JPH10314631A - 車両塗装用マスキングテープ及び車両塗装用マスカー - Google Patents

車両塗装用マスキングテープ及び車両塗装用マスカー

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Publication number
JPH10314631A
JPH10314631A JP9124547A JP12454797A JPH10314631A JP H10314631 A JPH10314631 A JP H10314631A JP 9124547 A JP9124547 A JP 9124547A JP 12454797 A JP12454797 A JP 12454797A JP H10314631 A JPH10314631 A JP H10314631A
Authority
JP
Japan
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weight
masking tape
carbon atoms
adhesive
monomer mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP9124547A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Oimizu
勝次 生水
Mitsuru Sato
充 佐藤
Hajime Miyanaga
肇 宮永
Toshio Iwasaki
敏夫 岩崎
Shinya Miyata
進也 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yakin Kogyo Co Ltd
Kamoi Kakoshi Co Ltd
Original Assignee
Chuo Rika Kogyo Corp
Kamoi Kakoshi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Rika Kogyo Corp, Kamoi Kakoshi Co Ltd filed Critical Chuo Rika Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性、耐熱性、耐剥離性に優れ、被着体へ
の接着剤の残留や汚染がなく、しかも常温で十分な粘着
力を有し、重ね貼り性に優れる上に、高温でも粘着力の
低下が少なく、重ね貼り性に優れるといったバランスの
よい性能を備えた車両塗装用マスキングテープ及び該テ
ープを用いた車両塗装用マスカーを提供する。 【解決手段】 上記テープにおいては、支持体の片面
に、(A)アルキル基の炭素数が4〜12のアクリル酸
アルキルエステル及び/又はアルキル基の炭素数が4〜
18のメタクリル酸アルキルエステル85〜98.9重
量%、(B)アクリロニトリル及び/又はメタクリロニ
トリル1〜10重量%及び(C)α,β‐不飽和カルボ
ン酸0.1〜5重量%から成るモノマー混合物か、或い
は該モノマー混合物100重量部に対し40重量部を超
えない量のこれら成分と共重合可能なモノマーを配合し
て成るモノマー混合物をアニオン性反応性乳化剤の存在
下で乳化重合して得られる一液型アクリルエマルション
系感圧接着剤の層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
塗装の際に用いられるマスキングテープ及び車両塗装用
マスカーに関する。
【0002】
【従来の技術】マスキングテープやマスカーは、土木建
築、各種車両、産業機械、家電、OA機器等種々の分野
で用いられている。車両塗装用のものにおいては、常温
で十分な粘着力を有すること、高温での粘着力の低下が
少ないこと、テープ自身の背面にも常温、高温を問わず
十分な粘着力を有すること、加熱後あるいは屋外放置後
剥がす際に被着体に感圧接着剤等が残留しないことなど
が要求されるが、これら要求特性をすべて満足させるも
のは知られていないのが実状である。
【0003】車両塗装用マスキングテープや車両塗装用
マスカーに用いられている感圧接着剤は、主に天然ゴム
を中心としたゴム系のものとアクリル系のものに分類さ
れるが、ゴム系のものはタックに富み、常温での粘着バ
ランスに優れてはいるが、耐熱性、耐候性が悪いために
アクリル系のものが主流になりつつある。アクリル系の
ものはさらに溶剤型とエマルション型に分類されるが、
溶剤型の場合はその重合方法からして凝集力のある高重
合度のポリマーが得られにくいという欠点があり、凝集
力のないポリマーからなる感圧接着剤をマスキングテー
プやマスカーに用いると被着体への糊残り、汚染は避け
られないことから、これを防ぐためにほとんどの場合架
橋剤が用いられている。
【0004】この架橋剤としては、例えばエポキシ樹
脂、メラミン樹錯、尿素樹脂、金属酸化物、金属水酸化
物、金属塩、アミン、イソシアネートなどが挙げられ、
これらをあらかじめ凝集性、密着性を向上させるためポ
リマーに導入されている官能性基と反応させることによ
り架橋させる。
【0005】このように架橋した場合、十分な凝集力が
得られ、耐熱性、耐溶剤性等は向上するが、粘着力、特
に高温での粘着力、タック、追従性等の性能が低下する
