JPH10309484A - 遠心衝突式破砕機 - Google Patents
遠心衝突式破砕機Info
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- JPH10309484A JPH10309484A JP13754497A JP13754497A JPH10309484A JP H10309484 A JPH10309484 A JP H10309484A JP 13754497 A JP13754497 A JP 13754497A JP 13754497 A JP13754497 A JP 13754497A JP H10309484 A JPH10309484 A JP H10309484A
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ロータの外周部分のコリオリ力に基づく磨耗を
防止することにより、破砕効率の減少を防止し、粒径分
布を均質にする。 【構成】コリオリ力が大きくなり磨耗量が大きくなるロ
ータ外周縁最外側を含む外周縁の部分を交換自在とす
る。その外周縁に近接し内側に位置する近接部分の超硬
チップを交換自在に設ける。
防止することにより、破砕効率の減少を防止し、粒径分
布を均質にする。 【構成】コリオリ力が大きくなり磨耗量が大きくなるロ
ータ外周縁最外側を含む外周縁の部分を交換自在とす
る。その外周縁に近接し内側に位置する近接部分の超硬
チップを交換自在に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐用期間を延長するた
めに磨耗部分のみを交換できるようにした遠心衝突式破
砕機に関する。さらに詳細には、天然岩石等の塊状物を
所定の粒径に破砕し、かつ、粒形を整えることができる
竪型の遠心衝突式破砕機に関する。
めに磨耗部分のみを交換できるようにした遠心衝突式破
砕機に関する。さらに詳細には、天然岩石等の塊状物を
所定の粒径に破砕し、かつ、粒形を整えることができる
竪型の遠心衝突式破砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】天然岩石等の塊状物(以下、単に物体と
いう)は、例えばコンクリート用骨材、敷石、路床材な
ど各種の用途に応じて破砕される。このような破砕を行
う破砕機の1つとして、竪型衝撃式破砕機がよく知られ
ている。竪型衝撃式破砕機は、遠心衝突式破砕機とも称
される。遠心衝突式破砕機は、ロータの中心部分に破砕
すべき物体を供給し、遠心力で加速してロータの周縁か
ら放出することを原理とする破砕機である。遠心力を物
体に有効に与えるためのロータは、回転翼構造である。
原理的な回転翼構造は、円板に放射方向に延びる案内体
(ライナーともいう)が設けられている。
いう)は、例えばコンクリート用骨材、敷石、路床材な
ど各種の用途に応じて破砕される。このような破砕を行
う破砕機の1つとして、竪型衝撃式破砕機がよく知られ
ている。竪型衝撃式破砕機は、遠心衝突式破砕機とも称
される。遠心衝突式破砕機は、ロータの中心部分に破砕
すべき物体を供給し、遠心力で加速してロータの周縁か
ら放出することを原理とする破砕機である。遠心力を物
体に有効に与えるためのロータは、回転翼構造である。
原理的な回転翼構造は、円板に放射方向に延びる案内体
(ライナーともいう)が設けられている。
【0003】このような案内体から周方向(回転方向)
の速度を与えられる物体には、幾何学的な力即ち遠心力
を与えられる。物体は周方向速度成分(接線方向成分)
と遠心方向速度成分が合成された速度でロータから放出
される。物体が衝突体に衝突する時の衝撃力を大きくす
るためには、ロータの半径及びロータの回転角速度が大
きくなるように設計される。ロータの半径には設計上の
制限があり、回転角速度が大きくなるように設計されて
いる。
の速度を与えられる物体には、幾何学的な力即ち遠心力
を与えられる。物体は周方向速度成分(接線方向成分)
と遠心方向速度成分が合成された速度でロータから放出
される。物体が衝突体に衝突する時の衝撃力を大きくす
るためには、ロータの半径及びロータの回転角速度が大
きくなるように設計される。ロータの半径には設計上の
制限があり、回転角速度が大きくなるように設計されて
いる。
【0004】高能率化が進められている最近の遠心衝突
式破砕機では、コリオリ力を無視できないほどの回転角
速度が与えられている。見かけ上の力であるコリオリ力
は、案内体が存在する場合には、案内体と物体との間に
大きい現実の摩擦力を生じさせる。速度に比例する大き
さを持つコリオリ力は、案内体のより外側寄りでより大
きい摩擦力を生じさせる。
式破砕機では、コリオリ力を無視できないほどの回転角
速度が与えられている。見かけ上の力であるコリオリ力
は、案内体が存在する場合には、案内体と物体との間に
大きい現実の摩擦力を生じさせる。速度に比例する大き
さを持つコリオリ力は、案内体のより外側寄りでより大
きい摩擦力を生じさせる。
【0005】ロータ部材の磨耗を惹起するこのような摩
擦力の存在は、ロータの特定部分を侵食する。その侵食
部分が等比級数的に拡大しロータの一部分を破壊する。
このような破壊・欠損が起こると、物体の放出角度が大
きく変化して破砕態様を変更し、破砕された物体の粒径
分布が安定せず、ロータの安定性が悪くなる。このた
め、大きい摩擦力の存在は、補修を必要とし、特に、頻
繁な部品交換を余儀なくさせている。
擦力の存在は、ロータの特定部分を侵食する。その侵食
部分が等比級数的に拡大しロータの一部分を破壊する。
このような破壊・欠損が起こると、物体の放出角度が大
きく変化して破砕態様を変更し、破砕された物体の粒径
分布が安定せず、ロータの安定性が悪くなる。このた
め、大きい摩擦力の存在は、補修を必要とし、特に、頻
繁な部品交換を余儀なくさせている。
【0006】遠心衝突式破砕機は、岩石の破砕形式から
アンビル方式とデッドストック方式とに大別される。ア
ンビル方式の遠心衝突式破砕機は衝突体としてアンビル
を用いることにより、原料物体のサイズを小さくするこ
とを目的とし、一方デッドストック方式の遠心衝突式破
砕機は衝突体としてデッドストックを用いることにより
すでに所望のサイズに破砕された物体の表面を滑らかに
し粒形を整えることを目的としている。このような異な
る目的のために両用できる遠心衝突式破砕機が求められ
ている。
アンビル方式とデッドストック方式とに大別される。ア
ンビル方式の遠心衝突式破砕機は衝突体としてアンビル
を用いることにより、原料物体のサイズを小さくするこ
とを目的とし、一方デッドストック方式の遠心衝突式破
砕機は衝突体としてデッドストックを用いることにより
すでに所望のサイズに破砕された物体の表面を滑らかに
し粒形を整えることを目的としている。このような異な
る目的のために両用できる遠心衝突式破砕機が求められ
ている。
【0007】また、次に説明する矛盾を解決した遠心衝
突式破砕機も求められている。コンクリート用骨材は大
径の砕石と小径の砕砂を必要とするが、JISでは砕石
及び砕砂のいずれも一定の粒度分布にあることが要求さ
れている。例えばJIS規格の「砕石5005」の場
合、ふるいの通過重量百分率が60mm:100%、5
0mm:95〜100%、25mm:35〜70%、1
5mm:10〜30%、5mm:0〜5%であることが
要求される。しかし、前記のようにアンビル方式は粒径
を小さくするのを目的とした破砕方式であるので、要求
される粒度分布のうち大径のものを産物として得にく
く、また粒形も悪い。他方デッドストック方式は粒形調
整を目的とした破砕方式であるので、要求される粒度分
布のうち小径のものを産物として得にくい。
突式破砕機も求められている。コンクリート用骨材は大
径の砕石と小径の砕砂を必要とするが、JISでは砕石
及び砕砂のいずれも一定の粒度分布にあることが要求さ
れている。例えばJIS規格の「砕石5005」の場
合、ふるいの通過重量百分率が60mm:100%、5
0mm:95〜100%、25mm:35〜70%、1
5mm:10〜30%、5mm:0〜5%であることが
要求される。しかし、前記のようにアンビル方式は粒径
を小さくするのを目的とした破砕方式であるので、要求
される粒度分布のうち大径のものを産物として得にく
く、また粒形も悪い。他方デッドストック方式は粒形調
整を目的とした破砕方式であるので、要求される粒度分
布のうち小径のものを産物として得にくい。
【0008】砕石が大きいと、約40mm以上だとロー
タの翼に配置された超硬チップの破壊が起こり易くチッ
ピング摩耗を早めることになるので、破損しにくい材料
のものがよい。しかしながら、砕石が10mm以下の砕
砂になるとチッピング摩耗の量は少なく通常の摩耗量が
多くなるので耐摩耗性が良い超硬チップで構成したほう
が良い。したがって、比較的大きい原石の場合と砂の場
合とでは要求される特性が異なり、矛盾した要求とな
る。
タの翼に配置された超硬チップの破壊が起こり易くチッ
ピング摩耗を早めることになるので、破損しにくい材料
のものがよい。しかしながら、砕石が10mm以下の砕
砂になるとチッピング摩耗の量は少なく通常の摩耗量が
多くなるので耐摩耗性が良い超硬チップで構成したほう
が良い。したがって、比較的大きい原石の場合と砂の場
合とでは要求される特性が異なり、矛盾した要求とな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
【0010】本発明の目的は、ロータの特定部位の部材
を交換自在とすることにより耐用期間を大幅に延長する
ことができる遠心衝突式破砕機を提供することにある。
を交換自在とすることにより耐用期間を大幅に延長する
ことができる遠心衝突式破砕機を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ロータの特定部位の
部材を交換するコストを低廉にする遠心衝突式破砕機を
提供することにある。
部材を交換するコストを低廉にする遠心衝突式破砕機を
提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、ロータの特定部
位の部材を交換するコストを低廉にするとともに粒径分
布を安定化する遠心衝突式破砕機を提供することにあ
る。
位の部材を交換するコストを低廉にするとともに粒径分
布を安定化する遠心衝突式破砕機を提供することにあ
る。
【0013】本発明の更に他の目的は、ロータの特定部
位の部材を交換するコストを低廉にするとともに他目的
化できる遠心衝突式破砕機を提供することにある。
位の部材を交換するコストを低廉にするとともに他目的
化できる遠心衝突式破砕機を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、ロータの特定部
位の部材を交換自在とすることにより耐用期間を大幅に
延長し交換コストを低廉にするとともに粒径分布を安定
化する遠心衝突式破砕機を提供することにある。
位の部材を交換自在とすることにより耐用期間を大幅に
延長し交換コストを低廉にするとともに粒径分布を安定
化する遠心衝突式破砕機を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、請求項記載のような手段が採用されている
が、次のような作用のもとで、多用に改変される。
するために、請求項記載のような手段が採用されている
が、次のような作用のもとで、多用に改変される。
【0016】本発明による遠心衝突式破砕機では、ロー
タの中心域に破砕されるべき物体が投入される。このよ
うに投入された物体は、ロータの中心域からロータの外
周縁に向かう遠心流を形成する。ロータ上に形成される
遠心流中の物体の一部は、見かけ上のコリオリ力を受け
る。流路を形成し規定する案内体である流路形成部材に
接触する物体は、実体的なコリオリの反作用力を受け
る。
タの中心域に破砕されるべき物体が投入される。このよ
うに投入された物体は、ロータの中心域からロータの外
周縁に向かう遠心流を形成する。ロータ上に形成される
遠心流中の物体の一部は、見かけ上のコリオリ力を受け
る。流路を形成し規定する案内体である流路形成部材に
接触する物体は、実体的なコリオリの反作用力を受け
る。
【0017】本発明は、本出願人に係る特開平5−96
194号公報で詳しく示される物体の運動の数学的解析
に基づいている。遠心力のみを受ける物体は、角速度が
十分に大きく放出されるまでの時間が長い場合には、ロ
ータ外から見て、半径方向に対して45度の角度(放出
速度は回転方向に向かうベクトルを持つ)で放出され
る。
194号公報で詳しく示される物体の運動の数学的解析
に基づいている。遠心力のみを受ける物体は、角速度が
十分に大きく放出されるまでの時間が長い場合には、ロ
ータ外から見て、半径方向に対して45度の角度(放出
速度は回転方向に向かうベクトルを持つ)で放出され
る。
【0018】このような傾向は、物体と物体が接触する
流路形成部材との間の摩擦係数が零より大きければ、同
じ条件で前記角度はより大きくなる(なぜなら、遠心方
向の速度が同じ条件で小さくなるからである)。
流路形成部材との間の摩擦係数が零より大きければ、同
じ条件で前記角度はより大きくなる(なぜなら、遠心方
向の速度が同じ条件で小さくなるからである)。
【0019】コリオリ力はロータの外周縁に近づくほど
大きくなり、本発明が関係する破砕機ではコリオリ力は
無視できない大きさである。物体は外側に位置するほど
指数関数(ハイパーボリックサイン・オメガ時間・hs
in(ωt)又はこれに類似した関数)的に増大するコ
リオリ力を受ける。流路形成部材のうち外周縁の近傍の
近傍部分は、大きいコリオリ力を受けて内周部分よりも
激しく磨耗を受ける。もし流路形成部材が物体を案内す
る面がロータの回転軸心線を通りロータの回転面に直交
する面であれば、その面の外周端の位置即ち物体が離脱
して放出される位置でもっとも激しく磨耗が生じる。こ
の外端点又は外端線を含む近傍領域の近傍部分が交換さ
れる。
大きくなり、本発明が関係する破砕機ではコリオリ力は
無視できない大きさである。物体は外側に位置するほど
指数関数(ハイパーボリックサイン・オメガ時間・hs
in(ωt)又はこれに類似した関数)的に増大するコ
リオリ力を受ける。流路形成部材のうち外周縁の近傍の
近傍部分は、大きいコリオリ力を受けて内周部分よりも
激しく磨耗を受ける。もし流路形成部材が物体を案内す
る面がロータの回転軸心線を通りロータの回転面に直交
する面であれば、その面の外周端の位置即ち物体が離脱
して放出される位置でもっとも激しく磨耗が生じる。こ
の外端点又は外端線を含む近傍領域の近傍部分が交換さ
れる。
【0020】近傍部分は磨耗を受けて滑らかな曲面を形
成する。磨耗により形成される曲面は、コリオリ力の方
向に曲がる。ということは、初めからその方向に曲げて
おくことにより磨耗量は減少する。コリオリ力の影響を
考慮した物体の軌道よりも内側寄り即ち回転中心寄りの
曲面に近傍部分を初めから形成しておけば、ある特定点
から外側寄りの部分には理論的には磨耗が生じないこと
になる。
成する。磨耗により形成される曲面は、コリオリ力の方
向に曲がる。ということは、初めからその方向に曲げて
おくことにより磨耗量は減少する。コリオリ力の影響を
考慮した物体の軌道よりも内側寄り即ち回転中心寄りの
曲面に近傍部分を初めから形成しておけば、ある特定点
から外側寄りの部分には理論的には磨耗が生じないこと
になる。
【0021】磨耗は中心領域から始まるので磨耗をなく
すことはできないが、前記した曲面に初めから形成して
おいた場合には、磨耗量を少なくすることができる。特
に、近傍領域の始端点に硬い材質の近接部分を置いてお
けば、極端な言い方をすれば、決して磨耗しない材料の
部材即ち近接部分を前記始端点(近傍領域に接続し近傍
領域よりも半径方向に内側に位置する領域)に置き、し
かも、前記近傍領域を特定の前記曲面に形成しておけ
ば、磨耗は全く起こらない。磨耗量が少なければ物体の
放出位置の変動量が少ないので、物体が飛び出す位置と
