JPH10312460A - 画像処理方法及び高精度画像処理装置 - Google Patents
画像処理方法及び高精度画像処理装置Info
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- JPH10312460A JPH10312460A JP9120792A JP12079297A JPH10312460A JP H10312460 A JPH10312460 A JP H10312460A JP 9120792 A JP9120792 A JP 9120792A JP 12079297 A JP12079297 A JP 12079297A JP H10312460 A JPH10312460 A JP H10312460A
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- image memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハフ変換を利用して画像から直線を検出する
画像処理装置において、X−Y値が小さい領域の画像を
ハフ変換する際に生じる量子化誤差を低減する。 【解決手段】 画像メモリに取り込んだ画像の中からX
−Y値の小さい領域の画像を取り出し、この取り出した
画像を元の画像メモリとほぼ等しい画素数を持つ拡大画
像メモリに拡大して記憶させ、この拡大画像メモリに記
憶した画像の各候補点をハフ変換する。
画像処理装置において、X−Y値が小さい領域の画像を
ハフ変換する際に生じる量子化誤差を低減する。 【解決手段】 画像メモリに取り込んだ画像の中からX
−Y値の小さい領域の画像を取り出し、この取り出した
画像を元の画像メモリとほぼ等しい画素数を持つ拡大画
像メモリに拡大して記憶させ、この拡大画像メモリに記
憶した画像の各候補点をハフ変換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は各種の画像から直
線部分を検出し、その直線の傾き等を精度よく検出する
画像処理方法及び高精度画像処理装置に関する。
線部分を検出し、その直線の傾き等を精度よく検出する
画像処理方法及び高精度画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より画像処理技術の一つに撮像装置
で撮像した画像の中から直線部分を検出する直線検出技
術がある。この直線検出技術によれば、例えば商品に付
けられた傷等を検出するとか、或いは壁と床との間の境
界線を検出し、この境界線にガイドさせて自動走行車両
を運行させる等の各種の応用が考えられている。
で撮像した画像の中から直線部分を検出する直線検出技
術がある。この直線検出技術によれば、例えば商品に付
けられた傷等を検出するとか、或いは壁と床との間の境
界線を検出し、この境界線にガイドさせて自動走行車両
を運行させる等の各種の応用が考えられている。
【0003】図4に従来の画像処理装置の一例を示す。
図中10は画像処理装置、20は撮像装置を示す。画像
処理装置10は一般にコンピュータによって構成され
る。コンピュータはよく知られているように、中央演算
処理装置11と、読出専用メモリ12と、プログラム或
いは入力されたデータ等を一時記憶させる書き替え可能
なメモリ13と、入力ポート14,出力ポート15等に
よって構成される。
図中10は画像処理装置、20は撮像装置を示す。画像
処理装置10は一般にコンピュータによって構成され
る。コンピュータはよく知られているように、中央演算
処理装置11と、読出専用メモリ12と、プログラム或
いは入力されたデータ等を一時記憶させる書き替え可能
なメモリ13と、入力ポート14,出力ポート15等に
よって構成される。
【0004】読出専用メモリ12には、例えば画面上に
表示させる文字等の情報が格納される。また書き替え可
能なメモリ13には撮像装置20で撮像した画像を取り
込む画像メモリ13Aとして使用される領域と、後述す
るハフ変換時に発生するθ−ρ平面上の曲線データを記
憶する領域(以下曲線群メモリと称す)13Bが設けら
れる他に、中央演算処理装置11をエッジ検出手段13
Cとして動作させるプログラム、画像の画素を白か黒の
2値の画素に正規化する2値化手段13Dとして動作さ
せるプログラム、ハフ変換手段13Eとして動作させる
プログラム、度数分布探索手段13Fとして動作させる
プログラム、直線抽出手段13Gとして動作させるプロ
クラム等を格納させる。なお、これらのプログラムは起
