JPH1030966A - 高温物体の自動温度測定方法 - Google Patents
高温物体の自動温度測定方法Info
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- JPH1030966A JPH1030966A JP18455496A JP18455496A JPH1030966A JP H1030966 A JPH1030966 A JP H1030966A JP 18455496 A JP18455496 A JP 18455496A JP 18455496 A JP18455496 A JP 18455496A JP H1030966 A JPH1030966 A JP H1030966A
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶銑などの高温物体のバッチ的な温度測定の
自動化を図る。 【解決手段】 温度センサ1からの温度入力信号を、演
算装置9に時々刻々自動的に読み取って時系列なデータ
として連続して記憶し、この記憶された時系列な連続す
るデータから所定の個数の数列を作成して順に平衡点判
別演算を行い、得られた平衡点判別数列の平均化処理を
行って温度測定値を求め、得られた温度測定値を出力す
る表示装置11に表示し、上位計算機等に出力する。
自動化を図る。 【解決手段】 温度センサ1からの温度入力信号を、演
算装置9に時々刻々自動的に読み取って時系列なデータ
として連続して記憶し、この記憶された時系列な連続す
るデータから所定の個数の数列を作成して順に平衡点判
別演算を行い、得られた平衡点判別数列の平均化処理を
行って温度測定値を求め、得られた温度測定値を出力す
る表示装置11に表示し、上位計算機等に出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高温物体の自動温度
測定方法に係り、熱電対等の温度センサを用いてたとえ
ば鉄鋼製造プロセスにおける溶銑や溶鋼あるいは鋼材等
の温度をバッチ的に測定するのに好適な自動温度測定方
法に関する。
測定方法に係り、熱電対等の温度センサを用いてたとえ
ば鉄鋼製造プロセスにおける溶銑や溶鋼あるいは鋼材等
の温度をバッチ的に測定するのに好適な自動温度測定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱電対等の温度センサを用いて高
温物体の温度をバッチ的に測定する場合は、たとえば特
開昭49− 15614号公報に開示されているように、測定開
始と同時に記録計を動作させて測定信号を描かせ、作業
者がその測定波形を見て安定化した平衡点の判別を行っ
て、その平衡点から温度測定値を読み取るという作業を
行い、その後測定値の適・不適の判断を行うのが一般的
であった。
温物体の温度をバッチ的に測定する場合は、たとえば特
開昭49− 15614号公報に開示されているように、測定開
始と同時に記録計を動作させて測定信号を描かせ、作業
者がその測定波形を見て安定化した平衡点の判別を行っ
て、その平衡点から温度測定値を読み取るという作業を
行い、その後測定値の適・不適の判断を行うのが一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、温度を測定するという本来の作業以
外に、測定波形の平衡点の判別や測定値の読み取り等に
人間が介在する必要があるため、温度センサの断線に気
付かずに測定作業を行うとか、平衡点の判別や測定値の
読み取り等に個人差が生じるなど、測定値の適・不適の
判断に至るまでに多くの問題があった。
た従来の方法では、温度を測定するという本来の作業以
外に、測定波形の平衡点の判別や測定値の読み取り等に
人間が介在する必要があるため、温度センサの断線に気
付かずに測定作業を行うとか、平衡点の判別や測定値の
読み取り等に個人差が生じるなど、測定値の適・不適の
判断に至るまでに多くの問題があった。
【0004】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決すべくなされたものであって、自動的に平衡
点を判別して温度測定値の適・不適の判断を行うことの
可能な高温物体の自動温度測定方法を提供することを目
的とする。
課題を解決すべくなされたものであって、自動的に平衡
点を判別して温度測定値の適・不適の判断を行うことの
可能な高温物体の自動温度測定方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、温度センサを
用いて高温物体の温度をバッチ的に自動的に測定するに
際し、前記温度センサからの温度入力信号を時々刻々自
動的に読み取って時系列なデータとして連続して記憶す
る工程と、この記憶された時系列な連続するデータから
所定の個数の数列を作成して順に平衡点判別演算を行う
工程と、得られた平衡点判別数列の平均化処理を行って
