JPH10311653A - 低温貯蔵倉庫 - Google Patents

低温貯蔵倉庫

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JPH10311653A
JPH10311653A JP9140887A JP14088797A JPH10311653A JP H10311653 A JPH10311653 A JP H10311653A JP 9140887 A JP9140887 A JP 9140887A JP 14088797 A JP14088797 A JP 14088797A JP H10311653 A JPH10311653 A JP H10311653A
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JP
Japan
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ice
snow
room
heat exchange
storage
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Pending
Application number
JP9140887A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Satake
覺 佐竹
Kazunori Tachikake
和典 太刀掛
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷又は雪を堆積収容する氷室の構成を簡略化
して建築コストの低減を図り、また、氷室の密閉性を向
上して断熱性を高めることのできる低温貯蔵倉庫を提供
する。 【構成】 断熱構造の側壁7を設けた円筒状サイロ2内
に、前記側壁7と同心円状に多孔壁10を設けて、該多
孔壁10の内方空間を氷又は雪を堆積収容する氷雪室1
1に、前記側壁7と前記多孔壁10とで形成される空間
を熱交換風路12にそれぞれ形成し、前記氷雪室11天
井部には冷凍製氷器13を、前記氷雪室11底部には貯
水槽14をそれぞれ設け、前記熱交換風路12は、前記
円筒状サイロ2とは別棟に設けた貯蔵庫3と熱交換パイ
プ18,20を介して接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農産物、食品等の
冷却保存に最適な低温貯蔵倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天然の氷又は雪を堆積収容した氷
室と該氷室に連通した貯蔵室に農産物等を収容して、こ
れら貯蔵室と氷室との連通部を仕切るシャッターの開閉
度合を貯蔵室内の温度に対応させて変えることにより、
氷室の冷気の量を適宜調節しながら貯蔵室に取り入れる
農産物等の保冷貯蔵庫が特公平3ー61110号公報に
開示されている。このものは、電気エネルギーを使うこ
とがないので、設備費やランニングコストが安価となる
という利点がある。しかしながら、この保冷貯蔵庫は、
夏季の冷熱源を確保するために、かなりの降雪量の見込
まれる地域に限定して使用される。また、気候の変動な
どにより暖冬となる場合は積雪量が少なく冷熱源が確保
できないといった欠点も生じてくる。
【0003】この問題点を解消するため、特開平3ー2
36576号公報には、周辺を断熱層とした貯蔵庫内の
天空部分に製氷器を設け、この製氷器の直下に受氷板を
配置し、滑り落ちる氷塊を氷溜の篭に貯蔵することによ
り、低コストで冷熱貯蔵可能とする氷温貯蔵倉庫が開示
してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
天然の氷又は雪を堆積収容した保冷貯蔵庫及び後者の貯
蔵庫内に製氷器を設けた氷温貯蔵倉庫は、いずれも基礎
コンクリート等の上に建築された建家内に鉄板又はトタ
ンを張架し、この鉄板又はトタンの上にウレタンフォー
ム等の断熱材を張り付けたものである。このため、現場
において建家を建築していくので建築工程が複雑化し、
建築コストも高価となる欠点があった。また、建家形式
の氷室にあっては密閉性とともに断熱性が劣るという欠
点もあった。
【0005】本発明は上記問題点にかんがみ、氷又は雪
を堆積収容する氷室の構成を簡略化して建築コストの低
減を図り、また、氷室の密閉性を向上して断熱性を高め