動時にフロッピーディスク駆動装置のような外部記憶手
段から書き替え可能なメモリ13に転送して格納され
る。
表示させる文字等の情報が格納される。また書き替え可
能なメモリ13には撮像装置20で撮像した画像を取り
込む画像メモリ13Aとして使用される領域と、後述す
るハフ変換時に発生するθ−ρ平面上の曲線データを記
憶する領域(以下曲線群メモリと称す)13Bが設けら
れる他に、中央演算処理装置11をエッジ検出手段13
Cとして動作させるプログラム、画像の画素を白か黒の
2値の画素に正規化する2値化手段13Dとして動作さ
せるプログラム、ハフ変換手段13Eとして動作させる
プログラム、度数分布探索手段13Fとして動作させる
プログラム、直線抽出手段13Gとして動作させるプロ
クラム等を格納させる。なお、これらのプログラムは起
動時にフロッピーディスク駆動装置のような外部記憶手
段から書き替え可能なメモリ13に転送して格納され
る。
【0005】撮像装置20は管理したい部分を撮像し、
その撮像データを入力ポート14を通じて画像メモリ1
3Aに送り込み、画像メモリ13Aに一画面分の画像デ
ータを記憶させる。図5に画像メモリ13Aに取り込ん
だ画像の一例を示す。この例では室内の画像の例を示
す。ここでは壁と床との間の境界線Lの存在を検出し、
更に境界線Lの傾きaと切片bを検出する例を説明す
る。
その撮像データを入力ポート14を通じて画像メモリ1
3Aに送り込み、画像メモリ13Aに一画面分の画像デ
ータを記憶させる。図5に画像メモリ13Aに取り込ん
だ画像の一例を示す。この例では室内の画像の例を示
す。ここでは壁と床との間の境界線Lの存在を検出し、
更に境界線Lの傾きaと切片bを検出する例を説明す
る。
【0006】画像メモリ13Aに画像データが取り込ま
れると、エッジ検出手段13Cが起動される。エッジ検
出手段13Cは画像中の濃度の値が急激に変化する部分
(この部分を一般にエッジと称している)を検出し、エ
ッジ部分だけを抽出したエッジ画像データを生成させ、
このエッジ画像データを画像メモリ13Aに書き込む。
従って、画像メモリに書き込まれていた画像データはエ
ッジ画像データに書き替えられる。
れると、エッジ検出手段13Cが起動される。エッジ検
出手段13Cは画像中の濃度の値が急激に変化する部分
(この部分を一般にエッジと称している)を検出し、エ
ッジ部分だけを抽出したエッジ画像データを生成させ、
このエッジ画像データを画像メモリ13Aに書き込む。
従って、画像メモリに書き込まれていた画像データはエ
ッジ画像データに書き替えられる。
【0007】エッジ検出手段13Cの動作が終了するの
と同時に2値化手段13Dが起動される。2値化手段は
画像メモリ13Aに書き込まれているエッジ画像の各画
素の輝度を基準値と比較し、各画素の輝度を白か黒の2
値の値に正規化し、この2値化された画像データを画像
メモリ13Aに書き込む。従って、画像メモリ13Aに
記憶される画像データは画面上で白を表示する例えば
「0」論理の画素データと、黒を表示する「1」論理の
画素データだけに正規化される。
と同時に2値化手段13Dが起動される。2値化手段は
画像メモリ13Aに書き込まれているエッジ画像の各画
素の輝度を基準値と比較し、各画素の輝度を白か黒の2
値の値に正規化し、この2値化された画像データを画像
メモリ13Aに書き込む。従って、画像メモリ13Aに
記憶される画像データは画面上で白を表示する例えば
「0」論理の画素データと、黒を表示する「1」論理の
画素データだけに正規化される。
【0008】2値化手段130の動作が終了するのと同
時にハフ変換手段13Eが起動される。ハフ変換手段1
3Eは画像メモリ13Aに記憶されている例えば境界線
Lを表す黒点(以下これを候補点と称す)の集合の中か
ら候補点を順次1個ずつ選択し、各候補点ごとにハフ変
換を施す。ハフ変換は既によく知られているように、候
補点P1 (図6参照)を通るあらゆる方向の直線を仮定
し、この直線から画像上の原点(画像上に画像の四隅の
一つを原点とするX−Y座標を設定する)に垂線を引
く、垂線の傾きをθ,垂線の長さをρとし、候補点P1
を通る直線の傾きを変化させた場合の垂線の傾きθと垂
線の長さρの変化を図7に示すθ−ρ平面にプロットす
る。このハフ変換を各候補点P1 ,P2 ,P3 …ごとに
繰り返すことにより、θ−ρ平面上には複数の曲線が得
られる。この曲線群の各データを曲線群メモリ13Bに
記憶させる。曲線群は特定なθの値θ0 とρの値ρ0 で
