JPH10310012A - 車両用ドア - Google Patents
車両用ドアInfo
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- JPH10310012A JPH10310012A JP9119699A JP11969997A JPH10310012A JP H10310012 A JPH10310012 A JP H10310012A JP 9119699 A JP9119699 A JP 9119699A JP 11969997 A JP11969997 A JP 11969997A JP H10310012 A JPH10310012 A JP H10310012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 側面衝突時に乗員に対する荷重吸収をより効
率的に行なうことを可能とする。 【解決手段】 ドアアームレスト5を車幅外側方向へス
ライド機構13を介して変位自在に支持し、スライド機
構13を、支持部材15と、スライド部材17とで形成
し、前記ドアアームレストへの車室内側からの荷重によ
り摩擦反力を受けながら塑性変形する第1のエネルギー
吸収部材17を設け、第1のエネルギー吸収部材17よ
りも高い荷重で塑性変形すると共に第1のエネルギー吸
収部材17側からの横方向側又は上下方向側からの荷重
をインナーパネル3に伝達可能な車体前後方向に沿う第
2のエネルギー吸収部材15を設けたことを特徴とす
る。
率的に行なうことを可能とする。 【解決手段】 ドアアームレスト5を車幅外側方向へス
ライド機構13を介して変位自在に支持し、スライド機
構13を、支持部材15と、スライド部材17とで形成
し、前記ドアアームレストへの車室内側からの荷重によ
り摩擦反力を受けながら塑性変形する第1のエネルギー
吸収部材17を設け、第1のエネルギー吸収部材17よ
りも高い荷重で塑性変形すると共に第1のエネルギー吸
収部材17側からの横方向側又は上下方向側からの荷重
をインナーパネル3に伝達可能な車体前後方向に沿う第
2のエネルギー吸収部材15を設けたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両側面衝突時に
乗員に対する衝撃緩和を考慮した車両用ドアに関する。
乗員に対する衝撃緩和を考慮した車両用ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の構造としては、例えば実
開平6−59131号公報、実開平6−58759号公
報、特開平6−6123号公報、特開平6−47034
号公報等に記載されたものがある。これらに記載された
構造は、車両用ドアのインナーパネルの車室内側の面に
設けられたアームレストにエネルギー吸収構造を設けた
ものである。
開平6−59131号公報、実開平6−58759号公
報、特開平6−6123号公報、特開平6−47034
号公報等に記載されたものがある。これらに記載された
構造は、車両用ドアのインナーパネルの車室内側の面に
設けられたアームレストにエネルギー吸収構造を設けた
ものである。
【0003】ここで、車両用ドアの一般的断面構造を図
13に基づいて説明すると、図13(a)のように、車
両用ドアは、アウターパネル1及びインナーパネル3か
らなり、該インナーパネル3の車室内側の面にアームレ
スト5を備えたドアトリム7が取り付けられている。
13に基づいて説明すると、図13(a)のように、車
両用ドアは、アウターパネル1及びインナーパネル3か
らなり、該インナーパネル3の車室内側の面にアームレ
スト5を備えたドアトリム7が取り付けられている。
【0004】そして、側面衝突時に障害物9がアウター
パネル1に衝突すると、図13(b)のようにアウター
パネル1が局部的に変形する。衝突現象が図13(c)
等のように更に進むと、アウターパネル1が潰れきって
インナーパネル3に接触する。かかる状態でアウターパ
ネル1及びインナーパネル3が車室内側に進入し、やが
て乗員11の胸部、腹部、或いは腰部に干渉することに
なる。この時、アームレスト5が上記各公報に記載され
たエネルギー吸収構造を持つことで、乗員11に対する
衝撃緩和を行なうことができるのである。
パネル1に衝突すると、図13(b)のようにアウター
パネル1が局部的に変形する。衝突現象が図13(c)
等のように更に進むと、アウターパネル1が潰れきって
インナーパネル3に接触する。かかる状態でアウターパ
ネル1及びインナーパネル3が車室内側に進入し、やが
て乗員11の胸部、腹部、或いは腰部に干渉することに
なる。この時、アームレスト5が上記各公報に記載され
たエネルギー吸収構造を持つことで、乗員11に対する
衝撃緩和を行なうことができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−58759号公報に記載された構造では、圧縮変形
の初期段階でかなりの変形を許すため、エネルギー吸収
効果が少ないという問題がある。特開平6−6123号
公報に記載された構造では、圧縮変形の初期段階でかな
り高いエネルギー吸収効果を有するが、座屈後は変形を
コントロールする工夫がなされていないため、後半での
エネルギー吸収の有効性が劣るという問題がある。更
に、特開平6−6123号公報、特開平6−04703
4号公報に記載された構造では、車室内側から車幅方向
外側へ真っ直ぐな横方向の荷重が加わった場合には適正
にエネルギー吸収を行なうが、衝突時の乗員の挙動は複
雑であり、上下斜め方向からの偏荷重等も作用すること
があり、該偏荷重が加わった場合には曲げ荷重により折
れ易く、エネルギー吸収効果が劣るという問題がある。
6−58759号公報に記載された構造では、圧縮変形
の初期段階でかなりの変形を許すため、エネルギー吸収
効果が少ないという問題がある。特開平6−6123号
公報に記載された構造では、圧縮変形の初期段階でかな
り高いエネルギー吸収効果を有するが、座屈後は変形を
コントロールする工夫がなされていないため、後半での
エネルギー吸収の有効性が劣るという問題がある。更
に、特開平6−6123号公報、特開平6−04703
4号公報に記載された構造では、車室内側から車幅方向
外側へ真っ直ぐな横方向の荷重が加わった場合には適正
にエネルギー吸収を行なうが、衝突時の乗員の挙動は複
雑であり、上下斜め方向からの偏荷重等も作用すること
があり、該偏荷重が加わった場合には曲げ荷重により折
れ易く、エネルギー吸収効果が劣るという問題がある。
【0006】本発明は、衝突現象の初期から後半まで十
分にエネルギー吸収効果を発揮することができ、且つ、
偏荷重に対しても十分にエネルギー吸収効果を発揮する
ことのできる車両ドアの提供を課題とする。
分にエネルギー吸収効果を発揮することができ、且つ、
偏荷重に対しても十分にエネルギー吸収効果を発揮する
ことのできる車両ドアの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アウ
ターパネル及びインナーパネルからなり、該インナーパ
ネルの車室内側の面に、ドアアームレストを車幅外側方
向へスライド機構を介して変位自在に支持し、前記スラ
イド機構を、前記インナーパネルの車室内側の面に支持
された支持部材と、該支持部材にスライド可能に支持さ
れ前記インナーパネルに対して変位自在なスライド部材
とで形成し、前記ドアアームレストへの車室内側からの
荷重により該ドアアームレストと共に変位する前記スラ
イド部材の変位で前記インナーパネル側に対し摩擦反力
を受けながら塑性変形する車体前後方向に沿う第1のエ
ネルギー吸収部材を設け、前記スライド部材の変位によ
り、前記第1のエネルギー吸収部材よりも高い荷重で塑
性変形すると共に第1のエネルギー吸収部材側からの横
方向側又は上下方向側からの荷重を前記インナーパネル
に伝達可能な車体前後方向に沿う第2のエネルギー吸収
部材を前記第1のエネルギー吸収部材と前記インナーパ
ネルとの間に介設したことを特徴とする。
ターパネル及びインナーパネルからなり、該インナーパ
ネルの車室内側の面に、ドアアームレストを車幅外側方
向へスライド機構を介して変位自在に支持し、前記スラ
イド機構を、前記インナーパネルの車室内側の面に支持
された支持部材と、該支持部材にスライド可能に支持さ
れ前記インナーパネルに対して変位自在なスライド部材
とで形成し、前記ドアアームレストへの車室内側からの
荷重により該ドアアームレストと共に変位する前記スラ
イド部材の変位で前記インナーパネル側に対し摩擦反力
を受けながら塑性変形する車体前後方向に沿う第1のエ
ネルギー吸収部材を設け、前記スライド部材の変位によ
り、前記第1のエネルギー吸収部材よりも高い荷重で塑
性変形すると共に第1のエネルギー吸収部材側からの横
方向側又は上下方向側からの荷重を前記インナーパネル
に伝達可能な車体前後方向に沿う第2のエネルギー吸収
部材を前記第1のエネルギー吸収部材と前記インナーパ
ネルとの間に介設したことを特徴とする。
【0008】従って、車両の側面衝突時に乗員がドアア
ームレストに車室内側から干渉すると、ドアアームレス
トと共に変位するスライド部材がインナーパネルの車室
内側の面に支持された支持部材に対してスライドし変位
することができる。この時、ドアアームレストへの車室
内側からの荷重により、ドアアームレストと共に変位す
るスライド部材の変位で、第1のエネルギー吸収部材が
摩擦反力を受けながら塑性変形し、初期段階からエネル
ギー吸収を行なう。又、該塑性変形の際に、第1のエネ
ルギー吸収部材側からの横方向側又は上下方向側からの
荷重は第2のエネルギー吸収部材を介してインナーパネ
ルに伝達することができる。衝突現象が更に進むと、第
2のエネルギー吸収部材が塑性変形して、更にエネルギ
ー吸収を行なう。
ームレストに車室内側から干渉すると、ドアアームレス
トと共に変位するスライド部材がインナーパネルの車室
内側の面に支持された支持部材に対してスライドし変位
することができる。この時、ドアアームレストへの車室
内側からの荷重により、ドアアームレストと共に変位す
るスライド部材の変位で、第1のエネルギー吸収部材が
摩擦反力を受けながら塑性変形し、初期段階からエネル
ギー吸収を行なう。又、該塑性変形の際に、第1のエネ
ルギー吸収部材側からの横方向側又は上下方向側からの
荷重は第2のエネルギー吸収部材を介してインナーパネ
ルに伝達することができる。衝突現象が更に進むと、第
2のエネルギー吸収部材が塑性変形して、更にエネルギ
ー吸収を行なう。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の車両用
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材と第2の
エネルギー吸収部材とは、相互に嵌合移動しながら摩擦
反力を受けて塑性変形する形状であることを特徴とす
