JPH10307224A - 光マルチプレキサ - Google Patents
光マルチプレキサInfo
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- JPH10307224A JPH10307224A JP12047798A JP12047798A JPH10307224A JP H10307224 A JPH10307224 A JP H10307224A JP 12047798 A JP12047798 A JP 12047798A JP 12047798 A JP12047798 A JP 12047798A JP H10307224 A JPH10307224 A JP H10307224A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/10—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
- G02B6/12—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
- G02B6/12007—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer
- G02B6/12009—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer comprising arrayed waveguide grating [AWG] devices, i.e. with a phased array of waveguides
- G02B6/12011—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer comprising arrayed waveguide grating [AWG] devices, i.e. with a phased array of waveguides characterised by the arrayed waveguides, e.g. comprising a filled groove in the array section
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガウス型パスバンドよりもフラットなパスバ
ンドを有するWDMであって、Y枝スプリッタを用い
ず、製造におけるばらつきを最小に抑えるようなWDM
を提供する。 【解決手段】 等しくない長さの導波路のアレイを有す
るグレーティングによりお互い接続されたスターカプラ
ーの対を有する波長分割マルチプレキサである。グレー
ティングの導波路の長さを選択することにより、WDM
のパスバンドは、このようなデバイスに対応する従来の
ガウス型パスバンドよりもフラットになる。導波路は、
長さliにしたがって、少なくとも2つのグループへと
グループ化される。第1のグループは、一定の長さの倍
数の分他のそれぞれと異なる長さを有する。
ンドを有するWDMであって、Y枝スプリッタを用い
ず、製造におけるばらつきを最小に抑えるようなWDM
を提供する。 【解決手段】 等しくない長さの導波路のアレイを有す
るグレーティングによりお互い接続されたスターカプラ
ーの対を有する波長分割マルチプレキサである。グレー
ティングの導波路の長さを選択することにより、WDM
のパスバンドは、このようなデバイスに対応する従来の
ガウス型パスバンドよりもフラットになる。導波路は、
長さliにしたがって、少なくとも2つのグループへと
グループ化される。第1のグループは、一定の長さの倍
数の分他のそれぞれと異なる長さを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプレクスお
よび/またはデマルチプレクス機能を行う光デバイスに
関し、特に、フラットパスバンドを有する導波路グレー
ティングルーターに関する。
よび/またはデマルチプレクス機能を行う光デバイスに
関し、特に、フラットパスバンドを有する導波路グレー
ティングルーターに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信が進歩するに従って、ファイバ上
の情報のチャネルを増やし、他のチャネルとの間の干渉
なしにお互いのチャネルを分離することができることが
重要となっている。波長分割多重化(WDM)システム
では、各チャネルは異なる波長(色)で動作する。ま
た、単一の波長信号の変調によってそのスペクトルを広
げることができても、その中央波長からあまり広げるこ
とができない。光WDMは、光群によりお互い接続した
スターカプラーの対(即ち、最近傍の長さと所定量だけ
異なる導波路のアレー)を有するように製造される。こ
のような相互接続したスターカプラー(導波路グレーテ
ィングルーターとしても知られている)の例は、米国特
許5002350、5136671、5412744に
記載されている。
の情報のチャネルを増やし、他のチャネルとの間の干渉
なしにお互いのチャネルを分離することができることが
重要となっている。波長分割多重化(WDM)システム
では、各チャネルは異なる波長(色)で動作する。ま
た、単一の波長信号の変調によってそのスペクトルを広
げることができても、その中央波長からあまり広げるこ
とができない。光WDMは、光群によりお互い接続した
スターカプラーの対(即ち、最近傍の長さと所定量だけ
異なる導波路のアレー)を有するように製造される。こ
のような相互接続したスターカプラー(導波路グレーテ
ィングルーターとしても知られている)の例は、米国特
許5002350、5136671、5412744に
記載されている。
【0003】一伝送方向において、WDMは、複数の分
離した波長(λ1,λ2,...λn)をあるスターカプラ
ーの異なる入力ポートへと発し、その他のスターカプラ
ーの単一の出力ポート上に現れるようなマルチプレキサ
として動作する。その逆の伝送方向において、WDM
は、複数のことなる波長をあるスターカプラーの単一の
ポートへと発し、他のスターカプラーの複数のポート上
へそれらの特定の波長に従って現れるようなデマルチプ
レキサとして動作する。入力波長を変えると、出力ポー
トが変わるようになる。このように、WDMはしばしば
波長ルーティングデバイスと呼ばれ、特定のポートへ/
からルーティングされる波長領域(バンド)はしばしば
チェネルと呼ばれる。WDMの望ましい特徴として、各
チャネルのバンドにわたるすべての波長において透過が
均一であること(フラットパスバンド)がある。WDM
の別の望ましい特徴として、隣接するパスバンドのフラ
ット部分はお互いのバンドを浸食せずに可能な限り広く
なるということがある。これらの望ましい特徴は、性能
指数(フィガ・オブ・メリット:figure of merit)(B
1/B2)として定量化できる。ここで、B1は、チャネ
ルゲインがその最大レベルから1dB下がったところの
波長の間のバンド幅であり、B2は、チャネルゲインが
さらに30dB下がったところ(その最大レベルから3
1dB)の波長の間のバンド幅である。性能指数が理想
的であれば、1.0であり、これは隣接チャネル間のク
ロストークをなくし、最大チャネルパッキング密度を与
える。
離した波長(λ1,λ2,...λn)をあるスターカプラ
ーの異なる入力ポートへと発し、その他のスターカプラ
ーの単一の出力ポート上に現れるようなマルチプレキサ
として動作する。その逆の伝送方向において、WDM
は、複数のことなる波長をあるスターカプラーの単一の
ポートへと発し、他のスターカプラーの複数のポート上
へそれらの特定の波長に従って現れるようなデマルチプ
レキサとして動作する。入力波長を変えると、出力ポー
トが変わるようになる。このように、WDMはしばしば
波長ルーティングデバイスと呼ばれ、特定のポートへ/
からルーティングされる波長領域(バンド)はしばしば
チェネルと呼ばれる。WDMの望ましい特徴として、各
チャネルのバンドにわたるすべての波長において透過が
均一であること(フラットパスバンド)がある。WDM
の別の望ましい特徴として、隣接するパスバンドのフラ
ット部分はお互いのバンドを浸食せずに可能な限り広く
なるということがある。これらの望ましい特徴は、性能
指数(フィガ・オブ・メリット:figure of merit)(B
1/B2)として定量化できる。ここで、B1は、チャネ
ルゲインがその最大レベルから1dB下がったところの
波長の間のバンド幅であり、B2は、チャネルゲインが
さらに30dB下がったところ(その最大レベルから3
1dB)の波長の間のバンド幅である。性能指数が理想
的であれば、1.0であり、これは隣接チャネル間のク
ロストークをなくし、最大チャネルパッキング密度を与
える。
【0004】図1のWDMは、米国特許5136671
(以下、671特許)に記載されているものに対応す
る。図2には、3つのチャネルの透過特性を示してあ
り、ガウス型の形状をしている。ここで、B1/B2=
0.17である。しかし、大きな光網において複数のル
ーティングデバイスを縦繋ぎ(cascade)にするので、特
定のチャネルそれぞれ全体の透過特性は狭くなってしま
う。このことは、これらの受動ルーティングデバイスを
縦繋ぎにすることがそれら個々の透過特性を乗算するこ
とになってしまうことにより理解できる。例えば、ルー
ティングデバイスの特定のチャネルの透過特性がチャネ
ルの中央にて大きさ1.0であり、その端付近では0.
