JPH10313809A - 豆腐製造用の呉液圧搾装置、豆乳製造装置及び豆乳製造方法 - Google Patents

豆腐製造用の呉液圧搾装置、豆乳製造装置及び豆乳製造方法

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JPH10313809A
JPH10313809A JP9140905A JP14090597A JPH10313809A JP H10313809 A JPH10313809 A JP H10313809A JP 9140905 A JP9140905 A JP 9140905A JP 14090597 A JP14090597 A JP 14090597A JP H10313809 A JPH10313809 A JP H10313809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の呉液圧搾装置はジャケット内部の目詰ま
りの状態を簡単には見ることができないので、洗浄のタ
イミングが図りにくかった。また、ジャケット上部から
豆乳を導出するので、内底部にミジンがたまりやすく、
これが圧搾スクリーンの目詰まりを助長していた。 【解決手段】豆乳製造装置(A) は呉液圧搾装置(3) と、
呉液送給装置(2) と、固液分離装置(4) とを備えてい
る。呉液圧搾装置(3) は、上部が開口された貯液槽体
と、貯液槽体内部に配設してある圧搾筒体と、圧搾筒体
の内部に螺旋羽根の外端縁の回転軌跡が上記圧搾筒体の
内面に本質的に沿うようにして配設してあるスクリュー
(37)と、貯液槽体の底部に設けてあり豆乳を導出するた
めの導出部(336) と、貯液槽体内の豆乳の液位を圧搾筒
体を浸漬する所定の液位で維持する液位維持手段とを備
えている。液位維持手段は、導出部(336) に接続された
導出管(337) を備えている。導出管(337) の液止部(337
a)の最高部である水平部(337b)は上記所定の液位と同じ
高さに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆腐製造用の呉液
圧搾装置、豆乳製造装置及び豆乳製造方法に関するもの
である。更に詳しくは、煮沸された呉液を圧搾して豆乳
とおからを得るスクリュープレス型の呉液圧搾装置、豆
乳製造装置において、装置の圧搾性能を維持するための
保守点検が容易にできる呉液圧搾装置、豆乳製造装置及
び豆乳製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】豆腐製造においては、煮沸された呉液を
圧搾して豆乳と大豆かす(おから)に分離する工程があ
る。この工程は、機械化が進んでおり、装置の代表的な
ものとしてスクリュープレス型の呉液圧搾装置がある。
この呉液圧搾装置の一般的なものは、特開平8−275
749号公報に公知であり、その要部の構造を図6に示
す。上記公報記載の呉液圧搾装置は、筒状のジャケット
90の内部に多孔板で形成され先部がやや窄まった円筒
状の圧搾スクリーン91が設けてあり、その内部にはス
クリュー92が挿通して設けてある。そして、ジャケッ
ト90の上部に取出口93が設けてあり、ジャケット9
0の下部側は封鎖されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なス
クリュープレス型の呉液圧搾装置では、圧搾性能の低下
を防ぐために、ジャケット内部の圧搾スクリーンやスク
リューの洗浄を行う必要がある。しかし、ジャケット内
部の圧搾スクリーンに目詰まりした大豆かすやミジン
は、高圧で網目に押込まれているので、容易には取り除
くことができず、洗浄がしにくい。このため、洗浄が十
分に行われずに、慢性的な圧搾性能の低下を招きやすい
という問題がある。また、スクリューと圧搾スクリーン
を組み立てる際のクリアランス調整には高い精度が要求
され、十分な技術を持たない作業者が分解、調整を行う
と性能が著しく低下する問題があった。
【0004】このようなことから、呉液圧搾装置では、
目詰まりがそれ程進まないうちに洗浄することが望まし
く、その洗浄のタイミングを図るために、目視によって
ジャケット内部の圧搾スクリーンの目詰まり等を監視す
