JPH10314059A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JPH10314059A
JPH10314059A JP9129841A JP12984197A JPH10314059A JP H10314059 A JPH10314059 A JP H10314059A JP 9129841 A JP9129841 A JP 9129841A JP 12984197 A JP12984197 A JP 12984197A JP H10314059 A JPH10314059 A JP H10314059A
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JP
Japan
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bathtub
bathroom
side portion
bather
floor
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Withdrawn
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JP9129841A
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Toshio Imai
敏夫 今井
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スペースを取ること無く、脚を伸ばして、ゆっ
たりとリラックスして入浴することができるようにする
ため、浴槽本体の側部に側長部を設けた浴槽に関する。 【解決手段】浴槽本体2の側部に、入浴中に脚Lを伸ば
すための側長部3を設けた浴槽1であって、側長部3
を、洗い場11より高い位置にある、浴室10に隣接し
た部屋12の床13下に設置するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽に関し、特
に、スペースを取ること無く、脚を伸ばして、ゆったり
とリラックスして入浴することができるようにするた
め、浴槽本体の側部に側長部を設けた浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽本体の片側に側長部を有する
浴槽としては、実開昭62−169688号公報に記載
のリラックス浴槽が、既に、提案されている。図6は、
実開昭62−169688号公報に記載の浴槽101を
概略的に示す図である。
【0003】この浴槽101は、図6(a)に示すよう
に、浴槽本体102と、浴槽本体102の側部に設けら
れ、入浴者が脚を伸ばすための側長部103とを備える
構造になっており、浴室110に設置するときには、図
6(b)に示すように、側長部103を、浴室110の
洗い場111の下に埋設し、浴室110全体のスペース
を有効に利用すると同時に、入浴中には、入浴者が、側
長部103内に脚を伸ばし、気持ちの良い入浴が楽しめ
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この浴
槽101を実際に浴室内に設置してみると、以下に述べ
るような問題があることが判った。即ち、通常の家屋の
場合、浴室110の洗い場111の地面からの高さH1
は、湿気対策や水はけや、洗い場111で使用した水が
浴室110に隣接する部屋112の床113にあふれ出
るのを防止するため等の理由から、浴室110に隣接す
る部屋112の床113の地面からの高さH2より低い
位置に設置されており、側長部103を、洗い場111
の下に埋設するようにすると、図6(b)に示すよう
に、浴槽101の形状が、浴槽本体102の側方に、底
部103bからの高さH3が極めて低い側長部103が
設けられた形状になる。ここで、例えば、底部102b
からの高さH4が、650mmの標準サイズの浴槽10
1を浴室110内に設置した場合を例にして具体的に説
明すると、洗い場111で使用する水が浴槽101内に
入ることを防ぐには、浴槽101の洗い場111からの
高さH5は、最低、300mm程度必要となる。これを
満たすように、側長部103を洗い場111の下に埋設
するようにして、浴槽101を設置すると、洗い場11
1の厚さD111を、100mm程度とした場合には、
側長部103の高さH3は、高々、250mm程度(6
