JPH10307235A - 半導体レーザモジュ−ル - Google Patents
半導体レーザモジュ−ルInfo
- Publication number
- JPH10307235A JPH10307235A JP11772997A JP11772997A JPH10307235A JP H10307235 A JPH10307235 A JP H10307235A JP 11772997 A JP11772997 A JP 11772997A JP 11772997 A JP11772997 A JP 11772997A JP H10307235 A JPH10307235 A JP H10307235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- semiconductor laser
- package case
- groove
- laser module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】組み立てや取り扱い性及び量産性に優れ、かつ
信頼性の高い半導体レーザモジュ−ル及びその組み立て
方法を提供する。 【解決手段】半導体レーザモジュール100のパッケー
ジケース12をプラスチックのモールド成形で構成し、
かつケース12側壁からの光ファイバ5取り出し部分を
幅と深さの異なる光ファイバ設置溝11と光ファイバ被
覆設置溝13とに区別した段差付き溝形状として、この
溝部11、13に光ファイバ5及び光ファイバ被覆10
を固定する。これにより、所定の位置に光ファイバ5と
光ファイバ被覆10を設置でき、樹脂の硬化収縮や光フ
ァイバ5の設置状態により光ファイバ5が傾いたり曲が
ったた状態で接合されることはなく、光ファイバ5の断
線あるいは光結合の劣化を起こす危険性はない。
信頼性の高い半導体レーザモジュ−ル及びその組み立て
方法を提供する。 【解決手段】半導体レーザモジュール100のパッケー
ジケース12をプラスチックのモールド成形で構成し、
かつケース12側壁からの光ファイバ5取り出し部分を
幅と深さの異なる光ファイバ設置溝11と光ファイバ被
覆設置溝13とに区別した段差付き溝形状として、この
溝部11、13に光ファイバ5及び光ファイバ被覆10
を固定する。これにより、所定の位置に光ファイバ5と
光ファイバ被覆10を設置でき、樹脂の硬化収縮や光フ
ァイバ5の設置状態により光ファイバ5が傾いたり曲が
ったた状態で接合されることはなく、光ファイバ5の断
線あるいは光結合の劣化を起こす危険性はない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光通信に用
いられ、半導体レーザ素子とこれに光結合する光ファイ
バとを備える半導体レーザモジュ−ル及びこれらに使用
されるリード端子付きパッケージケースの構造に関す
る。
いられ、半導体レーザ素子とこれに光結合する光ファイ
バとを備える半導体レーザモジュ−ル及びこれらに使用
されるリード端子付きパッケージケースの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体レーザモジュ−ル
に係わる技術として、例えば1996年電子情報通信学
会総合大会C-216の報告がある。
に係わる技術として、例えば1996年電子情報通信学
会総合大会C-216の報告がある。
【0003】この従来技術は、中空のパッケージケース
を樹脂モールドあるいはセラミックスで形成しており、
このケース内に異方性エッチングで設けたV溝付のシリ
コン基板を配置している。レーザ素子と光ファイバの光
結合は、シリコン基板上の所定位置にレーザ素子を搭載
し、V溝部分に光ファイバを固定する方法で行ってい
る。光ファイバはパッケージケースに設けられた溝に設
置され外部に取り出される。パッケージケースと光ファ
イバ固定及びキャップ固定は接着剤で行っており、この
接着剤固定によりパッケージケース内の気密封止をとっ
ている。
を樹脂モールドあるいはセラミックスで形成しており、
このケース内に異方性エッチングで設けたV溝付のシリ
コン基板を配置している。レーザ素子と光ファイバの光
結合は、シリコン基板上の所定位置にレーザ素子を搭載
し、V溝部分に光ファイバを固定する方法で行ってい
る。光ファイバはパッケージケースに設けられた溝に設
置され外部に取り出される。パッケージケースと光ファ
イバ固定及びキャップ固定は接着剤で行っており、この
接着剤固定によりパッケージケース内の気密封止をとっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、以下の問題点が存在する。
来技術には、以下の問題点が存在する。
【0005】すなわち、上記従来技術は、中空のパッケ
ージケースを樹脂モールドあるいはセラミックスで形成
しており、ケース側壁に溝を設けて光ファイバ及び光フ
ァイバ被覆を接着している構造であるが、溝形状が単一
でこの溝内に光ファイバと光ファイバ被覆を設置し樹脂
を充填して接合しているため、例えば、樹脂の硬化収縮
や光ファイバの設置状態により光ファイバが傾いたり曲
がった状態で接合される。これにより、光ファイバの断
線あるいは光結合の劣化を起しやすくなる。また、パッ
ケージケースから取り出される光ファイバに外力が加わ
ると、光ファイバ被覆部分で樹脂の剥離が起き、外力が
直接光ファイバに伝わることとなり、これによっても光
ファイバの断線や光結合の劣化あるいはパッケージケー
ス内の気密不良を引き起こしやすくなる。さらに、光フ
ァイバ被覆部分での剥離は温度変化や樹脂の径年劣化に
よっても生じやすく、特に樹脂モールド材や光ファイバ
の被覆材は接着性に優れないために剥離が発生しやす
く、上記と同様に光ファイバの断線や光結合の劣化、パ
ッケージケース内の気密不良を引き起こす等の問題があ
る。
ージケースを樹脂モールドあるいはセラミックスで形成
しており、ケース側壁に溝を設けて光ファイバ及び光フ
ァイバ被覆を接着している構造であるが、溝形状が単一
でこの溝内に光ファイバと光ファイバ被覆を設置し樹脂
を充填して接合しているため、例えば、樹脂の硬化収縮
や光ファイバの設置状態により光ファイバが傾いたり曲
がった状態で接合される。これにより、光ファイバの断
線あるいは光結合の劣化を起しやすくなる。また、パッ
ケージケースから取り出される光ファイバに外力が加わ
ると、光ファイバ被覆部分で樹脂の剥離が起き、外力が
直接光ファイバに伝わることとなり、これによっても光
ファイバの断線や光結合の劣化あるいはパッケージケー