る必要がある。しかし、上記公報記載の従来の呉液圧搾
装置は、取出口の配管がジャケット上部に設けてある
等、ジャケットを開けることができる構造とはなってお
らず、ジャケット内部の状態を監視することは困難であ
った。
【0005】また、ジャケット内部の洗浄作業は、上記
したようにリスクが大きいので、できるだけ長時間、圧
搾性能を維持して、洗浄回数を減らすことが望ましい。
しかし、上記公報記載の従来の呉液圧搾装置は、取出口
の配管がジャケット上部に設けてあるために、豆乳に含
まれるミジンがジャケット内底部にたまりやすい。この
ため、圧搾スクリーンの内部に戻るミジンによって目詰
まりが助長されやすく、洗浄を頻繁に行わなければなら
なかった。
【0006】本発明は、上記課題を解消するもので、呉
液圧搾装置のジャケット内部の状態を簡単に見ることが
できるようにして監視を容易にし、洗浄のタイミングが
図りやすい豆腐製造用の呉液圧搾装置、豆乳製造装置及
び豆乳製造方法を提供することを目的とする。また、ジ
ャケット内底部にミジンがたまりにくいようにして、圧
搾スクリーンの目詰まりを緩和し、洗浄の回数を低減す
ることができるようにした豆腐製造用の呉液圧搾装置、
豆乳製造装置及び豆乳製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、豆腐製造用の呉液圧搾装置であって、上部
が開口された貯液槽体と、当該貯液槽体内部に配設して
ある圧搾筒体と、当該圧搾筒体の内部に、螺旋羽根の外
端縁の回転軌跡が上記圧搾筒体の内面に本質的に沿うよ
うにして配設してあるスクリューと、上記貯液槽体の底
部または底部近傍に設けてあり、豆乳を導出するための
導出部と、上記貯液槽体内の豆乳の液位を上記圧搾筒体
を浸漬する所定の液位で維持する液位維持手段と、を備
えており、上記液位維持手段は、上記導出部に接続さ
れ、最高部が上記所定の液位と同じ高さに設定された導
出管を備えており、上記貯液槽体内の豆乳の液位が上記
所定の液位を超えた時に、上記導出管内の豆乳を導出管
の最高部を通過して導出することにより、上記所定の液
位を維持するようにしたことを特徴とする、豆腐製造用
の呉液圧搾装置である。
【0008】第2の発明にあっては、豆乳製造装置であ
って、第1の発明に係る呉液圧搾装置と、当該呉液圧搾
装置に呉液を送給する呉液送給手段と、上記呉液圧搾装
置から導出されたミジンを含む豆乳を固液分離する固液
分離手段と、を備えていることを特徴とする、豆乳製造
装置である。
【0009】第3の発明にあっては、豆乳製造方法であ
って、貯液部において呉液を圧搾するステップ、圧搾し
て得られたミジンを含む豆乳を上記貯液部の底部から外
部へ導出するステップ、上記貯液部の豆乳の液位を、圧
搾部を浸漬できる高さに維持するステップ、導出された
豆乳からミジンを取り除くステップ、を含むことを特徴
とする、豆乳製造方法である。
【0010】(作用)本発明にかかる豆乳製造装置にお
いては、まず、呉液送給手段によって、呉液が呉液圧搾
装置の内部へ送給される。呉液は、スクリューの回転に
よって、圧搾筒体の窄まった先部側へ送られて圧搾され
る。呉液は、圧搾によって豆乳と大豆かすに分かれる。
豆乳は、圧搾筒体を透過して吹き出され、貯液槽体内で
一旦は貯溜される。圧搾筒体の内部に残る大豆かすは、
先端部から順次排出される。
【0011】貯液槽体に貯溜される豆乳には、微細な大
豆かすであるミジンといわれるものが含まれている。ミ
ジンは、次第に貯液槽体の底部に溜り、導出部からの豆
乳の導出に伴い外部に導出される。導出されたミジンを
含む豆乳は、固液分離手段によって固液分離が行われ、
ミジンを含まない豆乳が得られる。なお、ミジンが豆乳
と共に貯液槽体内部から導出されることにより、貯液槽
体に貯溜する豆乳に含まれるミジンは少なくなり、ミジ
ンが圧搾筒体内部に戻って目詰まりを助長することを低
減できる。
【0012】貯液槽体は上部が開口されているので、必
要な時に蓋を開ける等して貯液槽体内部の状態、特に圧
搾筒体の目詰まりの程度を監視することができる。従っ
て、目詰まりが進み過ぎないタイミングを図って洗浄す
ることが可能になり、慢性的な目詰まりも未然に防止で
きる。
【0013】また、いわゆるパスカルの法則によって、
