JPH10311646A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の制御装置

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JPH10311646A
JPH10311646A JP9121952A JP12195297A JPH10311646A JP H10311646 A JPH10311646 A JP H10311646A JP 9121952 A JP9121952 A JP 9121952A JP 12195297 A JP12195297 A JP 12195297A JP H10311646 A JPH10311646 A JP H10311646A
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JP
Japan
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reactor
temperature
circuit
refrigerator
power supply
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JP9121952A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Katsumi Endo
勝己 遠藤
Koji Hamaoka
孝二 浜岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアクトル容量を圧縮機回転数により、可変
できるように制御する。 【解決手段】 圧縮機の高回転時にはインダクタンス値
を小さくし、電流容量を増加させることができるので、
電流容量とインダクタンス値の大きなリアクトルを使う
必要がなく、リアクトル回路の直流抵抗も減少するた
め、リアクトル回路の損失が低減でき、また、低回転時
にはインダクタンス値を大きくすることで、電流ピーク
が低くなり、高調波を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインバータ制御され
た冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫やエアコンなどの冷凍シス
テムにおいてインバータ制御がされている。
【0003】しかしながら、インバータ制御することに
よりコンデンサインプット型整流回路を使用するため、
電流波形が正弦波ではなく高調波(特に基本波成分の奇
数次高調波成分)が多く含まれ、様々な障害が発生す
る。
【0004】そこでこの高調波電流を少なくする技術が
現在盛んに開発が進められている。そのひとつの技術と
してパッシブフィルタがある。これは一般的にはリアク
トルを用いて電流波形をなまらせ、高調波を抑制するも
のである。しかしながら、リアクトルだけで十分な高調
波抑制効果を得るには、非常に大容量のリアクトルが必
要である。
【0005】そこで、補助手段を用いて高調波を抑制す
る方法について、提案がなされてきている。例えば特開
平7−274515号公報などに高調波を効果的に抑制
する方法について記載されている。以下従来の電源装置
について図面を参照しながら説明する。
【0006】図9は従来の電源装置の回路図である。図
9において、91は商用電源であり、例えば一般家庭に
おける100V50Hzの交流電源である。92は商用
電源1を整流するブリッジダイオード等の整流回路であ
る。
【0007】93は第1のリアクトルであり、一端が整
流回路92の+出力に接続され、他端がダイオード94
のアノードに接続されている。
【0008】95は第2のリアクトルであり、一端が整
流回路92の+出力に接続され、他端がコンデンサ96
の一端に接続されている。
【0009】ダイオード94のカソードと、コンデンサ
96の他端とは接続され、平滑コンデンサ97の一端に
接続される。
【0010】平滑コンデンサ97の他端は、整流回路9
2の−出力に接続される。また98は本電源装置の負荷
であり、平滑コンデンサ97の両端に接続されている。
【0011】以上のように構成された高調波抑制方法に
