JPH10307029A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH10307029A
JPH10307029A JP9130506A JP13050697A JPH10307029A JP H10307029 A JPH10307029 A JP H10307029A JP 9130506 A JP9130506 A JP 9130506A JP 13050697 A JP13050697 A JP 13050697A JP H10307029 A JPH10307029 A JP H10307029A
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JP
Japan
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vibrator
block
vibrating gyroscope
piezoelectric layer
driving
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JP9130506A
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Inventor
Katsumi Fujimoto
本 克 己 藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動子に関して設計の自由度に富み、しかも
振動子を強固に支持固定することができる、小型の振動
ジャイロを提供する。 【解決手段】 振動ジャイロ30は振動子32を含む。
振動子32は駆動用ブロック34および検出用ブロック
36を含む。駆動用ブロック34は1つの圧電体層42
からなる。圧電体層42の下面には、インタディジタル
電極44が形成される。圧電体層42は、インタディジ
タル電極44のフィンガ電極間で分極される。検出用ブ
ロック36は、厚み方向に分極される1つの圧電体層5
0からなる。圧電体層50の上面には、1対の対向電極
52a,52bが形成される。駆動手段としての発振回
路56が、インタディジタル電極44に接続されるとと
もに抵抗58a,58bを介して対向電極52a,52
bに接続される。検出手段としての差動増幅回路60
が、抵抗62a,62bを介して対向電極52a,52
bに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は振動ジャイロに関
し、特にたとえば、回転角速度を検知することによって
移動体の位置を検出し、適切な誘導を行うナビゲーショ
ンシステム、または手ぶれなどの外的振動による回転角
速度を検知し、適切な制振を行う手ぶれ防止装置などの
除振システムなどに応用できる振動ジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の振動ジャイロの一例を示
す図解図である。図12に示す振動ジャイロ1は振動子
2を含む。振動子2は、エリンバなどの恒弾性金属材料
や、石英、ガラス、水晶、セラミックなどの一般に機械
的振動を生ずる材料からなる正3角柱状の振動体3を含
む。振動体3の3つの側面のそれぞれの中央には、駆動
用かつ検出用の2つの圧電素子4a,4bおよび帰還用
の1つの圧電素子4cが、それぞれ形成される。圧電素
子4cは、圧電素子4a,4bに駆動信号を印加する駆
動手段として用いられる発振回路5の入力端に接続さ
れ、発振回路5の出力端は、抵抗6a,6bを介して圧
電素子4a,4bに接続される。また、圧電素子4a,
4bは、圧電素子4a,4bに発生する信号を検出する
検出手段として用いられる差動増幅回路7の非反転入力
端および反転入力端に、それぞれ接続される。さらに、
差動増幅回路7の出力端と反転入力端との間には、負帰
還用の抵抗8が接続される。
【0003】また、この振動ジャイロ1は、図13に示
すように、振動子2が支持ピン9a,9bで基板10上
に支持され、さらに、ケース(図示せず)に収納され
る。この場合、支持ピン9a,9bは、振動子2の振動
を阻害したり吸収したりすることを回避するために、線
材で形成され、振動子2のノード点付近に取り付けられ
る。
【0004】図12に示す振動ジャイロ1では、発振回
路5によって、振動子2の圧電素子4a,4bに駆動信
号が印加されると、振動子2は圧電素子4cの主面に直
交する方向に屈曲振動し、無回転時には、圧電素子4
a,4bからは同様の検出信号が得られる。一方、振動
ジャイロ1が振動子2の中心軸を中心として回転する
と、コリオリ力によって、振動子2が圧電素子4cの主
面に直交する方向とは異なった方向に屈曲振動し、圧電
素子4a,4bから回転角速度に応じた検出信号が得ら
れる。このとき、回転角速度に応じて、たとえば、一方
の圧電素子4aからの検出信号が大きくなり、他方の圧
電素子4bからの検出信号が小さくなる。そして、差動
増幅回路7からは、圧電素子4a,4b間の出力信号の
差が出力され、それに基づいて、回転角速度を検出する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図12に示
す振動ジャイロ1においては、単一の振動子2が駆動と
検出とを司るため、振動子2を構成する材料としては、
駆動力および検出感度の双方において一定の特性を有す
るものを選択する必要があり、振動子2に関して設計上
の制約があった。
【0006】さらに、図12に示す振動ジャイロ1にお
いては、振動子2を支持する支持ピン9a,9bが線材
からなるため、たとえば外部からの衝撃によって支持ピ
ン9a,9bが変形し、正確な回転角速度を検知するこ
とができなくなるおそれがある。
【0007】そこで、本願発明者は、振動子に関して設
計の自由度に富み、しかも振動子を強固に支持固定する
ことができる振動ジャイロを考え出した。この振動ジャ
イロは、特開平8−292033号に開示されている。
図14はそのような振動ジャイロを示す図解図である。
図14に示す振動ジャイロ11は振動子12を含む。振
動子12は、駆動用ブロック13と検出用ブロック14
とを含む。駆動用ブロック13および検出用ブロック1
4は、2つのスペーサ15a,15bを挟み込んで接合
され、それによって、駆動用ブロック13および検出用
ブロック14間には、中空部16が形成される。駆動用
ブロック13は圧電セラミックなどからなり積層される
2つの圧電体層13a,13bを有し、それらの圧電体
層13a,13bは図14の矢印P,Qで示すように厚
み方向に沿って互いに逆方向に分極される。駆動用ブロ
ック13において、圧電体層13aおよび圧電体層13
bの主面には、平面電極17,18がそれぞれ形成され
る。また、検出用ブロック14は圧電セラミックなどか
らなり積層される2つの圧電体層14a,14bを有
し、それらの圧電体層14a,14bは図14の矢印
P,Pで示すように厚み方向に沿って同じ方向に分極さ
れる。検出用ブロック14において、圧電体層14aの
主面には1対の対向電極19a,19bが形成され、圧
電体層14bの主面には平面電極20が形成される。
【0008】また、駆動信号を印加する駆動手段として
発振回路21が用いられ、発振回路21の一方の出力端
は、平面電極17に接続されるとともに抵抗22a,2
2bを介して対向電極19a,19bに接続され、発振
回路21の他方の出力端は、平面電極18に接続され
る。また、対向電極19a,19bに発生する信号を検
出する検出手段として差動増幅回路23が用いられ、差
動増幅回路23の非反転入力端および反転入力端は、抵
抗24a,24bを介して対向電極19a,19bにそ
れぞれ接続される。また、差動増幅回路23の出力端と
反転入力端との間には、負帰還用の抵抗25が接続され
る。
【0009】図14に示す振動ジャイロ11では、発振
回路21によって、平面電極17,18に正弦波信号な
どの駆動信号が印加されると、印加される直流電圧の極
性が分極時の電圧の極性と同じ場合は、駆動用ブロック
13において、分極の方向に沿って伸び歪みが発生し、
印加される直流電圧の極性が分極時の電圧の極性と逆の
場合は、駆動用ブロック13において、分極の方向に沿
って縮み歪みが発生する。このようにして、駆動用ブロ
ック13は、主面に直交する方向に沿って、すなわち、
振動子12の外側および内側に向かって屈曲振動する。
また、駆動用ブロック13の屈曲振動に連動して、検出
用ブロック14は、振動子12の外側および内側に向か
って、駆動用ブロック13と同様に屈曲振動する。この
ように駆動用ブロック13および検出用ブロック14が
屈曲振動することによって、振動子12全体としては、
