JPH10306503A - 建築物 - Google Patents

建築物

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JPH10306503A
JPH10306503A JP11593397A JP11593397A JPH10306503A JP H10306503 A JPH10306503 A JP H10306503A JP 11593397 A JP11593397 A JP 11593397A JP 11593397 A JP11593397 A JP 11593397A JP H10306503 A JPH10306503 A JP H10306503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal box
building
fixing
ground
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP11593397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tateno
孝 立野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI KOMUTEN KK
EIJIYUU SANGYO KK
Original Assignee
ASAHI KOMUTEN KK
EIJIYUU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 建築物10は、地面11に立設された基
礎壁体12と、基礎壁体12上に載置された金属製箱体
13と、基礎壁体12と金属製箱体13とを固定する固
定手段14とを備えている。また、固定手段14とし
て、金属製箱体13に設けられた固定補助具15と、固
定補助具15に形成された貫通孔に挿入して固定補助具
15と基礎壁体12とを締結するボルト16およびナッ
ト17を使用している。 【効果】 構築に要する期間が短かく、設置現場の状況
に適応した、居住性、耐久性、安全性に優れた建築物を
提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短期間で構築する
ことが可能な建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】災害現場や工事現場などに設置される緊
急建築物、仮設建築物、あるいは山間部や海岸地域など
に建てられるセカンドハウス、簡易ハウスなどについて
は、短期間で、しかも低コストで構築する必要があるた
め、従来より、様々な構造のものが開発されている。
【0003】このような建築物に対する要求に対応する
ものとして、輸送用コンテナを利用した建築物があり、
例えば、特開平6−332366号公報、実開昭61−
20745号、実開昭59−24801号公報などにお
いて開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−33236
6号公報、実開昭61−20745号、実開昭59−2
4801号公報などにおいて開示されている建物は、い
ずれもコンテナを利用して構築されたものであるが、輸
送用コンテナを地上に直接載置するか、あるいは短い脚
部を介して設置する構造であるため、雨天のときなど
は、地表面に溜まった雨水が浸入したり、内部が異常な
高湿度になりやすく、内部に居る人間は不快である。
【0005】また、これらの建物は、日本の気候の下で
は、コンテナ自体が完全に乾燥しにくく、特にコンテナ
下部は湿った状態が続きやすいため、耐蝕性材料で形成
されたものであっても、次第に劣化や腐食などが進行す
る可能性が高い。
【0006】さらに、コンテナが載置された場所が軟弱
な地盤であったり、地面に凹凸や傾斜があると、安定性
が悪く、使用期間中にコンテナが傾いたり、歪んだりす
るため、居住性が著しく低下するだけでなく、危険であ
る。また、地面の傾斜が急な場所には、設置することが
できない。
【0007】そのほか、従来のコンテナ利用建物は、コ
ンテナを地面上に平面的に配置するものであるため、形
態が画一的であり、複数のコンテナを用いたとしても、
設置現場の状況、用途、居住者の好みなどに対応した外
観、構造とすることが困難である。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、構築に要する期間が短かく、設置現場の状況に適応
した、居住性、耐久性、安全性に優れた建築物を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の建築物は、地面に立設された基礎壁体と、
基礎壁体上に載置された金属製箱体と、基礎壁体と金属
製箱体とを固定する固定手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】本発明の建築物は、地面に立設した基礎壁
体に金属製箱体を載置し、基礎壁体と金属製箱体とを固
定した構造であるため、地面から上方へ離れた位置に金
属製箱体が固定された状態となっている。したがって、
雨天の際にも地面からの雨水の浸入がなく、金属製箱体
の下面の通気性が確保されるため、内部は乾燥した状態
に保たれる。また、地面と金属製箱体との間の空間を使
用することもできるため、スペースの有効活用に寄与す
ることができる。なお、金属製箱体の内部には電磁波が
侵入しないため、電磁波ノイズの影響を避けたい装置類
を使用、収納する場合に好適であり、また、電磁波が健
康に及ぼす悪影響を回避する効果も期待することができ
る。
【0011】また、金属製箱体は基礎壁体に固定されて
いるため、長期間使用した場合でも、傾斜したり、歪ん
だりすることがなく耐久性に優れている。さらに、予め
製作された金属製箱体を基礎壁体に載置して、固定する
だけで構築できるため、構築に要する工事期間も短かく
てすむ。なお、金属製箱体としては、輸送用コンテナな
どの既製のものを使用することもできる。金属製箱体を
使用した建築物の場合、落雷対策が必要であるが、地中
に導電体を埋設し、この導電体と金属製箱体とを導電線
などで接続しておけば、落雷のときも、建築物内部に居
る人の安全性を確保することができる。
【0012】さらに、本発明の建築物においては、基礎
