JPH10309366A - 遊技機性能監視システム - Google Patents

遊技機性能監視システム

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JPH10309366A
JPH10309366A JP13786797A JP13786797A JPH10309366A JP H10309366 A JPH10309366 A JP H10309366A JP 13786797 A JP13786797 A JP 13786797A JP 13786797 A JP13786797 A JP 13786797A JP H10309366 A JPH10309366 A JP H10309366A
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monitoring device
game
performance monitoring
machine performance
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Sadao Ioki
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NISHIJIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技店における不正を効率良く迅速に把握で
き、健全な遊技を維持できる遊技機性能監視システムを
提供する。 【解決手段】 遊技店100に形成される通信網(島内
ネットワーク133、ネットワーク中継装置124、店
内ネットワーク134および外部通信装置123)に監
視装置1〜4を含む遊技機性能監視装置を配置し、遊技
機性能監視装置によって遊技機10および遊技設備装置
(例えば、カード式球貸装置132等)より遊技情報を
収集して遊技機10の性能を階層的に監視可能にする。
このとき、監視装置1によって下位遊技機性能監視装置
を構成し、監視装置2、3、4によって上位遊技機性能
監視装置を構成し、下位および上位の各遊技機性能監視
装置を階層的に配置する。そして、第3者機関と同等の
遊技機の監視を行えるようにし、不当な遊技店等による
不正を監視可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機性能監視シ
ステムに係わり、詳しくは遊技店において遊技情報を収
集する通信網に遊技機の性能を監視する遊技機性能監視
装置を設け、第3者機関と同等の遊技機の監視を行える
ようにし、不当な遊技店等による不正を監視可能にした
遊技機性能監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、詳しくはパチンコ遊技機
は市場に販売するにあたって所定の法律等(例えば、風
俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律等)に
即したパチンコ遊技機の性能を満たしているか否かの検
査を、第3者機関によって行ってもらい、所定の基準
(例えば、「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規
則」に定められ基準)を満たしている場合に限り、販売
許可を取得でき、その結果、市場での販売が可能になっ
ている。そして、遊技店において営業が行われるが、他
店との差別化を行うために、例えば不当に釘を曲げ大当
り時の獲得遊技球数を多くしたり、あるいは遊技機の遊
技制御を管理する遊技制御基板に備えられている遊技プ
ログラムが格納されたROMを、改造したROM(大当
りが出現しやすいように改造したもの)に取り替えたり
する等の不正を行う(集客力を上げるため)店も極めて
稀にある。
【0003】一方、遊技店による不正ではなく、遊技制
御基板に備えられている遊技プログラムが格納されたR
OMを、流通の過程で不当なROMと交換し、当該遊技
機で遊技を行い不当な利益を得ているグループ、さらに
遊技店に夜間に侵入し、不当なROMと交換して、翌
日、当該遊技機で遊技を行い不当な利益を得ているグル
ープもある。そこで、当該ROMをCPUと併せて1チ
ップ化してROM交換を行えないようにした遊技用チッ
プの提案も行われている。ところが、このような遊技用
チップも完全に不正が行えないとの断言はできない。
【0004】また、現在、パチンコ遊技へののめり込み
防止として各種の方法が自主的に行われている。パチン
コ遊技へのめり込む背景としては、例えばギャンブル性
が高い遊技機(例えば、いわゆる遊技機への吸込みも高
いが、確率変動を伴う大当りが頻繁に発生して遊技球が
短時間に多く出るCR機:確率変動図柄を引くと継続し
て確率変動するタイプ)に熱中してしまったり、大当り
時等(確率変動遊技の継続)の獲得遊技球が大きいの
で、負けが込んでいるときでも、遊技を続けてしまうと
いう状況がある。遊技に熱中してしまうと、例えば子供
を遊技店に連れてきたことを忘れてしまい、子供が事故
にあったりすることがある。一方、負けが込んでいると
きに、大当り時等の獲得遊技球が大きいことを当てにし
て、更に投資をし、パチンコ遊技に費やす金額が異常に
多くなってしまったりすることがある。そのため、最近
ではギャンブル性の高い機種を遊技店から撤去したり、
あるいは遊技装置製造メーカーが射幸心を抑制する遊技
機(例えば、確率変動の発生を少なくした遊技機)を製
造して、パチンコ遊技へのめり込みを抑制するという自
主的な規制も行われる傾向にある。
【0005】さらに、プリペイドカードを使用した遊技
球の貸出システムが普及しているが、プリペイドカード
の偽造による不正も発生している。プリペイドカードの
偽造による不正では、不当に改竄したプリペイドカード
により不当な遊技をして不当に遊技球を獲得する場合、
改竄したプリペイドカードで球貸しのみを行い、景品に
交換する場合、さらには遊技店において、改竄したプリ
ペイドカードを購入し(正規なプリペイドカードより安
価)、不当な球貸しを行い、その球貸し分をカード会社
に請求して不当な球貸し代金(不当な利益)を得る場合
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第3者
機関による検査に合格した遊技機であっても、遊技店に
設置した状態で、不正が行われることがあり、以下のよ
うな問題点が発生することがあった。 (イ)第3者機関による検査に合格して販売された遊技
機であっても、遊技店において、上述したような釘曲
げ、ROM交換、改竄プリペイドカードの使用等の不正
が行われた場合、第3者による通報、あるいは遊技店で
の不正監視が行われなければ、不正を把握することが困
難であった。
【0007】第3者による通報によって遊技機の不正を
監視するのは、実際には困難でありり、効率が悪く、あ
まり期待できない。遊技店では、第3者による通報によ
って遊技機の不正を把握できる場合も稀にはあるが、第
3者による通報によって第3者機関が遊技機の不正を把
握できるのは皆無に近い。また、遊技店自体が不正を行
っている場合には、第3者による不正の発見は極めて困
難である。
【0008】一方、遊技店で不正監視を行おうとする
と、遊技機等より発生する遊技情報を収集管理する管理
装置において、回収遊技球(遊技の終了した遊技球)と
補給遊技球(遊技機に補給した遊技球)とを監視し、両
者の差の異常等を判定して不当に遊技球の獲得が行われ
たか否かを判断することが必要である。また、第3者機
関による検査に合格した遊技機であっても、その遊技性
能が不当に改造されているケース(例えば、ROM交換
をして、ばれない程度に巧妙に確率変動等のゲーム設定
値が変更されている場合)に対して、遊技店できめ細か
く遊技情報を収集して不正の兆候を監視することは実際
上困難である。特に、迅速に監視することも殆ど不可能
であった。さらに、この場合に、遊技店自体が不正を行
っていたのでは、不正を第3者機関が把握することはで
きない。
【0009】(ロ)遊技店自体の不正が行われている場
合、少数の特定の遊技店のみの不正行為により健全に営
業を行っている大多数の遊技店のイメージもダウンする
等の迷惑がかかり、ひいてはパチンコ業界全体のイメー
ジダウンにつながるおそれがある。 (ハ)流通過程での不正(例えば、遊技プログラムが格
納されたROMを流通の過程で不当なROMと交換する
不正)に対しては、確たる不生防止策がなかった。
【0010】(ニ)改竄プリペイドカードの使用による
不正に対しても、実際上は確認が困難である。例えば、
不当に改竄したプリペイドカードにより不当な遊技をし
て不当に遊技球を獲得する場合、改竄したプリペイドカ
ードで球貸しのみを行い、景品に交換する場合には、遊
技店での詳細な監視が必要であるが、従来はそのような
詳細な監視は困難であった。また、遊技店において、改
竄したプリペイドカードを購入して不当な球貸しを行
い、その球貸し分をカード会社に請求して不当な利益を
得るケースを、第3者機関で監視するのは困難であっ
た。すなわち、不当な遊技店における営業内容を詳細に
第3者機関で確認するのは困難であった。
【0011】(ホ)第3者機関により検査に合格した遊
技機性能で、遊技店においてもその遊技機性能のままで
健全な状態に維持していくのは、従来は問題が多かっ
た。例えば、従来は遊技機性能が異常でも遊技球を発射
することが可能であるので、遊技がそのまま継続されて
しまい、本来(検定時)の遊技機性能での遊技が行われ
ない。したがって、検定時の遊技機性能から外れた場合
には、遊技が続行できず、健全な遊技機性能を有する遊
技機のみが稼働(すなわち、健全な遊技の維持)するこ
とが望まれている。
【0012】そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて
なされたもので、遊技店における不正を効率良く迅速に
把握でき、健全な遊技を維持できる遊技機性能監視シス
テムを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機性能監視システムは、遊
技状態を制御する遊技制御手段を有する遊技機と、遊技
場に設けられる各種の遊技設備装置とから発生する遊技
情報を管理装置で管理し、該管理装置は、遊技機および
遊技設備装置に対して、それぞれの遊技情報を収集可能
なように通信網で接続されており、該通信網に配置さ
れ、前記遊技情報に基づいて遊技機性能を監視する遊技
機性能監視装置を備えた遊技機性能監視システムであっ
て、前記遊技機性能監視装置は、下位遊技機性能監視装
置および上位遊技機性能監視装置を含み、該下位遊技機
性能監視装置および上位遊技機性能監視装置を階層的に
配置し、前記下位遊技機性能監視装置は、遊技機および
遊技設備装置に対応して設けられ、該遊技機および遊技
設備装置よりの遊技情報を収集するとともに、該遊技情
報に基づいて遊技機性能が所定の基準を満たしているか
否かを監視する下位遊技機性能監視手段を備えており、
前記上位遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監
視装置よりの遊技情報を収集するとともに、該遊技情報
に基づいて遊技機の特定集団における遊技機集団性能が
所定の基準を満たしているか否かを監視する上位遊技機
性能監視手段を備えていることを特徴とする。
【0014】好ましい態様として、例えば請求項2記載
のように、前記下位遊技機性能監視装置は、前記下位遊
技機性能監視手段により遊技機性能が所定の基準を満た
していないと判断された場合に、異常を報知する下位報
知手段を備えているようにしてもよい。
【0015】例えば請求項3記載のように、前記上位遊
技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視手段によ
り遊技機集団性能が所定の基準を満たしていないと判断
された場合に、異常を報知する上位報知手段を備えてい
るようにしてもよい。
【0016】例えば請求項4記載のように、前記下位報
知手段は、前記遊技機性能が所定の基準を満たしていな
い場合に、前記上位遊技機性能監視装置へ異常を報知す
るようにしてもよい。
【0017】例えば請求項5記載のように、前記通信網
に外部と連絡可能とする外部通信装置を配置し、前記下
位報知手段若しくは上位報知手段は、前記遊技機性能若
しくは前記遊技機集団性能が所定の基準を満たしていな
い場合に、前記外部通信装置を介して外部に報知するよ
うにしてもよい。
【0018】例えば請求項6記載のように、前記下位遊
技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視手段によ
り遊技機性能が所定の基準を満たしていないと判断され
た場合に、当該状態情報を記憶する下位遊技機性能記憶
手段を備えているようにしてもよい。
【0019】例えば請求項7記載のように、前記上位遊
技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視手段によ
り遊技機集団性能が所定の基準を満たしていないと判断
された場合に、当該状態情報を記憶する上位遊技機性能
記憶手段を備えているようにしてもよい。
【0020】例えば請求項8記載のように、前記通信網
に外部と連絡可能とする外部通信装置を配置し、前記上
位遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視装置
より収集した遊技情報および前記下位報知手段により報
知された異常情報を前記上位遊技機性能記憶手段に併せ
て記憶し、該記憶情報を前記外部通信装置を介して外部
より入手可能とする外部連絡手段を備えているようにし
てもよい。
【0021】例えば請求項9記載のように、前記下位遊
技機性能監視装置の前記下位遊技機性能監視手段が遊技
機性能を判断する基準情報を、外部から設定可能な下位
設定手段を備えているようにしてもよい。
【0022】例えば請求項10記載のように、前記上位
遊技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視手段に
おいて遊技機集団性能を判断する基準情報を外部から設
定可能にする上位設定手段を備えているようにしてもよ
い。
【0023】例えば請求項11記載のように、前記下位
遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視手段に
より特定の遊技機性能が所定の基準を満たしていないと
判断された場合に、当該遊技機を不能動化する不能動化
手段を備えているようにしてもよい。
【0024】例えば請求項12記載のように、前記上位
遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視装置を
認証する下位認証手段と、前記下位認証手段により下位
遊技機性能監視装置が認証されない場合に、当該状態を
報知する下位不認証報知手段と、を備えているようにし
てもよい。
【0025】例えば請求項13記載のように、前記下位
遊技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視装置を
認証する上位認証手段と、前記上位認証手段により上位
遊技機性能監視装置が認証されない場合に、当該状態を
報知する上位不認証報知手段と、を備えているようにし
てもよい。
【0026】例えば請求項14記載のように、前記通信
網に外部と連絡可能とする外部通信装置を配置し、前記
下位不認証報知手段若しくは前記上位不認証報知手段
は、前記外部通信装置を介して外部に不認証状態を報知
するようにしてもよい。
【0027】例えば請求項15記載のように、前記遊技
制御手段は、演算処理装置を含み、前記下位遊技機性能
監視手段は、前記演算処理装置が正当なものであるか否
かを、演算処理装置判定基準情報に基づいて判定する演
算処理装置判定手段を備えているようにしてもよい。
【0028】例えば請求項16記載のように、前記下位
遊技機性能監視手段は、当該遊技機において所定時間に
おける遊技者が獲得した遊技価値と遊技者が消費した遊
技価値との割合が正当なものであるか否かを、下位出球
割合基準情報に基づいて監視する下位獲得遊技価値監視
手段を備えているようにしてもよい。
【0029】例えば請求項17記載のように、前記下位
遊技機性能監視手段は、当該遊技機におけるベースが正
当なものであるか否かを、第1ベース基準情報に基づい
て監視する下位ベース監視手段を備えているようにして
もよい。
【0030】例えば請求項18記載のように、前記下位
遊技機性能監視手段は、当該遊技機における所定時間に
おいて、ベースが第2ベース基準情報を満たさず、かつ
貸出遊技価値が前記第2ベース基準情報に対応する基準
貸出遊技価値を超える場合が所定回数継続したか否かを
監視する下位貸出遊技価値監視手段を備えているように
してもよい。
【0031】例えば請求項19記載のように、前記下位
遊技機性能監視手段は、当該遊技機において遊技者へ特
典を付与する遊技状態の発生割合が正当なものであるか
否かを、下位発生割合基準情報に基づいて監視する下位
特典付与発生割合監視手段を備えているようにしてもよ
い。
【0032】例えば請求項20記載のように、前記上位
遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機において所定
時間における遊技者が獲得した遊技価値と遊技者が消費
した遊技価値との割合が正当なものであるか否かを、上
位出球割合基準情報に基づいて監視する上位獲得遊技価
値監視手段を備えているようにしてもよい。
【0033】例えば請求項21記載のように、前記上位
遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機におけるベー
スが正当なものであるか否かを、第3ベース基準情報に
基づいて監視する上位ベース監視手段を備えているよう
にしてもよい。
【0034】例えば請求項22記載のように、前記上位
遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機において遊技
者へ特典を付与する遊技状態の発生割合が正当なもので
あるか否かを、上位発生割合基準情報に基づいて監視す
る上位特典付与発生割合監視手段を備えているようにし
てもよい。
【0035】例えば請求項23記載のように、前記上位
遊技機性能監視手段は、所定の遊技機集団単位における
該遊技機集団の性能が所定の基準を満たしているか否か
を監視する島単位性能監視手段と、同一の遊技機集団毎
の性能が所定の基準を満たしているか否かを監視する機
種性能監視手段と、遊技機全体における該遊技機集団の
性能が所定の基準を満たしているか否かを監視する全台
性能監視手段と、を有し、前記上位遊技機性能監視装置
は、前記島単位性能監視手段を有する島単位性能監視装
置と、前記機種性能監視手段を有する機種性能監視装置
と、前記全台性能監視手段を有する全台性能監視装置
と、を含んで構成され、前記下位遊技機性能監視装置
と、前記島単位性能監視装置と、前記機種性能監視装置
と、前記全台性能監視装置と、を階層的に配置し、遊技
機性能および遊技機集団性能を監視するようにしてもよ
い。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、多
数のパチンコ遊技機(弾球遊技機であり、以下、遊技機
と略称する。また、図面への記載や説明の都合上、遊技
機をP機あるいはP台と適宜略称する)を設置した遊技
店に適用した実施例として図面を参照して説明する。 A.遊技機の構成 最初に、遊技機に関する構成から説明する。図1は遊技
機の正面構成を示す図である。図1において、10は遊
技機であり、遊技機10は額縁状前面枠11と、ガラス
を支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技機10に対し
て着脱自在に取り付けられ、遊技領域の形成された遊技
盤13と、前面上皿パネル14と、前面上皿パネル14
の下方の前面操作パネル15とを有している。額縁状前
面枠11は遊技機10を設置している木製の機枠16
(図2参照)に対して上部蝶番17および下部蝶番18
によって開閉可能に支持され、金枠12は額縁状前面枠
11に開閉可能に支持されている。また、前面操作パネ
ル15の下方は前面装飾体19となっている。なお、遊
技機10はいわゆるCR機であり、遊技機10の側方に
は後述のカード式球貸装置132(図4参照)が配置さ
れるが、図1では図示を略している。
【0037】前面上皿パネル14は一端側が額縁状前面
枠11に開閉可能に支持され、賞球を受ける上皿21が
形成されるとともに、上皿21の球を球貯留皿32に移
すために両者を接続する通路を開閉するための開閉レバ
ー22が設けられている。前面操作パネル15には、灰
皿31および球貯留皿(受皿)32が形成されるととも
に、球貯留皿32に貯留された球を外部下方に抜くため
の球抜きレバー33が設けられている。また、前面操作
パネル15の右端部側には発射装置の発射操作ノブ34
が設けられている。発射操作ノブ34は1列に整列して
いる遊技球のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊技
盤前面の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作を行う
ものである。一方、遊技機10の額縁状前面枠11の上
部には大当り時等に点灯する装飾表示器35が設けられ
ている。
【0038】次に、遊技盤13は発射された遊技球を上
方から落下させつつアウトあるいはセーフの判定を行う
領域であり、入賞口に球が入って有効にセーフとなる場
合は所定数の賞品球が球排出装置から排出されて、これ
が上皿21に供給される。また、発射操作ノブ34を操
作して球が発射されても、ファールになったときには、
パチンコ球が発射位置に戻るか、あるいは球貯留皿32
に戻される。遊技盤13における遊技領域は球を用いて
遊技を行うものであれば、例えばいわゆる「第1種」に
属するものあるいは図柄表示装置を備えた「第3種」に
属するもの、あるいは他の機種等であっても、任意の構
成をとり得るが、一例として本実施例では「第1種」に
属するタイプのものを用いている。
【0039】遊技盤13の遊技領域の周囲には弾発され
た球を遊技領域の上方部まで案内したり、下方のアウト
球流入口41まで案内するなどの機能を有するレール4
2が配置されている。また、遊技領域のほぼ中央部には
TV表示器を有する特別図柄表示装置43が配置されて
いる。特別図柄表示装置43の下方には、始動入賞口4
4が配置されるとともに、特別図柄表示装置43の作動
結果によって遊技球を受け入れない第1の状態から受け
入れ易い第2の状態に変動する大入賞口としての変動入
賞装置45が配置されている。
【0040】特別図柄表示装置43は始動入賞口44に
球が入賞したとき、特別図柄(以下、適宜特図という)
の内容を変化させ、その図柄が特定の利益状態(例え
ば、大当りのゾロ目状態:「777」など)になると、
変動入賞装置45が開放し、いわゆるV入賞を条件に最
大限所定のサイクルだけ変動入賞装置45の開放が継続
するような大当りゲームが行われるようになっている。
また、遊技盤13には始動入賞口44や変動入賞装置4
5のように検出機能付入賞装置の他に、入賞した球を検
出可能な球検出センサを有しない一般入賞装置が複数設
けられている。一般入賞装置としては、特別図柄表示装
置43の上部にある天入賞口46、特別図柄表示装置4
3とほぼ同じ高さの左右側方に配置された一般入賞口4
7、48、特別図柄表示装置43よりも下方の左右側方
に配置された一般入賞口49、50、変動入賞装置45
と一体的に配置された一般入賞口51、52がある。
【0041】さらに、遊技領域内の適宜位置には風車と
呼ばれる打球方向変換部材が回転自在に複数設置されて
おり、それらは点灯(あるいは点滅)可能な打球方向変
換部材61と、点灯(あるいは点滅)しない打球方向変
換部材62とがある(符号付けはそれぞれ1つの部材に
し、他は繁雑になるので省略)。また、遊技領域内には
障害釘(図示略)が多数植設されているとともに、遊技
盤13内にはサイドランプ63、64が設けられてい
る。サイドランプ63、64はゲーム内容に応じて適当
に点灯あるいは点滅して遊技の臨場感を高めるものであ
る。
【0042】次に、図2を参照して金枠センサについて
説明する。図2に示す遊技機70は図1に示した遊技機
10と機種の異なるものを示しているが、同一機能を有
する構成部分には同一符号を付している。図2は遊技機
70の金枠12(額縁状前面枠11に支持)を開いた状
態を示している。図2において、遊技盤13の左下部に
は金枠センサ71が設けられており、金枠センサ71は
金枠12が開放されるとオンとなって金枠12の開放状
態を検出する。金枠12はガラス12aを支持してい
る。
【0043】次に、図3を参照して木枠センサについて
説明する。図3に示す遊技機は図1に示した遊技機10
と同じものである。図3は遊技機10の機枠16から額
縁状前面枠11を開いた状態を示している。図3におい
て、遊技機10の前面装飾体19には支持開口部81が
形成されており、支持開口部81にはローラー82を回
転可能に支持する支持部83を嵌め込むことが可能にな
っている。支持開口部81には支持部83を嵌め込み、
さらに支持部83でローラー82を回転可能に支持する
と、このローラー82が額縁状前面枠11の底面に接
し、額縁状前面枠11の開放を滑らかに行うようになっ
ている。
【0044】また、機枠16の内側にはプレート84が
設置され、このプレート84には木枠センサ85が固定
されている。木枠センサ85は額縁状前面枠11に当接
可能で変位する検出片86と、検出片86の変位に応じ
てオン/オフするスイッチ部87とを有している。額縁
状前面枠11を閉じた状態では検出片86に対して額縁
状前面枠11が当接し、スイッチ部87がオフになって
いる。額縁状前面枠11を開くと、額縁状前面枠11が
検出片86から離れ、このとき検出片86が変位してス
イッチ部87がオンする。したがって、木枠センサ85
は額縁状前面枠11の開放状態を検出する。
【0045】B.遊技店の全体構成 次に、遊技店の全体構成について説明する。図4は遊技
店の全体構成を示すブロック図である。図4において、
100は遊技店(パチンコホール:遊技場)であり、遊
技店100には図1に示すタイプの遊技機10等が多数
設置されたパチンコ島111、監視装置3、監視装置
4、監視装置5、情報収集装置112、ホールコンピュ
ータ113、計数機監視装置114、玉計数機115、
島金庫監視装置116、島金庫117、カメラコントロ
ール装置118、監視カメラ119、景品POS12
0、POS監視装置121、コンソールPC122、外
部通信装置123が配置されている。
【0046】パチンコ島111は、監視装置0a、0
b、・・・(以下、適宜、監視装置0で代表する)、監
視装置1a、1b、・・・(以下、適宜、監視装置1で
代表する)、中継基板131a、131b、・・・(以
下、適宜、中継基板131で代表する)、パチンコ機
(遊技機)10a、10b、・・・(以下、適宜、遊技
機10で代表する)、カード式玉貸装置132a、13
2b、・・・(以下、適宜、カード式玉貸装置132で
代表する)、球切装置138a、138b、・・・(以
下、適宜、球切装置138で代表する)、パルスタンク
139a、139b、・・・(以下、適宜、パルスタン
ク139で代表する)、監視装置2およびネットワーク
中継装置124(例えば、ルータ)を備えている。な
お、パチンコ島111は遊技店100に複数が配置され
るが、ここでは1つのパチンコ島111の詳細を説明す
る。その他のパチンコ島も同様の構成である。監視装置
2およびネットワーク中継装置124(例えば、ルー
タ)は1つのパチンコ島111について、それぞれ1台
ずつ配置されるが、その他の監視装置0a、0b、・・
・、監視装置1a、1b、・・・、中継基板131a、
131bは遊技機10a、10b、・・・と同数だけ
(すなわち、遊技機10と対をなして)配置されてい
る。
【0047】遊技機10a、10b、・・・は遊技状態
を制御する遊技制御基板137a、137b、・・・
(以下、適宜、遊技制御基板137で代表する)をそれ
ぞれ有しており、遊技制御基板137は役物の制御を行
う演算処理装置200(いわゆるアミューズチップ用の
IC)(詳細は後述の図9参照)を内蔵している。遊技
機10は前述したようにCR機であり、その側方にはカ
ード式球貸装置132(遊技設備装置)が配置されてい
る。カード式球貸装置132はプリペイドカードを使用
して球を貸出すもので、球の貸出し操作等は遊技機10
で可能である。
【0048】球切装置138(遊技設備装置)は遊技機
10の補給タンクへパチンコ島111から球を補給する
もので、例えば球が10個補給される毎に1パルスとな
る信号(例えば、後述のセーフ玉信号SG5)が球切装
置138から出力されるようになっている。パルスタン
ク139(遊技設備装置)は発射されて遊技が終了した
球が遊技機10から外部に回収した球を計数するもの
で、例えば球の10個流出(回収)に対応して1パルス
となる信号(後述のアウト玉信号SG6)がパルスタン
ク139から出力されるようになっている。遊技機1
0、カード式玉貸装置132、球切装置138およびパ
ルスタンク139は中継基板131を介して監視装置1
に接続され、また、遊技機10に取り付けられている金
枠センサ71、木枠センサ85、磁石検出センサ150
からの信号は中継基板131を介して監視装置0に接続
されており、さらに各台毎に配置されている監視装置0
および監視装置1は島内ネットワーク133に接続され
ている。中継基板131は遊技機10、カード式玉貸装
置132、球切装置138およびパルスタンク139か
らの遊技情報(詳細は後述)を監視装置1へ、また、遊
技機10に取り付けられている金枠センサ71、木枠セ
ンサ85、磁石検出センサ150からの信号(遊技情
報)を監視装置0へ中継するために必要な処理を行う。
【0049】監視装置0は遊技機に1台毎に設けられ、
当該遊技機(例えば、遊技機10a、10b、・・・)
の状態変更の監視を行う。監視内容としては、例えば金
枠(ガラス枠)、木枠(内枠)、電波障害等の外的不
正、補給信号の各監視を行う。監視装置0の詳細なブロ
ック構成は後述する。監視装置1も同様に遊技機に1台
毎に設けられ、当該遊技機(例えば、遊技機10a、1
0b、・・・)の遊技機性能の監視等を行う。監視装置
1の詳細なブロック構成は後述する。監視装置2はパチ
ンコ島に1台毎に設けられ、該パチンコ島(例えば、パ
チンコ島111)に設けられている遊技機(例えば、遊
技機10a、10b、・・・)の遊技情報を監視装置1
(例えば、監視装置1a、1b、・・・)より収集し、
パチンコ島毎の遊技機性能を監視する。監視装置2の詳