50mm−300mm−100mm)となって、浴槽1
01の形状が、浴槽本体102の側方に高さH3が25
0mm程度の極めて低い側長部103が設けられた概ね
L字状の形状になる。
【0005】このような側長部103の底部103bか
らの高さH3がきわめて低い浴槽101では、図7に示
すように、入浴者Pが、浴槽101内に入って、側長部
103に脚Lを入れたり、出したりする際に、膝Kが、
浴槽本体102と側長部103の角部Cや、側長部10
3の上面103aに当たるため、側長部103内への脚
Lの出し入れが極めて困難になる。
【0006】また、側長部103の底部103bからの
高さH3が低いと、浴槽101の清掃時に、側長部10
3内へ、手や清掃用具を差入れるのが困難となり、側長
部103内の清掃が極めて困難なものとなり、側長部1
03内の湯垢等の除去ができず、衛生上の観点から好ま
しくない。ところで、側長部103内への脚Lの出し入
れをし易くするには、洗い場111の上にある側長部1
03が設けられる側の片面102aを洗い場111方向
へ下側が張り出すように傾斜させることが考えられるが
(図6(a)を参照。)、このような対処方法では、洗
い場111自体の有効利用面積が小さくなるという問題
が新たに生じる。
【0007】のみならず、標準サイズの浴槽本体102
を使用することを前提とした場合には、側長部103の
高さH3自体を高くすることはできないため、このよう
な対処方法では、依然として、入浴の際に、側長部10
3内への脚Lの出し入れが難しいという問題や、側長部
103内の清掃が難しいという問題が解決されない。側
長部103の底部103bからの高さH3を高くするた
めには、浴槽本体102の高さを変更することも考えら
れるが、浴槽本体102の高さを変更することは、標準
サイズ以外の特注品の浴槽の製造ラインを新たに設ける
必要があり、新たな設備投資が必要となる。
【0008】また、浴槽101に側長部103を設ける
と、入浴者Pが側長部103に脚Lを伸ばす際に、足を
滑らしてしまい、頭を浴槽101の縁部等に打ちつける
という事故が発生するおそれもある。本発明は、以上の
ような問題を解消するためになされたものであって、ス
ペースを取ること無く、入浴者が脚を伸ばして、ゆった
りとリラックスして入浴することができ、しかも、側長
部内への脚の出し入れを極めて容易とし、且つ、側長部
内の清掃も極めて容易な浴槽を提供することを目的とす
る。
【0009】更には、入浴者が側長部に脚を入れる際に
足を滑らすという事故が発生し難い浴槽を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、浴槽本体と
しては、標準サイズのものを使用して、スペースを取る
こと無く、側長部の高さを高くするためには、どのよう
にすれば良いかを鋭意検討した結果、通常の家屋の場
合、浴室以外の部屋の床の位置は、浴室の洗い場の位置
に比べ、高い位置に設けられていることに着目し、側長
部を浴室の洗い場の下に埋設するのではなく、浴室に隣
接した部屋の床下に設置するようにすれば、標準サイズ
の浴槽本体を使用して、スペースを取ること無く、且
つ、側長部の高さを高くできることを見い出し、本発明
を完成するに至った。
【0011】即ち、請求項1に記載の浴槽は、入浴中に
脚を伸ばすための側長部を設けた浴槽であって、側長部
を、洗い場より高い位置にある、浴室に隣接した部屋の
床下に設置するようにした。また、本発明者は、浴室と
浴室に隣接した部屋との間を仕切る壁の厚さは、防水性
を高めるため、浴室の壁の表面には、通常、タイル等の
防水部材が貼られたりしているので、壁の厚さが厚くな
っており、この壁の厚さを利用して、側長部を浴室に隣
接した部屋の床下に配設するようにすれば、浴槽本体側
に近い側の側長部の高さを高くすることができることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、請求項2に記載の浴槽は、請求項1
に記載の浴槽の側長部の上面側を傾斜させ、且つ、側長
部の上面側の傾斜は、浴槽本体の概ね上端部から始ま
り、浴室と浴室に隣接した部屋との間を仕切る壁の厚さ
内で、側長部が、浴室に隣接した部屋の床下に設置され
るようにしている。更にまた、本発明者は、入浴中に、
側長部内に脚を伸ばす際に、足を滑らすという事故を未
然に防止する手段を検討した結果、そのような手段とし
て、浴槽本体の近くの壁等に手すりを設けたり、浴槽本
