JPH1031390A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH1031390A
JPH1031390A JP8955297A JP8955297A JPH1031390A JP H1031390 A JPH1031390 A JP H1031390A JP 8955297 A JP8955297 A JP 8955297A JP 8955297 A JP8955297 A JP 8955297A JP H1031390 A JPH1031390 A JP H1031390A
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temperature
heating roller
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self
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JP8955297A
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Hiroshi Tomita
寛 冨田
Seiji Furuya
政治 古屋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子写真装置機内の環境温度変化によらず非接
触温度センサを用いて定着装置の加熱ローラの温度を正
確に検知できる電子写真装置の提供。 【解決手段】本発明は、非接触温度センサ14の検知出
力により加熱ローラ9の温度を制御する電子写真装置に
おいて、非接触温度センサ14は自己温度検知手段を有
し、非接触温度センサの検知出力は、自己温度と被検体
である加熱ローラ温度との温度差に応じて検知出力され
るものであり、その検知出力をT0、自己温度出力をT1
としたとき、加熱ローラ温度Tを、T0の多次式、T=
C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T1)×
T0^3+・・・と、T1の関数式、C(T1),f(T1),
g(T1),h(T1),・・・(例:f(T1)=定数A+α
×T1+β×T1^2+γ×T1^3+・・・)(定数
A,α,β,γは0を含まない実数)として認識して、
Tの値を基に加熱ローラの温度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を用いる複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写
真装置に関し、特に、加熱ローラを用いる定着装置を備
えた電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真プロセスを用いる複
写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真装置にお
いては、省エネルギー化が求められている。この省エネ
ルギー化として、定着を行う通紙時のみ加熱ローラのヒ
ータに通電を行い、それ以外の時には予熱を行わないよ
うにする方式が多く検討されている。この方式では予熱
を行わないため、ユーザが使いたいときにすぐに装置を
立ち上げる必要があり、極力立上り時間を短くしたこと
に特徴がある。しかしながら、この定着装置に用いられ
る温度検知方式が、従来の定着装置で多く用いられてい
る接触型のサーミスタでは、温度の応答速度が遅く、し
かも加熱ローラ表面の離型層との摩擦により離型層を摩
耗させることがある。このため接触型のサーミスタを用
いた場合には、加熱ローラ表面の離型層の劣化による耐
久性の低下が問題となる。そこでこの対策として、加熱
ローラ等の被検体表面に接触せずに温度を検知すること
ができる非接触型の温度センサ(以下、非接触温度セン
サと言う)を用いた定着装置が提案されている(特開昭
60−51872号公報参照)。非接触温度センサとし
ては上記公報に記載されている非接触熱起電型赤外線温
度センサ等があるが、この非接触温度センサは応答速度
が速いという特徴もあり、近年の電子写真装置の要求に
合致するものであった。
【0003】しかしながら、非接触温度センサの出力は
被検体温度に対してリニアではなく、またセンサ自体の
温度変化(環境温度変化)によって、その出力カーブ自
体が変化するという特性を有している。
【0004】従来、非接触温度センサが用いられて実用
化されているものとしては、エアコンの室温検知がその
代表例として挙げられるが、そのセンサの環境温度の変
化と、室温の変化はほぼ同レベル(10℃〜30℃)で