8であるとすると、2つのルーティングデバイスを通し
てのその特定のチャネルの透過特性は、中央では1.0
のままであるがその端では、0.8×0.8=0.64
となってしまい、相当に狭くなってしまっている。
(以下、671特許)に記載されているものに対応す
る。図2には、3つのチャネルの透過特性を示してあ
り、ガウス型の形状をしている。ここで、B1/B2=
0.17である。しかし、大きな光網において複数のル
ーティングデバイスを縦繋ぎ(cascade)にするので、特
定のチャネルそれぞれ全体の透過特性は狭くなってしま
う。このことは、これらの受動ルーティングデバイスを
縦繋ぎにすることがそれら個々の透過特性を乗算するこ
とになってしまうことにより理解できる。例えば、ルー
ティングデバイスの特定のチャネルの透過特性がチャネ
ルの中央にて大きさ1.0であり、その端付近では0.
8であるとすると、2つのルーティングデバイスを通し
てのその特定のチャネルの透過特性は、中央では1.0
のままであるがその端では、0.8×0.8=0.64
となってしまい、相当に狭くなってしまっている。
【0005】図3のWDMは、米国特許5412744
(以下、744特許)に記載されているものに対応す
る。図4には、特定の3つのチャネルの透過特性を示し
てあり、その性能指数B1/B2は、0.36であり、こ
れは相当に改善していることを表している。本発明者に
よる米国特許出願08/682453(出願日:199
6年7月7日)では、さらに改善している。しかし、こ
れら改善したものはすべてスターカプラーの入力および
/または出力にてY枝スプリッタを必要としてしまい、
このことは(1)チップサイズを増やしてしまい、
(2)Y枝それぞれにおいてパワー分割が等しくないこ
とによるパスバンドの非対称性、(3)Y枝それぞれに
おける接合損失、を導入してしまう。
(以下、744特許)に記載されているものに対応す
る。図4には、特定の3つのチャネルの透過特性を示し
てあり、その性能指数B1/B2は、0.36であり、こ
れは相当に改善していることを表している。本発明者に
よる米国特許出願08/682453(出願日:199
6年7月7日)では、さらに改善している。しかし、こ
れら改善したものはすべてスターカプラーの入力および
/または出力にてY枝スプリッタを必要としてしまい、
このことは(1)チップサイズを増やしてしまい、
(2)Y枝それぞれにおいてパワー分割が等しくないこ
とによるパスバンドの非対称性、(3)Y枝それぞれに
おける接合損失、を導入してしまう。
【0006】2つの焦点を有する入力および出力スター
カプラーを用いることにより、Y枝スプリッタを用いず
によりフラットなパスバンドを達成しているものがあ
る。このようなWDMデバイスは、D. Troucher et a
l., Technical Digest of the 1997 Optical Fiber Con
ference, page 302-303、に報告されている。しかしこ
のようなWDMは精密製造を要してしまい、WDMの間
で透過特性がばらついてしまう。
カプラーを用いることにより、Y枝スプリッタを用いず
によりフラットなパスバンドを達成しているものがあ
る。このようなWDMデバイスは、D. Troucher et a
l., Technical Digest of the 1997 Optical Fiber Con
ference, page 302-303、に報告されている。しかしこ
のようなWDMは精密製造を要してしまい、WDMの間
で透過特性がばらついてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明により、ガウス
型パスバンドよりもフラットなパスバンドを有するWD
Mであって、Y枝スプリッタを用いず、製造におけるば
らつきを最小に抑えるようなWDMを提供することを目
的とする。
型パスバンドよりもフラットなパスバンドを有するWD
Mであって、Y枝スプリッタを用いず、製造におけるば
らつきを最小に抑えるようなWDMを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の波長分割マルチ
プレキサは、等しくない長さの導波路のアレイを有する
グレーティングによりお互い接続されたスターカプラー
の対を有する。本発明にしたがってグレーティングの導
波路の長さを選択することにより、WDMのパスバンド
は、このようなデバイスに対応する従来のガウス型パス
バンドよりもフラットになる。導波路は、長さliにし
たがって、少なくとも2つのグループへとグループ化さ
れる。第1グループは、第1の一定の長さΔl1の倍数
の分他のそれぞれと異なる長さを有し、導波路の第2グ
ループは、第2の一定の長さΔl 2(≠Δl1)の倍数の
分他のそれぞれと異なる長さを有する。
プレキサは、等しくない長さの導波路のアレイを有する
グレーティングによりお互い接続されたスターカプラー
の対を有する。本発明にしたがってグレーティングの導
波路の長さを選択することにより、WDMのパスバンド
は、このようなデバイスに対応する従来のガウス型パス
バンドよりもフラットになる。導波路は、長さliにし
たがって、少なくとも2つのグループへとグループ化さ
れる。第1グループは、第1の一定の長さΔl1の倍数
の分他のそれぞれと異なる長さを有し、導波路の第2グ
ループは、第2の一定の長さΔl 2(≠Δl1)の倍数の
分他のそれぞれと異なる長さを有する。
【0009】本発明の好ましい実施例では、導波路の2
つのグループに交互配置させる。この状況では、次の数
式を用いることができる。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=±
(1,3,5,...)に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=±
(2,4,6,...)に対して、 ここで、l0は、グレーティングにおける中央導波路の
長さである。別の実施例では、第1グループの導波路
は、中央導波路の片方の側に位置し、第2グループの導
波路は、中央導波路の反対の側に位置する。この実施例
では、次の数式を用いることができる。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=
1,2,3,...に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=−
1,−2,−3,...に対して、
つのグループに交互配置させる。この状況では、次の数
式を用いることができる。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=±
