JPH10306942A - 床空調用風量調整器 - Google Patents
床空調用風量調整器Info
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- JPH10306942A JPH10306942A JP33435797A JP33435797A JPH10306942A JP H10306942 A JPH10306942 A JP H10306942A JP 33435797 A JP33435797 A JP 33435797A JP 33435797 A JP33435797 A JP 33435797A JP H10306942 A JPH10306942 A JP H10306942A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来より低い床高であっても設置でき、且
つ、大風量を供給できる床空調用風量調整器を提供する
ことにある。 【解決手段】 二重床の床面6に筒状のケース2を開口
して設置する。筒状のケース内において、床面側に吹出
部1を設置し、吹出部に対して床下側に風量調整部3を
設置する。吹出部には上下に貫通した複数の通気路を放
射状に設ける。通気路は床面と垂直な方向に対して角度
15度〜21度の範囲で傾斜させて形成する。風量調整
部3は第一の板部材3aと第二の板部材3bとで構成す
る。これらの板部材には、放射状に配列された複数の貫
通孔(4a、4b)を、互いに同一形状かつ同一配列パ
ターンとなるように設ける。これらの板部材を筒状のケ
ースの中心軸方向に重ねて、貫通孔の放射状の配列パタ
ーンの中心を回転軸5として回転可能に連結する。
つ、大風量を供給できる床空調用風量調整器を提供する
ことにある。 【解決手段】 二重床の床面6に筒状のケース2を開口
して設置する。筒状のケース内において、床面側に吹出
部1を設置し、吹出部に対して床下側に風量調整部3を
設置する。吹出部には上下に貫通した複数の通気路を放
射状に設ける。通気路は床面と垂直な方向に対して角度
15度〜21度の範囲で傾斜させて形成する。風量調整
部3は第一の板部材3aと第二の板部材3bとで構成す
る。これらの板部材には、放射状に配列された複数の貫
通孔(4a、4b)を、互いに同一形状かつ同一配列パ
ターンとなるように設ける。これらの板部材を筒状のケ
ースの中心軸方向に重ねて、貫通孔の放射状の配列パタ
ーンの中心を回転軸5として回転可能に連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床空調用風量調整
器に関する。
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりオフィスビルにおいては、OA
機器の配線等を通すための空間が設けられた二重床が採
用されており、この二重床の床下空間を利用して、床吹
出空調方式による空調が行われている。これは、空調設
備が床下の空間へ供給する空調空気を、床面に設けられ
た吹出口から室内に放出し、天井面において室外へ排気
する空調方式である。また、吹出口は風量調整機能を有
する機器と組み合わされて用いられることが多く、これ
らを一体にしたものは床空調用風量調整器と呼ばれてい
る。
機器の配線等を通すための空間が設けられた二重床が採
用されており、この二重床の床下空間を利用して、床吹
出空調方式による空調が行われている。これは、空調設
備が床下の空間へ供給する空調空気を、床面に設けられ
た吹出口から室内に放出し、天井面において室外へ排気
する空調方式である。また、吹出口は風量調整機能を有
する機器と組み合わされて用いられることが多く、これ
らを一体にしたものは床空調用風量調整器と呼ばれてい
る。
【0003】図5は、床に取り付けられた従来の床空調
用風量調整器を示す断面図である。なお、バスケット2
2および二重床の床下の底面10にはハッチングを施し
ており、吹出部21については側面から見たときの外形
のみを図示している。同図の例では、床空調用風量調整
器は床面6に開口するバスケット22とその床面側の開
口部分8に設けられる吹出部21とから構成されてお
り、バスケット22によって風量調整が行なわれてい
る。
用風量調整器を示す断面図である。なお、バスケット2
2および二重床の床下の底面10にはハッチングを施し
ており、吹出部21については側面から見たときの外形
のみを図示している。同図の例では、床空調用風量調整
器は床面6に開口するバスケット22とその床面側の開
口部分8に設けられる吹出部21とから構成されてお
り、バスケット22によって風量調整が行なわれてい
る。
【0004】吹出部21は外形が円形であって、上下に
貫通する通気路(図示せず)を有したものである。バス
ケット22は、カップ状を呈した外側バスケット23a
と、同様の形状の内側バスケット23bとから構成され
ており、外側バスケット23a内には内側バスケット2
3bがはめ込まれている。外側バスケット23a及び内
側バスケット23bの各側壁には、複数のスリット状の
貫通孔24a、24bが同一形状、同一配列パターンで
設けられている。バスケット22は、内側バスケット2
3bをその中心軸を中心にして回転させて、側壁の開口
の程度を変えることによって、吹出部21に送られる空
調空気の風量を調整できる。同図においては、貫通孔2
4aと貫通孔24bとが同位置にあって、バスケット2
2を流れる空調空気の風量が最大となっている場合を示
している。
貫通する通気路(図示せず)を有したものである。バス
ケット22は、カップ状を呈した外側バスケット23a
と、同様の形状の内側バスケット23bとから構成され
ており、外側バスケット23a内には内側バスケット2
3bがはめ込まれている。外側バスケット23a及び内
側バスケット23bの各側壁には、複数のスリット状の
貫通孔24a、24bが同一形状、同一配列パターンで
設けられている。バスケット22は、内側バスケット2
3bをその中心軸を中心にして回転させて、側壁の開口
の程度を変えることによって、吹出部21に送られる空
調空気の風量を調整できる。同図においては、貫通孔2
4aと貫通孔24bとが同位置にあって、バスケット2
2を流れる空調空気の風量が最大となっている場合を示
している。
【0005】床下において横から供給される空調空気7
は、バスケット22に設けられた貫通孔(24a、24
b)を通り、吹出部21の通気路より室内に供給される
(図中に示す矢印は空調空気の流れを示している。)。
オフィスで必要とされる空調空気の風量は、20CMH
/m2 〜30CMH/m2 であり、在室人員一人当たり
の専有面積は5m2 〜10m2 である。よって、在室人
員一人が必要とする空調空気の風量は100CMH〜3
00CMHであり、このような風量を供給できるように
床空調用風量調整器を設置することが必要である。(な
お、「CMH」とは「Cubic Meter per
Hour(m3 /H)」である。)
は、バスケット22に設けられた貫通孔(24a、24
b)を通り、吹出部21の通気路より室内に供給される
(図中に示す矢印は空調空気の流れを示している。)。
オフィスで必要とされる空調空気の風量は、20CMH
/m2 〜30CMH/m2 であり、在室人員一人当たり
の専有面積は5m2 〜10m2 である。よって、在室人
員一人が必要とする空調空気の風量は100CMH〜3
00CMHであり、このような風量を供給できるように
床空調用風量調整器を設置することが必要である。(な
お、「CMH」とは「Cubic Meter per
Hour(m3 /H)」である。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す床空調用風
量調整器を用いて、上記の風量を供給する場合、設置す
る床空調用風量調整器の数が多くなると、机やOA機器
のレイアウトが制限されてしまうという問題が発生す
る。そのため、この問題を解決するためには、150C
MH程度の風量の供給が可能な床空調用風量調整器を用
いて、床空調用風量調整器の設置数を減らす必要があ
る。
量調整器を用いて、上記の風量を供給する場合、設置す
る床空調用風量調整器の数が多くなると、机やOA機器
のレイアウトが制限されてしまうという問題が発生す
る。そのため、この問題を解決するためには、150C
MH程度の風量の供給が可能な床空調用風量調整器を用
いて、床空調用風量調整器の設置数を減らす必要があ
る。
【0007】床空調用風量調整器の供給できる風量は、
床下に設置される空調機の能力が同一である条件下にお
いては、バスケットの内径Dと床面6からバスケット2
2の下端までの長さHとによって決定されるものであ
り、風量を大きくするのであれば、内径Dと長さHとを
それに合わせて大きくする必要がある。具体的には、同
図に示す床空調用風量調整器において150CMH程度
の風量を供給するのであれば、内径Dを170mm程
度、長さHを150mm程度とする必要がある。
床下に設置される空調機の能力が同一である条件下にお
いては、バスケットの内径Dと床面6からバスケット2
2の下端までの長さHとによって決定されるものであ
り、風量を大きくするのであれば、内径Dと長さHとを
それに合わせて大きくする必要がある。具体的には、同
図に示す床空調用風量調整器において150CMH程度
の風量を供給するのであれば、内径Dを170mm程
度、長さHを150mm程度とする必要がある。
【0008】ところが、近年、建設されるビルにおいて
は、床高h(床面6から底面10までの高さ)は150
mm以下であることが多い。この場合、施工誤差を考慮
すると、150CMH程度の風量を供給できる床空調用
風量調整器を設置することは困難である。従って、同図
に示す床空調用風量調整器を、このようなビルに設置す
るに際しては、風量が100CMH以下のものしか設置
することができず、結局のところ同図に示す床空調用風
量調整器を用いたのでは、上記問題の解決を図ることは
できない。
は、床高h(床面6から底面10までの高さ)は150
mm以下であることが多い。この場合、施工誤差を考慮
すると、150CMH程度の風量を供給できる床空調用
風量調整器を設置することは困難である。従って、同図
に示す床空調用風量調整器を、このようなビルに設置す
るに際しては、風量が100CMH以下のものしか設置
することができず、結局のところ同図に示す床空調用風
量調整器を用いたのでは、上記問題の解決を図ることは
できない。
【0009】本発明の課題は、従来より低い床高であっ
ても設置でき、且つ、大風量を供給できる床空調用風量
調整器を提供することにある。
ても設置でき、且つ、大風量を供給できる床空調用風量
調整器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の床空調用風量調
整器は、次の特徴を有するものである。 (1) 床面に開口して設置される筒状のケースと、該
ケース内において、床面側に設置される吹出部と、該吹
出部に対して床下側に設置され風量を調節する風量調整
部とを有し、吹出部は上下に貫通した複数の通気路を有
したものであり、風量調整部は第一の板部材と第二の板
部材とを有し、これらの板部材には放射状に配列された
複数の貫通孔が、互いに同一形状かつ同一配列パターン
となるように設けられており、これらの板部材は、貫通
孔の放射状の配列パターンの中心を回転軸として回転可
能となるように、筒状のケースの中心軸方向に重ね合わ
されていることを特徴とする床空調用風量調整器。
整器は、次の特徴を有するものである。 (1) 床面に開口して設置される筒状のケースと、該
ケース内において、床面側に設置される吹出部と、該吹
出部に対して床下側に設置され風量を調節する風量調整
部とを有し、吹出部は上下に貫通した複数の通気路を有
したものであり、風量調整部は第一の板部材と第二の板
部材とを有し、これらの板部材には放射状に配列された
複数の貫通孔が、互いに同一形状かつ同一配列パターン
となるように設けられており、これらの板部材は、貫通
孔の放射状の配列パターンの中心を回転軸として回転可
能となるように、筒状のケースの中心軸方向に重ね合わ
されていることを特徴とする床空調用風量調整器。
【0011】(2) 上記通気路が放射状に配置されて
いる上記(1)記載の床空調用風量調整器。
いる上記(1)記載の床空調用風量調整器。
【0012】(3) 上記通気路が、少なくとも床面側
に、床面と垂直な方向に対して角度15度〜21度の範
囲で傾斜する部位を有している上記(1)記載の床空調
用風量調整器。
に、床面と垂直な方向に対して角度15度〜21度の範
囲で傾斜する部位を有している上記(1)記載の床空調
用風量調整器。
【0013】(4) 上記通気路を通る空気が床面と垂
直な方向に対して15度〜21度の範囲の角度をなして
吹き出されるように、上記通気路が形成されている上記
(1)記載の床空調用風量調整器。
直な方向に対して15度〜21度の範囲の角度をなして
吹き出されるように、上記通気路が形成されている上記
(1)記載の床空調用風量調整器。
【0014】(5) 筒状のケースの中心軸方向に対し
て垂直な断面の形状が円形であって、筒状のケースの内
径が170mm以上である上記(1)記載の床空調用風
量調整器。
て垂直な断面の形状が円形であって、筒状のケースの内
径が170mm以上である上記(1)記載の床空調用風
量調整器。
【0015】(6) 第一の板部材と第二の板部材と
が、共に上記配列パターンの中心を中心とする円板状部
分を各々有し、上記貫通孔の形状が上記配列パターンの
中心から円板状部分の外周に向かって末広がりとなる形
状であり、第一の板部材と第二の板部材とを互いに別方
向に、又はどちらか一方の板部材を回転させたときに、
筒状のケースが塞がれ得るように、上記貫通孔の配列パ
ターンと、上記貫通孔の大きさと、隣合った上記貫通孔
間の距離とが設定されたものである上記(1)記載の床
空調用風量調整器。
が、共に上記配列パターンの中心を中心とする円板状部
分を各々有し、上記貫通孔の形状が上記配列パターンの
中心から円板状部分の外周に向かって末広がりとなる形
状であり、第一の板部材と第二の板部材とを互いに別方
向に、又はどちらか一方の板部材を回転させたときに、
筒状のケースが塞がれ得るように、上記貫通孔の配列パ
ターンと、上記貫通孔の大きさと、隣合った上記貫通孔
間の距離とが設定されたものである上記(1)記載の床
空調用風量調整器。
【0016】(7) 上記筒状のケース側壁に貫通孔が
設けられており、上記筒状のケースの内側には筒部材が
同軸状に回転可能に嵌め込まれており、筒部材の側壁に
は貫通孔が設けられており、筒状のケースに設けられた
貫通孔と筒部材に設けられた貫通孔とは、筒状のケース
と筒部材とを互いに別方向に、又はどちらか一方のみを
回転させることにより、互いに一致した状態及びそれぞ
れが塞がれた状態となり得るものである上記(1)記載
の床空調用風量調整器。
設けられており、上記筒状のケースの内側には筒部材が
同軸状に回転可能に嵌め込まれており、筒部材の側壁に
は貫通孔が設けられており、筒状のケースに設けられた
貫通孔と筒部材に設けられた貫通孔とは、筒状のケース
と筒部材とを互いに別方向に、又はどちらか一方のみを
回転させることにより、互いに一致した状態及びそれぞ
れが塞がれた状態となり得るものである上記(1)記載
の床空調用風量調整器。
【0017】(8) 筒状のケースの中心軸方向に対し
て垂直な筒状のケースの断面の形状と筒状のケースの中
心軸方向に対して垂直な筒部材の断面の形状とが、共に
円形を呈し、第一の板部材および第二の板部材のうち床
面側の一方が筒部材と一体的に形成されており、他方が
筒状のケースと一体的に形成されている上記(7)記載
の床空調用風量調整器。
て垂直な筒状のケースの断面の形状と筒状のケースの中
心軸方向に対して垂直な筒部材の断面の形状とが、共に
円形を呈し、第一の板部材および第二の板部材のうち床
面側の一方が筒部材と一体的に形成されており、他方が
筒状のケースと一体的に形成されている上記(7)記載
の床空調用風量調整器。
【0018】
【作用】本発明の床空調用風量調整器においては、風量
調整部は、複数の貫通孔が設けられた二枚の板状部材
を、筒状のケースの中心軸方向に重ね合わせて構成した
ものであり、従来のものと異なり床下に大きく突き出た
態様となっていない。そのため、150CMH程度の風
量の供給においては、筒状のケースの内径を従来と同程
度にしながら、床面から筒状のケースの下端までの長さ
を40mm〜70mm程度に収めることができる。即
ち、本発明においては、必要とされる大風量の供給を可
能とした上で、床下へ突き出す長さを短くすることがで
きる。
調整部は、複数の貫通孔が設けられた二枚の板状部材
を、筒状のケースの中心軸方向に重ね合わせて構成した
ものであり、従来のものと異なり床下に大きく突き出た
態様となっていない。そのため、150CMH程度の風
量の供給においては、筒状のケースの内径を従来と同程
度にしながら、床面から筒状のケースの下端までの長さ
を40mm〜70mm程度に収めることができる。即
ち、本発明においては、必要とされる大風量の供給を可
能とした上で、床下へ突き出す長さを短くすることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図を用いて詳細に
説明する。図1は、本発明の床空調用風量調整器の一例
を示す断面図であり、床に取り付けられた場合を示して
いる。なお、図1では第一の板部材3a、第二の板部材
3b及び底面10にはハッチングを施しており、吹出部
については側面から見たときの外形のみを図示してい
る。
説明する。図1は、本発明の床空調用風量調整器の一例
を示す断面図であり、床に取り付けられた場合を示して
いる。なお、図1では第一の板部材3a、第二の板部材
3b及び底面10にはハッチングを施しており、吹出部
については側面から見たときの外形のみを図示してい
る。
【0020】図1の例に示すように、筒状のケース2
は、二重床の床面6に開口して設置されている。筒状の
ケース2内において、床面側の開口部分8には吹出部1
が取り付けられ、吹出部1に対して床下側には風量調整
部3が設けられている。筒状のケース2は、その中心軸
方向に対して垂直な断面の形状が円形であって、円筒状
を呈している。吹出部1には、上下に貫通した複数の通
気路(図示せず)が放射状に配置されており、通気路は
少なくとも床面側に床面と垂直な方向に対して角度15
度〜21度の範囲で傾斜する部位を有している。
は、二重床の床面6に開口して設置されている。筒状の
ケース2内において、床面側の開口部分8には吹出部1
が取り付けられ、吹出部1に対して床下側には風量調整
部3が設けられている。筒状のケース2は、その中心軸
方向に対して垂直な断面の形状が円形であって、円筒状
を呈している。吹出部1には、上下に貫通した複数の通
気路(図示せず)が放射状に配置されており、通気路は
少なくとも床面側に床面と垂直な方向に対して角度15
度〜21度の範囲で傾斜する部位を有している。
【0021】風量調整部3は、第一の板部材3aと第二
の板部材3bとを筒状のケース2の中心軸方向に対して
垂直に重ね合わせて構成されている。第一の板部材3a
は筒状のケース2に固定されており、第二の板部材3b
は第一の板部材3aに回転軸5により回転自在に取り付
けられている。第一の板部材3aと第二の板部材3bと
は同一形状をした円形を呈しており、互いの中心が回転
軸5となっている。第一及び第二の板部材には、回転軸
5を中心にして放射状に配列された貫通孔(4a、4
b)が、同一形状かつ同一配列パターンとなるように設
けられている。同図では互いの放射状の貫通孔が同位置
にあって、風量が最大となる場合を示している。床下の
横手から流れてくる空調空気7は、貫通孔(4a、4
b)を通り、傾斜して設けられた通気路により螺旋状の
気流特性をなして放出される。
の板部材3bとを筒状のケース2の中心軸方向に対して
垂直に重ね合わせて構成されている。第一の板部材3a
は筒状のケース2に固定されており、第二の板部材3b
は第一の板部材3aに回転軸5により回転自在に取り付
けられている。第一の板部材3aと第二の板部材3bと
は同一形状をした円形を呈しており、互いの中心が回転
軸5となっている。第一及び第二の板部材には、回転軸
5を中心にして放射状に配列された貫通孔(4a、4
b)が、同一形状かつ同一配列パターンとなるように設
けられている。同図では互いの放射状の貫通孔が同位置
にあって、風量が最大となる場合を示している。床下の
横手から流れてくる空調空気7は、貫通孔(4a、4
b)を通り、傾斜して設けられた通気路により螺旋状の
気流特性をなして放出される。
【0022】図6は、本発明の床空調用風量調整器の他
の例を示す断面図であり、図1の例と同様に床に取り付
けられた場合を示している。なお、同図では、底面1
0、第一の板部材3a、第二の板部材3b、筒状のケー
ス2および筒部材9にはハッチングを施しており、吹出
部については側面から見たときの外形のみを図示してい
る。また、吹出部1、第一の板部材3aの貫通孔4a、
第二の板部材3bの貫通孔4bは図1の例と同様のもの
である。
の例を示す断面図であり、図1の例と同様に床に取り付
けられた場合を示している。なお、同図では、底面1
0、第一の板部材3a、第二の板部材3b、筒状のケー
ス2および筒部材9にはハッチングを施しており、吹出
部については側面から見たときの外形のみを図示してい
る。また、吹出部1、第一の板部材3aの貫通孔4a、
第二の板部材3bの貫通孔4bは図1の例と同様のもの
である。
【0023】図6の例に示すように、筒状のケース2の
側壁には貫通孔2aが設けられている。筒状のケース2
の内側には、筒部材9が同軸状に回転可能に嵌め込まれ
ている。筒部材9の側壁には貫通孔9aが設けられてい
る。筒状のケース2及び筒部材9は、筒状のケース2の
中心軸方向に対して垂直な断面の形状が共に円形を呈す
るものである。筒状のケース2は固定されており、筒部
材9のみが回転可能となっている。筒状のケース2に設
けられた貫通孔2aと、筒部材9に設けられた貫通孔9
aとは、筒部材9の回転により、互いに一致した状態及
びそれぞれが塞がれた状態となるものである。
側壁には貫通孔2aが設けられている。筒状のケース2
の内側には、筒部材9が同軸状に回転可能に嵌め込まれ
ている。筒部材9の側壁には貫通孔9aが設けられてい
る。筒状のケース2及び筒部材9は、筒状のケース2の
中心軸方向に対して垂直な断面の形状が共に円形を呈す
るものである。筒状のケース2は固定されており、筒部
材9のみが回転可能となっている。筒状のケース2に設
けられた貫通孔2aと、筒部材9に設けられた貫通孔9
aとは、筒部材9の回転により、互いに一致した状態及
びそれぞれが塞がれた状態となるものである。
【0024】図6の例では、貫通孔2aと貫通孔9aと
は互いに一致した状態にあり、風量は最大となってい
る。空調空気7は貫通孔(4a、4b)に加え、貫通孔
(2a、9a)を通って吹出部1へと導かれている。貫
通孔2aの数、大きさ、位置、配置パターンは、貫通孔
9aのそれと同一である。筒部材の回転量を調節するこ
とにより、側面からの空調空気の流入量を調整すること
ができる。即ち、図6の例では、下面及び側面の両面か
ら空調空気7を導入でき、風量調整部3による風量調整
に加え、側壁の貫通孔(2a、9a)による風量調整も
行われている。また、床面側にある第二の板部材3b
は、筒部材9と一体的に形成されて固定関係にあり、一
つのバスケットとなっている。第一の板部材3aは筒状
のケース2と一体的に形成されて固定関係にあり、同様
に一つのバスケットとなっている。従って、筒部材9ま
たは第二の板部材3bを回転させるだけで、下面及び側
面で風量調整を行うことができる。
は互いに一致した状態にあり、風量は最大となってい
る。空調空気7は貫通孔(4a、4b)に加え、貫通孔
(2a、9a)を通って吹出部1へと導かれている。貫
通孔2aの数、大きさ、位置、配置パターンは、貫通孔
9aのそれと同一である。筒部材の回転量を調節するこ
とにより、側面からの空調空気の流入量を調整すること
ができる。即ち、図6の例では、下面及び側面の両面か
ら空調空気7を導入でき、風量調整部3による風量調整
に加え、側壁の貫通孔(2a、9a)による風量調整も
行われている。また、床面側にある第二の板部材3b
は、筒部材9と一体的に形成されて固定関係にあり、一
つのバスケットとなっている。第一の板部材3aは筒状
のケース2と一体的に形成されて固定関係にあり、同様
に一つのバスケットとなっている。従って、筒部材9ま
たは第二の板部材3bを回転させるだけで、下面及び側
面で風量調整を行うことができる。
【0025】本発明の吹出部は、筒状のケースの床面側
に設けられていれば良く、具体的には図1に示すように
筒状のケースの床面側の端部に、吹出部の一方の面と床
面とが同一平面となるように設けられているのが好まし
い。吹出部の大きさ及び形状は、筒状のケースの中心軸
方向に対して垂直な断面の大きさ及び形状に合わせて決
定すれば良い。
に設けられていれば良く、具体的には図1に示すように
筒状のケースの床面側の端部に、吹出部の一方の面と床
面とが同一平面となるように設けられているのが好まし
い。吹出部の大きさ及び形状は、筒状のケースの中心軸
方向に対して垂直な断面の大きさ及び形状に合わせて決
定すれば良い。
【0026】吹出部は通気路を有するものであり、通気
路は吹出部を上下に貫通するものであれば特に限定され
るものではない。但し、通気路は吹出部に放射状に配置
されたものであるのが好ましい。また、室内の上下の温
度差を小さくできる点からは、通気路は床面側に床面
と垂直な方向に対して角度15度〜21度の範囲で傾斜
する部位を有しているのが、又は通気路を通る空気が
床面と垂直な方向に対して15度〜21度の範囲の角度
をなして吹き出されるように形成されているのが好まし
い。この、の態様においては、通気路から吹き出さ
れた空調空気は螺旋状に旋回しながら上昇し、従来に比
較して高い高度にまで到達する。よって、空調空気と室
内空気とが良好に混合され、室内の上下の温度差は小さ
くなる。
路は吹出部を上下に貫通するものであれば特に限定され
るものではない。但し、通気路は吹出部に放射状に配置
されたものであるのが好ましい。また、室内の上下の温
度差を小さくできる点からは、通気路は床面側に床面
と垂直な方向に対して角度15度〜21度の範囲で傾斜
する部位を有しているのが、又は通気路を通る空気が
床面と垂直な方向に対して15度〜21度の範囲の角度
をなして吹き出されるように形成されているのが好まし
い。この、の態様においては、通気路から吹き出さ
れた空調空気は螺旋状に旋回しながら上昇し、従来に比
較して高い高度にまで到達する。よって、空調空気と室
内空気とが良好に混合され、室内の上下の温度差は小さ
くなる。
【0027】上記において、通気路は少なくとも床面
側の部位が傾斜したものであれば良いが、後述する図2
に示すように全体が傾斜したものであるのが好ましい。
なお、傾斜角度は15度〜21度の範囲内であれば、全
ての通気路において同一の角度であっても、又全ての通
気路において別々の角度であっても良い。また、上記
においては、通気路を通って吹き出される空気の角度が
上記数値範囲内にあるのであれば、通気路の傾斜角度は
特に限定されるものではない。上記及びにおいて個
々の通気路の断面積(開口面積)や個数は、所望の空気
流量や目的に応じて決めれば良く、特に限定されるもの
ではない。
側の部位が傾斜したものであれば良いが、後述する図2
に示すように全体が傾斜したものであるのが好ましい。
なお、傾斜角度は15度〜21度の範囲内であれば、全
ての通気路において同一の角度であっても、又全ての通
気路において別々の角度であっても良い。また、上記
においては、通気路を通って吹き出される空気の角度が
上記数値範囲内にあるのであれば、通気路の傾斜角度は
特に限定されるものではない。上記及びにおいて個
々の通気路の断面積(開口面積)や個数は、所望の空気
流量や目的に応じて決めれば良く、特に限定されるもの
ではない。
【0028】図2は本発明の吹出部の一例を示した斜視
図であり、図1で用いた吹出部と同一のものである。同
図に示す吹出部1は、複数の通気管11と上下一対の円
板状プレート12a、12bとを有しており、通気管1
1の内部が通気路となっている。同図の例では、通気路
はその全体が床面と垂直な方向に対して角度15度〜2
1度の範囲で傾斜するように形成されている。上下の円
板状プレート12aと12bとは放射状に配置された複
数の通気管11によって連結されており、上下の円板状
プレート(12a、12b)と通気管11との接続部分
が開口されることで吹出口13を形成している。
図であり、図1で用いた吹出部と同一のものである。同
図に示す吹出部1は、複数の通気管11と上下一対の円
板状プレート12a、12bとを有しており、通気管1
1の内部が通気路となっている。同図の例では、通気路
はその全体が床面と垂直な方向に対して角度15度〜2
1度の範囲で傾斜するように形成されている。上下の円
板状プレート12aと12bとは放射状に配置された複
数の通気管11によって連結されており、上下の円板状
プレート(12a、12b)と通気管11との接続部分
が開口されることで吹出口13を形成している。
【0029】吹出部は筒状のケースの床面側に設けられ
ることから、その上を人が歩いたり、机、椅子、電算機
等の機器が乗ったりするため、それらの重量に耐えうる
材質で形成されている必要がある。具体的にはポリカー
ボネイト等の硬質プラスチック、スチール、アルミ等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
ることから、その上を人が歩いたり、机、椅子、電算機
等の機器が乗ったりするため、それらの重量に耐えうる
材質で形成されている必要がある。具体的にはポリカー
ボネイト等の硬質プラスチック、スチール、アルミ等が
挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0030】風量調整部は、回転可能に連結された第一
の板部材と第二の板部材とを有している。風量調整部
は、これら板部材を互いに別方向に回転させることで、
又はどちらか一方のみを回転させることで筒状のケース
内を流れる空調空気の風量を調整し得るものであって、
筒状のケース内において吹出部の床下側に設置されるも
のであれば良い。
の板部材と第二の板部材とを有している。風量調整部
は、これら板部材を互いに別方向に回転させることで、
又はどちらか一方のみを回転させることで筒状のケース
内を流れる空調空気の風量を調整し得るものであって、
筒状のケース内において吹出部の床下側に設置されるも
のであれば良い。
【0031】第一の板部材および第二の板部材には、床
下から送られて来る空調空気を筒状のケース内に取り込
むために、放射状に配列された複数の貫通孔が設けられ
ている。第一の板部材と第二の板部材とは、この貫通孔
の放射状の配列パターンの中心を回転軸として回転可能
に、筒状のケースの中心軸方向に重ね合わされる。な
お、図6に示すように単に重ね合わされているだけでも
良いが、図1に示すように連結されていても良い。
下から送られて来る空調空気を筒状のケース内に取り込
むために、放射状に配列された複数の貫通孔が設けられ
ている。第一の板部材と第二の板部材とは、この貫通孔
の放射状の配列パターンの中心を回転軸として回転可能
に、筒状のケースの中心軸方向に重ね合わされる。な
お、図6に示すように単に重ね合わされているだけでも
良いが、図1に示すように連結されていても良い。
【0032】また、本明細書でいう「筒状のケースの中
心軸方向」とは、筒状のケースにおける床下から床面に
向かう方向、又は床面から床下に向かう方向をいい、例
えば図1の例では、筒状のケース内を流れる空気の流れ
方向であり、床面に対して垂直な方向をいう。更に、
「中心軸方向に重ねられて」とは、図1、6に示すよう
な重ねられた板部材の面方向が中心軸方向に対して垂直
となる場合だけに限定されず、風量調整を行い得る限
り、板部材の面方向と中心軸方向とはどのような角度を
なすものであっても良い。
心軸方向」とは、筒状のケースにおける床下から床面に
向かう方向、又は床面から床下に向かう方向をいい、例
えば図1の例では、筒状のケース内を流れる空気の流れ
方向であり、床面に対して垂直な方向をいう。更に、
「中心軸方向に重ねられて」とは、図1、6に示すよう
な重ねられた板部材の面方向が中心軸方向に対して垂直
となる場合だけに限定されず、風量調整を行い得る限
り、板部材の面方向と中心軸方向とはどのような角度を
なすものであっても良い。
【0033】第一の板部材および第二の板部材は、互い
に同一の形状のものであっても、互いに異なる形状のも
のであっても良い。筒状のケースの中心軸に対して垂直
な断面の形状が、円形であるならば、両板部材は共に放
射状の配列パターンの中心を中心とする同一外径の円板
状部分を各々有するものが好ましく、筒状のケースの内
径と円板状部分の外径とが等しいものが特に好ましい。
但し、筒状のケース内で回転動作する板部材において
は、円板状部分の外径と筒状のケースの内径との間にク
リアランスが設けられているものとする。
に同一の形状のものであっても、互いに異なる形状のも
のであっても良い。筒状のケースの中心軸に対して垂直
な断面の形状が、円形であるならば、両板部材は共に放
射状の配列パターンの中心を中心とする同一外径の円板
状部分を各々有するものが好ましく、筒状のケースの内
径と円板状部分の外径とが等しいものが特に好ましい。
但し、筒状のケース内で回転動作する板部材において
は、円板状部分の外径と筒状のケースの内径との間にク
リアランスが設けられているものとする。
【0034】具体的には、第一の板部材および第二の板
部材は、共に同一外径の円板であっても良いし、一方が
円板で、他方が筒状のケースと一体的に形成された底面
を有する円筒であっても良い。図6に示すように、筒状
のケースの側壁に貫通孔を設ける場合においては、第一
の板部材及び第二の板部材のうち床面側の一方を筒部材
と一体的に形成し、他方を筒状のケースと一体的に形成
して、両板部材を底面を有する円筒(バスケット状)と
するのが好ましい。板部材が底面を有する円筒であるな
らば、円板状部分の外径とは円筒の内側底面の直径をい
う。
部材は、共に同一外径の円板であっても良いし、一方が
円板で、他方が筒状のケースと一体的に形成された底面
を有する円筒であっても良い。図6に示すように、筒状
のケースの側壁に貫通孔を設ける場合においては、第一
の板部材及び第二の板部材のうち床面側の一方を筒部材
と一体的に形成し、他方を筒状のケースと一体的に形成
して、両板部材を底面を有する円筒(バスケット状)と
するのが好ましい。板部材が底面を有する円筒であるな
らば、円板状部分の外径とは円筒の内側底面の直径をい
う。
【0035】第一の板部材と第二の板部材とを、図1に
示すように連結する場合の連結方法としては、これら板
部材を回転可能に連結する方法であれば特に限定される
ものではない。例えば、リベットやハトメによるかしめ
が好ましい方法として挙げられる。また、板部材の回転
を人の手で行うのであれば、板部材には簡単に手で回転
できるように、突起物を設けておくのが好ましい。突起
物の形状は特に限定されるものではなく、操作性を考慮
して設定すれば良い。突起物を設ける位置は、回転中心
からできるだけ離れた位置であるのが好ましい。
示すように連結する場合の連結方法としては、これら板
部材を回転可能に連結する方法であれば特に限定される
ものではない。例えば、リベットやハトメによるかしめ
が好ましい方法として挙げられる。また、板部材の回転
を人の手で行うのであれば、板部材には簡単に手で回転
できるように、突起物を設けておくのが好ましい。突起
物の形状は特に限定されるものではなく、操作性を考慮
して設定すれば良い。突起物を設ける位置は、回転中心
からできるだけ離れた位置であるのが好ましい。
【0036】これら板部材の材料としては、アルミニウ
ム、ステンレス、スチール等の各種金属材料や、ポリカ
ーボネイト、ABS、ポリアセタール、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポ
リエステル、ポリエーテル、ポリスルホン等の各種プラ
スチック材料が挙げられる。但し、これら板部材には回
転時の摩擦抵抗を少なくするための塗装(防錆も兼ね
る)処理を施すため、材料としてはスチールを用いるの
が好ましい。板部材の厚みは、第一の板部材及び第二の
板部材の両方において、同一であっても良いし、それぞ
れ異なったものであっても良い。具体的には0.8mm
〜1.2mm程度とするのが好ましい。
ム、ステンレス、スチール等の各種金属材料や、ポリカ
ーボネイト、ABS、ポリアセタール、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポ
リエステル、ポリエーテル、ポリスルホン等の各種プラ
スチック材料が挙げられる。但し、これら板部材には回
転時の摩擦抵抗を少なくするための塗装(防錆も兼ね
る)処理を施すため、材料としてはスチールを用いるの
が好ましい。板部材の厚みは、第一の板部材及び第二の
板部材の両方において、同一であっても良いし、それぞ
れ異なったものであっても良い。具体的には0.8mm
〜1.2mm程度とするのが好ましい。
【0037】貫通孔は、複数個が放射状に配列されてお
り、第一の板部材及び第二の板部材において互いに同一
形状、且つ、同一配列パターンとなるように設ければ良
い。貫通孔の大きさ及び個数は、所望の空気流量が確保
できる開口面積が得られるように適宜設定すれば良い。
貫通孔の配列パターン、大きさ、隣合う貫通孔間の距
離、更には形状は、各板部材を互いに別方向に又はどち
らか一方の板部材を回転させたときに、筒状のケースが
塞がれて該ケース内を空気が流れないように、設定する
のが好ましい。
り、第一の板部材及び第二の板部材において互いに同一
形状、且つ、同一配列パターンとなるように設ければ良
い。貫通孔の大きさ及び個数は、所望の空気流量が確保
できる開口面積が得られるように適宜設定すれば良い。
貫通孔の配列パターン、大きさ、隣合う貫通孔間の距
離、更には形状は、各板部材を互いに別方向に又はどち
らか一方の板部材を回転させたときに、筒状のケースが
塞がれて該ケース内を空気が流れないように、設定する
のが好ましい。
【0038】なお、本明細書でいう貫通孔の形状とは、
板部材の面方向における貫通孔の断面形状、即ち開口形
状をいう。貫通孔の大きさとは貫通孔の開口部分におけ
る大きさをいう。貫通孔の形状は、風量の効率の点から
は、配列パターンの中心から離れるに従って末広がりと
なる形状とするのが好ましい。貫通孔の作製方法として
は、板部材が金属材料で形成されている場合において
は、タレットパンチプレス等によるプレス加工やレーザ
ー加工等が挙げられる。
板部材の面方向における貫通孔の断面形状、即ち開口形
状をいう。貫通孔の大きさとは貫通孔の開口部分におけ
る大きさをいう。貫通孔の形状は、風量の効率の点から
は、配列パターンの中心から離れるに従って末広がりと
なる形状とするのが好ましい。貫通孔の作製方法として
は、板部材が金属材料で形成されている場合において
は、タレットパンチプレス等によるプレス加工やレーザ
ー加工等が挙げられる。
【0039】図3は、図1に示した床空調用風量調整器
に用いられた第一の板部材3a及び第二の板部材3bを
示した図である。なお、一方の板部材についてのみ示し
ている。また、貫通孔(4a、4b)についてはハッチ
ングを施している。同図の例では、第一の板部材3aと
第二の板部材3bとは同一形状であって、貫通孔(4
a、4b)の配列パターン及びその形状も同一である。
第一の板部材3a及び第二の板部材3bは、形状が円形
のもの、即ち、円板状部分30を有したものであり、複
数の貫通孔(4a、4b)が放射状に設けられている。
貫通孔(4a、4b)は、円板状部分30の中心31を
中心として、放射状に配列されている。貫通孔(4a、
4b)の形状は、円板状部分30の外周に向かって末広
がりとなる形状である。貫通孔の配列パターン、貫通孔
の大きさ及び隣合った貫通孔間の距離は、一方の板部材
を回転させたときに、又は両方の板部材を互いに別方向
に回転させたときに、筒状のケースが塞がれ得るよう
に、即ち、貫通孔(4a、4b)が全て塞がれるように
設定されている。
に用いられた第一の板部材3a及び第二の板部材3bを
示した図である。なお、一方の板部材についてのみ示し
ている。また、貫通孔(4a、4b)についてはハッチ
ングを施している。同図の例では、第一の板部材3aと
第二の板部材3bとは同一形状であって、貫通孔(4
a、4b)の配列パターン及びその形状も同一である。
第一の板部材3a及び第二の板部材3bは、形状が円形
のもの、即ち、円板状部分30を有したものであり、複
数の貫通孔(4a、4b)が放射状に設けられている。
貫通孔(4a、4b)は、円板状部分30の中心31を
中心として、放射状に配列されている。貫通孔(4a、
4b)の形状は、円板状部分30の外周に向かって末広
がりとなる形状である。貫通孔の配列パターン、貫通孔
の大きさ及び隣合った貫通孔間の距離は、一方の板部材
を回転させたときに、又は両方の板部材を互いに別方向
