JPH10309355A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JPH10309355A
JPH10309355A JP9135771A JP13577197A JPH10309355A JP H10309355 A JPH10309355 A JP H10309355A JP 9135771 A JP9135771 A JP 9135771A JP 13577197 A JP13577197 A JP 13577197A JP H10309355 A JPH10309355 A JP H10309355A
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Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
Yoshizumi Horikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機に設定されている遊技動作態
様を、パチンコ遊技機の外部から入力可能として所望の
遊技動作態様を即座に具現させることが可能とするこ
と。 【解決手段】 パチンコ遊技機において出現する遊技動
作態様を設定する動作設定用データを当該パチンコ遊技
機に設けると共に、当該パチンコ遊技機外部から動作設
定用データを入力可能とする外部装置33を設ける。外
部装置33から動作設定用データを当該パチンコ遊技機
に入力し、強制的に遊技動作態様を出現させる動作強制
入力部36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機外
部から動作設定用データを入力可能とする外部装置を設
け、外部装置から前記動作設定用データを当該パチンコ
遊技機に入力し、強制的に遊技動作態様を出現させるよ
うに構成したパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技場側は、新機種のパチンコ遊技機が
客の好みに沿ったものかどうかをその遊技内容によって
判断し、パチンコ遊技機を遊技場に設置するか否かを決
定している。
【0003】特に、最近では、図柄表示装置と、図柄表
示装置において図柄変動を開始させるための始動口と、
図柄表示装置において確定停止された図柄の組合わせが
特定図柄の組合せと一致した場合に(いわゆる大当りと
なった場合に)、所定時間に亘って開成される大入賞口
とを遊技盤に備えたパチンコ遊技機が、いわゆる第1種
のパチンコ遊技機が、遊技者の好みの主流となってい
る。
【0004】そして、遊技場側が、新機種のパチンコ遊
技機の遊技内容がいかなる形で展開されていくのかを知
るために、パチンコ遊技機の製造業者が遊技内容を説明
した上で実際にパチンコ遊技機を動作させ、遊技場側に
視覚的に説明するのである。
【0005】ところで、上記の図柄表示装置を備える型
式のパチンコ遊技機は、図柄表示装置において所定の確
率で大当りを発生させるように構成されており、そのた
めに、所定周期で所定範囲内で循環的に切り換わる大当
り判定用乱数を設け、例えば、始動口に入賞が発生した
ときの大当り判定用乱数の値を記憶しておき、図柄変動
を停止させていく過程で、記憶しておいた大当り判定用
の乱数の値が、予め設定した大当りの値と一致するか否
かにより大当り判定を行い、大当りであれば、大当りの
図柄の組み合わせが図柄表示装置に表出されるように、
図柄変動を停止させるようになっている。
【0006】また、このようなパチンコ遊技機にあって
は、複数の図柄表示部の変動後、順次複数の図柄表示部
を停止させていく段階において、全ての図柄表示部の図
柄が確定されていない場合であっても、その一部が確定
されている段階で、今回の図柄変動に関して外れと認識
できる表示態様と、確定されていない残る最後(1つ)
の図柄表示部の図柄の如何によっては、大当りとなる表
示態様とを有している。もちろん、後者の場合、確定さ
れていない残る最後(1つ)の図柄表示部の図柄が確定
された段階で、今回の図柄変動に関して大当りか外れか
が認識できる。
【0007】そして、上述した確定されていない残る最
後(1つ)の図柄表示部の図柄の如何によっては、大当
りとなる表示態様を、遊技者及び当業者の双方でリー
チ、または図柄リーチと呼び慣わしており、明細書にお
いては、リーチ表示態様ということとする。
【0008】最近、このリーチ表示態様を複数種類有し
ているパチンコ遊技機が遊技場に設置されている。この
タイプのパチンコ遊技機では、複数種のリーチ表示態様
をノーマルリーチ、スペシャルリーチ、スーパーリー
チ、ロングリーチ等の呼称を付与して区別しており、し
かも複数種のリーチ表示態様の別毎に、大当りとなる確
率が異ならせて設定されている。そして、これらのリー
チ表示態様のいずれかを選択するためのリーチ用乱数が
設けられている。
【0009】このように、大当りの発生確率やリーチ表
示態様の選択確率が全て乱数で決められているために、
実際にパチンコ遊技機を動作させて遊技場側に視覚的に
説明する時、従来は、大当り表示や特定のリーチ表示態
様(リーチ動作態様)を即座に具現できず、偶然に任せ
ていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、パチ
ンコ遊技機に設定されている遊技動作態様を、パチンコ
遊技機の外部から入力可能として所望の遊技動作態様を
即座に具現させることが可能となるパチンコ遊技機を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のパチン
コ遊技機は、パチンコ遊技機において出現する遊技動作
態様を設定する動作設定用データを当該パチンコ遊技機
に設けると共に、当該パチンコ遊技機外部から前記動作
設定用データを入力可能とする外部装置を設け、前記外
部装置から前記動作設定用データを当該パチンコ遊技機
に入力し、強制的に遊技動作態様を出現させる動作強制
入力部を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項2に記載のパチンコ遊技機は、図柄
表示装置を有し、前記遊技動作態様が前記図柄表示装置
に対して動作設定用データにより設定された複数の表示
動作態様を含み、前記外部装置から特定の動作設定用デ
ータを前記パチンコ遊技機に入力し、強制的に特定の表
示動作態様を前記図柄表示装置に出現させる特定表示動
作強制入力部を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明を適用した実施形
態におけるパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図であ
る。図1に示すように、遊技盤面1には、略中央に図柄
表示ユニット2が配備され、図柄表示ユニット2の左方