(1,3,5,...)に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=±
(2,4,6,...)に対して、 ここで、l0は、グレーティングにおける中央導波路の
長さである。別の実施例では、第1グループの導波路
は、中央導波路の片方の側に位置し、第2グループの導
波路は、中央導波路の反対の側に位置する。この実施例
では、次の数式を用いることができる。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=
1,2,3,...に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=−
1,−2,−3,...に対して、
【0010】
【発明の実施の形態】図1には、米国特許513667
1に記載された従来技術の光マルチプレキサ/デマルチ
プレキサ100を示す。光マルチプレキサ/デマルチプ
レキサ100はスターカプラー1、2の対を有し、これ
らは多くの等しくない長さの光導波路からできたグレー
ティング30によりお互いつながっている。N×Nスタ
ーカプラーは、波長選択性なしでいずれの入力からの光
波をすべての出力へとつなぐ。これは受動光網において
基本クロス接続素子として広く用いられている。理想的
にはいかなる入力からの光パワーは、パワー損失なしで
すべての出力へと均等に分かれ、出力それぞれは入力パ
ワーの1/Nを受けるようにする。スターカプラー1
は、2つの湾曲した(好ましくは円弧)境界10a、1
0bを有する自由空間領域からなる誘電体スラブ10か
らなる。入力アレイ15と出力アレイ16の間のスター
カプラー1におけるパワー変換は誘電体スラブ10にお
ける放射を通して達成することができる。
1に記載された従来技術の光マルチプレキサ/デマルチ
プレキサ100を示す。光マルチプレキサ/デマルチプ
レキサ100はスターカプラー1、2の対を有し、これ
らは多くの等しくない長さの光導波路からできたグレー
ティング30によりお互いつながっている。N×Nスタ
ーカプラーは、波長選択性なしでいずれの入力からの光
波をすべての出力へとつなぐ。これは受動光網において
基本クロス接続素子として広く用いられている。理想的
にはいかなる入力からの光パワーは、パワー損失なしで
すべての出力へと均等に分かれ、出力それぞれは入力パ
ワーの1/Nを受けるようにする。スターカプラー1
は、2つの湾曲した(好ましくは円弧)境界10a、1
0bを有する自由空間領域からなる誘電体スラブ10か
らなる。入力アレイ15と出力アレイ16の間のスター
カプラー1におけるパワー変換は誘電体スラブ10にお
ける放射を通して達成することができる。
【0011】図1には、入力ポートから焦点F2へと放
射状に向かっている入力導波路のアレイ15を示してあ
る。入力導波路のそれぞれは、境界10aに沿って実質
的に均等に自由空間領域10へと接続されている。グレ
ーティング30における導波路それぞれの長さは、グレ
ーティングにおける他のすべての導波路の長さとは異な
り、スターカプラー1からグレーティングの導波路を通
って伝搬する光信号に異なる位相シフトを適用するよう
にする。これは、グレーティングにおける光信号がグレ
ーティングの出力へ到達するために移動しなければなら
ないパスの長さが異なるために起こる。したがって、グ
レーティング30の導波路それぞれから発する光信号は
導波路の長さによって異なる位相を有している。
射状に向かっている入力導波路のアレイ15を示してあ
る。入力導波路のそれぞれは、境界10aに沿って実質
的に均等に自由空間領域10へと接続されている。グレ
ーティング30における導波路それぞれの長さは、グレ
ーティングにおける他のすべての導波路の長さとは異な
り、スターカプラー1からグレーティングの導波路を通
って伝搬する光信号に異なる位相シフトを適用するよう
にする。これは、グレーティングにおける光信号がグレ
ーティングの出力へ到達するために移動しなければなら
ないパスの長さが異なるために起こる。したがって、グ
レーティング30の導波路それぞれから発する光信号は
導波路の長さによって異なる位相を有している。
【0012】グレーティング30の導波路は、焦点F4
へ放射状に広がった別の導波路のアレイ25へとつなが
っている。入力アレイ25はグレーティング30の出力
を第2のスターカプラー2の入力へとつなぐ。スターカ
プラー2はスターカプラー1のように、2つの湾曲した
(好ましくは円弧)境界20a、20bを有する自由空
間領域を形成する誘電体スラブ20からなる。入力導波
路のアレイ25は、境界20aに沿って実質的に均等に
分布するようにして自由空間領域へとつながっている。
出力導波路のアレイ26は、出力ポートから焦点F3の
方向へ放射状に広がっている。またアレイ26の導波路
は、境界20bに沿って実質的に均等に分布するように
して自由空間領域20へとつながっている。
へ放射状に広がった別の導波路のアレイ25へとつなが
っている。入力アレイ25はグレーティング30の出力
を第2のスターカプラー2の入力へとつなぐ。スターカ
プラー2はスターカプラー1のように、2つの湾曲した
(好ましくは円弧)境界20a、20bを有する自由空
間領域を形成する誘電体スラブ20からなる。入力導波
路のアレイ25は、境界20aに沿って実質的に均等に
分布するようにして自由空間領域へとつながっている。
出力導波路のアレイ26は、出力ポートから焦点F3の
方向へ放射状に広がっている。またアレイ26の導波路
は、境界20bに沿って実質的に均等に分布するように
して自由空間領域20へとつながっている。
【0013】光マルチプレキサ/デマルチプレキサ10
0は、個々のチャネルそれぞれ(図においてアレイ15
の3つの導波路それぞれ)をアレイ26における1つの
導波路上へと結合する。この透過方向でマルチプレクス
を行う。これら3つのチャネルの中央周波数は図1にお
いて、λ1、λ2、λ3として表している。このようなマ
ルチプレクスを行うため、λ1、λ2、λ3、およびグレ
ーティング30の多くのパス長さの選択は重要である。
光マルチプレキサ/デマルチプレキサ100が双方向性
なので、逆方向ではデマルチプレクスを行うことができ
る。例えば、もしアレイ26が入力アレイとして用いれ
ば、光マルチプレキサ/デマルチプレキサ100はアレ
イ26の1つの導波路201にすべて存在するチャネル
をそれらの波長にしたがってアレイ15の異なる導波路
上へと導くように動作する。各チャネルの透過損失(両
方の方向で)を図2に示してある。
0は、個々のチャネルそれぞれ(図においてアレイ15
の3つの導波路それぞれ)をアレイ26における1つの
導波路上へと結合する。この透過方向でマルチプレクス
を行う。これら3つのチャネルの中央周波数は図1にお
