JPH10312964A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10312964A
JPH10312964A JP9122225A JP12222597A JPH10312964A JP H10312964 A JPH10312964 A JP H10312964A JP 9122225 A JP9122225 A JP 9122225A JP 12222597 A JP12222597 A JP 12222597A JP H10312964 A JPH10312964 A JP H10312964A
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film
epitaxial layer
semiconductor substrate
semiconductor device
forming
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JP9122225A
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Hideki Mori
日出樹 森
Shuichi Oka
修一 岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エピタキシャル層の形成後のリソグラフィー
工程において露光時のアライメントずれを低減すること
ができる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 p型Si基板のような半導体基体1上に
SiO2 膜2およびSi3 4 膜3を順次積層して形成
し、Si3 4 膜3およびSiO2 膜2を所定形状にパ
ターニングすることにより、半導体基体1の表面にSi
2 膜2およびSi3 4 膜3の積層膜からなるアライ
メントマークを形成する。その後、エピタキシャル成長
法により、700℃以上800℃以下の温度で、半導体
基体1の露出した表面上にのみ選択的にエピタキシャル
層4を形成する。エピタキシャル層4の形成時の温度を
900℃以上1100℃以下、好適には950℃以上1
000℃以下として、半導体基体1の表面に選択的にエ
ピタキシャル層4を形成するとともに、Si3 4 膜3
上に多結晶Si膜41を堆積してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に関し、特に、半導体基体上にエピタキシャル層
を形成し、このエピタキシャル層を用いて高耐圧のバイ
ポーラ集積回路、高耐圧のMOS集積回路および高耐圧
のBiCMOS集積回路などを形成するようにした半導
体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及
や、家庭用テレビの大型化に伴い、ディスプレイ市場が
急速に拡大している。現在、このディスプレイの分野に
おいては、高精細、高輝度、広視野角、高コントラスト
など優れた視認性を有する陰極線管(CRT)ディスプ
レイが最も一般的である。しかし、このCRTディスプ
レイは大画面化に伴って占有面積が増大するという問題
が有るため、液晶ディスプレイ、プロジェクターディス
プレイに加えて、プラズマを用いた新方式によるプラズ
マディスプレイなど薄型化が可能なフラットパネルディ
スプレイが、CRTディスプレイに代わる次世代ディス
プレイとして期待されている。こうした中、半導体装置
の分野においては、液晶やプラズマを制御するドライバ
トランジスタのように、耐圧が数百V程度の高耐圧トラ
ンジスタが必要とされている。このような高耐圧トラン
ジスタは、半導体基体上にエピタキシャル層を形成し、
このエピタキシャル層中に拡散層を形成することにより
製造されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エピタ
キシャル層を用いて高耐圧トランジスタを形成する場
合、トランジスタの高耐圧化に伴って、半導体基体上に
形成されるエピタキシャル層の厚さが増加するため、従
来は、次のような問題を生じていた。
【0004】すなわち、通常、このようなトランジスタ
の製造工程は、不純物のイオン注入の際のイオン注入マ
スクや、絶縁膜をエッチングによりパターニングする際
のエッチングマスクとして用いられる所定形状のレジス
トパターンを形成するために、複数のリソグラフィー工
程を有している。このため、各リソグラフィーの工程で