と右方とにそれぞれゲート3と通過口4が設けられ、図
柄表示ユニット2の下方に始動入賞口5が設けられ、遊
技盤面1の下部には、役物ユニット6が配設されてい
る。
【0014】図柄表示ユニット2は、中央にカラー液晶
表示装置により構成された特別図柄表示装置7を備え
る。図柄表示ユニット2の上部には、普通入賞口8が設
けられ、普通入賞口8と特別図柄表示装置7との間に
は、セグメント形式の表示器からなる普通図柄表示器9
が配設されている。なお、請求項1に記載の図柄表示装
置は、特別図柄表示装置7により構成される。特別図柄
表示装置7の表示部10は、左図柄表示部11と、中図
柄表示部12と右図柄表示部13との3つに区分され
る。
【0015】役物ユニット6には、開閉扉14により開
成される大入賞口15や普通電動役物16、普通入賞口
19a,19b等が集約して配備されている。大入賞口
15の内部の一部には、特別入賞領域である特定領域1
8が設けられている。
【0016】なお、始動入賞口5は、普通電動役物16
に係る入賞口であり、普通電動役物16の作動により拡
開される。
【0017】なお、遊技盤面1には、普通入賞口19
c,19d,アウト口20、風車21、ランプ付き風車
22、袖下飾り23等が配設されているが、これらの要
素は従来と同様の周知のものである。
【0018】図2は、遊技盤1の裏面図である。遊技盤
1の裏面には、図1に示す始動入賞口5に対応して始動
口入賞検出スイッチSW1が配備され、ゲート3に対応
してゲート通過を検出するゲート用スイッチSW2が配
備され、大入賞口15に対応して大入賞口入賞検出スイ
ッチSW3が配備され、大入賞口15の内部の特定領域
18への入賞を検出する特定領域通過検出スイッチSW
4が配備され、6個払出し経路の中途に対して賞球用ス
イッチSW5が配備され、普通電動役物16を作動させ
て始動入賞口5を開成させるための普通電動役物開放ソ
レノイド24、開閉扉14を開放させるための大入賞口
開放ソレノイド25が配備されるほか、入賞球を集合し
て整列させるセーフ球誘導樋26が下部に配設され、セ
ーフ球誘導樋26の末端には、セーフ球検出スイッチ2
7が設けられると共に、セーフ球を1球毎に排出するた
めのセーフ球排出ソレノイド28が設けられている。
【0019】実施形態のパチンコ機についての遊技内容
を概略で説明する。遊技球が左右ゲート3を通過する
と、普通図柄表示装置9の図柄が変動を開始し、約5.
0秒経過すると図柄の変動が停止し、変動を停止した普
通図柄が「3」または「7」の時、普通電動役物16が
作動し、始動入賞口5が所定時間の間拡開する。
【0020】遊技球が始動入賞口5に入賞すると、特別
図柄表示装置7の図柄が変動を開始し、約9.0秒経過
すると、左図柄、中図柄、右図柄の順に図柄が停止され
て、図柄が確定する。なお、図柄の種類は、左,中,右
図柄ともに“0”〜“E”の15種類である。停止確定
された左,中,右図柄の組み合わせが大当りの組み合わ
せとなった場合には、すなわち、「000」,「11
1」,「222」,「333」,「444」,「55
5」,「666」,「777」,「888」,「99
9」,「AAA」,「BBB」,「CCC」,「DD
D」,「EEE」となった場合には、大入賞口15が所
定時間に亙って開成される。なお、従来と同様に、始動
入賞口5への入賞記憶が最高4つまで記憶される。
【0021】また、大入賞口15の開成中に、遊技球が
10個入賞した場合には、10個目の入賞をもって大入
賞口15が閉成する。大入賞口15の開成中に、遊技球
が特定領域18を通過した場合には、大入賞口15が閉
成後、再び大入賞口15が繰り返し開成する。なお、大
入賞口15の繰り返し開成動作は、最初の開成を含めて
最高14回である。
【0022】図3は、実施形態のパチンコ遊技機の概略
を示す要部ブロック図である。パチンコ遊技の制御を行
うメイン制御部30は、図示していないが遊技状況に応
じて遊技に関する実質的な制御を行うCPU31、CP
U31が行う各制御プログラムを格納したROMと、随
時データの読み出しならびに書き込みが可能なRAMと
により構成されている。なお、RAMには、特別図柄表
示装置7で表示される表示態様を設定制御する動作設定
用データ領域が設けられている。
【0023】CPU31には、始動口入賞検出スイッチ
SW1のほか図2のゲート用スイッチSW2、大入賞口
入賞検出スイッチSW3及び特定領域通過検出スイッチ
SW4が接続され、各スイッチSW1〜SW4の状態が
同時に入力されるよう構成されている。なお、図3には
始動口入賞検出スイッチSW1のみ図示している。ま
た、図示を省略しているが、CPU31には、図2の普
通電動役物開放ソレノイド24、大入賞口開放ソレノイ
ド25、普通図柄表示装置9がそれぞれ各ドライバを介
して接続されており、CPU31により個別に駆動され
るよう構成されている。
【0024】特別図柄表示装置7は、図柄表示用CPU
(図示せず)、LCDコントローラ及びメモリ等(図示
せず)を備えるもので、図示しないインタフェースを介
してCPU31と相互に通信可能に接続され、CPU3
1からの表示用コマンドデータに応じて表示部10に所
定の図柄を表示するものである。リセット手段32は、
CPU31に所定周期毎に(例えば、2.731msの
周期で)リセット信号を出力するものである。
【0025】外部装置33は、CPU34と、CPU3
4が行う各制御プログラムを格納したROM(図示せ
ず)と、随時データの読み出しならびに書き込みが可能
なRAM(図示せず)を備えており、当該パチンコ機の
外部において接続コネクタ(図示せず)により図示しな
いインタフェースを介してメイン制御部30のCPU3
1と相互に通信可能に接続され、パチンコ機の外部から
メイン制御部30に動作設定用データを入力可能とする
ものである。なお、メイン制御部30と外部装置33と
の通信ラインにより、強制動作入力部36が構成されて
いる。外部装置33のCPU34には、動作設定用デー
タを入力するためのキー群を備えた操作入力盤35が接
続されている。
【0026】次に、動作設定用データ領域の各動作設定
用データについて説明する。図4は、メイン制御部30
のRAMに設定された動作設定用データ領域の記憶形式
を示す図である。動作設定用データ領域は、特別図柄表
示部10の表示動作に係わる各乱数カウンタで構成され
ており、大当り判定用乱数カウンタ、大当り図柄選択用
乱数カウンタ、外れ図柄作成用乱数カウンタ、リーチ動
作選択用乱数カウンタ、変動動作時間選択用乱数カウン
タの5つのデータ領域により構成されている。
【0027】以下、各乱数カウンタについて順に説明す
る。 大当り判定用乱数カウンタACT(乱数Aカウンタ) 大当り確率を作成するための乱数カウンタであって、電
源投入時に0からスタートし、リセット周期毎に(2.