ついて、以下に説明する。第1のリアクトル93を流れ
る電流11は、平滑コンデンサ97への充電電流が第1
のリアクトル93でなまった波形となる。
【0012】また、第2のリアクトル95を流れる電流
12は、第2のリアクトル95とコンデンサ96との共
振周波数で振動する波形となる。従って、入力電流Ii
nはI1とI2との和となり、入力電流波形は更になま
り、電流ピーク値も低くなるので、高調波は抑制できる
こととなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、次のような課題があった。
【0014】先に述べたように、従来例の場合、第2の
リアクトル95とコンデンサ96との共振を用いて高調
波を補完するような電流を流すので、その共振周波数は
電源周波数の約3倍に設定する必要があった。
【0015】即ち、電源が50Hzである場合、共振周
波数は約150Hz必要であった。例えば、コンデンサ
96の容量を100μFとすると、第2のリアクトル9
5は約10mHの値が必要であった。
【0016】このように、従来例においては、高調波を
抑制するために非常に大きな容量の第2のリアクトル9
5とコンデンサ96が必要であり、更に、第1のリアク
トル93は高負荷時の大きな電流に対応できるよう電流
容量の大きな物を使用しなければならず、電源装置が非
常に大きくなり、しかもコストも大幅にアップするとい
う課題を有していた。
【0017】本発明の目的は、より小型の部品を用い、
高回転時はリアクトルのインダクタンス値を減少させ、
小さい電流容量のリアクトルで構成し、十分な高調波抑
制効果が得られ、しかも小型でコストが安い、電源装置
を用いた、冷蔵庫の制御装置を提供することを目的とす
る。
【0018】本発明の他の目的は、より小型の部品を用
い、外気温が高い時はリアクトルのインダクタンス値を
減少させ、小さい電流容量のリアクトルで構成し、十分
な高調波抑制効果が得られ、しかも小型でコストが安
い、電源装置を用いた、冷蔵庫の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】本発明の他の目的は、より小型の部品を用
い、モータ電流が大きい時はリアクトルのインダクタン
ス値を減少させ、小さい電流容量のリアクトルで構成
し、十分な高調波抑制効果が得られ、しかも小型でコス
トが安い、電源装置を用いた、冷蔵庫の制御装置を提供
することを目的とする。
【0020】本発明の他の目的は、より小型の部品を用
い、リアクトルの温度が高い時はリアクトルのインダク
タンス値を減少させ、小さい電流容量のリアクトルで構
成し、十分な高調波抑制効果が得られ、しかも小型でコ
ストが安い、電源装置を用いた、冷蔵庫の制御装置を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、リアクトルのインダクタンス値が可変でき
る回路を設けることで、小さなコストの安い部品で、高
調波を抑制することができ、高回転時の高負荷時にリア
クトルの容量を小さくするよう制御することにより電流
容量の大きなリアクトルを使う必要がなくなる。
【0022】また、外気温度を検出する外気温度検出手
段とリアクトルのインダクタンス値が可変できる回路を
設けることで、小さなコストの安い部品で、高調波を抑
制することができ、高外気温時の高負荷時にリアクトル
の容量を小さくするよう制御することにより電流容量の
大きなリアクトルを使う必要がなくなる。
【0023】また、モータの電流を検出する電流検出手
段とリアクトルのインダクタンス値が可変できる回路を
設けることで、小さなコストの安い部品で、高調波を抑
制することができ、モータ電流の大きい高負荷時にリア
クトルの容量を小さくするよう制御することにより電流
容量の大きなリアクトルを使う必要がなくなる。
【0024】また、リアクトルの温度を検出するリアク
トル温度検出手段とリアクトルのインダクタンス値が可
変できる回路を設けることで、小さなコストの安い部品
で、高調波を抑制することができ、リアクトルの温度が
高い高負荷時にリアクトルの容量を小さくするよう制御
することにより電流容量の大きなリアクトルを使う必要
がなくなる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、交流電源と、前記交流電源から発生した交流出力を
整流する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を平滑化
する平滑回路と、前記交流電源の出力ラインまたは前記
整流回路の出力ラインに設けられた第1のリアクトル
と、第1のリアクトルと並列に接続された第2のリアク
トルと、前記交流電源出力ラインまたは前記整流回路の
出力ラインから第2のリアクトルの一端をオープン、シ
ョート状態に切り換える切替手段と、圧縮機の回転数が
高いときに切替手段を制御する制御手段を有したもので
あり、高回転時には切替手段をonとして、第2のリア
クトルを前記ショート状態にさせ、第1及び第2のリア
クトルの合成インダクタンス値を減少させ、また電流容
量を増加させ、そうでないときには切替手段をoffと
して、第2のリアクトルを前記オープン状態にさせ、第
1のリアクトルのみのインダクタンス値とし、回転数が
小さい時に比べ大きなインダクタンス値とし、電流容量
は減少させるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項2に記載の発明は、交流電
源と、前記交流電源から発生した交流出力を整流する整
流回路と、前記整流回路の出力電圧を平滑化する平滑回
路と、前記交流電源の出力ラインまたは前記整流回路の
出力ラインに設けられた第1のリアクトルと、第1のリ
アクトルと並列に接続された第2のリアクトルと、前記
交流電源出力ラインまたは前記整流回路の出力ラインか
ら第2のリアクトルの一端をオープン、ショート状態に
切り換える切替手段と、外気温度を検出する外気温検出
手段と、外気温度検出手段の入力により切替手段を制御
する制御手段を有したものであり、高外気温時には切替
手段をonとして、第2のリアクトルを前記ショート状
態にさせ、第1及び第2のリアクトルの合成インダクタ
ンス値を減少させ、また電流容量を増加させ、そうでな
いときには切替手段をoffとして、第2のリアクトル
を前記オープン状態にさせ、第1のリアクトルのみのイ
ンダクタンス値とし、高外気温時に比べ大きなインダク
タンス値とし、電流容量は減少させるという作用を有す
る。
【0027】本発明の請求項3に記載の発明は、交流電
源と、前記交流電源から発生した交流出力を整流する整
流回路と、前記整流回路の出力電圧を平滑化する平滑回
路と、前記交流電源の出力ラインまたは前記整流回路の
出力ラインに設けられた第1のリアクトルと、第1のリ
アクトルと並列に接続された第2のリアクトルと、前記
交流電源出力ラインまたは前記整流回路の出力ラインか
ら第2のリアクトルの一端をオープン、ショート状態に
切り換える切替手段と、モータ電流を検出する電流検出
手段と、電流検出手段の入力により切替手段を制御する
制御手段を有したものであり、モータ電流が大きい時に
は切替手段をonとして、第2のリアクトルを前記ショ
ート状態にさせ、第1及び第2のリアクトルの合成イン
ダクタンス値を減少させ、また電流容量を増加させ、そ
うでないときには切替手段をoffとして、第2のリア
クトルを前記オープン状態にさせ、第1のリアクトルの
みのインダクタンス値とし、モータ電流が小さいときに
比べ大きなインダクタンス値とし、電流容量は減少させ
るという作用を有する。
【0028】本発明の請求項4に記載の発明は、交流電
源と、前記交流電源から発生した交流出力を整流する整
流回路と、前記整流回路の出力電圧を平滑化する平滑回
路と、前記交流電源の出力ラインまたは前記整流回路の
出力ラインに設けられた第1のリアクトルと、第1のリ
アクトルと並列に接続された第2のリアクトルと、前記
交流電源出力ラインまたは前記整流回路の出力ラインか
ら第2のリアクトルの一端をオープン、ショート状態に
切り換える切替手段と、リアクトル温度を検出するリア
クトル温度検出手段と、リアクトル温度検出手段の入力
により切替手段を制御する制御手段を有したものであ
り、モータ電流が大きい時には切替手段をonとして、
第2のリアクトルを前記ショート状態にさせ、第1及び
第2のリアクトルの合成インダクタンス値を減少させ、
また電流容量を増加させ、そうでないときには切替手段
をoffとして、第2のリアクトルを前記オープン状態
にさせ、第1のリアクトルのみのインダクタンス値と
し、リアクトル温度が低い時に比べ大きなインダクタン
ス値とし、電流容量は減少させるという作用を有する。
【0029】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施例における冷蔵庫の制御装置の回路図である。
【0030】図1において、1は商用電源であり、例え
ば一般家庭における100V50Hzの交流電源であ
る。2は商用電源1を整流するダイオードブリッジ等の
整流回路である。3は整流回路2からの出力電圧を平滑
化する電解コンデンサ等の平滑回路である。
【0031】リアクトル回路4は第1のリアクトル4a
と第2のリアクトル4bを並列接続したもので、整流回
路2の出力ラインに設けられ、第2のリアクトル4bと
直列に切替手段5が接続されている。切替手段5がon
することにより、リアクトル回路4は第1のリアクトル
4aと第2のリアクトル4bを並列接続され、offす
ることにより、第2のリアクトル4bは回路から切り離
され、リアクトル回路4は第1のリアクトル4aのみと
なる。そして、切替手段5がonの時は、リアクトル回
路4のインダクタンス値Lは第1のリアクトル4aのイ
ンダクタンス値をLa、第2のリアクトル4bのインダ
クタンス値をLbとすると、
【0032】
【数1】
【0033】となる。例えばLaを20mH、Lbを1
0mHとすれば、Lは6.7mHとなり、インダクタン
ス値が減少する。
【0034】切替手段5がoffの時は、リアクトル回
路4のインダクタンス値Lは第1のリアクトル4aのイ
ンダクタンス値Laである。
【0035】また、切替手段5がonの時は、リアクト
ル回路4の電流容量Imaxは、第1のリアクトル4a
の電流容量Iamax、第2のリアクトル4bの電流容
量Ibmaxとすると、
【0036】
【数2】
【0037】となり、両者を加えたものとなる。切替手
段5がoffの時は、リアクトル回路4の電流容量Im
axは第1のリアクトル4aの電流容量Iamaxであ
る。
【0038】この結果、切替手段5がonの時は、リア
クトル回路4のインダクタンス値Lが減少し、かつ電流
容量Imaxは増加し、切替手段5がoffの時は、リ
アクトル回路4のインダクタンス値Lは増加し、リアク
トル回路4の電流容量Imaxは減少することとなる。
【0039】6はインバータであり、圧縮機7の回転数
制御を行う。8は冷蔵庫の庫内温度を検出する庫内温度
検出手段、9は庫内温度を設定する庫内温度設定手段で
ある。
【0040】10は制御手段で、庫内温度検出手段8,
庫内温度設定手段9の入力によりインバータ6に回転数
指令を送り、インバータ6は回転数指令に基づき圧縮機
7は回転数制御する。
【0041】例えば、庫内温度と設定温度の差が5℃の
ときは3600r/m、5から0℃のときは3000r
/m、0〜−2のときは2400r/m、−2℃以下の
ときは0r/mで圧縮機7を動作させるよう制御手段1
0はインバータ6に回転数指令を送出する。また、制御
手段10は回転数指令が3600r/mであれば切替手
段5をonし、それ以外はoffする。
【0042】以上のように構成された冷蔵庫の制御装置
について、以下その動作を図1および図2を用いて説明
する。図2は動作を説明するフローチャートである。
【0043】冷蔵庫が高回転で運転するときは、庫内温
度が高いときであるから冷却負荷が大きく、圧縮機7に
流れる電流が大きくなり、リアクトル回路を流れる電流
をIとするとIも大きくなることとなる。また、高調波
成分の比率は、Iが大きくなるほど小さくなり、実験で
はリアクル回路のインダクタンス値Lが10mHでIが
1Aで高調波成分の比率は74%で、2Aのときで59
%であった。
【0044】次に動作について説明する。図2で、制御
手段10はS201で庫内温度設定手段9より設定温度
を入力し、S202で庫内温度検出手段8より庫内温度
を入力する。次にS203で設定温度と庫内温度の差を
計算し、S204で圧縮機7を運転する回転数を決定
し、S205でインバータ6で決定した回転数を回転数
指令として送出する。
【0045】次に、S206で決定した回転数3600
r/mかを判断し、3600r/mであればS207で
切替手段5をonし、3600r/m未満であればS2
08で切替手段5をoffする。
【0046】このとき、第1のリアクトル4aのインダ
クタンス値Laを10mH、Iamaxを1A、第2の
リアクトル4bのインダクタンス値Lbを10mH、I
amaxを1Aとすれば、Iが大きくなり、高調波成分
が少なくなる高負荷時にはリアクトル回路4のインダク
タンス値Lは5mH、電流容量Imaxは2Aで、Iが
小さく、高調波成分が多くなる低負荷時にはリアクトル
回路4のインダクタンス値Lは10mH、電流容量Im
axは1Aとなる。また、Iが2Aの時の高調波成分の
比率はリアクトル回路4のインダクタンス値Lを5mH
としても71%程度であり、L値が10mHでIが1A
の時の高調波成分の比率74%とほとんど変わらず、I
が大きくなればリアクトル回路4のインダクタンス値を
低下させても支障はない。
【0047】このように、入力電流波形の流れる幅が通
常時に比べて広くなり、電流ピーク値も低くなるので、
高調波は抑制できることとなり、Iが大きくなり高調波
成分が減少する高回転時にはインダクタンス値を小さく
し、電流容量を増加させるので電流容量とインダクタン
ス値の大きなリアクトルを使う必要がなく、リアクトル
回路4の直流抵抗も減少するため、高回転時の電流の大
きい時のリアクトル回路の損失が低減できる。
【0048】このように、容量可変のリアクトル回路4
を庫内温度により、容量を切り替える制御手段10によ
って、有効な高調波抑制が実現でき、更に部品自体は非
常に小型で安価であるので、小型,低コストで損失の少
ない冷蔵庫の制御装置を提供することができる。
【0049】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施例における冷蔵庫の制御装置の回路図である。図3に
おいて、図1と同一構成のものは同じ番号を付与し、説
明は省略する。
【0050】11は外気温度を検出する外気温度検出手
段で、制御手段10に入力されており、制御手段10は
外気温度が高いとき例えば30℃以上であれば切替手段
5をonし、30℃未満であればoffする。これは冷
蔵庫が高外気温度で運転するときは、低外気温度で運転
するときより大きい冷却能力が必要であり、圧縮機7に
流れる電流も大きくなり、Iも大きくなることとなる。
また、高調波成分の比率は、Iが大きくなるほど小さく
なり、実験ではリアクトル回路のインダクタンス値Lが
10mHでIが1Aで高調波成分の比率は74%で、2
Aのときで59%であった。
【0051】次に動作について説明する。図4で、制御
手段10はS401で庫内温度設定手段9より設定温度
を入力し、S402で庫内温度検出手段8より庫内温度
を入力する。次にS403で設定温度と庫内温度の差を
計算し、S404で圧縮機7を運転する回転数を決定
し、S405でインバータ6に決定した回転数を回転数
指令として送出する。
【0052】次に、S406で外気温度検出手段11よ
り外気温度を入力し、S407で外気温度が30℃以上
かを判断し、30℃以上であればS408で切替手段5
をonし、30℃未満であればS409で切替手段5を
offする。
【0053】このとき、第1のリアクトル4aのインダ
クタンス値Laを10mH、Iamaxを1A、第2の
リアクトル4bのインダクタンス値Lbを10mH、I
amaxを1Aとすれば、Iが大きくなり、高調波成分
が少なくなる高負荷時にはリアクトル回路4のインダク
タンス値Lは5mH、電流容量Imaxは2Aで、Iが
小さく、高調波成分が多くなる低負荷時にはリアクトル
回路4のインダクタンス値Lは10mH、電流容量Im
axは1Aとなる。また、Iが2Aの時の高調波成分の
比率はリアクトル回路4のインダクタンス値Lを5mH
としても71%程度であり、L値が10mHでIが1A
の時の高調波成分の比率74%とほとんど変わらず、I
が大きくなればリアクトル回路4のインダクタンス値を
低下させても支障はない。
【0054】このように、入力電流波形の流れる幅が通
常時に比べて広くなり、電流ピーク値も低くなるので、
高調波は抑制できることとなり、Iが大きくなり高調波
成分が減少する高外気温時にはインダクタンス値を小さ
くし、電流容量を増加させるので電流容量とインダクタ
ンス値の大きなリアクトルを使う必要がなく、リアクト
ル回路4の直流抵抗も減少するため、高外気温時の電流
の大きい時のリアクトル回路の損失が低減できる。
【0055】このように、容量可変のリアクトル回路4
を回転数により、容量を切り替える制御手段10によっ
て、有効な高調波抑制が実現でき、更に部品自体は非常
に小型で安価であるので、小型,低コストで損失の少な
い冷蔵庫の制御装置を提供することができる。
【0056】(実施の形態3)図5は本発明の第3の実
施例における冷蔵庫の制御装置の回路図である。図5に
おいて、図1と同一構成のものは同じ番号を付与し、説
明は省略する。
【0057】12は圧縮機7を動作させるモータに流れ
る電流を検出する電流検出手段で、制御手段10に入力
されており、制御手段10はモータ電流が大きいとき例
えば1.5A以上であれば切替手段5をonし、30℃
未満であればoffする。これは圧縮機7に流れる電流
が大きくなると、Iも大きくなることとなる。また、高
調波成分の比率は、Iが大きくなるほど小さくなり、実
験ではリアクトル回路のインダクタンス値Lが10mH
でIが1Aで高調波成分の比率は74%で、2Aのとき
で59%であった。
【0058】次に動作について説明する。図6で、制御
手段10はS601で庫内温度設定手段9より設定温度
を入力し、S602で庫内温度検出手段10より庫内温
度を入力する。次にS603で設定温度と庫内温度の差
を計算し、S604で圧縮機7を運転する回転数を決定
し、S605でインバータ6に決定した回転数を回転数
指令として送出する。
【0059】次に、S606で電流検出手段12よりモ
ータ電流を入力し、S607でモータ電流が1.5A以
上かを判断し、1.5A以上であればS608で切替手
段5をonし、1.5未満であればS609で切替手段
5をoffする。
【0060】このとき、第1のリアクトル4aのインダ
クタンス値Laを10mH、Iamaxを1A、第2の
リアクトル4bのインダクタンス値Lbを10mH、I
amaxを1Aとすれば、Iが大きくなり、高調波成分
が少なくなる高負荷時にはリアクトル回路4のインダク
タンス値Lは5mH、電流容量Imaxは2Aで、Iが
小さく、高調波成分が多くなる低負荷時にはリアクトル
回路4のインダクタンス値Lは10mH、電流容量Im
axは1Aとなる。また、Iが2Aの時の高調波成分の
比率はリアクトル回路4のインダクタンス値Lを5mH
としても71%程度であり、L値が10mHでIが1A
の時の高調波成分の比率74%とほとんど変わらず、I
が大きくなればリアクトル回路4のインダクタンス値を
低下させても支障はない。
【0061】このように、入力電流波形の流れる幅が通
常時に比べて広くなり、電流ピーク値も低くなるので、
高調波は抑制できることとなり、Iが大きくなり高調波
成分が減少するモータ電流の大きい時にはインダクタン
ス値を小さくし、電流容量を増加させるので電流容量と
インダクタンス値の大きなリアクトルを使う必要がな
く、リアクトル回路4の直流抵抗も減少するため、モー
タ電流の大きい時のリアクトル回路の損失が低減でき
る。
【0062】このように、容量可変のリアクトル回路4
をモータ電流により、容量を切り替える制御手段10に
よって、有効な高調波抑制が実現でき、更に部品自体は
非常に小型で安価であるので、小型,低コストで損失の
少ない冷蔵庫の制御装置を提供することができる。
【0063】(実施の形態4)図7は本発明の第4の実
施例における冷蔵庫の制御装置の回路図である。図7に
おいて、図1と同一構成のものは同じ番号を付与し、説
明は省略する。
【0064】13はリアクトル回路4の温度を検出する
リアクトル温度検出手段で、制御手段10に入力されて
おり、制御手段10はリアクトル温度が高いとき例えば
80℃以上であれば切替手段5をonし、80℃未満で
あればoffする。これはリアクトル回路温度が高いと
きはIが大きいためである。また、高調波成分の比率
は、Iが大きくなるほど小さくなり、実験ではリアクト
ル回路のインダクタンス値Lが10mHでIが1Aで高
調波成分の比率は74%で、2Aのときで59%であっ
た。
【0065】次に動作について説明する。図8で、制御
手段10はS801で庫内温度設定手段9より設定温度
を入力し、S802で庫内温度検出手段8により庫内温
度を入力する。次にS803で設定温度と庫内温度の差
を計算し、S804で圧縮機7を運転する回転数を決定
し、S805でインバータ6に決定した回転数を回転数
指令として送出する。
【0066】次に、S806でリアクトル温度検出手段
13よりリアクトル温度を入力し、S807でリアクト
ル温度が80℃以上かを判断し、80℃以上であればS
808で切替手段5をonし、80℃未満であればS3
9で切替手段5をoffする。
【0067】このとき、第1のリアクトル4aのインダ
クタンス値Laを10mH、Iamaxを1A、第2の
リアクトル4bのインダクタンス値Lbを10mH、I
amaxを1Aとすれば、Iが大きくなり、高調波成分
が少なくなる高負荷時にはリアクトル回路4のインダク
タンス値Lは5mH、電流容量Imaxは2Aで、Iが
小さく、高調波成分が多くなる高負荷時にはリアクトル
回路4のインダクタンス値Lは10mH、電流容量Im
axは1Aとなる。また、Iが2Aの時の高調波成分の
比率はリアクトル回路4のインダクタンス値Lを5mH
としても71%程度であり、L値が10mHでIが1A
の時の高調波成分の比率74%とほとんど変わらず、I
が大きくなればリアクトル回路4のインダクタンス値を
低下させても支障はない。
【0068】このように、入力電流波形の流れる幅が通
常時に比べて広くなり、電流ピーク値も低くなるので、
高調波は抑制できることとなり、Iが大きくなり高調波
成分が減少するリアクトル温度の高い時にはインダクタ
ンス値を小さくし、電流容量を増加させるので電流容量
とインダクタンス値の大きなリアクトルを使う必要がな
く、リアクトル回路4の直流抵抗も減少するため、リア
クトル温度の高い時の電流が大きい時のリアクトル回路
の損失が低減できる。
【0069】このように、容量可変のリアクトル回路4
をリアクトル温度により、容量を切り替える制御手段1
0によって、有効な高調波抑制が実現でき、更に部品自
体は非常に小型で安価であるので、小型,低コストで損
失の少ない冷蔵庫の制御装置を提供することができる。
【0070】なお、上記実施の形態1から4までの実施
例ではリアクトル回路4を整流回路2の出力ラインに設
けたが、交流電源の出力ラインに設けるようにしてもよ
い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明の冷蔵庫の制
御装置は、リアクトルのインダクタンス値が可変できる
回路を設けることで、小さなコストの安い部品で、高調
波を抑制することができ、高回転時の高負荷時にリアク
トルの容量を小さくするよう制御することにより電流容
量の大きなリアクトルを使う必要がなくなる。
【0072】また、外気温度を検出する外気温度検出手
段とリアクトルのインダクタンス値が可変できる回路を
設けることで、小さなコストの安い部品で、高調波を抑
制することができ、高外気温時の高負荷時にリアクトル
の容量を小さくするよう制御することにより電流容量の
大きなリアクトルを使う必要がなくなる。
【0073】また、モータの電流を検出する電流検出手
段とリアクトルのインダクタンス値が可変できる回路を
設けることで、小さなコストの安い部品で、高調波を抑
制することができ、モータ電流の大きい高負荷時にリア
クトル容量を小さくするよう制御することにより電流容
量の大きなリアクトルを使う必要がなくなる。
【0074】また、リアクトルの温度を検出するリアク
トル温度検出手段とリアクトルのインダクタンス値が可
変できる回路を設けることで、小さなコストの安い部品
で、高調波を抑制することができ、リアクトルの温度が
高い高負荷時にリアクトルの容量を小さくするよう制御
することにより電流容量の大きなリアクトルを使う必要
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における冷蔵庫の制御装
置の回路図
【図2】第1の実施例における動作を示すフローチャー
【図3】第2の実施例における冷蔵庫の制御装置の回路
【図4】第2の実施例における動作を示すフローチャー
【図5】第3の実施例における冷蔵庫の制御装置の回路
【図6】第3の実施例における動作を示すフローチャー
【図7】第4の実施例における冷蔵庫の制御装置の回路
【図8】第4の実施例における動作を示すフローチャー
【図9】従来例における冷蔵庫の制御装置の回路図
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流回路 3 平滑回路 4 リアクトル回路 4a 第1のリアクトル 4b 第2のリアクトル 5 切替手段 6 インバータ 7 圧縮機 8 庫内温度検出手段 9 庫内温度設定手段 10 制御手段 11 外気温度検出手段 12 モータ電流検出手段 13 リアクトル温度検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、前記交流電源から発生した
    交流出力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電
    圧を平滑化する平滑回路と、前記交流電源の出力ライン
    または前記整流回路の出力ラインに設けられ容量可変の
    リアクトルと、前記平滑回路の出力の両端の電圧を電源
    とするインバータと、冷蔵庫の庫内温度を検出する温度
    検出手段と、庫内温度を設定する庫内温度設定手段と、
    庫内温度と設定温度の差により前記インバータを動作さ
    せ圧縮機を回転数制御し、回転数の高い時は前記リアク
    トルのインダクタンス容量を小さくするよう制御する制
    御手段からなる冷蔵庫の制御装置。
  2. 【請求項2】 交流電源と、前記交流電源から発生した
    交流出力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電
    圧を平滑化する平滑回路と、前記交流電源の出力ライン
    または前記整流回路の出力ラインに設けられた容量可変
    のリアクトルと、前記平滑回路の出力の両端の電圧を電
    源とするインバータと、冷蔵庫の庫内温度を検出する温
    度検出手段と、庫内温度を設定する庫内温度設定手段
    と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、庫内温度
    と設定温度の差により前記インバータを動作させ圧縮機
    を回転数制御し、外気温度の高いときにはリアクトルの
    インダクタンス容量を小さくするよう制御する制御手段
    からなる冷蔵庫の制御装置。
  3. 【請求項3】 交流電源と、前記交流電源から発生した
    交流出力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電
    圧を平滑化する平滑回路と、前記交流電源の出力ライン
    または前記整流回路の出力ラインに設けられた容量可変
    のリアクトルと、前記平滑回路の出力の両端の電圧を電
    源とするインバータと、冷蔵庫の庫内温度を検出する温
    度検出手段と、庫内温度を設定する庫内温度設定手段
    と、圧縮機のモータ電流検出する電流検出手段と、庫内
    温度と設定温度の差により前記インバータを動作させ圧
    縮機を回転数制御し、モータ電流が大きいときには前記
    リアクトルのインダクタンス容量を小さくするよう制御
    する制御手段からなる冷蔵庫の制御装置。
  4. 【請求項4】 交流電源と、前記交流電源から発生した
    交流出力を整流する整流回路と、前記整流回路の出力電
    圧を平滑化する平滑回路と、前記交流電源の出力ライン
    または前記整流回路の出力ラインに設けられた容量可変
    のリアクトル回路と、前記平滑回路の出力の両端の電圧
    を電源とするインバータと、冷蔵庫の庫内温度を検出す
    る温度検出手段と、庫内温度を設定する庫内温度設定手
    段と、前記リアクトルの温度を検出するリアクトル温度
    検出手段と、庫内温度と設定温度の差により前記インバ
    ータを動作させ圧縮機を回転数制御し、リアクトルの温
    度の高いときには前記リアクトルのインダクタンス容量
    を小さくするよう制御する制御手段からなる冷蔵庫の制
    御装置。
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