JPH10313645A - コンバインにおける扱深さ搬送装置 - Google Patents
コンバインにおける扱深さ搬送装置Info
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- JPH10313645A JPH10313645A JP14461697A JP14461697A JPH10313645A JP H10313645 A JPH10313645 A JP H10313645A JP 14461697 A JP14461697 A JP 14461697A JP 14461697 A JP14461697 A JP 14461697A JP H10313645 A JPH10313645 A JP H10313645A
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- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 9
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- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 掻込み装置の上方位置まで掻込み搬送体を延
長することにより、刈取穀稈の継送をスムーズに行うこ
とができるコンバインにおける扱深さ搬送装置を提供す
る。 【解決手段】 扱深さ搬送装置10を形成する穂先側
搬送部20の先端部に、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻
込み搬送体24を前方に向けて一体に延設すると共に、
上記穂先側搬送部20の搬送軌跡の始端外縁Zと平面視
で略同一となるように掻込み搬送体24の搬送終端軌跡
Yを位置させて、当該搬送終端軌跡Yから離脱する刈取
穀稈の穂先側を穂先側搬送部20の搬送軌跡内に取り込
むように構成した。
長することにより、刈取穀稈の継送をスムーズに行うこ
とができるコンバインにおける扱深さ搬送装置を提供す
る。 【解決手段】 扱深さ搬送装置10を形成する穂先側
搬送部20の先端部に、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻
込み搬送体24を前方に向けて一体に延設すると共に、
上記穂先側搬送部20の搬送軌跡の始端外縁Zと平面視
で略同一となるように掻込み搬送体24の搬送終端軌跡
Yを位置させて、当該搬送終端軌跡Yから離脱する刈取
穀稈の穂先側を穂先側搬送部20の搬送軌跡内に取り込
むように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀稈引起し装置で
引き起こされた穀稈を、掻込み装置から脱穀部に至る間
で搬送する扱深さ搬送装置に係り、特に掻込み装置の穂
先側搬送域の上方位置まで掻込み搬送体を延長すること
により、刈取穀稈の継送をスムーズに行うことができる
コンバインにおける扱深さ搬送装置に関するものであ
る。
引き起こされた穀稈を、掻込み装置から脱穀部に至る間
で搬送する扱深さ搬送装置に係り、特に掻込み装置の穂
先側搬送域の上方位置まで掻込み搬送体を延長すること
により、刈取穀稈の継送をスムーズに行うことができる
コンバインにおける扱深さ搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインの刈取脱穀作業は、図
7に示すように、クローラ走行装置を備えた機体の前部
に穀稈引起し装置a、刈刃装置b、掻込み装置cおよび
扱深さ搬送装置dを搭載した前処理部eを架設し、機体
の走行時において、穀稈引起し装置aで引き起こした穀
稈の株元を刈刃装置bで切断した後に、刈取られた穀稈
を掻込み装置cから扱深さ搬送装置dを経て穀稈供給チ
ェンfに継送し、後続の脱穀部に刈取穀稈を供給するよ
うに構成されている。
7に示すように、クローラ走行装置を備えた機体の前部
に穀稈引起し装置a、刈刃装置b、掻込み装置cおよび
扱深さ搬送装置dを搭載した前処理部eを架設し、機体
の走行時において、穀稈引起し装置aで引き起こした穀
稈の株元を刈刃装置bで切断した後に、刈取られた穀稈
を掻込み装置cから扱深さ搬送装置dを経て穀稈供給チ
ェンfに継送し、後続の脱穀部に刈取穀稈を供給するよ
うに構成されている。
【0003】そして上記前処理部の各構成装置のうち、