ス内の気密不良を引き起こしやすくなる。さらに、光フ
ァイバ被覆部分での剥離は温度変化や樹脂の径年劣化に
よっても生じやすく、特に樹脂モールド材や光ファイバ
の被覆材は接着性に優れないために剥離が発生しやす
く、上記と同様に光ファイバの断線や光結合の劣化、パ
ッケージケース内の気密不良を引き起こす等の問題があ
る。
【0006】これらのように、樹脂モールドあるいはセ
ラミックスで形成したパッケージケース側壁に単一溝を
設け、この溝内に光ファイバ及び光ファイバ被覆を樹脂
充填し接合するモジュール構造では、光ファイバの接合
やケース内部の気密封止等に問題があり、信頼性の点で
十分な配慮がされていない。
ラミックスで形成したパッケージケース側壁に単一溝を
設け、この溝内に光ファイバ及び光ファイバ被覆を樹脂
充填し接合するモジュール構造では、光ファイバの接合
やケース内部の気密封止等に問題があり、信頼性の点で
十分な配慮がされていない。
【0007】本発明の目的は、半導体レーザ素子とこれ
に光結合する光ファイバの実装を容易にし、信頼性の高
い半導体レーザモジュ−ル及びこれらに使用されるリー
ド端子付きパッケージケースを提供することである。
に光結合する光ファイバの実装を容易にし、信頼性の高
い半導体レーザモジュ−ル及びこれらに使用されるリー
ド端子付きパッケージケースを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、半導体素子と光学的に結合され光伝送を
行うための光ファイバを有した半導体レーザモジュ−ル
であり、前記半導体素子である半導体レーザ素子と、こ
の半導体レーザ素子に光学的に結合され光伝送を行う光
ファイバと、前記半導体レーザ素子と前記光ファイバと
を同一基板上に搭載する基板部材とを有し、これらがプ
ラスチックでモールド成形されたリード端子付きの中空
パッケージケース内に配備され、前記光ファイバがパッ
ケージケースから取り出されて構成された半導体レーザ
モジュールにおいて、前記パッケージケース一端側には
前記光ファイバと前記光ファイバ被覆とがそれぞれ収納
される幅及び深さの異なる段差付き溝を設けた構成とし
た。
成するために、半導体素子と光学的に結合され光伝送を
行うための光ファイバを有した半導体レーザモジュ−ル
であり、前記半導体素子である半導体レーザ素子と、こ
の半導体レーザ素子に光学的に結合され光伝送を行う光
ファイバと、前記半導体レーザ素子と前記光ファイバと
を同一基板上に搭載する基板部材とを有し、これらがプ
ラスチックでモールド成形されたリード端子付きの中空
パッケージケース内に配備され、前記光ファイバがパッ
ケージケースから取り出されて構成された半導体レーザ
モジュールにおいて、前記パッケージケース一端側には
前記光ファイバと前記光ファイバ被覆とがそれぞれ収納
される幅及び深さの異なる段差付き溝を設けた構成とし
た。
【0009】更に、前記光ファイバ及び光ファイバ被覆
部は、前記パッケージケース内部を外部から遮断するた
めにキャップが上部に設けられ保持固定し、且つ光ファ
イバ被覆部を収納する溝部には、更に細い溝を設けて接
着強度を高める構成としている。
部は、前記パッケージケース内部を外部から遮断するた
めにキャップが上部に設けられ保持固定し、且つ光ファ
イバ被覆部を収納する溝部には、更に細い溝を設けて接
着強度を高める構成としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の図面を用いて説明
する。なお、煩雑を避けるために一部の電極配線やワイ
ヤボンディングリ−ド、リード端子、リード端子の折り
曲げ形状及び接着剤の図示を省略している。
する。なお、煩雑を避けるために一部の電極配線やワイ
ヤボンディングリ−ド、リード端子、リード端子の折り
曲げ形状及び接着剤の図示を省略している。
【0011】本発明の第1の実施例図1から図3により
説明する。
説明する。
【0012】本実施例の半導体レーザモジュ−ル100
の構造の上面図を図1に、内部構造を表す図1中a−
a’線断面の縦断面図を図2に、図1中b−b’線断面
の縦断面図を図3に示す。
の構造の上面図を図1に、内部構造を表す図1中a−
a’線断面の縦断面図を図2に、図1中b−b’線断面
の縦断面図を図3に示す。
【0013】図1から図3において、半導体レーザモジ
ュ−ル100は、概略的に言うと、半導体レーザ素子で
あるレ−ザダイオ−ド1と、半導体受光素子であるフォ
トダイオ−ド2と、レ−ザダイオ−ド1と光学的に結合
されて光伝送を行う単一モ−ドファイバである光ファイ
バ5と、レ−ザダイオ−ド1及びフォトダイオ−ド2が
搭載され、かつ光ファイバ5を設置するためのV溝4が
形成されたシリコン基板3と、シリコン基板3が接合固
定されるリ−ド端子8付きパット部9とを備えており、
レ−ザダイオ−ド1とフォトダイオード2及び光ファイ
バ5先端の光結合部が透明なゲル状樹脂16で覆われ、
さらにこれらがプラスチックでモールド成形された中空
パッケージケース12内に収納されキャップ15で密閉
されている。
ュ−ル100は、概略的に言うと、半導体レーザ素子で
あるレ−ザダイオ−ド1と、半導体受光素子であるフォ
トダイオ−ド2と、レ−ザダイオ−ド1と光学的に結合
されて光伝送を行う単一モ−ドファイバである光ファイ
バ5と、レ−ザダイオ−ド1及びフォトダイオ−ド2が
搭載され、かつ光ファイバ5を設置するためのV溝4が
形成されたシリコン基板3と、シリコン基板3が接合固
定されるリ−ド端子8付きパット部9とを備えており、
レ−ザダイオ−ド1とフォトダイオード2及び光ファイ
バ5先端の光結合部が透明なゲル状樹脂16で覆われ、
さらにこれらがプラスチックでモールド成形された中空
パッケージケース12内に収納されキャップ15で密閉
されている。
【0014】半導体レーザモジュ−ル100の構成部材
の一つであるパット部9の上面にはシリコン基板3が接
合固定されている。シリコン基板3の上面にはV溝4が
異方性エッチングにより形成されており、このV溝4部
に光ファイバ5が接着剤17により設置されている。一
方、シリコン基板3の上面には、メタライズした電極配
線6がパタ−ンニングされており、この配線6上にレ−
ザダイオ−ド1とフォトダイオ−ド2がそれぞれ所定位
置に搭載されている。レ−ザダイオ−ド1及びフォトダ
イオード2は、シリコン基板3上面の電極配線6上に予
め形成されたマーカ(図示せず)を目印に位置合せされ
搭載される。レ−ザダイオ−ド1及びフォトダイオ−ド
2には、パット部9のリ−ド端子8と電気的に接続する
ようにシリコン基板3上面の電極配線6を介してそれぞ