ることのできる低温貯蔵倉庫を提供することを技術的課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、断熱構造の側壁を設けた円筒状サイロ内に、
前記側壁と同心円状に多孔壁を設けて、該多孔壁の内方
空間を氷又は雪を堆積収容する氷雪室に、前記側壁と前
記多孔壁とで形成される空間を熱交換風路にそれぞれ形
成し、前記氷雪室天井部には製氷した氷塊を前記氷雪室
内に落下させる冷凍製氷器を、前記氷雪室底部には氷雪
室の氷塊融水を回収する貯水槽をそれぞれ設けて、該貯
水槽の氷塊融水を前記冷凍製氷器に汲み上げて製氷する
べく前記貯水槽と前記冷凍製氷器との間に給水管路を接
続し、前記熱交換風路は、前記円筒状サイロとは別棟に
設けた貯蔵庫と熱交換パイプを介して接続する、という
技術的手段を講じた。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の低温貯蔵倉庫の
一実施形態を示す縦断面図であり、図2は、サイロ側壁
の断熱構造を示す断面図であり、図3は、サイロ側壁の
断熱構造の別実施例を示す断面図であり、図4は、図1
のA−A線を破断した横断面図であり、図5は、本発明
の円筒状サイロの概略を示すために一部を破断した斜視
図である。
【0008】図1において、本発明の低温貯蔵倉庫1
は、地盤sの上に敷設した基礎コンクリートt上に建設
されており、雪又は氷を堆積収容する断熱構造の円筒状
サイロ2と、農産物や食品等を低温貯蔵する貯蔵庫3と
から構成される。この円筒状サイロ2は従来より公知の
鋼板製サイロを立設したもので、通常、穀物などを貯蔵
するものを、本発明では雪又は氷を貯蔵するために改造
したものである。次に、このサイロ2の断熱構造を図2
及び図3により詳述する。図2は綱板製サイロの側壁の
断面図であり、鉄などの綱板4(例えば、厚さが4mm
程度)を円筒状に張架し、その外周に断熱材5としてウ
レタンフォームなどを貼りつける。更にその上から外壁
としての綱板6を張架して断熱構造の側壁7を形成した
ものである。図3は断熱構造の別実施例を示す断面図で
あり、鉄などの綱板4を円筒状に張架し、その外周に断
熱材5を貼りつける。そして、隙間を設けて空気層8と
なし、その上から外壁としての綱板6を張架する。これ
により、図2に示すものより格段に断熱効率が向上する
ものである。これらの断熱構造は、側壁7だけでなく天
井部9にも適用することができる。
【0009】その他、円筒状サイロ2の改造点は以下の
とおりである。すなわち、円筒状サイロ2内には、前記
側壁7と同心円状の多孔壁10(多孔壁としては、例え
ば「エックスパンデッドメタル」(鉄板に切目をつけて
拡張した網目板)を使用する。)を張架して、サイロ2
内の多孔壁10で仕切られる内方空間を氷又は雪を堆積
収容する氷雪室11に、前記側壁7と前記多孔壁10と
で形成される空間を熱交換風路12にそれぞれ形成す
る。前記氷雪室11の天井部には、冷凍製氷器13を設
け、水道水などで製氷した氷塊hを前記氷雪室9内に落
下させる構成にする。また、前記氷雪室11底部の地下
には、氷塊融水を回収する貯水槽14を設ける。該貯水
槽14には揚水ポンプ15を設置し、該揚水ポンプ15
には給水管路16を介してその吐出側17を冷凍製氷器
13に接続する。そして、貯水槽14に溜まった融解水
を冷凍製氷器13まで汲み上げて循環して製氷する。
【0010】前記熱交換風路12は、サイロ2とは別棟
に建築された貯蔵庫3を換気するために熱交換パイプを
接続する。すなわち、熱交換風路12上部には、貯蔵庫
3からの昇温空気を吸引する熱交換パイプ18a,18
bを接続する。また、熱交換風路12下部には冷気貯留
槽19を設け、該冷気貯留槽19は、冷気を貯蔵庫3へ
送給する熱交換パイプ20を接続する。そして、該熱交
換パイプ20には、外気を取り入れる外気取り入れダク
ト21と切り換え弁22とを設け、冷気と外気とを混合
して任意温度の空気をつくり貯蔵庫3に送給することが
できる。また、熱交換パイプ18には吸引ファン23を
介在させ、熱交換パイプ20には送風ファン24を介在
させておく。
【0011】前記貯蔵庫3は上述した断熱構造の壁によ
り側壁34と屋根部35及び底面部36を形成し、側壁
34の一部には、農産物、食品等を収容する扉37が設
けられている。そして、庫内には温度センサー25及び
湿度センサー26を設置し、図示しない制御装置により
前記吸引ファン23、送風ファン24及び切り換え弁2
2を駆動制御し、貯蔵庫3内を設定温度に空調すること
ができる。
【0012】以下、上記構成における低温貯蔵倉庫の作
用を説明する。まず、断熱構造の円筒状サイロ2内の氷
雪室11に所用量の雪又は氷塊hを堆積収容する。ここ
で、雪又は氷塊hとしては、積雪や凍結により得られる
天然の雪又は氷を利用することもできるし、夏季や暖冬
により天然の雪又は氷が不足する場合は、冷凍製氷器1
3を作動して水道水などから製氷した所用量の雪又は氷
塊hを堆積収容すればよい。冷凍製氷器13を駆動する
際には、深夜時の電力を利用することが好ましく、深夜
の製氷により昼間に消費される冷熱エネルギー量を補充
し、その後、循環製氷に切り換えるとよい。
【0013】消費される冷熱エネルギー量としては、外
気温、雪又は氷塊hの表面積、貯蔵庫3へ送給する冷気
の温度、風速、風量など多くのパラメータによって決定
される。このため、計算により農産物、食品等の冷却保
存に必要な量の雪又は氷塊hを予め堆積しておく。そし
て、貯蔵庫3内の室温は、外気温と、農産物、食品等の
呼吸熱量に影響される。貯蔵庫3内の温度は温度センサ
ー25により検出され、湿度は湿度センサー26によっ
て検出される。これらの温度センサー25及び湿度セン
サー26は図示しない制御装置に送られる。
【0014】制御装置には、予め農産物、食品等に適し
た温度範囲及び湿度範囲が設定されており、貯蔵庫3内
の温度センサー25による検出温度が設定温度範囲より
高くなると、吸引ファン23及び送風ファン24を駆動
し、切り換え弁22を外気取り入れダクト21を閉じる
方向に駆動する。これにより、貯蔵庫3内の昇温した空
気は熱交換パイプ18から吸引され、円筒状サイロ2内
の熱交換風路12に導かれる。このとき、熱交換風路1
2内の空気は氷雪室11に堆積収容した雪又は氷塊hに
よって熱交換して冷却され、その後冷気貯留槽19を経
て熱交換パイプ20に介在した送風ブロワー24に至り
貯蔵庫3内に戻される。
【0015】このようにして、貯蔵庫3内の室温が低下
し、温度センサー25による検出温度が設定温度範囲内
に戻ったところで、吸引ファン23及び送風ファン24
の駆動が停止される。これにより、貯蔵庫3内を例えば
0℃〜5℃に保冷することができる。
【0016】農産物、食品等の種類に応じた湿度制御は
以下のように行われる。湿度センサー26により検出湿
度が設定湿度範囲より高くなった場合は、外気取り入れ
ダクト21を開けるように切り換え弁22を開き、ある
程度乾燥した外気と高湿度冷気とを混合して設定湿度範
囲となるように湿度制御する。また、逆に湿度センサー
26による検出湿度が設定湿度範囲より低くなった場合
は、外気取り入れダクト21を閉鎖して熱交換風路12
内の高湿度冷気を取り入れることで貯蔵庫3内の湿度を
増加させる。以上の湿度制御によっても設定湿度範囲内
とならない場合は、貯蔵庫3内に取り付けられている湿
度調節器28を駆動して設定湿度内に調節する。
【0017】氷雪室11内の雪又は氷塊hの融解が進ん
でオーバーフローすると、冷気貯留槽19を経て貯水槽
14内に流れ込み、ある程度溜まると揚水ポンプ15に
より冷凍製氷器13に汲み上げられて循環製氷される。
符号27は給水管路16に接続した浄水管であり、製氷
用の水の量が不足となったときの補給に供する。
【0018】更に、冷却能力が不足する場合には、貯蔵
庫3内に融解冷水を利用した熱交換器29を設けること
もできる。すなわち、貯蔵庫3内の上部に熱交換管路3
0と送風ファン31とからなる熱交換器29を設け、熱
交換管路30に貯水槽14の融解冷水を流通させる給水
管路32を設けるとよい。給水管路32には、融解冷水
を汲み上げる揚水ポンプ33を設けるとよい。これによ
り、貯蔵庫3内の昇温空気が熱交換管路30と熱交換し
て冷却される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による低温
貯蔵倉庫によれば、断熱構造の側壁を設けた円筒状サイ
ロ内に、前記側壁と同心円状に多孔壁を設けて、該多孔
壁の内方空間を氷又は雪を堆積収容する氷雪室に、前記
側壁と前記多孔壁とで形成される空間を熱交換風路にそ
れぞれ形成し、前記氷雪室天井部には冷凍製氷器を設け
て製氷した氷塊を前記氷雪室内に落下させ、前記氷雪室
底部には貯水槽を設けて氷雪室の氷塊融水を回収し、該
貯水槽の氷塊融水を前記冷凍製氷器に汲み上げて製氷す
るべく前記貯水槽と前記冷凍製氷器との間に給水管路を
接続し、前記熱交換風路は、前記円筒状サイロとは別棟
に設けた貯蔵庫と熱交換パイプを介して接続したので、
新規に低温貯蔵庫を建設する際には、カントリーエレベ
ータ等に用いる従来の円筒状サイロを氷雪室に改造すれ
ばよいので、建築工程が簡略化できて建築コストも安価
となる。また、古くなった既設の低温貯蔵庫を改築する
際には、電気エネルギーによる冷熱源及び天然の雪や氷
による冷熱源の両方を備えた低温貯蔵倉庫に改築するこ
とができる。更に、円筒状サイロを利用した氷室である
ので、建家形式の氷室と比較して密閉性を向上して断熱
性を高めることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温貯蔵倉庫の一実施形態を示す縦断
面図である。
【図2】サイロ側壁の断熱構造を示す断面図である。
【図3】サイロ側壁の断熱構造の別実施例を示す断面図
である。
【図4】図1のA−A線を破断した横断面図である。
【図5】本発明の円筒状サイロの概略を示すために一部
を破断した斜視図である。
【符号の説明】
1 低温貯蔵倉庫 2 円筒状サイロ 3 貯蔵庫 4 綱板 5 断熱材 6 綱板 7 側壁 8 空気層 9 天井部 10 多孔壁 11 氷雪室 12 熱交換風路 13 冷凍製氷器 14 貯水槽 15 揚水ポンプ 16 給水管路 17 吐出側 18 熱交換パイプ 19 冷気貯留槽 20 熱交換パイプ 21 外気取り入れダクト 22 切り換え弁 23 吸引ファン 24 送風ブロワー 25 温度センサー 26 湿度センサー 27 浄水管 28 湿度調節器 29 熱交換器 30 熱交換管路 31 送風ファン 32 給水管路 33 揚水ポンプ 34 側壁 35 屋根部 36 底面部 37 扉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱構造の側壁を設けた円筒状サイロ内
    に、前記側壁と同心円状に多孔壁を設けて、該多孔壁の
    内方空間を氷又は雪を堆積収容する氷雪室に、前記側壁
    と前記多孔壁とで形成される空間を熱交換風路にそれぞ
    れ形成し、前記氷雪室天井部には製氷した氷塊を前記氷
    雪室内に落下させる冷凍製氷器を、前記氷雪室底部には
    氷雪室の氷塊融水を回収する貯水槽をそれぞれ設けて、
    該貯水槽の氷塊融水を前記冷凍製氷器に汲み上げて製氷
    するべく前記貯水槽と前記冷凍製氷器との間に給水管路
    を接続し、前記熱交換風路は、前記円筒状サイロとは別
    棟に設けた貯蔵庫と熱交換パイプを介して接続したこと
    を特徴とする低温貯蔵倉庫。
JP9140887A 1997-05-14 1997-05-14 低温貯蔵倉庫 Pending JPH10311653A (ja)

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JP9140887A JPH10311653A (ja) 1997-05-14 1997-05-14 低温貯蔵倉庫

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JP (1) JPH10311653A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006064321A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Mayekawa Mfg Co Ltd 氷雪利用空調システム
WO2015111383A1 (ja) * 2014-01-27 2015-07-30 信越半導体株式会社 半導体ウェーハの洗浄槽及び貼り合わせウェーハの製造方法
JP2017166734A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 有限会社エヌ・エヌ・エフ 温度管理装置及び温度管理方法
JP2018162967A (ja) * 2018-07-25 2018-10-18 有限会社エヌ・エヌ・エフ 温度管理装置

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JP2017166734A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 有限会社エヌ・エヌ・エフ 温度管理装置及び温度管理方法
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