細なブロック構成は後述する。
【0050】ネットワーク中継装置124は、例えば、
ルータ(Router)からなり、島内ネットワーク133と
店内ネットワーク134の各LAN間を中継接続する装
置であり、中継が行われるレイヤのうちネットワーク層
(レイヤ3)に対応するものである。島内ネットワーク
133にはLANが採用され、例えばバス型ネットワー
クを基本としアクセス方式がCSMA/CD方式のイー
サネット(すなわち、データ伝送媒体を共有する放送型
パケット通信)が用いられ、各端末間は例えば同軸ケー
ブルで接続される。島内ネットワーク133はイーサネ
ットに限るものではなく、その他の通信方式であっても
よい。また、データ伝送媒体は同軸ケーブルでなく、例
えば無線LAN、赤外線LANに適した媒体あるいは光
ケーブル等を使用してもよい。なお、島内ネットワーク
133としては、詳細を後述するLONを使用してもよ
い。
【0051】パチンコ島111は店内ネットワーク13
4を介して監視装置3、監視装置4、監視装置5、情報
収集装置112、計数機監視装置114、島金庫監視装
置116、カメラコントロール装置118、POS監視
装置121、コンソールPC122および外部通信装置
123と接続されている。店内ネットワーク134には
同様にLANが採用され、例えばイーサネットが用いら
れ、上記各端末間は例えば同軸ケーブルで接続される。
店内ネットワーク134はイーサネットに限るものでは
なく、その他の通信方式であってもよい。また、データ
伝送媒体は同軸ケーブルでなく、例えば無線LAN、赤
外線LANに適した媒体あるいは光ケーブル等を使用し
てもよい。また、店内ネットワーク134にはATM交
換機を使用した通信方式でもよい。ATM交換機を使用
した通信方式の場合、店内の各端末は光ファイバーから
なる伝送媒体を介して、例えば155Mbpsの情報量
の伝送をATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期
転送モード)交換で行う。
【0052】さらに、店内ネットワーク134として、
例えばLONを使用してもよい。ここで、LONとは米
国エシャロン社によって開発されたLON(Local Oper
ating Network:エシャロン社登録商標)という技術に
基づいている。一般的に、LON技術は各種センサと、
各種アクチュエータとの通信(例えば、最大32385
ノード)により検知、監視、制御その他のアプリケーシ
ョンを容易に、高信頼度をもって、かつ低コストで実現
できるというインテリジェント分散型ネットワークシス
テム技術である。
【0053】監視装置3は遊技店100に1台設けら
れ、各パチンコ島に設けられている監視装置2より遊技
機の遊技情報を収集し、機種別に監視する処理を行う。
監視装置3の詳細なブロック構成は後述する。監視装置
4は遊技店100に1台設けられ、各パチンコ島に設け
られている監視装置2より遊技機の遊技情報を収集し、
遊技店全体としての管理処理(詳しくは、遊技店内に設
置されている遊技機全体の遊技機性能の監視処理)を行
う。監視装置4の詳細なブロック構成は後述する。
【0054】監視装置5は監視装置0および監視装置1
からステータス情報(状態変化情報)を受信し、それを
更新管理する処理を行う。そして、情報収集装置112
よりの要求により全台のステータス情報を渡す。監視装
置5の詳細なブロック構成は後述する。情報収集装置1
12は各監視装置0、1、2、3、4、5、を管理制御
するとともに、ホールコンピュータ113へ該ホールコ
ンピュータ113より要求された遊技情報を渡す処理を
行う。すなわち、情報収集装置112はホールコンピュ
ータ113が要求する情報に基づいて収集先の監視装置
(監視装置0、1、2、3、4、5)を選択して遊技情
報を収集し、該当する遊技情報をホールコンピュータ1
13へ渡す。情報収集装置112の詳細なブロック構成
は後述する。
【0055】ホールコンピュータ113は遊技店100
の管理装置であり、情報収集装置112を介して必要な
情報を取得し、遊技店自体で各種の遊技情報等の収集管
理を行って営業上に活用するための装置である。ホール
コンピュータ113は、例えば遊技店100における営
業上の遊技情報等を収集管理するとともに、さらに遊技
店100が遊技機性能を監視するための基準値の設定を
行う。計数機監視装置114は遊技者が獲得し景品交換
のための球の計数を行ったりする玉計数機115(例え
ば、ジェットカウンタ)の動作の監視および稼働情報を
監視装置2、監視装置5および外部通信装置123に出
力する。動作の監視および稼働情報の収集としては、例
えば計数された景品球数情報、計数景品玉セキュリティ
イベント(例えば、玉計数機の安全性が脅かされるよう
な状況)の状態が変化する毎に出力する情報がある。
【0056】島金庫監視装置116は遊技店100で現
金等を保管している島金庫117などの動作の監視およ
び稼働情報を監視装置2、監視装置5および外部通信装
置123に出力する。動作の監視および稼働情報の収集
としては、例えば島金庫売上情報、島金庫売上セキュリ
ティイベント(例えば、島金庫の安全性が脅かされるよ
うな状況)の状態が変化する毎に出力する情報がある。
カメラコントロール装置118は監視カメラ119の向
き、角度等の制御を行い、遊技機10で異常が発生した
場合(例えば、金枠オープン等)に自動的に当該遊技機
10へ監視カメラ119を向けるような制御を行う。
【0057】景品POS120は遊技者が獲得した持ち
玉数(遊技価値)データが記憶された景品交換カード
(例えば、磁気カード)が挿入されると、挿入された景
品交換カードのデータを読み取って景品の交換処理を行
うもので、景品交換カードに記録された持ち玉数データ
に基づいて精算処理を行う。景品POS120における
景品交換処理では、景品交換カードに記憶された持ち玉
数データに基づいて景品交換が可能である。POS監視
装置121は景品POS120の動作の監視および稼働
情報を情報収集装置122に出力する。
【0058】コンソールPC122は第3者機関により
各監視装置0〜5における第3者機関監視用の遊技機性
能の基準値(基準情報)を外部から設定する設定装置で
あり、遊技機性能の基準値を設定した後は店内ネットワ
ーク134から取り外される。設定内容は各監視装置0
〜5において監視の基準となるもので、設定可能な遊技
機性能の基準値の詳細は各監視装置0〜5の詳しい説明
を行う所にて後述する。なお、遊技機性能の基準値をコ
ンソールPC122で設定する例に限らず、例えば遊技
機性能の基準値を予め各監視装置0〜5に設定しておい
てもよい。また、第3者機関が外部より外部通信装置1
23を介して設定する構成であってもよい。
【0059】外部通信装置123は店内ネットワーク1
34を介して遊技機性能の監視結果における異常を公衆
回線135を介して第3者機関装置136へ報知する処
理を行うとともに、第3者機関装置136より監視装置
4をアクセス可能として、要求情報(例えば、遊技店1
00に設置されている遊技機10の遊技情報(異常情報
を含む))を第3者機関装置136へ取り込む際の中継
を行う。
【0060】C.監視装置0の構成 次に、監視装置0のブロック構成について説明する。図
5は監視装置0のブロック図である。図5において、監
視装置0はCPU141、ROM142、RAM14
3、EEPROM144、発信回路145、通信制御装
置146、出力インターフェース回路(I/F)14
7、入力インターフェース回路(I/F)148および
バス149を備えている。CPU141はROM142
に格納されている制御プログラムに基づいて遊技機10
より中継基板131を介して直接的に遊技情報を収集し
必要な演算処理を行う。ROM142は遊技情報の収集
・監視のための制御プログラムを格納しており、RAM
143はワークエリアとして用いられる。
【0061】EEPROM144は監視装置0の制御に
必要なデータ(例えば、金枠監視設定データ等)を記憶
している。なお、EEPROM144を無くして監視装
置0を構成するようにしてもよい。発信回路145はC
PU141に制御クロック信号を供給する。通信制御装
置146は島内ネットワーク133を介して監視装置0
と他のネットワーク端末(例えば、監視装置2あるいは
ネットワーク中継装置124を介した店内ネットワーク
134の各端末)との間で情報の転送等に必要な通信の
制御を行う。出力インターフェース回路(I/F)14
7は遊技機10とCPU141との間の出力インターフ
ェース処理を行うもので、出力インターフェース回路
(I/F)147から遊技機10に対してP台電源制御
信号SG1およびP台発射制御信号SG2が出力され
る。P台電源制御信号SG1は遊技機10の電源のオン
/オフを行うことが可能な信号、P台発射制御信号SG
2は遊技機10における遊技球の発射のオン/オフを行
うことが可能な信号である。
【0062】入力インターフェース回路(I/F)14
8は遊技機10とCPU141との間の入力インターフ
ェース処理を行うもので、入力インターフェース回路
(I/F)148には金枠センサ71、木枠センサ8
5、磁石検出センサ150、補給検出センサ151から
の信号が入力されるようになっている。入力インターフ
ェース回路(I/F)148は、これらの信号をインタ
ーフェース処理してCPU141に送る。金枠センサ7
1および木枠センサ85は、前述したように、遊技機1
0における金枠12の開放状態、額縁状前面枠11の開
放状態をそれぞれ検出する。磁石検出センサ150は遊
技機10に対して磁石を近づける等の不正な磁気力を検
出するもので、言換えれば磁石によって不正を行う行為
を検出するものである。補給検出センサ151は遊技機
10のタンクに補給されている球量が少なくなったこと
を検出する。
【0063】したがって、監視装置0は遊技機10に対
して1台毎に設けられ、当該遊技機10の金枠(ガラス
枠)12の開放状態を金枠センサ71の出力に基づいて
監視するとともに、額縁状前面枠11の開放状態を木枠
センサ85の出力に基づいて監視し、かつ磁石検出セン
サ150の出力に基づいて電磁障害を監視し、補給検出
センサ151の出力に基づいて遊技機10の遊技球の補
給状態を監視する。この場合、遊技機10から監視装置
0に対して金枠開閉信号、木枠開閉信号、電磁障害信
号、補給信号が入力され、CPU141にて各信号の所
定時間オン連続を検出することにより、上記各状態の変
更発生と判断し、この状態変更を通信制御装置146か
ら島内ネットワーク133を介して監視装置5へ送信す
る(ポーリングによってではなく、自立的に送信する:
つまり求められてからではなく、状態変更のイベントが
発生すると自ら送信する)。また、夜間監視中は、金枠
開閉信号、木枠開閉信号により金枠12あるいは額縁状
前面枠11の開放が検出されると、島内ネットワーク1
33、ネットワーク中継装置124、店内ネットワーク
134を順次介して外部通信装置123から第3者機関
装置136へその旨を通報する。
【0064】また、ホールコンピュータ113は遊技機
10の状態変更を認識するために情報収集装置112を
介して、遊技機10の遊技状態が変更された際に監視装
置0、1から送信される遊技状態変更情報を管理してい
る監視装置5を所定間隔毎にアクセスしている。これ
は、ホールコンピュータ113から見れば、監視装置5
は意識する必要がなく、情報収集装置112へ当該状態
変更を認識するための要求を出力すれば、情報収集装置
112が要求された指令に基づいて監視装置5より当該
情報を取得し、ホールコンピュータ113へ渡すからで
ある。すなわち、ホールコンピュータ113では遊技状
態の変更があった場合に、監視装置5を介して遊技状態
の変更を認識し、遊技状態の変更があった当該遊技機1
0の詳細な遊技情報を取得したい場合には、詳細を後述
する監視装置1に直接要求を出し、監視装置1を経由し
て直接的に当該遊技機10をアクセスして遊技情報を取
得する。また、監視装置0では遊技機10の電源の断
(オフ)、打ち止め(球の発射停止)を行う機能もあ
り、これは監視装置1等からの指令によって行う。
【0065】D.監視装置1の構成 次に、監視装置1のブロック構成について説明する。図
6は監視装置1のブロック図である。図6において、監
視装置1はCPU161、ROM162、RAM16
3、EEPROM164、発信回路165、通信制御装
置166、出力インターフェース回路(I/F)16
7、入力インターフェース回路(I/F)168および
バス169を備えている。CPU161はROM162
に格納されている制御プログラムに基づいて遊技機10
より中継基板131を介して直接的に当該遊技機10の
遊技情報を収集し、当該遊技機10の遊技機性能の監
視、当該遊技機10の現時点における遊技情報の加工、
大当り開始/終了時又は6分毎の遊技情報の格納(この
場合、その時点の現在値を累積情報として格納:言換え
れば履歴情報の格納に相当)を行ったり、監視装置2よ
りのポーリングに対する応答、情報収集装置112より
の情報要求への応答、当該遊技機10の遊技状態の変更
があった場合の監視装置5への情報の送信等を行うため
に必要な演算処理を実行する。ROM162は遊技情報
の収集、遊技機性能の監視等のための制御プログラムを
格納しており、RAM163はワークエリアとして用い
られる。
【0066】EEPROM164は監視装置1の制御に
必要なデータ(例えば、第3者機関が遊技機性能の監視
を行うための設定基準値データ等)を記憶している。発
信回路165はCPU161に制御クロック信号を供給
する。通信制御装置166は島内ネットワーク133を
介して監視装置1と他のネットワーク端末(例えば、監
視装置2あるいはネットワーク中継装置124を介した
店内ネットワーク134の各端末)との間で情報の転送
等に必要な通信の制御を行う。出力インターフェース回
路(I/F)167は遊技機10とCPU161との間
の出力インターフェース処理を行うもので、出力インタ
ーフェース回路(I/F)167から遊技機10に対し
てアミューズ通信信号SG3が出力される。アミューズ
通信信号SG3は遊技機10のアミューズチップ(後述
の演算処理装置)をチェック(認証処理)するための信
号である。
【0067】入力インターフェース回路(I/F)16
8は遊技機10とCPU161との間の入力インターフ
ェース処理を行うもので、入力インターフェース回路
(I/F)168にはアミューズ通信信号SG3、売上
げ信号SG4、セーフ玉信号SG5、アウト玉信号SG
6、図柄回転信号SG7、大当り信号SG8、確変1信
号SG9、確変2信号SG10が入力されるようになっ
ている。なお、これらの各信号に基づいて第3者機関が
遊技機10を監視する際の監視用の演算が行われるとと
もに、ホールコンピュータ113側に連絡する遊技情報
の演算も行われる。入力インターフェース回路(I/
F)168は、上記各信号をインターフェース処理して
CPU161に送る。
【0068】入力インターフェース回路(I/F)16
8に入力されるアミューズ通信信号SG3は遊技機10
のアミューズチップより送信される認証コード(ID)
信号であり、この信号(ID)をCPU161によって
監視(認証判断)することにより、正規のアミューズチ
ップが装着されているか否かを判断する。売上げ信号S
G4はカード式球貸装置132によるプリペイドカード
を使用した球の貸し出しの売上げを知らせる信号であ
る。なお、球貸装置にはプリペイドカードを使用したカ
ード式球貸装置132の他に、現金の投入によって球の
貸し出しを行う現金式球貸装置があり、現金式球貸装置
の場合には、現金の投入に応じた球の貸し出しの売上げ
を知らせる信号となる。セーフ玉信号SG5は入賞によ
る賞球に伴って当該遊技機10の補給タンクの球が減少
した場合に、パチンコ島111から当該遊技機10の補
給タンクに補給した球数情報を知らせる信号であり、例
えば球切装置(遊技機10の補給タンクへパチンコ島1
11から補給した球を計数する装置)より出力されるい
わゆるイン信号(例えば、球の10個補給で1パルスと
なる信号)が利用される。また、遊技機より直接賞球数
を外部に連絡する端子を備えているタイプの遊技機であ
れば、当該端子より信号を取得してもよい。
【0069】アウト玉信号SG6は当該遊技機10から
パチンコ島111の方に(つまり遊技を終了した球を遊
技機外部に)球が流れたことを知らせる信号であり、例
えばパルスタンク(発射されて遊技が終了した球を計数
する装置)より球の10個流出に対応して1パルスとな
るアウト信号が利用される。図柄回転信号SG7は当該
遊技機10における特別図柄表示装置43の図柄(以
下、適宜、特図という)が変動したことを知らせる信号
である。大当り信号SG8は当該遊技機10の特図が特
定の利益状態(例えば、大当りのゾロ目状態:「77
7」など)に揃って大当りが発生していることを知らせ
る信号である。確変1信号SG9は当該遊技機10が確
率変動中であることを知らせる信号である。確変2信号
SG10は当該遊技機10が確率変動中および大当り中
であることを知らせる信号である。
【0070】したがって、監視装置1は遊技機10に対
して1台毎に設けられ、当該遊技機10の遊技機性能の
監視、現時点における遊技情報の加工、大当り開始/終
了時又は6分毎の遊技情報の格納処理を行う他に、監視
装置2よりポーリングがあった際にはこれに応答して現
在値(遊技情報の現在値)を送信し、情報収集装置11
2より履歴情報の要求があった場合には差分(前回送信
分に対して異なる差の部分:新しい分)を送信(なお、
履歴情報の要求は所定間隔でポーリングされている)
し、情報収集装置112より現在値の要求があった場合
には遊技情報の現在値を送信し、さらに当該遊技機10
の遊技状態の変更があった場合には(例えば、大当りの
開始/終了)、監視装置5へ自立的(自立的の概念は監
視装置0の場合と同じ、以下同様)に遊技状態の変更を
送信する。これにより、監視装置5を所定間隔で監視し
ているホールコンピュータ113は、監視装置5を介し
て遊技機10の大当り等を確認し、当該遊技機10の詳
細な遊技情報を知りたい場合には、監視装置1を経由し
て直接的に当該遊技機10をアクセスして遊技情報を取
得することになる。
【0071】D−1.監視装置1が行う遊技機性能の監
視内容 次に、監視装置1が行う遊技機性能の監視内容について
説明する。この監視は第3者機関によって遊技機10を
監視することに相当する。以下に、監視装置1が行う遊
技機性能を順次述べる。 ・ベース監視 第3者機関監視用ベースであり、監視のための基準値は
第3者機関が設定(コンソールPC122にて設定)
し、ベース異常時には監視装置1が外部通信装置123
を介して第3者機関へ報知(詳しくは公衆回線135を
経由して第3者機関装置136へ報知)するとともに、
当該異常情報を記憶し、監視装置4へ該状態を送信して
格納してもらう処理を行う。なお、監視装置1がベース
を基準値と比較して異常か否かを判定するのはホールの
閉店時であるが、これに限らず、例えば所定時間毎にベ
ース異常判定を行うようにしてもよい。
【0072】ベースの算出は、次のようにして行う。 「現金サンドの場合」(現金の投入によって球の貸し出
しを行う現金式球貸装置の場合) アウト玉信号SG6(アウト数に対応)、セーフ玉信号
SG5(補給数に対応)、売上げ信号SG4(貸し球数
に対応)、大当り信号SG8より大当り(いわゆる特
賞)以外でのアウト数、セーフ数(ここでは補給数のこ
と、以下同様)を使用して次式(1)で求める。 ベース=特賞外セーフ数/特賞外アウト数…………(1)
【0073】「CRサンドの場合」(プリペイドカード
によって球の貸し出しを行うカード式球貸装置132の
場合:遊技機の球排出装置を利用して球貸しを行う) ベース=(特賞外セーフ数−特賞外貸し球数)/特賞外アウト数…………(2 ) そして、上式(1)、(2)によってベースを求めた
後、第3者機関によって設定された基準値と比較し、ベ
ースが基準値以下の場合には、ベース異常を第3者機関
に報知する。ベース異常は、通常、30%の基準値で判
断する。したがって、第3者機関ではベースが30%未
満である場合には、遊技店100が不当な営業を行って
いる可能性があるので、それを監視することになる。
【0074】ここで、第3者機関が設定するベース30
%の根拠について説明する。一般的に、大当りを発生さ
せるまで多くの遊技球を消費するが、特定の大当りを引
くと、次の大当りを引きやすくして(例えば、確変図柄
による大当り、あるいは確変図柄を引いた後に再度確変
した場合等)、遊技者が獲得できる遊技球を多くした遊
技機がある。この種の遊技機はいわゆる球の吸込みはき
ついが、球が出るときには出るというギャンブル性の強
いものとなる。したがって、遊技者の射幸心を煽ること
となり、熱中しすぎて社会問題にもなる傾向がある。そ
こで、健全な遊技環境を提供するために、ホールの経営
者等では自主的にギャンブル性の強い遊技機を排除し、
健全な遊技機(例えば、大当り時等に極端に遊技球を多
く獲得できないが、大当り以外時にも、それなりに遊技
球を獲得できる遊技機)に入替えを行う試みが行われて
いる。
【0075】この場合、どのような基準で健全な遊技機
と判断するかが問題であるが、例えば「風俗営業等の規
則及び業務の適正化等に関する法律」の「遊技機の認定
及び型式の検定等に関する規則」に定められている基準
の中に、「遊技球の試射試験を10時間以上行った場合
において、獲得された遊技球の総数が、発射した遊技球
の総数の2分の1を超え、かつ、2倍に満たないもので
あること」と定められる規則がある。これからすると、
10時間中、大当りが発生しない場合にも10時間発射
個数(例えば、1分間100個発射したとすると、10
0個×60×10=60000個)×(1/2)の遊技
球を獲得しなければならず、単純に思考すると、ベース
が50%なければ、当該規則を満足しなくなる。しかし
ながら、経験則的に10時間中において大当りが数回出
現するので、実際上はベースが30%あれば、当該規則
を満足することになる。なお、ベースが30%というの
は、丁度30%きっかりというのではなく、ある程度の
幅を持って30%というものでもよい。
【0076】一方、前述したように大当りを継続的に出
現しやすくして遊技球の獲得を多くしたギャンブル性の
強い遊技機の場合には、上記規則を満たすためには、自
ずとベースは低く設定せざるをえない。ところが、ベー
スを低く設定すると、遊技者が遊技を行っている段階で
遊技者の保有する球が短時間で直に無くなるが、遊技球
を多く獲得できる期待感があるので、投資を続けてしま
う、すなわちギャンブル性が強く、この遊技機のギャン
ブル性を下げるためベースを上げると、例えば30%付
近にすると、今度はホールの経営が成り立たたなくなっ
てしまう。そこで、大当り時(確率変動による連続大当
りも含む)の遊技球の獲得は以前より少なくなるが、ベ
ースを30%にすることで、通常時の球の吸込みを少な
くしつつ、ギャンブル性を下げ、かつ遊技性を担保する
ことができるベースとして、30%という値がパチンコ
業界の通念として採用されている。したがって、ベース
30%という値は、社会的不適合機か否かの概略基準値
として使用することができる。
【0077】・ベースおよび球貸し金額の監視 基準値としてベース30%という値を採用するというこ
とは、70%の遊技球の吸い込みがあり、1時間当たり
に吸い込まれた遊技球数は便宜上1分間に100個発射
することとした場合、100個×60分=6000個発
射され、そのうち6000個×0.7=4200個が吸
い込まれたことになる。4200個は、球貸し時の球単
価を4円とすると、16800円に相当し、16800
円分の遊技球が貸し出されたことになる。すなわち、ベ
ース30%ということは、正常に遊技を行っている場合
に、1時間に16800円使用することを意味する。
【0078】そこで、不正にプリペイドカードを使用し
て利益を得ている場合(例えば、不正カードで球貸しを
受け、遊技を行わずに景品に交換する場合)を監視する
ために、1時間に16800円使用した場合にベース3
0%である否かを判断することにより、上記不正を確認
することが可能になる。そのため、本実施例では不正判
断の基準値となるベース30%および球貸し金額168
00円という情報を第3者機関により設定し、設定した
基準情報と実際の遊技機10の遊技情報とを比較するこ
とにより、不正の監視(不正カード使用による不当の利
益を得る不正)を行うことにしている。
【0079】ただし、完全を期すために、上記不正確認
が連続した場合に異常と判断し、監視装置1では当該状
態を第3者機関に報知するとともに、当該情報を記憶
(例えば、EEPROM164に記憶)し、監視装置4
へ送信し格納してもらう処理を行う。また、この場合当
該異常の遊技機10の不能動化を行う。これにより、例
えば改竄プリペイドカードによる不正が把握可能である
とともに、当該不正カードを使用したカード式球貸装置
132に併設されている遊技機10での遊技(営業)が
行えなくなる。
【0080】・10時間実射における監視 前述したように「風俗営業等の規則及び業務の適正化等
に関する法律」における「遊技機の認定及び型式の検定
等に関する規則」の中に、「遊技球の試射試験を10時
間以上行った場合において、獲得された遊技球の総数
が、発射した遊技球の総数の2分の1を超え、かつ、2
倍に満たないものであること」いう規則があり、この規
則に適合するかどうかの検定は第3者機関で行われ、適
合した場合に、その他の基準の成立を条件に、当該遊技
機が型式認定され、ホールへの販売が可能になる。
【0081】そこで、アウト玉信号SG6(アウト数に
対応)、セーフ玉信号SG5(補給数に対応)、売上げ
信号SG4(貸し球数に対応)よりアウト数60000
個(例えば、1分間で最大100個発射したときの10
時間の総発射個数)に対し、獲得球数(セーフ数)が
(60000/2)〜(60000×2)の範囲に入っ
ているか否かを判定し、異常時には監視装置1から第3
者機関に通報するとともに、当該情報を保存し、上位装
置である監視装置4へも送信して格納してもらう処理を
行う。ただし、カード式球貸装置132を併設した遊技
機10ではセーフ数(補給数)には球貸し数も含まれる
ことから、売上げ信号SG4(貸し球数に対応)より貸
し球数を割り出し、セーフ数(補給数)より球貸し数を
減算する処理を行う。
【0082】・条件装置作動図柄の組み合せ確率の監視
(第1種遊技機の監視) これは、特図の回動数に対する大当りの出現数を監視す
るものである。条件装置作動図柄の組み合せ確率につい
ても、第3者機関で検定が行われ、適合しないと遊技機
の販売が認められない。そこで、図柄回転信号SG7お
よび大当り信号SG8より第3者機関設定の基準値に基
づき監視装置1で監視を行い、異常時には第3者機関に
通報するとともに、当該情報を保存し、上位装置である
監視装置4へも送信し格納してもらう処理を行う。
【0083】条件装置作動図柄の組み合せ確率の監視試
験内容は、以下のようなものである。母集団で性質Aを
持つもものの比率をpとすると、この母集団から取り出
した大きさnの標本中に含まれる性質Aを持つもものの
個数rの確率分布は、2項分布(n、p)とみてよいか
ら、その平均値はnp、標準偏差は√{np(1−
p)}(すなわち、{np(1−p)}1/2の意味)で
ある。この場合、90%の信頼度であるとすると、次式
(3)で示す関係が成立する。
【0084】
【数1】
【0085】ここで、A:大当りを引くという事象、
p:大当り確率、n:試行回数、r:大当りを引く回数
とすると、試行回数500回の場合は有意水準99%=
2.576、試行回数10000回の場合は有意水準9
0%=1.645の条件で上記(3)式の関係を用いて
設定確率における大当りの上限数を求め、条件装置作動
図柄の組み合せ確率の検査が行われる。例えば、大当り
確率1/200で試行回数500回の場合は、大当りの
上限数は7であり、10000回の場合は大当りの上限
数は61となる。
【0086】本実施例の場合、監視装置1は遊技機10
に対応して1対1に設けられているので、母集団を多く
とれない(例えば、1日の範囲で監視するには母集団を
多くとれない)。そのため、監視装置1では500回の
試行回数で監視を行う。また、監視装置3では遊技店1
00に設置されている機種毎の監視を行うので、母集団
が大きくなり、10000回の試行回数で監視を行う。
なお、条件装置作動図柄の組み合せ確率の監視の基準値
は、第3者機関によりコンソールPC122を使用して
それぞれの遊技機10に即した値が設定される。これ
は、機種毎に大当り確率が異なるからであり、また、基
準値の変更を可能にするためである。
【0087】なお、監視装置1が行う上記各基準値は第
3者機関によって遊技機性能を監視するものであるが、
上記各項目に限らず、次に述べる「役物取得率」の監視
機能を監視装置1および詳細を後述する監視装置3に付
加してもよい。以下に、「役物取得率」の監視機能につ
いて説明する。上述の「風俗営業等の規則及び業務の適
正化等に関する法律」における「遊技機の認定及び型式
の検定等に関する規則」に、「遊技球の試射試験を十時
間以上行った場合において、獲得された遊技球に占める
役物の作動により獲得された遊技球の割合が、おおむね
七割を超えるものでないこと」と定められる規則があ
る。
【0088】このような規則で定められた「役物取得
率」についても、第3者機関が遊技機性能として監視す
べきではあるが、これを監視するために必要な外部信号
が遊技機10より出力されておらず、遊技機10を改造
しないという条件下では監視できない。一方、第3者機
関においては、遊技機の許可検査時に遊技盤に設けられ
ているセンサの信号線を改造して分岐させ、そこから取
り出した信号を検査装置に入力して試験を行っている。
ところが、これを遊技店においてするには、遊技機の改
造となる。しかしながら、上記のようにセンサの信号線
を分岐させ、そこから外部に取り出すような構成を持っ
た遊技機が製造される場合には、遊技機の改造無しに
(つまり遊技店に販売するものと同じ状態で)、役物の
作動に関する検査を行うことが可能になる。ここでいう
「役物の作動」の「役物」とは、入賞口の大きさが変る
もの(例えば、チューリップ役物:普通電動始動口)お
よび入賞口が開閉するもの(例えば、連続役物:大入賞
口=変動入賞装置(アタッカー))のことであり、いわ
ゆるチャッカーは入賞口の大きさが変らないので、役物
ではない。
【0089】「役物取得率」の監視機能を監視装置1お
よび監視装置3に付加した場合には、監視装置1の機能
の1つである下位遊技機性能監視手段は、当該遊技機に
おいて所定時間における遊技者が獲得した遊技価値に占
める役物の作動により獲得された遊技価値の割合が正当
なものであるか否かを、下位役物取得率基準情報に基づ