れワイヤ−ボンディングリ−ド7が取り付けられてい
る。
の一つであるパット部9の上面にはシリコン基板3が接
合固定されている。シリコン基板3の上面にはV溝4が
異方性エッチングにより形成されており、このV溝4部
に光ファイバ5が接着剤17により設置されている。一
方、シリコン基板3の上面には、メタライズした電極配
線6がパタ−ンニングされており、この配線6上にレ−
ザダイオ−ド1とフォトダイオ−ド2がそれぞれ所定位
置に搭載されている。レ−ザダイオ−ド1及びフォトダ
イオード2は、シリコン基板3上面の電極配線6上に予
め形成されたマーカ(図示せず)を目印に位置合せされ
搭載される。レ−ザダイオ−ド1及びフォトダイオ−ド
2には、パット部9のリ−ド端子8と電気的に接続する
ようにシリコン基板3上面の電極配線6を介してそれぞ
れワイヤ−ボンディングリ−ド7が取り付けられてい
る。
【0015】シリコン基板3を構成する材料はここでは
シリコンを使用している。シリコン基板3に形成するV
溝4は、光ファイバ5を設置した際に光ファイバ5の中
心軸がシリコン基板3上面に搭載したレーザダイオード
1のレーザ出射軸と同一軸となるように所定の幅と深さ
で形成されている。レ−ザダイオ−ド1と光ファイバ5
の光結合部及びフォトダイオード2は、レ−ザ光の透過
性の高い透明なゲル状樹脂16で覆われ、さらにこれら
全体をプラスチックでモールド成形した中空のパッケー
ジケース12内に収納し上部からキャップ15で密閉し
てパッケ−ジングされている。パッケージケース12か
ら取り出される光ファイバ5は、パッケージケース12
側壁に設けた幅と深さの異なる光ファイバ設置溝11と
光ファイバ被覆部設置溝13に内設されている。なお、
ここでは、リード端子8付きパット部9を構成する材料
に銅合金を使用しており、中央部のパット部9を両側の
リード端子8で支える構造である。パット部9と接続し
ているリード端子8は少なくとも片側1本となってい
る。また、透明なゲル状樹脂16は、ここではシリコー
ン樹脂を使用している。
シリコンを使用している。シリコン基板3に形成するV
溝4は、光ファイバ5を設置した際に光ファイバ5の中
心軸がシリコン基板3上面に搭載したレーザダイオード
1のレーザ出射軸と同一軸となるように所定の幅と深さ
で形成されている。レ−ザダイオ−ド1と光ファイバ5
の光結合部及びフォトダイオード2は、レ−ザ光の透過
性の高い透明なゲル状樹脂16で覆われ、さらにこれら
全体をプラスチックでモールド成形した中空のパッケー
ジケース12内に収納し上部からキャップ15で密閉し
てパッケ−ジングされている。パッケージケース12か
ら取り出される光ファイバ5は、パッケージケース12
側壁に設けた幅と深さの異なる光ファイバ設置溝11と
光ファイバ被覆部設置溝13に内設されている。なお、
ここでは、リード端子8付きパット部9を構成する材料
に銅合金を使用しており、中央部のパット部9を両側の
リード端子8で支える構造である。パット部9と接続し
ているリード端子8は少なくとも片側1本となってい
る。また、透明なゲル状樹脂16は、ここではシリコー
ン樹脂を使用している。
【0016】シリコン基板3の上面には、あらかじめス
パッタ蒸着により電極配線6が形成されており、この電
極配線6上にレ−ザダイオ−ド1とフォトダイオ−ド2
が接合固定され、夫々ワイヤ−ボンディングリ−ド7で
接続されている。レ−ザダイオ−ド1は、シリコン基板
3に設けられたV溝4に設置される光ファイバ5の中心
軸とレ−ザダイオ−ド1のレ−ザ出射軸とが一致するよ
うに位置調整されて接合固定される。また、レ−ザダイ
オ−ド1は、シリコン基板3上面に接合固定するときの
レ−ザ出射位置の高さばらつきを低減するようにレ−ザ
出射位置がシリコン基板3上面側に配置されて搭載され
ている。
パッタ蒸着により電極配線6が形成されており、この電
極配線6上にレ−ザダイオ−ド1とフォトダイオ−ド2
が接合固定され、夫々ワイヤ−ボンディングリ−ド7で
接続されている。レ−ザダイオ−ド1は、シリコン基板
3に設けられたV溝4に設置される光ファイバ5の中心
軸とレ−ザダイオ−ド1のレ−ザ出射軸とが一致するよ
うに位置調整されて接合固定される。また、レ−ザダイ
オ−ド1は、シリコン基板3上面に接合固定するときの
レ−ザ出射位置の高さばらつきを低減するようにレ−ザ
出射位置がシリコン基板3上面側に配置されて搭載され
ている。
【0017】パッケージケース12は、プラスチックを
モールド成形しリード端子8付きパット部9及びパッケ
ージケース12側壁の光ファイバ設置溝11と光ファイ
バ被覆部設置溝13を一体に形成した形状に構成されて
いる。側壁の光ファイバ設置溝11と、光ファイバ被覆
部設置溝13はパッケージケース12一端の肉厚部分に
設けている。パッケージケース12側壁に設けた光ファ
イバ設置溝11と、光ファイバ被覆部設置溝13は、光
ファイバ5を保持固定する光ファイバ設置溝11と光フ
ァイバ被覆部10部分を保持固定する光ファイバ被覆部
設置溝13の幅と深さが異なった段差付き形状としてい
る。パッケージケース12上面に取り付けるキャップ1
5には光ファイバ被覆部10を押さえる溝を設けて光フ
ァイバ被覆部10を接合するとともに、パッケージケー
ス12との接続部18、18’にも段差を設けて所定位
置にキャップ15が取り付けられるようになっている。
モールド成形しリード端子8付きパット部9及びパッケ
ージケース12側壁の光ファイバ設置溝11と光ファイ
バ被覆部設置溝13を一体に形成した形状に構成されて
いる。側壁の光ファイバ設置溝11と、光ファイバ被覆
部設置溝13はパッケージケース12一端の肉厚部分に
設けている。パッケージケース12側壁に設けた光ファ
イバ設置溝11と、光ファイバ被覆部設置溝13は、光
ファイバ5を保持固定する光ファイバ設置溝11と光フ
ァイバ被覆部10部分を保持固定する光ファイバ被覆部
設置溝13の幅と深さが異なった段差付き形状としてい
る。パッケージケース12上面に取り付けるキャップ1
5には光ファイバ被覆部10を押さえる溝を設けて光フ
ァイバ被覆部10を接合するとともに、パッケージケー
ス12との接続部18、18’にも段差を設けて所定位
置にキャップ15が取り付けられるようになっている。
【0018】ここでは、パッケージケース12は厚さ
2.6mm、横幅は6.3mm、長さは21.15mm
であるが、これに限定されることはなく、例えば厚さ
3.0mm以下、横幅7.0mm以下、長さ25mm以
下であれば、パッケージケース12の小型化を図れる。
特に、長さはファイバ5及びファイバ被覆部10の固定