いて、λ1、λ2、λ3として表している。このようなマ
ルチプレクスを行うため、λ1、λ2、λ3、およびグレ
ーティング30の多くのパス長さの選択は重要である。
光マルチプレキサ/デマルチプレキサ100が双方向性
なので、逆方向ではデマルチプレクスを行うことができ
る。例えば、もしアレイ26が入力アレイとして用いれ
ば、光マルチプレキサ/デマルチプレキサ100はアレ
イ26の1つの導波路201にすべて存在するチャネル
をそれらの波長にしたがってアレイ15の異なる導波路
上へと導くように動作する。各チャネルの透過損失(両
方の方向で)を図2に示してある。
【0014】図2には、3つの隣接するチャネルに対し
ての光マルチプレキサ/デマルチプレキサ100(図
1)の透過特性を示す。説明上中央チャネルλ2の公称
波長を約1550nmとした。全チャネルにわたって一
定の利得を有することが好ましく、また、各チャネルの
透過特性がそのエッジ部分にて鋭く減少して、1チャネ
ルからの信号エネルギーが隣接チャネルへと広がらず、
各チャネル内の信号がチャネルの透過特性におけるばら
つきによってひずまないようにすることが好ましい。上
述のようにこれらの望ましい特性は性能指数(B1/
B2)として定量化できる。ここで、B1は、チャネル利
得の最大レベルの波長とそのチャネル利得の最大レベル
から1dB落ちたところの波長の間のバンド幅(ここで
は0.45nm)であり、B2はチャネル利得がさらに
30dB落ちたところの波長との間のバンド幅(ここで
は2.65nm)である。図2に示したチャネルそれぞ
れはガウス型の形をしていて、したがって、光マルチプ
レキサ/デマルチプレキサ100の性能指数(B1/
B2)は0.17である。
ての光マルチプレキサ/デマルチプレキサ100(図
1)の透過特性を示す。説明上中央チャネルλ2の公称
波長を約1550nmとした。全チャネルにわたって一
定の利得を有することが好ましく、また、各チャネルの
透過特性がそのエッジ部分にて鋭く減少して、1チャネ
ルからの信号エネルギーが隣接チャネルへと広がらず、
各チャネル内の信号がチャネルの透過特性におけるばら
つきによってひずまないようにすることが好ましい。上
述のようにこれらの望ましい特性は性能指数(B1/
B2)として定量化できる。ここで、B1は、チャネル利
得の最大レベルの波長とそのチャネル利得の最大レベル
から1dB落ちたところの波長の間のバンド幅(ここで
は0.45nm)であり、B2はチャネル利得がさらに
30dB落ちたところの波長との間のバンド幅(ここで
は2.65nm)である。図2に示したチャネルそれぞ
れはガウス型の形をしていて、したがって、光マルチプ
レキサ/デマルチプレキサ100の性能指数(B1/
B2)は0.17である。
【0015】図3には、744特許で記載されたような
さらなる従来技術の光マルチプレキサ/デマルチプレキ
サ300を示してある。この光マルチプレキサ/デマル
チプレキサ300は、スターカプラー2の出力における
隣接する導波路の対の端につながったY枝スプリッタ3
20を有する点以外は図1の光マルチプレキサ/デマル
チプレキサ100と同様である。光マルチプレキサ/デ
マルチプレキサ300では、各チャネルは約5dBの固
有な損失となっている。このような損失は好ましくない
ので、対応する性能指数(B1/B2)は図4で示したよ
うに0.36となり、これは図1のものよりもかなり改
善している。隣接チャネルの間の間隔は、図3のもので
は、B2(=2.90nm)である。
さらなる従来技術の光マルチプレキサ/デマルチプレキ
サ300を示してある。この光マルチプレキサ/デマル
チプレキサ300は、スターカプラー2の出力における
隣接する導波路の対の端につながったY枝スプリッタ3
20を有する点以外は図1の光マルチプレキサ/デマル
チプレキサ100と同様である。光マルチプレキサ/デ
マルチプレキサ300では、各チャネルは約5dBの固
有な損失となっている。このような損失は好ましくない
ので、対応する性能指数(B1/B2)は図4で示したよ
うに0.36となり、これは図1のものよりもかなり改
善している。隣接チャネルの間の間隔は、図3のもので
は、B2(=2.90nm)である。
【0016】プレーナ型導波路の構築 本発明はプレーナ型導波路に関連し、これは多くの文献
で説明されている。最も先端で技術的に開発されたプレ
ーナ型導波路は、シリコン光ベンチ(SiOB)技術で
製造されたドープシリカ導波路である。ドープシリカ導
波路は、その低コスト、低挿入損失、低複屈折、安定
さ、ファイバ結合の互換性のような魅力的な特性を有す
るので通常好ましい。また、プロセスステップがシリコ
ン集積回路技術のものと互換性があり、周知のように大
量生産が可能である。
で説明されている。最も先端で技術的に開発されたプレ
ーナ型導波路は、シリコン光ベンチ(SiOB)技術で
製造されたドープシリカ導波路である。ドープシリカ導
波路は、その低コスト、低挿入損失、低複屈折、安定
さ、ファイバ結合の互換性のような魅力的な特性を有す
るので通常好ましい。また、プロセスステップがシリコ
ン集積回路技術のものと互換性があり、周知のように大
量生産が可能である。
【0017】一般にドープシリカ導波路は、低屈折率シ
リカのベース層(低クラッド層)をシリコン(シリカ)
基板上へと最初に蒸着させることにより形成する。次
に、高屈折率のドープシリカ層(コア層)を低クラッド
層の上に蒸着する。続いて集積回路の製造において用い
るものと同様なフォトリソグラフィー技術を用いて、コ
ア層を光回路が必要とする構造へとパターン化する(彫
る)。最後に、パターン化された導波路コアを覆うよう
にトップクラッド層を蒸着する。この技術は一般に文
献、"Silica-based optical integrated circuits" by
Y. P. Li and C. H.Henry, Vol. 143, No.5, IEE Proce
edings on Optoelectronics, page 263-280(October 19
96)、に記載されている。
リカのベース層(低クラッド層)をシリコン(シリカ)
基板上へと最初に蒸着させることにより形成する。次
に、高屈折率のドープシリカ層(コア層)を低クラッド
層の上に蒸着する。続いて集積回路の製造において用い
るものと同様なフォトリソグラフィー技術を用いて、コ
ア層を光回路が必要とする構造へとパターン化する(彫
る)。最後に、パターン化された導波路コアを覆うよう
にトップクラッド層を蒸着する。この技術は一般に文
献、"Silica-based optical integrated circuits" by
Y. P. Li and C. H.Henry, Vol. 143, No.5, IEE Proce
edings on Optoelectronics, page 263-280(October 19
96)、に記載されている。
【0018】WDMのスターカプラーの間のグレーティ
ングに置いて導波路の長さを賢明に選択することにより
フラットなパスバンドを得ることができるということが
(驚くべきことであるが)最近に発見された。図3に示
した従来のWDMにおいて、等しくない長さの導波路3
0の規則的なアレイがスターカプラー1、2の対をお互
い接続している。これらの長さは以下の式にしたがって
変異する。 li=l0+i(Δl)、 i=±(1,2,3,...)
に対して、ここで、liはグレーティングにおけるi番
目の導波路の長さであり、l0は、グレーティングにお
ける中央導波路の長さであり、Δlは所定の一定の長さ
である。しかし、別の方法で導波路の長さを指定する
と、従来のガウス型チャネルよりも利得特性がフラット
なチャネルを作ることが可能となる。特に、本発明の導
波路は、長さ(li)にしたがって少なくとも2つのグ
ループへとグループ化される。第1グループは、第1の
所定の長さ(Δl1)の倍数の分お互いと異なる長さを
有する。導波路の第2グループは、第2の所定の長さ
(Δl2)の倍数の分お互いと異なる長さを有する。こ
こで、Δl1≠Δl2である。
ングに置いて導波路の長さを賢明に選択することにより
フラットなパスバンドを得ることができるということが
(驚くべきことであるが)最近に発見された。図3に示
した従来のWDMにおいて、等しくない長さの導波路3
0の規則的なアレイがスターカプラー1、2の対をお互
い接続している。これらの長さは以下の式にしたがって
変異する。 li=l0+i(Δl)、 i=±(1,2,3,...)
に対して、ここで、liはグレーティングにおけるi番
目の導波路の長さであり、l0は、グレーティングにお
ける中央導波路の長さであり、Δlは所定の一定の長さ
である。しかし、別の方法で導波路の長さを指定する
と、従来のガウス型チャネルよりも利得特性がフラット
なチャネルを作ることが可能となる。特に、本発明の導
波路は、長さ(li)にしたがって少なくとも2つのグ
ループへとグループ化される。第1グループは、第1の
所定の長さ(Δl1)の倍数の分お互いと異なる長さを
有する。導波路の第2グループは、第2の所定の長さ
(Δl2)の倍数の分お互いと異なる長さを有する。こ
こで、Δl1≠Δl2である。
【0019】図5には、スターカプラー1、2の対をお
互い接続する複数の等しくない長さの導波路50を有す
る本発明の光マルチプレキサ500を示してある。光マ
ルチプレキサ500は概して、米国特許5136671
に記載された図1に示した光マルチプレキサと似てい
る。しかし、本発明の導波路50は、従来技術の図1に
示した導波路30よりも異なる長さの構成である。図6
に示すように、導波路の第1グループ501は、導波路
の第2グループ502と交互配置している。これら導波
路の長さは以下の式により表される。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=±
(1,3,5,...)に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=±
(2,4,6,...)に対して、 図6に示すように、中央導波路51はグレーティング5
0における中央導波路であり、長さl0を有する。これ
はグループ501やグループ502へと関連づけられて
いなくてもよい。導波路の第1グループ501は、図9
Aに示したような透過特性を有し、導波路の第2グルー
プ502は、図9Bに示したような透過特性を有する。
ここで、図9A、Bに示した透過特性は基本的に同一で
あるが、後述する量δλ0の分波長がシフトしているこ
とに留意すべきである。これらの透過特性を組み合わせ
ると、図9Cに示したような全体の透過特性を得る。こ
のように、フラットパスバンドを有する光マルチプレキ
サをY枝スプリッタの欠点なしで作ることができる。ま
た、今日のSiOB技術やフォトリソグラフィー技術を
考えてみると、グレーティング50を構成する導波路の
相対的な長さを大きな精度で制御することは容易であ
り、得られる装置のばらつきは最小限に抑えられる。図
6には、好ましい実施例を示してある。これは、第1グ
ループと第2グループの導波路が全体のグレーティング
50にわたって対称的に位置する。図示したようにこれ
らは全体のグレーティングにわたって1つずつ交互配置
している。導波路を全体のグレーティングにわたって対
称的に配置する別の技術(図示せず)としては、第1グ
ループと第2グループの導波路を2つずつ交互配置する
方法がある。これらの導波路を対称に位置させると、図
9A、9Bに示したグループそれぞれに対して実質的に
同一な透過特性を得ることができる。しかし、本発明は
後述するように非対称構成に対しても用いることができ
る。
互い接続する複数の等しくない長さの導波路50を有す
る本発明の光マルチプレキサ500を示してある。光マ
ルチプレキサ500は概して、米国特許5136671
に記載された図1に示した光マルチプレキサと似てい
る。しかし、本発明の導波路50は、従来技術の図1に
示した導波路30よりも異なる長さの構成である。図6
に示すように、導波路の第1グループ501は、導波路
の第2グループ502と交互配置している。これら導波
路の長さは以下の式により表される。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=±
(1,3,5,...)に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=±
(2,4,6,...)に対して、 図6に示すように、中央導波路51はグレーティング5
0における中央導波路であり、長さl0を有する。これ
はグループ501やグループ502へと関連づけられて
いなくてもよい。導波路の第1グループ501は、図9
Aに示したような透過特性を有し、導波路の第2グルー
プ502は、図9Bに示したような透過特性を有する。
ここで、図9A、Bに示した透過特性は基本的に同一で
あるが、後述する量δλ0の分波長がシフトしているこ
とに留意すべきである。これらの透過特性を組み合わせ
ると、図9Cに示したような全体の透過特性を得る。こ
のように、フラットパスバンドを有する光マルチプレキ
サをY枝スプリッタの欠点なしで作ることができる。ま
た、今日のSiOB技術やフォトリソグラフィー技術を
考えてみると、グレーティング50を構成する導波路の
相対的な長さを大きな精度で制御することは容易であ
り、得られる装置のばらつきは最小限に抑えられる。図
6には、好ましい実施例を示してある。これは、第1グ
ループと第2グループの導波路が全体のグレーティング
50にわたって対称的に位置する。図示したようにこれ
らは全体のグレーティングにわたって1つずつ交互配置
している。導波路を全体のグレーティングにわたって対
称的に配置する別の技術(図示せず)としては、第1グ
ループと第2グループの導波路を2つずつ交互配置する
方法がある。これらの導波路を対称に位置させると、図
9A、9Bに示したグループそれぞれに対して実質的に
同一な透過特性を得ることができる。しかし、本発明は
後述するように非対称構成に対しても用いることができ
る。
【0020】図7には、フラットパスバンドを有する本
発明の光マルチプレキサ500の別の実施例を示してあ
る。第1グループ501の導波路は1つのアレイとして
かたまり、第2グループ502の導波路は別のアレイと
してかたまっている。グレーティング50における導波
路の長さは以下の式によって表される。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=
1,2,3,...に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=−
1,−2,−3,...に対して、 ここでは、これらグループはグレーティング50の中央
導波路51の反対側に位置していて、これは各グループ
の透過特性をお互いとわずかに相違させる。しかし、本
発明の利点がこの実施例においても発揮できる。
発明の光マルチプレキサ500の別の実施例を示してあ
る。第1グループ501の導波路は1つのアレイとして
かたまり、第2グループ502の導波路は別のアレイと
してかたまっている。グレーティング50における導波
路の長さは以下の式によって表される。 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=
1,2,3,...に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=−
1,−2,−3,...に対して、 ここでは、これらグループはグレーティング50の中央
導波路51の反対側に位置していて、これは各グループ
の透過特性をお互いとわずかに相違させる。しかし、本
発明の利点がこの実施例においても発揮できる。
【0021】光マルチプレキサの設計上のパラメーター
はマルチプレクスされるチャネルの数、チャネル波長、
多様なチャネルの所望のバンド幅、光マルチプレキサの
構築に用いる材料の特性等に基づいている。次にこれら
を説明するため図8へと移る。
はマルチプレクスされるチャネルの数、チャネル波長、
多様なチャネルの所望のバンド幅、光マルチプレキサの
構築に用いる材料の特性等に基づいている。次にこれら
を説明するため図8へと移る。
【0022】導波路グレーティングルーター 図8には、導波路グレーティングルーター(WGR)の
全体の透過特性を示し、これは本発明においてしばし
ば、M×N WDMとして用いられる。WGRの原理は
以下のように説明できる。入力導波路からの光波が入力
スターカプラーにより回折格子処理された導波路へと入
る。もしグレーティング領域において位相シフトの差が
なければ、出力スターにおける光波伝搬は入力スターに
おいて逆方向の伝搬があるように現れる。このように入
力導波路からの光波は、出力スラブと出力導波路の間の
インタフェースにおいてイメージ化する。このイメージ
化した入力導波路は、出力導波路の1つへと突き合わせ
られて結合する。導波路グレーティングにおける線形な
長さの差は、グレーティング導波路における光波の傾斜
が波頭(wave front)の波長に依存する(wavelength-depe
ndent tilt)ようにし、入力導波路イメージを波長に依
存する位置へとシフトさせる。波長が変化すると、入力
導波路イメージは、波長にわたってスイーピングをし、
異なる出力導波路内へと光を送る。詳細な説明は、文
献、Silica-based optical integrated circuits, page
241-276を参照するとよい。
全体の透過特性を示し、これは本発明においてしばし
ば、M×N WDMとして用いられる。WGRの原理は
以下のように説明できる。入力導波路からの光波が入力
スターカプラーにより回折格子処理された導波路へと入
る。もしグレーティング領域において位相シフトの差が
なければ、出力スターにおける光波伝搬は入力スターに
おいて逆方向の伝搬があるように現れる。このように入
力導波路からの光波は、出力スラブと出力導波路の間の
インタフェースにおいてイメージ化する。このイメージ
化した入力導波路は、出力導波路の1つへと突き合わせ
られて結合する。導波路グレーティングにおける線形な
長さの差は、グレーティング導波路における光波の傾斜
が波頭(wave front)の波長に依存する(wavelength-depe
ndent tilt)ようにし、入力導波路イメージを波長に依
存する位置へとシフトさせる。波長が変化すると、入力
導波路イメージは、波長にわたってスイーピングをし、
異なる出力導波路内へと光を送る。詳細な説明は、文
献、Silica-based optical integrated circuits, page
241-276を参照するとよい。
【0023】特に、光グレーティングの周期的な特性を
注目すべきであり、グレーティングの周期は、グレーテ
ィングの「自由スペクトル領域(FSR)」として知ら
れている。例えば、8チャネルマルチプレキサでは、チ
ャネルのスペクトルが繰り返す間に、このようなグレー
ティングの特性により、全部で8チャネル80−1、8
0−2、...80−8がチャネル81−1、81−
2、...81−8として存在する。もし各チャネルが1
00GHzのバンド幅(即ち、0.8nm)を有するな
らば、必要なFSRは6.4nm(8×0.8nm)と
なる。
注目すべきであり、グレーティングの周期は、グレーテ
ィングの「自由スペクトル領域(FSR)」として知ら
れている。例えば、8チャネルマルチプレキサでは、チ
ャネルのスペクトルが繰り返す間に、このようなグレー
ティングの特性により、全部で8チャネル80−1、8
0−2、...80−8がチャネル81−1、81−
2、...81−8として存在する。もし各チャネルが1
00GHzのバンド幅(即ち、0.8nm)を有するな
らば、必要なFSRは6.4nm(8×0.8nm)と
なる。
【0024】図9A〜Cには、ガウス型チャネル90−
A1、90−A2、90−A3とガウス型チャネル90
−B1、90−B2、90−B3とを加算的に組み合わ
せて、よりフラットなパスバンドを有するチャネル80
−1、80−2、80−3を形成しているグラフを示し
てある。図9Aでは、ガウス型チャネル90−A1は、
図6の好ましい実施例における第1グループの導波路に
対応する透過特性を表してあり、これは波長λA1を中央
としている。図9Bでは、ガウス型チャネル90−B1
は図6の好ましい実施例における第2グループの導波路
に対応する透過特性を表してあり、これは波長λB1を中
央としている。中央波長λA1とλB1がδλ0だけ離れて
いる場合に、図9Cに示したように適切にフラットなパ
スバンド80−1を得ることができることがわかる。最
大にフラットなパスバンドを得るために加算的に組み合
わせたガウス型パスバンドの間のこの分離は、米国特許
5412744に詳細に説明されている。
A1、90−A2、90−A3とガウス型チャネル90
−B1、90−B2、90−B3とを加算的に組み合わ
せて、よりフラットなパスバンドを有するチャネル80
−1、80−2、80−3を形成しているグラフを示し
てある。図9Aでは、ガウス型チャネル90−A1は、
図6の好ましい実施例における第1グループの導波路に
対応する透過特性を表してあり、これは波長λA1を中央
としている。図9Bでは、ガウス型チャネル90−B1
は図6の好ましい実施例における第2グループの導波路
に対応する透過特性を表してあり、これは波長λB1を中
央としている。中央波長λA1とλB1がδλ0だけ離れて
いる場合に、図9Cに示したように適切にフラットなパ
スバンド80−1を得ることができることがわかる。最
大にフラットなパスバンドを得るために加算的に組み合
わせたガウス型パスバンドの間のこの分離は、米国特許
5412744に詳細に説明されている。
【0025】Δl1とΔl2の最適な長さを計算するため
に、以下の数式を満たすことが必要である。 (Δl1+Δl2)/2 = λ0 2/(ng(FSR)) Δl2−Δl1 = (δλ0・λ0)/(ng(FS
R)) ここで、FSR=自由スペクトル領域(例、6.4n
m) λ0=FSRの公称中心波長(例、1555nm) ng=導波路の有効屈折率(例、1.45) δλ0=フラットパスバンドを与えるように加算的に組
み合わされたガウス型チャネルの中央波長の間の分離量
(例、チャネル間隔の約1/3、あるいは0.266n
m)である。
に、以下の数式を満たすことが必要である。 (Δl1+Δl2)/2 = λ0 2/(ng(FSR)) Δl2−Δl1 = (δλ0・λ0)/(ng(FS
R)) ここで、FSR=自由スペクトル領域(例、6.4n
m) λ0=FSRの公称中心波長(例、1555nm) ng=導波路の有効屈折率(例、1.45) δλ0=フラットパスバンドを与えるように加算的に組
み合わされたガウス型チャネルの中央波長の間の分離量
(例、チャネル間隔の約1/3、あるいは0.266n
m)である。
【0026】このように、各チャネルがバンド幅100
GHzを有する8チャネルWDMシステムでは、例とし
て、Δl1=260.577nm、Δl2=260.53
3nmのようなΔl1とΔl2において従来のガウス型パ
スバンドよりもフラットであるパスバンドを有するWD
Mを与える。
GHzを有する8チャネルWDMシステムでは、例とし
て、Δl1=260.577nm、Δl2=260.53
3nmのようなΔl1とΔl2において従来のガウス型パ
スバンドよりもフラットであるパスバンドを有するWD
Mを与える。
【0027】説明した本発明の実施例の他にも多くの変
更例が可能である。これらの変更例としては、3以上の
グループへ導波路を分けること、各グループの導波路を
交互配置することにおいて、1つずつの交互配置以外の
交互配置を用いること、第1のスターカプラーの入力お
よび/または第2のスターカプラーの出力においてY枝
スプリッタを用いること、がある。
更例が可能である。これらの変更例としては、3以上の
グループへ導波路を分けること、各グループの導波路を
交互配置することにおいて、1つずつの交互配置以外の
交互配置を用いること、第1のスターカプラーの入力お
よび/または第2のスターカプラーの出力においてY枝
スプリッタを用いること、がある。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、ガウ
ス型パスバンドよりもフラットなパスバンドを有するW
DMであって、Y枝スプリッタを用いず、製造における
ばらつきを最小に抑えるようなWDMを提供できた。
ス型パスバンドよりもフラットなパスバンドを有するW
DMであって、Y枝スプリッタを用いず、製造における
ばらつきを最小に抑えるようなWDMを提供できた。
【図1】別々の入力ポートおよび別々の出力ポートを有
する従来技術の光マルチプレキサの上視図である。
する従来技術の光マルチプレキサの上視図である。
【図2】図1の光マルチプレキサの3つの隣接するチャ
ネルの透過特性を示すグラフ図である。
ネルの透過特性を示すグラフ図である。
【図3】別々の入力ポートおよびY枝出力ポートを有す
る従来技術の光マルチプレキサの上視図である。
る従来技術の光マルチプレキサの上視図である。
【図4】図3のマルチプレキサ/デマルチプレキサ装置
の3つの隣接するチャネルの透過特性を示すグラフ図で
ある。
の3つの隣接するチャネルの透過特性を示すグラフ図で
ある。
【図5】本発明に従うフラットパスバンドを有する光マ
ルチプレキサの上視図である。
ルチプレキサの上視図である。
【図6】図5の光マルチプレキサの好ましい実施例にお
いてグレーティングを形成する導波路の長さを示す図で
ある。
いてグレーティングを形成する導波路の長さを示す図で
ある。
【図7】図5の光マルチプレキサの第2の実施例におい
てグレーティングを形成する導波路の長さを示す図であ
る。
てグレーティングを形成する導波路の長さを示す図であ
る。
【図8】光マルチプレキサのような導波路グレーティン
グルーターの周期的特性を示すグラフ図であり、その自
由スペクトル領域を示している。
グルーターの周期的特性を示すグラフ図であり、その自
由スペクトル領域を示している。
【図9】(A)グレーティングにおける第1グループ導
波路に貢献することができる図5の光マルチプレキサの
透過特性を示すグラフ図である。 (B)グレーティングにおける第2グループ導波路に貢
献することができる図5の光マルチプレキサの透過特性
を示すグラフ図である。 (C)図5の光マルチプレキサの複合的な透過特性を示
すグラフ図である。
波路に貢献することができる図5の光マルチプレキサの
透過特性を示すグラフ図である。 (B)グレーティングにおける第2グループ導波路に貢
献することができる図5の光マルチプレキサの透過特性
を示すグラフ図である。 (C)図5の光マルチプレキサの複合的な透過特性を示
すグラフ図である。
