JPH10310996A - オフセット印刷用塗被紙の製造方法 - Google Patents
オフセット印刷用塗被紙の製造方法Info
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Abstract
条件で下塗り塗被液を塗被する製造工程で問題となる操
業性を改善し、低コストで、不透明度、印刷裏抜け、白
色度、ドライ強度に優れたオフセット印刷用塗被紙を提
供することにある。 【解決手段】 原紙に顔料と接着剤を含有する塗被液を
少なくとも二度塗被する印刷用塗被紙の製造方法におい
て、顔料成分として長径が3.0〜5.0μmで、短径
が0.2〜0.5μmの範囲内にある針状または柱状の
軽質炭酸カルシウムを顔料中60〜90重量%含む下塗
り塗被液を調製し、この下塗り塗被液をフィルムトラン
スファー方式で原紙の表面に塗被した後、上塗り塗被す
ることを特徴とするオフセット印刷用塗被紙の製造方
法。
Description
剤を含有する塗被液を少なくとも二度塗被する塗被紙の
製造において、フィルムトランスファー方式で塗被液を
下塗り塗被した後、上塗り塗被するオフセット印刷用塗
被紙の製造方法に関するものである。
ンフレット、ダイレクトメール等広告、宣伝を目的とし
た商業印刷分野での需要が伸びている。これら商業印刷
物は、それ自体の商品価値は低いが、宣伝媒体として目
的が達成されることが重要であるので、低コストで印刷
仕上がりの良いものが求められてきている。特に通販用
カタログの分野では、郵便料金の改定等もあり、コスト
ダウンのため使用される紙も一層軽量化に向かってい
る。しかし、軽量化するほど不透明度、印刷裏抜けが問
題となるため、低坪量でもより高不透明度で印刷裏抜け
の少ない紙が求められる。また、チラシ、カタログ用途
の場合には、印刷物と実物の色が違えば問題(クレー
ム、返品等)となるため、色再現性の良好な高白色度の
紙が求められる。
向上させる手段として、比表面積の大きな填料(ホワイ
トカーボン、微粉シリカ等)の使用、屈折率の高い填
料、顔料(二酸化チタン、サチンホワイト等)の使用、
嵩高な塗工層を形成する顔料(プラスチックピグメン
ト、デラミネーテッドクレー等)の使用、機械パルプの
使用増等の方法がある。しかし一般にこれら填料、顔料
は価格が高く、塗被液の粘度も高くなる傾向があり、操
業性に劣る問題がある。また機械パルプを使用した場合
には白色度が劣る。そこで特に軽量塗被紙には、総合的
な品質バランスと操業性を考慮し、特定の形状(紡錘
状、柱状、針状等)を有する軽質炭酸カルシウムを原紙
内填用填料あるいは塗被液用顔料に使用する方法が近年
多く採用される傾向にある。
紙の需要に対応するため、紙メーカーでは高品質を維持
したまま生産性を上げ、コストダウンを図ることも重要
な技術課題である。そのため、より安価な資材、薬品を
使用し、更に(1) 高速化 (2)広幅化 (3)オンライン生産
化(抄紙から塗被、表面仕上げまでの一貫生産)(4)多
層塗被化等により、コスト競争力に優れた製品を製造す
ることが重要になってきている。これらに対応する生産
設備としては、原紙に安価な顔料を含む下塗り塗被液を
フィルムトランスファー方式でオンマシン塗被した後、
上塗り塗被液を塗被する方式が多く採用されつつあり、
これらの一層の高速化が求められている。しかし、オン
マシン塗被方式で使用するゲートロールコータやブレー
ドあるいはロッドメタリングサイズプレスコータなどを
用いて、通常の顔料塗被液を原紙に高速で下塗り塗被す
る場合、ブレードあるいはロッドメタリングサイズプレ
スコータの場合、アプリケーションロールニップ出口で
塗被液が霧状になって飛散する、ミストと呼ばれる現象
がある。ミストは、操業条件によっては低速でも発生し
始めるが、高速条件になるほどその程度が増し、作業環
境の悪化を招くと同時に、周辺ロールを汚し、更に乾燥
固化した場合には紙表面に落下し、製品欠陥となる。ま
た、ゲートロールコータの場合にも、同様なミスト発生
の問題が生じると同時に、塗被液の機械的安定性が劣る
とインナーロールとアウターロール間或いは、インナー
ロールとアプリケータロール間のように互いにロール
径、周速が異なるロール間にかかるせん断力によって、
塗被液が凝固してロール表面に付着するガムアップと呼
ばれる現象が生じ操業性を低下させる。これらの問題は
塗被液濃度を低下させることによって低減できるが、乾
燥負荷を増すうえ、塗被液の原紙へのしみ込みが多くな
り、原紙被覆性が劣るため、上塗り塗被後の光沢ムラが
多くなり、面状、印刷適性が低下してしまう問題があ
る。