を強固にすることにより、さらに短くすることが可能
で、例えば長さ10mm以下のパッケージケース12を
有するモジュール100も実現することができる。な
お、パッケージケース12及びキャップ15を構成する
材料は、ここではプラスチックを用いており、熱伝導率
や曲げ強度が高く、かつ熱膨張率の小さい材料を使用し
ている。
2.6mm、横幅は6.3mm、長さは21.15mm
であるが、これに限定されることはなく、例えば厚さ
3.0mm以下、横幅7.0mm以下、長さ25mm以
下であれば、パッケージケース12の小型化を図れる。
特に、長さはファイバ5及びファイバ被覆部10の固定
を強固にすることにより、さらに短くすることが可能
で、例えば長さ10mm以下のパッケージケース12を
有するモジュール100も実現することができる。な
お、パッケージケース12及びキャップ15を構成する
材料は、ここではプラスチックを用いており、熱伝導率
や曲げ強度が高く、かつ熱膨張率の小さい材料を使用し
ている。
【0019】パッケージケース12の組み立ては、まず
金型内の所定位置にリード端子8付きパット部9を備え
かつリード端子8が分離しないように接続されたリード
フレームを設置し、このリードフレームを下金型と上金
型ではさみ込み取り付ける。このとき金型は200〜3
00℃に加熱されており、この状態でモールド樹脂を金
型内に注入し所定の圧力を加える。1〜2分間モールド
樹脂に注入圧力を加えた後、中子と金型を分離し内部か
らモールド成形されたパッケージケース12を取り出し
パッケージケース12の成形を完了する。パッケージケ
ース12側壁の光ファイバ設置溝11と、光ファイバ被
覆部設置溝13形成は、金型に溝形成用の突出部分を設
けており、パッケージケース12成形と同時に両溝の形
成も行う。
金型内の所定位置にリード端子8付きパット部9を備え
かつリード端子8が分離しないように接続されたリード
フレームを設置し、このリードフレームを下金型と上金
型ではさみ込み取り付ける。このとき金型は200〜3
00℃に加熱されており、この状態でモールド樹脂を金
型内に注入し所定の圧力を加える。1〜2分間モールド
樹脂に注入圧力を加えた後、中子と金型を分離し内部か
らモールド成形されたパッケージケース12を取り出し
パッケージケース12の成形を完了する。パッケージケ
ース12側壁の光ファイバ設置溝11と、光ファイバ被
覆部設置溝13形成は、金型に溝形成用の突出部分を設
けており、パッケージケース12成形と同時に両溝の形
成も行う。
【0020】次に、本実施例の半導体レーザモジュ−ル
100の組み立て方法を図4を用いて説明する。
100の組み立て方法を図4を用いて説明する。
【0021】まず、電極配線6とV溝4を形成したシ
リコン基板3上に、レーザダイオード1(LD)とフォ
トダイオード2(PD)を所定位置に接合固定する
(a)。
リコン基板3上に、レーザダイオード1(LD)とフォ
トダイオード2(PD)を所定位置に接合固定する
(a)。
【0022】シリコン基板3をパッケージケース12
内のパット部9の所定位置に取り付け、レーザダイオー
ド1及びフォトダイオード2が電極配線6を介してリー
ド端子8と電気的に接続するようにワイヤボンディング
7する(b)。
内のパット部9の所定位置に取り付け、レーザダイオー
ド1及びフォトダイオード2が電極配線6を介してリー
ド端子8と電気的に接続するようにワイヤボンディング
7する(b)。
【0023】パッケージケース12内に設置したシリ
コン基板3のV溝4に光ファイバ5を取り付けるため
に、パッケージケース12側壁に設けた光ファイバ設置
溝11と、光ファイバ被覆部設置溝13に光ファイバ5
を設置し、光ファイバ5先端がレーザダイオード1に近
接するように位置調整した後、光ファイバ5をシリコン
基板3のV溝4に接着剤17で接合固定する。次に、光
ファイバ5を光ファイバ設置溝11及び光ファイバ被覆
部10を光ファイバ被覆部設置溝13にそれぞれ樹脂で
固定する(c)。
コン基板3のV溝4に光ファイバ5を取り付けるため
に、パッケージケース12側壁に設けた光ファイバ設置
溝11と、光ファイバ被覆部設置溝13に光ファイバ5
を設置し、光ファイバ5先端がレーザダイオード1に近
接するように位置調整した後、光ファイバ5をシリコン
基板3のV溝4に接着剤17で接合固定する。次に、光
ファイバ5を光ファイバ設置溝11及び光ファイバ被覆
部10を光ファイバ被覆部設置溝13にそれぞれ樹脂で
固定する(c)。
【0024】レーザダイオード1と光ファイバ5の光
結合部及びフォトダイオード2を外気から遮断し水分の
接触を防ぐため、これら全体を透明なゲル状樹脂16で
ポッティング充填し覆う(d)。
結合部及びフォトダイオード2を外気から遮断し水分の
接触を防ぐため、これら全体を透明なゲル状樹脂16で
ポッティング充填し覆う(d)。
【0025】パッケージケース12及び光ファイバ設
置溝11と光ファイバ被覆部設置溝13に設置した光フ
ァイバ5と光ファイバ被覆部10の上面にパッケージケ
ース12内部を外部から遮断し気密封止するためのキャ
ップ15を取り付け、半導体レーザモジュ−ル100が
完成する(e)。
置溝11と光ファイバ被覆部設置溝13に設置した光フ
ァイバ5と光ファイバ被覆部10の上面にパッケージケ
ース12内部を外部から遮断し気密封止するためのキャ
ップ15を取り付け、半導体レーザモジュ−ル100が
完成する(e)。
【0026】以上のように構成した本実施例において
は、半導体レーザモジュール100のパッケージケース
12をプラスチックのモールド成形で構成し、かつパッ
ケージケース12側壁からの光ファイバ5取り出し部分
を幅及び深さの異なった溝形状、つまり光ファイバ5を
保持する光ファイバ設置溝部11と光ファイバ被覆部1
0を保持する光ファイバ被覆部設置溝部13に区別した
溝形状とした。これにより、パッケージケース12に単
一溝を形成して光ファイバ5を取り出す従来のような構
成ではなくなるので、所定の位置に光ファイバ5と光フ
ァイバ被覆部10を設置でき、樹脂の硬化収縮や光ファ
イバ5の設置状態により光ファイバ5が傾いたり曲がっ
た状態で接合されることはなく、光ファイバ5の断線あ
るいは光結合の劣化を起こす危険性はない。また、光フ
ァイバ被覆部10部分で樹脂の剥離が起きても、光ファ
イバ5を光ファイバ設置溝11内で接合しているため外
力が直接光ファイバ5に伝わることはなく、光ファイバ
5の断線や光結合の劣化あるいはパッケージケース12
内の気密不良を引き起こすこともない。さらに、リード
端子8付きパッケージケース12を使用したモジュール