温度測定値を求める工程と、得られた温度測定値を出力
する工程と、からなることを特徴とする高温物体の自動
温度測定方法である。
用いて高温物体の温度をバッチ的に自動的に測定するに
際し、前記温度センサからの温度入力信号を時々刻々自
動的に読み取って時系列なデータとして連続して記憶す
る工程と、この記憶された時系列な連続するデータから
所定の個数の数列を作成して順に平衡点判別演算を行う
工程と、得られた平衡点判別数列の平均化処理を行って
温度測定値を求める工程と、得られた温度測定値を出力
する工程と、からなることを特徴とする高温物体の自動
温度測定方法である。
【0006】なお、前記平衡点判別演算に下記(A) ,
(B) 式を用い、前記温度測定値の演算に下記(C) 式を用
いるのがよい。 |Ti −Ti+1 |≦α (i=j,…j+m−1) ………………(A) Max(Tj,Tj+1,…Tj+m ) −Min(Tj,Tj+1,…Tj+m ) ≦β (j=1,…n−m) ………………(B) T* =(ΣTi −Max Ti −Min Ti ) /(m−2) (i=k,…k+m) ………………(C) ここで、α,β;パラメータ、T* ;温度測定値であ
る。
(B) 式を用い、前記温度測定値の演算に下記(C) 式を用
いるのがよい。 |Ti −Ti+1 |≦α (i=j,…j+m−1) ………………(A) Max(Tj,Tj+1,…Tj+m ) −Min(Tj,Tj+1,…Tj+m ) ≦β (j=1,…n−m) ………………(B) T* =(ΣTi −Max Ti −Min Ti ) /(m−2) (i=k,…k+m) ………………(C) ここで、α,β;パラメータ、T* ;温度測定値であ
る。
【0007】また、前記温度入力信号が所定のしいき値
を超えると読み取りを自動的に開始するようにするのが
よく、さらに、前記温度センサの断線検知を自動的に行
うようにするのが望ましい。
を超えると読み取りを自動的に開始するようにするのが
よく、さらに、前記温度センサの断線検知を自動的に行
うようにするのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態について、図面を参照して詳しく説明する。図1は本
発明を適用する温度測定装置の実施例を示す側面図であ
り、図2はその演算装置の構成を示すブロック図であ
る。これらの図において、1は熱電対1aを先端に取り
付けた温度センサで、作業者2によってハンドリングさ
れる。3はたとえば出銑樋4内を流れる高温の溶銑であ
る。5は温度センサ1で検出された測定信号を伝送する
配線である。6は多点切換器で、複数の温度センサ1か
らの測定信号の切り換え選択を行う。7は温度測定用熱
電対変換器、8は断線検出用熱電対変換器で、それぞれ
温度センサ1で検出されたmVオーダの熱起電力をたとえ
ば1〜5VDCの直流電圧または4〜20mADCの直流電
流などの直流基準信号Sに変換する。9は演算装置、10
は警報装置、11は表示装置である。
態について、図面を参照して詳しく説明する。図1は本
発明を適用する温度測定装置の実施例を示す側面図であ
り、図2はその演算装置の構成を示すブロック図であ
る。これらの図において、1は熱電対1aを先端に取り
付けた温度センサで、作業者2によってハンドリングさ
れる。3はたとえば出銑樋4内を流れる高温の溶銑であ
る。5は温度センサ1で検出された測定信号を伝送する
配線である。6は多点切換器で、複数の温度センサ1か
らの測定信号の切り換え選択を行う。7は温度測定用熱
電対変換器、8は断線検出用熱電対変換器で、それぞれ
温度センサ1で検出されたmVオーダの熱起電力をたとえ
ば1〜5VDCの直流電圧または4〜20mADCの直流電
流などの直流基準信号Sに変換する。9は演算装置、10
は警報装置、11は表示装置である。
【0009】上記の多点切換器6および温度測定用熱電
対変換器7、断線検出用熱電対変換器8、演算装置9
は、通常、現場に設置した計測盤12に一体的に収納され
る。また、前記の警報装置10および表示装置11も計測盤
12に収納して配置される場合が多い。上記演算装置9
は、図2に示すように、A/D入力ユニット13と、マイ
クロコンピュータなどの演算処理装置14と、トランジス
タ出力ユニット15と、計算機リンクユニット16と、これ
らの装置ユニットを個々に時系列的にコントロールする
プログラマブルコントローラ17とで構成される。
対変換器7、断線検出用熱電対変換器8、演算装置9
は、通常、現場に設置した計測盤12に一体的に収納され
る。また、前記の警報装置10および表示装置11も計測盤
12に収納して配置される場合が多い。上記演算装置9
は、図2に示すように、A/D入力ユニット13と、マイ
クロコンピュータなどの演算処理装置14と、トランジス
タ出力ユニット15と、計算機リンクユニット16と、これ
らの装置ユニットを個々に時系列的にコントロールする
プログラマブルコントローラ17とで構成される。
【0010】ここで、A/D入力ユニット13は、温度測
定用熱電対変換器7と断線検出用熱電対変換器8で変換
された直流基準信号Sのアナログ信号を入力してデジタ
ル信号に変換する機能を有している。また、トランジス
タ出力ユニット15はたとえば生産管理システムに用いら
れる上位計算機等へ測定信号と読み込み依頼信号を出力
し、また警報装置10に状態表示信号や警報信号等を出力
する機能を有している。また、計算機リンクユニット16
は表示装置11にBCD信号を出力して温度測定値を表示
させる機能を有している。演算処理装置14は、プログラ
ムとデータをストアするメモリ18と演算処理部19とを備
えており、後述する種々の演算処理を行う。このメモリ
18にストアされるデータの数はたとえば80個程度が望ま
しい。
定用熱電対変換器7と断線検出用熱電対変換器8で変換
された直流基準信号Sのアナログ信号を入力してデジタ
ル信号に変換する機能を有している。また、トランジス
タ出力ユニット15はたとえば生産管理システムに用いら
れる上位計算機等へ測定信号と読み込み依頼信号を出力
し、また警報装置10に状態表示信号や警報信号等を出力
する機能を有している。また、計算機リンクユニット16
は表示装置11にBCD信号を出力して温度測定値を表示
させる機能を有している。演算処理装置14は、プログラ
ムとデータをストアするメモリ18と演算処理部19とを備
えており、後述する種々の演算処理を行う。このメモリ
18にストアされるデータの数はたとえば80個程度が望ま
しい。
【0011】そこで、作業者2が温度センサ1を出銑樋
4内を流れる溶銑3中に浸漬して温度を測定すると、そ
の測定信号は配線5を介して多点切換器6に伝送され
る。そして、その測定信号は温度測定用熱電対変換器7
と断線検出用熱電対変換器8に入力されて直流基準信号
Sに変換される。ここで、もし熱電対1aが断線状態で
あれば演算装置9のトランジスタ出力ユニット15を介し
て警報装置10に出力し、表示ランプを点灯するとともに
ブザーで警報を出すようにする。また、熱電対1aが正
常であれば、温度測定用熱電対変換器7からの直流基準
信号Sを時系列的にA/D入力ユニット13に取り込んで
メモリ18のデータ領域にストアし、メモリ18に予め書き
込まれたプログラムに従って、演算処理部19において、
図3に示す手順で平衡点の判別および温度測定値の演算
を行う。
4内を流れる溶銑3中に浸漬して温度を測定すると、そ
の測定信号は配線5を介して多点切換器6に伝送され
る。そして、その測定信号は温度測定用熱電対変換器7
と断線検出用熱電対変換器8に入力されて直流基準信号
Sに変換される。ここで、もし熱電対1aが断線状態で
あれば演算装置9のトランジスタ出力ユニット15を介し
て警報装置10に出力し、表示ランプを点灯するとともに
ブザーで警報を出すようにする。また、熱電対1aが正
常であれば、温度測定用熱電対変換器7からの直流基準
信号Sを時系列的にA/D入力ユニット13に取り込んで
メモリ18のデータ領域にストアし、メモリ18に予め書き
込まれたプログラムに従って、演算処理部19において、
図3に示す手順で平衡点の判別および温度測定値の演算
を行う。
【0012】その手順を以下に説明する。 時系列的に読み取った測定信号をメモリ18にデータ
として、図4(a) に示すようなイメージでT1 ,T2 ,
T3 ,…Tn (ここで、n;パラメータ、ただしn≧
3)の数列として順次連続してストアする。 メモリ18にストアされたデータの数列から任意の整
数m(ただしm≧2)およびjをパラメータとして、デ
ータの取り込み順にm個の連続データからなる数列を図
4(b) に示すように移動平均計算法によって1個ずつシ
フトしながら、下記(1) 式および(2) 式に示す平衡点判
別式を満たすような整数パラメータjが得られるまで、
繰り返す。
として、図4(a) に示すようなイメージでT1 ,T2 ,
T3 ,…Tn (ここで、n;パラメータ、ただしn≧
3)の数列として順次連続してストアする。 メモリ18にストアされたデータの数列から任意の整
数m(ただしm≧2)およびjをパラメータとして、デ
ータの取り込み順にm個の連続データからなる数列を図
4(b) に示すように移動平均計算法によって1個ずつシ
フトしながら、下記(1) 式および(2) 式に示す平衡点判
別式を満たすような整数パラメータjが得られるまで、
繰り返す。
【0013】 |Ti −Ti+1 |≦α (i=j,…j+m−1) ………………(1) Max(Tj,Tj+1,…Tj+m ) −Min(Tj,Tj+1,…Tj+m ) ≦β (j=1,…n−m) ………………(2) ここで、α,β;パラメータである。 整数パラメータjを1からn−mまで順に変化させ
て、上記(1) および(2)の平衡点判別式をチェックし
て、満足する整数パラメータjの有無を確認する。 そして、もし満足する整数パラメータjが見つから
ない場合は、“測温失敗”と判断して、警報装置10に警
報表示を行い、熱電対を交換するなどして再度測定を行
うべく準備させる。 満足する整数パラメータjが見つかった場合は、そ
のときのjをk(k=1,…n−mの整数)として、上
記の平衡点判別式を満足する数列をTk ,Tk+1,T
k+2 ,…Tk+n として、下記(3) 式を用いて算術平均を
行って、温度測定値T* を求める。
て、上記(1) および(2)の平衡点判別式をチェックし
て、満足する整数パラメータjの有無を確認する。 そして、もし満足する整数パラメータjが見つから
ない場合は、“測温失敗”と判断して、警報装置10に警
報表示を行い、熱電対を交換するなどして再度測定を行
うべく準備させる。 満足する整数パラメータjが見つかった場合は、そ
のときのjをk(k=1,…n−mの整数)として、上
記の平衡点判別式を満足する数列をTk ,Tk+1,T
k+2 ,…Tk+n として、下記(3) 式を用いて算術平均を
行って、温度測定値T* を求める。
【0014】 T* =(ΣTi −Max Ti −Min Ti ) /(m−2) (i=k,…k+m) ………………(3) ここで、Max Ti はTi の最大値、Min Ti はTi の最
小値であり、平均値の精度を高めるために除外するよう
にしたものである。なお、満足する整数パラメータjが
複数個見つかった場合は、たとえば(2) 式の(Max −Mi
n )値が最も小さいものをkとして選ぶようにすればよ
い。 得られた温度測定値T* を表示装置11に出力すると
ともに、上位計算機等にも出力するようにする。
小値であり、平均値の精度を高めるために除外するよう
にしたものである。なお、満足する整数パラメータjが
複数個見つかった場合は、たとえば(2) 式の(Max −Mi
n )値が最も小さいものをkとして選ぶようにすればよ
い。 得られた温度測定値T* を表示装置11に出力すると
ともに、上位計算機等にも出力するようにする。
【0015】なお、上記の例では温度センサ1を作業者
2によってハンドリングされるとして説明したが、本発
明は、自動測定装置を用いて自動測定される場合にも適
用されることはいうまでもない。また、本発明は溶銑温
度の測定に限るものでなく、鉄鋼製造プロセスにおける
たとえば転炉の溶鋼とか連鋳片、圧延材等のバッチ的な
温度測定や、その他の技術分野の品質判定や品質保証、
製造条件確認等に必要とされるバッチ的な温度測定の際
にも適用し得るものである。
2によってハンドリングされるとして説明したが、本発
明は、自動測定装置を用いて自動測定される場合にも適
用されることはいうまでもない。また、本発明は溶銑温
度の測定に限るものでなく、鉄鋼製造プロセスにおける
たとえば転炉の溶鋼とか連鋳片、圧延材等のバッチ的な
温度測定や、その他の技術分野の品質判定や品質保証、
製造条件確認等に必要とされるバッチ的な温度測定の際
にも適用し得るものである。
【0016】
【実施例】本発明の自動測定方法を高炉の出銑時におけ
る溶銑温度の測定に適用した。温度センサ1にイマージ
ョン熱電対を用い、測定場所である4箇所の出銑樋4に
それぞれ配置し、多点切換器6で1箇所ずつ切り換えて
入力するようにした。なお、測定場所を判別するための
信号を併せて同時に入力するようにした。また、表示装
置11には液晶タイプを用いて、たとえば1℃の分解能を
持たせるようにし、各パラメータの入力も行えるように
した。この液晶タイプは、プログラマブルコントローラ
17内部にストアされたデータをすべて表示させる機能も
有している。
る溶銑温度の測定に適用した。温度センサ1にイマージ
ョン熱電対を用い、測定場所である4箇所の出銑樋4に
それぞれ配置し、多点切換器6で1箇所ずつ切り換えて
入力するようにした。なお、測定場所を判別するための
信号を併せて同時に入力するようにした。また、表示装
置11には液晶タイプを用いて、たとえば1℃の分解能を
持たせるようにし、各パラメータの入力も行えるように
した。この液晶タイプは、プログラマブルコントローラ
17内部にストアされたデータをすべて表示させる機能も
有している。
【0017】ここで用いたイマージョン熱電対の規格は
R型(JIS規格)で、その温度レンジを1100〜1600℃
とした。また、サンプリング開始タイマ(図示せず)を
設けておき、温度信号が1100℃を超えてタイマでの設定
時間経過後に50個のデータを取り込むようにした。な
お、断線検出用熱電対変換器8が1100℃を超えてタイマ
の設定時間が経過しても、温度測定用熱電対変換器7が
1100℃に到達していない場合は、「測温失敗」と判定し
て、警報装置10に警報表示を行うとともに、上位計算機
に「測温失敗」信号と温度測定値「9999℃」を一定時間
(たとえば、3〜4秒間)伝送し、その後プログラマブ
ルコントローラ17の内部タイマ(図示せず)で自動的に
リセットさせるようにした。
R型(JIS規格)で、その温度レンジを1100〜1600℃