いて監視する下位役物取得率監視手段を備えているとい
う概念で表される。一方、監視装置3の機能の1つであ
る上位遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機におい
て所定時間における遊技者が獲得した遊技価値に占める
役物の作動により獲得された遊技価値の割合が正当なも
のであるか否かを、上位役物取得率基準情報に基づいて
監視する上位役物取得率監視手段を備えているという概
念で表される。
【0090】次に、第3者機関による設定ではなく、遊
技店100の営業管理のためにホールコンピュータ11
3によって設定される各種基準値について設定する。 ・ベース監視 ホールコンピュータ用のベースであり、基準値はホール
コンピュータ113側で設定し、異常時には監視装置1
からホールコンピュータ113に知らせる。詳しくは、
監視装置1から監視装置5へベース異常を送信、ホール
コンピュータ113は情報収集装置112を介して監視
装置5を監視することにより、当該異常状態を認識す
る。設定アウト球数に達した期間のベースを算出し、設
定値以上のときに異常とする(大当り以外)。
【0091】・アウト異常監視 設定セーフ球数(遊技者の獲得球数であり、補給数で換
算)内におけるアウト球の有無を監視し、アウト球が無
ければ異常として監視装置1からホールコンピュータ1
13側へ知らせる。これも同様に、ホールコンピュータ
113は情報収集装置112を介して監視装置5を監視
することにより、当該アウト異常状態を認識する。この
ように監視装置5を監視してホールコンピュータ113
が監視装置1の異常情報を認識するのは、以下同様であ
る。アウト異常としては、遊技者による不正な賞球の獲
得が考えられ、例えば不正な電波の使用、ピアノ線等に
よる不正な賞球排出がある。
【0092】・セーフ異常監視 設定アウト球数内におけるセーフ球の有無を監視し、セ
ーフ球が無ければ異常として監視装置1からホールコン
ピュータ113側へ知らせる。セーフ異常としては、例
えば球詰りが考えられる。 ・出過ぎ異常監視 設定時間内における差球(アウト球−セーフ球)が基準
値以上であるか否かを監視し、基準値以上の場合には出
過ぎ異常として監視装置1からホールコンピュータ11
3側へ知らせる。出過ぎ異常としては、例えば不正な賞
球排出が考えられる。
【0093】・回転異常監視(特図が第1種の図柄で遊
技が進行するもの) 設定アウト球数内における特図の回転数が基準値以上で
あるか否かを監視し、基準値以上の場合には回転異常と
して監視装置1からホールコンピュータ113側へ知ら
せる。回転異常としては、例えば始動センサへの不正が
考えられる。例えば、金枠12を開いて不当に始動入賞
口44に球を入賞させる場合、あるいは電波を使用して
始動センサを不正に動作させる場合である。 ・特賞異常監視 特賞中のセーフ球(補給数:遊技者からみて獲得球)が
基準範囲を超えているか、又は未満か否かを監視し、異
常の場合には特賞異常として監視装置1からホールコン
ピュータ113側へ知らせる。特賞異常としては、例え
ば特賞中の獲得球が基準範囲を超えていればアタッカ
(変動入賞装置45)が壊れて閉じない場合がある。ま
た、特賞中の獲得球が基準範囲未満であれば、いわゆる
大当り中にパンクした場合が考えられる。
【0094】次に、監視装置1はホールにおける情報収
集端末装置としての機能もあり、監視装置1は遊技機1
0よりの遊技情報を各種加工(情報の累積等)する処理
も行う。この加工処理として、現在値としての各種累積
情報の現時点での演算、履歴情報として大当り開始時、
大当り終了時、6分毎をトリガーとして、その時点の各
種累積情報の格納を行う。なお、監視装置1によって収
集された情報は最終的にホールコンピュータ113に渡
されるが、この場合にホールコンピュータ113が要求
する遊技情報のタイプとして、現在の遊技情報をホール
コンピュータ113の画面に表示するために取得する遊
技情報(以下、照会用遊技情報という)、スランプグラ
フ等の過去の遊技情報に基づく遊技情報を画面に表示す
るために取得する遊技情報(以下、過去照会用遊技情報
という)、1日の営業情報を演算し帳票作成のために取
得する遊技情報(以下、帳票用遊技情報という)の3つ
のタイプがある。
【0095】照会用遊技情報および帳票用遊技情報とし
ては、監視装置1によって直接的に遊技機10から収集
した現在値(現時点の各種累計値)が使用され、過去照
会用遊技情報としては履歴情報(大当り開始時、大当り
終了時、6分毎をトリガーとするその時点の各種累積情
報)が使用される。この場合、監視装置1は上位装置か
らの要求に従って当該要求された情報を送信する。上位
装置からの要求による情報の流れを説明すると、まず監
視装置2では所定間隔毎に監視装置1をポーリングして
おり、監視装置1はポーリングに応答して遊技情報の現
在値を監視装置2へ送信する。
【0096】また、情報収集装置112からは監視装置
1に対して遊技情報の現在値を取得したい場合に直接要
求があるとともに、履歴情報を収集するために監視装置
1は情報収集装置112から所定間隔毎にポーリングさ
れている。これは、履歴情報の要求時に監視装置1から
情報収集装置112にいちいち履歴情報を送信するよう
にすると、履歴情報という性質からデータ量が多いにも
かかわらず、1回で送るのに効率が悪くなるからであ
る。そのため、常に所定間隔毎に情報収集装置112が
監視装置1をポーリングすることにより、履歴情報の新
しい分(すなわち、差分)のみを送ることによって、効
率良く履歴情報の収集を行うことを可能にしている。ま
た、所定の遊技情報の状態が変更(例えば、大当りの発
生、あるいはホールコンピュータ113側へ知らせるべ
き前述した各種の異常の発生等)された場合には、監視
装置1では自立的に監視装置5へ当該状態の変更を知ら
せる。その目的は監視装置0の場合と同様であり、監視
装置5を所定間隔で監視しているホールコンピュータ1
13が監視装置5を介して遊技機10の大当り等を確認
したいような場合に、当該遊技機10の詳細な遊技情報
を知りたいとき、監視装置1を経由して直接的に当該遊
技機10をアクセスして遊技情報を取得するためであ
る。
【0097】ここで、照会用遊技情報、過去照会用遊技
情報および帳票用遊技情報の取得ルートについて説明す
る。 ・照会用遊技情報の取得ルート (a)ホールコンピュータ113からある1つの遊技機
10の遊技情報の取得の要求がある場合は、遊技機10
より直接的に遊技情報を収集している該当する監視装置
1を情報収集装置112がアクセスし、該当する遊技情
報を取得して、情報収集装置112からホールコンピュ
ータ113へ渡す。 (b)複数遊技機10についての遊技情報の取得の要求
がある場合は、パチンコ島111毎に遊技情報を収集し
ている該当する監視装置2を情報収集装置112がアク
セスし、該当する複数遊技機10の遊技情報を取得し
て、情報収集装置112からホールコンピュータ113
へ渡す。なお、この場合には当然に情報の時間差があ
り、現在の(リアルタイムな)遊技情報ではないが、情
報の概要は把握することが可能であり、詳細な1つの遊
技機10に対する遊技情報を参照したい場合には、上記
で述べたように、ホールコンピュータ113から該当す
る1つの遊技機10より直接的に遊技情報を収集してい
る該当する監視装置1を情報収集装置112がアクセス
し、該当する遊技情報を取得して、情報収集装置112
からホールコンピュータ113へ渡すことになる。これ
は、監視装置1を複数アクセスするより、それらの情報
を収集している監視装置2をアクセスした方が効率が良
いからである。
【0098】(c)パチンコ島111単位の遊技情報
(例えば、島単位の情報:ベース、割数を含む)につい
ての遊技情報の取得の要求がある場合は、パチンコ島1
11毎に遊技情報を収集している該当する監視装置2を
情報収集装置112がアクセスし、該当する島単位の遊
技情報を取得して、情報収集装置112からホールコン
ピュータ113へ渡す。 (d)遊技店100に設置されている機種別の遊技情報
(例えば、機種単位の情報:ベース、割数を含む)につ
いての遊技情報の取得の要求がある場合は、パチンコ島
111毎に遊技情報を収集している各監視装置2から遊
技情報を収集している監視装置3を情報収集装置112
がアクセスし、該当する機種単位の遊技情報を取得し
て、情報収集装置112からホールコンピュータ113
へ渡す。 (e)遊技店100に設置されている遊技機全体の遊技
情報(例えば、遊技機全体の情報:ベース、割数を含
む)についての遊技情報の取得の要求がある場合は、パ
チンコ島111毎に遊技情報を収集している各監視装置
2から遊技情報を収集している監視装置4を情報収集装
置112がアクセスし、該当する遊技機全体の遊技情報
を取得して、情報収集装置112からホールコンピュー
タ113へ渡す。
【0099】ここで、先に出てきた割数について説明す
る。割数とは、貸球数に対する精算球数の比であり、割
数の算出は次のようにして行う。すなわち、アウト玉信
号SG6(アウト数に対応)、セーフ玉信号SG5(補
給数に対応)、売上げ信号SG4(貸し球数に対応:1
00円で25個換算)を利用して、 「現金サンドの場合」(現金の投入によって球の貸し出
しを行う現金式球貸装置の場合) 割数={(補給数)−(アウト数)+(貸し球数)}/貸し球数 =1+{(補給数)−(アウト数)}/貸し球数…………(4) として算出する。 「CRサンドの場合」(プリペイドカードによって球の
貸し出しを行うカード式球貸装置132の場合:遊技機
10の球排出装置を利用して球貸しを行う) 割数={(補給数)−(アウト数)}/貸し球数…………(5) として算出する。
【0100】・過去照会用遊技情報の取得ルート 過去照会用遊技情報はホールコンピュータ113がスラ
ンプグラフ作成等の過去遊技情報に基づく処理を行うた
めに過去遊技情報を使用したいときに問い合わせて来る
遊技情報であり、当該情報を応答性良くホールコンピュ
ータ113に渡せるように、情報収集装置112では各
監視装置1を所定間隔毎にポーリングして監視装置1が
収集している履歴情報(履歴遊技情報)を収集し管理し
ている。すなわち、情報収集装置112は監視装置1を
ポーリングして履歴情報の差分を収集し、履歴情報とし
て管理している。したがって、過去照会用遊技情報の取
得ルートとして、ホールコンピュータ113は情報収集
装置112から過去照会用遊技情報を取得することにな
る。
【0101】・帳票用遊技情報の取得ルート 帳票用遊技情報はホールコンピュータ113が遊技店1
00の閉店後に1日分の帳票を作成するために各遊技機
10の遊技情報を取得するものであり、帳票用遊技情報
の作成のための遊技情報の要求があると、情報収集装置
112は遊技機10より直接的に遊技情報を収集加工し
ている監視装置1に要求を行い、遊技情報を収集し、整
理してホールコンピュータ113へ渡す。
【0102】E.監視装置2の構成 次に、監視装置2のブロック構成について説明する。監
視装置2のブロック構成は図7のように示されるが、監
視装置3、監視装置4、監視装置5のブロック構成につ
いても図7に示す監視装置2の構成と同様である。した
がって、監視装置3、監視装置4、監視装置5のブロッ
ク構成の説明は省略する。図7は監視装置2のブロック
図である。図7において、監視装置2はCPU171、
ROM172、RAM173、EEPROM174、発
信回路175、通信制御装置176およびバス177を
備えている。CPU171はROM172に格納されて
いる制御プログラムに基づいて監視装置1よりパチンコ
島111に設けられている遊技機10の遊技情報を収集
し、島毎の遊技機性能を監視するために必要な演算処理
を実行する。ROM172は遊技情報の収集、遊技機性
能の監視等のための制御プログラムを格納しており、R
AM173はワークエリアとして用いられる。
【0103】EEPROM174は監視装置2の制御に
必要なデータ(例えば、第3者機関が遊技機性能の監視
を行うための設定基準値データ等)を記憶している。発
信回路175はCPU171に制御クロック信号を供給
する。通信制御装置176は島内ネットワーク133を
介して監視装置2と他のネットワーク端末(例えば、監
視装置1あるいはネットワーク中継装置124を介した
店内ネットワーク134の各端末)との間で情報の転送
等に必要な通信の制御を行う。したがって、監視装置2
は島毎に1台ずつ設けられ、当該パチンコ島111に設
けられている遊技機10の遊技情報を監視装置1より収
集(監視装置1を所定間隔毎にポーリングして収集)
し、島毎の遊技機性能の監視を行う。
【0104】E−1.監視装置2が行う遊技機性能の監
視内容 次に、監視装置2が行う遊技機性能の監視内容について
説明する。この監視は第3者機関によって遊技機10を
監視することに相当する。以下に、監視装置2が行う遊
技機性能を順次述べる。 ・ベース監視 これは、監視装置2が管理しているパチンコ島111に
設置されている遊技機全体のベース(以下、島ベースと
いう)監視であり、島ベースが基準値(例えば、ベース
30%:第3者機関により設定される)以下の場合に
は、監視装置2から第3者機関に報知するとともに、監
視装置4へ送信し当該状態を格納してもらう処理を行
う。 ・10時間実射における監視 これは、監視装置2が管理しているパチンコ島111に
設置されている遊技機全体の10時間実射の監視を行
い、10時間実射の監視結果が基準値(第3者機関によ
り設定)範囲以外の場合には、監視装置2から第3者機
関に報知するとともに、監視装置4へ送信し当該状態を
格納してもらう処理を行う。
【0105】なお、監視装置1の場合と異なり、ホール
コンピュータ113側への報知のための監視は行ってい
ないが、ホールコンピュータ113が必要とする以下の
機能は実行している。すなわち、島全体のベース(島ベ
ース)、割数等の演算および監視装置1から収集した遊
技情報(現在値)を更新記憶する処理を行い、上位装置
からの要求により収集した遊技情報を渡す。この場合、
監視装置2は監視装置3および監視装置4から所定間隔
毎にポーリングされており、監視装置2は監視装置1よ
り収集した遊技情報(現在値)を対応する監視装置3又
は監視装置4へ送信する。また、監視装置2は情報収集
装置112からの要求により、収集した遊技情報又は島
毎のベース情報等を情報収集装置112に送信する。
【0106】F.監視装置3の構成 次に、監視装置3の構成について説明する。監視装置3
のブロック構成は前述したように図7に示した監視装置
2と同様あるので省略し、以下に監視装置3の監視機能
について説明する。監視装置3は遊技店100に1台設
けられ、パチンコ島111に設けられている監視装置2
より遊技機の遊技情報を収集(監視装置2を所定間隔毎
にポーリングして収集)し、機種別に遊技機性能の監視
を行う。
【0107】F−1.監視装置3が行う遊技機性能の監
視内容 次に、監視装置3が行う遊技機性能の監視内容について
説明する。この監視は第3者機関によって遊技機10を
監視することに相当する。以下に、監視装置3が行う遊
技機性能を順次述べる。 ・ベース監視 これは、監視装置2よりパチンコ島111に設置されて
いる遊技機全体の遊技情報を収集し、機種別(例えば、
A社のB機種とか)毎のベース監視を行い、機種別のベ
ースが基準値(例えば、ベース30%:第3者機関によ
り設定される)以下の場合には、監視装置3から第3者
機関に報知するとともに、監視装置4へ送信し当該状態
を格納してもらう処理を行うものである。なお、機種毎
でなく、例えば第1種、第2種、第3種等のように種別
毎に監視を行うようにしてもよい。
【0108】・10時間実射における監視 これは、機種毎の10時間実射の監視を行い、10時間
実射の監視結果が基準値(第3者機関により設定)範囲
以外の場合には、監視装置3から第3者機関に報知する
とともに、監視装置4へ送信し当該状態を格納してもら
う処理を行うものである。 ・条件装置作動図柄の組合せ確率の監視(第1種遊技機
の監視) これは、機種毎の特図の回動数に対する大当りの出現数
を監視するものである。監視装置1での監視と異なり、
遊技店100内に設置されている機種毎に監視するの
で、母集団が大きくなり、試行回数10000回で行
う。母集団が大きくなる程、監視結果が正確になるから
である。条件装置作動図柄の組合せ確率の監視結果が基
準値(第3者機関により設定)範囲以外の場合には、監
視装置3から第3者機関に報知するとともに、監視装置
3で当該情報を記憶し、さらに監視装置4へ送信し当該
状態を格納してもらう処理を行うものである。なお、監
視装置1の場合と異なり、ホールコンピュータ113側
への報知のための監視は行っていないが、ホールコンピ
ュータ113が必要とする以下の機能は実行している。
すなわち、機種毎のベース、割数等の演算はしており、
上位装置からの要求により対応する機種毎の情報(ベー
ス、割数等)を渡す。この場合、監視装置3は情報収集
装置112からの要求により、対応する機種毎の情報
(ベース、割数等)を情報収集装置112に送信する。
【0109】G.監視装置4の構成 次に、監視装置4の構成について説明する。監視装置4
のブロック構成は前述したように図7に示した監視装置
2と同様あるので省略し、以下に監視装置4の監視機能
について説明する。監視装置4は遊技店100に1台設
けられ、パチンコ島111に設けられている監視装置2
より遊技機の遊技情報を収集(監視装置2を所定間隔毎
にポーリングして収集)し、遊技店全体の遊技機性能の
監視を行う。
【0110】G−1.監視装置4が行う遊技機性能の監
視内容 次に、監視装置4が行う遊技機性能の監視内容について
説明する。この監視は第3者機関によって遊技機10を
監視することに相当する。以下に、監視装置4が行う遊
技機性能を順次述べる。 ・ベース監視 これは、監視装置2を所定間隔毎にポーリングして遊技
情報を収集し、遊技店100に設置されている遊技機全
体のベース監視を行い、遊技機全体のベースが基準値
(例えば、ベース30%:第3者機関により設定され
る)以下の場合には、監視装置4から第3者機関に報知
するとともに、監視装置4で当該情報を格納する処理を
行うものである。
【0111】・10時間実射における監視 これは、遊技店100に設置されている遊技機全体の1
0時間実射の監視を行い、10時間実射の監視結果が基
準値(第3者機関により設定)範囲以外の場合には、監
視装置4から第3者機関に報知するとともに、監視装置
4で当該情報を格納する処理を行うものである。なお、
監視装置1の場合と異なり、ホールコンピュータ113
側への報知のための監視は行っていないが、ホールコン
ピュータ113が必要とする以下の機能は実行してい
る。すなわち、遊技機全体のベース、割数等の演算はし
ており、上位装置からの要求により対応する情報(遊技
機全体のベース、割数等)を渡す。この場合、監視装置
4は情報収集装置112からの要求により、対応する遊
技機全体のベース、割数等の遊技情報を情報収集装置1
12に送信する。また、監視装置4は第3者機関に当該
遊技店100に設置されている遊技機10の詳細な遊技
情報を渡すために、各遊技機10毎の遊技情報をデータ
ベース処理(後述の図40参照)し、第3者機関が店内
ネットワーク134に接続されている外部通信装置12
3を介して当該データベース情報を監視装置4から取得
できるようにする機能を備えている。
【0112】H.監視装置5の構成 次に、監視装置5の構成について説明する。監視装置5
のブロック構成は前述したように図7に示した監視装置
2と同様あるので省略し、以下に監視装置5の監視機能
について説明する。監視装置5は第3者機関への報知の
ための監視は行っていない。そして、監視装置5は遊技
店100に1台設けられ、監視装置0および監視装置1
からステータス情報(状態変化情報)を受信し、それを
更新管理する。そして、情報収集装置112よりの要求
により全台のステータス情報を渡す処理を行う。
【0113】なお、ホールコンピュータ113は監視装
置5が管理するステータス情報を監視(状態変化を監
視)することで、現在の遊技機10の状態を把握し、詳
細を確認したい場合には、目的とする遊技機10の遊技
情報を監視装置1へ要求を出すことで取得する。したが
って、ホールコンピュータ113では常に遊技機10の
状態変化を確認するために、例えば全遊技機10の遊技
情報を全て収集(例えば、監視装置1を所定間隔毎にポ
ーリング等して収集)する必要がなく、効率の良い遊技
店100の遊技情報収集システムを提供することが可能
になっている。これは、遊技機10の状態変化を確認す
るために全遊技機10の遊技情報を全て収集するのは、
通信効率が悪くなるからである(例えば、必要でないデ
ータが含まれていても、全ての遊技情報を収集するた
め)。
【0114】例えば、従来では遊技情報を全て収集し、
遊技機の状態変化を判定して状態変化があれば、それを
報知していた。そして、その報知により当該遊技機の他
の遊技情報も遊技店のオペレータが確認する必要がある
という観点から、遊技情報を全て収集するシステムを採
用していた。これに対して、本実施例では遊技機の状態
変化の報知があった場合に、他の遊技情報を確認する例
は少ないという状況に着目し、状態変化のみを報知し、
詳細を確認したいときは直接に該当する遊技機10(当
該遊技機10の遊技情報を直接的に収集している監視装
置1)に要求を出して通信全体的に効率を良くするとい
うシステムにしている。特に、遊技店100の情報収集
では他の分野(遊技業界以外の分野)と異なり、扱う情
報量が多く、かつ情報の発生時間が極めて短く(例え
ば、遊技球の発射間隔)、しかも情報が連続して発生
(例えば、アウト信号の発生)するという特殊な状態が
あるからである。
【0115】I.情報収集装置112の構成 次に、情報収集装置112の構成について説明する。図
8は情報収集装置112のブロック図である。図8にお
いて、情報収集装置112はCPU181、タイマー1
82、BIOSROM183、RAM185、EEPR
OM186、発信回路187、通信制御装置188、通
信制御装置189、バス190、SCSIホストアダプ
タ191、SCSIバス192およびHDD193を備
えている。CPU181はBIOSROM183に格納
されている起動プログラムを読み出して起動し、各監視
装置0、1、2、3、4、5を管理制御するとともに、
ホールコンピュータ113へ要求された遊技情報を渡す
ために必要な演算処理を行うプログラムをHDD193
よりRAM185に読み込み、処理を実行する。BIO
SROM183は起動プログラムを格納し、RAM18
5はワークエリアとしても用いられる。HDD193は
各監視装置0、1、2、3、4、5の管理制御等に必要
なデータを格納している。タイマ182はCPU181
の演算処理に必要な時間計測を行う。
【0116】EEPROM186は情報収集装置112
の制御に必要なデータ(例えば、遊技店100が遊技機
性能の監視を行うための設定基準値データ等)を記憶し
ている。発信回路187はCPU181に制御クロック
信号を供給する。通信制御装置188は店内ネットワー
ク134を介して情報収集装置112と他のネットワー
ク端末(例えば、監視装置3、4、5等あるいはネット
ワーク中継装置124(例えば、ルータ)を介した店内
ネットワーク134の各端末)との間で情報の転送等に
必要な通信の制御を行う。また、通信制御装置189は
ホールコンピュータ113との間で情報の転送等に必要
な通信の制御を行う。SCSIホストアダプタ191は
バス190とSCSIバス192との間のデータ転送に
関するインターフェース処理を行い、SCSIバス19
2を介してHDD193が接続される。HDD193は
各監視装置0、1、2、3、4、5を管理制御して得た
遊技情報やホールコンピュータ113へ渡すための遊技
情報も記憶する。HDD193は外部記憶装置としても
使用されるが、外部記憶装置としてはHDD(ハードデ
ィスク)に限らず、例えば光磁気ディスク装置(M
O)、デジタルテープ記憶装置(DAT)、CD−RO
Mドライブ装置等のその他の記憶装置(および記憶媒
体)を使用してもよい。
【0117】したがって、情報収集装置112は各監視
装置0、1、2、3、4、5、を管理制御するととも
に、ホールコンピュータ113が要求する情報に基づい
て収集先の監視装置(監視装置0、1、2、3、4、
5)を選択して遊技情報を収集し、該当する遊技情報を
ホールコンピュータ113へ渡す。その場合、監視装置
1から履歴情報を効率良く収集(前述したように差分を
収集)するために、ポーリングを行って履歴情報を監視
する。ホールコンピュータ113でスランプグラフ作成
等の当日過去の遊技情報を使用する場合には、ホールコ
ンピュータ113よりの要求に従って現在までの履歴情
報を渡す。また、ホールコンピュータ113より特定遊
技機10についての遊技情報の照会の要求がある場合に
は、当該遊技機10の遊技情報を直接的に収集している
監視装置1に要求を出し、当該遊技情報(これは現在
値)を取得し、ホールコンピュータ113へ渡す。
【0118】さらに、ホールコンピュータ113が閉店
時に帳票作成のために、本日の遊技情報を取得したい場
合には、直接、情報収集装置112から監視装置1に要
求を行い、遊技情報を収集し、収集した遊技情報をホー
ルコンピュータ113へ渡す。なお、監視装置1から遊
技情報を収集するのは、完全を期すためである。ホール
コンピュータ113から遊技機10のステータス(状態
変化情報)の要求がある場合には、情報収集装置112
から監視装置5に要求を出し、全台のステータスを収集
し、収集したステータスをホールコンピュータ113へ
渡す。
【0119】ホールコンピュータ113から島毎のベー
ス、割数等の要求がある場合には、情報収集装置112
から監視装置2に当該要求を出し、当該情報を取得して
ホールコンピュータ113へ渡す。同様に、ホールコン
ピュータ113から機種毎のベース、割数等の要求があ
る場合には、情報収集装置112から監視装置3に当該
要求を出し、当該情報を取得してホールコンピュータ1
13へ渡す。また、ホールコンピュータ113から遊技
機全体のベース、割数等の要求がある場合には、情報収
集装置112から監視装置4に当該要求を出し、当該情
報を取得してホールコンピュータ113へ渡す。
【0120】J.遊技用の演算処理装置200の構成 次に、遊技機10の遊技制御基板137が内蔵している
役物の制御を行う演算処理装置200の構成について説
明する。図9は遊技用演算処理装置200の構成を示す
ブロック図である。図9において、遊技用演算処理装置
200はいわゆるアミューズチップ用のICとして製造
され、遊技制御のための演算処理を行うCPUコア20
1、遊技プログラム等を格納したROM202、ワーク
エリアとして制御に必要なデータの一時記憶等を行うR
AM203、ROM202およびRAM203を制御す
るメモリ制御回路204、演算処理装置内の各回路と外
部との間の通信処理を行う外部通信回路205、外部バ
スのインターフェース処理を行う外部バスインターフェ
ース206、所定のクロック信号を生成するクロックジ
ェネレータ207、システムリセット、ユーザリセット
や割り込み要求を検出してCPUコア201に知らせる
リセット/割込制御回路208、リセット/割込制御回
路208からの信号およびクロックジェネレータ207
からの信号の制御を行って外部端子より外部に出力する
出力制御回路209、外部クロック/タイマトリガ入力
やタイマ出力を内蔵してタイマモードおよびカウンタモ
ードで作動するCTC210、内蔵デバイスおよび内蔵
コントロール/ステータスレジスタ群のロケーションを
メモリマップドI/O方式およびI/OマップドI/O
方式によりデコードするアドレスデコーダ211、入出
力ポートとしてのPIO212、アドレスデコーダ21
1からの信号やPIO212からの信号の制御を行って
外部端子より外部に出力する出力制御回路213、8つ
のタイムアウト時間の中から選択しタイムアウトになる
と、ユーザリセットを発生させるウォッチドッグタイマ
214およびバス215により構成される。
【0121】次に、本実施例の各構成部分と、請求項記
載の発明との対応関係について説明する。ホールコンピ
ュータ113は遊技機10と遊技店100(遊技場)に
設けられる各種の遊技設備装置(例えば、カード式球貸
装置132等)とから発生する遊技情報を管理する管理
装置を構成し、管理装置は遊技機10および遊技設備装
置に対して、それぞれの遊技情報を収集可能なように情
報収集装置112を介して通信網(ここでは島内ネット
ワーク133、ネットワーク中継装置124、店内ネッ
トワーク134および外部通信装置123)で接続され
ている。したがって、島内ネットワーク133、ネット
ワーク中継装置124、店内ネットワーク134および
外部通信装置123は通信網を構成する。また、外部通
信装置123は通信網に配置されて店内と外部(例え
ば、第3者機関)との情報の連絡を可能とする外部通信
装置の機能を実現する。
【0122】監視装置1、2、3、4は通信網(島内ネ
ットワーク133、ネットワーク中継装置124、店内
ネットワーク134および外部通信装置123)に配置
され、遊技情報に基づいて遊技機性能を監視する遊技機
性能監視装置を構成する。遊技機性能監視装置は、さら
に下位遊技機性能監視装置および上位遊技機性能監視装
置を含むとともに、これらを階層的に配置した遊技機性
能監視システムになっている。監視装置1は下位遊技機
性能監視装置を構成し、下位遊技機性能監視装置は遊技
機10および遊技設備装置(例えば、カード式球貸装置
132等)に対応して設けられ、これらの遊技機10お
よび遊技設備装置(例えば、カード式球貸装置132
等)よりの遊技情報を収集するとともに、該遊技情報に
基づいて遊技機性能が所定の基準を満たしているか否か
を監視する下位遊技機性能監視手段を備えている。した
がって、監視装置1は下位遊技機性能監視手段の機能を
実現する。
【0123】一方、監視装置2、3、4は上位遊技機性
能監視装置を構成し、上位遊技機性能監視装置は下位遊
技機性能監視装置よりの遊技情報を収集するとともに、
該遊技情報に基づいて遊技機の特定集団における遊技機
集団性能が所定の基準を満たしているか否かを監視する
上位遊技機性能監視手段を備えている。したがって、監
視装置2、3、4は上位遊技機性能監視手段の機能を実
現する。遊技機の特定集団とは、パチンコ島111単
位、機種単位、全台のグループをいい、遊技機集団性能
とは、島単位、機種単位、全台での遊技機性能をいう。
遊技機性能とは、遊技機10がパチンコ遊技を実行する
際の性能のことで、これは第3者機関による検査時の基
準を満たしていることが必要で、満たすことを条件に販
売が許可されている。
【0124】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視装置は、さらに下位遊技機性能監視手段により
