポンプにおい
て、シリンダ4とプラグ5とを嵌合させて一体に組み付
け、両者の間にポンプ室12から吐出孔4eを介して流
体が吐出されるとともに、吐出弁11を収納したバルブ
室7を形成し、かつ、これらシリンダ4とプラグ5とを
両者の組付状態で略全長に亘り同一外径に形成し、取付
用穴3には、シリンダ4とプラグ5の少なくとも一方に
当接して取付用穴3への挿入方向の移動を所定位置で規
制する段部3aを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、プランジャポン
プに関する。
プに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、プランジャポンプとして、例え
ば、特開平5−240157号公報に記載のものが知ら
れている。この従来のプランジャポンプは、ハウジング
に一端面からカムに向けて取付用穴が穿設され、この取
付用穴内に奥から順にシリンダ,挿入体,プラグがそれ
ぞれの端面を当接させた状態で収納され、このプラグが
取付用穴の開口端部の近傍に形成されたねじに螺合され
ている一方、シリンダが基端側に形成されたフランジを
取付用穴の内周に形成された段部に当接させていること
で、シリンダ,挿入体,プラグの軸方向への移動が規制
され、前記カムに先端を当接させたプランジャが前記シ
リンダ内に軸方向に摺動可能に収納され、プランジャと
シリンダとの間にプランジャの摺動に伴って容積が変更
されるポンプ室が形成され、前記挿入体とシリンダとの
間に形成されたバルブ室がポンプ室と連通され、前記バ
ルブ室内にポンプ室からバルブ室へ方向のみ流体の流れ
を許す吐出弁が設けられ、前記ポンプ室内に流体のポン
プ室への吸入のみを許す吸入弁が設けられている構造と
なっている。
ば、特開平5−240157号公報に記載のものが知ら
れている。この従来のプランジャポンプは、ハウジング
に一端面からカムに向けて取付用穴が穿設され、この取
付用穴内に奥から順にシリンダ,挿入体,プラグがそれ
ぞれの端面を当接させた状態で収納され、このプラグが
取付用穴の開口端部の近傍に形成されたねじに螺合され
ている一方、シリンダが基端側に形成されたフランジを
取付用穴の内周に形成された段部に当接させていること
で、シリンダ,挿入体,プラグの軸方向への移動が規制
され、前記カムに先端を当接させたプランジャが前記シ
リンダ内に軸方向に摺動可能に収納され、プランジャと
シリンダとの間にプランジャの摺動に伴って容積が変更
されるポンプ室が形成され、前記挿入体とシリンダとの
間に形成されたバルブ室がポンプ室と連通され、前記バ
ルブ室内にポンプ室からバルブ室へ方向のみ流体の流れ
を許す吐出弁が設けられ、前記ポンプ室内に流体のポン
プ室への吸入のみを許す吸入弁が設けられている構造と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来のプランジャポンプにあっては以下に列挙する問
題を有していた。シリンダ,挿入体,プラグを軸方向に
並べていること、およびプラグをねじに螺合させるのに
軸方向に長さが必要なことにより、取付用穴の軸方向寸
法が長くなり、これによりハウジングおよびポンプ全体
の寸法が大きくなる。取付用穴においてプラグを螺合さ
せるねじの部分は、シリンダに形成したフランジの外径
よりも大きな内径寸法である必要があることから、取付
用穴の径方向の寸法が大きくなり、これによってもハウ
ジングおよびポンプ全体の寸法が大きくなる。本発明
は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、部
品点数の削減および取付用穴の径方向および軸方向の寸
法を小さくすることができるようにしてプランジャポン
プの小型化を図ることを目的としている。
の従来のプランジャポンプにあっては以下に列挙する問
題を有していた。シリンダ,挿入体,プラグを軸方向に
並べていること、およびプラグをねじに螺合させるのに
軸方向に長さが必要なことにより、取付用穴の軸方向寸
法が長くなり、これによりハウジングおよびポンプ全体
の寸法が大きくなる。取付用穴においてプラグを螺合さ
せるねじの部分は、シリンダに形成したフランジの外径
よりも大きな内径寸法である必要があることから、取付
用穴の径方向の寸法が大きくなり、これによってもハウ
ジングおよびポンプ全体の寸法が大きくなる。本発明
は、上述の従来の問題点に着目してなされたもので、部
品点数の削減および取付用穴の径方向および軸方向の寸
法を小さくすることができるようにしてプランジャポン
プの小型化を図ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために請求項1記載の発明は、ハウジング内に収容され
て駆動手段により回転されるカム部材と、このカム部材
に一端を当接されて前記カム部材の回転に伴って往復運
動するプランジャと、このプランジャを往復摺動可能に
支持する摺動穴が形成されているとともに、この摺動穴
底部とプランジャとの間にプランジャの往復摺動に伴っ
て容積変動するポンプ室が形成され、前記ハウジングに
形成された取付用穴に組み付けられたシリンダと、前記
取付用穴を塞いでハウジングに固定されたプラグと、流
体の前記ポンプ室への吸入のみを許す吸入弁および前記
ポンプ室からの吐出のみを許す吐出弁とを備えたプラン
ジャポンプにおいて、前記シリンダとプラグとが嵌合さ
れて一体に組み付けられ、両者の間に前記ポンプ室から
吐出孔を介して流体が吐出されるとともに、前記吐出弁
を収納したバルブ室が形成され、かつ、これらシリンダ
とプラグとが両者の組付状態で略全長に亘り同一外径に
形成され、前記取付用穴には、前記シリンダとプラグの
少なくとも一方に当接して取付用穴への挿入方向の移動
を所定位置で規制する段部が形成されていることを特徴
とする。
ために請求項1記載の発明は、ハウジング内に収容され
て駆動手段により回転されるカム部材と、このカム部材
に一端を当接されて前記カム部材の回転に伴って往復運
動するプランジャと、このプランジャを往復摺動可能に
支持する摺動穴が形成されているとともに、この摺動穴
底部とプランジャとの間にプランジャの往復摺動に伴っ
て容積変動するポンプ室が形成され、前記ハウジングに
形成された取付用穴に組み付けられたシリンダと、前記
取付用穴を塞いでハウジングに固定されたプラグと、流
