JPH10308114A - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JPH10308114A
JPH10308114A JP9115847A JP11584797A JPH10308114A JP H10308114 A JPH10308114 A JP H10308114A JP 9115847 A JP9115847 A JP 9115847A JP 11584797 A JP11584797 A JP 11584797A JP H10308114 A JPH10308114 A JP H10308114A
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JP
Japan
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light
band
filter
light source
fluorescence
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Withdrawn
Application number
JP9115847A
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English (en)
Inventor
Mamoru Kaneko
守 金子
Hitoshi Ueno
仁士 上野
Sakae Takehata
栄 竹端
Masaya Yoshihara
雅也 吉原
Isami Hirao
勇実 平尾
Nobuyuki Michiguchi
信行 道口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンドパスフィルタによる帯域制限された波
長以外の光が漏れ出たことを検知でき、診断に適した帯
域制限された照明光の供給を確保できる光源装置を提供
する。 【解決手段】 HIDランプ2からの広帯域の光は励起
光として使用するために帯域制限する第1のバンドパス
フィルタ5を透過した光路中に配置された光ファイバ1
2により、その一部の光が検出され、第1のバンドパス
フィルタ5の帯域制限された波長帯域とは異なる透過帯
域に設定された第2のバンドパスフィルタ14を経て光
検出器15に導光され、この光検出器15の検出信号は
比較器16により基準電圧値Vrと比較され、第1のバ
ンドパスフィルタ5が劣化等して漏れ光を通す状態とな
った場合には光検出器15の検出信号のレベルは基準電
圧値Vrを越えてLED18を発光させ、操作者に告知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光観察等の光学的
な観察に使用される照明光を発生する光源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡は光源装
置により発生した照明光で検査部位等を照明することに
より、光学的に観察できるようにする。
【0003】また、内視鏡を用いて蛍光観察する場合に
も、蛍光観察用光源装置が用いられる。その従来例とし
て、例えば特開平3−97439号がある。
【0004】特に蛍光観察では、蛍光の強度は非常に小
さいので、蛍光以外の光が蛍光観察手段側に入射されな
いように光源装置に帯域制限フィルタ(バンドパスフィ
ルタ)を設けることが一般的に行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の経内視鏡的に蛍
光を使って体腔内を観察するため、白色光ランプから発
生する光の内、短波長側の光、例えば、紫外光あるいは
青色光を照射して蛍光画像を観察する。
【0006】このような装置においては、白色光ランプ
から短波長側の光を取り出すために、バンドパスフィル
タを使用し、このようなバンドパスフィルタを使った装
置においては、白色光ランプによる熱の影響によるクラ
ックや、経時的な変化によって短波長以外の光が漏れ出
るため、蛍光観察に支障を来す場合があった。
【0007】しかし、特開平3−97439号ではこの
点について何等考慮されていなかった。
【0008】(発明の目的)本発明は上述した点に鑑み
てなされたもので、バンドパスフィルタによる帯域制限
された波長以外の光が漏れ出たことを検知できるように
して、診断に適した帯域制限された照明光の供給を確保
できる光源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】広帯域の照明光を発生す
る光源手段と、前記光源手段から出力される照明光の波
長帯域を制限する帯域制限フィルタ手段と、前記帯域制
限フィルタ手段を透過する照明光を検出する透過光検出
手段と、前記透過光検出手段の出力に応じて前記帯域制
限フィルタ手段の光透過特性の変化状態を検出する透過
特性検出手段と、を設けることにより、前記帯域制限フ
ィルタ手段を透過した帯域制限された照明光の光透過特
性の変化状態を検出することができるので、検出された
場合には帯域制限フィルタ手段を交換等することによ
り、診断に適した帯域制限された照明光の供給を確保で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の光
源装置の構成を示し、図2はフィルタの透過特性を示
す。本実施の形態は、所定の帯域以外の光が漏れ出たこ
とを検知し、操作者に知らせる機能を備えた光源装置で
ある。
【0011】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の蛍光観察用の光源装置1は蛍光を発生させる励起光
を発生する光源として、高圧金属蒸気放電ランプ2を用
いている。この高圧金属蒸気放電ランプ(以下、HID
ランプと略記)2は高圧水銀ランプ、メタルハライドラ
ンプ、高圧ナトリウムランプ等の総称であり、高輝度放
電ランプとも呼ばれている。
【0012】このHIDランプ2は電源回路3から点灯
