JPH10308690A - 干渉除去受信装置 - Google Patents

干渉除去受信装置

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JPH10308690A
JPH10308690A JP9119976A JP11997697A JPH10308690A JP H10308690 A JPH10308690 A JP H10308690A JP 9119976 A JP9119976 A JP 9119976A JP 11997697 A JP11997697 A JP 11997697A JP H10308690 A JPH10308690 A JP H10308690A
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JP
Japan
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signal
replica
transmission path
received
unit
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JP9119976A
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Manabu Mukai
学 向井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明はCDMAシステムの干渉除去受信機
に関わり、通信品質を向上しつつ軟判定復調結果を得ら
れるようにする。 【解決手段】この干渉除去受信装置はベースバンド信号
を得るRF受信部11と、ベースバンド信号が受けた伝
送路応答を各拡散符号に対して推定する伝送路応答推定
部12と、伝送路応答推定値と符号タイミングから受信
信号のレプリカ信号を生成するレプリカ信号生成部14
と、レプリカ信号を用いて系列推定を行い推定結果と受
信信号と全レプリカ信号とから得た残差信号を出力する
部分系列推定部17と、残差信号とレプリカ信号と推定
結果を用いて推定結果を補正する後段検出部18とから
なる。後段検出部18は、残差信号に推定結果に対応す
る位相変調がなされた受信信号レプリカ信号を合成し合
成信号を逆拡散するマッチドフィルタ23と、マッチド
フィルタ出力を用いて情報シンボル判定を行う判定器2
6とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号分割多元接続
(CDMA)方式を採用した通信システムに用いられる
干渉除去受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信方式の一つにCDMA方式がある。
このCDMA方式とは、Code Division Multiple Acces
s 方式の略称であり、各回線(各回線とチャネルとが一
対一に対応している場合は各ユーザごと)に特定の符号
を割り当てて同一周波数の変調波で送信し、受信側では
それぞれの符号同期をとり所望の回線を識別する多元接
続方式である。
【0003】このCDMA方式は、TDMA方式などと
は異なりランダムアクセスを容易に可能とし、送信側と
受信側とで互いに符号を決めておきさえすれば、多数の
ユーザが直接呼ごとに通信でき、これからのさらなるユ
ーザ量増大に適応できる通信方式として有望視されてい
る。
【0004】このCDMA方式を採用した通信システム
として、例えばCDMAセルラーシステムなどがある
が、このCDMAセルラーシステムでは、複数のユーザ
が同一の搬送波周波数を用いて通信を行うため総干渉量
がシステムのユーザ容量を決定する。つまり総干渉量が
ある程度多くなると通信品質が劣化するためユーザ容量
が限られる。
【0005】そこで、これを改善するために干渉除去を
行う受信装置がいくつか提案されている。
【0006】中でも、通信中のユーザを信号強度の順に
複数にグループ化し、グループ内では受信信号レプリカ
候補と受信信号、あるいは受信信号レプリカ侯補(グル
ープ内で情報シンボルの全ての可能な組み合わせに対応
する)と前ステップで一部の干渉を除去された受信信号
の残差信号電力を測定し、電力値の小さなレプリカ候補
を選択することで、そのグループ内における最も尤(ゆ
う)度の高い情報シンボルの組み合わせを復調結果とし
て出力すると共に、選択された受信信号レプリカ侯補に
より生成された残差信号を次のグループの復調に用いる
よう構成された受信装置が特願平8−216429号に
示されている。この受信装置では、系列推定と干渉除去
とを組み合わせることにより、少ない演算量で効率的に
干渉除去を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た受信装置では、系列推定に誤りがあるとそれだけ干渉
除去性能が低下し通信品質が劣化するという問題点があ
った。
【0008】また推定結果が離散的な値を示すため推定
結果から軟判定復調結果などが得られないという欠点が
あった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、系列推定の精度を上げて干渉除去を行
うことにより通信品質を向上すると共に、系列推定結果
から軟判定復調結果を得ることができる干渉除去受信装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の干渉除去受信装置は、複
数の無線通信機が同一の周波数帯域内で異なる拡散符号
を用いて多重通信を行う符号分割多元接続(CDMA)
方式の信号を受信して復調する受信装置において、前記
受信信号を周波数変換し、べースバンド信号を得るRF
受信手段と、前記ベースバンド信号が受けた伝送路応答
を各拡散符号に対して推定する伝送路応答手段と、前記
ベースバンド信号に対し各拡散符号の同期を行う符号同
期手段と、前記伝送路応答推定手段により推定された伝
送路応答推定値と前記符号同期手段により同期をとられ
たときの各拡散符号のタイミング情報とを用いて各ユー
ザに対応した受信信号のレプリカ信号を生成するレプリ
カ信号生成手段と、前記伝送路応答推定手段により得ら
れた各伝送路応答推定値を基に各ユーザの受信信号の電
力を算出し、算出した受信電力の順に各ユーザの受信信
号をソーティングする受信電力ソーティング手段と、前
記受信電力ソーティング手段によりソーティングされた
順に前記ユーザの受信信号を前記レプリカ信号を用いて
復調しつつ干渉除去して復調結果を出力すると共に、残
りのユーザに対応する情報成分を含む残差信号を出力す
る部分系列推定手段と、前記部分系列推定手段から出力
された残差信号および前記復調結果と前記レプリカ信号
生成手段により生成された各ユーザごとの受信信号のレ
プリカ信号とを用いて残りの受信信号の再復調を行う後
段検出手段とを具備する。
【0011】請求項2記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項1記載の干渉除去受信装置において、前記後
段検出手段が、前記各ユーザの受信信号のレプリカ信号
をそれぞれの復調結果に応じて位相変調する乗算手段
と、前記各ユーザに対応して位相変調された受信信号レ
プリカに前記残差信号を加算する加算手段と、前記加算
手段により加算された信号に対して逆拡散を行うマッチ
ドフィルタと、前記マッチドフィルタにより逆拡散され
た逆拡散信号を基に再復調結果を得る判定手段とを具備
する。
【0012】請求項3記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項2記載の干渉除去受信装置において、前記判
定手段が、前記マッチドフィルタにより逆拡散された出
力信号を適切なタイミングでサンプリングするサンプル
ホールド手段と、前記サンプルホールド手段によりサン
プリングされた信号に前記伝送路応答推定手段から出力
された伝送路応答推定値を乗算する乗算手段と、前記乗
算手段により乗算された信号を判定して再復調結果を得