遊技機性能が所定の基準を満たしていないと判断された
場合に、異常を報知する下位報知手段を備えており、下
位報知手段は遊技機性能が所定の基準を満たしていない
場合に、上位遊技機性能監視装置へ異常を報知する。こ
の場合、監視装置1におけるCPU161、ROM16
2、RAM163、EEPROM164、発信回路16
5、通信制御装置166およびバス169は下位報知手
段を構成する。下位報知手段は遊技機性能が所定の基準
を満たしていない場合に、後述の外部通信装置(外部通
信装置123)を介して外部に報知する機能を実現す
る。また、監視装置1によって構成される下位遊技機性
能監視装置は、下位遊技機性能監視手段により遊技機性
能が所定の基準を満たしていないと判断された場合に、
当該状態情報を記憶する下位遊技機性能記憶手段を備え
ている。ここでの下位遊技機性能記憶手段の機能はEE
PROM164によって実現される。
【0125】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視装置は、さらに上位遊技機性能監視手
段により遊技機集団性能が所定の基準を満たしていない
と判断された場合に、異常を報知する上位報知手段を備
えている。この場合、監視装置2におけるCPU17
1、ROM172、RAM173、EEPROM17
4、発信回路175、通信制御装置176およびバス1
77は、上位報知手段を構成する。また、監視装置3、
4における同様の素子等(回路、装置を含む)は上位報
知手段を構成する。また、上位報知手段は遊技機集団性
能が所定の基準を満たしていない場合に、後述の外部通
信装置(外部通信装置123)を介して外部に報知する
機能を実現する。また、監視装置2、3、4によって構
成される上位遊技機性能監視装置は、上位遊技機性能監
視手段により遊技機性能が所定の基準を満たしていない
と判断された場合に、当該状態情報を記憶する上位遊技
機性能記憶手段を備えている。ここでの上位遊技機性能
記憶手段の機能は監視装置2の場合にはEEPROM1
74によって実現され、監視装置3、4の場合は図示略
している同様のEEPROMによって実現される。
【0126】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視装置は、下位遊技機性能監視装置より
収集した遊技情報および下位報知手段により報知された
異常情報を上位遊技機性能記憶手段に併せて記憶し、該
記憶情報を外部通信装置(外部通信装置123)を介し
て外部(第3者機関)より入手可能とする外部連絡手段
を備えており、ここでの外部連絡手段の機能は監視装置
4に備えられたCPU171、ROM172、RAM1
73、EEPROM174、発信回路175、通信制御
装置176およびバス177によって実現される。
【0127】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視装置における下位遊技機性能監視手段が遊技機
性能を判断する基準情報は、下位設定手段により外部か
ら設定可能になっており、ここでの下位設定手段の機能
はコンソールPC122によって実現される。一方、同
様に監視装置2、3、4によって構成される上位遊技機
性能監視装置における上位遊技機性能監視手段が遊技機
集団性能を判断する基準情報は、上位設定手段により外
部から設定可能になっており、ここでの上位設定手段の
機能はコンソールPC122によって実現される。
【0128】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視装置は、下位遊技機性能監視手段により特定の
遊技機性能が所定の基準を満たしていないと判断された
場合に、当該遊技機を不能動化する不能動化手段を備え
ており、ここでの不能動化手段の機能は監視装置1から
監視装置0に対して遊技機を不能動化するための指令を
出力することによって実現される。この場合、監視装置
0では監視装置1からの指令に基づき遊技機10の電源
の断(オフ:P台電源制御信号SG1の出力)、打ち止
め(球の発射停止:P台発射制御信号SG2の出力)を
行う。また、監視装置1は監視装置0に対してP台電源
制御信号SG1およびP台発射制御信号SG2(不能動
化するための指令)を出力するが、その前提として監視
装置1では特定の遊技機性能が所定の基準を満たしてい
ないと判断する(例えば、1時間当たりベース30%以
下で、かつ球貸金額が16800円以上の状態が所定回
数連続した場合、アミューズチップ(演算処理装置20
0)が正当でない場合)処理を行う。
【0129】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視装置は、監視装置1によって構成され
る下位遊技機性能監視装置を認証する下位認証手段と、
下位認証手段により下位遊技機性能監視装置が認証され
ない場合に、当該状態を報知する下位不認証報知手段と
を備えており、ここでの下位認証手段および下位不認証
報知手段の機能は監視装置2の場合にはCPU171、
ROM172、RAM173、EEPROM174、発
信回路175、通信制御装置176およびバス177に
よって実現され、監視装置3、4の場合は図示略してい
る同様の素子等(回路、装置を含む)によって実現され
る。
【0130】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視装置は、監視装置2、3、4によって構成され
る上位遊技機性能監視装置を認証する上位認証手段と、
上位認証手段により上位遊技機性能監視装置が認証され
ない場合に、当該状態を報知する上位不認証報知手段と
を備えており、ここでの上位認証手段および上位不認証
報知手段の機能は監視装置1におけるCPU161、R
OM162、RAM163、EEPROM164、発信
回路165、通信制御装置166およびバス169によ
って実現される。監視装置2、3、4によって構成され
る下位不認証報知手段は、通信網に配置された外部通信
装置(外部通信装置123)を介して外部(第3者機
関)に不認証状態を報知する機能を有している。また、
監視装置1によって構成される上位不認証報知手段は、
通信網に配置された外部通信装置(外部通信装置12
3)を介して外部(第3者機関)に不認証状態を報知す
る機能を有している。
【0131】遊技機10の遊技状態を制御する遊技制御
基板137は遊技制御手段を構成し、遊技制御基板13
7は演算処理装置200(アミューズチップ用のIC)
を含み、監視装置1によって構成される下位遊技機性能
監視手段は、演算処理装置200が正当なものであるか
否かを、演算処理装置判定基準情報(コンソールPC1
22によって設定される)に基づいて判定する演算処理
装置判定手段を備えており、ここでの演算処理装置判定
手段の機能は監視装置1におけるCPU161、ROM
162、RAM163、EEPROM164、発信回路
165、通信制御装置166およびバス169によって
実現される。
【0132】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視手段は、当該遊技機10において所定時間(こ
こでは10時間)における遊技者が獲得した遊技価値
(遊技者が獲得した遊技球の総数)と遊技者が消費した
遊技価値(発射した遊技球の総数)との割合が正当なも
の(すなわち、10時間実射試験の正当性)であるか否
かを、下位出球割合基準情報(コンソールPC122に
よって設定)に基づいて監視する下位獲得遊技価値監視
手段を備えており、ここでの下位獲得遊技価値監視手段
の機能は監視装置1におけるCPU161、ROM16
2、RAM163、EEPROM164、発信回路16
5、通信制御装置166およびバス169によって実現
される。
【0133】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視手段は、当該遊技機10におけるベースが正当
なものであるか否かを、第1ベース基準情報(例えば、
ベース30%:コンソールPC122によって設定)に
基づいて監視する下位ベース監視手段を備えており、こ
こでの下位ベース監視手段の機能は監視装置1における
CPU161、ROM162、RAM163、EEPR
OM164、発信回路165、通信制御装置166およ
びバス169によって実現される。監視装置1によって
構成される下位遊技機性能監視手段は、当該遊技機10
における所定時間(例えば、1時間)において、ベース
が第2ベース基準情報(例えば、ベース30%:コンソ
ールPC122によって設定)を満たさず、かつ貸出遊
技価値が第2ベース基準情報に対応する基準貸出遊技価
値(例えば、16800円:コンソールPC122によ
って設定)を超える場合が所定回数継続したか(例え
ば、1時間当たりのベースが30%以下、かつ球貸金額
が16800円以上となる状態が所定回数連続したか)
否かを監視する下位貸出遊技価値監視手段を備えてお
り、ここでの下位貸出遊技価値監視手段の機能は監視装
置1におけるCPU161、ROM162、RAM16
3、EEPROM164、発信回路165、通信制御装
置166およびバス169によって実現される。
【0134】監視装置1によって構成される下位遊技機
性能監視手段は、当該遊技機10において遊技者へ特典
を付与する遊技状態の発生割合(条件装置作動図柄の組
合せ確率の監視:コンソールPC122によって設定)
が正当なものであるか否かを、下位発生割合基準情報
(例えば、試行回数500回での大当り発生回数:コン
ソールPC122によって設定)に基づいて監視する下
位特典付与発生割合監視手段を備えており、ここでの下
位特典付与発生割合監視手段の機能は監視装置1におけ
るCPU161、ROM162、RAM163、EEP
ROM164、発信回路165、通信制御装置166お
よびバス169によって実現される。
【0135】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視手段は、特定集団(島単位、機種単
位、遊技機全体)の遊技機10において所定時間におけ
る遊技者が獲得した遊技価値と遊技者が消費した遊技価
値との割合が正当なもの(すなわち、10時間実射試験
の正当性)であるか否かを、上位出球割合基準情報に基
づいて監視する上位獲得遊技価値監視手段を備えてお
り、ここでの上位獲得遊技価値監視手段の機能は監視装
置2の場合にはCPU171、ROM172、RAM1
73、EEPROM174、発信回路175、通信制御
装置176およびバス177によって実現され、監視装
置3、4の場合は図示略している同様の素子等(回路、
装置を含む)によって実現される。この場合、監視装置
2は島単位、監視装置3は機種単位、監視装置4は遊技
機全体という特定集団の遊技機10にそれぞれ対応した
監視を行う。
【0136】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視手段は、特定集団(島単位、機種単
位、遊技機全体)の遊技機におけるベースが正当なもの
であるか否かを、第3ベース基準情報(例えば、ベース
30%:コンソールPC122によって設定)に基づい
て監視する上位ベース監視手段を備えており、ここでの
上位ベース監視手段の機能は監視装置2の場合にはCP
U171、ROM172、RAM173、EEPROM
174、発信回路175、通信制御装置176およびバ
ス177によって実現され、監視装置3、4の場合は図
示略している同様の素子等(回路、装置を含む)によっ
て実現される。この場合、監視装置2は島単位、監視装
置3は機種単位、監視装置4は遊技機全体という特定集
団の遊技機10にそれぞれ対応した監視を行う。
【0137】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視手段は、特定集団(ここでは機種単
位)の遊技機10において遊技者へ特典を付与する遊技
状態の発生割合(条件装置作動図柄の組合せ確率の監
視:コンソールPC122によって設定)が正当なもの
であるか否かを、上位発生割合基準情報(例えば、試行
回数10000回での大当り発生回数:コンソールPC
122によって設定)に基づいて監視する上位特典付与
発生割合監視手段を備えており、ここでの上位特典付与
発生割合監視手段の機能は監視装置3において実現さ
れ、機種単位という特定集団の遊技機10に対応して上
位特典付与発生割合監視を行う。
【0138】監視装置2、3、4によって構成される上
位遊技機性能監視装置は、島単位性能監視手段を有する
島単位性能監視装置と、機種性能監視手段を有する機種
性能監視装置と、全台性能監視手段を有する全台性能監
視装置と、を含んで構成される。また、監視装置2、
3、4によって構成される上位遊技機性能監視装置は、
上位遊技機性能監視装置の機能を実現する。監視装置2
は島単位性能監視装置を構成し、島単位性能監視手段の
機能を実現する。監視装置2によって実現される島単位
性能監視手段は、所定の遊技機集団単位(ここでは島種
単位)における該遊技機集団(島種単位)の性能が所定
の基準を満たしているか否かを監視する。監視装置3は
機種性能監視装置を構成し、機種性能監視手段の機能を
実現する。監視装置3によって実現される機種性能監視
手段は、同一の遊技機集団毎の性能が所定の基準を満た
しているか否かを監視する。
【0139】監視装置4は全台性能監視装置を構成し、
全台性能監視手段の機能を実現する。監視装置4によっ
て実現される全台性能監視手段は、遊技機全体における
該遊技機集団の性能が所定の基準を満たしているか否か
を監視する。そして、監視装置1によって構成される下
位遊技機性能監視装置と、監視装置2によって構成され
る島単位性能監視装置と、監視装置3によって構成され
る機種性能監視装置と、監視装置4によって構成される
全台性能監視装置とは階層的に配置されて、遊技機性能
および遊技機集団性能を監視する遊技機性能監視システ
ムを実現する。
【0140】次に、作用を説明する。本実施例による遊
技機性能監視システムは監視装置0、1、2、3、4、
5、情報収集装置112、ホールコンピュータ113お
よびコンソールPC122が外部通信装置123を含む
通信網に接続されて、特に監視装置1、2、3、4によ
って第3者機関と同等の遊技機10の監視を可能とする
処理が実行される。以下に、各監視装置0、1、2、
3、4、5、情報収集装置112、ホールコンピュータ
113、コンソールPC122および外部通信装置12
3の各処理プログラムをメインルーチン(ゼネラルフロ
ー)および遊技機性能の監視を行う個別のサブルーチン
に分けて順次説明する。
【0141】A−1.監視装置0のメインルーチン(ゼ
ネラルフロー) 図10(a)、(b)は監視装置0のメインルーチンお
よび割り込みルーチンをそれぞれ示すフローチャートで
ある。監視装置0のメインルーチンは監視装置0の電源
投入(パワーオン)と同時に開始される。監視装置0が
パワーオンすると、まずステップS10でCPU141
のイニシャライズ、RAM143のチェックおよびイニ
シャライズを行う。これにより、CPU141が初期化
され、システム内部のレジスタの設定処理、フラグのイ
ニシャライズ等が行われるとともに、RAM143の正
常判定処理、ワークエリアのイニシャライズ等が行われ
る。
【0142】次いで、ステップS11で異常監視処理を
行う。これにより、金枠12の開放異常等の監視報知が
行われる。なお、メインルーチンにおける処理の内容は
必要に応じて逐次後述のサブルーチンで詳述する。これ
は、以下のステップについても同様である。また、監視
装置0以外のその他の監視装置1〜5等についても同様
である。次いで、ステップS12で発射制御処理を行
う。これは、監視装置1等の指示により遊技球の発射を
停止するものである。監視装置1は特定の遊技機性能が
所定の基準を満たしていない場合(例えば、1時間当た
りベース30%以下で、かつ球貸金額が16800円以
上となる状態が所定回数連続した場合、演算処理装置2
00が正当でないと判断した場合)、監視装置0へ遊技
機10の動作停止を指令し、この指令を受けて監視装置
0ではステップS12で遊技球の発射を停止する。これ
により、遊技機10の動作が不能動化され、以後の遊技
はできなくなる。
【0143】次いで、ステップS13で電源制御処理を
行う。これは、監視装置1等の指示により遊技機10の
電源をオフするものである。これにより、同様に遊技機
10の動作が不能動化され、以後の遊技はできなくな
る。次いで、ステップS14で下位認証処理を行う。こ
れは、監視装置0および監視装置1が下位遊技機性能監
視装置であることから、上位遊技機性能監視装置として
の監視装置2との間で相互認証を行うもので、相互認証
を行うことにより、監視装置0の不正を防止し、遊技機
性能の監視精度を高めるためである。次いで、ステップ
S15で定時バックアップ処理を行う。これにより、所
定時間毎に現在のメモリ内容(RAM143の内容)が
バックアップメモリ(EEPROM144)に転送され
てバックアップされる。次いで、ステップS16で異常
受信処理を行う。これにより、監視装置1によって遊技
機性能の異常が判断された場合に、監視装置1から送信
されてくる異常情報を監視装置0で受信することにな
る。遊技機性能の異常情報を受信すると、監視装置0で
は当該遊技機10を不能動化する(前述のステップS1
2、13参照)。また、ステップS16を経ると、ステ
ップS11に戻って処理を繰り返す。
【0144】A−2.監視装置0の割り込みルーチン 監視装置0の割り込みルーチンでは、図10(b)に示
すように、ステップS20で入力処理を行う。これは、
監視装置0の入力インターフェース回路(I/F)14
8に金枠センサ71、木枠センサ85、磁石検出センサ
150あるいは補給検出センサ151の何れかから異常
を知らせる信号が入力された際に、その入力信号をトリ
ガーとして割り込みがかかり、その入力された信号を保
存しておく処理を行うものである。入力処理で保存した
センサ信号は監視装置0のメインルーチンの異常監視等
の処理ステップで使用される。次いで、ステップS21
でタイマ処理を行う。これにより、監視装置0において
使用する各種のタイマが作成され、例えば100ms等
のタイマが作られる。ステップS21を経ると、割り込
みを終了する。
【0145】B−1.監視装置1のメインルーチン(ゼ
ネラルフロー) 図11(a)、(b)は監視装置1のメインルーチンお
よび割り込みルーチンをそれぞれ示すフローチャートで
ある。監視装置1のメインルーチンは監視装置1の電源
投入(パワーオン)と同時に開始される。監視装置1が
パワーオンすると、まずステップS30でCPU161
のイニシャライズ、RAM163のチェックおよびイニ
シャライズを行う。これにより、CPU161が初期化
され、システム内部のレジスタの設定処理、フラグのイ
ニシャライズ等が行われるとともに、RAM163の正
常判定処理、ワークエリアのイニシャライズ等が行われ
る。
【0146】次いで、ステップS31で演算処理装置2
00のチェック処理を行う。これにより、演算処理装置
200のIDが正当であるか否かが判断され、異常の場
合には監視装置0および監視装置4に知らせることにな
る。次いで、ステップS32で500回判定処理を行
う。これにより、遊技機10における条件装置作動図柄
(つまり特図)の組合せ確率の監視が行われ、試行回数
500回での大当り発生回数に基づいて特典付与発生割
合が監視される。次いで、ステップS33で10時間判
定処理を行う。これにより、遊技機10における10時
間実射試験の正当性が監視される。次いで、ステップS
34でP台イベント処理を行う。これは、遊技機10か
ら監視装置1に入力されるP台イベント信号(例えば、
売上げ信号SG4、セーフ玉信号SG5、アウト玉信号
SG6、図柄回転信号SG7、大当り信号SG8、確変
1信号SG9、確変2信号SG10)に基づいて店用遊
技情報(例えば、ベース、割数等)に加工したり、第3
者機関用遊技情報に加工したりするものである。
【0147】次いで、ステップS35でポーリング応答
処理1を行う。これは、監視装置2からの定時要求タイ
ミングでのポーリング要求に応答して、遊技機10から
収集したP機加工遊技情報を監視装置2に送信するもの
である。次いで、ステップS36でポーリング応答処理
2を行う。これは、情報収集装置112からの定時要求
タイミングでのポーリング要求に応答して、遊技機10
から収集したP機加工遊技履歴情報を情報収集装置11
2に送信するものである。次いで、ステップS37でブ
ラウジング応答処理1を行う。これは、情報収集装置1
12からのブラウジング要求に応答して、該当する遊技
情報を情報収集装置112に送信するものである。
【0148】ここでのブラウジング要求に対して応答す
る該当遊技情報としては、図16(a)に示す現在値が
ある。図16(a)に示す遊技情報の現在値は監視装置
1が遊技機10から収集して演算し、作成するものであ
り、この現在値は監視装置2よりのポーリングに応答し
て監視装置1から監視装置2へ渡すとともに、情報収集
装置112からの要求に応答して監視装置1から情報収
集装置112へ渡す。
【0149】図16(a)における現在値の各内容は、
以下のようもものである。 ・論理ID 監視装置番号で、ここでは監視装置1を論理的に識別す
る番号である。 ・ノード番号 通信ネットワーク上での端末(監視装置1)のノード番
号(端末番号)である。 ・時刻(時分) 遊技情報を収集したときの発生時刻である。 ・累計セーフ P機への補給玉(賞球玉)の累計値である。 ・累計アウト P機のアウト玉の累計値である。 ・累計大当り1 特賞回数の累計値である。
【0150】・累計大当り2 確率変動時における特賞回数の累計値である。 ・累計特賞中セーフ 特賞中セーフの累計値である。 ・累計特賞中アウト 特賞中アウトの累計値である。 ・累計確変中セーフ 確率変動中のセーフの累計値である。 ・累計確変中アウト 確率変動中のアウト累計値である。 ・累計確変中スタート 確率変動中の特図スタート回数の累計値である。
【0151】・累計スタート 特図の総スタート回数の累計値である。 ・累計現金売上 売上1(現金)による売上の累計値である。 ・累計カード売上 売上2(カード)による売上の累計値である。 ・最終スタート回数 最新の大当り終了からのスタート回数である。 ・追加数 ホールコンピュータ112よりの設定変更時のアンサー
バックである。 ・打止回数 P機を打ち止めした回数の累計値である。 ・打止目標値 現在設定されているP機を打ち止めにする目標の打止数
である。 ・最終アウト玉数 最新の大当りからのアウト玉数の累計値である。 ・営業設定 遊技店100における営業形態の設定値であり、例えば
無制限、1回交換等の状態を設定するものである。
【0152】次いで、ステップS38で下位認証処理を
行う。これは、監視装置0および監視装置1が下位遊技
機性能監視装置であることから、上位遊技機性能監視装
置としての監視装置2との間で相互認証を行うもので、
相互認証を行うことにより、監視装置1の不正を防止
し、遊技機性能の監視精度を高めるためである。次い
で、ステップS39で異常監視処理を行う。これによ
り、P台から異常信号が入力された場合に上位遊技機性
能監視装置(例えば、監視装置4)や外部通信装置12
3に異常を送信することが行われる。ここでのP台から
の異常信号としては、図18(b)に示すうちの断線異
常の情報(セーフ断線、アウト断線、売上1断線、売上
2断線)異常である。中継基板131には売上信号
(1、2)、セーフ玉信号、アウト玉信号の断線検出機
能があり、同一信号線で正常信号と断線信号を例えばパ
ルス幅を変更することで、連絡してくる。
【0153】ここで、図18に示す監視装置1のステー
タス情報(状態変化情報)について説明すると、図18
(a)に示すように監視装置1は以下のような状態情報
を有している。 ・論理ID 監視装置番号で、ここでは監視装置1を論理的に識別す
る番号である。 ・ノード番号 通信ネットワーク上での端末(監視装置1)のノード番
号(端末番号)である。 ・時刻(時分) ステータス情報(状態変化情報)を収集したときの発生
時刻である。 ・監視装置1ステータス 監視装置1のステータス情報(例えば、2バイトで構
成)で、その内容は図18(b)に示され、ビット0〜
ビット14を使用した以下のようなものである。
【0154】・大当り1 大当り中にオン状態となるビットである。 ・大当り2 確率変動中にオン状態となるビットである。 ・稼働中検出信号 P機の稼働中にオン状態となるビットであり、アウト検
出から1分間有効である。 ・打止発生(自動) P機の自動打ち止め中にオン状態となるビットである。 ・打止開放(自動) P機の自動打ち止め開放中にオン状態となるビットであ
る。 ・セーフ断線 セーフ玉信号線の断線中にオン状態となるビットであ
る。 ・アウト断線 アウト玉信号線の断線中にオン状態となるビットであ
る。
【0155】・売上1断線 売上1信号線の断線中にオン状態となるビットである。
現金式球貸し装置の売上信号線の断線を検出するもので
ある。 ・売上2断線 売上2信号線の断線中にオン状態となるビットである。
プリペイドカードによる球貸し装置の売上信号線の断線
を検出するものである。 ・アウト(回収)異常 設定セーフ玉中にアウト玉が無ければ、オン状態となる
ビットである。 ・セーフ(補給)異常 設定アウト玉中にセーフ玉が無ければ、オン状態となる
ビットである。 ・ベース異常(店用) 設定アウト球中にベースが設定値以上ならば、オン状態
となるビットである。 ・出過ぎ異常(店用) 設定期間中に差玉が設定値以上ならば、オン状態となる
ビットである。 ・回転異常(店用) 設定アウト球中に特図の回転数が設定値以上ならば、オ
ン状態となるビットである。 ・特賞異常(店用) 特賞中の出玉が設定値以外ならば、オン状態となるビッ
トである。 なお、上記に示すステータス情報のうち、ビット3、ビ
ット4およびビット9〜ビット14の情報は、ホールコ
ンピュータ113によって設定されて店用に利用される
ものである。
【0156】次いで、ステップS40で定時バックアッ
プ処理を行う。これにより、所定時間毎に現在のメモリ
内容(RAM163の内容)がバックアップメモリ(E
EPROM164)に転送されてバックアップされる。
次いで、ステップS41で設定変更処理を行う。これ
は、第3者機関で遊技機性能を監視するための基準値の
設定値がコンソールPC122で変更されたり、あるい
はホールコンピュータ113によってホール内用の遊技
機性能の監視の基準値の設定値が変更された場合に、そ
の変更された設定値を監視装置1で変更して記憶するも
のである。
【0157】次いで、ステップS42で閉店時のベース
監視処理を行う。これにより、遊技店100の閉店時に
本日のベースが異常であるか否かが判断され、異常であ
れば監視装置4および外部通信装置123に異常が送信
される。次いで、ステップS43で1時間判定処理を行
う。これにより、遊技機10において1時間当たりベー
ス30%以下で、かつ球貸金額が16800円以上の状
態が所定回数連続した場合に、不正な球貸しが行われた
と判断する監視が行われる。ステップS43を経ると、
ステップS32に戻って処理を繰り返す。
【0158】B−2.監視装置1の割り込みルーチン 監視装置1の割り込みルーチンでは、図11(b)に示
すように、ステップS50で入力処理を行う。これは、
監視装置1の入力インターフェース回路(I/F)16
8にアミューズ通信信号SG3、売上げ信号SG4、セ
ーフ玉信号SG5、アウト玉信号SG6、図柄回転信号
SG7、大当り信号SG8、確変1信号SG9、確変2
信号SG10の何れかの信号が入力された際に、その入
力信号をトリガーとして割り込みがかかり、その入力さ
れた信号を保存しておく処理を行うものである。入力処
理で保存した信号は監視装置1のメインルーチンの処理
で使用される。次いで、ステップS51でタイマ処理を
行う。これにより、監視装置1において使用する各種の
タイマが作成され、例えば100ms等のタイマが作ら
れる。ステップS51を経ると、割り込みを終了する。
【0159】C−1.監視装置2のメインルーチン(ゼ
ネラルフロー) 図12(a)、(b)は監視装置2のメインルーチンお
よび割り込みルーチンをそれぞれ示すフローチャートで
ある。監視装置2のメインルーチンは監視装置2の電源
投入(パワーオン)と同時に開始される。監視装置2が
パワーオンすると、まずステップS60でCPU171
のイニシャライズ、RAM173のチェックおよびイニ
シャライズを行う。これにより、CPU171が初期化
され、システム内部のレジスタの設定処理、フラグのイ
ニシャライズ等が行われるとともに、RAM173の正
常判定処理、ワークエリアのイニシャライズ等が行われ
る。
【0160】次いで、ステップS61で島内集計処理を
行う。これにより、監視装置1より収集した遊技情報よ
り島単位のベース、割数の演算が行われてホールコンピ
ュータ113用のデータが作成されるとともに、第3者
機関用についても同様の演算が行われたり、各パチンコ
島111の各監視装置1の遊技情報を管理する処理が行
われる。監視装置2の島内集計処理によって収集された
遊技情報は、監視装置3、監視装置4によるポーリング
によって収集される。また、監視装置2の島内集計処理
によって作成されたデータは、ホールコンピュータ11
3により複数台の遊技情報の取得を行う場合に利用され
る。
【0161】次いで、ステップS62で閉店時のベース
監視処理を行う。これにより、遊技店100の閉店時に
本日の島単位のベースが異常であるか否かが判断され、
異常であれば監視装置4および外部通信装置123に異
常が送信される。次いで、ステップS63で島内10時
間判定処理を行う。これにより、島単位で遊技機10に
おける10時間実射試験の正当性が監視される。次い
で、ステップS64で設定変更処理を行う。これは、第
3者機関で島単位の遊技機性能を監視するための基準値
の設定値がコンソールPC122によって変更された場
合に、その変更された設定値を監視装置2で変更して記
憶するものである。
【0162】次いで、ステップS65で上位認証処理を
行う。これは、監視装置2が上位遊技機性能監視装置の
1つではあるが、監視装置2に対してネットワーク上で
上位に位置する監視装置4(上位遊技機性能監視装置)
との間で相互認証を行うもので、相互認証を行うことに
より、監視装置2の不正を防止し、遊技機性能の監視精
度を高めるためである。次いで、ステップS66で下位
認証処理を行う。これは、監視装置2が監視装置0およ
び監視装置1に対して上位に位置する上位遊技機性能監
視装置であり、下位遊技機性能監視装置としての監視装
置0および監視装置1との間で相互認証を行うもので、
相互認証を行うことにより、監視装置2の不正を防止
し、遊技機性能の監視精度を高めるためである。
【0163】次いで、ステップS67で定時バックアッ
プ処理を行う。これにより、所定時間毎に現在のメモリ
内容(RAM173の内容)がバックアップメモリ(E
EPROM174)に転送されてバックアップされる。
次いで、ステップS68で計数機監視装置処理を行う。
これにより、計数機監視装置114の出力に基づいて球
計数機115の不正が監視される。次いで、ステップS
69で島金庫監視装置処理を行う。これにより、島金庫
監視装置116の出力に基づいて島金庫117の不正が
監視される。次いで、ステップS70でポーリング要求
処理1を行う。これにより、当該監視装置2が担当する
パチンコ島111に配置されている複数の監視装置1に
対してポーリング要求を出してP機加工情報を受信する
ことになる。
【0164】次いで、ステップS71でブラウジング応
答処理4を行う。これは、情報収集装置112からのブ
ラウジング要求に応答して、島単位の遊技情報を情報収
集装置112に送信するものである。次いで、ステップ
S72でポーリング応答処理4を行う。これは、監視装
置4から監視装置2に対してポーリング要求が出された
場合に、このポーリング要求に応答して当該監視装置2
が担当するパチンコ島111に配置されている複数の監
視装置1から集計した島単位の遊技情報を監視装置4に
送信するものである。次いで、ステップS73でポーリ
ング応答処理3を行う。これは、監視装置3から監視装
置2に対してポーリング要求が出された場合に、このポ
ーリング要求に応答して当該監視装置2が担当するパチ
ンコ島111に配置されている複数の監視装置1から集
計した島単位の遊技情報を監視装置3に送信するもので
ある。ステップS73を経ると、ステップS61に戻っ
て処理を繰り返す。
【0165】C−2.監視装置2の割り込みルーチン 監視装置2の割り込みルーチンでは、図12(b)に示
すように、ステップS80でタイマ処理を行う。これに
より、監視装置2において使用する各種のタイマが作成
され、例えば100ms等のタイマが作られる。ステッ
プS80を経ると、割り込みを終了する。
【0166】D−1.監視装置3のメインルーチン(ゼ
ネラルフロー) 図13(a)、(b)は監視装置3のメインルーチンお
よび割り込みルーチンをそれぞれ示すフローチャートで
ある。監視装置3のメインルーチンは監視装置3の電源
投入(パワーオン)と同時に開始される。監視装置3が
パワーオンすると、まずステップS90でCPUのイニ
シャライズ、RAMのチェックおよびイニシャライズを
行う。これにより、監視装置3のCPU(図示略)が初
期化され、システム内部のレジスタの設定処理、フラグ
のイニシャライズ等が行われるとともに、RAM(図示
略)の正常判定処理、ワークエリアのイニシャライズ等
が行われる。
【0167】次いで、ステップS91で機種別集計処理
を行う。これにより、監視装置2より収集した遊技情報
より機種単位のベース、割数の演算が行われてホールコ
ンピュータ113用のデータが作成されるとともに、第
3者機関用についても同様の演算が行われ、各パチンコ
島111の各監視装置2の遊技情報を管理する処理が行
われる。また、監視装置3の機種別集計処理によって作
成されたデータは、ホールコンピュータ113により機
種別の遊技情報の取得を行う場合に利用される。次い
で、ステップS92で機種別一万回判定処理を行う。こ
れにより、監視装置2より収集した遊技情報より機種別
の特図の累計試行回数が一万回になった場合に、大当り
回数が基準以内か否かが判断され、異常であれば監視装
置4および外部通信装置123に異常が送信される。す
なわち、第3者機関による機種別の遊技機性能の監視が
行われることになる。
【0168】次いで、ステップS93で機種別10時間
判定処理を行う。これにより、監視装置2より収集した
遊技情報より機種別の累計アウト数が6万発になった場
合に、規定内の出玉率であるか否かが判断され、異常で
あれば監視装置4および外部通信装置123に異常が送
信される。すなわち、第3者機関による機種別の遊技機
性能の監視が行われることになる。次いで、ステップS
94で設定変更処理を行う。これは、第3者機関で遊技
機性能を監視するための基準値の設定値がコンソールP
C122によって変更された場合に、その変更された設
定値を監視装置3で変更して記憶するものである。
【0169】次いで、ステップS95で上位認証処理を
行う。これは、監視装置3が上位遊技機性能監視装置の
1つではあるが、監視装置3に対してネットワーク上で
上位に位置する監視装置4(上位遊技機性能監視装置)
との間で相互認証を行うもので、相互認証を行うことに
より、監視装置3の不正を防止し、遊技機性能の監視精
度を高めるためである。次いで、ステップS96でポー
リング要求処理3を行う。これにより、監視装置装置3
から監視装置2に対してポーリング要求が出力され、監
視装置2が担当するパチンコ島111に配置されている
複数の監視装置1の収集した遊技情報を監視装置2から
受信することになる。
【0170】次いで、ステップS97でブラウジング応
答処理2を行う。これは、情報収集装置112からのブ
ラウジング要求に応答して、機種別の遊技情報を情報収
集装置112に送信するものである。次いで、ステップ
S98で定時バックアップ処理を行う。これにより、所
定時間毎に現在のメモリ内容(RAMの内容)がバック
アップメモリ(EEPROM)に転送されてバックアッ
プされる。次いで、ステップS99で閉店時のベース監
視処理を行う。これにより、遊技店100の閉店時に本
日の機種別ベースが異常であるか否かが判断され、異常
であれば監視装置4および外部通信装置123に異常が
送信される。ステップS99を経ると、ステップS91
に戻って処理を繰り返す。
【0171】D−2.監視装置3の割り込みルーチン 監視装置3の割り込みルーチンでは、図13(b)に示
すように、ステップS100でタイマ処理を行う。これ
により、監視装置3において使用する各種のタイマが作
成され、例えば100ms等のタイマが作られる。ステ
ップS100を経ると、割り込みを終了する。
【0172】E−1.監視装置4のメインルーチン(ゼ
ネラルフロー) 図14(a)、(b)は監視装置4のメインルーチンお
よび割り込みルーチンをそれぞれ示すフローチャートで
ある。監視装置4のメインルーチンは監視装置4の電源
投入(パワーオン)と同時に開始される。監視装置4が
パワーオンすると、まずステップS110でCPUのイ
ニシャライズ、RAMのチェックおよびイニシャライズ
を行う。これにより、監視装置4のCPU(図示略)が
初期化され、システム内部のレジスタの設定処理、フラ
グのイニシャライズ等が行われるとともに、RAM(図
示略)の正常判定処理、ワークエリアのイニシャライズ
等が行われる。
【0173】次いで、ステップS111で店内集計処理
を行う。これにより、監視装置2より収集した遊技情報
よりP機全体のベース、割数の演算が行われてホールコ
ンピュータ113用のデータが作成されるとともに、第
3者機関用についても同様に演算が行われて、第3者機
関用遊技情報が整理されてファイル化される。このと
き、図40に示すように全台について遊技情報を管理す
るファイルが作成される。このファイル情報は外部通信
装置123を介して第3者機関より取得できる。
【0174】ここで、図40に示す遊技情報ファイルは
遊技店100に設置されている全遊技機10(全台)に
ついて作成され、その内容は以下のような情報である。 ・論理ID 監視装置番号で、ここでは監視装置1を論理的に識別す
る番号である。 ・ノード番号 通信ネットワーク上での端末(監視装置1)のノード番
号(端末番号)である。以下、各データは現在値に対し
て所定のタイミングでタイムラベルを付けた累積情報と
して格納することにより作成される。なお、割数、確
率、ベースの各情報は監視装置4にて演算し作成され
る。また、異常情報は監視装置4に対して各監視装置
0、1、2、3から送られてくる情報に基づいて異常情
報(発生順)を格納するエリアである。図40に示す遊
技情報ファイルは第3者機関によりアクセスされ、異常
の監視だけでなく、詳細な遊技情報を確認することも可
能である。また、この遊技情報ファイルは1日で(例え
ば、閉店時に)クリアしてもよいし、あるいは遊技情報
ファイル内の各データを累積して格納しておくようにし
てもよい。
【0175】次いで、ステップS112で第3者機関ア
クセス処理を行う。これにより、第3者機関に対して上
記のようにファイル化した遊技情報が渡される。次い
で、ステップS113で店内10時間判定処理を行う。
これにより、下位の監視装置2より収集した遊技情報に
基づき店内における全台の累計アウト数が6万発になっ
た場合に、規定内の出玉率であるか否かが判断され、異
常であれば外部通信装置123に異常が送信され、最終
的に第3者機関に報知される。すなわち、第3者機関に
よる全台の遊技機性能の監視が行われることになる。
【0176】次いで、ステップS114で設定変更処理
を行う。これは、第3者機関で遊技機性能を監視するた
めの基準値の設定値がコンソールPC122で変更され
た場合に、その変更された設定値を監視装置4で変更し
て記憶するものである。次いで、ステップS115で上
位認証処理を行う。これは、監視装置4は上位遊技機性
能監視装置の1つではあるが、監視装置4に対してネッ
トワーク上で他の上位遊技機性能監視装置である監視装
置2、3、5との間で相互認証を行うもので、相互認証
を行うことにより、監視装置4の不正を防止し、遊技機
性能の監視精度を高めるためである。次いで、ステップ
S116で定時バックアップ処理を行う。これにより、
所定時間毎に現在のメモリ内容(RAMの内容)がバッ
クアップメモリ(EEPROM)に転送されてバックア
ップされる。次いで、ステップS117で異常受信処理
を行う。これにより、監視装置0あるいは監視装置1に
よって遊技機性能の異常が判断された場合に、監視装置
0あるいは監視装置1から送信されてくる異常情報を監
視装置4で受信し、その異常情報を記憶することにな
る。
【0177】次いで、ステップS118でポーリング要
求処理4を行う。これにより、監視装置4から監視装置
2に対してポーリング要求が出力され、監視装置2が担
当するパチンコ島111に配置されている複数の監視装
置1の収集した遊技情報を監視装置2から受信すること
になる。次いで、ステップS119でブラウジング応答
処理3を行う。これは、情報収集装置112からのブラ
ウジング要求に応答して、全台の遊技情報を情報収集装
置112に送信するものである。次いで、ステップS1
20で閉店時のベース監視処理を行う。これにより、遊
技店100の閉店時に本日の全台のベースが異常である
か否かが判断され、異常であれば外部通信装置123に
異常が送信され、最終的に第3者機関に報知される。ス
テップS120を経ると、ステップS111に戻って処
理を繰り返す。
【0178】E−2.監視装置4の割り込みルーチン 監視装置4の割り込みルーチンでは、図14(b)に示
すように、ステップS121でタイマ処理を行う。これ
により、監視装置4において使用する各種のタイマが作
成され、例えば100ms等のタイマが作られる。ステ
ップS121を経ると、割り込みを終了する。
【0179】F−1.監視装置5のメインルーチン(ゼ
ネラルフロー) 図15(a)、(b)は監視装置5のメインルーチンお
よび割り込みルーチンをそれぞれ示すフローチャートで
ある。監視装置5のメインルーチンは監視装置5の電源
投入(パワーオン)と同時に開始される。監視装置5が
パワーオンすると、まずステップS130でCPUのイ
ニシャライズ、RAMのチェックおよびイニシャライズ
を行う。これにより、監視装置5のCPU(図示略)が
初期化され、システム内部のレジスタの設定処理、フラ
グのイニシャライズ等が行われるとともに、RAM(図
示略)の正常判定処理、ワークエリアのイニシャライズ
等が行われる。
【0180】次いで、ステップS131で異常受信処理
を行う。これにより、監視装置0によって遊技機性能の
異常が判断された場合に、監視装置0から送信されてく
る異常情報(図17に示す監視装置0のステータス情
報)を監視装置5で受信し、その異常情報を記憶するこ
とになる。次いで、ステップS132でP台イベント受
信処理を行う。これは、監視装置1からP機の状態が変
化したという情報(図18に示すような大当り発生、打
ち止め発生、セーフ断線等のイベント情報)を監視装置
5で受信するものである。次いで、ステップS133で
上位認証処理を行う。これは、監視装置5は上位遊技機
性能監視装置の1つではあるが、監視装置5に対してネ
ットワーク上で他の上位遊技機性能監視装置である監視
装置4との間で相互認証を行うもので、相互認証を行う
ことにより、監視装置5の不正を防止し、遊技機性能の
監視精度を高めるためである。
【0181】次いで、ステップS134で定時バックア
ップ処理を行う。これにより、所定時間毎に現在のメモ
リ内容(RAMの内容)がバックアップメモリ(EEP
ROM)に転送されてバックアップされる。次いで、ス
テップS135でブラウジング応答処理5を行う。これ
は、情報収集装置112からのブラウジング要求に応答
して、監視装置0、監視装置1、計数機監視装置11
4、島金庫監視装置116からの状態変化情報を情報収
集装置112に送信するものである。ステップS135
を経ると、ステップS131に戻って処理を繰り返す。
【0182】F−2.監視装置5の割り込みルーチン 監視装置5の割り込みルーチンでは、図15(b)に示
すように、ステップS140でタイマ処理を行う。これ
により、監視装置5において使用する各種のタイマが作
成され、例えば100ms等のタイマが作られる。ステ
ップS1401を経ると、割り込みを終了する。
【0183】G.演算処理装置チェック 次に、演算処理装置チェックに関するサブルーチンにつ
いて説明する。図19は演算処理装置チェックのサブル
ーチンを示すフローチャートである。演算処理装置20
0をチェックする過程では、演算処理装置200、監視
装置0、監視装置1、監視装置4および外部通信装置1
23において関連する処理が行われる。演算処理装置2
00の正当性を判断する場合、まず監視装置1のメイン
ルーチンの演算処理装置チェック処理において、ステッ
プS150でID要求を演算処理装置200に送信す
る。これは、監視装置1と対になっている(つまり監視
装置1が監視対象としている)遊技機10における遊技
制御基板137に内蔵されている演算処理装置200に
対してIDを要求するものである。演算処理装置200
ではステップS151でID要求を受信すると、ステッ
プS152でIDを監視装置1に送信する。IDは演算
処理装置200の正当性を判断する情報であり、予め演
算処理装置200に格納(例えば、ROM202に格
納)されている。次いで、演算処理装置200はステッ
プS153で通常動作を開始し、今回のルーチンを終了
する。これにより、演算処理装置200の作動が始まっ
て遊技が行われるようになる。
【0184】監視装置1ではステップS154で演算処
理装置200から送信されたIDを受信し、ステップS
155で受信したIDが正常であるか(正規なものであ
るか)否かを判別する。なお、チェック用のID(つま
り演算処理装置判定基準情報)は予めコンソールPC1
22より監視装置1に対して設定(EEPROM164
に格納)されている。チェック用のIDはコンソールP
C122によって設定する例に限らず、例えば外部通信
装置123を介して第3者機関によって設定してもよい
し、あるいは予め監視装置1のEEPROM164に格
納しておいてもよい。ステップS155の判別結果で、
受信したIDが正常であれば、メインルーチンにリター
ンする。したがって、メインルーチンでは、IDが正常
という判断に従ってその後の処理が行われる。一方、演
算処理装置200のIDが正常でない場合(例えば、偽
造された演算処理装置である場合)には、ステップS1
56に進んでIDの異常を監視装置0、監視装置4およ
び外部通信装置123に送信する。
【0185】監視装置0では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS157でIDの異常を受信
すると、ステップS158に進んで異常P台の発射をオ
フし、メインルーチンにリターンする。これにより、監
視装置0から該当する遊技機10にP台発射制御信号S
G2が出力され、遊技球の発射が停止される。すなわ
ち、遊技機10の動作が不能動化される。したがって、
演算処理装置200が偽造されてIDが正規のものでな
い場合には、遊技を継続できなくなり、不正を防止する
ことができる。なお、ステップS158では異常P台の
発射をオフしているが、これに限らず、例えばP台電源
制御信号SG1を出力し、異常P台の電源をオフしても
よい。
【0186】監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS159でIDの異常を受信
すると、ステップS160に進んで異常端末(すなわ
ち、異常P台を識別可能なノード番号:端末番号)を記
憶し、メインルーチンにリターンする。これは、図40
に示すファイル(特に、異常の項目)に記録するためで
ある。外部通信装置123では異常送信処理において、
ステップS161でIDの異常を受信すると、ステップ
S162に進んでID異常という情報を公衆回線135
を介して第3者機関装置136に送信し、処理を終了す
る。これにより、第3者機関では演算処理装置200の
IDが異常であるP機を把握することができる。
【0187】H.500回判定処理 次に、500回判定処理に関するサブルーチンについて
説明する。図20は500回判定処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。500回判定処理の過程で
は、監視装置0、監視装置1、監視装置4および外部通
信装置123において関連する処理が行われる。まず、
監視装置1のメインルーチンの500回判定処理におい
て、ステップS170でP機の試行回数は500回であ
るか(特図の変動回数が500回か)否かを判別し、5
00回未満であればリターンして処理を繰り返す。50
0回になると、ステップS171に進んで試行回数をク
リアする。これは、例えば試行回数をカウントしている
カウンタをクリアするものである。次いで、ステップS
172で大当り回数は基準内であるか否かを判別する。
これは、第1種の遊技機10について条件装置作動図柄
の組み合せ確率の監視を行うもので、ステップS172
の判定基準値はコンソールPC122を使用して第3者
機関で設定される。
【0188】ステップS172の判別結果で大当り回数
が基準内であれば、条件装置作動図柄の組み合せ確率が
正常であると判断して、ステップS174にジャンプ
し、大当り回数をクリアする。これは、例えば大当り回
数をカウントしているカウンタをクリアするものであ
る。一方、ステップS172の判別結果で大当り回数が
基準内でなければ、条件装置作動図柄の組み合せ確率が
異常であると判断して、ステップS173に進んで条件
装置作動図柄の組み合せ確率の異常を監視装置0、監視
装置4および外部通信装置123に送信する。
【0189】監視装置0では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS175で条件装置作動図柄
の組み合せ確率の異常を受信すると、ステップS176
に進んで異常P台の発射をオフし、メインルーチンにリ
ターンする。これにより、監視装置0から該当する遊技
機10にP台発射制御信号SG2が出力されて遊技球の
発射が停止され、遊技機10の動作が不能動化される。
したがって、条件装置作動図柄の組み合せ確率に異常が
ある場合(例えば、演算処理装置200が偽造されて大
当り確率が変更されている場合、あるいは不正が行われ
て大当りの発生が著しく多い場合等)には、遊技を継続
できなくなり、不正を防止することができる。なお、ス
テップS176では異常P台の発射をオフしているが、
これに限らず、例えば異常P台の発射をオフしないよう
にしてもよい。
【0190】監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS177で条件装置作動図柄
の組み合せ確率の異常を受信すると、ステップS178
に進んで異常端末(すなわち、異常P台を特定できるノ
ード番号)を記憶し、メインルーチンにリターンする。
これにより、図40に示すファイルの異常の項目に条件
装置作動図柄の組み合せ確率の異常が記録されることに
なる。外部通信装置123では異常送信処理において、
ステップS179で条件装置作動図柄の組み合せ確率の
異常を受信すると、ステップS180に進んで条件装置
作動図柄の組み合せ確率の異常という情報を公衆回線1
35を介して第3者機関装置136に送信し、処理を終
了する。これにより、第3者機関ではP機の条件装置作
動図柄の組み合せ確率の異常を把握することができる。
【0191】I.10時間判定処理(P台) 次に、10時間判定処理に関するサブルーチンについて
説明する。図21は10時間判定処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。10時間判定処理の過程で
は、監視装置0、監視装置1、監視装置4および外部通
信装置123において関連する処理が行われる。まず、
監視装置1のメインルーチンの10時間判定処理におい
て、ステップS181でP機のアウト数が6万発である
か否かを判別し、アウト数が6万発未満であればリター
ンして処理を繰り返す。アウト数が6万発になると、ス
テップS182に進んでアウト数をクリアする。これ
は、例えばアウト数をカウントしているカウンタをクリ
アするものである。次いで、ステップS183で規定の
出玉率であるか否かを判別する。これは、10時間実射
における監視を行うもので、具体的には1分間で最大1
00個発射したときの10時間の総発射個数(6万発)
に対し、獲得球数(セーフ数)が(60000/2)〜
(60000×2)の範囲(規定の出玉率の範囲)に入
っているかどうかを判断するものである。10時間実射
における監視の判定基準値はコンソールPC122を使
用して第3者機関で設定される。
【0192】ステップS183の判別結果で規定の出玉
率に入っていれば、10時間実射の結果が正常であると
判断して、メインルーチンにリターンする。一方、ステ
ップS183の判別結果で規定の出玉率に入っていなけ
れば、10時間実射の結果が異常であると判断して、ス
テップS184に進んで10時間実射の異常を監視装置
0、監視装置4および外部通信装置123に送信する。
【0193】監視装置0では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS185で10時間実射の異
常を受信すると、ステップS186に進んで異常P台の
発射をオフし、メインルーチンにリターンする。これに
より、監視装置0から該当する遊技機10にP台発射制
御信号SG2が出力されて遊技球の発射が停止され、遊
技機10の動作が不能動化される。したがって、10時
間実射に異常がある場合(例えば、釘の著しい不当な調
整、あるいは不正が行われて大当りの発生が著しく多い
場合等)には、遊技を継続できなくなり、不正を防止す
ることができる。なお、ステップS186では異常P台
の発射をオフしているが、これに限らず、例えば異常P
台の発射をオフしないようにしてもよい。
【0194】監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS187で10時間実射の異
常を受信すると、ステップS188に進んで異常端末
(すなわち、異常P台を特定できるノード番号)を記憶
し、メインルーチンにリターンする。これにより、図4
0に示すファイルの異常の項目に10時間実射の異常が
記録されることになる。外部通信装置123では異常送
信処理において、ステップS189で10時間実射の異
常を受信すると、ステップS190に進んで10時間実
射の異常という情報を公衆回線135を介して第3者機
関装置136に送信し、処理を終了する。これにより、
第3者機関ではP機の10時間実射の異常を把握するこ
とができる。
【0195】J.P台イベント処理 次に、P台イベント処理に関するサブルーチンについて
説明する。図22はP台イベント処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。P台イベント処理の過程で
は、監視装置1および監視装置5において関連する処理
が行われる。まず、監視装置1のメインルーチンのP台
イベント処理において、ステップS191で当該監視装
置1の監視対象となっているP台からP台イベント信号
の入力を受け入れる。これは、P台からは売上げ信号S
G4、セーフ玉信号SG5、アウト玉信号SG6、図柄
回転信号SG7、大当り信号SG8、確変1信号SG
9、確変2信号SG10の入力の受け入れが可能である
が、これらの信号は常時入力されるものではなく、該当
するイベント(例えば、球貸しというイベントが発生す
ると、売上げ信号SG4が入力される等)の発生に応じ
て入力されるものであり、ステップS191ではイベン
トの発生があった場合に、当該イベントに対応した信号
を受け入れることになる。
【0196】次いで、ステップS192でP台からP台
イベント信号の入力があったか否かを判別し、P台イベ
ント信号の入力がなければメインルーチンにリターンす
る。P台イベント信号の入力があれば、ステップS19
3に進んで店用遊技情報を加工する。これは、監視装置
1がP台イベント信号の入力からP台の遊技情報を収集
し、演算して図16(a)に示すような現在値(累積
値)を作成し、その後、ベース、割数等の遊技店100
側で管理する情報に加工するものである。次いで、ステ
ップS194で第3者機関用遊技情報を加工する。これ
は、監視装置1が図16(a)に示すような現在値(累
積値)の作成結果に基づいて第3者機関で監視するため
の情報(例えば、前述したベース監視等)に加工するも
のである。
【0197】次いで、ステップS195で状態変化があ
るか否かを判別する。これは、図18に示すような監視
装置1のステータス情報が変化したか否かを判断するも
ので、ステップS193で加工された情報に基づいて状
態変化が無ければ、メインルーチンにリターンする。一
方、状態変化があれば、ステップS196に進んでP台
状態変化の情報(図18(a)の監視装置1のステータ
ス情報)を監視装置5へ送信する。監視装置5では、メ
インルーチンのP台イベント受信処理において、ステッ
プS197でP台状態変化の情報を受信しリターンす
る。これにより、監視装置5では監視装置1を介して各
P機のステータスを把握する。そして、監視装置5は情
報収集装置112から要求があれば、各P機のステータ
スを情報収集装置112に渡す。
【0198】K.定時収集処理 次に、定時収集処理に関するサブルーチンについて説明
する。図23(a)は定時収集処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。定時収集処理の過程では、監
視装置1、2、3、4において関連する処理が行われ
る。まず、監視装置2のメインルーチンのポーリング要
求処理1において、ステップS200で定時要求タイミ
ング(例えば、6分毎)であるか否かを判別する。定時
要求タイミングでなければ、メインルーチンにリターン
する。定時要求タイミングであれば、ステップS201
に進んでポーリング端末番号を更新する。これは、監視
装置2により当該パチンコ島111にある全ての監視装
置1から順次ポーリングによって遊技情報を収集するた
めに、監視装置1の端末番号を更新(つまりポーリング
の要求先を更新)していくものである。次いで、ステッ
プS202で更新した端末番号に対応するポーリング要
求を監視装置1に対して送信する。
【0199】監視装置1では、メインルーチンのポーリ
ング応答処理1において、ステップS204で監視装置
2から送信されてきたポーリング要求を受信し、ステッ
プS205でポーリング要求があるか否かを判別する。
ポーリング要求がなければ、メインルーチンにリターン
する。ポーリング要求があれば、ステップS206に進
んでP機加工遊技情報を監視装置2に送信しリターンす
る。これにより、監視装置1が該当するP機から収集し
て演算した図16(a)に示すような遊技情報(現在
値)が監視装置2に渡される。監視装置2ではステップ
S203で監視装置1から送信されてきたP機加工遊技
情報を受信しリターンする。このようにして、監視装置
2から監視装置1に対して定時要求タイミングでポーリ
ング端末番号が逐次更新され、全ての監視装置1からの
P機加工遊技情報が監視装置2によって収集される。
【0200】上記は監視装置2から監視装置1をポーリ
ング要求して遊技情報を収集する処理であるが、このよ
うにポーリングによって遊技情報を定時収集する処理
は、図23(b)に示すように、他の監視装置間におい
ても行われる。 ・機種毎の遊技情報を収集するための監視装置3からパ
チンコ島111に配置されている監視装置2に対してポ
ーリング要求を出し、監視装置2ではポーリング応答処
理3を実行する。これにより、監視装置3により機種毎
の遊技情報の収集が行われる。 ・遊技店100全体の遊技情報を収集するための監視装
置4からパチンコ島111に配置されている監視装置2
に対してポーリング要求を出し、監視装置2ではポーリ
ング応答処理4を実行する。これにより、監視装置4に
より遊技店100全体の遊技情報の収集が行われる。
【0201】L.履歴情報収集処理 次に、履歴情報収集処理に関するサブルーチンについて
説明する。図24は履歴情報収集処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。履歴情報収集処理の過程で
は、監視装置1、情報収集装置112、ホールコンピュ
ータ113において関連する処理が行われる。まず、情
報収集装置112におけるメンルーチンのポーリング要
求処理2において、ステップS210で定時要求タイミ
ング(例えば、6分毎)であるか否かを判別する。定時
要求タイミングでなければ、ステップS214にジャン
プする。定時要求タイミングであれば、ステップS21
1に進んでポーリング端末番号を更新する。これは、情
報収集装置112により当該パチンコ島111にある全
ての監視装置1から順次ポーリングによって遊技情報を
収集するために、監視装置1の端末番号を更新(つまり
ポーリングの要求先を更新)していくものである。次い
で、ステップS212で更新した端末番号に対応するポ
ーリング要求を監視装置1に対して送信する。
【0202】監視装置1では、メインルーチンのポーリ
ング応答処理2において、ステップS216で情報収集
装置112から送信されてきたポーリング要求を受信
し、ステップS217でポーリング要求があるか否かを
判別する。ポーリング要求がなければ、メインルーチン
にリターンする。ポーリング要求があれば、ステップS
218に進んでP機加工遊技履歴情報を情報収集装置1
12に送信しリターンする。これにより、監視装置1が
該当するP機から収集して演算した図16(b)に示す
ような遊技履歴情報が情報収集装置112に渡される。
このとき、遊技履歴情報は差分が渡される。情報収集装
置112ではステップS213で監視装置1から送信さ
れてきたP機加工遊技履歴情報(差分)を受信し、差分
を結合してP機加工遊技履歴情報として管理し、ステッ
プS214に進む。
【0203】ここで、図16(b)に示す遊技履歴情報
について説明すると、この遊技履歴情報は監視装置1が
所定のタイミングで遊技情報の現在値をタイムラベルを
付けて履歴情報として格納することによって作成され
る。その後、情報収集装置112が遊技履歴情報の差分
をポーリングして収集することになる。図16(b)に
示す遊技履歴情報では、例えば履歴1の中には、図16
(a)に示すような21項目のデータが全て所定のタイ
ミングで遊技情報の現在値をタイムラベルを付けて履歴
情報として格納されている。次いで、次回のタイミング
(例えば、大当り発生時、大当り終了時、あるいは6分
毎)に、同様に21の項目を有する履歴2がそのときの
遊技情報の現在値にタイムラベルを付けて履歴情報とし
て格納されることになる。以下同様に、所定のタイミン
グ毎に履歴3、履歴4、・・・・という具合に遊技情報
の現在値にタイムラベルを付けて履歴情報として格納さ
れていく。
【0204】一方、ホールコンピュータ113ではスラ
ンプグラフ要求処理のステップS219において、スラ
ンプグラフ作成のために該当する遊技機情報を情報収集
装置112に要求する。これに応答して、情報収集装置
112ではステップS214でホールコンピュータ11
3からの要求情報を受信し、ステップS215で要求さ
れた遊技機情報(P機加工遊技履歴情報)をホールコン
ピュータ113に送信してリターンする。これにより、
ホールコンピュータ113ではステップS220で情報
収集装置112より該当する遊技機情報を受信し、ステ
ップS221で該当する遊技機情報を表示(例えば、ス
ランプグラフ等)して処理を終了する。このようにし
て、情報収集装置112から監視装置1に対して定時要
求タイミングでポーリング端末番号が逐次更新され、全
ての監視装置1からのP機加工遊技履歴情報が差分とし
て情報収集装置112によって収集される。また、情報
収集装置112はホールコンピュータ113からの要求
に応じて遊技機情報(P機加工遊技履歴情報)を送信
し、ホールコンピュータ113でスランプグラフ等の表
示が行われる。
【0205】M.ブラウジング処理 次に、ブラウジング処理に関するサブルーチンについて
説明する。図25はブラウジング処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。ブラウジング処理の過程で
は、監視装置1〜5、情報収集装置112、ホールコン
ピュータ113において関連する処理が行われる。ま
ず、ホールコンピュータ113の遊技情報要求処理にお
けるステップS231で該当する遊技情報(例えば、遊
技情報の現在値、島単位のベース等)を情報収集装置1
12に対して要求する。情報収集装置112ではメイン
ルーチンのブラウジング要求処理において、ステップS
232でホールコンピュータ113から送信されてきた
遊技情報要求を受信し、ステップS233で該当する監
視装置を選択する。この場合、ホールコンピュータ11
3からの遊技情報要求が遊技情報の現在値(図16
(a)の情報)であれば、監視装置1を選択し、島単位
のベース、割数等の情報あるいはパチンコ島111が管
理する複数の監視装置1の遊技情報の現在値であれば監
視装置2を選択し、機種毎のベース、割数等の情報であ
れば監視装置3を選択し、P機全体のベース、割数等の
情報であれば監視装置4を選択し、さらにステータス情
報(状態変化情報)であれば監視装置5を選択する。
【0206】ステップS234では、選択した監視装置
(1〜5の何れか)に対してブラウジング要求を送信す
る。監視装置1〜5では、メインルーチンにおけるブラ
ウジング応答処理のステップS235において情報収集
装置112から送信されてきたブラウジング要求を受信
し、ステップS236でブラウジング要求があるか否か
を判別する。ブラウジング要求がなければ、メインルー
チンにリターンする。ブラウジング要求があれば、ステ
ップS237に進んで該当する遊技情報を情報収集装置
112に送信しリターンする。これにより、情報収集装
置112で監視装置1が選択されてブラウジング要求が
あった場合には遊技情報の現在値(図16(a)の情
報)が監視装置1から情報収集装置112に送信され、
監視装置2が選択されてブラウジング要求があった場合
には島単位のベース、割数等の情報あるいはパチンコ島
111が管理する複数の監視装置1の遊技情報の現在値
が監視装置2から情報収集装置112に送信され、監視
装置3が選択されてブラウジング要求があった場合には
機種毎のベース、割数等の情報が監視装置3から情報収
集装置112に送信され、監視装置4が選択されてブラ
ウジング要求があった場合にはP機全体のベース、割数
等の情報が監視装置4から情報収集装置112に送信さ
れ、さらに監視装置5が選択されてブラウジング要求が
あった場合にはステータス情報(状態変化情報)が監視
装置5から情報収集装置112に送信される。
【0207】情報収集装置112ではステップS238
で監視装置1〜5の何れかから送信されてきた遊技情報
を受信し、ステップS239で該当する遊技情報をホー
ルコンピュータ113に送信し、リターンする。ホール
コンピュータ113では、ステップS240で情報収集
装置112から送信されてきた監視装置1〜5の何れの
遊技情報を受信し、ステップS241で該当する遊技情
報を画面に表示して今回の処理を終了する。このよう
に、ホールコンピュータ113では情報収集装置112
に対してブラウジング要求を出すと、情報収集装置11
2で該当する監視装置を選択し、選択した監視装置から
遊技情報を受信し、ホールコンピュータ113に渡し、
ホールコンピュータ113では要求した情報に基づいて
処理が行われる。
【0208】N−1.下位認証処理 次に、下位認証処理に関するサブルーチンについて説明
する。図26は下位認証処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。ここでの下位認証処理は監視装置2
とネットワーク上の下位である監視装置0および監視装
置1との間で相互認証を行うものであり、この場合は監
視装置0および監視装置1から監視装置2に対してID
要求を出す処理である。下位認証処理の過程では、監視
装置0〜2、外部通信装置123において関連する処理
が行われる。まず、監視装置0および監視装置1の下位
認証処理におけるステップS251でID要求タイミン
グであるか否かを判別する。ID要求タイミングは、例
えば所定間隔毎として監視装置2と監視装置0および監
視装置1との間で相互認証が行われるようにする。ID
要求タイミングでなければ、今回のルーチンを終了して
リターンする。ID要求タイミングであれば、ステップ
S252に進んでID要求を監視装置0(あるいは監視
装置1:監視装置1の処理も同じ、以下、図26で同
様)から監視装置2に対して送信する。
【0209】監視装置2では、メインルーチンの下位認
証処理において、ステップS253で監視装置0(ある
いは監視装置1)からのID要求タイミングを受信し、
これに応答してステップS254でIDを監視装置0
(あるいは監視装置1)に送信しリターンする。なお、
監視装置2のIDは予め第3者機関によって正規のもの
が格納(例えば、ROM172に格納)されている。な
お、IDを予め格納しておくのではなく、例えば監視装
置2を遊技店100に設置するときに第3者機関がコン
ソールPC122を操作して設定(つまり監視装置2の
EEPROM174に格納)するようにしてもよい。
【0210】監視装置0(あるいは監視装置1)では、
ステップS255で各端末からIDを受信(ここでは、
監視装置2から送信されてきたIDを受信)する処理を
行う。なお、監視装置2からIDが送信されてこない場
合も有り得るので、以下のステップS256でID要求
に対する応答が無しかも判断する。ステップS256で
は受信したIDに異常があるか、あるいはID要求に対
する応答が無しかを否かを判別する。ID要求に対する
応答があり、かつ受信したIDに異常がなければ(正規
のIDであれば)、監視装置0(あるいは監視装置1)
は監視装置2を認証しリターンする。これにより、監視
装置0(あるいは監視装置1)から監視装置2が認証さ
れたことになる。
【0211】一方、ステップS256でIDに異常があ
った場合、あるいはID要求に対する応答が無い場合に
はステップS257に進んでID異常を外部通信装置1
23に送信しリターンする。外部通信装置123では、
異常送信処理のステップS258において監視装置0
(あるいは監視装置1)からID異常を受信し、次い
で、ステップS259でID異常を第3者機関に送信
(すなわち、公衆回線135を介して第3者機関装置1
36に送信)し、処理を終了する。これにより、第3者
機関では監視装置0(あるいは監視装置1)から監視装
置2に対してID要求を出した場合に監視装置2のID
が異常(あるいはID要求の応答が無い)という異常状
態を把握することができる。
【0212】N−2.下位認証処理 次に、下位認証処理であって監視装置2が監視装置0お
よび監視装置1に対してID要求を出すサブルーチンに
ついて説明する。図27は下位認証処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。ここでの下位認証処理は
監視装置2とネットワーク上の下位である監視装置0お
よび監視装置1との間で相互認証を行うものであり、こ
の場合は監視装置2から監視装置0および監視装置1に
対してID要求が出される。下位認証処理の過程では、
監視装置0〜2、外部通信装置123において関連する
処理が行われる。まず、監視装置2の下位認証処理にお
けるステップS261でID要求タイミングであるか否
かを判別する。ID要求タイミングは、例えば所定間隔
毎として監視装置2と監視装置0および監視装置1との
間で相互認証が行われるようにする。ID要求タイミン
グでなければ、今回のルーチンを終了してリターンす
る。ID要求タイミングであれば、ステップS262に
進んでID要求を監視装置2から監視装置0(あるいは
監視装置1:監視装置1の処理も同じ、以下、図27で
同様)に対して送信する。
【0213】監視装置0(あるいは監視装置1)では、
メインルーチンの下位認証処理において、ステップS2
63で監視装置2からのID要求タイミングを受信し、
これに応答してステップS264でIDを監視装置2に
送信しリターンする。なお、監視装置0(あるいは監視
装置1)のIDは予め第3者機関によって正規のものが
格納(例えば、監視装置0のROM142、あるいは監
視装置1のROM162に格納)されている。なお、I
Dを予め格納しておくのではなく、例えば監視装置0
(あるいは監視装置1)を遊技店100に設置するとき
に第3者機関がコンソールPC122を操作して設定
(つまり監視装置0のEEPROM144、あるいは監
視装置1のEEPROM164に格納)するようにして
もよい。
【0214】監視装置2では、ステップS265で各端
末からIDを受信(ここでは、監視装置0あるいは監視
装置1から送信されてきたIDを受信)する処理を行
う。なお、監視装置0(あるいは監視装置1)からID
が送信されてこない場合も有り得るので、以下のステッ
プS266でID要求に対する応答が無しかも判断す
る。ステップS266では受信したIDに異常がある
か、あるいはID要求に対する応答が無しかを否かを判
別する。ID要求に対する応答があり、かつ受信したI
Dに異常がなければ(正規のIDであれば)、監視装置
2は監視装置0(あるいは監視装置1)を認証しリター
ンする。これにより、監視装置2から監視装置0(ある
いは監視装置1)が認証されたことになる。
【0215】一方、ステップS266でIDに異常があ
った場合、あるいはID要求に対する応答が無い場合に
はステップS267に進んでID異常を外部通信装置1
23に送信しリターンする。外部通信装置123では、
異常送信処理のステップS268において監視装置2か
らID異常を受信し、次いで、ステップS269でID
異常を第3者機関に送信(すなわち、公衆回線135を
介して第3者機関装置136に送信)し、処理を終了す
る。これにより、第3者機関では監視装置2から監視装
置0(あるいは監視装置1)に対してID要求を出した
場合に監視装置0(あるいは監視装置1)のIDが異常
(あるいはID要求の応答が無い)という異常状態を把
握することができる。
【0216】O.異常監視処理 次に、異常監視処理のサブルーチンについて説明する。
図28は異常監視処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。異常監視処理の過程では、監視装置0、
1、4、5、外部通信装置123において関連する処理
が行われる。まず、監視装置0では、メインルーチンの
異常監視処理において、ステップS271でP台から異
常信号があるか否かを判別する。P台から異常信号と
は、金枠センサ71、木枠センサ85、磁石検出センサ
150、補給検出センサ151からの信号に基づいて図
17に示すような監視装置0のステータス情報(状態変
化情報)を演算し、これからP台の異常を判断(状態変
化を判断)するものである。P台から異常信号がなけれ
ば、今回のルーチンを終了してメインルーチンにリター
ンする。P台から異常信号があれば、ステップS272
に進んでP台の状態変化(図17の監視装置0のステー
タス)を監視装置5に送信するとともに、P台の異常を
監視装置4、外部通信装置123へも送信し、第3者機
関に送信する。
【0217】ここで、図17に示す監視装置0のステー
タス情報(状態変化情報)について説明すると、図17
(a)に示すように監視装置0は以下のような状態情報
を有している。 ・論理ID 監視装置番号で、ここでは監視装置0を論理的に識別す
る番号である。 ・ノード番号 通信ネットワーク上での端末(監視装置0)のノード番
号(端末番号)である。 ・時刻(時分) ステータス情報(状態変化情報)を収集したときの発生
時刻である。 ・監視装置0ステータス 監視装置0のステータス情報(例えば、2バイトで構
成)で、その内容は図17(b)に示され、ビット0〜
ビット6を使用した以下のようなものである。
【0218】・金枠開 ガラス枠12が開放された状態中にオン状態となるビッ
トである。 ・金枠開異常 設定時間内にガラス枠12が閉められない場合に、オン
状態となるビットである。 ・木枠開 額縁状前面枠11が開放された状態中にオン状態となる
ビットである。 ・木枠開異常 設定時間内に額縁状前面枠11が閉められない場合に、
オン状態となるビットである。 ・不正発生 不正検出中(例えば、不正な電磁波異常、磁石異常が発
生)にオン状態となるビットである。 ・補給検出 パチンコ島111からの遊技球の補給発生時にオン状態
となるビットである。 ・補給異常 設定時間中にパチンコ島111からの遊技球の補給がな
い場合に、オン状態となるビットである。
【0219】また、監視装置1でも同様にメインルーチ
ンの異常監視処理において、ステップS273でP台か
ら異常信号があるか否かを判別する。監視装置1におけ
るP台からの異常信号とは、図18に示すような監視装
置1のステータス情報(状態変化情報)のうち、断線異
常(例えば、セーフ断線)のものである。これは、断線
異常が特に重要な異常状態だからである(すなわち、正
常な断線、又は不正を目的の信号線加工が把握でき
る)。P台から異常信号がなければ、リターンする。P
台から異常信号があれば、ステップS274に進んでP
台の異常を監視装置4に送信するとともに、さらに外部
通信装置123にもP台の異常を送信する。
【0220】監視装置5では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS277で監視装置0からの
P台の異常を受信する。次いで、ステップS278で受
信した異常情報を記憶し、メインルーチンにリターンす
る。これにより、監視装置0のステータス情報を記憶す
る。監視装置4では、メインルーチンの異常受信処理に
おいて、ステップS279で監視装置0からのP台の異
常、あるいは監視装置1からのP台の異常を受信する。
次いで、ステップS280で受信した異常情報を記憶
し、メインルーチンにリターンする。これにより、監視
装置0あるいは監視装置1の異常情報を記憶する。すな
わち、図40に示すファイルの異常項目に記録されるこ
とになる。
【0221】外部通信装置123では、異常受信処理の
ステップS281で監視装置0からのP台の異常、ある
いは監視装置1からのP台の異常を受信する。次いで、
ステップS282で受信した異常情報を第3者機関に送
信(すなわち、公衆回線135を介して第3者機関装置
136に送信)し、処理を終了する。これにより、第3
者機関では外部通信装置123を介して監視装置0ある
いは監視装置1によって検出された異常状態を把握する
ことができる。
【0222】P.定時バックアップ処理 次に、定時バックアップ処理のサブルーチンについて説
明する。図29は定時バックアップ処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。定時バックアップ処理の
過程では、監視装置0〜5において関連する処理が行わ
れる。監視装置0(あるいは監視装置1〜5:監視装置
1〜5の処理も同じ、以下、図29で同様)では、メイ
ンルーチンの定時バックアップ処理において、ステップ
S290で定時バックアップタイミング(例えば、所定
間隔毎)であるか否かを判別する。定時バックアップタ
イミングでなければ、今回のルーチンを終了してメイン
ルーチンにリターンする。
【0223】定時バックアップタイミングであれば、ス
テップS291に進んで現在のメモリの情報をバックア
ップメモリに転送し、メインルーチンにリターンする。
これにより、監視装置0ではRAM143の内容がEE
PROM144に転送されて記憶される。このとき、例
えばRAM143の内容はEEPROM144の所定領
域に転送され、その都度、以前の転送記憶情報は逐次消
去されていく。そして、EEPROM144の記憶情報
は1日毎(ホールの開店から閉店までの1日分の内容)
にクリアされる。監視装置0だけでなく、その他の監視
装置1〜5についても同様の定時バックアップ処理が行
われ、RAMの内容がEEPROMに転送されて記憶さ
れ、バックアップが行われる。
【0224】Q.1時間判定処理 次に、1時間判定処理のサブルーチンについて説明す
る。図30は1時間判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。1時間判定処理の過程では、監視装
置0、1、4、外部通信装置123において関連する処
理が行われる。ここでの1時間判定処理とは、P機が所
定時間(ここでは1時間)において、ベースが第2ベー
ス基準情報(例えば、ベース30%:コンソールPC1
22によって設定)を満たさず、かつ貸出遊技価値が第
2ベース基準情報に対応する基準貸出遊技価値(168
00円:コンソールPC122によって設定)を超える
場合が所定回数継続したかを判断して遊技機性能が正常
であるか否かを判断するものである。まず監視装置1で
は、メインルーチンの1時間判定処理において、ステッ
プS300でP台の累計アウト数は6000発であるか
否かを判別する。これは、P機が1分間に100個発射
することとした場合、1時間では100個×60分=6
000個発射されるから、累計アウト数が6000発と
なるタイミングで判断を行うものである。P台の累計ア
ウト数が6000発でなければ、今回のルーチンを終了
してメインルーチンにリターンする。
【0225】本ルーチンを繰り返してP台の累計アウト
数が6000発になると、ステップS301に進んで累
計のアウトをクリアする。これは、例えば累計アウト数
をカウントしているカウンタをクリアするものである。
次いで、ステップS302でベースは30%(第2ベー
ス基準情報に相当)以下であるか否かを判別する。ベー
スが30%を超えていれば、遊技機性能は正常と判断し
てリターンする。ベースが30%以下であると、ステッ
プS303に進んで売上げは16800円以上か否かを
判別する。これは、プリペイドカードによる球貸し金額
がベース30%(第2ベース基準情報)に対応する基準
貸出遊技価値である16800円以上であるか否かを判
断するものである。
【0226】売上げが16800円未満であると、遊技
機性能は正常と判断してリターンする。売上げが168
00円以上であると、ステップS304に進んでP台の
累計アウト数が6000発のとき、ベース30%以下で
売上げが16800円以上の状態が所定回数(例えば、
3〜5回)繰り返したか(連続したか)否かを判別す
る。NOであれば、怪しい状態ではあるが、判断の確実
性ために今回のルーチンを終了してリターンする。一
方、YESのときは、遊技機性能に異常(例えば、偽造
したプリペイドカードを使用して球貸しのみを行う場
合)のおそれがあると判断して、ステップS305で異
常を監視装置0、監視装置4および外部通信装置123
に送信しリターンする。監視装置0では、メインルーチ
ンの異常受信処理において、ステップS306で監視装
置1から1時間判定の異常を受信すると、ステップS3
07で異常P台の発射をオフしてメインルーチンにリタ
ーンする。これにより、監視装置0から該当する遊技機
10にP台発射制御信号SG2が出力され、遊技球の発
射が停止されて遊技機10の動作が不能動化される。し
たがって、1時間判定が異常の場合には、遊技を継続で
きなくなり、不正を防止することができる。
【0227】監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS308で監視装置1から1
時間判定の異常を受信すると、ステップS309で受信
した異常端末を記憶し、メインルーチンにリターンす
る。これにより、監視装置1の端末番号を記憶すること
により、異常のあったP機を特定する情報が監視装置4
に保存される。すなわち、図40に示すファイルの異常
項目に記録されることになる。外部通信装置123で
は、異常受信処理のステップS310で監視装置1から
の1時間判定の異常を受信すると、ステップS311で
受信した異常情報を第3者機関に送信(すなわち、公衆
回線135を介して第3者機関装置136に送信)し、
処理を終了する。これにより、第3者機関では外部通信
装置123を介して監視装置1によって検出された1時
間判定異常を把握することができる。
【0228】R.閉店時のベース監視処理 次に、閉店時のベース監視処理のサブルーチンについて
説明する。図31は閉店時のベース監視処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。閉店時のベース監視
処理の過程では、監視装置1〜4、情報収集装置11
2、ホールコンピュータ113、外部通信装置123に
おいて関連する処理が行われる。ここでの閉店時のベー
ス監視とは、P機の閉店時におけるベースが30%から
外れて異常(例えば、ベース30%以下がギャンブル性
が強過ぎる等)であるか否かを判断するものである。ま
ずホールコンピュータ113では、閉店処理のステップ
S321で閉店送信の指令(例えば、閉店コマンド)を
情報収集装置112に送信して今回のルーチンを終了す
る。情報収集装置112では、ホールコンピュータ11
3からの閉店送信の指令を閉店処理のステップS322
で受信すると、ステップS323に進んで閉店送信の指
令(例えば、閉店コマンド)を監視装置1〜3(あるい
は監視装置4)に送信して今回のルーチンを終了する。
【0229】監視装置1では、メインルーチンの閉店時
のベース監視処理において、ステップS324で情報収
集装置112からの閉店送信の指令を受信すると、ステ
ップS325に進んで閉店処理か否かを判別する。閉店
処理でなければ、今回のルーチンを終了してメインルー
チンにリターンし、閉店処理である場合にはステップS
326でベース異常(例えば、閉店時における監視装置
1の監視対象であるP機のベースが基準値の30%から
大きく外れている場合)か否かを判別する。ベース異常
でなければ、今回のルーチンを終了してメインルーチン
にリターンし、ベース異常である場合にはステップS3
27に進んでベース異常を監視装置4および外部通信装
置123に送信してルーチンを終了しリターンする。
【0230】監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS328で監視装置1からベ
ース異常を受信すると、ステップS329に進んでベー
ス異常となっている異常端末を記憶し、メインルーチン
にリターンする。これにより、監視装置1の端末番号を
記憶することにより、ベース異常のあったP機の情報が
監視装置4に保存される。すなわち、図40に示すファ
イルの異常項目にベース異常が記録されることになる。
外部通信装置123では、異常受信処理のステップS3
30で監視装置1からのベース異常を受信すると、ステ
ップS331で受信したベース異常を第3者機関に送信
(すなわち、公衆回線135を介して第3者機関装置1
36に送信)し、処理を終了する。これにより、第3者
機関では外部通信装置123を介して監視装置1によっ
て検出されたベース異常を把握することができる。
【0231】S.設定変更処理 次に、設定変更処理のサブルーチンについて説明する。
図32は設定変更処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。設定変更処理の過程では、コンソールPC
122、監視装置1〜4、情報収集装置112、ホール
コンピュータ113において関連する処理が行われる。
まずコンソールPC122では、設定変更処理のステッ
プS341で第3者機関用の基準値設定変更を監視装置
1〜4に送信しリターンする。これは、第3者機関がコ
ンソールPC122を使用して設定した遊技機性能監視
用の基準値(最初に設定される基準値、あるいは変更し
た場合の基準値も含む)を監視装置1〜4に送信するも
のである。
【0232】監視装置1〜4では、メインルーチンの設
定変更処理において、ステップS342でコンソールP
C122から第3者機関用設定変更の基準値を受信する
と、ステップS343に進んで設定変更の基準値を記憶
しメインルーチンにリターンする。これにより、監視装
置1〜4ではコンソールPC122によって設定変更さ
れた基準値(最初に設定される基準値、あるいは変更し
た場合の基準値も含む)がEEPROM164、174
(監視装置3、4でも同様のEEPROM)にそれぞれ
記憶される。したがって、例えば規則の改正により遊技
機設定の監視判断の基準値が変更になったような場合に
は、コンソールPC122を使用して容易に監視装置1
〜4に格納される第3者機関用の基準値をそれぞれ変更
することができる。
【0233】一方、遊技店100の都合によって遊技機
の異常判定の基準値を設定する場合、あるいは変更する
場合には、ホールコンピュータ113における設定変更
処理のステップS344でホール用の基準値設定変更を
情報収集装置112に送信しルーチンを終了する。情報
収集装置112では、設定変更処理のステップS345
でホールコンピュータ113からホール用の設定変更の
基準値(最初に設定される基準値、あるいは変更した場
合の基準値も含む)を受信すると、ステップS346に
進んで設定変更の基準値を監視装置1に送信しルーチン
を終了してリターンする。
【0234】監視装置1では、メインルーチンの設定変
更処理において、ステップS342でホールコンピュー
タ113からホール用の設定変更の基準値を受信する
と、ステップS343に進んで設定変更の基準値(最初
に設定される基準値、あるいは変更した場合の基準値も
含む)を記憶しメインルーチンにリターンする。これに
より、監視装置1ではホールコンピュータ113によっ
て設定変更されたホール用の設定変更の基準値がEEP
ROM164に記憶される。したがって、遊技店100
の都合によって遊技機の異常判定の基準値を設定する場
合(図18のステータス判断基準値)、あるいは変更す
る場合には、ホールコンピュータ113により容易に監
視装置1にホール用の基準値を設定することができる。
【0235】T.10時間判定処理(島単位) 次に、島単位の10時間判定処理のサブルーチンについ
て説明する。図33は島単位の10時間判定処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。島単位の10時
間判定処理の過程では、監視装置2、4、外部通信装置
123において関連する処理が行われる。まず監視装置
2では、メインルーチンの10時間判定処理において、
ステップS351で島内(パチンコ島111)の全ての
P機の累計アウト数(以下、島内の累計アウト数とい
う)が6万発であるか否かを判別し、島内の累計アウト
数が6万発未満であればリターンして処理を繰り返す。
島内の累計アウト数が6万発になると、ステップS35
2に進んで島内の累計アウト数をクリアする。これは、
例えば島内の累計アウト数をカウントしているカウンタ
をクリアするものである。次いで、ステップS353で
規定の出玉率であるか否かを判別する。これは、島内に
おける10時間実射の監視を行うもので、具体的には1
分間で最大100個発射したときの島内のP台の10時
間の総発射個数(6万発)に対し、島内のP台の総獲得
球数(セーフ数)が(60000/2)〜(60000
×2)の範囲(規定の出玉率の範囲)に入っているかど
うかを判断するものである。島内の10時間実射の監視
の判定基準値はコンソールPC122を使用して第3者
機関で設定される。
【0236】ステップS353の判別結果で規定の出玉
率に入っていれば、島内の10時間実射の結果が正常で
あると判断して、メインルーチンにリターンする。一
方、ステップS353の判別結果で規定の出玉率に入っ
ていなければ、島内の10時間実射の結果が異常である
と判断して、ステップS354に進んで島内の10時間
実射の異常を監視装置4および外部通信装置123に送
信する。監視装置4では、メインルーチンの異常受信処