体又は側長部の底面に滑り止めの凹凸を多数設けたりす
ることも考えられるが、浴槽本体又は側長部の底部に、
滑り止めの凹部を設け、この凹部に、入浴者が側長部に
脚の出し入れをする際に、かかとを掛けるようにする
と、敢えて、浴槽本体の近くの壁等に手すりを設けた
り、浴槽本体又は側長部の底面に滑り止めの凹凸を多数
設けたりしなくても、足を滑らせるという事故が殆ど発
生せず、しかも、脚を側長部内に伸ばした後には、この
凹部を脚が跨ぐようになり、入浴中に凹部が気になら
ず、且つ、凹部の最深部に排水口を設ければ、浴槽内の
水抜きにも何等問題が無いことを見い出して、本発明を
完成するに至った。
【0013】即ち、請求項3に記載の浴槽は、請求項1
または請求項2に記載の浴槽の浴槽本体又は側長部の底
部に、入浴中に、入浴者が側長部内に脚を伸ばす際に、
一時、かかとを掛ける滑り止めの凹部を設け、入浴者が
側長部に脚の出し入れをする際に、かかとを掛ける凹部
を設け、且つ、凹部の最深部に排水口を設けた。請求項
4に記載の浴槽は、請求項1〜3のいずれかに記載の浴
槽の浴槽本体と側長部とを別体として形成し、設置現場
で、浴槽本体と側長部とを連結するようにした。
【0014】この浴槽では、浴槽本体と側長部とを別体
として形成したので、たとえ、浴室の入口が小さくて
も、大きなサイズの側長部を容易に浴室内に搬入し、浴
室内で、浴槽本体と側長部とを連結することで、浴室
に、大きなサイズの側長部を備える浴槽を設置すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る浴槽につい
て、図面を参照しながら更に詳しく説明する。図1は、
本発明に係る浴槽を概略的に説明する図であって、図1
(a)は、本発明に係る浴槽を設置した建築物を上方か
ら下方に見た概略的な平面図を、また、図1(b)は、
図1(a)中に示すI−I線に従う概略的な断面図であ
る。
【0016】この浴槽1は、浴槽本体2と、浴槽本体2
の側部に設けられ、入浴者が脚を伸ばすための側長部3
とを備える構造になっている。そして、この浴槽1で
は、浴室10に設置するときには、この側長部3を、浴
室10の洗い場11の下に埋設するのではなく、浴室1
0の洗い場11より高い位置にある、浴室10に隣接し
た部屋12の床13下に設置し、浴室10全体のスペー
スを何等狭めることなく、有効に利用すると同時に、入
浴中には、入浴者が、側長部3内に脚を伸ばし、気持ち
の良い入浴が楽しめるようにしている。
【0017】更に、この浴槽1では、側長部3の上面側
3aを傾斜させている。側長部3の上面側3aの傾斜
は、図1(b)に示すように、浴槽本体2の概ね上端部
2eから始まり、浴室10と浴室10に隣接した部屋1
2との間を仕切る壁Wの厚さDW内で、側長部3が、浴
室10に隣接した部屋12の床13の下に設置するよう
にしている。
【0018】通常の家屋の場合、浴室10に隣接する部
屋12の床13の地面からの高さH2は、洗い場11の
地面からの高さH1より高い位置に設けられている(H
2>H1)。具体的には、通常、床13の高さH2と洗
い場11の高さH1との差Δ(H2−H1)は、150
mm程度から200mm程度、場合によってはそれ以上
ある。
【0019】また、浴室10と浴室10に隣接する部屋
12とを仕切る壁Wは、浴室10側の表面にタイル等の
防水部材が貼られており、通常の部屋と部屋とを仕切る
壁よりも厚さDWが厚くなっており、その厚さDWは、
通常、約130mm以上となっている。ここで、例え
ば、底部2bから上端2eまでの高さH4が、650m
mの標準サイズの浴槽1を浴室10に設置した場合を例
にして具体的に説明すると、洗い場11で使用する水が
浴槽1内に入ることを防ぐには、浴槽1の洗い場11か
らの高さH5は、最低、300mm程度必要となる。こ
れを満たすように、側長部3を浴室10に隣接する部屋
12の床13下に設置するには、壁Wの厚さDWを13
0mm程度とし、床13の地面からの高さH2と洗い場
11の高さH1との差Δ(H2−H1)が、150mm
程度とし、床13の厚さD13が、100mm程度とし
た場合には、壁Wの厚さDW内で、側長部3を床13下
へ導くためには、浴槽本体2の上端2eから側長部3の
上面3aの傾斜を設けた場合であっても、上面3aの垂
線に対する傾斜θ1は、40゜程度であり、図1(b)
に示すように、浴槽本体2の上端2eから少し下がった
位置から側長部3の上面3aを設けた場合には、上面3
aの垂線に対する傾斜θ2は、40゜以上の緩やかな傾
斜で、十分である。
【0020】また、側長部3の底部3bからの高さH3
も、概ね、床13の地面からの高さH2と洗い場11の
地面からの高さH1との差Δ(H2−H1)分だけ高く
することができる。このように、この浴槽1では、側長
部3を洗い場11の下に埋設するように設けるのではな
く、浴室10に隣接した部屋12の床13の下に設置す
るようにしたため、側長部3の底部3bからの高さH3
がきわめて高くできる。これにより、図2に示すよう
に、入浴者Pが、浴槽1内に入って、側長部3に脚Lを
入れたり、出したりする際に、膝Kが、浴槽本体2と側
長部3の角部Cや、側長部3の上面3aに当たることが
ないため、側長部3内への脚Lの出し入れが極めて容易
になる。のみならず、側長部3の上面3aの傾斜は、壁
W及び浴室10に隣接する部屋12の床下に設けられる
ので、浴室10の洗い場11の有効面積に何等影響を与
えることがない。また、側長部3の底部3bからの高さ
H3を高くできるので、浴槽1の清掃時に、側長部3内
へ、手や清掃用具を差入れるのが極めて容易となる。こ
れにより、側長部3内の湯垢等の除去がより容易に、よ
り完全にできるので、この浴槽1は、衛生上の観点から
も極めて好ましい。
【0021】図3は、浴槽本体の底部に、入浴中に、入
浴者が側長部3内に脚を伸ばす際に、一時、かかとを掛
ける滑り止めの凹部を設けた例を示す図であり、図3
(a)は、滑り止めの凹部を設けた浴槽を上方から下方
に見た概略的な平面図を、図3(b)は、図3(a)中
に示すII−II線に従う概略的な断面図を、図3
(c)は、図3(a)中に示すIII−III線に従う
概略的な断面図を、また、図3(d)は、図3(c)中
に示すB部分を拡大して示す概略的な断面図である。
【0022】この浴槽1Aでは、入浴者が浴槽本体2に
立位で入る際に、誤って、滑り止めの凹部4に足Fを入
れてしまわないように、滑り止めの凹部4を、浴槽本体
2の側長部3が設けられる側の近傍の底面2bに設けて
いる。更に、凹部4は、図3(a)中に示す横方向(x
方向)に、図3(b)に示したような、浴槽本体2の両
側面2c、2cから中心方向に次第に深くなるように設
けられた概ねV溝の形状と、図3(a)中に示す縦方向
(y方向)に、図3(c)に示したような、概ねV溝の
形状とが組み合わされた形状となっており、凹部4の最
深部には排水口4hが設けられた構造となっている。
【0023】更に、滑り止めの凹部4は、図3(d)に
示すように、浴槽本体2の側長部3が設けられる側より
遠い側の傾斜4aが緩やかで、側長部3が設けられる側
に近い側の傾斜4bが、傾斜4aより急な傾斜となった
概ねV溝形状となっている。具体的には、傾斜4aは、
底面2bの傾斜より大きく、最大でも水平面からの角度
θ2は30゜までであり、傾斜4bは、傾斜4aより急
で且つ最大でも水平面からの角度θ3は90゜程度まで
であり、好ましくは45゜以下である。傾斜4aの水平
面からの角度θ2を緩やかにするのは、入浴者の足を自
然に違和感なく、凹部4へ誘導するためである。また、
傾斜4bの傾斜は、かかとを掛けるためには、傾斜4b
の水平面からの角度θ3は90゜に近い方が好ましい
が、つき指をを防ぐにはある程度の逃げ角がある方が好
ましいからである。また、最深部の深さは、例えば、凹
部4の起端4eから10mm以上30mm以下程度で十
分である。これは、あまりに深いと、入浴者が凹部4に
つまずくおそれがあり、また、あまりに浅いと入浴者の
かかとが凹部4にかからなくなるからである。
【0024】図4は、滑り止めの凹部4を設けた浴槽1
Aへの入浴手順の一例を例示的に示す説明図である。ま
ず、入浴者Pは、図4(a)に示したように、通常の入
浴方法に従って、立位の状態で、浴槽本体2内に入る。
この例では、凹部4を側長部3が設けられる側の近傍の
底面2bに設けているので、入浴者Pが、立位の状態で
浴槽本体2内に入る際に、誤って、凹部4に足Fを入れ
てしまうことが殆ど無い。次に、図4(b)に示すよう
に、入浴者Pは、通常の方法にしたがって、座位となる
が、この際に、一旦、足FのかかとFhを、凹部4に掛
けるようにする。この例では、凹部4は、縦方向(y方
向)に概ねV溝形状となっているので、自然に且つ違和
感なく、傾斜4aに従って、足Fが凹部4に誘導され、
且つ、足FのかかとFhは、自然に、凹部4の傾斜4b
に引っかかり、この状態になったときに、入浴者Pの脚
Lは屈曲した状態となり、且つ、尻Sが、完全に浴槽本
体2の底面2bにつき、姿勢が安定する。次に、図4
(c)に示すように、入浴者Pは、凹部4からかかとF
hをはずして、側長部3内に脚Lを伸ばす。尚、入浴者
Pが、浴槽1Aから出る際の手順は、上記と逆手順にな
る。
【0025】このように、浴槽本体2の底部2bに、入
浴中に、入浴者Pが側長部3内に脚Lを伸ばす際に、一
時、かかとFhを掛ける滑り止めの凹部4を設ければ、
側長部3内に脚Lを伸ばす際に、入浴者Pの姿勢が安定
し、敢えて、浴槽本体2の近くの壁等に手すりを設けた
り、浴槽本体2の底面に滑り止めの凹凸を多数設けたり
しなくても、足Fを滑らせるという事故が殆ど発生しな
くなる。且つ、脚Lを側長部3内に伸ばした後には、こ
の凹部4を脚Lが跨ぐようになり、入浴中に凹部Lが気
にならない。更に、この例では、図3に示したように、
凹部4の最深部に排水口4hを設けたので、浴槽1内の
水抜きが効率よく完全に行える。尚、この例では、浴槽
本体2の側長部3が設けられる側の近傍の底面2bに滑
り止めの凹部4を設けた例を示したが、凹部4は、入浴
者Pが立位の状態で足Fを踏み入れることが無い位置で
あって、入浴者Pが座位となり、且つ、かかとFhを凹
部4に掛けた際に、脚Lが屈曲した状態になる位置であ
れば、特に限定されることはなく、例えば、側長部3の
浴槽本体2に近い位置の底面3bに設けてもよい。
【0026】図5は、浴槽本体と側長部とを別体として
形成し、設置現場で、浴槽本体と側長部とを連結するよ
うにした例を概略的に示す分解斜視図である。この浴槽
1Bは、浴槽本体2と、側長部3と、浴槽本体2と側長
部3との連結部の水漏れを防止するパッキング材6とを
備える。そして、浴室10内へは、浴槽本体2、側長部
3及びパッキング材6をばらばらに分解した状態で搬入
し、浴室10内で、浴槽本体2と側長部3とをパッキン
グ材6を介して、ボルトやナット、及び/または、パテ
や接着剤等の連結部材(図示せず。)で連結する。この
ように、浴槽本体2と側長部3とを別体として形成し、
設置現場で、浴槽本体2と側長部3とを連結するように
すれば、搬送時においての梱包が小さくでき、しかも、
建築物の玄関や、浴室の入口が小さい場合でも、容易
に、浴室内に、浴槽本体2と側長部3と搬入できるとい
う利点がある。
【0027】更に、浴槽本体2として、既存の標準型の
浴槽を使用するようにすれば、既存の浴槽に側長部3を
接続する側に開口部2fを形成し、必要により、開口部
2fの周囲に補強枠を付けるだけで、既存の浴槽を浴槽
本体2として転用できるので、新たに、浴槽本体2を製
造する製造ラインを造る必要が無く、既存の浴槽製造ラ
インの設備をそのまま利用できるので、設備投資を少な
くできる。
【0028】尚、図1〜図5では、側長部3の上面3a
として一様な傾斜が設けられたものを例にして説明した
が、これは、単に、本発明を説明するためにのみ用いた
ものであって、側長部3の上面3aとして、傾斜面は、
浴槽本体2の概ね上端部2eから始まり、浴室10と浴
室10に隣接した部屋12との間を仕切る壁Wの厚さ内
で終了し、浴室に隣接した部屋の床下では、側長部3の
上面3aが浴室10に隣接した部屋12の床に沿うよう
な形状としてもよい。
【0029】更に、浴槽本体2の側長部3が設けられる
側の面に対向する側の面に浴槽本体2の底面2b側に張
り出す、背もたれ用の傾斜を設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または請
求項2に記載の浴槽では、側長部を、浴室の隣の部屋の
床下に設置し、側長部の高さを十分な高さにしたので、
スペースを取ることなく、且つ、入浴者が、入浴中に、
側長部内に脚を伸ばし、気持ちの良い入浴を楽しむため
に、側長部に脚を入れ易く、且つ、浴槽から出る際に
も、側長部から脚を出し易いという効果や、側長部の清
掃が容易になるといった効果を奏する。
【0031】請求項3に記載の浴槽では、浴槽本体又は
側長部の底部に、かかとを掛ける滑り止め凹部を設けた
ので、入浴者は、この凹部にかかとを掛けて尻を浴槽の
底部につけ、その後に、脚を側長部に伸ばして入浴する
いうにすることで、側長部に脚を入れるときに、足を滑
らせて、頭を浴槽の縁部等に打ちつけるという事故の発
生を防止できる。
【0032】請求項4に記載の浴槽では、浴槽を浴槽本
体と側長部とに別体に形成し、設置現場で、浴槽本体と
側長部とを連結するようにしたので、浴室が小さい建築
物にも容易に搬入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴槽を概略的に示す図であり、図
1(a)は、本発明に係る浴槽を設置した建築物を上方
から下方に見た概略的な平面図を、また、図1(b)
は、図1(a)中に示すI−I線に従う概略的な断面図
である。
【図2】本発明に係る浴槽の効果を説明する図であっ
て、図2(a)、図2(b)は、入浴者が脚を側長部に
入れたり出したりする際の効果を説明する説明図であ
る。
【図3】本発明に係る浴槽であって、浴槽本体の底部
に、入浴中に、入浴者が側長部内に脚を伸ばす際に、一
時、かかとを掛ける滑り止めの凹部を設けた浴槽を示す
図であり、図3(a)は、滑り止めの凹部を設けた浴槽
を上方から下方に見た概略的な平面図を、図3(b)
は、図3(a)中に示すII−II線に従う概略的な断
面図を、図3(c)は、図3(a)中に示すIII−I
II線に従う概略的な断面図を、また、図3(d)は、
図3(c)中に示すB部分を拡大して示す概略的な断面
図である。
【図4】滑り止めの凹部を設けた浴槽への入浴手順の一
例を例示的に示す説明図であり、図4(a)は、入浴者
が立位で浴槽本体に入った状態を、図4(b)は、入浴
者が座位になった状態を、また、図4(c)は、入浴者
が側長部に脚を伸ばした状態を、各々、示す。
【図5】本発明に係る浴槽を、浴槽本体と側長部とを別
体として形成し、設置現場で、浴槽本体と側長部とを連
結するようにした例を概略的に示す分解斜視図である。
【図6】実開昭62−169688号公報に記載の浴槽
を概略的に示す図であり、図6(a)は斜視図であり、
また、図6(b)は設置状態を概略的に説明する断面図
である。
【図7】実開昭62−169688号公報に記載の浴槽
に生じる問題を説明する図であって、図7(a)、図7
(b)は、入浴者が脚を側長部に入れたり出したりする
際に生じる問題を説明する説明図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 浴槽 2 浴槽本体 2e 上端 3 側長部 3a 上面 4 滑り止め凹部 4h 排水口 6 パッキング材 10 浴室 11 洗い場 12 浴室に隣接する部屋 13 浴室に隣接する部屋の床 W 壁 DW 壁の厚さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体の側部に、入浴中に脚を伸ばすた
    めの側長部を設けた浴槽であって、 前記側長部を、洗い場より高い位置にある、浴室に隣接
    した部屋の床下に設置するようにした、浴槽。
  2. 【請求項2】前記側長部の上面側を傾斜させ、且つ、前
    記側長部の上面側の傾斜は、浴槽本体の概ね上端部から
    始まり、前記浴室と前記浴室に隣接した部屋との間を仕
    切る壁の厚さ内で、前記側長部が、浴室に隣接した部屋
    の床下に設置されるようにして設けられている、請求項
    1に記載の浴槽。
  3. 【請求項3】前記浴槽本体又は前記側長部の底部に、入
    浴中に、入浴者が前記側長部内に脚を伸ばす際に、一
    時、かかとを掛ける滑り止めの凹部を設け、且つ、 前記凹部の最深部に排水口を設けた、請求項1または請
    求項2に記載の浴槽。
  4. 【請求項4】前記浴槽本体と前記側長部とを別体として
    形成し、設置現場で、前記浴槽本体と前記側長部とを連
    結するようにした、請求項1〜3のいずれかに記載の浴
    槽。
JP9129841A 1997-05-20 1997-05-20 浴 槽 Withdrawn JPH10314059A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247749A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Toto Ltd 浴槽装置

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JP2009247749A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Toto Ltd 浴槽装置

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