る判定器とを具備する。
【0013】請求項4記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項2記載の干渉除去受信装置において、前記判
定手段が、前記マッチドフィルタにより逆拡散された出
力信号を適切なタイミングでサンプリングするサンプル
ホールド手段と、前記サンプルホールド手段によりサン
プリングされた信号に前記伝送路応答推定手段から出力
された伝送路応答推定値を乗算する乗算手段と、前記乗
算手段により乗算されたシリアルな信号を最適なタイミ
ングで保持しパラレルに加算する加算手段と、前記加算
手段により加算された信号を判定して再復調結果を得る
判定器とを具備する。
【0014】請求項5記載の発明の干渉除去受信装置
は、複数の無線通信機が同一の周波数帯域内で異なる拡
散符号を用いて多重通信を行う符号分割多元接続(CD
MA)方式の信号を受信して復調する受信装置におい
て、前記CDMA方式の信号を受信する第1のアンテナ
と、前記第1のアンテナにより受信された受信信号を周
波数変換し、べースバンド信号を得る第1のRF受信手
段と、前記第1のRF受信手段により周波数変換された
ベースバンド信号が受けた伝送路応答を各拡散符号に対
して推定する第1の伝送路応答推定手段と、前記ベース
バンド信号に対し各拡散符号の同期を行う符号同期手段
と、前記CDMA方式の信号を受信する第2のアンテナ
と、前記第1のアンテナにより受信された受信信号を周
波数変換し、べースバンド信号を得る第2のRF受信手
段と、前記第2のRF受信手段により周波数変換された
ベースバンド信号が受けた伝送路応答を各拡散符号に対
して推定する第2の伝送路応答推定手段と、前記第1の
伝送路応答推定手段により推定された第1の伝送路応答
推定値と、前記符号同期手段により同期をとられたとき
の各拡散符号のタイミング情報とを用いて各ユーザに対
応した受信信号の第1のレプリカ信号を生成する第1の
レプリカ信号生成手段と、前記第2の伝送路応答推定手
段により推定された第2の伝送路応答推定値と、前記符
号同期手段により同期をとられたときの各拡散符号のタ
イミング情報とを用いて各ユーザに対応した受信信号の
第2のレプリカ信号を生成する第2のレプリカ信号生成
手段と、前記第1および第2の各伝送路応答推定値と前
記第1および第2のレプリカ信号とを用いて所定の順序
でユーザの受信信号を復調しつつ干渉除去して復調結果
を出力すると共に、残りのユーザに対応する情報成分を
含む第1および第2の残差信号を出力する部分系列推定
手段と、前記部分系列推定手段から出力された第1およ
び第2の残差信号と前記復調結果と前記第1および第2
のレプリカ信号生成手段により生成された各ユーザごと
の受信信号の第1および第2のレプリカ信号とを用いて
残りの受信信号の再復調を行う後段検出手段とを具備す
る。
【0015】請求項6記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項5記載の干渉除去受信装置において、前記後
段検出手段が、前記各ユーザの受信信号の第1のレプリ
カ信号をそれぞれの復調結果に応じて位相変調する第1
の乗算手段と、前記各ユーザの受信信号の第2のレプリ
カ信号をそれぞれの復調結果に応じて位相変調する第2
の乗算手段と、前記各ユーザに対応して位相変調された
受信信号レプリカに前記第1の残差信号を加算する第1
の加算手段と、前記各ユーザに対応して位相変調された
受信信号レプリカに前記第2の残差信号を加算する第2
の加算手段と、前記第1の加算手段により加算された信
号に対して逆拡散を行い第1の逆拡散信号を出力する第
1のマッチドフィルタと、前記第2の加算手段により加
算された信号に対して逆拡散を行い第2の逆拡散信号を
出力する第2のマッチドフィルタと、前記第1のマッチ
ドフィルタにより逆拡散された第1の逆拡散信号を適切
なタイミングでサンプリングする第1のサンプルホール
ド手段と、前記第2のマッチドフィルタにより逆拡散さ
れた第2の逆拡散信号を適切なタイミングでサンプリン
グする第2のサンプルホールド手段と、前記第1のサン
プルホールド手段によりサンプリングされた信号に前記
第1の伝送路応答推定手段から出力された第1の伝送路
応答推定値を乗算し位相変調する第1の乗算手段と、前
記第2のサンプルホールド手段によりサンプリングされ
た信号に前記第2の伝送路応答推定手段から出力された
第2の伝送路応答推定値を乗算し位相変調する第2の乗
算手段と、前記第1および第2の乗算手段により位相変
調された第1および第2の信号を合成する合成手段と、
前記合成手段により合成された信号を判定して再復調結
果を得る判定手段とを具備する。
【0016】請求項7記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項6記載の干渉除去受信装置において、前記合
成手段が、前記第1の乗算手段により位相変調された第
1の信号と前記第2の乗算手段により位相変調された第
2の信号とを加算する加算器と、前記加算器により加算
された信号を判定して再復調結果を得る判定器とを具備
する。
【0017】請求項8記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項6記載の干渉除去受信装置において、前記合
成手段が、前記第1の乗算手段により位相変調された第
1の信号をそれぞれの波形ごとに保持する第1のシフト
レジスタと、前記第2の乗算手段により位相変調された
第2の信号をそれぞれの波形ごとに保持する第2のシフ
トレジスタと、第1および第2のシフトレジスタに保持
された波形を同相合成する同相合成手段と、前記同相合
成手段により同相合成された信号の位相判定を行い再復
調結果を得る判定器とを具備する。
【0018】請求項9記載の発明の干渉除去受信装置
は、請求項2または6いずれか記載の干渉除去受信装置
において、前記各伝送路応答推定手段は、前記各マッチ
ドフィルタから出力された逆拡散信号と前記判定手段か
ら出力された再復調結果とを用いて伝送路応答を推定す
ることを特徴としている。
【0019】すなわち、本発明では、後段検出手段のマ
ッチドフィルタ出力を伝送路応答推定手段へ帰還させる
ようにしたので、複素伝送路応答係数を精度よく推定す
ることができ、この推定結果を利用して干渉除去を行う
ことにより通信品質を向上することができる。
【0020】また、本発明では、部分系列推定で最終的
に生成された残差信号に、情報シンボルで位相変調した
受信信号レプリカを加算し、それを逆拡散することで復
調結果を得るので、例えば軟判定復調結果なども得られ
るようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の干渉除去受信装置の第1実
施形態であるDS−CDMAシステムにおける干渉除去
受信装置の構成を示すブロック図、図2は図1の干渉除
去受信装置の部分系列推定部の具体的な構成例を示す
図、図3は後段検出部の具体的な構成例を示す図であ
る。図4は後段検出部の他の具体例(パスダイバシチを
実現するための構成例)を示す図、図5は部分系列推定
部の他の具体例(successiveタイプ干渉除去受信機)を
示す図である。DSとはDirect Sequence (直接拡散変
調)の略称である。
【0023】この干渉除去受信装置は、図1に示すよう
に、アンテナ10、RF受信部11、符号同期部12、
伝送路応答推定部13、レプリカ生成部14、受信電力
ソーティング部15、前ビット干渉除去部16、部分系
列推定部17、後段検出部18、遅延器(delay1)1
9、遅延器(delay2)110などから構成されている。
RF受信部11はアンテナ10により受信された受信信
号からベースバンド信号を得るものである。受信される
信号はアナログ信号でもディジタル信号でも良いがアナ
ログ信号の場合はRF受信部11内にA/D変換器を設
けA/D変換してディジタル信号を得る。符号同期部1
2はRF受信部11から入力されたベースバンド信号の
中から各ユーザの拡散符号に対して同期捕捉および保持