り塗被液の顔料成分として長径が4.0μm以下で、短
径が0.5μm以下の柱状の軽質炭酸カルシウムを50
重量%以上使用することによりグラビア印刷用塗被紙の
不透明度、印刷裏抜け、白色度を改善する方法を見出し
た(特開平6−73698号公報)。しかしながら、こ
の公報において好ましいものとして具体的に開示されて
いる技術は、下塗り塗被液の塗被する方式がブレード方
式であり、使用顔料は長径が1.0〜3.0μmで、短
径が0.1〜0.3μmの分布をもつ軽質炭酸カルシウ
ムであった。この顔料をフィルムトランスファー塗被方
式に適用したところ、操業性及びオフセット印刷用塗被
紙としての品質に問題があるものであった。
み、本発明の課題は、原紙に顔料と接着剤を含有する塗
被液を少なくとも二度塗被する塗被紙の製造において、
上記のごときフィルムトランスファー方式で塗被液を下
塗り塗被する際の操業性に優れ、上塗り塗被後の不透明
度、印刷裏抜け、白色度、ドライ強度に優れた製品を低
コストで製造し得るオフセット印刷用塗被紙の製造方法
を提供することにある。
題について鋭意研究を重ねた結果、原紙に顔料と接着剤
を含有する塗被液を少なくとも二度塗被するオフセット
印刷用塗被紙の製造方法において、顔料成分として長径
が3.0〜5.0μmで、短径が0.2〜0.5μmの
範囲内にある針状または柱状の軽質炭酸カルシウムを顔
料中に60〜90重量%含有した下塗り塗被液を調製
し、この下塗り塗被液をフィルムトランスファー方式で
原紙の表面に塗被した後、上塗り塗被することにより本
発明を成すに至った。
分として長径が3.0〜5.0μmで、短径が0.2〜
0.5μmの範囲内にある針状または柱状の軽質炭酸カ
ルシウムを使用することにより塗被紙の不透明度、印刷
裏抜け、白色度を改善し得る。これは、不定形状のもの
と比較し、嵩密度が低く、かつ粒子径が小さく比表面積
が大きいために、紙の比散乱係数が向上し不透明度、印
刷裏抜けが優れるためである。また他の顔料と比較して
粉体自体が高白色度のため、塗被紙の白色度も向上す
る。短径が0.2μmより小さい針状または柱状の軽質
炭酸カルシウムを使用した場合、塗被液粘度が高くなり
すぎ、下塗り塗被時に剥離パターンを多発する問題が生
じ、特に塗被速度1100m/分以上で顕著であった。
また、軽質炭酸カルシウムの短径が0.5μmより大き
い場合や長径が5.0μmより大きい場合、比散乱係数
が低下し、不透明度が低下する。また、長径が3.0μ
mより短い場合、ドライ強度が低下する。
下塗り顔料中の60〜90重量%の範囲である。60重
量%より少ない場合には不透明度が低下する。90重量
%を越えた場合には、塗被液の保水性が低下し、下塗り
塗被時にアプリケーションロール上に顔料が取られてロ
ール汚れを多発したり、ドライ強度が低下する。
検討した結果、固形分濃度35%でのB型粘度計のN
o.3ローター(30℃、60rpm)の値は30〜1
50mPa・sが好ましい。塗被液のB型粘度が150
mPa・sより高くなった場合には、塗被液を給液する
ロールニップ入口部の塗被液ポンドで泡を抱き込む現象
であるボイリングが発生し易かった。これは、塗被液ポ
ンドで抱き込んだ泡が抜けにくくなるためボイリングの
発生が大きくなるものと考えられる。ボイリングが激し
くなると、塗被液が周囲に飛散し、周辺の装置、機械を
著しく汚し、操業に支障をきたす。剥離パターンは高せ
ん断速度下の塗被液粘度が低いほど良好であるのに対し
て、このボイリングの問題は低いせん断速度下の塗被液
粘度との相関が高く、B型粘度が低いほどボイリングの
発生は少ない傾向であった。但し、30mPa・sより
B型粘度が低くなった場合には、塗被液が原紙にしみ込
みすぎて、塗被後の表面性や面状が低下し易い。
の形状を有する軽質炭酸カルシウムは、硫酸塩法または
ソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工程で製造され
たものを使用することが好ましい。苛性化工程とは、緑
液中の炭酸ナトリウムを蒸解薬品である水酸化ナトリウ
ムに変えるための工程であり、生石灰を消石灰に変える
消和反応(1)と、消石灰と緑液を混合し水酸化ナトリ
ウムと炭酸カルシウムを生成する苛性化反応(2)より
なる。苛性化反応によって得られた液は白液と呼ばれ、
炭酸カルシウムと分離、清澄化されて蒸解工程へ送られ
る。本発明で使用する軽質炭酸カルシウムは、分離回収
し、十分に水洗浄されたものである。
有する白液を製造する際の副産物であるため、従来の石
灰乳と炭酸ガスとの反応による方法で得られる軽質炭酸
カルシウムに比べて非常に低コストで製造し得ることが