方向が安定する。前記公報に示されるように、接線方向
と物体の飛跡との間の角度である放出角度θは、次式で
表される。
すことはできないが、前記した曲面に初めから形成して
おいた場合には、磨耗量を少なくすることができる。特
に、近傍領域の始端点に硬い材質の近接部分を置いてお
けば、極端な言い方をすれば、決して磨耗しない材料の
部材即ち近接部分を前記始端点(近傍領域に接続し近傍
領域よりも半径方向に内側に位置する領域)に置き、し
かも、前記近傍領域を特定の前記曲面に形成しておけ
ば、磨耗は全く起こらない。磨耗量が少なければ物体の
放出位置の変動量が少ないので、物体が飛び出す位置と
方向が安定する。前記公報に示されるように、接線方向
と物体の飛跡との間の角度である放出角度θは、次式で
表される。
【0022】
【数1】 μは、物体と流路形成部材との間の摩擦係数であり、全
流路で一定であると仮定されている。この式は、回転角
速度の値及びロータの直径値が十分に大きく、中心点に
おける初速度が零である初期条件下の近似式であり、現
実のロータの設計定数において現実的な値を示してい
る。
流路で一定であると仮定されている。この式は、回転角
速度の値及びロータの直径値が十分に大きく、中心点に
おける初速度が零である初期条件下の近似式であり、現
実のロータの設計定数において現実的な値を示してい
る。
【0023】摩擦係数が零であれば、放出角度θは45
度である。摩擦係数は零より大きいので、放出角度θは
45度より大きい。このことは、摩擦力により物体の半
径方向加速度に制限がかかっており接線方向速度は飛び
出す位置において定数であるから、当然の結果である。
重力による影響下でも、現実のロータでは回転角速度が
十分に大きいから、放出角度はほぼ同じ値を示す。
度である。摩擦係数は零より大きいので、放出角度θは
45度より大きい。このことは、摩擦力により物体の半
径方向加速度に制限がかかっており接線方向速度は飛び
出す位置において定数であるから、当然の結果である。
重力による影響下でも、現実のロータでは回転角速度が
十分に大きいから、放出角度はほぼ同じ値を示す。
【0024】流路形成部材は、半径方向に延びる半径方
向部分と周方向に延びる周方向部分を備えている。前記
近傍部分は半径方向部分の一部と前記周方向部分の一部
として形成することができる。この場合、両部分に前記
曲面を連続させて形成することができる。前記近接部分
と前記近傍部分は独立に交換自在に形成することができ
る。
向部分と周方向に延びる周方向部分を備えている。前記
近傍部分は半径方向部分の一部と前記周方向部分の一部
として形成することができる。この場合、両部分に前記
曲面を連続させて形成することができる。前記近接部分
と前記近傍部分は独立に交換自在に形成することができ
る。
【0025】流路は複数好ましくは3つが形成される。
流路は、120度間隔で位相が異なっている。1つの流
路は120度回転させることにより他の流路に重なる。
各流路は、角度位置が異なる2箇所の流路形成部材によ
り形成される。この場合、ロータは反転・逆転する。回
転方向に前方の近接部分及び近傍部分が磨耗する。
流路は、120度間隔で位相が異なっている。1つの流
路は120度回転させることにより他の流路に重なる。
各流路は、角度位置が異なる2箇所の流路形成部材によ
り形成される。この場合、ロータは反転・逆転する。回
転方向に前方の近接部分及び近傍部分が磨耗する。
【0026】前記曲面は、ロータの回転中心軸心線に直
交する断面上の形状が、前記コリオリ力の周方向分力を
時間に関して2回積分した値とロータの半径方向長さと
の間の関数の形で表される形状又はこれに近似した形状
であることが好ましい。
交する断面上の形状が、前記コリオリ力の周方向分力を
時間に関して2回積分した値とロータの半径方向長さと
の間の関数の形で表される形状又はこれに近似した形状
であることが好ましい。
【0027】ロータの周域には、ロータから放出された
物体が衝突する衝突体が配置されている。衝突体は、金
属製のアンビルであり、鉛直方向に延びる溝が形成され
た凹凸体である。これは、ロータが正方向及び逆方向に
回転し且つ放出方向が斜め(静止系即ち機械本体からみ
て)である物体を直交方向に衝突面に衝突させるためで
ある。衝突体は、また、デッドストックである。デッド
ストックとアンビルとをロータの周域で交互に配置する
こともできる。また、ロータ側にもデッドストックを形
成することができる。
物体が衝突する衝突体が配置されている。衝突体は、金
属製のアンビルであり、鉛直方向に延びる溝が形成され
た凹凸体である。これは、ロータが正方向及び逆方向に
回転し且つ放出方向が斜め(静止系即ち機械本体からみ
て)である物体を直交方向に衝突面に衝突させるためで
ある。衝突体は、また、デッドストックである。デッド
ストックとアンビルとをロータの周域で交互に配置する
こともできる。また、ロータ側にもデッドストックを形
成することができる。
【0028】前記近接部分及び近傍部分は流路の両側に
設けられている。回転方向に先行するそれらの部分と回
転方向に後行するそれらの部分との硬度を異ならせるこ
とができる。その技術的意義は、詳細な説明の欄におい
て述べられる。
設けられている。回転方向に先行するそれらの部分と回
転方向に後行するそれらの部分との硬度を異ならせるこ
とができる。その技術的意義は、詳細な説明の欄におい
て述べられる。
【0029】
【発明の効果】本発明による遠心衝突式破砕機は、機械
の使用可能期間を大幅に延長することができる。その他
の効果は、前記作用説明及び実施形態の説明において具
体的に述べられている。例えば、期間延長のための作業
が容易であり、その維持コストが低廉であることなどで
ある。
の使用可能期間を大幅に延長することができる。その他
の効果は、前記作用説明及び実施形態の説明において具
体的に述べられている。例えば、期間延長のための作業
が容易であり、その維持コストが低廉であることなどで
ある。
【0030】
(実施の形態1)本発明の実施の形態を図面を参照しな
がら以下に説明する。図1,図2はこの発明によるデッ
ドストック形式の遠心衝突式破砕機の実施形態1を示し
ている。ケーシング1は、ケーシング本体1と蓋2とか
ら形成されている。蓋2は、止め具3を介して着脱自在
にケーシング本体1に固定されている。ケーシング本体
の形は、水平断面上で正方形である。
がら以下に説明する。図1,図2はこの発明によるデッ
ドストック形式の遠心衝突式破砕機の実施形態1を示し
ている。ケーシング1は、ケーシング本体1と蓋2とか
ら形成されている。蓋2は、止め具3を介して着脱自在
にケーシング本体1に固定されている。ケーシング本体
の形は、水平断面上で正方形である。
【0031】ケーシング本体1には、支持体4が支持さ
れている。支持体4に旋回軸5が回転自在に支持されて
いる。旋回軸5に、旋回台6が固定されている。旋回台
6に、油圧シリンダ7の一端部が揺動自在に支持されて
いる。また、旋回台6にはレバー8の基端部が揺動自在
に支持されている。レバー8の部分が、油圧シリンダ7
の他端部に回転自在に支持されている。
れている。支持体4に旋回軸5が回転自在に支持されて
いる。旋回軸5に、旋回台6が固定されている。旋回台
6に、油圧シリンダ7の一端部が揺動自在に支持されて
いる。また、旋回台6にはレバー8の基端部が揺動自在
に支持されている。レバー8の部分が、油圧シリンダ7
の他端部に回転自在に支持されている。
【0032】レバー8の自由端部が、蓋2の中心蓋9の
近傍に回転自在に結合している。中心蓋9は、蓋2の中
心領域に設けられている蓋挿入孔11に嵌め込まれてい
る。油圧シリンダ7の伸縮と旋回軸5の旋回との組み合
わせにより、中心蓋9をケーシング本体1の側方の床に
静置することができる。中心蓋9と同体に蓋2をその床
に静置することもできる。
近傍に回転自在に結合している。中心蓋9は、蓋2の中
心領域に設けられている蓋挿入孔11に嵌め込まれてい
る。油圧シリンダ7の伸縮と旋回軸5の旋回との組み合