731ms毎に)+1され、241になると0に戻され
るもので、即ち、0乃至240の範囲内でリセット周期
毎に循環的に1つずつアップされるものである。なお、
この乱数Aカウンタが7であるとき、大当りと判定し、
7以外の値であるとき外れと判定される。大当り確率
は、1/241である。
【0028】大当り図柄選択用乱数カウンタLCT(乱
数Lカウンタ) 大当り図柄(左図柄、中図柄及び右図柄が全て同一図
柄)を選択するための乱数カウンタであって、電源投入
時に0からスタートし、リセット周期毎に(2.731
ms毎に)+1され、15になると0に戻されるもの
で、即ち、0乃至14の範囲内でリセット周期毎に循環
的に1つずつアップされるものである。
【0029】 外れ図柄作成用乱数カウンタBCT(乱数Bカウンタ) 図5は、外れ図柄作成用乱数カウンタBCTの記憶内容
を示す図である。外れ図柄(外れとなる左図柄、中図柄
及び右図柄の組合せ)をランダムに作成するための乱数
カウンタであって、左図柄用乱数カウンタACNT、中
図柄用乱数カウンタBCNT、右図柄用乱数カウンタC
CNTにより構成される。各図柄用乱数カウンタともに
0乃至14の範囲内でリセット周期毎に循環的に1つず
つアップされるものである。ただし、右図柄用乱数カウ
ンタCCNTが桁上りした場合、桁上り分を中図柄用乱
数カウンタBCNTに加算し、中図柄用乱数カウンタB
CNTが桁上りした場合、桁上り分を左図柄用乱数カウ
ンタACNTに加算する。
【0030】また、図6は、外れ図柄記憶領域PCTへ
の記憶動作を説明する図である。上記の加算を行って、
左図柄用乱数カウンタACNT、中図柄用乱数カウンタ
BCNT、右図柄用乱数カウンタCCNTの各値を判定
し、外れ図柄であれば各乱数カウンタ値を外れ図柄記憶
領域PCTに記憶する一方、左図柄用乱数カウンタAC
NT、中図柄用乱数カウンタBCNT、右図柄用乱数カ
ウンタCCNTの各値が全て同一である場合には、大当
り図柄となるため、外れ図柄記憶領域PCTに記憶しな
い。
【0031】リーチ動作選択用乱数カウンタRCT(乱
数Rカウンタ) 左図柄、中図柄及び右図柄がリーチ動作を行うときに、
実行するリーチ動作を選択するための乱数カウンタであ
って、電源投入時に0からスタートし、リセット周期毎
に(2.731ms毎に)+1され、16になると0に
戻されるもので、即ち、0乃至15の範囲内でリセット
周期毎に循環的に1つずつアップされるものである。
【0032】なお、リーチ動作選択用乱数カウンタの値
と、実行されるリーチ動作との関係は、0〜1…リーチ
A、2〜3…リーチB、4〜7…リーチC、8〜15…
リーチDとなっている。なお、各リーチ動作の相違につ
いては、遊技者にとって表示態様が異なるように視認さ
れれば特に限定されるものではなく、従来提案されてい
る方式、例えば、図柄の移行速度が異なったり、リーチ
発生時に合わせてリーチ動作の別に応じて異なるキャラ
クタを動画表示させたり、背景の色彩を複数色に切り換
え表示したり、これらの表示動作を複数選んで組合せて
もよい。
【0033】変動動作時間選択用乱数カウンタKCT
(乱数Kカウンタ) 左図柄、中図柄及び右図柄がリーチ動作のリーチDを行
うときに、左図柄及び中図柄の停止確定後、右図柄の停
止時に右図柄を一端停止させた後、再び所定時間移行さ
せることにより変動動作時間を変更するかしないかを選
択するための乱数カウンタであって、0乃至2の範囲内
でリセット周期毎に循環的に1つずつアップされるもの
である。
【0034】次に、メイン制御部30が行うパチンコ遊
技の制御処理の概略を説明する。図7は、メイン制御部
30のCPU31が行うパチンコ遊技の制御処理のメイ
ンルーチンの概略を示すフローチャートである。
【0035】電源投入されると、CPU31は、まず、
電源投入時か否かを判別する(ステップS01)。CP
U31は、RAMの所定領域にセットされている値が予
め決められた値であるか否かを判別することにより、電
源投入時か否かを判別する。電源投入時には、RAMの
所定領域にランダムな値がセットされているので、CP
U31は、電源投入時と判別し、RAMの所定領域に予
め決められた値を書き込むと共に、以下の処理に必要な
各レジスタ、フラグ及び記憶領域を初期化し(ステップ
S02)、リセット信号が入力されるまで待機状態とな
る。なお、ステップS02の初期化処理で前述した動作
設定用データ領域(各乱数カウンタ領域)の内容が全て
0クリアされる。
【0036】リセット手段32からリセット信号が入力
されると、CPU31は、メインルーチン処理を最初か
ら実行し、ステップS01において電源投入時か否かを
判別するが、RAMの所定領域に予め決められた値を書
き込まれている結果、ステップS01を偽と判別し、ス
テップS03に移行する。
【0037】ステップS03に移行したCPU31は、
乱数データ作成処理を行う。即ち、大当り判定用乱数カ
ウンタ(乱数Aカウンタ)、大当り図柄選択用乱数カウ
ンタ(乱数Lカウンタ)、外れ図柄作成用乱数カウンタ
(乱数Bカウンタ)、リーチ動作選択用乱数カウンタ
(乱数Rカウンタ)、変動動作時間選択用乱数カウンタ
(乱数Kカウンタ)の5つの乱数カウンタの値が、前述
したアルゴリズムで更新アップされ、更新結果が各乱数
カウンタ領域にそれぞれ記憶される(ステップS0
3)。
【0038】ステップS03の処理後、CPU31は、
ステップS04に移行し、当該パチンコ遊技機のメイン
制御部30が外部装置33と接続されているか否かを判
別する。なお、従来公知の技術として、例えば、一方の
装置と他方の装置との間でデータ通信が可能に接続され
ている場合、データ転送を行っていない場合にはストロ
ーブ信号はハイレベル状態を保持しており、データをデ
ータラインに送出するタイミングと同期してストローブ
信号をローレベルに切り換える。また、一方の装置と他
方の装置とが接続されていない場合には、前記ストロー
ブ信号線がローレベルを保持している。
【0039】従って、ステップS04においては、CP
U31は、ストローブ信号がハイレベルであるか否かを
判別する。メイン制御部30と外部装置33とがコネク
タ接続されていない場合には、ストローブ信号がローレ
ベルを保持しているので、CPU31はステップS04
の判別処理を偽と判別し、ステップS05に処理に移行
し、遊技制御処理を行う。
【0040】ステップS05の遊技制御処理ついては、
従来周知の技術を用いており、具体的にフローチャート
では示さないが、時分割により特別図柄の変動、大当り
の判定、表示動作の決定(各乱数カウンタの値により、
大当り図柄の決定、外れ図柄の決定、リーチ動作の決
定、変動動作時間の決定等)、図柄の判定、大当り時の
大入賞口の開閉動作処理等を行うよう構成してあり、各
時分割された処理は、リセット信号の周期2.731m
s以内に終えるように構成され、CPU31は今回の処
理を行った後、リセット信号の入力を待つ待機状態とな
る。
【0041】なお、遊技制御処理ついては概略で説明す
る。遊技球が始動入賞口5に入賞すると、始動口入賞検
出スイッチSW1により入賞が検出され、この時の乱数
Aカウンタの値が記憶される。なお、現在図柄変動を行
っている場合には、変動中の値を含めて最高5個迄記憶
するよう構成されている。そして、特別図柄表示装置7
の図柄が変動を開始し、約5000ms経過すると、乱
数Aカウンタの値が大当りであるか外れであるかが判別
される。
【0042】以下、上記の判別による結果が大当りであ
る場合について説明する。始動口入賞検出スイッチSW
1による入賞検出時に記憶した大当り判定用乱数カウン
タの値が大当りである場合は、即ち、大当りである値7
である場合には、大当り判別時点の乱数Lカウンタの値
によって大当り図柄が決定され、次いで大当り判別時点
の乱数Rカウンタの値によって図柄停止に至るまでのリ
ーチ動作パターンが前述したように決定され、次いで大
当り判別時点の乱数Kカウンタの値により、変動動作時
間が決定される。
【0043】一例として、乱数Lカウンタの値が1であ
れば大当り図柄が「111」に決定され、乱数Rカウン
タの値が3であればリーチ動作がリーチBに決定され
る。なお、乱数Kカウンタの値は、リーチ動作がリーチ
Dに決定された場合のみ、用いられる値であり、この場
合には、処理に影響しない。
【0044】そして、この時点で確定した表示動作パタ
ーンに基づいて特別図柄を所定時間変動させた後、まず
左図柄を停止し、左図柄停止時点から所定時間後に中図
柄を停止してリーチBを発生させ、中図柄停止時点から
所定時間後に、右図柄を停止し、大当り図柄「111」
を停止表示する。大当り発生の場合には、前述したよう
に大入賞口15が所定時間に亙って開成される。
【0045】始動口入賞検出スイッチSW1による入賞
検出時に記憶した大当り判定用乱数カウンタの値が外れ
である場合は、大当り判別時点の外れ図柄記憶領域PC
Tに格納された左図柄用乱数カウンタACNT、中図柄
用乱数カウンタBCNT、右図柄用乱数カウンタCCN
Tの値によって外れ図柄が決定され、次いで、左図柄用
乱数カウンタACNTの値と中図柄用乱数カウンタBC
NTの値とが一致しているか否かが判別され、両者が一
致している場合には、外れ判別時点の乱数Rカウンタの
値によって図柄停止に至るまでのリーチ動作パターンが
前述したように決定され、次いで外れ判別時点の乱数K
カウンタの値により、変動動作時間が決定される。
【0046】一例として、外れ図柄記憶領域PCTに格
納された左図柄用乱数カウンタACNT、中図柄用乱数
カウンタBCNT、右図柄用乱数カウンタCCNTの値
が、それぞれ3,3,6であれば、外れ図柄が「33
6」に決定され、乱数Rカウンタの値が10であればリ
ーチ動作がリーチDに決定される。なお、リーチ動作が
リーチDに決定された場合には、外れ判定時の乱数Kカ
ウンタの値により変動動作時間が決定され、この値が0
であれば、右図柄が一端停止された後、再び所定時間移
行させることにより変動動作時間の延長変更が行われ
る。
【0047】そして、この時点で確定した表示動作パタ
ーンに基づいて特別図柄を所定時間変動させた後、まず
左図柄を停止し、左図柄停止時点から所定時間後に中図
柄を停止し、リーチDを発生させ、中図柄停止時点から
所定時間後に、右図柄を一端停止し、再び所定時間だけ
右図柄を移行させて停止し、外れ図柄「336」を停止
表示する。
【0048】図7のフローチャートに戻り、リセット手
段32から次のリセット信号が入力されると、CPU3
1は、再びメインルーチン処理を最初から実行し、ステ
ップS01、ステップS03の乱数データ作成処理、ス
テップS04の外部装置33との接続の判別処理を行
い、前述した内容のようにステップS05の遊技制御処
理をリセット周期以内で行って、待機状態に移行する。
以上が、パチンコ遊技機が外部装置33に接続されてい
ない状態で、通常行う遊技動作である。
【0049】次に、外部装置33について説明する。外
部装置33からのパチンコ遊技機への特定の動作設定用
データの設定入力を行う場合には、外部装置33をパチ
ンコ遊技機のメイン制御部30に対してコネクタ接続す
る。すると、前述したように、コネクタ接続した時点で
は、外部装置33がメイン制御部30に対してデータ転
送を行っていない結果、ストローブ信号がハイレベルを
保持した状態に切り換わる。
【0050】従って、図7のステップS04の判別処理
の結果が真となる。CPU31は、ステップS04の判
別後、ステップS06に移行し、外部装置33からパチ
ンコ遊技機のメイン制御部30に対してデータ入力要求
があるか否かを判別する(ステップS06)。メイン制
