JPH10312771A - 放電灯およびこの放電灯を用いた映像投射機 - Google Patents
放電灯およびこの放電灯を用いた映像投射機Info
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- JPH10312771A JPH10312771A JP9125317A JP12531797A JPH10312771A JP H10312771 A JPH10312771 A JP H10312771A JP 9125317 A JP9125317 A JP 9125317A JP 12531797 A JP12531797 A JP 12531797A JP H10312771 A JPH10312771 A JP H10312771A
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- csi
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 失透や黒化の発生を防止することによって、
照度低下を防止することのできる放電灯およびこの放電
灯を用いた映像投射機を得る。 【解決手段】 内部に一対の電極4が配された発光部2
を有し、かつ発光部2内に始動用ガスと水銀と金属ハロ
ゲン化物として沃化ガドリニウム(GdI3)、沃化ル
テチウム(LuI3)、沃化セシウム(CsI)とが封
入された石英ガラス製の発光管1を備え、金属ハロゲン
化物に占めるCsI量をm(wt%)、一対の電極4を
水平に配した発光部2の垂直方向の最大直径をa(m
m)および、発光部2の水平方向の最大直径をb(m
m)としたときに1.0≦b/a≦2.46−0.03
×m、かつ、m≧12を満足している。
照度低下を防止することのできる放電灯およびこの放電
灯を用いた映像投射機を得る。 【解決手段】 内部に一対の電極4が配された発光部2
を有し、かつ発光部2内に始動用ガスと水銀と金属ハロ
ゲン化物として沃化ガドリニウム(GdI3)、沃化ル
テチウム(LuI3)、沃化セシウム(CsI)とが封
入された石英ガラス製の発光管1を備え、金属ハロゲン
化物に占めるCsI量をm(wt%)、一対の電極4を
水平に配した発光部2の垂直方向の最大直径をa(m
m)および、発光部2の水平方向の最大直径をb(m
m)としたときに1.0≦b/a≦2.46−0.03
×m、かつ、m≧12を満足している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯およびこの
放電灯を用いた映像投射機に関する。
放電灯を用いた映像投射機に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクター等の映像投射機用光
源として、光学系の光利用効率向上のため電極間の距離
が短く点光源に近い、いわゆるショートアークの放電灯
が用いられている。
源として、光学系の光利用効率向上のため電極間の距離
が短く点光源に近い、いわゆるショートアークの放電灯
が用いられている。
【0003】放電灯の中でもメタルハライドランプは、
発光管内に封入する金属ハロゲン化物の種類、組成を操
作することによって光源の色特性の制御が容易にできる
ために液晶プロジェクター等の光源として広く利用され
ている。
発光管内に封入する金属ハロゲン化物の種類、組成を操
作することによって光源の色特性の制御が容易にできる
ために液晶プロジェクター等の光源として広く利用され
ている。
【0004】このようなメタルハライドランプには、通
常、石英ガラス製の発光管内に、水銀、不活性ガスとと
もに沃化ディスプロシウム(DyI3)、沃化ネオジウ
ム(NdI3)等の金属ハロゲン化物が封入されてい
る。
常、石英ガラス製の発光管内に、水銀、不活性ガスとと
もに沃化ディスプロシウム(DyI3)、沃化ネオジウ
ム(NdI3)等の金属ハロゲン化物が封入されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】点灯中、発光管は高温
になるためにハロゲン化物と発光管材料である石英ガラ
スとが反応し、石英が結晶化し失透と呼ばれる現象を起
こしたり、電極材料の飛散によって、発光管に黒化が生
じたりする。このために発光管の透過率が減少したり、
失透、黒化している箇所で光が吸収、拡散されたり、さ
らに、このような状態になると光学系において光の利用
効率が低下し、スクリーン上の照度が低下してしまう。
また、発光管の管壁表面で光が吸収されるため、発光管
管壁の温度が上昇し、ランプ電圧の上昇、発光管材料の
石英ガラスの軟化点を越えてしまう等の不具合が生じ
る。
になるためにハロゲン化物と発光管材料である石英ガラ
スとが反応し、石英が結晶化し失透と呼ばれる現象を起
こしたり、電極材料の飛散によって、発光管に黒化が生
じたりする。このために発光管の透過率が減少したり、
失透、黒化している箇所で光が吸収、拡散されたり、さ
らに、このような状態になると光学系において光の利用
効率が低下し、スクリーン上の照度が低下してしまう。
また、発光管の管壁表面で光が吸収されるため、発光管
管壁の温度が上昇し、ランプ電圧の上昇、発光管材料の
石英ガラスの軟化点を越えてしまう等の不具合が生じ
る。
【0006】一般に温度が高いほど、またハロゲン化物
の濃度が高いほど失透は進み、点灯500時間程度でこ
れらの現象が顕著にあらわれ、点灯1000時間で照度
維持率が50%未満となってしまい、長寿命のランプの
実現は困難であった。
の濃度が高いほど失透は進み、点灯500時間程度でこ
れらの現象が顕著にあらわれ、点灯1000時間で照度
維持率が50%未満となってしまい、長寿命のランプの
実現は困難であった。
【0007】本発明は、失透や黒化の発生を防止するこ
とによって、照度低下を防止することのできる放電灯お
よびこの放電灯を用いた映像投射機を得ることを目的と
する。
とによって、照度低下を防止することのできる放電灯お
よびこの放電灯を用いた映像投射機を得ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の放電灯は、内部
に一対の電極が配された発光部を有し、かつ前記発光部
内に始動用ガスと水銀と金属ハロゲン化物として沃化ガ
ドリニウム(GdI3)、沃化ルテチウム(LuI3)、
沃化セシウム(CsI)とが封入された石英ガラス製の
発光管を備え、前記金属ハロゲン化物に占めるCsI量
をm(wt%)、一対の前記電極を水平に配した前記発
光部の垂直方向の最大直径をa(mm)および、前記発
光部の水平方向の最大直径をb(mm)としたときに
1.0≦b/a≦2.46−0.03×m、かつ、m≧
12を満足する構成を有する。
に一対の電極が配された発光部を有し、かつ前記発光部
内に始動用ガスと水銀と金属ハロゲン化物として沃化ガ
ドリニウム(GdI3)、沃化ルテチウム(LuI3)、
沃化セシウム(CsI)とが封入された石英ガラス製の
発光管を備え、前記金属ハロゲン化物に占めるCsI量
をm(wt%)、一対の前記電極を水平に配した前記発
光部の垂直方向の最大直径をa(mm)および、前記発
光部の水平方向の最大直径をb(mm)としたときに
1.0≦b/a≦2.46−0.03×m、かつ、m≧
12を満足する構成を有する。
【0009】これにより、寿命初期の照度低下を抑える
ことのできる優れた放電灯を得ることができる。
ことのできる優れた放電灯を得ることができる。
【0010】また、本発明の映像投射機は、前記放電灯
が、放物面または楕円面である反射面を備えた凹面反射
鏡に設けられた構成を有する。
が、放物面または楕円面である反射面を備えた凹面反射
鏡に設けられた構成を有する。
【0011】これにより、中心照度維持率の優れた映像
投影機を提供することができる。
投影機を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態である
250Wメタルハライドランプは、図1に示すように、
内部に一対の電極4を有し、かつ始動用ガスとしてAr
ガス、水銀とともに沃化物GdI3、LuI3、CsI
が、例えばCsIが26wt%の場合、GdI3は42
wt%、LuI3は32wt%で、総量2.8mgの金
属ハロゲン化物が封入された回転楕円体形状の発光部2
と、この発光部2の両端部に連設された封止部3とを有
する石英ガラス製の発光管1を有している。封止部3に
は一端部に電極4が接続され、他端部に外部リード線5
が接続されたモリブデン箔6が、この電極4が発光部2
内に位置するように封止されている。一対の電極4は、
電極間距離ALを4mmとしている。また、電極4は、
図2に示すように、タングステン製の電極棒7とタング
ステン製のコイル8からなり、電極棒7の先端部にコイ
ル8が設けられている。
250Wメタルハライドランプは、図1に示すように、
内部に一対の電極4を有し、かつ始動用ガスとしてAr
ガス、水銀とともに沃化物GdI3、LuI3、CsI
が、例えばCsIが26wt%の場合、GdI3は42
wt%、LuI3は32wt%で、総量2.8mgの金
属ハロゲン化物が封入された回転楕円体形状の発光部2
と、この発光部2の両端部に連設された封止部3とを有
する石英ガラス製の発光管1を有している。封止部3に
は一端部に電極4が接続され、他端部に外部リード線5
が接続されたモリブデン箔6が、この電極4が発光部2
内に位置するように封止されている。一対の電極4は、
電極間距離ALを4mmとしている。また、電極4は、
図2に示すように、タングステン製の電極棒7とタング
ステン製のコイル8からなり、電極棒7の先端部にコイ
ル8が設けられている。
【0013】発光管1の封止部3には、酸化ジルコニウ
ムを含む保温膜11が塗布されている。
ムを含む保温膜11が塗布されている。
【0014】一方の封止部3にはセラミックからなる口
金9が設けられており、外部リード線5が口金9から延
出している。また、他方の封止部3から導出した外部リ
ード線5には電力供給線10が接続されている。
金9が設けられており、外部リード線5が口金9から延
出している。また、他方の封止部3から導出した外部リ
ード線5には電力供給線10が接続されている。
【0015】発光部2の肉厚は1.2mmである。ま
た、発光部2は、電極4を水平に配した場合の発光部2
の垂直方向の最大直径をa、発光部2の水平方向の最大
直径をbとし、例えばb/a=1.6のとき、a=1
1.2mm、b=17.4mmであり内容積は約1.2
ccである。
た、発光部2は、電極4を水平に配した場合の発光部2
の垂直方向の最大直径をa、発光部2の水平方向の最大
直径をbとし、例えばb/a=1.6のとき、a=1
1.2mm、b=17.4mmであり内容積は約1.2
ccである。
【0016】本実施の形態のランプは、交流点灯方式で
点灯され、ランプ電圧は約60Vでランプ消費電力は2
50Wである。
点灯され、ランプ電圧は約60Vでランプ消費電力は2
50Wである。
【0017】また、発光管の一方の封止部3に、放物面
である反射面を備えたガラスからなる凹面反射鏡12が
セメント13によって固着されている。
である反射面を備えたガラスからなる凹面反射鏡12が
セメント13によって固着されている。
【0018】図3に本実施の形態のメタルハライドラン
プのb/aを変化させたときの1000hでのスクリー
ン中心照度維持率を示す。なお、スクリーン中心照度維
持率とは40inchスクリーンに投影したときのスク
リーン中心における照度の変化である。また、点灯実験
として、5.5時間点灯、0.5時間消灯のサイクルを
繰り返して行った。
プのb/aを変化させたときの1000hでのスクリー
ン中心照度維持率を示す。なお、スクリーン中心照度維
持率とは40inchスクリーンに投影したときのスク
リーン中心における照度の変化である。また、点灯実験
として、5.5時間点灯、0.5時間消灯のサイクルを
繰り返して行った。
【0019】図3から明らかなように、中心照度維持率
(図3中、直線Aで示す)を50%以上に維持するため
にはb/aを1.0より大きくすることが必要である。
また、b/aを1.0よりも大きくすることによって発
光管管壁温度分布が変わり、失透が発光管の真上から広
がるのではなく、発光管上部のやや保温膜側から広がっ
ていくので、光の利用効率の高い口金碍子側の発光管の
失透が遅延される。このために長寿命化が可能となる。
しかし、b/aを大きくしすぎると封入した金属ハロゲ
ン化物が発光管の管端部付近にたまるようになり、水銀
以外の金属原子(Gd、Lu)から生じる発光が減少
し、水銀の発光が強くなってしまう。水銀の発光が強す
ぎると、スクリーンが緑色になり好ましくない。
(図3中、直線Aで示す)を50%以上に維持するため
にはb/aを1.0より大きくすることが必要である。
また、b/aを1.0よりも大きくすることによって発
光管管壁温度分布が変わり、失透が発光管の真上から広
がるのではなく、発光管上部のやや保温膜側から広がっ
ていくので、光の利用効率の高い口金碍子側の発光管の
失透が遅延される。このために長寿命化が可能となる。
しかし、b/aを大きくしすぎると封入した金属ハロゲ
ン化物が発光管の管端部付近にたまるようになり、水銀
以外の金属原子(Gd、Lu)から生じる発光が減少
し、水銀の発光が強くなってしまう。水銀の発光が強す
ぎると、スクリーンが緑色になり好ましくない。
【0020】水銀以外の原子からの発光強度を水銀の5
45nmの発光強度に対する445nmの発光強度(B
/G)で定義し、図3に金属ハロゲン化物に占めるCs
I量mを9wt%、12wt%、26wt%、32wt
%、40wt%としたランプのb/aの変化にともなう
B/G比の変化を示した。図3から明らかなように、金
属ハロゲン化物中のCsI量mを減少させることによっ
てGd,Luの発光が増加することがわかる。したがっ
て、金属ハロゲン化物中のCsI量mを少なくすること
によって、Gd,Luの発光が増加し、水銀原子の発光
が強調されるのを防ぐことができ、また、B/G比が向
上する。なお、図3において*印はm=9wt%を、○
印はm=12wt%を、□印はm=26wt%を、△印
はm=32wt%を、×印はm=40wt%をそれぞれ
示す。
45nmの発光強度に対する445nmの発光強度(B
/G)で定義し、図3に金属ハロゲン化物に占めるCs
I量mを9wt%、12wt%、26wt%、32wt
%、40wt%としたランプのb/aの変化にともなう
B/G比の変化を示した。図3から明らかなように、金
属ハロゲン化物中のCsI量mを減少させることによっ
てGd,Luの発光が増加することがわかる。したがっ
て、金属ハロゲン化物中のCsI量mを少なくすること
によって、Gd,Luの発光が増加し、水銀原子の発光
が強調されるのを防ぐことができ、また、B/G比が向
上する。なお、図3において*印はm=9wt%を、○
印はm=12wt%を、□印はm=26wt%を、△印
はm=32wt%を、×印はm=40wt%をそれぞれ
示す。
【0021】また、図4に、B/Gが25%以上のと
き、スクリーン上の色が好ましい状態になるとし、Cs