最高部までの導出管内の液位と、貯液槽体内の液位は釣
り合った状態で変動する。そして、液位維持手段の導出
管は、最高部が所定の液位と同じ高さに設定されている
ので、貯液槽体内の豆乳の液位が所定の液位を超えた時
に、導出管内の豆乳は導出管の最高部を通過して導出さ
れる。これによって、オーバーフローが行われ、貯液槽
体内の所定の液位が維持される。従って、ミジンを含む
豆乳を貯液槽体の底部の導出部から導出する構造であっ
ても、送貯液槽体内の豆乳の液位は圧搾筒体を浸漬する
所定の液位で維持されることになる。これにより、圧搾
時、圧搾筒体を透過して吹き出される豆乳は、豆乳液中
に吹き出され、空間部で壁面へ向けて吹き出して飛び散
る場合と相違して、気泡が発生することを防止でき、気
泡をあまり含まない豆乳が得られるので、豆腐等の製品
の品質も向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係る豆乳製造装
置の一実施の形態を示す正面図、図2は図1に示す豆乳
製造装置の側面図、図3は呉液圧搾装置の構造を示す断
面図、図4は呉液圧搾装置の平面図である。
【0015】符号Aは豆乳製造装置で、フレーム1と、
フレーム1の下部側に設けてある呉液送給装置2と、フ
レーム1の上部側に設けてある呉液圧搾装置3と、呉液
圧搾装置3に並設してある固液分離装置4を備えてい
る。鉄製のアングル材で形成されたフレーム1の下部四
隅には、高さ調整が可能な脚部材10がそれぞれ設けて
ある。
【0016】呉液供給装置2は、タンク20を備えてい
る。タンク20の底部には、送液管21の一端部が接続
してあり、他端部はポンプP1の吸引側に接続してあ
る。また、ポンプP1の排出側には送液管22の一端部
が接続してあり、他端部は後述する軸受ジャケット30
に導入されている。タンク20の上部開口部には蓋24
が載置してある。蓋24の一部には、後述する固液分離
装置4のシュート44bに対応させて開口部240(図
2に図示)が設けてある。タンク20の上部側の側部に
は、呉液を導入する導入管25(図5に図示)が接続さ
れている。タンク20には、呉液の空缶液位を検知する
液位センサー26(図5に図示)が備えてある。
【0017】呉液圧搾装置3の構造を、主として図3、
図4を参照して説明する。呉液圧搾装置3は、フレーム
1の正面側上部に配設されている。呉液圧搾装置3は、
フレーム1に固着されており、軸方向が水平な軸受ジャ
ケット30を備えている。軸受ジャケット30の外端部
には、軸受31が取り外し可能に、かつ水密に取り付け
てある。軸受ジャケット30の内端部には円形の取着フ
ランジ300が設けてある。軸受ジャケット30上部側
の取着フランジ300寄りには、上記送液管22が接続
される呉液導入管32が形成してある。
【0018】軸受ジャケット30の取着フランジ300
には、貯液槽体である貯液ジャケット33が一方の取着
フランジ330を取着して接続してある。貯液ジャケッ
ト33は、下部側が断面形状で半円状に形成され、上部
側には長方形状の開口部331が形成され、下部の両端
側には中央部に開口部332、333が設けられた取着
フランジ330、334が設けてある構造である。貯液
ジャケット33の上部の開口部331には、着脱可能な
蓋335が被冠してある。蓋335には、貯液ジャケッ
ト33の内部を大気圧に保つためのエア抜き339が設
けてある。
【0019】また、貯液ジャケット33のうち、後述す
る排出器34側の底部には、ミジンを含む豆乳を導出す
る導出部である導出口336が設けてある。導出口33
6には、導出管337の一端側が接続してあり、導出管
337の他端側は後述する固液分離装置4の分離ドラム
42に導入されている。導出管337の中間部分には、
上方へ「コ」状に形成された液止部337aが設けてあ
る。液止部337aの水平部分337bには、液止部3
37aの内部を大気圧に保つためのエア抜き338が設
けてある。
【0020】取着フランジ334には、大豆かすの排出
部を形成する排出器34が、取着フランジ340を取着
して接続してある。取着フランジ340の中央部には、
軸受35が取り付けてある。なお、軸受35は、大豆か
すが排出できるように、外周部側に排出口350を設け
て取り付けてある。