電源が供給されることにより、点灯する。このHIDラ
ンプ2の光はその光路上に熱カットフィルタ4が配置さ
れ、赤外線による熱成分が取り除かれる。
【0013】また、この熱カットフィルタ4の前方の光
路上には蛍光を励起する短波長の光だけを透過する帯域
制限するフィルタとしての第1のバンドパスフィルタ5
が配置されている。このバンドパスフィルタ5の透過光
はコンデンサレンズ6により集光され、、内視鏡7(図
3参照)のライトガイドコネクタ8の端面に入射され
る。
【0014】図3に示すようにライトガイドコネクタ8
の端面に入射された光はライトガイド9により伝送さ
れ、その先端面から出射され、患部等の検査部位に照射
され、薬剤が投与された薬剤を励起して蛍光を発生させ
る。そして、その蛍光を観察することにより、検査部位
を蛍光像により診断できるようにしている。
【0015】本実施の形態の光源装置1では第1のバン
ドパスフィルタ5を透過し、内視鏡7のライトガイド9
に供給される光の光学的特性を検出或いは監視する透過
光監視手段11を設けている。この透過光監視手段11
は、より具体的には第1のバンドパスフィルタ5の漏れ
光を検出するためにその透過光を検出する。
【0016】例えば、第1のバンドパスフィルタ5とコ
ンデンサレンズ6との間の光路中に光ファイバ12の一
端側を配置し、この一端側に入射された光を他端側に伝
送し、他端側の漏れ光検出部13で検出するようにして
いる。
【0017】この透過光検出部13は光ファイバ12の
他端面から出射された光を第2のバンドパスフィルタ1
4を介して例えばフォトダイオード等の光検出器15で
検出する。
【0018】この光検出器15で光電変換された出力信
号は比較器16の例えば非反転入力端に印加され、他方
の反転入力端に印加される基準電圧値Vrと比較され
る。この基準電圧値Vrは一定の電圧Vccを可変抵抗
器17で抵抗分割することにより設定される。
【0019】そして、光検出器15の出力信号が基準電
圧Vr以上となった場合には、比較器16の出力を反転
させて、その出力端に接続された告知手段としての発光
ダイオード(LEDと略記)18を発光させて操作者に
視覚的に告知するようにしている。
【0020】図2は、HIDランプ2の波長に対する概
略の強度分布と、第1及び第2のバンドパスフィルタ
5,14の波長に対する透過特性を示す。図2に示すよ
うに光源ランプとしてのHIDランプ2は広い波長領域
にわたり、ほぼ均一な強度のスペクトル分布(Xeラン
プの場合、Hgランプ、メタルハライドランプには複数
の高輝度の輝線を持つ。)を有し、これに対し、第1の
バンドパスフィルタ5は短波長側の光、具体的には40
0nmから450nm付近までの光を透過する特性を持
っている。
【0021】一方、第2のバンドパスフィルタ14は、
第1のバンドパスフィルタ14の透過帯域とは異なる帯
域で、その帯域よりは長波長側を透過領域とし、より具
体的には550nmから600nmまでの光を透過する
特性を持っている。尚、第2のバンドパスフィルタ14
はこの透過波長領域に限らず第1のバンドパスフィルタ
5の透過波長域と重ならない範囲で変更できる。
【0022】次に本実施の形態の作用を説明する。HI
Dランプ2により発光された白色光等を含む広帯域の光
は、熱カットフィルタ4により赤外光の熱線がカットさ
れる。
【0023】更に、その光は第1のバンドパスフィルタ
5により、所定の波長帯域の光だけが透過するように帯
域制限される。この時、所定の光は紫外領域から青色領
域の光(例えば、400nmから450nmまでの光)
である。この光はコンデンサレンズ6を介して内視鏡7
のライトガイド9に導光され、導光された光は励起光と
して図示しない体腔内に照射され、その励起光に基づく
蛍光を観察するのに使用される。
【0024】前記第1のバンドパスフィルタ5を透過し
た光の内、一部の光は光ファイバ12で導光され、第2
のバンドパスフィルタ14を介して前記所定の波長帯域
以外の光を透過させ、その光を光検出器15で検出す
る。この時、第1のバンドパスフィルタ5が所定の波長
帯域の光だけを透過していれば第2のバンドパスフィル
タ14を透過する光は極めて微弱となる。
【0025】従ってその光の強度を光検出器15により
電気的に変換した電圧値は小さく、比較器16により所
定の基準電圧値Vrと比較した場合には、この基準電圧
値Vrより小さい。
【0026】一方、第1のバンドパスフィルタ5が熱の
影響によりひび割れ等が発生したり、経時的変化により
その性能が劣化した場合には、漏れ光が存在する。つま
り、第1のバンドパスフィルタ5の透過光側に所定の波
長帯域以外の光が漏れてしまう。
【0027】このような場合には、第2のバンドパスフ
ィルタ14を透過する光は増加する。従って、光検出器
15により変換された電圧値は大きくなり、比較器16
により所定の基準電圧値Vrと比較した場合には、この
基準電圧値Vrより大きくなる。
【0028】このように、第1のバンドパスフィルタ5
のひび割れや経時的変化による光学的な透過特性の劣化
等で特性変化が起こり、漏れ出た光が増加した場合、比
較器16により基準電圧値Vrと比較し、この基準電圧
値Vr以上となった場合には漏れ光が検出され、告知手
段としてのLED18を発光させて操作者に告知する。
【0029】そして、LED18が発光した場合には第
1のバンドパスフィルタ5を新しいものに交換等するこ
とにより、LED18が発光しない所定の波長帯域の光
を透過する状態に設定できる。
【0030】本実施の形態は以下の効果を有する。第1
のバンドパスフィルタ5の透過特性の劣化等を検出する
ことにより、漏れ光による蛍光画像の劣化を直ちに操作
者に知らせることができるので、常に診断に適した帯域
制限された照明光(この場合には励起光)を供給できる
状態を確保できる。従って常に精度の高い蛍光観察がで
きる環境を提供できる。
【0031】次に図3ないし図5を参照して第1の実施
の形態の第1変形例を説明する。図3は第1の実施の形
態の第1変形例を備えた蛍光観察内視鏡装置の構成を示
し、図4は回転フィルタの構成を示し、図5は回転フィ
ルタに取り付けられた各フィルタの透過特性を示す。
【0032】図3に示す内視鏡7を用いた蛍光診断装置
としての蛍光観察内視鏡装置21は、体腔内を観察する
ための内視鏡7と、この内視鏡7に装着され、蛍光像と
通常の内視鏡像を撮像する外付けテレビカメラ22と、
内視鏡7に光を供給する第1変形例の光源装置23と、
テレビカメラ22により撮像された画像信号に対する信
号処理を行うカメラコントロールユニット(CCUと略
記)24、25と、CCU24、25の出力信号に対し
て画像処理を行う画像処理装置26と、この画像処理装
置26から出力される映像信号を表示するテレビモニタ
27と、テレビカメラ22の蛍光像の一部を取り出す光
ファイバ28と、この光ファイバ28からの蛍光の波長
特性を測定する分光器29と、この分光器29による波
長特性を分析し、細菌の有無を判断する等の処理を行う
コンピュータ30とを有する。
【0033】内視鏡7は細長の挿入部31を有し、この
挿入部31の後端には操作部32が設けられ、この操作
部32の後端にはテレビカメラ22が着脱自在の接眼部
33が設けられている。
【0034】挿入部31内に挿通されたライトガイド9
は操作部32から延出されたライトガイドケーブル34
内をさらに挿通され、その端部のライトガイドコネクタ
8を光源装置23に着脱自在で装着することができる。
なお、この内視鏡7には処置具等を挿通するチャンネル
39が設けれている。
【0035】光源装置23内には第1の実施の形態と同
様にHIDランプ2等が内蔵されている。この変形例で
は図1の光源装置1において、第1のバンドパスフィル
タ5の代わりに複数のフィルタ34A,34B,34C
(図4参照)を取り付けた回転フィルタ35が配置さ
れ、この回転フィルタ35をモータ36で回転すること
により、光路上に配置されるフィルタ34J(J=A又
はB又はC)を切り換えられるようにしている。
【0036】この回転フィルタ35には図4に示すよう
に扇状の3つのフィルタ34A,34B,34Cが取り
付けられ、各フィルタ34Jの透過特性を図5に示す。
図5に示すようにフィルタ34Aは可視光域の光(換言
すると白色光)を透過(具体的には400nmから70
0nmの光を透過)する透過特性を示し、通常の内視鏡
像の観察の場合に使用される。
【0037】また、フィルタ34Bは第1のバンドパス
フィルタ5と同じように蛍光観察のために励起する所定
の波長帯域の光、つまり励起用の紫外領域から青色領域
の光(より具体的には400nmから450nm付近ま
での光)を透過する特性を有し、蛍光観察する場合に使
用される。
【0038】さらにフィルタ34Cはフィルタ34Bよ
りも短い波長帯域の紫外光を透過(具体的には300n
mから450nmの光を透過)する透過特性を有し、こ
の紫外光によりヘリコバクターピロリ等の細菌を除去
(殺菌)する場合に使用される。
【0039】つまり、この光源装置23は蛍光観察のた
めの励起光と、通常観察のための通常観察用照明光と、
細菌を除去する紫外光を内視鏡7に供給できる機能を設
けたものである。
【0040】また、この光源装置23では、モータ36
の回転軸にロータリエンコーダ37を取り付け、モータ
36の回転位置を検出することにより、光路上に設定さ
れたフィルタ34Jを検出することができるようにして
おり、このロータリエンコーダ37の出力信号はコンピ
ュータ30に入力される。
【0041】また、漏れ光検出部13の出力はコンピュ
ータ30に入力され、漏れ光を検出した場合にテレビモ
ニタ27に漏れ光が検出されたことを画像処理装置26
を介して表示できるようにしている。
【0042】さらに漏れ光検出部13の出力端とLED
18との間にアナログスイッチ38を設け、光路上に所
定のフィルタ34Bが配置された場合にONにしてその
場合に漏れ光を検出した時にはLED18で告知するよ
うにしている。尚、フィルタ34Cが配置された場合も
ONしても良い。
【0043】このアナログスイッチ38の開閉(ON/
OFF)はロータリエンコーダ37の出力信号に基づい
てコンピュータ30が制御する。
【0044】光源装置23による光は内視鏡7のライト
ガイド9により導光され、その先端面からさらに照明レ
ンズ41を経て、体腔内の胃壁40等の検査部位に照射
される。
【0045】検査部位側からの反射光或いは蛍光は先端
部に設けた対物レンズ42により、結像する。その結像
位置にはイメージガイド43の先端面が配置され、この
イメージガイド43によりその像が後端面に伝送され
る。この後端面に対向して接眼レンズ44が配置され、
通常観察の場合には肉眼により拡大観察することができ
る。
【0046】この接眼部33にテレビカメラ22が装着
された場合には、回動可能なミラー46を経てCCD4
7等で撮像される。このミラー46は通常観察の場合に
は図示しない切換手段により、図3の実線の状態に設定
され、この状態ではテレビカメラ22側に入射した光は
ミラー46で反射され、さらに反射ミラー48で反射さ
れた後、レンズ49によりCCD47に像を結ぶ。
【0047】このCCD47で光電変換された画像信号
はCCU24で信号処理されて映像信号が生成され、画
像処理装置26を経てテレビモニタ27に通常の内視鏡
像が表示されるようになっている。
【0048】また、可動ミラー46が点線で示すように
光路上から待避した状態ではテレビカメラ22側に入射
した光は光路上に配置されたハーフミラー51で一部が
反射され、レンズ52により集光して光ファイバ28の
入射側となる一方の端面に導く。
【0049】この光ファイバ28の一方の端面に入射さ
れた光は分光器29に導光され、この分光器29で蛍光
の波長特性が測定され、その測定されたデータはコンピ
ュータ30に入力される。
【0050】コンピュータ30は、入力されたスペクト
ルデータを基準となる蛍光スペクトルデータと比較する