る。
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材と第2の
エネルギー吸収部材とは、相互に嵌合移動しながら摩擦
反力を受けて塑性変形する形状であることを特徴とす
る。
【0010】従って、請求項1の発明の作用に加え、エ
ネルギー吸収の際に、第1のエネルギー吸収部材と第2
のエネルギー吸収部材とは相互に嵌合移動しながら摩擦
反力を受けて塑性変形することができる。そして、この
嵌合構造によって、第2のエネルギー吸収部材は第1の
エネルギー吸収部材側からの横方向側又は上下方向側か
らの荷重をインナーパネルに伝達することができる。
ネルギー吸収の際に、第1のエネルギー吸収部材と第2
のエネルギー吸収部材とは相互に嵌合移動しながら摩擦
反力を受けて塑性変形することができる。そして、この
嵌合構造によって、第2のエネルギー吸収部材は第1の
エネルギー吸収部材側からの横方向側又は上下方向側か
らの荷重をインナーパネルに伝達することができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の車両用
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、前記
スライド部材を兼ね、前記第2のエネルギー吸収部材は
前記支持部材を兼ねていることを特徴とする。
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、前記
スライド部材を兼ね、前記第2のエネルギー吸収部材は
前記支持部材を兼ねていることを特徴とする。
【0012】従って、請求項2の発明の作用に加え、ス
ライド部材及び第1のエネルギー吸収部材を一体に成形
することができる。又、支持部材と第2のエネルギー吸
収部材とを一体に成形することができる。
ライド部材及び第1のエネルギー吸収部材を一体に成形
することができる。又、支持部材と第2のエネルギー吸
収部材とを一体に成形することができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項2又は3記載の
車両用ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材と
前記第2のエネルギー吸収部材とは、断面コ字状に形成
されて開口側が向かい合わせで相互に嵌合し、且つ各開
口縁に逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部を有することを特
徴とする。
車両用ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材と
前記第2のエネルギー吸収部材とは、断面コ字状に形成
されて開口側が向かい合わせで相互に嵌合し、且つ各開
口縁に逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部を有することを特
徴とする。
【0014】従って、請求項2又は3の発明の作用に加
え、断面コ字状に形成されて開口側が向かい合わせで相
互に嵌合する第1のエネルギー吸収部材と、第2のエネ
ルギー吸収部材とが摩擦反力を発揮しながら嵌合し、エ
ネルギー吸収を行なうことができる。この時、各開口縁
の逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部によって摩擦反力を発
揮しながら円滑に嵌合を進行させることができる。又、
組付け時にも嵌め合い部によって容易に組付けることが
できる。
え、断面コ字状に形成されて開口側が向かい合わせで相
互に嵌合する第1のエネルギー吸収部材と、第2のエネ
ルギー吸収部材とが摩擦反力を発揮しながら嵌合し、エ
ネルギー吸収を行なうことができる。この時、各開口縁
の逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部によって摩擦反力を発
揮しながら円滑に嵌合を進行させることができる。又、
組付け時にも嵌め合い部によって容易に組付けることが
できる。
【0015】請求項5の発明は、請求項2又は3記載の
車両用ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材
は、断面コ字状に形成されると共に、第2のエネルギー
吸収部材は、断面矩形状に形成されて、第2のエネルギ
ー吸収部材の一側が前記インナーパネルに固定されると
共に、他側に前記第1のエネルギー吸収部材の開口側を
嵌合し、且つ該嵌合を逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部で
行い、前記第2のエネルギー吸収部材に、座屈変形の荷
重設定を行なう座屈調整部を設けたことを特徴とする。
車両用ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材
は、断面コ字状に形成されると共に、第2のエネルギー
吸収部材は、断面矩形状に形成されて、第2のエネルギ
ー吸収部材の一側が前記インナーパネルに固定されると
共に、他側に前記第1のエネルギー吸収部材の開口側を
嵌合し、且つ該嵌合を逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部で
行い、前記第2のエネルギー吸収部材に、座屈変形の荷
重設定を行なう座屈調整部を設けたことを特徴とする。
【0016】従って、請求項2又は3の発明の作用に加
え、第1のエネルギー吸収部材が第2のエネルギー吸収
部材に対して摩擦反力を受けながら嵌合を進行させて塑
性変形を行なわせることができる。又、逆曲率の曲面を
持つ嵌め合い部で摩擦反力を受けながら嵌合を進行さ
せ、塑性変形を円滑に行なわせることができる。更に第
1のエネルギー吸収部材と第2のエネルギー吸収部材と
の組付け時の嵌合を嵌め合い部によって容易に行なわせ
ることができる。又、第2のエネルギー吸収部材の座屈
調整部によって座屈変形の荷重設定を容易に行なうこと
ができる。
え、第1のエネルギー吸収部材が第2のエネルギー吸収
部材に対して摩擦反力を受けながら嵌合を進行させて塑
性変形を行なわせることができる。又、逆曲率の曲面を
持つ嵌め合い部で摩擦反力を受けながら嵌合を進行さ
せ、塑性変形を円滑に行なわせることができる。更に第
1のエネルギー吸収部材と第2のエネルギー吸収部材と
の組付け時の嵌合を嵌め合い部によって容易に行なわせ
ることができる。又、第2のエネルギー吸収部材の座屈
調整部によって座屈変形の荷重設定を容易に行なうこと
ができる。
【0017】請求項6の発明は、請求項2又は3記載の
車両用ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材
は、一側開口の断面略三角形状に形成されると共に、前
記第2のエネルギー吸収部材は閉断面略三角形状に形成
され、該第2のエネルギー吸収部材の断面頂角は前記第
1のエネルギー吸収部材の断面頂角より大きく形成され
て反頂角側が前記インナーパネルに固定されると共に、
頂角側に前記第1のエネルギー吸収部材の開口側を嵌合
したことを特徴とする。
車両用ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材
は、一側開口の断面略三角形状に形成されると共に、前
記第2のエネルギー吸収部材は閉断面略三角形状に形成
され、該第2のエネルギー吸収部材の断面頂角は前記第
1のエネルギー吸収部材の断面頂角より大きく形成され
て反頂角側が前記インナーパネルに固定されると共に、
頂角側に前記第1のエネルギー吸収部材の開口側を嵌合
したことを特徴とする。
【0018】従って、請求項2又は3の発明の作用に加
え、第2のエネルギー吸収部材の断面頂角が第1のエネ
ルギー吸収部材の断面頂角より大きいため、第1のエネ
ルギー吸収部材は第2のエネルギー吸収部材に対しスラ
イドしながら嵌合し、その頂角を開くようにして摩擦反
力を受けながら塑性変形を行ない、エネルギー吸収を行
なうことができる。
え、第2のエネルギー吸収部材の断面頂角が第1のエネ
ルギー吸収部材の断面頂角より大きいため、第1のエネ
ルギー吸収部材は第2のエネルギー吸収部材に対しスラ
イドしながら嵌合し、その頂角を開くようにして摩擦反
力を受けながら塑性変形を行ない、エネルギー吸収を行
なうことができる。
【0019】請求項7の発明は、請求項2記載の車両用
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、前記
スライド部材の一部を兼ね、前記第2のエネルギー吸収
部材は、前記スライド部材の一部、及び支持部材を兼ね
ていることを特徴とする。
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、前記
スライド部材の一部を兼ね、前記第2のエネルギー吸収
部材は、前記スライド部材の一部、及び支持部材を兼ね
ていることを特徴とする。
【0020】従って、請求項2の発明の作用に加え、ス
ライド部材の一部及び第1のエネルギー吸収部材を一体
に形成することができ、またスライド部材の一部、支持
部材及び第2のエネルギー吸収部材を同一部材で一体に
形成することができる。
ライド部材の一部及び第1のエネルギー吸収部材を一体
に形成することができ、またスライド部材の一部、支持
部材及び第2のエネルギー吸収部材を同一部材で一体に
形成することができる。
【0021】請求項8の発明は、請求項7記載の車両用
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、一側
に当接面及び該当接面に突部を有した閉断面に形成され
ると共に、前記第2のエネルギー吸収部材は、インナー
パネルから突出する一側開口の台形断面に形成されて開
口縁に前記インナーパネルに沿ってスライド可能なフラ
ンジ部を有し、該台形断面の頂面部に前記第1のエネル
ギー吸収部材の突部を嵌合させる凹部を有して前記当接
面を当接させたことを特徴とする。
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、一側
に当接面及び該当接面に突部を有した閉断面に形成され
ると共に、前記第2のエネルギー吸収部材は、インナー
パネルから突出する一側開口の台形断面に形成されて開
口縁に前記インナーパネルに沿ってスライド可能なフラ
ンジ部を有し、該台形断面の頂面部に前記第1のエネル
ギー吸収部材の突部を嵌合させる凹部を有して前記当接
面を当接させたことを特徴とする。
【0022】従って、請求項7の発明の作用に加え、ド
アアームレストへの車室内側からの荷重により、第1の
エネルギー吸収部材に荷重が作用すると、第1のエネル
ギー吸収部材は変形しながら第2のエネルギー吸収部材
に荷重を伝達し、第2のエネルギー吸収部材は開口縁の
フランジ部をインナーパネルの面に沿ってスライドしな
がら台形断面を開くように変形する。同時に、第1のエ
ネルギー吸収部材は、第2のエネルギー吸収部材の当接
面に設けた突部が変形しながら第2のエネルギー吸収部
材の頂面部の凹部内にスライドして入り込んでいく。こ
のような変位によってドアアームレストは、インナーパ
ネルに対して車幅外側方向へ変位することができる。
又、前記フランジ部のスライドや凹部内への突部のスラ
イド進入によって、第1のエネルギー吸収部材は摩擦反
力を受けながら塑性変形し、エネルギー吸収を行なう。
又、第2のエネルギー吸収部材が塑性変形して、更にエ
ネルギー吸収を行なうことができる。又、前記凹部と突
部との係合によって第1のエネルギー吸収部材側から第
2のエネルギー吸収部材を介して横方向側又は上下方向
側からの荷重をインナーパネルに伝達することができ
る。
アアームレストへの車室内側からの荷重により、第1の
エネルギー吸収部材に荷重が作用すると、第1のエネル
ギー吸収部材は変形しながら第2のエネルギー吸収部材
に荷重を伝達し、第2のエネルギー吸収部材は開口縁の
フランジ部をインナーパネルの面に沿ってスライドしな
がら台形断面を開くように変形する。同時に、第1のエ
ネルギー吸収部材は、第2のエネルギー吸収部材の当接
面に設けた突部が変形しながら第2のエネルギー吸収部
材の頂面部の凹部内にスライドして入り込んでいく。こ
のような変位によってドアアームレストは、インナーパ
ネルに対して車幅外側方向へ変位することができる。
又、前記フランジ部のスライドや凹部内への突部のスラ
イド進入によって、第1のエネルギー吸収部材は摩擦反
力を受けながら塑性変形し、エネルギー吸収を行なう。
又、第2のエネルギー吸収部材が塑性変形して、更にエ
ネルギー吸収を行なうことができる。又、前記凹部と突
部との係合によって第1のエネルギー吸収部材側から第
2のエネルギー吸収部材を介して横方向側又は上下方向
側からの荷重をインナーパネルに伝達することができ
る。
【0023】請求項9の発明は、請求項1記載の車両用
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、前記
インナーパネルに対して車室内側へ断面凸形状であると
共に、上下一側縁が前記インナーパネルに固定され、同
他側縁が前記インナーパネルの面に沿ったスライド部材
に結合され、該スライド部材に上下方向のスリットを設
け、前記インナーパネルに、前記スリットに嵌合してス
ライド部材をインナーパネルの面に沿ってスライド可能
に支持する突状の支持部材を突設したことを特徴とす
る。
ドアであって、前記第1のエネルギー吸収部材は、前記
インナーパネルに対して車室内側へ断面凸形状であると
共に、上下一側縁が前記インナーパネルに固定され、同
他側縁が前記インナーパネルの面に沿ったスライド部材
に結合され、該スライド部材に上下方向のスリットを設
け、前記インナーパネルに、前記スリットに嵌合してス
ライド部材をインナーパネルの面に沿ってスライド可能
に支持する突状の支持部材を突設したことを特徴とす
る。
【0024】従って、請求項1の発明の作用に加え、ド
アアームレストへの車室内側からの荷重により該荷重が
第1のエネルギー吸収部材に伝達されると、第1のエネ
ルギー吸収部材を介してスライド部材に荷重が伝達され
る。これによって、第1のエネルギー吸収部材は曲げに
よる塑性変形を進行させ、同時にスライド部材は突条と
スリットとの関係によってインナーパネルの面に沿って
スライドすることができる。従って、第1のエネルギー
吸収部材はスライド部材のインナーパネルの面に沿った
スライドによって、その曲げ変形が規制されるため、摩
擦反力を受けながら塑性変形することになる。衝突がさ
らに進行すると、第1のエネルギー吸収部材から第2の
エネルギー吸収部材へ荷重が伝達され、第2のエネルギ
ー吸収部材の塑性変形によってさらにエネルギー吸収を
行なうことができる。
アアームレストへの車室内側からの荷重により該荷重が
第1のエネルギー吸収部材に伝達されると、第1のエネ
ルギー吸収部材を介してスライド部材に荷重が伝達され
る。これによって、第1のエネルギー吸収部材は曲げに
よる塑性変形を進行させ、同時にスライド部材は突条と
スリットとの関係によってインナーパネルの面に沿って
スライドすることができる。従って、第1のエネルギー
吸収部材はスライド部材のインナーパネルの面に沿った
スライドによって、その曲げ変形が規制されるため、摩
擦反力を受けながら塑性変形することになる。衝突がさ
らに進行すると、第1のエネルギー吸収部材から第2の
エネルギー吸収部材へ荷重が伝達され、第2のエネルギ
ー吸収部材の塑性変形によってさらにエネルギー吸収を
行なうことができる。
【0025】請求項10の発明は、請求項1〜9のいず
れかに記載の車両用ドアであって、前記第1のエネルギ
ー吸収部材と前記インナーパネルとに結合され、該第1
のエネルギー吸収部材の塑性変形と共に折れ曲がる折曲
エネルギー吸収部を設けたことを特徴とする。
れかに記載の車両用ドアであって、前記第1のエネルギ
ー吸収部材と前記インナーパネルとに結合され、該第1
のエネルギー吸収部材の塑性変形と共に折れ曲がる折曲
エネルギー吸収部を設けたことを特徴とする。
【0026】従って、請求項1〜9のいずれかの発明の
作用に加え、第1のエネルギー吸収部材の変位によって
折曲げエネルギー吸収部が折れ曲がり、第1のエネルギ
ー吸収部材と共にさらなるエネルギー吸収を行なう。
作用に加え、第1のエネルギー吸収部材の変位によって
折曲げエネルギー吸収部が折れ曲がり、第1のエネルギ
ー吸収部材と共にさらなるエネルギー吸収を行なう。
【0027】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の車両用ドアであって、前記第1のエネル
ギー吸収部材の車幅方向車室内側へ向いた面を、車幅外
側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に形成したことを特
徴とする。
ずれかに記載の車両用ドアであって、前記第1のエネル
ギー吸収部材の車幅方向車室内側へ向いた面を、車幅外
側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に形成したことを特
徴とする。
【0028】従って、請求項1〜10のいずれかの発明
の作用に加え、第1のエネルギー吸収部材の車幅方向車
室内側へ向いた面を乗員の腹部に合わせた滑らかな曲面
にすることができ、乗員に対するピーク荷重を抑えるこ
とができる。
の作用に加え、第1のエネルギー吸収部材の車幅方向車
室内側へ向いた面を乗員の腹部に合わせた滑らかな曲面
にすることができ、乗員に対するピーク荷重を抑えるこ
とができる。
【0029】請求項12の発明は、請求項1〜11のい
ずれかに記載の車両用ドアであって、前記第1,第2の
エネルギー吸収部材は、前記ドアアームレストの芯材を
構成し、前記ドアアームレストは、前記芯材を覆うパッ
ドを有することを特徴とする。
ずれかに記載の車両用ドアであって、前記第1,第2の
エネルギー吸収部材は、前記ドアアームレストの芯材を
構成し、前記ドアアームレストは、前記芯材を覆うパッ
ドを有することを特徴とする。
【0030】従って、請求項1〜11のいずれかの発明
の作用に加え、第1,第2のエネルギー吸収部材をドア
アームレストの芯材として構成することができると共
に、さらに芯材を覆うパッドによってエネルギー吸収を
さらに向上させることができる。
の作用に加え、第1,第2のエネルギー吸収部材をドア
アームレストの芯材として構成することができると共
に、さらに芯材を覆うパッドによってエネルギー吸収を
さらに向上させることができる。
【0031】請求項13の発明は、請求項12記載の車
両用ドアであって、前記パッドの車幅方向車室内側へ向
いた面を、車幅外側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に
形成したことを特徴とする。
両用ドアであって、前記パッドの車幅方向車室内側へ向
いた面を、車幅外側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に
形成したことを特徴とする。
【0032】従って、請求項12の発明の作用に加え、
ドアアームレストのパッドの面も乗員の腹部等に合わせ
た滑らかな曲面にすることができ、衝撃荷重をさらに抑
えることができる。
ドアアームレストのパッドの面も乗員の腹部等に合わせ
た滑らかな曲面にすることができ、衝撃荷重をさらに抑
えることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明では、ドアアームレスト
への車室内側からの荷重により、第1のエネルギー吸収
部材が摩擦反力を受けながら塑性変形して初期から十分
なエネルギー吸収を行なうことができる。又、衝突現象
が進行すると、第2のエネルギー吸収部材も塑性変形し
て後半部まで十分なエネルギー吸収を行なうことができ
る。更に、第1のエネルギー吸収部材からの横方向側又
は上下方向側からの荷重をインナーパネルに伝達するこ
とができえるため、ドアアームレストに対し偏荷重が作
用した場合でも、十分に機能してエネルギー吸収を行な
うことができる。
への車室内側からの荷重により、第1のエネルギー吸収
部材が摩擦反力を受けながら塑性変形して初期から十分
なエネルギー吸収を行なうことができる。又、衝突現象
が進行すると、第2のエネルギー吸収部材も塑性変形し
て後半部まで十分なエネルギー吸収を行なうことができ
る。更に、第1のエネルギー吸収部材からの横方向側又
は上下方向側からの荷重をインナーパネルに伝達するこ
とができえるため、ドアアームレストに対し偏荷重が作
用した場合でも、十分に機能してエネルギー吸収を行な
うことができる。
【0034】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、相互に嵌合しながら摩擦反力を受けて塑性変
形するから、初期から十分なエネルギー吸収を行なうこ
とができると共に、偏荷重に対するエネルギー吸収を十
分に行なうことができる。
果に加え、相互に嵌合しながら摩擦反力を受けて塑性変
形するから、初期から十分なエネルギー吸収を行なうこ
とができると共に、偏荷重に対するエネルギー吸収を十
分に行なうことができる。
【0035】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、製造が容易で、またコンパクトであり、車室
内のドアアームレストに対し十分に適用することができ
る。
果に加え、製造が容易で、またコンパクトであり、車室
内のドアアームレストに対し十分に適用することができ
る。
【0036】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
明の効果に加え、嵌め合い部によって摩擦反力を受けな
がら塑性変形させることを極めて円滑に行なわせること
ができ、初期からの十分なエネルギー吸収を確実に行な
うことができる。
明の効果に加え、嵌め合い部によって摩擦反力を受けな
がら塑性変形させることを極めて円滑に行なわせること
ができ、初期からの十分なエネルギー吸収を確実に行な
うことができる。
【0037】請求項5の発明では、請求項2又は3の発
明の効果に加え、摩擦反力を受けながら塑性変形するこ
とを嵌め合い部によって円滑に行なわせ、初期からエネ
ルギー吸収を確実に行なわせることができる。又、第2
のエネルギー吸収部材の座屈調整部によって第2のエネ
ルギー吸収部材によるエネルギー吸収を確実に行なわ
せ、後半まで正確且つ十分なエネルギー吸収を達成する
ことができる。
明の効果に加え、摩擦反力を受けながら塑性変形するこ
とを嵌め合い部によって円滑に行なわせ、初期からエネ
ルギー吸収を確実に行なわせることができる。又、第2
のエネルギー吸収部材の座屈調整部によって第2のエネ
ルギー吸収部材によるエネルギー吸収を確実に行なわ
せ、後半まで正確且つ十分なエネルギー吸収を達成する
ことができる。
【0038】請求項6の発明では、請求項2又は3の発
明の効果に加え、第2のエネルギー吸収部材の断面略三
角形状の斜面を利用して、第2のエネルギー吸収部材を
開くように塑性変形させるので、摩擦反力を受けながら
塑性変形させることを確実に行なわせ、初期からエネル
ギー吸収を正確に行なうことができる。又、組付けに際
しては、第1のエネルギー吸収部材の開口側を第2のエ
ネルギー吸収部材の頂角側に嵌合させることができるた
め、組付けが極めて容易となる。
明の効果に加え、第2のエネルギー吸収部材の断面略三
角形状の斜面を利用して、第2のエネルギー吸収部材を
開くように塑性変形させるので、摩擦反力を受けながら
塑性変形させることを確実に行なわせ、初期からエネル
ギー吸収を正確に行なうことができる。又、組付けに際
しては、第1のエネルギー吸収部材の開口側を第2のエ
ネルギー吸収部材の頂角側に嵌合させることができるた
め、組付けが極めて容易となる。
【0039】請求項7の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、スライド部材の一部と第1のエネルギー吸収
部材との製造が同一部材で一体に成形することができ、
またスライド部材の一部、支持部材及び第2のエネルギ
ー吸収部材を同一部材によって一体に成形することがで
きる。従って、製造が極めて容易である。又、全体的に
コンパクトにすることができ、車室内のドアアームレス
トに十分に適用することができる。
果に加え、スライド部材の一部と第1のエネルギー吸収
部材との製造が同一部材で一体に成形することができ、
またスライド部材の一部、支持部材及び第2のエネルギ
ー吸収部材を同一部材によって一体に成形することがで
きる。従って、製造が極めて容易である。又、全体的に
コンパクトにすることができ、車室内のドアアームレス
トに十分に適用することができる。
【0040】請求項8の発明では、請求項7の発明の効
果に加え、ドアアームレスト側からの荷重を第1のエネ
ルギー吸収部材の閉断面を介して第2のエネルギー吸収
部材に伝達するため、荷重伝達を円滑に行なわせること
ができ、エネルギー吸収を正確に行なうことができる。
果に加え、ドアアームレスト側からの荷重を第1のエネ
ルギー吸収部材の閉断面を介して第2のエネルギー吸収
部材に伝達するため、荷重伝達を円滑に行なわせること
ができ、エネルギー吸収を正確に行なうことができる。
【0041】請求項9の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、ドアアームレストに作用する荷重に対し交差
する方向へスライド部材をスライドさせるようにしたた
め、このスライドによる摩擦反力によって第1エネルギ
ー部材の曲げによる塑性変形が規制されることになり、
さらに高いエネルギー吸収を行なうことができる。
果に加え、ドアアームレストに作用する荷重に対し交差
する方向へスライド部材をスライドさせるようにしたた
め、このスライドによる摩擦反力によって第1エネルギ
ー部材の曲げによる塑性変形が規制されることになり、
さらに高いエネルギー吸収を行なうことができる。
【0042】請求項10の発明では、請求項1〜9のい
ずれかの発明の効果に加え、折曲げエネルギー吸収部に
よってさらに高いエネルギー吸収を行なうことができ
る。
ずれかの発明の効果に加え、折曲げエネルギー吸収部に
よってさらに高いエネルギー吸収を行なうことができ
る。
【0043】請求項11の発明では、請求項1〜10の
いずれかの発明の効果に加え、曲面の存在によって乗員
の腹部等に対するピーク荷重をさらに抑えることができ
る。
いずれかの発明の効果に加え、曲面の存在によって乗員
の腹部等に対するピーク荷重をさらに抑えることができ
る。
【0044】請求項12の発明では、請求項1〜11の
いずれかの発明の効果に加え、第1,第2のエネルギー
吸収部材を共用してドアアームレストの形状保持を行な
うことができ、しかもパッドによるエネルギー吸収効果
によって乗員に対するピーク荷重をより抑えることがで
きる。
いずれかの発明の効果に加え、第1,第2のエネルギー
吸収部材を共用してドアアームレストの形状保持を行な
うことができ、しかもパッドによるエネルギー吸収効果
によって乗員に対するピーク荷重をより抑えることがで
きる。
【0045】請求項13の発明では、請求項12の発明
の効果に加え、パッドの曲面の存在によって乗員の腹部
等に対するピーク荷重をさらに抑えることができる。
の効果に加え、パッドの曲面の存在によって乗員の腹部
等に対するピーク荷重をさらに抑えることができる。
【0046】
(第1実施形態)図1,図2は本発明の第1実施形態に
係り、図1は車両ドアのドアアームレスト5の部分の一
部切欠概略斜視図を示したものであり、図2は断面図を
示し、(a)は変形前、(b)は変形後の状態を示した
ものである。このドアアームレスト5も基本的には図1
3で説明したような位置に設けられたものである。従っ
て、全体説明は図13で代用し、本実施形態においては
ドアアームレスト5の部分において説明する。
係り、図1は車両ドアのドアアームレスト5の部分の一
部切欠概略斜視図を示したものであり、図2は断面図を
示し、(a)は変形前、(b)は変形後の状態を示した
ものである。このドアアームレスト5も基本的には図1
3で説明したような位置に設けられたものである。従っ
て、全体説明は図13で代用し、本実施形態においては
ドアアームレスト5の部分において説明する。
【0047】図1,図2のように、ドアアームレスト5
はスライド機構13を介して車幅外側方向へ変位自在に
支持されている。スライド機構13はインナーパネル3
の車室内側の面に支持された支持部材15と、該支持部
材15にスライド可能に支持され前記インナーパネル3
に対して変位自在なスライド部材17とからなってい
る。
はスライド機構13を介して車幅外側方向へ変位自在に
支持されている。スライド機構13はインナーパネル3
の車室内側の面に支持された支持部材15と、該支持部
材15にスライド可能に支持され前記インナーパネル3
に対して変位自在なスライド部材17とからなってい
る。
【0048】本実施形態では、支持部材15が第2のエ
ネルギー吸収部材を兼ねており、支持部材15及び第2
のエネルギー吸収部材15は同一部材となっている。ス
ライド部材17は第1のエネルギー吸収部材を兼ねてお
り、スライド部材17及び第1のエネルギー吸収部材1
7は同一部材として構成され、一体に成形されている。
ネルギー吸収部材を兼ねており、支持部材15及び第2
のエネルギー吸収部材15は同一部材となっている。ス
ライド部材17は第1のエネルギー吸収部材を兼ねてお
り、スライド部材17及び第1のエネルギー吸収部材1
7は同一部材として構成され、一体に成形されている。
【0049】ここで、部材15,17を第2のエネルギ
ー吸収部材15及び第1のエネルギー吸収部材17とし
て説明すると、まず、第1,第2のエネルギー吸収部材
17,15は断面コ字状(チャンネル状)に形成され
て、開口15a,17a側が向かい合わせで相互に嵌合
し、車体前後方向に沿って設けられている。第2のエネ
ルギー吸収部材15は端壁15bが前記インナーパネル
3に溶接等によって固定されている。前記各開口15
a,17a縁には逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部21,
23が設けられている。
ー吸収部材15及び第1のエネルギー吸収部材17とし
て説明すると、まず、第1,第2のエネルギー吸収部材
17,15は断面コ字状(チャンネル状)に形成され
て、開口15a,17a側が向かい合わせで相互に嵌合
し、車体前後方向に沿って設けられている。第2のエネ
ルギー吸収部材15は端壁15bが前記インナーパネル
3に溶接等によって固定されている。前記各開口15
a,17a縁には逆曲率の曲面を持つ嵌め合い部21,
23が設けられている。
【0050】前記第2のエネルギー吸収部材15の上下
壁25の外面25aの相互間隔は第1のエネルギー吸収
部材17の上下壁27の内面27a上下間隔よりも若干
大きく形成されており、嵌合時にくい込むようになって
いる。
壁25の外面25aの相互間隔は第1のエネルギー吸収
部材17の上下壁27の内面27a上下間隔よりも若干
大きく形成されており、嵌合時にくい込むようになって
いる。
【0051】図1のように、前記第1のエネルギー吸収
部材17の前後方向両端には、折曲エネルギー吸収部2
9が設けられている。該折曲エネルギー吸収部29は、
第1のエネルギー吸収部材17の端部に一体に設けら
れ、折曲げ部29aを有し、フランジ31が前記インナ
ーパネル3にスポット溶接等によって固定されている。
部材17の前後方向両端には、折曲エネルギー吸収部2
9が設けられている。該折曲エネルギー吸収部29は、
第1のエネルギー吸収部材17の端部に一体に設けら
れ、折曲げ部29aを有し、フランジ31が前記インナ
ーパネル3にスポット溶接等によって固定されている。
【0052】前記、ドアアームレスト5は、前記第1,
第2のエネルギー吸収部材17,15を芯材として有
し、両部材15,17の外側を緩衝材としてのパッド3
3で覆い、パッド33のさらに外側を樹脂の表皮35で
覆っている。パッド33の内部には第2のエネルギー吸
収部材15の回りに空間部24が形成され、第1のエネ
ルギー吸収部材17のスライド移動を円滑に行なわせる
ようになっている。
第2のエネルギー吸収部材17,15を芯材として有
し、両部材15,17の外側を緩衝材としてのパッド3
3で覆い、パッド33のさらに外側を樹脂の表皮35で
覆っている。パッド33の内部には第2のエネルギー吸
収部材15の回りに空間部24が形成され、第1のエネ
ルギー吸収部材17のスライド移動を円滑に行なわせる
ようになっている。
【0053】そして、車両側面衝突等によって、図13
で説明したように、乗員とドアアームレスト5が干渉す
ると、乗員からドアアームレスト5に車室内側から荷重
が作用し、初期においては、第1,第2のエネルギー吸
収部材17,15の弾性変形等を介してエネルギー吸収
が行なわれる。次いで、ドアアームレスト5は車幅外側
方向へスライド機構3を介して変位する。
で説明したように、乗員とドアアームレスト5が干渉す
ると、乗員からドアアームレスト5に車室内側から荷重
が作用し、初期においては、第1,第2のエネルギー吸
収部材17,15の弾性変形等を介してエネルギー吸収
が行なわれる。次いで、ドアアームレスト5は車幅外側
方向へスライド機構3を介して変位する。
【0054】即ち、第1実施形態では、支持部材15に
対しスライド部材17が嵌合するようにして案内されな
がら移動し、アームレスト5の変位を許容する。このよ
うな変位に際して、スライド部材17の変位で同部材と
して構成された第1のエネルギー吸収部材17がインナ
ーパネル3側に対し摩擦反力を受けながら塑性変形す
る。即ち、図2(a)、(b)のように、第2のエネル
ギー吸収部材15に対し第1のエネルギー吸収部材17
が嵌合を進行させ、上下壁25,27の外面25a、内
面27aの間隔の違いによって第2のエネルギー吸収部
材15に第1のエネルギー吸収部材17がくい込むよう
にして若干拡げられながら嵌合していく。
対しスライド部材17が嵌合するようにして案内されな
がら移動し、アームレスト5の変位を許容する。このよ
うな変位に際して、スライド部材17の変位で同部材と
して構成された第1のエネルギー吸収部材17がインナ
ーパネル3側に対し摩擦反力を受けながら塑性変形す
る。即ち、図2(a)、(b)のように、第2のエネル
ギー吸収部材15に対し第1のエネルギー吸収部材17
が嵌合を進行させ、上下壁25,27の外面25a、内
面27aの間隔の違いによって第2のエネルギー吸収部
材15に第1のエネルギー吸収部材17がくい込むよう
にして若干拡げられながら嵌合していく。
【0055】そして、両部材15,17間の摩擦反力を
第1のエネルギー吸収部材17が受けながら、図2
(b)のような塑性変形をし、初期からエネルギー吸収
を行なうことができる。この時、逆曲率の嵌め合い部2
1,23によって第1,第2のエネルギー吸収部材1
7,15の変形しながらの嵌合が円滑に行なわれること
になる。第1のエネルギー吸収部材17の塑性変形に際
して、第2のエネルギー吸収部材15は第1のエネルギ
ー吸収部材17よりも高い荷重で塑性変形するように設
定されているため、初期の段階で第1のエネルギー吸収
部材17の塑性変形を先行して円滑に行なわせることが
できる。又、ドアアームレスト5の移動により、パッド
33も図2(b)のように潰れ変形し、その粘性作用に
よってエネルギーを吸収する。
第1のエネルギー吸収部材17が受けながら、図2
(b)のような塑性変形をし、初期からエネルギー吸収
を行なうことができる。この時、逆曲率の嵌め合い部2
1,23によって第1,第2のエネルギー吸収部材1
7,15の変形しながらの嵌合が円滑に行なわれること
になる。第1のエネルギー吸収部材17の塑性変形に際
して、第2のエネルギー吸収部材15は第1のエネルギ
ー吸収部材17よりも高い荷重で塑性変形するように設
定されているため、初期の段階で第1のエネルギー吸収
部材17の塑性変形を先行して円滑に行なわせることが
できる。又、ドアアームレスト5の移動により、パッド
33も図2(b)のように潰れ変形し、その粘性作用に
よってエネルギーを吸収する。
【0056】衝突現象がさらに進行すると、第1のエネ
ルギー吸収部材17の端壁17b内面に第2のエネルギ
ー吸収部材17の嵌め合い部21が当接する傾向とな
り、その曲率によって上下壁25が内側へ曲げられる傾
向となり、いわゆる底付きを防止できる。
ルギー吸収部材17の端壁17b内面に第2のエネルギ
ー吸収部材17の嵌め合い部21が当接する傾向とな
り、その曲率によって上下壁25が内側へ曲げられる傾
向となり、いわゆる底付きを防止できる。
【0057】又、第1のエネルギー吸収部材17の変位
に際して、折曲エネルギー吸収部29が折れを進行さ
せ、これによってもエネルギー吸収を行なうことができ
る。
に際して、折曲エネルギー吸収部29が折れを進行さ
せ、これによってもエネルギー吸収を行なうことができ
る。
【0058】かかる動作によって、初期から後半にわた
ってエネルギー吸収特性を理想状態に近づけることがで
きる。
ってエネルギー吸収特性を理想状態に近づけることがで
きる。
【0059】図3は第1実施形態の特性を乗員の腹部に
おける荷重変化とドアアームレスト5の変形ストローク
との関係で示したF−S特性で示したものである。この
図3において、理想的な特性波形を示す油圧ダンパーの
F−S特性をとして示している。は本願発明第1実
施形態の特性である。又、〜として、第1実施形態
のエネルギー吸収部材15,17等を有しない場合の特
性を示している。即ち、はドアアームレストがパッド
及び第1,第2のエネルギー吸収部材を有さず、且つ、
エネルギー吸収用の塑性変形部も有していない場合の特
性であり、はエネルギー吸収用の塑性変形部のみを有
している場合の特性であり、はエネルギー吸収用の塑
性変形部とパッドを有した場合の特性である。
おける荷重変化とドアアームレスト5の変形ストローク
との関係で示したF−S特性で示したものである。この
図3において、理想的な特性波形を示す油圧ダンパーの
F−S特性をとして示している。は本願発明第1実
施形態の特性である。又、〜として、第1実施形態
のエネルギー吸収部材15,17等を有しない場合の特
性を示している。即ち、はドアアームレストがパッド
及び第1,第2のエネルギー吸収部材を有さず、且つ、
エネルギー吸収用の塑性変形部も有していない場合の特
性であり、はエネルギー吸収用の塑性変形部のみを有
している場合の特性であり、はエネルギー吸収用の塑
性変形部とパッドを有した場合の特性である。
【0060】図3ののものでは、初期に高いピーク荷
重が発生し、また荷重も早期に減少してしまうという特
性となっている。の場合はの場合と比較して初期の
ピーク荷重は若干低いものの、依然として高いピーク荷
重を有し、且つ、と同様に早期に荷重が減少してしま
うという特性がある。の場合はと同様な初期ピーク
荷重を有し、且つ、後半部で底付きによる高いピーク荷
重を発生するという特性となっている。
重が発生し、また荷重も早期に減少してしまうという特
性となっている。の場合はの場合と比較して初期の
ピーク荷重は若干低いものの、依然として高いピーク荷
重を有し、且つ、と同様に早期に荷重が減少してしま
うという特性がある。の場合はと同様な初期ピーク
荷重を有し、且つ、後半部で底付きによる高いピーク荷
重を発生するという特性となっている。
【0061】これに対し、の本願発明第1実施形態の
特性では、初期に第1,第2吸収部材17,15の弾性
変形等を介して図3の線形領域Aを作り出し、次に第1
エネルギー吸収部材17が第2エネルギー吸収部材15
に対し塑性変形しながらくい込んでいく作用と、パッド
33の粘性とによって座屈変形領域Bを作り出し、後半
で第2エネルギー吸収部材15の先端を曲げるようにし
て底付きを抑え、曲変形領域Cを作り出している。従っ
て、初期における荷重の立上がりは急速に行なわれ、且
つ、ピーク荷重は,に比較してはるかに低くなって
いる。
特性では、初期に第1,第2吸収部材17,15の弾性
変形等を介して図3の線形領域Aを作り出し、次に第1
エネルギー吸収部材17が第2エネルギー吸収部材15
に対し塑性変形しながらくい込んでいく作用と、パッド
33の粘性とによって座屈変形領域Bを作り出し、後半
で第2エネルギー吸収部材15の先端を曲げるようにし
て底付きを抑え、曲変形領域Cを作り出している。従っ
て、初期における荷重の立上がりは急速に行なわれ、且
つ、ピーク荷重は,に比較してはるかに低くなって
いる。
【0062】そして、その後変形モードが抑制され、僅
かな荷重の増減を繰り返しながら後半に至り、曲変形領
域Cで荷重増大を抑えることができるのである。
かな荷重の増減を繰り返しながら後半に至り、曲変形領
域Cで荷重増大を抑えることができるのである。
【0063】従って、理想波形として知られている油圧
ダンパーの特性と比較してもこれに近い特性を得るこ
とができ、乗員がドアアームレスト5に干渉した初期か
ら衝突現象が進行して後半に至るまでピーク荷重を抑え
ながら、十分な荷重吸収を行なうことができる。
ダンパーの特性と比較してもこれに近い特性を得るこ
とができ、乗員がドアアームレスト5に干渉した初期か
ら衝突現象が進行して後半に至るまでピーク荷重を抑え
ながら、十分な荷重吸収を行なうことができる。
【0064】ドアアームレスト5に対し、上下方向側、
例えば斜め方向から荷重が作用したときでも、第1のエ
ネルギー吸収部材17が第2のエネルギー吸収部材15
に対して嵌合を進行させることで第2のエネルギー吸収
部材15を介し、インナーパネル3側へ確実に荷重伝達
することができる。従って、偏荷重に対しても確実なエ
ネルギー吸収を行なうことができる。
例えば斜め方向から荷重が作用したときでも、第1のエ
ネルギー吸収部材17が第2のエネルギー吸収部材15
に対して嵌合を進行させることで第2のエネルギー吸収
部材15を介し、インナーパネル3側へ確実に荷重伝達
することができる。従って、偏荷重に対しても確実なエ
ネルギー吸収を行なうことができる。
【0065】(第2実施形態)図4,図5は本発明の第
2実施形態に係り、図4は第1実施形態の図1に対応す
る一部切欠概略斜視図、図5は第1実施形態の図2に対
応する概略拡大断面図である。尚、第1実施形態と対応
する構成部分には同符号を付して説明し、重複した説明
を省略する。
2実施形態に係り、図4は第1実施形態の図1に対応す
る一部切欠概略斜視図、図5は第1実施形態の図2に対
応する概略拡大断面図である。尚、第1実施形態と対応
する構成部分には同符号を付して説明し、重複した説明
を省略する。
【0066】図4,図5のように、本実施形態において
は、支持部材を兼ねる第2のエネルギー吸収部材37が
略矩形の閉断面形状に形成され、該第2のエネルギー吸
収部材37の一側37aがインナーパネル3にスポット
溶接等によって固定され、他側37bに第1のエネルギ
ー吸収部材17の開口17a側が嵌合している。前記第
2のエネルギー吸収部材37の上下壁25には内側へ折
曲げて形成された座屈調整部39が設けられている。
は、支持部材を兼ねる第2のエネルギー吸収部材37が
略矩形の閉断面形状に形成され、該第2のエネルギー吸
収部材37の一側37aがインナーパネル3にスポット
溶接等によって固定され、他側37bに第1のエネルギ
ー吸収部材17の開口17a側が嵌合している。前記第