【0021】排出器34は、平面視コ状の基体341を
備えている。基体341には、操作ロッド342がハン
ドル343を回すことにより進退できるようにして取り
付けられている。操作ロッド342の内部先端部には、
上記排出口350を塞いだり開放することができる栓体
344が取り付けてある。なお、栓体344はバネ34
5の付勢力によって上記排出口350に押し付けてあ
る。
【0022】上記貯液ジャケット33の開口部332、
333間には、圧搾筒体である圧搾スクリーン36が取
り付けてある。圧搾スクリーン36は、ほぼ全面にわた
りごく径小の孔を多数形成したステンレス板で構成され
ており、開口部333側へ向けて次第に窄まった円筒状
に形成されている。なお、孔の直径は適宜設定が可能で
ある。上記軸受ジャケット30側の軸受31と、上記排
出器34側の軸受35との間には、圧搾スクリーン36
の内部に収容されているスクリュー37が回転自在に、
かつ水密に軸支されている。スクリュー37は、ロッド
370に螺旋羽根371を設けた構造で、螺旋羽根37
1の外端縁の回転軌跡が、圧搾スクリーン36の内面に
ほぼ当接するようにして配設してある。
【0023】スクリュー37のロッド370の外端部に
は、スプロケット372が取着してある。スプロケット
372には、ケーシング38内に納めてあるモーターM
2(図5に図示)によって駆動されるチェーン373
(図5に図示)が巻き掛けられている。
【0024】固液分離装置4は、呉液圧搾装置3から送
給される、ミジンを含んだ豆乳を固液分離することによ
り、ミジンが含まれていない豆乳を得るものである。固
液分離装置4は、開閉可能なケーシング40の内部に収
容して配置されている。ここで、図5を参照する。固液
分離装置4は、モーターM1で駆動される分離ドラム4
2を備えている。分離ドラム42は、ミジンを漉取るこ
とができる細かいメッシュ(例えば、100〜120メ
ッシュであるが、限定はされない)の金網でほぼ円筒状
に形成されている。分離ドラム42の内周面には、内螺
旋羽根43がほぼ全長にわたり取り付けてある。
【0025】分離ドラム42の豆乳導入側(図5におい
て右側)端部には、上記したように導出管337の端部
が配置されている。また、分離ドラム42の下方には受
容器44が配設してある。受容器44のうち、分離ドラ
ム42の外周面に対応する部分は豆乳受部44aとなっ
ており、ミジン排出側(図5において左側)の端部に対
応する部分はシュート44bとなっている。豆乳受部4
4aの底部には、ミジンを含まない豆乳を次工程へ送給
する送液管45が接続されている。なお、V1、V2、
V3、V4、V5、V6、V7、V8はバルブである。
【0026】(作 用)図5は豆乳製造装置のフローチ
ャートである。図1ないし図5を参照して、本発明に係
る豆乳製造装置の作用を説明する。なお、運転時には、
バルブV3、V4、V5、V6、V8は開けてあり、バ
ルブV1、V2、V7は閉じてある。 送液管25からタンク20に煮沸された呉液が送給
され、液位センサー26が液位を検知すると、ポンプP
1が作動して呉液が送給管21、22を通り、軸受ジャ
ケット30の内部に送給される。ポンプP1の作動にや
や遅れてモーターM2が作動し、スクリュー37が回転
を始める。
【0027】 呉液は、スクリュー37の回転によっ
て圧搾スクリーン36の窄まった先部側へ送られて圧搾
される。これにより、呉液はミジンを含む豆乳と大豆か
すに分かれる。豆乳は、圧搾スクリーン36を透過して
吹き出され、貯液ジャケット33内部に貯溜される。貯
溜される豆乳に含まれるミジンは、次第に貯液ジャケッ
ト33の内底部に溜る。一方、圧搾スクリーン36の内
部に残る大豆かすは、圧搾による圧力で栓体344を押
し開き、先端部の排出口350から順次排出される。
【0028】 エア抜き338のバルブV6とエア抜
き339のバルブV4が開けてあるので、貯液ジャケッ
ト33内部と導出管337の液止部337a内部は大気
圧に保たれ、連通している貯液ジャケット33と液止部
337aの液位は同じになる。従って、豆乳が圧搾スク
リーン36全体を浸漬する所定の液位まで溜ると、導出
管337の液止部337a内部の液位も最高部である水
平部337bに達し、豆乳はこの水平部337bを超え
てオーバーフローが行われ、オーバーフロー分が固液分
離装置4へ送給される。これにより、貯液ジャケット3
3内の所定の液位(図5に点線で図示)が維持される。
また、圧搾スクリーン36を透過して吹き出される豆乳
は、豆乳液中に吹き出されることになり、空間部で壁面
へ向けて吹き出して飛び散る場合と相違して、気泡が発
生することを防止できる。これにより、気泡をあまり含
まない豆乳が得られ、豆腐等の製品の品質も向上する。
【0029】 貯液ジャケット33の内底部に溜るミ
ジンは、上記のような液位制御による導出口336から
の豆乳の導出に伴い外部に導出される。導出されたミジ
ンを含む豆乳は、上記したように固液分離装置4に送給
される。固液分離装置4の分離ドラム42はモーターM
1で駆動されて回転している。分離ドラム42によって
ミジンが漉取られ、ミジン(豆乳が若干混じっている)
は内螺旋羽根43によって排出側へ送られ、受容器44
のシュート44bを通りタンク20へ戻される。また、
分離ドラム42を透過するミジンを含まない豆乳は、豆
乳受部44aから送液管45を通り、次工程へ送給され
る。
【0030】 タンク20の呉液が減り、液位センサ
ー26が空缶液位を検知すると、やや遅れてポンプP1
が作動を停止し、更にやや遅れてモーターM2が作動を
停止して、スクリュー37が止まる。豆乳製造装置Aの
運転を一時中止する場合は、バルブV7を開け、貯液ジ
ャケット33内部に溜っている豆乳を固液分離装置4へ
送給する。なお、バルブV1はタンク20の洗浄の際に
開けられ、バルブV2は呉液の供給が過剰である場合に
過剰分をタンク20に返送する際に開けられる。
【0031】豆乳製造装置Aによれば、ミジンが豆乳と
共に貯液ジャケット33内部から導出されることによ
り、貯液ジャケット33に貯溜する豆乳に含まれるミジ
ンは少なくなり、ミジンが圧搾スクリーン36内部に戻
って目詰まりを助長することを低減できる。また、貯液
ジャケット33は上部が開口されているので、必要な時
に蓋335を開けて貯液ジャケット33内部の状態、特
に圧搾スクリーン36の目詰まりの程度を監視すること
ができる。従って、目詰まりが進み過ぎないタイミング
を図って洗浄することが可能になり、慢性的な目詰まり
も未然に防止できる。
【0032】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、呉液圧搾装置3を複数並設す
る等、技術思想の範囲内において種々の変形が可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)貯液槽体に貯溜される豆乳には、微細な大豆かす
であるミジンが含まれているが、本発明に係る呉液圧搾
装置、豆乳製造装置及び豆乳製造方法にあっては、この
ミジンは、次第に貯液室の底部に溜り、導出部からの豆
乳の導出に伴い外部に導出される。導出されたミジンを
含む豆乳は、固液分離手段によって固液分離が行われ、
ミジンを含まない豆乳を得ることができる。また、ミジ
ンが豆乳と共に貯液槽体から導出されることにより、貯
液槽体に貯溜する豆乳に含まれるミジンは少なくなり、
ミジンが圧搾筒体の内部に戻って目詰まりを助長するこ
とを低減できる。従って、リスクの大きい貯液槽体内部
の洗浄の回数を従来のものと比較して減らすことができ
る。
【0034】(b)貯液槽体は上部が開口されているの
で、必要な時に蓋を開ける等して貯液槽体内部の状態、
特に圧搾筒体の目詰まりの程度を監視することができ
る。従って、目詰まりが進み過ぎないタイミングを図っ
て洗浄することが可能になり、慢性的な目詰まりも未然
に防止できる。
【0035】(c)いわゆるパスカルの法則によって、
最高部までの導出管内の液位と、貯液槽体内の液位は釣
り合った状態で変動する。そして、液位維持手段の導出
管は、最高部が所定の液位と同じ高さに設定されている
ので、貯液槽体内の豆乳の液位が所定の液位を超えた時
に、導出管内の豆乳は導出管の最高部を通過して導出さ
れる。これによって、オーバーフローが行われ、貯液槽
体内の所定の液位が維持される。従って、ミジンを含む
豆乳を貯液槽体の底部の導出部から導出する構造であっ
ても、送貯液槽体内の豆乳の液位は圧搾筒体を浸漬する
