JPH103086A - 透明電極基板とそれを用いた液晶パネル - Google Patents
透明電極基板とそれを用いた液晶パネルInfo
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- JPH103086A JPH103086A JP15510396A JP15510396A JPH103086A JP H103086 A JPH103086 A JP H103086A JP 15510396 A JP15510396 A JP 15510396A JP 15510396 A JP15510396 A JP 15510396A JP H103086 A JPH103086 A JP H103086A
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- transparent
- transparent electrode
- electrode substrate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低抵抗でかつ高透過率を有した透明電極基板
とそれを用いた液晶パネルを得る。 【解決手段】 ガラス基板11上に金属薄膜12を形成
し、その表面に透明薄膜13を積層する。あるいは、ガ
ラス基板上に第1の透明薄膜を積層し、その表面に金属
薄膜を形成し、さらにその表面に第2の透明薄膜を積層
して透明電極基板を得る。また、ガラス基板11の代わ
りにカラーフィルター基板を用いることでカラーフィル
ター付き透明電極基板を得る。さらに、透明電極基板な
らびにカラーフィルター付き透明電極基板を液晶層を挟
み込んで重ね合わせて液晶パネルを得る。
とそれを用いた液晶パネルを得る。 【解決手段】 ガラス基板11上に金属薄膜12を形成
し、その表面に透明薄膜13を積層する。あるいは、ガ
ラス基板上に第1の透明薄膜を積層し、その表面に金属
薄膜を形成し、さらにその表面に第2の透明薄膜を積層
して透明電極基板を得る。また、ガラス基板11の代わ
りにカラーフィルター基板を用いることでカラーフィル
ター付き透明電極基板を得る。さらに、透明電極基板な
らびにカラーフィルター付き透明電極基板を液晶層を挟
み込んで重ね合わせて液晶パネルを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透明電極基板と
それを用いた液晶パネルに関するものである。
それを用いた液晶パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図9ないし図11に示す。図9
は透明電極基板100の断面図、図10はカラーフィル
ター付き透明電極基板110の断面図、図11は透明電
極基板100ならびにカラーフィルター付き透明電極基
板110を用いたSTN液晶パネル120の断面図を示
している。
は透明電極基板100の断面図、図10はカラーフィル
ター付き透明電極基板110の断面図、図11は透明電
極基板100ならびにカラーフィルター付き透明電極基
板110を用いたSTN液晶パネル120の断面図を示
している。
【0003】図9において、液晶パネル用の透明電極基
板100は、主として、DCマグネトロンスイパッタリ
ング法を用いてITO(インジウムおよび錫の酸化物)
膜102をガラス基板101上に着膜するという方法で
生産されている。また、図10において、カラーフィル
ター付き透明電極基板110は、主として、DCマグネ
トロンスイパッタリング法を用いてITO膜112をカ
ラーフィルター基板111上に着膜するという方法で生
産されている。カラーフィルター基板111は、ガラス
基板113上にカラーフィルター(緑)層114,カラ
ーフィルター(赤)層115,カラーフィルター(青)
層116,カラーフィルター(黒)層117ならびにオ
ーバーコート層118を形成してなる。
板100は、主として、DCマグネトロンスイパッタリ
ング法を用いてITO(インジウムおよび錫の酸化物)
膜102をガラス基板101上に着膜するという方法で
生産されている。また、図10において、カラーフィル
ター付き透明電極基板110は、主として、DCマグネ
トロンスイパッタリング法を用いてITO膜112をカ
ラーフィルター基板111上に着膜するという方法で生
産されている。カラーフィルター基板111は、ガラス
基板113上にカラーフィルター(緑)層114,カラ
ーフィルター(赤)層115,カラーフィルター(青)
層116,カラーフィルター(黒)層117ならびにオ
ーバーコート層118を形成してなる。
【0004】さらに、図11において、STN液晶パネ
ル120は、透明電極基板100とカラーフィルター付
き透明電極基板110を液晶層121を介して重ね合わ
せてなり、122はシール樹脂である。現行のDCマグ
ネトロンスパッタリング法でITO膜102,112を
形成する場合、シート抵抗値は膜厚3500Åで7Ω程
度が限界と言われている。
ル120は、透明電極基板100とカラーフィルター付
き透明電極基板110を液晶層121を介して重ね合わ
せてなり、122はシール樹脂である。現行のDCマグ
ネトロンスパッタリング法でITO膜102,112を
形成する場合、シート抵抗値は膜厚3500Åで7Ω程
度が限界と言われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在の液晶パネルは、
近年のノートパソコンの普及と共に、大型化,高精細
化,高速化等の更なる高表示品位への要求が強まってい
る。特に不均一クロストークや、表示エリア内の輝度勾
配により表示品位が劣化しやすいSTN液晶パネルで、
これらの高表示品位を実現するためには、透明電極の更
なる低抵抗化が絶対条件である。一般にSTN液晶パネ
ルに要求されるシート抵抗値としては、10.4インチ
VGAパネルで7Ω以下、SVGAパネルで5Ω以下と
いわれている。
近年のノートパソコンの普及と共に、大型化,高精細
化,高速化等の更なる高表示品位への要求が強まってい
る。特に不均一クロストークや、表示エリア内の輝度勾
配により表示品位が劣化しやすいSTN液晶パネルで、
これらの高表示品位を実現するためには、透明電極の更
なる低抵抗化が絶対条件である。一般にSTN液晶パネ
ルに要求されるシート抵抗値としては、10.4インチ
VGAパネルで7Ω以下、SVGAパネルで5Ω以下と
いわれている。
【0006】これらの低抵抗化に対応する手段として、
主に図12に示すようなITO膜130を厚膜化する方
法と、図13に示すようなITO膜にかわる金属薄膜1