2のエネルギー吸収部材37の上下壁25には内側へ折
曲げて形成された座屈調整部39が設けられている。
【0067】従って、本実施形態においては、第2のエ
ネルギー吸収部材37に設けた座屈調整部39によって
第2のエネルギー吸収部材37の他側37bが第1のエ
ネルギー吸収部材15の端壁20に底付いた後、第2の
エネルギー吸収部材37の座屈を促進させることがで
き、図3で示したCの領域のように、衝突後半での荷重
を減少させ、ピーク荷重の増大を確実に抑制することが
できる。又、Cにおける領域での荷重設定を座屈調整部
39の大きさ、個数等によって容易に調整することが可
能となる。従って、より効率的なエネルギー吸収を行な
わせることが可能となる。尚、他の作用効果は第1実施
形態と略同様である。
ネルギー吸収部材37に設けた座屈調整部39によって
第2のエネルギー吸収部材37の他側37bが第1のエ
ネルギー吸収部材15の端壁20に底付いた後、第2の
エネルギー吸収部材37の座屈を促進させることがで
き、図3で示したCの領域のように、衝突後半での荷重
を減少させ、ピーク荷重の増大を確実に抑制することが
できる。又、Cにおける領域での荷重設定を座屈調整部
39の大きさ、個数等によって容易に調整することが可
能となる。従って、より効率的なエネルギー吸収を行な
わせることが可能となる。尚、他の作用効果は第1実施
形態と略同様である。
【0068】(第3実施形態)図6,図7は本発明の第
3実施形態に係り、図6は図1に対応した一部切欠概略
斜視図、図7は図2に対応した概略拡大断面図である。
尚、第1実施形態と対応する構成部分には同符号を付し
て説明し、また重複した説明は省略する。
3実施形態に係り、図6は図1に対応した一部切欠概略
斜視図、図7は図2に対応した概略拡大断面図である。
尚、第1実施形態と対応する構成部分には同符号を付し
て説明し、また重複した説明は省略する。
【0069】図6,図7のように、本実施形態において
は、支持部材を兼ねる第2のエネルギー吸収部材41が
閉断面略三角形状に形成されて、反頂角側41aがイン
ナーパネル3にスポット溶接等によって固定され、スラ
イド部材を兼ねる第1のエネルギー吸収部材は一側開口
の断面略三角形状に形成され、該第1のエネルギー吸収
部材43の開口43a側が第2のエネルギー吸収部材4
1の頂角41b側に嵌合している。
は、支持部材を兼ねる第2のエネルギー吸収部材41が
閉断面略三角形状に形成されて、反頂角側41aがイン
ナーパネル3にスポット溶接等によって固定され、スラ
イド部材を兼ねる第1のエネルギー吸収部材は一側開口
の断面略三角形状に形成され、該第1のエネルギー吸収
部材43の開口43a側が第2のエネルギー吸収部材4
1の頂角41b側に嵌合している。
【0070】従って、ドアアームレスト5に対して乗員
が干渉し、車室内側から荷重が作用すると、スライド部
材を兼ねる第1のエネルギー吸収部材43がインナーパ
ネル3側へ変位し、第1のエネルギー吸収部材43の開
口43aが第2のエネルギー吸収部材41の上下壁25
に沿って移動し、両部材41,43の頂角部41b,4
3bの角度の違いによって第1のエネルギー吸収部材4
3の開口43aが第2のエネルギー吸収部材41の上下
壁25に沿って移動しながら徐々に拡げられるようにし
てくい込むようにして変形していく。これによって、第
1のエネルギー吸収部材43は第2のエネルギー吸収部
材41に対して摩擦反力を受けながら塑性変形すること
になる。
が干渉し、車室内側から荷重が作用すると、スライド部
材を兼ねる第1のエネルギー吸収部材43がインナーパ
ネル3側へ変位し、第1のエネルギー吸収部材43の開
口43aが第2のエネルギー吸収部材41の上下壁25
に沿って移動し、両部材41,43の頂角部41b,4
3bの角度の違いによって第1のエネルギー吸収部材4
3の開口43aが第2のエネルギー吸収部材41の上下
壁25に沿って移動しながら徐々に拡げられるようにし
てくい込むようにして変形していく。これによって、第
1のエネルギー吸収部材43は第2のエネルギー吸収部
材41に対して摩擦反力を受けながら塑性変形すること
になる。
【0071】又、ドアアームレスト5に対する上下斜め
方向からの荷重に対しては、第1のエネルギー吸収部材
43の開口43a側が上下壁25に干渉することによっ
て受け止められ、斜め方向からの荷重(斜め荷重)等を
第1のエネルギー吸収部材43から第2のエネルギー吸
収部材41を介してインナーパネル3側へ伝達すること
ができる。従って、このような偏荷重に対しても第1の
エネルギー吸収部材43を第2のエネルギー吸収部材4
1に対しくい込むように変位させて摩擦反力を受けなが
ら塑性変形させることができる。
方向からの荷重に対しては、第1のエネルギー吸収部材
43の開口43a側が上下壁25に干渉することによっ
て受け止められ、斜め方向からの荷重(斜め荷重)等を
第1のエネルギー吸収部材43から第2のエネルギー吸
収部材41を介してインナーパネル3側へ伝達すること
ができる。従って、このような偏荷重に対しても第1の
エネルギー吸収部材43を第2のエネルギー吸収部材4
1に対しくい込むように変位させて摩擦反力を受けなが
ら塑性変形させることができる。
【0072】更に、衝突後半において、第1のエネルギ
ー吸収部材43の頂角部43bが第2のエネルギー吸収
部材41の頂角部41bに底付くと、第2のエネルギー
吸収部材の頂角部41bが潰れるようにして座屈変形す
る。従って、衝突後半での荷重減少を行なうことができ
る。折曲げ部29a等の作用は第1実施形態と同様であ
る。
ー吸収部材43の頂角部43bが第2のエネルギー吸収
部材41の頂角部41bに底付くと、第2のエネルギー
吸収部材の頂角部41bが潰れるようにして座屈変形す
る。従って、衝突後半での荷重減少を行なうことができ
る。折曲げ部29a等の作用は第1実施形態と同様であ
る。
【0073】従って、本実施形態においては、第1のエ
ネルギー吸収部材43の変位が進むに応じて塑性変形の
度合いが大きくなり、エネルギー吸収量を増大させるこ
とができ、より理想波形に近い荷重吸収を行なうことが
できる。尚、他の作用効果は第1実施形態と略同様であ
る。
ネルギー吸収部材43の変位が進むに応じて塑性変形の
度合いが大きくなり、エネルギー吸収量を増大させるこ
とができ、より理想波形に近い荷重吸収を行なうことが
できる。尚、他の作用効果は第1実施形態と略同様であ
る。
【0074】(第4実施形態)図8,図9は第4実施形
態に係り、図8は図1に対応した一部切欠概略斜視図、
図9は図2に対応した要部概略拡大断面図である。尚、
第1実施形態と対応する構成部分には同符号を付して説
明し、また重複した説明は省略する。
態に係り、図8は図1に対応した一部切欠概略斜視図、
図9は図2に対応した要部概略拡大断面図である。尚、
第1実施形態と対応する構成部分には同符号を付して説
明し、また重複した説明は省略する。
【0075】本実施形態では、第2のエネルギー吸収部
材45がスライド部材の一部及び支持部材を兼ねてお
り、同一部材で一体に形成されている。又、第1のエネ
ルギー吸収部材47はスライド部材の一部を兼ね、同一
部材で一体に成形されている。前記第2のエネルギー吸
収部材45はインナーパネル3から突出する一側開口の
台形断面に形成され、開口47a縁にインナーパネルに
沿ってスライド可能なフランジ部49が設けられてい
る。又、第2のエネルギー吸収部材45の台形断面の頂
面部45bに上下壁51によって形成された凹部45c
が形成されている。前記第1のエネルギー吸収部材47
は一側に当接面47aが設けられて閉断面に形成され、
当接面47aに突部47bが設けられ、該突部47bが
前記凹部45cに嵌合している。突部47bは上下壁5
3を備え、前記凹部45cの上下壁51に接触してい
る。又、閉断面の第1のエネルギー吸収部材47には座
屈調整部55が設けられている。尚、本実施形態におい
ても図示しない折曲エネルギー吸収部が備えられてい
る。
材45がスライド部材の一部及び支持部材を兼ねてお
り、同一部材で一体に形成されている。又、第1のエネ
ルギー吸収部材47はスライド部材の一部を兼ね、同一
部材で一体に成形されている。前記第2のエネルギー吸
収部材45はインナーパネル3から突出する一側開口の
台形断面に形成され、開口47a縁にインナーパネルに
沿ってスライド可能なフランジ部49が設けられてい
る。又、第2のエネルギー吸収部材45の台形断面の頂
面部45bに上下壁51によって形成された凹部45c
が形成されている。前記第1のエネルギー吸収部材47
は一側に当接面47aが設けられて閉断面に形成され、
当接面47aに突部47bが設けられ、該突部47bが
前記凹部45cに嵌合している。突部47bは上下壁5
3を備え、前記凹部45cの上下壁51に接触してい
る。又、閉断面の第1のエネルギー吸収部材47には座
屈調整部55が設けられている。尚、本実施形態におい
ても図示しない折曲エネルギー吸収部が備えられてい
る。
【0076】そして、側面衝突時に乗員がドアアームレ
スト5に干渉すると、この干渉による車室内側からの荷
重により第1のエネルギー吸収部材47を介し第2のエ
ネルギー吸収部材45からインナーパネル3へ荷重が伝
達される。この荷重伝達により第2のエネルギー吸収部
材45のフランジ部49がインナーパネル3に沿って上
下に移動するようにして凹部45cの上下壁51が開か
れるように変形していく。
スト5に干渉すると、この干渉による車室内側からの荷
重により第1のエネルギー吸収部材47を介し第2のエ
ネルギー吸収部材45からインナーパネル3へ荷重が伝
達される。この荷重伝達により第2のエネルギー吸収部
材45のフランジ部49がインナーパネル3に沿って上
下に移動するようにして凹部45cの上下壁51が開か
れるように変形していく。
【0077】これに応じて第1のエネルギー吸収部材4
7が座屈調整部55によって座屈を開始し始めると同時
に突部47bの上下壁53が凹部45cの上下壁51に
接触しつつ凹部45c内に突部47bが変形しながら突
入していく。即ち、ドアアームレスト5と共にスライド
部材が変位したのと同等になる。これによって第1のエ
ネルギー吸収部材47は摩擦反力を受けながら塑性変形
し、エネルギー吸収をすることになる。
7が座屈調整部55によって座屈を開始し始めると同時
に突部47bの上下壁53が凹部45cの上下壁51に
接触しつつ凹部45c内に突部47bが変形しながら突
入していく。即ち、ドアアームレスト5と共にスライド
部材が変位したのと同等になる。これによって第1のエ
ネルギー吸収部材47は摩擦反力を受けながら塑性変形
し、エネルギー吸収をすることになる。
【0078】又、ドアアームレスト5に上下方向から変
荷重が作用しても、凹部45c及び47bの嵌合、さら
には頂面部45bに対する当接面47aの当接によって
荷重を第2のエネルギー吸収部材45を介してインナー
