JPH10309123A - 穀物通風装置 - Google Patents
穀物通風装置Info
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- JPH10309123A JPH10309123A JP12119097A JP12119097A JPH10309123A JP H10309123 A JPH10309123 A JP H10309123A JP 12119097 A JP12119097 A JP 12119097A JP 12119097 A JP12119097 A JP 12119097A JP H10309123 A JPH10309123 A JP H10309123A
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Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イニシャルコストが安価な穀物通風装置を得
ることが目的である。 【解決手段】 連接された複数の籾タンク14、16、
18の内側に設けられている吸気筒36は、各吸気筒3
6の上端部に連結されているT字管26や連結管44を
介してブロア48へ接続されている。ブロア48を作動
させると、全ての吸気筒36から帯熱した籾によって温
められた各籾タンク14、16、18内の空気Wが吸引
されて排気管52から屋外へ排気され、代わって各籾タ
ンク14、16、18へは各々の上方から常温の空気が
取り込まれる。これによって帯熱した籾が冷却される。
このように、本穀物通風装置10では、1台のブロア4
8で各籾タンク14、16、18内の帯熱した籾を冷却
できるため、イニシャルコストが安価となる。
ることが目的である。 【解決手段】 連接された複数の籾タンク14、16、
18の内側に設けられている吸気筒36は、各吸気筒3
6の上端部に連結されているT字管26や連結管44を
介してブロア48へ接続されている。ブロア48を作動
させると、全ての吸気筒36から帯熱した籾によって温
められた各籾タンク14、16、18内の空気Wが吸引
されて排気管52から屋外へ排気され、代わって各籾タ
ンク14、16、18へは各々の上方から常温の空気が
取り込まれる。これによって帯熱した籾が冷却される。
このように、本穀物通風装置10では、1台のブロア4
8で各籾タンク14、16、18内の帯熱した籾を冷却
できるため、イニシャルコストが安価となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、堆積され
た穀物の通風冷却に用いられる穀物通風装置に関する。
た穀物の通風冷却に用いられる穀物通風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、籾は熱風乾燥機等で乾燥させた後
に籾摺機にかけて籾摺りすることにより籾から籾殻を除
去して玄米とするが、熱風乾燥した直後の籾は熱を帯び
ており、このままの状態で籾摺りを行うと、玄米の表面
に傷が付く(所謂「肌ずれ」が生じる)ため、籾を充分
に冷ましてから籾摺りを行っている。
に籾摺機にかけて籾摺りすることにより籾から籾殻を除
去して玄米とするが、熱風乾燥した直後の籾は熱を帯び
ており、このままの状態で籾摺りを行うと、玄米の表面
に傷が付く(所謂「肌ずれ」が生じる)ため、籾を充分
に冷ましてから籾摺りを行っている。
【0003】このような熱風乾燥後の籾を短時間で冷ま
すためには、一般的に穀物通風装置が用いられる。
すためには、一般的に穀物通風装置が用いられる。
【0004】穀物通風装置は、下端部が閉止された有底
筒状で且つ外周部に多数の通気孔が形成された吸気筒を
備えている。この吸気筒の下端側は、例えば、熱風乾燥
終了直後の帯熱した籾が収容されて堆積される籾タンク
の内部に設けられ、籾タンクの内部で堆積した籾の層内
へ埋設される。
筒状で且つ外周部に多数の通気孔が形成された吸気筒を
備えている。この吸気筒の下端側は、例えば、熱風乾燥
終了直後の帯熱した籾が収容されて堆積される籾タンク
の内部に設けられ、籾タンクの内部で堆積した籾の層内
へ埋設される。
【0005】また、この吸気筒の上部開口端側にはブロ
アが設けられており、このブロアを作動させると、吸気
筒内に負圧が生じ、通気孔を介して籾タンク内の籾層内
部の空気が吸気されて例えば籾タンクが設置されている
納屋の屋外へ排気され、代わりに籾層内部へ常温の空気
が入り込む。ここで、吸気筒で吸気された空気は、乾燥
作業により帯熱した籾によって温められた空気であるた
め、このような空気を排気して籾タンク内での滞留を防