交叉する。
時にハフ変換手段13Eが起動される。ハフ変換手段1
3Eは画像メモリ13Aに記憶されている例えば境界線
Lを表す黒点(以下これを候補点と称す)の集合の中か
ら候補点を順次1個ずつ選択し、各候補点ごとにハフ変
換を施す。ハフ変換は既によく知られているように、候
補点P1 (図6参照)を通るあらゆる方向の直線を仮定
し、この直線から画像上の原点(画像上に画像の四隅の
一つを原点とするX−Y座標を設定する)に垂線を引
く、垂線の傾きをθ,垂線の長さをρとし、候補点P1
を通る直線の傾きを変化させた場合の垂線の傾きθと垂
線の長さρの変化を図7に示すθ−ρ平面にプロットす
る。このハフ変換を各候補点P1 ,P2 ,P3 …ごとに
繰り返すことにより、θ−ρ平面上には複数の曲線が得
られる。この曲線群の各データを曲線群メモリ13Bに
記憶させる。曲線群は特定なθの値θ0 とρの値ρ0 で
交叉する。
【0009】この交叉点の座標θ0 とρ0 を度数分布探
索手段13Fが検出し、この座標θ 0 とρ0 を直線抽出
手段13Gが図8に示すように、X−Y座標にあてはめ
ることにより検出すべき直線の傾きaと切片bを、yi
=axi +bから求める。尚、ハフ変換に関する詳しい
解説は票問書、例えば株式会社技術評論社発行「画像処
理の基本技法」等を参照されたい。
索手段13Fが検出し、この座標θ 0 とρ0 を直線抽出
手段13Gが図8に示すように、X−Y座標にあてはめ
ることにより検出すべき直線の傾きaと切片bを、yi
=axi +bから求める。尚、ハフ変換に関する詳しい
解説は票問書、例えば株式会社技術評論社発行「画像処
理の基本技法」等を参照されたい。
【0010】画像処理装置10は例えば境界線Lの傾き
aと切片bを算出し、この傾きaと切片bの値を出力ポ
ート15から出力し、このデータを例えば自動走行車両
の制御器(図4には特に図示していない)に送り込む。
自動走行車両は自己と壁との間の距離、或いは壁と進行
方向(撮像装置20の光軸の向き)との角度等を算出
し、自動操舵用のデータに利用する。
aと切片bを算出し、この傾きaと切片bの値を出力ポ
ート15から出力し、このデータを例えば自動走行車両
の制御器(図4には特に図示していない)に送り込む。
自動走行車両は自己と壁との間の距離、或いは壁と進行
方向(撮像装置20の光軸の向き)との角度等を算出
し、自動操舵用のデータに利用する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置1
0では画像メモリ13Aに取り込んだ2値化データを利
用してハフ変換を実行している。ハフ変換は画像上に設
定したX−Y座標において、X−Y値が小さい値の候補
点においてハフ変換した変換結果と、X−Y値が大きい
値の候補点で変換した変換結果とで量子化誤差の影響度
が異なる。つまり図9に示す画像上において、X−Y値
が大きい値を持つ候補点P1 をハフ変換しθ−ρ平面に
プロットすると、図10に示す曲線Aのように大きい振
幅で表れる。これに対しX−Y値が小さい値を持つ候補
点P2 をハフ変換すると、θ−ρ平面には図10に示す
曲線Bのように小さい振幅の曲線が得られる。この振幅
が小さい曲線Bは画像メモリ13AのX−Y座標上から
求め垂線の長さρ,角度θの分解能が低いことから量子
化誤差の影響を大きく受ける。従って、量子化誤差の影
響を誇張して曲線Bを表現すれば図示するようにステッ
プ状に変化し、量子化誤差の影響を大きく受けているこ
とが解る。
0では画像メモリ13Aに取り込んだ2値化データを利
用してハフ変換を実行している。ハフ変換は画像上に設
定したX−Y座標において、X−Y値が小さい値の候補
点においてハフ変換した変換結果と、X−Y値が大きい
値の候補点で変換した変換結果とで量子化誤差の影響度
が異なる。つまり図9に示す画像上において、X−Y値
が大きい値を持つ候補点P1 をハフ変換しθ−ρ平面に
プロットすると、図10に示す曲線Aのように大きい振
幅で表れる。これに対しX−Y値が小さい値を持つ候補
点P2 をハフ変換すると、θ−ρ平面には図10に示す
曲線Bのように小さい振幅の曲線が得られる。この振幅
が小さい曲線Bは画像メモリ13AのX−Y座標上から
求め垂線の長さρ,角度θの分解能が低いことから量子
化誤差の影響を大きく受ける。従って、量子化誤差の影
響を誇張して曲線Bを表現すれば図示するようにステッ
プ状に変化し、量子化誤差の影響を大きく受けているこ
とが解る。
【0012】この発明の目的は、画像メモリに取り込ま