体の前記ポンプ室への吸入のみを許す吸入弁および前記
ポンプ室からの吐出のみを許す吐出弁とを備えたプラン
ジャポンプにおいて、前記シリンダとプラグとが嵌合さ
れて一体に組み付けられ、両者の間に前記ポンプ室から
吐出孔を介して流体が吐出されるとともに、前記吐出弁
を収納したバルブ室が形成され、かつ、これらシリンダ
とプラグとが両者の組付状態で略全長に亘り同一外径に
形成され、前記取付用穴には、前記シリンダとプラグの
少なくとも一方に当接して取付用穴への挿入方向の移動
を所定位置で規制する段部が形成されていることを特徴
とする。
【0005】請求項2記載の発明は、前記段部が、前記
取付用穴の奥の位置であって前記シリンダ組付時にシリ
ンダの先端面が突き当てられる位置に形成されているこ
とを特徴とする。
取付用穴の奥の位置であって前記シリンダ組付時にシリ
ンダの先端面が突き当てられる位置に形成されているこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明は、前記シリンダに
は、前記取付用穴の奥側に配置される大径部と、この大
径部よりも外径が小径に形成されて取付用穴の開口部側
に配置される小径部とが形成され、前記プラグは、その
外径が前記シリンダの大径部と略同一外径に形成されて
いるとともに、前記小径部を挿入嵌合可能な内径の嵌合
穴が形成され、この嵌合穴に前記シリンダの小径部を嵌
合させることで前記プラグとシリンダとが一体に形成さ
れ、前記プラグが取付用穴に対してかしめにより固定さ
れていることを特徴とする。
は、前記取付用穴の奥側に配置される大径部と、この大
径部よりも外径が小径に形成されて取付用穴の開口部側
に配置される小径部とが形成され、前記プラグは、その
外径が前記シリンダの大径部と略同一外径に形成されて
いるとともに、前記小径部を挿入嵌合可能な内径の嵌合
穴が形成され、この嵌合穴に前記シリンダの小径部を嵌
合させることで前記プラグとシリンダとが一体に形成さ
れ、前記プラグが取付用穴に対してかしめにより固定さ
れていることを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、前記プラグに外周
方向に張り出したフランジが形成され、前記取付用穴の
開口端部には、前記フランジを挿入可能であり取付用穴
の一般部よりも内径が大径に形成された大径部が形成さ
れ、前記シリンダおよびプラグの取付用穴への挿入時
に、前記プラグのフランジを取付用穴の大径部内に配置
させ、この状態で前記ハウジングの取付用穴の大径部の
部分をフランジを押え付けるように塑性変形させてプラ
グをハウジングに固定したことを特徴とする。
方向に張り出したフランジが形成され、前記取付用穴の
開口端部には、前記フランジを挿入可能であり取付用穴
の一般部よりも内径が大径に形成された大径部が形成さ
れ、前記シリンダおよびプラグの取付用穴への挿入時
に、前記プラグのフランジを取付用穴の大径部内に配置
させ、この状態で前記ハウジングの取付用穴の大径部の
部分をフランジを押え付けるように塑性変形させてプラ
グをハウジングに固定したことを特徴とする。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項4記載のプ
ランジャポンプにおいて、前記シリンダの小径部とプラ
グの嵌合穴とを嵌合させたときに、前記シリンダの大径
部と小径部との径差による段差部分と、前記プラグの先
端とが離間されて、両者の間にシール用溝が形成され、
このシール用溝に、吸入側と吐出側とを画成するシール
部材が装着されていることを特徴とする。
ランジャポンプにおいて、前記シリンダの小径部とプラ
グの嵌合穴とを嵌合させたときに、前記シリンダの大径
部と小径部との径差による段差部分と、前記プラグの先
端とが離間されて、両者の間にシール用溝が形成され、
このシール用溝に、吸入側と吐出側とを画成するシール
部材が装着されていることを特徴とする。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項4記載のプ
ランジャポンプにおいて、請求項1記載の段部を、前記
取付用穴の大径部と一般部との間の径差による段差部分
で構成したとを特徴とする。
ランジャポンプにおいて、請求項1記載の段部を、前記
取付用穴の大径部と一般部との間の径差による段差部分
で構成したとを特徴とする。
【0010】請求項7記載の発明は、前記シリンダが、
全長に亘り同一外径に形成され、前記シリンダの取付用
穴への挿入時に取付用穴の開口端に配置されるシリンダ
基端部には、基端面から軸方向に圧入穴が形成されてい
るとともに、この圧入穴の外周に薄肉のかしめ部が形成
され、前記圧入穴にプラグを圧入させることにより、前
記かしめ部が取付用穴の内周にかしめられていることを
特徴とする。
全長に亘り同一外径に形成され、前記シリンダの取付用
穴への挿入時に取付用穴の開口端に配置されるシリンダ
基端部には、基端面から軸方向に圧入穴が形成されてい
るとともに、この圧入穴の外周に薄肉のかしめ部が形成
され、前記圧入穴にプラグを圧入させることにより、前
記かしめ部が取付用穴の内周にかしめられていることを
特徴とする。
【0011】請求項8記載の発明は、前記かしめ部の外
周に周方向にかしめ用溝が形成されていることを特徴と
する。
周に周方向にかしめ用溝が形成されていることを特徴と
する。
【0012】
【作用】 請求項1記載の発明では、取付用穴に形成し
た段部によりシリンダおよびプラグの挿入方向の移動を
所定位置で規制して、シリンダあるいはプラグを固定す
る。また、この発明では、シリンダとプラグとを嵌合さ
せて一体とし、両者の間にバルブ室が形成され、また、
この一体としたものの外径寸法が略全長に亘り同一外径
に形成されている。したがって、従来技術と比較する
と、シリンダとプラグとの間の挿入材を廃止した分だけ
軸方向寸法が小さくなってコンパクトに形成できる。
た段部によりシリンダおよびプラグの挿入方向の移動を
所定位置で規制して、シリンダあるいはプラグを固定す
る。また、この発明では、シリンダとプラグとを嵌合さ
せて一体とし、両者の間にバルブ室が形成され、また、
この一体としたものの外径寸法が略全長に亘り同一外径
に形成されている。したがって、従来技術と比較する
と、シリンダとプラグとの間の挿入材を廃止した分だけ