を行うものである。伝送路応答推定部13はRF受信部
11から与えられたベースバンド信号と符号同期部12
からのタイミング情報とに基づき各ユーザの受信信号が
受けた伝送路応答を推定するものである。レプリカ生成
部14は伝送路応答推定部13で得られた各ユーザごと
の伝送路応答と各ユーザの拡散系列の情報とから各ユー
ザのレプリカ信号を生成するものである。受信電力ソー
ティング部15は個々のユーザの伝送路応答(遅延プロ
ファイル)から受信電力を計算し、実際のユーザの番号
と受信強度の順番を対応させてこのユーザごとの順番情
報を部分系列推定部17に伝達する。遅延器(delay1)
19は前の時刻に生成されたレプリカ信号を調度1シン
ボル分遅延させて前ビット干渉除去部16に出力する。
遅延器(delay2)110は前のシンボル時刻に生成され
た送信ビット推定結果を調度1シンボル分遅延させて前
ビット干渉除去部16に出力する。前ビット干渉除去部
16は前ビットの干渉を除去するものである。部分系列
推定部17は一部のユーザ、例えば受信すべき全ユーザ
をいくつかのグループに分割した中の受信電力ソーティ
ング部15から通知された順番情報の最上位のグループ
の受信信号について系列推定し、その推定結果を後段検
出部18に出力する。この系列推定とはグループ内ユー
ザの全ての組み合わせをステートとし、各グループ化さ
れたステート間で系列推定の生き残りパス選択を行い復
調するものである。また部分系列推定部17は受信信号
のうち復調した分を受信信号から除去してその残りを残
差信号として後段検出部18に出力する。後段検出部1
8は伝送路応答(遅延プロファイル)と符号タイミング
情報と推定結果と残差信号とを用いて残りのユーザ分を
復調し復調結果を出力すると共に内部のマッチドフィル
タの出力を符号同期部12および伝送路応答推定部13
に出力(帰還)するものである。上記部分系列推定部1
7の一例としては、図2に示すように、スイッチ41、
ユーザ分の複数のシフトレジスタ42、参照信号生成部
43、複数の減算器44、複数の信号電力演算器45、
最小値選択器46、スイッチ47、48、系列推定制御
部49などから構成する。スイッチ41は入力される複
数の信号(受信信号−前ビット干渉除去信号)をシフト
レジスタ42にセットするものである。参照信号生成部
43はレプリカ生成部14から得られた全ユーザのレプ
リカ信号とソーティング結果の順番情報と系列推定制御
部49から得られたユーザグルーピング情報とから複数
の受信信号レプリカ候補を生成する。参照信号生成器4
3はスイッチ47のシフトと同期して異なる受信信号レ
プリカ候補を生成し減算器44を用いてそれぞれの受信
信号のレプリカ候補に対応した残差信号を生成する。信
号電力演算器45は個々のユーザの電力を算出するもの
である。最小値選択器46はそれぞれの信号電力算出結
果から最小値のものを選択し推定結果として出力するも
のである。スイッチ48は最終的に選択された残差信号
を出力する。系列推定制御部49は上記各部を制御する
と共に、ユーザグルーピング情報および制御信号などを
出力する。
【0024】上記後段検出部18の一例としては、図3
に示すように、乗算器21、加算器22、マッチドフィ
ルタ(MF#1〜#K)23、乗算器25、サンプルホ
ールド回路24、判定器26などから構成する。サンプ
ルホールド回路24、乗算器25、判定器26などを判
定手段という。
【0025】乗算器21は各ユーザの受信信号レプリカ
とそれぞれ対応する各推定結果とを乗算し位相変調する
ものである。加算器22は、位相変調されたレプリカ信
号と部分系列推定部17からの各残差信号とを加算(合
成)し他のユーザの干渉信号のみが除去された受信信号
を生成するものである。マッチドフィルタ(MF#1〜
#K)23はそれぞれの信号に対応する拡散符号を係数
に持ち、各加算器22により合成された信号を逆拡散を
し、逆拡散信号をマッチドフィルタ出力としてサンプル
ホールド回路24に出力すると共に伝送路応答推定部1
3および符号同期部12にも帰還させる。サンプルホー
ルド回路24は導入された逆拡散信号を、符号同期部1
2あるいは伝送路応答推定部13からの符号タイミング
情報を基に一部分のみサンプリングする。乗算器25は
伝送路応答推定部13から得られた各伝送路の複素遅延
プロファイルの複素共役係数とサンプルホールド回路2
4によってサンプリングされた逆拡散信号とを乗算す
る。判定器26は乗算結果を位相判定し復調結果として
出力する。ここで、受信に軟判定出力が求められる場合
には軟判定結果を復調結果として出力する。
【0026】この第1実施形態の干渉除去受信装置の場
合、CDMAシステムの基地局からRF信号(アナログ
の電波)が送信された場合、そのRF信号をアンテナ1
0を通じてRF受信部11が受信すると、その受信信号
はRF受信部11にてベースバンド信号に周波数変換さ
れて、RF受信部11内のA/D変換器によりサンプリ
ングされてディジタル信号に変換される。このディジタ
ル信号は、符号同期部12、伝送路応答推定部13およ
び前ビット干渉除去部16に出力される。
【0027】ディジタル信号が符号同期部12に入力さ
れると、符号同期部12は受信信号の拡散符号のタイミ
ングを検出し、そのタイミング情報を伝送路応答推定部
13に伝送する。伝送路応答推定部13ではサンプリン
グされた受信信号のうち、既知信号部分(既知シンボ
ル)を用いて各ユーザの受信信号が受けた伝送路の複素
遅延プロファイル(伝送路応答値)を測定する。
【0028】なお既知シンボル以外の部分を用いた伝送
路応答推定の方法としては、後段において受信信号を復
調した結果をフィードバックさせ、受信信号から情報成
分による位相不確定性を除き、伝送路応答の状態を推定
する方法があるが、受信信号のフレーム構成や伝送状態
に応じていずれかを使い分ける。レプリカ生成部14は
符号同期部12で得られた符号タイミング情報と、伝送
路応答推定部13で得られた各ユーザの受信信号が受け
た伝送路の遅延プロファイル情報から、各ユーザに対応
した情報成分を含まないレプリカ信号を生成する。
【0029】一方、受信電力ソーティング部15は個々
のユーザの遅延プロファイルから受信電力を計算し、実
際のユーザの番号と受信強度の順番を対応させて、この
情報を部分系列推定部17に伝達する。前ビット干渉除
去部16は遅延器(delay1)19を経て入力された各ユ
ーザの受信信号のレプリカ信号と、遅延器110を経て
入力された部分系列推定部13の各ユーザの送信ビット
推定結果を用い、推定が行われるべきシンボルの1シン
ボル前の合成レプリカ信号を生成して受信信号から除去
する。なお、遅延器(delay1)19,110は前の時刻
に生成されたレプリカ信号と推定結果とが調度1シンボ
ル分ずれて出力されるように遅延量が調整される。
【0030】前ビット干渉除去部16によって前ビット
の干渉が除去された信号は、部分系列推定部17に入力
され、部分系列推定部17により部分系列の推定動作
(干渉除去受信動作)が行われる。
【0031】この場合、部分系列推定部17に入力され
た前ビット干渉除去信号は、スイッチ41を介し適切な
タイミングでシフトレジスタ51の内容をシフトレジス
タ42に転送される。このシフトレジスタ42に最初に
導入された信号はスイッチ47を介して減算器44にフ
ィードバックされる。
【0032】−方、参照信号生成器43では、スイッチ
47のシフトと同期して、異なる受信信号レプリカ候補
が生成され、前述の減算器44にてそれぞれのレプリカ
候補に対応した残差信号が生成される。
【0033】また参照信号生成部43では、レプリカ生
成部14から得られた全ユーザのレプリカ信号とソーテ
ィング結果と系列推定制御部49から得られたユーザグ
ルーピング情報とを基に、複数の受信信号レプリカ候補
が生成される。この受信信号レプリカ候補としては、各
グループ内のユーザの2シンボル時間にわたる全ての組
み合わせが生成される。また干渉除去を1ステップ終了
するたびにシフトレジスタ42の内容と同期して、異な