刈取穀稈の稈長に応じて扱深さを自動調整して継送する
扱深さ搬送装置dは、搬送タインgを巻回して形成され
る穂先側搬送部hと、図示しないガイドレールに沿う搬
送チェンiを巻回して形成される株元側搬送部jをそれ
ぞれ上下位置に離間並設して構成されると共に、図7の
平面視で右側の搬送域を高位として機体幅方向の左方に
向けて傾斜状に配設されており、刈取穀稈の稈長に応じ
た扱深さの自動調整で扱深さ搬送装置dの上下動を行
い、掻込み装置cの搬送チェンkを介して搬送される刈
取穀稈の株元側が、扱深さ搬送装置dの搬送始端位置X
まで搬送された際には、当該刈取穀稈の株元側を株元側
搬送部jの搬送チェンiで挟持継送し、かつ刈取穀稈の
穂先側を、穂先側搬送部hの搬送タインgに継送させ
て、刈取穀稈の搬送中に株元側と穂先側との間で刈取穀
稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿勢に変姿させながら
後続の穀稈供給チェンfに刈取穀稈を継送するようにな
っている。
刈取穀稈の稈長に応じて扱深さを自動調整して継送する
扱深さ搬送装置dは、搬送タインgを巻回して形成され
る穂先側搬送部hと、図示しないガイドレールに沿う搬
送チェンiを巻回して形成される株元側搬送部jをそれ
ぞれ上下位置に離間並設して構成されると共に、図7の
平面視で右側の搬送域を高位として機体幅方向の左方に
向けて傾斜状に配設されており、刈取穀稈の稈長に応じ
た扱深さの自動調整で扱深さ搬送装置dの上下動を行
い、掻込み装置cの搬送チェンkを介して搬送される刈
取穀稈の株元側が、扱深さ搬送装置dの搬送始端位置X
まで搬送された際には、当該刈取穀稈の株元側を株元側
搬送部jの搬送チェンiで挟持継送し、かつ刈取穀稈の
穂先側を、穂先側搬送部hの搬送タインgに継送させ
て、刈取穀稈の搬送中に株元側と穂先側との間で刈取穀
稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿勢に変姿させながら
後続の穀稈供給チェンfに刈取穀稈を継送するようにな
っている。
【0004】しかしながら、掻込み装置cから扱深さ搬
送装置dに至る従来の継送構成では、掻込み装置cから
扱深さ搬送装置dに至る間で刈取穀稈の穂先側を継送す
る掻込み搬送体m、nが扱深さ搬送装置dから独立して
固定されているため、刈取穀稈の穂先部と掻込み搬送体
m、nとの位置関係が稈長の長短により変化して稈姿勢
の変化に伴う搬送乱れを生じ易く、これを解消すべく掻
込み搬送体m、nを複数段(m1、m2、n1、n2)に設
けて稈長に追従した掻込み動作を確保する構成とする
と、前処理部全体の重量増大を余儀なくされるに加えて
構成部品の増加により製造コストの上昇を招くばかりで
なく、特に、図7に示すような多条刈りコンバインにお
いては、各掻込み装置cから扱深さ搬送装置dに搬送さ
れる刈取穀稈が、当該扱深さ搬送装置dの搬送始端位置
Xで合流するため、円滑な継送動作を確保する上で必然
的に扱深さ搬送装置d側の搬送速度を各掻込み搬送体
m、nの搬送速度より大とする必要があり、この搬送速
度の相違により上述した搬送乱れと相俟って扱深さ搬送
装置dに至る継送動作をスムーズに行えなくなる危惧を
有するものであった。
送装置dに至る従来の継送構成では、掻込み装置cから
扱深さ搬送装置dに至る間で刈取穀稈の穂先側を継送す
る掻込み搬送体m、nが扱深さ搬送装置dから独立して
固定されているため、刈取穀稈の穂先部と掻込み搬送体
m、nとの位置関係が稈長の長短により変化して稈姿勢
の変化に伴う搬送乱れを生じ易く、これを解消すべく掻
込み搬送体m、nを複数段(m1、m2、n1、n2)に設
けて稈長に追従した掻込み動作を確保する構成とする
と、前処理部全体の重量増大を余儀なくされるに加えて
構成部品の増加により製造コストの上昇を招くばかりで
なく、特に、図7に示すような多条刈りコンバインにお
いては、各掻込み装置cから扱深さ搬送装置dに搬送さ
れる刈取穀稈が、当該扱深さ搬送装置dの搬送始端位置
Xで合流するため、円滑な継送動作を確保する上で必然
的に扱深さ搬送装置d側の搬送速度を各掻込み搬送体
m、nの搬送速度より大とする必要があり、この搬送速
度の相違により上述した搬送乱れと相俟って扱深さ搬送
装置dに至る継送動作をスムーズに行えなくなる危惧を
有するものであった。
【0005】そこで、前記した扱深さ搬送装置dの搬送
始端側の穂先側搬送部hと株元側搬送部jをそのまま前
方に延出する構成も提案されているが、当該穂先側搬送
部hと株元側搬送部jとの間で所要の上下間隔を保持し
て延出すると、短稈長の刈取穀稈に対して適切に対応す
ることができなくなる、という問題があった。
始端側の穂先側搬送部hと株元側搬送部jをそのまま前
方に延出する構成も提案されているが、当該穂先側搬送
部hと株元側搬送部jとの間で所要の上下間隔を保持し
て延出すると、短稈長の刈取穀稈に対して適切に対応す
ることができなくなる、という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み従来の問題点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、従来のように掻込み
体を複数段に配する複雑な構成を要することなく、扱深
さ調整で上下動する扱深さ搬送装置本体とともに掻込み
搬送体を上下動させて、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防
止して刈取穀稈の穂先側を安定した稈姿勢に保持しなが
らスムーズに継送することができると共に、扱深さ搬送
装置の搬送始端から前方に位置してこれと一体に上下動
する掻込み搬送体の搬送終端軌跡を、扱深さ搬送装置の
搬送軌跡と対向する方向でこれと平面視で略同一となる
ように設定して、扱深さ搬送装置と掻込み搬送体の各搬
送速度が異なる場合でも、継送される同一の刈取穀稈に
対して搬送速度の異なるタイン同士が相互に干渉しなが
ら作用する不具合を可及的に抑制し、稈損傷を未然に防
止しつつ整然とした刈取穀稈の継送を行うことができる
コンバインにおける扱深さ搬送装置を提供しようとする
ものである。
実状に鑑み従来の問題点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、従来のように掻込み
体を複数段に配する複雑な構成を要することなく、扱深
さ調整で上下動する扱深さ搬送装置本体とともに掻込み
搬送体を上下動させて、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防
止して刈取穀稈の穂先側を安定した稈姿勢に保持しなが
らスムーズに継送することができると共に、扱深さ搬送
装置の搬送始端から前方に位置してこれと一体に上下動
する掻込み搬送体の搬送終端軌跡を、扱深さ搬送装置の
搬送軌跡と対向する方向でこれと平面視で略同一となる
ように設定して、扱深さ搬送装置と掻込み搬送体の各搬
送速度が異なる場合でも、継送される同一の刈取穀稈に
対して搬送速度の異なるタイン同士が相互に干渉しなが
ら作用する不具合を可及的に抑制し、稈損傷を未然に防
止しつつ整然とした刈取穀稈の継送を行うことができる
コンバインにおける扱深さ搬送装置を提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が採用した第1の技術的手段は、上下位置に
離間並設した穂先側搬送部と株元側搬送部を、その搬送
終端側を回動支点として前傾状に軸架してなるコンバイ
ンにおける扱深さ搬送装置において、上記穂先側搬送部
の先端部に、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体
を前方に向けて一体に延設すると共に、上記穂先側搬送
部の搬送軌跡の始端外縁と平面視で略同一となるように
掻込み搬送体の搬送終端軌跡を位置させて、当該搬送終
端軌跡から離脱する刈取穀稈の穂先側を穂先側搬送部の
搬送軌跡内に取り込むように構成したことを特徴とし、
め、本発明が採用した第1の技術的手段は、上下位置に
離間並設した穂先側搬送部と株元側搬送部を、その搬送
終端側を回動支点として前傾状に軸架してなるコンバイ
ンにおける扱深さ搬送装置において、上記穂先側搬送部
の先端部に、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体
を前方に向けて一体に延設すると共に、上記穂先側搬送
部の搬送軌跡の始端外縁と平面視で略同一となるように
掻込み搬送体の搬送終端軌跡を位置させて、当該搬送終
端軌跡から離脱する刈取穀稈の穂先側を穂先側搬送部の
搬送軌跡内に取り込むように構成したことを特徴とし、
【0008】第2の技術的手段として、上記掻込み搬送
体は、穂先側搬送部の上位に位置して延設され、かつ当
該穂先側搬送部の先端部に設けた始端部ローラを駆動源
として伝動駆動されることを特徴とし、更に第3の技術
