JPH10313504A - 渦電流制動機の制御装置 - Google Patents

渦電流制動機の制御装置

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JPH10313504A
JPH10313504A JP9119448A JP11944897A JPH10313504A JP H10313504 A JPH10313504 A JP H10313504A JP 9119448 A JP9119448 A JP 9119448A JP 11944897 A JP11944897 A JP 11944897A JP H10313504 A JPH10313504 A JP H10313504A
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JP
Japan
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eddy current
vehicle speed
brake
controller
retarder
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Pending
Application number
JP9119448A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Oba
光義 大場
Takaaki Kishi
高明 岸
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Tokyo Buhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Buhin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渦電流制動機における制動力の急激な変化を
防止する渦電流制動機の制御装置を得る。 【解決手段】 車速センサ11によって車速の検出を行
うことにより回転ドラム47の回転数を検出し、検出さ
れた車速が所定速度以下となったときには、検出された
車速に応じてコントローラ13による渦電流発生コイル
51a〜58aへの通電量を減少させる制御を行う。こ
れにより、検出された車速に応じて連続的に渦電流リタ
ーダ40の制動力を小さくしていくことができるため、
渦電流リターダ40による制動が急に解除されることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両の制動
に用いられ、渦電流リターダ等とも称される電磁制動手
段である渦電流制動機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】渦電流制動機(渦電流リターダ)は従来
からよく知られており、これらは特にトラック等のよう
な大型車両に広く用いられている。この渦電流リターダ
は、例えば、長い下り坂を下る走行を行う場合に用いら
れ、サービスブレーキ(運転者がブレーキペダルを踏み
込んで操作するブレーキ)の使用頻度を低減させ、運転
者のブレーキ作動負担軽減、サービスブレーキのライニ
ングやパッドの摩耗抑制、寿命向上といった効果が得ら
れるものである。
【0003】渦電流リターダは、変速機からアクスルシ
ャフトまでの動力伝達経路中に配設され、車体に固定保
持される固定部と、出力軸およびプロペラシャフト等と
ともに回転する回転部とから構成されている。
【0004】固定部には、鉄等によって形成された芯部
材とこの芯部材に巻き付けられた渦電流発生コイル(電
磁コイル)とからなる電磁石が放射状に複数配設されて
いる。回転部は、有底筒状に形成された回転ドラム(回
転体)を有しており、この回転ドラムにおける筒状部が
電磁石を覆って出力軸等とともに回転するようになって
いる。そして、車両の走行中に運転者が作動スイッチの
操作を行って渦電流発生コイルに通電することにより車
両の制動がなされる
【0005】このように構成された渦電流リターダの一
例としては、特開平3−239199号公報に開示され
ているものがある。この渦電流リターダにおいては、走
行条件の変化に応じて渦電流発生コイルへの通電期間
(電流のON/OFF比)の制御を行うことにより、渦
電流発生コイルの電流制御を行って円滑な制動特性を得
ることができるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
渦電流リターダにおいては、当該車両の車速が低速にな
ったとき(回転ドラムの回転数が所定回転数以下になっ
たとき)には、通電期間の制御を中止して、渦電流リタ
ーダによる車両の制動を行わないようにしていた。この
ため、通電期間の制御の中止と同時に車両の制動力がな
くなり、運転者は急にサービスブレーキによる制動を行
う必要を生じ、運転時における違和感の原因となる。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、渦電流制動機における制動力の急激な変化