るグループの受信信号レプリカ候補が生成される。
【0034】参照信号生成部43で生成された残差信号
は再びシフトレジスタ42に導入され、信号電力演算器
45によりシフトレジスタ42の内容の電力測定が行わ
れる。これらの電力測定結果は最小値判定器46に導入
され、最も小さい電力を持つ残差信号およびこの残差信
号を生じさせた情報シンボル候補の組み合わせが選択さ
れる。この残差信号に関しては再びスイッチ47により
最も電力の小さな候補が次のステップへのフィードバッ
クとされる。また情報シンボル候補の組み合わせから1
グループについての推定結果が出力される。次のステッ
プ以降では残差信号を用いること以外、上記同様の手順
で次グループ内での系列推定が行われ、この系列推定動
作は最後のユーザの推定が終わるまで、あるいは予め定
められたステップ数まで行われる。さらにこれら一連の
動作が終了した後は、系列推定制御部49からの制御信
号によりスイッチ48がオンし、最終的な残差信号が後
段検出部18に出力され、次時刻のシンボル判定を行う
ために再びシフトレジスタ42に受信信号が転送される
ようになる。
【0035】このようにして部分系列推定部17では、
全ユーザの1次的な復調結果を部分系列の推定結果とし
て後段検出部18に出力する。またその推定結果と各ユ
ーザの受信信号のレプリカ信号を合成して得られた信号
と受信信号とから生成した残差信号を後段検出部18に
出力する。
【0036】後段検出部18では、部分系列推定部17
から出力された残差信号と全ユーザの推定結果および系
列推定に用いられた情報成分を持たない受信信号レプリ
カは後段検出部に導入される。各ユーザの受信信号レプ
リカは乗算器21により、それぞれ対応する各推定結果
で位相変調される。これらの情報変調されたレプリカ信
号は、加算器22を用いてそれぞれ別々に部分系列推定
部の残差信号に加算される。この処理により各加算後の
信号は他のユーザの干渉信号のみが除去された受信信号
となる。これらの信号を、それぞれの信号に対応する拡
散符号を係数に持つマッチドフィルタ(MF#1〜#
K)23に通すことで逆拡散を行う。この逆拡散信号
は、伝送路応答の遅延プロファイル情報を含むため、マ
ッチドフィルタ出力として伝送路応答推定部13に伝送
する。
【0037】−方、これらの逆拡散信号はサンプルホー
ルド回路24に導入され、符号同期部あるいは伝送路応
答推定部13からの符号タイミング情報を基にー部分の
みサンプルされる。サンプルされた逆拡散信号には、乗
算器25を用いて伝送路応答推定部13から得られた各
伝送路の複素遅延プロファイルの複素共役係数が乗算さ
れ、さらに判定器26で位相判定されて復調結果を出力
する。ここで、受信に軟判定出力が求められる場合には
軟判定結果を復調結果として出力する。
【0038】すなわち、後段検出部18は、部分系列推
定部17で得られた残差信号,推定結果と、各ユーザの
レプリカ信号とを用いて推定結果を補正し、補正した結
果を最終的な出力とすると同時に、干渉除去が行われた
状態での各ユーザのマッチドフィルタ出力を符号同期部
12および伝送路応答推定部13に伝達する。
【0039】このようにこの第1実施形態のDS−CD
MAシステムにおける干渉除去受信装置によれば、後段
検出部18を、乗算器21、加算器22、マッチドフィ
ルタ(MF)23、サンプルホールド回路24、乗算器
25、判定器26などの単純な回路で構成することがで
きる上、マルチパス対策ができ、高品質な受信特性を得
ることができる。
【0040】またマッチドフィルタ(MF#1〜MF#
K)23の出力aを伝送路応答推定部13へ帰還させる
ことにより伝送路応答推定の誤りが少なくなり干渉信号
がほぼ除去された伝送路応答(遅延プロファイル情報)
が得られ、受信特性を向上することができる。
【0041】以下、上記第1実施形態の変形例について
説明する。
【0042】まず図4を参照して後段検出部18の変形
例について説明する。
【0043】図4は上記後段検出部18の他の実施例と
してパスダイバーシチを実現する回路構成を示す図であ
る。
【0044】この場合、後段検出部18は、図4に示す
ように、乗算器31、加算器32、マッチドフィルタ
(MF#1〜MF#K)33、サンプルホールド回路3
4、位相補正手段としての乗算器35、それぞれの波形
の位相加算手段としてのシフトレジスタ36、同相合成
手段としての加算器(Σ)37、判定器38などから構
成する。この後段検出部18の場合、全ユーザの推定結
果と系列推定に用いられた情報成分を持たない受信信号
レプリカとが乗算器31に導入される。
【0045】すると、乗算器31により各ユーザの受信
信号レプリカがそれぞれ対応する各推定結果で位相変調
される。これらの情報変調されたレプリカ信号はそれぞ
れ別々に加算器32に出力され、加算器32にて部分系
列推定部17から入力された残差信号に加算される。こ
の処理により各加算後の信号は他のユーザの干渉信号の
みが除去された受信信号となる。これらの受信信号はそ
れぞれの信号に対応する拡散符号を係数に持ったマッチ
ドフィルタ33に出力され、各マッチドフィルタ33に
て逆拡散が行われ、逆拡散信号とされる。この逆拡散信
号は、伝送路応答の遅延プロファイル情報を含んでお
り、この遅延プロファイル情報を次の伝送路応答推定に
再利用するため伝送路応答推定部13にマッチドフィル
タ出力として帰還させる。
【0046】−方、各逆拡散信号はサンプルホールド回
路34に導入され、符号同期部12あるいは伝送路応答
推定部13からの符号タイミング情報を基に一部分のみ
サンプリングされる。サンプリングされた逆拡散信号に
は、伝送路応答推定部13から得られた各伝送路の複素
遅延プロファイルの複素共役係数が乗算器35にて乗算
され、位相補正される。このとき、これらの複素係数は
サンプルホールド回路34の出力タイミングと同期して
それぞれのパスに対応した値を入力する。これらの信号
はシフトレジスタ36へ導入され、加算器37により同
相合成され、さらに判定器38で位相判定されて復調結
果が出力される。ここで、受信に軟判定出力が求められ
る場合には軟判定結果を復調結果として出力する。なお
この実施例の他にパスダイバーシチを実現する上ではマ
ッチドフィルタ33をパス数分パラレルに用意するRA
KE構成としても良い。
【0047】この後段検出部18の応用例のように、乗
算器31、加算器32、マッチドフィルタ(MF#1〜
MF#K)33、サンプルホールド回路34、乗算器3
5、シフトレジスタ36、加算器(Σ)37、判定器3
8などの単純な回路でパスダイバーシチを実現したこと
でマルチパス対策ができ高品質な受信特性を得ることが
できる。またマッチドフィルタ(MF#1〜MF#K)
33の出力aを伝送路応答推定部13へ帰還させること
により伝送路応答推定の誤りがなくなり干渉信号が除去
された伝送路応答(遅延プロファイル情報)が得られ、
受信特性を向上することができる。また単純な構成で干
渉除去受信を行えるので、今後のユーザ容量増加にも対
応できる。
【0048】次に、上記部分系列推定部17の他の実施
例について説明する。
【0049】上記図3で示した部分系列推定部17は図
5に示すようなsuccessive干渉除去タイプとしても良
い。
【0050】すなわち、図5に示すように、スイッチ8
1、マッチドフィルタ82、乗算器84、PN発生器8
6、乗算器87、遅延器88、減算器89、スイッチ8
10などから部分系列推定部17を構成する。マッチド
フィルタ82は受信電力ソーティング部15からの設定
(符号選択信号)で逆拡散を行うものである。PN発生
器86はマッチドフィルタ82と同様に入力された符号
選択信号で、発生する拡散符号を逐次変化させるもので
ある。遅延器88は受信信号と再拡散信号とのタイミン
グを調整するものである。
【0051】この部分系列推定部17の場合、前ビット
の干渉が除去された信号,あるいは受信信号は、スイッ
チ81を介してマッチドフィルタ82に導入され逆拡散
する。なお、マッチドフィルタのタップ係数は、受信電