軸方向寸法が小さくなってコンパクトに形成できる。
【0013】請求項2記載の発明では、シリンダの先端
面を取付用穴の奥の段部に突き当ててシリンダの挿入方
向の移動規制を行う。このように、シリンダの断面によ
り移動規制を行うから、シリンダあるいはプラグ、およ
び取付用穴を径方向に広げる必要がなく、したがって、
全体の径方向寸法を小さくすることができる。
面を取付用穴の奥の段部に突き当ててシリンダの挿入方
向の移動規制を行う。このように、シリンダの断面によ
り移動規制を行うから、シリンダあるいはプラグ、およ
び取付用穴を径方向に広げる必要がなく、したがって、
全体の径方向寸法を小さくすることができる。
【0014】請求項3記載の発明では、シリンダの小径
部とプラグの嵌合穴とを嵌合させてシリンダとプラグと
を一体とし、プラグを取付用穴にかしめて固定する。こ
のプラグのかしめにおいて、請求項4記載の発明では、
シリンダとプラグとを一体として取付用穴に挿入させた
時に、プラグの外周に形成したフランジを取付用穴の大
径部内に配置させ、取付用穴の段部により一体となった
シリンダおよびプラグの挿入方向の移動を規制した状態
で、取付用穴の大径部の部分のハウジングを、前記フラ
ンジを押さえ付けるように塑性変形させる。請求項5記
載の発明では、シリンダとプラグとを一体としたものの
外周にシール用の部材を設けるにあたり、シリンダの小
径部とプラグの嵌合穴とを嵌合させた際に、プラグの先
端とシリンダの径差による段差部との間により、シール
溝を形成し、このシール溝にシール部材を装着させる。
したがって、シール溝を形成する溝加工が不要となる。
また、請求項6記載の発明では、シリンダおよびプラグ
の挿入方向の移動の規制を、取付用穴の大径部と一般部
との間の径差による段部で行う。
部とプラグの嵌合穴とを嵌合させてシリンダとプラグと
を一体とし、プラグを取付用穴にかしめて固定する。こ
のプラグのかしめにおいて、請求項4記載の発明では、
シリンダとプラグとを一体として取付用穴に挿入させた
時に、プラグの外周に形成したフランジを取付用穴の大
径部内に配置させ、取付用穴の段部により一体となった
シリンダおよびプラグの挿入方向の移動を規制した状態
で、取付用穴の大径部の部分のハウジングを、前記フラ
ンジを押さえ付けるように塑性変形させる。請求項5記
載の発明では、シリンダとプラグとを一体としたものの
外周にシール用の部材を設けるにあたり、シリンダの小
径部とプラグの嵌合穴とを嵌合させた際に、プラグの先
端とシリンダの径差による段差部との間により、シール
溝を形成し、このシール溝にシール部材を装着させる。
したがって、シール溝を形成する溝加工が不要となる。
また、請求項6記載の発明では、シリンダおよびプラグ
の挿入方向の移動の規制を、取付用穴の大径部と一般部
との間の径差による段部で行う。
【0015】請求項7記載の発明では、組付時には、ま
ず、シリンダを段部により移動規制されるまで挿入し、
その後、プラグをシリンダ基端部の圧入穴に圧入させ
る。これによりシリンダ基端部のかしめ部が外周方向に
押し広げられて取付用穴の内周にかしめられる。なお、
請求項8記載の発明で、このかしめ時に、かしめ用溝に
ハウジングが食い込んでより強くかしめられる。
ず、シリンダを段部により移動規制されるまで挿入し、
その後、プラグをシリンダ基端部の圧入穴に圧入させ
る。これによりシリンダ基端部のかしめ部が外周方向に
押し広げられて取付用穴の内周にかしめられる。なお、
請求項8記載の発明で、このかしめ時に、かしめ用溝に
ハウジングが食い込んでより強くかしめられる。
【0016】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1
のプランジャポンプを示す断面図である。図においては
1ハウジングであり、内部に図外のモータにより回転さ
れるカム部材2が収納されているとともに、カム部材2
を挟んでカム部材2の軸方向に対して直交方向に1組の
取付用穴3が同軸に穿設されている。この取付用穴3
は、一端部の内周に形成された段部3aと、この段部3
aから他端部方向に形成された主部3bと、他端の開口
端部に主部3bよりも少しだけ大径に形成された大径穴
3cとが形成されている。さらに、前記主部3bには、
吸入路1a,吐出路1bが離間して開口され、各路1
a,1bの位置には、周方向に浅い吸入溝3dおよび吐
出溝3eが、コンタリングあるいはU字加工により形成
されている。なお、1組の取付用穴3およびその内部構
成は同一であるので一方のみを図示している。
図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1
のプランジャポンプを示す断面図である。図においては
1ハウジングであり、内部に図外のモータにより回転さ
れるカム部材2が収納されているとともに、カム部材2
を挟んでカム部材2の軸方向に対して直交方向に1組の
取付用穴3が同軸に穿設されている。この取付用穴3
は、一端部の内周に形成された段部3aと、この段部3
aから他端部方向に形成された主部3bと、他端の開口
端部に主部3bよりも少しだけ大径に形成された大径穴
3cとが形成されている。さらに、前記主部3bには、
吸入路1a,吐出路1bが離間して開口され、各路1
a,1bの位置には、周方向に浅い吸入溝3dおよび吐
出溝3eが、コンタリングあるいはU字加工により形成
されている。なお、1組の取付用穴3およびその内部構
成は同一であるので一方のみを図示している。
【0017】前記取付用穴3にはシリンダ4およびプラ
グ5が収納されている。すなわち、シリンダ4は、後述
するプランジャ6を収納するもので、内部には摺動穴4
aが形成されており、外周には図中左側に位置する先端
部において前記取付用穴3の内径よりも僅かに小さな外
径に形成された大径部4bと、図中右側の基端部におい
て前記大径部4bよりも小さな外径寸法に形成された小
径部4cとが形成されている。さらに、前記シリンダ4
の大径部4bには、前記摺動穴4aと吸入溝3dとを連
通する連通孔4dが貫通形成されている。前記プラグ5
は、一般部の外径が前記シリンダ4の大径部4bの外径
と同径に形成されており、図中左側の先端部に前記シリ
ンダ4の小径部4cの外周と嵌合する嵌合穴5aが形成
されているとともに、この嵌合穴5aの底部から軸方向
