JPH10306473A - 配管取付具及び配管取付構造 - Google Patents
配管取付具及び配管取付構造Info
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- JPH10306473A JPH10306473A JP11667397A JP11667397A JPH10306473A JP H10306473 A JPH10306473 A JP H10306473A JP 11667397 A JP11667397 A JP 11667397A JP 11667397 A JP11667397 A JP 11667397A JP H10306473 A JPH10306473 A JP H10306473A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、壁体に1種類の貫通孔を設けるだ
けで良く、外径や外形形状の多少異なる配管でもその寸
法差を吸収して固定でき、充填材の打設深さが確保出来
る配管取付具及び配管取付構造を提供することを可能に
することを目的としている。 【解決手段】 外周に弾性体4を被覆した配管3を該配
管3の径方向両側から2分割された配管取付具1により
挟み込んで外壁2の貫通孔2aに挿入することで押圧リ
ング1c,1d,1eにより押圧される弾性体4の戻り
弾性力により配管3、弾性体4、配管取付具1及び外壁
2の内壁面2bが一体的に係止されて支持され、鍔体1
fが外壁2の壁面2cに当接して屋外側Aの壁面2dと
押圧リング1bとの間にシーリング材5を充填する凹部
2a1 が形成される。
けで良く、外径や外形形状の多少異なる配管でもその寸
法差を吸収して固定でき、充填材の打設深さが確保出来
る配管取付具及び配管取付構造を提供することを可能に
することを目的としている。 【解決手段】 外周に弾性体4を被覆した配管3を該配
管3の径方向両側から2分割された配管取付具1により
挟み込んで外壁2の貫通孔2aに挿入することで押圧リ
ング1c,1d,1eにより押圧される弾性体4の戻り
弾性力により配管3、弾性体4、配管取付具1及び外壁
2の内壁面2bが一体的に係止されて支持され、鍔体1
fが外壁2の壁面2cに当接して屋外側Aの壁面2dと
押圧リング1bとの間にシーリング材5を充填する凹部
2a1 が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水管や給湯管、或
いは排水管等の配管を壁体に取付ける配管取付具及び該
配管取付具を用いた配管取付構造に係り、特に壁体への
配管施工が容易でかつ確実に実施し得る配管取付具及び
該配管取付具を用いた配管取付構造に関するものであ
る。
いは排水管等の配管を壁体に取付ける配管取付具及び該
配管取付具を用いた配管取付構造に係り、特に壁体への
配管施工が容易でかつ確実に実施し得る配管取付具及び
該配管取付具を用いた配管取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ベランダ、庭、屋上等に面する外
壁に水栓金具及び給水配管を取付ける施工方法の一例と
して、例えば、図6(a)〜(c)に示すような施工方
法が一般的に実施されていた。
壁に水栓金具及び給水配管を取付ける施工方法の一例と
して、例えば、図6(a)〜(c)に示すような施工方
法が一般的に実施されていた。
【0003】即ち、図6(a)に示すように、先ず、A
LCパネルやコンクリートから形成される外壁51に該外
壁51の屋外側Aから大径の大穴52を所定の深さ迄穿設し
て設けた後、今度は大穴52の中心部に相当する部分に給
水配管54の外径に合わせた小径の小穴53を穿設し、これ
等の大穴52と小穴53とによって外壁51に貫通孔を穿設し
ていた。
LCパネルやコンクリートから形成される外壁51に該外
壁51の屋外側Aから大径の大穴52を所定の深さ迄穿設し
て設けた後、今度は大穴52の中心部に相当する部分に給
水配管54の外径に合わせた小径の小穴53を穿設し、これ
等の大穴52と小穴53とによって外壁51に貫通孔を穿設し
ていた。
【0004】次に、図6(b)に示すように、給水配管
54の端部のエルボ部分の先端部54aを、外壁51の屋内側
Bから前記小穴53及び大穴52からなる貫通孔に差し込
み、該エルボ部分の下部をサドルバンド55及びビス56で
外壁51の屋内側Bに固定する。そして、図6(c)に示
すように、外壁51の屋外側Aから貫通孔の大穴52の内周
面と、給水配管54の先端部54aの外周面との隙間にシー
リング材57を充填してシールした後、水栓金具58を給水
配管54の先端部54aに結合することによって給水配管54
及び水栓金具58を外壁51に取付固定していた。
54の端部のエルボ部分の先端部54aを、外壁51の屋内側
Bから前記小穴53及び大穴52からなる貫通孔に差し込
み、該エルボ部分の下部をサドルバンド55及びビス56で
外壁51の屋内側Bに固定する。そして、図6(c)に示
すように、外壁51の屋外側Aから貫通孔の大穴52の内周
面と、給水配管54の先端部54aの外周面との隙間にシー
リング材57を充填してシールした後、水栓金具58を給水
配管54の先端部54aに結合することによって給水配管54
及び水栓金具58を外壁51に取付固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、外壁51に設けられる貫通孔は、給水配管54
を差し込み固定するための小穴53と、シーリング材57を
充填してシールするための大穴52とを各穴52,53の中心
が同じで且つ異なる2種類の径を有する2段穴で形成す
る必要があり、その穿孔作業が困難であった。
従来例では、外壁51に設けられる貫通孔は、給水配管54
を差し込み固定するための小穴53と、シーリング材57を
充填してシールするための大穴52とを各穴52,53の中心
が同じで且つ異なる2種類の径を有する2段穴で形成す
る必要があり、その穿孔作業が困難であった。
【0006】特に、穴の中心が同じで異なる2種類の径
を有する2段穴を穿設するに当たっては、通常、径の異
なる2種類のホールソーを用いて2工程の穿孔作業によ
り行なうが、その際に相互に異なる径の穴の中心を合致
させるのが難しく、小穴53と大穴52との同心精度を得る
のが困難である上、穿孔作業に時間がかかるという問題
があった。
を有する2段穴を穿設するに当たっては、通常、径の異
なる2種類のホールソーを用いて2工程の穿孔作業によ
り行なうが、その際に相互に異なる径の穴の中心を合致
させるのが難しく、小穴53と大穴52との同心精度を得る
のが困難である上、穿孔作業に時間がかかるという問題
があった。
【0007】また、給水配管54の外周径の寸法に合わせ
て小穴53の径を設定して穿孔しなければならず、使用す
る給水配管54がHIVP(耐衝撃性塩化ビニルパイプ)
やVLP(ビニルライニング鋼管)等の種別により外形
形状が異なる場合や、外周径の異なる給水配管54を複数
配設する際には、その都度小穴53の径を変更して施工す
る必要があり、小穴53の穿孔作業能率が低下するという
問題があった。
て小穴53の径を設定して穿孔しなければならず、使用す
る給水配管54がHIVP(耐衝撃性塩化ビニルパイプ)
やVLP(ビニルライニング鋼管)等の種別により外形
形状が異なる場合や、外周径の異なる給水配管54を複数
配設する際には、その都度小穴53の径を変更して施工す
る必要があり、小穴53の穿孔作業能率が低下するという
問題があった。
【0008】また、給水配管54がHIVPの場合には、
その構造上、水栓金具58を取り付ける給水配管54の先端
部54aの外周径が給水配管54本体部の外周径よりも大き
くなっており、給水配管54を屋内側Bから差し込むため
に先端部54aの外周径に合わせて穿孔した小穴53と給水
配管54本体部との間に比較的大きな隙間が出来る場合が
ある。このような場合、給水配管54のエルボ部分の下部
をサドルバンド55で外壁51の屋内側Bに強く固定して
も、給水配管54の先端部54aに取付固定された水栓金具
58がぐらついてしまうという問題があった。
その構造上、水栓金具58を取り付ける給水配管54の先端
部54aの外周径が給水配管54本体部の外周径よりも大き
くなっており、給水配管54を屋内側Bから差し込むため
に先端部54aの外周径に合わせて穿孔した小穴53と給水
配管54本体部との間に比較的大きな隙間が出来る場合が