パネル3側へ伝達することができ、偏荷重に対しても確
実なエネルギー吸収を行なうことができる。
荷重が作用しても、凹部45c及び47bの嵌合、さら
には頂面部45bに対する当接面47aの当接によって
荷重を第2のエネルギー吸収部材45を介してインナー
パネル3側へ伝達することができ、偏荷重に対しても確
実なエネルギー吸収を行なうことができる。
【0079】さらに、第1のエネルギー吸収部材47が
潰れきって第2のエネルギー吸収部材45の頂面部45
bに対し底付くと、第2のエネルギー吸収部材45のフ
ランジ部49がインナーパネル3に沿ってさらに上下方
向にスライドして第2のエネルギー吸収部材45を座屈
変形させることが可能となり、衝突後半部での荷重減少
を行なうことができる。
潰れきって第2のエネルギー吸収部材45の頂面部45
bに対し底付くと、第2のエネルギー吸収部材45のフ
ランジ部49がインナーパネル3に沿ってさらに上下方
向にスライドして第2のエネルギー吸収部材45を座屈
変形させることが可能となり、衝突後半部での荷重減少
を行なうことができる。
【0080】従って、本実施形態においては、第1のエ
ネルギー吸収部材47側を確実に座屈変形させた後に、
第2のエネルギー吸収部材45の座屈を行なわせること
ができ、理想波形に近いエネルギー吸収を行なうことが
できる。また、座屈調整部55の形状、大きさ、個数の
設定によって第1のエネルギー吸収部材47の座屈を調
整することができ、より正確な荷重吸収を行なうことが
できる。尚、他の作用は第1実施形態と略同様である。
ネルギー吸収部材47側を確実に座屈変形させた後に、
第2のエネルギー吸収部材45の座屈を行なわせること
ができ、理想波形に近いエネルギー吸収を行なうことが
できる。また、座屈調整部55の形状、大きさ、個数の
設定によって第1のエネルギー吸収部材47の座屈を調
整することができ、より正確な荷重吸収を行なうことが
できる。尚、他の作用は第1実施形態と略同様である。
【0081】(第5実施形態)図10は本発明の第5実
施形態に係り、図1と同様な一部切欠概略斜視図を示し
ている。尚、図1と対応する構成部分には同符号を付し
て説明し、重複した説明は省略する。
施形態に係り、図1と同様な一部切欠概略斜視図を示し
ている。尚、図1と対応する構成部分には同符号を付し
て説明し、重複した説明は省略する。
【0082】本実施形態においては、第1のエネルギー
吸収部材17の車幅方向車室内側へ向いた面17bを車
幅外側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に形成したもの
である。本実施形態においては、更にパッド33の車幅
方向車室内側へ向いた面33aを車幅外側方向へ凹状の
車体前後方向の曲面に形成したものである。従って、本
実施形態においては、面17b,33aの存在によって
乗員の腹部等がドアアームレスト5に干渉した時、腹部
に対するピーク荷重をさらに抑えることができる。
吸収部材17の車幅方向車室内側へ向いた面17bを車
幅外側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に形成したもの
である。本実施形態においては、更にパッド33の車幅
方向車室内側へ向いた面33aを車幅外側方向へ凹状の
車体前後方向の曲面に形成したものである。従って、本
実施形態においては、面17b,33aの存在によって
乗員の腹部等がドアアームレスト5に干渉した時、腹部
に対するピーク荷重をさらに抑えることができる。
【0083】図11は本実施形態の特性を示すグラフで
あり、が本実施形態、が前記第1〜第4の実施形態
における曲面のない場合の特性を示したものである。こ
のように、曲面である面17b,33aを設けた場合に
は、初期のピーク荷重が低く、なお且つ全体的にもエネ
ルギー吸収量が増大してより平均化され、理想波形に近
い特性を得ることができた。
あり、が本実施形態、が前記第1〜第4の実施形態
における曲面のない場合の特性を示したものである。こ
のように、曲面である面17b,33aを設けた場合に
は、初期のピーク荷重が低く、なお且つ全体的にもエネ
ルギー吸収量が増大してより平均化され、理想波形に近
い特性を得ることができた。
【0084】(第6実施形態)図12は第6実施形態に
係り、図1に対応した一部切欠概略斜視図を示してい
る。尚、図1と対応する構成部分には同符号を付して説
明し、重複した説明は省略する。
係り、図1に対応した一部切欠概略斜視図を示してい
る。尚、図1と対応する構成部分には同符号を付して説
明し、重複した説明は省略する。
【0085】本実施形態においては、第1のエネルギー
吸収部材57はインナーパネル3に対して車室内側へ断
面突形状であると共に、上縁側に固定フランジ59が設
けられてインナーパネル3に対しスポット溶接等によっ
て固定されている。又、下縁側はインナーパネル3に沿
った板状のスライド部材61に一体に結合されている。
スライド部材61には上下方向のスリット63が車体前
後方向に所定間隔で複数設けられている。又、前記イン
ナーパネル3にはスリット63に対応して頭付きの突状
の支持部材65が車体前後方向所定間隔で複数突設され
ている。そして、支持部材65がスライド部材61に対
し嵌合している。
吸収部材57はインナーパネル3に対して車室内側へ断
面突形状であると共に、上縁側に固定フランジ59が設
けられてインナーパネル3に対しスポット溶接等によっ
て固定されている。又、下縁側はインナーパネル3に沿
った板状のスライド部材61に一体に結合されている。
スライド部材61には上下方向のスリット63が車体前
後方向に所定間隔で複数設けられている。又、前記イン
ナーパネル3にはスリット63に対応して頭付きの突状
の支持部材65が車体前後方向所定間隔で複数突設され
ている。そして、支持部材65がスライド部材61に対
し嵌合している。
【0086】第2のエネルギー吸収部材67は前記第2
実施形態の第2のエネルギー吸収部材41と略同構造の
ものである。尚、本実施形態においても折曲エネルギー
吸収部29が備えられている。又、第1のエネルギー吸
収部材57の面57a、パッド3の面33aは第5実施
形態と同様の曲面に形成されている。
実施形態の第2のエネルギー吸収部材41と略同構造の
ものである。尚、本実施形態においても折曲エネルギー
吸収部29が備えられている。又、第1のエネルギー吸
収部材57の面57a、パッド3の面33aは第5実施
形態と同様の曲面に形成されている。
【0087】そして、車幅方向の衝突時にドアアームレ
スト5に乗員が干渉し、車室内側から荷重が作用する
と、第1のエネルギー吸収部材57は断面を押し潰すよ
うにして曲げ変形を受け、スライド部材61がインナー
パネル3に沿って下降する。この下降は、スリット63
においてスライド部材61が支持部材65に対し案内さ
れることによって行なわれる。この時、スライド部材6
1はインナーパネル3との間に摩擦抵抗を受けることに
なる。これによって、第1のエネルギー吸収部材57は
摩擦反力を受けながら塑性変形をして、エネルギー吸収
を行なうことができる。
スト5に乗員が干渉し、車室内側から荷重が作用する
と、第1のエネルギー吸収部材57は断面を押し潰すよ
うにして曲げ変形を受け、スライド部材61がインナー
パネル3に沿って下降する。この下降は、スリット63
においてスライド部材61が支持部材65に対し案内さ
れることによって行なわれる。この時、スライド部材6
1はインナーパネル3との間に摩擦抵抗を受けることに
なる。これによって、第1のエネルギー吸収部材57は
摩擦反力を受けながら塑性変形をして、エネルギー吸収
を行なうことができる。
【0088】又、第1のエネルギー吸収部材57が変形
して第2のエネルギー吸収部材67に底付くと、第2の
エネルギー吸収部材67が座屈調整部39を介して座屈
し、後半部における荷重減少を図ることができる。尚、
折曲エネルギー吸収部29、パッド33等も上記同様に
してエネルギー吸収を行なう。
して第2のエネルギー吸収部材67に底付くと、第2の
エネルギー吸収部材67が座屈調整部39を介して座屈
し、後半部における荷重減少を図ることができる。尚、
折曲エネルギー吸収部29、パッド33等も上記同様に
してエネルギー吸収を行なう。
【0089】従って、本実施形態においても、第1実施
形態等と同様にして初期のピーク荷重を軽減しながら衝
突後半に至るまでエネルギー吸収を増大し、且つ後半部
での荷重増大を抑制することもでき、理想波形に近いエ
ネルギー吸収を行なうことができる。また、本実施形態
においても、第1のエネルギー吸収部材57の面57a
やパッド33の面33aの曲面によって第5実施形態と
同様な作用効果を得ることができる。
形態等と同様にして初期のピーク荷重を軽減しながら衝
突後半に至るまでエネルギー吸収を増大し、且つ後半部
での荷重増大を抑制することもでき、理想波形に近いエ
ネルギー吸収を行なうことができる。また、本実施形態
においても、第1のエネルギー吸収部材57の面57a
やパッド33の面33aの曲面によって第5実施形態と
同様な作用効果を得ることができる。
【0090】尚、上記各実施形態に加え、前記パッド3
3内に空間部を形成し、該空間部の車幅方向を横とし、
車体上下方向を縦とした場合、縦に対する横の寸法比を
1以上にする構成を付加することもできる。前記空間部
は、例えば断面菱形、断面楕円形、断面長方形、断面三
角形等にすることができる。そして、このような空間部
を設けることにより、さらに荷重吸収効果を向上するこ
とができる。又、パッド33の壁面を削るように半菱形
の穴を設けた場合、長い方の対角線が衝突入力方向に合
わせたアスペクト比1.5〜2.0:1.0の略菱形の
穴に比べ、同等のエネルギー吸収効率で発泡体の膨張を
抑制しながら効率的に衝突エネルギーを吸収することが
できる。
3内に空間部を形成し、該空間部の車幅方向を横とし、
車体上下方向を縦とした場合、縦に対する横の寸法比を
1以上にする構成を付加することもできる。前記空間部
は、例えば断面菱形、断面楕円形、断面長方形、断面三
角形等にすることができる。そして、このような空間部
を設けることにより、さらに荷重吸収効果を向上するこ
とができる。又、パッド33の壁面を削るように半菱形
の穴を設けた場合、長い方の対角線が衝突入力方向に合
わせたアスペクト比1.5〜2.0:1.0の略菱形の
穴に比べ、同等のエネルギー吸収効率で発泡体の膨張を
抑制しながら効率的に衝突エネルギーを吸収することが
できる。
【0091】尚、上記各実施形態では、ドアアームレス
トが乗員の腹部対応位置に設けられていることを前提に
説明したが、それ以外の上下前後位置に配置することも
できるものである。
トが乗員の腹部対応位置に設けられていることを前提に
説明したが、それ以外の上下前後位置に配置することも
できるものである。
【図1】本発明の第1実施形態に係る一部切欠概略斜視
図である。
図である。
【図2】第1実施形態に係り、(a)は変形前の要部拡
大概略断面図、(b)は変形後の要部拡大概略断面図で
ある。
大概略断面図、(b)は変形後の要部拡大概略断面図で
ある。
【図3】第1実施形態のF−S特性図である。
【図4】第2実施形態に係る一部切欠概略斜視図であ
る。
る。
【図5】第2実施形態に係る要部拡大概略断面図であ
る。
る。
【図6】第3実施形態に係る一部切欠概略斜視図であ
る。
る。
【図7】第3実施形態に係る要部拡大概略断面図であ
る。
る。
【図8】第4実施形態に係る一部切欠概略斜視図であ
る。
る。
【図9】第4実施形態に係る要部拡大概略断面図であ
る。
る。
【図10】第5実施形態に係る一部切欠概略斜視図であ
る。
る。
【図11】第5実施形態に係るF−S特性図である。
【図12】第6実施形態に係る一部切欠概略斜視図であ
る。
る。
【図13】側面衝突の現象を説明するもので、(a)は
衝突前、(b)は衝突中期、(c)は衝突後期の概略断
面図である。
衝突前、(b)は衝突中期、(c)は衝突後期の概略断
面図である。
1 アウターパネル 3 インナーパネル 5 ドアアームレスト 13 スライド機構 15,37,41 第2のエネルギー吸収部材(支持部
材) 15a,17a 開口 17 第1のエネルギー吸収部材(スライド部材) 17b 端壁 21,23 嵌め合い部 25,27,51,53 上下壁 29 折曲エネルギー吸収部 33 パッド 33a 面 37a 一側 37b 他側 39 座屈調整部 41a 反頂角側 41b 頂角部 43a 開口 43b 頂角部 45a 開口 45b 頂面部 45c 凹部 47 第1のエネルギー吸収部材(スライド部材の一
部) 47a 当接面 47b 突部 49 フランジ部 55 座屈調整部 57 第1のエネルギー吸収部材 57a 面 61 スライド部材 63 スリット 65 支持部材 67 第2のエネルギー吸収部材
材) 15a,17a 開口 17 第1のエネルギー吸収部材(スライド部材) 17b 端壁 21,23 嵌め合い部 25,27,51,53 上下壁 29 折曲エネルギー吸収部 33 パッド 33a 面 37a 一側 37b 他側 39 座屈調整部 41a 反頂角側 41b 頂角部 43a 開口 43b 頂角部 45a 開口 45b 頂面部 45c 凹部 47 第1のエネルギー吸収部材(スライド部材の一
部) 47a 当接面 47b 突部 49 フランジ部 55 座屈調整部 57 第1のエネルギー吸収部材 57a 面 61 スライド部材 63 スリット 65 支持部材 67 第2のエネルギー吸収部材
Claims (13)
- 【請求項1】 アウターパネル及びインナーパネルから
なり、該インナーパネルの車室内側の面に、ドアアーム
レストを車幅外側方向へスライド機構を介して変位自在
に支持し、 前記スライド機構を、前記インナーパネルの車室内側の
面に支持された支持部材と、該支持部材にスライド可能
に支持され前記インナーパネルに対して変位自在なスラ
イド部材とで形成し、 前記ドアアームレストへの車室内側からの荷重により該
ドアアームレストと共に変位する前記スライド部材の変
位で前記インナーパネル側に対し摩擦反力を受けながら
塑性変形する車体前後方向に沿う第1のエネルギー吸収
部材を設け、前記スライド部材の変位により、前記第1
のエネルギー吸収部材よりも高い荷重で塑性変形すると
共に第1のエネルギー吸収部材側からの横方向側又は上
下方向側からの荷重を前記インナーパネルに伝達可能な
車体前後方向に沿う第2のエネルギー吸収部材を前記第
1のエネルギー吸収部材と前記インナーパネルとの間に
介設したことを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材と第2のエネルギー吸収
部材とは、相互に嵌合移動しながら摩擦反力を受けて塑
性変形する形状であることを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項3】 請求項2記載の車両用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材は、前記スライド部材を
兼ね、 前記第2のエネルギー吸収部材は前記支持部材を兼ねて
いることを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の車両用ドアであっ
て、 前記第1のエネルギー吸収部材と前記第2のエネルギー
吸収部材とは、断面コ字状に形成されて開口側が向かい
合わせで相互に嵌合し、且つ各開口縁に逆曲率の曲面を
持つ嵌め合い部を有することを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項5】 請求項2又は3記載の車両用ドアであっ
て、 前記第1のエネルギー吸収部材は、断面コ字状に形成さ
れると共に、第2のエネルギー吸収部材は、断面矩形状
に形成されて、第2のエネルギー吸収部材の一側が前記
インナーパネルに固定されると共に、他側に前記第1の
エネルギー吸収部材の開口側を嵌合し、且つ該嵌合を逆
曲率の曲面を持つ嵌め合い部で行い、前記第2のエネル
ギー吸収部材に、座屈変形の荷重設定を行なう座屈調整
部を設けたことを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項6】 請求項2又は3記載の車両用ドアであっ
て、 前記第1のエネルギー吸収部材は、一側開口の断面略三
角形状に形成されると共に、前記第2のエネルギー吸収
部材は閉断面略三角形状に形成され、該第2のエネルギ
ー吸収部材の断面頂角は前記第1のエネルギー吸収部材
の断面頂角より大きく形成されて反頂角側が前記インナ
ーパネルに固定されると共に、頂角側に前記第1のエネ
ルギー吸収部材の開口側を嵌合したことを特徴とする車
両用ドア。 - 【請求項7】 請求項2記載の車両用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材は、前記スライド部材の
一部を兼ね、 前記第2のエネルギー吸収部材は、前記スライド部材の
一部、及び支持部材を兼ねていることを特徴とする車両
用ドア。 - 【請求項8】 請求項7記載の車両用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材は、一側に当接面及び該
当接面に突部を有した閉断面に形成されると共に、前記
第2のエネルギー吸収部材は、インナーパネルから突出
する一側開口の台形断面に形成されて開口縁に前記イン
ナーパネルに沿ってスライド可能なフランジ部を有し、
該台形断面の頂面部に前記第1のエネルギー吸収部材の
突部を嵌合させる凹部を有して前記当接面を当接させた
ことを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項9】 請求項1記載の車両用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材は、前記インナーパネル
に対して車室内側へ断面凸形状であると共に、上下一側
縁が前記インナーパネルに固定され、同他側縁が前記イ
ンナーパネルの面に沿ったスライド部材に結合され、 該スライド部材に上下方向のスリットを設け、 前記インナーパネルに、前記スリットに嵌合してスライ
ド部材をインナーパネルの面に沿ってスライド可能に支
持する突状の支持部材を突設したことを特徴とする車両
用ドア。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の車両
用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材と前記インナーパネルと
に結合され、該第1のエネルギー吸収部材の塑性変形と
共に折れ曲がる折曲エネルギー吸収部を設けたことを特
徴とする車両用ドア。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の車
両用ドアであって、 前記第1のエネルギー吸収部材の車幅方向車室内側へ向
いた面を、車幅外側方向へ凹状の車体前後方向の曲面に
形成したことを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の車
両用ドアであって、 前記第1,第2のエネルギー吸収部材は、前記ドアアー
ムレストの芯材を構成し、 前記ドアアームレストは、前記芯材を覆うパッドを有す
ることを特徴とする車両用ドア。 - 【請求項13】 請求項12記載の車両用ドアであっ
て、 前記パッドの車幅方向車室内側へ向いた面を、車幅外側
方向へ凹状の車体前後方向の曲面に形成したことを特徴
とする車両用ドア。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11969997A JP3440750B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 車両用ドア |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11969997A JP3440750B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 車両用ドア |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310012A true JPH10310012A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3440750B2 JP3440750B2 (ja) | 2003-08-25 |
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ID=14767891
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11969997A Expired - Fee Related JP3440750B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 車両用ドア |
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|---|---|
| JP (1) | JP3440750B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1997-05-09 JP JP11969997A patent/JP3440750B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3440750B2 (ja) | 2003-08-25 |
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