理において、ステップS355で島内の10時間実射の
異常を受信すると、ステップS356に進んで異常端末
(すなわち、異常島を特定するノード番号)を記憶し、
メインルーチンにリターンする。これにより、図40に
示すファイルの異常の項目に島内の10時間実射の異常
が記録されることになる。外部通信装置123では異常
送信処理において、ステップS357で島内の10時間
実射の異常を受信すると、ステップS358に進んで島
内の10時間実射の異常という情報を公衆回線135を
介して第3者機関装置136に送信し、処理を終了す
る。これにより、第3者機関では島内の10時間実射の
異常を把握することができる。
【0237】U−1.上位認証処理 次に、上位認証処理に関するサブルーチンについて説明
する。図34は上位認証処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。ここでの上位認証処理はネットワー
ク上の上位監視装置相互間で相互認証を行うものであ
り、この場合は監視装置4に対して、その他の監視装置
2、3、5からID要求を出す処理である。上位認証処
理の過程では、監視装置2〜5および外部通信装置12
3において関連する処理が行われる。まず、監視装置
2、3、5の上位認証処理におけるステップS361で
ID要求タイミングであるか否かを判別する。なお、本
ルーチンでは監視装置2、3、5は個別に処理を実行す
るが、説明の都合上まとめて説明する。ID要求タイミ
ングは、例えば所定間隔毎として監視装置2、3、5と
監視装置4との間で相互認証が行われるようにする。I
D要求タイミングでなければ、今回のルーチンを終了し
てリターンする。
【0238】ID要求タイミングであれば、ステップS
362に進んでID要求を監視装置2、3、5から監視
装置4に対して送信する。監視装置4では、メインルー
チンの上位認証処理において、ステップS363で監視
装置2、3、5からのID要求タイミングを受信し、こ
れに応答してステップS364でIDを監視装置2、
3、5に送信しリターンする。なお、監視装置4のID
は予め第3者機関によって正規のものが格納(例えば、
ROMに格納)されている。なお、IDを予め格納して
おくのではなく、例えば監視装置4を遊技店100に設
置するときに第3者機関がコンソールPC122を操作
して設定(つまり監視装置4のEEPROMに格納)す
るようにしてもよい。
【0239】監視装置2、3、5では、ステップS36
5で各端末からIDを受信(ここでは、監視装置4から
送信されてきたIDを受信)する処理を行う。なお、監
視装置4からIDが送信されてこない場合も有り得るの
で、以下のステップS366でID要求に対する応答が
無しかも判断する。ステップS366では受信したID
に異常があるか、あるいはID要求に対する応答が無し
か否かを判別する。ID要求に対する応答があり、かつ
受信したIDに異常がなければ(正規のIDであれ
ば)、監視装置2、3、5は監視装置4を認証しリター
ンする。これにより、監視装置2、3、5から監視装置
4が認証されたことになる。
【0240】一方、ステップS366でIDに異常があ
った場合、あるいはID要求に対する応答が無い場合に
はステップS367に進んでID異常を外部通信装置1
23に送信しリターンする。外部通信装置123では、
異常送信処理のステップS368において監視装置2、
3、5からID異常を受信し、次いで、ステップS36
9でID異常を第3者機関に送信(すなわち、公衆回線
135を介して第3者機関装置136に送信)し、処理
を終了する。これにより、第3者機関では監視装置2、
3、5から監視装置4に対してID要求を出した場合
に、監視装置4のIDが異常(あるいはID要求の応答
が無い)という異常状態を把握することができる。
【0241】U−2.上位認証処理 次に、上位認証処理であって監視装置4が監視装置2、
3、5に対してID要求を出すサブルーチンについて説
明する。図35は上位認証処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。ここでの上位認証処理はネットワ
ーク上の上位監視装置相互間で相互認証を行うものであ
り、この場合は監視装置2、3、5に対して、監視装置
4からID要求を出す処理である。上位認証処理の過程
では、監視装置2〜5および外部通信装置123におい
て関連する処理が行われる。
【0242】まず、監視装置4の上位認証処理における
ステップS371でID要求タイミングであるか否かを
判別する。なお、本ルーチンでは監視装置2、3、5は
個別に処理を実行するが、説明の都合上まとめて説明す
る。ID要求タイミングは、例えば所定間隔毎として監
視装置2、3、5と監視装置4との間で相互認証が行わ
れるようにする。ID要求タイミングでなければ、今回
のルーチンを終了してリターンする。ID要求タイミン
グであれば、ステップS372に進んでID要求を監視
装置4から監視装置2、3、5に対して送信する。
【0243】監視装置2、3、5では、メインルーチン
の上位認証処理において、ステップS373で監視装置
4からのID要求タイミングを受信し、これに応答して
ステップS374でIDを監視装置4に送信しリターン
する。なお、監視装置2、3、5のIDは予め第3者機
関によって正規のものが格納(例えば、監視装置2、
3、5のROMに格納)されている。なお、IDを予め
格納しておくのではなく、例えば監視装置2、3、5を
遊技店100に設置するときに第3者機関がコンソール
PC122を操作して設定(つまり監視装置2、3、5
のEEPROMに格納)するようにしてもよい。
【0244】監視装置4では、ステップS375で各端
末からIDを受信(ここでは、監視装置2、3、5から
送信されてきたIDを受信)する処理を行う。なお、監
視装置2、3、5からIDが送信されてこない場合も有
り得るので、以下のステップS376でID要求に対す
る応答が無しかも判断する。ステップS376では受信
したIDに異常があるか、あるいはID要求に対する応
答が無しか否かを判別する。ID要求に対する応答があ
り、かつ受信したIDに異常がなければ(正規のIDで
あれば)、監視装置4は監視装置2、3、5を認証しリ
ターンする。これにより、監視装置4から監視装置2、
3、5が認証されたことになる。
【0245】一方、ステップS376でIDに異常があ
った場合、あるいはID要求に対する応答が無い場合に
はステップS377に進んでID異常を外部通信装置1
23に送信しリターンする。外部通信装置123では、
異常送信処理のステップS378において監視装置4か
らID異常を受信し、次いで、ステップS379でID
異常を第3者機関に送信(すなわち、公衆回線135を
介して第3者機関装置136に送信)し、処理を終了す
る。これにより、第3者機関では監視装置4から監視装
置2、3、5に対してID要求を出した場合に、監視装
置2、3、5のIDが異常(あるいはID要求の応答が
無い)という異常状態を把握することができる。
【0246】V.1万回判定処理(機種単位) 次に、機種別の1万回判定処理のサブルーチンについて
説明する。図36は機種別の1万回判定処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。機種別の1万回判定
処理の過程では、監視装置3、監視装置4および外部通
信装置123において関連する処理が行われる。まず、
監視装置3のメインルーチンの1万回判定処理におい
て、ステップS381で機種別の累計試行回数は1万回
であるか(機種別の特図の累計変動回数が1万回か)否
かを判別し、1万回未満であればリターンして処理を繰
り返す。1万回になると、ステップS382に進んで試
行回数(機種別の累計試行回数)をクリアする。これ
は、例えば機種別の累計試行回数をカウントしているカ
ウンタをクリアするものである。次いで、ステップS3
83で機種別の累計大当り回数は基準内であるか否かを
判別する。これは、機種別の第1種の遊技機10につい
ての条件装置作動図柄(以下、機種別の条件装置作動図
柄という)の組み合せ確率の監視を行うもので、ステッ
プS383の判定基準値はコンソールPC122を使用
して第3者機関で設定される。
【0247】ステップS383の判別結果で大当り回数
が基準内であれば、機種別の条件装置作動図柄の組み合
せ確率が正常であると判断して、ステップS385にジ
ャンプし、大当り回数をクリアしてメインルーチンにリ
ターンする。これは、例えば機種別の累計大当り回数を
カウントしているカウンタをクリアするものである。一
方、ステップS383の判別結果で機種別の累計大当り
回数が基準内でなければ、機種別の条件装置作動図柄の
組み合せ確率が異常であると判断して、ステップS38
4に進んで機種別の条件装置作動図柄の組み合せ確率の
異常を監視装置4および外部通信装置123に送信す
る。
【0248】監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS386で機種別の条件装置
作動図柄の組み合せ確率の異常を受信すると、ステップ
S387に進んで異常情報(すなわち、異常な機種情
報)を記憶し、メインルーチンにリターンする。これに
より、図40に示すファイルの異常の項目に機種別の条
件装置作動図柄の組み合せ確率の異常が記録されること
になる。外部通信装置123では異常送信処理におい
て、ステップS388で機種別の条件装置作動図柄の組
み合せ確率の異常を受信すると、ステップS389に進
んで機種別の条件装置作動図柄の組み合せ確率の異常と
いう情報を公衆回線135を介して第3者機関装置13
6に送信し、処理を終了する。これにより、第3者機関
では機種別の条件装置作動図柄の組み合せ確率の異常を
把握することができる。
【0249】W.10時間判定処理(機種単位) 次に、機種別の10時間判定処理に関するサブルーチン
について説明する。図37は機種別の10時間判定処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。機種別の
10時間判定処理の過程では、監視装置3、監視装置4
および外部通信装置123において関連する処理が行わ
れる。まず、監視装置3のメインルーチンの10時間判
定処理において、ステップS391で機種別の累計アウ
ト数が6万発であるか否かを判別し、機種別の累計アウ
ト数が6万発未満であればリターンして処理を繰り返
す。機種別の累計アウト数が6万発になると、ステップ
S392に進んでアウト数(機種別の累計アウト数)を
クリアする。これは、例えば機種別の累計アウト数をカ
ウントしているカウンタをクリアするものである。次い
で、ステップS393で規定の出玉率であるか否かを判
別する。これは、機種別の10時間実射における監視を
行うもので、具体的には1分間で最大100個発射した
ときの機種単位の10時間の総発射個数(6万発)に対
し、機種単位の獲得球数(セーフ数)が(60000/
2)〜(60000×2)の範囲(規定の出玉率の範
囲)に入っているかどうかを判断するものである。機種
別の10時間実射における監視の判定基準値はコンソー
ルPC122を使用して第3者機関で設定される。
【0250】ステップS393の判別結果で規定の出玉
率に入っていれば、機種別の10時間実射の結果が正常
であると判断して、メインルーチンにリターンする。一
方、ステップS393の判別結果で規定の出玉率に入っ
ていなければ、機種別の10時間実射の結果が異常であ
ると判断して、ステップS394に進んで機種別の10
時間実射の異常を監視装置4および外部通信装置123
に送信する。監視装置4では、メインルーチンの異常受
信処理において、ステップS395で機種別の10時間
実射の異常を受信すると、ステップS396に進んで異
常情報(すなわち、異常な機種情報)を記憶し、メイン
ルーチンにリターンする。これにより、図40に示すフ
ァイルの異常の項目に機種別の10時間実射の異常が記
録されることになる。外部通信装置123では異常送信
処理において、ステップS397で機種別の10時間実
射の異常を受信すると、ステップS398に進んで機種
別の10時間実射の異常という情報を公衆回線135を
介して第3者機関装置136に送信し、処理を終了す
る。これにより、第3者機関では機種別の10時間実射
の異常を把握することができる。
【0251】X.第3者機関アクセス処理 次に、第3者機関アクセス処理に関するサブルーチンに
ついて説明する。図38は第3者機関アクセス処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。第3者機関ア
クセス処理の過程では、監視装置4および外部通信装置
123において関連する処理が行われる。まず、外部通
信装置123の第3者機関アクセス処理において、ステ
ップS400で第3者機関から(すなわち、第3者機関
装置136から公衆回線135を介して)該当データ
(例えば、図40に示す遊技情報ファイル)要求を受信
すると、ステップS401に進んで該当データ要求を監
視装置4に対して送信する。監視装置4では、メインル
ーチンにおける第3者機関アクセス処理のステップS4
02で外部通信装置123から該当データ(例えば、図
40に示す遊技情報ファイル)要求を受信すると、ステ
ップS403に進んで該当要求データ(図40に示す遊
技情報ファイル)を外部通信装置123に送信し、メイ
ンルーチンにリターンする。
【0252】外部通信装置123では、ステップS40
4で監視装置4から該当要求データ(図40に示す遊技
情報ファイル)を受信すると、ステップS405に進ん
で該当要求データ(図40に示す遊技情報ファイル)を
公衆回線135を介して第3者機関装置136(すなわ
ち、第3者機関)に送信し今回の処理を終了する。この
ようにして、第3者機関ではいつでも必要に応じて監視
装置4をアクセスすることにより、遊技店100に設置
されている遊技機10の遊技情報を得ることができる。
【0253】Y.10時間判定処理(全台) 次に、P機全台の10時間判定処理に関するサブルーチ
ンについて説明する。図39は全台の10時間判定処理
のサブルーチンを示すフローチャートである。全台の1
0時間判定処理の過程では、監視装置4および外部通信
装置123において関連する処理が行われる。まず、監
視装置4のメインルーチンの10時間判定処理におい
て、ステップS411で店内(全台)の累計アウト数が
6万発であるか否かを判別し、店内の累計アウト数が6
万発未満であればリターンして処理を繰り返す。店内の
累計アウト数が6万発になると、ステップS412に進
んでアウト数(店内の累計アウト数)をクリアする。こ
れは、例えば店内の累計アウト数をカウントしているカ
ウンタをクリアするものである。次いで、ステップS4
13で規定の出玉率であるか否かを判別する。これは、
店内の10時間実射における監視を行うもので、具体的
には1分間で最大100個発射したときの店内における
全台の10時間の総発射個数(6万発)に対し、全台の
獲得球数(セーフ数)が(60000/2)〜(600
00×2)の範囲(規定の出玉率の範囲)に入っている
かどうかを判断するものである。店内の10時間実射に
おける監視の判定基準値はコンソールPC122を使用
して第3者機関で設定される。
【0254】ステップS413の判別結果で規定の出玉
率に入っていれば、店内の10時間実射の結果が正常で
あると判断して、メインルーチンにリターンする。一
方、ステップS413の判別結果で規定の出玉率に入っ
ていなければ、店内の10時間実射の結果が異常である
と判断して、ステップS414に進んで店内の10時間
実射の異常を外部通信装置123に送信する。次いで、
ステップS415で異常(すなわち、店内異常)を記憶
し、メインルーチンにリターンする。これにより、図4
0に示すファイルの異常の項目に店内の10時間実射の
異常が記録されることになる。外部通信装置123では
異常送信処理において、ステップS416で店内の10
時間実射の異常を受信すると、ステップS417に進ん
で店内の10時間実射の異常という情報を公衆回線13
5を介して第3者機関装置136に送信し、処理を終了
する。これにより、第3者機関では店内の10時間実射
の異常を把握することができる。
【0255】このように、本実施例では遊技店100に
形成される通信網(島内ネットワーク133、ネットワ
ーク中継装置124、店内ネットワーク134および外
部通信装置123)に監視装置1〜4を含む遊技機性能
監視装置を配置し、遊技機性能監視装置によって遊技機
10および遊技設備装置(例えば、カード式球貸装置1
32、球切装置138、パルスタンク139)より遊技
情報を収集して遊技機10の性能を階層的に監視するこ
とが行われる。
【0256】階層的な監視形態では、監視装置1は接続
されている遊技機10を1台毎に監視し、監視装置2は
監視装置1をポーリングしてパチンコ島111に配置さ
れている遊技機10の遊技情報を収集して監視し、監視
装置3は監視装置2をポーリングして遊技店100に設
置されている全台の遊技機10の機種別の遊技情報を収
集して監視し、監視装置4は監視装置2をポーリングし
て遊技店100に設置されている全台の遊技機10の遊
技情報を収集して監視するとともに、各遊技情報をデー
タベース処理(図40のファイル参照)し、第3者機関
からアクセスがある場合には当該データベースファイル
を転送する。また、監視装置0は遊技機10の金枠開閉
等の不制動作を監視し、監視装置5は遊技機10の遊技
状態の変更情報の管理を行う。そして、監視装置1によ
って下位遊技機性能監視装置が構成され、監視装置2、
3、4によって上位遊技機性能監視装置が構成され、下
位および上位の各遊技機性能監視装置が階層的に配置さ
れて遊技機性能監視装置が構成される。
【0257】監視装置1からなる下位遊技機性能監視装
置は、遊技機10および遊技設備装置(例えば、カード
式球貸装置132等)に対応して設けられ、これらの遊
技機10および遊技設備装置よりの遊技情報を収集し、
遊技機性能が所定の基準を満たしていないと判断した場
合に、上位遊技機性能監視装置へ異常を報知するととも
に、外部通信装置123を介して第3者機関に報知す
る。監視装置2、3、4からなる上位遊技機性能監視装
置は、下位遊技機性能監視装置よりの遊技情報を収集す
るとともに、該遊技情報に基づいて遊技機の特定集団に
おける遊技機集団性能が所定の基準を満たしているか否
かを監視し、遊技機集団性能が所定の基準を満たしてい
ないと判断した場合に、異常を報知するとともに、外部
通信装置123を介して第3者機関に報知する。
【0258】したがって、遊技機性能の監視結果に異常
があるかどうかを第3者機関と同等に遊技機10の監視
(検査)を行うことができ、不当な遊技店100等によ
る不正を監視することができる。すなわち、検定機関
(第3者機関)と同様な試験を遊技機を遊技店に導入後
も簡単に行うことができる。遊技機性能監視装置を下位
遊技機性能監視装置および上位遊技機性能監視装置と階
層的に分けて配置することにより、遊技情報の収集効率
を向上させることができるとともに、詳細な監視を行う
ことができ、かつ遊技機性能の監視内容を異ならせて
(例えば、遊技機単体、特定の遊技機グループ等)、監
視機能の多様化を図ることができる。
【0259】上位遊技機性能監視装置における監視装置
4が遊技機10および遊技設備装置(カード式球貸装置
132等)より発生した遊技情報および異常情報を管理
整理してデータ化し、外部通信装置123を介して外部
(第3者機関)により当該データ(図40のデータベー
スファイル参照)を取得することができるので、不当な
遊技店における営業内容を詳細に確認することができ
る。遊技機性能の監視結果に異常が認められると、外部
通信装置123を介して第3者機関に通報されるので、
第3者機関による検査に合格した遊技機10であって
も、遊技店100に設置した状態で不正が行われた場
合、例えば、不当な釘曲げ、役物制御基板(遊技制御基
板)の不正基板との交換等、ROM交換、改竄プリペイ
ドカードの使用等の不正が行われた場合には、第3者機
関で速やかに、かつ効率良く遊技店100での不正を把
握することができる。すなわち、遊技店100における
不正を効率良く迅速に第3者機関で把握することがで
き、その結果、遊技業界としても健全な遊技を維持する
ことができる。
【0260】また、従来は遊技店自体の不正が行われて
いる場合、少数の特定の遊技店のみの不正行為により健
全に営業を行っている大多数の遊技店のイメージダウン
する等の迷惑がかかり、パチンコ業界全体のイメージダ
ウンにつながるおそれがあったが、本実施例では、この
ような遊技店自体の不正を迅速に監視して第3者機関で
把握することができるので、健全に営業を行っている大
多数の遊技店のイメージダウンを防止することができる
とともに、パチンコ業界全体のイメージダウンを避ける
ことができる。
【0261】流通過程での不正(例えば、遊技プログラ
ムが格納されたROMを流通の過程で不当なROMと交
換する不正、ROMが内蔵されている遊技用チップ自体
の改竄)に対しても、本実施例では遊技店100の全て
の遊技機10の稼働中に、遊技機性能を監視して不正を
見つけることができるので、流通過程での不正に対して
も確実に当該不正に有効に対処(例えば、不正な遊技機
10の不能動化)することができる。従来は遊技者によ
る改竄プリペイドカードの使用による不正に対しても、
実際上は確認が困難であり、例えば不当に改竄したプリ
ペイドカードにより不当な遊技をして不当に遊技球を獲
得する場合、改竄したプリペイドカードで球貸しのみを
行い、景品に交換する場合には、従来は遊技店での詳細
な監視が困難で、不正を有効に防ぐことができなかった
が、これに対して本実施例では、改竄プリペイドカード
の使用による不正に対して、遊技機10および遊技設備
装置(例えば、カード式球貸装置132等)からの遊技
情報を収集して監視することにより、極めて有効にかつ
迅速に改竄プリペイドカードの使用を発見し、プリペイ
ドカードの不正を防止することができる。
【0262】また、従来は遊技店において、遊技店自ら
が改竄したプリペイドカードを購入して不当な球貸しを
行い、その球貸し分をカード会社に請求して不当な利益
を得るケースを、第3者機関で監視するのは困難であっ
たが(すなわち、不当な遊技店における営業内容を詳細
に第3者機関で確認するのは困難であったが)、これに
対して本実施例では、遊技店自らの改竄プリペイドカー
ドの使用による不正に対して、遊技機10および遊技設
備装置(例えば、カード式球貸装置132等)からの遊
技情報を収集して監視することにより、極めて有効にか
つ迅速に遊技店自らの改竄プリペイドカードの使用を発
見し、プリペイドカードの不正を防止することができ
る。また、脱税等も監視することができる。
【0263】従来は、第3者機関により検査に合格した
遊技機性能で、遊技店においてもその遊技機性能のまま
で健全な状態に維持していくのは問題があったが、例え
ば、従来は遊技機性能が異常でも遊技球を発射すること
が可能であるので、遊技がそのまま継続されてしまい、
本来(検定時)の遊技機性能での遊技が行われないこと
があったが、これに対して本実施例では、遊技店100
の全ての遊技機10を稼働中に、遊技機性能を監視して
不正を見つけることができるので、遊技店の不正によっ
て遊技機性能が変更された場合でも、確実にその不正を
第3者機関で把握し、検査に合格した遊技機性能を維持
して健全な状態での遊技を行わせることができる。ま
た、検定時の遊技機性能から外れた場合には、遊技機1
0が不能動化されるので、遊技を続行することができ
ず、健全な遊技機性能を有する遊技機10のみを稼働さ
せることができる(すなわち、健全な遊技の維持ができ
る)。
【0264】本発明の実施の形態は、上記実施例に限ら
ず、以下に述べるような各種の変形実施が可能である。 (a)遊技機はパチンコ遊技機に限らず、パチスロ遊技
機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようなものにも適用できる。 (c)遊技機は実球式に限るものではなく、封入球式の
遊技機であってもよい。また、本発明の適用対象となる
遊技機としては、どのような種類の遊技機でも本発明を
適用できる。例えば、磁気カードで玉貸しを行うもの、
ICカードで玉貸しを行う等の遊技機のタイプに限定さ
れずに、本発明を適用することができる。 (d)遊技店内の通信ネットワークは遊技情報等の転送
が可能なものであれば、光通信方式、LAN、LON、
無線方式、赤外線方式、有線方式等の種類に限らず、ど
のようなネットワークシステムを使用してもよい。
【0265】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、遊技情報を収集す
る通信網に遊技機の性能を監視する遊技機性能監視装置
を設け、該遊技機性能監視装置は下位遊技機性能監視装
置および上位遊技機性能監視装置を含むとともに、これ
らを階層的に配置して第3者機関と同等の遊技機性能の
監視を行うようにしているので、以下の効果を得ること
ができる。遊技機性能の監視結果に異常があるかどうか
を第3者機関と同等に遊技機の監視(検査)を行うこと
ができ、不当な遊技店等による不正を監視することがで
きる。すなわち、検定機関(第3者機関)と同様な試験
を遊技機を遊技店に導入後も簡単に行うことができる。
遊技機性能監視装置を下位遊技機性能監視装置および上
位遊技機性能監視装置と階層的に分けて配置することに
より、遊技情報の収集効率を向上させることができると
ともに、詳細な監視を行うことができ、かつ遊技機性能
の監視内容を異ならせて(例えば、遊技機単体、特定の
遊技機グループ等)、監視機能の多様化を図ることがで
きる。
【0266】第3者機関により検定された遊技機性能
で、遊技店においても遊技が行え、遊技者に対して健全
な遊技機を提供することができる。例えば、第3者機関
による検定に合格した遊技機であっても、遊技店に設置
した状態で不正が行われた場合、例えば、不当な釘曲
げ、役物制御基板(遊技制御基板)の不正基板との交換
等、ROM交換、改竄プリペイドカードの使用等の不正
が行われた場合には、第3者機関で速やかに、かつ効率
良く遊技店の不正を把握することができる。すなわち、
遊技店における不正を効率良く迅速に第3者機関で把握
することができ、その結果、遊技業界としても健全な遊
技を維持することができる。また、従来は遊技店自体の
不正が行われている場合、少数の特定の遊技店のみの不
正行為により健全に営業を行っている大多数の遊技店の
イメージもダウンする等の迷惑がかかり、パチンコ業界
全体のイメージダウンにつながるおそれがあったが、本
発明では、このような遊技店自体の不正を迅速に監視し
て第3者機関で把握することができるので、健全に営業
を行っている大多数の遊技店のイメージダウンを防止す
ることができるとともに、パチンコ業界全体のイメージ
ダウンを避けることができる。
【0267】流通過程での不正(例えば、遊技プログラ
ムが格納されたROMを流通の過程で不当なROMと交
換する不正、ROMが内蔵されている遊技用チップ自体
の改竄)に対しても、本発明では遊技店の全ての遊技機
の稼働中に、遊技機性能を監視して不正を見つけること
ができるので、流通過程での不正に対しても確実に当該
不正に有効に対処(例えば、不正な遊技機の不能動化)
することができる。従来は遊技者による改竄プリペイド
カードの使用による不正に対しても、実際上は確認が困
難であり、例えば不当に改竄したプリペイドカードによ
り不当な遊技をして不当に遊技球を獲得する場合、改竄
したプリペイドカードで球貸しのみを行い、景品に交換
する場合には、従来は遊技店での詳細な監視が困難で、
不正を有効に防ぐことができなかったが、これに対して
本発明では、改竄プリペイドカードの使用による不正に
対して、遊技機および遊技設備装置(例えば、カード式
球貸装置等)からの遊技情報を収集して監視することに
より、極めて有効にかつ迅速に改竄プリペイドカードの
使用を発見し、プリペイドカードの不正を防止すること
ができる。
【0268】また、従来は遊技店において、遊技店自ら
が改竄したプリペイドカードを購入して不当な球貸しを
行い、その球貸し分をカード会社に請求して不当な利益
を得るケースを、第3者機関で監視するのは困難であっ
たが(すなわち、不当な遊技店における営業内容を詳細
に第3者機関で確認するのは困難であったが)、これに
対して本発明では、遊技店自らの改竄プリペイドカード
の使用による不正に対して、遊技機および遊技設備装置
(例えば、カード式球貸装置等)からの遊技情報を収集
して監視することにより、極めて有効にかつ迅速に遊技
店自らの改竄プリペイドカードの使用を発見し、プリペ
イドカードの不正を防止することができる。また、脱税
等も監視することができる。
【0269】(2)請求項2記載の発明によれば、下位
遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視手段に
より遊技機性能が所定の基準を満たしていないと判断さ
れた場合に、異常を報知(例えば、第3者機関への報
知、監視装置4への報知)する下位報知手段を備えてい
ることにより、遊技機性能の異常を迅速に、かつ適切に
把握することができる。
【0270】(3)請求項3記載の発明によれば、上位
遊技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視手段に
より遊技機集団性能が所定の基準を満たしていないと判
断された場合に、異常を報知する上位報知手段を備えて
いることにより、遊技機集団性能の異常を迅速に、かつ
適切に把握することができる。
【0271】(4)請求項4記載の発明によれば、下位
報知手段は、前記遊技機性能が所定の基準を満たしてい
ない場合に、前記上位遊技機性能監視装置へ異常を報知
することにより、上位遊技機性能監視装置では、遊技機
性能の異常を迅速に、かつ適切に把握することができ
る。
【0272】(5)請求項5記載の発明によれば、通信
網に外部と連絡可能とする外部通信装置を配置し、前記
下位報知手段若しくは上位報知手段は、前記遊技機性能
若しくは前記遊技機集団性能が所定の基準を満たしてい
ない場合に、前記外部通信装置を介して外部に報知する
ことにより、遊技機に対応して1対1に配置されている
下位報知手段(例えば、監視装置1)が遊技機性能の異
常を検出し、自立的に(分散的に)外部に異常の報知を
行うので、効率良く(例えば、迅速に)遊技機の異常を
外部(例えば、第3者機関)で把握することができる。
因みに、一元的に遊技機の異常情報を収集し、そこから
報知したのでは効率が悪くなる。また、下位報知手段に
より分散的に異常を外部に報知するので、迅速に当該異
常に対して対処(例えば、第3者機関による対処)する
ことができる。さらに、上位報知手段は遊技機集団性能
の異常を監視し、異常時には同様に自立的に外部に異常
の報知を行うので、効率良く遊技機集団性能の異常を外
部(例えば、第3者機関)で把握することができる。
【0273】(6)請求項6記載の発明によれば、下位
遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視手段に
より遊技機性能が所定の基準を満たしていないと判断さ
れた場合に、当該状態情報を記憶する下位遊技機性能記
憶手段を備えていることにより、遊技機性能の異常な状
態情報が保持されるので、異常来歴の確認を容易に行う
ことができる。したがって、下位遊技機性能監視装置に
おける下位報知手段が遊技機性能が所定の基準を満たし
ていない場合に上位遊技機性能監視装置へ異常を報知す
る機能と併せて、分散的に異常来歴を保存することがで
きる。
【0274】(7)請求項7記載の発明によれば、上位
遊技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視手段に
より遊技機集団性能が所定の基準を満たしていないと判
断された場合に、当該状態情報を記憶する上位遊技機性
能記憶手段を備えていることにより、遊技機集団性能の
異常な状態情報が保持されるので、異常来歴の確認を容
易に行うことができる。
【0275】(8)請求項8記載の発明によれば、通信
網に外部と連絡可能とする外部通信装置を配置し、前記
上位遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視装
置より収集した遊技情報および前記下位報知手段により
報知された異常情報を前記上位遊技機性能記憶手段に併
せて記憶し、該記憶情報を前記外部通信装置を介して外
部より入手可能とする外部連絡手段を備えていることに
より、外部(例えば、第3者機関)より遊技店に設置さ
れている遊技機の遊技機性能、異常情報を容易に入手す
ることができ、不当な遊技店の不正を確実に監視するこ
とができる。
【0276】(9)請求項9記載の発明によれば、下位
遊技機性能監視装置の前記下位遊技機性能監視手段が遊
技機性能を判断する基準情報を、外部から設定可能な下
位設定手段を備えることにより、遊技機性能の検査基準
(監視基準)は社会通念等により変化するが、設定機能
があるので、その変化に容易に対応させることができ
る。また、迅速に遊技機性能の検査基準の変化に対応可
能であり、かつ遊技店の設備の荒廃を招くこともなくな
る。例えば、このような設定機能がない場合、下位遊技
機性能監視装置を入替える等の工事が必要となり、下位
遊技機性能監視装置という設備の荒廃を招くおそれがあ
る。
【0277】(10)請求項10記載の発明によれば、
上位遊技機性能監視装置の前記上位遊技機性能監視手段
が遊技機集団性能を判断する基準情報を、外部から設定
可能な上位設定手段を備えることにより、遊技機集団性
能の検査基準(監視基準)は社会通念等により変化する
が、設定機能があるので、その変化に容易に対応させる
ことができる。また、迅速に遊技機集団性能の検査基準
の変化に対応可能であり、かつ遊技店の設備の荒廃を招
くこともなくなる。例えば、このような設定機能がない
場合、上位遊技機性能監視装置を入替える等の工事が必
要となり、上位遊技機性能監視装置という設備の荒廃を
招くおそれがある。
【0278】(11)請求項11記載の発明によれば、
下位遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視手
段により特定の遊技機性能が所定の基準を満たしていな
いと判断された場合に、当該遊技機を不能動化する不能
動化手段を備えていることにより、不正な遊技機の動作
を即刻停止させることができ、従来は、第3者機関によ
り検査に合格した遊技機性能で、遊技店においてもその
遊技機性能のままで健全な状態に維持していくのは問題
があったが、例えば、従来は遊技機性能が異常でも遊技
球を発射することが可能であるので、遊技がそのまま継
続されてしまい、本来(検定時)の遊技機性能での遊技
が行われないことがあったが、これに対して本発明で
は、遊技店の全ての遊技機を稼働中に、遊技機性能を監
視して不正を見つけ、かつ当該遊技機の動作を不能動化
することができるので、遊技店の不正によって遊技機性
能が変更された場合でも、確実にその不正を第3者機関
で把握し、検査に合格した遊技機性能を維持して健全な
状態での遊技を行わせることができる。また、検定時の
遊技機性能から外れた場合には、遊技機が不能動化され
るので、遊技を続行することができず、健全な遊技機性
能を有する遊技機のみを稼働させることができる(すな
わち、健全な遊技の維持ができる)。
【0279】(12)請求項12記載の発明によれば、
上位遊技機性能監視装置は、前記下位遊技機性能監視装
置を認証する下位認証手段と、前記下位認証手段により
下位遊技機性能監視装置が認証されない場合に、当該状
態を報知する下位不認証報知手段とを備えていることに
より、上位遊技機性能監視装置と下位遊技機性能監視装
置との間で認証が行われるので、遊技機性能の監視だけ
ではなく、遊技機性能の監視精度を高めることができ、
監視装置の不正を防止することができる。また、認証異
常の場合には報知されるので、監視装置の不正を迅速、
かつ確実に知ることができる。
【0280】(13)請求項13記載の発明によれば、
下位遊技機性能監視装置は、前記上位遊技機性能監視装
置を認証する上位認証手段と、前記上位認証手段により
上位遊技機性能監視装置が認証されない場合に、当該状
態を報知する上位不認証報知手段とを備えていることに
より、同様に上位遊技機性能監視装置と下位遊技機性能
監視装置との間で認証が行われるので、遊技機性能の監
視だけではなく、遊技機性能の監視精度を高めることが
でき、監視装置の不正を防止することができる。また、
認証異常の場合には報知されるので、監視装置の不正を
迅速、かつ確実に知ることができる。また、請求項12
記載の発明と請求項13記載の発明とを併せれば、上位
遊技機性能監視装置および下位遊技機性能監視装置の間
で互いに相互認証されることになり、さらに遊技機性能
の監視精度を高めることができる。
【0281】(14)請求項14記載の発明によれば、
通信網に外部と連絡可能とする外部通信装置を配置し、
前記下位不認証報知手段若しくは前記上位不認証報知手
段は、前記外部通信装置を介して外部に不認証状態を報
知することにより、上位遊技機性能監視装置と下位遊技
機性能監視装置との間における相互認証結果が異常(異
常には、何れか一方から他方あるいは他方から一方の認
証処理結果が異常の場合も含む)の場合には、外部(例
えば、第3者機関)で監視装置の不正を迅速、かつ確実
に知ることができる。
【0282】(15)請求項15記載の発明によれば、
遊技制御手段は、演算処理装置を含み、前記下位遊技機
性能監視手段は、前記演算処理装置が正当なものである
か否かを、演算処理装置判定基準情報に基づいて判定す
る演算処理装置判定手段を備えていることにより、遊技
機を遊技店に設置後に、演算処理装置の正当性を容易に
判断することができ、演算処理装置の不正を迅速、かつ
確実に知ることができる。例えば、流通過程での不正
(不正な遊技プログラムが格納された演算処理装置を流
通の過程で元の演算処理装置と交換する不正)に対して
も、本発明では遊技店の全ての遊技機の稼働中に、演算
処理装置をチェックして不正を見つけることができる。
また、遊技店に夜間に忍び込む等して、不正な遊技プロ
グラムが格納された演算処理装置を元の演算処理装置と
交換する不正に対しても、有効に対処することができ
る。
【0283】(16)請求項16記載の発明によれば、
下位遊技機性能監視手段は、当該遊技機において所定時
間における遊技者が獲得した遊技価値と遊技者が消費し
た遊技価値との割合が正当なものであるか否かを、下位
出球割合基準情報に基づいて監視する下位獲得遊技価値
監視手段を備えていることにより、いわゆる10時間実
射試験を遊技機が遊技店に設置された後に行って、遊技
機性能の異常を見つけることができる。
【0284】(17)請求項17記載の発明によれば、
下位遊技機性能監視手段は、当該遊技機におけるベース
が正当なものであるか否かを、第1ベース基準情報に基
づいて監視する下位ベース監視手段を備えていることに
より、ベースの監視を遊技機が遊技店に設置された後に
行って、遊技機性能の異常を見つけることができる。
【0285】(18)請求項18記載の発明によれば、
下位遊技機性能監視手段は、当該遊技機における所定時
間において、ベースが第2ベース基準情報を満たさず、
かつ貸出遊技価値が前記第2ベース基準情報に対応する
基準貸出遊技価値を超える場合が所定回数継続したか否
かを監視する下位貸出遊技価値監視手段を備えているこ
とにより、いわゆる1時間判定(特に、改竄プリペイド
カードによる不正)の監視を遊技機が遊技店に設置され
た後に行って、遊技機性能の異常を見つけることができ
る。
【0286】(19)請求項19記載の発明によれば、
下位遊技機性能監視手段は、当該遊技機において遊技者
へ特典を付与する遊技状態の発生割合が正当なものであ
るか否かを、下位発生割合基準情報に基づいて監視する
下位特典付与発生割合監視手段を備えていることによ
り、第1種に属する遊技機における条件装置作動図柄の
組合せ確率の監視(例えば、不正な大当り確率が格納さ
れたROM等の監視)を遊技機が遊技店に設置された後
に行って、遊技機性能の異常を見つけることができる。
【0287】(20)請求項20記載の発明によれば、
上位遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機において
所定時間における遊技者が獲得した遊技価値と遊技者が
消費した遊技価値との割合が正当なものであるか否か
を、上位出球割合基準情報に基づいて監視する上位獲得
遊技価値監視手段を備えていることにより、いわゆる1
0時間実射試験の監視を遊技機が遊技店に設置された後
に行って、特定集団の遊技機性能の異常を見つけること
ができる。
【0288】(21)請求項21記載の発明によれば、
上位遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機における
ベースが正当なものであるか否かを、第3ベース基準情
報に基づいて監視する上位ベース監視手段を備えている
ことにより、ベースの監視を遊技機が遊技店に設置され
た後に行って、特定集団の遊技機性能の異常を見つける
ことができる。
【0289】(22)請求項22記載の発明によれば、
上位遊技機性能監視手段は、特定集団の遊技機において
遊技者へ特典を付与する遊技状態の発生割合が正当なも
のであるか否かを、上位発生割合基準情報に基づいて監
視する上位特典付与発生割合監視手段を備えていること
により、第1種に属する特定集団の遊技機における条件
装置作動図柄の組合せ確率の監視(例えば、不正な大当
り確率が格納されたROM等の監視)を遊技機が遊技店
に設置された後に行って、特定集団の遊技機性能の異常
を見つけることができる。
【0290】(23)請求項23記載の発明によれば、
上位遊技機性能監視手段は、所定の遊技機集団単位にお
ける該遊技機集団の性能が所定の基準を満たしているか
否かを監視する島単位性能監視手段と、同一の遊技機集
団毎の性能が所定の基準を満たしているか否かを監視す
る機種性能監視手段と、遊技機全体における該遊技機集
団の性能が所定の基準を満たしているか否かを監視する
全台性能監視手段と、を有し、前記上位遊技機性能監視
装置は、前記島単位性能監視手段を有する島単位性能監
視装置と、前記機種性能監視手段を有する機種性能監視
装置と、前記全台性能監視手段を有する全台性能監視装
置と、を含んで構成され、前記下位遊技機性能監視装置
と、前記島単位性能監視装置と、前記機種性能監視装置
と、前記全台性能監視装置と、を階層的に配置し、遊技
機性能および遊技機集団性能を監視することにより、遊
技機単体での遊技機性能、遊技機の島単位での遊技機性
能、遊技機の機種単位での遊技機性能および遊技機全体
における遊技機性能について、その監視結果に異常があ
るかどうかを階層的に分けて詳細に、第3者機関と同等
に検査することができ、不当な遊技店等による不正を詳
細に監視することができる。また、階層的な遊技機性能
の監視により、遊技情報の収集効率を向上させることが
できるとともに、遊技機性能の監視内容を異ならせて
(例えば、遊技機単体、特定の遊技機グループ等)、監
視機能の多様化を図ることができる。第3者機関により
検定された遊技機性能で、遊技店においても遊技が行
え、遊技者に対して健全な遊技機を提供することができ
る。さらに、上位遊技機性能監視装置(例えば、監視装
置4)が遊技機および遊技設備装置より発生した遊技情
報および異常情報を管理整理してデータ化し、外部通信
装置を介して外部(例えば、第3者機関)により当該デ
ータを取得することができるので、不当な遊技店におけ
る営業内容を詳細に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機性能監視システムを適用し
た遊技機の一実施例の正面図である。
【図2】遊技機のガラス枠を開いた状態を示す図であ
る。
【図3】遊技機の木枠センサを説明する図である。
【図4】遊技機性能監視システムの構成を示すブロック
図である。
【図5】監視装置0の構成を示すブロック図である。
【図6】監視装置1の構成を示すブロック図である。
【図7】監視装置2の構成を示すブロック図である。
【図8】情報収集装置の構成を示すブロック図である。
【図9】演算処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】監視装置0の処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】監視装置1の処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】監視装置2の処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】監視装置3の処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】監視装置4の処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】監視装置5の処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】遊技情報の内容を説明する図である。
【図17】監視装置0のステータス情報を説明する図で
ある。
【図18】監視装置1のステータス情報を説明する図で
ある。
【図19】演算処理装置チェック処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図20】500回判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図21】10時間判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図22】P台イベント処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図23】定時収集処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図24】履歴情報収集処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図25】ブラウジング処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図26】下位認証処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図27】下位認証処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図28】異常監視処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図29】定時バックアップ処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図30】1時間判定処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図31】閉店時のベース監視処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図32】設定変更処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図33】10時間判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図34】上位認証処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図35】上位認証処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図36】1万回判定処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図37】10時間判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図38】第3者機関アクセス処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【図39】10時間判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図40】定時バックアップ処理の遊技情報ファイルを
説明する図である。
【符号の説明】
0〜5 監視装置 10 遊技機 100 遊技店 111 パチンコ島 112 情報収集装置 113 ホールコンピュータ 122 コンソールPC 123 外部通信装置 124 ネットワーク中継装置 132 カード式球貸装置(遊技設備装置) 133 島内ネットワーク 134 店内ネットワーク 138 球切装置(遊技設備装置) 139 パルスタンク(遊技設備装置) 161、171 CPU 162、172 ROM 163、173 RAM 164 EEPROM(下位遊技機性能記憶手段) 174 EEPROM(上位遊技機性能記憶手段 200 演算処理装置

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状態を制御する遊技制御手段を有す
    る遊技機と、遊技場に設けられる各種の遊技設備装置と
    から発生する遊技情報を管理装置で管理し、 該管理装置は、遊技機および遊技設備装置に対して、そ
    れぞれの遊技情報を収集可能なように通信網で接続され
    ており、 該通信網に配置され、前記遊技情報に基づいて遊技機性
    能を監視する遊技機性能監視装置を備えた遊技機性能監
    視システムであって、 前記遊技機性能監視装置は、下位遊技機性能監視装置お
    よび上位遊技機性能監視装置を含み、 該下位遊技機性能監視装置および上位遊技機性能監視装
    置を階層的に配置し、 前記下位遊技機性能監視装置は、 遊技機および遊技設備装置に対応して設けられ、該遊技
    機および遊技設備装置よりの遊技情報を収集するととも
    に、該遊技情報に基づいて遊技機性能が所定の基準を満
    たしているか否かを監視する下位遊技機性能監視手段を
    備えており、 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記下位遊技機性能監視装置よりの遊技情報を収集する
    とともに、該遊技情報に基づいて遊技機の特定集団にお
    ける遊技機集団性能が所定の基準を満たしているか否か
    を監視する上位遊技機性能監視手段を備えていることを
    特徴とする遊技機性能監視システム。
  2. 【請求項2】 前記下位遊技機性能監視装置は、 前記下位遊技機性能監視手段により遊技機性能が所定の
    基準を満たしていないと判断された場合に、異常を報知
    する下位報知手段を備えていることを特徴とする請求項
    1記載の遊技機性能監視システム。
  3. 【請求項3】 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記上位遊技機性能監視手段により遊技機集団性能が所
    定の基準を満たしていないと判断された場合に、異常を
    報知する上位報知手段を備えていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の遊技機性能監視システム。
  4. 【請求項4】 前記下位報知手段は、 前記遊技機性能が所定の基準を満たしていない場合に、
    前記上位遊技機性能監視装置へ異常を報知することを特
    徴とする請求項2又は3記載の遊技機性能監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記通信網に外部と連絡可能とする外部
    通信装置を配置し、 前記下位報知手段若しくは上位報知手段は、 前記遊技機性能若しくは前記遊技機集団性能が所定の基
    準を満たしていない場合に、前記外部通信装置を介して
    外部に報知することを特徴とする請求項2乃至4の何れ
    かに記載の遊技機性能監視システム。
  6. 【請求項6】 前記下位遊技機性能監視装置は、 前記下位遊技機性能監視手段により遊技機性能が所定の
    基準を満たしていないと判断された場合に、当該状態情
    報を記憶する下位遊技機性能記憶手段を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機性
    能監視システム。
  7. 【請求項7】 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記上位遊技機性能監視手段により遊技機集団性能が所
    定の基準を満たしていないと判断された場合に、当該状
    態情報を記憶する上位遊技機性能記憶手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技
    機性能監視システム。
  8. 【請求項8】 前記通信網に外部と連絡可能とする外部
    通信装置を配置し、 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記下位遊技機性能監視装置より収集した遊技情報およ
    び前記下位報知手段により報知された異常情報を前記上
    位遊技機性能記憶手段に併せて記憶し、該記憶情報を前
    記外部通信装置を介して外部より入手可能とする外部連
    絡手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至7の
    何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  9. 【請求項9】 前記下位遊技機性能監視装置の前記下位
    遊技機性能監視手段が遊技機性能を判断する基準情報
    を、外部から設定可能な下位設定手段を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機性
    能監視システム。
  10. 【請求項10】 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記上位遊技機性能監視手段において遊技機集団性能を
    判断する基準情報を外部から設定可能にする上位設定手
    段を備えていることを特徴とする請求項1乃至9の何れ
    かに記載の遊技機性能監視システム。
  11. 【請求項11】 前記下位遊技機性能監視装置は、 前記下位遊技機性能監視手段により特定の遊技機性能が
    所定の基準を満たしていないと判断された場合に、当該
    遊技機を不能動化する不能動化手段を備えていることを
    特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の遊技機性
    能監視システム。
  12. 【請求項12】 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記下位遊技機性能監視装置を認証する下位認証手段
    と、 前記下位認証手段により下位遊技機性能監視装置が認証
    されない場合に、当該状態を報知する下位不認証報知手
    段と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至11
    の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  13. 【請求項13】 前記下位遊技機性能監視装置は、 前記上位遊技機性能監視装置を認証する上位認証手段
    と、 前記上位認証手段により上位遊技機性能監視装置が認証
    されない場合に、当該状態を報知する上位不認証報知手
    段と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至12
    の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  14. 【請求項14】 前記通信網に外部と連絡可能とする外
    部通信装置を配置し、 前記下位不認証報知手段若しくは前記上位不認証報知手
    段は、 前記外部通信装置を介して外部に不認証状態を報知する
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の遊技機性能
    監視システム。
  15. 【請求項15】 前記遊技制御手段は、演算処理装置を
    含み、 前記下位遊技機性能監視手段は、 前記演算処理装置が正当なものであるか否かを、演算処
    理装置判定基準情報に基づいて判定する演算処理装置判
    定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至14
    の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  16. 【請求項16】 前記下位遊技機性能監視手段は、 当該遊技機において所定時間における遊技者が獲得した
    遊技価値と遊技者が消費した遊技価値との割合が正当な
    ものであるか否かを、下位出球割合基準情報に基づいて
    監視する下位獲得遊技価値監視手段を備えていることを
    特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の遊技機性
    能監視システム。
  17. 【請求項17】 前記下位遊技機性能監視手段は、 当該遊技機におけるベースが正当なものであるか否か
    を、第1ベース基準情報に基づいて監視する下位ベース
    監視手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至1
    6の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  18. 【請求項18】 前記下位遊技機性能監視手段は、 当該遊技機における所定時間において、ベースが第2ベ
    ース基準情報を満たさず、かつ貸出遊技価値が前記第2
    ベース基準情報に対応する基準貸出遊技価値を超える場
    合が所定回数継続したか否かを監視する下位貸出遊技価
    値監視手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至
    17の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  19. 【請求項19】 前記下位遊技機性能監視手段は、 当該遊技機において遊技者へ特典を付与する遊技状態の
    発生割合が正当なものであるか否かを、下位発生割合基
    準情報に基づいて監視する下位特典付与発生割合監視手
    段を備えていることを特徴とする請求項1乃至18の何
    れかに記載の遊技機性能監視システム。
  20. 【請求項20】 前記上位遊技機性能監視手段は、 特定集団の遊技機において所定時間における遊技者が獲
    得した遊技価値と遊技者が消費した遊技価値との割合が
    正当なものであるか否かを、上位出球割合基準情報に基
    づいて監視する上位獲得遊技価値監視手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至19の何れかに記載の遊
    技機性能監視システム。
  21. 【請求項21】 前記上位遊技機性能監視手段は、 特定集団の遊技機におけるベースが正当なものであるか
    否かを、第3ベース基準情報に基づいて監視する上位ベ
    ース監視手段を備えていることを特徴とする請求項1乃
    至20の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  22. 【請求項22】 前記上位遊技機性能監視手段は、 特定集団の遊技機において遊技者へ特典を付与する遊技
    状態の発生割合が正当なものであるか否かを、上位発生
    割合基準情報に基づいて監視する上位特典付与発生割合
    監視手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至2
    1の何れかに記載の遊技機性能監視システム。
  23. 【請求項23】 前記上位遊技機性能監視手段は、 所定の遊技機集団単位における該遊技機集団の性能が所
    定の基準を満たしているか否かを監視する島単位性能監
    視手段と、 同一の遊技機集団毎の性能が所定の基準を満たしている
    か否かを監視する機種性能監視手段と、 遊技機全体における該遊技機集団の性能が所定の基準を
    満たしているか否かを監視する全台性能監視手段と、を
    有し、 前記上位遊技機性能監視装置は、 前記島単位性能監視手段を有する島単位性能監視装置
    と、前記機種性能監視手段を有する機種性能監視装置
    と、前記全台性能監視手段を有する全台性能監視装置
    と、を含んで構成され、 前記下位遊技機性能監視装置と、前記島単位性能監視装
    置と、前記機種性能監視装置と、前記全台性能監視装置
    と、を階層的に配置し、 遊技機性能および遊技機集団性能を監視することを特徴
    とする請求項1乃至22の何れかに記載の遊技機性能監
    視システム。
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