壁体として、プレキャストコンクリート壁材を使用する
ことができる。ここで、プレキャストコンクリートと
は、工場、工事現場内の製造設備によって、予め製作さ
れたコンクリート部材またはコンクリート製品をいう。
プレキャストコンクリート壁材を使用することにより、
工事現場に搬入した壁材を地面に立設するだけで強固な
基礎壁体を形成することが可能となるため、構築に要す
る期間をさらに短縮することができる。
【0013】一方、本発明の建築物では、金属製箱体と
基礎壁体との固定手段として、金属製箱体に設けられた
固定補助具と、この固定補助具と基礎壁体とを締結する
ネジを使用することができる。このような構造とするこ
とにより、構築作業を簡易化することができ、ネジを緩
めれば金属製箱体と基礎壁体とを分離できるため、建築
物の撤去も容易となる。
【0014】また、本発明の建築物では、金属製箱体の
外面に、屋根材、壁面材の少なくとも一方を付設した構
造とすることができる。このような構造とすることによ
り、建築物の外観に多様性をもたせることができるよう
になり、適切な材質を選定すれば、断熱性、遮音性など
を向上させることができる。
【0015】この場合、屋根材としては、耐久性などに
優れたアルミニウム板、ステンレス板あるいはカラーベ
ストコロニアル葺などを好適に使用することができる。
また、壁面材としては、断熱性、遮音性などに優れた自
然の木材の他、タイル目地の準不燃サイディングボード
材、アルミニウム材などを使用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は第1実施形態である建築物
を示す斜視図、図2は同建築物を示す平面図、図3は同
建築物を示す側面図である。
【0017】本実施形態の建築物10は、地面11に立
設された基礎壁体12と、基礎壁体12上に載置された
金属製箱体13と、基礎壁体12と金属製箱体13とを
固定する固定手段14とを備えている。本実施形態の場
合、固定手段14としては、金属製箱体13に設けられ
た固定補助具15と、固定補助具15に形成された貫通
孔に挿入して固定補助具15と基礎壁体12とを締結す
るボルト16およびナット17を使用している。
【0018】建築物10は、地面11に立設した基礎壁
体12に金属製箱体13を載置し、基礎壁体12と金属
製箱体13とを固定手段14で固定した構造であるた
め、地面11から上方へ離れた位置に金属製箱体13が
固定された状態となっている。したがって、雨天の際に
も地面11からの雨水の浸入がなく、金属製箱体13の
下面の通気性が確保されるため、内部は乾燥した状態に
保たれる。
【0019】また、地面11と金属製箱体13との間の
空間18を使用することもできるため、スペースの有効
活用に寄与することができる。なお、金属製箱体13の
内部には電磁波が侵入しないため、電磁波ノイズの影響
を避けたい装置類を使用、収納する場合に好適であり、
電磁波が健康に及ぼす影響を回避する効果も期待するこ
とができる。
【0020】建築物10においては、金属製箱体12の
開閉扉19側に階段20を設置しているため、金属製箱
体12内への出入りは容易であるが、階段20の代わり
に、段差のない緩やか斜面を形成すれば、車椅子などの
出入りも楽となる。
【0021】また、地面11に下部を埋設した基礎壁体
12に金属製箱体13が固定された構造であるため、長
期間使用した場合でも、傾斜したり、歪んだりすること
がなく耐久性に優れている。さらに、基礎壁体12に金
属製箱体13を載置して、ボルト16とナット17で締
結するだけで構築できるため、構築に要する工事期間も
短かくてすむ。なお、本実施形態においては、地面11
に導電体21を埋設し、この導電体21と金属製箱体1
3とを導電線22で接続しているため、落雷の際に、建
築物10内部に居る人の安全性を確保することができ
る。
【0022】本実施形態において、基礎壁体12は、工
場で予め製作されたプレキャストコンクリート壁材を使
用しているため、工事現場に搬入して、地面12に直立
状態に埋設するだけで強固な基礎壁体12を形成するこ
とが可能であり、構築に要する期間を大幅に短縮するこ
とができる。また、本実施形態の場合、金属製箱体13
は使用済の輸送用コンテナであるため、構築期間の短
縮、コスト低減を図ることができる。
【0023】また、金属製箱体13と基礎壁体12との
固定手段14として、固定補助具15と、ボルト16お
よびナット17を使用しているため、構築作業を簡易化
することができるだけでなく、ナット17を緩めれば金
属製箱体13と基礎壁体12との分離も容易である。
【0024】次に、図4を参照して、本発明の第2実施
形態について説明する。図4は第2実施形態である建築
物を示す側面図である。
【0025】本実施形態においては、傾斜面34に基礎
壁体31,32,33を立設して、基礎壁体31,3
2,33上に金属製箱体35を載置し、固定することに
より建築物30を構築している。このように、長さの異
なる基礎壁体31,32,33を使用することにより、
山間部や海岸地域などの傾斜面34においても、安定し
た状態に建築物30を構築することができる。
【0026】次に、図5を参照して、本発明の第3実施
形態について説明する。図5は第3実施形態である建築
物を示す側面図である。
【0027】本実施形態においては、大きさの異なる金
属製箱体41,42を用いることにより、二階建て構造
の建築物40を構築している。このような構造とするこ
とにより、複数の部屋を形成できるため、空間を有効に
活用することができ、空間43は車庫などとして利用す
ることもできる。なお、縦長の基礎壁体44を使用すれ
ば、三回建て以上の建築物を構築することも可能であ
る。
【0028】次に、図6を参照して、本発明の第4実施
形態について説明する。図6は第4実施形態である建築
物を示す斜視図である。
【0029】本実施形態の建築物50は、地面51に立
設した基礎壁体52,54に金属製箱体53,55を載
置、固定し、金属製箱体53,55の外側面には壁面材
56,57を付設し、同じく上面には屋根材58,59
を付設するとともに、窓60などを形成した構造であ
る。また、金属製箱体53,55をT字状をなすように
配置するとともに、金属製箱体53を金属製箱体55よ
りも高い位置に設置している。
【0030】このような構造とすることにより、建築物
50の外観が良好となるためセカンドハウスなどとして
好適なものとなり、断熱性、遮音性、耐久性などの基本
的機能が向上し、居住性の優れたものとなる。
【0031】建築物50においては、屋根材58,59
として、アルミニウム板およびカラーベストコロニアル
葺を使用しているため耐久性が良好である。また、壁面
材56,57としては、断熱性、遮音性などに優れた自
然の木材およびタイル目地の準不燃サイディングボード
材を使用しているが、このほかに、アルミニウム材など
を使用することもできる。
【0032】次に、図7を参照して、本発明のその他の
実施形態について説明する。図7(a)〜(d)は、そ
の他の実施形態である建築物を示す平面図である。
【0033】図7(a)〜(d)に示す建築物は、いず
れも、地面に立設した基礎壁体70に複数の金属製箱体
71を載置、固定して構築したものである。このよう
に、金属製箱体71の個数、組み合わせ形態を変えるこ
とにより、現場の状況、使用目的、居住者の好みなどに
応じて、様々な外観、構造を備えた建築物を構築するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0035】(1)地面に立設された基礎壁体と、基礎
壁体上に載置された金属製箱体と、基礎壁体と金属製箱
体とを固定する固定手段とを備えることにより、雨天の
際にも地面からの雨水の浸入がなく、金属製箱体の下面
の通気性が確保されるため、内部は乾燥した状態に保た
れ、居住性が良好となる。また、地面と金属製箱体との
間の空間を使用することができるため、スペースの有効
活用に寄与することができる。
【0036】(2)金属製箱体は、地面に立設した基礎
壁体に固定されているため、長期間使用した場合でも、
傾斜したり、歪んだりすることがなく、安全性、耐久性
に優れており、予め製作した金属製箱体を基礎壁体に載
置して固定するだけで構築できるため、構築に要する期
間も短かくてすむ。
【0037】(3)基礎壁体として、プレキャストコン
クリート壁材を使用することにより、この壁材を工事現
場に搬入して地面に立設するだけで強固な基礎壁体を形
成することが可能となるため、構築に要する期間をさら
に短縮することができる。
【0038】(4)金属製箱体と基礎壁体との固定手段
として、金属製箱体に設けられた固定補助具と、固定補
助具と基礎壁体とを締結するネジを使用することによ
り、構築作業を簡易化することができ、金属製箱体と基
礎壁体との分離も容易となる。
【0039】(5)金属製箱体の外面に、屋根材、壁面
材の少なくとも一方を付設した構造とすることにより、
建築物の外観に多様性をもたせることができ、適切な材
質を選定すれば、断熱性、遮音性,耐久性などをさらに
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態である建築物を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の建築物を示す平面図である。
【図3】図1の建築物を示す側面図である。
【図4】第2実施形態である建築物を示す側面図であ
る。
【図5】第3実施形態である建築物を示す側面図であ
る。
【図6】第4実施形態である建築物を示す斜視図であ
る。
【図7】その他の実施形態である建築物を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10,30,40,50 建築物 11,51 地面 12,31,32,33,44,52,54,70 基
礎壁体 13,35,41,42,53,55,71 金属製箱
体 14 固定手段 15 固定補助具 16 ボルト 17 ナット 18,43 空間 19 開閉扉 20 階段 21 導電体 22 導電線 34 傾斜面 56,57 壁面材 58,59 屋根材 60 窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に立設された基礎壁体と、前記基礎
    壁体上に載置された金属製箱体と、前記基礎壁体と前記
    金属製箱体とを固定する固定手段とを備えた建築物。
  2. 【請求項2】 前記基礎壁体が、プレキャストコンクリ
    ート壁材である請求項1記載の建築物。
  3. 【請求項3】 前記固定手段が、前記金属製箱体に設け
    られた固定補助具と、前記固定補助具と前記基礎壁体と
    を締結するネジである請求項1,2記載の建築物。
  4. 【請求項4】 前記金属製箱体の外面に、屋根材、壁面
    材の少なくとも一方を付設した請求項1〜3記載の建築
    物。
JP11593397A 1997-05-06 1997-05-06 建築物 Pending JPH10306503A (ja)

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JP11593397A JPH10306503A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 建築物

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JP11593397A JPH10306503A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 建築物

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ID=14674785

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350987A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyotomi Co Ltd 輸送用コンテナーを居住可能空間とするための付属構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005350987A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Toyotomi Co Ltd 輸送用コンテナーを居住可能空間とするための付属構造

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