にバルブ室7が穿設され、一方、外側に前記取付用穴3
の大径部3cよりも僅かに小径のフランジ部5bが形成
され、また、前記バルブ室7と吐出溝3eとを連通させ
る連通孔5cが軸直交方向に貫通形成されている。そし
て、前記プラグ5の嵌合穴5aと前記シリンダ4の小径
部4cとを嵌合させることで、プラグ5とシリンダ4と
が一体に組み付けられているとともに、プラグ5の先端
とシリンダ4の径差による段差部との間にOリング8a
を装着するシール溝9aが形成されている。また、この
シール溝9aと略同寸法のシール溝9b,9cが、前記
シリンダ4の先端部外周と、前記プラグ5の中間部の外
周とに形成され、それぞれOリング8b,8cが装着さ
れている。ちなみに、Oリング8aは吸入溝3dと吐出
溝3eとを画成し、Oリング8bは吸入溝3dとカム2
側とを画成し、Oリング8cは吐出溝3eと外部とを画
成する。
グ5が収納されている。すなわち、シリンダ4は、後述
するプランジャ6を収納するもので、内部には摺動穴4
aが形成されており、外周には図中左側に位置する先端
部において前記取付用穴3の内径よりも僅かに小さな外
径に形成された大径部4bと、図中右側の基端部におい
て前記大径部4bよりも小さな外径寸法に形成された小
径部4cとが形成されている。さらに、前記シリンダ4
の大径部4bには、前記摺動穴4aと吸入溝3dとを連
通する連通孔4dが貫通形成されている。前記プラグ5
は、一般部の外径が前記シリンダ4の大径部4bの外径
と同径に形成されており、図中左側の先端部に前記シリ
ンダ4の小径部4cの外周と嵌合する嵌合穴5aが形成
されているとともに、この嵌合穴5aの底部から軸方向
にバルブ室7が穿設され、一方、外側に前記取付用穴3
の大径部3cよりも僅かに小径のフランジ部5bが形成
され、また、前記バルブ室7と吐出溝3eとを連通させ
る連通孔5cが軸直交方向に貫通形成されている。そし
て、前記プラグ5の嵌合穴5aと前記シリンダ4の小径
部4cとを嵌合させることで、プラグ5とシリンダ4と
が一体に組み付けられているとともに、プラグ5の先端
とシリンダ4の径差による段差部との間にOリング8a
を装着するシール溝9aが形成されている。また、この
シール溝9aと略同寸法のシール溝9b,9cが、前記
シリンダ4の先端部外周と、前記プラグ5の中間部の外
周とに形成され、それぞれOリング8b,8cが装着さ
れている。ちなみに、Oリング8aは吸入溝3dと吐出
溝3eとを画成し、Oリング8bは吸入溝3dとカム2
側とを画成し、Oリング8cは吐出溝3eと外部とを画
成する。
【0018】次に、前記シリンダ4に収納されているプ
ランジャ6、および吸入弁10,吐出弁11について説
明する。前記プランジャ6は、図示のように軸心部に一
端から吸入孔6aが形成されているとともに、この吸入
孔6aの底部から外周に至る連通孔6bが軸直交方向に
貫通形成され、また、プランジャ6の外周に形成された
シール溝6cにシールリング6dが嵌め込まれている。
そして、前記プランジャ6の一端と摺動穴4aの底部と
の間にポンプ室12が形成されている。なお、このポン
プ室12は前記シリンダ4の基端部に形成された吐出孔
4eにより前記バルブ室7と連通されている。また、前
記ポンプ室12内には、一端が摺動穴4aの底部に着座
されてプランジャ6をカム部材2へ押し付ける方向(図
中左方向)に付勢するリターンスプリング13と、前記
吸入孔6aの開口端に着座され、この開口端とで吸入弁
10を構成する吸入弁ボール10aと、この吸入弁ボー
ル10aを着座させる方向に付勢する吸入弁スプリング
10bとが設けられている。すなわち、吸入弁10は、
ポンプ室12の圧力が吸入孔6a内の圧力よりも低い時
に開弁し、その逆にポンプ室12の圧力が吸入孔6a内
の圧力よりも高圧の時に閉弁するよう構成されている。
ランジャ6、および吸入弁10,吐出弁11について説
明する。前記プランジャ6は、図示のように軸心部に一
端から吸入孔6aが形成されているとともに、この吸入
孔6aの底部から外周に至る連通孔6bが軸直交方向に
貫通形成され、また、プランジャ6の外周に形成された
シール溝6cにシールリング6dが嵌め込まれている。
そして、前記プランジャ6の一端と摺動穴4aの底部と
の間にポンプ室12が形成されている。なお、このポン
プ室12は前記シリンダ4の基端部に形成された吐出孔
4eにより前記バルブ室7と連通されている。また、前
記ポンプ室12内には、一端が摺動穴4aの底部に着座
されてプランジャ6をカム部材2へ押し付ける方向(図
中左方向)に付勢するリターンスプリング13と、前記
吸入孔6aの開口端に着座され、この開口端とで吸入弁
10を構成する吸入弁ボール10aと、この吸入弁ボー
ル10aを着座させる方向に付勢する吸入弁スプリング
10bとが設けられている。すなわち、吸入弁10は、
ポンプ室12の圧力が吸入孔6a内の圧力よりも低い時
に開弁し、その逆にポンプ室12の圧力が吸入孔6a内
の圧力よりも高圧の時に閉弁するよう構成されている。
【0019】前記バルブ室7には、前記吐出孔4eの開
口端に着座されてこの開口端とで吐出弁11を形成する
吐出弁ボール11aと、この吐出弁ボール11aを着座
方向に付勢する吐出弁スプリング11bとが設けられて
いる。すなわち、吐出弁11は、ポンプ室12の圧力が
バルブ室7の圧力よりも高い時に開弁し、その逆にポン
プ室12の圧力がバルブ室7内の圧力よりも低圧の時に
閉弁するように構成されている。
口端に着座されてこの開口端とで吐出弁11を形成する
吐出弁ボール11aと、この吐出弁ボール11aを着座
方向に付勢する吐出弁スプリング11bとが設けられて
いる。すなわち、吐出弁11は、ポンプ室12の圧力が
バルブ室7の圧力よりも高い時に開弁し、その逆にポン
プ室12の圧力がバルブ室7内の圧力よりも低圧の時に
閉弁するように構成されている。
【0020】次に、実施の形態1のプランジャポンプの
組付手順について説明する。まず、シリンダ4の小径部
4cにOリング8aを装着し、このOリング8aを大径
部4bとの段差部分まで移動させる。次に、プラグ5の
バルブ室7の底部に吐出弁スプリング11bを着座さ
せ、その先端に吐出弁ボール11aを配置させた後、シ
リンダ4の小径部4cをプラグ5の嵌合穴5aに底付き
するまで嵌合させる。これにより、シリンダ4とプラグ
5とが一体に組み付けられる。なお、この組付作業の前
