JPH1030891A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH1030891A JPH1030891A JP20537296A JP20537296A JPH1030891A JP H1030891 A JPH1030891 A JP H1030891A JP 20537296 A JP20537296 A JP 20537296A JP 20537296 A JP20537296 A JP 20537296A JP H1030891 A JPH1030891 A JP H1030891A
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】断面円筒状の三つのチューブが流体の流通方向
から見て三角形状に整列された基準となるチューブ組を
形成し、このチューブ組を複数組合わせてチューブ束を
構成することで、チューブ間ギャップの面積を小さく、
かつ均一と成すことができ、各チューブ相互の融着強度
を最大かつ均等にすることができ、加えて、融着条件も
安定するので、融着不良発生を確実に阻止することがで
きる熱交換器の提供を目的とする。 【解決手段】複数のチューブ1を集束してチューブ束2
を形成し、各チューブ1内を流通する流体とチューブ束
2の外部を流通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換
器であって、断面円筒状の三つのチューブ1が流体の流
通方向から見て三角形状に整列された基準となるチュー
ブ組を形成し、該チューブ組を複数組合わせて上記チュ
ーブ束2を構成したことを特徴とする。
から見て三角形状に整列された基準となるチューブ組を
形成し、このチューブ組を複数組合わせてチューブ束を
構成することで、チューブ間ギャップの面積を小さく、
かつ均一と成すことができ、各チューブ相互の融着強度
を最大かつ均等にすることができ、加えて、融着条件も
安定するので、融着不良発生を確実に阻止することがで
きる熱交換器の提供を目的とする。 【解決手段】複数のチューブ1を集束してチューブ束2
を形成し、各チューブ1内を流通する流体とチューブ束
2の外部を流通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換
器であって、断面円筒状の三つのチューブ1が流体の流
通方向から見て三角形状に整列された基準となるチュー
ブ組を形成し、該チューブ組を複数組合わせて上記チュ
ーブ束2を構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば集積回路
(IC)の製造ラインで用いられる強酸、強アルカリ等
の薬液もしくは腐食性の弱い流体を冷媒により冷却する
ため或は他の2流体(気体、液体の双方を含む)間での
熱交換に用いられるような熱交換器に関する。
(IC)の製造ラインで用いられる強酸、強アルカリ等
の薬液もしくは腐食性の弱い流体を冷媒により冷却する
ため或は他の2流体(気体、液体の双方を含む)間での
熱交換に用いられるような熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の熱交換器としては例えば
図5、図6に示すようなチューブ式熱交換器(シェルチ
ューブ型熱交換器)がある。すなわち、図6に示すよう
にPFA等の多数本のフッ素樹脂チューブ61…を集束
して伝熱管としてのチューブ束62を形成し、このチュ
ーブ束62の長手方向両端部外周にコア63を配置した
ものを、外側筒体としてのシェル本体64内に配設し、
薬液の流入部および流出部に設けられたフランジ65,
66、コネクタ67,68を介して上述の各チューブ6
1内を流通する薬液と、シェル本体64の冷媒入口69
および冷媒出口70を介してチューブ束62の外部を流
通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換器である。
図5、図6に示すようなチューブ式熱交換器(シェルチ
ューブ型熱交換器)がある。すなわち、図6に示すよう
にPFA等の多数本のフッ素樹脂チューブ61…を集束
して伝熱管としてのチューブ束62を形成し、このチュ
ーブ束62の長手方向両端部外周にコア63を配置した
ものを、外側筒体としてのシェル本体64内に配設し、
薬液の流入部および流出部に設けられたフランジ65,
66、コネクタ67,68を介して上述の各チューブ6
1内を流通する薬液と、シェル本体64の冷媒入口69
および冷媒出口70を介してチューブ束62の外部を流
通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換器である。
【0003】ここで、上述の各チューブ61…は図6に
示すように略同心円形状に整列配置されるので、隣接す
る各チューブ61間の隙間の大きさ、形状がそれぞれ不
均一かつ歪となり、これら各チューブ61間を熱融着す
る時の融着条件が定まらず、融着不良が発生する問題点
があった。また図6に示す多数のチューブ61からなる
チューブ束62の一部分は図7に示すように、断面円筒
状の4つのチューブ61が流体(薬液など)の流通方向
から見て略四角形状に配列されており、チューブ61の
半径をrとして4つの各チューブ61で囲まれた部分
(図7においては説明の便宜上、チューブで囲まれた部
分が最小の面積となる正方形形状にチューブが配列され
ているものと仮定し、ハッチングを施して示す)のチュ
ーブ間ギャップの面積A2を計算すると、次に[数2]
で示す如くなる。
示すように略同心円形状に整列配置されるので、隣接す
る各チューブ61間の隙間の大きさ、形状がそれぞれ不
均一かつ歪となり、これら各チューブ61間を熱融着す
る時の融着条件が定まらず、融着不良が発生する問題点
があった。また図6に示す多数のチューブ61からなる
チューブ束62の一部分は図7に示すように、断面円筒
状の4つのチューブ61が流体(薬液など)の流通方向
から見て略四角形状に配列されており、チューブ61の
半径をrとして4つの各チューブ61で囲まれた部分
(図7においては説明の便宜上、チューブで囲まれた部
分が最小の面積となる正方形形状にチューブが配列され
ているものと仮定し、ハッチングを施して示す)のチュ
ーブ間ギャップの面積A2を計算すると、次に[数2]
で示す如くなる。
【0004】
【数2】
【0005】つまり、上述の[数2]で示したようにチ
ューブ間ギャップの面積A2が少なくとも約0.86r
2 と大きく、かつ、この面積が図6に示すようにそれぞ
れの部位で不均一に異なる関係上、チューブ61相互間
のギャップを閉塞して、このギャップにチューブ61を
構成する樹脂(PFA)を充填する時、ギャップが大き
い分だけ必要樹脂量が多くなり、この分、チューブ61
相互の融着強度が弱くなって、融着強度が不充分かつ強
度ばらつきが生ずる問題点があった。
ューブ間ギャップの面積A2が少なくとも約0.86r
2 と大きく、かつ、この面積が図6に示すようにそれぞ
れの部位で不均一に異なる関係上、チューブ61相互間
のギャップを閉塞して、このギャップにチューブ61を
構成する樹脂(PFA)を充填する時、ギャップが大き
い分だけ必要樹脂量が多くなり、この分、チューブ61
相互の融着強度が弱くなって、融着強度が不充分かつ強
度ばらつきが生ずる問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、断面円筒状の三つのチューブが流体の流通
方向から見て三角形状に整列された基準となるチューブ
組を形成し、このチューブ組を複数組合わせてチューブ
束を構成することで、チューブ間ギャップの面積を小さ
く、かつ均一と成すことができ、各チューブ相互の融着
強度を最大かつ均等にすることができ、加えて、融着条
件も安定するので、融着不良発生を確実に阻止すること
ができる熱交換器の提供を目的とする。
載の発明は、断面円筒状の三つのチューブが流体の流通
方向から見て三角形状に整列された基準となるチューブ
組を形成し、このチューブ組を複数組合わせてチューブ
束を構成することで、チューブ間ギャップの面積を小さ
く、かつ均一と成すことができ、各チューブ相互の融着
強度を最大かつ均等にすることができ、加えて、融着条
件も安定するので、融着不良発生を確実に阻止すること
ができる熱交換器の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述のチューブ束に
おける少なくともコア本体開口部と対応する部位に熱溶
融性材料(例えばPFAなど)を配設することで、この
熱溶融性材料の加熱溶融によりチューブ束端部側の融着
強度のより一層の向上を図ることができる熱交換器の提
供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、上述のチューブ束に
おける少なくともコア本体開口部と対応する部位に熱溶
融性材料(例えばPFAなど)を配設することで、この
熱溶融性材料の加熱溶融によりチューブ束端部側の融着
強度のより一層の向上を図ることができる熱交換器の提
供を目的とする。
【0008】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の目的と併せて、上述のコア本体の開
口部を三の倍数に相当する角形(例えば三角形、六角
形、九角形など)の開口形状に形成することで、基準と
なるチューブ組に対する適合性の確保を図ることができ
る熱交換器の提供を目的とする。
求項2記載の発明の目的と併せて、上述のコア本体の開
口部を三の倍数に相当する角形(例えば三角形、六角
形、九角形など)の開口形状に形成することで、基準と
なるチューブ組に対する適合性の確保を図ることができ
る熱交換器の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、複数のチューブを集束してチューブ束を形成
し、各チューブ内を流通する流体とチューブ束の外部を
流通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換器であっ
て、断面円筒状の三つのチューブが流体の流通方向から
見て三角形状に整列された基準となるチューブ組を形成
し、該チューブ組を複数組合わせて上記チューブ束を構
成した熱交換器であることを特徴とする。
の発明は、複数のチューブを集束してチューブ束を形成
し、各チューブ内を流通する流体とチューブ束の外部を
流通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換器であっ
て、断面円筒状の三つのチューブが流体の流通方向から
見て三角形状に整列された基準となるチューブ組を形成
し、該チューブ組を複数組合わせて上記チューブ束を構
成した熱交換器であることを特徴とする。
【0010】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上記チューブ束にお
ける少なくともコア本体開口部と対応する部位に熱溶融
性材料が配設された熱交換器であることを特徴とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、上記チューブ束にお
ける少なくともコア本体開口部と対応する部位に熱溶融
性材料が配設された熱交換器であることを特徴とする。
【0011】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項2記載の発明の目的と併せて、上記コア本体の開口
部は三の倍数に相当する角形の開口形状に形成された熱
交換器であることを特徴とする。
求項2記載の発明の目的と併せて、上記コア本体の開口
部は三の倍数に相当する角形の開口形状に形成された熱
交換器であることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、複数のチューブ(断面円筒状のチューブ)を
集束してチューブ束(伝熱管)を形成する場合、3つの
チューブが流体の流通方向から見て三角形状に整列され
た基準となるチューブ組を形成し、このチューブ組を複
数組合わせて上述のチューブ束を構成するので、隣接す
る各チューブ間の隙間(チューブ間ギャップ)の面積を
小さく、かつ全ての面積を均一と成すことができる。こ
の結果、各チューブ相互を融着した時の融着強度を最大
かつ均等にすることができる効果があり、加えて融着時
における融着条件も一定になり安定するので、融着不良
の発生を確実に防止することができる効果がある。
によれば、複数のチューブ(断面円筒状のチューブ)を
集束してチューブ束(伝熱管)を形成する場合、3つの
チューブが流体の流通方向から見て三角形状に整列され
た基準となるチューブ組を形成し、このチューブ組を複
数組合わせて上述のチューブ束を構成するので、隣接す
る各チューブ間の隙間(チューブ間ギャップ)の面積を
小さく、かつ全ての面積を均一と成すことができる。こ
の結果、各チューブ相互を融着した時の融着強度を最大
かつ均等にすることができる効果があり、加えて融着時
における融着条件も一定になり安定するので、融着不良
の発生を確実に防止することができる効果がある。
【0013】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のチュー
ブ束における少なくともコア本体開口部と対応する部位
に熱溶融性材料を配設したので、この熱溶融性材料の加
熱溶融によりチューブ束端部側の融着強度をより一層向
上させることができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のチュー
ブ束における少なくともコア本体開口部と対応する部位
に熱溶融性材料を配設したので、この熱溶融性材料の加
熱溶融によりチューブ束端部側の融着強度をより一層向
上させることができる効果がある。
【0014】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上述のコア本
体の開口部を3の倍数に相当する角形の開口形状に形成
したので、上述の基準となるチューブ組(三角形状に整
列されたチューブ組)に対する良好な適合性の確保を図
ることができる効果がある。
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上述のコア本
体の開口部を3の倍数に相当する角形の開口形状に形成
したので、上述の基準となるチューブ組(三角形状に整
列されたチューブ組)に対する良好な適合性の確保を図
ることができる効果がある。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は熱交換器を示し、図1、図2において、
この熱交換器はPFA等の多数本のフッ素樹脂チューブ
1…を集束して伝熱管としてのチューブ束2を形成し、
このチューブ束2の長手方向両端部にPTFE製のコア
本体3,3を配置したものを、外側筒体としてのシェル
本体4内に配設している。
述する。図面は熱交換器を示し、図1、図2において、
この熱交換器はPFA等の多数本のフッ素樹脂チューブ
1…を集束して伝熱管としてのチューブ束2を形成し、
このチューブ束2の長手方向両端部にPTFE製のコア
本体3,3を配置したものを、外側筒体としてのシェル
本体4内に配設している。
【0016】上述のコア本体3は鍔部3aを有し、この
鍔部3aの外側端面にバイトン製のガスケット5を内側
端面にSUS製のストッパ6を配設した状態で、ボルト
7、ナット8を用いてこれら三者5,3,6をエンドコ
ネクタ本体9と押えフランジ10との間に締付け固定し
ている。上述のエンドコネクタ本体9は薬液等の被熱交
換媒体(流体)の流入出口を形成する管体11の両端部
にフランジ12,13を一体的に備えるものである。
鍔部3aの外側端面にバイトン製のガスケット5を内側
端面にSUS製のストッパ6を配設した状態で、ボルト
7、ナット8を用いてこれら三者5,3,6をエンドコ
ネクタ本体9と押えフランジ10との間に締付け固定し
ている。上述のエンドコネクタ本体9は薬液等の被熱交
換媒体(流体)の流入出口を形成する管体11の両端部
にフランジ12,13を一体的に備えるものである。
【0017】一方、上述のシェル本体4には冷却水その
他の冷媒の入口4aおよび出口4bが設けられ、例えば
図1に示すように左側のエンドコネクタ本体9、各チュ
ーブ1内、右側のエンドコネクタ本体9をこの順に流通
する薬液と、入口4a、シェル本体14、チューブ束2
の外部、出口4bをこの順に流通する冷媒との間で熱交
換を行なうように構成している。
他の冷媒の入口4aおよび出口4bが設けられ、例えば
図1に示すように左側のエンドコネクタ本体9、各チュ
ーブ1内、右側のエンドコネクタ本体9をこの順に流通
する薬液と、入口4a、シェル本体14、チューブ束2
の外部、出口4bをこの順に流通する冷媒との間で熱交
換を行なうように構成している。
【0018】なお、被熱交換媒体として腐食性の弱い流
体(薬液)を流通させる場合には、各要素11,12,
13はSUS(ステンレス)で形成し、被熱交換媒体と
して強酸もしくは強アルカリの薬液を流通させる場合に
は各要素11,12,13はPTFE等の耐薬品性に優
れる樹脂で形成すればよい。
体(薬液)を流通させる場合には、各要素11,12,
13はSUS(ステンレス)で形成し、被熱交換媒体と
して強酸もしくは強アルカリの薬液を流通させる場合に
は各要素11,12,13はPTFE等の耐薬品性に優
れる樹脂で形成すればよい。
【0019】ところで、多数本のフッ素樹脂(望ましく
はPFA)のチューブ1…を集束して上述のチューブ束
2を形成する場合、図4に示す如く断面円筒状の3つの
チューブ1…が流体(薬液)の流通方向から見て正三角
形状に整列された基準となるチューブ組14を形成し、
このチューブ組14を複数組合わせて図3に示すように
全体形状が正六角形となるチューブ束2を構成してい
る。
はPFA)のチューブ1…を集束して上述のチューブ束
2を形成する場合、図4に示す如く断面円筒状の3つの
チューブ1…が流体(薬液)の流通方向から見て正三角
形状に整列された基準となるチューブ組14を形成し、
このチューブ組14を複数組合わせて図3に示すように
全体形状が正六角形となるチューブ束2を構成してい
る。
【0020】また上述のコア本体3の開口部3bは三の
倍数(この実施例では3×2=6)に相当する正六角形
の開口形状に形成されている。ここで、図4に示すチュ
ーブ組14において各チューブ1の半径をrとして3つ
の各チューブ1で囲まれた部分(図4においては説明の
便宜上、ハッチングを施して示す)のチューブ間ギャッ
プの面積A1を計算すると、次に[数1]で示す如くな
る。
倍数(この実施例では3×2=6)に相当する正六角形
の開口形状に形成されている。ここで、図4に示すチュ
ーブ組14において各チューブ1の半径をrとして3つ
の各チューブ1で囲まれた部分(図4においては説明の
便宜上、ハッチングを施して示す)のチューブ間ギャッ
プの面積A1を計算すると、次に[数1]で示す如くな
る。
【0021】
【数1】
【0022】つまり、この場合の面積A1(約0.16
2r2 )は従来の面積A2(約0.86r2 )に対して
極めて小さく、かつ図3に示すように全てのチューブ間
ギャップの面積を均一と成すことができる。しかも、上
述のように正六角形状に構成されたチューブ束2をPT
FE製のコア本体3に融着する時、図2に矢印αで示す
範囲(チューブ束2における少なくともコア本体3の開
口部3bと対応する部位)においてチューブ束2の外周
に熱融着性材料の一例としてPFAテープ(図示せず)
を巻回して、チューブ束2の長手方向両端部の樹脂量が
多くなるようにして融着する。
2r2 )は従来の面積A2(約0.86r2 )に対して
極めて小さく、かつ図3に示すように全てのチューブ間
ギャップの面積を均一と成すことができる。しかも、上
述のように正六角形状に構成されたチューブ束2をPT
FE製のコア本体3に融着する時、図2に矢印αで示す
範囲(チューブ束2における少なくともコア本体3の開
口部3bと対応する部位)においてチューブ束2の外周
に熱融着性材料の一例としてPFAテープ(図示せず)
を巻回して、チューブ束2の長手方向両端部の樹脂量が
多くなるようにして融着する。
【0023】また上述のPFAテープの配設部位に続く
ようにコア本体3の外周部とチューブ束2の外周部とに
わたってPFA等の熱収縮チューブ15を配設し、各チ
ューブ1…相互を例えば340℃前後に加熱して融着す
る時、該熱収縮チューブ15の熱収縮により正六角形の
形状保持強度を向上させるとともに、各チューブ1本1
本が自由に動くのを防止し、各チューブの融着カ所に不
要な応力が作用することのないようにすべく構成してい
る。さらに上述の熱収縮チューブ15の外周部とチュー
ブ束2の外周部とにわたって例えば約6mmφの綿製のロ
ープ16を旋回し、多数本のチューブ1…から成るチュ
ーブ束2がばらけるのを防止すべく構成している。
ようにコア本体3の外周部とチューブ束2の外周部とに
わたってPFA等の熱収縮チューブ15を配設し、各チ
ューブ1…相互を例えば340℃前後に加熱して融着す
る時、該熱収縮チューブ15の熱収縮により正六角形の
形状保持強度を向上させるとともに、各チューブ1本1
本が自由に動くのを防止し、各チューブの融着カ所に不
要な応力が作用することのないようにすべく構成してい
る。さらに上述の熱収縮チューブ15の外周部とチュー
ブ束2の外周部とにわたって例えば約6mmφの綿製のロ
ープ16を旋回し、多数本のチューブ1…から成るチュ
ーブ束2がばらけるのを防止すべく構成している。
【0024】このように、複数のチューブ1…(断面円
筒状のチューブ)を集束してチューブ束2(伝熱管)を
形成する場合、図4に示す如く3つのチューブ1…が流
体(薬液等)の流通方向から見て正三角形状に整列され
た基準となるチューブ組14を形成し、このチューブ組
14を複数組合わせて上述のチューブ束2を構成するの
で、隣接する各チューブ1…間の隙間(チューブ間ギャ
ップ)の面積A1を小さく、かつ図3示すように全ての
面積を均一と成すことができる。
筒状のチューブ)を集束してチューブ束2(伝熱管)を
形成する場合、図4に示す如く3つのチューブ1…が流
体(薬液等)の流通方向から見て正三角形状に整列され
た基準となるチューブ組14を形成し、このチューブ組
14を複数組合わせて上述のチューブ束2を構成するの
で、隣接する各チューブ1…間の隙間(チューブ間ギャ
ップ)の面積A1を小さく、かつ図3示すように全ての
面積を均一と成すことができる。
【0025】この結果、各チューブ1,1相互を融着し
た時、面積A1に相当する小スペースをチューブ1を構
成する樹脂PFAで閉塞するのに要する量が図7の面積
A2のものと比較して少量でよく、この分、融着強度が
向上するので融着強度を最大かつ均等にすることができ
る効果があり、加えて融着時における融着条件も一定に
なり安定するので、融着不良の発生を確実に防止するこ
とができる効果がある。
た時、面積A1に相当する小スペースをチューブ1を構
成する樹脂PFAで閉塞するのに要する量が図7の面積
A2のものと比較して少量でよく、この分、融着強度が
向上するので融着強度を最大かつ均等にすることができ
る効果があり、加えて融着時における融着条件も一定に
なり安定するので、融着不良の発生を確実に防止するこ
とができる効果がある。
【0026】また、上述のチューブ束2における少なく
ともコア本体3の開口部3bと対応する部位に熱溶融性
材料(PFAテープ参照)を配設したので、この熱溶融
性材料(PFAテープ参照)の加熱溶融によりチューブ
束2端部側の樹脂量増大により融着強度をより一層向上
させることができる効果がある。
ともコア本体3の開口部3bと対応する部位に熱溶融性
材料(PFAテープ参照)を配設したので、この熱溶融
性材料(PFAテープ参照)の加熱溶融によりチューブ
束2端部側の樹脂量増大により融着強度をより一層向上
させることができる効果がある。
【0027】さらに、上述のコア本体3の開口部3bを
3の倍数に相当する角形(この実施例では正六角形)の
開口形状に形成したので、上述の基準となるチューブ組
14(三角形状に整列されたチューブ組)に対する良好
な適合性の確保を図ることができる効果がある。なお、
上述の熱融着によりチューブ束2の端部においてはチュ
ーブ間ギャップがなくなり、各々のチューブ1…は略六
角筒形状となる。
3の倍数に相当する角形(この実施例では正六角形)の
開口形状に形成したので、上述の基準となるチューブ組
14(三角形状に整列されたチューブ組)に対する良好
な適合性の確保を図ることができる効果がある。なお、
上述の熱融着によりチューブ束2の端部においてはチュ
ーブ間ギャップがなくなり、各々のチューブ1…は略六
角筒形状となる。
【0028】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のチューブは、実施例のPFA等の
フッ素樹脂チューブ1に対応し、以下同様に、コア本体
は、PTFE製のコア本体3に対応し、熱溶融性材料
は、PFAテープに対応し、コア本体の開口部の形状
は、正六角形に対応し、チューブ内を流通する流体は、
薬液に対応するも、この発明は上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではない。
において、この発明のチューブは、実施例のPFA等の
フッ素樹脂チューブ1に対応し、以下同様に、コア本体
は、PTFE製のコア本体3に対応し、熱溶融性材料
は、PFAテープに対応し、コア本体の開口部の形状
は、正六角形に対応し、チューブ内を流通する流体は、
薬液に対応するも、この発明は上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではない。
【図1】 本発明の熱交換器を示す概略側面図。
【図2】 図1に要部拡大断面図。
【図3】 各チューブによるハニカム構造を示す説明
図。
図。
【図4】 基準となるチューブ組の説明図。
【図5】 従来の熱交換器を示す概略側面図。
【図6】 従来の各チューブによるハニカム構造を示す
説明図。
説明図。
【図7】 従来のチューブ間ギャップの大きさを示す説
明図。
明図。
1…チューブ 2…チューブ束 3…コア本体 3b…開口部 14…チューブ組
Claims (3)
- 【請求項1】複数のチューブを集束してチューブ束を形
成し、各チューブ内を流通する流体とチューブ束の外部
を流通する冷媒との間で熱交換を行なう熱交換器であっ
て、断面円筒状の三つのチューブが流体の流通方向から
見て三角形状に整列された基準となるチューブ組を形成
し、該チューブ組を複数組合わせて上記チューブ束を構
成した熱交換器。 - 【請求項2】上記チューブ束における少なくともコア本
体開口部と対応する部位に熱溶融性材料が配設された請
求項1記載の熱交換器。 - 【請求項3】上記コア本体の開口部は三の倍数に相当す
る角形の開口形状に形成された請求項2記載の熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20537296A JP3017683B2 (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20537296A JP3017683B2 (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030891A true JPH1030891A (ja) | 1998-02-03 |
| JP3017683B2 JP3017683B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16505757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20537296A Expired - Fee Related JP3017683B2 (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3017683B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007183062A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Sanden Corp | 熱交換器 |
| WO2008123599A1 (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 熱交換器及び熱交換器の製造方法 |
| JP2011002174A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂製熱交換器 |
| JP2011237055A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Cku:Kk | 多管式熱交換器の製造方法、および、多管式熱交換器 |
| JP2012112556A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Nippon Itomic Co Ltd | 熱交換器およびその接続方法 |
| CN112775512A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-05-11 | 兰州理工大学 | 一种不锈钢蜂窝式换热器及其真空钎焊方法 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP20537296A patent/JP3017683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007183062A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Sanden Corp | 熱交換器 |
| WO2008123599A1 (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 熱交換器及び熱交換器の製造方法 |
| JP2011002174A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂製熱交換器 |
| JP2011237055A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Cku:Kk | 多管式熱交換器の製造方法、および、多管式熱交換器 |
| JP2012112556A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Nippon Itomic Co Ltd | 熱交換器およびその接続方法 |
| CN112775512A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-05-11 | 兰州理工大学 | 一种不锈钢蜂窝式换热器及其真空钎焊方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3017683B2 (ja) | 2000-03-13 |
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|---|---|---|---|
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