あり、複写機などの電子写真装置の機内温度の変化(1
0℃〜80℃)や、被検体である加熱ローラの温度変化
(10℃〜200℃)に比べて非常に小さいため、非接
触温度センサの出力カーブと、センサ自身の温度と被検
体の温度の温度差との関係は一義的に決定してもほとん
ど不具合がなかった。しかしながら、電子写真装置の機
内温度の変化は10℃〜80℃と大きいため、非接触温
度センサを定着装置の加熱ローラの温度検知に用いる場
合は、センサ自身の温度変化(自己温度変化)により非
接触温度センサの出力カーブの変化が大きくなり実用に
耐えなかった。
【0005】前述の特開昭60−51872号公報記載
の技術では、センサ自身の温度変化により非接触温度セ
ンサの出力カーブの変化が大きく生ずるということに気
づかず、ただ、センサの自己温度のみの補正を行うと共
に不足の補正を補正レベル以上に高くするというラフな
設定を行っていた。また、特開平5−159790号公
報記載の技術では、非接触温度センサと接触温度センサ
との組合せにより温度誤差を補正する演算を行うとい
う、非常に複雑な方式を取っていた。
【0006】ここで図3は、従来の方式ではどの程度の
温度誤差が発生するかを示すグラフである。このグラフ
は、ある非接触温度センサの環境温度を30℃としたと
き、その出力がほぼ被検体である加熱ローラの温度に正
確に対応するようにした出力の変換テーブルを用いて、
環境温度を30℃、40℃、50℃、60℃、70℃、
80℃の6種類として、加熱ローラの温度を室温から2
00℃まで変化させ、出力を温度に変換したときの被検
体の実温度と非接触温度センサによる検知温度の差(温
度誤差)をプロットしたものである。図3のグラフから
明らかなように、従来方式では環境温度変化の影響を受
け、温度誤差が大きいことがわかる。
【0007】以上のように、従来の電子写真装置では、
定着装置の加熱ローラの温度検知に非接触温度センサを
用いた場合に、環境温度変化の影響を受け、検知温度と
実際の温度との温度誤差が大きく、加熱ローラの温度を
正確に検知できなくなるという問題が生じていた。
【0008】そこで本出願人は先に、定着装置から輻射
される赤外線を非接触温度測定手段で受光して定着装置
の温度を測定し、非接触温度測定手段自身の温度を自己
温度測定手段で測定し、この自己温度測定手段の温度測
定結果と非接触温度測定手段の温度測定結果に基づいて
定着装置の温度制御を行う定着装置の温度制御方法にお
いて、非接触温度測定手段の温度測定結果と自己温度測
定手段の温度測定結果をそれぞれデジタル値に変換して
換算テーブルでこれらの2つのデジタル値に対応した温
度データに換算し、この換算結果に基づく測定値に応じ
て定着装置の温度制御を行う温度制御方法を提案した
(特開平7−77892号公報)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−77892
号公報記載の温度制御方法では、定着装置の温度を測定
する際に、非接触型の温度測定手段(非接触温度セン
サ)を用いているが、前述したように非接触温度センサ
で検知(測定)された温度は補正が必要なため、非接触
温度センサ内に設けられている自己温度測定手段による
自己温度(値)と検知結果(値)とを換算テーブルによ
って換算(補正)し、その補正値により定着装置の温度
制御を行っている。
【0010】しかし、換算テーブルを作成するには一つ
づつデータを作成する必要があり、精度を上げようとす
ると、その分テーブルを細かくしなくてはならず、テー
ブル作成の作業量の増大、テーブルのデータを保存して
おくメモリの増大を招く。また、検知温度が作成したテ
ーブルの範囲を越えるような場合は対処ができない。こ
の点に対しては作成するテーブルの範囲を広げればよい
が、この場合も上述したようにテーブル作成の作業量の
増大、テーブルのデータを保存しておくメモリの増大を
招くことは避けられない。特に定着装置のように加熱時
の温度変化が激しい場合にはこれらの不具合が顕著に現
れる。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、その解決しようとする課題は、上記のような換算
テーブルを用いずに、自己温度の検知出力(値)と非接
触温度センサの検知出力(値)とを関連した関数により
補正する制御を行うことにより、電子写真装置機内の環
境温度変化によらず、非接触温度センサを用いて定着装
置の加熱ローラの温度を正確に検知できる手段を備えた
電子写真装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、加熱ローラを用
