JPH10314312A - マーカー付きカテーテル - Google Patents
マーカー付きカテーテルInfo
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- JPH10314312A JPH10314312A JP9123644A JP12364497A JPH10314312A JP H10314312 A JPH10314312 A JP H10314312A JP 9123644 A JP9123644 A JP 9123644A JP 12364497 A JP12364497 A JP 12364497A JP H10314312 A JPH10314312 A JP H10314312A
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Abstract
からの溶出物の発生可能性のない、生体に対して安全性
のより高いカテーテルシャフトを実現させるとともに、
ガイドカテーテルに接続されたY−コネクターの締め付
け部分においても引っ掛かりがなく操作性を低下させな
いマーカー付きカテーテルを提供する。 【解決手段】 カテーテルシャフト2に位置確認用のマ
ーカー3を有するカテーテルであって、カテーテルシャ
フト2が少なくとも一つのチューブ8と前記カテーテル
シャフトの外周面を形成する被覆層7から構成され、チ
ューブと被覆層の境界面に位置確認用マーカー3を有す
る。
Description
ル、特にバルーンカテーテルに関わり、更に詳しくは末
梢血管形成、冠状動脈血管形成及び弁膜成形を含む経皮
的内腔手術において血管内狭窄部を拡張治療し、末梢側
血流を改善するために使用するマーカー付きカテーテル
に関する。
塞が生じた場合、脈管の狭窄部位あるいは閉塞部位を拡
張して、血管末梢側の血流を改善するために行う脈管成
形術(PTA:Percutaneous Transluminal Angioplast
y PTCA:Percutaneous Transluminal Coronary Ang
ioplasty等)は、多くの医療機関において多数の術例が
あり、この種の症例における手術としては一般的になっ
ている。
窄部位を拡張するために、ガイドカテーテルとガイドワ
イヤーとのセットで使用される。このバルーンカテーテ
ルを用いた脈管成形術は、図11に示すように、まずガ
イドカテーテル100を大腿動脈から挿入して大動脈a
を経て冠状動脈bの入口に先端を位置させた後、バルー
ンカテーテル101を貫通させたガイドワイヤー102
を冠状動脈bの狭窄部位cを越えて前進させ、それから
バルーンカテーテル101をガイドワイヤー102に沿
って前進させ、バルーン103を狭窄部位cに位置させ
た状態で膨張させて狭窄部位を拡張する手順で行い、そ
してバルーンを収縮させて体外に除去するのである。し
かし、バルーンカテーテルは、動脈狭窄の治療だけに限
定されず、血管の中への挿入、並びに種々の体腔への挿
入を含む多くの医療的用途に有用である。
ーテルシャフト104には、体内にどの程度の長さのカ
テーテルが挿入されたかを知る目安となるべくマーカー
105が付けられているのが一般的である。従来は、カ
テーテルシャフト104の外周面に、インクを用いた印
刷や熱収縮チューブの固定などによってマーカー105
を形成していた。即ち、図13(a) のようにカテーテル
シャフト104の外周面にマーカー105が固定された
構造である。つまり、図13(b) のようにマーカーのな
いカテーテルシャフト部と比べて、カテーテルシャフト
全体は不連続に径が変化している。尚、図14(a) 及び
(b) は、マーカー105がない部分の断面を示してい
る。
血管内に挿入された際に直接血液と接触するため、印刷
によって形成されたマーカー105の場合はインクから
の溶出物やインクの剥がれが、また、熱収縮チューブの
固定によって形成された場合はチューブの脱落が安全性
の点から問題となっている。更に、マーカー105がカ
テーテルシャフト104の外周面上に不連続に存在する
ことによって、カテーテルシャフト104の軸方向に段
差が生じてしまい、その段差がガイドカテーテル100
の手元端に接続されたY−コネクター106の締め付け
部分に引っ掛かるという操作性の点での問題も生じてい
る。
の状況に鑑み、解決しようとするところは、マーカーの
脱落可能性がなく、且つマーカーからの溶出物の発生可
能性のない、生体に対して安全性のより高いカテーテル
シャフトを実現させるとともに、ガイドカテーテルに接
続されたY−コネクターの締め付け部分においても引っ
掛かりがなく操作性を低下させないマーカー付きカテー
テルを提供する点にある。
のために、カテーテルシャフトに位置決め用のマーカー
を有するカテーテルであって、前記カテーテルシャフト
が少なくとも一つのチューブと前記カテーテルシャフト
の外周面を形成する被覆層から構成され、前記チューブ
と前記被覆層の境界面に位置決め用マーカーを有するこ
とを特徴とするマーカー付きカテーテルを構成した。
印刷若しくは熱収縮チューブの固定によって形成され、
前記被覆層の肉厚を調整することでカテーテル外部から
のマーカーの可視化を実現する。
ド、ポリエステル、ポリオレフィン、フッ素系樹脂から
なることが好ましく、前記チューブは単管又はその組み
合わせからなることが好ましい。特に好ましいのは、前
記チューブがポリイミド、前記被覆層がポリイミドから
なるものである。
基づき更に本発明の詳細を説明する。図1は本発明に係
るバルーンカテーテル1の一部省略全体図、図2(a) は
図1のA−A線断面図、図3(a) は図1のB−B線断面
図である。また、図2(b) は図2(a)の、図3(b) は図
3(a) の縦方向の断面図である。図中符号2はカテーテ
ルシャフト、3はカテーテルシャフト2に設けた位置確
認用マーカー、4はカテーテルシャフト2の遠位端に設
けたバルーン、5はX線透視用のリングマーカー、6は
カテーテルシャフト2の近位端に接続したY−コネクタ
ーを示している。
(a) に示したように前記カテーテルシャフト2がチュー
ブ8と被覆層7から形成され、前記チューブ8と被覆層
7の境界面に位置確認用マーカー3を有することを特徴
としている。この位置確認用マーカー3は、チューブ8
の外周面に対してインクを用いた印刷、若しくは熱収縮
チューブをチューブ8に被せてから熱を加えることで形
成する。この場合の熱収縮チューブは、ポリオレフィ
ン、PET等のポリエステル、ポリテトラフルオロエチ
レン等のフッ素系樹脂などから成る一般的なものが使用
できる。これらは、位置確認のため視覚的に識別できれ
ばよい。好ましくは着色した樹脂を使用することであ
る。また、印刷方法もチューブに対する既存の方法が応
用できる。
ーカー3の付与されたチューブ8の外周面に形成するわ
けであるが、このときの被覆層7としては、ポリイミ
ド、ポリアミド、ポリエステル、ポリテトラフルオロエ
チレン等のフッ素系樹脂を用いることが好ましい。
組み合わせであることが好ましい。図2及び図3にはチ
ューブ8が二重同軸管の場合を示した。図4(a) は前記
チューブ8が単管の場合、図5(a) は前記チューブ8が
単管の組み合わせの場合、図6(a) は前記チューブ8が
デュアルルーメンチューブの場合、図7(a) はチューブ
8が単管でありその外周面にコアワイヤー9が存在する
場合、図8(a) はチューブ8が単管でありその内周面に
コアワイヤー9が存在する場合、図9(a) はチューブ8
が単管の組み合わせでありその外周面にコアワイヤー9
が存在する場合のそれぞれの場合における位置確認用マ
ーカー3の付与部の断面図(図1のA−A線断面図に相
当するもの)である。また、図4(b) から図9(b) はそ
れぞれ対応する図4(a) から図9(a) までの縦方向の断
面図である。
8の外周面にマーカー3を付与させた後に、被覆層7を
形成することができる。チューブ8が二重管やコアワイ
ヤー9の存在する場合には被覆層7は完全にチューブ8
に密着しても良く、若干の空隙が空いても良い。前記チ
ューブ8の形状は、図4(a) から図9(a) の例に限定さ
れず、例えば、マルチルーメンチューブでも可能であ
る。また、前記チューブ8の断面積はチューブ8の全長
にわたって同一である必要がなく、カテーテル1の先端
部にいくほどテーパーがかかって断面積が減少している
ような場合でも可能である。また、図4(b) から図9
(b) に示したようにマーカー3がチューブ8と被覆層7
の境界面に存在することで、マーカー3によるカテーテ
ルシャフト2の段差は軽減されている。
は、PTCAバルーンカテーテルに限らず、殆ど全ての
医療用カテーテルについて適用可能である。例えば、P
TAカテーテル、造影カテーテル、脳カテーテル、IA
BPカテーテル、泌尿器用カテーテル、気管支拡張用カ
テーテルなどが挙げられる。
法を図10に基づいて以下に簡単に説明する。先ず、通
常の押出成形によって樹脂を押し出して、単管若しくは
その組み合わせから成るチューブ8を成形する。このチ
ューブ8の所定の位置に、位置確認用マーカー3を形成
する。位置確認用マーカー3の形成には、インクを用い
た印刷又は熱収縮チューブの固定を用いる。インクを用
いた印刷の場合には、従来チューブに対する印刷技術と
して知られているタンポ印刷などを利用することができ
る。更に、位置確認用マーカー3の付与したチューブ8
の外周面に被覆層7を形成する。被覆層7の種類に応じ
て二通りの方法が可能である。
は、図10に示したようにマーカー付きチューブ10
(前記マーカー3の付与されたチューブ8)に対してポ
リイミドをディップ成形(ディッピング後に熱乾燥)を
行うと、ポリイミドの被覆層11をコーティングするこ
とができる。ここで、図中12はポリイミドのワニス、
13はその容器、14はダイ、15はコイル状のヒータ
ーである。尚、このディップ成形方法としては業界では
公知の技術が応用できる。また、ポリイミドの被覆層1
1の厚みはポリイミドのワニスの粘度、成形時の温度、
引き取り速度を制御することにより、ある程度の範囲で
調整可能である。ポリイミドのディップ成形時1回あた
りの成形層の肉厚を小さくし、繰り返し回数を多くする
ことで、ポリイミドの被覆層11の肉厚を連続的に変化
させ、チューブ8とマーカー3の間に生じた段差をなく
す、若しくは軽減させることができる。同時に肉厚を制
御することで、マーカー3をカテーテルシャフト2の外
部から可視化させることも可能である。
ン、ポリエステル、フッ素系樹脂を用いる場合には、上
記の材料から成る熱収縮チューブを前記マーカー3の付
与されたチューブ8の外周面に被せた後、熱を加えて収
縮させることで形成する。この場合に加える熱量を調節
することで、熱収縮チューブの収縮度合をコントロール
し、チューブ8とマーカー3の間に生じた段差をなく
す、若しくは軽減させることができる。また、熱収縮チ
ューブの肉厚を最適化させることで、マーカー3をカテ
ーテルシャフト2の外部から可視化させることも可能で
ある。
テーテルは、外面に位置決め用のマーカーを付与したチ
ューブを被覆層で覆うことにより、マーカーがカテーテ
ル外部から可視化された状態を維持しつつ、マーカーか
らの溶出物やマーカーの脱落の危険性のないより安全な
医療用カテーテルを提供することができる。
することで、マーカーとチューブとの間の段差のない、
若しくは軽減したカテーテルシャフトを実現することが
できる。それによって、カテーテルシャフトにガイドカ
テーテルに接続したY−コネクターから強い締め付け力
がかかる場合にも、操作性を低下させないことが可能に
なる。
断して示した省略全体側面図である。
ブが二重同軸管構造のカテーテルシャフトの断面を示
し、(a) は図1のA−A線に相当するマーカー部分の横
断面図、(b) は(a) の縦断面図である。
シャフトの断面を示し、(a) は図1のB−B線に相当す
るマーカーの付与されてない部分の横断面図、(b) は
(a) の縦断面図である。
トの断面を示し、(a) はマーカー部分の横断面図、(b)
は(a) の縦断面図である。
造のカテーテルシャフトの断面を示し、(a) はマーカー
部分の横断面図、(b) は(a) の縦断面図である。
ーテルシャフトの断面を示し、(a) はマーカー部分の横
断面図、(b) は(a) の縦断面図である。
ワイヤーが存在するカテーテルシャフトの断面を示し、
(a) はマーカー部分の横断面図、(b) は(a) の縦断面図
である。
ワイヤーが存在するカテーテルシャフトの断面を示し、
(a) はマーカー部分の横断面図、(b) は(a) の縦断面図
である。
造でその外周面にコアワイヤーが存在するカテーテルシ
ャフトの断面を示し、(a) はマーカー部分の横断面図、
(b) は(a) の縦断面図である。
層をディップ成形によって形成する製造方法を説明する
ための簡略断面図である。
用例を示す説明図である。
するバルーンカテーテルの従来例を示し、バルーンカテ
ーテルを一部破断して示した省略全体側面図である。
二重同軸管構造のカテーテルシャフトの断面を示し、
(a) は図12のA−A線に相当するマーカー部分の横断
面図、(b) は(a) の縦断面図である。
ルシャフトの断面を示し、(a) は図12のB−B線に相
当するマーカーの付与されてない部分の横断面図、(b)
は(a) の縦断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 カテーテルシャフトに位置確認用のマー
カーを有するカテーテルであって、前記カテーテルシャ
フトが少なくとも一つのチューブと前記カテーテルシャ
フトの外周面を形成する被覆層から構成され、前記チュ
ーブと前記被覆層の境界面に位置確認用マーカーを有す
ることを特徴とするマーカー付きカテーテル。 - 【請求項2】 前記位置確認用マーカーが印刷若しくは
熱収縮チューブによって形成されている請求項1記載の
マーカー付きカテーテル。 - 【請求項3】 前記被覆層がポリイミド、ポリアミド、
ポリエステル、ポリオレフィン、フッ素系樹脂から選ば
れた1種である請求項1又は2記載のマーカー付きカテ
ーテル。 - 【請求項4】 前記チューブがポリイミド、前記被覆層
がポリイミドからなる請求項1又は2記載のマーカー付
きカテーテル。 - 【請求項5】 前記チューブが、単管、又はその組み合
わせからなる請求項1〜4何れかに記載のマーカー付き
カテーテル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12364497A JP3915165B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | マーカー付きカテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12364497A JP3915165B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | マーカー付きカテーテル |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006348092A Division JP2007075655A (ja) | 2006-12-25 | 2006-12-25 | マーカー付きカテーテル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314312A true JPH10314312A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3915165B2 JP3915165B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=14865704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12364497A Expired - Fee Related JP3915165B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | マーカー付きカテーテル |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3915165B2 (ja) |
Cited By (4)
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-
1997
- 1997-05-14 JP JP12364497A patent/JP3915165B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3915165B2 (ja) | 2007-05-16 |
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