れている画素データをX−Y値が小さい方の画素位置で
も量子化誤差の影響を小さくした状態でハフ変換するこ
とができる画像処理方法及びこの画像処理方法を用いた
高精度画像処理装置を提案するものである。
れている画素データをX−Y値が小さい方の画素位置で
も量子化誤差の影響を小さくした状態でハフ変換するこ
とができる画像処理方法及びこの画像処理方法を用いた
高精度画像処理装置を提案するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明では画像メモリ
に取り込まれる画像に散在する候補点にハフ変換を施
し、ハフ変換により画像上に散在する候補点を結ぶ直線
の累積数が最も大きい直線部分を検出する画像処理方法
において、画像メモリに取り込んだ画像に対し、この画
像の四隅の一つを原点とするX−Y座標を設定し、この
原点を含むXとYの値が小さい小値領域の画像に分割
し、分割した画像領域を画像メモリに拡大して書込み、
この拡大して記憶した画像の各候補点ごとにハフ変換を
行わせるようにした画像処理方法を提案する。
に取り込まれる画像に散在する候補点にハフ変換を施
し、ハフ変換により画像上に散在する候補点を結ぶ直線
の累積数が最も大きい直線部分を検出する画像処理方法
において、画像メモリに取り込んだ画像に対し、この画
像の四隅の一つを原点とするX−Y座標を設定し、この
原点を含むXとYの値が小さい小値領域の画像に分割
し、分割した画像領域を画像メモリに拡大して書込み、
この拡大して記憶した画像の各候補点ごとにハフ変換を
行わせるようにした画像処理方法を提案する。
【0014】この発明の画像処理方法によれば、画像メ
モリに記憶した画像の中のX−Y値が小さい領域の画像
を分割し、この分割した画像を元の画素数を持つ画像メ
モリに拡大して記憶させるから、X−Y値が小さい値の
領域にあった候補点のX−Y値は大きいX−Y値に修正
される。この結果、X−Y値が小さい領域の候補点もハ
フ変換時に発生する量子化誤差を小さくすることができ
る。よって精度の高いハフ変換を実行させることができ
る利点が得られる。
モリに記憶した画像の中のX−Y値が小さい領域の画像
を分割し、この分割した画像を元の画素数を持つ画像メ
モリに拡大して記憶させるから、X−Y値が小さい値の
領域にあった候補点のX−Y値は大きいX−Y値に修正
される。この結果、X−Y値が小さい領域の候補点もハ
フ変換時に発生する量子化誤差を小さくすることができ
る。よって精度の高いハフ変換を実行させることができ
る利点が得られる。
【0015】この発明では、更にこの画像処理方法を利
用した高精度画像処理装置を提案する。この発明による
高精度画像処理装置は撮像装置で撮像した画像を記憶す
る画像メモリと、この画像メモリに記憶した画像中の濃
度値が角激に変化する部分をエッジとして検出し、検出
されたエッジ部分のみを画像として取り出すエッジ検出
手段と、このエッジ検出手段で検出したエッジ検出画像
を白と黒の2値の値を持つ画素データに正規化する2値
化手段と、この2値化手段によって処理された画像に対
し、この画像の四隅の一つを原点とする直交座標を設定
し、この座標上の原点を含む小値領域の画像領域を分割
する画像分割手段と、この画像分割手段で分割された画
像領域を画像メモリと同等の記憶画素数を持つ画像メモ
リに拡大して記憶する拡大画像メモリと、この拡大画素
メモリに記憶した画像及び画像メモリに残された画像に
散在する各候補点について順次ハフ変換し、θ−ρ平面
上の曲線を算出するハフ変換手段と、このハフ変換手段
で変換されたθ−ρ平面上の曲線群の累積交叉数が最大
になる座標を求める度数分布探索手段と、この度数分布
探索手段によって求めた座標の値により分割された画像
及び元の画像メモリに残された画像に散在する候補点を
結ぶ線の累積数が最も大きい線の傾きaと切片bとを算
出する直線抽出手段と、によって構成したものである。
用した高精度画像処理装置を提案する。この発明による
高精度画像処理装置は撮像装置で撮像した画像を記憶す
る画像メモリと、この画像メモリに記憶した画像中の濃
度値が角激に変化する部分をエッジとして検出し、検出
されたエッジ部分のみを画像として取り出すエッジ検出
手段と、このエッジ検出手段で検出したエッジ検出画像
を白と黒の2値の値を持つ画素データに正規化する2値
化手段と、この2値化手段によって処理された画像に対
し、この画像の四隅の一つを原点とする直交座標を設定
し、この座標上の原点を含む小値領域の画像領域を分割
する画像分割手段と、この画像分割手段で分割された画
像領域を画像メモリと同等の記憶画素数を持つ画像メモ
リに拡大して記憶する拡大画像メモリと、この拡大画素
メモリに記憶した画像及び画像メモリに残された画像に
散在する各候補点について順次ハフ変換し、θ−ρ平面
上の曲線を算出するハフ変換手段と、このハフ変換手段
で変換されたθ−ρ平面上の曲線群の累積交叉数が最大
になる座標を求める度数分布探索手段と、この度数分布
探索手段によって求めた座標の値により分割された画像
及び元の画像メモリに残された画像に散在する候補点を
結ぶ線の累積数が最も大きい線の傾きaと切片bとを算
出する直線抽出手段と、によって構成したものである。
【0016】この発明による高精度画像処理装置によれ
ば、量子化誤差の少ないハフ変換により直線を抽出する
から精度よく直線の傾きaと、切片bを求めることがで
きる。しかも元の画像の中から直交座標上のXとYの値
が小さい画像領域を分割し、その分割した画像を元の画
像メモリと同じ画素数を持つ画像メモリに拡大して記憶
させるだけであるから、特別に大容量の画像メモリを用
意しなくて済む。よって装置の規模が大きくなることは
なく、コストを掛けることなく精度を向上させることが
できる利点が得られる。
ば、量子化誤差の少ないハフ変換により直線を抽出する
から精度よく直線の傾きaと、切片bを求めることがで
きる。しかも元の画像の中から直交座標上のXとYの値
が小さい画像領域を分割し、その分割した画像を元の画
像メモリと同じ画素数を持つ画像メモリに拡大して記憶
させるだけであるから、特別に大容量の画像メモリを用
意しなくて済む。よって装置の規模が大きくなることは
なく、コストを掛けることなく精度を向上させることが
できる利点が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1にこの発明による高精度画像
処理装置の実施例を示す。この高精度画像処理装置の構
成及びその動作を説明することにより、この発明による
画像処理方法を合わせて説明することにする。図1に示
す符号30はこの発明による高精度画像処理装置を示
す。この発明による高精度画像処理装置30は図4に示
した従来の画像処理装置10の構成に加えて、画像分割
手段31と、この画像分割手段31によって分割した画
像を拡大して記憶する拡大画像メモリ32とを設けた構
成を特徴とするものである。
処理装置の実施例を示す。この高精度画像処理装置の構
成及びその動作を説明することにより、この発明による
画像処理方法を合わせて説明することにする。図1に示
す符号30はこの発明による高精度画像処理装置を示
す。この発明による高精度画像処理装置30は図4に示
した従来の画像処理装置10の構成に加えて、画像分割
手段31と、この画像分割手段31によって分割した画
像を拡大して記憶する拡大画像メモリ32とを設けた構
成を特徴とするものである。
【0018】画像分割手段31は画像メモリ13Aに取
り込んだ画像に対して、画像の四隅の一つを原点とする
直交座標(以下X−Y座標と称す)を設定し、このX−
Y座標上において、原点を含むX−Y値が小さい領域の
画像を取り出して分割する。図2にその様子を示す。画
像メモリ13Aの全領域をA0 とし、左下隅を原点Oと
するX−Y座標を設定する。このX−Y座標上におい
て、X−Y値が小さい小値領域A1 に含まれる画像を分
割して取り出す。X−Y値が小さい小値領域A1には候
補点P11,P12,P13…が含まれる。また小値領域A1
を除いて残された画像領域A0 には候補点P01,P02,
P03…が含まれる。
り込んだ画像に対して、画像の四隅の一つを原点とする
直交座標(以下X−Y座標と称す)を設定し、このX−
Y座標上において、原点を含むX−Y値が小さい領域の
画像を取り出して分割する。図2にその様子を示す。画
像メモリ13Aの全領域をA0 とし、左下隅を原点Oと
するX−Y座標を設定する。このX−Y座標上におい
て、X−Y値が小さい小値領域A1 に含まれる画像を分
割して取り出す。X−Y値が小さい小値領域A1には候
補点P11,P12,P13…が含まれる。また小値領域A1
を除いて残された画像領域A0 には候補点P01,P02,
P03…が含まれる。
【0019】画像分割手段31は小値領域A1 の画像を
分割して取り出すと、この分割した画像データを拡大画
像メモリ32に引き渡す。拡大画像メモリ32は画像メ
モリ13Aと同等の画素容量を持ち、分割して取り出し
た画像データを拡大(画素を補間により増加させ、拡大
画像メモリ32の画素数と同一の画素数に合致させる)
して記憶する。
分割して取り出すと、この分割した画像データを拡大画
像メモリ32に引き渡す。拡大画像メモリ32は画像メ
モリ13Aと同等の画素容量を持ち、分割して取り出し
た画像データを拡大(画素を補間により増加させ、拡大
画像メモリ32の画素数と同一の画素数に合致させる)
して記憶する。
【0020】拡大画像メモリ32に画像が取り込まれる
と、エッジ検出手段13Cが起動され、エッジ検出画像
を拡大画像メモリ32と元の画像メモリ13Aに生成す
る。エッジ検出手段13Cが動作を終了すると、2値化
手段13Dが起動され、拡大画像メモリ32と元の画像
メモリ13Aの画像を2値化処理する。2値化処理が終
了した時点でハフ変換手段13Eが起動され、拡大画像
メモリ32に含まれる各候補点P11,P12,P13…につ
いてハフ変換を実行する。このハフ変換により図3Aに
示す曲線群を得る。一方、元の画像メモリ13Aに残さ
れた候補点P 01,P02,P03…に関してもハフ変換を施
し、図3Bに示す曲線群が得られ曲線群メモリ13Bに
記憶する。
と、エッジ検出手段13Cが起動され、エッジ検出画像
を拡大画像メモリ32と元の画像メモリ13Aに生成す
る。エッジ検出手段13Cが動作を終了すると、2値化
手段13Dが起動され、拡大画像メモリ32と元の画像
メモリ13Aの画像を2値化処理する。2値化処理が終
了した時点でハフ変換手段13Eが起動され、拡大画像
メモリ32に含まれる各候補点P11,P12,P13…につ
いてハフ変換を実行する。このハフ変換により図3Aに
示す曲線群を得る。一方、元の画像メモリ13Aに残さ
れた候補点P 01,P02,P03…に関してもハフ変換を施
し、図3Bに示す曲線群が得られ曲線群メモリ13Bに
記憶する。
【0021】曲線群が得られた時点で度数分布探索手段
13Fが起動され、各曲線群の最多交叉点の座標
(θ01,ρ01)と(θ02,ρ02)を検出する。図3Aと
Bに示す曲線群は拡大画像メモリ32に拡大して記憶し
た候補点P11,P12,P13…は元の画像メモリ13Aに
残された画像上の候補点P01,P02,P03…に近似した
位置(原点0からの距離が近い値になる)に配置される
から、ハフ変換して得られる曲線群もほぼ同様の振幅を
持つ曲線となる。つまり、拡大画像メモリ32に記憶し
た候補点P11,P12,P13…から得られた曲線群が受け
る量子化誤差による影響度は元の画像メモリ13Aに残
された候補点P01,P02,P03…から求めた曲線群と同
等となり、小値領域A1 の候補点,P11,P12,P13が
ハフ変換に対する量子化誤差による影響度を低減するこ
とができる。特に図3Aに示す曲線群(拡大画像メモリ
32から求めた曲線群)の交叉点の座標(θ01,ρ01)
は信頼性の高いものとなる。
13Fが起動され、各曲線群の最多交叉点の座標
(θ01,ρ01)と(θ02,ρ02)を検出する。図3Aと
Bに示す曲線群は拡大画像メモリ32に拡大して記憶し
た候補点P11,P12,P13…は元の画像メモリ13Aに
残された画像上の候補点P01,P02,P03…に近似した
位置(原点0からの距離が近い値になる)に配置される
から、ハフ変換して得られる曲線群もほぼ同様の振幅を
持つ曲線となる。つまり、拡大画像メモリ32に記憶し
た候補点P11,P12,P13…から得られた曲線群が受け
る量子化誤差による影響度は元の画像メモリ13Aに残
された候補点P01,P02,P03…から求めた曲線群と同
等となり、小値領域A1 の候補点,P11,P12,P13が
ハフ変換に対する量子化誤差による影響度を低減するこ
とができる。特に図3Aに示す曲線群(拡大画像メモリ
32から求めた曲線群)の交叉点の座標(θ01,ρ01)
は信頼性の高いものとなる。
【0022】別々に求めた曲線群の各最多交叉点の座標
(θ01,ρ01)と(θ02,ρ02)は本来等しい値になる
はずであるが、仮に異なる値を持つ場合には差の値が異
常に大きい値でなければ両者間の中間値を最終値(θ
0 , ρ0 )と決定する。最終値(θ0 , ρ0 )が決定さ
れた時点でθ0 とρ0 を直線抽出手段13Gに引渡し、
求める直線の傾きaと切片bを求める。
(θ01,ρ01)と(θ02,ρ02)は本来等しい値になる
はずであるが、仮に異なる値を持つ場合には差の値が異
常に大きい値でなければ両者間の中間値を最終値(θ
0 , ρ0 )と決定する。最終値(θ0 , ρ0 )が決定さ
れた時点でθ0 とρ0 を直線抽出手段13Gに引渡し、
求める直線の傾きaと切片bを求める。
【0023】なお、上述した実施例では画像の分割数を
1としたが、分割数は1に限らず、X−Y値の値の順に
複数の領域に分割することもできることは容易に理解で
きよう。
1としたが、分割数は1に限らず、X−Y値の値の順に
複数の領域に分割することもできることは容易に理解で
きよう。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
X−Y座標上の小値領域の画像を拡大して候補点をX−
Y値の高値領域に移し、その状態でハフ変換を実行する
から、X−Y値の小値領域の画像のハフ変換も精度よく
行うことができる。よって、直線の検出精度を向上させ
ることができ、例えば自動走行車両の自動運行を精度よ
く実行させることができる等の利点が得られる。
X−Y座標上の小値領域の画像を拡大して候補点をX−
Y値の高値領域に移し、その状態でハフ変換を実行する
から、X−Y値の小値領域の画像のハフ変換も精度よく
行うことができる。よって、直線の検出精度を向上させ
ることができ、例えば自動走行車両の自動運行を精度よ
く実行させることができる等の利点が得られる。
【図1】この発明による高精度画像処理装置の一実施例
を説明するためのブロック図。
を説明するためのブロック図。
【図2】図1に示した高精度画像処理装置の動作を説明
するための図。
するための図。
【図3】同様に図1の動作を説明するための図。
【図4】従来の画像処理装置を説明するためブロック
図。
図。
【図5】従来の装置で画像処理しようとする画像の一例
を説明するための図。
を説明するための図。
【図6】画像処理に用いられているハフ変換の原理を説
明するための図。
明するための図。
【図7】図6と同様の図。
【図8】図6と同様の図。
【図9】従来の技術の不都合を説明するための図。
【図10】図9と同様の図。
11 中央演算処理装置 12 読出専用メモリ 13 書き替え可能なメモリ 13A 画像メモリ 13B 曲線群メモリ 13C エッジ検出手段 13D 2値化手段 13E ハフ変換手段 13F 度数分布探索手段 13G 直線抽出手段 14 入力ポート 15 出力ポート 20 撮像装置 30 高精度画像処理装置 31 画像分割手段 32 拡大画像メモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 画像メモリに取り込まれた画像に散在す
る候補点にハフ変換を施し、ハフ変換により画像上に散
在する候補点を結ぶ直線の累積数が最も大きい直線部分
を検出する画像処理方法において、 上記画像メモリに取り込んだ画像に、この画像の四隅の
一つを原点とする直交座標を設定し、この直交座標の原
点を含む小値領域の画像領域を上記画像から分割し、分
割した画像領域を上記画像メモリと同等の画素数を持つ
メモリに拡大して書込み、この拡大して記憶した画像の
各候補点をハフ変換することを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項2】 A.撮像装置で撮像した画像を記憶する
画像メモリと、 B.この画像メモリに記憶した画像中の濃度値が角激に
変化する部分をエッジとして検出し、検出されたエッジ
部分のみを画像として取り出すエッジ検出手段と、 C.このエッジ検出手段で検出したエッジ検出画像を白
と黒の2値の値を持つ画像データに正規化する2値化処
理手段と、 D.この2値化処理手段によって処理された画像に、こ
の画像の四隅の一つを原点とする直交座標を設定し、こ
の座標の原点を含む低値領域の画像領域を上記画像から
分割する画像分割手段と、 E.この画像分割手段で分割された画像領域を上記画像
メモリと同等の記憶画素数を持つ画像メモリに拡大して
記憶する拡大画像メモリと、 F.この拡大画像メモリに記憶した画像及び上記画像メ
モリに残された画像に散在する候補点について順次ハフ
変換し、θ−ρ平面上の曲線を算出するハフ変換手段
と、 G.このハフ変換手段で変換されたθ−ρ平面上の曲線
群の累積交叉数が最大になるθ0 ,ρ0 を求める度数分
布探索手段と、 H.この度数分布探索手段によって求めるθ0 ,ρ0 に
より上記分割化された画像及び画像メモリに残された画
像に散在する候補点を結ぶ線の累積数が最も大きい線の
傾斜係数aと切片bとを算出する直線抽出手段と、によ