に回転させたときに、筒状のケースが塞がれ得るよう
に、即ち、貫通孔(4a、4b)が全て塞がれるように
設定されている。
【0040】図4は、図3に示す第一の板部材3aと第
二の板部材3bとを重ね合わせた例を示している。同図
では、一方の板部材の貫通孔に、他方の板部材の貫通孔
以外の部分が重ね合わされて、全ての貫通孔が塞がれて
いる。このような板部材で構成された風量調整部であれ
ば、筒状のケース内を通る空気の量を調整するだけでな
く、必要に応じて空気を遮断できる。
二の板部材3bとを重ね合わせた例を示している。同図
では、一方の板部材の貫通孔に、他方の板部材の貫通孔
以外の部分が重ね合わされて、全ての貫通孔が塞がれて
いる。このような板部材で構成された風量調整部であれ
ば、筒状のケース内を通る空気の量を調整するだけでな
く、必要に応じて空気を遮断できる。
【0041】筒状のケースは、形状が筒状のものであっ
て、その内部に吹出部と風量調整部とを取り付け得るも
のであれば良い。また、床面に開口するように設置され
得るものであれば良い。筒状のケースの中心軸方向に対
して垂直な断面の形状(以下、「筒状のケースの断面形
状」という。)は特に限定されるものではない。但し、
第一の板部材および第二の板部材が回転することを考慮
すると、又図6に示すような筒部材を嵌め込むことを考
慮すると、筒状のケースの断面形状は円形であるのが好
ましい。即ち、筒状のケースは図1に示すような一端か
ら他端までの断面形状が円形のもの(円筒状のもの)が
好ましい。
て、その内部に吹出部と風量調整部とを取り付け得るも
のであれば良い。また、床面に開口するように設置され
得るものであれば良い。筒状のケースの中心軸方向に対
して垂直な断面の形状(以下、「筒状のケースの断面形
状」という。)は特に限定されるものではない。但し、
第一の板部材および第二の板部材が回転することを考慮
すると、又図6に示すような筒部材を嵌め込むことを考
慮すると、筒状のケースの断面形状は円形であるのが好
ましい。即ち、筒状のケースは図1に示すような一端か
ら他端までの断面形状が円形のもの(円筒状のもの)が
好ましい。
【0042】筒状のケースには、内部を流れる空調空気
の流量を大きくするため、側壁に貫通孔を設けるのが好
ましい。この場合、図6に示すように、側壁に貫通孔を
有する筒部材を、筒状のケースの内側に同軸状に回転可
能に嵌め込んでおけば、側壁においても風量調整及び風
量遮断ができるので好ましい態様となる。
の流量を大きくするため、側壁に貫通孔を設けるのが好
ましい。この場合、図6に示すように、側壁に貫通孔を
有する筒部材を、筒状のケースの内側に同軸状に回転可
能に嵌め込んでおけば、側壁においても風量調整及び風
量遮断ができるので好ましい態様となる。
【0043】筒状のケースの貫通孔及び筒部材の貫通孔
の形状、数、大きさ、位置、配置パターン等は、所望の
空気流量が確保できる開口面積が得られるように、且
つ、筒状のケースと筒部材とを互いに別方向に又はどち
らか一方のみを回転させることによって空気流量を調整
できるように設定すれば良い。但し、筒状のケースの貫
通孔の全体が、筒部材の貫通孔以外の部分で塞がれるよ
うに設定するのが好ましい。なお、筒状のケースの貫通
孔の形状、数、大きさ、位置、配置パターン等と、筒部
材の貫通孔のそれらとは同一であるのが好ましい。
の形状、数、大きさ、位置、配置パターン等は、所望の
空気流量が確保できる開口面積が得られるように、且
つ、筒状のケースと筒部材とを互いに別方向に又はどち
らか一方のみを回転させることによって空気流量を調整
できるように設定すれば良い。但し、筒状のケースの貫
通孔の全体が、筒部材の貫通孔以外の部分で塞がれるよ
うに設定するのが好ましい。なお、筒状のケースの貫通
孔の形状、数、大きさ、位置、配置パターン等と、筒部
材の貫通孔のそれらとは同一であるのが好ましい。
【0044】筒部材は、筒状のケースの内側に同軸状に
回転可能に嵌め込むことができるものであれば良く、そ
の中心軸方向に対して垂直な断面の形状も特に限定され
るものではない。但し、回転を容易に行える点からは、
上記断面の形状は円形であるのが、即ち筒部材は円筒状
を呈しているのが好ましい。なお、筒部材の中心軸方向
とは筒部材が設置されたときの床下側から床面側へと向
かう方向(床面側から床下側へと向かう方向)をいう。
また、ここでいう同軸状とは筒部材の中心軸と筒状のケ
ースの中心軸とが、一致又は略一致している場合をい
う。筒部材と筒状のケースとのハメアイは、筒状のケー
ス及び/又は筒部材を容易に回転でき、且つ、筒状のケ
ースの貫通孔を塞いだときに空気が漏れすぎない程度
に、適宜設定すれば良い。
回転可能に嵌め込むことができるものであれば良く、そ
の中心軸方向に対して垂直な断面の形状も特に限定され
るものではない。但し、回転を容易に行える点からは、
上記断面の形状は円形であるのが、即ち筒部材は円筒状
を呈しているのが好ましい。なお、筒部材の中心軸方向
とは筒部材が設置されたときの床下側から床面側へと向
かう方向(床面側から床下側へと向かう方向)をいう。
また、ここでいう同軸状とは筒部材の中心軸と筒状のケ
ースの中心軸とが、一致又は略一致している場合をい
う。筒部材と筒状のケースとのハメアイは、筒状のケー
ス及び/又は筒部材を容易に回転でき、且つ、筒状のケ
ースの貫通孔を塞いだときに空気が漏れすぎない程度
に、適宜設定すれば良い。
【0045】空調空気の最大風量を150CMH程度と
する場合、筒状のケースは以下のように設定するのが好
ましい。例えば、筒状のケースの断面形状を円形とし、
その側壁に貫通孔を設けない場合では、筒状のケースの
内径を150mm〜200mm、好ましくは170mm
程度、筒状のケースの長さを50mm〜100mm、好
ましくは60mm〜70mm程度に設定する。また、床
下静圧(床下において供給される空調空気の圧力)は1
0Pa〜30Pa、好ましくは20Pa程度とする。こ
の場合、床高が150mm以下の二重床に問題なく取り
付けることができる。なお、本明細書でいう筒状のケー
スの内径とは、吹出部の取り付け部位を除いた、空調空
気が有効に流れる部位の平均内径をいう。
する場合、筒状のケースは以下のように設定するのが好
ましい。例えば、筒状のケースの断面形状を円形とし、
その側壁に貫通孔を設けない場合では、筒状のケースの
内径を150mm〜200mm、好ましくは170mm
程度、筒状のケースの長さを50mm〜100mm、好
ましくは60mm〜70mm程度に設定する。また、床
下静圧(床下において供給される空調空気の圧力)は1
0Pa〜30Pa、好ましくは20Pa程度とする。こ
の場合、床高が150mm以下の二重床に問題なく取り
付けることができる。なお、本明細書でいう筒状のケー
スの内径とは、吹出部の取り付け部位を除いた、空調空
気が有効に流れる部位の平均内径をいう。
【0046】また、筒状のケースの側壁に貫通孔を設け
る場合では、筒状のケースの内径を150mm〜200
mm、好ましくは180mm程度、筒状のケースの長さ
を50mm〜100mm、好ましくは40mm〜60m
m程度に設定する。この場合、側壁には、側壁における
開口面積が80cm2 〜160cm2 、好ましくは10
0cm2 〜140cm2 程度となるように貫通孔を設け
る。風量調整部においては、風量調整部における開口面
積が40cm2 〜90cm2 、好ましくは50cm2 〜
80cm2 程度となるように各板部材に貫通孔を設け
る。床下静圧は、10Pa〜30Pa、好ましくは20
Pa程度とする。この場合においても、床高が150m
m以下の二重床に問題なく取り付けることができる。な
お、筒部材の大きさは筒状のケースの大きさに合わせて
設定すれば良く、筒部材の貫通孔は筒状のケースの貫通
孔に合わせて設定すれば良い。
る場合では、筒状のケースの内径を150mm〜200
mm、好ましくは180mm程度、筒状のケースの長さ
を50mm〜100mm、好ましくは40mm〜60m
m程度に設定する。この場合、側壁には、側壁における
開口面積が80cm2 〜160cm2 、好ましくは10
0cm2 〜140cm2 程度となるように貫通孔を設け
る。風量調整部においては、風量調整部における開口面
積が40cm2 〜90cm2 、好ましくは50cm2 〜