ある。このような場合、給水配管54のエルボ部分の下部
をサドルバンド55で外壁51の屋内側Bに強く固定して
も、給水配管54の先端部54aに取付固定された水栓金具
58がぐらついてしまうという問題があった。
【0009】また、給水配管54がHIVPの場合で、給
水配管54本体部の外周面と小穴53の内周面との間に比較
的大きな隙間がある場合には、シーリング材57を外壁51
の屋外側Aから充填する際に該シーリング材57が給水配
管54本体部の外周面と小穴53の内周面との隙間に入り込
んで外壁51の屋内側Bに侵入する虞があり、更にはシー
リング材57の打設深さが安定して確保できずにシーリン
グ材57のシーリング効果が低下する虞がある。
水配管54本体部の外周面と小穴53の内周面との間に比較
的大きな隙間がある場合には、シーリング材57を外壁51
の屋外側Aから充填する際に該シーリング材57が給水配
管54本体部の外周面と小穴53の内周面との隙間に入り込
んで外壁51の屋内側Bに侵入する虞があり、更にはシー
リング材57の打設深さが安定して確保できずにシーリン
グ材57のシーリング効果が低下する虞がある。
【0010】また、給水配管54の先端部54aの内側に設
けられた雌ネジに水栓金具58に設けられた雄ネジを螺合
して取り付ける際に給水配管54が水栓金具58側に引っ張
られて該給水配管54に不必要な負荷がかかる虞がある。
けられた雌ネジに水栓金具58に設けられた雄ネジを螺合
して取り付ける際に給水配管54が水栓金具58側に引っ張
られて該給水配管54に不必要な負荷がかかる虞がある。
【0011】また、外周に断熱材や防露保温材等を被覆
した給水配管54を小穴53に挿入する場合には、給水配管
54の先端部54aが小穴53を通過する際に該断熱材や防露
保温材がめくれ上がって挿入不可能になったり、前記断
熱材や防露保温材が片寄りして断熱効果や防露保温効果
が低下する虞がある。
した給水配管54を小穴53に挿入する場合には、給水配管
54の先端部54aが小穴53を通過する際に該断熱材や防露
保温材がめくれ上がって挿入不可能になったり、前記断
熱材や防露保温材が片寄りして断熱効果や防露保温効果
が低下する虞がある。
【0012】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、壁体に1種類の円柱状の貫通
孔を設けるだけで良く、穿孔作業が容易で、且つ、外径
や外形形状の多少異なる配管でも外周に被覆した断熱材
や防露保温材等の弾性体の弾性によりその寸法差を吸収
すると共に、配管をしっかりと固定でき、前記弾性体の
めくれや片寄りがなく断熱効果や防露保温効果が維持で
き、配管の端部に水栓金具等をねじ込む際にも配管が水
栓金具側に引っ張られて該配管に不必要な負荷がかかる
虞がなく、シーリング材等の充填材の打設深さが安定し
て確保でき、シーリング効果が維持出来る配管取付具及
びこれを用いた配管取付構造を提供するものである。
その目的とするところは、壁体に1種類の円柱状の貫通
孔を設けるだけで良く、穿孔作業が容易で、且つ、外径
や外形形状の多少異なる配管でも外周に被覆した断熱材
や防露保温材等の弾性体の弾性によりその寸法差を吸収
すると共に、配管をしっかりと固定でき、前記弾性体の
めくれや片寄りがなく断熱効果や防露保温効果が維持で
き、配管の端部に水栓金具等をねじ込む際にも配管が水
栓金具側に引っ張られて該配管に不必要な負荷がかかる
虞がなく、シーリング材等の充填材の打設深さが安定し
て確保でき、シーリング効果が維持出来る配管取付具及
びこれを用いた配管取付構造を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る配管取付具は、筒体と、前記筒体の両端
部の内周面及び該筒体の両端部の間の所定位置の内周面
に突出して設けた複数の押圧リングと、前記筒体の一方
の端部の外周面に突出して設けた鍔体とを備え、前記筒
体の全体を該筒体の軸方向に平行に2分割可能に構成し
たことを特徴とする配管取付具である。
の本発明に係る配管取付具は、筒体と、前記筒体の両端
部の内周面及び該筒体の両端部の間の所定位置の内周面
に突出して設けた複数の押圧リングと、前記筒体の一方
の端部の外周面に突出して設けた鍔体とを備え、前記筒
体の全体を該筒体の軸方向に平行に2分割可能に構成し
たことを特徴とする配管取付具である。
【0014】また、前記配管取付具を用いた配管取付構
造は、弾性体で被覆された配管を壁体に取り付ける配管
取付構造において、弾性体で被覆された配管が前記配管
取付具の筒体内に挿通されると共に前記押圧リングによ
り保持され、前記配管取付具が該配管取付具の鍔体を前
記壁体の一方の壁面に押しつけるようにして該壁体に設
けられた貫通孔に途中まで装着され、該貫通孔における
前記壁体の他方の壁面から前記筒体までの空間部に充填
材を充填して構成したことを特徴とする。
造は、弾性体で被覆された配管を壁体に取り付ける配管
取付構造において、弾性体で被覆された配管が前記配管
取付具の筒体内に挿通されると共に前記押圧リングによ
り保持され、前記配管取付具が該配管取付具の鍔体を前
記壁体の一方の壁面に押しつけるようにして該壁体に設
けられた貫通孔に途中まで装着され、該貫通孔における
前記壁体の他方の壁面から前記筒体までの空間部に充填
材を充填して構成したことを特徴とする。
【0015】また、前記充填材を充填する側の前記筒体
の端部の内周面に突出して設けた押圧リングの内径が、
前記筒体の両端部の間の所定位置の内周面に突出して設
けた押圧リングの内径よりも小さくなるように構成した
ことを特徴とする。
の端部の内周面に突出して設けた押圧リングの内径が、
前記筒体の両端部の間の所定位置の内周面に突出して設
けた押圧リングの内径よりも小さくなるように構成した
ことを特徴とする。
【0016】本発明は上述の如く構成したので、壁体に
配管取付具を挿入するための1種類の貫通孔を1工程で
穿孔するだけで良く、壁体の穿孔作業が容易で短時間に
出来る。
配管取付具を挿入するための1種類の貫通孔を1工程で
穿孔するだけで良く、壁体の穿孔作業が容易で短時間に
出来る。
【0017】また、配管取付具の筒体の全体が該筒体の
軸方向に平行に2分割されているため、配管の外周に比
較的厚手の弾性体を被覆しても2分割された一対の筒体
を配管の径方向両側から挟み込んで合わせることで、弾
性体で被覆した配管を配管取付具の筒体内に容易に挿通
させることが出来る。
軸方向に平行に2分割されているため、配管の外周に比
較的厚手の弾性体を被覆しても2分割された一対の筒体
を配管の径方向両側から挟み込んで合わせることで、弾
性体で被覆した配管を配管取付具の筒体内に容易に挿通
させることが出来る。
【0018】また、2分割された筒体の内部に断熱材や
防露保温材等の弾性体を被覆した配管を挿通して収容し
た配管取付具を壁体の貫通孔にスムーズに挿入して装着
できるので、配管を壁体の貫通孔に挿通する際に弾性体
がめくれ上がって挿入不可能になったり、該弾性体が片
寄りして断熱効果や防露保温効果が低下する虞がない。
防露保温材等の弾性体を被覆した配管を挿通して収容し
た配管取付具を壁体の貫通孔にスムーズに挿入して装着
できるので、配管を壁体の貫通孔に挿通する際に弾性体
がめくれ上がって挿入不可能になったり、該弾性体が片
寄りして断熱効果や防露保温効果が低下する虞がない。
【0019】また、筒体の内周面に突出する複数の押圧
リングを設けたことにより、弾性体で被覆された配管を
2分割した配管取付具の筒体内に挿通して収容した際
に、前記押圧リングにより該弾性体を押圧して配管を支
持することが出来る。そして、この状態で配管取付具の
筒体を壁体に穿孔した貫通孔に挿入して装着すること
で、前記弾性体の戻り弾性力の作用により配管、弾性
体、配管取付具及び貫通孔が一体的に係止されて支持さ
れ固定される。
リングを設けたことにより、弾性体で被覆された配管を
2分割した配管取付具の筒体内に挿通して収容した際
に、前記押圧リングにより該弾性体を押圧して配管を支
持することが出来る。そして、この状態で配管取付具の
筒体を壁体に穿孔した貫通孔に挿入して装着すること
で、前記弾性体の戻り弾性力の作用により配管、弾性
体、配管取付具及び貫通孔が一体的に係止されて支持さ
れ固定される。
【0020】従って、配管の外径や外形形状が多少異な
っても弾性体の弾性により外径の寸法差を吸収すること
が出来、1種類の配管取付具により複数の異なる外径の