ことにより、生体組織にヘリコバクターピロリ等の細菌
の存在の有無を判断する。つまり、生体組織にヘリコバ
クターピロリ等の細菌が存在する場合には蛍光の波長特
性が変化することを利用して、細菌の有無を判断する。
【0051】また、ハーフミラー51を透過した光は、
例えば、赤の波長の蛍光を反射し、他の緑の蛍光を透過
する特性のダイクロイックミラー53に入射する。この
ダイクロイックミラー53を透過した光は第1のICC
D(CCD付きイメージインテンシファイア)54で受
光され、ダイクロイックミラー53で反射された光はさ
らに反射ミラー55で反射された後、第2のICCD5
6で受光される。
【0052】第1及び第2のICCD54、56で光電
変換された画像信号はCCU25に入力され、信号処理
された後に画像処理装置26を経てテレビモニタ27に
蛍光画像が表示されるようになっている。
【0053】分光器29からの分光データの解析によ
り、コンピュータ30は細菌が存在すると判断した場合
にはモータ36を回転させてフィルタ34Cが光路上に
位置するように設定し、内視鏡7のライトガイド9を介
して殺菌用の紫外光を導光し、体腔内の細菌をこの紫外
線の照射により除菌する。
【0054】次にこの蛍光観察内視鏡装置21の作用を
説明する。通常の内視鏡像を観察する際には、図示しな
い選択スイッチで通常観察の指示を行うことにより、コ
ンピュータ30はモータ36を回転させて、ロータリエ
ンコーダ37の回転位置信号を参照してフィルタ34A
が光路上に位置するように設定する。
【0055】また、この状態ではコンピュータ30はア
ナログスイッチ38をOFFの状態にする。さらにこの
状態では漏れ光検出部13の出力を取り込まない。
【0056】そして、フィルタ34Aが光路上に位置す
る状態で、HIDランプ2の光は回転フィルタ35を透
過して白色光となり、この白色光は内視鏡7のライトガ
イド9を介し、体腔内の胃壁40等の検査部位側に照射
される。
【0057】その反射光による像がイメージガイド43
により伝送され、外付けテレビカメラ22のCCD47
により画像化される。この際、外付けテレビカメラ22
において、可動ミラー46は図3の実線の位置に配置さ
れ、外付けテレビカメラ22に入射した光はCCD47
で受光される。
【0058】このCCD47の画像信号は通常内視鏡像
を生成するCCU24に入力され、信号処理された後、
画像処理装置26を経てテレビモニタ27に内視鏡画像
が表示される。
【0059】一方、蛍光観察時には図示しない選択スイ
ッチで蛍光観察の指示を行うことにより、コンピュータ
30はモータ36を回転させて、ロータリエンコーダ3
7の回転位置信号を参照してフィルタ34Bが光路上に
位置するように設定する。
【0060】また、この状態ではコンピュータ30はア
ナログスイッチ38をONの状態にする。さらにこの状
態では漏れ光検出部13の出力が“H”となった場合に
はコンピュータ30は割り込み信号としてその出力を取
り込み可能な状態となる。
【0061】そして、フィルタ34Bが光路上に位置す
る状態で、HIDランプ2の光は回転フィルタ35のフ
ィルタ34Bを透過して励起光となり、この励起光は内
視鏡7のライトガイド9を介し、体腔内の検査部位側に
照射される。
【0062】検査部位の組織側から発生した蛍光はイメ
ージガイド43及び外付けテレビカメラ22により画像
化する。このとき、外付けテレビカメラ22では可動ミ
ラー46は点線の位置に移動され、例えば赤と緑の蛍光
を観察する2つのICCD54、56で蛍光を検出し、
CCU25により画像を生成する。
【0063】更に、その各画像は画像処理装置26によ
り重み付けや線形補正、差分等の処理がされた後、テレ
ビモニタ27に擬似カラーで病変部位及び正常部位と判
断された画像として表示される。この蛍光観察時には蛍
光の一部を光ファイバ28により取り出し、その蛍光の
波長特性を分光器29で測定する。
【0064】その分光された分光データはコンピュータ
30にて分析し、細菌の存在の有無を判断する。そし
て、細菌が有りと判断した場合には回転フィルタ35を
フィルタ34Cが光路上に位置する状態に設定し、その
場合にライトガイド7側に入射される殺菌用の紫外光に
より細菌を除菌する。
【0065】除菌に必要な時間が経過すると、コンピュ
ータ30は再びモータ36を回転させて、フィルタ34
Bが光路上に位置する状態に設定し、再び蛍光画像を観
察できる状態にする。
【0066】蛍光観察状態では漏れ光を検出する状態で
あり、フィルタ34Bがひび割れ等で漏れ光が発生する
状態になると、第1の実施の形態と同様にLED18の
発光により、操作者に告知する状態になると共に、漏れ
光が存在すると、コンピュータ30に割り込み信号で漏
れ光が存在することが取り込まれる。そして、コンピュ
ータ30は画像処理装置26を介してテレビモニタ27
の表示面に漏れ光が存在する状態になった旨の表示を行
い、操作者に告知する。
【0067】操作者はこのテレビモニタ27を常時観察
して診断などを行っているので、その表示面に漏れ光が
存在する表示を行うと、操作者は直ちに漏れ光の発生を
知ることができる。
【0068】この第1変形例によれば、以下の効果があ
る。蛍光観察した場合にその際の分光特性データによ
り、細菌の有無を判断し、細菌が有ると判断された場合
には除菌することが可能となる。また、第1の実施の形
態と同様の効果があると共に、漏れ光が検出された場合
にはテレビモニタ27で表示することもできる。このた
め、漏れ光が検出された場合には、操作者は直ちにその
漏れ光が発生したことを知ることができる。
【0069】次に第1の実施の形態の第2変形例を図6
ないし図8を参照して説明する。図6は第1の実施の形
態の第2変形例を備えた内視鏡装置を示し、図7は回転
フィルタの構成を示し、図8は回転フィルタに取り付け
たフィルタの透過特性を示す。
【0070】図6に示すように内視鏡装置61は内視鏡
7と、この内視鏡7のライトガイド7に通常観察の照明