って構成したことを特徴とする高精度画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120792A JPH10312460A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 画像処理方法及び高精度画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9120792A JPH10312460A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 画像処理方法及び高精度画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312460A true JPH10312460A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14795120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9120792A Withdrawn JPH10312460A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 画像処理方法及び高精度画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312460A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016040709A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-24 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、表示制御方法、及びコンピュータプログラム |
| CN105447852A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-30 | 四川浩特通信有限公司 | 一种基于Hough变换检测汽车牌识别方法 |
| CN113763439A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-12-07 | 北京沃东天骏信息技术有限公司 | 图像处理方法和装置 |
| CN114219818A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-03-22 | 成都唐源电气股份有限公司 | 刚性接触网定位线夹卡滞检测方法、装置、计算机设备和存储介质 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9120792A patent/JPH10312460A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016040709A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-24 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、表示制御方法、及びコンピュータプログラム |
| CN105447852A (zh) * | 2015-11-12 | 2016-03-30 | 四川浩特通信有限公司 | 一种基于Hough变换检测汽车牌识别方法 |
| CN113763439A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-12-07 | 北京沃东天骏信息技术有限公司 | 图像处理方法和装置 |
| US12586147B2 (en) | 2021-02-07 | 2026-03-24 | Beijing Wodong Tianjun Information Technology Co , Ltd. | Image processing method and image processing apparatus for transforming objects within an image |
| CN114219818A (zh) * | 2021-11-16 | 2022-03-22 | 成都唐源电气股份有限公司 | 刚性接触网定位线夹卡滞检测方法、装置、计算机设备和存储介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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