JPH10312105A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH10312105A JPH10312105A JP12386397A JP12386397A JPH10312105A JP H10312105 A JPH10312105 A JP H10312105A JP 12386397 A JP12386397 A JP 12386397A JP 12386397 A JP12386397 A JP 12386397A JP H10312105 A JPH10312105 A JP H10312105A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】現像剤担持体に補給されるトナー濃度の、キャ
リア粒径及びトナー粒径に応じた上限濃度を設定し、常
にトナー飛散のない現像装置を提供する。 【解決手段】表面に複数個の磁極を持ち現像剤を磁力担
持しながら回動して像担持体1表面の静電潜像を現像す
る現像剤担持体4を用いる現像装置において、現像剤担
持体4に担持されて搬送される現像剤3の量を規制する
現像剤規制部材6と、現像剤規制部材の上流に開口を有
する剤撹拌室5を有し、剤撹拌室内にはトナー濃度セン
サ8と、磁性キャリアとトナーを撹拌するためのアジテ
ータ7を有し、剤撹拌室に連通するトナー補給用開口1
1aを有するトナー収容部10とトナー収容部内でトナ
ーを補給するためのアジテータ12を有し、剤撹拌室の
トナー濃度をキャリア被覆率Tn が130%以下になる
ように設定し、剤撹拌室におけるトナー濃度を制御する
ようにした。
リア粒径及びトナー粒径に応じた上限濃度を設定し、常
にトナー飛散のない現像装置を提供する。 【解決手段】表面に複数個の磁極を持ち現像剤を磁力担
持しながら回動して像担持体1表面の静電潜像を現像す
る現像剤担持体4を用いる現像装置において、現像剤担
持体4に担持されて搬送される現像剤3の量を規制する
現像剤規制部材6と、現像剤規制部材の上流に開口を有
する剤撹拌室5を有し、剤撹拌室内にはトナー濃度セン
サ8と、磁性キャリアとトナーを撹拌するためのアジテ
ータ7を有し、剤撹拌室に連通するトナー補給用開口1
1aを有するトナー収容部10とトナー収容部内でトナ
ーを補給するためのアジテータ12を有し、剤撹拌室の
トナー濃度をキャリア被覆率Tn が130%以下になる
ように設定し、剤撹拌室におけるトナー濃度を制御する
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に用い
られ、現像剤担持体上にトナーと磁性キャリアとを含む
2成分現像剤を担持して画像形成装置の像担持体(感光
体等)と対向する領域へ現像剤を搬送し該像担持体に形
成された静電潜像を現像する現像装置に関し、特に、表
面に複数個の磁極を持ち、その表面に直接2成分現像剤
を磁力で担持しながら回動して、像担持体表面の静電潜
像を現像する現像剤担持体(スリーブレスマグネットロ
ール現像ローラ)を用いる現像装置に関するものであ
る。
ミリ、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に用い
られ、現像剤担持体上にトナーと磁性キャリアとを含む
2成分現像剤を担持して画像形成装置の像担持体(感光
体等)と対向する領域へ現像剤を搬送し該像担持体に形
成された静電潜像を現像する現像装置に関し、特に、表
面に複数個の磁極を持ち、その表面に直接2成分現像剤
を磁力で担持しながら回動して、像担持体表面の静電潜
像を現像する現像剤担持体(スリーブレスマグネットロ
ール現像ローラ)を用いる現像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体等の像担持体に形成された
静電潜像を乾式現像剤を用いて現像する場合には、磁気
ブラシ法が採用されている。この磁気ブラシ法では、非
磁性スリーブの内部に磁石ロールを設けた現像ローラが
使用され、スリーブと磁石ロールとの相対回転によりス
リーブ上に保持した現像剤を搬送している。
静電潜像を乾式現像剤を用いて現像する場合には、磁気
ブラシ法が採用されている。この磁気ブラシ法では、非
磁性スリーブの内部に磁石ロールを設けた現像ローラが
使用され、スリーブと磁石ロールとの相対回転によりス
リーブ上に保持した現像剤を搬送している。
【0003】近年、電子写真複写機やファクシミリ、プ
リンタ等の小型化、低コスト化が求められており、特開
昭62−201463号公報に示されるような、表面に
複数個の磁極を有する円筒状磁石ロールを回転自在に配
置し、磁石ロールの表面に磁性現像剤を供給し、磁石ロ
ールの回転により磁性現像剤を像担持体表面に搬送し、
現像するスリーブレス2成分現像法が提案されている。
この方式は、従来の磁気ブラシ法に比べスリーブを必要
としないため、小型でさらに低コストな現像装置を提供
することができる。
リンタ等の小型化、低コスト化が求められており、特開
昭62−201463号公報に示されるような、表面に
複数個の磁極を有する円筒状磁石ロールを回転自在に配
置し、磁石ロールの表面に磁性現像剤を供給し、磁石ロ
ールの回転により磁性現像剤を像担持体表面に搬送し、
現像するスリーブレス2成分現像法が提案されている。
この方式は、従来の磁気ブラシ法に比べスリーブを必要
としないため、小型でさらに低コストな現像装置を提供
することができる。
【0004】また、従来の磁気ブラシ法では、内部に磁
石が固定され、磁石とスリーブが相対運動を行っている
ので、磁気ブラシがスリーブ上で常に動いており、トナ
ー飛散等の理由からスリーブ上のトナー濃度を高くする
ことができず、3〜6wt%位である。一方、スリーブレ