力ソーティング部からの信号を受け、受信電力の大きな
ものから逐次設定され、最初は最も受信電力の大きな信
号の拡散符号がタップ係数として設定される。
【0052】次に、逆拡散結果を、その符号の同期タイ
ミング(符号同期部12からの符号タイミング情報)に
よりサンプリングし、乗算器84と乗算器87とに出力
する。乗算器84に入力された逆拡散結果には、伝送路
応答推定部13からの複素遅延プロファイルの複素共役
係数が掛けられ、判定器85により情報シンボル判定が
行われる。
【0053】一方、乗算器87に入力された逆拡散結果
は、乗算器87にて、PN発生器86からの出力と掛け
合わされて再拡散が行われる。この乗算器87から出力
される再拡散信号は、他のユーザに対して干渉信号とし
て作用するため、減算器89にて受信信号から除去され
る。除去後の信号はスイッチ81を介して再びマッチド
フィルタ82に導入され、次に受信電力の大きな信号が
逆拡散される。
【0054】以上の動作を、最も受信信号電力の小さな
信号が判定されるまで繰り返した後、スイッチ810を
入れ、最終的な残差信号を後段検出部18に出力する。
【0055】このように部分系列推定部17をsuccessi
ve干渉除去タイプとして構成することにより、一次判定
結果と残差結果を得ることができる。なお、ここではビ
ット毎に干渉除去を行う場合について説明したが、これ
以外に例えばバースト単位で除去を行うことも可能であ
る。また、この例では再拡散に用いる信号に逆拡散結果
をそのまま用いたが、これ以外にも例えば判定後の信号
に伝送路応答を掛けた信号を用いても良い。
【0056】次に、図6を参照して本発明の干渉除去受
信装置の第2実施形態であるアンテナダイバーシチ受信
装置について説明する。図6はこの第2実施形態のアン
テナダイバーシチ受信装置の構成を示すブロック図、図
7はこのアンテナダイバーシチ受信装置の後段検出部5
9の具体的な構成を示すブロック図、図8は後段検出部
59の他の実施例(変形例)を示すブロック図である。
【0057】この第2実施形態のアンテナダイバーシチ
受信装置は、図6に示すように、アンテナ50a、50
b、RF受信部51、55、符号同期部52、伝送路応
答推定部53、56、レプリカ生成部54、57、部分
系列推定部58、後段検出部59などから構成されてい
る。RF受信部51、55、符号同期部52、伝送路応
答推定部53、56、レプリカ生成部54、57は上記
第1実施形態の対応する名称の構成と同様の機能を有し
ておりその説明は省略する。なおアンテナ50a、RF
受信部51、伝送路応答推定部53、レプリカ生成部5
4を第1のアンテナ系、アンテナ50b、RF受信部5
5、伝送路応答推定部56、レプリカ生成部57を第2
のアンテナ系と呼ぶ。
【0058】部分系列推定部58は第1のアンテナ系,
第2のアンテナ系ごとにそれぞれに対応した一部のユー
ザ、例えば受信すべき全ユーザをいくつかのグループに
分割した中の受信強度が最強のグループの受信信号につ
いて系列推定し、その推定結果とそれぞれに対応した残
差信号a,bとを後段検出部59に出力する。後段検出
部59は部分系列推定部58から得られた残差信号a,
bおよび推定結果と、各ユーザのレプリカ信号a,bと
を用いて推定結果を補正し、補正した結果を最終的な出
力とする。また後段検出部59は干渉除去が行われた状
態での各ユーザのマッチドフィルタ出力を符号同期部5
2および伝送路応答推定部53、56に帰還する。
【0059】上記後段検出部59は、図7に示すよう
に、第1のアンテナ処理系(乗算器61、加算器62、
マッチドフィルタ(MF)63、サンプルホールド回路
64、乗算器65)と、第2のアンテナ処理系(乗算器
66、加算器67、マッチドフィルタ(MF)68、サ
ンプルホールド回路69、乗算器610)と、第1およ
び第2のアンテナ系でそれぞれ得られた同相合成(最大
比合成)する合成手段としての加算器611と、この加
算器611から出力された同相合成結果信号の位相判定
を行い、復調結果として出力する判定器612とから構
成されている。
【0060】続いて、この第2実施形態のアンテナダイ
バーシチ受信装置の動作を説明する。 第1のアンテナ
系において、CDMAシステムの基地局などからアンテ
ナ50aによって受信された信号は、RF受信部51に
てべースバンド信号に周波数変換され、A/D変換器に
よりA/D変換(サンプリング)されてディジタル信号
に変換される。この信号に対し符号同期部52は受信信
号の拡散符号のタイミングを検出し、タイミング情報を
伝送路応答推定部53に伝送する。伝送路応答推定部5
3では、サンプリングされた受信信号のうち、既知信号
部分を用いて各ユーザの受信信号が受けた伝送路の複素
遅延プロファイルが測定される。なおこのような既知シ
ンボル以外の部分を用いた伝送路応答推定の実現方法と
しては、復調結果をフィードバックさせて受信信号から
情報成分による位相不確定性を除き、伝送路応答の状態
を推定する方法があり、受信信号のフレーム構成や伝送
状態により両推定方法を選択して使用する。
【0061】そして、レプリカ生成部54により、符号
同期部52で得られた符号タイミング情報と、伝送路応
答推定部53で得られた各ユーザの受信信号が受けた伝
送路の遅延プロファイル情報から、各ユーザに対応した
情報成分を含まないレプリカ信号が生成される。なお、
この図6には示していないが、図1に示した受信電力ソ
ーティング部15を設け、個々のユーザの遅延プロファ
イル(伝送路応答)から受信電力(但し第1および第2
のアンテナ処理系の総受信電力)を計算し、実際のユー
ザの番号と受信強度の順番を対応させて、この情報を部
分系列推定部58に伝達することも可能である。また同
様に図1に示した前ビット干渉除去部16を設け、推定
が行われるべきシンボルの1シンボル前の合成レプリカ
信号を生成して受信信号から除去することも可能であ
る。
【0062】一方、第2のアンテナ系において、CDM
Aシステムの基地局などからアンテナ50bで受信され
た信号は、RF受信部55にてベースバンド信号に周波
数変換され、A/D変換器によりA/D変換(サンプリ
ング)されてディジタル信号に変換される。符号同期部
52で生成されたタイミング情報は、伝送路応答推定部
56にも伝送する。この伝送路応答推定部56において
もサンプリングされた受信信号のうち既知信号部分を用
いて各ユーザの受信信号が受けた伝送路の複素遅延プロ
ファイルが測定される。なお既知シンボル以外の部分を
用いた伝送路応答推定の実現方法として、復調結果をフ
ィードバックさせて受信信号から情報成分による位相不
確定性を除き、伝送路応答の状態を推定する方法があり
受信信号のフレーム構成や伝送状態により両推定方法を
選択して使用する。
【0063】そして、レプリカ生成部57により符号同
期部52で得られた符号タイミング情報と、伝送路応答
推定部56で得られた各ユーザの受信信号が受けた伝送
路の遅延プロファイル情報から、各ユーザに対応した情
報成分を含まないレプリカ信号が生成される。なおここ
でも上記のように前ビット干渉除去部16を設け、推定
が行われるべきシンボルの1シンボル前の合成レプリカ
信号を生成して受信信号から除去することも可能であ
る。
【0064】第1のアンテナ系および第2のアンテナ系
から部分系列推定部58に受信信号、あるいは前ビット
の干渉が除去された信号が入力されると、部分系列推定
部58はそれぞれの入力信号を用いて干渉除去受信を行
う。この干渉除去受信の結果、部分系列推定部58から
は、全ユーザの1次的な復調結果である推定結果が後段
検出部59へ出力されると共に、その推定結果と各ユー
ザのレプリカ信号とを合成して得られた信号と受信信号
との残差信号a,bが後段検出部59へ出力される。
【0065】すなわち、部分系列推定部58は、第1の
アンテナ系,第2のアンテナ系にそれぞれ対応した残差
信号a,bを生成し後段検出部59に出力し、後段検出
部59では部分系列推定部58から得られた残差信号
a,bおよび推定結果と、各ユーザのレプリカ信号a,
bとを用いて推定結果を補正し、補正した結果を最終的
な出力とする。またこれと同時に干渉除去が行われた状
態での各ユーザのマッチドフィルタ出力を符号同期部5
2および伝送路応答推定部53、56に帰還する。 こ
こで、後段検出部59の動作を詳細に説明する。
【0066】後段検出部59には、部分系列推定部58
から出力された第1のアンテナ系の残差信号a、全ユー
ザの推定結果および系列推定に用いられた情報成分を持
たない受信信号レプリカaが第1のアンテナ処理系(乗
算器61)に導入される。また後段検出部59には、部
分系列推定部58から出力された第2のアンテナ系の残
差信号b、全ユーザの推定結果および系列推定に用いら
れた情報成分を持たない受信信号レプリカbが第2のア
ンテナ処理系(乗算器67)に導入される。
【0067】まず、第1のアンテナ処理系について説明
する。
【0068】第1のアンテナ処理系(アンテナ50a側
の信号処理系)では、乗算器61により、各ユーザの受
信信号レプリカがそれぞれ対応する各推定結果で位相変
調される。これらの情報変調されたレプリカ信号は、加
算器62を用いてそれぞれ別々に対応した部分系列推定
部58からの残差信号aに加算される。この処理により
各加算後の信号は他のユーザの干渉信号のみが除去され
た受信信号となる。これらの信号を、それぞれの信号に
対応する拡散符号を係数に持つマッチドフィルタ63に
通すことで逆拡散を行う。この逆拡散信号は、アンテナ
50a側の伝送路応答の遅延プロファイル情報を含むた
め、マッチドフィルタ出力aとして伝送路応答推定部5
3に帰還される。
【0069】一方、これらの逆拡散信号はサンプルホー
ルド回路64に導入され、符号同期部52あるいは伝送
路応答推定部53からの符号タイミング情報を基に一部
分のみサンプリングされる。サンプリングされた逆拡散
信号は乗算器65に出力されて、乗算器65にて伝送路
応答推定部53から得られたアンテナ50a側の各伝送
路の複素遅延プロファイルの複素共役係数が乗算され
る。
【0070】続いて、第2のアンテナ処理系について説
明する。
【0071】第2のアンテナ処理系(アンテナ50b側
の信号処理系)では、乗算器67により、各ユーザの受
信信号レプリカがそれぞれに対応する各推定結果で位相
変調される。これらの情報変調されたレプリカ信号は、
加算器67にてそれぞれ別々に対応した部分系列推定部
58からの残差信号bに加算される。これらの信号は、
それぞれの信号に対応する拡散符号を係数に持つマッチ
ドフィルタ(MF)68に通されて逆拡散が行われる。
この逆拡散信号は、アンテナ50b側の伝送路応答の遅
延プロファイル情報を含んでおり、上記第1のアンテナ
処理系同様にマッチドフィルタ(MF)68の出力bと
して伝送路応答推定部56に帰還される。 一方、これ
らの逆拡散信号はサンプルホールド回路69に導入さ
れ、符号同期部52あるいは伝送路応答推定部56から
の符号タイミング情報を基に一部分のみサンプリングさ
れる。サンプリングされた逆拡散信号には、乗算器61
0を用いて伝送路応答推定部56から得られたアンテナ
50b側の伝送路の複素遅延プロファイルの複素共役係
数が乗算される。
【0072】そして、第1のアンテナ処理系で得られた
信号(乗算器65で乗算されて得られたアンテナ50a
側の逆拡散信号サンプル値)と第2のアンテナ処理系で
得られた信号(乗算器610で乗算されて得られたアン
テナ50b側の逆拡散信号サンプル値)とが加算器61
1に入力されてここで加算(合成)される。
【0073】この合成信号は判定器612に出力されて
判定器612にて位相判定されて復調結果が出力され
る。ここで、受信に軟判定出力が求められる場合には軟
判定結果を復調結果として出力する。
【0074】このようにこの第2実施形態のアンテナダ
イバーシチ受信装置によれば、アンテナ50aとアンテ
ナ50bとでそれぞれに受信された信号を個別に処理し
部分系列推定部58および後段検出部59においてそれ
ぞれの系から得られた信号を用いてアンテナダイバーシ
チ受信を実現したことで高品質な受信特性を得ることが
できる。また後段検出部59において各マッチドフィル
タ(MF)63、68の出力a,bをそれぞれの伝送路
応答推定部53、56へ帰還させることにより伝送路応
答推定の誤りがなくなり干渉信号が除去された伝送路応
答(遅延プロファイル情報)が得られ、受信特性を向上
することができる。
【0075】次に、図8を参照して上記後段検出部59
の他の例(応用例)について説明する。図8はアンテナ
ダイバーシチ受信およびパスダイバーシチ受信を同時に
実現するための後段検出部59の具体的な回路構成を示
す図である。
【0076】この場合、後段検出部59は、図8に示す
ように、第1のアンテナ処理系(乗算器71、加算器7
2、マッチドフィルタ73、サンプルホールド回路7
4、乗算器75、シフトレジスタ76)と、第2のアン
テナ処理系(乗算器77、加算器78、マッチドフィル
タ79、サンプルホールド回路710、乗算器711、
シフトレジスタ712)と、第1および第2のアンテナ
処理系で得られた乗算結果信号(逆拡散信号サンプル
値)を合成する加算器(Σ)713と、この加算器
(Σ)713で合成された信号の位相判定を行い、復調
結果として出力する判定器714とから構成されてい
る。
【0077】この応用例の場合は、部分系列推定部58
から出力された各アンテナ系にそれぞれ対応した残差信
号a,残差信号b、全ユーザの推定結果および系列推定
に用いられた情報成分を持たない各アンテナ系の受信信
号レプリカa,bが後段検出部59に導入される。
【0078】後段検出部59では、各アンテナ系ごとに
信号処理を行う。
【0079】まず、第1のアンテナ処理系について説明
する。第1のアンテナ処理系では、乗算器71によっ
て、各ユーザの受信信号レプリカがそれぞれ対応する各
推定結果で位相変調される。これらの情報変調されたレ
プリカ信号は、それぞれ別々に加算器72にてアンテナ
50a側に対応した部分系列推定部58の残差信号aに
加算される。この処理により、各加算後の信号は他のユ
ーザの干渉信号のみが除去された受信信号となる。これ
らの信号は、それぞれの信号に対応する拡散符号を係数
に持つマッチドフィルタ73に通されて逆拡散が行われ
る。この逆拡歓信号は、アンテナ50a側の伝送路応答
の遅延プロファイル情報を含んでおりこれを伝送路応答
推定に再利用するため、マッチドフィルタ73の出力a
を伝送路応答推定部53に帰還させる。
【0080】一方、これらの逆拡散信号はサンプルホー
ルド回路74に導入され、符号同期部52あるいは伝送
路応答推定部53からのマルチバス遅延時間に対応した
符号タイミング情報を基に、一部分のみサンプリングさ
れる。サンプリングされた逆拡散信号は乗算器75に出
力され、乗算器75にて、伝送路応答推定部53から得
られた各伝送路の複素遅延プロファイルの複素共役係数
が乗算される。このとき、各複素係数はサンプルホール
ド回路74の出力タイミングと同期してそれぞれのバス
に対応した値を入力する。乗算器75が乗算した結果の
信号はシフトレジスタ76へ導入される。
【0081】続いて第2のアンテナ処理系について説明
する。第2のアンテナ処理系では、乗算器77により、
各ユーザの受信信号レプリカがそれぞれに対応する各推
定結果で位相変調される。これらの情報変調されたレプ
リカ信号は、加算器78を用いてそれぞれ別々にアンテ
ナ50b側に対応した部分系列推定部58の残差信号b
に加算される。これらの信号を、それぞれの信号に対応
する拡散符号を係数に持つマッチドフィルタ79に通さ
れて逆拡散が行われる。この逆拡散信号は、アンテナ5
0b側の伝送路応答の遅延プロファイル情報を含んでい
るので、上記アンテナ50a側同様にマッチドフィルタ
79の出力bを伝送路応答推定部56に帰還させる。
【0082】一方、これらの逆拡散信号はサンプルホー
ルド回路710に導入され、符号同期部52あるいは伝
送路応答推定部56からの、アンテナ50b側のマルチ
パス遅延時間に対応した符号タイミング情報を基に、一