所定の液位で維持されることになる。これにより、圧搾
時において圧搾筒体を透過して吹き出される豆乳は、豆
乳液中に吹き出され、空間部で壁面へ向けて吹き出して
飛び散る場合と相違して、気泡が発生することを防止で
き、気泡をあまり含まない豆乳が得られるので、豆腐等
の製品の品質も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る豆乳製造装置の一実施の形態を示
す正面図。
【図2】図1に示す豆乳製造装置の側面図。
【図3】呉液圧搾装置の構造を示す断面図。
【図4】呉液圧搾装置の平面図。
【図5】豆乳製造装置のフローチャート。
【図6】従来の呉液圧搾装置の要部の構造を示す断面
図。
【符号の説明】
A 豆乳製造装置 1 フレーム 10 脚部材 2 呉液供給装置 20 タンク 21 送液管 P1 ポンプ 22 送液管 24 蓋 240 開口部 25 導入管 26 液位センサー 3 呉液圧搾装置 30 軸受ジャケット 300 取着フランジ 31 軸受 32 呉液導入管 33 貯液ジャケット 330、334 取着フランジ 331 開口部 332、333 開口部 335 蓋 336 導出口 337 導出管 337a 液止部 337b 水平部 34 排出器 340 取着フランジ 341 基体 342 操作ロッド 343 ハンドル 344 栓体 345 バネ 35 軸受 350 排出口 36 圧搾スクリーン 37 スクリュー 370 ロッド 371 螺旋羽根 372 スプロケット 373 チェーン 38 ケーシング M2 モーター 4 固液分離装置 40 ケーシング 42 分離ドラム 43 内螺旋羽根 44 受容器 44a 豆乳受部 44b シュート 45 送液管 M1 モーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆腐製造用の呉液圧搾装置であって、 上部が開口された貯液槽体と、 当該貯液槽体内部に配設してある圧搾筒体と、 当該圧搾筒体の内部に、螺旋羽根の外端縁の回転軌跡が
    上記圧搾筒体の内面に本質的に沿うようにして配設して
    あるスクリュー(37)と、 上記貯液槽体の底部または底部近傍に設けてあり、豆乳
    を導出するための導出部(336) と、 上記貯液槽体内の豆乳の液位を上記圧搾筒体を浸漬する
    所定の液位で維持する液位維持手段と、を備えており、 上記液位維持手段は、上記導出部(336) に接続され、最
    高部が上記所定の液位と同じ高さに設定された導出管(3
    37) を備えており、 上記貯液槽体内の豆乳の液位が上記所定の液位を超えた
    時に、上記導出管(337) 内の豆乳を導出管(337) の最高
    部を通過して導出することにより、上記所定の液位を維
    持するようにしたことを特徴とする、 豆腐製造用の呉液圧搾装置。
  2. 【請求項2】 豆乳製造装置であって、 請求項1記載の呉液圧搾装置と、 当該呉液圧搾装置に呉液を送給する呉液送給手段と、 上記呉液圧搾装置から導出されたミジンを含む豆乳を固
    液分離する固液分離手段と、 を備えていることを特徴とする、 豆乳製造装置。
  3. 【請求項3】 豆乳製造方法であって、 貯液部において呉液を圧搾するステップ、 圧搾して得られたミジンを含む豆乳を上記貯液部の底部
    から外部へ導出するステップ、 上記貯液部の豆乳の液位を、圧搾部を浸漬できる高さに
    維持するステップ、 導出された豆乳からミジンを取り除くステップ、 を含むことを特徴とする、 豆乳製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003088896A (ja) * 2001-09-18 2003-03-25 Kurita Water Ind Ltd スクリュープレス式汚泥脱水装置
JP5193382B1 (ja) * 2012-08-27 2013-05-08 株式会社荒井鉄工所 食品用濾過抽出装置及びその方法
CN109221894A (zh) * 2018-10-19 2019-01-18 佛山科学技术学院 一种菜籽粕化学脱毒装置

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