いる定着装置を備えた電子写真装置であって、非接触で
前記加熱ローラの温度を検知する非接触温度センサを有
し、その非接触温度センサの検知出力により前記加熱ロ
ーラの温度を制御する電子写真装置において、前記非接
触温度センサは自己温度検知手段を有し、非接触温度セ
ンサの検知出力は、自己温度と被検体である加熱ローラ
温度との温度差に応じて検知出力されるものであり、そ
の検知出力をT0 、自己温度出力をT1 としたとき、加
熱ローラ温度(または加熱ローラ温度の代用特性)T
を、T0 の多次式(2次以上)、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
1)×T0^3+・・・ と、T1の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1),・・・ (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
T1^3+・・・) (定数A,α,β,γは0を含まない実数)として認識
して、Tの値を基に加熱ローラの温度を制御する。これ
により、電子写真装置機内の環境温度変化によらず加熱
ローラ温度を正確に検知でき、加熱ローラ温度を安定的
に制御することが可能となる。
【0013】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の電子写真装置において、T0の多次式は3次式以
下であって、T1 の関数式は3次式以下であるため、制
御にかかる負担を小さくして、電子写真装置機内の環境
温度変化によらず加熱ローラ温度を正確に検知でき、加
熱ローラ温度を安定的に制御することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明が実施される電子写真装置の
一構成例を示すプリンタ(あるいは複写機やファクシミ
リの作像部)の概略断面図である。図1において、符号
1は像担持体であるドラム状の感光体であり、この感光
体1の周囲には、作像プロセスを行うための、帯電装置
2、書込ユニット3、現像装置4、転写搬送装置5、ク
リーニング装置6、除電装置7等の部材が配設されてい
る。作像動作が開始されると、感光体1の表面は帯電装
置2により順次帯電され、書込ユニット3からの照射光
によりドット単位あるいはライン単位で静電潜像が書き
込まれる。この書込ユニット3としては、レーザ光を走
査して書き込みを行うものや、LEDアレイにより書き
込みを行うものなどが用いられる。感光体1上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置4のトナーにより顕像化され
た後、給紙ユニット11から給紙ローラ12により給紙
され、レジストローラ13を介して所定のタイミングで
感光体1と転写搬送装置5の間の転写部に搬送されてき
た転写紙に転写される。トナー像が転写された転写紙は
転写搬送装置5で定着装置8に搬送され、定着装置8の
加熱ローラ9と加圧ローラ10とによる定着処理が施さ
れた後、搬送ローラにより排紙トレイに排出される。ま
た、トナー像転写後の感光体1は、クリーニング装置7
で残留トナーが除去され、除電装置7で除電される。
【0016】以上のような構成、動作のプリンタにおい
て、定着装置8の加熱ローラ9の温度(表面温度)を検
知するために、定着装置8と感光体1の間のスペースに
は非接触温度センサ(例えば赤外線温度センサ)14が
配置されており、定着装置8のカバーの側面に空いた開
口部を通して加熱ローラ9をにらんでいる。
【0017】図2は、図1に示すプリンタの定着装置周
りの概要を表わす図である。ここでは加熱ローラ9には
立上りの速い自己発熱型の加熱ローラを用いた例を示す
が、ハロゲンランプ等のヒータを内蔵したタイプのもの
でもかまわない。加熱ローラ9の両端部に設けられた電
極部16には給電ブラシ15が摺接し、該給電ブラシ1
5を介して交流電源17及びトライアック18が接続さ
れており、トライアック18は制御回路19からの信号
により加熱ローラ9への通電を制御する。非接触温度セ
ンサ14の出力(検知出力T0 、自己温度出力T1 共)
は制御回路19に入力され、制御回路19は、その非接
触温度センサ14の出力から加熱ローラ温度を検出し、
設定温度に対して加熱ローラ9の温度がどのようになっ
ているかによりトライアック18を制御し、加熱ローラ
9の発熱を制御している。
【0018】より具体的に説明すると、制御回路19
は、公知のマイクロコンピュータやメモリ(RAM,R
OM)、入出力回路、各種制御信号発生回路等を備えた
構成となっている。非接触温度センサ14は自己温度検
知手段(例えば、センサのケース内に自己温度検知用の
サーミスタ等が配設されている)を有しており、非接触
温度センサ14の検知出力は、自己温度と、被検体であ
る加熱ローラ温度(ローラ表面温度)との温度差に応じ
て検知出力されるものであるから、その検知出力T0
と、自己温度出力T1 が制御回路19に入力される。そ
して制御回路19は、検知出力T0 と自己温度出力T1
が入力されると、加熱ローラ温度(または加熱ローラ温
度の代用特性)Tを、T0 の多次式(2次以上)、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
1)×T0^3+・・・ と、T1の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1),・・・ (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
T1^3+・・・) (定数A,α,β,γは0を含まない実数)として認識
して、Tの値を基にトライアック18を制御し、加熱ロ
ーラ9の温度を制御する。
【0019】図4は、本発明を実施した場合の効果を示
すグラフで、非接触温度センサ14より求められる加熱
ローラ温度(または加熱ローラ温度の代用特性)Tを、
T0の3次式、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
1)×T0^3 と、T1 の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1) (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
T1^3+δT1^4) (それぞれT1 の4次式)で求めて、加熱ローラ9の実
温度との差を図3と対応して示したものである。図4の
グラフから明らかなように、特に加熱ローラの制御温度
である180℃〜200℃において、温度誤差は約±1
deg と非常に小さな誤差となり、環境温度変化によら
ず、加熱ローラの温度を正確に検知することができる。
【0020】尚、図5は、図4のグラフを得る基となる
関数式C(T1),f(T1),g(T1),h(T1)と、そのグ
ラフを示したものであり、各グラフで縦軸yが各関数式
より得られる値、横軸xがT1に相当している。
【0021】次に、図6、図7は、本発明の請求項2を
実施した場合の効果を示した図であり、図6が図4に、
図7が図5にそれぞれ対応している。本例では、非接触
温度センサ14より求められる加熱ローラ温度(または
加熱ローラ温度の代用特性)Tを、T0 の3次式、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
1)×T0^3 と、T1 の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1) (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
T1^3) (それぞれT1の3次式)で求めたものであり、T0 の
多次式とT1 の関数式を3次式以下としても、図6に示
されるように、特に加熱ローラの制御温度である180
℃〜200℃において、温度誤差は約±3deg 以下と電
子写真方式の定着装置の温度制御としては、許容できる
程度の誤差に納めることができる。
【0022】以上のように、本発明では、換算テーブル
を用いずに、自己温度の検知出力(値)と非接触温度セ
ンサの検知出力(値)とを関連した関数により補正する
制御を行うものである。これは、従来の換算テーブルを
用いて制御を行う方式では、予め換算テーブルを作成し
ておかなければならず、換算テーブルを作成するには一
つづつデータを作成する必要があり、精度を上げようと
すると、その分テーブルを細かくしなくてはならず、テ
ーブル作成の作業量の増大、テーブルのデータを保存し
ておくメモリの増大を招くこと、また、検知温度が作成
したテーブルの範囲を越えるような場合は対処ができな
いこと(この点に対しては作成するテーブルの範囲を広
げればよいが、この場合も上述したようにテーブル作成
の作業量の増大、テーブルのデータを保存しておくメモ
リの増大を招くことが避けられない)等の不具合があ
り、特に定着装置のように加熱時の温度変化が激しい場
合にはこれらの不具合が顕著に現れるという点を踏まえ
たものである。
【0023】すなわち、本発明者らは「加熱ローラ温度
Tを検知出力T0 の多次式で、且つ各T0 の項の係数は
自己温度出力T1 の関数式で」表わすことができないか
どうかを試み、実際の定着装置において確認作業を行っ
て前述の本発明に至ったものである。以下、その確認作
業の具体的な手順について述べる。
【0024】[1]加熱ローラの表面温度Tを、別途に
サーミスタや熱電対等で計測する。 非接触温度センサの出力値を計測する。 非接触温度センサの自己温度を計測する。 これらの計測結果の一例を表1に示す。尚、実際の計測
では、加熱ローラ温度Tを180〜30(℃)の間で変
化させ、例えば180,150,120,90,60,
30(℃)として多数の計測を行っており、またセンサ
自己温度T1 が40,60,70(℃)の時にも計測を
行っているが、表1では省略している。
【0025】
【表1】
【0026】[2]次に、Tの補正式を何次式にするかを
決定(仮定)する。ここでは3次式として計算した。す
なわち、加熱ローラ温度Tを、T0 の3次式、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
1)×T0^3 と、T1 の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1) (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
T1^3) (それぞれT1の3次式)で表わす。
【0027】[3]上記の式に計測したT1,T0を代入し
係数を関数化する。すなわち、あるセンサ自己温度T
1、例えばT1=30℃の時の各係数C(30),f(30),g
(30),h(30)を求める。具体的には、T1=30℃に固
定し、T1=30℃の時のデータ(表1)を使って下記
の連立方程式を解く。 180(℃)=C(30)+f(30)×1.8+g(30)×1.82+h(30)×1.83 150(℃)=C(30)+f(30)×1.6+g(30)×1.62+h(30)×1.63 : 150(℃)=C(30)+f(30)×0.3+g(30)×0.32+h(30)×0.33
【0028】以上の式(加熱ローラ表面温度Tの数だけ
式ができる)の内、係数C,f,g,hの数の式の組み
合わせにより、1つずつの係数C,f,g,hが求まる
が、その組み合わせを変えて、それぞれの係数C,f,
g,hの平均値を求め係数値とする。また、センサ自己
温度T1を別の温度に変えて(T1=40℃,50℃・・
・80℃)、それぞれの係数値C,f,g,hを求め
る。このようにして求めたのが、図5、図7に示すグラ
フのプロット点である。そして、上記で求めた各係数の
プロット点から、T1 の関数式C(T1),f(T1),g
(T1),h(T1)の近似式を求める(図5,図7のグラフ
の上に書かれた近似式)。
【0029】[4]次に、上記で求めた関数式から得られ
る加熱ローラ温度(計算値)T’と、実際の加熱ローラ
温度(実測値)Tとを比較し、確認する。まず、実機で
センサの自己温度T1 を計測する(T1=YY(YY:計測
温度))。そして、実際の加熱ローラ表面温度Tの時の
非接触温度センサ出力T0 を計測する。次に、センサ自
己温度T1=YYを、[3]の手順で求めた関数式の近似式
に入力して係数C(YY),f(YY),g(YY),h(YY)の値を
求める。そして、求めた係数を、加熱ローラ温度Tを検
知出力T0 の多次式(例えば3次式)で表わした式、 T’=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h
(T1)×T0^3 に入れ、非接触温度センサの検知出力T0 より計算で加
熱ローラ表面温度T’を求める。すなわち、 T’=C(YY)+f(YY)×T0+g(YY)×T02+h(YY)×
T03 であり、例えば、T1=30℃、T0=1.8Vの時、 T’=C(30)+f(30)×1.8+g(30)×1.82+h(30)×
1.8≒179.5(℃) となる。これを色々な実際の加熱ローラ表面温度T、セ
ンサ自己温度T1 の時にそれぞれT’を求めて、縦軸に
T−T’(温度誤差)、横軸にローラ温度Tをとってプ
ロットしたのが図4、図6に示したグラフである。
【0030】以上の確認作業の結果(図4、図6)から
実際の定着装置に採用しても実質的に問題のない程度の
誤差に収まることが確認された。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の電
子写真装置では、非接触温度センサは自己温度検知手段
を有し、非接触温度センサの検知出力は、自己温度と被
検体である加熱ローラ温度との温度差に応じて検知出力
されるものであり、その検知出力をT0 、自己温度出力
をT1 としたとき、加熱ローラ温度(または加熱ローラ
温度の代用特性)Tを、T0 の多次式(2次以上)、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
1)×T0^3+・・・ と、T1の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1),・・・ (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
T1^3+・・・) (定数A,α,β,γは0を含まない実数)として認識
して、Tの値を基に加熱ローラの温度を制御するので、
電子写真装置機内の環境温度変化によらず加熱ローラ温
度を正確に検知でき、加熱ローラ温度を安定的に制御す
ることができる。また、換算テーブルを用いずに、自己
温度の検知出力(値)と非接触温度センサの検知出力
(値)とを関連した関数により補正する制御を行うの
で、制御にかかる負担を小さくすることができる。
【0032】請求項2記載の電子写真装置では、請求項
1に記載の電子写真装置において、T0 の多次式は3次
式以下であって、T1 の関数式は3次式以下であるた
め、制御にかかる負担をより小さくしながら、電子写真
装置機内の環境温度変化によらず加熱ローラ温度を正確
に検知でき、加熱ローラ温度を安定的に制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される電子写真装置の一構成例を
示す概略断面図である。
【図2】図1に示す電子写真装置の定着装置周りの概略
構成を示す図である。
【図3】従来技術による非接触温度センサの検知誤差を
主に表わす図であって、環境温度を変えた場合の加熱ロ
ーラ温度に対する非接触温度センサの検知温度誤差の変
化を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例による作用効果を主に表わす図
であって、環境温度を変えた場合の加熱ローラ温度に対
する非接触温度センサの検知温度誤差の変化を示すグラ
フである。
【図5】図4のグラフを得る基となる関数式C(T1),
f(T1),g(T1),h(T1)と、そのグラフを示す図で
ある。
【図6】本発明の別の実施例による作用効果を主に表わ
す図であって、環境温度を変えた場合の加熱ローラ温度
に対する非接触温度センサの検知温度誤差の変化を示す
グラフである。
【図7】図6のグラフを得る基となる関数式C(T1),
f(T1),g(T1),h(T1)と、そのグラフを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 2 帯電装置 3 書込ユニット 4 現像装置 4 転写搬送装置 6 クリーニング装置 7 除電装置 8 定着装置 9 加熱ローラ 10 加圧ローラ 11 給紙ユニット 12 給紙ローラ 13 レジストローラ 14 非接触温度センサ 15 給電ブラシ 16 電極部 17 交流電源 18 トライアック 19 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱ローラを用いる定着装置を備えた電子
    写真装置であって、非接触で前記加熱ローラの温度を検
    知する非接触温度センサを有し、その非接触温度センサ
    の検知出力により前記加熱ローラの温度を制御する電子
    写真装置において、 前記非接触温度センサは自己温度検知手段を有し、非接
    触温度センサの検知出力は、自己温度と被検体である加
    熱ローラ温度との温度差に応じて検知出力されるもので
    あり、その検知出力をT0 、自己温度出力をT1 とした
    とき、加熱ローラ温度(または加熱ローラ温度の代用特
    性)Tを、T0 の多次式(2次以上)、 T=C(T1)+f(T1)×T0+g(T1)×T0^2+h(T
    1)×T0^3+・・・ と、T1の関数式、 C(T1),f(T1),g(T1),h(T1),・・・ (例:f(T1)=定数A+α×T1+β×T1^2+γ×
    T1^3+・・・) (定数A,α,β,γは0を含まない実数)として認識
    して、Tの値を基に加熱ローラの温度を制御することを
    特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子写真装置において、T
    0 の多次式は3次式以下であって、T1 の関数式は3次
    式以下であることを特徴とする電子写真装置。
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