I量mとb/aとを変化させたときにB/G比が25%
以上かどうかを示した。なお、図4中○はB/Gが25
%以上、△は25%未満であることを示す。図4から明
らかなように、B/G比を25%以上とするためには、
図4中斜線で示す領域内に入るようにb/aおよびCs
I量mを設定する必要がある。すなわち、1000hで
の中心照度維持率が50%以上でB/Gが25%以上で
あるためには、1.0≦b/a≦2.46−0.03m
であることが好ましい。また、CsI量mが12wt%
より小さいとアークが細くなりすぎてチラツキを発生す
る。したがってm≧12であることが好ましい。
き、スクリーン上の色が好ましい状態になるとし、Cs
I量mとb/aとを変化させたときにB/G比が25%
以上かどうかを示した。なお、図4中○はB/Gが25
%以上、△は25%未満であることを示す。図4から明
らかなように、B/G比を25%以上とするためには、
図4中斜線で示す領域内に入るようにb/aおよびCs
I量mを設定する必要がある。すなわち、1000hで
の中心照度維持率が50%以上でB/Gが25%以上で
あるためには、1.0≦b/a≦2.46−0.03m
であることが好ましい。また、CsI量mが12wt%
より小さいとアークが細くなりすぎてチラツキを発生す
る。したがってm≧12であることが好ましい。
【0022】次に第2の実施の形態について説明する。
発光管構成は第1の実施の形態と同じである。ここでは
直径dが0.80mmであるタングステン製電極棒7に
この電極棒7先端から間隔c(mm)離してコイル8が
取り付けられている。この間隔cをここでは電極突出長
とする。コイル8は直径0.2mmのタングステン製ワ
イヤを巻き付けたものであって2層からなる。1層目は
ワイヤを11回、2層目は1層目の上に5回巻き付けて
いる。また電極棒長は13mmである。本実施の形態で
はCsI量mは26wt%とした。入力電力は250W
である。電極突出長cを変化させた場合のランプのスク
リーン中心照度維持率を表1に示す。
発光管構成は第1の実施の形態と同じである。ここでは
直径dが0.80mmであるタングステン製電極棒7に
この電極棒7先端から間隔c(mm)離してコイル8が
取り付けられている。この間隔cをここでは電極突出長
とする。コイル8は直径0.2mmのタングステン製ワ
イヤを巻き付けたものであって2層からなる。1層目は
ワイヤを11回、2層目は1層目の上に5回巻き付けて
いる。また電極棒長は13mmである。本実施の形態で
はCsI量mは26wt%とした。入力電力は250W
である。電極突出長cを変化させた場合のランプのスク
リーン中心照度維持率を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1から明らかなように、電極突出長cが
長い場合(c>1.25mm)、電極先端の熱容量が小
さいために電極の劣化が激しくなり、スクリーン中心照
度維持率の低下が大きくなる。電極突出長cを短くする
につれ、スクリーン中心照度維持率は増加する。しかし
極端に短くすると(c<0.70mm)、放電中に通常
タングステン製電極棒の先端に発生するアークの輝点が
コイルの方にも移るようになる。このような状態になる
と、コイルの材料であるタングステンの飛散量が増加
し、発光管の黒化を促進する。またチラツキの原因にも
なるので良くない。このことから電極突出長c(mm)
を0.70≦c≦1.25にするのが好ましい。
長い場合(c>1.25mm)、電極先端の熱容量が小
さいために電極の劣化が激しくなり、スクリーン中心照
度維持率の低下が大きくなる。電極突出長cを短くする
につれ、スクリーン中心照度維持率は増加する。しかし
極端に短くすると(c<0.70mm)、放電中に通常
タングステン製電極棒の先端に発生するアークの輝点が
コイルの方にも移るようになる。このような状態になる
と、コイルの材料であるタングステンの飛散量が増加
し、発光管の黒化を促進する。またチラツキの原因にも
なるので良くない。このことから電極突出長c(mm)
を0.70≦c≦1.25にするのが好ましい。
【0025】次に第3の実施の形態について説明する。
発光管の構成は第1の実施の形態と同じである。電極突
出長cは0.75mm、CsI量mは26wt%とし
た。ランプ入力電力は250Wである。電極棒の直径d
を変えて、スクリーン中心照度維持率を調べた。図5に
1000hにおけるスクリーン中心照度維持率と電極棒
の直径との関係について測定した結果を示す。
発光管の構成は第1の実施の形態と同じである。電極突
出長cは0.75mm、CsI量mは26wt%とし
た。ランプ入力電力は250Wである。電極棒の直径d
を変えて、スクリーン中心照度維持率を調べた。図5に
1000hにおけるスクリーン中心照度維持率と電極棒
の直径との関係について測定した結果を示す。
【0026】図5から明らかなように、電極棒の直径d
(mm)が0.70よりも小さくなると、1000hに
おける中心照度維持率が50%未満になるとともに、電