構造としているため取り扱いや量産性に優れ、かつ表面
実装形状であるためプリント基板への実装を容易にする
ことができる。
は、半導体レーザモジュール100のパッケージケース
12をプラスチックのモールド成形で構成し、かつパッ
ケージケース12側壁からの光ファイバ5取り出し部分
を幅及び深さの異なった溝形状、つまり光ファイバ5を
保持する光ファイバ設置溝部11と光ファイバ被覆部1
0を保持する光ファイバ被覆部設置溝部13に区別した
溝形状とした。これにより、パッケージケース12に単
一溝を形成して光ファイバ5を取り出す従来のような構
成ではなくなるので、所定の位置に光ファイバ5と光フ
ァイバ被覆部10を設置でき、樹脂の硬化収縮や光ファ
イバ5の設置状態により光ファイバ5が傾いたり曲がっ
た状態で接合されることはなく、光ファイバ5の断線あ
るいは光結合の劣化を起こす危険性はない。また、光フ
ァイバ被覆部10部分で樹脂の剥離が起きても、光ファ
イバ5を光ファイバ設置溝11内で接合しているため外
力が直接光ファイバ5に伝わることはなく、光ファイバ
5の断線や光結合の劣化あるいはパッケージケース12
内の気密不良を引き起こすこともない。さらに、リード
端子8付きパッケージケース12を使用したモジュール
構造としているため取り扱いや量産性に優れ、かつ表面
実装形状であるためプリント基板への実装を容易にする
ことができる。
【0027】これらにより、レーザダイオード1とこれ
に光結合する光ファイバ5の実装を容易にでき、しかも
組み立てや取り扱い性及び量産性に優れ、かつ信頼性の
高い半導体レーザモジュ−ル100及びこれらに使用さ
れるリード端子8付きパッケージケース12を得ること
ができる。
に光結合する光ファイバ5の実装を容易にでき、しかも
組み立てや取り扱い性及び量産性に優れ、かつ信頼性の
高い半導体レーザモジュ−ル100及びこれらに使用さ
れるリード端子8付きパッケージケース12を得ること
ができる。
【0028】本発明の第2の実施例を図5により説明す
る。本実施例は、パッケージケース12側壁に設けた光
ファイバ被覆部設置溝部13の内側に複数の溝19を設
けて構成したものである。第1の実施例と同一の部品に
は同一の符号を記す。
る。本実施例は、パッケージケース12側壁に設けた光
ファイバ被覆部設置溝部13の内側に複数の溝19を設
けて構成したものである。第1の実施例と同一の部品に
は同一の符号を記す。
【0029】本実施例による半導体レーザモジュ−ル2
00の縦断面構造を図5に示す。
00の縦断面構造を図5に示す。
【0030】本実施例の半導体レーザモジュール200
が前記第1の実施例のモジュール100と異なる点は、
パッケージケース12側壁に設けた光ファイバ被覆部設
置溝13の内側に複数の溝19を設けて構成した点であ
る。光ファイバ被覆部設置溝13の内側に設けた複数の
溝19は、光ファイバ5の軸方向とほぼ垂直方向に形成
しており、凹溝やV溝形状としている。溝19の本数は
2本以上が望ましく、溝19の深さは0.1〜0.3m
mの範囲で形成するのが適している。
が前記第1の実施例のモジュール100と異なる点は、
パッケージケース12側壁に設けた光ファイバ被覆部設
置溝13の内側に複数の溝19を設けて構成した点であ
る。光ファイバ被覆部設置溝13の内側に設けた複数の
溝19は、光ファイバ5の軸方向とほぼ垂直方向に形成
しており、凹溝やV溝形状としている。溝19の本数は
2本以上が望ましく、溝19の深さは0.1〜0.3m
mの範囲で形成するのが適している。
【0031】本実施例のように構成することにより、接
着性に劣るモールド樹脂と光ファイバ被覆部10の接着
を、光ファイバ被覆部設置溝13の内側に複数個の溝1
9を設けることにより、光ファイバ被覆部10を接着し
た時に溝19部分に入り込んだ接着材が噛み合い接着性
を向上させ、かつ接着剤の剥離を防止することができ、
パッケージケース12内部への水分、湿気の浸入を防止
することができるとともに、剥離が生じない状態で光フ
ァイバを5安定に保持固定することができるので、信頼
性の高い半導体レーザモジュール200を得ることがで
きる。また、本実施例は第1の実施例と同様の構成であ
るため、第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
着性に劣るモールド樹脂と光ファイバ被覆部10の接着
を、光ファイバ被覆部設置溝13の内側に複数個の溝1
9を設けることにより、光ファイバ被覆部10を接着し
た時に溝19部分に入り込んだ接着材が噛み合い接着性
を向上させ、かつ接着剤の剥離を防止することができ、
パッケージケース12内部への水分、湿気の浸入を防止
することができるとともに、剥離が生じない状態で光フ
ァイバを5安定に保持固定することができるので、信頼
性の高い半導体レーザモジュール200を得ることがで
きる。また、本実施例は第1の実施例と同様の構成であ
るため、第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0032】本発明の第3の実施例を図6により説明す
る。本実施例は、パッケージケース12側壁に設けた溝
部22、23内に光ファイバ被覆保持部材21と光ファ
イバ支持部材20を取り付けて構成したものである。第
1の実施例と同一の部位には同一の符号を記す。
る。本実施例は、パッケージケース12側壁に設けた溝
部22、23内に光ファイバ被覆保持部材21と光ファ
イバ支持部材20を取り付けて構成したものである。第
1の実施例と同一の部位には同一の符号を記す。
【0033】本実施例による半導体レーザモジュ−ル3
00の縦断面構造を図6に示す。
00の縦断面構造を図6に示す。
【0034】本実施例の半導体レーザモジュール300
が前記第1の実施例のモジュール100と異なる点は、
パッケージケース12側壁に、光ファイバ5を保持固定
した光ファイバ支持部材20を保持する光ファイバ支持
部材設置溝22と、光ファイバ支持部材20と光ファイ
バ被覆部10を保持固定する光ファイバ被覆保持部材設
置溝23を備えている点で、溝部22、23に光ファイ
バ支持部材20と光ファイバ被覆保持部材21とを取り
付けたものである。
が前記第1の実施例のモジュール100と異なる点は、
パッケージケース12側壁に、光ファイバ5を保持固定
した光ファイバ支持部材20を保持する光ファイバ支持
部材設置溝22と、光ファイバ支持部材20と光ファイ
バ被覆部10を保持固定する光ファイバ被覆保持部材設
置溝23を備えている点で、溝部22、23に光ファイ
バ支持部材20と光ファイバ被覆保持部材21とを取り
