JPH10312190A - 自動アルペジオ演奏装置 - Google Patents
自動アルペジオ演奏装置Info
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- JPH10312190A JPH10312190A JP9136055A JP13605597A JPH10312190A JP H10312190 A JPH10312190 A JP H10312190A JP 9136055 A JP9136055 A JP 9136055A JP 13605597 A JP13605597 A JP 13605597A JP H10312190 A JPH10312190 A JP H10312190A
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- JP
- Japan
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- arpeggio
- pattern
- key
- playing
- performance
- Prior art date
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のアルペジオ演奏を組み合わせていく場
合に、リアルタイム性と偶発性に富んだアルペジオ演奏
を1つの電子楽器で簡単に行えるようにする。 【解決手段】 複数の楽音発生チャンネルを有する楽音
信号発生回路9に押鍵情報を所定のアルペジオパターン
に従って供給することによってアルペジオ演奏を行うよ
うにするアルペジオ演奏部2を複数チャンネル分だけ設
けるとともに、その中から何れかを指定するセクション
指定部17を設け、指定した複数のセクションごとに演
奏を変化させて楽音信号発生回路9の異なる楽音発生チ
ャンネルに割り当てていくようにすることにより、オー
バーダビングなどの面倒な操作を行うことなく、様々な
パターンのアルペジオ演奏をその場で簡単に組み合わせ
ていくことができるようにする。
合に、リアルタイム性と偶発性に富んだアルペジオ演奏
を1つの電子楽器で簡単に行えるようにする。 【解決手段】 複数の楽音発生チャンネルを有する楽音
信号発生回路9に押鍵情報を所定のアルペジオパターン
に従って供給することによってアルペジオ演奏を行うよ
うにするアルペジオ演奏部2を複数チャンネル分だけ設
けるとともに、その中から何れかを指定するセクション
指定部17を設け、指定した複数のセクションごとに演
奏を変化させて楽音信号発生回路9の異なる楽音発生チ
ャンネルに割り当てていくようにすることにより、オー
バーダビングなどの面倒な操作を行うことなく、様々な
パターンのアルペジオ演奏をその場で簡単に組み合わせ
ていくことができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押鍵によって自動
的にアルペジオを演奏する自動アルペジオ演奏装置に関
するものである。
的にアルペジオを演奏する自動アルペジオ演奏装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ピアノ、電子キーボード、シ
ンセサイザ等の電子楽器の中には、鍵盤の押鍵によって
自動的にアルペジオを演奏する自動アルペジオ演奏装置
(アルペジエーター)を備えたものがある。アルペジオ
とは、コードの構成音が分散して配置される型の分散和
音およびその奏法のことを言う。例えば、鍵盤でドミソ
と同時に押さえた場合、アルペジエーターは、鍵盤が押
さえられている間ドミソドミソ・・・と1音ずつ順に発
音するように演奏を制御する。
ンセサイザ等の電子楽器の中には、鍵盤の押鍵によって
自動的にアルペジオを演奏する自動アルペジオ演奏装置
(アルペジエーター)を備えたものがある。アルペジオ
とは、コードの構成音が分散して配置される型の分散和
音およびその奏法のことを言う。例えば、鍵盤でドミソ
と同時に押さえた場合、アルペジエーターは、鍵盤が押
さえられている間ドミソドミソ・・・と1音ずつ順に発
音するように演奏を制御する。
【0003】通常、アルペジエーターが持つ演奏パター
ンには、アップ、ダウン、ランダムなどがあり、音域、
スピードなどもコントロールできるようになっている。
例えば、アップパターンの指定中に鍵盤でドミソと同時
に押さえると、ドミソドミソ・・・の順に発音され、ダ
ウンパターンの指定中に鍵盤でドミソと同時に押さえる
と、ソミドソミド・・・の順に発音される。
ンには、アップ、ダウン、ランダムなどがあり、音域、
スピードなどもコントロールできるようになっている。
例えば、アップパターンの指定中に鍵盤でドミソと同時
に押さえると、ドミソドミソ・・・の順に発音され、ダ
ウンパターンの指定中に鍵盤でドミソと同時に押さえる
と、ソミドソミド・・・の順に発音される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際にアル
ペジオ演奏を用いて楽曲を作成する場合は、1つのアル
ペジオ演奏を単体で行うことは少なく、複数種類のアル
ペジオ演奏を組み合わせていくことが多い。そのような
場合、従来はオーバーダビングを行って作成していた。
オーバーダビングとは、MTR(マルチトラックレコー
ダ)などで多重録音を行うときのテクニックであり、既
に録音されたアルペジオ演奏を再生しながら新たに別の
トラックに別のアルペジオ演奏を録音することを言う。
ペジオ演奏を用いて楽曲を作成する場合は、1つのアル
ペジオ演奏を単体で行うことは少なく、複数種類のアル
ペジオ演奏を組み合わせていくことが多い。そのような
場合、従来はオーバーダビングを行って作成していた。
オーバーダビングとは、MTR(マルチトラックレコー
ダ)などで多重録音を行うときのテクニックであり、既
に録音されたアルペジオ演奏を再生しながら新たに別の
トラックに別のアルペジオ演奏を録音することを言う。
【0005】しかしながら、このようなオーバーダビン
グによる方法では、複数のアルペジオ演奏を1つ演奏し
ては録音し、1つ演奏しては録音するといった面倒な作
業を行わなければならなかった。そのため、アルペジオ
演奏を組み合わせていく作業は、リアルタイム性の乏し
いものとなってしまっていた。また、既に録音してある
アルペジオ演奏を利用せざるを得ず、その場でアルペジ
オ演奏の組み合わせを自由に変えることができないの
で、アルペジオ演奏の組み合わせを様々に変えて変化に
富んだ演奏音を得るという偶発性にも欠けていた。