を防止する渦電流制動機の制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係る渦電流制動機の制御装置においては、
回転体の回転数を回転数検出手段によって検出し、この
回転数検出手段によって検出された回転体の回転数が所
定回転数以下となったときには、検出された回転数に応
じて通電制限手段による電磁石の渦電流発生コイルへの
通電量を減少させる制御がなされる。
【0009】このように構成された渦電流制動機の制御
装置によれば、渦電流発生コイルへの通電量(電流値)
を変えることにより、渦電流制動機の制動力が変化す
る。このため、回転体の回転数が所定回転数以下となっ
たときに、検出された回転数に応じて渦電流発生コイル
への通電量を減少させる制御を行えば、連続的に渦電流
制動機の制動力を小さくしていくことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。下記の実施形態にお
いては、渦電流制動機は、車両の動力伝達経路中(例え
ば、変速機からアクスルシャフトまでの動力伝達経路)
に配設されるものであり、図1および図2に示すように
構成された、いわゆる渦電流リターダと称されるもので
ある。従って、渦電流リターダ40における回転ドラム
47が請求の範囲に記載の「回転体」を構成する。な
お、この車両には、運転者が足で踏み込んで操作するフ
ートブレーキ(サービスブレーキ)にも備えられてい
る。
【0011】渦電流リターダ40の作動制御はコントロ
ーラ13により行われる。コントローラ13には、回転
ドラム47の回転数を検出するために車両の走行速度を
検出する車速センサ11からの検出信号、渦電流リター
ダ40を作動状態(制動状態)とさせるか作動停止状態
とさせるか否かの切換を行うリターダ作動スイッチ12
からの検出信号等が入力され、コントローラ13は各入
力信号に基づいて、渦電流リターダ40の作動制御を行
う。
【0012】渦電流リターダ40は、変速機の出力軸上
もしくはこれに繋がるプロペラシャフト上に配設され、
ここを介して伝達される駆動を制動する。この渦電流リ
ターダ40は、車体70に固定保持される固定ハウジン
グ41、これに結合されたブラケット42、このブラケ
ット42に取り付けられた複数の電磁石51〜58等か
らなる固定部と、固定ハウジング41にベアリング44
a,44bを介して回転自在に保持されたシャフト4
5、このシャフト45の両端に連結されたフランジカッ
プリング46a,46b、フランジカップリング46a
に結合された回転ドラム47等からなる回転部とから構
成される。
【0013】固定部を構成するブラケット42は円筒部
を有し、この円筒部の外周面上にほぼ等間隔で放射状に
複数の電磁石が取り付けられている。なお、この電磁石
の数は必要とする制動力に応じて、数個から数十個取り
付けられるが、渦電流リターダ40においては、8個の
電磁石51〜58がボルト51c〜58cにより取り付
けられている。各電磁石51〜58は、それぞれ鉄等の
強磁性材料から作られた芯部材51b〜58bと、この
芯部材51b〜58bに巻き付けられた渦電流発生コイ
ル51a〜58aとから構成される。
【0014】一方、回転部を構成するシャフト45の両
端には、これと同芯にスプラインによりフランジカップ
リング46a,46bが連結されており、回転ドラム4
7の内周端部がフランジカップリング46aにボルト結
合されている。回転ドラム47の円筒状部が各電磁石5
1〜58を覆っており、この状態で、芯部材51b〜5
8bの外周側端面は、回転ドラム47の内周面に近接対
向して位置する。なお、回転ドラム47の円筒状部外周
には複数の放熱フィン47aが形成され、さらに、この
円筒状部の中央には径方向に貫通して、内部の高温空気
を排出するための複数の放熱孔47bが形成されてい
る。
【0015】以上の構成の渦電流リターダ40におい
て、フランジカップリング46a,46bは変速機出力
軸もしくはこれに繋がるプロペラシャフトに連結され、
回転部はこれら出力軸およびプロペラシャフトとともに
回転する。この状態で、電磁石51〜58の渦電流発生
コイル51a〜58aが通電されると芯部材51b〜5
8b内にその軸方向(渦電流リターダの半径方向)に磁
束が発生し、この磁束はその延長方向に流れて回転ドラ
ム47の円筒状部を横切る。このため、回転ドラム47
の円筒状部に渦電流が発生し、この渦電流の作用により
回転ドラム47の回転方向とは逆の制動トルクが発生し
て、回転が制動される。
【0016】ここで、渦電流リターダ40においては、
車速に応じた作動制御がなされる。前記のように渦電流
リターダ40の作動制御はコントローラ13により行わ
れ、コントローラ13は、リターダ作動スイッチ12に
よって渦電流リターダ40が作動状態にあるときに、車
速センサ11からの入力信号に基づいて、図3に示すよ
うに、車速センサ11によって検出された車速Vが所定
速度V1以下となった場合に、渦電流発生コイル51a
〜58aへの通電量(電流)を減少させる制御を行う。
【0017】すなわち、車速センサ11によって検出さ
れた車速Vが予め定められた所定速度V1より速い場合
には、各コイル51a〜58aへの電流は何等制限され
ずに100%の電流値で通電される。そして、車速セン
サ11によって検出された車速Vが所定速度V1以下と
なった場合には、車速Vに応じた制御率で、コントロー
ラ13が渦電流発生コイル51a〜58aへの通電時間
をデューティー比制御する。これにより、電流値を0〜
100%の間で制御することができる。
【0018】従って、車速VがV1より遅くなったとき
からコントローラ13によるデューティー比制御が行わ
れ、車速Vが遅くなるにつれて電流値が小さくなるよう
に通電時間を短くして渦電流リターダ40の制動力を徐
々に小さくしていく。そして、車速Vが0となったとき
(当該車両が停車したとき)には、渦電流発生コイル5
1a〜58aへの通電を遮断し、渦電流リターダ40の
作動を停止させる。
【0019】ここで、渦電流発生コイル51a〜58a
への通電量を減少させる制御としては、上記のようなデ
ューティー比制御(通電時間の制御)に限られるもので
はなく、電流値を直接制御するようにしてもよい。さら
には、通電時間や電流等の一の要件のみを制御してもよ
いが、複数の要件を併せて制御してもよい。
【0020】なお、上記の渦電流リターダ40において
は、回転体(回転ドラム47)の回転数を検出するため
に、車両の車速Vを検出することとしているが、本発明
はこれに限られるものではなく、回転ドラム47の回転
数を直接検出するようにしてもよい。
【0021】なお、渦電流リターダ40においては、回
転ドラム47や各コイル51a〜58aの温度の検出を
行い、これらの温度が所定温度以上である場合には車速
の変化に拘らず渦電流発生コイル51a〜58aへの通
電量を減少させる制御を行うように構成してもよい。
【0022】例えば、図3において一点鎖線で示すよう
に、回転ドラム47や各コイル51a〜58aの温度が
所定温度以上である場合には、車速Vが所定速度V1以
上であっても、電流値が少なくなるように(例えば、5
0%の電流値となるように)制御されている。そして、
この状態から車速Vが所定速度V1となったときには、
所定速度V1となる直前の電流値から、電流値が少なく
なるように制御される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の渦電流制
動機の制御装置によれば、回転数検出手段によって検出
された回転体の回転数が所定回転数以下となったときに
は、検出された回転数に応じて通電制限手段による渦電
流発生コイルへの通電量を減少させる制御がなされる。
このように渦電流発生コイルへの通電量を減少させるこ
とにより、渦電流制動機の制動力が徐々に小さくなるた
め、急に渦電流制動機による制動が解除されることがな
く、運転者は違和感のない制動フィーリングを得ること
ができる。
【0024】また、車両が停車しているために車速が0
のとき、すなわち回転体の回転数が0のときには、渦電
流制動機に供給される電流も0となるため、電力の供給
源であるバッテリの電力の無駄な消耗を防止することが
できる。また、上記のような制御を行うことにより、渦
電流発生コイルの発熱量も減少するため、渦電流発生コ
イルの過熱を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る渦電流制動機の制御装置の図2に
おけるI−I断面図である。
【図2】この制御装置により制御される渦電流制動機の
図1におけるII矢視図である。
【図3】上記制御装置における制御の概念を示すグラフ
である。
【符号の説明】
11 車速センサ(回転数検出手段) 12 リターダ作動スイッチ 13 コントローラ(通電制限手段) 40 渦電流リターダ(渦電流制動機) 47 回転ドラム(回転体) 51〜58 電磁石 51a〜58a 渦電流発生コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性材料で形成した回転体および電磁
    石を有し、前記電磁石から発生する磁束を横切るように
    前記回転体を配設し、前記回転体内に発生する渦電流に
    より前記回転体の回転を制動するように構成した渦電流
    制動機において、 前記回転体の回転数の検出を行う回転数検出手段と、 この回転数検出手段によって検出された前記回転数が所
    定回転数以下となったときに、検出された前記回転数に
    応じて前記電磁石の渦電流発生コイルへの通電量を減少
    させる制御を行う通電制限手段とを有していることを特
    徴とする渦電流制動機の制御装置。
JP9119448A 1997-05-09 1997-05-09 渦電流制動機の制御装置 Pending JPH10313504A (ja)

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JP9119448A JPH10313504A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 渦電流制動機の制御装置

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