JPH10312388A - データベースシステム及び記録媒体 - Google Patents

データベースシステム及び記録媒体

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JPH10312388A
JPH10312388A JP9121126A JP12112697A JPH10312388A JP H10312388 A JPH10312388 A JP H10312388A JP 9121126 A JP9121126 A JP 9121126A JP 12112697 A JP12112697 A JP 12112697A JP H10312388 A JPH10312388 A JP H10312388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expected value
value
records
coefficient
database
Prior art date
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Pending
Application number
JP9121126A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sudo
昌徳 須藤
Kazutoshi Yokoyama
和俊 横山
Ushio Inoue
潮 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA KK
NTT Data Group Corp
Original Assignee
N T T DATA KK
NTT Data Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA KK, NTT Data Corp filed Critical N T T DATA KK
Priority to JP9121126A priority Critical patent/JPH10312388A/ja
Publication of JPH10312388A publication Critical patent/JPH10312388A/ja
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のキーワードを含む検索条件に基づくレ
コード件数の期待値の精度を高めて複数のデータベース
の中から最適なものを精度良く選択することができる改
良されたデータベースシステムを提供する。 【解決手段】 キーワード間の相関度を表す期待値係数
を考慮して期待値を算出する期待値算出部11を備えて
データベースシステム1を構成する。期待値算出部11
は、獲得レコード件数の上限値及び下限値を決定すると
ともに、この上限値及び下限値と期待値係数とから期待
値を演算し、演算により得られた期待値と当該期待値に
基づいて獲得したレコード件数とを比較し、両者に誤差
が生じる場合、当該誤差が小さくなる方向に期待値係数
を動的に修正するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検索対象となるレ
コードを格納した複数のデータベースを効率良く検索す
るためのデータベースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報化社会においては、必要な情報をす
ぐに手に入れることが重要な意味を持つ。このような社
会状勢に合わせて、例えばサーチャー等のように、必要
な情報を検索・提供する業務も新たに生まれてきてい
る。最も一般的な情報の検索方法としては、例えば、ネ
ットワークに接続されている複数のデータベースにアク
セスし、データベース毎に蓄積された情報を検索するこ
とが挙げられる。そして、通常、ネットワークの利用に
は利用時間に応じた課金制度が採られているため、必要
な情報を効率良く検索することが重要なポイントとなっ
てくる。つまり、必要な情報が存在しないデータベース
に対してアクセスしても、時間及び通信コストの無駄と
なる。このため、どのデータベースに対してアクセスす
ると最も高確率に必要な情報を得ることができるかを予
め算出しておき、確率の高いデータベースを選択して利
用することで情報検索の効率化を高めている。
【0003】従来、データベースを効率良く選択するシ
ステムとして、所望のレコードを含むデータベースを複
数のキーワードの組み合わせによって探索し、探索した
データベースの内容を、キーワードを含むレコード件数
として表現するデータベースシステムが知られている。
【0004】図6は、この種の従来のデータベースシス
テムの機能ブロック図である。このデータベースシステ
ム2は、データベース選択装置20、データベース固有
情報ファイル30、及び検索対象となるレコードを格納
した複数のデータベースを備えて構成される。データベ
ース固有情報ファイル30は、個々のデータベースの内
容を表現するための固有情報を格納したデータファイル