的手段として、上記掻込み搬送体を包覆するカバー体に
は、刈取穀稈の穂先側を誘導案内する穂先もたれ板が、
当該掻込み搬送体の搬送域に臨ませて一体形成されてい
ることを特徴とするものである。
体は、穂先側搬送部の上位に位置して延設され、かつ当
該穂先側搬送部の先端部に設けた始端部ローラを駆動源
として伝動駆動されることを特徴とし、更に第3の技術
的手段として、上記掻込み搬送体を包覆するカバー体に
は、刈取穀稈の穂先側を誘導案内する穂先もたれ板が、
当該掻込み搬送体の搬送域に臨ませて一体形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施例を添付した
図面に基いて詳細に説明する。図1および図2におい
て、1は三条刈りのコンバインであって、クローラ走行
装置2を備えた機体3の前部に前処理部4が架設されて
おり、該前処理部4に穀稈引起し装置5が設けられてい
ると共に、上記前処理部4を形成する前処理部フレーム
6、6…の先端にはデバイダ7、7…が設けられてい
る。
図面に基いて詳細に説明する。図1および図2におい
て、1は三条刈りのコンバインであって、クローラ走行
装置2を備えた機体3の前部に前処理部4が架設されて
おり、該前処理部4に穀稈引起し装置5が設けられてい
ると共に、上記前処理部4を形成する前処理部フレーム
6、6…の先端にはデバイダ7、7…が設けられてい
る。
【0010】上記前処理部フレーム6、6…の後部下面
には、レシプロ式の刈刃装置8が配設されており、前記
デバイダ7、7…で分草された穀稈を穀稈引起し装置5
で引起した後、刈刃装置8により穀稈の株元を切断し、
次いで刈取られた穀稈は、前処理部フレーム6、6…に
前傾姿勢で複数並置した掻込み装置9a、9b、9cお
よび扱深さ搬送装置10を経て穀稈供給チェン11に継
送され、図示しない脱穀部に供給されるようになってい
る。
には、レシプロ式の刈刃装置8が配設されており、前記
デバイダ7、7…で分草された穀稈を穀稈引起し装置5
で引起した後、刈刃装置8により穀稈の株元を切断し、
次いで刈取られた穀稈は、前処理部フレーム6、6…に
前傾姿勢で複数並置した掻込み装置9a、9b、9cお
よび扱深さ搬送装置10を経て穀稈供給チェン11に継
送され、図示しない脱穀部に供給されるようになってい
る。
【0011】上記掻込み装置9a、9b、9cは、図3
に示すように、前処理部フレーム6、6…に軸架したス
ターホィル12、12…と同軸状に軸支される駆動プー
リ13と、その前方に位置して軸支した従動プーリ14
との間に、複数の掻込みタイン15、15…を所定間隔
を存して突設した搬送ベルト16を巻回すると共に、上
記駆動プーリ13の下位でこれと同軸状に巻回した搬送
チェン17a、17bを扱深さ搬送装置10の搬送始端
位置Xまで延設し、刈刃装置8で切断した刈取穀稈の穂
先側と株元側を搬送ベルト16および搬送チェン17
a、17bを介して扱深さ搬送装置10に継送する構成
となっている。
に示すように、前処理部フレーム6、6…に軸架したス
ターホィル12、12…と同軸状に軸支される駆動プー
リ13と、その前方に位置して軸支した従動プーリ14
との間に、複数の掻込みタイン15、15…を所定間隔
を存して突設した搬送ベルト16を巻回すると共に、上
記駆動プーリ13の下位でこれと同軸状に巻回した搬送
チェン17a、17bを扱深さ搬送装置10の搬送始端
位置Xまで延設し、刈刃装置8で切断した刈取穀稈の穂
先側と株元側を搬送ベルト16および搬送チェン17
a、17bを介して扱深さ搬送装置10に継送する構成
となっている。
【0012】また上記扱深さ搬送装置10は、搬送タイ
ン18を所定間隔を存して斜設したベルト体19に巻回
して形成される穂先側搬送部20と、図示しないガイド
レールに沿う搬送チェン21を巻回して構成される株元
側搬送部22をそれぞれ上下位置に離間並設してなり、
かつその上下方向の回動支点を搬送終端側に位置する伝
動パイプ23の回動基端に据えて、機体3の進行方向に
前傾しかつ機体幅方向に傾斜する軸架構成となっている
と共に、上記扱深さ搬送装置10の先端部には、図4に
示すように、その前方に位置する掻込み装置9aの上面
に臨ませてこれと平行する掻込み搬送体24が穂先側搬
送部20の上位に位置して一体に延設されており、当該
掻込み搬送体24の搬送終端軌跡Yから機体幅方向に傾
斜する穂先側搬送部20の搬始端外縁Zへの連継で、機
体3前方へ向けて略一直線状の搬送域をなす一連の搬送
経路Bが形成されている。
ン18を所定間隔を存して斜設したベルト体19に巻回
して形成される穂先側搬送部20と、図示しないガイド
レールに沿う搬送チェン21を巻回して構成される株元
側搬送部22をそれぞれ上下位置に離間並設してなり、
かつその上下方向の回動支点を搬送終端側に位置する伝
動パイプ23の回動基端に据えて、機体3の進行方向に
前傾しかつ機体幅方向に傾斜する軸架構成となっている
と共に、上記扱深さ搬送装置10の先端部には、図4に
示すように、その前方に位置する掻込み装置9aの上面
に臨ませてこれと平行する掻込み搬送体24が穂先側搬
送部20の上位に位置して一体に延設されており、当該
掻込み搬送体24の搬送終端軌跡Yから機体幅方向に傾
斜する穂先側搬送部20の搬始端外縁Zへの連継で、機
体3前方へ向けて略一直線状の搬送域をなす一連の搬送
経路Bが形成されている。
【0013】更に図3に示す中央および右側の掻込み装
置9b、9cの搬送域の上方に位置して、上記掻込み搬
送体24と側面視で機体進行方向に同様の前傾姿勢を保
持する掻込み搬送体24´が、上記扱深さ搬送装置10
の上面を通って下方に延出した支持パイプ25の先端に
配設されており、前記伝動パイプ23から扱深さ搬送装
置10の株元側搬送部22に供給される駆動力を当該支
持パイプ25を介して掻込み搬送体24´に分岐供給す
るように構成されている。
置9b、9cの搬送域の上方に位置して、上記掻込み搬
送体24と側面視で機体進行方向に同様の前傾姿勢を保
持する掻込み搬送体24´が、上記扱深さ搬送装置10
の上面を通って下方に延出した支持パイプ25の先端に
配設されており、前記伝動パイプ23から扱深さ搬送装
置10の株元側搬送部22に供給される駆動力を当該支
持パイプ25を介して掻込み搬送体24´に分岐供給す
るように構成されている。
【0014】図5は、上記掻込み搬送体24の駆動構造
を示すものであって、26は穂先側搬送部20の搬送先
端を巻回する始端部ローラ、27は当該始端部ローラ2
6の支軸、28は掻込み搬送体4側の入力軸29に支軸
27の回転動力を伝達するジョイント部である。
を示すものであって、26は穂先側搬送部20の搬送先
端を巻回する始端部ローラ、27は当該始端部ローラ2
6の支軸、28は掻込み搬送体4側の入力軸29に支軸
27の回転動力を伝達するジョイント部である。
【0015】上記掻込み搬送体24側の入力軸29には
入力スプロケット30が軸支されており、中間軸31に
軸支した中間スプロケット32との間で駆動チェン33
が巻回されていると共に、上記中間軸31の下方に延出
する軸部31aには、従動ローラ34との間で掻込みタ
イン35を突設したチェン36を巻回してなる駆動スプ
ロケット37が軸支されており、扱深さ搬送装置10の
搬送駆動に連繋して刈取穀稈の穂先側を継送する際に
は、機体幅方向に傾斜する当該扱深さ搬送装置10に対
して、図6に示すように、掻込み装置9aと掻込み搬送
体24が機体幅方向で平行状態を保持し、かつ掻込み装
置9aの前傾姿勢角度より大きい前傾角度となり、上記
掻込み搬送体24の搬送始端と当該掻込み装置9aの搬
送終端を近接させることができ、特に刈取穀稈が短稈で
ある場合の受け渡しをスムーズに行うことができるよう
になる。
入力スプロケット30が軸支されており、中間軸31に
軸支した中間スプロケット32との間で駆動チェン33
が巻回されていると共に、上記中間軸31の下方に延出
する軸部31aには、従動ローラ34との間で掻込みタ
イン35を突設したチェン36を巻回してなる駆動スプ
ロケット37が軸支されており、扱深さ搬送装置10の
搬送駆動に連繋して刈取穀稈の穂先側を継送する際に
は、機体幅方向に傾斜する当該扱深さ搬送装置10に対
して、図6に示すように、掻込み装置9aと掻込み搬送
体24が機体幅方向で平行状態を保持し、かつ掻込み装
置9aの前傾姿勢角度より大きい前傾角度となり、上記
掻込み搬送体24の搬送始端と当該掻込み装置9aの搬
送終端を近接させることができ、特に刈取穀稈が短稈で
ある場合の受け渡しをスムーズに行うことができるよう
になる。
【0016】また38は掻込み搬送体24の上面を包覆
するカバー体であって、当該掻込み搬送体24の搬送域
に臨むカバー体38の側面には、支持面39aを斜設し
た穂先もたれ板39が搬送方向に沿って一体形成されて
おり、搬送される刈取穀稈の穂先側稈部を穂先もたれ板
39に支持させながら穂先側搬送部20に継送するよう
に構成されている。
するカバー体であって、当該掻込み搬送体24の搬送域
に臨むカバー体38の側面には、支持面39aを斜設し
た穂先もたれ板39が搬送方向に沿って一体形成されて
おり、搬送される刈取穀稈の穂先側稈部を穂先もたれ板
39に支持させながら穂先側搬送部20に継送するよう
に構成されている。
【0017】本発明は叙上の如く構成されているから、
刈取、脱穀作業を行う場合に、各デバイダ7で分草され
た穀稈は穀稈引起し装置5で引き起こされ、刈刃装置8
で穀稈の株元を切断された後に掻込み装置9a〜9cで
掻き込まれる。そして掻き込まれた当該刈取穀稈は、そ
の穂先側および株元側をそれぞれ掻込みタイン15と搬
送チェン17a、17bに支持された状態で図3に太線
矢印で示す方向に搬送され、上記搬送チェン17a、1
7bに株元側を挟持したまま、刈取穀稈の穂先側が各掻
込み搬送体24、24´の搬送始端位置まで継送される
が、この時、当該掻込み搬送体24、24´は、搬送終
端側を回動支点とする扱深さ搬送装置10の扱深さ調整
により一体に上下動して予め刈取穀稈の稈長の長短に応
じた穂先位置に設定されており、刈取穀稈の穂先側を稈
長に適応した搬送位置に保持することができる。
刈取、脱穀作業を行う場合に、各デバイダ7で分草され
た穀稈は穀稈引起し装置5で引き起こされ、刈刃装置8
で穀稈の株元を切断された後に掻込み装置9a〜9cで
掻き込まれる。そして掻き込まれた当該刈取穀稈は、そ
の穂先側および株元側をそれぞれ掻込みタイン15と搬
送チェン17a、17bに支持された状態で図3に太線
矢印で示す方向に搬送され、上記搬送チェン17a、1
7bに株元側を挟持したまま、刈取穀稈の穂先側が各掻
込み搬送体24、24´の搬送始端位置まで継送される
が、この時、当該掻込み搬送体24、24´は、搬送終
端側を回動支点とする扱深さ搬送装置10の扱深さ調整
により一体に上下動して予め刈取穀稈の稈長の長短に応
じた穂先位置に設定されており、刈取穀稈の穂先側を稈
長に適応した搬送位置に保持することができる。
【0018】次いで、扱深さ搬送装置10の搬送始端位
置Xで合流した刈取穀稈は、穂先側を穂先側搬送部20
の搬送タイン18に、株元側を株元側搬送部2の搬送チ
ェン21にそれぞれ継送され、その搬送中に株元側と穂
先側との間で刈取穀稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿
勢に変姿させながら後続の穀稈供給チェン11に刈取穀
稈が継送されることになる。
置Xで合流した刈取穀稈は、穂先側を穂先側搬送部20
の搬送タイン18に、株元側を株元側搬送部2の搬送チ
ェン21にそれぞれ継送され、その搬送中に株元側と穂
先側との間で刈取穀稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿
勢に変姿させながら後続の穀稈供給チェン11に刈取穀
稈が継送されることになる。
【0019】このような刈取穀稈の搬送中において、特
に、上記扱深さ搬送装置10を形成する穂先側搬送部2
0の搬始端外縁Zに連継する掻込み搬送体24の搬送終
端軌跡Yは、当該扱深さ搬送装置10の搬送軌跡と対向
する方向で、かつ当該搬送軌跡と平面視で略同一となっ
ているので、扱深さ搬送装置10および掻込み搬送体2
4の搬送速度が異なっても、継送域での移動速度が相違
する搬送タイン18と掻込みタイン35が、継送される
同一の刈取穀稈に対して相互に干渉しながら作用する不
具合を可及的に抑制して、稈損傷を未然に防止しつつ整
然とした刈取穀稈の継送を行うことができる。
に、上記扱深さ搬送装置10を形成する穂先側搬送部2
0の搬始端外縁Zに連継する掻込み搬送体24の搬送終
端軌跡Yは、当該扱深さ搬送装置10の搬送軌跡と対向
する方向で、かつ当該搬送軌跡と平面視で略同一となっ
ているので、扱深さ搬送装置10および掻込み搬送体2
4の搬送速度が異なっても、継送域での移動速度が相違
する搬送タイン18と掻込みタイン35が、継送される
同一の刈取穀稈に対して相互に干渉しながら作用する不
具合を可及的に抑制して、稈損傷を未然に防止しつつ整
然とした刈取穀稈の継送を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】これを要するに本発明は、上下位置に離
間並設した穂先側搬送部と株元側搬送部を、その搬送終
端側を回動支点として前傾状に軸架してなるコンバイン
における扱深さ搬送装置において、上記穂先側搬送部の
先端部に、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体を
前方に向けて一体に延設すると共に、上記穂先側搬送部
の搬送軌跡の始端外縁と平面視で略同一となるように掻
込み搬送体の搬送終端軌跡を位置させて、当該搬送終端
軌跡から離脱する刈取穀稈の穂先側を穂先側搬送部の搬
送軌跡内に取り込むように構成したから、 扱深さ搬送装置の搬送始端から前方に位置してこれと
一体に上下動する掻込み搬送体により、従来のように穂
先側の掻込み搬送体を複数段に配する複雑な構成を要す
ることなく、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防止して刈取
穀稈の穂先側を安定した稈姿勢に保持しながらスムーズ
に継送することができると共に、上記扱深さ搬送装置の
搬送軌跡と対向する方向で、かつ当該搬送軌跡と平面視
で略同一となる搬送終端軌跡に沿って掻込み搬送体が刈
取穀稈を継送するので、扱深さ搬送装置および掻込み搬
送体の搬送速度が異なる場合でも、継送される同一の刈
取穀稈に対して搬送速度の異なるタイン同士が相互に干
渉しながら作用する不具合を可及的に抑制して、稈損傷
を未然に防止しつつ整然とした刈取穀稈の継送を行うこ
とができる。また、上記掻込み搬送体は、穂先側搬送部
の上位に位置して延設され、かつ当該穂先側搬送部の先
端部に設けた始端部ローラを駆動源として伝動駆動され
るから、 掻込み装置から扱深さ搬送装置に至る間に介装する掻
込み搬送体自身が、当該各装置で形成される搬送域の妨
げにならず、その下方に位置する各装置の株元側搬送部
を近接配置することができるものでありながら、穂先側
搬送部の始端部ローラを駆動源とするので、複雑な構成
を要することなく掻込み搬送体の伝動構成を構築するこ
とができ、また当該掻込み搬送体自体の支持構成も容易
とすることができる。更に上記掻込み搬送体を包覆する
カバー体には、刈取穀稈の穂先側を誘導案内する穂先も
たれ板が、当該掻込み搬送体の搬送域に臨ませて一体形
成されているから、 掻込み搬送体を包覆するカバー体に穂先もたれ板が一
体に形成されているので、点検、保守作業時における整
備性を向上させることができ、またカバー体の剛性をそ
のまま穂先もたれ板の剛性確保に利用でき、当該穂先も
たれ板の変形、倒れ込み等を防止することができる。等
という有用な新規的効果を奏するものである。
間並設した穂先側搬送部と株元側搬送部を、その搬送終
端側を回動支点として前傾状に軸架してなるコンバイン
における扱深さ搬送装置において、上記穂先側搬送部の
先端部に、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体を
前方に向けて一体に延設すると共に、上記穂先側搬送部
の搬送軌跡の始端外縁と平面視で略同一となるように掻
込み搬送体の搬送終端軌跡を位置させて、当該搬送終端
軌跡から離脱する刈取穀稈の穂先側を穂先側搬送部の搬
送軌跡内に取り込むように構成したから、 扱深さ搬送装置の搬送始端から前方に位置してこれと
一体に上下動する掻込み搬送体により、従来のように穂
先側の掻込み搬送体を複数段に配する複雑な構成を要す
ることなく、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防止して刈取
穀稈の穂先側を安定した稈姿勢に保持しながらスムーズ
に継送することができると共に、上記扱深さ搬送装置の
搬送軌跡と対向する方向で、かつ当該搬送軌跡と平面視
で略同一となる搬送終端軌跡に沿って掻込み搬送体が刈
取穀稈を継送するので、扱深さ搬送装置および掻込み搬
送体の搬送速度が異なる場合でも、継送される同一の刈
取穀稈に対して搬送速度の異なるタイン同士が相互に干
渉しながら作用する不具合を可及的に抑制して、稈損傷
を未然に防止しつつ整然とした刈取穀稈の継送を行うこ
とができる。また、上記掻込み搬送体は、穂先側搬送部
の上位に位置して延設され、かつ当該穂先側搬送部の先
端部に設けた始端部ローラを駆動源として伝動駆動され
るから、 掻込み装置から扱深さ搬送装置に至る間に介装する掻
込み搬送体自身が、当該各装置で形成される搬送域の妨
げにならず、その下方に位置する各装置の株元側搬送部
を近接配置することができるものでありながら、穂先側
搬送部の始端部ローラを駆動源とするので、複雑な構成
を要することなく掻込み搬送体の伝動構成を構築するこ
とができ、また当該掻込み搬送体自体の支持構成も容易
とすることができる。更に上記掻込み搬送体を包覆する
カバー体には、刈取穀稈の穂先側を誘導案内する穂先も
たれ板が、当該掻込み搬送体の搬送域に臨ませて一体形
成されているから、 掻込み搬送体を包覆するカバー体に穂先もたれ板が一
体に形成されているので、点検、保守作業時における整
備性を向上させることができ、またカバー体の剛性をそ
のまま穂先もたれ板の剛性確保に利用でき、当該穂先も
たれ板の変形、倒れ込み等を防止することができる。等
という有用な新規的効果を奏するものである。
【図1】コンバインの前部側面図である。
【図2】コンバインの前部側面図である。
【図3】前処理部における穀稈搬送経路を示す要部平面
図である。
図である。
【図4】扱深さ搬送装置と掻込み搬送体の配置を示す要
部平面図である。
部平面図である。
【図5】扱深さ搬送装置と掻込み搬送体の連動構成を示
す要部側断面図である。
す要部側断面図である。
【図6】掻込み搬送体と掻込み装置の配置を示すA−A
断面図である。
断面図である。
【図7】前処理部における従来の穀稈搬送経路を示す要
部平面図である。
部平面図である。
1 機体 9a 掻込み装置 9b 掻込み装置 9c 掻込み装置 10 扱深さ搬送装置 20 穂先側搬送部 22 株元側搬送部 24 掻込み搬送体 26 始端部ローラ 38 カバー体 39 穂先もたれ板 Y 掻込み搬送体の搬送終端軌跡 Z 穂先側搬送部の搬送軌跡の始端外縁
Claims (3)
- 【請求項1】 上下位置に離間並設した穂先側搬送部と
株元側搬送部を、その搬送終端側を回動支点として前傾
状に軸架してなるコンバインにおける扱深さ搬送装置に
おいて、上記穂先側搬送部の先端部に、刈取穀稈の穂先
側を掻き込む掻込み搬送体を前方に向けて一体に延設す
ると共に、上記穂先側搬送部の搬送軌跡の始端外縁と平
面視で略同一となるように掻込み搬送体の搬送終端軌跡
を位置させて、当該搬送終端軌跡から離脱する刈取穀稈
の穂先側を穂先側搬送部の搬送軌跡内に取り込むように
構成したことを特徴とするコンバインにおける扱深さ搬
送装置。 - 【請求項2】 上記掻込み搬送体は、穂先側搬送部の上
位に位置して延設され、かつ当該穂先側搬送部の先端部
に設けた始端部ローラを駆動源として伝動駆動されるこ
とを特徴とする請求項1記載のコンバインにおける扱深
さ搬送装置。 - 【請求項3】 上記掻込み搬送体を包覆するカバー体に
は、刈取穀稈の穂先側を誘導案内する穂先もたれ板が、
当該掻込み搬送体の搬送域に臨ませて一体形成されてい
ることを特徴とする請求項1および2に記載のコンバイ
ンにおける扱深さ搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14461697A JPH10313645A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | コンバインにおける扱深さ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14461697A JPH10313645A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | コンバインにおける扱深さ搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10313645A true JPH10313645A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15366185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14461697A Pending JPH10313645A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | コンバインにおける扱深さ搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10313645A (ja) |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP14461697A patent/JPH10313645A/ja active Pending
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