膨らんだり凹んだりする。
【0010】そして、振動ジャイロ11が、駆動用ブロ
ック13および検出用ブロック14の長手方向に平行な
回転軸26を中心に回転すると、回転角速度に応じたコ
リオリ力が、駆動用ブロック13および検出用ブロック
14の各電極が設けられた面に平行し、かつ回転軸26
に直交する方向に働き、対向電極19a,19bから、
回転角速度に応じた信号が出力される。この場合、回転
角速度に応じて、たとえば、一方の対向電極19aから
の出力信号が大きくなり、他方の対向電極19bからの
出力信号が小さくなる。このような出力信号の差が、差
動増幅回路23から出力され、それに基づいて、回転角
速度が検出される。
【0011】また、図14に示す振動ジャイロ11で
は、振動子12において駆動を司る駆動用ブロック13
と検出を司る検出用ブロック14とが互いに別体である
ため、駆動用ブロック13および検出用ブロック14を
構成する材料をそれぞれ別個に選定することができ、振
動子に関して設計の自由度が増す。
【0012】さらに、図14に示す振動ジャイロ11で
は、振動子12が屈曲振動する際、振動子12の両側面
におけるスペーサ15a,15bの厚み方向の中央部
が、振動しない無振動部27a,27bとなる。したが
って、振動子12を支持固定するための支持部材は、各
スペーサ15a,15bの無振動部27a,27b上に
取り付ければよく、支持部材を取り付ける部位が容易に
決まる。また、無振動部27a,27bは、振動子12
の側面におけるスペーサ15a,15bの幅方向全域に
存在するので、各スペーサ15a,15bの無振動部2
7a,27b上の任意の位置に、複数の支持部材を取り
付けたり、支持部材として板材を用いたりすることがで
きる。これらのことから、支持部材に関して設計の自由
度が増すとともに、振動子を強固に支持固定することが
できる。
【0013】ところが、図14に示す振動ジャイロ11
は、駆動用ブロック13が2つの圧電体層13a,13
bからなるので、駆動用ブロック13の厚みが厚く、全
体が大型である。
【0014】それゆえに、この発明の主たる目的は、振
動子に関して設計の自由度に富み、しかも振動子を強固
に支持固定することができる、小型の振動ジャイロを提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる振動ジ
ャイロは、振動子と、振動子に駆動信号を印加する駆動
手段と、振動子に発生する信号を検出する検出手段とを
備える振動ジャイロにおいて、振動子は、駆動用ブロッ
クと、検出用ブロックと、駆動用ブロックおよび検出用
ブロック間に中空部を形成するスペーサとを含み、駆動
用ブロックは1つの圧電体層からなり、圧電体層の一方
主面にインタディジタル電極が形成され、圧電体層はイ
ンタディジタル電極のフィンガ電極間で分極され、検出
用ブロックは厚み方向に分極される他の圧電体層を含
み、他の圧電体層の一方主面に1対の対向電極が形成さ
れる、振動ジャイロである。この発明にかかる振動ジャ
イロでは、インタディジタル電極のフィンガ電極は、た
とえば、圧電体層の一方主面において一方向に間隔を隔
てて形成される。また、この発明にかかる振動ジャイロ
では、検出用ブロックには互いに平行な凸部と凹部とが
交互に形成され、対向電極は凸部にそれぞれ形成されて
もよい。さらに、この発明にかかる振動ジャイロでは、
スペーサの無振動部に支持部材が取り付けられる。
【0016】この発明にかかる振動ジャイロでは、駆動
手段によってインタディジタル電極に駆動信号が印加さ
れると、圧電体層の一方主面側がインタディジタル電極
のフィンガ電極間で伸縮し、駆動用ブロックは、主面に
直交する方向に沿って、すなわち、振動子の外側および
内側に向かって屈曲振動する。また、駆動用ブロックの
屈曲振動に連動して、検出用ブロックは、振動子の外側
および内側に向かって、駆動用ブロックと同様に屈曲振
動する。このように駆動用ブロックおよび検出用ブロッ
クが屈曲振動することによって、振動子全体としては、
膨らんだり凹んだりする。そして、この発明にかかる振
動ジャイロが回転すると、回転角速度に応じたコリオリ
力が働き、1対の対向電極から回転角速度に応じた信号
が出力され、その出力信号が検出手段によって検出さ
れ、それに基づいて、回転角速度が検出される。また、
この発明にかかる振動ジャイロでは、振動子において駆
動を司る駆動用ブロックと検出を司る検出用ブロックと
が互いに別体であるため、駆動用ブロックおよび検出用
ブロックを構成する材料をそれぞれ別個に選定すること
ができ、振動子に関して設計の自由度が増す。さらに、
この発明にかかる振動ジャイロでは、振動子が屈曲振動
する際、スペーサの一部が、振動しない無振動部とな
る。したがって、振動子を支持固定するための支持部材
は、スペーサの無振動部上に取り付ければよく、支持部
材を取り付ける部位が容易に決まる。また、無振動部
は、スペーサの幅方向全域に存在するので、スペーサの
無振動部上の任意の位置に、複数の支持部材を取り付け
たり、支持部材として板材を用いたりすることができ
る。これらのことから、支持部材に関して設計の自由度
が増すとともに、振動子を強固に支持固定することがで
きる。また、この発明にかかる振動ジャイロでは、駆動
用ブロックが1つの圧電体層からなるので、駆動用ブロ
ックが薄型となり、全体が小型になる。
【0017】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる振動ジャ
イロの一例を示す図解図である。図1に示す振動ジャイ
ロ30は振動子32を含む。振動子32は、駆動用ブロ
ック34と検出用ブロック36とを含む。駆動用ブロッ
ク34および検出用ブロック36は、2つのスペーサ3
8a,38bを挟み込んで接合され、それによって、駆
動用ブロック34および検出用ブロック36間には、中
空部40が形成される。
【0019】駆動用ブロック34はたとえば短冊状の1
つの圧電体層42からなり、その圧電体層42は圧電セ
ラミックなどの圧電体からなる。圧電体層42の一方主
面(下面)には、図2に示すように、インタディジタル
電極44が形成される。インタディジタル電極44は、
2つのくし形電極46a,46bを含む。一方のくし形
電極46aは複数のフィンガ電極48aを有し、他方の
くし形電極46bは複数のフィンガ電極48bを有す
る。一方のくし形電極46aの複数のフィンガ電極48
aと他方のくし形電極46bの複数のフィンガ電極48
bとは、圧電体層42の一方主面において、圧電体層4
2の長手方向に間隔を隔てて交互に形成される。また、
圧電体層42は、図2および図3に矢印で示すようにイ
ンタディジタル電極44のフィンガ電極48aからフィ
ンガ電極48bに向かってフィンガ電極48a,48b
間で分極される。
【0020】検出用ブロック36はたとえば短冊状の1
つの圧電体層50からなり、その圧電体層50は圧電セ
ラミックなどの圧電体からなる。この圧電体層50は、
図1の矢印Pで示すように厚み方向に沿って分極され
る。圧電体層50の一方主面(上面)には、1対の対向
電極52a,52bが形成され、圧電体層50bの他方
主面(下面)には、平面電極54が形成される。
【0021】また、駆動信号を印加する駆動手段として
発振回路56が用いられる。発振回路56の一方の出力
端は、インタディジタル電極44の一方のくし形電極4
6aに接続されるとともに抵抗58a,58bを介して
対向電極52a,52bに接続される。発振回路56の
他方の出力端は、インタディジタル電極44の他方のく
し形電極46bに接続される。
【0022】さらに、対向電極52a,52bに発生す
る信号を検出する検出手段として差動増幅回路60が用
いられる。差動増幅回路60の非反転入力端および反転
入力端は、抵抗62a,62bを介して対向電極52
a,52bにそれぞれ接続される。また、差動増幅回路
60の出力端と反転入力端との間には、負帰還用の抵抗
64が接続される。
【0023】図1に示す振動ジャイロ30では、発振回
路56によって、インタディジタル電極44のくし形電
極46a,46bに正弦波信号などの駆動信号が印加さ
れると、フィンガ電極48a,48b間で圧電体層42
の一方主面側がその長手方向に伸縮し、駆動用ブロック
34は、主面に直交する方向に沿って、すなわち、振動
子32の外側および内側に向かって屈曲振動する。ま
た、駆動用ブロック34の屈曲振動に連動して、検出用
ブロック36は、振動子32の外側および内側に向かっ
て、駆動用ブロック34と同様に屈曲振動する。このよ
うに駆動用ブロック34および検出用ブロック36が屈
曲振動することによって、振動子32全体としては、図
