JPH10314647A - 両面同時塗工装置 - Google Patents
両面同時塗工装置Info
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- JPH10314647A JPH10314647A JP12205598A JP12205598A JPH10314647A JP H10314647 A JPH10314647 A JP H10314647A JP 12205598 A JP12205598 A JP 12205598A JP 12205598 A JP12205598 A JP 12205598A JP H10314647 A JPH10314647 A JP H10314647A
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来不可能とされていた高粘度な塗工液の両面
同時塗工をも可能にする両面同時塗工装置。 【解決手段】基材用搬送路Rを介して対峙する二つのダ
イ11,12を所定塗工位置で停止できるように配設
し、各ダイ11(12)は、搬送路Rを横断する方向に
沿って延設した塗工液押出スリット13(14)と、塗
工液押出スリット13(14)より基材搬出側に位置す
る搬送路Rの局部と対面し且つこの局部との間で塗工液
溜空間S1 (S2 )を形成するリップ面15(16)と
を備えると共に、リップ面15(16)の出口縁部15
a(16a)と搬送路との間に塗工膜形成間隙E1 (E
2 )を形成し、両ダイ11,12のリップ面15,16
どうしを搬送路Rを介して対向させことである。また、
リップ面15(16)の入口縁部に、塗工液押出スリッ
ト13(14)を開口することもある。
同時塗工をも可能にする両面同時塗工装置。 【解決手段】基材用搬送路Rを介して対峙する二つのダ
イ11,12を所定塗工位置で停止できるように配設
し、各ダイ11(12)は、搬送路Rを横断する方向に
沿って延設した塗工液押出スリット13(14)と、塗
工液押出スリット13(14)より基材搬出側に位置す
る搬送路Rの局部と対面し且つこの局部との間で塗工液
溜空間S1 (S2 )を形成するリップ面15(16)と
を備えると共に、リップ面15(16)の出口縁部15
a(16a)と搬送路との間に塗工膜形成間隙E1 (E
2 )を形成し、両ダイ11,12のリップ面15,16
どうしを搬送路Rを介して対向させことである。また、
リップ面15(16)の入口縁部に、塗工液押出スリッ
ト13(14)を開口することもある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックフイ
ルム,布,金属板又は紙等の帯状基材の両面に、塗工液
を同時塗工するための両面同時塗工装置に関する。
ルム,布,金属板又は紙等の帯状基材の両面に、塗工液
を同時塗工するための両面同時塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面同時塗工装置は、図8に示す
如く、基材用搬送路Rが浸漬する液溜部1aを設けた塗
工液溜具1と、液溜部1aより基材搬出側に配置したス
クイズロール2とを備え、液溜部1aを通過する帯状基
材Aの両面に塗工液Hを付着させ、スクイズロール2を
通過する際に塗工膜厚みを規制するものである。
如く、基材用搬送路Rが浸漬する液溜部1aを設けた塗
工液溜具1と、液溜部1aより基材搬出側に配置したス
クイズロール2とを備え、液溜部1aを通過する帯状基
材Aの両面に塗工液Hを付着させ、スクイズロール2を
通過する際に塗工膜厚みを規制するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の両面同時塗工装
置は、低粘度の塗工液には適しているが、高粘度の塗工
液には不適である。何故ならば、高粘度の塗工液の流動
性が非常に悪いため、溜液部1aに基材Aを浸漬するこ
とが非常に困難であり、仮に浸漬することができたとし
ても、多量に付着した塗工液の膜厚みをスクイズロール
2で規制すること及び平滑な塗工膜表面を得ることが非
常に難しいからである。本発明は、従来不可能とされて
いた高粘度な塗工液の両面同時塗工をも可能にする両面
同時塗工装置の提供を目的とする。
置は、低粘度の塗工液には適しているが、高粘度の塗工
液には不適である。何故ならば、高粘度の塗工液の流動
性が非常に悪いため、溜液部1aに基材Aを浸漬するこ
とが非常に困難であり、仮に浸漬することができたとし
ても、多量に付着した塗工液の膜厚みをスクイズロール