ス2成分現像法では、磁石ロール自身が回転するため2
0wt%位まで可能であり、トナー濃度の低下に基づき画
像濃度が低下するという問題を避けることができる。し
かし、その反面、上記の現像装置にはトナー濃度の制御
機構が備えられていないために、トナーが吸着されすぎ
てトナー濃度が高くなり、逆に地汚れが発生し易くなる
場合がある。また、画像品質面では、トナー濃度の許容
範囲が比較的広いと言われる2成分現像剤も、より高画
質を追及する場合には、かかる許容範囲のうちでもより
適切な濃度範囲が存在するため、トナー濃度を適切な範
囲に調整できる装置が強く望まれている。そのため、例
えば、特開平8−22177号公報記載の現像装置のよ
うに、2成分現像剤を収容する現像剤供給室とトナーを
収容するトナー補充室とが、トナー供給可能な通孔を介
して連通されており、所定量のトナーを供給することに
より、常に最適な濃度の範囲で画像形成が行えるという
ものが提案されている。
石が固定され、磁石とスリーブが相対運動を行っている
ので、磁気ブラシがスリーブ上で常に動いており、トナ
ー飛散等の理由からスリーブ上のトナー濃度を高くする
ことができず、3〜6wt%位である。一方、スリーブレ
ス2成分現像法では、磁石ロール自身が回転するため2
0wt%位まで可能であり、トナー濃度の低下に基づき画
像濃度が低下するという問題を避けることができる。し
かし、その反面、上記の現像装置にはトナー濃度の制御
機構が備えられていないために、トナーが吸着されすぎ
てトナー濃度が高くなり、逆に地汚れが発生し易くなる
場合がある。また、画像品質面では、トナー濃度の許容
範囲が比較的広いと言われる2成分現像剤も、より高画
質を追及する場合には、かかる許容範囲のうちでもより
適切な濃度範囲が存在するため、トナー濃度を適切な範
囲に調整できる装置が強く望まれている。そのため、例
えば、特開平8−22177号公報記載の現像装置のよ
うに、2成分現像剤を収容する現像剤供給室とトナーを
収容するトナー補充室とが、トナー供給可能な通孔を介
して連通されており、所定量のトナーを供給することに
より、常に最適な濃度の範囲で画像形成が行えるという
ものが提案されている。
【0005】しかしながら、この常に適正な濃度範囲、
特に上限のトナー濃度は磁性キャリア粒径、トナー粒径
によって異なり、その設定は困難である。また、本来、
磁性キャリアの表面には、磁性キャリアと微小なトナー
との摩擦で発生した静電気力によってトナーが保持され
ているのであるが、かかる構成ではトナーと磁性キャリ
アが充分に混ざらず、帯電していない不安定なトナーが
現像剤担持体に供給され、その不安定なトナーによっ
て、地汚れを引き起こすことが判った。
特に上限のトナー濃度は磁性キャリア粒径、トナー粒径
によって異なり、その設定は困難である。また、本来、
磁性キャリアの表面には、磁性キャリアと微小なトナー
との摩擦で発生した静電気力によってトナーが保持され
ているのであるが、かかる構成ではトナーと磁性キャリ
アが充分に混ざらず、帯電していない不安定なトナーが
現像剤担持体に供給され、その不安定なトナーによっ
て、地汚れを引き起こすことが判った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、その第一の課題(目的)は、
現像剤担持体に補給されるトナー濃度の、キャリア粒径
及びトナー粒径に応じた上限のトナー濃度を設定し、常
にトナー飛散のない現像装置を提供することにある。ま
た、第二の課題(目的)は、トナーセンサを用いない
で、濃度制御を行える現像装置を提供することにある。
みなされたものであって、その第一の課題(目的)は、
現像剤担持体に補給されるトナー濃度の、キャリア粒径
及びトナー粒径に応じた上限のトナー濃度を設定し、常
にトナー飛散のない現像装置を提供することにある。ま
た、第二の課題(目的)は、トナーセンサを用いない
で、濃度制御を行える現像装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明では、表面に複数個の磁
極を持ち、該表面に直接2成分現像剤を磁力で担持しな
がら回動して像担持体(感光体等)表面の静電潜像を現
像する現像剤担持体(スリーブレスマグネットロール現
像ローラ)を用いる現像装置において、前記現像剤担持
体に担持されて搬送される現像剤の量を規制する現像剤
規制部材と、該現像剤規制部材の上流に開口を有する剤
撹拌室を有し、該剤撹拌室内にはトナー濃度センサと、
磁性キャリアとトナーを撹拌するためのアジテータを有
し、前記剤撹拌室に連通するトナー補給用開口を有する
トナー収容部と該トナー収容部内でトナーを補給するた
めのアジテータを有し、前記剤撹拌室のトナー濃度を次
式で表されるキャリア被覆率Tn が130%以下になる
ように設定し、該剤撹拌室におけるトナー濃度を制御す
るようにした。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
の手段として、請求項1の発明では、表面に複数個の磁
極を持ち、該表面に直接2成分現像剤を磁力で担持しな
がら回動して像担持体(感光体等)表面の静電潜像を現
像する現像剤担持体(スリーブレスマグネットロール現
像ローラ)を用いる現像装置において、前記現像剤担持
体に担持されて搬送される現像剤の量を規制する現像剤
規制部材と、該現像剤規制部材の上流に開口を有する剤
撹拌室を有し、該剤撹拌室内にはトナー濃度センサと、
磁性キャリアとトナーを撹拌するためのアジテータを有
し、前記剤撹拌室に連通するトナー補給用開口を有する
トナー収容部と該トナー収容部内でトナーを補給するた
めのアジテータを有し、前記剤撹拌室のトナー濃度を次
式で表されるキャリア被覆率Tn が130%以下になる
ように設定し、該剤撹拌室におけるトナー濃度を制御す
るようにした。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
【0008】請求項2の発明では、表面に複数個の磁極
を持ち、該表面に直接2成分現像剤を磁力で担持しなが
ら回動して像担持体(感光体等)表面の静電潜像を現像
する現像剤担持体(スリーブレスマグネットロール現像
ローラ)を用いる現像装置において、前記現像剤担持体
に担持されて搬送される現像剤の量を規制する現像剤規
制部材と、その上流に該現像剤規制部材によって前記現
像剤担持体からはがされた現像剤と補給されたトナーが
混合される剤撹拌室を有し、該剤撹拌室の上方に、該剤
撹拌室と連通しているトナー補給口を有するトナー補給
部を有し、前記現像剤担持体上のトナー濃度変化によっ
て、前記剤撹拌室の現像剤の体積が変化することを利用
して前記トナー補給口を開閉して、前記現像剤担持体上
のトナー濃度制御を行うようにした。
を持ち、該表面に直接2成分現像剤を磁力で担持しなが
ら回動して像担持体(感光体等)表面の静電潜像を現像
する現像剤担持体(スリーブレスマグネットロール現像
ローラ)を用いる現像装置において、前記現像剤担持体
に担持されて搬送される現像剤の量を規制する現像剤規
制部材と、その上流に該現像剤規制部材によって前記現
像剤担持体からはがされた現像剤と補給されたトナーが
混合される剤撹拌室を有し、該剤撹拌室の上方に、該剤
撹拌室と連通しているトナー補給口を有するトナー補給
部を有し、前記現像剤担持体上のトナー濃度変化によっ
て、前記剤撹拌室の現像剤の体積が変化することを利用
して前記トナー補給口を開閉して、前記現像剤担持体上
のトナー濃度制御を行うようにした。
【0009】また、請求項3の発明では、請求項2記載
の現像装置において、前記現像剤担持体上のトナー濃度
を次式で表されるキャリア被覆率Tn が130%以下に
なるように設定し、現像剤にセットする磁性キャリアの
量を設定した。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
の現像装置において、前記現像剤担持体上のトナー濃度
を次式で表されるキャリア被覆率Tn が130%以下に
なるように設定し、現像剤にセットする磁性キャリアの
量を設定した。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0011】(1)まず、請求項1記載の現像装置の構
成、動作について説明する。図1は、本発明が適用され
る現像装置の実施例を示したものであり、この現像装置
2は、表面に複数個の磁極を持ち、該表面に直接2成分
現像剤3を磁力で担持しながら回動して像担持体(例え
ば感光体)1表面の静電潜像を現像する現像剤担持体と
してスリーブレスの多磁極現像ローラ(スリーブレスマ
グネットロール現像ローラ)4を備え、この多磁極現像
ローラ4に担持されて搬送される現像剤の量を規制する
現像剤規制部材6と、該現像剤規制部材6の上流に開口
を有する剤撹拌室5を有し、この剤撹拌室内にはトナー
濃度センサ8と、磁性キャリアとトナーを撹拌するため
の剤撹拌用アジテータ7を有し、剤撹拌室5に連通する
トナー補給用開口11aを有するトナー収容部10とそ
のトナー収容部内でトナー3aを補給するためのトナー
収容部用アジテータ12を有している。尚、図中の符号
9はシール、11は仕切り壁であり、仕切り壁11にト
ナー補給用開口11aが設けられている。
成、動作について説明する。図1は、本発明が適用され
る現像装置の実施例を示したものであり、この現像装置
2は、表面に複数個の磁極を持ち、該表面に直接2成分
現像剤3を磁力で担持しながら回動して像担持体(例え
ば感光体)1表面の静電潜像を現像する現像剤担持体と
してスリーブレスの多磁極現像ローラ(スリーブレスマ
グネットロール現像ローラ)4を備え、この多磁極現像
ローラ4に担持されて搬送される現像剤の量を規制する
現像剤規制部材6と、該現像剤規制部材6の上流に開口
を有する剤撹拌室5を有し、この剤撹拌室内にはトナー
濃度センサ8と、磁性キャリアとトナーを撹拌するため
の剤撹拌用アジテータ7を有し、剤撹拌室5に連通する
トナー補給用開口11aを有するトナー収容部10とそ
のトナー収容部内でトナー3aを補給するためのトナー
収容部用アジテータ12を有している。尚、図中の符号
9はシール、11は仕切り壁であり、仕切り壁11にト
ナー補給用開口11aが設けられている。
【0012】図1の現像装置2では、表面に複数個の磁
極を持った多磁極現像ローラ4に、剤撹拌用アジテータ
7にて撹拌された剤撹拌室5内の現像剤3を現像剤規制
部材(ドクターブレード)6の上流から供給する。そし
て、供給された現像剤3は、現像剤規制部材6によって
一定の現像剤層厚に規制され、像担持体1との対向部で
ある現像部に運ばれる。また、剤撹拌室5内のトナー濃
度は、トナー濃度センサ8にてモニターされ、トナー濃
度が設定値より小さくなると、トナー収容部10内のト
ナー収容部用アジテータ12を回転させ、トナー補給用
開口11aから剤撹拌室5にトナー3aを供給すること
によって、剤撹拌室5内のトナー濃度が一定に保たれて
いる。
極を持った多磁極現像ローラ4に、剤撹拌用アジテータ
7にて撹拌された剤撹拌室5内の現像剤3を現像剤規制
部材(ドクターブレード)6の上流から供給する。そし
て、供給された現像剤3は、現像剤規制部材6によって
一定の現像剤層厚に規制され、像担持体1との対向部で
ある現像部に運ばれる。また、剤撹拌室5内のトナー濃
度は、トナー濃度センサ8にてモニターされ、トナー濃
度が設定値より小さくなると、トナー収容部10内のト
ナー収容部用アジテータ12を回転させ、トナー補給用
開口11aから剤撹拌室5にトナー3aを供給すること
によって、剤撹拌室5内のトナー濃度が一定に保たれて
いる。
【0013】しかしながら、上記トナー濃度設定値、特
に上限のトナー濃度は、同じ量のキャリアをセットして
も、図5に示すようにキャリアの粒径によってトナー濃
度が異なるものになるため、このキャリア粒径等を考慮
して上限トナー濃度を設定しなければならず、設定が困
難である。
に上限のトナー濃度は、同じ量のキャリアをセットして
も、図5に示すようにキャリアの粒径によってトナー濃
度が異なるものになるため、このキャリア粒径等を考慮
して上限トナー濃度を設定しなければならず、設定が困
難である。
【0014】尚、図5は、剤撹拌室内にセットする現像
剤のキャリア量と上限トナー濃度TCとの関係を示した
ものであり、特性線aは、キャリア粒径が50μmの時
の関係を示し、特性線bはキャリア粒径が60μmの時
の関係を示している。
剤のキャリア量と上限トナー濃度TCとの関係を示した
ものであり、特性線aは、キャリア粒径が50μmの時
の関係を示し、特性線bはキャリア粒径が60μmの時
の関係を示している。
【0015】そこで、本発明者らによる実験・研究の結
果、剤撹拌室5のトナー濃度を次式で表されるキャリア
被覆率Tn が130%以下になるように設定し、剤撹拌
室5におけるトナー濃度を制御するようにすれば、地汚
れやべた部の白抜けがない画像が得られることが判っ
た。
果、剤撹拌室5のトナー濃度を次式で表されるキャリア
被覆率Tn が130%以下になるように設定し、剤撹拌
室5におけるトナー濃度を制御するようにすれば、地汚
れやべた部の白抜けがない画像が得られることが判っ
た。
【0016】そこで本発明では、現像装置2の剤撹拌室
5内のトナー濃度を次式で表されるキャリア被覆率Tn
が130%以下になるように設定し、剤撹拌室5におけ
るトナー濃度を制御するようにした。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
5内のトナー濃度を次式で表されるキャリア被覆率Tn
が130%以下になるように設定し、剤撹拌室5におけ
るトナー濃度を制御するようにした。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
【0017】以下に上記の式を導いた過程を説明する。
まず、キャリア被覆率Tn は、 Tn=(n個のトナーが占有する面積の和/キャリアの表
面積)×100 で表されるが、ここで、トナー1個が占有する面積は2
(√3)r2、キャリア1個の表面積は4π(R+r)2、で
あるので、キャリア被覆率Tn は以下の式で表される。 Tn={2(√3)r2n/4π(r+R)2}×100 ・・・(A) また、トナー濃度の値(wt%)は、 トナーの重さ/(トナーの重さ+キャリアの重さ)×1
00 で表される。
まず、キャリア被覆率Tn は、 Tn=(n個のトナーが占有する面積の和/キャリアの表
面積)×100 で表されるが、ここで、トナー1個が占有する面積は2
(√3)r2、キャリア1個の表面積は4π(R+r)2、で
あるので、キャリア被覆率Tn は以下の式で表される。 Tn={2(√3)r2n/4π(r+R)2}×100 ・・・(A) また、トナー濃度の値(wt%)は、 トナーの重さ/(トナーの重さ+キャリアの重さ)×1
00 で表される。
【0018】ここでは普遍性を持たせるため、図6
(a)及び(b)に示すように、キャリア及びトナーを
それぞれ球形とみなし、キャリア表面をトナーが隙間無
く最密状態の斜方配置で覆った時のトナー濃度を考え、
すなわち、キャリア1個の表面をn個のトナーが一層の
状態で完全に覆った状態を被覆率100%とする。この
時の1個のキャリア表面を隙間無く覆うトナー数を以
下、限界トナー数という。このキャリア被覆率の計算に
は、従来、平面的近似と球面的近似とが提案されている
が、本実施形態では、実用的なトナー及びキャリアの半
径の比の実用的な範囲において、平面的近似によって計
算する。
(a)及び(b)に示すように、キャリア及びトナーを
それぞれ球形とみなし、キャリア表面をトナーが隙間無
く最密状態の斜方配置で覆った時のトナー濃度を考え、
すなわち、キャリア1個の表面をn個のトナーが一層の
状態で完全に覆った状態を被覆率100%とする。この
時の1個のキャリア表面を隙間無く覆うトナー数を以
下、限界トナー数という。このキャリア被覆率の計算に
は、従来、平面的近似と球面的近似とが提案されている
が、本実施形態では、実用的なトナー及びキャリアの半
径の比の実用的な範囲において、平面的近似によって計
算する。
【0019】上記平面的近似による計算は、図6(a)
に示すようにトナー3a及びキャリア3bの半径をそれ
ぞれr,Rとし、図6(b)に示すように半径(r+R)
の球の表面積を1個の実質的占有面積である平行四辺形
ABCDの面積で割って限界トナー数Nを求めると、N
は次の式で与えられる。 N=4π(r+R)2/2(√3)r2 尚、この近似方式では、キャリア3bの表面がトナー3
aから見て平面とみなせる条件、R>>rが必要である。
に示すようにトナー3a及びキャリア3bの半径をそれ
ぞれr,Rとし、図6(b)に示すように半径(r+R)
の球の表面積を1個の実質的占有面積である平行四辺形
ABCDの面積で割って限界トナー数Nを求めると、N
は次の式で与えられる。 N=4π(r+R)2/2(√3)r2 尚、この近似方式では、キャリア3bの表面がトナー3
aから見て平面とみなせる条件、R>>rが必要である。
【0020】また、現像剤のトナー濃度C(wt%)をキ
ャリア表面上のトナー数nを用いて表すと、キャリア1