の露光の際に、その都度、フォトマスクやレチクルの位
置合わせ(アライメント)を精密に行う必要がある。そ
こで、従来は、半導体基体をエッチングすることにより
表面に段差部を形成し、この段差部を位置合わせの際の
基準となるアライメントマークとして用いていた。
【0005】しかしながら、このように半導体基体をエ
ッチングして表面にアライメントマークの段差部を形成
した場合、この段差部に半導体基体の主表面とは異なっ
た結晶方位が存在するため、この半導体基体上にエピタ
キシャル層を形成すると、アライメントマークの段差部
が、エピタキシャル層の表面に歪んで転写され、エピタ
キシャル層形成後に行われるリソグラフィー工程におい
て、露光時にアライメントずれを起こすという問題があ
った。このアライメントずれは、半導体基体上に形成さ
れるエピタキシャル層の厚さが大きく(例えば、5μm
以上)なるほど顕著になるため、エピタキシャル層を用
いて高耐圧トランジスタを形成する場合の重大な問題点
となっている。
【0006】したがって、この発明の目的は、エピタキ
シャル層の形成後のリソグラフィー工程において露光時
のアライメントずれを低減することができる半導体装置
の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、半導体基体上にエピタキシャル層を形
成するようにした半導体装置の製造方法において、半導
体基体上に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜を所定形状
にパターニングすることにより半導体基体の表面に段差
部を形成する工程と、絶縁膜で覆われていない部分の半
導体基体の表面にエピタキシャル層を選択的に形成する
工程とを有することを特徴とするものである。
【0008】この発明の典型的な実施形態においては、
半導体基体としてシリコン基板が用いられる。
【0009】この発明の好適な実施形態においては、絶
縁膜として半導体基体上に形成された二酸化シリコン膜
と、この二酸化シリコン膜上に形成された窒化シリコン
膜との積層膜が用いられる。これは、二酸化シリコン膜
上に窒化シリコン膜を形成することにより、窒化シリコ
ン膜の応力を低減することができるとともに、絶縁膜の
最上層を窒化シリコン膜とすることにより、成長速度の
違いを利用して、半導体基体上にのみ選択的にエピタキ
シャル層を形成することが容易となるからである。
【0010】この発明の一実施形態においては、半導体
基体上にエピタキシャル層を形成する際に、絶縁膜上に
膜をほとんど堆積させずに選択エピタキシャル成長を行
う観点から、エピタキシャル層を形成するときの温度
が、例えば700℃以上800℃以下に選ばれる。
【0011】この発明の他の実施形態においては、半導
体基体上にエピタキシャル層を形成する際に、絶縁膜上
に多結晶半導体膜を堆積させることができ、かつ、エピ
タキシャル層の表面にアライメントマークとして認識可
能な段差を形成することができるようにする観点から、
エピタキシャル層を形成するときの温度が、例えば90
0℃以上1100℃以下、好適には例えば950℃以上
1000℃以下に選ばれる。
【0012】上述のように構成されたこの発明によれ
ば、半導体基体上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜を所定
形状にパターニングして半導体基体の表面に段差部を形
成することにより、半導体基体の表面に絶縁膜からなる
凸形状のアライメントマークが形成される。この場合、
絶縁膜上でのエピタキシャル層の成長速度が、半導体基
体上でのエピタキシャル層の成長速度に比べて著しく低
下するので、エピタキシャル層を絶縁膜上に殆ど堆積さ
せないようにして、半導体基体の露出した表面にのみ選
択的に形成することが可能になる。このとき、半導体基
体をエッチングしてアライメントマークを形成する従来
方式のように、段差部に半導体基体の表面とは異なった
結晶方位が存在しないため、エピタキシャル層の表面
に、半導体基体上に形成されたアライメントマークを歪
むことなく、したがって、そのままの形状で転写させる
ことができる。これにより、エピタキシャル層の形成後
に行われるリソグラフィーの工程において、露光時のア
ライメントずれを低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図
において、同一または対応する部分には同一の符号を付
す。