という欠点がある。このため、特に高密度に架橋した感
圧接着剤を車両塗装用マスキングテープやマスカーに用
いた場合、被着体への食い付きが悪くなり、浮き、剥が
れの原因となる。また、架橋剤を使用した場合ポットラ
イフも問題となる。
【0006】他方、エマルション型の場合は、その重合
方法からして高重合度のポリマーが得られやすいが、こ
れも非反応性乳化剤のみを用いた場合には十分満足しう
るものは得られず、架橋剤が必要となる。また、その感
圧接着剤に残存する乳化剤の影響による耐水性の悪化、
粘着力の低下、被着体への汚染等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐水性、耐
熱性、耐剥離性に優れ、被着体への接着剤の残留や汚染
がなく、しかも常温で十分な粘着力を有し、重ね貼り性
に優れる上に、高温でも粘着力の低下が少なく、重ね貼
り性に優れるといったバランスのよい性能を備えた車両
塗装用マスキングテープ及び重ね貼りの良好な車両塗装
用マスカーを提供するためになされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
好ましい特性を有する車両塗装用マスキングテープ及び
車両塗装用マスカーを開発するために鋭意研究を重ねた
結果、特定のモノマー混合物を汎用の乳化剤ではなく、
特定の反応性乳化剤の存在下で乳化重合することにより
得られる一液型アクリルエマルション系感圧接着剤の層
を支持体の片面に設けることにより、所望の車両塗装用
マスキングテープが得られ、またこのマスキングテープ
にその接着剤層と一部重ねて捨て張り材を貼り付けるこ
とにより、その目的を達成しうることを見出し、この知
見に基づいて本発明をなすに至った。
【0009】すなわち、本発明は、支持体の片面に、
(A)アルキル基の炭素数が4〜12のアクリル酸アル
キルエステル及び/又はアルキル基の炭素数が4〜18
のメタクリル酸アルキルエステル85〜98.9重量
%、(B)アクリロニトリル及び/又はメタクリロニト
リル1〜10重量%、(C)α,β‐不飽和カルボン酸
0.1〜5重量%から成るモノマー混合物か、あるいは
該モノマー混合物100重量部に対し40重量部を超え
ない量のこれら成分と共重合可能なモノマーを配合して
成るモノマー混合物をアニオン性反応性乳化剤の存在下
で乳化重合して得られる一液型アクリルエマルション系
感圧接着剤の層を設けたことを特徴とする車両塗装用マ
スキングテープ、及びこの車両塗装用マスキングテープ
に、その接着剤層と一部重なる状態で捨て張り紙、捨て
張りフィルム又は捨て張りシートを貼り付けたことを特
徴とする車両塗装用マスカーを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のマスキングテープに用い
る感圧接着剤は所定モノマー混合物の所定乳化重合によ
る一液型のものであり、モノマー混合物におけるモノマ
ー成分の上記(A)成分、(C)成分、上記共重合可能
なモノマー[以下(D)成分ということもある]として
は以下に示すものが例示される。
【0011】1)(A)成分のアルキル基の炭素数が4
〜12のアクリル酸エステル及び炭素数が4〜18のメ
タクリル酸エステルの具体例:アクリル酸エステルとし
ては、例えばアクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、ア
クリル酸2‐エチルヘキシル、アクリル酸ヘプチル、ア
クリル酸n‐オクチル、アクリル酸イソオクチル、アク
リル酸n‐ノニル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸
デシル、アクリル酸ラウリルなどが挙げられ、メタクリ
ル酸エステルとしては、例えばメタクリル酸ブチル、メ
タクリル酸アミル、メタクリル酸2‐エチルヘキシル、
メタクリル酸ヘプチル、メタクリル酸n‐オクチル、メ
タクリル酸イソオクチル、メタクリル酸n‐ノニル、メ
タクリル酸イソノニル、メタクリル酸デシル、メタクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸
イソテトラデシル、メタクリル酸セチル、メタクリル酸
ステアリルなどが挙げられる。
【0012】2)(C)成分のα,β‐不飽和カルボン
酸の具体例:アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
無水マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸な
どが挙げられる。
【0013】3)(D)成分の共重合可能なモノマーの
具体例: アルキル基の炭素数が3以下のアクリル酸アルキル
エステル及びメタクリル酸アルキルエステル;このよう
なものとしては、例えばアクリル酸メチル、メタクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、ア
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソプロピルなど
が挙げられる。 アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、メタクリ
ル酸ヒドロキシアルキルエステル;このようなものとし
ては、例えばアクリル酸2‐ヒドロキシエチル、メタク
リル酸2‐ヒドロキシエチル、アクリル酸2‐ヒドロキ
シプロピル、メタクリル酸2‐ヒドロキシプロピル、ア
クリル酸3‐ヒドロキシプロピル、メタクリル酸3‐ヒ
ドロキシプロピルなどが挙げられる。 アクリル酸アルコキシアルキルエステル、メタクリ
ル酸アルコキシアルキルエステル;このようなものとし
ては、例えばアクリル酸2‐メトキシエチル、メタクリ
ル酸2‐メトキシエチル、アクリル酸2‐エトキシエチ
ル、メタクリル酸2‐エトキシエチル、アクリル酸2‐
ブトキシエチル、メタクリル酸2‐ブトキシエチルなど
が挙げられる。 アクリル酸グリシジルエステル、メタクリル酸グリ
シジルエステル。 アミド;例えばアクリルアミド、N‐メチロールア
クリルアミド、メタクリルアミド、N‐メトキシメチル
アクリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、N‐メ
トキシブチルアクリルアミドなどが挙げられる。 芳香族不飽和炭化水素;例えばスチレン、α‐メチ
ルスチレンなどが挙げられる。
【0014】(A)、(B)及び(C)成分から成るモ
ノマー混合物における各モノマー成分の使用割合につい
ては、(A)成分が85〜98.9重量%、好ましくは
89〜97.5重量%、(B)成分が1〜10重量%、
好ましくは2〜8重量%、(C)成分が0.1〜5重量
%、好ましくは0.5〜3重量%の範囲でそれぞれ選ば
れる。これら成分から成るモノマー混合物に(D)成分
を配合する場合には、その配合割合は、モノマー混合物
100重量部に対し40重量部を超えない量、好ましく
は20重量部を超えない量の範囲で選ばれる。 (A)成分の使用割合がこの範囲より少なすぎると凝集
力が高くなりすぎるため、被着体への粘着力が低下する
し、また多すぎても凝集力が低くなるために高温時に接
着剤層の凝集破壊が起こりやすく、被着体への糊残りが
生じるために耐汚染性が低下する。 (B)成分のアクリロニトリル、メタクリロニトリル
は、樹脂の凝集力を増大させ、耐熱性を向上させ、高温
での粘着力の低下を抑制するのに有効であるが、(B)
成分の使用割合が1重量%未満では耐熱性の向上効果が
十分には得られないし、また10重量%を超えると凝集
力が高くなり過ぎて常温での粘着力が低下する。 (C)成分の使用割合がこの範囲より少なすぎると接着
剤の機械的安定性が低下するし、また多すぎても凝集力
が高くなりすぎるため常温での粘着力が低下する。 (D)成分を用いる場合には、(D)成分の配合割合が
この範囲より多すぎると粘着力が低下する。
【0015】本発明において乳化重合に用いられる反応
性乳化剤は、重合性の不飽和結合をもつアニオン性のも
のであり、このようなものとしては、例えば、二重結合
をもち、かつアニオン性の基をもつものが挙げられ、こ
れはさらにエステル基、エーテル基、水酸基などを有し
ていてもよい。このアニオン性の基としては、例えばス
ルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基、硫酸基、これら
の塩などが挙げられ、エステル基としては、例えばカル
ボン酸エステル、リン酸エステル、スルホン酸エステル
などが挙げられる。反応性乳化剤の具体例としては、以
下に示す構造式のものが挙げられる。
【0016】
【化1】 (式中のRはアルキル基である)
【化2】
【化3】
【化4】
【0017】反応性乳化剤は1種用いてもよいし、また
2種以上を組み合わせて用いてもよい。このような反応
性乳化剤を使用して乳化重合することにより、乳化剤の
被着体への移行が抑制され、マスキングテープ剥がし時
に被着体が汚染されない。反応性乳化剤の使用量は、全
モノマー成分の合計量に対して0.2〜10重量%、好
ましくは0.5〜5重量%であり、これより少ない場合
には乳化重合反応時に凝集物の発生が多くなるし、また
多すぎる場合には被着体への汚染性が懸念され、耐水性
が悪くなる。これらの反応性乳化剤の市販品としては、
例えばアデカリアソープSE−10N(旭電化工業社
製)、ラテムルS−180A(花王社製)、エレミノー
ルJS−2(三洋化成工業社製)、アクアロンHS−1
0(第一工業製薬社製)、アントツクスMS−60(日
本乳化剤社製)などが挙げられる。
【0018】乳化重合に際しては、非反応性乳化剤、重
合開姶剤、重合調整剤(分子量調整剤)、その他の添加
剤を加えることができる。反応性乳化剤と共に、一般の
乳化重合に用いられる非反応性乳化剤を併用することが
できるが、非反応性乳化剤は使用量が多すぎると被着体
への汚染性が懸念されるため、モノマー混合物全量に対
して3.0重量%以下の量、より好ましくは2.0重量
%以下の範囲で用いられる。非反応性乳化剤の具体例と
しては以下のものが挙げられる。
【0019】アニオン性のものとしては、例えばオレイ
ン酸カリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、アルカンスルホン酸ナトリ
ウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ジア
ルキルスルホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
アルキルアリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテルリン酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルアリルエーテルリン酸エステルなどが挙
げられる。
【0020】ノニオン性のものとしては、例えばポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンオキシプロ
ピレンブロックポリマー、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テルなどが挙げられる。
【0021】カチオン性のものとしては、例えばステア
リルアミン塩酸塩、ラウリルトリメチルアンモニウムク
ロリド、トリメチルオクタデシルアンモニウムクロリド
などが挙げられる。
【0022】両イオン性のものとしては、例えばラウリ
ルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシドなどが挙
げられる。重台開始剤としては、過酸化物系開始剤やア
ゾ系開始剤や過硫酸塩系開始剤が挙げられる。
【0023】過酸化物系開始剤としては、例えばベンゾ
イルペルオキシド、ラウロイルペルオキシド、メチルケ
トンペルオキシド、ジクミルペルオキシド、t‐ブチル
ヒドロペルオキシド、過酸化水素などが挙げられる。
【0024】アゾ系開始剤としては、例えばアゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾビスシアノバレリアン酸、アゾ
ビスシアノペンタン酸、アゾビス‐2‐アミジノプロパ
ン塩酸塩などが挙げられる。
【0025】過硫酸塩系開始剤としては、例えば過硫酸
アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムなど
が挙げられる。
【0026】重合調整剤(分子量調整剤)としては、例
えばチオグリコール酸、ブチルメルカプタン、ドデシル
メルカプタン、オクチルメルカプタン、ラウリルメルカ
プタン、2‐エチルヘキシルチオグリコレート、2‐メ
ルカプトエタノール、イソプロピルアルコール、メタノ
ールなどが挙げられる。
【0027】その他の添加剤としては、例えばアンモニ
ア水、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ナトリウム、重炭酸
ナトリウムなどのpH調整剤、チオ硫酸ナトリウム、重
亜硫酸ナトリウムなどの還元剤などが挙げられる。
【0028】乳化重合は、好適には、乳化剤水溶液に重
合開始剤の存在下で各モノマー成分と反応性乳化剤と水
からなるモノマーエマルションを加えることによって行
われ、特に有利には乳化剤水溶液に重合開始剤の水溶液
を加え、これにモノマーエマルションを滴下することに
よって行われる。この際の重合温度は通常50〜90
℃、好ましくは60〜80℃の範囲で選ばれる。モノマ
ーエマルションの添加終了後、熟成反応を行わせるのが
好ましく、その際の反応温度は60〜90℃、好ましく
は70〜90℃、反応時間は通常2〜5時間、好ましく
は3〜4時間の範囲で選ばれる。このようにして、所望
の感圧接着剤を製造することができる。
【0029】本発明のマスキングテープに用いられる感
圧接着剤には、本発明の目的を損なわない範囲で、必要
に応じ、防腐剤、防カビ剤、増粘剤、濡れ剤、消泡剤、
粘着付与樹脂、可塑剤等を添加することができる。
【0030】本発明のマスキングテープに用いられる支
持体としては、例えば、紙基材、布、樹脂フィルム、フ
ラットヤーン、スポンジ基材、これらの複合材などが挙
げられ、中でも紙基材が好ましい。この紙基材について
は特に制限されず、例えば和紙、クレープ紙などが挙げ
られ、中でも和紙が好ましく、例えば、機械漉き和紙
は、マニラ麻と木材パルプを主原料とするが、ポリビニ
ルアルコール系繊維などの合成繊維も混ぜて使用されて
いる。ポリビニルアルコール以外の合成繊維材料として
は、レーヨン、ポリアミド、ポリエステルなどが挙げら
れ、中でもポリエチレンテレフタレートやナイロンなど
が好ましい。紙基材の主材の具体例としては、木材パル
プ、クラフトパルプ、マニラ麻などが挙げられる。紙基
材としては、エラストマーと無機顔料を含有する含浸剤
で含浸処理されたものが好ましい。
【0031】含浸剤には、エラストマーの架橋剤、紫外
線吸収剤、その他の添加剤を含有させることができる。
含浸剤は溶剤に溶解あるいは分散させて用いられ、好ま
しくはエマルションの形態で用いられる。この含浸剤に
おけるエラストマー成分としては、分子中に不飽和二重
結合を有する非ゴム系エラストマーや、ハロゲン、クロ
ルスルホン基、カルボキシル基、水酸基、アミノ基、エ
ポキシ基などの官能基を有するエラストマーも用いられ
るが、好ましくは天然ゴムや合成ゴムが用いられる。
【0032】この合成ゴムとしては、例えばスチレン−
ブタジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン
共重合ゴム、ブチルゴム、スチレン−イソプレン−スチ
レン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−イソ
プレン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン共
重合ゴム、メタクリル酸メチルグラフト天然ゴム、スチ
レングラフト天然ゴム、アクリロニトリルグラフト天然
ゴム、合成イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エチレン
−酢酸ビニル共重合ゴム、アクリルゴム、エチレンーア
クリロニトリル共重合ゴム、液状イソプレンゴム、液状
ブタジエンゴム、液状スチレンーブタジエン共重合ゴ
ム、液状アクリロニトリルーブタジエン共重台ゴムなど
が挙げられる。これらの共重合ゴムは、ランダムまたは
ブロックのいずれであってもよい。エラストマー成分は
1種用いてもよいし、また2種以上を組み合わせて用い
てもよい。
【0033】分子中に不飽和二重結合を有するエラスト
マーは、アルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、
種々の加硫剤などで架橋することができる。架橋するこ
とにより、含浸剤の耐溶剤性が向上する。
【0034】上記官能基を有するエラストマーとして
は、クロロブチルゴム、ブロモブチルゴム、クロロプレ
ンゴム、カルボキシル化アクリロニトリルブタジエンゴ
ム、クロルスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレ
ン、エピクロルヒドリンゴム、液状カルボキシル化ポリ
イソプレンゴム、液状ヒドロキシル化ポリイソプレンゴ
ム、液状カルボキシル化ポリブタジエンゴム、液状ヒド
ロキシル化ポリブタジエンゴム、液状アミノ化ポリブタ
ジエンゴムなどが挙げられる。
【0035】この官能基を有するエラストマーは、該官
能基と反応して架橋することができる各種架橋剤と併用
して使用することが好ましい。このような架橋剤として
は、例えば、金属化合物、アミノ化合物、エポキシ化合
物、イソシアネート化合物などを挙げることができ、そ
れぞれのエラストマーに応じて適宜選択して使用され
る。これらのエラストマーは、それぞれ単独で、あるい
は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0036】また、含浸剤には、無機顔料を配合する
と、紫外線が遮断または吸収され、接着剤層の劣化が防
止されるので好ましい。無機顔料としては、紫外線を遮
断または吸収することができるものであれば特に限定さ
れないが、具体例としては、炭酸カルシウム、けい酸ア
ルミニウム、タルク、シリカ、アルミナホワイト、グラ
ファイト、硫酸アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カル
シウム、酸化チタン、超微粒子酸化チタン、亜鉛華、雲
母状酸化鉄、鉛白、ホワイトカーボン、モリブデンホワ
イト、カーボンブラック、黒色酸化鉄、リサージ、リト
ポン、バライト、カドミウム赤、カドミウム水銀赤、ベ
ンガラ、モリブデン赤、鉛丹、黄鉛、カドミウム黄、バ
リウム黄、ストロンチウム黄、チタン黄、チタンブラッ
ク、酸化クロム緑、酸化コバルト、コバルト緑、コバル
ト・クロム緑、群青、紺青、コバルト青、セルリアン
青、マンガン紫、コバルト紫などが挙げられ、これらは
単独あるいは2種以上を組み合わせて用いられる。これ
らの中でも紫外線を遮断または吸収する能力の高い酸化
チタン(チタンホワイト)や亜鉛華などの白色顔料、コ
バルト青(コバルトブルー)などの青色顔料などが特に
好ましい。また、これらの無機顔料は、通常、0.01
〜5μm程度の微粒子であるのが好ましい。
【0037】無機顔料を配合させる場合、その配合量
は、エラストマー100重量部に対して、通常5〜25
0重量部、好ましくは20〜200重量部、さらに好ま
しくは30〜150重量部の範囲で選ばれる。この配合
割合が少な過ぎると耐候性改善の効果が小さく、逆に、
過大であるとエラストマーヘの練り込みが困難となリ、
かつ、処理液にした場合に沈降し易い。含浸剤には、耐
候性をさらに改善するために、紫外線吸収剤を配合する
ことができる。紫外線吸収剤としては、例えばサリチル
酸誘導体、ベンゾフェノン系のもの、ベンゾトリアゾー
ル系のものなどが挙げられる。
【0038】サリチル酸誘導体としては、サリチル酸フ
ェニル、サリチル酸p‐オクチルフェニル、サリチル酸
p‐第三ブチルフェニルなどが挙げられる。ベンゾフェ
ノン系のものとしては、2,4‐ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐メトキシベンゾフェノ
ン、2,2′‐ジヒドロキシ‐4‐メトキシベンゾフェ
ノン、2,2′‐ジヒドロキシ‐4,4′‐ジメトキシ
ベンゾフェノン、2,2′‐ジヒドロキシ‐4,4′‐
ジメトキシ‐5‐スルホベンゾフェノン、2‐ヒドロキ
シ‐4‐メトキシ‐2′‐カルボキシベンゾフェノン、
2‐ヒドロキシ‐4‐メトキシ‐5‐スルホベンゾフェ
ノン・トリヒドレート、2‐ヒドロキシ‐4‐n‐オク
トキシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐オクタデ
シロキシベンゾフェノン、2,2′,4,4′‐テトラ
ヒドロキシベンゾフェノン、4‐ドデシロキシ‐2‐ヒ
ドロキシベンゾフェノン、2‐ヒドロキシ‐4‐(2‐
ヒドロキシ‐3‐メタクリロキシ)プロポキシベンゾフ
ェノン、ビス(2‐メトキシ‐4‐ヒドロキシ‐5‐ベ
ンゾイルフェニル)メタンなどが挙げられる。ベンゾト
リアゾール系のものとしては、2‐(2′‐ヒドロキシ
‐5′‐メチル‐フェニル)ベンゾトリアゾール、2‐
(2′‐ヒドロキシ‐3′,5′‐ジ‐第三ブチル‐フ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2‐(2′‐ヒドロキシ
‐3′‐第三ブチル‐5′‐メチル‐フェニル)‐5‐
クロロベンゾトリアゾール、2‐(2′‐ヒドロキシ‐
3′,5′‐ジ第三ブチル‐フェニル)‐5‐クロロベ
ンゾトリアゾール、2‐(2′‐ヒドロキシ‐4′‐n
‐オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2‐
(2′‐ヒドロキシ‐5′‐第三ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2‐(2′‐ヒドロキシ‐3′,5′
‐ジ‐第三アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2‐
[2′‐ヒドロキシ‐3′‐(3″,4″,5″,6″
‐テトラヒドロフタルイミドメチル)‐5′‐メチルフ
ェニル]ベンゾトリアゾール、2,2‐メチレンビス
[4‐(1,1,3,3‐テトラメチルブチル)‐6‐
(2H‐ベンゾトリアゾール‐2‐イル)フェノール]
などが挙げられる。その他、シアノアクリレート系紫外
線吸収剤として、例えば2‐エチルヘキシル‐2‐シア
ノ‐3,3′‐ジフェニルアクリレート、エチル‐2‐
シアノ‐3,3′‐ジフェニルアクリレートなどが挙げ
られる。
【0039】紫外線吸収剤を配合する場合、その配合割
合は、エラストマー100重量部に対して、0.1重量
部以上である。この配合割合が0.1重量部未満では添
加効果が小さいし、また多すぎても量の割りには効果の
向上が見られず、コスト高となるので、通常、5重量部
までの範囲で使用される。
【0040】紙基材を含浸剤で含浸処理するには、含浸
剤を含有する処理液に紙基材を浸漬することにより行
う。紙基材への含浸剤の含浸量は、乾燥重量で、通常2
〜15g/m2、好ましくは3〜10g/m2の範囲で選
ばれる。
【0041】支持体が樹脂フィルムである場合、その材
質としては、例えばポリエステル、ポリオレフィン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ビニロ
ン、レーヨン、ポリアミドなどが挙げられ、中でもポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ナイロンが好ましい。
【0042】支持体はその種類や使用目的などにより種
々の厚さや幅のものが用いられる。支持体の厚さは、紙
基材では通常20〜200μm、好ましくは30〜10
0μm、布では通常70〜400μm、好ましくは10
0〜250μm、樹脂フィルムでは通常10〜200μ
m、好ましくは20〜70μm、フラットヤーンでは通
常50〜200μm、好ましくは80〜150μmの範
囲で選ばれる。支持体の幅は通常5〜1500mm、好
ましくは10〜300mmの範囲で選ばれる。支持体と
して特に好ましいのはロール状あるいは円筒状に巻かれ
た巻回物である。
【0043】積層構造の支持体を用いる場合には、この
支持体はインフレーション法やTダイ法等のような公知
の押出し法により共押出しするか、または、別個に押し
出された個々のフィルムを熱圧着ロールでの熱接着等の
ような公知の貼合わせ法により貼合わせて作製される。
【0044】本発明のマスキングテープを作製するに
は、支持体上に接着剤層を設ける方法として通常使用さ
れている方法、例えば流えん法、ロールコータ法、リバ
ースコータ法、ドクターブレード法、バーコータ法、コ
ンマコータ法、ファウンテンダイコータ法、リップコー
タ法などが用いられ、中でもコンマコータ法、リップコ
ータ法が好ましい。また、接着剤層の厚さは通常5〜2
00μm、好ましくは10〜100μmである。本発明
のマスキングテープは、ロール状あるいは円筒状の巻回
物である支持体を巻き戻しながら送給し、その片面に上
記接着剤を常法で塗被し、接着剤層を内方に巻き込むよ
うに適当な芯材を中にして巻回することによって得られ
る巻回物の形態のものが好ましい。
【0045】本発明のマスキングテープにおいては、接
着剤面と反対側の支持体の背面に背面処理層を設けても
よい。この背面処理層は、接着剤の含浸を防止するとと
もに、剥離を容易に行えるように腰をもたせるために設
けられた層であり、その材質としては、通常、樹脂、好
ましくはシェラック、ポリビニルアルコール樹脂、ポリ
酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル・アクリル酸エステル共重
合樹脂、水酸基含有脂肪族不飽和炭化水素・(メタ)ア
クリロニトリル共重合樹脂の他、ヒドロキシ(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリロニトリル及び(メタ)ア
クリル酸よりなる群から選ばれた少なくとも1種と(メ
タ)アクリル酸エステルとスチレンとの共重合樹脂が挙
げられる。背面処理層の厚さは、乾燥膜厚で通常0.1
〜20μm、好ましくは1〜10μmの範囲で選ばれ
る。
【0046】また、支持体の背面には直接又は背面処理
層を介して剥離剤層を設けてもよい。この剥離剤層は、
ロール状に巻回したマスキングテープの剥離あるいは展
開をスムーズにするのに有効である。剥離剤層は、剥離
剤をその塗布面に通常0.01〜10g/m2、好まし
くは0.1〜1g/m2の範囲の塗布量で塗布すること
により設けられる。
【0047】この剥離剤層における剥離剤については特
に制限はなく、例えば以下に示すものが挙げられる。 1)アルキルペンダント系剥離剤; ステアリルアクリレートとアクリル酸、アクリロニ
トリル又は酢酸ビニルの共重合物。 ステアリルアクリルアミドとアクリル酸又はアクリ
ロニトリルの共重合物。 ステアリルビニルエーテルとアクリル酸、無水マレ
イン酸又はアクリロニトリルの共重合物。 セルロース又はポリビニルアルコールと塩化ステア
ロイルとの反応生成物。 ポリビニルアルコール、部分アセタール化ポリビニ
ルアルコール、セルロース誘導体、ポリエステルなどの
活性水素をもつポリマーをステアリルイソシアネートな
どの脂肪族イソシアネートで変性したもの。 2)縮合ワックス系剥離剤; ベヘニルアミノプロピルアミン又はα‐モノステア
レートとジカルボン酸又はポリイソシアネート化合物と
の反応生成物であるポリアミド、ポリエステル、ポリウ
レタン。 長鎖アルキルワーナー錯塩。 シエラックワックス。 3)ポリエチレンイミン誘導体; ポリ(N‐ステアロイルエチレンイミン)。 ポリエチレンイミンと脂肪族イソシアネート例えば
1837NCOとの反応生成物であるアルキル尿素誘導
体。
【0048】本発明の車両塗装用マスキングテープは、
その支持体と同様な材質のものへの重ね貼りが良好であ
ることから、該マスキングテープに、その接着剤層と一
部重なる状態で捨て張り紙、捨て張りフィルム又は捨て
張りシートを貼り付けて車両塗装用マスカーとすること
ができる。このマスカーの好適な形態も巻回物であり、
その幅もマスカーとしての機能を十分発揮しうるように
広く、例えば5〜200cm程度とするのが好ましい。
【0049】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定される
ものではない。
【0050】実施例1 撹拌装置、還流冷却管、温度計及び滴下ロートを備えた
反応器に水160gとエレミノールJS−2(商品名、
三洋化成工業社製、反応性乳化剤)1.25gとを仕込
み、60℃に昇温した。次いで、撹拌しながら、過硫酸
アンモニウムの10%水溶液12gを加えた後、アクリ
ル酸10g,アクリル酸2‐エチルヘキシル465g,
アクリロニトリル25g,エレミノールJS−2(商品
名、三洋化成工業社製、反応性乳化剤)11.25g及
び水215gからなるモノマーエマルションを滴下ロー
トから4時間かけて滴下し、乳化重合させた。この間、
重合温度は60℃に保ち、滴下終了後65〜75℃で熟
成反応を3.5時間行った。反応後、反応液を30℃に
放冷し、25%アンモニア水5.5gと、フォアマスタ
ーAP(商品名、サンノプコ社製、消泡剤)0.18g
とを添加し、不揮発分54.5重量%,粘度3500m
Pa・s,pH7.5の水性エマルションを調製した。
このエマルションは一液型の感圧接着剤であり、これを
乾燥後の塗膜の厚さが30μmになるように紙基材上に
塗布し、乾燥したのち、10mm×150mmの矩形状
に切断して、試験片を作製した。
【0051】実施例2〜6 表1に示す種類と量のモノマー成分、反応性乳化剤及び
場合により非反応性乳化剤を用いた以外は実施例1と同
様にして試験片を作製した。
【0052】比較例1 表1に示す種類と量のモノマー成分及び反応性乳化剤を
用いた以外は実施例1と同様にして試験片を作製した。
【0053】比較例2 表1に示す種類と量のモノマー成分及び非反応性乳化剤
を用いた以外は実施例1と同様にして試験片を作製し
た。
【0054】各実施例及び比較例の試験片について以下
のようにして諸特性を測定又は評価した。その結果を表
1に示す。
【0055】1)粘着力:JIS−Z−0237に準じ
て180度引き剥がし粘着力を測定した。 2)経時粘着力:JIS−Z−0237に準じてSUS
板に貼り付けた試験片を65℃雰囲気下に24時間さら
した後180度引き剥がし粘着力を測定した。 3)耐剥離性:JIS−Z−0237に準じてSUS板
に貼り付けた試験片の一方におもりを付け、100℃雰
囲気下で90度の角度に垂らすことにより一定時間内の
試験片の剥がれ具合を次の基準で判定した。 A:全く剥がれず不動。 B:一部剥がれて少し移動。 C:かなり剥がれて大きく移動。 D:完全に剥がれて落下。 4)被着体への耐汚染性:試験片をSUS板に貼り付
け、アトラス・ユーブコン(商品名、東洋精機社製、耐
候性促進試験機)を用い、紫外線を60℃で4時間照射
したのち、40℃、湿度90%下に4時間放置する処理
を1サイクルとし、これを3サイクル、合計24時間繰
り返し、次いでSUS板の汚染の状態を目視にて次の基
準で判定した。 ○:汚染なし △:わずかに汚染あり ×:全面汚染 5)耐水性:試験片をゴム板に貼り付け、20℃雰囲気
下で3日間放置した後、1時間浸水させ、粘着剤の移行
(転写)の有無を調べ次の基準で判定した。 ○:移行なし ×:移行あり 6)耐熱性:試験片をゴム板に貼り付け、100℃雰囲
気下で1時間放置した後、粘着剤の移行(転写)の有無
を調べ次の基準で判定した。 ○:移行なし ×:移行あり
【0056】
【表1】
【0057】注) JS−2:三洋化成工業社製、エレミノールJS−2
(スルホン酸ナトリウム塩型、純分40%)。 HS−10:第一工業製薬社製、アクアロンHS−10
(硫酸エステルアンモニウム塩型、純分100%)。 S−180A:花王社製、ラテムルS−180A(スル
ホン酸ナトリウム塩型、純分42%)。 SE−10N:旭電化工業社製、アデカリアソープSE
−10N(スルホン酸アンモニウム塩型、純分100
%)。 RE−610Na:東邦化学工業社製、フォスファノー
ルRE−610(ポリオキシエチレンアルキルエーテル
リン酸エステル、純分100%)のナトリウム塩。 ES−70:三洋化成工業社製、エレミノールES−7
0(ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル硫酸エ
ステルアンモニウム塩、純分80%)。
【0058】
【発明の効果】本発明の車両塗装用マスキングテープ
は、耐水性、耐熱性、耐剥離性に優れ、ボディや窓ガラ
スゴム部分などの被着体への接着剤の残留や汚染がな
く、しかも常温で十分な粘着力を有し、重ね貼り性に優
れる上に、高温でも粘着力の低下が少なく、重ね貼り性
に優れ、湾曲面や凹凸の大きい被着面にもよく追従密着
し、皺になったり、浮き上がったり、めくれたりするこ
とのないという優れた追従性を示すなどといったバラン
スのよい性能を備えるという顕著な効果を奏する。本発
明の車両塗装用マスカーは、上記特性をもつマスキング
テープを用いているので、重ね貼りが良好であるという
顕著な効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮永 肇 大阪府枚方市招提田近1丁目13番地 中央 理化工業株式会社内 (72)発明者 岩崎 敏夫 大阪府枚方市招提田近1丁目13番地 中央 理化工業株式会社内 (72)発明者 宮田 進也 大阪府枚方市招提田近1丁目13番地 中央 理化工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の片面に、(A)アルキル基の炭
    素数が4〜12のアクリル酸アルキルエステル及び/又
    はアルキル基の炭素数が4〜18のメタクリル酸アルキ
    ルエステル85〜98.9重量%、(B)アクリロニト
    リル及び/又はメタクリロニトリル1〜10重量%及び
    (C)α,β‐不飽和カルボン酸0.1〜5重量%から
    成るモノマー混合物をアニオン性反応性乳化剤の存在下
    で乳化重合して得られる一液型アクリルエマルション系
    感圧接着剤の層を設けたことを特徴とする車両塗装用マ
    スキングテープ。
  2. 【請求項2】 支持体の片面に、(A)アルキル基の炭
    素数が4〜12のアクリル酸アルキルエステル及び/又
    はアルキル基の炭素数が4〜18のメタクリル酸アルキ
    ルエステル85〜98.9重量%、(B)アクリロニト
    リル及び/又はメタクリロニトリル1〜10重量%及び
    (C)α,β‐不飽和カルボン酸0.1〜5重量%から
    成るモノマー混合物100重量部に対し40重量部を超
    えない量のこれら成分と共重合可能なモノマーを配合し
    て成るモノマー混合物をアニオン性反応性乳化剤の存在
    下で乳化重合して得られる一液型アクリルエマルション
    系感圧接着剤の層を設けたことを特徴とする車両塗装用
    マスキングテープ。
  3. 【請求項3】 支持体として紙基材を用いる請求項1又
    は2記載の車両塗装用マスキングテープ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の車両塗装用マ
    スキングテープに、その接着剤層と一部重なる状態で捨
    て張り紙、捨て張りフィルム又は捨て張りシートを貼り
    付けたことを特徴とする車両塗装用マスカー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001031938A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Nippon Zeon Co Ltd 再剥離性感圧接着剤用ラテックス、それを用いた再剥離性感圧接着剤組成物およびそれを用いた被記録材料
JP6296583B1 (ja) * 2017-06-29 2018-03-20 サイデン化学株式会社 粘着剤、粘着テープ、及び粘着剤の製造方法

Cited By (3)

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JP2019011385A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 サイデン化学株式会社 粘着剤、粘着テープ、及び粘着剤の製造方法

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