配管に適用することが出来る。これにより、HIVPや
VLP等の外形形状の種類の異なる配管を用いる場合
や、外周径の異なる配管を複数配設する場合でも、同一
径の貫通孔を形成して1種類の配管取付具を用いて外形
形状や外径が異なる各種の配管に適用することが出来
る。
っても弾性体の弾性により外径の寸法差を吸収すること
が出来、1種類の配管取付具により複数の異なる外径の
配管に適用することが出来る。これにより、HIVPや
VLP等の外形形状の種類の異なる配管を用いる場合
や、外周径の異なる配管を複数配設する場合でも、同一
径の貫通孔を形成して1種類の配管取付具を用いて外形
形状や外径が異なる各種の配管に適用することが出来
る。
【0021】また、配管を被覆した弾性体の押圧を筒体
の両端部の内周面及び該筒体の両端部の間の所定位置の
内周面に突出して設けた複数の押圧リングにより行なう
ことで、弾性体を必要以上の範囲に亘って押し潰すこと
なく弾性力を維持したまま保持することで、弾性体が有
する断熱効果や防露保温効果等を維持することが出来、
更には配管取付具の材料体積を低減させて軽量化及び材
料コストの低減を図ることが出来る。
の両端部の内周面及び該筒体の両端部の間の所定位置の
内周面に突出して設けた複数の押圧リングにより行なう
ことで、弾性体を必要以上の範囲に亘って押し潰すこと
なく弾性力を維持したまま保持することで、弾性体が有
する断熱効果や防露保温効果等を維持することが出来、
更には配管取付具の材料体積を低減させて軽量化及び材
料コストの低減を図ることが出来る。
【0022】また、筒体を貫通孔に挿入した時、筒体の
一方の端部の外周面に突出して設けた鍔体が壁体の一方
の壁面に当接して配管取付具の位置を規制し、配管取付
具を貫通孔の途中まで装着することが出来る。これによ
り、貫通孔における壁体の他方の壁面から筒体まで充填
材を充填する空間部を確保することが出来る。
一方の端部の外周面に突出して設けた鍔体が壁体の一方
の壁面に当接して配管取付具の位置を規制し、配管取付
具を貫通孔の途中まで装着することが出来る。これによ
り、貫通孔における壁体の他方の壁面から筒体まで充填
材を充填する空間部を確保することが出来る。
【0023】また、充填材を充填する側の筒体の端部の
内周面に突出して設けた押圧リングの内径を、筒体の両
端部の間の所定位置の内周面に突出して設けた押圧リン
グの内径よりも小さく構成することで、充填材を充填す
る側の筒体の端部の内周面に設けた押圧リングにより弾
性体の端部位置を規制すると共に、充填材と弾性体とを
遮蔽し、充填材の打設深さを安定して確保することが出
来るので、シーリング材等の充填材を充填する際に該充
填材が壁体の反対側に侵入する虞がなく、シーリング材
のシーリング効果等を維持することが出来る。
内周面に突出して設けた押圧リングの内径を、筒体の両
端部の間の所定位置の内周面に突出して設けた押圧リン
グの内径よりも小さく構成することで、充填材を充填す
る側の筒体の端部の内周面に設けた押圧リングにより弾
性体の端部位置を規制すると共に、充填材と弾性体とを
遮蔽し、充填材の打設深さを安定して確保することが出
来るので、シーリング材等の充填材を充填する際に該充
填材が壁体の反対側に侵入する虞がなく、シーリング材
のシーリング効果等を維持することが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る配管取付具
及び該配管取付具を用いた配管取付構造の一実施形態を
具体的に説明する。図1は本発明に係る配管取付具の構
成を示す斜視組み立て図、図2(a)は本発明に係る配
管取付具の構成を示す断面説明図、図2(b)は図2
(a)の左方向から見た図、図3(a)〜(d)及び図
4(a),(b)は本発明に係る配管取付具を用いて弾
性体で被覆されたHIVPの配管を壁体に取り付ける工
程を示す断面説明図、図5(a)〜(d)は本発明に係
る配管取付具を用いて弾性体で被覆されたVLPの配管
を壁体に取り付ける工程の要部を示す断面説明図であ
る。
及び該配管取付具を用いた配管取付構造の一実施形態を
具体的に説明する。図1は本発明に係る配管取付具の構
成を示す斜視組み立て図、図2(a)は本発明に係る配
管取付具の構成を示す断面説明図、図2(b)は図2
(a)の左方向から見た図、図3(a)〜(d)及び図
4(a),(b)は本発明に係る配管取付具を用いて弾
性体で被覆されたHIVPの配管を壁体に取り付ける工
程を示す断面説明図、図5(a)〜(d)は本発明に係
る配管取付具を用いて弾性体で被覆されたVLPの配管
を壁体に取り付ける工程の要部を示す断面説明図であ
る。
【0025】図1及び図2(a),(b)において、1
は本発明に係る配管取付具であって、ベランダ、庭、屋
上等に面する壁体である外壁2にベランダ散水栓、屋上
水栓等の水栓金具及び給水配管、或いは給湯器排水管、
エアコンドレン管等を取付ける配管3の外周に断熱材や
防露保温材等の弾性体4を被覆した状態で取付ける際に
施工が容易でかつ確実に実施し得るものである。
は本発明に係る配管取付具であって、ベランダ、庭、屋
上等に面する壁体である外壁2にベランダ散水栓、屋上
水栓等の水栓金具及び給水配管、或いは給湯器排水管、
エアコンドレン管等を取付ける配管3の外周に断熱材や
防露保温材等の弾性体4を被覆した状態で取付ける際に
施工が容易でかつ確実に実施し得るものである。
【0026】配管取付具1は金属やプラスチック等を成
型したものであり、筒体1aの全体を該筒体1aの軸方
向に平行に2分割できるようになっている。筒体1aは
所定の外径を有する配管3の外周に所定の厚さの弾性体
4を被覆した外径に対応する内径及び外径を有すると共
に、壁体となるALCパネルやコンクリート等からなる
外壁2の厚さよりも所定の寸法だけ短い軸方向の長さ
(以下、単に「筒体1aの長さ」という)を有して構成
される。
型したものであり、筒体1aの全体を該筒体1aの軸方
向に平行に2分割できるようになっている。筒体1aは
所定の外径を有する配管3の外周に所定の厚さの弾性体
4を被覆した外径に対応する内径及び外径を有すると共
に、壁体となるALCパネルやコンクリート等からなる
外壁2の厚さよりも所定の寸法だけ短い軸方向の長さ
(以下、単に「筒体1aの長さ」という)を有して構成
される。
【0027】筒体1aの両端部の内周面及び該筒体1a
の両端部の間の所定位置の内周面には、該筒体1aの内
周面に対して直交して突出した所定の高さを有する複数
の押圧リング1b,1c,1d,1eが設けられてい
る。
の両端部の間の所定位置の内周面には、該筒体1aの内
周面に対して直交して突出した所定の高さを有する複数
の押圧リング1b,1c,1d,1eが設けられてい
る。
【0028】詳しくは図4(b)に示して後述する充填
材となるシーリング材5を充填する側の筒体1aの端部
の内周面に突出して設けた押圧リング1bの内径は、該
筒体1aの他端部の内周面に突出して設けた押圧リング
1e及び該筒体1aの両端部の間の所定位置の内周面に
突出して設けた押圧リング1c,1dの内径よりも小さ
くなるように構成されている。
材となるシーリング材5を充填する側の筒体1aの端部
の内周面に突出して設けた押圧リング1bの内径は、該
筒体1aの他端部の内周面に突出して設けた押圧リング
1e及び該筒体1aの両端部の間の所定位置の内周面に
突出して設けた押圧リング1c,1dの内径よりも小さ
くなるように構成されている。
【0029】また、筒体1aの一方の端部(シーリング
材5を充填する側と反対側の端部)の外周面には、該筒
体1aの外周面に対して直交して突出した所定の高さを
有する鍔体1fが設けられている。
材5を充填する側と反対側の端部)の外周面には、該筒
体1aの外周面に対して直交して突出した所定の高さを
有する鍔体1fが設けられている。
【0030】また、筒体1aのシーリング材5を充填す
る側の端部の外周面には面取り部1gが形成されてい
る。
る側の端部の外周面には面取り部1gが形成されてい
る。
【0031】配管取付具1の具体的な構成の一例とし
て、例えば、施工する配管3の外径が30mm、外壁2の
厚さが75mm、該外壁2に穿孔する貫通孔2aの径が6
0mmである場合には、筒体1a全体の厚さ3mm、外径5
9.5mm、長さ63mm、筒体1aの押圧リング1b,1
c,1d,1eの厚さ5mm、押圧リング1bの内径34
mm、押圧リング1c,1d,1eの内径38mm、筒体1
aの長さ方向における押圧リング1bと押圧リング1c