【0014】まず、この発明の第1の実施形態による半
導体装置の製造方法について説明する。図1〜図4は、
この第1の実施形態による半導体装置の製造方法を示
す。ここでは、半導体基体上にエピタキシャル層を形成
し、このエピタキシャル層を用いて高耐圧のnpnトラ
ンジスタを形成する場合を例に説明する。
【0015】すなわち、この半導体装置の製造方法にお
いては、図1に示すように、例えばp型シリコン(S
i)基板のような半導体基体1を、例えば、水蒸気中で
900℃〜1000℃の温度で熱酸化することにより、
この半導体基体1上に、厚さ10〜50nm程度の二酸
化シリコン(SiO2 )膜2を形成し、このSiO2
2上に、例えば化学気相成長(CVD)法により、厚さ
50〜100nm程度の窒化シリコン(Si3 4 )膜
3を形成する。
【0016】次に、図2に示すように、Si3 4 膜3
上に、リソグラフィー法により所定形状のレジストパタ
ーン(図示せず)を形成した後、このレジストパターン
をマスクとして、例えば反応性イオンエッチング(RI
E)法により、Si3 4 膜3およびSiO2 膜2を選
択的にエッチング除去することにより、アライメントマ
ーク形成領域における半導体基体1の表面に段差部を形
成する。これにより、半導体基体1の表面にSiO2
2およびSi3 4 膜3の積層膜からなる凸形状のアラ
イメントマークが形成される。この後、Si3 4 膜3
およびSiO膜2のエッチングマスクとして用いたレ
ジストパターンを、例えば硫酸と過酸化水素水との混合
液を用いて剥離する。
【0017】次に、図3に示すように、半導体基体1上
に、既存のエピタキシャル成長法により、例えば、70
0℃〜800℃の温度で、例えばn型Siからなるエピ
タキシャル層4を形成する。このエピタキシャル層4
は、最終的に形成されるnpnトランジスタに必要とさ
れる絶対定格(特に耐圧)が得られる厚さに形成する。
ここでは、このエピタキシャル層4の厚さを例えば5μ
m以上とする。これにより、最終的に形成されるnpn
トランジスタの耐圧として例えば90V以上の高い値が
得られる。なお、このとき、Si4 膜3上の部分
では、半導体基体1上の部分に比べて、エピタキシャル
層4の成長速度が著しく低下するので、エピタキシャル
層4は、Si3 4 膜3上には殆ど堆積されず、半導体
基体1の露出した表面上にのみ選択的に形成される。こ
のように、半導体基体1上にエピタキシャル層4が選択
的に形成された結果、エピタキシャル層4の表面には、
半導体基体1上に形成されたアライメントマークが歪む
ことなく、そのままの形状で転写される。このエピタキ
シャル層4の形成後は、エピタキシャル層4の表面に形
成された段差をアライメントマークとして用いる。
【0018】このようにして、半導体基体1上に、エピ
タキシャル層4までを形成した後、通常のバイポーラト
ランジスタの製造プロセスに従って、図4に示すよう
に、素子形成領域におけるエピタキシャル層4に高耐圧
のnpnトランジスタを形成する。図4において、符号
11は、半導体基体1中に形成されたn+ 型埋め込み層
を示す。このn+ 型埋め込み層11は、エピタキシャル
層4の形成に先立って、半導体基体1中に、例えばリン
(P)のようなn型不純物をイオン注入することにより
形成される。このn+ 型埋め込み層11は、エピタキシ
ャル層4の成長の際に、このエピタキシャル層4の下層
にも形成される。
【0019】エピタキシャル層4に高耐圧のnpnトラ
ンジスタを形成するためには、まず、エピタキシャル層
4の形成後、このエピタキシャル層4の所定部分を、例
えばLOCOS法により選択的に酸化することにより、
フィールド酸化膜12を形成して素子分離を行った後、
活性領域におけるエピタキシャル層4の所定部分に、例
えばPなどのn型不純物を選択的にドープすることによ
り、n+ 型埋め込み層11と接続するn+ 型コレクタ取
り出し領域13を形成する。次に、例えばCVD法によ
り、全面にSiO2 膜からなる絶縁膜14を形成した
後、この絶縁膜14の所定部分に開口部15を形成す
る。
【0020】次に、全面に、例えばCVD法によりベー
ス電極となる多結晶Si膜を形成し、この多結晶Si膜
中に例えばイオン注入法によりBF2 をドープする。次
に、この多結晶Si膜上に、例えばCVD法によりSi
2 膜からなる絶縁膜16を形成する。次に、この絶縁
膜16および多結晶Si膜を所定形状にパターニングす
ることにより、所定部分にベース電極17を形成すると
ともに、開口部18を形成する。次に、開口部18を通
じて、エピタキシャル層4中に、例えばイオン注入法に
よりBF2 をドープすることにより、p型ベース領域1
9を形成する。
【0021】次に、例えばCVD法により、全面にSi
2 膜を形成した後、このSiO2膜をエッチバックす
ることにより、開口部18の内壁にサイドウォール20
を形成する。次に、全面に、例えばCVD法により多結
晶Si膜を形成した後、この多結晶Si膜中に、例えば
イオン注入法によりAsなどのn型不純物をドープす
る。その後、この多結晶Si膜を所定形状にパターニン
グすることにより、エミッタ電極21を形成する。この
エミッタ電極21は、サイドウォール20によりベース
電極17と分離されている。
【0022】次に、例えばCVD法により、全面にSi
2 膜からなる絶縁膜22を形成した後、例えばN2
どの不活性ガス雰囲気中で熱処理を行うことにより、ベ
ース電極17からその下層のエピタキシャル層4中に、
p型不純物であるBが拡散されて、この部分にp型ベー
ス領域19と接続するp+ 型グラフトベース領域23が
形成されるとともに、エミッタ電極21からp型ベース
領域19中に、n型不純物であるAsが拡散されて、こ
の部分にn+ 型エミッタ領域24が形成される。
【0023】次に、例えばCVD法により、全面にBP
SG膜25を形成した後、熱処理を行うことにより、こ
のBPSG膜25をリフローさせて表面平坦化処理を行
う。次に、BPSG膜25および絶縁膜22,16,1
4の所定部分をエッチング除去することにより、接続孔
26〜28を形成する。次に、全面に、例えばスパッタ
リング法によりAl膜またはAl合金膜を形成した後、
これを所定形状にパターニングすることにより、ベース
電極配線29、エミッタ電極配線30およびコレクタ電
極配線31を形成する。
【0024】以上により、エピタキシャル層4の上層
に、目的とする高耐圧のnpnトランジスタが形成され
る。この高耐圧のnpnトランジスタは、すでに述べた
ように、エピタキシャル層4の厚さが5μm以上とされ
ていることにより、ほぼ90V以上の高い耐圧が得られ
ている。
【0025】この第1の実施形態によれば、半導体基体
1上にSiO2 膜2およびSi3 4 膜3を順次積層し
て形成し、これらのSi3 4 膜3およびSiO2 膜2
を所定形状にパターニングして半導体基体1の表面に段
差部を形成することにより、半導体基体1上にSiO2
膜2およびSi3 4 膜3の積層膜からなる凸形状のア
ライメントマークが形成されているので、Si3 4
3上でのエピタキシャル層4の成長速度が、半導体基体
1上でのエピタキシャル層4の成長速度に比べて著しく
低下することを利用して、エピタキシャル層4を、Si
3 4 膜3上に殆ど堆積させないようにして、半導体基
体1の露出した表面にのみ選択的に形成することができ
る。このため、エピタキシャル層4の厚さを5μm以上
と厚くした場合であっても、このエピタキシャル層4の
表面に、半導体基体1上に形成したアライメントマーク
を歪むことなく、そのままの形状で転写することができ
る。
【0026】その結果、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、この半導体装置の製造方法において
は、エピタキシャル層4の形成後、図4に示すように、
素子形成領域におけるエピタキシャル層4に高耐圧のn
pnトランジスタが形成される。このとき、例えば、n
+ 型コレクタ取り出し領域13を形成する工程や、p型
ベース領域19を形成する工程のように、エピタキシャ
ル層4中に不純物をイオン注入する工程や、あるいは、
例えば、絶縁膜14に開口部15を形成する工程や、絶
縁膜16および多結晶Si膜を所定形状にパターニング
することによりベース電極17を形成するとともに開口
部18を形成する工程や、BPSG膜25および絶縁膜
22,16,14の所定部分をエッチング除去すること
により接続孔26〜28を形成する工程や、Al膜また
はAl合金膜を所定形状にパターニングすることにより
ベース電極配線29、エミッタ電極配線30およびコレ
クタ電極配線31を形成する工程のように、絶縁膜また
は導電膜をパターニングする工程などにおいて、イオン
注入マスクやエッチングマスクとして、それぞれ、所定
形状のレジストパターンが用いられている。これらのレ
ジストパターンは、その都度、リソグラフィー法により
レジスト膜をパターニングすることにより形成される。
【0027】このとき、すでに述べたように、半導体基