あるいは後にシリンダ4およびプラグ5に形成されたシ
ール溝9b,9cにそれぞれOリング8b,8cを装着
する。次に、シリンダ4の摺動穴4aの底部に吸入弁ス
プリング10bおよびリターンスプリング13を内外に
着座させ、さらに、吸入弁スプリング10bの先端に吸
入弁ボール10aを配置させた後、シールリング6dを
装着させたプランジャ6を摺動穴4aに挿入する。
組付手順について説明する。まず、シリンダ4の小径部
4cにOリング8aを装着し、このOリング8aを大径
部4bとの段差部分まで移動させる。次に、プラグ5の
バルブ室7の底部に吐出弁スプリング11bを着座さ
せ、その先端に吐出弁ボール11aを配置させた後、シ
リンダ4の小径部4cをプラグ5の嵌合穴5aに底付き
するまで嵌合させる。これにより、シリンダ4とプラグ
5とが一体に組み付けられる。なお、この組付作業の前
あるいは後にシリンダ4およびプラグ5に形成されたシ
ール溝9b,9cにそれぞれOリング8b,8cを装着
する。次に、シリンダ4の摺動穴4aの底部に吸入弁ス
プリング10bおよびリターンスプリング13を内外に
着座させ、さらに、吸入弁スプリング10bの先端に吸
入弁ボール10aを配置させた後、シールリング6dを
装着させたプランジャ6を摺動穴4aに挿入する。
【0021】次に、プランジャ6をセットした状態のシ
リンダ4およびプラグ5を、ハウジング1の取付用穴3
に、シリンダ4の先端面が段部3aに突き当たるまで挿
入させ、その後、取付用穴3bの大径部3cの内側をか
しめて、すなわち塑性変形させてプラグ5のフランジ5
bをハウジング1に固定する。以上の作業により組み付
けを終える。
リンダ4およびプラグ5を、ハウジング1の取付用穴3
に、シリンダ4の先端面が段部3aに突き当たるまで挿
入させ、その後、取付用穴3bの大径部3cの内側をか
しめて、すなわち塑性変形させてプラグ5のフランジ5
bをハウジング1に固定する。以上の作業により組み付
けを終える。
【0022】次に、実施の形態1の動作を簡単に説明す
る。カム部材2が偏心した回転中心O1を中心に回転す
ると、プランジャ6が軸方向に往復摺動し、ポンプ室1
2の容積が拡大する時に、このポンプ室12が低圧にな
ることから、吸入弁10が開弁して吸入路1aの流体が
吸入溝3d−連通孔6d−吸入孔6aを経てポンプ室1
2に吸入される。そして、ポンプ室12に吸入された流
体は、ポンプ室12の容積が縮小する時に圧縮されて、
吐出弁11を開弁してバルブ室7に吐出され、さらに、
このバルブ室7から連通孔5cおよび吐出溝3eを経て
吐出路1bに吐出される。
る。カム部材2が偏心した回転中心O1を中心に回転す
ると、プランジャ6が軸方向に往復摺動し、ポンプ室1
2の容積が拡大する時に、このポンプ室12が低圧にな
ることから、吸入弁10が開弁して吸入路1aの流体が
吸入溝3d−連通孔6d−吸入孔6aを経てポンプ室1
2に吸入される。そして、ポンプ室12に吸入された流
体は、ポンプ室12の容積が縮小する時に圧縮されて、
吐出弁11を開弁してバルブ室7に吐出され、さらに、
このバルブ室7から連通孔5cおよび吐出溝3eを経て
吐出路1bに吐出される。
【0023】以上説明した実施の形態1のプランジャポ
ンプにあっては、以下に列挙する効果を奏する。 シリンダ4とプラグ5とを嵌合させて両者の間にバ
ルブ室12を形成する構成としたため、従来技術と比較
すると、挿入体を廃止している分だけ部品点数が少なく
なり、コスト低減を図ることができるとともに、シリン
ダ4とプラグ5とをそれぞれ別個に取付用穴3に組み付
けるのと比較して組付性が向上する。 シリンダ4とプラグ5との外径を、両者の組付状態
で略全体に亘り同一径となるように構成したこと、シリ
ンダ4は先端面を取付用穴3の段部3aに突き当てる構
成としてシリンダ4の外周の位置決め用のフランジを廃
止したこと、ならびに取付用穴3をかしめてプラグ5を
固定させる構成としてねじに螺合させる構成を廃止した
こと、の以上3つの理由により、全体の径方向の寸法が
小さくなって構成をコンパクトにできる。 上述のようにシリンダ4とプラグ5との間の挿入体
を廃止したこと、プラグ5の固定をねじへの螺合ではな
しにかしめにしたことにより、軸方向の寸法が小さくな
って構成をコンパクトにできる。 シール用の構成を全てシリンダ4およびプラグ5に
設け、取付用穴3にはシール溝を形成しない構成とした
ため、取付用穴3の加工が容易となる。なお、取付用穴
3において形成した吸入溝3dおよび吐出溝3eは中ぐ
りにより形成しているから、加工は容易である。 シリンダ4およびプラグ5に3つのシール溝9a,
9b,9cを形成するにあたり、そのうちの一つである
シール溝9aは、シリンダ4とプラグ5とを嵌合させた
際にプラグ5の先端面とシリンダ4の段差部とで形成さ
れるように構成したため、溝加工の工数が減って、作業
効率の向上およびコスト低減を図ることができる。次
に、他の実施の形態について説明するが、これらを説明
するにあたり実施の形態1と同じ構成については同じ符
号を付けて説明を省略することとし、相違点のみを説明
する。また、作用効果についても実施の形態1との相違
点のみを説明して、同様の作用効果については省略す
る。
ンプにあっては、以下に列挙する効果を奏する。 シリンダ4とプラグ5とを嵌合させて両者の間にバ
ルブ室12を形成する構成としたため、従来技術と比較
すると、挿入体を廃止している分だけ部品点数が少なく
なり、コスト低減を図ることができるとともに、シリン
ダ4とプラグ5とをそれぞれ別個に取付用穴3に組み付
けるのと比較して組付性が向上する。 シリンダ4とプラグ5との外径を、両者の組付状態
で略全体に亘り同一径となるように構成したこと、シリ
ンダ4は先端面を取付用穴3の段部3aに突き当てる構
成としてシリンダ4の外周の位置決め用のフランジを廃
止したこと、ならびに取付用穴3をかしめてプラグ5を
固定させる構成としてねじに螺合させる構成を廃止した
こと、の以上3つの理由により、全体の径方向の寸法が
小さくなって構成をコンパクトにできる。 上述のようにシリンダ4とプラグ5との間の挿入体
を廃止したこと、プラグ5の固定をねじへの螺合ではな
しにかしめにしたことにより、軸方向の寸法が小さくな
って構成をコンパクトにできる。 シール用の構成を全てシリンダ4およびプラグ5に