御部30が外部装置33とコネクタ接続された当初は、
外部装置33からのデータ入力要求がない。このため、
CPU31は、ステップS06の判別後、ステップS0
7に移行する。
【0051】ステップS07において、CPU31は動
作設定用データを外部装置33から入力済か否かを判別
する(ステップS07)。即ち、入力済フラグがセット
されているか否かを判別することにより、動作設定用デ
ータを外部装置33から入力済か否かを判別するが、こ
の時点では、未だ動作設定用データを外部装置33から
入力していないから入力済フラグはセットされていな
い。この結果、CPU31は、ステップS07の判別
後、ステップS05に移行し、遊技制御処理を行った
後、リセット信号の入力を待つ待機状態となる。
【0052】したがって、外部装置33からデータ入力
要求があるまで、CPU31は、リセット信号が入力さ
れる毎に、ステップS01〜ステップS04、ステップ
S06、ステップS07、ステップS05によって形成
される処理ループを実行する。
【0053】次に、外部装置33による特定の動作設定
用データの入力について説明する。
【0054】図8乃至図10は、外部装置33のCPU
34が実行する処理のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。外部装置33のCPU34は、電源が投入
されると、まず、外部装置33のRAMに設定されてい
る転送データ記憶領域を0クリアする(ステップA0
1)。
【0055】図11は、転送データ記憶領域の記憶形式
を示す図である。転送データ記憶領域は、メイン制御部
30に設定されている各乱数カウンタと外れ図柄記憶領
域に対応して大当り判定用乱数カウンタ、大当り図柄選
択用乱数カウンタ、外れ図柄記憶領域、リーチ動作選択
用乱数カウンタ、変動動作時間選択用乱数カウンタの5
つのデータ記憶領域により構成されている。
【0056】また、各データ記憶領域の先頭部分には、
各データ記憶領域について書き換えがあるかないかを判
別するための書換フラグ領域が設けられている。この書
換フラグの値が1である場合には、メイン制御部30の
該当する乱数カウンタの値または外れ図柄記憶領域の各
値を当該データ記憶領域の内容に書き換えることを表し
ており、書換フラグの値が0である場合には、書き換え
なしを表している。
【0057】CPU34は、ステップA01の処理後、
ステップA02に移行する。ステップA02において
は、操作入力盤35からの動作設定用データの入力のた
めのコード入力処理を行う。即ち、大当り判定用乱数カ
ウンタ、大当り図柄選択用乱数カウンタ、外れ図柄デー
タ、リーチ動作選択用乱数カウンタ、変動動作時間選択
用乱数カウンタの各値を設定入力するためのコード入力
を受け付ける。
【0058】オペレータは、操作入力盤35上に配列さ
れたキー群から書換データを指定するためのコードを入
力し、次いで、書換データを入力する。また、書換デー
タの入力を終了する場合には、終了を表わすコードを入
力する。各コードと書き換えが指定されるデータとの対
応関係を下記に示す。
【0059】コード“01”…大当り判定用乱数カウン
タ(0〜240) コード“02”…大当り図柄選択用乱数カウンタ(0〜
14) コード“03”…外れ図柄データ(左図柄、中図柄、右
図柄、各図柄データともに0〜14) コード“04”…リーチ動作選択用乱数カウンタ(0〜
15) コード“05”…変動動作時間選択用乱数カウンタ(0
〜2) コード“06”…入力処理の終了を表わす終了コード のように設定されている。
【0060】CPU34は、ステップA02のコード入
力処理の後、ステップA03乃至ステップA07、ステ
ップA02によって形成される処理ループを繰り返し、
ステップA03乃至ステップA08の各判別処理におい
て、ステップA02で入力されるコードの種別を判別し
ている。
【0061】次に、各コードが入力された場合について
順次説明する。
【0062】コード“01”が入力された場合には、ス
テップA03の判別結果が真となり、CPU34は、大
当り判定用乱数カウンタ(0〜240)の数値入力を受
け付ける(ステップA09)。大当りを指定する場合に
は数値7を入力し、外れを指定する場合には、7以外の
0乃至6及び8乃至240のうちの1つを任意に選択し
て数値入力する。
【0063】CPU34は、ステップA09で数値入力
されると、入力された大当り判定用乱数のカウント値を
大当り判定用乱数カウンタ用のデータ記憶領域に記憶す
ると共にこのデータ記憶領域の先頭部分の書換フラグに
1をセットする(ステップA10)。ステップA10の
処理後、CPU34は、ステップA02のコード入力処
理に戻り、再び、ステップA03乃至ステップA08、
ステップA02によって形成される処理ループを繰り返
し、次のコードの入力を待つ。
【0064】コード“02”が入力された場合には、ス
テップA04の判別結果が真となり、CPU34は、大
当り図柄選択用乱数カウンタ(0〜14)の数値入力を
受け付ける(ステップA11)。例えば、大当り図柄と
して「111」を指定する場合には数値1を入力する。
【0065】CPU34は、ステップA11で数値入力
されると、入力された大当り図柄選択用乱数のカウント
値を大当り図柄選択用乱数カウンタ用のデータ記憶領域
に記憶すると共にこのデータ記憶領域の先頭部分の書換
フラグに1をセットする(ステップA12)。ステップ
A12の処理後、CPU34は、ステップA02のコー
ド入力処理に戻り、再び、ステップA03乃至ステップ
A08、ステップA02によって形成される処理ループ
を繰り返し、次のコードの入力を待つ。
【0066】コード“03”が入力された場合には、ス
テップA05の判別結果が真となり、CPU34は、外
れ図柄用データ(0〜14)の数値入力を受け付ける
(ステップA13)。例えば、外れ図柄として「33
6」を指定する場合には、即ち、左図柄3、中図柄3、
右図柄6を停止表示させる場合には、数値3,3,6を
入力する。
【0067】CPU34は、ステップA13で数値入力
されると、入力された左,中,右外れ図柄用データの各
値を左,中,右外れ図柄記憶領域にそれぞれ記憶すると
共にこれらのデータ記憶領域の先頭部分の書換フラグに
1をセットする(ステップA14)。ステップA14の
処理後、CPU34は、ステップA02のコード入力処
理に戻り、再び、ステップA03乃至ステップA08、
ステップA02によって形成される処理ループを繰り返
し、次のコードの入力を待つ。
【0068】コード“04”が入力された場合には、ス
テップA06の判別結果が真となり、CPU34は、リ
ーチ動作選択用乱数カウンタ(0〜15)の数値入力を
受け付ける(ステップA15)。例えば、リーチ動作と
してリーチDを指定する場合には8〜15のうちのいず
れかの値1つ選んで数値入力する。
【0069】CPU34は、ステップA15で数値入力
されると、入力されたリーチ動作選択用乱数のカウント
値をリーチ動作選択用乱数カウンタ用のデータ記憶領域
に記憶すると共にこのデータ記憶領域の先頭部分の書換
フラグに1をセットする(ステップA16)。ステップ
A16の処理後、CPU34は、ステップA02のコー
ド入力処理に戻り、再び、ステップA03乃至ステップ
A08、ステップA02によって形成される処理ループ
を繰り返し、次のコードの入力を待つ。
【0070】コード“05”が入力された場合には、ス
テップA07の判別結果が真となり、CPU34は、変
動動作時間選択用乱数カウンタ(0〜2)の数値入力を
受け付ける(ステップA17)。例えば、リーチ動作と
してリーチDを選択した場合に、変動動作時間を延長し
たい時には数値0を入力する。
【0071】CPU34は、ステップA17で数値入力
されると、入力された変動動作時間選択用乱数の値を変
動動作時間選択用乱数カウンタ用のデータ記憶領域に記
憶すると共にこのデータ記憶領域の先頭部分の書換フラ
グに1をセットする(ステップA18)。ステップA1
8の処理後、CPU34は、ステップA02のコード入
力処理に戻り、再び、ステップA03乃至ステップA0
8、ステップA02によって形成される処理ループを繰
り返し、次のコードの入力を待つ。
【0072】コード“06”が入力された場合には、ス
テップA08の判別結果が真となり、動作設定用データ
の入力処理の終了となる。CPU34は、ステップA0
8の判別後、ステップA19に移行し、メイン制御部3
0にデータ入力要求を出力した後、図11に示す転送デ
ータ記憶領域に記憶した全データをメイン制御部30に
対して転送する(ステップA19)。
【0073】ステップA19の処理後、CPU34は、
再び処理を最初からスタートし、ステップA01の転送
データ記憶領域をクリアし、ステップA02のコード入
力処理を行い、再び、ステップA03乃至ステップA0
8、ステップA02によって形成される処理ループを繰
り返し、次のコードの入力を待つ。
【0074】図7のフローチャートにおいて、外部装置
33がデータ入力要求を出力すると、メイン制御部30
のCPU31は、ステップS06でデータ入力要求あり
と判別し、ステップS08に移行する。ステップS08
においてCPU31は、外部装置33から転送された図
11に示す転送データ、即ち、書換データを入力し、メ
イン制御部30のRAMの書換データ記憶領域に記憶す
る(ステップS08)。
【0075】ステップS08の処理後、CPU31は、
ステップS09の乱数データ書換処理に移行し、入力記
憶した書換データの各書換フラグの値0または1の別を
判別し、ステップS03で作成された各乱数カウンタ及
び外れ図柄を書換指定されたデータに書き換える(ステ
ップS09)。
【0076】図12乃至図13は、CPU31が実行す
るステップS09の乱数データ書換処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。CPU31は、大当り判
定用の数値に対応する書換フラグが1であるか否か、即
ち、書換指定がなされているか否かを判別する(ステッ
プB01)。CPU31は、該書換フラグの値が1であ
れば、大当り判定用乱数カウンタACT(乱数Aカウン
タ)の値を大当り判定用の入力値に書換え(ステップB
02)、ステップB03に移行する一方、該書換フラグ
の値が0であれば、ステップB02を経由することなく
ステップB03に移行する。
【0077】ステップB03に移行したCPU31は、
大当り図柄の数値に対応する書換フラグが1であるか否
かを判別する(ステップB03)。CPU31は、該書
換フラグの値が1であれば、大当り図柄選択用乱数カウ
ンタLCT(乱数Lカウンタ)の値を大当り図柄の入力
値に書換え(ステップB04)、ステップB05に移行
する一方、該書換フラグの値が0であれば、ステップB
04を経由することなくステップB05に移行する。
【0078】ステップB05に移行したCPU31は、
外れ図柄の数値に対応する書換フラグが1であるか否か
を判別する(ステップB05)。CPU31は、該書換
フラグの値が1であれば、外れ図柄記憶領域PCTの左
図柄用乱数カウンタACNTの値を外れ左図柄の入力値
に書換え(ステップB06)、外れ図柄記憶領域PCT
の中図柄用乱数カウンタBCNTの値を外れ中図柄の入
力値に書換え(ステップB07)、外れ図柄記憶領域P
CTの右図柄用乱数カウンタCCNTの値を外れ右図柄
の入力値に書換え(ステップB08)、ステップB09
に移行する一方、該書換フラグの値が0であれば、ステ
ップB06〜ステップB08を経由することなくステッ
プB09に移行する。
【0079】ステップB09に移行したCPU31は、
リーチ動作の数値に対応する書換フラグが1であるか否
かを判別する(ステップB09)。CPU31は、該書
換フラグの値が1であれば、リーチ動作選択用乱数カウ
ンタRCT(乱数Rカウンタ)の値をリーチ動作の入力
値に書換え(ステップB10)、ステップB11に移行
する一方、該書換フラグの値が0であれば、ステップB
10を経由することなくステップB11に移行する。
【0080】ステップB11に移行したCPU31は、
変動動作時間の数値に対応する書換フラグが1であるか
否かを判別する(ステップB11)。CPU31は、該
書換フラグの値が1であれば、変動動作時間選択用乱数
カウンタKCT(乱数Kカウンタ)の値を変動動作時間
の入力値に書換え(ステップB12)、メインルーチン
に復帰する一方、該書換フラグの値が0であれば、ステ
ップB12を経由することなくメインルーチンに復帰す
る。
【0081】メインルーチンに復帰したCPU31は、
ステップS10に移行し、書換済フラグをセットして動
作設定用データの書換済を記憶し(ステップS10)、
ステップS05の遊技制御処理に移行する。
【0082】CPU31がステップS09の乱数データ
書換え処理を行った後は、図4に示す動作設定用データ
の各値が、外部装置33側から設定入力した動作設定用
データの値に書換えられている。CPU31は、書換え
られた動作設定用データの値を基に遊技制御処理を行う
ことになる。
【0083】以下、外部装置33で大当りを指定入力し
た例と、外れを指定入力した例についてそれぞれ説明す
る。なお、特別図柄表示装置7において、現時点では図
柄変動がおこなわれていないものとする。また、以下の
説明では入力済みフラグはセットされた状態を維持して
いる。
【0084】図7のフローチャートにおいて、CPU3
1がステップS05の遊技制御処理を終え、リセット信
号が入力されると、次周期の処理を開始する。CPU3
1は、ステップS01、ステップS03、ステップS0
4、ステップS06と移行し、ステップS06を偽と判
別し、続くステップS07を真と判別し、ステップS0
9、ステップS10を経由してステップS05の遊技制
御処理を行う。
【0085】従って、メインルーチン処理を実行する度
に、ステップS03で動作設定用データを作成するが、
この後に、メイン制御部30のRAMの書換データ記憶
領域に記憶した動作設定用データに書換えることとな
る。もちろん、書換えが行われるのは、書換フラグが1
となっている設定用データだけであって、書換えフラグ
が0となっている設定用データは書換えが行われないか
ら、書換指定した種別の設定用データは、強制的に固定
した入力値を維持し、書換指定していない設定用データ
は、リセット入力による処理毎に更新される。
【0086】例えば、外部装置33で、大当りを指定す
る数値7を入力し、大当り図柄として「111」を指定
する数値1を入力し、リーチ動作としてリーチBを指定
する数値3を入力した場合について説明する。
【0087】始動口入賞検出スイッチSW1により入賞
が検出され、この時の乱数Aカウンタの値が記憶され
る。この場合、乱数Aカウンタの値は、入力値7に維持
されている結果、入力値7が大当り判定用の値として記
憶され、特別図柄表示装置7の図柄が変動を開始し、約
5000ms経過すると、記憶値7に対して大当りであ
るか外れであるかが判別される結果、大当りと判定され
る。
【0088】大当りと判定されると、大当り判別時点の
乱数Lカウンタの値によって大当り図柄が決定される。
この場合、乱数Lカウンタの値は入力値1に維持されて
いる結果、大当り図柄「111」が設定され、次いで大
当り判別時点の乱数Rカウンタの値によって図柄停止に
至るまでのリーチ動作パターンが決定される。この場
合、乱数Rカウンタの値は、入力値3に維持されている
結果、リーチ動作パターンがリーチBに決定される。以
下、リセット入力毎に実行される遊技制御処理で、リー
チ動作パターンがリーチBで大当り図柄「111」が停
止表示されるように、図柄データや図柄の切換動作時間
が計時的に選び出され、最終的に大当り図柄「111」
が停止表示される。
【0089】また、例えば、外部装置33で、外れを指
定する値、例えば、15を入力し、外れ図柄として「3
36」を指定する数値“3,3,6”を入力し、リーチ
動作としてリーチDを指定する数値10を入力し、変動
動作時間として延長を指定する値0を入力した場合につ
いて説明する。
【0090】始動口入賞検出スイッチSW1により入賞
が検出され、この時の乱数Aカウンタの値が記憶され
る。この場合、乱数Aカウンタの値は、入力値15に維
持されている結果、入力値15が大当り判定用の値とし
て記憶され、特別図柄表示装置7の図柄が変動を開始
し、約5000ms経過すると、記憶値15に対して大
当りであるか外れであるかが判別される結果、外れと判
定される。
【0091】外れと判定されると、外れ判別時点の外れ
図柄記憶領域の左図柄、中図柄、右図柄の各値によって
外れ図柄が決定される。この場合、外れ図柄記憶領域に
記憶されている左図柄、中図柄、右図柄の各値は、それ
ぞれ入力値3,3,6に維持されている結果、外れ図柄
「336」が設定され、次いで、外れ判別時点の乱数R
カウンタの値によって図柄停止に至るまでのリーチ動作
パターンが決定される。この場合、乱数Rカウンタの値
は、入力値10に維持されている結果、リーチ動作パタ
ーンがリーチDに決定される。次に、リーチ動作がリー
チDに決定されることにより、外れ判定時の乱数Kカウ
ンタの値により変動動作時間が決定される。この場合、
乱数Kカウンタの値は、入力値0に維持されている結
果、変動動作時間の延長変更が決定される。
【0092】以下、リセット入力毎に実行される遊技制
御処理で、リーチ動作パターンがリーチDで外れ図柄
「336」が停止表示されるように、図柄データや図柄
の切換動作時間が計時的に選び出される。外れ判定時か
ら所定時間後、まず左図柄「3」を停止し、左図柄停止
時点から所定時間後に中図柄「3」を停止し、この結果
リーチDを発生させる。中図柄停止時点から所定時間後
に、右図柄を一端停止し、再び所定時間だけ右図柄を移
行させて変動動作時間の延長を行い図柄「6」で停止
し、最終的に外れ図柄「336」を停止表示する。
【0093】なお、外部装置33をコネクタ接続した状
態で、通常と同様、ステップS03の乱数データ作成処
理で作成される動作設定用データを基にステップS05
の遊技制御処理を行わせるには、外部装置33でデータ
指定を行わず終了コード“06”のみを入力する。する
と、外部装置33から0クリアされた転送データを入力
してメイン制御部30の書換データ記憶領域の全ての内
容が0クリアされる結果、ステップS09の乱数データ
書換処理で書換えフラグの値0が判別されることとな
り、実質的にデータ書換えが実行されないので、乱数デ
ータ作成処理で作成される動作設定用データを基にステ
ップS05の遊技制御処理が行われる。
【0094】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、当該
パチンコ遊技機において出現する遊技動作態様を設定す
る動作設定用データを、外部装置から当該パチンコ遊技
機に入力できるので、指定入力した動作設定用データに
応じた遊技動作態様を強制的にパチンコ遊技機に出現さ
せることができる。
【0095】パチンコ遊技機が図柄表示装置を有し、遊
技動作態様が図柄表示装置に対して動作設定用データに
より設定された複数の表示動作態様を含むものでは、外
部装置から特定の動作設定用データを当該パチンコ遊技
機に入力することで、強制的に特定の表示動作態様を図
柄表示装置に出現させることができる。
【0096】パチンコ遊技機の製造業者が遊技内容を説
明した上で実際にパチンコ遊技機を動作させ、遊技場側
に視覚的に説明する場合、特定の動作設定用データを入
力することで、強制的に大当り表示や外れ表示、リーチ
状態を即座に具現でき、大当りの場合であれば特定の大
当り図柄を、外れの場合であれば特定の外れ図柄を、大
当り外れのいずれの場合であっても、特定のリーチ動作
態様や変動動作時間の延長変更を即座に具現でき、非常
に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態におけるパチンコ遊
技機の遊技盤面を示す正面図
【図2】同上の遊技盤の裏面図
【図3】同上の実施形態のパチンコ遊技機の概略を示す
要部ブロック図
【図4】同上のパチンコ遊技機のメイン制御部のRAM
に設定された動作設定用データ領域の記憶形式を示す図
【図5】同上の動作設定用データの一部を構成する外れ
図柄作成用乱数カウンタBCTの記憶内容を示す図
【図6】同上の外れ図柄作成用乱数カウンタBCTから
外れ図柄記憶領域PCTへの記憶動作を説明する図
【図7】同上のメイン制御部のCPUが行うパチンコ遊
技の制御処理のメインルーチンの概略を示すフローチャ
ート
【図8】同上の外部装置のCPUが実行する処理のメイ
ンルーチンを示すフローチャート
【図9】図8のフローチャートのつづき
【図10】図9のフローチャートのつづき
【図11】同上の外部装置のRAMに設定された転送デ
ータ記憶領域の記憶形式を示す図
【図12】同上のメイン制御部のCPUが実行する乱数
データ書換処理のサブルーチンを示すフローチャート
【図13】図12のフローチャートのつづき
【符号の説明】
1 遊技盤 2 図柄表示ユニット 3 ゲート 4 通過口 5 始動入賞口 6 役物ユニット 7 特別図柄表示装置 8 普通入賞口 9 普通図柄表示器 10 表示部 11 左図柄表示部 12 中図柄表示部 13 右図柄表示部 14 開閉扉 15 大入賞口 16 普通電動役物 18 特定領域 19 普通入賞口 20 アウト口 21 風車 22 ランプ付き風車 23 袖下飾り 24 普通電動役物開放ソレノイド 25 大入賞口開放ソレノイド 26 セーフ球誘導樋 27 セーフ球検出スイッチ 28 セーフ球排出ソレノイド 30 メイン制御部 31 CPU 32 リセット手段 33 外部装置 34 CPU 35 操作入力盤 36 動作強制入力部 SW1 始動口入賞検出スイッチ SW2 ゲート用スイッチ SW3 大入賞口入賞検出スイッチ SW4 特定領域通過検出スイッチ SW5 賞球用スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機において出現する遊技動
    作態様を設定する動作設定用データを当該パチンコ遊技
    機に設けると共に、当該パチンコ遊技機外部から前記動
    作設定用データを入力可能とする外部装置を設け、前記
    外部装置から前記動作設定用データを当該パチンコ遊技
    機に入力し、強制的に遊技動作態様を出現させる動作強
    制入力部を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記パチンコ遊技機が図柄表示装置を有
    し、前記遊技動作態様が前記図柄表示装置に対して動作
    設定用データにより設定された複数の表示動作態様を含
    み、前記外部装置から特定の動作設定用データを前記パ
    チンコ遊技機に入力し、強制的に特定の表示動作態様を
    前記図柄表示装置に出現させる特定表示動作強制入力部
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊
    技機。
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