グによる方法では、複数のアルペジオ演奏を1つ演奏し
ては録音し、1つ演奏しては録音するといった面倒な作
業を行わなければならなかった。そのため、アルペジオ
演奏を組み合わせていく作業は、リアルタイム性の乏し
いものとなってしまっていた。また、既に録音してある
アルペジオ演奏を利用せざるを得ず、その場でアルペジ
オ演奏の組み合わせを自由に変えることができないの
で、アルペジオ演奏の組み合わせを様々に変えて変化に
富んだ演奏音を得るという偶発性にも欠けていた。
【0006】一方、電子楽器の分野では、演奏情報を相
互に伝達するために決められたデータ転送規格であるM
IDIが存在し、複数の電子楽器をMIDI接続してそ
れぞれから楽音を発生させることも可能である。そこ
で、複数のアルペジオ演奏の組み合わせ作業にリアルタ
イム性を持たせるために、このMIDI規格を利用して
複数の電子楽器を接続し、アルペジオ演奏情報を相互に
伝達して演奏する方法も考えられる。ところが、このよ
うなMIDI規格を利用した演奏方法では、複数の電子
楽器を用いる必要があり、コストが非常にかかるという
問題があった。
互に伝達するために決められたデータ転送規格であるM
IDIが存在し、複数の電子楽器をMIDI接続してそ
れぞれから楽音を発生させることも可能である。そこ
で、複数のアルペジオ演奏の組み合わせ作業にリアルタ
イム性を持たせるために、このMIDI規格を利用して
複数の電子楽器を接続し、アルペジオ演奏情報を相互に
伝達して演奏する方法も考えられる。ところが、このよ
うなMIDI規格を利用した演奏方法では、複数の電子
楽器を用いる必要があり、コストが非常にかかるという
問題があった。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みて成された
ものであり、複数のアルペジオ演奏を組み合わせていく
場合に、リアルタイム性と偶発性に富んだアルペジオ演
奏を1つの電子楽器で簡単に行えるようにすることを目
的とする。
ものであり、複数のアルペジオ演奏を組み合わせていく
場合に、リアルタイム性と偶発性に富んだアルペジオ演
奏を1つの電子楽器で簡単に行えるようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動アルペジオ
演奏装置は、鍵盤の押鍵によって自動的にアルペジオを
演奏する自動アルペジオ演奏装置において、上記鍵盤の
押鍵によって得られる押鍵情報を、複数の同時楽音発生
チャンネルを有する楽音信号発生回路に所定のアルペジ
オパターンに従って供給することにより、アルペジオ演
奏を行うようにするアルペジオ演奏手段を複数チャンネ
ル分設けるとともに、上記複数のアルペジオ演奏手段の
中から何れかを指定する指定手段を設けたことを特徴と
する。
演奏装置は、鍵盤の押鍵によって自動的にアルペジオを
演奏する自動アルペジオ演奏装置において、上記鍵盤の
押鍵によって得られる押鍵情報を、複数の同時楽音発生
チャンネルを有する楽音信号発生回路に所定のアルペジ
オパターンに従って供給することにより、アルペジオ演
奏を行うようにするアルペジオ演奏手段を複数チャンネ
ル分設けるとともに、上記複数のアルペジオ演奏手段の
中から何れかを指定する指定手段を設けたことを特徴と
する。
【0009】本発明の他の特徴とするところは、上記複
数のアルペジオ演奏手段はそれぞれ、上記鍵盤の操作に
より指定された実際に鳴らす音の音名情報を格納するた
めの音名指定バッファと、パターン選択手段により現在
選択されているアルペジオパターンのデータを格納する
ためのプレイバッファと、上記プレイバッファに格納さ
れているアルペジオパターンのデータを所定のテンポに
従って読み出すとともに、そのアルペジオパターンに従
って上記音名指定バッファから音名情報を読み出して上
記楽音信号発生回路に供給するアルペジオデータ読み出
し手段とを備えることを特徴とする。
数のアルペジオ演奏手段はそれぞれ、上記鍵盤の操作に
より指定された実際に鳴らす音の音名情報を格納するた
めの音名指定バッファと、パターン選択手段により現在
選択されているアルペジオパターンのデータを格納する
ためのプレイバッファと、上記プレイバッファに格納さ
れているアルペジオパターンのデータを所定のテンポに
従って読み出すとともに、そのアルペジオパターンに従
って上記音名指定バッファから音名情報を読み出して上
記楽音信号発生回路に供給するアルペジオデータ読み出
し手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明のその他の特徴とするところは、上
記指定手段により指定されたアルペジオ演奏手段でのみ
上記鍵盤の押鍵状態をアルペジオ演奏に反映するように
したことを特徴とする。
記指定手段により指定されたアルペジオ演奏手段でのみ
上記鍵盤の押鍵状態をアルペジオ演奏に反映するように
したことを特徴とする。
【0011】上記のように構成した本発明によれば、指
定手段を用いて、複数チャンネル分だけ存在するアルペ
ジオ演奏手段の中から使用するチャンネルを指定してア
ルペジオ演奏を行うことが可能となる。このとき、アル
ペジオ演奏音を発生させる楽音信号発生回路は複数の同
時楽音発生チャンネルを有しているので、指定した複数
のチャンネルごとに演奏を変化させると、それぞれの演
奏音は異なる楽音発生チャンネルに割り当てられて同時
発音されることとなり、複数のアルペジオ演奏を組み合
わせていくことが可能となる。
定手段を用いて、複数チャンネル分だけ存在するアルペ
ジオ演奏手段の中から使用するチャンネルを指定してア
ルペジオ演奏を行うことが可能となる。このとき、アル
ペジオ演奏音を発生させる楽音信号発生回路は複数の同
時楽音発生チャンネルを有しているので、指定した複数
のチャンネルごとに演奏を変化させると、それぞれの演
奏音は異なる楽音発生チャンネルに割り当てられて同時
発音されることとなり、複数のアルペジオ演奏を組み合
わせていくことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であ
る自動アルペジオ演奏装置を実施した電子楽器の主要構
成を示すブロック図である。本実施形態の自動アルペジ
オ演奏装置では、アルペジオ演奏が図示しないCPU、
ROM、RAMなどから構成されるマイクロコンピュー
タシステムによって成される。
る自動アルペジオ演奏装置を実施した電子楽器の主要構
成を示すブロック図である。本実施形態の自動アルペジ
オ演奏装置では、アルペジオ演奏が図示しないCPU、