設け、取付用穴3にはシール溝を形成しない構成とした
ため、取付用穴3の加工が容易となる。なお、取付用穴
3において形成した吸入溝3dおよび吐出溝3eは中ぐ
りにより形成しているから、加工は容易である。 シリンダ4およびプラグ5に3つのシール溝9a,
9b,9cを形成するにあたり、そのうちの一つである
シール溝9aは、シリンダ4とプラグ5とを嵌合させた
際にプラグ5の先端面とシリンダ4の段差部とで形成さ
れるように構成したため、溝加工の工数が減って、作業
効率の向上およびコスト低減を図ることができる。次
に、他の実施の形態について説明するが、これらを説明
するにあたり実施の形態1と同じ構成については同じ符
号を付けて説明を省略することとし、相違点のみを説明
する。また、作用効果についても実施の形態1との相違
点のみを説明して、同様の作用効果については省略す
る。
【0024】まず、実施の形態2について説明する。図
2は実施の形態2のプランジャポンプを示す断面図であ
り、この実施の形態2は、取付用穴23、シリンダ24
およびプラグ25の構成が実施の形態1と異なってい
る。取付用穴23は、実施の形態1と比較して大径部3
cが設けられていない点が相違しており、この取付用穴
23は、段部3aと主部3bとで構成され、主部3bは
開口端縁まで全体に亘り同一内径に形成され、開口端縁
において角部が切削されている。
2は実施の形態2のプランジャポンプを示す断面図であ
り、この実施の形態2は、取付用穴23、シリンダ24
およびプラグ25の構成が実施の形態1と異なってい
る。取付用穴23は、実施の形態1と比較して大径部3
cが設けられていない点が相違しており、この取付用穴
23は、段部3aと主部3bとで構成され、主部3bは
開口端縁まで全体に亘り同一内径に形成され、開口端縁
において角部が切削されている。
【0025】前記シリンダ24は、その全長が取付用穴
23の奥行き寸法と略同一に形成されているとともに、
全長に亘って同一外径寸法(取付用穴23の内周よりも
僅かに小さな寸法)に形成されている。そして、先端側
から摺動穴4aが穿設されている一方、基端側から圧入
穴24aが穿設され、かつ、この圧入穴24aの外周に
は肉厚の薄いかしめ部24bが形成され、さらに、この
かしめ部24bには、かしめ用溝24cが周方向に形成
されている。
23の奥行き寸法と略同一に形成されているとともに、
全長に亘って同一外径寸法(取付用穴23の内周よりも
僅かに小さな寸法)に形成されている。そして、先端側
から摺動穴4aが穿設されている一方、基端側から圧入
穴24aが穿設され、かつ、この圧入穴24aの外周に
は肉厚の薄いかしめ部24bが形成され、さらに、この
かしめ部24bには、かしめ用溝24cが周方向に形成
されている。
【0026】前記プラグ25は、前記シリンダ24の圧
入穴24aの内径よりも僅かに大きな外径寸法を有した
略円柱形状に形成されており、先端外周の角部は切削さ
れて斜面が形成されている。また、プラグ25の先端か
ら穴が穿設されてバルブ室7が形成され、このバルブ室
7の開口端側には連通溝25aが外周方向に形成されて
いる。また、前記シリンダ24には、連通溝25aと吐
出溝3eとを結ぶ連通孔24dが形成され、さらに、外
周には段部3aと吸入溝3dとの間の位置、ならびに吸
入溝3dと吐出溝3eとの間の位置に、シール溝29
a,29bが形成され、各溝29a,29bにOリング
28a,28bが装着されている。
入穴24aの内径よりも僅かに大きな外径寸法を有した
略円柱形状に形成されており、先端外周の角部は切削さ
れて斜面が形成されている。また、プラグ25の先端か
ら穴が穿設されてバルブ室7が形成され、このバルブ室
7の開口端側には連通溝25aが外周方向に形成されて
いる。また、前記シリンダ24には、連通溝25aと吐
出溝3eとを結ぶ連通孔24dが形成され、さらに、外
周には段部3aと吸入溝3dとの間の位置、ならびに吸
入溝3dと吐出溝3eとの間の位置に、シール溝29
a,29bが形成され、各溝29a,29bにOリング
28a,28bが装着されている。
【0027】次に、実施の形態2の組付手順の主要な点
を説明すると、プランジャ6ならびに吸入弁10を組み
付けたシリンダ24を取付用穴23に、その先端が段部
3aに突き当たるまで差し込み、次に、吐出弁11を組
み付けたプラグ25をシリンダ24の基端部の圧入穴2
4aに、プラグ25の先端が圧入穴24aの底部に突き
当たるまで打ち込む。この時、プラグ25の外周はシリ
ンダ24の圧入穴24aの内周よりも大径となっている
から、シリンダ24のかしめ部24bの外周が取付用穴
23の内周にかしめられ、特に、図示のように各かしめ
用溝24cに侵入するようにハウジングが塑性変形す
る。
を説明すると、プランジャ6ならびに吸入弁10を組み
付けたシリンダ24を取付用穴23に、その先端が段部
3aに突き当たるまで差し込み、次に、吐出弁11を組
み付けたプラグ25をシリンダ24の基端部の圧入穴2
4aに、プラグ25の先端が圧入穴24aの底部に突き
当たるまで打ち込む。この時、プラグ25の外周はシリ
ンダ24の圧入穴24aの内周よりも大径となっている
から、シリンダ24のかしめ部24bの外周が取付用穴
23の内周にかしめられ、特に、図示のように各かしめ
用溝24cに侵入するようにハウジングが塑性変形す
る。
【0028】以上説明した実施の形態2にあっては、実
施の形態1と同様に径方向・軸方向寸法を小さくしてコ
ンパクトに構成でき、特に、この実施の形態2では、プ
ラグ25をシリンダ24の圧入穴24aに圧入させてシ
リンダ24を全体に亘り同一径に構成したため、いっそ
う径方向寸法を小さくしてコンパクトにできる。また、
取付用穴23において大径部3cを廃止した分、実施の
形態1よりもコンパクトに構成できる。
施の形態1と同様に径方向・軸方向寸法を小さくしてコ
ンパクトに構成でき、特に、この実施の形態2では、プ
ラグ25をシリンダ24の圧入穴24aに圧入させてシ
リンダ24を全体に亘り同一径に構成したため、いっそ
う径方向寸法を小さくしてコンパクトにできる。また、
取付用穴23において大径部3cを廃止した分、実施の
形態1よりもコンパクトに構成できる。
【0029】次に、図3に示す実施の形態3について説
明する。この実施の形態3は、取付用穴33において実
施の形態1および2の段部を廃止して、シリンダ4およ