2で規制すること及び平滑な塗工膜表面を得ることが非
常に難しいからである。本発明は、従来不可能とされて
いた高粘度な塗工液の両面同時塗工をも可能にする両面
同時塗工装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る両面同時塗
工装置 (以下、「本発明装置」という) が採用した手段
は、基材用搬送路を介して対峙する二つのダイを所定塗
工位置で停止できるように配設し、各ダイは、該搬送路
を横断する方向に沿って延設した塗工液押出スリット
と、塗工液押出スリットより基材搬出側に位置する該搬
送路の局部と対面し且つこの局部との間で塗工液溜空間
を形成するリップ面とを備えると共に、リップ面の出口
縁部と該搬送路との間に塗工膜形成間隙を形成し、両ダ
イのリップ面どうしを該搬送路を介して対向させことで
ある。また、本発明装置は、前記リップ面の入口縁部
に、前記塗工液押出スリットを開口することもある。
工装置 (以下、「本発明装置」という) が採用した手段
は、基材用搬送路を介して対峙する二つのダイを所定塗
工位置で停止できるように配設し、各ダイは、該搬送路
を横断する方向に沿って延設した塗工液押出スリット
と、塗工液押出スリットより基材搬出側に位置する該搬
送路の局部と対面し且つこの局部との間で塗工液溜空間
を形成するリップ面とを備えると共に、リップ面の出口
縁部と該搬送路との間に塗工膜形成間隙を形成し、両ダ
イのリップ面どうしを該搬送路を介して対向させことで
ある。また、本発明装置は、前記リップ面の入口縁部
に、前記塗工液押出スリットを開口することもある。
【0005】本発明装置の作用は、図面に示す実施例に
基づいて説明すると次の通りである。図1及び図2に示
す如く、基材用搬送路Rを一定搬送速度で通過する帯状
基材Aに向かってダイ11,12の各塗工液押出スリッ
ト13,14から定量的に押出された高粘度 (例えば、
30〜100,000cps)の塗工液B1 ,B2 は、
基材Aに導かれて、基材Aとリップ面15,16との間
に形成された塗工液溜空間S1 ,S2 に至り、一定厚み
の塗工液溜B1 −1,B2 −1を形成する。塗工液溜空
間S1 ,S2 の塗工液溜B1 −1,B2 −1は、上記塗
工液B1 ,B2の連続的な供給を受けて内圧が上昇し、
基材Aの表面局部Aa−1,Aa−2を両側から釣合う
内圧で押圧する。押圧された基材Aは、リップ面15,
16の中間所定位置を通過して、リップ面15,16の
出口縁部15a,16aと基材表面Aa,Aaとの間に
塗工膜形成間隙E1 ,E2 を形成し、この間隙寸法W1
−1,W1 −2を一定値に維持する。上記塗工液溜B1
−1,B2 −1で内圧の上昇した塗工液B1 ,B2 は、
基材表面局部Aa−1,Aa−2に塗着した状態で、一
定間隙寸法W1 −1,W1 −2の塗工膜形成間隙E1 ,
E2 を通過して、基材Aの両表面Aa,Aaに一定膜厚
W2 −1,W2 −2の塗工膜B1 −2,B2−2を形成
する。
基づいて説明すると次の通りである。図1及び図2に示
す如く、基材用搬送路Rを一定搬送速度で通過する帯状
基材Aに向かってダイ11,12の各塗工液押出スリッ
ト13,14から定量的に押出された高粘度 (例えば、
30〜100,000cps)の塗工液B1 ,B2 は、
基材Aに導かれて、基材Aとリップ面15,16との間
に形成された塗工液溜空間S1 ,S2 に至り、一定厚み
の塗工液溜B1 −1,B2 −1を形成する。塗工液溜空
間S1 ,S2 の塗工液溜B1 −1,B2 −1は、上記塗
工液B1 ,B2の連続的な供給を受けて内圧が上昇し、
基材Aの表面局部Aa−1,Aa−2を両側から釣合う
内圧で押圧する。押圧された基材Aは、リップ面15,
16の中間所定位置を通過して、リップ面15,16の
出口縁部15a,16aと基材表面Aa,Aaとの間に
塗工膜形成間隙E1 ,E2 を形成し、この間隙寸法W1
−1,W1 −2を一定値に維持する。上記塗工液溜B1
−1,B2 −1で内圧の上昇した塗工液B1 ,B2 は、
基材表面局部Aa−1,Aa−2に塗着した状態で、一
定間隙寸法W1 −1,W1 −2の塗工膜形成間隙E1 ,
E2 を通過して、基材Aの両表面Aa,Aaに一定膜厚
W2 −1,W2 −2の塗工膜B1 −2,B2−2を形成
する。
【0006】
(第1実施例)図1乃至図4は、第1実施例の本発明装置
10を示すものである。本発明装置10は、図1に示す
如く、基材用搬送路Rの外側適所に、該搬送路Rを介し
て対峙する二つのダイ11,12を配設してある。該搬