光を供給する光源装置62と、内視鏡7のチャンネル3
9に挿通された光ファイバ63に励起光を供給する等の
機能を備えた第2変形例の光源装置64と、分光器29
の分光データを解析するコンピュータ30とを有する。
【0071】内視鏡7のライトガイド9には光源装置6
2によりランプ65で発光させた白色光がコンデンサレ
ンズ66を経て供給され、胃壁40等の検査部位に照射
される。この状態では接眼部44から肉眼で通常観察を
行うことができる。
【0072】一方、第2変形例の光源装置64は第1変
形例と同様に、蛍光観察のための励起用光源として使用
できると共に、ヘリコバクターピロリ等の細菌の有無を
検出を検出する励起用光源として使用でき、かつ細菌の
存在が検出された場合には除菌のための紫外光を発生す
る機能も有している。
【0073】この光源装置64は図3の光源装置23に
おいて、HIDランプ2として水銀ランプ2′が採用さ
れ、かつ3つのフィルタ34A,34B,34Cを設け
た回転フィルタ35の代わりに図7に示すように2つの
フィルタ34B,34Cを設けた回転フィルタ35′が
採用されている。
【0074】また、バンドパスフィルタ12とコンデン
サレンズ6との間の光路上にダイクロイックミラー68
が配置されており、このダイクロイックミラー68は蛍
光の波長帯域の光は反射し、その他の励起光等の短波長
の光は透過させる特性を有し、光ファイバ63で導光さ
れた蛍光を反射して分光器29に導き、分光データを得
ることができるようにしている。
【0075】回転フィルタ35′に取り付けられた2つ
のフィルタ34B,34Cの透過特性を図8に示す。図
8に示すように一方のフィルタ34Bは波長が400n
mから450nmの光を透過し、他方のフィルタ34C
は波長が300nmから450nmの光を透過する。そ
の他の構成は第1変形例で説明したものと同様の構成で
あり、同じ構成要素には同じ符号を付けてその説明を省
略する。
【0076】次に第2変形例を備えた内視鏡装置61の
作用を説明する。通常の内視鏡観察を行う場合には光源
装置62からの照明光で白色光のもとでの観察を行うこ
とができる。
【0077】そして、ヘリコバクターピロリ等の細菌の
有無を検査することを望む場合には内視鏡7のチャンネ
ル39に図6に示すように光ファイバ63を挿通し、そ
の手元側を光源装置64に接続し、蛍光を分光器29に
取り込み可能な状態に設定する。
【0078】そして、ライトガイド9には光源装置62
からの照明光が供給されない状態に設定すると共に、光
源装置64による光が光ファイバ63に供給される状態
に設定する。この場合、コンピュータ30は回転フィル
タ35′をフィルタ34Bが光路上に位置するように設
定する。また、コンピュータ30はアナログスイッチ3
8をONし、漏れ光検出部13が漏れ光を検出した場合
にはLED18は発光する状態になる。
【0079】水銀ランプ2′から発生した光は熱カット
フィルタ4を透過し、さらに回転フィルタ35′のフィ
ルタ34Bを経て特定の波長帯域の光となり、ダイクロ
イックミラー68及びコンデンサレンズ6を経て光ファ
イバ63の入射側となる一方の端面に入射し、その光を
体腔内の胃壁40等の検査部位に照射し、蛍光を発生さ
せる。
【0080】より具体的には、回転フィルタ35′に入
射される光はフィルタ34Bを透過することにより、4
00nmから450nmの光が体腔内に照射され、その
光により蛍光が発生する。
【0081】蛍光はその一部が光ファイバ63に入射さ
れ、手元側の端面からコンデンサレンズ5、ダイクロイ
ックミラー68を経て分光器29に入射され、分光され
る。この分光器29で分光されたスペクトル光は、図示
しない光検出器で光電変換されてコンピュータ30に取
り込まれる。
【0082】コンピュータ30では蛍光の波長特性の変
化を分析し、細菌の有無を判断する。もし、細菌が存在
する場合には、前記回転フィルタ35′をモータ36を
介して回転させ、フィルタ34Bの代わりにフィルタ3
4Cを光路上に配置する。
【0083】フィルタ34Cを光路上に配置することに
より、体腔内には300nmから450nmの紫外光が
照射され、細菌を殺菌することができる。そして、分析
されたデータからその殺菌処理に必要とされる標準の時
間が経過すると、コンピュータ30は回転フィルタ3
5′をモータ36を介して回転させ、フィルタ34Cの
代わりにフィルタ34Bを光路上に配置する。
【0084】そして、再び分光器29を介してコンピュ
ータ30に入力されるデータにより、細菌の有無を判断
し、細菌が検出されない状態になるまで同様の処理を行
うことにより、確実に除菌できる。その他の作用は第1
の実施の形態と同様である。
【0085】この第2変形例は以下の効果を有する。細
菌の有無を判断するための青色光による分析と殺菌を連
続的に行うことができるので、効率の良い除菌が可能と
なる。
【0086】なお、第2変形例の光源装置64は内視鏡
7のライトガイドコネクタ8をこの光源装置64に接続
して蛍光観察する場合の励起用光源として使用すること
もできる。この場合には内視鏡7の接眼部33に蛍光像
を撮像するテレビカメラ22等を装着して使用すること
が必要になる。
【0087】なお、第2変形例では回転フィルタ35′
を回転させてこの回転フィルタ35′に設けた複数のフ
ィルタ34B,34Cを切り換えて細菌を除去する光を
発生させるようにしているが、図9に示すようにレーザ
光源のレーザ光を励起光として用い、細菌が検出された
場合には殺菌灯の紫外光を照射する構成にしても良い。
【0088】つまり、図9の光源装置71ではレーザ7
2によるレーザ光を励起光として内視鏡7のチャンネル
39に挿通された光ファイバ73の一端にハーフミラー
74で一部を反射させて供給し、光ファイバ73の他端
から胃壁40等の検査部位に照射する。レーザ光源とし
てはN2 レーザ、He−cdレーザ等の青色のレーザ光
を発生するものを採用できる。
【0089】このレーザ光で励起された胃壁40等の生
体組織からの蛍光をこの光ファイバ73で検出し、この
光ファイバ73により導光された光は一部がハーフミラ
ー74を透過して分光器29に入射され、分光器29で
分光測定された分光データはコンピュータ30に送ら
れ、データの解析によりヘリコバクターピロリ等の細菌
の有無が判断される。
【0090】そして、細菌が有りと判断した場合には、
コンピュータ30は水銀ランプ2′の光路上のシャッタ
75を開く制御を行い水銀ランプ2′の紫外光をコンデ
ンサレンズ6で集光し、光ファイバ76の一端に供給さ
れるようにする。
【0091】この光ファイバ76は光ファイバ73と同
様に内視鏡7のチャンネル39内に挿通されており、他
端から胃壁40等の生体組織に向けて導光した紫外光を
照射し、細菌を殺菌するようにしている。
【0092】次に作用を説明する。レーザ72により青
色光を発生し、ハーフミラー74を介し、光ファイバ7
3に青色光を導光する。その光ファイバ73は内視鏡7
のチャンネル39に挿通されており、光ファイバ73を
介して青色光を生体組織に照射する。
【0093】この時、生体組織にヘリコバクターピロリ
等の細菌が存在する場合には、蛍光の波長特性が変化
し、その蛍光を光ファイバ73を介し検出する。そし
て、その蛍光の変化、つまり検出した蛍光スペクトルを
分光器29及びコンピュータ30により基準となる蛍光
スペクトルと比較することで解析し、細菌の有無を判断
する。
【0094】ここで、細菌が存在すると判断された場合
には、コンピュータ30は殺菌灯として機能する水銀ラ
ンプ2′の光路上で光ファイバ76に対向する位置に配
置したシャッタ75を開放し、殺菌灯による紫外光を生
体組織に照射し、殺菌を行う。
【0095】この光源装置71によれば、ヘリコバクタ
ーピロリ等の殺菌の存在を検知し、殺菌が存在する時の
み殺菌灯を照射することによって正常組織への影響を極
めて少なくし、除菌することができる。
【0096】(第2の実施の形態)図10及び図11を
参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図10
は第2の実施の形態の光源装置の構成を示し、図11は
インジケータの構成を示す。
【0097】図10に示すように本発明の第2の実施の
形態の光源装置81はHIDランプ2の直後の光路上に
第2の光ファイバ82の一端側が配置され、その一端側
に入射された光を他端に伝送し、他端から出射される光
を第2の検出器83で検出する。つまり、第2の光ファ
イバ82により、光源手段としてのHIDランプ2の照
明光を第2の検出器83に導光して、この第2の検出器
83によってその照明光の光強度(光量)を検出するよ
うにしている。
【0098】また、バンドパスフィルタ5の直後には第
1の実施の形態と同様に光ファイバ12の一端側が配置
され、この光ファイバ12の一端側に入射された光を他
端に伝送し、他端から出射される光を第1の検出器15
で検出する。
【0099】第1及び第2の光検出器15と83の各出
力は第1及び第2のアンプ84及び85でそれぞれ増幅
された後、前記第1及び第2のアンプ84及び85の差
動信号を得る差動アンプ86に入力される。
【0100】また、第2のアンプ85の出力は更に増幅
する第3のアンプ87に入力される。前記差動アンプ8
6及び第3のアンプ87の出力信号はデジタル信号に変
換する第1及び第2ののA/D変換器88と89にそれ
ぞれ入力され、アナログ信号からそれぞれデジタル信号
に変換された後、表示部90を構成する第1及び第2イ
ンジケータ91A及び91Bにそれぞれ入力され、第1
及び第2インジケータ91A及び91Bに入力される信
号をそれぞれ段階的に表示するようにしている。
【0101】図11は例えば第1インジケータ91Aの
構成例を示したもので、緑と赤の2種類のLEDが5つ
配列され、緑と赤のLEDの領域はそれぞれ分割されて
いる。
【0102】各LEDの信号端は前記A/D変換器88
及び89のデジタル出力端と接続されており、デジタル
信号のレベルにより前記LEDが順次発光されるように
なっている。
【0103】例えば、図11の最も下のLEDが最も下
位のビットの信号レベルを表示し、最も上のLEDが最
も上位のビットの信号レベルを表示するようになってい
る。従って、第1インジケータ91Aに入力されるデジ
タル信号のレベルが小さいレベル側から大きくなるにつ
れ、点灯するLEDが下のものから順次上の方まで点灯
するようになる。なお、第2インジケータ91Bの構成
も同様である。
【0104】なお、LEDの数及びLEDの色は本実施
の形態で説明したものに限定されるものではない。次に
本実施の形態の作用を説明する。
【0105】HIDランプ2の光は光ファイバ82で検
出され、この光は光検出器83で電気信号に変換され
る。また、この光からさらにバンドパスフィルタ5を透
過した光が光ファイバ12により検出され、この光は光
検出器15で電気信号に変換される。
【0106】これら光検出器15、83の信号はそれぞ
れアンプ84及び85で増幅され、それぞれの光強度に
対応した信号を差動アンプ86により差動出力を得るこ
とによって、バンドパスフィルタ5を透過した光量を検
出できる。
【0107】この作動アンプ86の出力はA/D変換器
88によりデジタル信号に変換され、前記光量に応じて
第1インジケータ91Aを点灯する。つまり、バンドパ
スフィルタ5においては所定の波長帯域の光のみを透過
している際は、アンプ84及び85の信号の差分は最大
となり、バンドパスフィルタ5の劣化或いはひび割れ等
に伴ってその信号の差分は減少する。
【0108】その差分の信号レベルを第1インジケータ
91Aで表示することによってバンドパスフィルタ5の
熱による影響や経時的変化を検出できる。例えば、バン
ドパスフィルタ5が正常に動作している場合には、図1
1に示す5つ全てのLEDが点灯し、熱の影響や経時的
変化が発生した場合には図11の上側のLEDから順次
消灯する。
【0109】そして、交換が必要とされる程度に劣化し
た場合には上位側の緑のLEDは消灯し、下位側の赤の
LEDのみが点灯する。この状態を視認することによ
り、使用者はバンドパスフィルタ5を交換すべきことを
知ることができる。
【0110】一方、光検出器83から出力された信号を
アンプ85及び87で増幅し、その信号をA/D変換器
89によりデジタル信号に変換し、その出力に応じて第
2インジケータ91Bを点灯する。
【0111】そのデジタル信号はHIDランプ2の光量
に応じた値となる。つまり、HIDランプ2の光強度に
応じて第2インジケータ91BにおけるLEDが順次点
灯するので、HIDランプ2の寿命による出力の低下を
検出できる。
【0112】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。第1の実施の形態の形態の効果に加えて、HIDラ
ンプ2の寿命による出力低下による蛍光像の劣化を速や
かに知る事ができる。
【0113】更に、前記バンドパスフィルタ5の劣化及
びHIDランプ2の出力低下をインジケータ91A,9
1Bによりに段階的に示すことで交換時期をより確実に
知ることが可能となる。
【0114】なお、図10において、HIDランプ2と
第2の光ファイバ82との間に熱カットフィルタ4を配
置するようにして、第2の光ファイバ82により熱カッ
トフィルタ4を通した光を検出し、また光ファイバ12
はさらにバンドパスフィルタ5を通した光を検出するよ
うにしても良い。
【0115】なお、例えば図1において、光ファイバ1
2の上端は光路中の中央付近に位置しているが、光路の
上端まで延ばして光ファイバ12に入射される検出光と
して上下方向の全域をカバーするように配置すると共
に、この光ファイバ12を紙面に垂直な方向に移動する
移動手段を設けるようにしても良い。
【0116】このように透過光の検出手段を形成し、光
路中の小さな一部を占有し、その一部からの光を取り込
む光ファイバ12を光路中の全域をカバーするようにス
キャンする手段を設けると、光ファイバ12は光路上の
バンドパスフィルタ5の全域に対してその任意の部位が
劣化したりひび割れ等して透過光の特性変化が生じた場
合にも、その場合の漏れ光(或いは劣化による光)を検
出して光検出器15に導光できるようになり、より確実
にバンドパスフィルタ5の特性変化を検出できるように
なる。
【0117】なお、上述した実施の形態等における構成
の一部等を部分的に組み合わせる等して構成される実施
の形態等も本発明に属する。
【0118】[付記] 1.広帯域の照明光を発生する光源手段と、前記光源手
段から出力される照明光の波長帯域を制限する帯域制限
フィルタ手段と、前記帯域制限フィルタ手段を透過する
照明光を検出する透過光検出手段と、を具備したことを
特徴とする光源装置。
【0119】2.広帯域の照明光を発生する光源手段
と、前記光源手段から出力される照明光の波長帯域を制
限する帯域制限フィルタ手段と、前記帯域制限フィルタ
手段を透過する照明光を検出する透過光検出手段と、前
記透過光検出手段の出力に応じて前記帯域制限フィルタ
手段の光透過特性の変化状態を検出する透過特性検出手
段と、を具備したことを特徴とする光源装置。
【0120】3.2の光源装置であって、前記透過光検
出手段は、前記帯域制限フィルタ手段の不透過領域とし
て設定された帯域の光を検出する光源装置。 4.3の光源装置であって、前記透過光検出手段は、前
記帯域制限フィルタ手段の不透過領域として設定された
帯域のうち、少なくとも一部の帯域を透過させる第2の
フィルタ手段を有する光源装置。 5.2の光源装置であって、さらに、透過特性検出手段
の出力に応じて、前記帯域制限フィルタ手段の光透過特
性の変化状態を表示する表示手段を具備する光源装置。
【0121】6.広帯域の照明光を発生する光源手段
と、前記光源手段から発生される照明光の光強度を検出
する光源光検出手段と、前記光源手段から出力される前
記照明光の波長帯域を制限する帯域制限フィルタ手段
と、前記帯域制限フィルタ手段を透過する照明光の光強
度を検出する透過光検出手段と、前記光源光検出手段と
前記透過光検出手段の出力手段の出力に応じて、前記帯
域制限フィルタ手段の光透過特性の変化状態を検出する
透過特性検出手段と、を具備したことを特徴とする光源
装置。
【0122】7.6の光源装置であって、前記透過特性
検出手段は、前記透過光検出手段の出力信号と前記透過
光検出手段の出力信号とを比較する比較手段を有する光
源装置。 8.6又は7の光源装置であって、前記透過光検出手段
の出力信号に応じて、前記帯域制限フィルタ手段の光透
過特性の変化状態を表示する表示手段を具備する光源装
置。 9.8の光源装置であって、前記表示手段は、前記帯域
制限フィルタ手段の光透過特性の変化状態を段階的に表
示する光源装置。
【0123】10.6の光源装置であって、前記透過特
性検出手段は、前記光源光検出手段の出力信号に応じ
て、前記光源手段の発生する照明光強度の変化状態を表
示する光源状態表示手段を具備する光源装置。
【0124】11.10の光源装置であって、前記光源
状態表示手段は、前記光源手段の発生する照明光強度の
変化を段階的に表示する光源装置。 12.2の光源装置であって、前記前記透過光検出手段
は、前記光源手段の光路上に配置された前記帯域制限フ
ィルタ手段における光路の全域をカバーするようにスキ
ャン手段を有する光源装置。
【0125】13.経内視鏡的に蛍光を観察するため、
組織から蛍光を励起するための青色光を発生させる白色
光 を発する高圧金属蒸気放電ランプと青色光を透過す
るバンドパスフィルタの組み合わせから成る蛍光観察用
光源装置において、前記バンドパスフィルタを透過した
青色光以外の光を検出する第1の光検出手段と、前記第
1の光検出手段の出力を比較する比較器と、前記第1の
光検出手段の出力が前記既定値以上あるいは以下になっ
た場合、操作者に告知する第1の表示手段より構成され
る蛍光観察用光源装置。