31を着膜する方法が提案されている。しかし、図12
に示すように、ITO膜130の厚膜化を行った場合に
は、液晶パネル組立工程におけるエッチング時のITO
パターンニング安定性の問題、ラビング時のラビング筋
の発生やラビング布の劣化の問題、その他ITO膜13
0の信頼性の問題等が有る。これらの問題に対して現在
検討が進められているが、ITO膜130の膜厚として
は4000Å程度が限界であろうと言われている。
主に図12に示すようなITO膜130を厚膜化する方
法と、図13に示すようなITO膜にかわる金属薄膜1
31を着膜する方法が提案されている。しかし、図12
に示すように、ITO膜130の厚膜化を行った場合に
は、液晶パネル組立工程におけるエッチング時のITO
パターンニング安定性の問題、ラビング時のラビング筋
の発生やラビング布の劣化の問題、その他ITO膜13
0の信頼性の問題等が有る。これらの問題に対して現在
検討が進められているが、ITO膜130の膜厚として
は4000Å程度が限界であろうと言われている。
【0007】一方、図13に示すようにITO膜に変わ
って金属薄膜131を用いた場合には、数100Åの薄
膜で数オームの低シート抵抗が得られるものの、金属薄
膜131は光の反射率が高く、そのために透明電極基板
の透過率が低下するという問題がある。例えば、清浄な
ガラス基板101上に、DCマグネトロンスパッタリン
グ装置を用いて銀薄膜131を形成する。この時、スパ
ッタリングパワーを変化させて種々の膜厚の銀薄膜13
1のサンプルA,B,Cを作成し、これらの銀薄膜13
1のサンプルのそれぞれについてシート抵抗値と透過率
を測定した。その結果を表1に示す。
って金属薄膜131を用いた場合には、数100Åの薄
膜で数オームの低シート抵抗が得られるものの、金属薄
膜131は光の反射率が高く、そのために透明電極基板
の透過率が低下するという問題がある。例えば、清浄な
ガラス基板101上に、DCマグネトロンスパッタリン
グ装置を用いて銀薄膜131を形成する。この時、スパ
ッタリングパワーを変化させて種々の膜厚の銀薄膜13
1のサンプルA,B,Cを作成し、これらの銀薄膜13
1のサンプルのそれぞれについてシート抵抗値と透過率
を測定した。その結果を表1に示す。
【0008】
【表1】 サンプルAは銀薄膜131の膜厚が100Åの場合、サ
ンプルBは銀薄膜131の膜厚が150Åの場合、サン
プルCは銀薄膜131の膜厚が200Åの場合のシート
抵抗ならびに透過率を示している。表1の結果から、各
サンプルA,B,Cにおいて、透過率が低いことがわか
る。
ンプルBは銀薄膜131の膜厚が150Åの場合、サン
プルCは銀薄膜131の膜厚が200Åの場合のシート
抵抗ならびに透過率を示している。表1の結果から、各
サンプルA,B,Cにおいて、透過率が低いことがわか
る。
【0009】したがって、この発明の目的は、低抵抗で
かつ高透過率を有した透明電極基板とそれを用いた液晶
パネルを提供することである。
かつ高透過率を有した透明電極基板とそれを用いた液晶
パネルを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の透明電極
基板は、ガラス基板と、このガラス基板上に形成した金
属薄膜と、この金属薄膜上に積層した透明薄膜とを備え
たものである。請求項2記載の透明電極基板は、請求項
1において、透明薄膜が、有機膜または酸化珪素膜であ
ることを特徴とするものである。
基板は、ガラス基板と、このガラス基板上に形成した金
属薄膜と、この金属薄膜上に積層した透明薄膜とを備え
たものである。請求項2記載の透明電極基板は、請求項
1において、透明薄膜が、有機膜または酸化珪素膜であ
ることを特徴とするものである。
【0011】請求項1または請求項2記載の透明電極基
板によると、ガラス基板上に金属薄膜を形成したので、
低シート抵抗化が図れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜を積
層したので、金属薄膜の表面における反射光と、透明薄
膜の表面における反射光が干渉し、金属薄膜の表面から
の反射光が緩和される。請求項3記載の透明電極基板
は、ガラス基板と、このガラス基板上に積層した第1の
透明薄膜と、この第1の透明薄膜上に形成した金属薄膜
と、この金属薄膜上に積層した第2の透明薄膜とを備え
たものである。
板によると、ガラス基板上に金属薄膜を形成したので、
低シート抵抗化が図れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜を積
層したので、金属薄膜の表面における反射光と、透明薄
膜の表面における反射光が干渉し、金属薄膜の表面から
の反射光が緩和される。請求項3記載の透明電極基板
は、ガラス基板と、このガラス基板上に積層した第1の
透明薄膜と、この第1の透明薄膜上に形成した金属薄膜
と、この金属薄膜上に積層した第2の透明薄膜とを備え
たものである。
【0012】請求項4記載の透明電極基板は、請求項3
において、第1,第2の透明薄膜が、有機膜または酸化
珪素膜であることを特徴とするものである。請求項3ま
たは請求項4記載の透明電極基板によると、第1の透明
薄膜上に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図
れる。また、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したの
で、金属薄膜の表面における反射光と、第1の透明薄膜
の表面における反射光が干渉し、かつ金属薄膜上に第2
の透明薄膜を積層したので、金属薄膜の表面における反
射光と、第2の透明薄膜の表面における反射光が干渉
し、金属薄膜の表面からの反射光がより一層緩和され
る。
において、第1,第2の透明薄膜が、有機膜または酸化
珪素膜であることを特徴とするものである。請求項3ま
たは請求項4記載の透明電極基板によると、第1の透明
薄膜上に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図
れる。また、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したの
で、金属薄膜の表面における反射光と、第1の透明薄膜
の表面における反射光が干渉し、かつ金属薄膜上に第2
の透明薄膜を積層したので、金属薄膜の表面における反
射光と、第2の透明薄膜の表面における反射光が干渉
し、金属薄膜の表面からの反射光がより一層緩和され
る。
【0013】請求項5記載の透明電極基板は、請求項1
または請求項2または請求項3または請求項4におい
て、金属薄膜の膜厚が100Å以上200Å以下であ
り、透明薄膜の膜厚が700Å以上1100Å以下であ
ることを特徴とするものである。請求項5記載の透明電
極基板によると、請求項1または請求項2または請求項
3または請求項4の作用に加え、金属薄膜の膜厚を10
0Å以上200Å以下、透明薄膜の膜厚を700Å以上
1100Å以下とすることで、低シート抵抗で高透過率
を確保できる。
または請求項2または請求項3または請求項4におい
て、金属薄膜の膜厚が100Å以上200Å以下であ
り、透明薄膜の膜厚が700Å以上1100Å以下であ
ることを特徴とするものである。請求項5記載の透明電
極基板によると、請求項1または請求項2または請求項
3または請求項4の作用に加え、金属薄膜の膜厚を10
0Å以上200Å以下、透明薄膜の膜厚を700Å以上
1100Å以下とすることで、低シート抵抗で高透過率
を確保できる。
【0014】請求項6記載の液晶パネルは、一対の基板
間に液晶層を挟み込んでなる液晶パネルにおいて、少な
くとも一方の基板に請求項1または請求項2または請求
項3または請求項4または請求項5記載の透明電極基板
を用いたことを特徴とするものである。請求項6記載の
液晶パネルによると、低シート抵抗で高い透過率を有し
た透明電極基板を用いることで、低抵抗で高透過率の液
晶パネルを得ることができる。
間に液晶層を挟み込んでなる液晶パネルにおいて、少な
くとも一方の基板に請求項1または請求項2または請求
項3または請求項4または請求項5記載の透明電極基板
を用いたことを特徴とするものである。請求項6記載の
液晶パネルによると、低シート抵抗で高い透過率を有し
た透明電極基板を用いることで、低抵抗で高透過率の液
晶パネルを得ることができる。
【0015】請求項7記載のカラーフィルター付き透明
電極基板は、カラーフィルター基板と、このカラーフィ
ルター基板上に形成した金属薄膜と、この金属薄膜上に
積層した透明薄膜とを備えたものである。請求項8記載
のカラーフィルター付き透明電極基板は、請求項7にお
いて、透明薄膜が、有機膜または酸化珪素膜であること
を特徴とするものである。
電極基板は、カラーフィルター基板と、このカラーフィ
ルター基板上に形成した金属薄膜と、この金属薄膜上に
積層した透明薄膜とを備えたものである。請求項8記載
のカラーフィルター付き透明電極基板は、請求項7にお
いて、透明薄膜が、有機膜または酸化珪素膜であること
を特徴とするものである。
【0016】請求項7または請求項8記載のカラーフィ
ルター付き透明電極基板によると、カラーフィルター基
板上に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図
れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜を積層したので、金属薄
膜の表面における反射光と、透明薄膜の表面における反
射光が干渉し、金属薄膜の表面からの反射光が緩和され
る。
ルター付き透明電極基板によると、カラーフィルター基
板上に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図
れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜を積層したので、金属薄
膜の表面における反射光と、透明薄膜の表面における反
射光が干渉し、金属薄膜の表面からの反射光が緩和され
る。
【0017】請求項9記載のカラーフィルター付き透明
電極基板は、カラーフィルター基板と、このカラーフィ
ルター基板上に積層した第1の透明薄膜と、この第1の
透明薄膜上に形成した金属薄膜と、この金属薄膜上に積
層した第2の透明薄膜とを備えたものである。請求項1
0記載のカラーフィルター付き透明電極基板は、請求項
9において、第1,第2の透明薄膜が、有機膜または酸
化珪素膜であることを特徴とするものである。
電極基板は、カラーフィルター基板と、このカラーフィ
ルター基板上に積層した第1の透明薄膜と、この第1の
透明薄膜上に形成した金属薄膜と、この金属薄膜上に積
層した第2の透明薄膜とを備えたものである。請求項1
0記載のカラーフィルター付き透明電極基板は、請求項
9において、第1,第2の透明薄膜が、有機膜または酸
化珪素膜であることを特徴とするものである。
【0018】請求項9または請求項10記載のカラーフ
ィルター付き透明電極基板によると、第1の透明薄膜上
に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図れる。
また、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したので、金
属薄膜の表面における反射光と、第1の透明薄膜の表面
における反射光が干渉し、かつ金属薄膜上に第2の透明
薄膜を積層したので、金属薄膜の表面における反射光
と、第2の透明薄膜の表面における反射光が干渉し、金
属薄膜の表面からの反射光がより一層緩和される。
ィルター付き透明電極基板によると、第1の透明薄膜上
に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図れる。
また、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したので、金
属薄膜の表面における反射光と、第1の透明薄膜の表面
における反射光が干渉し、かつ金属薄膜上に第2の透明
薄膜を積層したので、金属薄膜の表面における反射光
と、第2の透明薄膜の表面における反射光が干渉し、金
属薄膜の表面からの反射光がより一層緩和される。
【0019】請求項11記載のカラーフィルター付き透
明電極基板は、請求項7または請求項8または請求項9
または請求項10において、金属薄膜の膜厚が100Å
以上200Å以下であり、透明薄膜の膜厚が700Å以
上1100Å以下であることを特徴とするものである。
請求項11記載のカラーフィルター付き透明電極基板に
よると、請求項7または請求項8または請求項9または
請求項10の作用に加え、金属薄膜の膜厚を100Å以
上200Å以下、透明薄膜の膜厚を700Å以上110
0Å以下とすることで、低シート抵抗で高透過率を確保
できる。
明電極基板は、請求項7または請求項8または請求項9
または請求項10において、金属薄膜の膜厚が100Å
以上200Å以下であり、透明薄膜の膜厚が700Å以
上1100Å以下であることを特徴とするものである。
請求項11記載のカラーフィルター付き透明電極基板に
よると、請求項7または請求項8または請求項9または
請求項10の作用に加え、金属薄膜の膜厚を100Å以
上200Å以下、透明薄膜の膜厚を700Å以上110
0Å以下とすることで、低シート抵抗で高透過率を確保
できる。
【0020】請求項12記載の液晶パネルは、一対の基
板間に液晶層を挟み込んでなる液晶パネルにおいて、少
なくとも一方の基板に請求項7または請求項8または請
求項9または請求項10または請求項11記載のカラー
フィルター付き透明電極基板を用いたことを特徴とする
ものである。請求項12記載の液晶パネルによると、低
シート抵抗で高い透過率を有したカラーフィルター付き
透明電極基板を用いることで、低抵抗で高透過率の液晶
パネルを得ることができる。
板間に液晶層を挟み込んでなる液晶パネルにおいて、少
なくとも一方の基板に請求項7または請求項8または請
求項9または請求項10または請求項11記載のカラー
フィルター付き透明電極基板を用いたことを特徴とする
ものである。請求項12記載の液晶パネルによると、低
シート抵抗で高い透過率を有したカラーフィルター付き
透明電極基板を用いることで、低抵抗で高透過率の液晶
パネルを得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】 第1の実施の形態 この発明の第1の実施の形態の透明電極基板10の断面
図を図1に示す。図1において、11はガラス基板、1
2はガラス基板11上にDCマグネトロンスパッタリン
グ装置を用いて形成した金属薄膜となる銀薄膜、13は
銀薄膜12上にスピンコータを用いて塗布した透明薄膜
となるアクリル系有機膜であり、紫外線照射と熱硬化を
行って銀薄膜12とアクリル系有機膜13の積層構造と
した。
図を図1に示す。図1において、11はガラス基板、1
2はガラス基板11上にDCマグネトロンスパッタリン
グ装置を用いて形成した金属薄膜となる銀薄膜、13は
銀薄膜12上にスピンコータを用いて塗布した透明薄膜
となるアクリル系有機膜であり、紫外線照射と熱硬化を
行って銀薄膜12とアクリル系有機膜13の積層構造と
した。
【0022】アクリル系有機膜13について、スピンコ
ーター条件を変化させることによって数種類の膜厚のも
のを作成した。これらの銀薄膜12とアクリル系有機膜
13を積層したサンプルD,E,F,G,H,I,J,
について、シート抵抗値と透過率を測定した。その結果
を表2ならびに表3に示す。
ーター条件を変化させることによって数種類の膜厚のも
のを作成した。これらの銀薄膜12とアクリル系有機膜
13を積層したサンプルD,E,F,G,H,I,J,
について、シート抵抗値と透過率を測定した。その結果
を表2ならびに表3に示す。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】 表2は、100Å厚の銀薄膜12を形成したサンプル
D,E,Fに関するものであって、サンプルDは膜厚6
00Åのアクリル系有機膜13を積層した場合、サンプ
ルEは同膜厚を850Åとした場合、サンプルFは同膜
厚を1100Åとした場合のシート抵抗ならびに透過率
を示している。
D,E,Fに関するものであって、サンプルDは膜厚6
00Åのアクリル系有機膜13を積層した場合、サンプ
ルEは同膜厚を850Åとした場合、サンプルFは同膜
厚を1100Åとした場合のシート抵抗ならびに透過率
を示している。
【0025】また、表3は、150Å厚の銀薄膜12を
形成したサンプルG,H,Iならびに200Å厚の銀薄
膜12を形成したサンプルJに関するものであって、サ
ンプルGは膜厚600Åのアクリル系有機膜13を積層
した場合、サンプルHは同膜厚を850Åとした場合、
サンプルIは同膜厚を1100Åとした場合、サンプル
Jは同膜厚を850Åとした場合のシート抵抗ならびに
透過率を示している。
形成したサンプルG,H,Iならびに200Å厚の銀薄
膜12を形成したサンプルJに関するものであって、サ
ンプルGは膜厚600Åのアクリル系有機膜13を積層
した場合、サンプルHは同膜厚を850Åとした場合、
サンプルIは同膜厚を1100Åとした場合、サンプル
Jは同膜厚を850Åとした場合のシート抵抗ならびに
透過率を示している。
【0026】表2ならびに表3に示す結果より、銀薄膜
12の膜厚にかかわらずアクリル系有機膜13の膜厚は
850Å程度の場合が最も透過率が高くなることがわか
った。これは今回用いたアクリル系有機膜13の屈折率
が1.6であり、アクリル系有機膜13の表面における
反射光14が、干渉効果によって銀薄膜12の表面から
の反射光15を緩和したためと考えられる。
12の膜厚にかかわらずアクリル系有機膜13の膜厚は
850Å程度の場合が最も透過率が高くなることがわか
った。これは今回用いたアクリル系有機膜13の屈折率
が1.6であり、アクリル系有機膜13の表面における
反射光14が、干渉効果によって銀薄膜12の表面から
の反射光15を緩和したためと考えられる。
【0027】このように構成された透明電極基板10に
よると、銀薄膜12上にアクリル系有機膜13を積層す
ることで、光の干渉効果により、銀薄膜12による光の
反射を低減させることができ、高い透過率を維持するこ
とができる。したがって、金属薄膜である銀薄膜12を
用いて低シート抵抗を得ながら、高透過率を達成でき
る。
よると、銀薄膜12上にアクリル系有機膜13を積層す
ることで、光の干渉効果により、銀薄膜12による光の
反射を低減させることができ、高い透過率を維持するこ
とができる。したがって、金属薄膜である銀薄膜12を
用いて低シート抵抗を得ながら、高透過率を達成でき
る。
【0028】なお、透明薄膜はアクリル系有機膜13に
限るものではなく、エポキシ等の有機膜や酸化珪素膜等
の無機膜でもよく、それぞれの屈折率に応じた膜厚で形
成すれば同様の効果が得られる。また、金属薄膜につい
ても、銀薄膜12に限るものではなく、金,銅,アルミ
ニウム等の金属薄膜でもよい。 第2の実施の形態 この発明の第2の実施の形態の透明電極基板20の断面
図を図2に示す。
限るものではなく、エポキシ等の有機膜や酸化珪素膜等
の無機膜でもよく、それぞれの屈折率に応じた膜厚で形
成すれば同様の効果が得られる。また、金属薄膜につい
ても、銀薄膜12に限るものではなく、金,銅,アルミ
ニウム等の金属薄膜でもよい。 第2の実施の形態 この発明の第2の実施の形態の透明電極基板20の断面
図を図2に示す。
【0029】図2において、21はガラス基板、22は
ガラス基板21上にスピンコータを用いて塗布した第1
の透明薄膜となる第1のアクリル系有機膜、23は第1
のアクリル系有機膜22上にDCマグネトロンスパッタ
リング装置を用いて形成した金属薄膜となる銀薄膜、2
4は銀薄膜23上にスピンコータを用いて塗布した第2
の透明薄膜となる第2のアクリル系有機膜であり、紫外
線照射と熱硬化を行って、第1のアクリル系有機膜22
と銀薄膜23と第2のアクリル系有機膜24の積層構造
とした。
ガラス基板21上にスピンコータを用いて塗布した第1
の透明薄膜となる第1のアクリル系有機膜、23は第1
のアクリル系有機膜22上にDCマグネトロンスパッタ
リング装置を用いて形成した金属薄膜となる銀薄膜、2
4は銀薄膜23上にスピンコータを用いて塗布した第2
の透明薄膜となる第2のアクリル系有機膜であり、紫外
線照射と熱硬化を行って、第1のアクリル系有機膜22
と銀薄膜23と第2のアクリル系有機膜24の積層構造
とした。
【0030】第1,第2のアクリル系有機膜22,24
について、スピンコーター条件を変化させることによっ
て数種類の膜厚のものを作成した。これらの第1のアク
リル系有機膜22と銀薄膜23と第2のアクリル系有機
膜24を積層したサンプルK,L,Mについて、シート
抵抗値と透過率を測定した。その結果を表4に示す。
について、スピンコーター条件を変化させることによっ
て数種類の膜厚のものを作成した。これらの第1のアク
リル系有機膜22と銀薄膜23と第2のアクリル系有機
膜24を積層したサンプルK,L,Mについて、シート
抵抗値と透過率を測定した。その結果を表4に示す。
【0031】
【表4】 表4は、150Å厚の銀薄膜23を形成したサンプル
K,L,Mに関するものであって、サンプルKは膜厚6
00Åの第1,第2のアクリル系有機膜22,24を積
層した場合、サンプルLは同膜厚を850Åとした場
合、サンプルMは同膜厚を1100Åとした場合のシー
ト抵抗ならびに透過率を示している。
K,L,Mに関するものであって、サンプルKは膜厚6
00Åの第1,第2のアクリル系有機膜22,24を積
層した場合、サンプルLは同膜厚を850Åとした場
合、サンプルMは同膜厚を1100Åとした場合のシー
ト抵抗ならびに透過率を示している。
【0032】表4の結果より、第2のアクリル系有機膜
24の表面における反射光25が、銀薄膜23の表面か
らの反射光26と干渉し、かつ第1のアクリル系有機膜
22とガラス基板21の界面における反射光27が、銀
薄膜23の表面からの反射光26と干渉して高い透過率
を維持できる。このように構成された透明電極基板20
によると、第1のアクリル系有機膜22上に銀薄膜23
を形成し、かつ銀薄膜23上に第2のアクリル系有機膜
24を積層することで、光の干渉効果により、銀薄膜2
3による光の反射を低減させることができ、高い透過率
を維持することができる。したがって、金属薄膜である
銀薄膜23を用いて低シート抵抗を得ながら、高透過率
を達成できる。
24の表面における反射光25が、銀薄膜23の表面か
らの反射光26と干渉し、かつ第1のアクリル系有機膜
22とガラス基板21の界面における反射光27が、銀
薄膜23の表面からの反射光26と干渉して高い透過率
を維持できる。このように構成された透明電極基板20
によると、第1のアクリル系有機膜22上に銀薄膜23
を形成し、かつ銀薄膜23上に第2のアクリル系有機膜
24を積層することで、光の干渉効果により、銀薄膜2
3による光の反射を低減させることができ、高い透過率
を維持することができる。したがって、金属薄膜である
銀薄膜23を用いて低シート抵抗を得ながら、高透過率
を達成できる。
【0033】なお、透明薄膜はアクリル系有機膜22,
24に限るものではなく、エポキシ等の有機膜や酸化珪
素膜等の無機膜でもよく、それぞれの屈折率に応じた膜
厚で形成すれば同様の効果が得られる。例えば、第1,
第2の透明薄膜が共に酸化珪素膜からなるものや、第1
の透明薄膜が酸化珪素膜で第2の透明薄膜がアクリル系
有機膜からなるものや、あるいは第1の透明薄膜がアク
リル系有機膜で第2の透明薄膜が酸化珪素膜からなるも
のでもよい。また、金属薄膜についても、銀薄膜23に
限るものではなく、金,銅,アルミニウム等の金属薄膜
でもよい。
24に限るものではなく、エポキシ等の有機膜や酸化珪
素膜等の無機膜でもよく、それぞれの屈折率に応じた膜
厚で形成すれば同様の効果が得られる。例えば、第1,
第2の透明薄膜が共に酸化珪素膜からなるものや、第1
の透明薄膜が酸化珪素膜で第2の透明薄膜がアクリル系
有機膜からなるものや、あるいは第1の透明薄膜がアク
リル系有機膜で第2の透明薄膜が酸化珪素膜からなるも
のでもよい。また、金属薄膜についても、銀薄膜23に
限るものではなく、金,銅,アルミニウム等の金属薄膜
でもよい。
【0034】第3の実施の形態 この発明の第3の実施の形態の液晶パネルについて、図
3ないし図5を用いて説明する。図3は、ガラス基板2
1上に第1のアクリル系有機膜22,銀薄膜23,第2
のアクリル系有機膜24を順次積層してなる透明電極基
板41を示しており、セグメント電極基板となるように
銀薄膜23をエッチングしてある。また、図4は、ガラ
ス基板21上に第1のアクリル系有機膜22,銀薄膜2
3,第2のアクリル系有機膜24を順次積層してなる透
明電極基板42を示しており、コモン電極基板となる。
3ないし図5を用いて説明する。図3は、ガラス基板2
1上に第1のアクリル系有機膜22,銀薄膜23,第2
のアクリル系有機膜24を順次積層してなる透明電極基
板41を示しており、セグメント電極基板となるように
銀薄膜23をエッチングしてある。また、図4は、ガラ
ス基板21上に第1のアクリル系有機膜22,銀薄膜2
3,第2のアクリル系有機膜24を順次積層してなる透
明電極基板42を示しており、コモン電極基板となる。
【0035】図5は、図3および図4に示した透明電極
基板41,42を用いて形成した液晶パネルの断面図を
示している。なお、各透明電極基板41,42の第1の
アクリル系有機膜22,銀薄膜23,第2のアクリル系
有機膜24の膜厚は、表4に示したサンプルLと同じ構
成とする。そして、両透明電極基板41,42間に液晶
層43を挟み込み、周囲にシール樹脂44を接着して液
晶パネル40が構成されている。
基板41,42を用いて形成した液晶パネルの断面図を
示している。なお、各透明電極基板41,42の第1の
アクリル系有機膜22,銀薄膜23,第2のアクリル系
有機膜24の膜厚は、表4に示したサンプルLと同じ構
成とする。そして、両透明電極基板41,42間に液晶
層43を挟み込み、周囲にシール樹脂44を接着して液
晶パネル40が構成されている。
【0036】このように構成された液晶パネル40によ
ると、低シート抵抗で高い透過率を有した透明電極基板
41,42を用いるので、低抵抗で高透過率を維持でき
る。よって、不均一クロストークと輝度勾配の少ない、
良好な表示のSTN液晶パネルが得られる。 第4の実施の形態 この発明の第4の実施の形態のカラーフィルター付き透
明電極基板50の断面図を図6に示す。
ると、低シート抵抗で高い透過率を有した透明電極基板
41,42を用いるので、低抵抗で高透過率を維持でき
る。よって、不均一クロストークと輝度勾配の少ない、
良好な表示のSTN液晶パネルが得られる。 第4の実施の形態 この発明の第4の実施の形態のカラーフィルター付き透
明電極基板50の断面図を図6に示す。
【0037】図6において、51はガラス基板であり、
ガラス基板51上にカラーフィルター(緑)層52,カ
ラーフィルター(赤)層53,カラーフィルター(青)
層54,カラーフィルター(黒)層55が形成されてい
る。また、56はガラス基板51上にDCマグネトロン
スパッタリング装置を用いて形成した金属薄膜となる銀
薄膜、57は銀薄膜56上にスピンコータを用いて塗布
した透明薄膜となるアクリル系有機膜であり、紫外線照
射と熱硬化を行って銀薄膜56とアクリル系有機膜57
の積層構造とした。
ガラス基板51上にカラーフィルター(緑)層52,カ
ラーフィルター(赤)層53,カラーフィルター(青)
層54,カラーフィルター(黒)層55が形成されてい
る。また、56はガラス基板51上にDCマグネトロン
スパッタリング装置を用いて形成した金属薄膜となる銀
薄膜、57は銀薄膜56上にスピンコータを用いて塗布
した透明薄膜となるアクリル系有機膜であり、紫外線照
射と熱硬化を行って銀薄膜56とアクリル系有機膜57
の積層構造とした。
【0038】このように構成されたカラーフィルター付
き透明電極基板50によると、銀薄膜56上にアクリル
系有機膜57を積層することで、光の干渉効果により、
銀薄膜56による光の反射を低減させることができ、高
い透過率を維持することができる。したがって、金属薄
膜である銀薄膜56を用いて低シート抵抗を得ながら、
高透過率を達成できる。
き透明電極基板50によると、銀薄膜56上にアクリル
系有機膜57を積層することで、光の干渉効果により、
銀薄膜56による光の反射を低減させることができ、高
い透過率を維持することができる。したがって、金属薄
膜である銀薄膜56を用いて低シート抵抗を得ながら、
高透過率を達成できる。
【0039】第5の実施の形態 この発明の第5の実施の形態のカラーフィルター付き透
明電極基板60の断面図を図7に示す。図7において、
61はガラス基板であり、ガラス基板61上にカラーフ
ィルター(緑)層62,カラーフィルター(赤)層6
3,カラーフィルター(青)層64,カラーフィルター
(黒)層65が形成されている。また、66はガラス基
板61上にスピンコータを用いて塗布した第1の透明薄
膜となる第1のアクリル系有機膜、67は第1のアクリ
ル系有機膜66上にDCマグネトロンスパッタリング装
置を用いて形成した金属薄膜となる銀薄膜、68は銀薄
膜67上にスピンコータを用いて塗布した第2の透明薄
膜となる第2のアクリル系有機膜であり、紫外線照射と
熱硬化を行って、第1のアクリル系有機膜66と銀薄膜
67と第2のアクリル系有機膜68の積層構造とした。
明電極基板60の断面図を図7に示す。図7において、
61はガラス基板であり、ガラス基板61上にカラーフ
ィルター(緑)層62,カラーフィルター(赤)層6
3,カラーフィルター(青)層64,カラーフィルター
(黒)層65が形成されている。また、66はガラス基
板61上にスピンコータを用いて塗布した第1の透明薄
膜となる第1のアクリル系有機膜、67は第1のアクリ
ル系有機膜66上にDCマグネトロンスパッタリング装
置を用いて形成した金属薄膜となる銀薄膜、68は銀薄
膜67上にスピンコータを用いて塗布した第2の透明薄
膜となる第2のアクリル系有機膜であり、紫外線照射と
熱硬化を行って、第1のアクリル系有機膜66と銀薄膜
67と第2のアクリル系有機膜68の積層構造とした。
【0040】このように構成されたカラーフィルター付
き透明電極基板60によると、第1のアクリル系有機膜
66上に銀薄膜67を形成し、かつ銀薄膜67上に第2
のアクリル系有機膜68を積層することで、光の干渉効
果により、銀薄膜67による光の反射を低減させること
ができ、高い透過率を維持することができる。したがっ
て、金属薄膜である銀薄膜67を用いて低シート抵抗を
得ながら、高透過率を達成できる。
き透明電極基板60によると、第1のアクリル系有機膜
66上に銀薄膜67を形成し、かつ銀薄膜67上に第2
のアクリル系有機膜68を積層することで、光の干渉効
果により、銀薄膜67による光の反射を低減させること
ができ、高い透過率を維持することができる。したがっ
て、金属薄膜である銀薄膜67を用いて低シート抵抗を
得ながら、高透過率を達成できる。
【0041】第6の実施の形態 この発明の第6の実施の形態のカラー液晶パネル70の
断面図を図8に示す。図8において、71はセグメント
電極基板となるように銀薄膜67をエッチングしたカラ
ーフィルター付き透明電極基板であり、72はコモン電
極基板となる透明電極基板である。なお、カラーフィル
ター付き透明電極基板71ならびに透明電極基板72の
第1のアクリル系有機膜66,22、銀薄膜67,2
3、第2のアクリル系有機膜68,24の各膜厚は、表
4に示したサンプルLと同じ構成とする。そして、カラ
ーフィルター付き透明電極基板71と透明電極基板72
間に液晶層73を挟み込み、周囲にシール樹脂74を接
着してカラー液晶パネル70が構成されている。
断面図を図8に示す。図8において、71はセグメント
電極基板となるように銀薄膜67をエッチングしたカラ
ーフィルター付き透明電極基板であり、72はコモン電
極基板となる透明電極基板である。なお、カラーフィル
ター付き透明電極基板71ならびに透明電極基板72の
第1のアクリル系有機膜66,22、銀薄膜67,2
3、第2のアクリル系有機膜68,24の各膜厚は、表
4に示したサンプルLと同じ構成とする。そして、カラ
ーフィルター付き透明電極基板71と透明電極基板72
間に液晶層73を挟み込み、周囲にシール樹脂74を接
着してカラー液晶パネル70が構成されている。
【0042】このように構成さたカラー液晶パネル70
によると、低シート抵抗で高い透過率を有したカラーフ
ィルター付き透明電極基板71ならびに透明電極基板7
2を用いるので、低抵抗で高透過率を維持できる。よっ
て、不均一クロストークと輝度勾配の少ない、良好な表
示のSTN液晶パネルが得られる。
によると、低シート抵抗で高い透過率を有したカラーフ
ィルター付き透明電極基板71ならびに透明電極基板7
2を用いるので、低抵抗で高透過率を維持できる。よっ
て、不均一クロストークと輝度勾配の少ない、良好な表
示のSTN液晶パネルが得られる。
【0043】
【発明の効果】請求項1または請求項2記載の透明電極
基板によると、ガラス基板上に金属薄膜を形成したの
で、低シート抵抗化が図れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜
を積層したので、金属薄膜の表面における反射光と、透
明薄膜の表面における反射光が干渉し、金属薄膜の表面
からの反射光が緩和され、高透過率を維持できる。
基板によると、ガラス基板上に金属薄膜を形成したの
で、低シート抵抗化が図れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜
を積層したので、金属薄膜の表面における反射光と、透
明薄膜の表面における反射光が干渉し、金属薄膜の表面
からの反射光が緩和され、高透過率を維持できる。
【0044】請求項3または請求項4記載の透明電極基
板によると、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したの
で、低シート抵抗化が図れる。また、第1の透明薄膜上
に金属薄膜を形成したので、金属薄膜の表面における反
射光と、第1の透明薄膜の表面における反射光が干渉
し、かつ金属薄膜上に第2の透明薄膜を積層したので、
金属薄膜の表面における反射光と、第2の透明薄膜の表
面における反射光が干渉し、金属薄膜の表面からの反射
光がより一層緩和され、高透過率を維持できる。
板によると、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したの
で、低シート抵抗化が図れる。また、第1の透明薄膜上
に金属薄膜を形成したので、金属薄膜の表面における反
射光と、第1の透明薄膜の表面における反射光が干渉
し、かつ金属薄膜上に第2の透明薄膜を積層したので、
金属薄膜の表面における反射光と、第2の透明薄膜の表
面における反射光が干渉し、金属薄膜の表面からの反射
光がより一層緩和され、高透過率を維持できる。
【0045】請求項5記載の透明電極基板によると、請
求項1または請求項2または請求項3または請求項4の
作用に加え、金属薄膜の膜厚を100Å以上200Å以
下、透明薄膜の膜厚を700Å以上1100Å以下とす
ることで、低シート抵抗で高透過率を確保できる。請求
項6記載の液晶パネルによると、低シート抵抗で高い透
過率を有した透明電極基板を用いることで、低抵抗で高
透過率の液晶パネルを得ることができる。
求項1または請求項2または請求項3または請求項4の
作用に加え、金属薄膜の膜厚を100Å以上200Å以
下、透明薄膜の膜厚を700Å以上1100Å以下とす
ることで、低シート抵抗で高透過率を確保できる。請求
項6記載の液晶パネルによると、低シート抵抗で高い透
過率を有した透明電極基板を用いることで、低抵抗で高
透過率の液晶パネルを得ることができる。
【0046】請求項7または請求項8記載のカラーフィ
ルター付き透明電極基板によると、カラーフィルター基
板上に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図
れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜を積層したので、金属薄
膜の表面における反射光と、透明薄膜の表面における反
射光が干渉し、金属薄膜の表面からの反射光が緩和さ
れ、高透過率を維持できる。
ルター付き透明電極基板によると、カラーフィルター基
板上に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図
れ、かつ金属薄膜上に透明薄膜を積層したので、金属薄
膜の表面における反射光と、透明薄膜の表面における反
射光が干渉し、金属薄膜の表面からの反射光が緩和さ
れ、高透過率を維持できる。
【0047】請求項9または請求項10記載のカラーフ
ィルター付き透明電極基板によると、第1の透明薄膜上
に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図れる。
また、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したので、金
属薄膜の表面における反射光と、第1の透明薄膜の表面
における反射光が干渉し、かつ金属薄膜上に第2の透明
薄膜を積層したので、金属薄膜の表面における反射光
と、第2の透明薄膜の表面における反射光が干渉し、金
属薄膜の表面からの反射光がより一層緩和され、高透過
率を維持できる。
ィルター付き透明電極基板によると、第1の透明薄膜上
に金属薄膜を形成したので、低シート抵抗化が図れる。
また、第1の透明薄膜上に金属薄膜を形成したので、金
属薄膜の表面における反射光と、第1の透明薄膜の表面
における反射光が干渉し、かつ金属薄膜上に第2の透明
薄膜を積層したので、金属薄膜の表面における反射光
と、第2の透明薄膜の表面における反射光が干渉し、金
属薄膜の表面からの反射光がより一層緩和され、高透過
率を維持できる。
【0048】請求項11記載のカラーフィルター付き透
明電極基板によると、請求項7または請求項8または請
求項9または請求項10の作用に加え、金属薄膜の膜厚
を100Å以上200Å以下、透明薄膜の膜厚を700
Å以上1100Å以下とすることで、低シート抵抗で高
透過率を確保できる。請求項12記載の液晶パネルによ
ると、低シート抵抗で高い透過率を有したカラーフィル
ター付き透明電極基板を用いることで、低抵抗で高透過
率の液晶パネルを得ることができる。
明電極基板によると、請求項7または請求項8または請
求項9または請求項10の作用に加え、金属薄膜の膜厚
を100Å以上200Å以下、透明薄膜の膜厚を700
Å以上1100Å以下とすることで、低シート抵抗で高
透過率を確保できる。請求項12記載の液晶パネルによ
ると、低シート抵抗で高い透過率を有したカラーフィル
ター付き透明電極基板を用いることで、低抵抗で高透過
率の液晶パネルを得ることができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態における透明電極
基板の断面図である。
基板の断面図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態における透明電極
基板の断面図である。
基板の断面図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態における透明電極
基板の断面図である。
基板の断面図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態における透明電極
基板の断面図である。
基板の断面図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態における液晶パネ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態におけるカラーフ
ィルター付き透明電極基板の断面図である。
ィルター付き透明電極基板の断面図である。
【図7】この発明の第5の実施の形態におけるカラーフ
ィルター付き透明電極基板の断面図である。
ィルター付き透明電極基板の断面図である。
【図8】この発明の第6の実施の形態における液晶パネ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図9】従来例の透明電極基板の断面図である。
【図10】従来例のカラーフィルター付き透明電極基板
の断面図である。
の断面図である。
【図11】従来例の液晶パネルの断面図である。
【図12】厚膜のIOT膜を形成した透明電極基板の断
面図である。
面図である。
【図13】金属薄膜を形成した透明電極基板の断面図で
ある。
ある。
10,20,41,42,72 透明電極基板 11,21,51,61 ガラス基板 12,23,56,67 銀薄膜(金属薄膜) 13,57 アクリル系有機膜(透明薄膜) 22,66 第1のアクリル系有機膜(第1の透明薄
膜) 24,68 第2のアクリル系有機膜(第2の透明薄
膜) 40,70 液晶パネル 50,60,71 カラーフィルター付き透明電極基板 52,62 カラーフィルター(緑)層 53,63 カラーフィルター(赤)層 54,64 カラーフィルター(青)層 55,65 カラーフィルター(黒)層
膜) 24,68 第2のアクリル系有機膜(第2の透明薄
膜) 40,70 液晶パネル 50,60,71 カラーフィルター付き透明電極基板 52,62 カラーフィルター(緑)層 53,63 カラーフィルター(赤)層 54,64 カラーフィルター(青)層 55,65 カラーフィルター(黒)層
Claims (12)
- 【請求項1】 ガラス基板と、このガラス基板上に形成
した金属薄膜と、この金属薄膜上に積層した透明薄膜と
を備えた透明電極基板。 - 【請求項2】 透明薄膜が、有機膜または酸化珪素膜で
あることを特徴とする請求項1記載の透明電極基板。 - 【請求項3】 ガラス基板と、このガラス基板上に積層
した第1の透明薄膜と、この第1の透明薄膜上に形成し
た金属薄膜と、この金属薄膜上に積層した第2の透明薄
膜とを備えた透明電極基板。 - 【請求項4】 第1,第2の透明薄膜が、有機膜または
酸化珪素膜であることを特徴とする請求項3記載の透明
電極基板。 - 【請求項5】 金属薄膜の膜厚が100Å以上200Å
以下であり、透明薄膜の膜厚が700Å以上1100Å
以下であることを特徴とする請求項1または請求項2ま
たは請求項3または請求項4記載の透明電極基板。 - 【請求項6】 一対の基板間に液晶層を挟み込んでなる
液晶パネルであって、少なくとも一方の基板に請求項1
または請求項2または請求項3または請求項4または請
求項5記載の透明電極基板を用いたことを特徴とする液
晶パネル。 - 【請求項7】 カラーフィルター基板と、このカラーフ
ィルター基板上に形成した金属薄膜と、この金属薄膜上
に積層した透明薄膜とを備えたカラーフィルター付き透
明電極基板。 - 【請求項8】 透明薄膜が、有機膜または酸化珪素膜で
あることを特徴とする請求項7記載のカラーフィルター
付き透明電極基板。 - 【請求項9】 カラーフィルター基板と、このカラーフ
ィルター基板上に積層した第1の透明薄膜と、この第1
の透明薄膜上に形成した金属薄膜と、この金属薄膜上に
積層した第2の透明薄膜とを備えたカラーフィルター付
き透明電極基板。 - 【請求項10】 第1,第2の透明薄膜が、有機膜また
は酸化珪素膜であることを特徴とする請求項9記載のカ
ラーフィルター付き透明電極基板。 - 【請求項11】 金属薄膜の膜厚が100Å以上200
Å以下であり、透明薄膜の膜厚が700Å以上1100
Å以下であることを特徴とする請求項7または請求項8
または請求項9または請求項10記載のカラーフィルタ
ー付き透明電極基板。 - 【請求項12】 一対の基板間に液晶層を挟み込んでな
る液晶パネルであって、少なくとも一方の基板に請求項
7または請求項8または請求項9または請求項10また
は請求項11記載のカラーフィルター付き透明電極基板
を用いたことを特徴とする液晶パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15510396A JPH103086A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 透明電極基板とそれを用いた液晶パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15510396A JPH103086A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 透明電極基板とそれを用いた液晶パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103086A true JPH103086A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15598689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15510396A Pending JPH103086A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 透明電極基板とそれを用いた液晶パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH103086A (ja) |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15510396A patent/JPH103086A/ja active Pending
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