体1の表面に形成されたアライメントマークが、エピタ
キシャル層4の表面に歪むことなく転写されているた
め、各リソグラフィーの工程において、露光時のアライ
メントを精度良く行うことができ、アライメントずれを
低減することができる。これにより、高耐圧のnpnト
ランジスタの製造歩留りの向上を図ることができる。
【0028】次に、この発明の第2の実施形態による半
導体装置の製造方法について説明する。図5は、この第
2の実施形態による半導体装置の製造方法を示す。
【0029】すなわち、この半導体装置の製造方法にお
いては、第1の実施形態による半導体装置の製造方法の
場合と同様に、半導体基体1上に形成されたSiO2
2およびSi3 4 膜3を所定形状にパターニングした
後、エピタキシャル成長法により、第1の実施形態の場
合よりも高い温度、具体的には、例えば950℃〜10
00℃の温度でエピタキシャル層4を形成する。これに
より、図5に示すように、半導体基体1の露出した表面
上にエピタキシャル層4が選択的に形成されるととも
に、Si3 4 膜3上に多結晶Si膜41が堆積され
る。この場合、エピタキシャル層4の表面に対して多結
晶Si膜41の表面が低くなり、エピタキシャル層4の
表面に段差が形成される。エピタキシャル層4の形成後
は、この段差部をアライメントマークとして用いる。
【0030】ここで、エピタキシャル層4の形成時にS
3 4 膜3上に多結晶Si膜41が堆積されるのは、
以下のような理由による。すなわち、この半導体装置の
製造方法においては、ピタキシャル層4の形成時の温度
を例えば950℃〜1000℃とし、第1の実施形態の
場合(700℃〜800℃)よりも高くすることによ
り、Si3 4 膜3上でのエピタキシャル層4の成長速
度が、第1の実施形態の場合に比べて増加するため、こ
のSi3 4 膜3上にも膜が堆積するようになるが、S
3 4 膜3は半導体基体1と異なって特定の結晶方位
を持たないため、このSi3 4 膜3上には単結晶状の
膜としてしてではなく、多結晶状の膜として堆積するか
らである。
【0031】また、このときのエピタキシャル層4の形
成時の温度は、以下のような理由から決定される。すな
わち、エピタキシャル層4の形成時にSi3 4 膜3上
に多結晶Si膜41が形成されるようにするためには、
エピタキシャル層4の形成時の温度を第1の実施形態の
場合よりも高くすればよい。この観点から、エピタキシ
ャル層4の形成時の温度は、ほぼ900℃以上に選ば
れ、好適には950℃以上に選ばれる。一方、エピタキ
シャル層4の形成時に、半導体基体1上でのエピタキシ
ャル層4の成長速度とSi3 4 膜3上での多結晶Si
膜41の成長速度とがほぼ等しくなると、エピタキシャ
ル層4の表面と多結晶Si膜41の表面とがほぼ一致し
て、その後の工程において、アライメントマークの段差
の認識が困難になる。この観点から、エピタキシャル層
4の形成時の温度は、ほぼ1100℃以下に選ばれ、好
適には1000℃以下に選ばれる。以上より、ここで
は、エピタキシャル層4を形成する際の温度が、950
℃〜1000℃に選ばれている。
【0032】その他のことは、第1の実施形態による半
導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略する。
【0033】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様な効果に加えて、Si34 膜3上に多結晶
Si膜41が堆積される分だけ、エピタキシャル層4の
表面に形成される段差を低減することができるという利
点を有する。
【0034】以上この発明の実施形態について具体的に
説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定される
ものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変
形が可能である。例えば、実施形態において挙げた数
値、材料などはあくまで例にすぎず、これに限定される
ものではない。
【0035】また、例えば、上述の第1および第2の実
施形態においては、エピタキシャル層4を用いて高耐圧
のnpnトランジスタを形成しているが、npnトラン
ジスタの代わりにpnpトランジスタを形成してもよ
い。また、高耐圧のバイポーラトランジスタに代えて高
耐圧のMOSトランジスタを形成してもよいし、あるい
は、高耐圧のバイポーラトランジスタと高耐圧のMOS
トランジスタとを混載して高耐圧のBiCMOS集積回
路を形成してもよい。さらに、高耐圧のトランジスタに
加えて、ダイオード、キャパシタ、抵抗などを併せて形
成するようにしてもよい。
【0036】また、例えば、上述の第1および第2の実
施形態においては、半導体基体としてSi基板を用いた
場合を例に示したが、この発明は、例えばGaAs基板
上にエピタキシャル層を形成して半導体発光素子を形成
する場合などのように、半導体基体としてGaAs基板
を用いた場合にも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体基体上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜を所定
形状にパターニングして半導体基体の表面に段差部を形
成することにより、半導体基体上に絶縁膜からなる凸形
状のアライメントマークが形成されるので、絶縁膜上で
のエピタキシャル層の成長速度が、半導体基体上でのエ
ピタキシャル層の成長速度に比べて著しく低下すること
を利用して、エピタキシャル層を、絶縁膜上に殆ど堆積
させないようにして、半導体基体の露出した表面上にの
み選択的に形成することができる。このため、エピタキ
シャル層の厚さを大きくしても、このエピタキシャル層
の表面に、半導体基体上に形成されたアライメントマー
クを歪むことなく、そのままの形状で転写させることが
可能となる。これにより、エピタキシャル層形成後に行
われるリソグラフィー工程において、露光時のアライメ
ントずれを低減することができる。また、これにより、
半導体装置の製造歩留りの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
【図2】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
【図3】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
【図4】 この発明の第1の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
【図5】 この発明の第2の実施形態による半導体装置
の製造方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1・・・半導体基体、2・・・SiO2 膜、3・・・S
3 4 膜、4・・・エピタキシャル層、41・・・多
結晶Si膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体上にエピタキシャル層を形成
    するようにした半導体装置の製造方法において、 上記半導体基体上に絶縁膜を形成する工程と、 上記絶縁膜を所定形状にパターニングすることにより上
    記半導体基体の表面に段差部を形成する工程と、 上記絶縁膜で覆われていない部分の上記半導体基体の表
    面に上記エピタキシャル層を選択的に形成する工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記半導体基体はシリコン基板であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記絶縁膜は上記半導体基体上に形成さ
    れた二酸化シリコン膜と、上記二酸化シリコン膜上に形
    成された窒化シリコン膜との積層膜からなることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記エピタキシャル層を700℃以上8
    00℃以下の温度で形成することを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記エピタキシャル層を900℃以上1
    100℃以下の温度で形成することを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記エピタキシャル層を950℃以上1
    000℃以下の温度で形成することを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記エピタキシャル層の厚さは5μm以
    上であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
    製造方法。
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