JPH1030801A - 水管保護用耐火構造体 - Google Patents

水管保護用耐火構造体

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Publication number
JPH1030801A
JPH1030801A JP20423196A JP20423196A JPH1030801A JP H1030801 A JPH1030801 A JP H1030801A JP 20423196 A JP20423196 A JP 20423196A JP 20423196 A JP20423196 A JP 20423196A JP H1030801 A JPH1030801 A JP H1030801A
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JP
Japan
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water pipe
water tube
ribbon
heat
boiler
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20423196A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Orita
寛彦 折田
Yuji Nakagawa
裕二 中川
Takeo Takaishi
武夫 高石
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の耐火ブロックの割れ破損、モルタルを
厚くすることによる伝熱効率の低下、取付け固定のため
の鋼製ボルト・ナットの高温腐食防止を図った水管保護
用耐火構造体を提供する事。 【解決手段】 本発明は、熱歪及び伝熱効率の低下に対
して有利な、うすいリボン状のセラミックス帯12を水
管11に巻き付ける構造とするとともに、かかるセラミ
ックス帯12の水管11への固定は、セラミックス帯1
2の巻き始めと巻き終わりに円環状リングやバンド等の
固定手段14で固定することにより水管保護用耐火構造
体を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水管が挿設された
ボイラに使用する水管保護用耐火構造体に係り、特に都
市ごみや産業廃棄物を焼却し、その燃焼排ガスの熱によ
りボイラの蒸気エネルギーを得るプラントの水管保護用
耐火構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボイラ水管への燃焼排ガスか
らの熱と腐食性雰囲気から保護するのに使用される種々
の耐火性構造物がある。その一例を図3に基づいて説明
するに、水管11は燃焼ガス炉に宙づりになっているボ
イラ水管群の1つである。水管11は、その周りを2つ
割りの耐火ブロック22で覆われている。この水管11
と耐火ブロック22の間は、モルタル23で埋められて
いる。2つ割りの耐火ブロックは、ボルト・ナット24
で一体的に結合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の従来の水
管保護用耐火構造体において、耐火ブロックはセラミッ
ク材で形成されているために熱伝導性が比較的に高い
が、該耐火ブロック22は厚みが比較的厚いことから、
従来技術では最大の熱の流れを燃焼ガスから期待できな
い。最大の熱の流れはボイラ効率にとって重要である。
又、耐火ブロック22から水管11への伝熱が効果的に
行われないために、耐火ブロック22の内外温度差が大
きくなり、ガス側表面の温度が上昇する。これによって
水管11側(耐熱性金属材)と耐火ブロック(セラミッ
クス)間の熱膨張差が大きくなり、結果として耐火ブロ
ック22の熱応力が大きくなる。
【0004】さらに、耐火性ブロック22と水管11と
の間の伝熱が最適条件に満たない場合には、耐火ブロッ
ク22の外表面は温度が上昇し、燃焼している燃料の残
渣灰(アッシュ)が溶融付着しこれが熱絶縁層を形成す
る。灰が付着し始めると、この層の伝熱が極端に不十分
になるので、上記灰24の溶融付着が更に進み、絶縁層
の厚さが増して伝熱の大きな障害となるとともに、溶融
付着した灰24には塩素等の腐食成分を含んでいること
から水管11には高温腐食が発生し、水管の損傷が引き
起こされる。又、燃焼残渣灰が付着すると、該残渣灰は
塩素などの腐食成分を含んでいるために、2つ割りの耐
火ブロック22の隙間を通して、ボイラ水管11を腐食
減肉する。更に前記ボルト・ナット24は燃焼ガス中に
露出されているため、燃焼ガスによって腐食され易く、
かかる腐食が進むと、耐火ブロック22の破損や脱落を
招くこととなる。
【0005】本発明はかかる技術的課題に鑑み、従来の
耐火ブロックの割れ破損、モルタルを厚くすることによ
る伝熱効率の低下、取付け固定のための鋼製ボルト・ナ
ットの高温腐食防止を図った水管保護用耐火構造体を提
供する事を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの欠点
を解決するために、熱歪及び伝熱効率の低下に対して有
利な、薄いリボン状の耐火薄層帯、例えばセラミックス
帯を水管に巻き付ける構造とする。そしてかかるセラミ
ックス帯の水管への固定は、セラミックス帯の巻き始め
と巻き終わりに円環状リングやバンド等の固定手段で固
定することにより水管保護用耐火構造体を構成してい
る。
【0007】即ち、従来の耐火ブロックは所定の形状を
以て形成してあるために厚く而も厚みが一様でないた
め、熱応力によって割れ易いが、本発明は、うすくかつ
一様なリボン状の耐火薄層帯で水管を巻回して覆うこと
により熱応力を緩和している。又薄く、一様な水管に沿
ったリボン状の耐火薄層帯(以下セラミックス帯とい
う)を巻き付けることにより、水管への伝熱が効率良
く、蒸気発生プラントの熱効率が増大する。更にリボン
状のセラミックス帯を水管に巻き付け、両端を円環によ
って固定することにより、取付部の高温腐食を防止す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を具体的に説明する。本発
明は、前記課題を解決するために、ボイラ水管にリボン
状のセラミックス帯を巻き付ける構成を採用したもので
ある。このようにすることにより、従来、発生していた
耐火ブロックの損傷および取付け部の高温腐食による脱
落が防止できる。これらの構造体は、リボン状のセラミ
ックス帯と固定用の円環リングによって構成される。リ
ボン状のセラミックス帯は、窒化物結合SiC質、酸化
物結合SiC質のファインセラミックスを薄板状に成形
したものを用いるのが好ましいが、これのみならず金属
中に長・短繊維ウイスカー、粒子などを埋め込んだ金属
複合材料、例えば強さや弾性率、耐熱性や耐摩耗性に優
れて且つ軽量化しているFRM(Fiber Reinforced Met
al)、セラミックスの耐熱性、耐摩耗性などを生かし、
その弱点である脆さを炭化珪素ウイスカーで強化し、信
頼性の高い高温強度材料であるウイスカー強化セラミッ
クス、セラミックスと金属とを組合せた傾斜機能材料
で、厚さ0.5〜10mmにおいて表面温度1700
℃、温度落差1000℃に耐えられるジルコニア/ステ
ンレス鋼等の傾斜機能材料で構成するのがよい。そして
かかるリボン状のセラミックス帯は、化学硬性または水
溶硬性のプラスチック接着剤をボイラ水管とセラミック
ス帯の間に塗布することにより、水管に密着して巻くこ
とができ、この間に高温腐食ガスの流入を防止できるた
め、水管の高温腐食は起らない。このような方法は、取
付けが簡単であるばかりでなく、リボン状のセラミック
ス帯が薄い(例えば0.5〜10mm前後の厚さ)こと
により、過大な熱応力が発生せず、かつボイラ水管への
伝熱効率が高いという優れた作用を有する。すなわち、
本発明は、前記の構成とすることにより、ボイラ水管お
よびこれを覆うセラミックス帯の耐久性を向上するだけ
でなく、ごみを燃やす焼却炉の燃焼エネルギーの回収を
増大する。また、リボン状のセラミックス帯と水管の間
のプラスチック接着剤は、化学硬性または水溶硬性のた
め、施工時にしっかりセラミックス帯をボイラ水管に固
着できる。これらの作用により、腐食成分の多い燃焼ガ
スにさらされても、ボイラ水管は、長期間にわたって高
温腐食による減肉が極めて少なく、信頼性の高い水管保
護用耐火構造体を提供できる。
【0009】
【実施例】図1は、都市ごみや産業廃棄物の高温焼却炉
のようなボイラの燃焼室において、垂直か水平に延び
て、水管集合体を形成する複数の水管のうちの1つの水
管11を示す。図1に示すように、水管11の外周はリ
ボン状の薄層セラミックス帯12によって巻回されてい
る。巻回方法は上下に隣接するセラミックス帯12同士
が互いに1/5〜1/3幅程度重合するように巻回する
とともに、両者間を化学硬性または水溶硬性を有するプ
ラスチック接着剤13を埋めて接着固定する。プラスチ
ック接着剤13には耐熱性のあるものを用いるのがよ
い。そして前記巻回したリボン状のセラミックス帯12
の巻き始め12aと巻き終り12bは円環状の耐熱材リ
ング14で固定する。この耐熱材リング14は本実施例
では2つ割りした焼ばめ耐熱材リング14で構成してい
るが、2つ割りしない耐熱材リングで構成しても、又バ
ンド体で構成する事も出来る。
【0010】かかる実施例によれば、前記水管が挿設し
た焼却炉は、都市ごみや産業廃棄物を燃やし、高温の燃
焼ガスが発生するが、鋼材水管11はリボン状のセラミ
ックス帯12で巻回被覆されている為に、前記燃焼ガス
に起因する水管の高温腐食を完全に防止できる。又前記
したようにリボン状のセラミックス帯により均一厚さの
薄膜構造となるので、高い伝熱性を有することとなり、
水管に有効に熱エネルギーを伝達することができるとと
もに、セラミックス帯表面の過熱が防止され、従来のも
ののように、燃焼ガス側の表面に灰が堆積することがな
く、高い伝熱性を維持でき、水管への伝熱が効率良く、
蒸気発生プラントの熱効率が増大する。また、従来のも
ののように燃焼ガス側に露出するボルト、ナット等が無
くなるため、その部分での高温腐食の発生が抑制され
る。
【0011】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば下記の
ような効果を得る事が出来る。 (1)本発明のリボン状のセラミックス帯は、うすくて
重量が軽く、持運び取付けの施工が容易であり、かつ運
転時の熱応力が小さく損傷し難い。 (2)リボン状のセラミックス帯は、うすいため燃焼ガ
スエネルギーのボイラ水管への伝熱が良好である。 (3)リボン状のセラミックス帯とボイラ水管の隙間に
は、化学硬性または水溶硬性を有するプラスチック接着
剤を埋めるため、施工時に固着してしっかりした構造体
となる。したがって高温腐食ガスの侵入はなく、ボイラ
水管の寿命は著しく延長する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る水管保護用耐火構造体の
縦断面図である。
【図2】図1のA−A´断面図である。
【図3】従来の耐火ブロックを示す横断面図である。
【図4】図3のB−B´断面図である。
【符号の説明】
11 水管 12 セラミックス帯 13 プラスチック接着剤 14 固定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ内での燃焼の生成物による高温腐
    食に対して、ボイラ内の水管を保護するために、水管の
    少なくとも燃焼ガスと対峙する領域にリボン状の耐火薄
    層帯を巻回したことを特徴とする水管保護用耐火構造
    体。
  2. 【請求項2】 前記リボン状の耐火薄層帯の巻き始めと
    巻き終りを円環状の固定手段で水管に固定することを特
    徴とする水管保護用耐火構造体。
JP20423196A 1996-07-15 1996-07-15 水管保護用耐火構造体 Withdrawn JPH1030801A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20423196A JPH1030801A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 水管保護用耐火構造体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20423196A JPH1030801A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 水管保護用耐火構造体

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JPH1030801A true JPH1030801A (ja) 1998-02-03

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ID=16487023

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20423196A Withdrawn JPH1030801A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 水管保護用耐火構造体

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