4(a)(b)に示すように、膨らんだり凹んだりす
る。
【0024】そして、この振動ジャイロ30が、駆動用
ブロック34および検出用ブロック36の長手方向に平
行な回転軸66(図1)を中心に回転すると、回転角速
度に応じたコリオリ力が、駆動用ブロック34および検
出用ブロック36の各電極が設けられた面に平行し、か
つ回転軸66に直交する方向に働き、対向電極52a,
52bから、回転角速度に応じた信号が出力される。こ
の場合、回転角速度に応じて、たとえば、一方の対向電
極52aからの出力信号が大きくなり、他方の対向電極
52bからの出力信号が小さくなる。このような出力信
号の差が、差動増幅回路60から出力され、それに基づ
いて、回転角速度が検出される。
【0025】また、この振動ジャイロ30では、振動子
32において駆動を司る駆動用ブロック34と検出を司
る検出用ブロック36とが互いに別体であるため、駆動
用ブロック34および検出用ブロック36を構成する材
料をそれぞれ別個に選定することができ、振動子に関し
て設計の自由度が増す。
【0026】さらに、この振動ジャイロ30では、振動
子32が屈曲振動する際、振動子32の両側面における
スペーサ38a,38bの厚み方向の中央部が、振動し
ない無振動部68a,68bとなる。したがって、振動
子32を支持固定するための支持部材は、各スペーサ3
8a,38bの無振動部68a,68b上に取り付けれ
ばよく、支持部材を取り付ける部位が容易に決まる。ま
た、無振動部68a,68bは振動子32の側面におけ
るスペーサ38a,38bの幅方向全域に存在するの
で、各スペーサ38a,38bの無振動部68a,68
b上の任意の位置に支持部材を取り付けることができ
る。たとえば、図5に示すように、金属などからなり直
角状に屈曲した板材を支持部材70a,70bとして振
動子32の無振動部68a,68bを覆うように取り付
けることで、振動子32をプリント基板72上に支持固
定することができる。また、図6に示すように、金属な
どからなり幅寸法が振動子32の幅寸法より小さい支持
部材70a,70bを振動子32の無振動部68a,6
8bに複数個ずつ取り付けても、振動子32をプリント
基板72上に支持固定することができる。これらのこと
から、支持部材に関して設計の自由度が増すとともに、
振動子32を強固に支持固定することができる。
【0027】また、この振動ジャイロ30では、駆動用
ブロック34が1つの圧電体層42からなるので、図1
4に示す振動ジャイロ11と比べて、駆動用ブロックが
薄型となり、全体が小型になる。
【0028】図7はこの発明にかかる振動ジャイロの他
の例を示す図解図である。図7に示す振動ジャイロは、
図1に示す振動ジャイロ比べて、特に、振動子32など
が幅方向に長く形成されるとともに、対向電極52a,
52bおよび差動増幅回路60などが5組設けられる。
【0029】すなわち、図7に示す振動ジャイロ30は
振動子32を含む。振動子32は、駆動用ブロック34
と検出用ブロック36とを含む。駆動用ブロック34お
よび検出用ブロック36は、2つの長いスペーサ38
a,38bを挟み込んで接合され、それによって、駆動
用ブロック34および検出用ブロック36間には、中空
部40が形成される。
【0030】駆動用ブロック34はたとえば矩形板状の
1つの圧電体層42からなり、その圧電体層42は圧電
セラミックなどの圧電体からなる。圧電体層42の一方
主面(下面)には、図8に示すように、インタディジタ
ル電極44が形成される。インタディジタル電極44
は、2つのくし形電極46a,46bを含む。一方のく
し形電極46aは複数の長いフィンガ電極48aを有
し、他方のくし形電極46bは複数の長いフィンガ電極
48bを有する。一方のくし形電極46aの複数のフィ
ンガ電極48aと他方のくし形電極46bの複数のフィ
ンガ電極48bとは、圧電体層42の一方主面におい
て、幅方向に直交する方向に間隔を隔てて交互に形成さ
れる。また、圧電体層42は、図8に矢印で示すように
インタディジタル電極44のフィンガ電極48aからフ
ィンガ電極48bに向かってフィンガ電極48a,48
b間で分極される。
【0031】検出用ブロック36はたとえば矩形板状の
1つの圧電体層50からなり、その圧電体層50は圧電
セラミックなどの圧電体からなる。この圧電体層50
は、図7の矢印Pで示すように厚み方向に沿って分極さ
れる。また、圧電体層50の一方主面(上面)側には、
互いに平行な5つの凸部51aと4つの凹部51bとが
交互に形成される。圧電体層50の5つの凸部51aの
上面には、5組の対向電極52a,52bがそれぞれ形
成され、圧電体層50bの他方主面(下面)には、平面
電極54が形成される。
【0032】また、駆動信号を印加する駆動手段として
発振回路56が用いられる。発振回路56の一方の出力
端は、インタディジタル電極44の一方のくし形電極4
6aに接続されるとともに5組の抵抗58a,58bを
介して5組の対向電極52a,52bに接続される。発
振回路56の他方の出力端は、インタディジタル電極4
4の他方のくし形電極46bに接続される。
【0033】さらに、5組の対向電極52a,52bに
発生する信号を検出する検出手段として5つの差動増幅
回路60が用いられる。5つの差動増幅回路60の非反
転入力端および反転入力端は、5組の抵抗62a,62
bを介して5組の対向電極52a,52bにそれぞれ接
続される。また、5つの差動増幅回路60の出力端と反
転入力端との間には、負帰還用の抵抗64がそれぞれ接
続される。
【0034】図7に示す振動ジャイロ30では、発振回
路56によって、インタディジタル電極44のくし形電
極46a,46bに正弦波信号などの駆動信号が印加さ
れると、フィンガ電極48a,48b間で圧電体層42
の一方主面側が幅方向に直交する方向に伸縮し、駆動用
ブロック34は、主面に直交する方向に沿って、すなわ
ち、振動子32の外側および内側に向かって屈曲振動す
る。また、駆動用ブロック34の屈曲振動に連動して、
検出用ブロック36は、振動子32の外側および内側に
向かって、駆動用ブロック34と同様に屈曲振動する。
このように駆動用ブロック34および検出用ブロック3
6が屈曲振動することによって、振動子32全体として
は、図9(a)(b)に示すように、膨らんだり凹んだ
りする。
【0035】そして、図7に示す振動ジャイロ30が、
回転軸66(図7)を中心に回転すると、回転角速度に
応じたコリオリ力が、駆動用ブロック34および検出用
ブロック36の各電極が設けられた面に平行し、かつ回
転軸66に直交する方向に働き、5組の対向電極52
a,52bから、回転角速度に応じた信号が出力され
る。この場合、回転角速度に応じて、たとえば、一方の
対向電極52aからの出力信号が大きくなり、他方の対
向電極52bからの出力信号が小さくなる。このような
出力信号の差が、5つの差動増幅回路60から出力され
る。そして、5つの差動増幅回路60から出力される信
号を合成することによって、回転角速度が検出される。
【0036】図7に示す振動ジャイロでは、図1に示す
振動ジャイロと比べて、特に、5つの差動増幅回路60
から出力される信号を合成することによって回転角速度
が検出されるので、出力信号が大きくなり、感度が向上
するという別の効果も奏する。
【0037】なお、図7に示す振動ジャイロ30では、
たとえば、図10に示すように、金属などからなり直角
状に屈曲した板材を支持部材70a,70bとして振動
子32の無振動部68a,68bを覆うように取り付け
ることで、振動子32をプリント基板72上に支持固定
することができる。また、図11に示すように、金属な
どからなり幅寸法が振動子32の幅寸法より小さい支持
部材68a,68bを振動子32の無振動部68a,6
8bに複数個ずつ取り付けても、振動子32をプリント
基板72上に支持固定することができる。
【0038】なお、上述の各振動ジャイロ30では検出
用ブロック36が1つの圧電体層50で形成されている
が、検出用ブロック36は、積層される複数の圧電体層
から形成されてもよい。
【0039】また、上述の各振動ジャイロ30では検出
用ブロック36の下面に平面電極54が形成されている
が、この平面電極54は形成されなくてもよい。
【0040】さらに、図7に示す振動ジャイロ30では
圧電体層50の凸部51、対向電極52a,52bおよ
び差動増幅回路60などが5組設けられているが、この
発明ではこれらは5組に限定されない。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、振動子に関して設計
の自由度に富み、しかも振動子を強固に支持固定するこ
とができる、小型の振動ジャイロが得られる。また、こ
の発明にかかる振動ジャイロにおいて、検出用ブロック
に互いに平行な凸部と凹部とを交互に形成し、対向電極
を凸部にそれぞれに形成すれば、これらの対向電極に発
生する信号を合成して回転角速度を検出するように構成
することによって、出力信号が大きくなり、感度が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる振動ジャイロの一例を示す図
解図である。
【図2】図1に示す振動ジャイロの振動子の駆動用ブロ
ックの底面図である。
【図3】図1に示す振動ジャイロの振動子の駆動用ブロ
ックの側面図解図である。
【図4】図1に示す振動ジャイロの振動子の振動を示す
図解図である。
【図5】図1に示す振動ジャイロの振動子を支持部材で
支持した状態を示す図解図である。
【図6】図1に示す振動ジャイロの振動子を他の支持部
材で支持した状態を示す図解図である。
【図7】この発明にかかる振動ジャイロの他の例を示す
図解図である。
【図8】図7に示す振動ジャイロの振動子の駆動用ブロ
ックの底面図である。
【図9】図7に示す振動ジャイロの振動子の振動を示す
図解図である。
【図10】図7に示す振動ジャイロの振動子を支持部材
で支持した状態を示す図解図である。
【図11】図7に示す振動ジャイロの振動子を他の支持
部材で支持した状態を示す図解図である。
【図12】従来の振動ジャイロの一例を示す図解図であ
る。
【図13】図12に示す振動ジャイロの振動子を支持部
材で支持した状態を示す図解図である。
【図14】従来の振動ジャイロの他の例を示す図解図で
ある。
【符号の説明】
30 振動ジャイロ 32 振動子 34 駆動用ブロック 36 検出用ブロック 38a,38b スペーサ 40 中空部 42 圧電体層 44 インタディジタル電極 46a,46b くし形電極 48a,48b フィンガ電極 50 圧電体層 52a,52b 対向電極 54 平面電極 56 発振回路 58a,58b 抵抗 60 差動増幅回路 62a,62b 抵抗 64 抵抗 66 回転軸 68a,68b 無振動部 70a,70b 支持部材 72 プリント基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動子、前記振動子に駆動信号を印加す
    る駆動手段、および前記振動子に発生する信号を検出す
    る検出手段を備える振動ジャイロにおいて、 前記振動子は、 駆動用ブロック、 検出用ブロック、および前記駆動用ブロックおよび前記
    検出用ブロック間に中空部を形成するスペーサを含み、 前記駆動用ブロックは1つの圧電体層からなり、前記圧
    電体層の一方主面にインタディジタル電極が形成され、
    前記圧電体層は前記インタディジタル電極のフィンガ電
    極間で分極され、 前記検出用ブロックは厚み方向に分極される他の圧電体
    層を含み、前記他の圧電体層の一方主面に1対の対向電
    極が形成される、振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】 前記インタディジタル電極のフィンガ電
    極は、前記圧電体層の一方主面において一方向に間隔を
    隔てて形成される、請求項1に記載の振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】 前記検出用ブロックには互いに平行な凸
    部と凹部とが交互に形成され、 前記対向電極は前記凸部にそれぞれ形成される、請求項
    1または請求項2に記載の振動ジャイロ。
  4. 【請求項4】 前記スペーサの無振動部に支持部材が取
    り付けられる、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の振動ジャイロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6907783B2 (en) 2002-10-28 2005-06-21 Murata Manufacturing Co., Ltd. Vibrating gyroscope and angular velocity sensor

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