である。
【0005】データベース選択装置20は、例えばコン
ピュータ装置が内部記憶装置等に記録された所定のプロ
グラムを読み込んで実行することにより形成される、検
索条件受付部21、期待値算出部22、データベース選
択部23、及び選択結果提示部24の各機能を備えて構
成される。検索条件受付部21は、利用者が検索したい
情報を表現するためにキーボード等から入力された検索
条件を受け付ける。検索条件としては、例えば複数のキ
ーワードを論理式(AND条件/OR条件)で結合した
ものが用いられる。期待値算出部22は、検索条件受付
部24で受け付けた検索条件に対して、その検索条件を
満たすレコード件数の期待値を、GLOSS方式と呼ば
れる期待値算出方式を用いて算出する。
【0006】GLOSS方式では、下記(1)式に基づ
いて、データベース内容を表現するデータであるキーワ
ード毎に、そのキーワードを含むレコードの件数をもと
にして、2つ以上のキーワードを同時に含んでいるレコ
ード件数の期待値GDK1DB nをデータベース毎に計算
する。(1)式において、TDBnはあるデータベース
(DBn)に格納されているレコードの総件数、Kuは利
用者が与えたキーワードセット、kはキーワード、D
(k,DBn)はデータベース(DBn)においてキーワードk
を含むレコード件数である。
【0007】
【数1】
【0008】データベース選択部23は、期待値算出部
22によって算出された期待値GDK1DBnに基づいて
レコード件数の期待値の大きなデータベースを選択す
る。選択結果提示部24は、データベース選択部23に
よって選択されたデータベースを、例えば、表示装置や
印刷装置により視認できる状態で出力することにより、
利用者に対して提示するものである。
【0009】上記のように構成される従来のデータベー
スシステム2の動作を図7に基づいて説明する。まず、
利用者は、検索したいレコードを表現する1つ以上の検
索キーワードを含む検索条件をキーボード等よりデータ
ベースシステム2に入力する。検索条件受付部21は、
この検索条件を受け付けて期待値算出部22に渡す(ス
テップS11)。ここでいうレコードとは、各データベ
ースに格納されている1つのデータ単位を表す。期待値
算出部22は、検索条件に適合するレコードの件数の期
待値GDK1DBnを、データベース固有情報ファイル3
0内のレコード件数データに基づいてレコード件数の期
待値GDK1DBnをデータベース毎に計算する(ステッ
プS12)。データベース選択部23は、計算された期
待値GDK1DBnに基づいてレコー ド件数の期待値が最
大となるデータベースを選択する(ステップS13)。
そして、この選択されたデータベース名を選択結果提示
部24を通じて利用者に提示する(ステップS14)。
上記ステップS11〜S14の処理を必要に応じて繰り
返し実行する。
【0010】以下、従来のGLOSS方式により求めら
れる期待値算出の手順を具体的に説明する。複数のキー
ワードを組み合わせた検索条件に適合する2つのデータ
ベースA,B中のレコード件数の例を図7に示す。図7
のデータに基づいて、「輸入」と「ワイン」との両方の
検索キーワードが同時に含まれているレコード件数の期
待値GDK1DBnを、GLOSS方式を用い、2種類の
データベースA,Bについてそれぞれ計算した例を以下
に示す。 <データベースA>: レコード件数=186,709×(458/186,709)×(7,448/186,7
09) 18.27件 <データベースB>: レコード件数=185,404×(558/185,404)×(7,057/185,4
04) 21.24件
【0011】つまり、キーワード「輸入」及び「ワイ
ン」が同時に含まれているレコード件数の期待値GDK
DBnは、データベースAでは約18.27件、データ
ベースBでは約21.24件となる。また、「輸入」,
「ワイン」,「業者」の3つのキーワードが同時に含ま
れているレコード件数の期待値は、前述の2つのキーワ
ードの場合と同様の計算によって、データベースAでは
約0.27件( 186,709×(458/186,709)×(7,448/18
6,709)×(2,724/186,709))、データベースBでは約
0.28件( 185,404×(558/185,404)×(7,057/185,4
04)×(2,407/185,404))となる。4つ以上のキーワード
についても同様にして計算することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データベースシステム2、特に、期待値算出部22にお
ける期待値算出方式では、検索条件に含まれるキーワー
ド間の相関度を考慮していないため、以下に述べるよう
な問題点があった。
【0013】検索条件受付部21で受け付けた検索条件
のうち複数のキーワードがそれぞれ相関の強いものであ
った場合、期待値算出部22により求められる期待値G
DK1DBnの精度が悪くなる。これは以下の理由によ
る。すなわち、相関のあるキーワードは、いくつかの同
じレコードに集中して含まれるのが一般的である。その
ため、キーワードがデータベース全体のレコードに散ら
ばっていると仮定し、複数のキーワードのAND(論理
積)条件を表す上記(1)式の「TDBn」に母数(レコ
ードの総件数)を用いて期待値GDK1DBnを計算する
とその値は小さくなり、精度が悪くなる。また、OR
(論理和)条件においてレコード件数の期待値GDK1
DBnを算出する場合、キーワードを含んでいる各レコー
ド件数は、通常、単純に足されるだけである。しかし、
キーワードが同じレコードに集中して含まれている場
合、単純に足したのでは同じレコードを複数回足してし
まうため、期待値GDK1DBnの値は大きくなり、精度
が悪くなる。
【0014】期待値GDK1DBnの精度が悪いと、デー
タベースの選択を行う際に誤ったデータベース、つま
り、必要な情報を格納しているレコード件数が他のデー
タベースよりも少ないデータベースを選択してしまう可
能性が高くなる。このように誤ったデータベースを選択
すると、必要な情報を検索するまでの時間に多大な時間
と労力とがかかり、かつ、通信コストを増大させる要因
となる。
【0015】そこで本発明の課題は、期待値の精度を高
めて複数のデータベースの中から最適なデータベースを
迅速に選択することができる改良されたデータベースシ
ステムを提供することにある。本発明の他の課題は、複
数のデータベースの中から最適なデータベースを精度良
く選択する処理をコンピュータ装置に実行させるための
記録媒体を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のデータベースシステムは、複数のキーワードの組み
合わせからなる検索条件を入力する検索条件入力手段
と、入力された検索条件に適合するレコード件数の期待
値をデータベース毎に算出する期待値算出手段とを備
え、複数のデータベースのうち前記算出した期待値が最
大となるデータベースから該当レコードを獲得するデー
タベースシステムにおいて、前記期待値算出手段が、予
め算出した期待値と当該期待値に基づいて獲得したレコ
ード件数との間の誤差を検出し、検出した誤差が小さく
なる方向に前記期待値を動的に更新するように構成され
ることを特徴とする。
【0017】前記期待値算出手段は、具体的には、獲得
レコード件数の上限値及び下限値をデータベース毎に決
定し、決定した上限値及び下限値と前記複数のキーワー
ド間の相関度を表す期待値係数とから前記期待値を演算
するとともに、演算した期待値と当該期待値に基づいて
獲得したレコード件数との間の誤差を検出し、検出した
誤差が小さくなる方向に前記期待値係数を動的に更新す
るように構成される。なお、前記検索条件に含まれるキ
ーワードが3語以上の場合、期待値算出手段は、2語の
キーワードの組み合わせに変換して前記期待値を演算す
る。
【0018】期待値算出手段は、また、データベース毎
にランダムに抽出したキーワードの組を複数組生成して
各組の検索条件を作成し、作成した複数の検索条件に基
づく獲得レコード件数の上限値と下限値の和で得られる
値と前記複数の検索条件により獲得された実際のレコー
ド件数を比較して両者の差分値を求め、この差分値の平
均誤差が最小となる値を前記期待値係数の初期値とする
ように構成される。
【0019】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、「複数のキーワードの組み合わせからなる検索条件
に基づいて複数のデータベースから獲得するレコード件
数の上限値及び下限値を決定する処理、決定した上限値
及び下限値と前記複数のキーワード間の相関度を表す期
待値係数とから当該検索条件に適合するレコード件数の
期待値を演算する処理、演算により得られた期待値と当
該期待値に基づいて獲得したレコード件数との誤差を算
出する処理、及び前記誤差が小さくなる方向に前記期待
値係数を動的に修正する処理をコンピュータ装置に実行
させるためのプログラム」をコンピュータ読取可能な形
態で記録して成る記録媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータベースシス
テムの実施の形態を説明する。図1は、このデータベー
スシステム1の機能ブロック図である。便宜上、図6に
示した従来システムと同一機能の要素については同一符
号を付してある。
【0021】このデータベースシステム1は、データベ
ース選択装置10、データベース固有情報ファイル3
0、及び複数のデータベースA〜Eを備えて構成され
る。データベース固有情報ファイル30には、検索条件
に含まれるキーワードまたは検索分野を含むデータベー
ス毎のレコード件数が格納されている。図2は、データ
ベースA〜Eについての格納情報の一例を示している。
【0022】データベース選択装置10は、例えば汎用
のコンピュータ装置が所定のプログラムを読み込んで実
行することにより形成される、検索条件受付部21、デ
ータベース選択部23、選択結果提示部24、及び改良
された期待値算出部11の機能ブロックを備えて構成さ
れる。上記プログラムは、コンピュータ装置の内部記憶
装置等に記録され、コンピュータ装置の主制御部(CP
U)に随時読み込まれるようになっているのが通常であ
るが、コンピュータ装置、あるいはその内部記憶装置等
と独立して流通するコンピュータ読取可能な可搬性の記
録媒体、例えばCD−ROM等に記録され、使用時にコ
ンピュータ装置に読み込まれてその内部記憶装置等にイ
ンストールされるものであってもよい。
【0023】本実施形態の期待値算出部11は、件数範
囲決定部111、期待値演算部112、係数格納部11
3、誤差検出部114、及び係数更新部115を有す
る。
【0024】件数範囲決定部111は、1または複数の
キーワードの組み合わせからなる検索条件と、データベ
ース固有情報ファイル30の格納情報とから、その検索
条件を満たすレコード件数の上限値及び下限値(範囲)
を、各データベースA〜E毎に決定する処理を行う。こ
の上限値または下限値は、それぞれ個々の検索条件に含
まれる複数のキーワードの組み合わせ態様(例えばAN
D条件/OR条件等による結合形態)に応じて一意に決
定される値である。下記(2)式はデータベースDBn
に含まれる検索条件Kを満たすレコード件数の上限値Ma
x(K,DBn)、(3)式はデータベースDBnに含まれる
検索条件Kを満たすレコード件数の下限値Min(K,DBn
を決定するための計算式であり、それぞれキーワードが
2語の場合の例を示している。これらの式において、
kA,kB(KA,KB)は検索条件Kに含まれるキーワード、D
(kA,DBn),D(kB,DBn)はあるデータベースDBnにお
いてキーワードkA,kBを含むレコード件数である。
【0025】
【数2】
【0026】図2の内容において、データベースAにお
けるキーワード「雇用」とキーワード「人事」のAND
条件及びOR条件について決定した上限値及び下限値の
例を図3に示す。他のデータベースB〜Eについても同
様にして上限値及び下限値を決定することができる。
【0027】期待値演算部112は、期待値範囲決定部
111で決定した上限値及び下限値と、係数格納部11
3に格納されている期待値係数とを用いて期待値の演算
処理を行う。下記数(4)式は期待値演算に用いられる
計算式の例であり、E(K,DBn)は検索条件Kに対
するデータベースDBnのレコード件数の期待値、α
(K,DBn)はデータベースDBnにおけるキーワード
間の相関を表す期待値係数である。
【0028】
【数3】
【0029】ここで、係数格納部113に格納される期
待値係数αについて説明する。本実施形態では、ランダ
ムに抽出したキーワードから2語の検索例を100組生
成し、上記(4)式で計算された期待値E(K,D
n)とこの期待値に基づいて実際に検索したレコード
件数とを比較する。そして、その平均誤差が最小になる
ような期待値係数αの値を例えば最小二乗法によって計
算し、その計算結果を初期値として、AND条件、OR
条件毎に決定する。決定した期待値係数αの値は、同じ
データベースを対象とするすべての検索条件に対して適
用される。この期待値係数αの例を図4に示す。
【0030】また、図2ないし図4の内容に基づいて演
算される期待値E(K、DBn)の計算例を以下に示
す。 <ケース1> 検索条件K0[雇用 AND 人事] データベースA(DBA)の期待値E(K0,DBA
は、上記(4)式に図3の上限値(862件)及び下限
値(0件)と、図4のAND条件の場合の期待値係数α
(0.095)とを代入して、(862+0)×0.0
95=81.9[件]となる。他のデータベースB〜E
についての期待値E(K0,DBB)〜E(K0,DBE
も同様にして演算することができる。
【0031】<ケース2> 検索条件K1[(雇用 AND 人事)OR就職] キーワードが3語以上の検索条件の場合、2語のキーワ
ードのAND条件とOR条件の組み合わせとみなして期
待値を算出する。すなわち、検索条件K1の場合、ま
ず、(雇用 AND 人事)を1つのキーワードW1
みなし、このキーワードW1についてのレコード件数に
ついてはW1の期待値を用いる。例えば、ケース1より
データベースAのキーワードW1のレコード件数(8
1.9[件])を用いて検索条件[W1 OR 就職]の
期待値を求め、これを検索条件K1の期待値とする。デ
ータベースA(DBA)の場合、上限値は上記(2)式
より81.9+1514=1595.9[件]、下限値
は上記(3)式より1514[件]であり、期待値E
(K1,DBA)は、上記(4)式より、(1595.9
+1514)×0.562=1748.8[件]とな
る。他のデータベースB〜Eについての期待値E
(K1,DBB)〜E(K1,DBE)も同様にして演算す
ることができる。
【0032】誤差検出部114は、より詳細には、図5
に示すように、期待値記録部141、検索結果記録部1
42、リスト照合部143を備えている。
【0033】期待値記録部141は、期待値演算部11
2により得られた期待値E(K,DBn)と検索条件受
付部21で受け付けた検索条件Kとを例えば期待値結果
リストL1に関連付けて記録する。検索結果記録部14
2は、検索結果であるレコード件数と検索条件Kとを取
得し、これらを例えば検索結果リストL2に関連付けて
記録する。リスト照合部143は、期待値結果リストL
1または検索結果リストL2に新たな情報が記録される
毎に上記2つのリストL1,L2を照合し、期待値と検
索結果の両方が記録されている検索条件Kを抽出し、抽
出結果を係数更新部115に伝える。
【0034】係数更新部115は、期待値Eと、当該期
待値Eに基づく検索結果、すなわち実際に獲得したレコ
ード件数Rとの誤差が小さくなる方向に期待値係数αを
動的に更新(修正)する処理を行う。具体的には、更新
直前の期待値係数αをαold、更新後の期待値係数αを
αnew、検索条件に対してレコード件数Rと一致する期
待値を得るための係数補正値をαrealとし、下記
(5),(6)式の演算を行う。
【0035】
【数4】 αreal =αold×R/E (5) αnew =αold+(αreal−αold)/h (6)
【0036】(6)式の第2項は更新幅であり、1つの
検索条件による期待値係数αnewの大幅な変化を防ぐた
め、係数補正値αrealと更新直前の補正値係数αold
の差の所定数(h)分の1としている。このhは任意の
自然数であるが、“2”程度が適当である。なお、レコ
ード件数Rと期待値Eは前述の誤差検出部114(リス
ト照合部143)から取得し、更新直前の期待値係数α
oldは係数格納部113から取得する。また、更新後の
期待値係数αnewは、係数格納部113に記録する。
【0037】上記のように構成される本実施形態のデー
タベースシステム1では、期待値算出部11が、検索条
件に基づくレコード件数の上限値及び下限値を決定し、
これらの値に基づいて期待値を算出しているので、検索
回数が増えるにつれてレコード件数が収束するようにな
り、複数のキーワードを含む検索条件の場合の期待値の
悪化が抑制されるようになる。また、キーワード間の相
関度を表す期待値係数αを用いて期待値を算出している
ので、キーワード間の相関度を考慮しない場合に比べ
て、算出される期待値の精度が格段に高くなり、目的の
レコードを得るための時間が短縮されるようになる。さ
らに、過去の検索結果を反映させて期待値(期待値算出
に用いられる期待値係数)を動的に更新するようにした
ので、より高精度の期待値算出が可能になる。
【0038】なお、本実施形態では、期待値算出部11
が、更新後の期待値係数αnewを更新直前の期待値係数
αoldのみから求める場合について説明したが、本発明
のデータベースシステムは、上記手法のみならず、以下
の手法を採用することもできる。 [1]最近の過去m(mは自然数)回の係数補正値α
realを記憶しておき、これらの値の平均(相加平均また
は相乗平均)により求めるようにする。 [2]過去の期待値と獲得レコード件数の累計値を記憶
しておき、両者の比によって求めるようにする。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータベースシステムでは、期待値算出の際に検索条
件に含まれる複数のキーワードの相関度が考慮され、し
かも検索条件に対するレコード件数の上限値及び下限値
の範囲で期待値が算出されるので、従来システムに比べ
て期待値の精度が格段に高まる効果がある。また、検索
結果に基づいて期待値が動的に更新されるので、算出さ
れる期待値の精度がより高まる効果がある。これによ
り、必要なレコードを格納したデータベースの選択に要
する時間が短縮され、例えば、ネットワークに接続され
た複数のデータベースから所望のデータベースを選択す
る際の、時間,労力,コストを従来システムの場合より
も低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータベースシステムの一実施形態を
表す機能ブロック図。
【図2】本実施形態によるデータベース固有情報ファイ
ルの内容例を示す説明図。
【図3】データベースの上限値及び下限値の算出例を示
す説明図。
【図4】本実施形態で用いる期待値係数の例を示す説明
図。
【図5】本実施形態による誤差検出部の詳細ブロック
図。
【図6】従来のデータベースシステムの機能ブロック
図。
【図7】従来のデータベースシステムの動作手順説明
図。
【図8】キーワードを含むレコード件数のデータの一例
を示す説明図。
【符号の説明】
1,2 データベースシステム 10,20 データベース選択装置 11,22 期待値算出部 111 件数範囲決定部 112 期待値演算部 113 係数格納部 114 誤差検出部 115 係数更新部 141 期待値記録部 142 検索結果記録部 143 リスト照合部 21 検索条件受付部 23 データベース選択部 24 選択結果提示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーワードの組み合わせからなる
    検索条件を入力する検索条件入力手段と、入力された検
    索条件に適合するレコード件数の期待値をデータベース
    毎に算出する期待値算出手段とを備え、複数のデータベ
