JPH10311317A - 2部材締結方法及びその方法に用いるボルト - Google Patents
2部材締結方法及びその方法に用いるボルトInfo
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Abstract
確保ができ、しかもコスト高と生産能率の低下を招くこ
となく、さらには部品の小型化も可能な2部材締結方法
及びその方法に用いるボルトを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明は、被
締結部材Bに被締結部材Aをボルトで締結する方法にお
いて、ボルトを両締結部材に跨がって設けた孔を通し
て、被締結部材Bに設けたネジ孔に螺合し始めた後に、
その後の螺合過程において、ボルト軸部に設けられて前
記孔より大径の大径部により、前記両締結部材の孔を塑
性変形又は切削させて行う、2部材締結方法及びその方
法に用いるボルトを提供する。
Description
トで締結する方法及びそのボルトに関するものである。
は、ブラケットをエンジン本体に組付けてカムシャフト
穴を加工した後、ブラケットを取り外してカムシャフト
を取り付け、ブラケットを再組付けしてエンジン本体と
で挟持される。ブラケットとエンジン本体とはボルトで
締結される。
ティングロッドの下端部が2分割されており、それらの
分割体にクランクシャフトを挟んで、分割体同士をボル
トで締結して取り付けられている。
や、コネクティングロッドの分割体同士等のような2つ
の部材をボルトで締結する場合、従来は、図8による方
法がとられていた。図8は、被締結部材a、bをボルト
cで締結する場合であるが、締結時に問題となるのは、
ボルトcの軸部dの外周面と、被締結部材aの挿入孔e
の内周面との間に、挿入に必要な間隙を確保する必要が
あるため、締結時に部材aの挿入孔eと部材bのネジ孔
fとの軸芯がずれてしまい、所定の結合精度を確保でき
ないことである。従って、上記のカムシャフト等の場合
にはフリクションや異音の原因となっていた。
材bのネジ孔fの周囲に刻設した環状の溝hに嵌め込ん
でおき、被締結部材aの挿入孔eの周囲に刻設した環状
の溝iを圧入リングgに圧入することによって、両部材
a、bの結合精度の確保を図っていた。
を取り付けたり、溝h及びiを開設することは製造工程
及び構造の複雑化を招き、コスト高と生産能率の低下を
招くことになる。さらに、圧入リングgの取り付けスペ
−ス確保の必要性から、部品の小型化も困難となる。
るためになされたもので、2部材のボルトによる結合精
度の確保ができ、しかもコスト高と生産能率の低下を招
くことなく、さらには部品の小型化も可能な2部材締結
方法及びその方法に用いるボルトを提供することを目的
とする。
め、本発明は請求項1として、被締結部材Bに被締結部
材Aをボルトで締結する方法において、ボルトを両締結
部材に跨がって設けた孔を通して、被締結部材Bに設け
たネジ孔に螺合し始めた後に、その後の螺合過程におい
て、ボルト軸部に設けられて前記孔より大径の大径部に
より、前記両締結部材の孔を塑性変形又は切削させて行
う、2部材締結方法を提供する。
をボルトで締結する方法において、被締結部材Aには、
一端のボルト頭部の着座面から他端の被締結部材Bとの
結合面にかけて大径孔、小径孔aを順に貫通させ、被締
結部材Bの被締結部材Aとの結合面から前記小径孔aと
同径の小径孔b、ネジ孔を順に設け、各孔の孔径は、大
径孔、小径孔a及びb、ネジ孔の順に小さく形成し、一
方、ボルトには軸方向に順に頭部、軸部、大径ネジ、前
記ネジ孔と螺合する小径ネジを形成し、軸部の径は前記
大径孔より小さく、大径ネジの径は前記大径孔より小さ
くかつ前記小径孔a、bより大きく、かつ小径ネジの先
端から大径ネジの先端までの軸方向の長さは、前記小径
孔aの大径孔側端部から前記ネジ孔の基端までの長さよ
り長く形成し、前記被締結部材A、Bの結合面同士を合
わせた状態で前記ボルトを前記大径孔側から挿入し、前
記小径ネジが前記ネジ孔に螺着し始めた後に、その後の
螺合過程において、前記大径ネジにより前記小径孔a、
bを塑性変形又は切削して行う、2部材締結方法を提供
する。
締結方法に用いるボルトにおいて、軸方向に順に頭部、
軸部、大径ネジ、前記ネジ孔と螺合する小径ネジを形成
し、軸部の径は前記大径孔より小さく、大径ネジの径は
前記大径孔より小さくかつ前記小径孔a、bより大き
く、かつ小径ネジ先端から大径ネジの先端までの軸方向
の長さは、前記小径孔aの大径孔側端面から前記ネジ孔
の基端までの長さより長く形成した、2部材締結方法に
用いるボルトを提供する。
締結方法に用いるボルトにおいて、前記大径ネジにタッ
ピング用のノッチを形成した、2部材締結方法に用いる
ボルトを提供する。
2部材締結方法に用いるボルトにおいて、前記大径ネジ
と小径ネジのネジの切り始めを一致させて形成した、2
部材締結方法に用いるボルトを提供する。
をボルトで締結する方法において、被締結部材Aには、
一端のボルト頭部の着座面から他端の被締結部材Bとの
結合面にかけて大径孔、中径孔を順に貫通させ、被締結
部材Bの被締結部材Aとの結合面から小径孔、ネジ孔を
順に設け、各孔の孔径は、大径孔、中径孔、小径孔、ネ
ジ孔の順で小さく形成し、一方、ボルトには軸方向に順
に頭部、軸部、大径ネジ、中径ネジ、前記ネジ孔に螺合
する小径ネジを形成し、軸部の径は前記大径孔より小さ
く、大径ネジの径は前記大径孔より小さくかつ前記中径
孔より大きく、中径ネジの径は前記中径孔より小さくか
つ前記小径孔より大きく、かつ小径ネジの先端から中径
ネジの先端までの軸方向の長さは、前記小径孔の前記被
締結部材A側端面から前記ネジ孔の基端までの長さより
長く形成し、かつ小径ネジの先端から大径ネジの先端ま
での軸方向の長さは、前記中径孔の大径孔側端面から前
記ネジ孔の基端までの長さより長く形成し、前記被締結
部材A、Bの結合面同士を合わせた状態で前記ボルトを
前記大径孔側から挿入し、前記小径ネジが前記ネジ孔に
螺着し始めた後に、その後の螺合過程において、前記大
径ネジにより前記中径孔を塑性変形又は切削し、前記中
径ネジにより前記小径孔を塑性変形又は切削して行う、
2部材締結方法を提供する。
2部材締結方法において、小径孔の塑性変形はハ−フタ
ップにより行う、2部材締結方法を提供する。
締結方法に用いるボルトにおいて、軸方向に順に頭部、
軸部、大径ネジ、中径ネジ、前記ネジ孔に螺合する小径
ネジを形成し、軸部の径は前記大径孔より小さく、大径
ネジの径は前記大径孔より小さくかつ前記中径孔より大
きく、中径ネジの径は前記中径孔より小さくかつ前記小
径孔より大きく、かつ小径ネジの先端から中径ネジの先
端までの軸方向の長さは、前記小径孔の前記被締結部材
A側端面から前記ネジ孔の基端までの長さより長く形成
し、かつ小径ネジの先端から大径ネジの先端までの軸方
向の長さは、前記中径孔の大径孔側端面から前記ネジ孔
の基端までの長さより長く形成した、2部材締結方法に
用いるボルトを提供する。
締結方法に用いるボルトにおいて、前記大径ネジ及び中
径ネジにタッピング用のノッチを形成した、2部材締結
方法に用いるボルトを提供する。
の2部材締結方法に用いるボルトにおいて、前記大径ネ
ジと中径ネジと小径ネジのネジの切り始めを一致させて
形成した、2部材締結方法に用いるボルトを提供する。
Bをボルトで締結する方法において、被締結部材Aに
は、一端のボルト頭部の着座面から他端の被締結部材B
との結合面との間に圧入孔aを設け、被締結部材Bの被
締結部材Aとの結合面から前記圧入孔aと同径の圧入孔
b、前記圧入孔a、bより小径のネジ孔を順に設け、一
方、ボルトには軸方向に順に頭部、軸部、前記ネジ孔に
螺合するネジ部を形成し、軸部の径は前記圧入孔a、b
及びねじ孔の径より大きく、かつネジ部の先端から軸部
の先端までの軸方向の長さは、前記圧入孔aの前記被締
結部材Aの着座面側端部から前記ネジ孔の基端までの長
さより長く形成し、前記被締結部材A、Bの結合面同士
を合わせた状態で前記ボルトを前記圧入孔a側から挿入
し、前記ネジ部が前記ネジ孔に螺着し始めた後に、その
後の螺合過程において、前記軸部を前記圧入孔a、bに
圧入して塑性変形させて行う、2部材締結方法を提供す
る。以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に
ついて説明する。
する。 <イ>被締結部材の形状 図2に示すように、被締結部材1(特許請求の範囲の請
求項2に記載の被締結部材Aに対応。)には、一端のボ
ルト頭部の着座面11から他端の被締結部材2(特許請
求の範囲の請求項2に記載の被締結部材Bに対応。)と
の結合面12にかけて大径孔13、小径孔14をこの順
で貫通させて形成する。
合面21から、前記小径孔14と同径の小径孔22、ネ
ジを設けないテ−パ部23、ネジ孔24をこの順に設け
る。各孔の孔径は、大径孔13の径jよりも小径孔14
の径k及び小径孔22の径lが小さく、テ−パ部23は
次第に縮径してネジ孔24に連続している。なお、テ−
パ部23は設けない場合もある。
1、軸部32、大径ネジ33、ネジを設けないテ−パ部
34、ネジ孔24に螺合する小径ネジ35が形成されて
いる。
13の径jより小さい。大径ネジ33の径nは、大径孔
13の径jより小さく、かつ小径孔14の径k及び小径
孔22の径lより大きい。テ−パ部34は次第に縮径し
て小径ネジ35に連続している。なお、テ−パ部34は
設けない場合もある。
端までの軸方向の長さoは、小径孔14の大径孔13側
の端部15からネジ孔24の基端部25までの長さpよ
り長く形成する。また、各ネジのピッチは等しく形成す
ると共に、小径ネジ35と大径ネジ33のネジの切り始
めの位置を一致させておき、再使用時の締結精度を確保
する。
1同士を合わせた状態で、ボルト3を大径孔13側から
挿入して回転させる。すると、上述のように、ボルト3
の長さoの部分が、被締結部材1、2の長さpの部分よ
りも長いため、先ず始めに小径ネジ35の先端がネジ孔
24に螺着する。これによって、ボルト3の正確な締結
位置を確保できる。
4、22の内周面に塑性変形、又はタッピングによる切
削が開始される。そしてボルト3をさらに回転させる
と、2つの被締結部材1、2を、位置ずれを発生させる
ことなく正確に締結することができる。
非鉄材の場合は、大径ネジ33のみでタッピングできる
が、鉄材の場合は大径ネジ33の開始位置付近にノッチ
を設けてタッピングを行うとよい。
ネジ35とネジ孔24との螺着力によって得られるた
め、大径ネジ33と小径孔14、22との結合部分では
位置決め機能のみでよく、締結強度を考慮する必要がな
い。そのため、大径ネジ33により小径孔14、22を
ハ−フタップすることができる。ハ−フタップする場合
は、小径孔14、22の雌ネジ刻設前の径を、通常のタ
ッピングを行う場合の雌ネジ刻設前の径よりも大きく形
成しておく。具体的には、小径孔14、22の雌ネジ刻
設前の径を、ボルト3の大径ネジ33の山径と谷径の中
間の径から山径までの範囲になるよう形成する。これに
よって大径ネジ33をねじ込んで塑性変形あるいは切削
を行うと、小径孔14、22に形成される雌ネジのネジ
下径が、ボルト3の大径ネジ33のネジ谷径に完全に合
致せず、山径と谷径の中間の径となるため、少ないタッ
プ力で済むようになる。
する。 <イ>被締結部材の形状 図4に示すように、2つの被締結部材4、5(4は特許
請求の範囲の請求項6に記載の被締結部材Aに対応し、
5は特許請求の範囲の請求項6に記載の被締結部材Bに
対応。)は次のように構成される。被締結部材4には、
一端のボルト頭部の着座面41から他端の被締結部材5
との結合面42にかけて、大径孔43、中径孔44をこ
の順で貫通させて形成する。
合面51から、小径孔52、ネジを設けないテ−パ部5
3、ネジ孔54をこの順に設ける。各孔の孔径は、大径
孔43の径q、中径孔44の径r、小径孔52の径sの
順で小さくなり、テ−パ部53は次第に縮径してネジ孔
54に連続している。なお、テ−パ部53を設けない場
合もある。
1、軸部62、大径ネジ63、ネジなし部64、中径ネ
ジ65、ネジを設けないテ−パ部66、ネジ孔54と螺
合する小径ネジ67が形成されている。
43の径qより小さい。大径ネジ63の径uは、被締結
部材4の大径孔43の径qより小さく、かつ中径孔44
の径rより大きい。中径ネジ65の径vは、被締結部材
4の中径孔44の径rより小さく、かつ被締結部材5の
小径孔52の径sより大きい。テ−パ部66は次第に縮
径して小径ネジ67に連続している。なお、テ−パ部6
6は設けない場合がある。また、ネジなし部64の径
は、中径ネジ65の谷径と同じかそれよりも小さく形成
するが、このネジなし部64も設けない場合がある。
端までの軸方向の長さwは、被締結部材5の小径孔52
の被締結部材4側の端部55からネジ孔54の基端部5
6までの長さxより長く形成し、かつ小径ネジ67の先
端から大径ネジ63の先端までの軸方向の長さyは、中
径孔44の大径孔43側端部45からネジ孔54の基端
部56までの長さzよりも長く形成する。
つ各ネジの切り始めを一致させて再使用を可能とする。
また、ノッチの有無やハ−フタップの応用は上記実施の
形態1と同様に考える。さらに、大径ネジ63と中径ネ
ジ65は同一谷径として、山径を転造により調整して形
成するとよい。
1同士を合わせた状態で、ボルト6を大径孔43側から
挿入して回転させる。すると、上述したようにボルト6
の長さwの部分が被締結部材5の長さxの部分より長
く、かつボルト6の長さyの部分が被締結部材4、5の
長さzの部分よりも長いため、先ず始めに小径ネジ67
の先端がネジ孔54に螺着する。これによって、ボルト
6の正確な締結位置を確保できる。
内周面に塑性変形、又はタッピングによる切削が開始さ
れると共に、中径ネジ65により小径孔52の内周面の
塑性変形又はタッピングによる切削も開始される。そし
て、ボルト6をさらに回転させることによって、2つの
被締結部材4、5を、位置ずれを発生させることなく正
確に締結することができる。本実施の形態2の場合は、
実施の形態1と比較して、被締結部材4とボルト6の大
径ネジ63との螺合長さを大きくとることができ、締結
力をより高めることができる。
る。 <イ>被締結部材の形状 本実施の形態は、被締結部材7(特許請求の範囲の請求
項11に記載の被締結部材Aに対応。)に、アルミや銅
などの非鉄金属を用いた場合である。この被締結部材7
には、一端のボルト頭部の着座面71から他端の被締結
部材8(特許請求の範囲の請求項11に記載の被締結部
材Bに対応。)との結合面72にかけて挿入孔73、こ
の挿入孔73より小径の圧入孔74を順に貫通させて形
成する。
合は、挿入孔73を設けずに全部を圧入孔74としても
よく、また圧入孔74を挿入孔73の結合面72側端部
以外の部分に設けてもよい。一方、被締結部材8の被締
結部材7との結合面81から圧入孔74と同径の圧入孔
75と、この圧入孔75より小径のネジ孔82を順に設
ける。
孔82と螺合するネジ部93を形成する。軸部92の径
は、ネジ部93及び被締結部材7の圧入孔74、75の
径より大きく形成する。また、ネジ部93の軸方向の長
さAは、圧入孔74、75の軸方向の長さBよりも長く
形成する。
態で、ボルト9を挿入孔73側から挿入して回転させ
る。すると、ネジ部93の軸方向の長さAは、圧入孔7
4、75の軸方向の長さBよりも長いため、先ず始めに
ネジ部93がネジ孔82に螺着する。これによって、ボ
ルト9の正確な締結位置を確保できる。
圧入して行き、さらに回転させると、2つの被締結部材
7、8を、位置ずれを発生させることなく正確に締結す
ることができる。なお、ボルト9を取り外す場合は、被
締結部材7ごと被締結部材8から分離させて取りはず
し、再度締結する場合でも、締結精度を確保できる。本
実施の形態3の場合は、実施の形態1、2と比較して、
ボルトの軸部に中径ネジあるいは大径ネジを刻設しなく
て済むため、コストダウンが可能である。
うな効果を得ることができる。 <イ>ボルトの先端のネジを先行して被締結部のネジ孔
に螺着し、ボルトの正確な締結位置を確保した後に、2
つの被締結部材に開設した孔の内周面を塑性変形又は切
削してボルトの締結を行う。従って、2つの被締結部材
のボルトの挿入孔の軸芯がずれることがなく、正確な結
合精度を確保するこができる。
部品の圧入リングを用いる必要がないため、コストの低
減と生産能率の向上および部品点数の削減を図ることが
でき、さらには部品の小型化も可能となる。
変形させてボルトと合致させるため、ボルトの小径ネ
ジ、中径ネジ、大径ネジの切り始めを一致させておけ
ば、新規ボルトを再組付けする場合でも精度よく2部材
の締結が可能となる。
ネジを三段階に設けることによって、小径ネジと大径ネ
ジの二段階の場合と比べて、小径ネジの軸長を長くする
ことなく、ネジ孔を設けない側の被締結部材とボルトと
の螺合長さを大きくとることができ、締結力をより高め
ることができる。
によって、塑性変形に必要な力が小さくても加工が可能
となる。
に圧入する形態の場合は、ボルトの軸部に中径ネジある
いは大径ネジを刻設しなくて済むため、コストダウンが
可能である。
Claims (11)
- 【請求項1】 被締結部材Bに被締結部材Aをボルトで
締結する方法において、 ボルトを両締結部材に跨がって設けた孔を通して、被締
結部材Bに設けたネジ孔に螺合し始めた後に、その後の
螺合過程において、ボルト軸部に設けられて前記孔より
大径の大径部により、前記両締結部材の孔を塑性変形又
は切削させて行う、 2部材締結方法。 - 【請求項2】 2つの被締結部材A、Bをボルトで締結
する方法において、 被締結部材Aには、一端のボルト頭部の着座面から他端
の被締結部材Bとの結合面にかけて大径孔、小径孔aを
順に貫通させ、 被締結部材Bの被締結部材Aとの結合面から前記小径孔
aと同径の小径孔b、ネジ孔を順に設け、 各孔の孔径は、大径孔、小径孔a及びb、ネジ孔の順に
小さく形成し、 一方、ボルトには軸方向に順に頭部、軸部、大径ネジ、
前記ネジ孔と螺合する小径ネジを形成し、軸部の径は前
記大径孔より小さく、大径ネジの径は前記大径孔より小
さくかつ前記小径孔a、bより大きく、かつ小径ネジの
先端から大径ネジの先端までの軸方向の長さは、前記小
径孔aの大径孔側端部から前記ネジ孔の基端までの長さ
より長く形成し、 前記被締結部材A、Bの結合面同士を合わせた状態で前
記ボルトを前記大径孔側から挿入し、 前記小径ネジが前記ネジ孔に螺着し始めた後に、その後
の螺合過程において、前記大径ネジにより前記小径孔
a、bを塑性変形又は切削して行う、 2部材締結方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の2部材締結方法に用い
るボルトにおいて、 軸方向に順に頭部、軸部、大径ネジ、前記ネジ孔と螺合
する小径ネジを形成し、 軸部の径は前記大径孔より小
さく、大径ネジの径は前記大径孔より小さくかつ前記小
径孔a、bより大きく、かつ小径ネジ先端から大径ネジ
の先端までの軸方向の長さは、前記小径孔aの大径孔側
端面から前記ネジ孔の基端までの長さより長く形成し
た、2部材締結方法に用いるボルト。 - 【請求項4】 請求項3に記載の2部材締結方法に用い
るボルトにおいて、前記大径ネジにタッピング用のノッ
チを形成した、2部材締結方法に用いるボルト。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載の2部材締結方法
に用いるボルトにおいて、前記大径ネジと小径ネジのネ
ジの切り始めを一致させて形成した、2部材締結方法に
用いるボルト。 - 【請求項6】 2つの被締結部材A、Bをボルトで締結
する方法において、 被締結部材Aには、一端のボルト頭部の着座面から他端
の被締結部材Bとの結合面にかけて大径孔、中径孔を順
に貫通させ、 被締結部材Bの被締結部材Aとの結合面から小径孔、ネ
ジ孔を順に設け、 各孔の孔径は、大径孔、中径孔、小径孔、ネジ孔の順で
小さく形成し、 一方、ボルトには軸方向に順に頭部、軸部、大径ネジ、
中径ネジ、前記ネジ孔に螺合する小径ネジを形成し、軸
部の径は前記大径孔より小さく、大径ネジの径は前記大
径孔より小さくかつ前記中径孔より大きく、中径ネジの
径は前記中径孔より小さくかつ前記小径孔より大きく、
かつ小径ネジの先端から中径ネジの先端までの軸方向の
長さは、前記小径孔の前記被締結部材A側端面から前記
ネジ孔の基端までの長さより長く形成し、 かつ小径ネジの先端から大径ネジの先端までの軸方向の
長さは、前記中径孔の大径孔側端面から前記ネジ孔の基
端までの長さより長く形成し、 前記被締結部材A、Bの結合面同士を合わせた状態で前
記ボルトを前記大径孔側から挿入し、 前記小径ネジが前記ネジ孔に螺着し始めた後に、その後
の螺合過程において、 前記大径ネジにより前記中径孔を塑性変形又は切削し、 前記中径ネジにより前記小径孔を塑性変形又は切削して
行う、 2部材締結方法。 - 【請求項7】 請求項2又は6に記載の2部材締結方法
において、小径孔の塑性変形はハ−フタップにより行
う、2部材締結方法。 - 【請求項8】 請求項6に記載の2部材締結方法に用い
るボルトにおいて、 軸方向に順に頭部、軸部、大径ネジ、中径ネジ、前記ネ
ジ孔に螺合する小径ネジを形成し、 軸部の径は前記大径孔より小さく、大径ネジの径は前記
大径孔より小さくかつ前記中径孔より大きく、中径ネジ
の径は前記中径孔より小さくかつ前記小径孔より大き
く、かつ小径ネジの先端から中径ネジの先端までの軸方
向の長さは、前記小径孔の前記被締結部材A側端面から
前記ネジ孔の基端までの長さより長く形成し、かつ小径
ネジの先端から大径ネジの先端までの軸方向の長さは、
前記中径孔の大径孔側端面から前記ネジ孔の基端までの
長さより長く形成した、2部材締結方法に用いるボル
ト。 - 【請求項9】 請求項8に記載の2部材締結方法に用い
るボルトにおいて、前記大径ネジ及び中径ネジにタッピ
ング用のノッチを形成した、2部材締結方法に用いるボ
ルト。 - 【請求項10】 請求項8又は9に記載の2部材締結方
法に用いるボルトにおいて、前記大径ネジと中径ネジと
小径ネジのネジの切り始めを一致させて形成した、2部
材締結方法に用いるボルト。 - 【請求項11】 2つの被締結部材A、Bをボルトで締
結する方法において、 被締結部材Aには、一端のボル
ト頭部の着座面から他端の被締結部材Bとの結合面との
間に圧入孔aを設け、 被締結部材Bの被締結部材Aとの結合面から前記圧入孔
aと同径の圧入孔b、前記圧入孔a、bより小径のネジ
孔を順に設け、 一方、ボルトには軸方向に順に頭部、軸部、前記ネジ孔
に螺合するネジ部を形成し、軸部の径は前記圧入孔a、
b及びねじ孔の径より大きく、かつネジ部の先端から軸
部の先端までの軸方向の長さは、前記圧入孔aの前記被
締結部材Aの着座面側端部から前記ネジ孔の基端までの
長さより長く形成し、 前記被締結部材A、Bの結合面同士を合わせた状態で前
記ボルトを前記圧入孔a側から挿入し、 前記ネジ部が前記ネジ孔に螺着し始めた後に、その後の
螺合過程において、 前記軸部を前記圧入孔a、bに圧入して塑性変形させて
行う、 2部材締結方法。
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