とした。また、サンプリング開始タイマ(図示せず)を
設けておき、温度信号が1100℃を超えてタイマでの設定
時間経過後に50個のデータを取り込むようにした。な
お、断線検出用熱電対変換器8が1100℃を超えてタイマ
の設定時間が経過しても、温度測定用熱電対変換器7が
1100℃に到達していない場合は、「測温失敗」と判定し
て、警報装置10に警報表示を行うとともに、上位計算機
に「測温失敗」信号と温度測定値「9999℃」を一定時間
(たとえば、3〜4秒間)伝送し、その後プログラマブ
ルコントローラ17の内部タイマ(図示せず)で自動的に
リセットさせるようにした。
【0018】そして、パラメータnを50とし、パラメー
タα,βをそれぞれ1℃,2℃として、イマージョン熱
電対からの測定信号(図5参照)を100msec の高速でサ
ンプリングして、50個のデータをメモリ18のデータ領域
にストアし、整数パラメータmを6として順次、前記手
順で演算した。その結果、整数パラメータjがk=24の
ときに(1) および(2) 式を満足することがわかった。そ
こで、(3) 式を用いて温度測定値T* を演算したとこ
ろ、T* =1397℃を得ることができた。
タα,βをそれぞれ1℃,2℃として、イマージョン熱
電対からの測定信号(図5参照)を100msec の高速でサ
ンプリングして、50個のデータをメモリ18のデータ領域
にストアし、整数パラメータmを6として順次、前記手
順で演算した。その結果、整数パラメータjがk=24の
ときに(1) および(2) 式を満足することがわかった。そ
こで、(3) 式を用いて温度測定値T* を演算したとこ
ろ、T* =1397℃を得ることができた。
【0019】なお、上記の実施例で、警報内容は「測温
失敗」のみを表示するとして説明したが、必要に応じて
「プログラマブルコントローラ異常」や「分電箱ヒュー
ズ断」、「バッテリ低下」などの警報表示や、さらには
「導通OK」、「測定完了」等の表示をも行えるように
してもよい。
失敗」のみを表示するとして説明したが、必要に応じて
「プログラマブルコントローラ異常」や「分電箱ヒュー
ズ断」、「バッテリ低下」などの警報表示や、さらには
「導通OK」、「測定完了」等の表示をも行えるように
してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下に示すようなすぐれた効果を奏するものである。 (1) 記録計に温度測定波形を描かすことなく、温度測定
値を自動で読み取るようにしたので、平衡点の判別や測
定値の読み取り等に個人差がなくなり、次工程への品質
保証を高めることができること。 (2) 熱電対等の断線検知、測温失敗の判断が自動的に得
られるので、作業者の作業負荷を大幅に軽減させること
が可能であること。 (3) 所定のしきい値を超えると温度センサの測定信号を
自動的に読み取って、温度測定値を演算させるようにし
たので、同一基準での判断が可能になって標準化を図る
ことができること。
以下に示すようなすぐれた効果を奏するものである。 (1) 記録計に温度測定波形を描かすことなく、温度測定
値を自動で読み取るようにしたので、平衡点の判別や測
定値の読み取り等に個人差がなくなり、次工程への品質
保証を高めることができること。 (2) 熱電対等の断線検知、測温失敗の判断が自動的に得
られるので、作業者の作業負荷を大幅に軽減させること
が可能であること。 (3) 所定のしきい値を超えると温度センサの測定信号を
自動的に読み取って、温度測定値を演算させるようにし
たので、同一基準での判断が可能になって標準化を図る
ことができること。
【図1】本発明を適用する測定装置の実施例を示す側面
図である。
図である。
【図2】図1の演算装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の平衡点の判別および温度測定値の演算
手順を示す流れ図である。
手順を示す流れ図である。
【図4】(a) はメモリ内にストアされるデータ列のイメ
ージを、(b) は演算処理されるデータ数列のイメージを
示す説明図である。
ージを、(b) は演算処理されるデータ数列のイメージを
示す説明図である。
【図5】温度測定波形データの一例を示す特性図であ
る。
る。
1 温度センサ 1a 熱電対 2 作業者 3 溶銑 4 出銑樋 5 配線 6 多点切換器 7 温度測定用熱電対変換器 8 断線検出用熱電対変換器 9 演算装置 10 警報装置 11 表示装置 12 計測盤 13 A/D入力ユニット 14 演算処理装置 15 トランジスタ出力ユニット 16 計算機リンクユニット 17 プログラマブルコントローラ 18 メモリ 19 演算処理部
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、前記温度入力信号が所定のしきい値
を超えると読み取りを自動的に開始するようにするのが
よく、さらに、前記温度センサの断線検知を自動的に行