との離間間隔5mm、押圧リング1cと押圧リング1dと
の離間間隔20mm、押圧リング1dと押圧リング1eと
の離間間隔18mm、鍔体1fの厚さ3mm、該鍔体1fの
外径67.5mmの寸法で構成すれば好ましい。
て、例えば、施工する配管3の外径が30mm、外壁2の
厚さが75mm、該外壁2に穿孔する貫通孔2aの径が6
0mmである場合には、筒体1a全体の厚さ3mm、外径5
9.5mm、長さ63mm、筒体1aの押圧リング1b,1
c,1d,1eの厚さ5mm、押圧リング1bの内径34
mm、押圧リング1c,1d,1eの内径38mm、筒体1
aの長さ方向における押圧リング1bと押圧リング1c
との離間間隔5mm、押圧リング1cと押圧リング1dと
の離間間隔20mm、押圧リング1dと押圧リング1eと
の離間間隔18mm、鍔体1fの厚さ3mm、該鍔体1fの
外径67.5mmの寸法で構成すれば好ましい。
【0032】また、上記において、外壁2の厚さが10
0mmである場合には、筒体1a全体の長さ88mm、筒体
1aの長さ方向における押圧リング1cと押圧リング1
dとの離間間隔33mm、押圧リング1dと押圧リング1
eとの離間間隔30mmに変更し、他の寸法は同じにして
構成すれば好ましい。
0mmである場合には、筒体1a全体の長さ88mm、筒体
1aの長さ方向における押圧リング1cと押圧リング1
dとの離間間隔33mm、押圧リング1dと押圧リング1
eとの離間間隔30mmに変更し、他の寸法は同じにして
構成すれば好ましい。
【0033】押圧リング1bの内径は、これに挿通され
る配管3の該押圧リング1bに対向する部位の外径より
も少し大きな径を有しており、挿通された配管3に対し
て少しのクリアランスを取ることが出来るように構成さ
れている。
る配管3の該押圧リング1bに対向する部位の外径より
も少し大きな径を有しており、挿通された配管3に対し
て少しのクリアランスを取ることが出来るように構成さ
れている。
【0034】また、弾性体4は断熱材や防露保温材とし
てのポリウレタン系やスチレン系の合成樹脂発泡体等に
より構成され、所定の弾性力を有すると共に、少なくと
も押圧リング1c,1d,1eの内径から配管3の外径
を差し引いた値の1/2よりも大きな厚さを有して配管
3の外周に被覆される。
てのポリウレタン系やスチレン系の合成樹脂発泡体等に
より構成され、所定の弾性力を有すると共に、少なくと
も押圧リング1c,1d,1eの内径から配管3の外径
を差し引いた値の1/2よりも大きな厚さを有して配管
3の外周に被覆される。
【0035】前述の配管取付具1を使用した本発明に係
る配管取付構造を図3〜図5に示す施工工程図を用いて
説明する。図3〜図4は塩化ビニルパイプからなる配管
3の先端部3aの内側にネジ切りした金属部品が嵌入さ
れたHIVP(耐衝撃性塩化ビニルパイプ)を用いて給
水配管を施工する様子を示す図であり、図5は金属管の
内側にビニルをコーティングしたVLP(ビニルライニ
ング鋼管)からなる配管3を用いて同じく給水配管を施
工する様子を示す図である。
る配管取付構造を図3〜図5に示す施工工程図を用いて
説明する。図3〜図4は塩化ビニルパイプからなる配管
3の先端部3aの内側にネジ切りした金属部品が嵌入さ
れたHIVP(耐衝撃性塩化ビニルパイプ)を用いて給
水配管を施工する様子を示す図であり、図5は金属管の
内側にビニルをコーティングしたVLP(ビニルライニ
ング鋼管)からなる配管3を用いて同じく給水配管を施
工する様子を示す図である。
【0036】HIVPを用いて給水配管を施工する場
合、先ず、図3(a)に示すように、建築物の壁体とな
る外壁2の水栓金具6を設置する位置に配管取付具1の
筒体1a本体の外周径よりも大きく、鍔体1fの外周径
よりも小さい所定の径を有する円柱状の貫通孔2aをホ
ールソー等を用いて穿孔する。
合、先ず、図3(a)に示すように、建築物の壁体とな
る外壁2の水栓金具6を設置する位置に配管取付具1の
筒体1a本体の外周径よりも大きく、鍔体1fの外周径
よりも小さい所定の径を有する円柱状の貫通孔2aをホ
ールソー等を用いて穿孔する。
【0037】例えば、前述の具体例のように、配管3本
体部の外径が30mm、外壁2が75mmの肉厚を有してい
る場合であれば、筒体1aの長さが63mm、筒体1a本
体の外径が59.5mm、押圧リング1bの内径が34mm
の配管取付具1を用い、貫通孔2aを径60mmの円柱状
で穿孔する。
体部の外径が30mm、外壁2が75mmの肉厚を有してい
る場合であれば、筒体1aの長さが63mm、筒体1a本
体の外径が59.5mm、押圧リング1bの内径が34mm
の配管取付具1を用い、貫通孔2aを径60mmの円柱状
で穿孔する。
【0038】一方、配管3の先端部3aはその内側にネ
ジ切りした金属部品が嵌入されて配管3本体部の外径よ
りも大きな外径を有しており、図3(b)に示すよう
に、先端部3aを除く配管3本体部の外周に所定の肉厚
を有する弾性体4を被覆する。弾性体4は断熱材や防露
保温材としてのポリウレタン系やスチレン系の合成樹脂
発泡体等の所定の弾性力を有する部材で構成される。
ジ切りした金属部品が嵌入されて配管3本体部の外径よ
りも大きな外径を有しており、図3(b)に示すよう
に、先端部3aを除く配管3本体部の外周に所定の肉厚
を有する弾性体4を被覆する。弾性体4は断熱材や防露
保温材としてのポリウレタン系やスチレン系の合成樹脂
発泡体等の所定の弾性力を有する部材で構成される。
【0039】弾性体4の肉厚は、少なくとも筒体1aの
押圧リング1c,1d,1eの内径から配管3の外径を
差し引いた値の1/2よりも大きな厚さを有するもので
あり、例えば、配管3の外径が30mm、押圧リング1
c,1d,1eの内径が38mmであれば、少なくとも4
mm以上の肉厚を有する。
押圧リング1c,1d,1eの内径から配管3の外径を
差し引いた値の1/2よりも大きな厚さを有するもので
あり、例えば、配管3の外径が30mm、押圧リング1
c,1d,1eの内径が38mmであれば、少なくとも4
mm以上の肉厚を有する。
【0040】また、弾性体4は、図4(a)に示すよう
に、2分割された筒体1aにより配管3の径方向両側か
ら挟み込んで外壁2の貫通孔2aに挿入された時、押圧
リング1c,1d,1eが弾性体4に食い込んで該弾性
体4を押圧することで、該弾性体4の戻り弾性力により
配管3、弾性体4、筒体1a及び貫通孔2aの内壁面2
bとが互いに係止されて支持され固定される程度の所定
の弾性力を発揮し得る材質により構成される。
に、2分割された筒体1aにより配管3の径方向両側か
ら挟み込んで外壁2の貫通孔2aに挿入された時、押圧
リング1c,1d,1eが弾性体4に食い込んで該弾性
体4を押圧することで、該弾性体4の戻り弾性力により
配管3、弾性体4、筒体1a及び貫通孔2aの内壁面2
bとが互いに係止されて支持され固定される程度の所定
の弾性力を発揮し得る材質により構成される。
【0041】そして、図3(c)に示すように、2分割
した筒体1aを弾性体4により被覆した配管3の径方向
両側から挟み込んで嵌合し、図3(d)に示すように、
押圧リング1bにより配管3の先端面3b側の弾性体4
の端部を規制すると共に、押圧リング1c,1d,1e
により弾性体4を押圧する。
した筒体1aを弾性体4により被覆した配管3の径方向
両側から挟み込んで嵌合し、図3(d)に示すように、
押圧リング1bにより配管3の先端面3b側の弾性体4
の端部を規制すると共に、押圧リング1c,1d,1e
により弾性体4を押圧する。
【0042】ここで、押圧リング1bは配管3本体と先
端部3aとの境界位置に配置され、押圧リング1eは弾
性体4で被覆した配管3のエルボ部3cに配置される。
そして、図3(d)に示すように、押圧リング1c,1
d,1eが食い込んで押圧された弾性体4はその戻り弾
性力により押圧リング1bと押圧リング1cとの間隙、
押圧リング1cと押圧リング1dとの間隙、押圧リング
1dと押圧リング1eとの間隙に夫々突出する。これに
より、配管3に固定された弾性体4を介して配管取付具
1が配管3をしっかりと支持して固定することが出来
る。
端部3aとの境界位置に配置され、押圧リング1eは弾
性体4で被覆した配管3のエルボ部3cに配置される。
そして、図3(d)に示すように、押圧リング1c,1
d,1eが食い込んで押圧された弾性体4はその戻り弾
性力により押圧リング1bと押圧リング1cとの間隙、
押圧リング1cと押圧リング1dとの間隙、押圧リング
1dと押圧リング1eとの間隙に夫々突出する。これに
より、配管3に固定された弾性体4を介して配管取付具
1が配管3をしっかりと支持して固定することが出来
る。
【0043】押圧リング1cを筒体1aの一端部に設け
られた押圧リング1bの比較的近傍に設け、押圧リング
1eを筒体1aの他端部に設けたことで、弾性体4を介
して配管3を筒体1aの略全長分の範囲で支持すること
で比較的安定して配管3を支持することが出来、後述す
る配管3の先端部3aに取り付けた水栓金具6のぐらつ
きを抑えることが出来る。また、押圧リング1dを筒体
1aの両端部の間の略中央部に設けたことで、弾性体4
を介して配管3を更に強固に支持することが出来る。
られた押圧リング1bの比較的近傍に設け、押圧リング
1eを筒体1aの他端部に設けたことで、弾性体4を介
して配管3を筒体1aの略全長分の範囲で支持すること
で比較的安定して配管3を支持することが出来、後述す
る配管3の先端部3aに取り付けた水栓金具6のぐらつ
きを抑えることが出来る。また、押圧リング1dを筒体
1aの両端部の間の略中央部に設けたことで、弾性体4
を介して配管3を更に強固に支持することが出来る。
【0044】また、配管3の径方向両側から2分割され
た筒体1aにより挟み込んで弾性体4を強く押し込んで
配管3を固定する構成であることから、配管3の外径や
外形形状が多少異なっても(例えば、外径が2〜5mm程
度の差)その外径寸法差を弾性体4が吸収することが出
来、1種類の配管取付具1及び弾性体4により複数の異
なる外径や外形形状の配管3に適用して施工することが
出来る。
た筒体1aにより挟み込んで弾性体4を強く押し込んで
配管3を固定する構成であることから、配管3の外径や
外形形状が多少異なっても(例えば、外径が2〜5mm程
度の差)その外径寸法差を弾性体4が吸収することが出
来、1種類の配管取付具1及び弾性体4により複数の異
なる外径や外形形状の配管3に適用して施工することが
出来る。
【0045】次に、図4(a)に示すように、外壁2の
屋内側Bから貫通孔2aの中に前記弾性体4を介して配
管3を支持した配管取付具1を挿入し、配管取付具1の
鍔体1fを外壁2の屋内側Bの壁面2cに当接する。
屋内側Bから貫通孔2aの中に前記弾性体4を介して配
管3を支持した配管取付具1を挿入し、配管取付具1の
鍔体1fを外壁2の屋内側Bの壁面2cに当接する。
【0046】配管取付具1を貫通孔2aに挿入する際に
は、筒体1aの外径が貫通孔2aの径よりも小さくなる
ように配管3の径方向両側から筒体1aを押さえ込んで
弾性体4を押圧した状態で挿入する。筒体1aの外周面
端部には、図2(a),(b)に示すように、面取り部
1gが形成されているため、この面取り部1gに沿って
筒体1aを貫通孔2a内に容易に挿入することが出来
る。
は、筒体1aの外径が貫通孔2aの径よりも小さくなる
ように配管3の径方向両側から筒体1aを押さえ込んで
弾性体4を押圧した状態で挿入する。筒体1aの外周面
端部には、図2(a),(b)に示すように、面取り部
1gが形成されているため、この面取り部1gに沿って
筒体1aを貫通孔2a内に容易に挿入することが出来
る。
【0047】また、弾性体4の配管3の先端部3a側の
端部が押圧リング1bにより規制されると共に該弾性体
4が筒体1aの内部に収容されるので、配管取付具1を
貫通孔2aに挿入する際に弾性体4のめくれや片寄りが
防止でき、弾性体4の有する断熱効果や防露保温効果等
を確実に維持することが出来る。
端部が押圧リング1bにより規制されると共に該弾性体
4が筒体1aの内部に収容されるので、配管取付具1を
貫通孔2aに挿入する際に弾性体4のめくれや片寄りが
防止でき、弾性体4の有する断熱効果や防露保温効果等
を確実に維持することが出来る。
【0048】また、外周に断熱材や防露保温材等の弾性
体4を巻いた配管3を直に貫通孔2aに差し込む際には
該貫通孔2aを比較的大きめに設定して差し込み余裕を
もたせる必要があるが、この場合、配管3の固定が緩慢
になる虞がある。しかしながら、本発明に係る配管取付
具1を用いた場合には、筒体1aの内部に弾性体4が収
容されるので貫通孔2aに対する差し込み余裕が比較的
小さくて済み、これにより配管3の固定が確実に強固に
出来る。
体4を巻いた配管3を直に貫通孔2aに差し込む際には
該貫通孔2aを比較的大きめに設定して差し込み余裕を
もたせる必要があるが、この場合、配管3の固定が緩慢
になる虞がある。しかしながら、本発明に係る配管取付
具1を用いた場合には、筒体1aの内部に弾性体4が収
容されるので貫通孔2aに対する差し込み余裕が比較的
小さくて済み、これにより配管3の固定が確実に強固に
出来る。
【0049】図4(a)に示すように、弾性体4を介し
て配管3を支持した配管取付具1が貫通孔2aに挿入し
て装着されると、弾性体4の戻り弾性力により、配管
3、弾性体4、筒体1a及び貫通孔2aの内壁面2bと
が互いに係止されて支持され固定される。従って、鍔体
1fをビス等により外壁2に取付固定する必要がなく該
鍔体1fにビス孔を設ける必要もないので作業工数が削
減できる。
て配管3を支持した配管取付具1が貫通孔2aに挿入し
て装着されると、弾性体4の戻り弾性力により、配管
3、弾性体4、筒体1a及び貫通孔2aの内壁面2bと
が互いに係止されて支持され固定される。従って、鍔体
1fをビス等により外壁2に取付固定する必要がなく該
鍔体1fにビス孔を設ける必要もないので作業工数が削
減できる。
【0050】また、弾性体4の弾性により貫通孔2aの
径と筒体1aの外径との公差が吸収され、弾性体4の弾
性により常に筒体1aの外周面は貫通孔2aの内壁面2
bに当接して圧接されるので鍔体1fの高さが比較的小
さくても配管取付具1の位置規制を確実に行なうことが
出来る。
径と筒体1aの外径との公差が吸収され、弾性体4の弾
性により常に筒体1aの外周面は貫通孔2aの内壁面2
bに当接して圧接されるので鍔体1fの高さが比較的小
さくても配管取付具1の位置規制を確実に行なうことが
出来る。
【0051】また、前述のように外壁2の肉厚及び貫通
孔2aの長さは75mmであるのに対し、配管取付具1の
長さが60mmであるので、貫通孔2aに屋内側Bから配
管取付具1が差し込まれて装着された状態で、貫通孔2
aの屋外側Aには外壁2の壁面2dから筒体1aの端部
に設けられた押圧リング1bまでの空間部となる15mm
の深さの凹部2a1 が形成される。
孔2aの長さは75mmであるのに対し、配管取付具1の
長さが60mmであるので、貫通孔2aに屋内側Bから配
管取付具1が差し込まれて装着された状態で、貫通孔2
aの屋外側Aには外壁2の壁面2dから筒体1aの端部
に設けられた押圧リング1bまでの空間部となる15mm
の深さの凹部2a1 が形成される。
【0052】また、配管取付具1の鍔体1fが外壁2の
屋内側Bの壁面2cに当接した時、同時に配管3のエル
ボ部3cを被覆した弾性体4の外周面が外壁2の屋内側
Bの壁面2cに当接するようになっており、サドルバン
ド7及びビス8を用いて弾性体4で被覆された配管3を
外壁2に屋内側Bから取付固定する。
屋内側Bの壁面2cに当接した時、同時に配管3のエル
ボ部3cを被覆した弾性体4の外周面が外壁2の屋内側
Bの壁面2cに当接するようになっており、サドルバン
ド7及びビス8を用いて弾性体4で被覆された配管3を
外壁2に屋内側Bから取付固定する。
【0053】配管3の先端部3aは配管取付具1の屋外
側Aの端部に設けられた押圧リング1bから突出し、且
つ該先端部3aの先端面3bは外壁2の屋外側Aの壁面
2dと略面一に配置されるようになっている。従って、
配管3の先端部3aの周りの貫通孔2aの凹部2a1 に1
5mmの深さを有する円筒状のシール代空間部が形成さ
れる。
側Aの端部に設けられた押圧リング1bから突出し、且
つ該先端部3aの先端面3bは外壁2の屋外側Aの壁面
2dと略面一に配置されるようになっている。従って、
配管3の先端部3aの周りの貫通孔2aの凹部2a1 に1
5mmの深さを有する円筒状のシール代空間部が形成さ
れる。
【0054】配管3の先端部3aの内側に嵌入して設け
られたネジ切りした金属部品には、予め水止め用保護部
材9が螺合して装着されており、図4(b)に示すよう
に、配管3の先端部3aと貫通孔2aの凹部2a1 とで形
成されたシール代空間部内に充填材となるシーリング材
5を屋外側Aから充填する。
られたネジ切りした金属部品には、予め水止め用保護部
材9が螺合して装着されており、図4(b)に示すよう
に、配管3の先端部3aと貫通孔2aの凹部2a1 とで形
成されたシール代空間部内に充填材となるシーリング材
5を屋外側Aから充填する。
【0055】この時、筒体1aの屋外側Aの端部に設け
た押圧リング1bが弾性体4を遮蔽する隔壁と、シーリ
ング材5を充填する際の底壁の役割を兼ねるのでシーリ
ング材5の打設深さが安定して確保され、シーリング材
5のシーリング効果を維持することが出来る。
た押圧リング1bが弾性体4を遮蔽する隔壁と、シーリ
ング材5を充填する際の底壁の役割を兼ねるのでシーリ
ング材5の打設深さが安定して確保され、シーリング材
5のシーリング効果を維持することが出来る。
【0056】また、配管取付具1の材質をプラスチック
で構成した場合には、シーリング材5の底面が押圧リン
グ1bに接触していてもプラスチック表面の剥離性によ
りシーリング材5が押圧リング1bに接着されることが
なく、シーリング材5は貫通孔2aの内壁面2bと配管
3の先端部3aの外周面との間で2面接着出来る。従っ
て3面接着した時の3方向の力によりシーリング材5が
切れることを防止してシーリング効果を維持することが
出来る。
で構成した場合には、シーリング材5の底面が押圧リン
グ1bに接触していてもプラスチック表面の剥離性によ
りシーリング材5が押圧リング1bに接着されることが
なく、シーリング材5は貫通孔2aの内壁面2bと配管
3の先端部3aの外周面との間で2面接着出来る。従っ
て3面接着した時の3方向の力によりシーリング材5が
切れることを防止してシーリング効果を維持することが
出来る。
【0057】次に、外壁2の屋外側Aの壁面2d及び凹
部2a1 内に充填したシーリング材5により形成されたシ
ール部表面に塗料を吹き付けて塗装10を施す。配管3の
先端部3aに予め水止め用保護部材9を取り付けたこと
で、充填したシーリング材5や塗料が配管3内に侵入す
ることを防止できる。
部2a1 内に充填したシーリング材5により形成されたシ
ール部表面に塗料を吹き付けて塗装10を施す。配管3の
先端部3aに予め水止め用保護部材9を取り付けたこと
で、充填したシーリング材5や塗料が配管3内に侵入す
ることを防止できる。
【0058】塗装10が完全に乾燥した後で、配管3の先
端部3aに取り付けた水止め用保護部材9を取り外し、
図4(b)に示すように、配管3の先端部3aの内側に
嵌入して設けられたネジ切りした金属部品に水栓金具6
を螺合して固定する。
端部3aに取り付けた水止め用保護部材9を取り外し、
図4(b)に示すように、配管3の先端部3aの内側に
嵌入して設けられたネジ切りした金属部品に水栓金具6
を螺合して固定する。
【0059】この時、弾性体4の戻り弾性力により一体
的に係止された配管3、弾性体4及び配管取付具1は鍔
体1fが外壁2の屋内側Bの壁面2cに当接して係止さ
れるため、水栓金具6を配管3にねじ込む時に配管3が
水栓金具6側に引っ張られて配管3に無理な力がかかる
ことがない。
的に係止された配管3、弾性体4及び配管取付具1は鍔
体1fが外壁2の屋内側Bの壁面2cに当接して係止さ
れるため、水栓金具6を配管3にねじ込む時に配管3が
水栓金具6側に引っ張られて配管3に無理な力がかかる
ことがない。
【0060】次に配管3の内側にビニルをコーティング
した金属管からなるVLPを用いて施工する場合につい
て図5を用いて説明する。尚、上記構成と同様に構成し
たものは同一の符号を付して説明を省略する。先ず、図
3(a)に示して前述したと同様に、建築物の壁体とな
る外壁2の水栓金具6を設置する位置に貫通孔2aを穿
孔する。
した金属管からなるVLPを用いて施工する場合につい
て図5を用いて説明する。尚、上記構成と同様に構成し
たものは同一の符号を付して説明を省略する。先ず、図
3(a)に示して前述したと同様に、建築物の壁体とな
る外壁2の水栓金具6を設置する位置に貫通孔2aを穿
孔する。
【0061】一方、配管3がVLPの場合には、図5
(d)に示すように、エルボ部3cと先端部3aとが別
体で分離可能に構成され、エルボ部3cの先端部の内側
に設けられた雌ネジ3c1 と、先端部3aの屋内側Bの端
部の外側に設けられた雄ネジ3a1 とを螺合して接続可能
に構成されている。
(d)に示すように、エルボ部3cと先端部3aとが別
体で分離可能に構成され、エルボ部3cの先端部の内側
に設けられた雌ネジ3c1 と、先端部3aの屋内側Bの端
部の外側に設けられた雄ネジ3a1 とを螺合して接続可能
に構成されている。
【0062】図5(d)に示すように、後から接続され
る配管3の先端部3aに対応するエルボ部3cの延長線
上の所定の範囲を含む配管3の外周には、図5(a)に
示すように、所定の肉厚を有する弾性体4が被覆され
る。弾性体4はポリウレタン系やスチレン系の合成樹脂
発泡体等で構成されるため、それ自身所定の形状を維持
した状態で配管3の先端部3aに対応するエルボ部3c
の延長線上の所定の範囲に安定して配置される。
る配管3の先端部3aに対応するエルボ部3cの延長線
上の所定の範囲を含む配管3の外周には、図5(a)に
示すように、所定の肉厚を有する弾性体4が被覆され
る。弾性体4はポリウレタン系やスチレン系の合成樹脂
発泡体等で構成されるため、それ自身所定の形状を維持
した状態で配管3の先端部3aに対応するエルボ部3c
の延長線上の所定の範囲に安定して配置される。
【0063】そして、図5(b)に示すように、2分割
した筒体1aを弾性体4により被覆した配管3の径方向
両側から挟み込んで嵌合し、押圧リング1bにより弾性
体4の端部を規制すると共に、押圧リング1c,1d,
1eにより弾性体4を押圧する。
した筒体1aを弾性体4により被覆した配管3の径方向
両側から挟み込んで嵌合し、押圧リング1bにより弾性
体4の端部を規制すると共に、押圧リング1c,1d,
1eにより弾性体4を押圧する。
【0064】ここで、押圧リング1b,1c,1dは配
管3のエルボ部3cよりも屋外側A方向に配置され、押
圧リング1eは弾性体4で被覆した配管3のエルボ部3
cに対応して配置される。
管3のエルボ部3cよりも屋外側A方向に配置され、押
圧リング1eは弾性体4で被覆した配管3のエルボ部3
cに対応して配置される。
【0065】次に、図5(c)に示すように、外壁2の
屋内側Bから貫通孔2aの中に弾性体4を介して配管3
を支持した配管取付具1を挿入し、該配管取付具1の鍔
体1fを外壁2の屋内側Bの壁面2cに当接する。
屋内側Bから貫通孔2aの中に弾性体4を介して配管3
を支持した配管取付具1を挿入し、該配管取付具1の鍔
体1fを外壁2の屋内側Bの壁面2cに当接する。
【0066】この場合も、前述と同様に弾性体4の端部
が押圧リング1bにより規制されると共に該弾性体4が
筒体1aの内部に収容されるので、配管取付具1を貫通
孔2aに挿入する際に弾性体4のめくれや片寄りが防止
でき、弾性体4の有する断熱効果や防露保温効果等を維
持することが出来る。
が押圧リング1bにより規制されると共に該弾性体4が
筒体1aの内部に収容されるので、配管取付具1を貫通
孔2aに挿入する際に弾性体4のめくれや片寄りが防止
でき、弾性体4の有する断熱効果や防露保温効果等を維
持することが出来る。
【0067】配管取付具1が貫通孔2aに挿入して装着
されると、弾性体4の戻り弾性力により、配管3、弾性
体4、筒体1a及び貫通孔2aの内壁面2bとが互いに
係止されて支持され固定される。
されると、弾性体4の戻り弾性力により、配管3、弾性
体4、筒体1a及び貫通孔2aの内壁面2bとが互いに
係止されて支持され固定される。
【0068】また、前述と同様に、弾性体4の弾性によ
り貫通孔2aの径と筒体1aの外径との公差が吸収され
ると共に、該弾性体4の戻り弾性力により常に筒体1a
の外周面は貫通孔2aの内壁面2bに当接して圧接され
る。
り貫通孔2aの径と筒体1aの外径との公差が吸収され
ると共に、該弾性体4の戻り弾性力により常に筒体1a
の外周面は貫通孔2aの内壁面2bに当接して圧接され
る。
【0069】そして、前述と同様に、鍔体1fが外壁2
の屋内側Bの壁面2cに当接して係止されることで、貫
通孔2aの屋外側Aには外壁2の壁面2dから筒体1a
の端部に設けられた押圧リング1bまでの空間部となる
15mmの深さの凹部2a1 が形成される。
の屋内側Bの壁面2cに当接して係止されることで、貫
通孔2aの屋外側Aには外壁2の壁面2dから筒体1a
の端部に設けられた押圧リング1bまでの空間部となる