ROM、RAMなどから構成されるマイクロコンピュー
タシステムによって成される。
【0013】図1において、1は鍵盤部であり、複数の
鍵とその鍵の各々に対応して設けられた鍵スイッチとを
含む1つまたは複数の鍵盤から成っている。上記鍵スイ
ッチは、押鍵、離鍵を検出するとともに、鍵の動作スピ
ードも検出することができるように構成されている。
鍵とその鍵の各々に対応して設けられた鍵スイッチとを
含む1つまたは複数の鍵盤から成っている。上記鍵スイ
ッチは、押鍵、離鍵を検出するとともに、鍵の動作スピ
ードも検出することができるように構成されている。
【0014】2はアルペジオ演奏部であり、上記鍵盤部
1より得られる演奏情報と、後述するROMやRAM等
にあらかじめ用意されている演奏パターンデータとに基
づいて、ドミソドミソ・・・あるいはソミドソミド・・
・などのアルペジオ演奏情報を発生する。このアルペジ
オ演奏部2は、RAM等で構成される音名指定バッファ
3およびプレイバッファ4と、CPU等で構成されるア
ルペジオデータ読み出し部5とを複数組(n組:nはセ
クション数)備えている。各セクションには、それぞれ
に特有の音色およびMIDIチャンネルが割り当てられ
る。
1より得られる演奏情報と、後述するROMやRAM等
にあらかじめ用意されている演奏パターンデータとに基
づいて、ドミソドミソ・・・あるいはソミドソミド・・
・などのアルペジオ演奏情報を発生する。このアルペジ
オ演奏部2は、RAM等で構成される音名指定バッファ
3およびプレイバッファ4と、CPU等で構成されるア
ルペジオデータ読み出し部5とを複数組(n組:nはセ
クション数)備えている。各セクションには、それぞれ
に特有の音色およびMIDIチャンネルが割り当てられ
る。
【0015】ここで、音名指定バッファ3は、鍵盤操作
により指定された実際に鳴らす音の音名情報を格納する
ためのものであり、この音名指定バッファ3へ音名情報
を書き込む際には、押鍵順バッファ6および全鍵マップ
による音高順バッファ7が用いられる。すなわち、本実
施形態では、鍵盤部1の押鍵により指定された音名情報
を音名指定バッファ3へ書き込む際には、押鍵順バッフ
ァ6と音高順バッフ7ァとの2つのバッファを必ず書き
換えて、そのどちらかの内容を音名指定バッファ3に書
き込むようにしている。
により指定された実際に鳴らす音の音名情報を格納する
ためのものであり、この音名指定バッファ3へ音名情報
を書き込む際には、押鍵順バッファ6および全鍵マップ
による音高順バッファ7が用いられる。すなわち、本実
施形態では、鍵盤部1の押鍵により指定された音名情報
を音名指定バッファ3へ書き込む際には、押鍵順バッフ
ァ6と音高順バッフ7ァとの2つのバッファを必ず書き
換えて、そのどちらかの内容を音名指定バッファ3に書
き込むようにしている。
【0016】例えば、本実施形態の自動アルペジオ演奏
装置は、押さえた音符の順番でアルペジオ演奏を行うキ
ーオーダーモードを有しており、このモードが指定され
ているときは押鍵順バッファ6の内容が音名指定バッフ
ァ3に書き込まれる。また、キーオーダーモードが指定
されていないときは、音高順バッファ7の内容が音名指
定バッファ3に書き込まれる。図2は、この音名指定バ
ッファ3の構成を示す概念図であり、例えば、キーナン
バおよびベロシティを格納するためのノートNo.1〜8
までの8個のバッファ(No.は優先順位を示す)がn組
備えられている様子が示されている。
装置は、押さえた音符の順番でアルペジオ演奏を行うキ
ーオーダーモードを有しており、このモードが指定され
ているときは押鍵順バッファ6の内容が音名指定バッフ
ァ3に書き込まれる。また、キーオーダーモードが指定
されていないときは、音高順バッファ7の内容が音名指
定バッファ3に書き込まれる。図2は、この音名指定バ
ッファ3の構成を示す概念図であり、例えば、キーナン
バおよびベロシティを格納するためのノートNo.1〜8
までの8個のバッファ(No.は優先順位を示す)がn組
備えられている様子が示されている。
【0017】押鍵順バッファ6は、鍵盤部1で鍵が押さ
れた順にそれらのキーナンバとベロシティとを格納する
ものであり、例えば8個のバッファが設けられる。ま
た、音高順バッファ7は、鍵盤部1で押された鍵に対応
するキーナンバとベロシティとを音高の低い順に格納す
るものであり、例えば8個のバッファが設けられる。な
お、音高順バッファ7の内容を書き換えるときは、ま
ず、鍵盤部1上の全ての鍵をスキャンした結果をマッピ
ングする。その後、キーOn/Offあるいはキーオー
ダーの切替毎に確定して、音高の低い順にキーナンバと
ベロシティとを格納するようになっている。
れた順にそれらのキーナンバとベロシティとを格納する
ものであり、例えば8個のバッファが設けられる。ま
た、音高順バッファ7は、鍵盤部1で押された鍵に対応
するキーナンバとベロシティとを音高の低い順に格納す
るものであり、例えば8個のバッファが設けられる。な
お、音高順バッファ7の内容を書き換えるときは、ま
ず、鍵盤部1上の全ての鍵をスキャンした結果をマッピ
ングする。その後、キーOn/Offあるいはキーオー
ダーの切替毎に確定して、音高の低い順にキーナンバと
ベロシティとを格納するようになっている。
【0018】また、プレイバッファ4は、現在選択され
ているアルペジオパターンのデータを格納するものであ
り、通常の再生時には、このプレイバッファ4の内容に
従ってアルペジオ演奏が行われる。すなわち、上記プレ
イバッファ4に格納されているアルペジオパターンのデ
ータが、アルペジオデータ読み出し部5によってタイマ
8により制御されるテンポに従って読み出され、それが
楽音信号発生回路9に供給される。
ているアルペジオパターンのデータを格納するものであ
り、通常の再生時には、このプレイバッファ4の内容に
従ってアルペジオ演奏が行われる。すなわち、上記プレ
イバッファ4に格納されているアルペジオパターンのデ
ータが、アルペジオデータ読み出し部5によってタイマ
8により制御されるテンポに従って読み出され、それが
楽音信号発生回路9に供給される。
【0019】上記タイマ8は、自動アルペジオ演奏のテ
ンポを制御するためのタイミング・クロックを発生する
ものである。例えば図示しない操作パネル上に設けられ
る操作子であるパターン選択部12を操作して任意のア
ルペジオパターンを選択するとともに、図示しないテン
ポ操作子を操作して当該選択したパターンに対応するテ
ンポを設定すると、アルペジオデータ読み出し部5によ
り、プレイバッファ4から当該選択されたアルペジオパ
ターンデータが設定されたテンポで繰り返し読み出さ
れ、楽音信号発生回路9に与えられる。
ンポを制御するためのタイミング・クロックを発生する
ものである。例えば図示しない操作パネル上に設けられ
る操作子であるパターン選択部12を操作して任意のア
ルペジオパターンを選択するとともに、図示しないテン
ポ操作子を操作して当該選択したパターンに対応するテ
ンポを設定すると、アルペジオデータ読み出し部5によ
り、プレイバッファ4から当該選択されたアルペジオパ
ターンデータが設定されたテンポで繰り返し読み出さ
れ、楽音信号発生回路9に与えられる。
【0020】楽音信号発生回路9は、複数の楽音発生チ
ャンネルを備え、複数の楽音を同時に発生できるように
構成されている。この楽音信号発生回路9では、図示し
ないCPUから送られてくる各鍵を表すキーナンバ情報
や、上記操作パネル上の各操作子の操作などにより設定
された楽音パラメータ情報等に基づいて、図示しないR
OMからPCM楽音波形データを読み出す。そして、そ
の振幅やエンベロープを加工した後、設定されている効
果を付与してディジタル形式の楽音データを形成し、そ
れをD/A変換してアナログの楽音信号を形成する。こ
の楽音信号発生回路9で形成されたアナログの楽音信号
は、増幅器10で増幅された後、スピーカ11に与えら
れて放音される。
ャンネルを備え、複数の楽音を同時に発生できるように
構成されている。この楽音信号発生回路9では、図示し
ないCPUから送られてくる各鍵を表すキーナンバ情報
や、上記操作パネル上の各操作子の操作などにより設定
された楽音パラメータ情報等に基づいて、図示しないR
OMからPCM楽音波形データを読み出す。そして、そ
の振幅やエンベロープを加工した後、設定されている効
果を付与してディジタル形式の楽音データを形成し、そ
れをD/A変換してアナログの楽音信号を形成する。こ
の楽音信号発生回路9で形成されたアナログの楽音信号
は、増幅器10で増幅された後、スピーカ11に与えら
れて放音される。
【0021】13はエディットバッファであり、アルペ
ジオパターンデータの編集を行う際に使用する。図1中
に示した二点鎖線の矢印は、エディットモード時のデー
タの流れを示している。すなわち、ユーザがデータ編集
を行うことを指示すると、そのときプレイバッファ4に
格納されていたアルペジオパターンデータがエディット
バッファ13にコピーされる。ユーザは、このエディッ
トバッファ13上でアルペジオパターンデータの編集を
行うことができる。
ジオパターンデータの編集を行う際に使用する。図1中
に示した二点鎖線の矢印は、エディットモード時のデー
タの流れを示している。すなわち、ユーザがデータ編集
を行うことを指示すると、そのときプレイバッファ4に
格納されていたアルペジオパターンデータがエディット
バッファ13にコピーされる。ユーザは、このエディッ
トバッファ13上でアルペジオパターンデータの編集を
行うことができる。
【0022】パターンデータの編集時には、楽音信号発
生回路9は、プレイバッファ4ではなくエディットバッ
ファ13の内容に従ってアルペジオ演奏を行う。これに
より、アルペジオパターンデータの編集を行いながらリ
アルタイムにそのアルペジオ演奏を実行することができ
る。よって、エディットの内容を聴覚的に確認しながら
編集を行うことができ、編集作業をより効率的に行うこ
とができるようになる。また、エディットバッファ13
上で編集したアルペジオパターンデータは、ユーザパタ
ーン14としてフラッシュメモリ等に保存し、その後い
つでも利用することができる。
生回路9は、プレイバッファ4ではなくエディットバッ
ファ13の内容に従ってアルペジオ演奏を行う。これに
より、アルペジオパターンデータの編集を行いながらリ
アルタイムにそのアルペジオ演奏を実行することができ
る。よって、エディットの内容を聴覚的に確認しながら
編集を行うことができ、編集作業をより効率的に行うこ
とができるようになる。また、エディットバッファ13
上で編集したアルペジオパターンデータは、ユーザパタ
ーン14としてフラッシュメモリ等に保存し、その後い
つでも利用することができる。
【0023】ユーザがパターン選択部12を用いて選択
することができるアルペジオパターンとしては、上述の
ユーザパターン14の他に、ROM等にあらかじめ格納
されている様々なプリセットパターン15や、鍵盤部1
における鍵盤操作に応じてパターンジェネレータ16に
より生成されるアップ、ダウン、ランダム等の基本的な
モノフォニックによるアルペジオパターンがある。
することができるアルペジオパターンとしては、上述の
ユーザパターン14の他に、ROM等にあらかじめ格納
されている様々なプリセットパターン15や、鍵盤部1
における鍵盤操作に応じてパターンジェネレータ16に
より生成されるアップ、ダウン、ランダム等の基本的な
モノフォニックによるアルペジオパターンがある。
【0024】なお、本実施形態では、上記プリセットパ
ターン15として、和音の構成音の2音以上を同時に発
音させるポリフォニックのアルペジオ演奏を行うシーケ
ンスパターン、押鍵中の音を全て同時に発音するトリガ
ーパターン、押鍵された音のボリュームを時間と共に変
化させて発音するゲーターパターン等を有している。こ
れらのパターンについての詳細は、本出願人が既に提出
した特願平8−321113号に記載されている。
ターン15として、和音の構成音の2音以上を同時に発
音させるポリフォニックのアルペジオ演奏を行うシーケ
ンスパターン、押鍵中の音を全て同時に発音するトリガ
ーパターン、押鍵された音のボリュームを時間と共に変
化させて発音するゲーターパターン等を有している。こ
れらのパターンについての詳細は、本出願人が既に提出
した特願平8−321113号に記載されている。
【0025】17はセクション指定部であり、アルペジ
オ演奏部2としてn組備えられているセクションの中か
ら任意のセクションを指定するためのものである。この
セクション指定部17は、例えば、図示しない操作パネ
ル上に設けられる操作子およびCPUにより構成され
る。このセクション指定部17で任意のセクションを指
定すると、その指定されたセクションでのみ鍵盤部1の
押鍵状態や操作パネル上の各操作子の設定状態がアルペ
ジオ演奏に反映されるようになっている。
オ演奏部2としてn組備えられているセクションの中か
ら任意のセクションを指定するためのものである。この
セクション指定部17は、例えば、図示しない操作パネ
ル上に設けられる操作子およびCPUにより構成され
る。このセクション指定部17で任意のセクションを指
定すると、その指定されたセクションでのみ鍵盤部1の
押鍵状態や操作パネル上の各操作子の設定状態がアルペ
ジオ演奏に反映されるようになっている。
【0026】図3は、上記プレイバッファ4(またはエ
ディットバッファ13)に格納されるアルペジオパター
ンデータの構造を示す図である。図3に示すデータ構造
は、図示しないフラッシュメモリやROMから読み出さ
れるユーザパターン14およびプリセットパターン15
の何れにも共通であり、また、鍵盤操作に応じてパター
ンジェネレータ16により生成されるアルペジオパター
ンも同じデータ構造を有している。
ディットバッファ13)に格納されるアルペジオパター
ンデータの構造を示す図である。図3に示すデータ構造
は、図示しないフラッシュメモリやROMから読み出さ
れるユーザパターン14およびプリセットパターン15
の何れにも共通であり、また、鍵盤操作に応じてパター
ンジェネレータ16により生成されるアルペジオパター
ンも同じデータ構造を有している。
【0027】図3に示すように、本実施形態のアルペジ
オパターンデータは、タイマ8からのクロックに従って
繰り返し再生するパターンを全部で32個のステップ分
だけ有しており、1step目〜32step目までの各ステッ
プごとに、Level,Gate,Pan,Note1
〜4の情報を持っている。また、ヘッダ情報として、演
奏モード、トータルステップ、キーオーダー、1ステッ
プ音符長の各情報を持っている。
オパターンデータは、タイマ8からのクロックに従って
繰り返し再生するパターンを全部で32個のステップ分
だけ有しており、1step目〜32step目までの各ステッ
プごとに、Level,Gate,Pan,Note1
〜4の情報を持っている。また、ヘッダ情報として、演
奏モード、トータルステップ、キーオーダー、1ステッ
プ音符長の各情報を持っている。
【0028】ヘッダ情報中の演奏モードは、基本モー
ド、シーケンスモード、トリガーモード、ゲーターモー
ドなどのモードの別を表す情報である。トータルステッ
プは、アルペジオパターンのトータルの長さ(総ステッ
プ数)を表す情報であり、本例では1〜32の値をと
る。例えば、トータルステップが“16”であれば、ア
ルペジオデータ読み出し部5は、1step目〜16step目
までのデータを読み出した後に1step目に戻る。
ド、シーケンスモード、トリガーモード、ゲーターモー
ドなどのモードの別を表す情報である。トータルステッ
プは、アルペジオパターンのトータルの長さ(総ステッ
プ数)を表す情報であり、本例では1〜32の値をと
る。例えば、トータルステップが“16”であれば、ア
ルペジオデータ読み出し部5は、1step目〜16step目
までのデータを読み出した後に1step目に戻る。
【0029】また、ヘッダ情報中のキーオーダーは、キ
ーオーダーモードが指定されているか否かを表す情報
(すなわち、図1に示した押鍵順バッファ6の内容を用
いるか音高順バッファ7の内容を用いるかの切換情報)
である。1ステップ音符長は、1ステップ当りのクロッ
ク数を表す情報であり、例えば96クロックで1つの4
分音符を構成するものとする。
ーオーダーモードが指定されているか否かを表す情報
(すなわち、図1に示した押鍵順バッファ6の内容を用
いるか音高順バッファ7の内容を用いるかの切換情報)
である。1ステップ音符長は、1ステップ当りのクロッ
ク数を表す情報であり、例えば96クロックで1つの4
分音符を構成するものとする。
【0030】次に、各ステップ内のデータのうち、Le
velは、押鍵スピード(発音の大きさ)を示すベロシ
ティやボリューム情報を表すものであり、例えば1〜1
27の値をとる。このLevelデータは全ての演奏モ
ードで使用されるが、1〜127の値はゲーターモード
のときはボリュームを示し、それ以外のモードのときは
ベロシティを示す。
velは、押鍵スピード(発音の大きさ)を示すベロシ
ティやボリューム情報を表すものであり、例えば1〜1
27の値をとる。このLevelデータは全ての演奏モ
ードで使用されるが、1〜127の値はゲーターモード
のときはボリュームを示し、それ以外のモードのときは
ベロシティを示す。
【0031】また、Gateは、発音時間を示すゲート
タイムを表す情報であり、例えば1〜250%の値をと
る。ここで注目すべきは、ゲートタイムを具体的な時間
値として格納しているのではなく、基準のゲートタイム
(例えば4分音符の長さ)を100%として、それに対
してどれくらい長いかあるいは短いかをパーセンテージ
で格納している点である。
タイムを表す情報であり、例えば1〜250%の値をと
る。ここで注目すべきは、ゲートタイムを具体的な時間
値として格納しているのではなく、基準のゲートタイム
(例えば4分音符の長さ)を100%として、それに対
してどれくらい長いかあるいは短いかをパーセンテージ
で格納している点である。
【0032】上述のように、1つのステップの音符長は
ヘッダ情報で決められている。そのため、ゲートタイム
を具体的な時間値として書き込むようにしている場合
は、ゲートタイムを長く設定すると、ゲートタイムが1
ステップ音符長よりも長くなって次のステップの音と重
なってしまうことがある。このとき、重なった部分につ
いては次のステップの音が優先して発音されるので、結
局、ゲートタイムを長くしても次のステップと重なった
部分は音が発音されなくなってしまう。これに対して、
ゲートタイムをパーセンテージで表すようにすると、こ
のような不都合を防止することができる。
ヘッダ情報で決められている。そのため、ゲートタイム
を具体的な時間値として書き込むようにしている場合
は、ゲートタイムを長く設定すると、ゲートタイムが1
ステップ音符長よりも長くなって次のステップの音と重
なってしまうことがある。このとき、重なった部分につ
いては次のステップの音が優先して発音されるので、結
局、ゲートタイムを長くしても次のステップと重なった
部分は音が発音されなくなってしまう。これに対して、
ゲートタイムをパーセンテージで表すようにすると、こ
のような不都合を防止することができる。
【0033】次に、Panは、例えば左右のスピーカか
らステレオ音を出す場合における左右の音の振り方を表
す情報であり、左に対して1L〜63L、右に対して1
R〜63Rの値をとる。例えば、左に対する値が設定さ
れているときは、楽音信号発生回路9は、そのステップ
では左のスピーカから音を出すように制御する。
らステレオ音を出す場合における左右の音の振り方を表
す情報であり、左に対して1L〜63L、右に対して1
R〜63Rの値をとる。例えば、左に対する値が設定さ
れているときは、楽音信号発生回路9は、そのステップ
では左のスピーカから音を出すように制御する。
【0034】Note1〜4は、図2に示した音名指定
バッファ3の領域を表すノートNo.1〜No.8の中の何
れかのナンバーを表す情報である。ノートNo.1〜No.
8で表される音名指定バッファ3には、鍵盤操作により
指定された各音の種類を特定するためのキーナンバおよ
びベロシティが格納されているので、このNote1〜
4は、格納されたノートNo.に対応するキーナンバおよ
びベロシティを表すことになる。
バッファ3の領域を表すノートNo.1〜No.8の中の何
れかのナンバーを表す情報である。ノートNo.1〜No.
8で表される音名指定バッファ3には、鍵盤操作により
指定された各音の種類を特定するためのキーナンバおよ
びベロシティが格納されているので、このNote1〜
4は、格納されたノートNo.に対応するキーナンバおよ
びベロシティを表すことになる。
【0035】これによれば、Levelとして格納され
ているベロシティと、Note1〜4として格納されて
いるベロシティとが重複することになるが、どちらを使
用するかはベロシティモード(鍵盤を押したときの強さ
を活かしてアルペジオ演奏をするか、あらかじめパター
ンにセットされたベロシティでアルペジオ演奏をするか
を示すモードで、ユーザが設定できる)が鍵盤ONにな
っているかどうかによって図示しないCPUが決めてい
る。
ているベロシティと、Note1〜4として格納されて
いるベロシティとが重複することになるが、どちらを使
用するかはベロシティモード(鍵盤を押したときの強さ
を活かしてアルペジオ演奏をするか、あらかじめパター
ンにセットされたベロシティでアルペジオ演奏をするか
を示すモードで、ユーザが設定できる)が鍵盤ONにな
っているかどうかによって図示しないCPUが決めてい
る。
【0036】例えば、基本モードにおいて例えばアップ
パターンのアルペジオ演奏を行う際には、以下のように
動作する。まず、鍵盤部1での押鍵に応じて押された音
のキーナンバおよびベロシティが音名指定バッファ3に
書き込まれる。その際、音高順バッファ6が用いられ
る。例えば、レファラの鍵盤が押されたら、音名指定バ
ッファ3のノートNo.1に“レ”のキーナンバとベロシ
ティ、ノートNo.2に“ファ”のキーナンバとベロシテ
ィ、ノートNo.3に“ラ”のキーナンバとベロシティが
それぞれ書き込まれる。
パターンのアルペジオ演奏を行う際には、以下のように
動作する。まず、鍵盤部1での押鍵に応じて押された音
のキーナンバおよびベロシティが音名指定バッファ3に
書き込まれる。その際、音高順バッファ6が用いられ
る。例えば、レファラの鍵盤が押されたら、音名指定バ
ッファ3のノートNo.1に“レ”のキーナンバとベロシ
ティ、ノートNo.2に“ファ”のキーナンバとベロシテ
ィ、ノートNo.3に“ラ”のキーナンバとベロシティが
それぞれ書き込まれる。
【0037】次に、音名指定バッファ3の内容に基づい
てパターンジェネレータ16により作成されたアップパ
ターンのアルペジオデータが、プレイバッファ4中に格
納される。ここでは、図3に示す1step目のNote1
の領域にノートNo.1というナンバー情報を格納し、N
ote2〜4の領域には何れのノートNo.も存在しない
ncの情報を格納する。
てパターンジェネレータ16により作成されたアップパ
ターンのアルペジオデータが、プレイバッファ4中に格
納される。ここでは、図3に示す1step目のNote1
の領域にノートNo.1というナンバー情報を格納し、N
ote2〜4の領域には何れのノートNo.も存在しない
ncの情報を格納する。
【0038】また、2step目については、Note1の
領域にNo.2というナンバー情報を格納し、Note2
〜4の領域にはncの情報を格納する。同様に、3step
目については、Note1の領域にNo.3というナンバ
ー情報を格納し、Note2〜4の領域にはncの情報
を格納する。なお、各ステップにおけるLevel,G
ate,Panの領域には固定値が格納される。
領域にNo.2というナンバー情報を格納し、Note2
〜4の領域にはncの情報を格納する。同様に、3step
目については、Note1の領域にNo.3というナンバ
ー情報を格納し、Note2〜4の領域にはncの情報
を格納する。なお、各ステップにおけるLevel,G
ate,Panの領域には固定値が格納される。
【0039】次に、アルペジオデータ読み出し部5は、
上述のようにしてプレイバッファ4上にロードされたア
ルペジオパターンデータをヘッダ情報内の1ステップ音
符長(1ステップのクロック)に従って読み出す。さら
にアルペジオデータ読み出し部5は、この読み出したア
ルペジオパターンデータ中のNote1〜4に格納され
たノートNo.により指定されるキーナンバとベロシティ
とを音名指定バッファ3から読み出し、楽音信号発生回
路9に供給する。
上述のようにしてプレイバッファ4上にロードされたア
ルペジオパターンデータをヘッダ情報内の1ステップ音
符長(1ステップのクロック)に従って読み出す。さら
にアルペジオデータ読み出し部5は、この読み出したア
ルペジオパターンデータ中のNote1〜4に格納され
たノートNo.により指定されるキーナンバとベロシティ
とを音名指定バッファ3から読み出し、楽音信号発生回
路9に供給する。
【0040】楽音信号発生回路9は、ベロシティモード
が鍵盤ONに設定されているならば音名指定バッファ3
内のベロシティを利用し、OFFに設定されているなら
ば読み出したアルペジオパターンデータのLevelデ
ータとして格納されているベロシティを利用して楽音発
生を行う。
が鍵盤ONに設定されているならば音名指定バッファ3
内のベロシティを利用し、OFFに設定されているなら
ば読み出したアルペジオパターンデータのLevelデ
ータとして格納されているベロシティを利用して楽音発
生を行う。
【0041】その際、アルペジオパターンデータとして
格納されている1ステップ音符長にGateデータを掛
け算して得られるクロック数をセットし、そのクロック
をカウント後にノートOffする。Panデータがあれ
ば、それも同時にセットする。これにより、1step目〜
3step目までのパターンが順次繰り返して発音されるこ
とにより、レファラレファラ・・・というモノフォニッ