個の重さは4πR3ρc/3、トナー1個の重さは4πr
3ρt/3、であるので次式のようになる。 C=100nr3ρt/(nr3ρt+R3ρc) ・・・(B) ここで、rはトナー粒径の半径(μm)、Rはキャリア
粒径の半径(μm)、ρtはトナーの真比重(g/c
m3)、ρcはキャリアの真比重(g/cm3)である。
ャリア表面上のトナー数nを用いて表すと、キャリア1
個の重さは4πR3ρc/3、トナー1個の重さは4πr
3ρt/3、であるので次式のようになる。 C=100nr3ρt/(nr3ρt+R3ρc) ・・・(B) ここで、rはトナー粒径の半径(μm)、Rはキャリア
粒径の半径(μm)、ρtはトナーの真比重(g/c
m3)、ρcはキャリアの真比重(g/cm3)である。
【0021】上記(A)の式及び(B)の式からnを消
去して整理すると、次に示すキャリア被覆率Tn の式が
得られる。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)}
去して整理すると、次に示すキャリア被覆率Tn の式が
得られる。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)}
【0022】ここで、図7(a)はキャリア被覆率が1
00%の時のトナー濃度におけるトナー3aの付着状態
をスケッチした図である。この図7(a)に示すよう
に、キャリア被覆率100%の時は、キャリア粒子の表
面にトナー3aが隙間無く一層で付着している。一方、
図7(b)は、キャリア被覆率が169%の時のトナー
濃度におけるトナー3aの付着状態をスケッチした図で
ある。この図7(b)に示すようにキャリア被覆率16
9%の時は、キャリア粒子の表面をトナー3aが幾重に
も覆っている。このように、キャリア被覆率が100%
を超えると、キャリア表面をトナー3aが完全に覆って
しまうことが確認された。
00%の時のトナー濃度におけるトナー3aの付着状態
をスケッチした図である。この図7(a)に示すよう
に、キャリア被覆率100%の時は、キャリア粒子の表
面にトナー3aが隙間無く一層で付着している。一方、
図7(b)は、キャリア被覆率が169%の時のトナー
濃度におけるトナー3aの付着状態をスケッチした図で
ある。この図7(b)に示すようにキャリア被覆率16
9%の時は、キャリア粒子の表面をトナー3aが幾重に
も覆っている。このように、キャリア被覆率が100%
を超えると、キャリア表面をトナー3aが完全に覆って
しまうことが確認された。
【0023】ところで、キャリア被覆率が100%を超
えた状態で、剤滞留部に入った現像剤は、互いに摩擦を
繰り返すことになる。トナーはキャリアとの摩擦によっ
て帯電するが、キャリア被覆率が100%を超える場
合、キャリアの表面が露出しないため、すでにキャリア
を覆っているトナーをさらにトナーが覆うことになる。
従って、トナー同士が擦れ合うことによって、正に帯電
するトナーと、負に帯電するトナーとが発生し、帯電状
態が不均一になってしまう。ここで、例えば、キャリア
とトナーとの摩擦によってトナーが負に帯電されるとす
ると、トナー同士の摩擦によって正に帯電したトナー
は、静電潜像への付着が正常に行われなくなり、地汚れ
が生じるなどの不具合を生じてしまう。従って、地汚れ
などの不具合を防止するには、キャリア被覆率が100
%を超えないようなトナー濃度を上限濃度として設定す
る。
えた状態で、剤滞留部に入った現像剤は、互いに摩擦を
繰り返すことになる。トナーはキャリアとの摩擦によっ
て帯電するが、キャリア被覆率が100%を超える場
合、キャリアの表面が露出しないため、すでにキャリア
を覆っているトナーをさらにトナーが覆うことになる。
従って、トナー同士が擦れ合うことによって、正に帯電
するトナーと、負に帯電するトナーとが発生し、帯電状
態が不均一になってしまう。ここで、例えば、キャリア
とトナーとの摩擦によってトナーが負に帯電されるとす
ると、トナー同士の摩擦によって正に帯電したトナー
は、静電潜像への付着が正常に行われなくなり、地汚れ
が生じるなどの不具合を生じてしまう。従って、地汚れ
などの不具合を防止するには、キャリア被覆率が100
%を超えないようなトナー濃度を上限濃度として設定す
る。
【0024】以上、本実施形態によれば、次式、 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} を用いてキャリア被覆率が100%を超えないようなト
ナー濃度を上限濃度として決定し、この上限トナー濃度
を実現できるキャリア量の現像剤を剤撹拌室5にセット
することで、地汚れなどの不具合を発生させることな
く、良好な現像像を得ることができる。しかし、実際に
はキャリアは完全に球形ではなく表面に凹凸ができてお
り、上式で示されるTn の130%が上記の被覆率10
0%にあたる。従って、剤撹拌室5にセットされるトナ
ーの上限濃度に、上式のTn が130%を超えないよう
な上限濃度を設定することによって、地汚れなどの不具
合を発生させることなく、良好な現像像を得ることがで
きる。
(r/R)・(ρt/ρc)} を用いてキャリア被覆率が100%を超えないようなト
ナー濃度を上限濃度として決定し、この上限トナー濃度
を実現できるキャリア量の現像剤を剤撹拌室5にセット
することで、地汚れなどの不具合を発生させることな
く、良好な現像像を得ることができる。しかし、実際に
はキャリアは完全に球形ではなく表面に凹凸ができてお
り、上式で示されるTn の130%が上記の被覆率10
0%にあたる。従って、剤撹拌室5にセットされるトナ
ーの上限濃度に、上式のTn が130%を超えないよう
な上限濃度を設定することによって、地汚れなどの不具
合を発生させることなく、良好な現像像を得ることがで
きる。
【0025】(2)次に請求項2記載の現像装置の構
成、動作について説明する。図2及び図3、図4は、本
発明が適用される現像装置の実施例を示したもので、図
2は現像装置の構成を、図3は現像剤のトナー濃度が下
がりトナー収容部よりトナーが補給されたばかりの状態
を示しており、図4はトナー補給後の現像剤のトナー濃
度が飽和している状態を示している。
成、動作について説明する。図2及び図3、図4は、本
発明が適用される現像装置の実施例を示したもので、図
2は現像装置の構成を、図3は現像剤のトナー濃度が下
がりトナー収容部よりトナーが補給されたばかりの状態
を示しており、図4はトナー補給後の現像剤のトナー濃
度が飽和している状態を示している。
【0026】図2において、この現像装置20は、表面
に複数個の磁極を持ち、該表面に直接2成分現像剤を磁
力で担持しながら回動して像担持体(例えば感光体)1
表面の静電潜像を現像する現像剤担持体としてスリーブ
レスの多磁極現像ローラ(スリーブレスマグネットロー
ル現像ローラ)21を備え、この多磁極現像ローラ21
に担持されて搬送される現像剤の量を規制する現像剤規
制部材23と、その現像剤規制部材23の上流部に該現
像剤規制部材23によって多磁極現像ローラ21からは
がされた現像剤と補給されたトナーが混合される剤撹拌
室22を有している。そして、剤撹拌室22の上方に
は、剤撹拌室22と連通しているトナー補給口25を有
するトナー収容部24を有し、多磁極現像ローラ21上
のトナー濃度変化によって、その剤撹拌室22内の現像
剤の体積が変化することを利用して上記トナー補給口2
5を開閉して、多磁極現像ローラ21上のトナー濃度制
御を行うようになっている。
に複数個の磁極を持ち、該表面に直接2成分現像剤を磁
力で担持しながら回動して像担持体(例えば感光体)1
表面の静電潜像を現像する現像剤担持体としてスリーブ
レスの多磁極現像ローラ(スリーブレスマグネットロー
ル現像ローラ)21を備え、この多磁極現像ローラ21
に担持されて搬送される現像剤の量を規制する現像剤規
制部材23と、その現像剤規制部材23の上流部に該現
像剤規制部材23によって多磁極現像ローラ21からは
がされた現像剤と補給されたトナーが混合される剤撹拌
室22を有している。そして、剤撹拌室22の上方に
は、剤撹拌室22と連通しているトナー補給口25を有
するトナー収容部24を有し、多磁極現像ローラ21上
のトナー濃度変化によって、その剤撹拌室22内の現像
剤の体積が変化することを利用して上記トナー補給口2
5を開閉して、多磁極現像ローラ21上のトナー濃度制
御を行うようになっている。
【0027】次に、実際にトナー補給される状態と補給
されない状態を図3及び図4を用いて説明する。図3に
示すように、ある程度密閉された剤撹拌室22を設ける
ことにより、トナー濃度が下がると剤撹拌室22内の現
像剤(トナー+キャリア)3の体積が小さくなり、現像
剤3の上面の位置が下がりトナー補給口25を開ける。
それにより、剤撹拌室22内にトナー収容部24からト
ナー3aが補給される。トナー3aが補給され、トナー
とキャリアが混合されると図4に示すように、現像剤3
がトナーの補給口25を塞ぎ、トナーの補給が停止され
る。
されない状態を図3及び図4を用いて説明する。図3に
示すように、ある程度密閉された剤撹拌室22を設ける
ことにより、トナー濃度が下がると剤撹拌室22内の現
像剤(トナー+キャリア)3の体積が小さくなり、現像
剤3の上面の位置が下がりトナー補給口25を開ける。
それにより、剤撹拌室22内にトナー収容部24からト
ナー3aが補給される。トナー3aが補給され、トナー
とキャリアが混合されると図4に示すように、現像剤3
がトナーの補給口25を塞ぎ、トナーの補給が停止され
る。
【0028】ところで、従来技術で提示した特開平8−
22177号公報記載の現像装置では、実際に現像剤が
撹拌している部分にトナー補給がされているわけではな
いので、現像剤の立ち上がりが悪く地汚れが発生しやす
い。そのため、トナー濃度も暴走しかかっていた。
22177号公報記載の現像装置では、実際に現像剤が
撹拌している部分にトナー補給がされているわけではな
いので、現像剤の立ち上がりが悪く地汚れが発生しやす
い。そのため、トナー濃度も暴走しかかっていた。
【0029】しかしながら、本発明では、現像剤を撹拌
している部分(剤撹拌室22)にトナーが補給されるの
で、特開平8−22177号公報記載の現像装置で見ら
れていたような、現像剤の立ち上がり不良による地汚れ
を発生させることがない。また、トナー濃度も、初期に
供給されるキャリアの量と剤撹拌室22内のトナー濃度
によって容易に設定することができる。さらに、前述の
請求項1の構成に比較して、トナー濃度検知機構(トナ
ー濃度センサ等)を必要とせずに濃度制御が可能となっ
たため、構成がコンパクトになり、現像装置を安価に構
成できるといったメリットがある。
している部分(剤撹拌室22)にトナーが補給されるの
で、特開平8−22177号公報記載の現像装置で見ら
れていたような、現像剤の立ち上がり不良による地汚れ
を発生させることがない。また、トナー濃度も、初期に
供給されるキャリアの量と剤撹拌室22内のトナー濃度
によって容易に設定することができる。さらに、前述の
請求項1の構成に比較して、トナー濃度検知機構(トナ
ー濃度センサ等)を必要とせずに濃度制御が可能となっ
たため、構成がコンパクトになり、現像装置を安価に構
成できるといったメリットがある。
【0030】(3)次に請求項3記載の現像装置の構
成、動作について説明する。請求項3の現像装置では、
上述の図2〜4に示した請求項2の構成の現像装置にお
いて、現像剤担持体である多磁極現像ローラ21上のト
ナー濃度の上限値を次式で表されるキャリア被覆率Tn
が130%以下になるように設定し、現像剤にセットす
る磁性キャリアの量を設定した。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
成、動作について説明する。請求項3の現像装置では、
上述の図2〜4に示した請求項2の構成の現像装置にお
いて、現像剤担持体である多磁極現像ローラ21上のト
ナー濃度の上限値を次式で表されるキャリア被覆率Tn
が130%以下になるように設定し、現像剤にセットす
る磁性キャリアの量を設定した。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
【0031】すなわち、請求項1の構成、動作のところ
で説明したのと同様の理由により、次式、 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} を用いて、多磁極現像ローラ21上のトナー濃度とし
て、キャリア被覆率Tn が130%を超えないようなト
ナー濃度を上限濃度として決定し、この上限トナー濃度
を実現できるキャリア量の現像剤を剤撹拌室22にセッ
トすることで、地汚れなどの不具合を発生させることな
く、良好な現像像を得ることができる。このように、請
求項2の構成に加えて、キャリア粒径及びトナー粒径に
応じて上記のように多磁極現像ローラ21上の上限トナ
ー濃度を設定することにより、構成がコンパクトで、常
に地汚れのない現像装置を提供することができる。尚、
地汚れをしない理由等については、請求項1の構成、動
作のところで既に説明しているので、ここでは説明を省
略する。
で説明したのと同様の理由により、次式、 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} を用いて、多磁極現像ローラ21上のトナー濃度とし
て、キャリア被覆率Tn が130%を超えないようなト
ナー濃度を上限濃度として決定し、この上限トナー濃度
を実現できるキャリア量の現像剤を剤撹拌室22にセッ
トすることで、地汚れなどの不具合を発生させることな
く、良好な現像像を得ることができる。このように、請
求項2の構成に加えて、キャリア粒径及びトナー粒径に
応じて上記のように多磁極現像ローラ21上の上限トナ
ー濃度を設定することにより、構成がコンパクトで、常
に地汚れのない現像装置を提供することができる。尚、
地汚れをしない理由等については、請求項1の構成、動
作のところで既に説明しているので、ここでは説明を省
略する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、キャリア粒径及びトナー粒径に応じて、上限ト
ナー濃度を設定でき、常にトナー飛散のない良好な現像
像を得ることができる現像装置を提供することができ
る。
よれば、キャリア粒径及びトナー粒径に応じて、上限ト
ナー濃度を設定でき、常にトナー飛散のない良好な現像
像を得ることができる現像装置を提供することができ
る。
【0033】請求項2の発明によれば、トナー濃度検知
機構を必要とせずに濃度制御が可能となるため構成がコ
ンパクトになり、安価な現像装置を提供することができ
る。
機構を必要とせずに濃度制御が可能となるため構成がコ
ンパクトになり、安価な現像装置を提供することができ
る。
【0034】請求項3の発明によれば、請求項2の構成
に加え、キャリア粒径及びトナー粒径に応じて、現像剤
担持体上の上限トナー濃度を設定できるので、構成がコ
ンパクトで、常に地汚れのない現像装置を提供すること
ができる。
に加え、キャリア粒径及びトナー粒径に応じて、現像剤
担持体上の上限トナー濃度を設定できるので、構成がコ
ンパクトで、常に地汚れのない現像装置を提供すること
ができる。
【図1】請求項1の実施例を示す現像装置の構成説明図
である。
である。
【図2】請求項2の実施例を示す現像装置の構成説明図
である。
である。
【図3】図2に示す現像装置の動作の説明図であって、
トナー濃度低下によりトナー収容部よりトナーが補給さ
れたばかりの状態を示す図である。
トナー濃度低下によりトナー収容部よりトナーが補給さ
れたばかりの状態を示す図である。
【図4】図2に示す現像装置の動作の説明図であって、
トナー補給後の現像剤のトナー濃度が飽和になった状態
を示す図である。
トナー補給後の現像剤のトナー濃度が飽和になった状態
を示す図である。
【図5】現像剤のキャリア量と上限トナー濃度TCとの
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
【図6】(a)及び(b)はキャリア被覆率の式の導出
に用いたキャリアとトナーの平面的近似モデルを示す図
である。
に用いたキャリアとトナーの平面的近似モデルを示す図
である。
【図7】(a)はキャリア被覆率が100%の時のキャ
リアに対するトナー付着状態を示す説明図、(b)はキ
ャリア被覆率が169%の時のキャリアに対するトナー
付着状態を示す説明図である。
リアに対するトナー付着状態を示す説明図、(b)はキ
ャリア被覆率が169%の時のキャリアに対するトナー
付着状態を示す説明図である。
1 像担持体 2 現像装置 3 現像剤 3a トナー 3b キャリア 4 多磁極現像ローラ(現像剤担持体) 5 剤撹拌室 6 現像剤規制部材 7 剤撹拌用アジテータ 8 トナー濃度センサ 9 シール 10 トナー収容部 11 仕切り壁 11a トナー補給用開口 12 トナー収容部用アジテータ 20 現像装置 21 多磁極現像ローラ(現像剤担持体) 22 剤撹拌室 23 現像剤規制部材 24 トナー収容部 25 トナー補給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花田 元紀 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】表面に複数個の磁極を持ち、該表面に直接
2成分現像剤を磁力で担持しながら回動して像担持体表
面の静電潜像を現像する現像剤担持体を用いる現像装置
において、 前記現像剤担持体に担持されて搬送される現像剤の量を
規制する現像剤規制部材と、該現像剤規制部材の上流に
開口を有する剤撹拌室を有し、該剤撹拌室内にはトナー
濃度センサと、磁性キャリアとトナーを撹拌するための
アジテータを有し、前記剤撹拌室に連通するトナー補給
用開口を有するトナー収容部と該トナー収容部内でトナ
ーを補給するためのアジテータを有し、前記剤撹拌室の
トナー濃度を次式で表されるキャリア被覆率Tn が13
0%以下になるように設定し、該剤撹拌室におけるトナ
ー濃度を制御するようにしたことを特徴とする現像装
置。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。 - 【請求項2】表面に複数個の磁極を持ち、該表面に直接
2成分現像剤を磁力で担持しながら回動して像担持体表
面の静電潜像を現像する現像剤担持体を用いる現像装置
において、 前記現像剤担持体に担持されて搬送される現像剤の量を
規制する現像剤規制部材と、その上流に該現像剤規制部
材によって前記現像剤担持体からはがされた現像剤と補
給されたトナーが混合される剤撹拌室を有し、該剤撹拌
室の上方に、該剤撹拌室と連通しているトナー補給口を
有するトナー補給部を有し、前記現像剤担持体上のトナ
ー濃度変化によって、前記剤撹拌室の現像剤の体積が変
化することを利用して前記トナー補給口を開閉して、前
記現像剤担持体上のトナー濃度制御を行うようにしたこ
とを特徴とする現像装置。 - 【請求項3】請求項2記載の現像装置において、前記現
像剤担持体上のトナー濃度を次式で表されるキャリア被
覆率Tn が130%以下になるように設定し、現像剤に
セットする磁性キャリアの量を設定したことを特徴とす
る現像装置。 Tn=100C√3/{2π(100−C)・(1+r/R)2・
(r/R)・(ρt/ρc)} ここで、Cはトナー濃度、rはトナーの半径、Rは磁性
キャリアの半径、ρtはトナーの真比重、ρcは磁性キャ
リアの真比重である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12386397A JPH10312105A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12386397A JPH10312105A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312105A true JPH10312105A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14871257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12386397A Pending JPH10312105A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312105A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005043253A1 (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | 現像方法及び現像装置 |
| US20160139539A1 (en) * | 2014-11-17 | 2016-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP12386397A patent/JPH10312105A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005043253A1 (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | 現像方法及び現像装置 |
| US7421216B2 (en) | 2003-10-30 | 2008-09-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Development method with controlled toner density |
| CN100440063C (zh) * | 2003-10-30 | 2008-12-03 | 夏普株式会社 | 显影方法和显影设备 |
| US20160139539A1 (en) * | 2014-11-17 | 2016-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device |
| CN105607441A (zh) * | 2014-11-17 | 2016-05-25 | 佳能株式会社 | 显影装置 |
| US9665038B2 (en) * | 2014-11-17 | 2017-05-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing device having a developer carrying member with recessed portions |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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