うようにするのが望ましい。
を超えると読み取りを自動的に開始するようにするのが
よく、さらに、前記温度センサの断線検知を自動的に行
うようにするのが望ましい。
Claims (4)
- 【請求項1】 温度センサを用いて高温物体の温度をバ
ッチ的に自動的に測定するに際し、 前記温度センサからの温度入力信号を時々刻々自動的に
読み取って時系列なデータとして連続して記憶する工程
と、 この記憶された時系列な連続するデータから所定の個数
の数列を作成して順に平衡点判別演算を行う工程と、 得られた平衡点判別数列の平均化処理を行って温度測定
値を求める工程と、 得られた温度測定値を出力する工程と、からなることを
特徴とする高温物体の自動温度測定方法。 - 【請求項2】 前記平衡点判別演算に下記(A) , (B) 式
を用い、前記温度測定値の演算に下記(C) 式を用いるこ
とを特徴とする請求項1に記載の高温物体の自動温度測
定方法。 |Ti −Ti+1 |≦α (i=j,…j+m−1) ………………(A) Max(Tj,Tj+1,…Tj+m ) −Min(Tj,Tj+1,…Tj+m ) ≦β (j=1,…n−m) ………………(B) T* =(ΣTi −Max Ti −Min Ti ) /(m−2) (i=k,…k+m) ………………(C) ここで、α,β;パラメータ、T* ;温度測定値であ
る。 - 【請求項3】 前記温度入力信号が所定のしいき値を超
えると読み取りを自動的に開始することを特徴とする請
求項1または2に記載の高温物体の自動温度測定方法。 - 【請求項4】 前記温度センサの断線検知を自動的に行
うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の高温物体の自動温度測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18455496A JPH1030966A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 高温物体の自動温度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18455496A JPH1030966A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 高温物体の自動温度測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030966A true JPH1030966A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16155243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18455496A Pending JPH1030966A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 高温物体の自動温度測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030966A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002131141A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-09 | Isuzu Ceramics Res Inst Co Ltd | 温度測定器 |
| JP2017075783A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | Jfeスチール株式会社 | 金属溶湯の温度推定方法 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP18455496A patent/JPH1030966A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002131141A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-09 | Isuzu Ceramics Res Inst Co Ltd | 温度測定器 |
| JP2017075783A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | Jfeスチール株式会社 | 金属溶湯の温度推定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041203 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050215 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |