JPH10313403A - 静止画撮像装置、カラー複写装置及び表示装置 - Google Patents

静止画撮像装置、カラー複写装置及び表示装置

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JPH10313403A
JPH10313403A JP9121330A JP12133097A JPH10313403A JP H10313403 A JPH10313403 A JP H10313403A JP 9121330 A JP9121330 A JP 9121330A JP 12133097 A JP12133097 A JP 12133097A JP H10313403 A JPH10313403 A JP H10313403A
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賢 堀士
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度の画像を出力することができる静止
画撮像装置、カラー複写装置、表示装置を提供する。 【解決手段】 ROMテーブル15には、高解像度の画
像データを推定するための予測係数が記憶されている。
推定演算回路16は、入力される画像データ、およびR
OMテーブル15から読み出された予測係数に基づいて
推定演算を行うことによって、より実際に近い波形を再
現して画質が良好で高解像度の画像データを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高解像度の画像を
出力する静止画撮像装置、カラー複写装置及び表示装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】映像・音声・データ等
を限られた伝送帯域幅で伝送するために、また、限られ
た容量の記録媒体に記録するために、今日では、ディジ
タル画像・音声圧縮技術及びディジタル伝送技術が発達
している。
【0003】しかし、大容量の画像データを記憶するた
めに画像データの圧縮/伸長を行う場合、伸長後の画像
データは元の完全な画像データに戻るのではないため、
解像度が低下して画質が劣化してしまうことがある。こ
のとき、画像データの容量を少なくするために画素数を
間引くことが考えられるが、画素数の間引かれた画像デ
ータは、低解像度で画質が悪く、元の高解像度に戻すこ
とはできなかった。
【0004】また、画像データの画素数を増やすために
画素数変換処理を行う場合、従来では元のデータに基づ
いて単に線形補間処理を行っていたため、単に画素数は
増えるものの、画質のよい画像データを得ることができ
なかった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、高解像度の画像を出力することができる
静止画撮像装置、カラー複写装置及び表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る静止画撮像装置は、被写体の撮像光
に応じた静止画信号を生成する撮像手段と、静止画信号
を記憶する第1の記憶手段と、静止画信号を変換するた
めの推定式の予測係数をクラス毎に記憶する第2の記憶
手段と、第1の記憶手段から読み出された静止画信号を
切り出し、切り出された静止画信号を圧縮して圧縮デー
タパターンを生成し、圧縮データパターンに基づいてク
ラスコードを発生し、発生されたクラスコードに対応す
る予測係数を第2の記憶手段から読み出し、読み出され
た予測係数と切り出された静止画信号に基づいて推定演
算して、変換処理済みの静止画信号を出力する信号変換
処理手段とを備えるものである。
【0007】本発明に係るカラー複写装置は、静止画像
を読み取って3原色信号を生成する静止画像読み取り手
段と、クラスコード毎に3原色信号を変換するための推
定式の予測係数を示すテーブルを記憶する記憶手段と、
3原色信号を切り出し、切り出された3原色信号を圧縮
して圧縮データパターンを生成し、圧縮データパターン
に基づいてクラスコードを発生し、発生されたクラスコ
ードに対応する予測係数を記憶手段から読み出し、読み
出した予測係数と切り出された3原色信号に基づいて推
定演算して、変換処理済みの色差信号を出力する信号変
換処理手段と色差信号に基づいてカラー静止画像を印刷
する印刷手段とを備えるものである。
【0008】本発明に係る表示装置は、画像信号の画素
数を変換するための推定式の予測係数をクラスコード毎
に記憶する記憶手段と、入力された画像信号を切り出
し、切り出された画像信号を圧縮して圧縮データパター
ンを生成し、圧縮データパターンに基づいてクラスコー
ドを発生し、発生されたクラスコードに対応する予測係
数を読み出し、読み出された予測係数と切り出された画
像信号に基づいて推定演算して、画素数変換処理済みの
画像信号を出力する信号変換処理手段と、画素数変換処
理済みの画像信号に基づいて画像を表示する表示手段と
を備えるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明に係る静止画
撮像装置、カラー複写装置、表示装置は、図1に示す画
像データ変換装置を用いたものである。最初に、上記画
像データ変換装置について説明する。
【0010】上記画像データ変換装置は、図1に示すよ
うに、画像データを切り出す領域切出回路11,12
と、切り出した画像データを圧縮して圧縮データパター
ンを生成するADRC(Adaptive Dynamic Range Codin
g )回路13と、切り出された画像データの属するクラ
スコードを発生するクラスコード発生回路14と、推定
式の予測係数がクラス毎に記憶されているROMテーブ
ル15と、予測係数と上記切り出された画像データに基
づいて推定演算する推定演算回路16とを備える。
【0011】領域切出回路11は、入力端子より供給さ
れた画像データを所定の領域毎に切り出し、この画像デ
ータをADRC回路13に供給する。ここでは、領域切
出回路11は、例えば6サンプルの画像データを切り出
すものとする。一方、領域切出回路12は、領域切出回
路11と同様に画像データの切出を行って、この切り出
した画像データ(以下、予測タップという。)を推定演
算回路16に供給する。
【0012】ADRC回路13は、切り出された各領域
の画像データを、例えば8ビットから2ビットに圧縮す
るような演算を行うことによりパターン圧縮データを形
成し、このパターン圧縮データをクラスコード発生回路
14へ供給する。
【0013】ADRC回路13は、通常、VTR(Vide
o Tape Recoder)向け高能率符号化用に開発された適応
的量子化を行うものである。ここでは、信号レベルの局
所的なパターンを短い語長で効率的に表現できるので、
信号パターンのクラス分類のコード発生に使用されてい
る。
【0014】具体的には、例えば6つの8ビットの画像
データをクラス分類しようとする場合では、248という
膨大な数のクラスに分類しなければならない。信号波形
の特徴を把握する意味では理想的であるが、回路上の負
担が多く、実用的ではない。そこで、ADRC回路13
で生成されるパターン圧縮データに基づいてクラス分類
を行っている。例えば、6つの画像データに対して1ビ
ットの量子化を実行すると、6つの画像データを6ビッ
トで表すことができ、26 =64クラスに分類すること
が可能である。
【0015】ここで、ADRC回路13は、領域内のダ
イナミックレンジをDR、ビット割当をn、領域内画素
のデータレベルをL、量子化コードをQとすると、以下
の式(1)に従って、領域内の最大値MAXと最小値M
INとの間を指定されたビット長で均等に分割して量子
化を行う。
【0016】
【数1】
【0017】ADRC回路13は、領域切出回路11で
切り出された各画像データを各2ビットに圧縮する。な
お、ここでは、切り出された画像データのサンプル数を
例えば6つとし、これが圧縮された画像データをそれぞ
れq1〜q6 とする。
【0018】クラスコード発生回路14は、ADRC回
路13からのパターン圧縮データに基づいて式(2)の
演算を行うって、そのブロックが属するクラスを検出
し、そのクラスを示すクラスコードclass をROMテー
ブル15へ供給する。
【0019】
【数2】
【0020】このクラスコードclass は、ROMテーブ
ル15からの読み出しアドレスを示す。
【0021】ROMテーブル15には、高解像度の画像
データを算出するための線形推定式の予測係数が各クラ
ス毎に記憶されている。なお、ROMテーブル15に記
憶されている予測係数の作成方法については後述する。
ROMテーブル15からは、クラスコードclass で示さ
れるアドレスから、そのクラスの予測係数であるwn(c
lass )(n =1〜6)が読み出される。この予測係数
は、推定演算回路16へ供給される。
【0022】推定演算回路16は、領域切出回路12か
ら供給される予測タップ、およびROMテーブル15か
ら供給される予測係数であるwn に基づいて、入力され
た画像データに対応する高解像度の画像データを算出す
る。
【0023】具体的には、推定演算回路16は、領域切
出回路12より供給された予測タップとROMテーブル
15から供給された予測係数により、予測係数であるw
n (n =1〜6)に基づいて、それぞれ以下の式(3)
に示す演算を行うことにより、高解像度の画像データを
算出して、出力端子を介して出力する。
【0024】
【数3】
【0025】以上のように、上記画像データ変換装置
は、高解像度の画像データを推定するための予測係数を
ROMテーブル15に記憶しておき、入力される画像デ
ータ、およびROMテーブル15から読み出された予測
係数に基づいて推定演算を行うことによって、上述の画
像データを出力することができる。すなわち、上記画像
データ変換装置は、実際の画像データから後述の学習に
より求められた予測係数に基づいて推定演算するので、
より実際に近い波形を再現して画質が良好で高解像度の
画像データを出力することができる。
【0026】つぎに、ROMテーブル15に格納される
予測係数を作成(学習)するための予測係数生成装置に
ついて図2を用いて説明する。上記予測係数生成装置
は、高解像度で画質の良好な画像データを用いることに
よって、ROMテーブル15に予測係数を記憶させるも
のである。
【0027】上記予測係数生成装置2は、図2に示すよ
うに、ロー・パス・フィルタ(以下、LPFという。)
21と、画像データを切り出す領域切出回路22,23
と、切り出した画像データを圧縮して圧縮データパター
ンを生成するADRC回路24と、圧縮データパターン
に基づいてクラスコードを発生するクラスコード発生回
路25と、クラスコード毎に正規方程式をたてる正規方
程式回路26と、上記クラスコード毎に予測係数を決定
する予測係数決定回路27と、決定された予測係数を記
憶するROMテーブル28とを備える。
【0028】予測係数を学習によって得るためには、ま
ず、既に知られている高画質の画像データから圧縮され
た画像データを生成する必要がある。LPF21は、入
力端子を介して入力された画像データの高帯域成分を除
去して、これを領域切出回路22,23に供給する。領
域切出回路22は、LPF21からの画像データを所定
の領域毎に切り出す。すなわち、領域切出回路22は、
先に説明した領域切出回路11,12と同一の働きをす
るものであり、切り出した画像データをADRC回路2
4に供給する。領域切出回路23は、領域切出回路22
と同様の構成となっていて、LPF21からの画像デー
タを切り出して、これを正規方程式回路26に供給す
る。
【0029】ADRC回路24は、上述のように各領域
の全てのデータ、あるいは一部のデータを、例えば8ビ
ットの画像データから2ビットの画像データに圧縮する
演算を行ってパターン圧縮データを形成し、このパター
ン圧縮データをクラスコード発生回路25に供給する。
なお、ADRC回路24は、先に説明したADRC回路
13と同一のものである。
【0030】クラスコード発生回路25は、先に説明し
たクラスコード発生回路14と同一のものであり、AD
RC回路24から供給されるパターン圧縮データに基づ
いて、クラスコードを決定する。これにより、上記クラ
スコード発生回路25は、そのブロックの属するクラス
を発生して、そのクラスを示すクラスコードを正規方程
式回路26に供給する。
【0031】正規方程式回路26は、クラスコード発生
回路25から供給された各クラスコードclass 、各クラ
スコードclass 毎に領域切出回路23より供給された画
像データx1 ,x2 ,‥‥,xn 、入力端子より供給さ
れた高画質の画像データyを用いて、後述する正規方程
式を立てる。
【0032】ここで、正規方程式回路26の説明のため
に、複数個の高画質の画像データから通常の画像データ
への変換式の学習とその予測式を用いた信号変換につい
て述べる。以下に、説明のために学習をより一般化して
nサンプルによる予測を行う場合について説明する。画
像データのレベルをそれぞれx1 ,x2 ,‥‥,xnと
して、それぞれにpビットのADRC処理を行った結果
の量子化データをq1、‥‥、qn とする。
【0033】このとき、上述のように画像データのレベ
ルをそれぞれ、x1 ,x2 ,‥‥,xn とし、高画質の
画像データのレベルをyとしたとき、クラス毎に予測係
数w1 ,w2 ,‥‥,wn によるnタップの線形推定式
を設定する。これを式(4)に示す。学習前は、wn が
未定係数である。
【0034】
【数4】
【0035】学習は、クラス毎に複数の画像データに対
して行う。データサンプル数がmの場合、式(4)にし
たがって、以下に示す式(5)が設定される。
【0036】
【数5】
【0037】m>nの場合、予測係数w1 、‥‥wn
は、一意的に決まらないので、誤差ベクトルeの要素を
以下の式(6)で定義して、式(7)を最小にする予測
係数を求める。いわゆる、最小自乗法による解法であ
る。
【0038】
【数6】
【0039】
【数7】
【0040】ここで、式(7)のwn による偏微分係数
を求める。それは以下の式(8)を”0”にするよう
に、各wn (n =1〜6)を求めればよい。
【0041】
【数8】
【0042】以下、式(9)、式(10)のようにXi
j、Yi を定義すると、
【0043】
【数9】
【0044】
【数10】
【0045】式(8)は、行列を用いて式(11)へ書
き換えられる。
【0046】
【数11】
【0047】この方程式は、一般に正規方程式と呼ばれ
ている。なお、ここでは、n=6である。
【0048】全ての学習用のデータの入力が終了した
後、正規方程式回路26は、各クラスコードclass に、
式(10)に示す正規方程式を立てて、このデータを予
測係数決定回路27に供給する。
【0049】予測係数決定回路27は、正規方程式を掃
き出し法等の一般的な行列解法を用いて、各wn につい
て解き、各クラス毎に予測係数を算出する。換言する
と、上記式(11)を式(12)のように書き換え、 X・W=Y ・・・・・・・・・・(12) 掃き出し法等の行列解法により式(13)が求められ、
クラスコード毎に予測係数の行列式Wが算出される。
【0050】 W=X-1・Y ・・・・・・・・・(13) そして、予測係数決定回路30は、算出された予測係数
をROMテーブル28に書き込む。
【0051】このような学習を行った結果、ROMテー
ブル28には、クラス毎に、高画質の画像データyを推
定するための統計的に最も真値に近い推定が出来る予測
係数が格納される。このROMテーブル28に格納され
たテーブルが、上述のように、本発明の画像データ変換
装置1において使用されるROMテーブル15である。
かかる処理により、線形推定式により、通常の画像デー
タから高画質の画像データを作成するための予測係数の
学習が終了する。
【0052】以上のように、上記予測係数生成装置2
は、画像圧縮を行う前後の画像データに基づいて、画像
圧縮によって生じる画質の劣化を学習することによっ
て、高解像度の画像データを再現するための予測係数を
生成することができる。
【0053】なお、本実施の形態の説明では、圧縮デー
タパターンを生成するパターン生成手段として、ADR
C回路13,24を設けることにしたが、これはほんの
一例であり、信号波形のパターンを少ないクラスで表現
できるような情報圧縮手段であれば何を設けるかは自由
であり、例えば、DPCM(予測符号化)、VQ(ベク
トル量子化)等の圧縮手段を用いても良いのは勿論であ
る。
【0054】また、本実施の形態では、領域分割回路2
2及び領域分割回路23によって領域分割を行っていた
が、本発明はこれに限定されることなく、例えばこれら
の領域分割を1つの回路によって行ってもよいのは勿論
である。
【0055】つぎに、上記映像データ変換装置1を用い
たディジタル静止画カメラ装置(以下、スチルカメラと
いう)について説明する。
【0056】スチルカメラ30は、図3に示すように、
被写体を撮像するCCDイメージセンサ31と、画像信
号をディジタル化するA/Dコンバータ32と、画像デ
ータを記憶するメモリ33と、例えばいわゆるパーソナ
ル・コンピュータ等に画像データを伝送するためのイン
ターフェースである伝送部34と、上記映像データ変換
装置1を適用した解像度創造回路35と、画像データを
アナログ化するD/Aコンバータ36と、画像信号に基
づく被写体像を表示するLCD(Liquid Crystal Displ
ay)37とを備える。
【0057】CCDイメージセンサ31は、図示しない
シャッタボタンが押されると、被写体の撮像光に基づい
て1枚の静止画の画像信号を生成し、相関二重サンプリ
ング処理によりリセット雑音を除去してから、画像信号
をA/Dコンバータ32に供給する。A/Dコンバータ
32は、画像信号をディジタル化して例えば8ビットの
画像データに変換する。
【0058】メモリ33には、A/Dコンバータ32か
ら供給される画像データが静止画像として記憶される。
なお、画像データを記憶することができるものであれば
メモリ31に限定されず、例えば光ディスクや磁気ディ
スク等であってもよい。伝送部34は、メモリ33から
読み出された画像データを所定のインターフェースに準
拠するように変換して、例えば赤外光やケーブル等によ
ってパーソナルコンピュータに伝送する。
【0059】解像度創造回路35は、上記画像データ変
換装置1を適用したものである。従って、解像度創造回
路35は、メモリ33から読み出された画像データを高
解像度の画像データに変換してD/Aコンバータ36に
供給する。
【0060】ここで、上記ROMテーブル15に記憶さ
れている予測係数を生成するためには、上記予測係数生
成装置2において、上述のようにLPF21を設ければ
よい。画像データはLPF処理が施されると画像が全体
的にぼけるため、上記予測係数生成装置2は、このぼけ
を学習することによって、画像がぼける前の画像データ
を予測するための予測係数を生成することができる。ま
た、CCDイメージセンサ31の画素数が少ないとき
は、LPF21の代わりに、高解像度の画像データの画
素数を間引く間引き処理フィルタを設ければよい。これ
により、画素数が減って解像度が劣化した場合でも、高
解像度の画像データを予測するための予測係数を生成す
ることができる。
【0061】D/Aコンバータ36は、解像度創造回路
35からの高解像の画像データをアナログ化して画像信
号に変換して、画像信号をLCD37に供給する。従っ
て、LCD37には、高解像度で画質のよい静止画像が
表示される。なお、解像度創造回路35から出力された
画像データを、伝送部34を介してパーソナル・コンピ
ュータ等に伝送してもよい。
【0062】以上のように、上記スチルカメラ30は、
上記画像データ変換装置1を適用することによって、画
像がぼけたり劣化した場合であっても、予め学習して生
成された予測係数をROMテーブルに記憶させておけ
ば、この予測係数に基づいて高解像度で画質の良好な静
止画像を生成することができる。
【0063】また、図4に示すように、A/Dコンバー
タ32とメモリ33との間に画像圧縮回路38aを設
け、メモリ33と解像度創造回路35の間に画像伸長回
路38bを設けてもよい。かかるスチルカメラ30A
は、スチルカメラ30よりも、メモリ33により多くの
静止画像の画像データを記憶させることができる。
【0064】このとき、予測係数生成装置2は、LPF
21の代わりに画像圧縮/画像伸長回路を設けることに
よって、圧縮/伸長処理が行われても完全に元の画像デ
ータに戻ることなく画質が劣化することを学習すること
ができる。すなわち、予測係数生成装置2は、上記画像
圧縮/画像伸長回路によって画質の劣化を学習して、高
画質の画像データを予測するための予測係数を生成する
ことができる。
【0065】なお、スチルカメラ30Aの画像伸長回路
38b及び解像度創造回路35の代わりに、図5に示す
ように、デコーダ/解像度創造回路39を設けてもよ
い。かかるスチルカメラ30Bは、メモリ33から読み
出した画像データをデコードしながら高解像度化を図る
ものである。このとき、予測係数生成装置2では、LP
F21の代わりに画像圧縮回路を設ければ、デコードし
ながら高解像度化を図るための予測係数が生成される。
【0066】つぎに、上記映像データ変換装置1を用い
たカラー複写装置(コピー機)について説明する。
【0067】上記カラー複写装置40は、図6に示すよ
うに、写真等のカラー画像を読み取って画像信号を出力
するスキャナ41と、画像信号をディジタル化するA/
Dコンバータ42と、画像データを記憶するメモリ43
と、色解像度のよい画像データを出力するクラス分類適
応色変換回路44と、ROMテーブルを切り替える機種
別制御テーブル回路45と、画像データをアナログ化す
るD/Aコンバータ46と、画像信号に基づいてインク
の出力を制御するインク制御回路47と、出力部48と
を備える。
【0068】スキャナ41は、写真等のカラーの静止画
像を読み取って赤(R),緑(G),青(B)からなる
画像信号R,G,Bを生成してA/Dコンバータ42に
供給する。A/Dコンバータ42は、画像信号R,G,
Bをディジタル化した画像データR,G,Bを、メモリ
43を介して、クラス分類適応色変換回路44に供給す
る。
【0069】クラス分類適応色変換回路44は、上記画
像データ変換装置1を適用したものである。クラス分類
適応色変換回路44は、画像データ変換装置1による変
換処理を行うことによって、画像データR,G,Bを画
像データY,Cr,Cbに変換する。
【0070】通常、画像データR,G,Bから画像デー
タY,Cr,Cbに変換するときは、マトリクス変換処
理が行われる。ここで、画像データR,G,Bの行列式
をI、画像データY,Cr,Cbの行列式をJ、マトリ
クス変換の行列式をAとすると、以下の式(14)が成
り立つ。
【0071】 J=A・I ・・・・・・・・・・・・(14) そこで、予測係数変換装置2では、LPF21の代わり
に、A-1の変換処理を行う逆マトリクス変換処理回路を
設ければよい。このとき、予測係数変換装置2の入力端
子に高画質の画像データY,Cr,Cbが供給されれ
ば、この画像データY,Cr,Cbを予測するための予
測係数がROMテーブル28に書き込まれる。
【0072】なお、クラス分類適応色変換回路44に
は、複数のROMテーブル15が設けられている。機種
別制御テーブル回路45は、機種に応じて、上記ROM
テーブル15を切り替えることができるようになってい
る。
【0073】上記クラス分類適応色変換回路44は、画
像データY,Cr,CbをD/Aコンバータ46に供給
する。D/Aコンバータ46は、画像データY,Cr,
Cbをアナログ化してインク制御回路47に供給する。
インク制御回路47は、出力部48におけるカラーイン
クの出力を制御して、紙に色解像度のよいカラー画像を
印刷する。
【0074】なお、メモリ43には、受信部49,デコ
ーダ50を介して、外部からの画像データも記憶される
ようになっている。また、メモリ43から読み出された
画像データは、エンコーダ51,伝送部52を介して伝
送されるようにもなっている。
【0075】以上のように、上記カラー複写装置40
は、画像信号のマトリクス変換処理回路の代わりにクラ
ス分類適応色変換回路44を用いることによって、マト
リクス変換処理によって色解像度が劣化するのを防止し
て、高画質で色解像度のよいカラー静止画像を複写する
ことができる。
【0076】また、ファクシミリについても、カラー複
写装置40と同様に画像データ変換装置を適用すること
ができるのは勿論である。
【0077】つぎに、上記映像データ変換装置1を用い
たコンピュータについて説明する。上記コンピュータ6
0は、図7に示すように、ビデオカメラからの画像信号
が入力されるカメラ入力端子61と、画像信号をコンピ
ュータ用に取り込む処理を行うビデオキャプチャ62
と、マザーボード63と、画像データのドッド数の変換
処理を行うグラフィックアクセラレータ64と、画像デ
ータに基づいて画像を表示するディスプレイ65とを備
える。
【0078】ビデオキャプチャ62は、カメラ入力端子
61を介して供給された画像信号をディジタル化してコ
ンピュータ用の画像データとして取り込んで、これをマ
ザーボード63に供給する。
【0079】マザーボード63は、上記ビデオキャプチ
ャ62の他に、ネットワークボード67,CD−ROM
(Compact Disc-Read Only Memory )に記録されている
画像データを読み出すCD−ROMドライブ68,その
他の周辺機器(ペリフェラル)に接続している。マザー
ボード63は、ビデオキャプチャ62からの画像デー
タ、ネットワーク66,ネットワークボード67を介し
て供給される画像データ、または、CD−ROMドライ
ブ68からの画像データをグラフィックアクセラレータ
64に供給する。
【0080】グラフィックアクセラレータ64は、上記
画像データ変換装置1を適用したものである。グラフィ
ックアクセラレータ64は、例えば640ドッド×48
0ドットのVGA(Video Graphics Array)の画像デー
タを、800ドッド×600ドッドのSVGA(Super
Video Graphics Array)の画像データに変換する。
【0081】ここで、グラフィックアクセラレータ64
のROMテーブルには、VGAの画像データをからSV
GAの画像データを予測するための予測係数が記憶され
ている必要がある。この予測係数を学習するためには、
上述の予測係数生成装置2において、LPF21の代わ
りに、画像データをSVGAからVGAに変換処理する
ダウンコンバートフィルタを用いる必要がある。そし
て、予測係数生成装置2の入力端子にSVGAの映像デ
ータを入力すれば、VGAの画像データからSVGAの
画像データを予測することのできる予測係数がROMテ
ーブル28に記録される。
【0082】グラフィックアクセラレータ64は、SV
GAの画像データをディスプレイ65に供給する。従っ
て、ディスプレイ65には、上記800ドッド×600
ドッドの画像が表示される。
【0083】以上のように、上記コンピュータでは、上
記画像データ変換装置1を適用することによって、画像
データのドッドの変換処理を行う場合には、予め学習し
て生成された予測係数をROMテーブルに記憶させてお
けば、この予測係数に基づいて高解像度で画質の良好な
画像データを得ることができる。
【0084】なお、本実施の形態では、グラフィックア
クセラレータ64が画像データをVGAからSVGAに
変換する場合を例に上げて説明したが、例えば1024
ドッド×768ドッドのXGA(eXtended Graphics Ar
ray)から1280ドッド×1024ドッドのSXGA
(Super eXtended Graphics Array)に変換すること
や、これらの逆の変換をする場合についても同様に可能
であるのは言うまでもない。
【0085】また、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の範囲内において、種々の設計上の変更が可能で
あるのは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る静止画撮像装置によれば、画像がぼけたり劣化した場
合であっても、予め学習して生成された予測係数を第2
の記憶手段に記憶させておけば、信号変換処理手段によ
って上記予測係数に基づいた高解像度で画質の良好な静
止画像を生成することができる。
【0087】本発明に係るカラー複写装置によれば、3
原色信号を切り出し、切り出された3原色信号を圧縮し
て圧縮データパターンを生成し、圧縮データパターンに
基づいてクラスコードを発生し、3原色信号を変換する
ための推定式の予測係数がクラス毎に記憶され、発生さ
れたクラスコードの予測係数を出力し、予測係数と切り
出された3原色信号に基づいて推定演算して、変換処理
済みの色差信号を出力することによって、マトリクス変
換処理によって色解像度が劣化するのを防止して、高画
質で色解像度のよいカラー静止画像を複写することがで
きる。
【0088】本発明に係る表示装置によれば、画像信号
のドッド数の変換処理を行う場合には、予め学習して生
成された予測係数を記憶手段に記憶させておくことによ
って、この予測係数に基づいて高解像度で画質の良好な
画像信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像データ変換装置の具体的な構成を示すブロ
ック図である。
【図2】予測係数生成装置の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係るスチルカメラの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】他のスチルカメラの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】他のスチルカメラの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明に係るカラー複写装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明に係る表示装置を適用したコンピュータ
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,12 領域切出回路、13 ADRC回路、14
クラスコード発生回路、15 ROMテーブル、16
推定演算回路、31 CCDイメージセンサ、33
メモリ、35 解像度創造回路、37 LCD、38a
画像圧縮回路、38b 画像伸長回路、41 スキャ
ナ、44 クラス分類適応色変換回路、47 インク制
御回路、64 グラフィックアクセラレータ、65 デ
ィスプレイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の撮像光に応じた静止画信号を生
    成する撮像手段と、 上記静止画信号を記憶する第1の記憶手段と、 静止画信号を変換するための推定式の予測係数をクラス
    毎に記憶する第2の記憶手段と、 上記第1の記憶手段から読み出された静止画信号を切り
    出し、切り出された静止画信号を圧縮して圧縮データパ
    ターンを生成し、上記圧縮データパターンに基づいてク
    ラスコードを発生し、発生されたクラスコードに対応す
    る予測係数を上記第2の記憶手段から読み出し、読み出
    された予測係数と上記切り出された静止画信号に基づい
    て推定演算して、変換処理済みの静止画信号を出力する
    信号変換処理手段とを備える静止画撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記変換処理済みの静止画信号に基づく
    静止画を表示する表示手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の静止画撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段で生成された静止画信号を
    圧縮して上記記憶手段に供給する圧縮手段と、 上記記憶手段から読み出された静止画信号を伸長する伸
    長手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の静止
    画撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の記憶手段は、圧縮/伸長され
    た静止画信号を元の静止画信号に変換するための推定式
    の予測係数をクラス毎に記憶することを特徴とする請求
    項3記載の静止画撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の記憶手段は、画素数の粗い静
    止画信号を高解像度のの静止画信号に変換するための推
    定式の予測係数をクラス毎に記憶することを特徴とする
    請求項1記載の静止画撮像装置。
  6. 【請求項6】 静止画像を読み取って3原色信号を生成
    する静止画像読み取り手段と、 クラスコード毎に3原色信号を変換するための推定式の
    予測係数を示すテーブルを記憶する記憶手段と、 上記3原色信号を切り出し、切り出された3原色信号を
    圧縮して圧縮データパターンを生成し、上記圧縮データ
    パターンに基づいてクラスコードを発生し、発生された
    クラスコードに対応する予測係数を上記記憶手段から読
    み出し、読み出した予測係数と上記切り出された3原色
    信号に基づいて推定演算して、変換処理済みの色差信号
    を出力する信号変換処理手段と、 上記色差信号に基づいてカラー静止画像を印刷する印刷
    手段とを備えるカラー複写装置。
  7. 【請求項7】 テーブル切換制御手段を備え、 上記記憶手段は、クラスコード毎に3原色信号を変換す
    るための推定式の予測係数を示すテーブルを複数記憶
    し、 上記テーブル切換制御手段は、上記記憶手段に記憶され
    たテーブルのいずれか1つに切り換える制御を行うこと
    を特徴とする請求項6記載のカラー複写装置。
  8. 【請求項8】 画像信号の画素数を変換するための推定
    式の予測係数をクラスコード毎に記憶する記憶手段と、 入力された画像信号を切り出し、切り出された画像信号
    を圧縮して圧縮データパターンを生成し、上記圧縮デー
    タパターンに基づいてクラスコードを発生し、発生され
    たクラスコードに対応する予測係数を読み出し、読み出
    された予測係数と上記切り出された画像信号に基づいて
    推定演算して、画素数変換処理済みの画像信号を出力す
    る信号変換処理手段と、 上記画素数変換処理済みの画像信号に基づいて画像を表
    示する表示手段とを備える表示装置。
  9. 【請求項9】 上記記憶手段は、低解像度の画像信号を
    高解像度の画像信号に変換するための推定式の予測係数
    をクラスコード毎に記憶することを特徴とする請求項8
    記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320587A (ja) * 2000-05-09 2001-11-16 Sony Corp データ処理装置およびデータ処理方法、並びに記録媒体
JP2002335405A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Sony Corp 画像データ処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2012142886A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Kddi Corp 画像符号化装置及び画像復号装置

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