15mmの深さの凹部2a1 が形成される。
【0070】配管取付具1の鍔体1fが外壁2の屋内側
Bの壁面2cに当接した時、同時に配管3のエルボ部3
cを被覆した弾性体4の外周面が外壁2の屋内側Bの壁
面2cに当接するようになっており、サドルバンド7及
びビス8を用いて弾性体4で被覆された配管3を外壁2
に屋内側Bから取付固定する。
Bの壁面2cに当接した時、同時に配管3のエルボ部3
cを被覆した弾性体4の外周面が外壁2の屋内側Bの壁
面2cに当接するようになっており、サドルバンド7及
びビス8を用いて弾性体4で被覆された配管3を外壁2
に屋内側Bから取付固定する。
【0071】そして、図5(d)に示すように、エルボ
部3cに接続する先端部3aを外壁2の屋外側Aから筒
体1aの内部に収容された弾性体4の内側を挿通させて
差し込んでエルボ部3cの端部内側に設けられた雌ネジ
3c1 に該先端部3aの屋内側Bの端部外側に設けられた
雄ネジ3a1 を螺合して接続して固定する。
部3cに接続する先端部3aを外壁2の屋外側Aから筒
体1aの内部に収容された弾性体4の内側を挿通させて
差し込んでエルボ部3cの端部内側に設けられた雌ネジ
3c1 に該先端部3aの屋内側Bの端部外側に設けられた
雄ネジ3a1 を螺合して接続して固定する。
【0072】この時、押圧リング1c,1d,1eが食
い込んで押圧された弾性体4はその戻り弾性力により押
圧リング1bと押圧リング1cとの間隙、押圧リング1
cと押圧リング1dとの間隙、押圧リング1dと押圧リ
ング1eとの間隙に夫々突出する。
い込んで押圧された弾性体4はその戻り弾性力により押
圧リング1bと押圧リング1cとの間隙、押圧リング1
cと押圧リング1dとの間隙、押圧リング1dと押圧リ
ング1eとの間隙に夫々突出する。
【0073】それ以降の施工は、図4(b)に示して前
述したと同様に構成される。この施工方法によっても前
述したと同様の効果を得ることが出来、特に配管3がV
LPの場合の施工に有利である。
述したと同様に構成される。この施工方法によっても前
述したと同様の効果を得ることが出来、特に配管3がV
LPの場合の施工に有利である。
【0074】また、1種類の配管取付具1及び弾性体4
により外形形状が異なるHIVP及びVLPの両方の配
管3に適用することが出来、配管3の外径や外形形状に
合わせて複数種類の配管取付具1や弾性体4を用意する
必要がないので部品点数が削減でき、部品管理や施工仕
様の簡略化が図れる。
により外形形状が異なるHIVP及びVLPの両方の配
管3に適用することが出来、配管3の外径や外形形状に
合わせて複数種類の配管取付具1や弾性体4を用意する
必要がないので部品点数が削減でき、部品管理や施工仕
様の簡略化が図れる。
【0075】尚、本発明に係る配管取付具及びこれを用
いた配管取付構造は、外壁のみならず、ALCパネルや
コンクリートから形成される内壁に対しても同様に適用
できる。
いた配管取付構造は、外壁のみならず、ALCパネルや
コンクリートから形成される内壁に対しても同様に適用
できる。
【0076】
【発明の効果】本発明は上述の如き構成と作用とを有す
るので、従来例のように径の異なる大小の穴からなる貫
通孔を壁体に設ける必要がなく、貫通孔の形成を1回で
済すことが出来るので穿孔作業が簡単で施工時間を短縮
することが出来る。
るので、従来例のように径の異なる大小の穴からなる貫
通孔を壁体に設ける必要がなく、貫通孔の形成を1回で
済すことが出来るので穿孔作業が簡単で施工時間を短縮
することが出来る。
【0077】また、配管取付具の筒体の全体が該筒体の
軸方向に平行に2分割可能であるため、配管に比較的厚
手の弾性体を被覆しても2分割された一対の筒体を該配
管の径方向両側から挟み込むことで、弾性体で被覆した
配管を配管取付具の筒体内に収容して容易に挿通するこ
とが出来る。
軸方向に平行に2分割可能であるため、配管に比較的厚
手の弾性体を被覆しても2分割された一対の筒体を該配
管の径方向両側から挟み込むことで、弾性体で被覆した
配管を配管取付具の筒体内に収容して容易に挿通するこ
とが出来る。
【0078】従って、断熱材や防露保温材等の弾性体を
被覆した配管を配管取付具の内部に収容して容易に挿通
できるので、従来例のように弾性体がめくれ上がって挿
入不可能になったり、該弾性体が片寄りして断熱効果や
防露保温効果等が低下する虞がない。
被覆した配管を配管取付具の内部に収容して容易に挿通
できるので、従来例のように弾性体がめくれ上がって挿
入不可能になったり、該弾性体が片寄りして断熱効果や
防露保温効果等が低下する虞がない。
【0079】また、筒体の内周面に突出する複数の押圧
リングを設けたことにより、弾性体で被覆された配管を
2分割した配管取付具の筒体内に挿通すると共に、前記
押圧リングにより該弾性体を押圧して保持した状態で配
管取付具の筒体を壁体に穿孔した貫通孔に挿入して装着
することで、弾性体の戻り弾性力の作用により配管、弾
性体、配管取付具及び貫通孔が一体的に係止されて支持
され固定される。
リングを設けたことにより、弾性体で被覆された配管を
2分割した配管取付具の筒体内に挿通すると共に、前記
押圧リングにより該弾性体を押圧して保持した状態で配
管取付具の筒体を壁体に穿孔した貫通孔に挿入して装着
することで、弾性体の戻り弾性力の作用により配管、弾
性体、配管取付具及び貫通孔が一体的に係止されて支持
され固定される。
【0080】これにより、配管を安定した状態で壁体に
取付けることが出来、配管先端に取付けられた水栓金具
等のぐらつきを防止出来る。従って、配管がHIVPの
場合でも確実に固定でき、従来例のように配管の先端部
に取付固定された水栓金具等がぐらつくことがない。
取付けることが出来、配管先端に取付けられた水栓金具
等のぐらつきを防止出来る。従って、配管がHIVPの
場合でも確実に固定でき、従来例のように配管の先端部
に取付固定された水栓金具等がぐらつくことがない。
【0081】また、配管を被覆した弾性体の押圧を筒体
の両端部の内周面及び該筒体の両端部の間の所定位置の
内周面に突出して設けた複数の押圧リングにより行なう
ことで、弾性体を必要以上の範囲に亘って押し潰すこと
なく弾性力を維持したまま保持し、該弾性体が有する断
熱効果や防露保温等の効果を維持することが出来、更に
は配管取付具の材料体積を低減させて軽量化及び材料コ
ストの低減を図ることが出来る。
の両端部の内周面及び該筒体の両端部の間の所定位置の
内周面に突出して設けた複数の押圧リングにより行なう
ことで、弾性体を必要以上の範囲に亘って押し潰すこと
なく弾性力を維持したまま保持し、該弾性体が有する断
熱効果や防露保温等の効果を維持することが出来、更に
は配管取付具の材料体積を低減させて軽量化及び材料コ
ストの低減を図ることが出来る。
【0082】また、配管の外径や外形形状が多少異なっ
ても弾性体の弾性により外径の寸法差を吸収することが
出来、1種類の配管取付具により異なる複数の外径や異
なる複数の外形形状の配管に適用することが出来るので
部品点数が削減できる。
ても弾性体の弾性により外径の寸法差を吸収することが
出来、1種類の配管取付具により異なる複数の外径や異
なる複数の外形形状の配管に適用することが出来るので
部品点数が削減できる。
【0083】従って、VLPやHIVP等の外周径及び
外形形状の異なる配管を複数配設する際でも、同一径の
貫通孔を形成して1種類の配管取付具で外径や外形形状
が異なる各種の配管に適用することが出来、共通の仕様
で施工出来るため作業能率が向上する。
外形形状の異なる配管を複数配設する際でも、同一径の
貫通孔を形成して1種類の配管取付具で外径や外形形状
が異なる各種の配管に適用することが出来、共通の仕様
で施工出来るため作業能率が向上する。
【0084】また、配管取付具の筒体の長さを壁体に設
けた貫通孔の長さよりも短く構成すると共に、該筒体の
一方の端部の外周面に鍔体を突出して設けたことで、弾
性体を被覆した配管を収容保持した筒体を貫通孔に挿入
した時、鍔体が壁体の一方の壁面に当接して配管取付具
の位置を規制し、配管取付具を貫通孔の途中まで装着す
ることが出来る。
けた貫通孔の長さよりも短く構成すると共に、該筒体の
一方の端部の外周面に鍔体を突出して設けたことで、弾
性体を被覆した配管を収容保持した筒体を貫通孔に挿入
した時、鍔体が壁体の一方の壁面に当接して配管取付具
の位置を規制し、配管取付具を貫通孔の途中まで装着す
ることが出来る。