    ースのうち前記算出した期待値が最大となるデータベー
    スから該当レコードを獲得するデータベースシステムに
    おいて、 前記期待値算出手段は、予め算出した期待値と当該期待
    値に基づいて獲得したレコード件数との間の誤差を検出
    し、検出した誤差が小さくなる方向に前記期待値を動的
    に更新するように構成されることを特徴とするデータベ
    ースシステム。
  2. 【請求項2】 前記期待値算出手段は、獲得するレコー
    ド件数の上限値及び下限値をデータベース毎に決定し、
    決定した上限値及び下限値と前記複数のキーワード間の
    相関度を表す期待値係数とから前記期待値を演算すると
    ともに、演算により得られた期待値と当該期待値に基づ
    いて獲得したレコード件数との間の誤差を検出し、検出
    した誤差が小さくなる方向に前記期待値係数を動的に更
    新するように構成されることを特徴とする請求項1記載
    のデータベースシステム。
  3. 【請求項3】 前記期待値算出手段は、前記検索条件に
    含まれるキーワードが3語以上の場合に、2語のキーワ
    ードの組み合わせに変換して前記期待値を演算するよう
    に構成されることを特徴とする請求項1または2記載の
    データベースシステム。
  4. 【請求項4】 前記獲得レコード件数の上限値または下
    限値が、それぞれ前記検索条件に含まれる複数のキーワ
    ードの組み合わせ態様に応じて一意に決定される値であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のデータベー
    スシステム。
  5. 【請求項5】 前記期待値算出手段は、データベース毎
    にランダムに抽出したキーワードの組を複数組生成して
    各組の検索条件を作成し、作成した複数の検索条件に基
    づく獲得レコード件数の上限値と下限値の和で得られる
    値と前記複数の検索条件により獲得された実際のレコー
    ド件数を比較して両者の差分値を求め、この差分値の平
    均誤差が最小となる値を前記期待値係数の初期値とする
    ことを特徴とする請求項2記載のデータベースシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記期待値算出手段は、実際に獲得した
    レコード件数を前記期待値に近づけるための係数補正値
    を、修正直前の期待値係数と入力された検索条件に基づ
    いて獲得されたレコード件数との乗算値を当該検索条件
    についてのデータベースの期待値で除算して求め、この
    係数補正値と前記修正直前の期待値係数との差を所定数
    で除算した値と、前記修正直前の期待値係数とを合算す
    ることにより修正後の期待値係数を算出するように構成
    されることを特徴とする請求項2記載のデータベースシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記期待値算出手段は、検索によって獲
    得したレコード件数を前記期待値に近づけるための係数
    補正値を過去m(mは自然数)回分記憶しておき、これ
    らの係数補正値の平均値により修正後の期待値係数を算
    出するように構成されることを特徴とする請求項2記載
    のデータベースシステム。
  8. 【請求項8】 前記期待値算出手段は、過去の期待値と
    獲得レコード件数の累計値との比により修正後の期待値
    係数を算出するように構成されることを特徴とする請求
    項2記載のデータベースシステム。
  9. 【請求項9】 複数のキーワードの組み合わせからなる
    検索条件に基づいて複数のデータベースから獲得するレ
    コード件数の上限値及び下限値を決定する処理、決定さ
    れた上限値及び下限値と前記複数のキーワード間の相関
    度を表す期待値係数とから当該検索条件に適合するレコ
    ード件数の期待値を演算する処理、演算した期待値と当
    該期待値に基づいて獲得したレコード件数との誤差を算
    出する処理、及び前記誤差が小さくなる方向に前記期待
    値係数を動的に修正する処理をコンピュータ装置に実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ可読の
    記録媒体。
JP9121126A 1997-05-12 1997-05-12 データベースシステム及び記録媒体 Pending JPH10312388A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092401A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Panasonic Corp ネットワーク機器、機器、その情報検索方法、およびそのプログラム

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