送路Rは、ガイドロール45とフローテイング乾燥装置
46等との間に、垂直状態、水平状態 (図示は省略) 又
は傾斜状態に形成したものである。搬送方向 (矢符C方
向) に高張力を負荷できない帯状基材A (例えば、布
等) の場合には、搬送路Rの両縁外側に、基材Aの耳端
部を把持するクリップ付きチエーン (図示は省略) を配
設する。
10を示すものである。本発明装置10は、図1に示す
如く、基材用搬送路Rの外側適所に、該搬送路Rを介し
て対峙する二つのダイ11,12を配設してある。該搬
送路Rは、ガイドロール45とフローテイング乾燥装置
46等との間に、垂直状態、水平状態 (図示は省略) 又
は傾斜状態に形成したものである。搬送方向 (矢符C方
向) に高張力を負荷できない帯状基材A (例えば、布
等) の場合には、搬送路Rの両縁外側に、基材Aの耳端
部を把持するクリップ付きチエーン (図示は省略) を配
設する。
【0007】各ダイ11 (12) は、搬送路Rを横断す
る方向に沿って延設した塗工液押出スリット13(1
4)と、図2に示す如く、塗工液押出スリット13(1
4)より基材搬出側に位置する搬送路Rの局部Raと対
面し且つこの局部Raとの間で塗工液溜空間S
1 (S2 )を形成する剛性のリップ面15(16)とを
備えている。両ダイ11,12は、搬送路Rを介してリ
ップ面15,16が対向するように配置してある。
る方向に沿って延設した塗工液押出スリット13(1
4)と、図2に示す如く、塗工液押出スリット13(1
4)より基材搬出側に位置する搬送路Rの局部Raと対
面し且つこの局部Raとの間で塗工液溜空間S
1 (S2 )を形成する剛性のリップ面15(16)とを
備えている。両ダイ11,12は、搬送路Rを介してリ
ップ面15,16が対向するように配置してある。
【0008】各ダイ11(12)は、図3の正面図及び
図4の左側断面図に示す如く、案内具18(19)で搬
送路Rに向かって離接移動自在に支持してある。案内具
18及び19の夫々は、左右の固定側フレーム20,2
1の内側に配設した案内レール22,23と、案内レー
ル22,23に円滑に案内されて搬送路Rに向かって進
退するものであつてダイ11又は12を支持固定する移
動フレーム24と、移動フレーム24に出力端26a,
26aを接続して移動フレーム24を進退駆動する左右
のエアーシリンダー26,26等からなる駆動手段25
と、移動フレーム24を所定塗工位置で停止して対向す
る両ダイ11,12のリップ面15,16の間隔を調節
する左右のストッパー27,27とからなる。
図4の左側断面図に示す如く、案内具18(19)で搬
送路Rに向かって離接移動自在に支持してある。案内具
18及び19の夫々は、左右の固定側フレーム20,2
1の内側に配設した案内レール22,23と、案内レー
ル22,23に円滑に案内されて搬送路Rに向かって進
退するものであつてダイ11又は12を支持固定する移
動フレーム24と、移動フレーム24に出力端26a,
26aを接続して移動フレーム24を進退駆動する左右
のエアーシリンダー26,26等からなる駆動手段25
と、移動フレーム24を所定塗工位置で停止して対向す
る両ダイ11,12のリップ面15,16の間隔を調節
する左右のストッパー27,27とからなる。
【0009】前記ダイ11(12)は、図1及び図2に
示す如く、二つ割りのボディー28,29(30,3
1)と、ボディー28,29(30,31)の先端に取
着した剛性の素材から成るリップ32,33(34,3
5)とを備え、リップ32,33(34,35)の間に
塗工液押出スリット13(14)を形成し、ボディー2
8,29(30,31)の間に、塗工液Bを塗工液押出
スリット13(14)のスリット長手方向 (即ち、基材
用搬送路Rの横断方向) に均一分散させるためのマニホ
ールド38(39)を形成し、ボディー28(30)に
塗工液供給孔 (図示は省略) を穿設してある。
示す如く、二つ割りのボディー28,29(30,3
1)と、ボディー28,29(30,31)の先端に取
着した剛性の素材から成るリップ32,33(34,3
5)とを備え、リップ32,33(34,35)の間に
塗工液押出スリット13(14)を形成し、ボディー2
8,29(30,31)の間に、塗工液Bを塗工液押出
スリット13(14)のスリット長手方向 (即ち、基材
用搬送路Rの横断方向) に均一分散させるためのマニホ
ールド38(39)を形成し、ボディー28(30)に
塗工液供給孔 (図示は省略) を穿設してある。
【0010】前記ダイ11(12)は、塗工液供給装置