極材料の蒸発量が増え、発光管の黒化を促進させること
がわかった。電極棒の直径d(mm)が0.90を越え
ると、1000hにおける中心照度維持率が50%未満
となるとともに、始動時のスパッタによる発光管の黒化
が増えることがわかった。したがって、1000hで5
0%以上の中心照度維持率を得るためには電極棒の直径
d(mm)を0.70≦d≦0.90とするのが好まし
い。
(mm)が0.70よりも小さくなると、1000hに
おける中心照度維持率が50%未満になるとともに、電
極材料の蒸発量が増え、発光管の黒化を促進させること
がわかった。電極棒の直径d(mm)が0.90を越え
ると、1000hにおける中心照度維持率が50%未満
となるとともに、始動時のスパッタによる発光管の黒化
が増えることがわかった。したがって、1000hで5
0%以上の中心照度維持率を得るためには電極棒の直径
d(mm)を0.70≦d≦0.90とするのが好まし
い。
【0027】次に上記第1の実施の形態で示した反射鏡
を有するメタルハライドランプを液晶プロジェクタにつ
いて説明する。
を有するメタルハライドランプを液晶プロジェクタにつ
いて説明する。
【0028】本実施の形態は、図6に示すように、第1
の実施の形態のメタルハライドランプを示す光源部14
からの照射光をフィールドレンズ15で集光し、液晶パ
ネル16に照射し、液晶パネルで形成された光学画像を
プロジェクションレンズ17でスクリーン18に拡大投
影するものである。この光学系におけるスクリーン中心
照度維持率の変化を図7に示す。
の実施の形態のメタルハライドランプを示す光源部14
からの照射光をフィールドレンズ15で集光し、液晶パ
ネル16に照射し、液晶パネルで形成された光学画像を
プロジェクションレンズ17でスクリーン18に拡大投
影するものである。この光学系におけるスクリーン中心
照度維持率の変化を図7に示す。
【0029】図7から明らかなように、b/aを大きく
することによって中心照度維持率が向上しているのがわ
かる。
することによって中心照度維持率が向上しているのがわ
かる。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の構成によれ
ば、寿命初期の照度低下を抑えることのできる優れた放
電灯を提供することができるとともに、この放電灯を用
いることにより中心照度維持率の優れた映像投影機を提
供することができる。
ば、寿命初期の照度低下を抑えることのできる優れた放
電灯を提供することができるとともに、この放電灯を用
いることにより中心照度維持率の優れた映像投影機を提
供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態であるメタルハライ
ドランプの一部断面図
ドランプの一部断面図
【図2】同じく電極棒の構成図
【図3】金属ハロゲン化物に占めるCsI量mの封入量
の異なるランプにおいて、b/aを変えた時の1000
hでのスクリーン中心照度維持率と0hでのB/Gを示
す図
の異なるランプにおいて、b/aを変えた時の1000
hでのスクリーン中心照度維持率と0hでのB/Gを示
す図
【図4】CsI量mとb/aとの関係を示す図
【図5】1000hにおけるスクリーン中心照度維持率
と電極棒の直径との関係を示す図
と電極棒の直径との関係を示す図
【図6】液晶プロジェクターの概略図
【図7】液晶プロジェクタの光源として用いたときのス
クリーン中心照度維持率の変化を示す図
クリーン中心照度維持率の変化を示す図
1 発光管 2 発光部 3 封止部 4 電極 5 外部リード線 6 モリブデン箔 7 電極棒 8 コイル 9 口金 10 電力供給線 11 保温膜 12 反射鏡 13 セメント 14 光源部 15 フィールドレンズ 16 液晶パネル 17 プロジェクションレンズ 18 スクリーン
Claims (5)
- 【請求項1】 内部に一対の電極が配された発光部を有
し、かつ前記発光部内に始動用ガスと水銀と金属ハロゲ
ン化物として沃化ガドリニウム(GdI3)、沃化ルテ
チウム(LuI3)、沃化セシウム(CsI)とが封入
された石英ガラス製の発光管を備え、前記金属ハロゲン
化物に占めるCsI量をm(wt%)、一対の前記電極
を水平に配した前記発光部の垂直方向の最大直径をa
(mm)および、前記発光部の水平方向の最大直径をb
(mm)としたときに1.0≦b/a≦2.46−0.
03×m、かつ、m≧12を満足することを特徴とする
放電灯。 - 【請求項2】 前記電極が水平になるように点灯され、
かつ交流点灯方式で使用されるべきことを特徴とする請
求項1記載の放電灯。 - 【請求項3】 ランプ電力が250Wで、前記電極は電
極棒とコイルとからなり、前記コイル先端から前記電極
棒先端までの間隔をc(mm)としたときに、0.70
≦c≦1.25を満足することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の放電灯。 - 【請求項4】 ランプ電力が250Wで、前記電極棒の
直径d(mm)が0.70≦d≦0.90を満足するこ
とを特徴とした請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
放電灯。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
前記放電灯が、放物面または楕円面である反射面を備え
た凹面反射鏡に設けられていることを特徴とする映像投
射機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12531797A JP3307272B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 放電灯およびこの放電灯を用いた映像投射機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12531797A JP3307272B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 放電灯およびこの放電灯を用いた映像投射機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312771A true JPH10312771A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3307272B2 JP3307272B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=14907124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12531797A Expired - Fee Related JP3307272B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 放電灯およびこの放電灯を用いた映像投射機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3307272B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001043163A1 (en) * | 1999-12-09 | 2001-06-14 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Metal halide lamp |
| KR100724220B1 (ko) * | 2004-07-14 | 2007-05-31 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 광원 장치 및 프로젝터 |
| CN100395653C (zh) * | 2004-02-12 | 2008-06-18 | 深圳帝成科技有限公司 | 高效平面光源 |
| JP2013512543A (ja) * | 2009-11-27 | 2013-04-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気反射器ランプ及び反射器 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP12531797A patent/JP3307272B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001043163A1 (en) * | 1999-12-09 | 2001-06-14 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Metal halide lamp |
| CN100395653C (zh) * | 2004-02-12 | 2008-06-18 | 深圳帝成科技有限公司 | 高效平面光源 |
| KR100724220B1 (ko) * | 2004-07-14 | 2007-05-31 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 광원 장치 및 프로젝터 |
| JP2013512543A (ja) * | 2009-11-27 | 2013-04-11 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電気反射器ランプ及び反射器 |
| US9074752B2 (en) | 2009-11-27 | 2015-07-07 | Koninklijke Philips N.V. | Electric reflector lamp and reflector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3307272B2 (ja) | 2002-07-24 |
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