びプラグ5の挿入方向の位置決めを取付用穴33の主部
3bと大径部3cとの間の段差部分で行うようにした例
である。
明する。この実施の形態3は、取付用穴33において実
施の形態1および2の段部を廃止して、シリンダ4およ
びプラグ5の挿入方向の位置決めを取付用穴33の主部
3bと大径部3cとの間の段差部分で行うようにした例
である。
【0030】
【発明の効果】 以上説明してきたように、請求項1記
載のプランジャポンプにあっては、シリンダとプラグと
を嵌合させて一体に組み付け両者の間にバルブ室を形成
するとともに、両者の組み付け状態で略全長に亘り同一
外径に形成した構成としたため、プランジャポンプの軸
方向寸法ならびに径方向寸法を小さくしてプランジャポ
ンプを小型化することができるという効果が得られる。
請求項2記載の発明では、シリンダの先端面を取付用穴
の奥の段部に突き当ててシリンダの挿入方向の移動規制
を行うように構成したため、移動規制用の構成の径方向
寸法を抑えて、小型化できるという効果が得られる。請
求項3および4記載の発明では、シリンダとプラグとを
一体としてプラグを取付用穴にかしめて固定するように
構成したため、従来技術のように取付用穴にねじ山を切
る構成と比べて軸方向寸法を抑えて小型化を図ることが
できるという効果が得られる。請求項5記載の発明で
は、シリンダの小径部とプラグの嵌合穴とを嵌合させて
プラグの先端とシリンダの径差による段差部との間によ
りシール溝を形成するように構成したため、シール溝を
形成する溝加工が不要となり、製造の手間ならびにコス
トを低減できるという効果が得られる。請求項6記載の
発明では、シリンダおよびプラグの挿入方向の移動の規
制を、取付用穴の大径部と一般部との間の径差による段
部で行うように構成したため、プラグにかしめ用のフラ
ンジを形成する構成(請求項4)において、取付用穴の
奥に段部を径する必要がなくなり、構成を簡略化して製
造の手間ならびにコストを低減できるという効果が得ら
れる。請求項7記載の発明では、シリンダ基端部に形成
した圧入穴にプラグを圧入させて、シリンダ基端部のか
しめ部を取付用穴の内周にかしめる構成としたため、シ
リンダおよびプラグの外径寸法がシリンダの外径寸法と
なり、径方向の寸法を小さくして小型化することができ
るという効果が得られる。請求項8記載の発明で、請求
項7記載のかしめ部の外周にかしめ用溝を形成したた
め、かしめ部が強くかしめられ、高いシール性能および
固定性能が得られるという効果を奏する。
載のプランジャポンプにあっては、シリンダとプラグと
を嵌合させて一体に組み付け両者の間にバルブ室を形成
するとともに、両者の組み付け状態で略全長に亘り同一
外径に形成した構成としたため、プランジャポンプの軸
方向寸法ならびに径方向寸法を小さくしてプランジャポ
ンプを小型化することができるという効果が得られる。
請求項2記載の発明では、シリンダの先端面を取付用穴
の奥の段部に突き当ててシリンダの挿入方向の移動規制
を行うように構成したため、移動規制用の構成の径方向
寸法を抑えて、小型化できるという効果が得られる。請
求項3および4記載の発明では、シリンダとプラグとを
一体としてプラグを取付用穴にかしめて固定するように
構成したため、従来技術のように取付用穴にねじ山を切
る構成と比べて軸方向寸法を抑えて小型化を図ることが
できるという効果が得られる。請求項5記載の発明で
は、シリンダの小径部とプラグの嵌合穴とを嵌合させて
プラグの先端とシリンダの径差による段差部との間によ
りシール溝を形成するように構成したため、シール溝を
形成する溝加工が不要となり、製造の手間ならびにコス
トを低減できるという効果が得られる。請求項6記載の
発明では、シリンダおよびプラグの挿入方向の移動の規
制を、取付用穴の大径部と一般部との間の径差による段
部で行うように構成したため、プラグにかしめ用のフラ
ンジを形成する構成(請求項4)において、取付用穴の
奥に段部を径する必要がなくなり、構成を簡略化して製
造の手間ならびにコストを低減できるという効果が得ら
れる。請求項7記載の発明では、シリンダ基端部に形成
した圧入穴にプラグを圧入させて、シリンダ基端部のか
しめ部を取付用穴の内周にかしめる構成としたため、シ
リンダおよびプラグの外径寸法がシリンダの外径寸法と
なり、径方向の寸法を小さくして小型化することができ
るという効果が得られる。請求項8記載の発明で、請求
項7記載のかしめ部の外周にかしめ用溝を形成したた
め、かしめ部が強くかしめられ、高いシール性能および
固定性能が得られるという効果を奏する。
【図1】本発明実施の形態1のプランジャポンプを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明実施の形態2のプランジャポンプを示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明実施の形態3のプランジャポンプを示す
断面図である。
断面図である。
1 ハウジング 2 カム部材 3 取付用穴 3a 段部 3b 主部 3c 大径部 4 シリンダ 4a 摺動穴 4b 大径部 4c 小径部 5 プラグ 5a 嵌合穴 5b フランジ 6 プランジャ 7 バルブ室 8a Oリング(シール部材) 9a シール溝 10 吸入弁 11 吐出弁 12 ポンプ室 23 取付用穴 24 シリンダ 24a 圧入穴 24b かしめ部 24c かしめ用溝 33 取付用穴
Claims (8)
- 【請求項1】 ハウジング内に収容されて駆動手段によ
り回転されるカム部材と、 このカム部材に一端を当接されて前記カム部材の回転に
伴って往復運動するプランジャと、 このプランジャを往復摺動可能に支持する摺動穴が形成
されているとともに、この摺動穴底部とプランジャとの
間にプランジャの往復摺動に伴って容積変動するポンプ
室が形成され、前記ハウジングに形成された取付用穴に
組み付けられたシリンダと、 前記取付用穴を塞いでハウジングに固定されたプラグ
と、 流体の前記ポンプ室への吸入のみを許す吸入弁および前
記ポンプ室からの吐出のみを許す吐出弁と、を備えたプ
ランジャポンプにおいて、 前記シリンダとプラグとが嵌合されて一体に組み付けら
れ、両者の間に前記ポンプ室から吐出孔を介して流体が
吐出されるとともに、前記吐出弁を収納したバルブ室が
形成され、かつ、これらシリンダとプラグとが両者の組
付状態で略全長に亘り同一外径に形成され、 前記取付用穴には、前記シリンダとプラグの少なくとも
一方に当接して取付用穴への挿入方向の移動を所定位置
で規制する段部が形成されていることを特徴とするプラ
ンジャポンプ。 - 【請求項2】 前記段部が、前記取付用穴の奥の位置で
あって前記シリンダ組付時にシリンダの先端面が突き当
てられる位置に形成されていることを特徴とする請求項
1記載のプランジャポンプ。 - 【請求項3】 前記シリンダには、前記取付用穴の奥側
に配置される大径部と、この大径部よりも外径が小径に
形成されて取付用穴の開口部側に配置される小径部とが
形成され、 前記プラグは、その外径が前記シリンダの大径部と略同
一外径に形成されているとともに、前記小径部を挿入嵌
合可能な内径の嵌合穴が形成され、 この嵌合穴に前記シリンダの小径部を嵌合させることで
前記プラグとシリンダとが一体に形成され、 前記プラグが取付用穴に対してかしめにより固定されて
いることを特徴とする請求項1または2記載のプランジ
ャポンプ。 - 【請求項4】 前記プラグに外周方向に張り出したフラ
ンジが形成され、 前記取付用穴の開口端部には、前記フランジを挿入可能
であり取付用穴の一般部よりも内径が大径に形成された
大径部が形成され、 前記シリンダおよびプラグの取付用穴への挿入時に、前
記プラグのフランジを取付用穴の大径部内に配置させ、
この状態で前記ハウジングの取付用穴の大径部の部分を
フランジを押え付けるように塑性変形させてプラグをハ
ウジングに固定したことを特徴とする請求項3記載のプ
ランジャポンプ。 - 【請求項5】 請求項4記載のプランジャポンプにおい
て、前記シリンダの小径部とプラグの嵌合穴とを嵌合さ
せたときに、前記シリンダの大径部と小径部との径差に
よる段差部分と、前記プラグの先端とが離間されて、両
者の間にシール用溝が形成され、 このシール用溝に、吸入側と吐出側とを画成するシール
部材が装着されていることを特徴とするプランジャポン
プ。 - 【請求項6】 請求項1記載の段部が、前記取付用穴の
大径部と一般部との間の径差による段差部分であること
を特徴とする請求項4記載のプランジャポンプ。 - 【請求項7】 前記シリンダが、全長に亘り同一外径に
形成され、 前記シリンダの取付用穴への挿入時に取付用穴の開口端
に配置されるシリンダ基端部には、基端面から軸方向に
圧入穴が形成されているとともに、この圧入穴の外周に
薄肉のかしめ部が形成され、 前記圧入穴にプラグを圧入させることにより、前記かし
め部が取付用穴の内周にかしめられていることを特徴と
する請求項1または2に記載のプランジャポンプ。 - 【請求項8】 前記かしめ部の外周に周方向にかしめ用
溝が形成されていることを特徴とする請求項7記載のプ
ランジャポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8189065A JPH1030576A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | プランジャポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8189065A JPH1030576A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | プランジャポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030576A true JPH1030576A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16234718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8189065A Abandoned JPH1030576A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | プランジャポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030576A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999006708A1 (de) * | 1997-07-30 | 1999-02-11 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe |
| EP1103722A2 (en) | 1999-11-25 | 2001-05-30 | Mikuniadec Corporation | Plunger type pump |
| US6837694B2 (en) * | 2001-06-27 | 2005-01-04 | Unisia Jecs Corporation | Hydraulic pump unit with orifice plate for vehicle brake control system |
| RU175274U1 (ru) * | 2017-02-27 | 2017-11-29 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Вологодская государственная молочнохозяйственная академия имени Н.В. Верещагина" (ФГБОУ ВО Вологодская ГМХА) | Подкачивающая помпа |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8189065A patent/JPH1030576A/ja not_active Abandoned
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999006708A1 (de) * | 1997-07-30 | 1999-02-11 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe |
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