80cm2 程度となるように各板部材に貫通孔を設け
る。床下静圧は、10Pa〜30Pa、好ましくは20
Pa程度とする。この場合においても、床高が150m
m以下の二重床に問題なく取り付けることができる。な
お、筒部材の大きさは筒状のケースの大きさに合わせて
設定すれば良く、筒部材の貫通孔は筒状のケースの貫通
孔に合わせて設定すれば良い。
【0047】筒状のケースの材料としては、スチール、
アルミニウム、ステンレス等の各種金属材料や、ポリカ
ーボネイト、ABS、ポリアセタール、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポ
リエステル、ポリエーテル、ポリスルホン等の各種プラ
スチック材料が挙げられる。筒状のケースの製造方法と
しては、材料が上記した金属材料であるならば、プレス
成形等の鍛造、鋳造が挙げられる。材料が上記したプラ
スチック材料であるならば、一般的な射出成形が挙げら
れる。筒状のケースは、前述したように、板部材のどち
らか一方と一体的に作製しても良い。筒部材の材料及び
製造方法としては、上記に挙げた筒状のケースと同様の
材料及び製造方法を挙げることができる。
アルミニウム、ステンレス等の各種金属材料や、ポリカ
ーボネイト、ABS、ポリアセタール、ポリアミド、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポ
リエステル、ポリエーテル、ポリスルホン等の各種プラ
スチック材料が挙げられる。筒状のケースの製造方法と
しては、材料が上記した金属材料であるならば、プレス
成形等の鍛造、鋳造が挙げられる。材料が上記したプラ
スチック材料であるならば、一般的な射出成形が挙げら
れる。筒状のケースは、前述したように、板部材のどち
らか一方と一体的に作製しても良い。筒部材の材料及び
製造方法としては、上記に挙げた筒状のケースと同様の
材料及び製造方法を挙げることができる。
【0048】本発明の床空調用風量調整器への空調空気
の供給方法としては、床下全体を加圧して供給する方
法、床空調用風量調整器にダクト等により個別に空調空
気を供給する方法等が挙げられるが、特に限定されな
い。
の供給方法としては、床下全体を加圧して供給する方
法、床空調用風量調整器にダクト等により個別に空調空
気を供給する方法等が挙げられるが、特に限定されな
い。
【0049】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に示
す。実際に、本発明の床空調用風量調整器を作製し、こ
れを床高が150mmの二重床に取り付けた。
す。実際に、本発明の床空調用風量調整器を作製し、こ
れを床高が150mmの二重床に取り付けた。
【0050】実施例1 〔吹出部の作製〕図2に示す吹出部について作製を行な
った。作製はポリカーボネイトを射出成形して一体的に
成形した。なお、上下のプレート部分は、直径200m
m、厚さ2.5mmに設定し、プレート間は15mmに
設定した。吹出口は同図に示すように二種類設定し、一
方を長さ64.5mm、幅6.0mm、他方を長さ3
9.5mm、幅6.0mmとした。
った。作製はポリカーボネイトを射出成形して一体的に
成形した。なお、上下のプレート部分は、直径200m
m、厚さ2.5mmに設定し、プレート間は15mmに
設定した。吹出口は同図に示すように二種類設定し、一
方を長さ64.5mm、幅6.0mm、他方を長さ3
9.5mm、幅6.0mmとした。
【0051】〔筒状のケースおよび第一の板部材の作
製〕厚さ0.8mmの鋼板を、内径200mm、高さ4
1mmの底面を有する円筒となるようプレス成形し、側
壁を筒状のケースとし、底壁を第一の板部材とした。
製〕厚さ0.8mmの鋼板を、内径200mm、高さ4
1mmの底面を有する円筒となるようプレス成形し、側
壁を筒状のケースとし、底壁を第一の板部材とした。
【0052】〔風量調整部の作製〕直径200mm、厚
さ0.8mmの円形の鋼板を第二の板部材とし、この板
部材と上記で得られた第一の板部材に、図3と同様の放
射状に配列された貫通孔を設けた。貫通孔の大きさは、
円板状部分の径方向における長さが70mm、円周方向
における長さが最小5mm、最大32mmとなるように
設定した。貫通孔の個数は4個とした。次に、第一の板
部材および第二の板部材の中心に、直径5.5mmの貫
通孔を設け、第一の板部材と第二の板部材とをハトメ
(M5)により連結して風量調整部を得た。
さ0.8mmの円形の鋼板を第二の板部材とし、この板
部材と上記で得られた第一の板部材に、図3と同様の放
射状に配列された貫通孔を設けた。貫通孔の大きさは、
円板状部分の径方向における長さが70mm、円周方向
における長さが最小5mm、最大32mmとなるように
設定した。貫通孔の個数は4個とした。次に、第一の板
部材および第二の板部材の中心に、直径5.5mmの貫
通孔を設け、第一の板部材と第二の板部材とをハトメ
(M5)により連結して風量調整部を得た。
【0053】〔床空調用風量調整器の組み立て〕床面に
開口するように筒状のケースを設置して、該ケース内の
床面側の端部に吹出部を取り付けて床空調用風量調整器
を得た。
開口するように筒状のケースを設置して、該ケース内の
床面側の端部に吹出部を取り付けて床空調用風量調整器
を得た。
【0054】実施例2 図6に示す床空調用風量調整器について実際に作製し
た。吹出部については実施例1と同様のものを使用し
た。
た。吹出部については実施例1と同様のものを使用し
た。
【0055】筒状のケースと第一の板部材とは、材料と
してポリカーボネイトを用いて射出成形により一体的に
形成した。なお、筒状のケースの貫通孔及び第一の板部
材の貫通孔も射出成形と同時に形成している。筒状のケ
ースの貫通孔は大きさ8.25mm×24mm、個数3
2個とし、等間隔で配置した。第一の板部材の貫通孔
は、円板状部分の径方向における長さを62.5mm、
円周方向における長さを最小2.36mm、最大8.2
5mm、個数を32個とした。筒状のケースは、側壁の
厚みを1.5mm、内径を183mm、長さを52mm
とした。
してポリカーボネイトを用いて射出成形により一体的に
形成した。なお、筒状のケースの貫通孔及び第一の板部
材の貫通孔も射出成形と同時に形成している。筒状のケ
ースの貫通孔は大きさ8.25mm×24mm、個数3
2個とし、等間隔で配置した。第一の板部材の貫通孔
は、円板状部分の径方向における長さを62.5mm、
円周方向における長さを最小2.36mm、最大8.2
5mm、個数を32個とした。筒状のケースは、側壁の
厚みを1.5mm、内径を183mm、長さを52mm
とした。
【0056】また、筒部材と第二の板部材についても、
上記と同様に材料としてポリカーボネイトを用いて射出
成形により一体的に形成した。なお、筒部材の貫通孔及
び第二の板部材の貫通孔も、上記と同様に射出成形と同
時に形成している。筒部材の貫通孔は筒状のケースの貫
通孔と同様のものとし、第二の板部材の貫通孔は第一の
板部材の貫通孔と同様のものとした。筒部材は、側壁の
厚みを1.5mm、外径を182.9mm、長さを3
4.5mmとした。
上記と同様に材料としてポリカーボネイトを用いて射出
成形により一体的に形成した。なお、筒部材の貫通孔及
び第二の板部材の貫通孔も、上記と同様に射出成形と同
時に形成している。筒部材の貫通孔は筒状のケースの貫
通孔と同様のものとし、第二の板部材の貫通孔は第一の
板部材の貫通孔と同様のものとした。筒部材は、側壁の
厚みを1.5mm、外径を182.9mm、長さを3
4.5mmとした。
【0057】次に、床面に開口するように筒状のケース
を設置し、筒状のケースの内側に、第二の板部材と一体
的に形成された筒部材を回転可能に嵌め込み、吹出部を
取り付けて床空調用風量調整器を得た。
を設置し、筒状のケースの内側に、第二の板部材と一体
的に形成された筒部材を回転可能に嵌め込み、吹出部を
取り付けて床空調用風量調整器を得た。
【0058】〔評価〕実施例1及び実施例2で得た床空
調用風量調整器を、床高が150mmのオフィスの床に
実際に取り付けた。結果、どちらの床空調用風量調整器
も床下において干渉することがなく、問題なく取り付け
ることができた。また、床下静圧を20Pa程度として
空調空気を供給したところ、実施例1及び実施例2で得
た床空調用風量調整器は、両者とも最大風量150CM
Hを確保することができた。
調用風量調整器を、床高が150mmのオフィスの床に
実際に取り付けた。結果、どちらの床空調用風量調整器
も床下において干渉することがなく、問題なく取り付け
ることができた。また、床下静圧を20Pa程度として
空調空気を供給したところ、実施例1及び実施例2で得
た床空調用風量調整器は、両者とも最大風量150CM
Hを確保することができた。
【0059】
【発明の効果】床吹出空調方式において本発明の床空調
用風量調整器を用いれば、従来より低い床高であっても
設置でき、且つ、大風量を供給できる。従って、床高が
150mm以下の二重床であっても150CMH程度の
風量を供給でき、床空調用風量調整器の設置数を減らす
ことができるので、オフィスの机やOA機器等のレイア
ウトが制約されることもない。
用風量調整器を用いれば、従来より低い床高であっても
設置でき、且つ、大風量を供給できる。従って、床高が
150mm以下の二重床であっても150CMH程度の
風量を供給でき、床空調用風量調整器の設置数を減らす
ことができるので、オフィスの机やOA機器等のレイア
ウトが制約されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床空調用風量調整器の一例を示す断面
図である。
図である。
【図2】本発明で用いられる吹出部の一例を示す斜視図
である。
である。
【図3】本発明で用いられる第一の板部材及び第二の板
部材の一例を示す図である。
部材の一例を示す図である。
【図4】図3で示す第一の板部材と第二の板部材とを重
ね合わせた例を示す図である。
ね合わせた例を示す図である。
【図5】従来の床空調用風量調整器を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の床空調用風量調整器の他の例を示す断
面図である。
面図である。
1 吹出部 2 筒状のケース 3 風量調整部 3a 第一の板部材 3b 第二の板部材 4a 第一の板部材の貫通孔 4b 第二の板部材の貫通孔 5 回転軸 6 床面 7 床下から供給される空調空気 8 筒状のケースの開口部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 哲夫 東京都千代田区丸の内1−2−1 東京海 上ビル新館 原田産業株式会社東京支店内
Claims (8)
- 【請求項1】 床面に開口して設置される筒状のケース
と、該ケース内において、床面側に設置される吹出部
と、該吹出部に対して床下側に設置され風量を調節する
風量調整部とを有し、 吹出部は上下に貫通した複数の通気路を有したものであ
り、 風量調整部は第一の板部材と第二の板部材とを有し、こ
れらの板部材には放射状に配列された複数の貫通孔が、
互いに同一形状かつ同一配列パターンとなるように設け
られており、これらの板部材は、貫通孔の放射状の配列
パターンの中心を回転軸として回転可能となるように、
筒状のケースの中心軸方向に重ね合わされていることを
特徴とする床空調用風量調整器。 - 【請求項2】 上記通気路が放射状に配置されている請
求項1記載の床空調用風量調整器。 - 【請求項3】 上記通気路が、少なくとも床面側に、床
面と垂直な方向に対して角度15度〜21度の範囲で傾
斜する部位を有している請求項1記載の床空調用風量調
整器。 - 【請求項4】 上記通気路を通る空気が床面と垂直な方
向に対して15度〜21度の範囲の角度をなして吹き出
されるように、上記通気路が形成されている請求項1記
載の床空調用風量調整器。 - 【請求項5】 筒状のケースの中心軸方向に対して垂直
な断面の形状が円形であって、筒状のケースの内径が1
70mm以上である請求項1記載の床空調用風量調整
器。 - 【請求項6】 第一の板部材と第二の板部材とが、共に
上記配列パターンの中心を中心とする円板状部分を各々
有し、上記貫通孔の形状が上記配列パターンの中心から
円板状部分の外周に向かって末広がりとなる形状であ
り、 第一の板部材と第二の板部材とを互いに別方向に、又は
どちらか一方の板部材を回転させたときに、筒状のケー
スが塞がれ得るように、上記貫通孔の配列パターンと、
上記貫通孔の大きさと、隣合った上記貫通孔間の距離と
が設定されたものである請求項1記載の床空調用風量調
整器。 - 【請求項7】 上記筒状のケース側壁に貫通孔が設けら
れており、上記筒状のケースの内側には筒部材が同軸状
に回転可能に嵌め込まれており、筒部材の側壁には貫通
孔が設けられており、 筒状のケースに設けられた貫通孔と筒部材に設けられた
貫通孔とは、筒状のケースと筒部材とを互いに別方向
に、又はどちらか一方のみを回転させることにより、互
いに一致した状態及びそれぞれが塞がれた状態となり得
るものである請求項1記載の床空調用風量調整器。 - 【請求項8】 筒状のケースの中心軸方向に対して垂直
な筒状のケースの断面の形状と筒状のケースの中心軸方
向に対して垂直な筒部材の断面の形状とが、共に円形を
呈し、第一の板部材および第二の板部材のうち床面側の
一方が筒部材と一体的に形成されており、他方が筒状の
ケースと一体的に形成されている請求項7記載の床空調
用風量調整器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33435797A JPH10306942A (ja) | 1997-03-05 | 1997-12-04 | 床空調用風量調整器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-50732 | 1997-03-05 | ||
| JP5073297 | 1997-03-05 | ||
| JP33435797A JPH10306942A (ja) | 1997-03-05 | 1997-12-04 | 床空調用風量調整器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10306942A true JPH10306942A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=26391186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33435797A Pending JPH10306942A (ja) | 1997-03-05 | 1997-12-04 | 床空調用風量調整器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10306942A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012017964A1 (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-09 | 三洋工業株式会社 | 輻射空調用の噴流ノズル及び輻射空調構造 |
| JP2018128233A (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | 株式会社大林組 | 吹出口ユニット |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33435797A patent/JPH10306942A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012017964A1 (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-09 | 三洋工業株式会社 | 輻射空調用の噴流ノズル及び輻射空調構造 |
| JP5339392B2 (ja) * | 2010-08-03 | 2013-11-13 | 三洋工業株式会社 | 輻射空調用の噴流ノズル及び輻射空調構造 |
| JP2018128233A (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | 株式会社大林組 | 吹出口ユニット |
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