クのアルペジオ演奏が実行される。
格納されている1ステップ音符長にGateデータを掛
け算して得られるクロック数をセットし、そのクロック
をカウント後にノートOffする。Panデータがあれ
ば、それも同時にセットする。これにより、1step目〜
3step目までのパターンが順次繰り返して発音されるこ
とにより、レファラレファラ・・・というモノフォニッ
クのアルペジオ演奏が実行される。
【0042】以上のように、本実施形態の自動アルペジ
オ演奏装置では、音名指定バッファ3、プレイバッファ
4およびアルペジオデータ読み出し部5を複数組設け
て、それぞれにセクションNo.を付ける。そして、それ
ぞれに音色およびMIDIチャンネルが割り当てられた
セクションの中から任意のセクションを指定するための
セクション指定部17を設け、指定されたセクションで
のみ鍵盤部1の押鍵状態や各操作子の設定状態をアルペ
ジオ演奏に反映するようにしている。
オ演奏装置では、音名指定バッファ3、プレイバッファ
4およびアルペジオデータ読み出し部5を複数組設け
て、それぞれにセクションNo.を付ける。そして、それ
ぞれに音色およびMIDIチャンネルが割り当てられた
セクションの中から任意のセクションを指定するための
セクション指定部17を設け、指定されたセクションで
のみ鍵盤部1の押鍵状態や各操作子の設定状態をアルペ
ジオ演奏に反映するようにしている。
【0043】これにより、例えば、あるセクションを指
定してMIDIの1chを用いてリズムパート的なアルペ
ジオパターンを作成し、満足するパターンができたらそ
のセクションをOFFとすることにより、作成したリズ
ムパートのアルペジオパターンをMIDIの1chに固定
して発音させる。このとき、楽音信号発生回路9は、こ
れに備えられている複数の楽音発生チャンネルの中の1
つに対して、上記指定されたセクション内のプレイバッ
ファ4に記憶されたアルペジオ演奏情報を割り当てて、
上記作成したリズムパートのアルペジオ演奏を行い続け
る。
定してMIDIの1chを用いてリズムパート的なアルペ
ジオパターンを作成し、満足するパターンができたらそ
のセクションをOFFとすることにより、作成したリズ
ムパートのアルペジオパターンをMIDIの1chに固定
して発音させる。このとき、楽音信号発生回路9は、こ
れに備えられている複数の楽音発生チャンネルの中の1
つに対して、上記指定されたセクション内のプレイバッ
ファ4に記憶されたアルペジオ演奏情報を割り当てて、
上記作成したリズムパートのアルペジオ演奏を行い続け
る。
【0044】次に、この作成したリズムパートのアルペ
ジオパターンを発音させながら、指定された異なるセク
ション上で、例えばMIDIの2chを用いてピアノパー
トのアルペジオパターンを作成する。そして、満足する
パターンができたらそのセクションもOFFとすること
により、作成したピアノパートのアルペジオパターンを
MIDIの2chに固定して発音させる。更にその後、他
のONとなっているセクションの演奏を変化させてアル
ペジオ演奏を行っていくことができる。
ジオパターンを発音させながら、指定された異なるセク
ション上で、例えばMIDIの2chを用いてピアノパー
トのアルペジオパターンを作成する。そして、満足する
パターンができたらそのセクションもOFFとすること
により、作成したピアノパートのアルペジオパターンを
MIDIの2chに固定して発音させる。更にその後、他
のONとなっているセクションの演奏を変化させてアル
ペジオ演奏を行っていくことができる。
【0045】以上詳しく説明したように、本実施形態の
自動アルペジオ演奏装置によれば、オーバーダビングな
どの面倒な操作を行うことなく、様々なパターンのアル
ペジオ演奏をその場で簡単に組み合わせていくことがで
き、リアルタイム性と偶発性とを高めたアルペジオ演奏
を1つの電子楽器で簡単に行うことができる。
自動アルペジオ演奏装置によれば、オーバーダビングな
どの面倒な操作を行うことなく、様々なパターンのアル
ペジオ演奏をその場で簡単に組み合わせていくことがで
き、リアルタイム性と偶発性とを高めたアルペジオ演奏
を1つの電子楽器で簡単に行うことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は上述したように、複数の楽音発
生チャンネルを有する楽音信号発生回路に押鍵情報を所
定のアルペジオパターンに従って供給することによって
アルペジオ演奏を行うようにするアルペジオ演奏手段を
複数チャンネル分だけ設けるとともに、複数のアルペジ
オ演奏手段の中から何れかを指定する指定手段を設けた
ので、指定した複数のアルペジオ演奏手段ごとに演奏を
変化させて楽音信号発生回路の異なる楽音発生チャンネ
ルに割り当てていくことにより、オーバーダビングなど
の面倒な操作を行うことなく、様々なパターンのアルペ
ジオ演奏をその場で簡単に組み合わせていくことがで
き、リアルタイム性と偶発性とを高めたアルペジオ演奏
を1つの電子楽器で簡単に行うことができる。
生チャンネルを有する楽音信号発生回路に押鍵情報を所
定のアルペジオパターンに従って供給することによって
アルペジオ演奏を行うようにするアルペジオ演奏手段を
複数チャンネル分だけ設けるとともに、複数のアルペジ
オ演奏手段の中から何れかを指定する指定手段を設けた
ので、指定した複数のアルペジオ演奏手段ごとに演奏を
変化させて楽音信号発生回路の異なる楽音発生チャンネ
ルに割り当てていくことにより、オーバーダビングなど
の面倒な操作を行うことなく、様々なパターンのアルペ
ジオ演奏をその場で簡単に組み合わせていくことがで
き、リアルタイム性と偶発性とを高めたアルペジオ演奏
を1つの電子楽器で簡単に行うことができる。
【図1】本発明の一実施形態である自動アルペジオ演奏
装置を実施した電子楽器の主要構成を示すブロック図で
ある。
装置を実施した電子楽器の主要構成を示すブロック図で
ある。
【図2】音名指定バッファの構成を示す概念図である。
【図3】プレイバッファ(またはエディットバッファ)
に格納されるアルペジオパターンデータの構造を示す図
である。
に格納されるアルペジオパターンデータの構造を示す図
である。
1 鍵盤部 2 アルペジオ演奏部 3 音名指定バッファ 4 プレイバッファ 5 アルペジオデータ読み出し部 6 押鍵順バッファ 7 音高順バッファ 8 タイマ 9 楽音信号発生回路 10 増幅器 11 スピーカ 12 パターン選択部 13 エディットバッファ 14 ユーザパターン 15 プリセットパターン 16 パターンジェネレータ 17 セクション指定部