付けたものである。
【0035】光ファイバ支持部材20は、略円筒状形状
であり、軸中心位置近傍に設けられた貫通孔に光ファイ
バ5が樹脂被覆部分(光ファイバ被覆部10)を一部内
設するように内挿され接着剤(図示せず)が充填され接
合固定されている。光ファイバ支持部材20を構成する
材料はガラス及びセラミックスを使用している。
であり、軸中心位置近傍に設けられた貫通孔に光ファイ
バ5が樹脂被覆部分(光ファイバ被覆部10)を一部内
設するように内挿され接着剤(図示せず)が充填され接
合固定されている。光ファイバ支持部材20を構成する
材料はガラス及びセラミックスを使用している。
【0036】光ファイバ被覆保持部材21の内部には光
ファイバ支持部材20と光ファイバ被覆部10が接着材
で接合されており、光ファイバ支持部材20及び光ファ
イバ被覆部10が容易に抜けないように構成している。
光ファイバ被覆保持部材21を構成する材料は銅合金、
ステンレス鋼、ガラス及びセラミックスが望ましく、こ
こではステンレス鋼を使用している。
ファイバ支持部材20と光ファイバ被覆部10が接着材
で接合されており、光ファイバ支持部材20及び光ファ
イバ被覆部10が容易に抜けないように構成している。
光ファイバ被覆保持部材21を構成する材料は銅合金、
ステンレス鋼、ガラス及びセラミックスが望ましく、こ
こではステンレス鋼を使用している。
【0037】これらのように構成した本実施の形態によ
れば、光ファイバ5を光ファイバ支持部材20で固定す
るとともに、光ファイバ支持部材20及び光ファイバ被
覆部10を光ファイバ被覆保持部材21内に固定する構
造とし、これら光ファイバ支持部材20及び光ファイバ
被覆保持部材21をパッケージケース12側壁に設けた
溝部22、23に設置する構造とすることにより、パッ
ケージケース12側壁の溝部22、23に直接光ファイ
バ5及び光ファイバ被覆部10を接着しないため、より
安定して光ファイバ5を取り付けることができる。ま
た、光ファイバ被覆保持部材21内に光ファイバ支持部
材20と光ファイバ被覆部10を接着剤を充填させて固
定する構造としているため、密着性を向上させることが
でき、剥離や水分及び湿気の浸入を防止することができ
る。また、本実施例は第1の実施例と同様の構成である
ため、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
れば、光ファイバ5を光ファイバ支持部材20で固定す
るとともに、光ファイバ支持部材20及び光ファイバ被
覆部10を光ファイバ被覆保持部材21内に固定する構
造とし、これら光ファイバ支持部材20及び光ファイバ
被覆保持部材21をパッケージケース12側壁に設けた
溝部22、23に設置する構造とすることにより、パッ
ケージケース12側壁の溝部22、23に直接光ファイ
バ5及び光ファイバ被覆部10を接着しないため、より
安定して光ファイバ5を取り付けることができる。ま
た、光ファイバ被覆保持部材21内に光ファイバ支持部
材20と光ファイバ被覆部10を接着剤を充填させて固
定する構造としているため、密着性を向上させることが
でき、剥離や水分及び湿気の浸入を防止することができ
る。また、本実施例は第1の実施例と同様の構成である
ため、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0038】これらのように構成した本発明に第2及び
第3の実施例によれば、パッケージケース12側壁の光
ファイバ被覆部設置溝13の内側に溝19を設けて接着
剤の剥離を防止して光ファイバ被覆部10を固定する構
造や、光ファイバ被覆保持部材21内に光ファイバ支持
部材20及び光ファイバ被覆部10を固定するなど、よ
り安定な光ファイバ5の保持固定を得ることができる。
第3の実施例によれば、パッケージケース12側壁の光
ファイバ被覆部設置溝13の内側に溝19を設けて接着
剤の剥離を防止して光ファイバ被覆部10を固定する構
造や、光ファイバ被覆保持部材21内に光ファイバ支持
部材20及び光ファイバ被覆部10を固定するなど、よ
り安定な光ファイバ5の保持固定を得ることができる。
【0039】また、前記第1から第3の実施例では、光
ファイバ被覆部10の接着性を高めるため、被覆表面
に、例えばプライマ処理、UVオゾン処理、プラズマ処
理及び薬品処理等を施すのが良く、これにより接着剤の
剥離を防止する効果を得る。
ファイバ被覆部10の接着性を高めるため、被覆表面
に、例えばプライマ処理、UVオゾン処理、プラズマ処
理及び薬品処理等を施すのが良く、これにより接着剤の
剥離を防止する効果を得る。
【0040】また、前記第1から第3の実施例では、光
ファイバ支持部材20、光ファイバ被覆部10、光ファ
イバ5のそれぞれを接着剤で固定しており、この場合、
接着力、耐湿性及び耐熱性に優れた樹脂を使用するのが
望ましく、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化性樹脂、熱可
塑性樹脂によって接合固定するのが好ましい。これらの
場合も同様の効果を得る。
ファイバ支持部材20、光ファイバ被覆部10、光ファ
イバ5のそれぞれを接着剤で固定しており、この場合、
接着力、耐湿性及び耐熱性に優れた樹脂を使用するのが
望ましく、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化性樹脂、熱可
塑性樹脂によって接合固定するのが好ましい。これらの
場合も同様の効果を得る。
【0041】また、前記第1から第3の実施例では、パ
ッケージケース12及びキャップ15をプラスチック材
料で構成しているが、プラスチック材料として、例え
ば、耐熱性や耐薬品性に優れ、成形収縮率及び熱膨張率
が小さく、かつパッケージケース12成形を容易にでき
る液晶ポリマやガラス繊維及びカーボン繊維補強液晶ポ
リマ、PPS樹脂等で構成するのが良く、これらにより
信頼性を高めたパッケージケース12を構成でき、よっ
てモジュールの信頼性も確保することができ、これらの
場合も上記実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
ッケージケース12及びキャップ15をプラスチック材
料で構成しているが、プラスチック材料として、例え
ば、耐熱性や耐薬品性に優れ、成形収縮率及び熱膨張率
が小さく、かつパッケージケース12成形を容易にでき
る液晶ポリマやガラス繊維及びカーボン繊維補強液晶ポ
リマ、PPS樹脂等で構成するのが良く、これらにより
信頼性を高めたパッケージケース12を構成でき、よっ