部分のみサンプリングされる。サンプリングされた逆拡
散信号には、乗算器711を用いて伝送路応答推定部5
6から得られた各伝送路の複素遅延プロファイル(伝送
路応答b)の複素共役係数が乗算される。このとき、こ
れらの複素係数はサンプルホールド回路710の出力タ
イミングと同期してそれぞれのパスに対応した値を入力
する。これらの信号はシフトレジスタ712へ導入され
る。
【0083】そして、上記第1および第2のアンテナ処
理系でそれぞれ得られた逆拡散信号サンプル値は加算器
713により合成されて判定器714に出力され、判定
器714にて位相判定されて復調結果が出力される。こ
こで、受信に軟判定出力が求められる場合には軟判定結
果を復調結果として出力する。なお、この応用例以外の
例として、マッチドフィルタをパス数分パラレルに用意
したRAKE構成としてパスダイバーシチを実現しても
良い。
【0084】このようにアンテナダイバーシチ受信装置
において、後段検出部59でパスダイバーシチ受信を実
現したことにより、マルチパス対策ができ、さらに高品
質な受信特性を得ることができる。また各マッチドフィ
ルタ73、79の出力a,bをそれぞれの伝送路応答推
定部53、56へ帰還させることにより伝送路応答推定
の誤りがなくなり干渉信号が除去された伝送路応答(遅
延プロファイル情報)が得られ、受信特性を向上するこ
とができる。
【0085】以上、これまで各図で示した実施例や各回
路構成例は、それぞれを組み合わせて実現することも可
能である。また上記第1および第2の実施形態では、受
信装置内の各構成要素をブロックごとに分離して構成し
たが、これに限定されることはなく、例えば単体あるい
は複数個の信号処理プロセッサ上に各構成要素をまとめ
て実現することも可能である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、後
段検出手段のマッチドフィルタ出力を伝送路応答推定手
段へ帰還させるようにしたので、干渉信号が除去された
伝送路応答が得られ、受信特性を向上することができ
る。この結果、系列推定の精度が上がり干渉除去がより
確実に行えるようになり通信品質を向上することができ
る。 また、後段検出手段からはマッチドフィルタ出
力、つまり逆拡散信号を部分系列推定手段に帰還させる
ので、軟判定復調結果を得ることができる。さらに、ダ
イバシテ受信およびパスダイバシテ受信を実現したの
で、高品質な受信特性が得られる。また、後段検出手段
を乗算器、加算器およびマッチドフィルタなどの単純な
回路構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の干渉除去受信装置の構
成を示すブロック図。
【図2】この第1実施形態の干渉除去受信装置の後段検
出部の具体例を示す図。
【図3】この第1実施形態の干渉除去受信装置の部分系
列推定部の具体例を示す図。
【図4】図2の後段検出部の応用例としてパスダイバー
シチを実現する回路構成を示す図。
【図5】図2の部分系列推定部の応用例としてsuccessi
ve干渉除去タイプの回路構成を示す図。
【図6】本発明の第2実施形態のアンテナダイバーシチ
受信装置の構成を示すブロック図。
【図7】この第2実施形態のアンテナダイバーシチ受信
装置の後段検出部の具体例を示す図。
【図8】図6の後段検出部の応用例としてアンテナダイ
バーシチとパスダイバーシチとを同時に実現する回路構
成を示す図。
【符号の説明】
11,51,55…RF受信部、12,52…符号同期
部、13,53,56…伝送路応答推定部、14,5
4,57…レプリカ生成部、15…電力ソーティング
部、16…前ビット干渉除去部、17,58…部分系列
推定部、18,59…後段検出部、19,110…遅延
器、21,25,31,35,61,65,66,61
0,71,75,77,711…乗算器、22,32,
37,62,611,72,78,713…加算器、2
3,33,63,68,73,79…マッチドフィル
タ、24,34,64,69,74,710…サンプル
ホールド回路、26,38,612,714…判定器、
36,42,76,712…シフトレジスタ、41,4
7,48…スイッチ、43…参照信号生成器、44…減
算器、45…信号電力計算機、46…最小値判定器、8
1,810…スイッチ、82…マッチドフィルタ、83
…サンプルホールド回路、84,87…乗算器、85…
判定器、86…拡散符号生成部、88…遅延素子、89
…減算器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線通信機が同一の周波数帯域内
    で異なる拡散符号を用いて多重通信を行う符号分割多元
    接続(CDMA)方式の信号を受信して復調する受信装
    置において、 前記受信信号を周波数変換し、べースバンド信号を得る
    RF受信手段と、 前記ベースバンド信号が受けた伝送路応答を各拡散符号
    に対して推定する伝送路応答手段と、 前記ベースバンド信号に対し各拡散符号の同期を行う符
    号同期手段と、 前記伝送路応答推定手段により推定された伝送路応答推
    定値と前記符号同期手段により同期をとられたときの各
    拡散符号のタイミング情報とを用いて各ユーザに対応し
    た受信信号のレプリカ信号を生成するレプリカ信号生成
    手段と、 前記伝送路応答推定手段により得られた各伝送路応答推
    定値を基に各ユーザの受信信号の電力を算出し、算出し
    た受信電力の順に各ユーザの受信信号をソーティングす
    る受信電力ソーティング手段と、 前記受信電力ソーティング手段によりソーティングされ
    た順に前記ユーザの受信信号を前記レプリカ信号を用い
    て復調しつつ干渉除去して復調結果を出力すると共に、
    残りのユーザに対応する情報成分を含む残差信号を出力
    する部分系列推定手段と、 前記部分系列推定手段から出力された残差信号および前
    記復調結果と前記レプリカ信号生成手段により生成され
    た各ユーザごとの受信信号のレプリカ信号とを用いて残
    りの受信信号の再復調を行う後段検出手段とを具備する
    ことを特徴とする干渉除去受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の干渉除去受信装置におい
    て、 前記後段検出手段が、 前記各ユーザの受信信号のレプリカ信号をそれぞれの復
    調結果に応じて位相変調する乗算手段と、 前記各ユーザに対応して位相変調された受信信号レプリ
    カに前記残差信号を加算する加算手段と、 前記加算手段により加算された信号に対して逆拡散を行
    うマッチドフィルタと、 前記マッチドフィルタにより
    逆拡散された逆拡散信号を基に再復調結果を得る判定手
    段とを具備することを特徴とする干渉除去受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の干渉除去受信装置におい
    て、 前記判定手段が、 前記マッチドフィルタにより逆拡散された出力信号を適
    切なタイミングでサンプリングするサンプルホールド手
    段と、 前記サンプルホールド手段によりサンプリングされた信
    号に前記伝送路応答推定手段から出力された伝送路応答
    推定値を乗算する乗算手段と、 前記乗算手段により乗算された信号を判定して再復調結
    果を得る判定器とを具備することを特徴とする干渉除去
    受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の干渉除去受信装置におい
    て、 前記判定手段が、 前記マッチドフィルタにより逆拡散された出力信号を適
    切なタイミングでサンプリングするサンプルホールド手
    段と、 前記サンプルホールド手段によりサンプリングされた信
    号に前記伝送路応答推定手段から出力された伝送路応答
    推定値を乗算する乗算手段と、 前記乗算手段により乗算されたシリアルな信号を最適な
    タイミングで保持しパラレルに加算する加算手段と、 前記加算手段により加算された信号を判定して再復調結
    果を得る判定器とを具備することを特徴とする干渉除去
    受信装置。
  5. 【請求項5】 複数の無線通信機が同一の周波数帯域内
    で異なる拡散符号を用いて多重通信を行う符号分割多元
    接続(CDMA)方式の信号を受信して復調する受信装
    置において、 前記CDMA方式の信号を受信する第1のアンテナと、 前記第1のアンテナにより受信された受信信号を周波数
    変換し、べースバンド信号を得る第1のRF受信手段
    と、 前記第1のRF受信手段により周波数変換されたベース
    バンド信号が受けた伝送路応答を各拡散符号に対して推
    定する第1の伝送路応答推定手段と、 前記ベースバンド信号に対し各拡散符号の同期を行う符
    号同期手段と、 前記CDMA方式の信号を受信する第2のアンテナと、 前記第1のアンテナにより受信された受信信号を周波数
    変換し、べースバンド信号を得る第2のRF受信手段
    と、 前記第2のRF受信手段により周波数変換されたベース
    バンド信号が受けた伝送路応答を各拡散符号に対して推
    定する第2の伝送路応答推定手段と、 前記第1の伝送路応答推定手段により推定された第1の
    伝送路応答推定値と、前記符号同期手段により同期をと
    られたときの各拡散符号のタイミング情報とを用いて各
    ユーザに対応した受信信号の第1のレプリカ信号を生成
    する第1のレプリカ信号生成手段と、 前記第2の伝送路応答推定手段により推定された第2の
    伝送路応答推定値と、前記符号同期手段により同期をと
    られたときの各拡散符号のタイミング情報とを用いて各
    ユーザに対応した受信信号の第2のレプリカ信号を生成
    する第2のレプリカ信号生成手段と、 前記第1および第2の各伝送路応答推定値と前記第1お
    よび第2のレプリカ信号とを用いて所定の順序でユーザ
    の受信信号を復調しつつ干渉除去して復調結果を出力す
    ると共に、残りのユーザに対応する情報成分を含む第1
    および第2の残差信号を出力する部分系列推定手段と、 前記部分系列推定手段から出力された第1および第2の
    残差信号と前記復調結果と前記第1および第2のレプリ
    カ信号生成手段により生成された各ユーザごとの受信信
    号の第1および第2のレプリカ信号とを用いて残りの受
    信信号の再復調を行う後段検出手段とを具備することを
    特徴とする干渉除去受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の干渉除去受信装置におい
    て、 前記後段検出手段が、 前記各ユーザの受信信号の第1のレプリカ信号をそれぞ
    れの復調結果に応じて位相変調する第1の乗算手段と、 前記各ユーザの受信信号の第2のレプリカ信号をそれぞ
    れの復調結果に応じて位相変調する第2の乗算手段と、 前記各ユーザに対応して位相変調された受信信号レプリ
    カに前記第1の残差信号を加算する第1の加算手段と、 前記各ユーザに対応して位相変調された受信信号レプリ
    カに前記第2の残差信号を加算する第2の加算手段と、 前記第1の加算手段により加算された信号に対して逆拡
    散を行い第1の逆拡散信号を出力する第1のマッチドフ
    ィルタと、 前記第2の加算手段により加算された信号に対して逆拡
    散を行い第2の逆拡散信号を出力する第2のマッチドフ
    ィルタと、 前記第1のマッチドフィルタにより逆拡散された第1の
    逆拡散信号を適切なタイミングでサンプリングする第1
    のサンプルホールド手段と、 前記第2のマッチドフィルタにより逆拡散された第2の
    逆拡散信号を適切なタイミングでサンプリングする第2
    のサンプルホールド手段と、 前記第1のサンプルホールド手段によりサンプリングさ
    れた信号に前記第1の伝送路応答推定手段から出力され
    た第1の伝送路応答推定値を乗算し位相変調する第1の
    乗算手段と、 前記第2のサンプルホールド手段によりサンプリングさ
    れた信号に前記第2の伝送路応答推定手段から出力され
    た第2の伝送路応答推定値を乗算し位相変調する第2の
    乗算手段と、 前記第1および第2の乗算手段により位相変調された第
    1および第2の信号を合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された信号を判定して再復調結
    果を得る判定手段とを具備することを特徴とする干渉除
    去受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の干渉除去受信装置におい
    て、 前記合成手段が、 前記第1の乗算手段により位相変調された第1の信号と
    前記第2の乗算手段により位相変調された第2の信号と
    を加算する加算器と、 前記加算器により加算された信号の相判定を行い再復調
    結果を得る判定器とを具備することを特徴とする干渉除
    去受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の干渉除去受信装置におい
    て、 前記合成手段が、 前記第1の乗算手段により位相変調された第1の信号を
    それぞれの波形ごとに保持する第1のシフトレジスタ
    と、 前記第2の乗算手段により位相変調された第2の信号を
    それぞれの波形ごとに保持する第2のシフトレジスタ
    と、 第1および第2のシフトレジスタに保持された波形を同
    相合成する同相合成手段と、 前記同相合成手段により同相合成された信号の位相判定
    を行い再復調結果を得る判定器とを具備することを特徴
    とする干渉除去受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項2または6いずれか記載の干渉除
    去受信装置において、 前記各伝送路応答推定手段は、 前記各マッチドフィルタから出力された逆拡散信号と前
    記判定手段から出力された再復調結果とを用いて伝送路
    応答を推定することを特徴とする干渉除去受信装置。
JP9119976A 1997-05-09 1997-05-09 干渉除去受信装置 Withdrawn JPH10308690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000060789A1 (en) * 1999-04-01 2000-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for eliminating interference signal
KR101189325B1 (ko) 2006-12-19 2012-10-09 엘지이노텍 주식회사 Lbt방식의 rfid 송수신 시스템

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WO2000060789A1 (en) * 1999-04-01 2000-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for eliminating interference signal
US6967991B1 (en) 1999-04-01 2005-11-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device for canceling interference
KR101189325B1 (ko) 2006-12-19 2012-10-09 엘지이노텍 주식회사 Lbt방식의 rfid 송수신 시스템

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