Claims (3)
- 【請求項1】 鍵盤の押鍵によって自動的にアルペジオ
を演奏する自動アルペジオ演奏装置において、 上記鍵盤の押鍵によって得られる押鍵情報を、複数の同
時楽音発生チャンネルを有する楽音信号発生回路に所定
のアルペジオパターンに従って供給することにより、ア
ルペジオ演奏を行うようにするアルペジオ演奏手段を複
数チャンネル分設けるとともに、 上記複数のアルペジオ演奏手段の中から何れかを指定す
る指定手段を設けたことを特徴とする自動アルペジオ演
奏装置。 - 【請求項2】 上記複数のアルペジオ演奏手段はそれぞ
れ、 上記鍵盤の操作により指定された実際に鳴らす音の音名
情報を格納するための音名指定バッファと、 パターン選択手段により現在選択されているアルペジオ
パターンのデータを格納するためのプレイバッファと、 上記プレイバッファに格納されているアルペジオパター
ンのデータを所定のテンポに従って読み出すとともに、
そのアルペジオパターンに従って上記音名指定バッファ
から音名情報を読み出して上記楽音信号発生回路に供給
するアルペジオデータ読み出し手段とを備えることを特
徴とする請求項1に記載の自動アルペジオ演奏装置。 - 【請求項3】 上記指定手段により指定されたアルペジ
オ演奏手段でのみ上記鍵盤の押鍵状態をアルペジオ演奏
に反映するようにしたことを特徴とする請求項1または
2に記載の自動アルペジオ演奏装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9136055A JPH10312190A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 自動アルペジオ演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9136055A JPH10312190A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 自動アルペジオ演奏装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312190A true JPH10312190A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15166139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9136055A Pending JPH10312190A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 自動アルペジオ演奏装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312190A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007264158A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Yamaha Corp | 電子楽器およびプログラム |
| JP2007264157A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Yamaha Corp | 電子楽器およびプログラム |
| JP2008076779A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Yamaha Corp | アルペジオ演奏装置及びプログラム |
| CN112447157A (zh) * | 2019-09-04 | 2021-03-05 | 罗兰株式会社 | 乐音处理装置、乐音处理方法及存储介质 |
| US20210407480A1 (en) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic musical instrument, sound production method for electronic musical instrument, and storage medium |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9136055A patent/JPH10312190A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007264158A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Yamaha Corp | 電子楽器およびプログラム |
| JP2007264157A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Yamaha Corp | 電子楽器およびプログラム |
| JP2008076779A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Yamaha Corp | アルペジオ演奏装置及びプログラム |
| CN112447157A (zh) * | 2019-09-04 | 2021-03-05 | 罗兰株式会社 | 乐音处理装置、乐音处理方法及存储介质 |
| US20210407480A1 (en) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic musical instrument, sound production method for electronic musical instrument, and storage medium |
| US12106742B2 (en) * | 2020-06-24 | 2024-10-01 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic musical instrument, sound production method for electronic musical instrument, and storage medium |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041018 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |