JPH10313286A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH10313286A
JPH10313286A JP9122223A JP12222397A JPH10313286A JP H10313286 A JPH10313286 A JP H10313286A JP 9122223 A JP9122223 A JP 9122223A JP 12222397 A JP12222397 A JP 12222397A JP H10313286 A JPH10313286 A JP H10313286A
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JP
Japan
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signal
circuit
reference signal
output
frequency
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JP9122223A
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Inventor
Isao Takeuchi
勇雄 竹内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
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    • HELECTRICITY
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    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDMを用いたディジタル音声放送の受信
装置において、同期用の基準信号のマルチパスの影響を
除去できるようにする。 【解決手段】 各フレームには、同期用のTFPR信号
が送られてくる。AFC回路36は、この同期用のTF
PR信号を受信して、周波数誤差やタイミング誤差を求
めて、これに応じて、周波数やタイミングを制御する。
この同期用のTFPR信号に対するマルチパスの影響を
除去するために、イコライザ37が設けられる。このイ
コライズ37により、マルチパスによる同期用のTFP
R信号の影響が除去され、受信側のキャリアの周波数及
びタイミングを正しく制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル音声
放送システムの1つであるユーレカDAB(Digital Au
dio Broadcasting)システムの受信機に用いて好適な受
信装置に関するもので、特に、タイミング検出用の信号
のマルチパスによる影響の改善に係わる。
【0002】
【従来の技術】ディジタル音声放送の1つとして、ヨー
ロッパのユーレカ147プロジェクトにより開発された
ユーレカDABシステムが知られている。ユーレカDA
Bシステムでは、音声符号化方式としてMPEG(Movi
ng Picture Experts Groupe )レイヤ2が用いられ、変
調方式には、OFDM(Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplexing)が用いられており、1.5MHzの伝
送帯域で、高音質のステレオ6番組とデータ放送を可能
としている。
【0003】図7は、このようなユーレカDABシステ
ムの送信側の構成を示すものである。図7において、入
力端子101に、オーディオデータが供給される。この
オーディオデータは、オーディオエンコーダ102に供
給される。オーディオエンコーダ102で、オーディオ
データの圧縮処理が行なわれる。
【0004】ユーレカDABシステムでは、オーディオ
データの圧縮処理としてMPEGレイヤ2が用いられ
る。MPEGレイヤ2の音声圧縮方式は、入力信号を複
数の周波数帯域に分割し、各帯域毎に独立して符号化を
行なうサブバンド符号化方式である。すなわち、入力オ
ーディオデータは、分析フィルタバンクで、例えば、7
50Hzの帯域幅で32個のサブバンドに分割される。
これと共に、入力オーディオデータがFFT(Fast Fou
rier Transform)され、各帯域の成分が分析される。こ
のFFT演算の結果に基づいて、マスキングが計算さ
れ、各バンドに対するビット割り当てが決定される。
【0005】オーディオエンコーダ102の出力がチャ
ンネルエンコーダ103に供給される。チャンネルエン
コーダ103で、圧縮されたオーディオ信号に、エラー
訂正符号化等の処理が行なわれる。エラー訂正符号とし
ては、例えば、畳込み符号が用いられる。
【0006】チャンネルエンコーダ103の出力がタイ
ムインターリーブ回路104に供給される。タイムイン
ターリーブ回路104で、時間方向のインターリーブが
行なわれる。タイムインターリーブ回路104の出力が
マルチプレクサ105に供給される。
【0007】入力端子106には、一般データが供給さ
れる。一般データは、天気予報、交通情報等の情報であ
る。入力端子106からの一般データは、データエンコ
ーダ107に送られ、所定の形式に整えられる。データ
エンコーダ107の出力がチャンネルエンコーダ108
に供給される。チャンネルエンコーダ108で、エラー
訂正符号化等の処理が行なわれる。エラー訂正符号とし
ては、例えば、畳込み符号が用いられる。チャンネルエ
ンコーダ108の出力がタイムインターリーブ回路10
9に供給される。
【0008】タイムインターリーブ回路109で、時間
方向のインターリーブが行なわれる。タイムインターリ
ーブ回路109の出力がマルチプレクサ105に供給さ
れる。マルチプレクサ105で、オーディオデータと、
一般データとが多重化される。
【0009】マルチプレクサ105の出力が周波数イン
ターリーブ回路111に供給される。周波数インターリ
ーブ回路111には、FIC発生回路115からFIC
データが供給される。周波数インターリーブ回路111
で、周波数方向のインターリーブ処理が行なわれる。こ
の周波数インターリーブ回路111の出力がOFDM回
路112に供給される。また、OFDM回路112に
は、シンク発生回路113の出力が供給される。シンク
発生回路113により、TFPR信号及びヌルシンボル
が付加される。
【0010】OFDMは、直交関係になる複数のキャリ
アを用いたマルチキャリア変調方式である。OFDM回
路112で、ディジタルデータが周波数領域のデータに
対応され、IFFT(Inverse Fast Fourier Transfor
m)により、周波数領域から時間領域への変換が行なわ
れる。
【0011】OFDM回路112の出力が出力端子11
4から出力される。この出力は、更に、π/4QPSK
変調され、所定の送信周波数に変換されて出力される。
【0012】図8は、このようなユーレカDABシステ
ムで送信される伝送フレームの構成を示すものである。
図8に示すように、伝送フレームの先頭には、ヌルシン
ボル(RF信号が伝送されない)がある。このヌルシン
ボルは、粗同期用に用いられる。続いて、TFPR信号
が設けられる。このTFPR信号は、周波数及び同期制
御用の参照シンボルである。これに続いて、FIC(Fa
st Information Channel)データが配置される。FIC
データは、コントロールデータで、サービスインフォメ
ーション、ディスプレイデータ、プログラムサービスラ
ベル、時間と日付、放送局ID、サイマルサービスの有
無、他チャンネルの放送情報等である。FICデータに
続いて、MSC(Main Service Channel)データが配置
される。MSCデータは、放送される音楽データや、天
気予報や交通情報、番組リスト等の一般データである。
【0013】ユーレカDABシステムは、直接衛星放送
によるものと、通常のVHF帯を使った地上波放送によ
るものとがあり、ヨーロッパ地域では、以下の3バンド
がユーレカDABシステムに用いられる周波数として割
り当てられている。
【0014】 バンド1 (47MHz〜68MHz) バンド3 (174MHz〜240MHz) Lバンド (1.452GHz〜1.492GHz) また、使用する周波数により、地上波放送、衛星放送、
地上と衛星を同時に使用するハイブリッド方式まで対応
できる。
【0015】既存のFM放送やAM放送では、特に、自
動車等の移動体で用いた場合には、ビル等の反射波の干
渉によるフェージングが生じやすく、また、アナログ放
送であるため、十分な音質が得られず、ノイズの影響を
受けやすい。
【0016】これに対して、ユーレカDABシステムで
は、ディジタルで音声信号が送られるため、高音質で、
ノイズの影響を受けにくい。また、ユーレカDABシス
テムでは、OFDMが用いられている。OFDMでは、
多数のキャリアにデータが分散されて送られるため、1
シンボルの継続時間が長い。また、時間軸でガードイン
ターバルを付加することにより、反射波の遅延時間がこ
のインターバル内で収まるマルチパスが加わっても、伝
送特性の劣化が無い。また、信号波形はランダム雑音に
強いため、他の通信に妨害を与えにくく、また、妨害も
受けにくい。更に、周波数軸上である一定間隔において
各キャリアを割りつけると、等価的に周波数インターリ
ーブ効果が得られ、適当な誤り訂正符号と組み合わせる
ことで、周波数選択性フェージングに強い。
【0017】また、ユーレカDABシステムでは、高音
質の音声信号を受信できるばかりでなく、複数の言語で
放送を行なったり、一般データによる天気予報、交通情
報を送ることができる。また、ページングに利用した
り、静止画を送ることも可能である。
【0018】ところで、図8に示したように、ユーレカ
DABシステムの伝送フレームには、先頭にヌルシンボ
ルがあり、次に、同期用のTFPR信号が送られてく
る。このTFPR信号の受信出力を用いて、周波数及び
タイミングの制御が行なわれている。
【0019】つまり、図9は、従来のユーレカDABシ
ステムの受信機におけるチャンネルデコーダの構成を示
すものである。図9において、入力端子121に、中間
周波信号が供給される。入力端子121からの信号は、
A/Dコンバータ132に供給され、ディジタル化され
る。
【0020】A/Dコンバータ132の出力は、バンド
パスフィルタ133を介して、I/Q復調回路134に
供給されると共に、同期発生回路135に供給される。
I/Q復調回路134により、受信信号が直交検波さ
れ、I信号とQ信号とが復調される。このI/Q復調回
路134の出力がAFC(Automatic Frequency Contor
ol)回路136に供給される。
【0021】同期発生回路135により、ヌルシンボル
を検出して、TFPR信号が受信される。この同期発生
回路135の出力がAFC回路136に供給される。
【0022】AFC回路136の出力は、FFT回路1
39に供給される。FFT回路139の出力は、ビタビ
デコーダ140に供給されると共に、AFC回路136
に帰還される。FFT回路139及びビタビデコーダ1
40は、タイミング制御回路141により制御される。
【0023】AFC回路136は、ヌルシンボルを検出
し、このヌルシンボルの検出後、TFPRの受信信号を
FFTし、受信したTFPR信号のFFT処理の結果か
ら、入力信号の周波数誤差を求め、この周波数誤差に応
じて周波数やタミングを制御するものである。すなわ
ち、ヌルシンボルの検出出力に基づいて、同期発生回路
135で、TFPR信号の受信出力が得られる。このT
FPR信号の受信出力は、FFT回路139に送られ、
FFTされる。このTFPR信号のFFT処理の結果
は、FFT回路139からAFC回路136に帰還さ
れ、このTFPR信号のFFT処理結果から、周波数誤
差及びタイミング誤差が求められ、周波数及びタイミン
グが制御される。
【0024】FFT回路139は、OFDMの信号をF
FTし、元のデータを復調するものである。すなわち、
ユーレカDABシステムでは、送信時に、ディジタルデ
ータが周波数領域のデータに対応され、IFFTによ
り、周波数領域から時間領域への変換が行なわれ、直交
関係になる複数のキャリアを用いて、データが送られ
る。FFT回路139は、このようなOFMDの復調処
理を行なうものである。FFT回路139により、受信
データがマッピングされ、FFTされる。これにより、
時間領域から周波数領域への変換が行なわれ、ベースバ
ンドデータが復調される。
【0025】FFT139の出力は、ビタビデコーダ1
40に供給されると共に、AFC回路136に帰還され
る。ビタビデコータ140は、畳込み符号を最尤復号し
て、エラー訂正処理を行なうものである。FFT回路1
39及びビタビデコーダ140は、タイミング制御回路
141により制御される。ビタビデコーダ40の出力が
出力端子142から出力される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】このように、ユーレカ
DABシステムでは、このTFPR信号の受信出力を用
いて、周波数及びタイミングの制御が行なわれている。
ところが、この周波数及びタイミングの制御を行なうた
めのTFPR信号に対して、マルチパスの影響が生じる
ことがある。
【0027】つまり、図10に示すように、特に、移動
体151でユーレカDABシステムのディジタル音声放
送を受信している場合、その受信信号には、直接波によ
るパスP1の他に、ビル等による反射波のパスP2及び
P3が生じることがある。このようなマルチパスが生じ
ていると、図11に示すように、受信されるTFPR信
号には、直接波によるパスP1の信号S11の他に、反射
波によるパスP2及びP3の信号S12及びS13が生じ
る。このように、マルチパスによるTFPR信号が受信
されると、その影響により、受信側のキャリアの周波数
及びタイミングを正しく制御することが困難になる。
【0028】したがって、この発明の目的は、同期用の
基準信号のマルチパスの影響を除去できるようにした受
信装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明は、同期用の基
準信号と伝送用のデータとから各フレームのデータを構
成し、互いに直交関係にある複数の搬送波にデータを割
り当てるような直交周波数多重方式で変調を行なって送
信を行なうようにしたディジタル放送を受信するための
受信装置において、直交周波数多重方式で変調されたデ
ィジタル放送を受信し、この受信信号に対して直交周波
数多重方式の復調を行なう手段と、受信信号から各フレ
ームにある同期用の基準信号を検出する手段と、受信さ
れた同期用の基準信号に基づいて周波数及びタイミング
を制御する手段とを備え、受信された同期用の基準信号
に基づいて周波数及びタイミングを制御する手段に、受
信された同期用の基準信号中にあるマルチパスによる信
号成分を除去するためのイコライズ手段を設けるように
したことを特徴とする受信装置である。
【0030】各フレームには、同期用の基準信号が送ら
れてくる。この同期用の基準信号を受信して、周波数誤
差やタイミング誤差が求められ、これに応じて、周波数
やタイミングが制御される。この同期用の基準信号に対
するマルチパスの影響を除去するために、イコライズ手
段が設けられる。このイコライズ手段により、マルチパ
スによる同期用の基準信号が除去され、受信側のキャリ
アの周波数及びタイミングを正しく制御することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。この発明は、ユーレカD
ABシステムの受信機に用いて好適である。
【0032】図1は、この発明が適用できるユーレカD
ABシステムの受信機の構成を示すものである。図1に
おいて、アンテナ1で、ユーレカDABシステムの放送
信号が受信される。ユーレカDABシステムの放送は、
バンド1(47MHz〜68MHz)、バンド3(17
4MHz〜240MHz)、Lバンド(1.452GH
z〜1.492GHz)で放送されており、バンド1、
バンド3の放送の場合には、アンテナ1の放送信号が受
信され、この信号がフロントエンド2に供給される。
【0033】なお、Lバンドの放送を受信する場合に
は、図2に示すように、Lバンドダウンコンバータ3が
用意される。Lバンドダウンコンバータ3は、受信信号
を増幅するLNB(Low Noise Amplifier )と、1.4
52GHz〜1.492GHzのLバンドの受信信号
を、例えば352MHz〜392MHzの第1中間周波
信号に変換する周波数変換回路とから構成されている。
アンテナ4で、Lバンドで送られてきたユーレカDAB
システムの放送信号が受信される。この信号が352M
Hz〜392MHzの第1中間周波信号に変換され、フ
ロントエンド2に供給される。
【0034】フロントエンド2は、受信信号のうちか
ら、所定の受信チャンネルの信号を選択し、この受信信
号を中間周波信号に変換するものである。フロントエン
ド2には、システムコントローラ5からチャンネル設定
信号が供給される。フロントエンド2の出力がチャンネ
ルデコーダ6に供給される。
【0035】チャンネルデコーダ6は、受信信号から、
ベースバンド信号を復調するものである。ユーレカDA
Bシステムでは、伝送データがフレーム上に配置され、
畳込み符号によるエラー訂正符号が付加され、OFDM
で変調され、π/4QPSK変調されて、送信されてい
る。チャンネルデコーダ6は、このようなユーレカDA
B方式の受信信号からベースバンド信号を復調するため
に、受信信号を直交検波してI信号とQ信号を復調する
I/Q復調回路と、受信信号をFFTして、OFDMの
復調を行なう復調回路と、ビタビ復号により畳込み符号
によるエラー訂正処理を行なうビタビ復号回路等を備え
ている。また、チャンネルデコーダ6には、同期用のT
FPR信号を受信し、このTFPR信号の受信出力を用
いて、周波数及びタイミングの制御を行なうAFC回路
を備えている。
【0036】チャンネルデコーダ6で、受信信号からベ
ースバンド信号が復調され、チャンネルデコーダ6の出
力からは、MPEGレイヤ2で圧縮された音声データ
と、データ(コントロールデータや一般データ)とが出
力される。音声データは、ソースデコーダ7に供給さ
れ、データはデータデコーダ8に供給される。
【0037】ソースデコーダ7は、MPEGレイヤ2の
デコード処理を行なうものである。ソースデコーダ7
で、MPEGレイヤ2で圧縮されて送られてきた音声デ
ータが復号され、元のディジタルオーディオデータに戻
される。このソースデコータ7の出力がD/Aコンバー
タ9に供給され、アナログ信号に戻され、スピーカ10
に供給される。スピーカ10からは、ユーレカDABシ
ステムで放送されている音楽の再生出力が得られる。
【0038】データデコーダ8は、コントロールデータ
や一般データのデコード処理を行なうものである。デー
タデコーダ8の出力は、システムコントローラ5に送ら
れる。これにより、コントロール情報や、一般情報を得
ることができる。
【0039】図1及び図2におけるフロントエンド2
は、例えば、図3に示すように構成される。図3におい
て、入力端子11に、アンテナ1からの受信信号又はL
バンドダウンコンバータ3の出力信号が供給される。入
力端子11からの信号は、バンドパスフィルタ12を介
して、可変ゲインアンプ13に供給される。可変ゲイン
アンプ13のゲインは、AGC(Automatic Gain Conto
rol )回路14の出力に応じて制御される。
【0040】可変ゲインアンプ13の出力は、バンドパ
スフィルタ15を介して、ミックス回路16に供給され
ると共に、AGC回路14に供給される。AGC回路1
4で受信信号の信号レベルが検出され、この検出出力に
応じて、可変ゲインアンプ13のゲインが制御される。
なお、このようなAGCループの応答速度は、応答速度
設定信号に応じて設定可能とされる。
【0041】また、バンドパスフィルタ15の出力がヌ
ル検出回路17に供給される。ヌル検出回路17は、伝
送フレーム(図8参照)の先頭のヌルシンボルを検出す
るものである。このヌル検出回路17の出力は、タイミ
ング及び周波数を設定するのに用いられる。
【0042】ミックス回路16には、VCO(Voltage
Contorolled Oscillator)29の出力が供給される。V
CO29の発振周波数は、PLL(Phase Locked Loop
)18により制御される。PLL28には、チャンネ
ル制御信号が供給される。このチャンネル制御信号に基
づいてPLL28が制御され、これにより、VCO29
の発振周波数が受信チャンネルに応じて設定される。
【0043】ミックス回路16で、アンテナ1からの受
信信号又はLバンドダウンコンバータ3の出力信号と、
VCO17の出力とが乗算される。これにより、アンテ
ナ1からの受信信号又はLバンドダウンコンバータ3の
出力信号のうち所定のチャンネルの信号が選択され、こ
の信号が第2中間周波信号(例えば38.912MH
z)に変換される。
【0044】ミックス回路16の出力がSAW(Surfac
e Acoustic Waves)フィルタ19を介して、可変ゲイン
アンプ20に供給される。可変ゲインアンプ20のゲイ
ンは、AGC回路21の出力に応じて制御される。
【0045】可変ゲインアンプ20の出力がミックス回
路22に供給される。ミックス回路22には、VCXO
(Voltage Controlled Crystal Oscillator )24の出
力が逓倍回路25を介して供給される。また、VCXO
24の出力がPLL18に供給される。
【0046】ミックス回路22により、第2中間周波信
号が例えば3.072MHzの第3中間周波信号に変換
される。この第3中間周波信号は、バンドパスフィルタ
26を介して、出力端子27から出力されると共に、A
GC回路21に供給される。AGC回路21で受信信号
の信号レベルが検出され、この検出出力に応じて、可変
ゲインアンプ20のゲインが制御される。
【0047】また、図1及び図2におけるチャンネルデ
コーダ6は、例えば、図4に示すように構成される。図
4において、入力端子31に、フロントエンド2からの
周波数3.072MHzの第3中間周波信号が供給され
る。入力端子31からの信号は、A/Dコンバータ32
に供給され、ディジタル化される。
【0048】A/Dコンバータ32の出力は、バンドパ
スフィルタ33を介して、I/Q復調回路34に供給さ
れると共に、同期発生回路35に供給される。I/Q復
調回路34により、受信信号が直交検波され、I信号と
Q信号とが復調される。このI/Q復調回路34の出力
がAFC回路36に供給される。
【0049】同期発生回路35は、ヌルシンボルを検出
して、同期用の参照シンボルであるTFPR信号を受信
するものである。この同期発生回路35の出力がAFC
回路36に供給される。
【0050】AFC回路36の出力は、イコライザ37
に供給される。イコライザ37は、受信したTFPR信
号のマルチパスの影響を除去するためのものである。こ
のイコライザ37の構成については、後に詳述する。イ
コライザ37の出力がFFT回路39に供給される。
【0051】AFC回路36は、ヌルシンボルを検出
し、このヌルシンボルの検出後、受信したTFPR信号
をFFTし、受信したTFPR信号のFFT処理の結果
から、入力信号の周波数誤差を求め、この周波数誤差に
応じて周波数やタミングを制御するものである。すなわ
ち、ヌルディテクタ17からのヌルシンボルの検出出力
に基づいて、同期発生回路35で、TFPR信号の受信
出力が得られる。このTFPR信号の受信出力は、FF
T回路39に送られ、FFTされる。このTFPR信号
のFFT処理の結果は、FFT回路39からAFC回路
36に帰還され、AFC回路36で、この受信したTF
PR信号のFFT処理結果から、周波数誤差やタイミン
グ誤差が求められ、周波数及びタイミングが制御され
る。
【0052】FFT回路39は、OFDMの信号をFF
Tし、元のデータを復調するものである。すなわち、ユ
ーレカDABシステムでは、送信時に、ディジタルデー
タが周波数領域のデータに対応され、IFFTにより、
周波数領域から時間領域への変換が行なわれ、直交関係
になる複数のキャリアを用いて、データが送られる。F
FT回路39は、このようなOFMDの復調処理を行な
うものである。FFT回路39により、受信データがマ
ッピングされ、FFTされる。これにより、時間領域か
ら周波数領域への変換が行なわれ、ベースバンドデータ
が復調される。
【0053】FFT39の出力は、ビタビデコーダ40
に供給されると共に、イコライザ37及びAFC回路3
6に帰還される。ビタビデコータ40は、畳込み符号を
最尤復号して、エラー訂正処理を行なうものである。F
FT回路39及びビタビデコーダ40は、タイミング制
御回路41により制御される。ビタビデコーダ40の出
力が出力端子42から出力される。
【0054】このように、この発明が適用されたユーレ
カDABシステムの受信機では、AFC回路36とFF
T39との間に、イコライザ37が設けられている。こ
のイコライザ37により、マルチパスによって生じた反
射波によるTFPR信号を除去することができる。
【0055】このイコライザ37は、例えば、図5に示
すように構成される。図5において、入力端子51に、
AFC回路36を介して、受信したTFPR信号が供給
される。この信号は、減算回路52に供給されると共
に、遅延回路53、ゲイン設定回路54を介して、減算
回路52に供給される。
【0056】減算回路52で、入力端子51からの信号
と、遅延回路53及びゲイン設定回路54を介された入
力端子51からの信号とが減算される。減算回路52の
出力が出力端子57から出力される。
【0057】コントローラ56には、端子58から、受
信したTFPR信号の相関値データが供給される。この
相関値データは、TFPR信号の受信信号をFFTした
信号から求められる。ゲイン設定回路遅延回路53の遅
延量及びゲイン設定回路54のゲインは、この相関値デ
ータに応じて、コントローラ56により設定される。
【0058】マルチパスが発生していると、複数のパス
によるTFPR信号の受信出力が得られる。遅延回路5
3の遅延量は、直接波によるパスのTFPR信号の受信
タイミングと、反射波によるパスのTFPR信号のタイ
ミングとの時間に基づいて設定される。また、ゲイン設
定回路54のゲインは、直接波によるパスのTFPR信
号のレベルと、反射波によるパスのTFPR信号のレベ
ルとの比に応じて設定される。
【0059】すなわち、マルチパスが発生していると、
図6Aに示すように、時点t1 で直接波のパスによるT
FPR信号が受信され、時点t2 、時点t3 で、反射波
のパスによるTFPR信号が受信される。時点t1 で検
出された直接波のパスによるTFPR信号以外のもの
は、マルチパスによるものであり、除去することが望ま
れる。
【0060】例えば、時点t1 の直接波によるTFPR
の受信信号S1 を S1 (t)=Af(t−t1 ) ・・・・(1) 時点t2 の反射波によるTFPRの受信信号S2 を S2 (t)=Bf(t−t2 ) ・・・・(2) 時点t3 の反射波によるTFPRの受信信号S3 を S3 (t)=Cf(t−t3 ) ・・・・(3) とする。
【0061】そして、遅延回路53の遅延量を、時点t
1 から時点t2 までの時間(t2 −t1 )に設定し、ゲ
イン設定回路54のゲインを、(B/A)に設定すると
する。このように設定すると、時点t2 の反射波による
TFPRの受信信号S2 を除去することができる。
【0062】すなわち、受信信号r(t)は、 r(t)=S1 (t)+S2 (t)+S3 (t) =Af(t−t1 )+Bf(t−t2 )+Cf(t−t3 ) ・・・・(4) として表すことがでる。
【0063】遅延回路53により、この受信信号が(t
2 −t1 )だけ遅延される。受信信号が(t2 −t1
だけ遅延されると、 r(t−(t2 −t1 ))=S1 (t−(t2 −t1 ))+S2 (t−(t2 − t1 ))+S3 (t−(t2 −t1 )) =Af(t−t2 )+Bf(t−2t2 +t1 )+Cf(t−t2 −t3 +t1 ) ・・・・(5) となる。
【0064】ここで、ゲイン設定回路54のゲインを、
(B/A)に設定すると、ゲイン設定回路54の出力
は、 (B/A)r(t−(t2 −t1 ))=Bf(t−t2 )+(B2 /A)f(t −2t2 +t1 )+(BC/A)f(t−t2 −t3 +t1 ) ・・・・(6) となる。
【0065】減算回路55で、(4)式で示される本線
信号から、(6)式で示される信号を減算すると、その
出力は、 r(t)−(B/A)r(t−(t2 −t1 ))=Af
(t−t1 )+Cf(t−t3 )−(B2 /A)f(t
−2t2 +t1 )−(BC/A)f(t−t2 −t3
1 ) となる。上式に示すように、時点t2 のタイミングでの
信号が除去されたことになる。
【0066】つまり、この場合、減算回路52の一方の
入力端子には、入力端子51から、図6Aに示すような
信号が供給される。遅延回路53の遅延量は、(t2
1)に設定されているので、減算回路52の他方の入
力端子には、図6Bに示すように、(t2 −t1 )だけ
遅れた信号が供給される。そして、ゲイン設定回路54
のゲインは(B/A)に設定されているので、図6Aに
おける信号S2 のレベルと、図6Bにおける信号S1
レベルは等しくなる。
【0067】減算回路52で、図6Aに示す信号と、図
6Bに示す信号とが減算される。これにより、図6Cに
示すように、時点t2 の反射波によるTFPRの受信信
号S2 が除去される。
【0068】このように、直接波のパスによるTFPR
の受信信号の相関値を、反射波のパスによるTFPRの
受信信号と位相と振幅を合わせて減算することにより、
反射波を除去することができる。なお、上述のようにな
動作を繰り返すことにより、マルチパスの影響を更に小
さくすることができる。
【0069】なお、反射波の方が直接波より振幅が大き
い場合には、受信信号を直接波が存在する時間だけ早め
ておくようにすれば、反射波を除去することができる。
【0070】また、上述の例では、ユーレッカDABシ
ステムの受信機について説明したが、この発明は、この
ような受信機に限定されるものではない。基準信号を受
信して、復調時の周波数やタイミングの設定を行なうも
のであれば、他の受信機にも同様に適用することができ
る。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、同期用の基準信号を
受信して、周波数誤差やタイミング誤差が求められ、こ
れに応じて、周波数やタイミングが制御される。この同
期用の基準信号に対するマルチパスの影響を除去するた
めに、イコライズ手段が設けられる。このイコライズ手
段により、マルチパスによる同期用の基準信号が除去さ
れ、受信側のキャリアの周波数及びタイミングを正しく
制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたユーレカDABシステム
の受信機の一例のブロック図である。
【図2】この発明が適用されたユーレカDABシステム
の受信機においてLバンド受信時の構成の一例のブロッ
ク図である。
【図3】この発明が適用されたユーレカDABシステム
の受信機の一例におけるフロントエンドの構成の一例の
ブロック図である。
【図4】この発明が適用されたユーレカDABシステム
の受信機の一例におけるチャンネルデコーダの構成の一
例のブロック図である。
【図5】この発明が適用されたユーレカDABシステム
の受信機の一例におけるチャンネルデコーダのイコライ
ズ回路の一例のブロック図である。
【図6】この発明が適用されたユーレカDABシステム
の受信機の一例におけるチャンネルデコーダのイコライ
ズ回路の一例の説明に用いる波形図である。
【図7】ユーレカDABシステムの送信機の一例のブロ
ック図である。
【図8】ユーレカDABシステムにおける伝送フレーム
の構成の説明に用いる略線図である。
【図9】従来のユーレカDABシステムの受信機の一例
におけるチャンネルデコーダのイコライズ回路の一例の
ブロック図である。
【図10】マルチパスの説明に用いる略線図である。
【図11】TFPR信号のマルチパスの影響を説明する
ための波形図である。
【符号の説明】
6・・・チャンネルデコーダ、7・・・ソースデコー
ダ、8・・・データデコーダ、35・・・同期発生回
路、36・・・AFC回路、39・・・FFT回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期用の基準信号と伝送用のデータとか
    ら各フレームのデータを構成し、互いに直交関係にある
    複数の搬送波にデータを割り当てるような直交周波数多
    重方式で変調を行なって送信を行なうようにしたディジ
    タル放送を受信するための受信装置において、 上記直交周波数多重方式で変調されたディジタル放送を
    受信し、この受信信号に対して直交周波数多重方式の復
    調を行なう手段と、 上記受信信号から上記各フレームにある上記同期用の基
    準信号を検出する手段と、 受信された上記同期用の基準信号に基づいて周波数及び
    タイミングを制御する手段とを備え、 上記受信された上記同期用の基準信号に基づいて周波数
    及びタイミングを制御する手段に、上記受信された上記
    同期用の基準信号中にあるマルチパスによる信号成分を
    除去するためのイコライズ手段を設けるようにしたこと
    を特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 上記イコライズ手段は、 受信した上記同期用の基準信号と、遅延手段及びゲイン
    設定手段を介された上記受信した上記同期用の基準信号
    とを減算する手段と、 上記受信した上記基準信号の復調出力に基づいて、上記
    遅延手段及び上記ゲイン設定手段に対して適当な遅延量
    及びゲインを与える制御手段とを備えるようにした請求
    項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 直接波によるパスの上記基準信号の受信
    タイミングと、反射波によるパスの上記基準信号のタイ
    ミングとの時間に基づいて上記遅延手段の遅延量を設定
    すると共に、 上記直接波によるパスの基準信号の受信レベルと、上記
    反射波によるパスの基準信号の受信レベルとの比に応じ
    て上記ゲイン設定手段のゲインを設定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載の受信装置。
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