【0085】これにより、貫通孔の前記鍔体と反対側に
充填材を充填する空間部を確保する所定の深さの凹部を
確実に形成することが出来る。従って、配管取付具が貫
通孔の奥まで入ってしまうことがなく、作業者によら
ず、一定基準の施工が可能である。また、鍔体が壁体の
一方の壁面に当接して係止されるので、従来のように水
栓金具等を配管の先端部にねじ込む際に該配管が水栓金
具側に引っ張られて該配管に不必要な負荷がかかる虞が
なく、配管の保全を確保することが出来る。
充填材を充填する空間部を確保する所定の深さの凹部を
確実に形成することが出来る。従って、配管取付具が貫
通孔の奥まで入ってしまうことがなく、作業者によら
ず、一定基準の施工が可能である。また、鍔体が壁体の
一方の壁面に当接して係止されるので、従来のように水
栓金具等を配管の先端部にねじ込む際に該配管が水栓金
具側に引っ張られて該配管に不必要な負荷がかかる虞が
なく、配管の保全を確保することが出来る。
【0086】また、充填材を充填する側の筒体の端部の
内周面に突出して設けた押圧リングの内径を、筒体の両
端部の間の所定位置の内周面に突出して設けた押圧リン
グの内径よりも小さく構成することで、充填材を充填す
る側の筒体の端部の内周面に突出して設けた押圧リング
により弾性体の端部位置を規制すると共に、充填材と弾
性体とを遮蔽し、充填材の打設深さを確保することが出
来る。これにより、充填材となるシーリング材を充填す
る際に該シーリング材が壁体の反対側に侵入する虞がな
く、シーリング材のシーリング効果を維持することが出
来る。
内周面に突出して設けた押圧リングの内径を、筒体の両
端部の間の所定位置の内周面に突出して設けた押圧リン
グの内径よりも小さく構成することで、充填材を充填す
る側の筒体の端部の内周面に突出して設けた押圧リング
により弾性体の端部位置を規制すると共に、充填材と弾
性体とを遮蔽し、充填材の打設深さを確保することが出
来る。これにより、充填材となるシーリング材を充填す
る際に該シーリング材が壁体の反対側に侵入する虞がな
く、シーリング材のシーリング効果を維持することが出
来る。
【図1】本発明に係る配管取付具の構成を示す斜視組み
立て図である。
立て図である。
【図2】(a)は本発明に係る配管取付具の構成を示す
断面説明図、(b)は(a)の左方向から見た図であ
る。
断面説明図、(b)は(a)の左方向から見た図であ
る。
【図3】(a)〜(d)は本発明に係る配管取付具を用
いて弾性体で被覆されたHIVPの配管を壁体に取り付
ける工程を示す断面説明図である。
いて弾性体で被覆されたHIVPの配管を壁体に取り付
ける工程を示す断面説明図である。
【図4】(a),(b)は本発明に係る配管取付具を用
いて弾性体で被覆されたHIVPの配管を壁体に取り付
ける工程を示す断面説明図である。
いて弾性体で被覆されたHIVPの配管を壁体に取り付
ける工程を示す断面説明図である。
【図5】(a)〜(d)は本発明に係る配管取付具を用
いて弾性体で被覆されたVLPの配管を壁体に取り付け
る工程の要部を示す断面説明図である。
いて弾性体で被覆されたVLPの配管を壁体に取り付け
る工程の要部を示す断面説明図である。
【図6】従来例を説明する図である。
1…配管取付具 1a…筒体 1b〜1e…押圧リング 1f…鍔体 1g…面取り部 2…外壁 2a…貫通孔 2a1 …凹部 2b…内壁面 2c,2d…壁面 3…配管 3a…先端部 3a1 …雄ネジ 3b…先端面 3c…エルボ部 3c1 …雌ネジ 4…弾性体 5…シーリング材 6…水栓金具 7…サドルバンド 8…ビス 9…水止め用保護部材 10…塗装 A…屋外側 B…屋内側
Claims (3)
- 【請求項1】 筒体と、前記筒体の両端部の内周面及び
該筒体の両端部の間の所定位置の内周面に突出して設け
た複数の押圧リングと、前記筒体の一方の端部の外周面
に突出して設けた鍔体とを備え、前記筒体の全体を該筒
体の軸方向に平行に2分割可能に構成したことを特徴と
する配管取付具。 - 【請求項2】 弾性体で被覆された配管を壁体に取り付
ける配管取付構造において、弾性体で被覆された配管が
請求項1に記載の配管取付具の筒体内に挿通されると共
に前記押圧リングにより保持され、前記配管取付具が該
配管取付具の鍔体を前記壁体の一方の壁面に押しつける
ようにして該壁体に設けられた貫通孔に途中まで装着さ
れ、該貫通孔における前記壁体の他方の壁面から前記筒
体までの空間部に充填材を充填して構成したことを特徴
とする配管取付構造。 - 【請求項3】 前記充填材を充填する側の前記筒体の端
部の内周面に突出して設けた押圧リングの内径が、前記
筒体の両端部の間の所定位置の内周面に突出して設けた
押圧リングの内径よりも小さくなるように構成したこと
を特徴とする請求項2に記載の配管取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11667397A JPH10306473A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 配管取付具及び配管取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11667397A JPH10306473A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 配管取付具及び配管取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10306473A true JPH10306473A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14693065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11667397A Withdrawn JPH10306473A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 配管取付具及び配管取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10306473A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100336923B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2002-05-16 | 박광수 | 엘보우 고정장치 |
| JP2007247558A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | 遮熱カバー |
| JP2013087828A (ja) * | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Mirai Ind Co Ltd | 壁孔への管材設置方法および管保持具 |
| JP2018059331A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 日動電工株式会社 | 水道栓の取付補助具 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11667397A patent/JPH10306473A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100336923B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2002-05-16 | 박광수 | 엘보우 고정장치 |
| JP2007247558A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | 遮熱カバー |
| JP2013087828A (ja) * | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Mirai Ind Co Ltd | 壁孔への管材設置方法および管保持具 |
| JP2018059331A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | 日動電工株式会社 | 水道栓の取付補助具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |