JPH10308538A - 熱電素子及びその製造方法 - Google Patents
熱電素子及びその製造方法Info
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- JPH10308538A JPH10308538A JP9117817A JP11781797A JPH10308538A JP H10308538 A JPH10308538 A JP H10308538A JP 9117817 A JP9117817 A JP 9117817A JP 11781797 A JP11781797 A JP 11781797A JP H10308538 A JPH10308538 A JP H10308538A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的強度の向上した熱電素子及びその製造
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 テルル,ビスマス,セレン,アンチモン
の少なくとも二種以上の材料及び必要に応じて電子濃度
を制御するためのドーパントを秤量し、次いで高純度珪
素粉末を加えて混合し、溶解合金生成工程においてBi
4 (SiO4 )3として合金中の不純物酸素を除去分離
する。
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 テルル,ビスマス,セレン,アンチモン
の少なくとも二種以上の材料及び必要に応じて電子濃度
を制御するためのドーパントを秤量し、次いで高純度珪
素粉末を加えて混合し、溶解合金生成工程においてBi
4 (SiO4 )3として合金中の不純物酸素を除去分離
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱電素子及びその製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題の観点から、脱フロン化
への移行は急速に高まっている。ペルチェ素子は、冷媒
を用いない全固体型の冷却・発電素子であり、小型,計
量,精密温度制御が可能な素子として幅広く使用されて
いる。特に、最近においては、マイクロエレクトロニク
スの進歩と重なりCPUの冷却素子として需要が拡大し
ている。
への移行は急速に高まっている。ペルチェ素子は、冷媒
を用いない全固体型の冷却・発電素子であり、小型,計
量,精密温度制御が可能な素子として幅広く使用されて
いる。特に、最近においては、マイクロエレクトロニク
スの進歩と重なりCPUの冷却素子として需要が拡大し
ている。
【0003】ここで、ビスマステルル系材料は、室温付
近でも最も性能指数が高い材料であり、ペルチェ素子と
して最も良く使用されている。一方、この材料の欠点と
しては、空間群R3mに属する層状化合物であり、層間
の弱いファンデア・ワールス結合によって破壊が起こる
脆性材料である。
近でも最も性能指数が高い材料であり、ペルチェ素子と
して最も良く使用されている。一方、この材料の欠点と
しては、空間群R3mに属する層状化合物であり、層間
の弱いファンデア・ワールス結合によって破壊が起こる
脆性材料である。
【0004】よって、ビスマステルル系熱電材料を工業
的に利用するためには、熱電性能を向上させながら、脆
性を克服するための機械的強度を向上させることが重要
となっている。特に情報携帯端末装置の小型化にともな
うチップの小型化と発熱量の増大により軽量小型モジュ
ールの需要が増大している。小型モジュールで吸熱量を
向上させるためには、対数を増加させなけれあばならな
い。よって、モジュールを構成するためのチップサイズ
を小さくする必要がある。
的に利用するためには、熱電性能を向上させながら、脆
性を克服するための機械的強度を向上させることが重要
となっている。特に情報携帯端末装置の小型化にともな
うチップの小型化と発熱量の増大により軽量小型モジュ
ールの需要が増大している。小型モジュールで吸熱量を
向上させるためには、対数を増加させなけれあばならな
い。よって、モジュールを構成するためのチップサイズ
を小さくする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイク
ロエレクトロニクスへの分野にペルチェ素子が浸透して
いくことはチップサイズが数μmから数10μmまでの
機械加工ができるだけの機械的強度を有しながら、高性
能を素子を得ることであるが、ビスマステルル系材料の
強度に関する研究においては、『Powder Met.Tech.,253
(1962)』において、80〜104MPa程度の曲げ強度
が得られたとの報告があるが、粉末焼結体の製造方法が
詳細に記載されているものではない。
ロエレクトロニクスへの分野にペルチェ素子が浸透して
いくことはチップサイズが数μmから数10μmまでの
機械加工ができるだけの機械的強度を有しながら、高性
能を素子を得ることであるが、ビスマステルル系材料の
強度に関する研究においては、『Powder Met.Tech.,253
(1962)』において、80〜104MPa程度の曲げ強度
が得られたとの報告があるが、粉末焼結体の製造方法が
詳細に記載されているものではない。
【0006】脆性材料の欠点を改良する方法として、例
えばホットプレス法を用いた製造方法の提案が『特開昭
64-37456号公報』に開示されている。これによれば、粉
末焼結体中の粉末粒子径を37〜74μm程度に揃えて
製造歩留りの高い熱半導体を得ることができる、との記
載がある。またこの方法においては、粉末粒子径を10
μm以下であると粒界が非常に多くなり、ドーピング制
御が困難となる上、粒界でのキャリアの散乱により移動
度が低下することにより、特性が低下する。また、粉末
の凝集が起こり易くなり扱いが困難である、との記載が
ある。なお、具体的な強度についての開示はない。
えばホットプレス法を用いた製造方法の提案が『特開昭
64-37456号公報』に開示されている。これによれば、粉
末焼結体中の粉末粒子径を37〜74μm程度に揃えて
製造歩留りの高い熱半導体を得ることができる、との記
載がある。またこの方法においては、粉末粒子径を10
μm以下であると粒界が非常に多くなり、ドーピング制
御が困難となる上、粒界でのキャリアの散乱により移動
度が低下することにより、特性が低下する。また、粉末
の凝集が起こり易くなり扱いが困難である、との記載が
ある。なお、具体的な強度についての開示はない。
【0007】また、『J.Ceram.Soc.Jap
an,104,109−115(1996)』において
も、ホットプレス法を用いて熱電性能向上と強度の向上
に関する報告がある。ここで結晶粒子径が約3〜25μ
mの範囲で粒子径と圧縮強度との関係が記載されてお
り、3〜11MPaの圧縮強度が得られている。結晶体
には酸化物が生成されていると報告されている。圧縮強
度に関しては通常のセラミックス材料の1/10以下の
強度であり、実際工業的にハンドリングする場合には、
問題を生じる。また、その熱電性能もp型で 2.6×10-3
K-1, n型で2.0×10-3 K-1と性能的には十分とはいな
い。
an,104,109−115(1996)』において
も、ホットプレス法を用いて熱電性能向上と強度の向上
に関する報告がある。ここで結晶粒子径が約3〜25μ
mの範囲で粒子径と圧縮強度との関係が記載されてお
り、3〜11MPaの圧縮強度が得られている。結晶体
には酸化物が生成されていると報告されている。圧縮強
度に関しては通常のセラミックス材料の1/10以下の
強度であり、実際工業的にハンドリングする場合には、
問題を生じる。また、その熱電性能もp型で 2.6×10-3
K-1, n型で2.0×10-3 K-1と性能的には十分とはいな
い。
【0008】本発明は上記問題に鑑み、材料中にドナー
として作用し、強度低下の原因となる材料中の酸素を除
去することにより優れた熱電性能と優れた材料強度を有
する熱電材料とその製造方法を提供することを課題とす
る。
として作用し、強度低下の原因となる材料中の酸素を除
去することにより優れた熱電性能と優れた材料強度を有
する熱電材料とその製造方法を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは性能指数を
高めながら、材料強度を高める方法を鋭意研究を重ねた
結果、熱電材料の原料及び熱電材料を製造する全プロセ
スで酸素の濃度を100ppm以下に制御することによ
りキャリア濃度の制御が容易となり、粒界に酸化不純物
が無いため粒子間同士の結合が強い熱電材料を得ること
ができることを知見した。特に、ビスマス,テルル,ア
ンチモン,セレン等の素原料粉,フラグメント,ショッ
トを溶解してビスマステルル系熱電材料の合金を製造す
る場合に、出発元素材料の表面酸化皮膜から混入する酸
素を、水素添加による猛毒のカルコゲナイト水素化物
(セレン化水素,テルル化水素)を発生させることがな
く、合金中の酸素を除去する方法として高純度Si粉末
を添加し、両化合物の比重差と溶解温度の差を利用して
酸素をBi4 (SiO4 )3 として析出分離させる方法
が有効であることを知見した。さらに、機械的強度を向
上する目的で、出発原料粒子を小さくしていき焼結後の
粒子径を10μm未満にすることにより機械的な強度が
極めて向上することを知見した。
高めながら、材料強度を高める方法を鋭意研究を重ねた
結果、熱電材料の原料及び熱電材料を製造する全プロセ
スで酸素の濃度を100ppm以下に制御することによ
りキャリア濃度の制御が容易となり、粒界に酸化不純物
が無いため粒子間同士の結合が強い熱電材料を得ること
ができることを知見した。特に、ビスマス,テルル,ア
ンチモン,セレン等の素原料粉,フラグメント,ショッ
トを溶解してビスマステルル系熱電材料の合金を製造す
る場合に、出発元素材料の表面酸化皮膜から混入する酸
素を、水素添加による猛毒のカルコゲナイト水素化物
(セレン化水素,テルル化水素)を発生させることがな
く、合金中の酸素を除去する方法として高純度Si粉末
を添加し、両化合物の比重差と溶解温度の差を利用して
酸素をBi4 (SiO4 )3 として析出分離させる方法
が有効であることを知見した。さらに、機械的強度を向
上する目的で、出発原料粒子を小さくしていき焼結後の
粒子径を10μm未満にすることにより機械的な強度が
極めて向上することを知見した。
【0010】かかる知見に基づく本発明は以下により特
定されるものである。
定されるものである。
【0011】本発明の熱電素子材料の製造方法は、テル
ル,ビスマス,セレン,アンチモンの少なくとも二種以
上の材料及び必要に応じて電子濃度を制御するためのド
ーパントを秤量し、次いで高純度珪素粉末を加えて混合
し、溶解合金生成工程においてBi4 (SiO4 )3 と
して合金中の不純物酸素を除去分離することを特徴とす
る。
ル,ビスマス,セレン,アンチモンの少なくとも二種以
上の材料及び必要に応じて電子濃度を制御するためのド
ーパントを秤量し、次いで高純度珪素粉末を加えて混合
し、溶解合金生成工程においてBi4 (SiO4 )3 と
して合金中の不純物酸素を除去分離することを特徴とす
る。
【0012】本発明の熱電素子材料は、テルル,ビスマ
ス,セレン,アンチモンの少なくとも二種以上の材料
に、高純度珪素粉末を加えて混合してなり、溶解合金生
成工程においてBi4 (SiO4 )3 として合金中の不
純物酸素を除去分離して熱電素子材料とすることを特徴
とする。
ス,セレン,アンチモンの少なくとも二種以上の材料
に、高純度珪素粉末を加えて混合してなり、溶解合金生
成工程においてBi4 (SiO4 )3 として合金中の不
純物酸素を除去分離して熱電素子材料とすることを特徴
とする。
【0013】上記熱電素子材料において、テルル化ビス
マス−セレン化ビスマス固溶体多結晶からなり、その結
晶粒子径が10μm未満の範囲であることを特徴とす
る。
マス−セレン化ビスマス固溶体多結晶からなり、その結
晶粒子径が10μm未満の範囲であることを特徴とす
る。
【0014】上記熱電素子材料において、テルル化ビス
マス−テルル化アンチモン固溶体多結晶からなり、その
結晶粒子径が10μm未満の範囲であることを特徴とす
る。
マス−テルル化アンチモン固溶体多結晶からなり、その
結晶粒子径が10μm未満の範囲であることを特徴とす
る。
【0015】上記熱電素子材料において、テルル化ビス
マス多結晶からなり、その結晶粒子径が10μm未満の
範囲であることを特徴とする。
マス多結晶からなり、その結晶粒子径が10μm未満の
範囲であることを特徴とする。
【0016】上記熱電素子材料において、テルル化ビス
マス−セレン化アンチモン固溶体多結晶からなり、その
結晶粒子径が10μm未満の範囲であることを特徴とす
る。
マス−セレン化アンチモン固溶体多結晶からなり、その
結晶粒子径が10μm未満の範囲であることを特徴とす
る。
【0017】本発明の熱電素子の製造方法は、テルル,
ビスマス,セレン,アンチモンの少なくとも二種以上の
材料及び必要に応じて電子濃度を制御するためのドーパ
ントを秤量し、高純度珪素粉末を加えて混合し、溶解合
金生成工程においてBi4 (SiO4 )3 として合金中
の不純物酸素を除去分離し、次いでホットプレス処理に
より焼結体を得ることを特徴とする。
ビスマス,セレン,アンチモンの少なくとも二種以上の
材料及び必要に応じて電子濃度を制御するためのドーパ
ントを秤量し、高純度珪素粉末を加えて混合し、溶解合
金生成工程においてBi4 (SiO4 )3 として合金中
の不純物酸素を除去分離し、次いでホットプレス処理に
より焼結体を得ることを特徴とする。
【0018】本発明の熱電素子は、テルル,ビスマス,
セレン,アンチモンの少なくとも二種以上の材料及び必
要に応じて電子濃度を制御するためのドーパントに、高
純度珪素粉末を加えてなり、溶解合金生成工程において
Bi4 (SiO4 )3 として合金中の不純物酸素を除去
分離し、ホットプレス処理により焼結体を得ることを特
徴とする。
セレン,アンチモンの少なくとも二種以上の材料及び必
要に応じて電子濃度を制御するためのドーパントに、高
純度珪素粉末を加えてなり、溶解合金生成工程において
Bi4 (SiO4 )3 として合金中の不純物酸素を除去
分離し、ホットプレス処理により焼結体を得ることを特
徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【0020】本発明の熱電素子材料の製造方法は、テル
ル,ビスマス,セレン,アンチモン,硫黄等の素原料粉
の少なくとも二種以上の材料を組み合わせて、テルル化
ビスマス,セレン化ビスマス,テルル化アンチモン,セ
レン化アンチモン,硫黄化ビスマス,硫黄化アンチモン
等の材料とし、これらの単独又は組み合わせたものに、
必要に応じて電子濃度を制御するためのドーパントを秤
量し、次いで高純度珪素粉末を加えて混合し、溶解合金
生成工程において熱電材料合金の上部に暗赤色のBi4
(SiO4 )3 を析出させ、合金中の不純物酸素を除去
分離するものである。
ル,ビスマス,セレン,アンチモン,硫黄等の素原料粉
の少なくとも二種以上の材料を組み合わせて、テルル化
ビスマス,セレン化ビスマス,テルル化アンチモン,セ
レン化アンチモン,硫黄化ビスマス,硫黄化アンチモン
等の材料とし、これらの単独又は組み合わせたものに、
必要に応じて電子濃度を制御するためのドーパントを秤
量し、次いで高純度珪素粉末を加えて混合し、溶解合金
生成工程において熱電材料合金の上部に暗赤色のBi4
(SiO4 )3 を析出させ、合金中の不純物酸素を除去
分離するものである。
【0021】ここで、テルル−ビスマス、セレン−ビス
マス、テルル−アンチモン、セレン−アンチモン等の単
独多結晶材料又は混合固溶体多結晶材料は、例えばペル
チェ素子等の冷却,発熱,発電の熱電素子の材料として
使用するものであり、本発明のように熱電素子の材料に
高純度珪素粉末を加えて混合して、合金生成工程中にお
いて、熱電材料合金の上部に暗赤色のBi4 (Si
O4 )3 を析出させ、合金中の不純物酸素を除去分離す
ることにより、従来の問題である脆性を克服し、機械的
強度を向上することができる。
マス、テルル−アンチモン、セレン−アンチモン等の単
独多結晶材料又は混合固溶体多結晶材料は、例えばペル
チェ素子等の冷却,発熱,発電の熱電素子の材料として
使用するものであり、本発明のように熱電素子の材料に
高純度珪素粉末を加えて混合して、合金生成工程中にお
いて、熱電材料合金の上部に暗赤色のBi4 (Si
O4 )3 を析出させ、合金中の不純物酸素を除去分離す
ることにより、従来の問題である脆性を克服し、機械的
強度を向上することができる。
【0022】本発明で添加する高純度珪素粉末は、その
添加量は0.05〜0.15重量%とするのが良い。これは
0.05重量%未満であると、合金中の酸素を取り除くた
めには量的に不足しており、一方0.15重量%を超えて
添加してもSiとして合金中に蓄積されることより経済
的なメリットが認められないからである。ここで、添加
する珪素粉末は高純度のものが好適である。これは、純
度が低いと、キャリア密度,移動度に影響を与え、ゼー
ベック係数,比抵抗,熱伝導率の熱電特性に影響を及ぼ
すためである。
添加量は0.05〜0.15重量%とするのが良い。これは
0.05重量%未満であると、合金中の酸素を取り除くた
めには量的に不足しており、一方0.15重量%を超えて
添加してもSiとして合金中に蓄積されることより経済
的なメリットが認められないからである。ここで、添加
する珪素粉末は高純度のものが好適である。これは、純
度が低いと、キャリア密度,移動度に影響を与え、ゼー
ベック係数,比抵抗,熱伝導率の熱電特性に影響を及ぼ
すためである。
【0023】また、熱電材料の原料及び熱電材料を製造
する全プロセスで酸素の濃度を100ppm以下に制御
することで、キャリア濃度の制御が容易となり、粒界に
酸化不純物が無いため粒子間同士の結合が強い熱電材料
を得ることができる。
する全プロセスで酸素の濃度を100ppm以下に制御
することで、キャリア濃度の制御が容易となり、粒界に
酸化不純物が無いため粒子間同士の結合が強い熱電材料
を得ることができる。
【0024】上記合金組成においては、目的とするn型
半導体、p型半導体を得るためのドーパントは必要にお
いて、添加すればよい。ここで、添加するドーパントと
しては、例えばBiF3,BiCl3 ,BiBr3 ,BiI3,TeCl4 ,
TeI2,TeI4,TeBr4 ,SeCl4 ,SeBr4 ,SeI4,SbF3,Sb
Cl3 ,SbCl5 ,SbBr3 ,SbI3,Se及びTe等を挙げること
ができる。
半導体、p型半導体を得るためのドーパントは必要にお
いて、添加すればよい。ここで、添加するドーパントと
しては、例えばBiF3,BiCl3 ,BiBr3 ,BiI3,TeCl4 ,
TeI2,TeI4,TeBr4 ,SeCl4 ,SeBr4 ,SeI4,SbF3,Sb
Cl3 ,SbCl5 ,SbBr3 ,SbI3,Se及びTe等を挙げること
ができる。
【0025】上記熱電素子材料において、多結晶の結晶
粒子径は10μm未満、好ましくは5μmとするのがよ
い。これは、結晶粒子径が10μm以上の場合には、機
械的な強度の向上が図れないからである。
粒子径は10μm未満、好ましくは5μmとするのがよ
い。これは、結晶粒子径が10μm以上の場合には、機
械的な強度の向上が図れないからである。
【0026】上記熱電素子材料を用い、ホットプレス処
理等の処理により熱電素子の焼結体を得るものである。
理等の処理により熱電素子の焼結体を得るものである。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を説明する。
【0028】[実施例1] テルル化ビスマス(Bi2 Te3 )とテルル化アン
チモン(Sb2 Te3 )を20:80の合金組成になる
ように出発原料のテルル,ビスマス,アンチモンのフレ
ークを秤量した。次に、Si粉末を合金出発原料の重量
比で0.1重量%になるように、秤量添加した。 これらの粉末を高純度黒鉛ルツボにてアルゴン中8
00℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後、熱電材料合金の上部には、暗赤色のB
i4 (SiO4 )3 粉末が析出していた。このBi
4 (SiO4 )3 粉末を取り除いた後、この合金を酸素
分圧が1ppm以下の環境のもとで、ミルを用いて平均
粒子径が5μmになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛
金型を用いて、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間
ホットプレス処理した。ホットプレス処理後において、
密度が6.66g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。
この得られた焼結体の焼結組織のエッチングによる組織
観察から、平均粒子径は8μmまで成長していた。図1
に、800℃で5時間溶解した後の析出物であるBi4
(SiO4 )3 粉末のX線回折図を示す。なお、この析
出物の比重は5.4 であった。
チモン(Sb2 Te3 )を20:80の合金組成になる
ように出発原料のテルル,ビスマス,アンチモンのフレ
ークを秤量した。次に、Si粉末を合金出発原料の重量
比で0.1重量%になるように、秤量添加した。 これらの粉末を高純度黒鉛ルツボにてアルゴン中8
00℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後、熱電材料合金の上部には、暗赤色のB
i4 (SiO4 )3 粉末が析出していた。このBi
4 (SiO4 )3 粉末を取り除いた後、この合金を酸素
分圧が1ppm以下の環境のもとで、ミルを用いて平均
粒子径が5μmになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛
金型を用いて、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間
ホットプレス処理した。ホットプレス処理後において、
密度が6.66g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。
この得られた焼結体の焼結組織のエッチングによる組織
観察から、平均粒子径は8μmまで成長していた。図1
に、800℃で5時間溶解した後の析出物であるBi4
(SiO4 )3 粉末のX線回折図を示す。なお、この析
出物の比重は5.4 であった。
【0029】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=220(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は48.4(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であり、高
い熱電特性を示した。機械的加工性を評価するため、ダ
イヤモンドカッターで焼結体をプレス方向に直交する方
向に4mm間隔で25枚切断したところ、一枚もクラッ
クが入ることなく良好な加工性を有していることを確認
した。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切
り出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同
方向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に
直交する方向の曲げ強度は103MPa、プレス方向と
同方向の曲げ強度は54MPaであり、曲げ強度的にも
強いことが判明した。また、その熱電性能を測定したと
ころ、p型で 3.0×10-3 K-1と性能的に十分なものが得
られた。
電特性を調べた結果、α=220(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は48.4(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であり、高
い熱電特性を示した。機械的加工性を評価するため、ダ
イヤモンドカッターで焼結体をプレス方向に直交する方
向に4mm間隔で25枚切断したところ、一枚もクラッ
クが入ることなく良好な加工性を有していることを確認
した。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切
り出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同
方向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に
直交する方向の曲げ強度は103MPa、プレス方向と
同方向の曲げ強度は54MPaであり、曲げ強度的にも
強いことが判明した。また、その熱電性能を測定したと
ころ、p型で 3.0×10-3 K-1と性能的に十分なものが得
られた。
【0030】[比較例1] テルル化ビスマス(Bi2 Te3 )とテルル化アン
チモン(Sb2 Te3 )を20:80の合金組成になる
ように出発原料のテルル,ビスマス,アンチモンのフレ
ークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中800℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が30μ
mになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用い
て、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレ
ス処理した。ホットプレス処理後において、密度が6.
66g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られ
た焼結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、
平均粒子径は50μmまで成長していた。
チモン(Sb2 Te3 )を20:80の合金組成になる
ように出発原料のテルル,ビスマス,アンチモンのフレ
ークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中800℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が30μ
mになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用い
て、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレ
ス処理した。ホットプレス処理後において、密度が6.
66g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られ
た焼結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、
平均粒子径は50μmまで成長していた。
【0031】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=200(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は40.0(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中3枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は40MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は20MPaであり、曲げ強度は実施例1
に比べて1/2以下であった。また、その熱電性能を測
定したところ、p型で2.6 ×10-3 K-1と性能的に十分な
ものが得られなかった。
電特性を調べた結果、α=200(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は40.0(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中3枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は40MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は20MPaであり、曲げ強度は実施例1
に比べて1/2以下であった。また、その熱電性能を測
定したところ、p型で2.6 ×10-3 K-1と性能的に十分な
ものが得られなかった。
【0032】[比較例2] テルル化ビスマス(Bi2 Te3 )とテルル化アン
チモン(Sb2 Te3 )を20:80の合金組成になる
ように出発原料のテルル,ビスマス,アンチモンのフレ
ークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中800℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が5μm
になるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用いて、
酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレス処
理した。ホットプレス処理後において、密度が7.77
g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られた焼
結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、平均
粒子径は8μmまで成長していた。
チモン(Sb2 Te3 )を20:80の合金組成になる
ように出発原料のテルル,ビスマス,アンチモンのフレ
ークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中800℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が5μm
になるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用いて、
酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレス処
理した。ホットプレス処理後において、密度が7.77
g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られた焼
結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、平均
粒子径は8μmまで成長していた。
【0033】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=200(μV/℃)、ρ=
1.10(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は36.4(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中2枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は61MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は33MPaであり、実施例1に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
電特性を調べた結果、α=200(μV/℃)、ρ=
1.10(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は36.4(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中2枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は61MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は33MPaであり、実施例1に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
【0034】[実施例2] テルル化ビスマス(Bi2 Te3 )とセレン化ビス
マス(Bi2 Se3 )を95:5の合金組成になるよう
に出発原料のテルル,ビスマス,セレンのフレークを秤
量した。次に、Si粉末を合金出発原料の重量比で0.1
重量%になるように、秤量添加した。 これらの粉末を高純度黒鉛ルツボにてアルゴン中8
10℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後、熱電材料合金の上部には、暗赤色のB
i4 (SiO4 )3 粉末が析出していた。このBi
4 (SiO4 )3 粉末を取り除いた後、この合金を酸素
分圧が1ppm以下の環境のもとで、ミルを用いて平均
粒子径が5μmになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛
金型を用いて、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間
ホットプレス処理した。ホットプレス処理後において、
密度が7.77g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。
この得られた焼結体の焼結組織のエッチングによる組織
観察から、平均粒子径は8μmまで成長していた。
マス(Bi2 Se3 )を95:5の合金組成になるよう
に出発原料のテルル,ビスマス,セレンのフレークを秤
量した。次に、Si粉末を合金出発原料の重量比で0.1
重量%になるように、秤量添加した。 これらの粉末を高純度黒鉛ルツボにてアルゴン中8
10℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後、熱電材料合金の上部には、暗赤色のB
i4 (SiO4 )3 粉末が析出していた。このBi
4 (SiO4 )3 粉末を取り除いた後、この合金を酸素
分圧が1ppm以下の環境のもとで、ミルを用いて平均
粒子径が5μmになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛
金型を用いて、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間
ホットプレス処理した。ホットプレス処理後において、
密度が7.77g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。
この得られた焼結体の焼結組織のエッチングによる組織
観察から、平均粒子径は8μmまで成長していた。
【0035】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は40.0(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であり、高
い熱電特性を示した。機械的加工性を評価するため、ダ
イヤモンドカッターで焼結体をプレス方向に直交する方
向に4mm間隔で25枚切断したところ、一枚もクラッ
クが入ることなく良好な加工性を有していることを確認
した。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切
り出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同
方向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に
直交する方向の曲げ強度は120MPa、プレス方向と
同方向の曲げ強度は60MPaであり、曲げ強度的にも
強いことが判明した。
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は40.0(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であり、高
い熱電特性を示した。機械的加工性を評価するため、ダ
イヤモンドカッターで焼結体をプレス方向に直交する方
向に4mm間隔で25枚切断したところ、一枚もクラッ
クが入ることなく良好な加工性を有していることを確認
した。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切
り出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同
方向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に
直交する方向の曲げ強度は120MPa、プレス方向と
同方向の曲げ強度は60MPaであり、曲げ強度的にも
強いことが判明した。
【0036】[比較例3] テルル化ビスマス(Bi2 Te3 )とセレン化ビス
マス(Bi2 Se3 )を95:5の合金組成になるよう
に出発原料のテルル,ビスマス,セレンのフレークを秤
量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が30μ
mになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用い
て、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレ
ス処理した。ホットプレス処理後において、密度が7.
77g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られ
た焼結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、
平均粒子径は8μmまで成長していた。
マス(Bi2 Se3 )を95:5の合金組成になるよう
に出発原料のテルル,ビスマス,セレンのフレークを秤
量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が30μ
mになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用い
て、酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレ
ス処理した。ホットプレス処理後において、密度が7.
77g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られ
た焼結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、
平均粒子径は8μmまで成長していた。
【0037】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.10(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は36.4(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は61MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は33MPaであり、実施例2に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.10(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は36.4(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は61MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は33MPaであり、実施例2に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
【0038】[比較例4] テルル化ビスマス(Bi2 Te3 )とセレン化ビス
マス(Bi2 Se3 )を95:5の合金組成になるよう
に出発原料のテルル,ビスマス,セレンのフレークを秤
量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が5μm
になるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用いて、
酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレス処
理した。ホットプレス処理後において、密度が7.77
g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られた焼
結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、平均
粒子径は8μmまで成長していた。
マス(Bi2 Se3 )を95:5の合金組成になるよう
に出発原料のテルル,ビスマス,セレンのフレークを秤
量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が5μm
になるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用いて、
酸素濃度1ppm以下500℃で2時間ホットプレス処
理した。ホットプレス処理後において、密度が7.77
g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られた焼
結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、平均
粒子径は8μmまで成長していた。
【0039】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.20(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は33.3(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は82MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は40MPaであり、実施例2に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.20(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は33.3(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は82MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は40MPaであり、実施例2に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
【0040】[実施例3] セレンの毒性を避ける目的で、テルル化ビスマス
(Bi2 Te3 )の100%合金組成になるように出発
原料のテルル,ビスマスのフレークを秤量した。次に、
Si粉末を合金出発原料の重量比で0.1重量%になるよ
うに、秤量添加した。 これらの粉末を高純度黒鉛ルツボにてアルゴン中8
10℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後、熱電材料合金の上部には、暗赤色のB
i4 (SiO4 )3 粉末が析出していた。このBi
4 (SiO4 )3 粉末を取り除いた後、この合金を酸素
分圧が1ppm以下の環境のもとで、ミルを用いて平均
粒子径が5μmになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛
金型を用いて、酸素濃度1ppm以下450℃で2時間
ホットプレス処理した。ホットプレス処理後において、
密度が7.86g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。
この得られた焼結体の焼結組織のエッチングによる組織
観察から、平均粒子径は8μmまで成長していた。
(Bi2 Te3 )の100%合金組成になるように出発
原料のテルル,ビスマスのフレークを秤量した。次に、
Si粉末を合金出発原料の重量比で0.1重量%になるよ
うに、秤量添加した。 これらの粉末を高純度黒鉛ルツボにてアルゴン中8
10℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後、熱電材料合金の上部には、暗赤色のB
i4 (SiO4 )3 粉末が析出していた。このBi
4 (SiO4 )3 粉末を取り除いた後、この合金を酸素
分圧が1ppm以下の環境のもとで、ミルを用いて平均
粒子径が5μmになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛
金型を用いて、酸素濃度1ppm以下450℃で2時間
ホットプレス処理した。ホットプレス処理後において、
密度が7.86g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。
この得られた焼結体の焼結組織のエッチングによる組織
観察から、平均粒子径は8μmまで成長していた。
【0041】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
0.95(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は42.1(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であり、高
い熱電特性を示した。機械的加工性を評価するため、ダ
イヤモンドカッターで焼結体をプレス方向に直交する方
向に4mm間隔で25枚切断したところ、一枚もクラッ
クが入ることなく良好な加工性を有していることを確認
した。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切
り出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同
方向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に
直交する方向の曲げ強度は120MPa、プレス方向と
同方向の曲げ強度は60MPaであり、曲げ強度的にも
強いことが判明した。
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
0.95(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は42.1(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であり、高
い熱電特性を示した。機械的加工性を評価するため、ダ
イヤモンドカッターで焼結体をプレス方向に直交する方
向に4mm間隔で25枚切断したところ、一枚もクラッ
クが入ることなく良好な加工性を有していることを確認
した。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切
り出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同
方向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に
直交する方向の曲げ強度は120MPa、プレス方向と
同方向の曲げ強度は60MPaであり、曲げ強度的にも
強いことが判明した。
【0042】[比較例5] セレンの毒性を避ける目的で、テルル化ビスマス
(Bi2 Te3 )の100%合金組成になるように出発
原料のテルル,ビスマスのフレークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が30μ
mになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用い
て、酸素濃度1ppm以下450℃で2時間ホットプレ
ス処理した。ホットプレス処理後において、密度が7.
86g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られ
た焼結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、
平均粒子径は50μmまで成長していた。
(Bi2 Te3 )の100%合金組成になるように出発
原料のテルル,ビスマスのフレークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が30μ
mになるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用い
て、酸素濃度1ppm以下450℃で2時間ホットプレ
ス処理した。ホットプレス処理後において、密度が7.
86g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られ
た焼結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、
平均粒子径は50μmまで成長していた。
【0043】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は40.0(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は61MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は33MPaであり、実施例3に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.00(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は40.0(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は61MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は33MPaであり、実施例3に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
【0044】[比較例6] セレンの毒性を避ける目的で、テルル化ビスマス
(Bi2 Te3 )の100%合金組成になるように出発
原料のテルル,ビスマスのフレークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が5μm
になるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用いて、
酸素濃度1ppm以下450℃で2時間ホットプレス処
理した。ホットプレス処理後において、密度が7.86
g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られた焼
結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、平均
粒子径は8μmまで成長していた。
(Bi2 Te3 )の100%合金組成になるように出発
原料のテルル,ビスマスのフレークを秤量した。 Si粉末を添加することなく、高純度黒鉛ルツボに
てアルゴン中810℃で5時間加熱溶解した。 自然冷却後の熱電材料合金の上部には、析出物はな
にも観察されなかった。この合金を酸素分圧が1ppm
以下の環境のもとで、ミルを用いて平均粒子径が5μm
になるまで粉砕混合した。粉砕粉を黒鉛金型を用いて、
酸素濃度1ppm以下450℃で2時間ホットプレス処
理した。ホットプレス処理後において、密度が7.86
g/cm3 の緻密な焼結体が得られた。この得られた焼
結体の焼結組織のエッチングによる組織観察から、平均
粒子径は8μmまで成長していた。
【0045】<特性>プレス方向に対して垂直方向の熱
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.20(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は33.3(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は82MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は40MPaであり、実施例3に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
電特性を調べた結果、α=−200(μV/℃)、ρ=
1.20(mΩ・cm)であり、そのパワーファクター
は33.3(×10-6V2 /℃2 Ω・cm)であった。
機械的加工性を評価するため、ダイヤモンドカッターで
焼結体をプレス方向に直交する方向に4mm間隔で25
枚切断したところ、25枚中1枚にクラックが発生し
た。次に、焼結体から30×8×3mmの直方体を切り
出し、プレス方向に直交する方向及びプレス方向と同方
向の曲げ強度を測定した。測定の結果、プレス方向に直
交する方向の曲げ強度は82MPa、プレス方向と同方
向の曲げ強度は40MPaであり、実施例3に比べて熱
電特性及び機械的強度で性能は劣っていた。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、熱電素子の材料に高純度珪素粉末を加えて混合し
て、合金生成工程中において、熱電材料合金の上部に暗
赤色のBi 4 (SiO4 )3 を析出させ、合金中の不純
物酸素を除去分離することにより、従来の問題である脆
性を克服し、機械的強度を向上することができる。ま
た、本発明によるビスマステルル系熱電材料は、強度的
にも高く、熱電性能も極めて高い特徴を有しており、こ
れによりチップサイズが小さく、高速切断が可能な小型
モジュール用チップ材料として極めて有効である。
ば、熱電素子の材料に高純度珪素粉末を加えて混合し
て、合金生成工程中において、熱電材料合金の上部に暗
赤色のBi 4 (SiO4 )3 を析出させ、合金中の不純
物酸素を除去分離することにより、従来の問題である脆
性を克服し、機械的強度を向上することができる。ま
た、本発明によるビスマステルル系熱電材料は、強度的
にも高く、熱電性能も極めて高い特徴を有しており、こ
れによりチップサイズが小さく、高速切断が可能な小型
モジュール用チップ材料として極めて有効である。
【図1】本発明のテルル化ビスマス:テルル化アンチモ
ン(20:80)に、Si粉末を添加し、800℃で5
時間溶解した後の析出物であるBi4 (SiO4 )3 粉
末のX線回折図である。
ン(20:80)に、Si粉末を添加し、800℃で5
時間溶解した後の析出物であるBi4 (SiO4 )3 粉
末のX線回折図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 テルル,ビスマス,セレン,アンチモン
の少なくとも二種以上の材料及び必要に応じて電子濃度
を制御するためのドーパントを秤量し、次いで高純度珪
素粉末を加えて混合し、溶解合金生成工程においてBi
4 (SiO4)3 として合金中の不純物酸素を除去分離
することを特徴とする熱電素子材料の製造方法。 - 【請求項2】 テルル,ビスマス,セレン,アンチモン
の少なくとも二種以上の材料に、高純度珪素粉末を加え
て混合してなり、溶解合金生成工程においてBi4 (S
iO4 )3 として合金中の不純物酸素を除去分離して熱
電素子材料とすることを特徴とする熱電素子材料。 - 【請求項3】 請求項2において、テルル化ビスマス−
セレン化ビスマス固溶体多結晶からなり、その結晶粒子
径が10μm未満の範囲であることを特徴とする熱電素
子材料。 - 【請求項4】 請求項2において、テルル化ビスマス−
テルル化アンチモン固溶体多結晶からなり、その結晶粒
子径が10μm未満の範囲であることを特徴とする熱電
素子材料。 - 【請求項5】 請求項2において、テルル化ビスマス多
結晶からなり、その結晶粒子径が10μm未満の範囲で
あることを特徴とする熱電素子材料。 - 【請求項6】 請求項2において、テルル化ビスマス−
セレン化アンチモン固溶体多結晶からなり、その結晶粒
子径が10μm未満の範囲であることを特徴とする熱電
素子材料。 - 【請求項7】 テルル,ビスマス,セレン,アンチモン
の少なくとも二種以上の材料及び必要に応じて電子濃度
を制御するためのドーパントを秤量し、高純度珪素粉末
を加えて混合し、溶解合金生成工程においてBi4 (S
iO4 )3 として合金中の不純物酸素を除去分離し、次
いでホットプレス処理により焼結体を得ることを特徴と
する熱電素子の製造方法。 - 【請求項8】 テルル,ビスマス,セレン,アンチモン
の少なくとも二種以上の材料及び必要に応じて電子濃度
を制御するためのドーパントに、高純度珪素粉末を加え
てなり、溶解合金生成工程においてBi4 (SiO4 )
3 として合金中の不純物酸素を除去分離し、ホットプレ
ス処理により焼結体を得ることを特徴とする熱電素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117817A JPH10308538A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 熱電素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9117817A JPH10308538A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 熱電素子及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308538A true JPH10308538A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14721001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9117817A Withdrawn JPH10308538A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 熱電素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308538A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100377378C (zh) * | 2006-05-16 | 2008-03-26 | 华中科技大学 | 一种Bi-Sb-Te系热电材料的制备方法 |
| KR101089495B1 (ko) | 2009-02-27 | 2011-12-02 | 고려대학교 산학협력단 | 마이크로파 유전체 세라믹스 조성물 및 이를 이용한 마이크로파 유전체 세라믹스 제조방법 |
| KR20140047401A (ko) * | 2012-10-12 | 2014-04-22 | 엘지이노텍 주식회사 | 열전재료 및 그 제조방법 |
| CN110660898A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-07 | 中国科学院电工研究所 | 一种柔性热电薄膜的制备方法 |
| CN115537930A (zh) * | 2022-09-29 | 2022-12-30 | 中南大学 | 铋碲硫半导体、制备方法及光电器件 |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP9117817A patent/JPH10308538A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100377378C (zh) * | 2006-05-16 | 2008-03-26 | 华中科技大学 | 一种Bi-Sb-Te系热电材料的制备方法 |
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| KR20140047401A (ko) * | 2012-10-12 | 2014-04-22 | 엘지이노텍 주식회사 | 열전재료 및 그 제조방법 |
| CN110660898A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-07 | 中国科学院电工研究所 | 一种柔性热电薄膜的制备方法 |
| CN110660898B (zh) * | 2019-10-10 | 2023-02-07 | 中国科学院电工研究所 | 一种柔性热电薄膜的制备方法 |
| CN115537930A (zh) * | 2022-09-29 | 2022-12-30 | 中南大学 | 铋碲硫半导体、制备方法及光电器件 |
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