止し、代わりに常温の空気を入り込ませることにより帯
熱した籾を短時間で冷却できる。
アが設けられており、このブロアを作動させると、吸気
筒内に負圧が生じ、通気孔を介して籾タンク内の籾層内
部の空気が吸気されて例えば籾タンクが設置されている
納屋の屋外へ排気され、代わりに籾層内部へ常温の空気
が入り込む。ここで、吸気筒で吸気された空気は、乾燥
作業により帯熱した籾によって温められた空気であるた
め、このような空気を排気して籾タンク内での滞留を防
止し、代わりに常温の空気を入り込ませることにより帯
熱した籾を短時間で冷却できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、生産
農家の納屋等には複数の籾タンクが設置されている。し
たがって、これらの籾タンクの各々に穀物通風装置を設
けなければならいため、イニシャルコスト(設備費)が
高くなるという問題があった。
農家の納屋等には複数の籾タンクが設置されている。し
たがって、これらの籾タンクの各々に穀物通風装置を設
けなければならいため、イニシャルコスト(設備費)が
高くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、イニシャ
ルコストが安価な穀物通風装置を得ることが目的であ
る。
ルコストが安価な穀物通風装置を得ることが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の穀物通風
装置は、外周部に多数の通気孔が形成された筒状とさ
れ、堆積した穀物層に埋設されると共に互いに連通した
複数の吸気筒と、前記複数の吸気筒の何れか1つ或いは
任意の複数個に接続され、前記複数の吸気筒の内部に負
圧を生じさせて前記穀物層内の空気を吸引して排気する
吸気手段と、を備えている。
装置は、外周部に多数の通気孔が形成された筒状とさ
れ、堆積した穀物層に埋設されると共に互いに連通した
複数の吸気筒と、前記複数の吸気筒の何れか1つ或いは
任意の複数個に接続され、前記複数の吸気筒の内部に負
圧を生じさせて前記穀物層内の空気を吸引して排気する
吸気手段と、を備えている。
【0009】上記構成の穀物通風装置によれば、吸気手
段を作動させると直接或いは通気管等を介して間接的に
吸気筒から穀物層内の空気が吸引されて排気され、これ
により、穀物層内が強制的に通気される。
段を作動させると直接或いは通気管等を介して間接的に
吸気筒から穀物層内の空気が吸引されて排気され、これ
により、穀物層内が強制的に通気される。
【0010】したがって、この穀物が熱乾燥作業終了直
後で帯熱している場合には、穀物層内での熱の滞留が防
止されて穀物が短時間で冷却される。
後で帯熱している場合には、穀物層内での熱の滞留が防
止されて穀物が短時間で冷却される。
【0011】ここで、本穀物通風装置では、全ての吸気
筒が連通しているため、例えば、穀物が堆積される収容
槽が複数連接されている場合に、これらの収容槽へそれ
ぞれ吸気筒を設ければ、1台の吸気手段で全吸気筒から
全収容槽の空気が吸気され、各収容槽内が強制的に通気
される。
筒が連通しているため、例えば、穀物が堆積される収容
槽が複数連接されている場合に、これらの収容槽へそれ
ぞれ吸気筒を設ければ、1台の吸気手段で全吸気筒から
全収容槽の空気が吸気され、各収容槽内が強制的に通気
される。
【0012】なお、各吸気筒を複数の収容槽へそれぞれ
設ける構成は、あくまでも一例である。したがって、収
容槽は1つでもよいし、収容槽が無くても構わない。す
なわち、1つの大きな収容槽内に堆積された穀物や収容
槽無しで単純に広く堆積された穀物に本発明を適用して
も構わない。
設ける構成は、あくまでも一例である。したがって、収
容槽は1つでもよいし、収容槽が無くても構わない。す
なわち、1つの大きな収容槽内に堆積された穀物や収容
槽無しで単純に広く堆積された穀物に本発明を適用して
も構わない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の一実施の形態
に係る穀物通風装置10の正面断面図が示されている。
この図に示されるように、穀物通風装置10は納屋等の
建造物12の屋内に設けられている。また、図1、詳細
には図1の一部を拡大した正面断面図である図2に示さ
れるように、穀物通風装置10は複数の吸気筒36を備
えている。この吸気筒36は外周部に多数の通気孔40
が形成された円筒状とされ、更に、下端部は下方へ向け
て収束した円錐形状とされて閉止されている。
に係る穀物通風装置10の正面断面図が示されている。
この図に示されるように、穀物通風装置10は納屋等の
建造物12の屋内に設けられている。また、図1、詳細
には図1の一部を拡大した正面断面図である図2に示さ
れるように、穀物通風装置10は複数の吸気筒36を備
えている。この吸気筒36は外周部に多数の通気孔40
が形成された円筒状とされ、更に、下端部は下方へ向け
て収束した円錐形状とされて閉止されている。
【0014】また、これらの吸気筒36は建造物12内
に連設された複数の籾タンク14、16、18の内部に
それぞれ配置されている。これらの籾タンク14、1
6、18の内部には図示しない穀物乾燥装置で乾燥され
た多量の籾が収容されて堆積される。このように、籾が
各籾タンク14、16、18の内部に堆積されることに
より、各吸気筒36が堆積した籾の層(穀物層)の内側
に埋設されるようになっている。
に連設された複数の籾タンク14、16、18の内部に
それぞれ配置されている。これらの籾タンク14、1
6、18の内部には図示しない穀物乾燥装置で乾燥され
た多量の籾が収容されて堆積される。このように、籾が
各籾タンク14、16、18の内部に堆積されることに
より、各吸気筒36が堆積した籾の層(穀物層)の内側
に埋設されるようになっている。
【0015】また、図2に示されるように、籾タンク1
6の底壁16Bには開口部54が形成されており、さら
に、この開口部54の下方には放出部56が設けられて
いる。図1に示されるように、この放出部56の下端部
は、配管58を介して後処理装置としての籾摺機60へ
接続されている。
6の底壁16Bには開口部54が形成されており、さら
に、この開口部54の下方には放出部56が設けられて
いる。図1に示されるように、この放出部56の下端部
は、配管58を介して後処理装置としての籾摺機60へ
接続されている。
【0016】また、図2に示されるように、配管58の
上端部(すなわち、放出部56との連結部分)よりも僅
かに下方にはスライドシャッタ62が設けられている。
このスライドシャッタ62は、通常、配管58内を横切
って配管58を遮断しているが、スライドシャッタ62
を引っ張ってスライド移動させることにより配管58が
開放され、籾タンク16の内部と籾摺機60が連通す
る。これにより、籾タンク16内の籾がその自重により
落下して籾摺機60へ流し込まれ、籾摺機60によって
籾摺りされて籾の籾殻が除去されて玄米にされる。
上端部(すなわち、放出部56との連結部分)よりも僅
かに下方にはスライドシャッタ62が設けられている。
このスライドシャッタ62は、通常、配管58内を横切
って配管58を遮断しているが、スライドシャッタ62
を引っ張ってスライド移動させることにより配管58が
開放され、籾タンク16の内部と籾摺機60が連通す
る。これにより、籾タンク16内の籾がその自重により
落下して籾摺機60へ流し込まれ、籾摺機60によって
籾摺りされて籾の籾殻が除去されて玄米にされる。
【0017】なお、図1に示されるように、配管58及
びスライドシャッタ62は、籾タンク16のみならず籾
タンク14及び籾タンク18にも設けられており、全て
の或いは任意のスライドシャッタ62をスライドさせる
ことにより、籾タンク14、16、18の全て或いは何
れかから籾を籾摺機60へ送給できるようになってい
る。
びスライドシャッタ62は、籾タンク16のみならず籾
タンク14及び籾タンク18にも設けられており、全て
の或いは任意のスライドシャッタ62をスライドさせる
ことにより、籾タンク14、16、18の全て或いは何
れかから籾を籾摺機60へ送給できるようになってい
る。
【0018】一方、図2に示されるように、吸気筒36
は上端部が開口しており、この上端部の外周部には雌ね
じ38が形成されている。
は上端部が開口しており、この上端部の外周部には雌ね
じ38が形成されている。
【0019】これらの吸気筒36の各々の上方には、後
述する一対の連結部42を含めて正面視(図1及び図2
図示状態)で全体的に略T字形状とされたT字管26が
設けられている。図2に示されるように、これらのT字
管26は、上端部が閉止され下端部が開口した筒状とさ
れている。また、T字管26の下端部の内周部には雄ね
じ34が形成されており、吸気筒36の雌ねじ38へ螺
合している。これにより、T字管26と吸気筒36とが
連通した状態で一体とされている。
述する一対の連結部42を含めて正面視(図1及び図2
図示状態)で全体的に略T字形状とされたT字管26が
設けられている。図2に示されるように、これらのT字
管26は、上端部が閉止され下端部が開口した筒状とさ
れている。また、T字管26の下端部の内周部には雄ね
じ34が形成されており、吸気筒36の雌ねじ38へ螺
合している。これにより、T字管26と吸気筒36とが
連通した状態で一体とされている。
【0020】また、図2及び図3に示されるように、T
字管26の軸方向中間部の外周部には4本(図2では2
本のみ図示している)のフック28が設けられている。
各フック28にはチェーン30の一端が係止されてい
る。このチェーン30の他端部にはターンバックル32
が設けられており、このターンバックル32を介して各
籾タンク14、16、18の側壁14A、16A、18
Aに設けられたフック24へ係止されている。したがっ
て、ターンバックル32を回転させることで、ターンバ
ックル32を含めたチェーン30全体の張りを調節で
き、ある程度の張力でチェーン30を張ることにより、
T字管26及び吸気筒36が各籾タンク14、16、1
8の内側で立つことができるようになっている。
字管26の軸方向中間部の外周部には4本(図2では2
本のみ図示している)のフック28が設けられている。
各フック28にはチェーン30の一端が係止されてい
る。このチェーン30の他端部にはターンバックル32
が設けられており、このターンバックル32を介して各
籾タンク14、16、18の側壁14A、16A、18
Aに設けられたフック24へ係止されている。したがっ
て、ターンバックル32を回転させることで、ターンバ
ックル32を含めたチェーン30全体の張りを調節で
き、ある程度の張力でチェーン30を張ることにより、
T字管26及び吸気筒36が各籾タンク14、16、1
8の内側で立つことができるようになっている。
【0021】また、各T字管26の上端部よりも僅かに
下方の外周部には一対の連結部42が形成されている。
これらの連結部42は筒状とされており、互いに相反す
る方向へ延出されている。これらの連結部42には、塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂材で形成された連結管44の
一端が嵌め込まれている。この連結部42の他端は隣接
する他のT字管26の連結部42へ嵌め込まれており、
これによって、隣接するT字管26同士が連通してい
る。
下方の外周部には一対の連結部42が形成されている。
これらの連結部42は筒状とされており、互いに相反す
る方向へ延出されている。これらの連結部42には、塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂材で形成された連結管44の
一端が嵌め込まれている。この連結部42の他端は隣接
する他のT字管26の連結部42へ嵌め込まれており、
これによって、隣接するT字管26同士が連通してい
る。
【0022】但し、図1に示されるように、籾タンク1
8に設けられたT字管26の一方の連結部42には連結
管44に代えてキャップ46が嵌め込まれて閉止されて
いる。
8に設けられたT字管26の一方の連結部42には連結
管44に代えてキャップ46が嵌め込まれて閉止されて
いる。
【0023】また、図1に示されるように、籾タンク1
4に設けられたT字管26の一方の連結部42に嵌め込
まれた連結管44は、その他端が吸気手段としてのブロ
ワ48の連結部50へ嵌め込まれている。
4に設けられたT字管26の一方の連結部42に嵌め込
まれた連結管44は、その他端が吸気手段としてのブロ
ワ48の連結部50へ嵌め込まれている。
【0024】図1に示されるように、ブロワ48は建造
物12の側壁に設置されており、ブロワ48に設けられ
た排気管52が建造物12の壁を貫通して建造物12の
屋外で開口している。また、このブロワ48には図示し
ないモータと回転羽が収容されており、モータが作動す
ると回転羽が回転し、連結部50の内部に負圧を生じさ
せて吸気すると共に、吸気した空気を排気管52を介し
て建造物12の屋外へ排気するようになっている。
物12の側壁に設置されており、ブロワ48に設けられ
た排気管52が建造物12の壁を貫通して建造物12の
屋外で開口している。また、このブロワ48には図示し
ないモータと回転羽が収容されており、モータが作動す
ると回転羽が回転し、連結部50の内部に負圧を生じさ
せて吸気すると共に、吸気した空気を排気管52を介し
て建造物12の屋外へ排気するようになっている。
【0025】次に本実施の形態の作用について説明す
る。図示しない穀物乾燥機によって熱風乾燥されて熱を
帯びた多量の籾は、スローワ等の搬送手段によって搬送
されて各籾タンク14、16、18へ順次張り込まれ
る。籾が各籾タンク14、16、18へ所定量張り込ま
れて各籾タンク14、16、18内で堆積されると、穀
物通風装置10の吸気筒36が多量の籾によって形成さ
れる籾層(穀物層)内に埋設される。
る。図示しない穀物乾燥機によって熱風乾燥されて熱を
帯びた多量の籾は、スローワ等の搬送手段によって搬送
されて各籾タンク14、16、18へ順次張り込まれ
る。籾が各籾タンク14、16、18へ所定量張り込ま
れて各籾タンク14、16、18内で堆積されると、穀
物通風装置10の吸気筒36が多量の籾によって形成さ
れる籾層(穀物層)内に埋設される。
【0026】次いで、この状態でブロワ48のモータを
作動させて回転羽を回転させると、ブロワ48の連結部
50の内部に負圧が生じる。ここで、ブロワ48は、連
結管44を介して籾タンク14のT字管26及び吸気筒
36へ接続されているため、帯熱した籾によって温めら
れた籾タンク14内の籾層間の空気Wが吸気筒36から
吸気される。さらに、吸気された空気WはT字管26、
連結管44、ブロワ48を介して排気管52から建造物
12の屋外へ排気される。また、籾層間の空気Wが吸気
されて排気されることにより、代わりに籾タンク14の
開口側(すなわち、上方)から常温の空気が籾層間に取
り込まれる。このように、籾によって温められた空気W
を各タンク14内で滞留させずに建造物12の屋外へ排
気して籾タンク14内(特に、籾タンク14内の籾層
内)に常温の空気を取り込むことにより、乾燥作業によ
り帯熱した籾を短時間で冷却できる。
作動させて回転羽を回転させると、ブロワ48の連結部
50の内部に負圧が生じる。ここで、ブロワ48は、連
結管44を介して籾タンク14のT字管26及び吸気筒
36へ接続されているため、帯熱した籾によって温めら
れた籾タンク14内の籾層間の空気Wが吸気筒36から
吸気される。さらに、吸気された空気WはT字管26、
連結管44、ブロワ48を介して排気管52から建造物
12の屋外へ排気される。また、籾層間の空気Wが吸気
されて排気されることにより、代わりに籾タンク14の
開口側(すなわち、上方)から常温の空気が籾層間に取
り込まれる。このように、籾によって温められた空気W
を各タンク14内で滞留させずに建造物12の屋外へ排
気して籾タンク14内(特に、籾タンク14内の籾層
内)に常温の空気を取り込むことにより、乾燥作業によ
り帯熱した籾を短時間で冷却できる。
【0027】また、ブロワ48は、籾タンク14のT字
管26及びそれの連結管44を介して籾タンク16のT
字管26及び吸気筒36へ接続されているため、帯熱し
た籾によって温められた籾タンク16内の籾層間の空気
Wが吸気筒36から吸気されて建造物12の屋外へ排気
され、代わりに、籾層間に常温の空気が取り込まれる。
管26及びそれの連結管44を介して籾タンク16のT
字管26及び吸気筒36へ接続されているため、帯熱し
た籾によって温められた籾タンク16内の籾層間の空気
Wが吸気筒36から吸気されて建造物12の屋外へ排気
され、代わりに、籾層間に常温の空気が取り込まれる。
【0028】さらに、ブロワ48は、籾タンク16のT
字管26及びそれの連結管44を介して籾タンク18の
T字管26及び吸気筒36へ接続されているため、帯熱
した籾によって温められた籾タンク18内の籾層間の空
気Wが吸気筒36から吸気されて建造物12の屋外へ排
気され、代わりに、籾層間に常温の空気が取り込まれ
る。
字管26及びそれの連結管44を介して籾タンク18の
T字管26及び吸気筒36へ接続されているため、帯熱
した籾によって温められた籾タンク18内の籾層間の空
気Wが吸気筒36から吸気されて建造物12の屋外へ排
気され、代わりに、籾層間に常温の空気が取り込まれ
る。
【0029】このように、各籾タンク14、16、18
内に張り込まれた帯熱した籾を、1台のブロワ48で通
気冷却できるため、本穀物通風装置10はランニングコ
ストが安価となる。しかも、3本の吸気筒36が1台の
ブロワ48へ接続されているため、1本の吸気筒に1台
のブロワが設けられていた従来の穀物通風装置に比べて
イニシャルコストが安価となる。
内に張り込まれた帯熱した籾を、1台のブロワ48で通
気冷却できるため、本穀物通風装置10はランニングコ
ストが安価となる。しかも、3本の吸気筒36が1台の
ブロワ48へ接続されているため、1本の吸気筒に1台
のブロワが設けられていた従来の穀物通風装置に比べて
イニシャルコストが安価となる。
【0030】また、各籾タンク14、16、18内で籾
が通気冷却された後に、スライドシャッタ62を開放さ
せると各籾タンク14、16、18の開口部54及び放
出部56から籾が流れ落ち、配管58を介して建造物1
2の階下に設置された籾摺機60へ流れ込んで、籾から
籾殻が取られて玄米とされる。ここで、籾摺機60へ流
れ込む際には、既に籾が冷却されているため、籾摺機6
0による籾摺りの際に玄米に傷がつく(所謂肌ズレ)こ
とはなく、米(玄米)の品質を維持できる。
が通気冷却された後に、スライドシャッタ62を開放さ
せると各籾タンク14、16、18の開口部54及び放
出部56から籾が流れ落ち、配管58を介して建造物1
2の階下に設置された籾摺機60へ流れ込んで、籾から
籾殻が取られて玄米とされる。ここで、籾摺機60へ流
れ込む際には、既に籾が冷却されているため、籾摺機6
0による籾摺りの際に玄米に傷がつく(所謂肌ズレ)こ
とはなく、米(玄米)の品質を維持できる。
【0031】さらに、本穀物通風装置10では、各籾タ
ンク14、16、18内の籾を短時間で通気冷却してい
るため、乾燥作業終了後から籾摺機60による籾摺り作
業開始までの時間を短縮できる。
ンク14、16、18内の籾を短時間で通気冷却してい
るため、乾燥作業終了後から籾摺機60による籾摺り作
業開始までの時間を短縮できる。
【0032】また、本穀物通風装置10では、連結管4
4によって各T字管26が接続されているため、仮に、
籾タンクを増設する場合でも、増設した籾タンクに吸気
筒36及びT字管26を取り付けると共に、籾タンク1
8のT字管26のキャップ46を外して連結管44で連
結すればよい。このように、吸気筒36及びT字管26
の数が増えても、ブロワ48は当初からある1台だけで
よく、ブロワ48を増設する必要がないため、増設コス
トが安価となる。
4によって各T字管26が接続されているため、仮に、
籾タンクを増設する場合でも、増設した籾タンクに吸気
筒36及びT字管26を取り付けると共に、籾タンク1
8のT字管26のキャップ46を外して連結管44で連
結すればよい。このように、吸気筒36及びT字管26
の数が増えても、ブロワ48は当初からある1台だけで
よく、ブロワ48を増設する必要がないため、増設コス
トが安価となる。
【0033】また、本実施の形態は、籾の通気冷却に本
発明を適用した構成であったが、籾以外の穀物の通気冷
却に本発明を適用してもよい。例えば、籾摺り後の玄米
や精米された白米、更には、米以外の麦や大豆、小豆等
の穀物の通気冷却に本発明を適用してもよい。
発明を適用した構成であったが、籾以外の穀物の通気冷
却に本発明を適用してもよい。例えば、籾摺り後の玄米
や精米された白米、更には、米以外の麦や大豆、小豆等
の穀物の通気冷却に本発明を適用してもよい。
【0034】さらに、このように穀物の種類等の各種の
条件が変われば、通気冷却後の後処理作業も変化する。
このため、後処理装置を設けたとしても、その装置は籾
摺機60とは異なり、例えば、穀物を均質に混合する混
合装置、穀粒を粉砕して粉体とする粉砕機等の設置が考
えられる。勿論、適用される穀物が籾の場合であって
も、必ずしも後処理装置として籾摺機60を適用しなく
てもよく、他の処理を行う装置を設置してもよい。
条件が変われば、通気冷却後の後処理作業も変化する。
このため、後処理装置を設けたとしても、その装置は籾
摺機60とは異なり、例えば、穀物を均質に混合する混
合装置、穀粒を粉砕して粉体とする粉砕機等の設置が考
えられる。勿論、適用される穀物が籾の場合であって
も、必ずしも後処理装置として籾摺機60を適用しなく
てもよく、他の処理を行う装置を設置してもよい。
【0035】また、本実施の形態では、図1に示される
ように、ブロワ48の連結部50に連結管44を取り付
け、連結管44を介して最も建造物12の壁に近い位置
にある籾タンク14のT字管26と連結部50とを接続
していたが、例えば、図4に示されるように、ブロワ4
8の下端部を連結部50と同様に回転羽の回転によって
負圧が生じる連結部66とすると共に、このブロワ48
の真下に籾タンク14を配置し、籾タンク14内の吸気
筒36と連結部66とを直管68によって連結して、連
結部50に連結された連結管44の他端部は籾タンク1
6のT字管26と接続する構成としてもよい。
ように、ブロワ48の連結部50に連結管44を取り付
け、連結管44を介して最も建造物12の壁に近い位置
にある籾タンク14のT字管26と連結部50とを接続
していたが、例えば、図4に示されるように、ブロワ4
8の下端部を連結部50と同様に回転羽の回転によって
負圧が生じる連結部66とすると共に、このブロワ48
の真下に籾タンク14を配置し、籾タンク14内の吸気
筒36と連結部66とを直管68によって連結して、連
結部50に連結された連結管44の他端部は籾タンク1
6のT字管26と接続する構成としてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る穀物
通風装置では、1台の吸気手段で複数の収容槽内の穀物
を通風冷却できるため、イニシャルコストが安価とな
る。
通風装置では、1台の吸気手段で複数の収容槽内の穀物
を通風冷却できるため、イニシャルコストが安価とな
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る穀物通風装置の正
面断面図である。
面断面図である。
【図2】図1に示される複数の籾タンクのうちの1つを
拡大した正面断面図である。
拡大した正面断面図である。
【図3】図2に示される籾タンクの平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る穀物通風装置の変
形例を示す正面断面図である。
形例を示す正面断面図である。
10 穀物通風装置 36 吸気筒 40 通気孔 48 ブロワ(吸気手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 外周部に多数の通気孔が形成された筒状
とされ、堆積した穀物層に埋設されると共に互いに連通
した複数の吸気筒と、 前記複数の吸気筒の何れか1つ或いは任意の複数個に接
続され、前記複数の吸気筒の内部に負圧を生じさせて前
記穀物層内の空気を吸引して排気する吸気手段と、 を備える穀物通風装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12119097A JPH10309123A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 穀物通風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12119097A JPH10309123A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 穀物通風装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309123A true JPH10309123A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14805094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12119097A Pending JPH10309123A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 穀物通風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309123A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2426911A (en) * | 2005-06-08 | 2006-12-13 | Anthony Gent | Apparatus for and method of conditioning particulate substances |
| CN102334413A (zh) * | 2010-07-22 | 2012-02-01 | 天津科技大学 | 一种小型多功能粮食贮藏库 |
| CN114508909A (zh) * | 2022-01-30 | 2022-05-17 | 江苏亚电科技有限公司 | 一种移动式槽式烘干结构 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12119097A patent/JPH10309123A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2426911A (en) * | 2005-06-08 | 2006-12-13 | Anthony Gent | Apparatus for and method of conditioning particulate substances |
| CN102334413A (zh) * | 2010-07-22 | 2012-02-01 | 天津科技大学 | 一种小型多功能粮食贮藏库 |
| CN114508909A (zh) * | 2022-01-30 | 2022-05-17 | 江苏亚电科技有限公司 | 一种移动式槽式烘干结构 |
| CN114508909B (zh) * | 2022-01-30 | 2022-10-18 | 江苏亚电科技有限公司 | 一种移动式槽式烘干结构 |
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