【0126】14.13の蛍光観察用光源装置であっ
て、前記高圧金属蒸気放電ランプの白色光を検出する第
2の検出手段と、前記第1の検出手段の出力と、前記第
2の検出手段の出力を比あるいは差を求める比較手段
と、前記第1の表示手段に加えて前記比較手段の出力を
表示する第2の表示手段を合わせもつ蛍光観察用光源装
置。 15.13の蛍光観察用光源装置であって、前記表示装
置は複数のLEDが並んだインジケータである蛍光観察
用光源装置。
【0127】16.紫外光を発生する光源と、青色光を
発生する光源と、前記光を経内視鏡的に体腔内に導光す
る光ファイバと、前記青色光を組織に照射した際、発生
する蛍光をスペクトルに分解して分析する分析器と、そ
のスペクトルによりヘリコバクターピロリ等の細菌の存
在を検出するとともに、細菌の存在に同期して前記紫外
光を体腔内に照射するシャッタ手段より構成される蛍光
診断治療装置。
【0128】(付記16〜21の背景)一方、ヘリコバ
クターピロリ菌が胃粘液内に存在する場合、潰痕を発生
しやすく、癌化につながる可能性が高いと言われてい
る。ヘリコバクターピロリ菌の除去のために通常薬を使
った除去方法が知られているが、薬を継続的に服用しな
ければならない。 (付記16〜21の目的)ヘリコバクターピロリ等の細
菌の存在を検知し、細菌が存在する時のみ殺菌用紫外光
を照射することによって正常組織への影響を極めて少な
くし、除去を可能とする蛍光診断治療装置の提供。 (付記16〜21の効果)ヘリコバクターピロリ等の細
菌の存在を検知し、細菌が存在する時のみ紫外光を照射
することによって正常組織への影響を極めて少なくし、
除菌することができる。
【0129】17.16の蛍光診断治療装置であって、
前記紫外光を発生する光源は高圧金属蒸気放電ランプで
ある蛍光診断治療装置。 18.16の蛍光診断治療装置であって、前記紫外光と
青色光の切り換えは複数のフィルタの切り換えによる蛍
光診断治療装置。
【0130】19.紫外光を発生する光源と、青色光を
発生する光源と、前記紫外光及び青色光を体腔内に導光
する光ファイバと、前記青色光を組織に照射した際、発
生する蛍光をスペクトルに分解して分析する分析手段
と、前記スペクトルによりヘリコバクターピロリ等の細
菌の存在を検出するとともに、細菌の存在を判断し、前
記細菌が存在すると判断した場合には前記紫外光を体腔
内に照射する制御手段と、を具備する蛍光診断治療装
置。
【0131】20.19の蛍光診断治療装置であって、
前記光ファイバは内視鏡のライトガイドである蛍光診断
治療装置。 21.19の蛍光診断治療装置であって、前記光ファイ
バは内視鏡のチャンネル内に挿通される蛍光診断治療装
置。 22.19の蛍光診断治療装置であって、前記制御手段
はコンピュータである蛍光診断治療装置。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、広
帯域の照明光を発生する光源手段と、前記光源手段から
出力される照明光の波長帯域を制限する帯域制限フィル
タ手段と、前記帯域制限フィルタ手段を透過する照明光
を検出する透過光検出手段と、前記透過光検出手段の出
力に応じて前記帯域制限フィルタ手段の光透過特性の変
化状態を検出する透過特性検出手段と、を設けているの
で、前記帯域制限フィルタ手段を透過した帯域制限され
た照明光の光透過特性の変化状態を検出することができ
るので、検出された場合には帯域制限フィルタ手段を交
換する等することにより、常に診断に適した帯域制限さ
れた照明光の供給を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光源装置の構成を
示す図。
【図2】フィルタの透過特性等を示す概略の特性図。
【図3】第1の実施の形態の第1変形例を備えた蛍光観
察内視鏡装置の構成図。
【図4】回転フィルタの構成を示す正面図。
【図5】回転フィルタに取り付けられた各フィルタの波
長特性を示す特性図。
【図6】第1の実施の形態の第2変形例を備えた内視鏡
装置の構成図。
【図7】回転フィルタの構成を示す正面図。
【図8】図7の回転フィルタに取り付けたフィルタの透
過特性を示す特性図。
【図9】除菌する機能を備えた光源装置の構成を示す
図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の光源装置の構成
を示す図。
【図11】インジケータの構成を示す図。
【符号の説明】
1…光源装置 2…HIDランプ 3…電源 4…熱カットフィルタ 5…第1のバンドパスフィルタ 6…コンデンサレンズ 7…内視鏡 8…ライトガイドコネクタ 9…ライトガイド 11…透過光監視手段 12…光ファイバ 13…漏れ光検出部 14…第2のバンドパスフィルタ 15…光検出器 16…比較器 17…可変抵抗器 18…LED 21…蛍光観察内視鏡装置 22…テレビカメラ 24,25…CCU 28…光ファイバ 29…分光器 30…コンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 吉原 雅也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 平尾 勇実 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 道口 信行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域の照明光を発生する光源手段と、 前記光源手段から出力される照明光の波長帯域を制限す
    る帯域制限フィルタ手段と、 前記帯域制限フィルタ手段を透過する照明光を検出する
    透過光検出手段と、 前記透過光検出手段の出力に応じて前記帯域制限フィル
    タ手段の光透過特性の変化状態を検出する透過特性検出
    手段と、 を具備したことを特徴とする光源装置。
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