1、2 スターカプラー 10、20 自由空間領域 15、25 入力アレイ 16、26 出力アレイ 30 グレーティング 50 導波路 51 中央導波路 100 光マルチプレキサ/デマルチプレキサ 201 導波路 300 光マルチプレキサ/デマルチプレキサ 320 Y枝スプリッタ 500 光マルチプレキサ 501 第1グループ 502 第2グループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.
Claims (6)
- 【請求項1】 等しくない長さの導波路の少なくとも2
つのグループ(501、502)を有するグレーティン
グ(50)によってお互い接続されたスターカプラー
(1、2)の対を有する光マルチプレキサ(500)に
おいて、 (A)導波路の第1グループ(501)は、第1の所定
長さ(Δl1)の倍数の分お互いと異なり、 (B)導波路の第2グループ(502)は、第2の所定
長さ(Δl2)の倍数の分お互いと異なり、 Δl1≠Δl2であることを特徴とした光マルチプレキ
サ。 - 【請求項2】 前記第1グループの導波路の実質的に半
分は、前記グレーティングの中央導波路(51)の一方
の側に位置し、 前記第1グループの導波路の他の半分は、前記中央導波
路の他方の側に位置することを特徴とした請求項1記載
の光マルチプレキサ。 - 【請求項3】 前記第2グループの導波路の実質的に半
分は、前記グレーティングの中央導波路の一方の側に位
置し、 前記第2グループの導波路の他の半分は、前記中央導波
路の他方の側に位置することを特徴とした請求項2記載
の光マルチプレキサ。 - 【請求項4】 導波路の前記第1および第2グループ
は、お互い交互配置していて、 前記第1および第2グループはそれぞれ、数式、 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=±
(1,3,5,...)に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=±
(2,4,6,...)に対して、 (ここで、l0は、前記グレーティングにおける中央導
波路の長さである)により表される長さ(li)を有す
ることを特徴とした請求項1記載の光マルチプレキサ。 - 【請求項5】 前記第1グループの導波路の実質的にす
べては、前記グレーティングの中央導波路の一方の側に
位置し、 前記第2グループの導波路の実質的にすべては、前記中
央導波路の他方の側に位置することを特徴とした請求項
1記載の光マルチプレキサ。 - 【請求項6】 前記第1グループの導波路は、1つのア
レイへとお互いまとめられ、 前記第2グループの導波路は、別のアレイへとお互いま
とめられ、 前記第1および第2グループはそれぞれ、数式、 (第1グループ)⇒li=l0+i(Δl1)、 i=
1,2,3,...に対して、 (第2グループ)⇒li=l0+i(Δl2)、 i=−
1,−2,−3,...に対して、 (ここで、l0は、前記グレーティングにおける中央導
波路の長さである)により表される長さ(li)を有す
ることを特徴とした請求項1記載の光マルチプレキサ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US84102197A | 1997-04-29 | 1997-04-29 | |
| US08/841021 | 1997-04-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10307224A true JPH10307224A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=25283819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12047798A Pending JPH10307224A (ja) | 1997-04-29 | 1998-04-30 | 光マルチプレキサ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0875776A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10307224A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9520949B2 (en) | 2014-06-05 | 2016-12-13 | Xilinx, Inc. | Optical communication circuits |
| US9432121B2 (en) | 2014-06-05 | 2016-08-30 | Xilinx, Inc. | Optical communication circuits |
| US10147666B1 (en) | 2014-07-31 | 2018-12-04 | Xilinx, Inc. | Lateral cooling for multi-chip packages |
| CN113867085B (zh) * | 2020-06-30 | 2022-12-06 | 华为技术有限公司 | 激光芯片和激光投影显示设备 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5475780A (en) * | 1993-06-17 | 1995-12-12 | At&T Corp. | Optical waveguiding component comprising a band-pass filter |
| US5412744A (en) * | 1994-05-02 | 1995-05-02 | At&T Corp. | Frequency routing device having a wide and substantially flat passband |
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| FR2753803B1 (fr) * | 1996-09-24 | 1998-12-11 | Composant multiplexeur a spectrographe a reseau de guide d'onde |
-
1998
- 1998-04-21 EP EP98303056A patent/EP0875776A3/en not_active Withdrawn
- 1998-04-30 JP JP12047798A patent/JPH10307224A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0875776A2 (en) | 1998-11-04 |
| EP0875776A3 (en) | 2000-08-16 |
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