利点である。
ルシウムを使用することによって初めて、フィルムトラ
ンスファー方式での操業性に優れ、非常に低い製造コス
トで、不透明度、印刷裏抜け、白色度、ドライ強度に優
れた高品質のオフセット印刷用塗被紙を製造し得るもの
である。
る顔料には、前記軽質炭酸カルシウム以外に、一般製紙
用の重質炭酸カルシウム、その他の軽質炭酸力ルシウ
ム、力オリン、クレー、デラミネーテッドクレー、タル
ク、サチンホワイト、シリカ、硫酸バリウム、硫酸カル
シウム、酸化亜鉛、二酸化チタンなどの無機顔料、プラ
スチックピグメントなどの有機顔料等を用いることがで
き、これらの顔料は必要に応じて単独または2種以上混
合で使用することができる。尚、上塗り塗被液の顔料と
しては、カオリンを40部以上含有するのが好ましい。
は、ラテックスあるいはその他の水性接着剤から必要に
応じ1種あるいは2種以上を選択して使用する。ラテッ
クスとしては、スチレン・ブタジエン共重合体、メタク
リレート・ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合
体ラテックス、アクリル酸エステルおよび/またはメタ
クリル酸エステルの重合体または共重合体等のビニル系
重合体ラテックス、あるいはこれらを更にカルボキシル
基等の官能基含有単量体で変性したものである。
は、例えばカゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質
類;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、オ
レフィン・無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂等の合成
樹脂系接着剤;酸化澱粉、陽性澱粉、尿素燐酸エステル
化澱粉等のエステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル
化澱粉などのエーテル化澱粉、デキストリン等の澱粉
類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース
誘導体等の通常の塗工用接着剤である。
剤、消泡剤、耐水化剤等通常の塗被紙用顔料に配合され
る各種助剤を使用しても良い。また、下塗り塗被液濃度
は34〜45%の範囲内であることが好ましい。45%
を越える場合には、ボイリング及び剥離パターン共に発
生しやすい。34%より低い場合には、塗被液が原紙に
しみ込みすぎて、塗被後の表面性、面状に劣る傾向にあ
る。
紙に用いられる坪量30〜100g/m2 の原紙が好ま
しく、目的により上質紙、中質紙を選択して使用する。
スファー方式の塗被装置は、ゲートロールコータ、ブレ
ードあるいはロッドメタリングサイズプレスコータなど
が使用できる。上塗り塗被には、ブレードコータ、バー
コータ、ロールコータ、エアナイフコータ、リバースロ
ールコータ、カーテンコータ等が使用できるが、主にロ
ールアプリケーションタイプあるいはファウンテンノズ
ルタイプのブレードコータを使用することが好ましい。
面当たり固形分で2〜8g/m2 の範囲で塗被するのが
好ましい。2g/m2 より少ない量を塗被する場合、装
置上の限界から塗被液濃度を大幅に下げざるを得ず、そ
の結果原紙被覆性、面状が低下しやすい。8g/m2 よ
り多い量を塗被する場合は、逆に塗被液濃度を高くする
必要があり、この場合装置上塗被量のコントロールが困
難になると同時に、梨地状の面荒れやロールパターンが
紙表面に発生しやすくなるからである。
度は60〜68重量%が好ましく、塗被量は通常片面当
たり固形分で6〜14g/m2 が好ましい。尚、本発明
において上塗り塗被及び下塗り塗被は、それぞれ一層あ
るいは二層以上設けても良い。
た塗被紙は、通常のごとくそのまま、あるいはスーパー
カレンダー、ソフトカレンダー等の仕上げ工程により光
沢付けがなされて製造される。
が、これらによって本発明は何等制約を受けるものでは
ない。なお、例中の部および%はそれぞれ重量部および
重量%を示す。
し、乾燥後走査型電子顕微鏡(日本電子JSM-5300)で形
状及び短径、長径平均値を測定した。
度75度鏡面光沢度を測定した。
JIS P-8138、A法に従い測定した。
IS P-8123に従い測定した。
製作所製)を用い、東洋インキ製TVマークVニュー6
17を使用して、インキ量0.45cc一定で印刷し、
ハンター白色度計を用いてJIS P-8123に従い、次式
により算出した。
用い、東洋インキ製TV―24を使用し、インキ量0.
35cc一定で印刷し、印刷面のピッキング程度を目視
で相対評価した。
ない、△=発生する、×=発生が著しい (7) 剥離パターン発生評価:下塗り塗被後の紙面の剥離
パターンの発生状況を目視で判断した。
ない、△=発生する、×=発生が著しい (8) ボイリング発生評価:下塗り塗被時のボイリングの
発生状況を目視で相対評価した。
ない、△=発生する、×=発生が著しい (9) 白紙面状:上塗り塗被後の白紙光沢度のむらを目視
で相対評価した。
ない、△=むらがある、×=むらが著しい [実施例1]長径4.2μm、短径0.4μmの柱状軽
質炭酸カルシウム80部及び重質炭酸カルシウム20部
を含有する顔料100部に対して、ポリアクリル酸ソー
ダ系分散剤1.0部を添加し、カウレス分散機を用いて
水に分散し、接着剤としてリン酸エステル化デンプン2
3部とカルボキシ変性スチレン・ブタジエン共重合ラテ
ックスを4部配合して固形分濃度36%の下塗り塗被液
を調製した。このとき下塗り塗被液のB型粘度は90m
Pa・sであった。
ン35部に対して、ポリアクリル酸ソーダ系分散剤0.
3部を添加し、カウレス分散機を用いて水に分散し、接
着剤としてリン酸エステル化デンプン4部とカルボキシ
変性スチレン・ブタジエン共重合ラテックスを10部配
合し、固形分濃度65%の上塗り塗被液を調製した。坪
量45g/m2 の広葉樹晒しクラフトパルプ単独配合原
紙に、下塗り塗被する塗被装置としてゲートロールコー
タを使用し、塗被速度1300m/分で、片面当たり固形
分で4g/m2 を両面塗被乾燥した後、ソフトカレンダ
ー処理(50℃、80kg/cm)した。
ウンテンタイプのブレードコータを使用し、塗被速度1
300m/分で、片面当たり固形分で8g/m2 を両面塗
被した。更に12段スーパーカレンダーを用いて光沢仕
上げした。
クラフトパルプ製造工程の苛性化工程において製造され
た、長径4.5μm、短径0.35μmの針状軽質炭酸
カルシウムを80部使用した以外は実施例1と同様に塗
被紙を製造した。このときのB型粘度は130mPa・
sであった。
濃度を33%とした以外は実施例2と同様に塗被紙を製
造した。このときのB型粘度は60mPa・sであっ
た。
長径4.2μm、短径0.4μmの柱状軽質炭酸カルシ
ウムを50部、重質炭酸カルシウムを50部使用した以
外は実施例1と同様に塗被紙を製造した。このときのB
型粘度は60mPa・sであった。
クラフトパルプ製造工程の苛性化工程において製造され
た、長径6.0μm、短径0.4μmの針状軽質炭酸カ
ルシウムを80部使用した以外は実施例1と同様に塗被
紙を製造した。このときのB型粘度は90mPa・sで
あった。
長径1.0μm、短径0.15μmの紡錘状軽質炭酸カ
ルシウムを80部使用した以外は実施例1と同様に塗被
紙を製造した。このときのB型粘度は200mPa・s
であった。
クラフトパルプ製造工程の苛性化工程において製造され
た、長径3.2μm、短径0.7μmの針状軽質炭酸カ
ルシウムを80部使用した以外は実施例1と同様に塗被
紙を製造した。このときのB型粘度は120mPa・s
であった。
柱状軽質炭酸カルシウムを95部、カオリン5部使用し
た以外は実施例1と同様に塗被紙を製造した。このとき
のB型粘度は160mPa・sであった。
柱状軽質炭酸カルシウムの長径が2.5μmのものを使
用した以外は実施例1と同様に塗被紙を製造した。この
ときのB型粘度は140mPa・sであった。
柱状軽質炭酸カルシウムの長径が3.2μm、短径が
0.15μmのものを使用した以外は実施例1と同様に
塗被紙を製造した。このときのB型粘度は170mPa
・sであった。
不定形状の軽質炭酸カルシウムを80部使用した以外は
実施例1と同様に塗被紙を製造した。このときのB型粘
度は80mPa・sであった。
光沢度、不透明度、白色度、印刷裏抜け、白紙面状に優
れ、下塗り塗被時に剥離パターンやボイリングの発生が
全く認められない。これに対して、比較例1、2、4は
不透明度、印刷裏抜けが劣る。比較例3は剥離パター
ン、ボイリングの発生が著しい。比較例5はドライ強度
が劣る上、剥離パターンやボイリングの発生が多い。比
較例6はドライ強度が劣る。比較例7は剥離パターン、
ボイリングの発生が多い。比較例8は不透明度、印刷裏
抜け、白色度が劣る。
従来にない優れた塗被紙品質を与え、その効果は極めて
大なるものがある。
高速条件で下塗り塗被液を塗被する製造工程で問題とな
る操業性を改善し、低コストで、不透明度、印刷裏抜
け、白色度、ドライ強度に優れたオフセット印刷用塗被
紙を提供することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 原紙に顔料と接着剤を含有する塗被液を
少なくとも二度塗被する印刷用塗被紙の製造方法におい
て、顔料成分として長径が3.0〜5.0μmで、短径
が0.2〜0.5μmの範囲内にある針状または柱状の
軽質炭酸カルシウムを顔料中に60〜90重量%含有し
た下塗り塗被液を調製し、この下塗り塗被液をフィルム
トランスファー方式で原紙の表面に塗被した後、上塗り
塗被することを特徴とするオフセット印刷用塗被紙の製
造方法。 - 【請求項2】 下塗り塗被液のB型粘度(30℃、60
rpm)が30〜150mPa・sであることを特徴と
する請求項1に記載のオフセット印刷用塗被紙の製造方
法。 - 【請求項3】 針状または柱状軽質炭酸カルシウムが硫
酸塩法またはソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工
程において製造されたことを特徴とする請求項1又は2
に記載のオフセット印刷用塗被紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11159197A JP3726422B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | オフセット印刷用塗被紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11159197A JP3726422B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | オフセット印刷用塗被紙の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310996A true JPH10310996A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3726422B2 JP3726422B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=14565254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11159197A Expired - Fee Related JP3726422B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | オフセット印刷用塗被紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3726422B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006188800A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Oji Paper Co Ltd | 塗工紙 |
| US8017101B2 (en) * | 2003-06-05 | 2011-09-13 | Okutama Kogyo Co., Ltd. | Precipitated calcium carbonate, method for producing the same and filler for loading paper using the same |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11159197A patent/JP3726422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8017101B2 (en) * | 2003-06-05 | 2011-09-13 | Okutama Kogyo Co., Ltd. | Precipitated calcium carbonate, method for producing the same and filler for loading paper using the same |
| JP2006188800A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Oji Paper Co Ltd | 塗工紙 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3726422B2 (ja) | 2005-12-14 |
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