わせにより、中心蓋9をケーシング本体1の側方の床に
静置することができる。中心蓋9と同体に蓋2をその床
に静置することもできる。
【0033】床12に回転駆動機構13が、設置されて
いる。回転駆動機構13の鉛直向きの回転中心線は、前
記正方形の中心を通っている。回転駆動機構13は、軸
ハウジング14を有している。駆動軸15が、駆動モー
タ(図示せず)、Vベルト(図示せず)等を介して、軸
ハウジング14の中に回転自在に支持されている。駆動
軸15の回転中心線は、回転駆動機構13の前記中心線
に一致している。
いる。回転駆動機構13の鉛直向きの回転中心線は、前
記正方形の中心を通っている。回転駆動機構13は、軸
ハウジング14を有している。駆動軸15が、駆動モー
タ(図示せず)、Vベルト(図示せず)等を介して、軸
ハウジング14の中に回転自在に支持されている。駆動
軸15の回転中心線は、回転駆動機構13の前記中心線
に一致している。
【0034】回転翼16が、駆動軸15の上端面に支持
され駆動軸15に固定されている。前記駆動モータの回
転方向は、正方向及び負方向に回転することができ、即
ち、前記駆動モータは逆転可能である。したがって、駆
動軸15は、正逆方向に回転することができる。
され駆動軸15に固定されている。前記駆動モータの回
転方向は、正方向及び負方向に回転することができ、即
ち、前記駆動モータは逆転可能である。したがって、駆
動軸15は、正逆方向に回転することができる。
【0035】蓋2に形成された蓋挿入孔11は、原石な
どの破砕すべき物体を投入するための投入口17を兼ね
ている。投入口17は、水平断面上で円形である。投入
口17の鉛直向きの中心線は、回転駆動機構13の前記
中心線に一致している。蓋2に、天井18が形成されて
いる。
どの破砕すべき物体を投入するための投入口17を兼ね
ている。投入口17は、水平断面上で円形である。投入
口17の鉛直向きの中心線は、回転駆動機構13の前記
中心線に一致している。蓋2に、天井18が形成されて
いる。
【0036】天井18の下面に円筒体19が吊り下げら
れて支持されている。円筒体19の下部から、シュート
21が垂下されている。シュート21は水平断面上で略
緩円錐形であり、下方部が上方部よりも狭くなるように
形成されている。シュート21の中心線は、回転駆動機
構13の前記中心線に一致している。
れて支持されている。円筒体19の下部から、シュート
21が垂下されている。シュート21は水平断面上で略
緩円錐形であり、下方部が上方部よりも狭くなるように
形成されている。シュート21の中心線は、回転駆動機
構13の前記中心線に一致している。
【0037】円筒体19の下端面に、カバー23が取り
つけられている。カバー23は、回転翼16を上方側か
ら覆い、回転翼から跳ねる物体のケーシング本体1内へ
の飛散を防止している。シュート21の下端縁の高さ位
置は、回転翼16の後述する翼体の上端面の高さ位置に
概ね一致している。
つけられている。カバー23は、回転翼16を上方側か
ら覆い、回転翼から跳ねる物体のケーシング本体1内へ
の飛散を防止している。シュート21の下端縁の高さ位
置は、回転翼16の後述する翼体の上端面の高さ位置に
概ね一致している。
【0038】図3及び図4は、ロータを示している。ロ
ータは、その翼構造から、回転翼16と呼ばれる。回転
翼16は、物体の遠心流を生起させることができる。回
転翼16は、回転円盤31を含み、また、三枚翼体を含
む。三枚翼体は、3体の翼体33から形成されている。
回転円盤31は、中心に同軸に分配盤34を備えてい
る。分配盤34の上面は、中心部分を形成する水平面3
5と緩やかに傾斜する円錐面36とから形成されてい
る。
ータは、その翼構造から、回転翼16と呼ばれる。回転
翼16は、物体の遠心流を生起させることができる。回
転翼16は、回転円盤31を含み、また、三枚翼体を含
む。三枚翼体は、3体の翼体33から形成されている。
回転円盤31は、中心に同軸に分配盤34を備えてい
る。分配盤34の上面は、中心部分を形成する水平面3
5と緩やかに傾斜する円錐面36とから形成されてい
る。
【0039】円錐面36は、水平面35を同心に包囲し
ている。水平面35は、円錐面36よりも高い位置にあ
る。円錐面36は、外側寄り部分が内側寄り部分よりも
低い位置にある。3体の翼体33の回転方向に隣り合う
2体は、120度の位相差を有し同一構造、同一形状で
ある。2体の翼体33の間には流動用床37が敷かれて
いる。流動用床37の上面は、水平面である。
ている。水平面35は、円錐面36よりも高い位置にあ
る。円錐面36は、外側寄り部分が内側寄り部分よりも
低い位置にある。3体の翼体33の回転方向に隣り合う
2体は、120度の位相差を有し同一構造、同一形状で
ある。2体の翼体33の間には流動用床37が敷かれて
いる。流動用床37の上面は、水平面である。
【0040】流動用床37の内端部分は、回転円盤31
の上面と分配盤34の外周端部の下端面との間に挟まれ
ている。回転円盤31の上面側には、3箇所に凹部38
が設けられている。各流動用床37の下端面側には、凸
部39が設けられている。凸部39は、凹部38に嵌め
込まれている。この凹凸嵌合は、流動用床37の遠心力
による飛出しを防いでいる。
の上面と分配盤34の外周端部の下端面との間に挟まれ
ている。回転円盤31の上面側には、3箇所に凹部38
が設けられている。各流動用床37の下端面側には、凸
部39が設けられている。凸部39は、凹部38に嵌め
込まれている。この凹凸嵌合は、流動用床37の遠心力
による飛出しを防いでいる。
【0041】各翼体33は、分配盤34の外側領域で回
転円盤31の外周端近くまで概ね半径方向に延びてい
る。各翼体33は、図3に示すように、半径方向に延び
る本体部分41と、回転円盤31の内側寄りの領域で周
方向に延びる第1周方向部分42と、回転円盤31の外
周端部領域で周方向に延びる第2周方向部分43から形
成されている。
転円盤31の外周端近くまで概ね半径方向に延びてい
る。各翼体33は、図3に示すように、半径方向に延び
る本体部分41と、回転円盤31の内側寄りの領域で周
方向に延びる第1周方向部分42と、回転円盤31の外
周端部領域で周方向に延びる第2周方向部分43から形
成されている。
【0042】第1周方向部分42及び第2周方向部分4
3は、本体部分41の中心線(半径に一致する線)に対
してそれぞれに線対称に形成されている。第2周方向部
分43の周方向に離隔する両端部分は、後に説明するよ
うに近傍部分45を形成する。第1周方向部分42の両
端部は、半径方向に延びる半径方向部分46を形成して
いる。本体部分41と第1周方向部分42と第2周方向
部分43は、本体部分41の両側(周方向に両側)に2
つの凹部を形成している。
3は、本体部分41の中心線(半径に一致する線)に対
してそれぞれに線対称に形成されている。第2周方向部
分43の周方向に離隔する両端部分は、後に説明するよ
うに近傍部分45を形成する。第1周方向部分42の両
端部は、半径方向に延びる半径方向部分46を形成して
いる。本体部分41と第1周方向部分42と第2周方向
部分43は、本体部分41の両側(周方向に両側)に2
つの凹部を形成している。
【0043】この凹部は、デッドストックスペース47
を形成する。デッドストックスペース47に物体が集積
されて形成されるデッドストックの外側面と半径方向部
分46の端面(周方向に概ね直交する面)48と近傍部
分45の端面(周方向に概ね直交する面)とで、物体の
遠心流を案内する案内面を形成する。
を形成する。デッドストックスペース47に物体が集積
されて形成されるデッドストックの外側面と半径方向部
分46の端面(周方向に概ね直交する面)48と近傍部
分45の端面(周方向に概ね直交する面)とで、物体の
遠心流を案内する案内面を形成する。
【0044】言い換えると、デッドストックスペース4
7に集積するデッドストックと半径方向部分46と近傍
部分45とは、流路形成部材を構成している。このよう
な流路形成部材は、ロータの中心域からロータの外周縁
に向かう物体の遠心流を形成することができる。その遠
心流の流路は、流路形成部材により規定される。
7に集積するデッドストックと半径方向部分46と近傍
部分45とは、流路形成部材を構成している。このよう
な流路形成部材は、ロータの中心域からロータの外周縁
に向かう物体の遠心流を形成することができる。その遠
心流の流路は、流路形成部材により規定される。
【0045】近傍部分45は、回転翼16の外周端部で
周方向に延びる周方向近傍部分45Aと、周方向近傍部
分45Aの端部として径方向に延びる径方向近傍部分4
5Bとから形成されている。周方向近傍部分45Aと径
方向近傍部分45Bの端面は、回転翼16又はロータの
外周縁51を形成している。
周方向に延びる周方向近傍部分45Aと、周方向近傍部
分45Aの端部として径方向に延びる径方向近傍部分4
5Bとから形成されている。周方向近傍部分45Aと径
方向近傍部分45Bの端面は、回転翼16又はロータの
外周縁51を形成している。
【0046】外周縁51は、コリオリ力により物体が押
しつけられる領域の面又はこの面を含む流路形成部材で
あり物体が離脱する点を含みこの点の近傍の領域又はこ
の領域を含む流路形成部材をいう。具体的には、近傍部
分45又は近傍部分45の部分を含む。前記離脱点は、
磨耗の進行により前進するから定点ではない。
しつけられる領域の面又はこの面を含む流路形成部材で
あり物体が離脱する点を含みこの点の近傍の領域又はこ
の領域を含む流路形成部材をいう。具体的には、近傍部
分45又は近傍部分45の部分を含む。前記離脱点は、
磨耗の進行により前進するから定点ではない。
【0047】近傍部分45は、第2周方向部分43の端
部に外側から取りつけられている。即ち、周方向近傍部
分45Aの内側面(半径方向に内側の面)と第2周方向
部分43の外側面(半径方向に外側の面)が密着してい
る。近傍部分45は、内側周方向部分52及び外側周方
向部分53を一体に備えている。内側周方向部分52
は、外側周方向部分53よりも半径方向に内側に位置し
ている。
部に外側から取りつけられている。即ち、周方向近傍部
分45Aの内側面(半径方向に内側の面)と第2周方向
部分43の外側面(半径方向に外側の面)が密着してい
る。近傍部分45は、内側周方向部分52及び外側周方
向部分53を一体に備えている。内側周方向部分52
は、外側周方向部分53よりも半径方向に内側に位置し
ている。
【0048】内側周方向部分52と外側周方向部分53
との間に第2周方向部分43の端部が嵌め込まれてい
る。ボルト54が、外側周方向部分53の側から通され
第2周方向部分43の端部及び内側周方向部分52を貫
通している。締付ナット55をボルト54の突出部にね
じ込んで、近傍部分45を第2周方向部分43に強固に
固定している。
との間に第2周方向部分43の端部が嵌め込まれてい
る。ボルト54が、外側周方向部分53の側から通され
第2周方向部分43の端部及び内側周方向部分52を貫
通している。締付ナット55をボルト54の突出部にね
じ込んで、近傍部分45を第2周方向部分43に強固に
固定している。
【0049】近傍部分45の径方向近傍部分45Bの内
側寄り部分に、硬質体57が取りつけられている。硬質
体とは、近傍部分45の部材に比較して硬質であること
を意味する。硬質体として、高価な超硬チップ57が用
いられている。超硬チップ57は、流路形成部材の一部
分であり、近傍部分45よりも半径方向に内側に(中心
より)あり近傍部分45に近接している。近傍部分45
と近接部分45は半径方向に連続している。近傍部分4
5には硬い合金が用いられ、本体部分41の部材よりも
硬質である。
側寄り部分に、硬質体57が取りつけられている。硬質
体とは、近傍部分45の部材に比較して硬質であること
を意味する。硬質体として、高価な超硬チップ57が用
いられている。超硬チップ57は、流路形成部材の一部
分であり、近傍部分45よりも半径方向に内側に(中心
より)あり近傍部分45に近接している。近傍部分45
と近接部分45は半径方向に連続している。近傍部分4
5には硬い合金が用いられ、本体部分41の部材よりも
硬質である。
【0050】超硬チップの他に非超硬チップという用語
が本明細書において用いられる。非超硬チップは、いわ
ゆるクロム鋼、ニッケル・クロム鋼など強靭な鋼又は合
金鋼等であり、摩耗しやすいが粘りがあり欠けにく
い。”欠けにくい”とは、チッピング摩耗が少ないこと
である。これに対して超硬チップは、WC−Co系、W
C−TiC−Co系、WC−TiC−TaC(NbC)−
Co、TaC−Ni系、Cr2−Ni系等の燒結合金からな
り、ダイヤモンドに匹敵する硬さを有し、軟質炭化物を
鉄族元素を結合剤金属として圧縮成形した後高温度で燒
結して作られ、非超硬チップに比較して、欠けやすいが
摩耗しにくい。超硬チップは、非超鋼チップに対して比
較的に硬いチップであり、上記例示のものに限られず、
ファインセラミックスも含まれる。
が本明細書において用いられる。非超硬チップは、いわ
ゆるクロム鋼、ニッケル・クロム鋼など強靭な鋼又は合
金鋼等であり、摩耗しやすいが粘りがあり欠けにく
い。”欠けにくい”とは、チッピング摩耗が少ないこと
である。これに対して超硬チップは、WC−Co系、W
C−TiC−Co系、WC−TiC−TaC(NbC)−
Co、TaC−Ni系、Cr2−Ni系等の燒結合金からな
り、ダイヤモンドに匹敵する硬さを有し、軟質炭化物を
鉄族元素を結合剤金属として圧縮成形した後高温度で燒
結して作られ、非超硬チップに比較して、欠けやすいが
摩耗しにくい。超硬チップは、非超鋼チップに対して比
較的に硬いチップであり、上記例示のものに限られず、
ファインセラミックスも含まれる。
【0051】硬質体57は、近傍部分45から独立させ
ることができる。即ち、近傍部分45を交換する際に、
硬質体57をそのまま残存させることができる。この場
合は、硬質体57は、本体部分41又は流動用床37に
取りつけることになる。硬質体57は、第2周方向部分
43の両端部に取りつけられている。
ることができる。即ち、近傍部分45を交換する際に、
硬質体57をそのまま残存させることができる。この場
合は、硬質体57は、本体部分41又は流動用床37に
取りつけることになる。硬質体57は、第2周方向部分
43の両端部に取りつけられている。
【0052】第1周方向部分42の両端部分の半径方向
部分46にも、内側硬質体58である内側超硬チップが
交換可能に設けられている。内側硬質体58は、超硬チ
ップに代えて非超硬チップを用いることができる。内側
硬質体58は、第1周方向部分42の材質よりも硬質で
ある。
部分46にも、内側硬質体58である内側超硬チップが
交換可能に設けられている。内側硬質体58は、超硬チ
ップに代えて非超硬チップを用いることができる。内側
硬質体58は、第1周方向部分42の材質よりも硬質で
ある。
【0053】各翼体33には、覆蓋59が設けられてい
る。覆蓋59は、本体部分41の上端面に固着されてい
る。このような固着構造の説明は省略する。図1,2に
示すように、回転翼16の周域にデッドストックを形成
するためのデッドストック形成用床板61がケーシング
本体1に固定されている。
る。覆蓋59は、本体部分41の上端面に固着されてい
る。このような固着構造の説明は省略する。図1,2に
示すように、回転翼16の周域にデッドストックを形成
するためのデッドストック形成用床板61がケーシング
本体1に固定されている。
【0054】デッドストック形成用床板61には、中心
孔62が開けられている。デッドストック形成用床板6
1より上方の空間が、デッドストックスペース63とし
て使用される。ロータから放出される物体の運転開始後
の初期衝突を行わせるための衝突板64がケーシング本
体1の四周の鉛直壁の内面に固定されている。
孔62が開けられている。デッドストック形成用床板6
1より上方の空間が、デッドストックスペース63とし
て使用される。ロータから放出される物体の運転開始後
の初期衝突を行わせるための衝突板64がケーシング本
体1の四周の鉛直壁の内面に固定されている。
【0055】次に、実施形態1の動作、物体の運動を説
明する。運転中は、中心蓋9が蓋挿入孔11より取り外
される。他の破砕機で既に破砕された物体が蓋挿入孔1
1より投入される。回転翼16は、正転でも逆転でもど
ちらでもよい。投入された物体は、シュート21に案内
され回転翼16の中心領域即ち分配盤34の水平面35
上に落下する。
明する。運転中は、中心蓋9が蓋挿入孔11より取り外
される。他の破砕機で既に破砕された物体が蓋挿入孔1
1より投入される。回転翼16は、正転でも逆転でもど
ちらでもよい。投入された物体は、シュート21に案内
され回転翼16の中心領域即ち分配盤34の水平面35
上に落下する。
【0056】水平面35上に落下した物体は円錐面36
に案内され重力により初速度を与えられて流動用床37
上で滑動しながら、遠心力を付与される。流動用床37
の上面と物体との間の摩擦がなくても、物体は流路形成
部材46、45から直接に周方向の運動を与えられ遠心
力を受ける。
に案内され重力により初速度を与えられて流動用床37
上で滑動しながら、遠心力を付与される。流動用床37
の上面と物体との間の摩擦がなくても、物体は流路形成
部材46、45から直接に周方向の運動を与えられ遠心
力を受ける。
【0057】物体は、運転開始後には、デッドストック
スペース47に集積する。デッドストックの集積量が限
界に達すると、そのデッドストック及び流路形成部材か
ら直接に周方向の運動を与えられ遠心力を受ける。近傍
部分45の外周縁51に案内される時には既に大きい速
度を有している物体は、大きいコリオリの反作用力を受
けながら、外周縁51に含まれるある点でその外周縁5
1から離脱され放てきされる。
スペース47に集積する。デッドストックの集積量が限
界に達すると、そのデッドストック及び流路形成部材か
ら直接に周方向の運動を与えられ遠心力を受ける。近傍
部分45の外周縁51に案内される時には既に大きい速
度を有している物体は、大きいコリオリの反作用力を受
けながら、外周縁51に含まれるある点でその外周縁5
1から離脱され放てきされる。
【0058】物体は、遠心方向速度成分と回転方向に向
かう接線方向速度成分が合成された速度で放出される。
物体の放出角度即ち放射方向と放出方向との間の角度
は、45度より大きい。摩擦力がきわめて大きい場合に
は、放出方向は接線方向に近づく。図5は、外周縁51
が放射方向に向いている場合の運動解析図である。放出
点Pは外周縁51上で最外端にある。摩擦がない場合に
はθは45度であるが、摩擦は必ずあるので、θは45
度より大きい。
かう接線方向速度成分が合成された速度で放出される。
物体の放出角度即ち放射方向と放出方向との間の角度
は、45度より大きい。摩擦力がきわめて大きい場合に
は、放出方向は接線方向に近づく。図5は、外周縁51
が放射方向に向いている場合の運動解析図である。放出
点Pは外周縁51上で最外端にある。摩擦がない場合に
はθは45度であるが、摩擦は必ずあるので、θは45
度より大きい。
【0059】図6は、摩擦があり外周縁51が曲面に形
成されている場合の運動解析図である。放出点Pは外周
縁51上にあるが、最外側点Qに一致するとは限らな
い。図5に示すように外周縁51が初期条件として平面
(回転中心Oを含む鉛直面)が与えられていても、摩擦
係数μは零ではないので、コリオリ力をFで表すと、摩
擦力μFが物体(図中小円で示す)に働き、この摩擦力
により外周縁51は磨耗される。
成されている場合の運動解析図である。放出点Pは外周
縁51上にあるが、最外側点Qに一致するとは限らな
い。図5に示すように外周縁51が初期条件として平面
(回転中心Oを含む鉛直面)が与えられていても、摩擦
係数μは零ではないので、コリオリ力をFで表すと、摩
擦力μFが物体(図中小円で示す)に働き、この摩擦力
により外周縁51は磨耗される。
【0060】運転を継続すると、磨耗による研磨作用に
より外周縁51は一定の曲面に自然に形成される。この
曲面が図6に示される曲面Sである場合には、放出点P
は最外側の点Qに一致する。今点Rが絶対に磨耗しない
物質で形成されている場合には、曲面Sが形成された後
には、もはや磨耗は起こらない。
より外周縁51は一定の曲面に自然に形成される。この
曲面が図6に示される曲面Sである場合には、放出点P
は最外側の点Qに一致する。今点Rが絶対に磨耗しない
物質で形成されている場合には、曲面Sが形成された後
には、もはや磨耗は起こらない。
【0061】従って、適当な任意の位置Rに超硬チップ
57が設けられている。このように超硬チップ57を設
けた場合には、始めから、近傍部分45に外周縁51を
与えておけばよい。外周縁51を形成することにより、
もし外周縁51を形成しなかった場合に磨耗する分だけ
材料費の節約になる。
57が設けられている。このように超硬チップ57を設
けた場合には、始めから、近傍部分45に外周縁51を
与えておけばよい。外周縁51を形成することにより、
もし外周縁51を形成しなかった場合に磨耗する分だけ
材料費の節約になる。
【0062】外周縁51は数学的に理想化した場合の曲
線である必要はなく、理想的な曲線に近似する直線
(面)に形成しておけばよい。高価な超硬チップに代え
て、各種合金を用いてもよい。硬質体57は、近傍部分
45よりも硬質であればよい。ある程度に磨耗が進め
ば、ロータを逆転させる。ロータの逆転使用により、耐
久性を2倍にすることができる。
線である必要はなく、理想的な曲線に近似する直線
(面)に形成しておけばよい。高価な超硬チップに代え
て、各種合金を用いてもよい。硬質体57は、近傍部分
45よりも硬質であればよい。ある程度に磨耗が進め
ば、ロータを逆転させる。ロータの逆転使用により、耐
久性を2倍にすることができる。
【0063】硬質体57も当然に磨耗するから、外周縁
51も侵食を受ける。外周縁51の侵食が進めば、近傍
部分45を交換する。硬質体57の磨耗が進み急速に近
傍部分45が侵食し始める頃に、硬質体57を交換す
る。したがって、近傍部分45の交換時期と硬質体57
の交換時期を独立させることが好ましい。しかし、近傍
部分45の交換時期と硬質体57の交換時期を一致させ
るように設計することは可能である。このように交換時
期を一致させた場合には、交換作業にかかるコストを低
減させることができる。
51も侵食を受ける。外周縁51の侵食が進めば、近傍
部分45を交換する。硬質体57の磨耗が進み急速に近
傍部分45が侵食し始める頃に、硬質体57を交換す
る。したがって、近傍部分45の交換時期と硬質体57
の交換時期を独立させることが好ましい。しかし、近傍
部分45の交換時期と硬質体57の交換時期を一致させ
るように設計することは可能である。このように交換時
期を一致させた場合には、交換作業にかかるコストを低
減させることができる。
【0064】硬質体57は、必ずしも必要ではない。交
換回数を最小にするような外周縁51の最適形状があ
る。外周縁51の形状は、外周縁51と物体の間の摩
擦、外周縁51と物体の間の滑りが物体の放出角度に影
響する。放出角度は、物体の破砕、研磨に影響を与え
る。外周縁51の形状の長時間に亘る安定性は、物体の
破砕、研磨の安定性、即ち、粒径分布の均一性、研磨程
度の一定性をもたらす。
換回数を最小にするような外周縁51の最適形状があ
る。外周縁51の形状は、外周縁51と物体の間の摩
擦、外周縁51と物体の間の滑りが物体の放出角度に影
響する。放出角度は、物体の破砕、研磨に影響を与え
る。外周縁51の形状の長時間に亘る安定性は、物体の
破砕、研磨の安定性、即ち、粒径分布の均一性、研磨程
度の一定性をもたらす。
【0065】実施形態1は、図2に鎖線で示すように、
ケーシング本体内のデッドストックスペス63にデッド
ストック71を形成する。デッドストック71に衝突す
る物体は、互いに相手を破砕すると同時に互いに相手を
研磨するから、砕砂が生産される。外周縁51の形状
は、ロータの回転中心軸心線に直交する断面上の形状
が、前記コリオリ力の周方向分力を時間に関して2回積
分した値とロータの半径方向長さとの間の関数の形で表
される形状である。
ケーシング本体内のデッドストックスペス63にデッド
ストック71を形成する。デッドストック71に衝突す
る物体は、互いに相手を破砕すると同時に互いに相手を
研磨するから、砕砂が生産される。外周縁51の形状
は、ロータの回転中心軸心線に直交する断面上の形状
が、前記コリオリ力の周方向分力を時間に関して2回積
分した値とロータの半径方向長さとの間の関数の形で表
される形状である。
【0066】(実施の形態2)図7は、本発明による実
施形態2を示している。ロータである回転翼16の構造
は、超硬チップの材質に関する点を除いて、実施形態1
のものと全く同一である。実施形態2は、デッドストッ
ク形式とアンビル形式が折衷した折衷方式の破砕機を示
している。
施形態2を示している。ロータである回転翼16の構造
は、超硬チップの材質に関する点を除いて、実施形態1
のものと全く同一である。実施形態2は、デッドストッ
ク形式とアンビル形式が折衷した折衷方式の破砕機を示
している。
【0067】デッドストック形成用床板61上には、デ
ッドストックスペースが形成されている。デッドストッ
ク形成用床板61よりも上方に4つのアンビル81が配
置されている。各アンビル81は、隣同士で互いに直交
するケーシング本体1の鉛直壁に取りつけられている。
ッドストックスペースが形成されている。デッドストッ
ク形成用床板61よりも上方に4つのアンビル81が配
置されている。各アンビル81は、隣同士で互いに直交
するケーシング本体1の鉛直壁に取りつけられている。
【0068】各アンビル81は、複数のアンビル要素8
2から形成されている。各アンビル要素82は、従来と
同様に耐摩耗性を有するマンガン鋼等により形成されて
いる。隣り合う2つのアンビル81の間に、デッドスト
ックスペース84が形成されている。即ち、デッドスト
ックスペース84はケーシング内でその4隅に形成され
ている。
2から形成されている。各アンビル要素82は、従来と
同様に耐摩耗性を有するマンガン鋼等により形成されて
いる。隣り合う2つのアンビル81の間に、デッドスト
ックスペース84が形成されている。即ち、デッドスト
ックスペース84はケーシング内でその4隅に形成され
ている。
【0069】図8に、120度角度位置が異なる3本の
中心線L,M,Nが示されている。各中心線L,M,N
は、それぞれに本体部分41の中心を通り回転軸心線に
直交する線である。円周方向に隣り合う2本の中心線の
間にある回転翼の部分は実質的に互いに合同である。
中心線L,M,Nが示されている。各中心線L,M,N
は、それぞれに本体部分41の中心を通り回転軸心線に
直交する線である。円周方向に隣り合う2本の中心線の
間にある回転翼の部分は実質的に互いに合同である。
【0070】隣り合う翼体33は、各中心線L,M,N
に対して円周方向にそれぞれに対称である。このように
翼体33を構成する部品は、全て、中心線L,M,Nに
対して回転方向即ち周方向に対称に設けられている。こ
のような対称性は、回転翼16の高速回転のために基本
的に必要である。
に対して円周方向にそれぞれに対称である。このように
翼体33を構成する部品は、全て、中心線L,M,Nに
対して回転方向即ち周方向に対称に設けられている。こ
のような対称性は、回転翼16の高速回転のために基本
的に必要である。
【0071】このような基本的要請により、対称な位置
にある近傍部分45に硬質体57も各翼体33に一対2
体が設けられている。同様に、内側硬質体58も各翼体
33で一対2体が設けられている。このようなチップ5
7,58の内で、回転方向に同一位相にある1組のチッ
プ57,58は、超硬チップである。回転方向に同一位
相にある他の1組のチップ57,58は超硬チップでな
くてよく、通常の鋼材を用いた非超硬チップである。全
チップは、取換え可能である。内側チップ58として超
硬チップを用いる必要性は、外側チップ57に比較して
小さい。
にある近傍部分45に硬質体57も各翼体33に一対2
体が設けられている。同様に、内側硬質体58も各翼体
33で一対2体が設けられている。このようなチップ5
7,58の内で、回転方向に同一位相にある1組のチッ
プ57,58は、超硬チップである。回転方向に同一位
相にある他の1組のチップ57,58は超硬チップでな
くてよく、通常の鋼材を用いた非超硬チップである。全
チップは、取換え可能である。内側チップ58として超
硬チップを用いる必要性は、外側チップ57に比較して
小さい。
【0072】放出された物体は、アンビル81あるいは
デッドストックスペース84に成されたデッドストック
のいずれかに衝突する。なお、運転初期にはデッドスト
ックは未形成であるが、デッドストックスペース84に
物体が堆積することにより、デッドストックが形成され
る。飛び出しを阻止された砕石・砕砂・砂の遠心力堆積
によりある特定の安息角を持っ回転翼16にもデッドス
トックが形成される点は、実施形態1に同じである。
デッドストックスペース84に成されたデッドストック
のいずれかに衝突する。なお、運転初期にはデッドスト
ックは未形成であるが、デッドストックスペース84に
物体が堆積することにより、デッドストックが形成され
る。飛び出しを阻止された砕石・砕砂・砂の遠心力堆積
によりある特定の安息角を持っ回転翼16にもデッドス
トックが形成される点は、実施形態1に同じである。
【0073】アンビル81と物体との衝突は、硬度が極
めて大きいマンガン鋼等の鋼材と物体との衝突であり、
物体は比較的小径に破砕される。一方、デッドストック
と物体との衝突は物体どうしの衝突であり、デッドスト
ックに衝突した物体は外形形状が滑らかになる程度であ
り、径が大きく減じることはない。
めて大きいマンガン鋼等の鋼材と物体との衝突であり、
物体は比較的小径に破砕される。一方、デッドストック
と物体との衝突は物体どうしの衝突であり、デッドスト
ックに衝突した物体は外形形状が滑らかになる程度であ
り、径が大きく減じることはない。
【0074】異なった種類の物体で同じ粒度分布にする
場合又は同じ種類の物体で粒度分布を変える場合、アン
ビル81と回転翼16との間の水平距離を変えるように
することもある。デッドストックスペース84の大きさ
を変えることもある。例えば、全体に小粒径の粒度分布
の破砕産物を得るには、衝突エネルギーを大きくするよ
うに、アンビル81とケーシング1内面との間のスペー
サ91の枚数を増大させる。
場合又は同じ種類の物体で粒度分布を変える場合、アン
ビル81と回転翼16との間の水平距離を変えるように
することもある。デッドストックスペース84の大きさ
を変えることもある。例えば、全体に小粒径の粒度分布
の破砕産物を得るには、衝突エネルギーを大きくするよ
うに、アンビル81とケーシング1内面との間のスペー
サ91の枚数を増大させる。
【0075】物体の種類により回転方向を変える。硬い
物体を破砕する場合には、硬いチップの側に物体が寄り
集まる方向に回転翼16を回転し、柔らかい物体を破砕
する場合には、柔らかいチップの側に物体が寄り集まる
方向に回転翼16を回転する。本発明によるロータから
放出される物体の放出角度は、均一性が高い。したがっ
て、図7中に示す矢Aの向きは、ほとんど一定の向きで
ある。
物体を破砕する場合には、硬いチップの側に物体が寄り
集まる方向に回転翼16を回転し、柔らかい物体を破砕
する場合には、柔らかいチップの側に物体が寄り集まる
方向に回転翼16を回転する。本発明によるロータから
放出される物体の放出角度は、均一性が高い。したがっ
て、図7中に示す矢Aの向きは、ほとんど一定の向きで
ある。
【0076】アンビル要素82の衝突面92と矢Aの角
度として設定されている90度は、ほとんど変更されな
い。このため、破砕機の使用を開始した時期と長期間使
用した後の時期との間で、破砕能率に大きい変更がな
い。デッドストックの面とデッドストックの面に衝突す
る物体の角度も一定に維持されるので、破砕、研磨の状
態を一定に維持することができる。
度として設定されている90度は、ほとんど変更されな
い。このため、破砕機の使用を開始した時期と長期間使
用した後の時期との間で、破砕能率に大きい変更がな
い。デッドストックの面とデッドストックの面に衝突す
る物体の角度も一定に維持されるので、破砕、研磨の状
態を一定に維持することができる。
【図1】図1は、本発明による遠心衝突式破砕機の実施
形態1を示す平面断面図である。
形態1を示す平面断面図である。
【図2】図2は、図1の正面断面図である。
【図3】図3は、実施形態1のロータを示す部分平面断
面図である。
面図である。
【図4】図4は、図3の側面断面図である。
【図5】図5は、運動を解析する幾何学図である。
【図6】図6は、他の運動を解析する幾何学図である。
【図7】図7は、本発明による遠心衝突式破砕機の実施
形態1を示す平面断面図である。
形態1を示す平面断面図である。
【図8】図8は、図1に線L,M,Nを付加した断面図
である。
である。
1…ケーシング本体 2…投入口 L,M,N…中心線 17…投入口 16…回転翼(ロータ) 33…翼体 37…流動用床 43…第2周方向部分 45…近傍部分 47…デッドストックスペース 48…端面 45A…周方向近傍部分 45B…径方向近傍部分 57…硬質体(超硬チップ)
Claims (9)
- 【請求項1】ロータと、 前記ロータの周域に配置される衝突体とからなり、 前記ロータの中心域に破砕されるべき物体が投入され、 前記ロータの中心域から前記ロータの外周縁に向かう前
記物体により遠心流が前記ロータ上に形成され、 前記遠心流の流路は流路形成部材により規定され、 前記ロータの前記外周縁から放出された前記物体が前記
衝突体に衝突して破砕される竪型衝撃式破砕機におい
て、 前記遠心流の中の物体にコリオリ力に対する反作用力を
与える前記流路形成部材のうち前記外周縁を含む前記外
周縁の近傍の近傍部分が交換自在であることを特徴とす
る遠心衝突式破砕機。 - 【請求項2】請求項1において、 前記流路形成部材は、半径方向に延びる半径方向部分と
周方向に延びる周方向部分とから形成され、 前記近傍部分は前記半径方向部分の一部と前記周方向部
分の一部であることを特徴とする遠心衝突式破砕機。 - 【請求項3】請求項1において、 前記近傍部分の面であり前記物体が接触する面は前記コ
リオリ力の向きに初めから曲がっていることを特徴とす
る遠心衝突式破砕機。 - 【請求項4】請求項1において、 前記近傍部分に放射方向に近接し前記近傍部分よりも中
心側寄りの部位に前記近傍部分の材料よりも磨耗に対し
て硬い近接部分が前記流路形成部材の一部として設けら
れていることを特徴とする遠心衝突式破砕機。 - 【請求項5】請求項4において、 前記近接部分は交換自在であることを特徴とする遠心衝
突式破砕機。 - 【請求項6】請求項1において、 前記流路形成部材は前記流路を両側から規定する左側流
路部材と右側流路部材とから形成され、 前記左右側流路部材のそれぞれの前記近傍部分がそれぞ
れに交換自在であることを特徴とする遠心衝突式破砕
機。 - 【請求項7】請求項6において、 前記流路は複数が形成され、 前記複数の流路は互いに回転方向に等角度位相が異なる
ことを特徴とする遠心衝突式破砕機。 - 【請求項8】請求項7において、 前記ロータの回転はその正逆方向が変更可能であること
を特徴とする遠心衝突式破砕機。 - 【請求項9】請求項3において、 前記面はロータの回転中心軸心線に直交する断面上の形
状が、前記コリオリ力の周方向分力を時間に関して2回
積分した値とロータの半径方向長さとの間の関数の形で
表される形状であることを特徴とする遠心衝突式破砕
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13754497A JPH10309484A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 遠心衝突式破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13754497A JPH10309484A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 遠心衝突式破砕機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309484A true JPH10309484A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15201179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13754497A Pending JPH10309484A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | 遠心衝突式破砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309484A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002159872A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-04 | Nakayama Iron Works Ltd | 竪型衝撃式破砕機のロータ |
| JP2006346665A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Shinyo Sangyo Kk | 加水破砕自動移送ディスポ−ザ−ユニット。 |
| CN102233292A (zh) * | 2011-05-01 | 2011-11-09 | 浙江黑白矿山机械有限公司 | 一种置有散射反击衬板的冲击式破碎机 |
| CN103586110A (zh) * | 2013-11-13 | 2014-02-19 | 三一汽车制造有限公司 | 立轴式冲击破碎机 |
| JP2022024818A (ja) * | 2020-07-28 | 2022-02-09 | 株式会社中山鉄工所 | 再生骨材生成システム及び再生骨材生成方法 |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP13754497A patent/JPH10309484A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002159872A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-04 | Nakayama Iron Works Ltd | 竪型衝撃式破砕機のロータ |
| JP2006346665A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Shinyo Sangyo Kk | 加水破砕自動移送ディスポ−ザ−ユニット。 |
| CN102233292A (zh) * | 2011-05-01 | 2011-11-09 | 浙江黑白矿山机械有限公司 | 一种置有散射反击衬板的冲击式破碎机 |
| CN103586110A (zh) * | 2013-11-13 | 2014-02-19 | 三一汽车制造有限公司 | 立轴式冲击破碎机 |
| JP2022024818A (ja) * | 2020-07-28 | 2022-02-09 | 株式会社中山鉄工所 | 再生骨材生成システム及び再生骨材生成方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060417 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061002 |