てモジュールの信頼性も確保することができ、これらの
場合も上記実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、半導体レーザモジュー
ルのパッケージケースをプラスチックのモールド成形で
構成し、かつケース側壁からの光ファイバ取り出し部分
を幅及び深さの異なる光ファイバ設置溝と光ファイバ被
覆設置溝とに区別した段差付き溝形状として光ファイバ
を保持固定することにより、パッケージケースに単一溝
を形成して光ファイバを取り出す従来のような構成では
なくなるので、所定の位置に光ファイバと光ファイバ被
覆を設置でき、樹脂の硬化収縮や光ファイバの設置状態
により光ファイバが傾いたり曲がったた状態で接合され
ることはなく、光ファイバの断線あるいは光結合の劣化
を起こす危険性はない。
ルのパッケージケースをプラスチックのモールド成形で
構成し、かつケース側壁からの光ファイバ取り出し部分
を幅及び深さの異なる光ファイバ設置溝と光ファイバ被
覆設置溝とに区別した段差付き溝形状として光ファイバ
を保持固定することにより、パッケージケースに単一溝
を形成して光ファイバを取り出す従来のような構成では
なくなるので、所定の位置に光ファイバと光ファイバ被
覆を設置でき、樹脂の硬化収縮や光ファイバの設置状態
により光ファイバが傾いたり曲がったた状態で接合され
ることはなく、光ファイバの断線あるいは光結合の劣化
を起こす危険性はない。
【0043】また、光ファイバ被覆部分で樹脂の剥離が
起きても、光ファイバを溝部内で接合しているため外力
が直接光ファイバに伝わることはなく、光ファイバの断
線や光結合の劣化あるいはパッケージケース内の気密不
良を引き起こすこともない。さらに、リード端子付きパ
ッケージケース1使用したモジュール構造としているた
め取り扱いや量産性に優れ、かつ表面実装形状であるた
めプリント基板への実装を容易にすることができる。
起きても、光ファイバを溝部内で接合しているため外力
が直接光ファイバに伝わることはなく、光ファイバの断
線や光結合の劣化あるいはパッケージケース内の気密不
良を引き起こすこともない。さらに、リード端子付きパ
ッケージケース1使用したモジュール構造としているた
め取り扱いや量産性に優れ、かつ表面実装形状であるた
めプリント基板への実装を容易にすることができる。
【0044】よって、レーザダイオード1とこれに光結
合する光ファイバ5の実装を容易にでき、しかも組み立
てや取り扱い性及び量産性に優れ、かつ信頼性の高い半
導体レーザモジュ−ル及びこれらに使用されるリード端
子付きパッケージケース12を得ることができる。
合する光ファイバ5の実装を容易にでき、しかも組み立
てや取り扱い性及び量産性に優れ、かつ信頼性の高い半
導体レーザモジュ−ル及びこれらに使用されるリード端
子付きパッケージケース12を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の半導体レーザモジュ−
ルの構造を示す上面図である。
ルの構造を示す上面図である。
【図2】本発明の図1のa−a’線部の縦断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の図1のb−b’線部の縦断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第1の実施例のモジュールの組み立て
方法を表す縦断面図である。
方法を表す縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例の半導体レーザモジュー
ルの構造を表す縦断面図である。
ルの構造を表す縦断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例の半導体レーザモジュー
ルの構造を表す縦断面図である。
ルの構造を表す縦断面図である。
100…半導体レーザモジュ−ル、200…半導体レー
ザモジュール、300…半導体レーザモジュ−ル、1…
レ−ザダイオ−ド、2…フォトダイオ−ド、3…シリコ
ン基板、4…V溝、5…光ファイバ、6…電極配線、7
…ワイヤボンディングリード、8…リード端子、9…パ
ット部、10…光ファイバ被覆部、11…光ファイバ設
置溝、12…パッケージケース、13…光ファイバ被覆
部設置溝、14…接着剤、15…キャップ、16…ゲル
状接着材、17…接着剤、18…キャップ接続部、1
8’…キャップ接続部、19…溝、20…光ファイバ支
持部材、21…光ファイバ被覆保持部材、22…光ファ
イバ支持部材設置溝、23…光ファイバ被覆保持部材設
置溝。
ザモジュール、300…半導体レーザモジュ−ル、1…
レ−ザダイオ−ド、2…フォトダイオ−ド、3…シリコ
ン基板、4…V溝、5…光ファイバ、6…電極配線、7
…ワイヤボンディングリード、8…リード端子、9…パ
ット部、10…光ファイバ被覆部、11…光ファイバ設
置溝、12…パッケージケース、13…光ファイバ被覆
部設置溝、14…接着剤、15…キャップ、16…ゲル
状接着材、17…接着剤、18…キャップ接続部、1
8’…キャップ接続部、19…溝、20…光ファイバ支
持部材、21…光ファイバ被覆保持部材、22…光ファ
イバ支持部材設置溝、23…光ファイバ被覆保持部材設
置溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸司 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 石井 利昭 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 三浦 敏雅 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】半導体素子と光学的に結合され光伝送を行
うための光ファイバを有した半導体レーザモジュ−ルで
あり、前記半導体素子である半導体レーザ素子と、この
半導体レーザ素子に光学的に結合され光伝送を行う光フ
ァイバと、前記半導体レーザ素子と前記光ファイバとを
同一基板上に搭載する基板部材とを有し、これらがプラ
スチックでモールド成形されたリード端子付きの中空パ
ッケージケース内に配備され、前記光ファイバがパッケ
ージケースから取り出されて構成された半導体レーザモ
ジュールにおいて、前記パッケージケース一端側には前
記光ファイバと前記光ファイバ被覆部とがそれぞれ収納
される幅及び深さの異なる段差付き溝を設けたことを特
徴とする半導体レーザモジュール。 - 【請求項2】請求項1において、前記パッケージケース
一端の側壁の段差付き溝部に設置した前記光ファイバ及
び光ファイバ被覆部は、前記パッケージケース内部を外
部と遮断するキャップが上部に取り付けられ保持固定さ
れることを特徴とする半導体レーザモジュール。 - 【請求項3】請求項1において、前記光ファイバ被覆部
を収納する側の段差付き溝部に、複数本の細い溝が備え
られていることを特徴とする半導体レーザモジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11772997A JPH10307235A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 半導体レーザモジュ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11772997A JPH10307235A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 半導体レーザモジュ−ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10307235A true JPH10307235A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14718848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11772997A Pending JPH10307235A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 半導体レーザモジュ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10307235A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6443632B2 (en) | 2000-03-31 | 2002-09-03 | Hitachi, Ltd. | Photo-electronic device and method of producing the same |
| US7052189B2 (en) | 2001-12-14 | 2006-05-30 | Renesas Technology Corporation | Optical electronic device |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP11772997A patent/JPH10307235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6443632B2 (en) | 2000-03-31 | 2002-09-03 | Hitachi, Ltd. | Photo-electronic device and method of producing the same |
| US6461059B2 (en) | 2000-03-31 | 2002-10-08 | Hitachi, Ltd. | Photo-electronic device and method of producing the same |
| US7052189B2 (en) | 2001-12-14 | 2006-05-30 | Renesas Technology Corporation | Optical electronic device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6932519B2 (en) | Optical device package | |
| US6726375B2 (en) | Optical module, method for manufacturing optical module and optical communication apparatus | |
| JP3990090B2 (ja) | 光電子装置およびその製造方法 | |
| US6181854B1 (en) | Optical module packaged with molded resin | |
| JP4351631B2 (ja) | リードフレームをベースとしたハウジング、表面実装可能な光電構成素子及び製造法 | |
| US9507112B2 (en) | Photoelectric conversion module and method of manufacturing photoelectric conversion module | |
| JP2000137147A (ja) | 光電子装置およびその製造方法 | |
| US8698264B2 (en) | Photoelectric conversion module | |
| US6524017B2 (en) | Arrangement consisting of a photodiode and an optical fiber | |
| JPH0713046A (ja) | 単一光ファイバ/装置アセンブリ | |
| US6485197B1 (en) | Optical semiconductor module and process for producing the same | |
| JP3380733B2 (ja) | 光モジュールおよびその製造方法 | |
| JPH10303508A (ja) | パッケージケースと半導体モジュール | |
| JP3881074B2 (ja) | 半導体レーザモジュール | |
| JPH10307235A (ja) | 半導体レーザモジュ−ル | |
| JPS60180183A (ja) | 光半導体素子気密パツケ−ジ | |
| JPH10123372A (ja) | 光モジュール | |
| JP2001033665A (ja) | 光モジュール | |
| JP7231045B2 (ja) | 光コネクタおよび光接続構造 | |
| JP2001033668A (ja) | 光電子デバイス | |
| JP3908810B2 (ja) | 光モジュール | |
| JP2800760B2 (ja) | 光半導体モジュール | |
| JPH1168254A (ja) | 光モジュール及び光モジュールの製造方法 | |
| JPH11218650A (ja) | 光モジュール | |
| JPH10221575A (ja) | 光モジュールの製造方法 |