(図示は省略) から塗工液供給孔に塗工液B1 (B2 )
が供給されると、塗工液B1 (B2 ) をマニホールド3
8(39)で長手方向へ均一に分散して塗工液押出スリ
ット13(14)に導き、帯状用搬送路Rを通過する基
材Aに向かって塗工液B1 (B2 ) を押出す。図2に示
す如く、基材Aの表面局部Aa−1(Aa−2) に押出
された塗工液B1 (B2 ) は、矢符C方向に一定速度で
搬送中の基材Aに同伴されて楔状の塗工液溜空間S1
(S2 ) に導かれ、一定厚みの塗工液溜B1 −1(B2
−1)を形成する。この塗工液溜B1 −1(B2 −1)
の塗工液B1 (B2 ) は、上記塗工液B1(B2 ) の連続
的な供給により内圧が上昇し、基材表面局部Aa−1
(Aa−2)に塗着した状態で、一定間隙寸法W1 −1
(W1 −2)の塗工膜形成間隙E1(E2 ) を通過し
て、基材Aの両面に一定膜厚W2 −1,W2 −2の塗工
膜B1−2 (B2 −2) を形成する。なお、チキソトロ
ピー特性を有する塗工液B1 (B2 ) にあつては、塗工
液溜空間E1 (E2 ) で受ける適切な剪断力により粘度
が瞬時に低下し、基材表面Aa (Aa) に対して円滑に
塗工される。
(図示は省略) から塗工液供給孔に塗工液B1 (B2 )
が供給されると、塗工液B1 (B2 ) をマニホールド3
8(39)で長手方向へ均一に分散して塗工液押出スリ
ット13(14)に導き、帯状用搬送路Rを通過する基
材Aに向かって塗工液B1 (B2 ) を押出す。図2に示
す如く、基材Aの表面局部Aa−1(Aa−2) に押出
された塗工液B1 (B2 ) は、矢符C方向に一定速度で
搬送中の基材Aに同伴されて楔状の塗工液溜空間S1
(S2 ) に導かれ、一定厚みの塗工液溜B1 −1(B2
−1)を形成する。この塗工液溜B1 −1(B2 −1)
の塗工液B1 (B2 ) は、上記塗工液B1(B2 ) の連続
的な供給により内圧が上昇し、基材表面局部Aa−1
(Aa−2)に塗着した状態で、一定間隙寸法W1 −1
(W1 −2)の塗工膜形成間隙E1(E2 ) を通過し
て、基材Aの両面に一定膜厚W2 −1,W2 −2の塗工
膜B1−2 (B2 −2) を形成する。なお、チキソトロ
ピー特性を有する塗工液B1 (B2 ) にあつては、塗工
液溜空間E1 (E2 ) で受ける適切な剪断力により粘度
が瞬時に低下し、基材表面Aa (Aa) に対して円滑に
塗工される。
【0011】なお、本発明装置10は、高粘度の塗工液
B1 (B2 ) の両面同時塗工は勿論のこと、低粘度の塗
工液の両面同時塗工も可能である。
B1 (B2 ) の両面同時塗工は勿論のこと、低粘度の塗
工液の両面同時塗工も可能である。
【0012】(第2実施例)図5乃至図7は、本発明装置
と関連する両面同時塗工装置50を示すものである。第
2実施例の両面同時塗工装置50の特徴とする所は、帯
状基材搬送方向 (矢符C方向) に沿って厚薄のある帯状
基材Aの両表面Aa,Aaに対して均一塗工膜厚みの塗
工ができるように、二つのダイ11,12の一方のダイ
11を所定塗工位置に固定し、他方のダイ12を基材用
搬送路Rに向かって離接移動自在に配置し且つダイ12
を押圧手段55で搬送路Rに向かって押圧した点であ
る。
と関連する両面同時塗工装置50を示すものである。第
2実施例の両面同時塗工装置50の特徴とする所は、帯
状基材搬送方向 (矢符C方向) に沿って厚薄のある帯状
基材Aの両表面Aa,Aaに対して均一塗工膜厚みの塗
工ができるように、二つのダイ11,12の一方のダイ
11を所定塗工位置に固定し、他方のダイ12を基材用
搬送路Rに向かって離接移動自在に配置し且つダイ12
を押圧手段55で搬送路Rに向かって押圧した点であ
る。
【0013】本実施例の両面同時塗工装置50が前記第
1実施例の本発明装置10と大きく異なる点は、ダイ1
2を案内する案内具19に設けた左右のストッパー5
7,57と押圧手段55である。各ストッパー57は、
移動フレーム24に当接するストッパー先端57aを進
退自在としてある。ストッパー先端57aの進退領域
は、ダイ12を搬送路Rに接近した位置で一時停止させ
る前進待機位置 (図6(A)参照) からダイ12のリップ
35 (図7参照) を搬送路Rに当接することが可能な塗
工位置 (同図(B) 参照) までとしてある。
1実施例の本発明装置10と大きく異なる点は、ダイ1
2を案内する案内具19に設けた左右のストッパー5
7,57と押圧手段55である。各ストッパー57は、
移動フレーム24に当接するストッパー先端57aを進
退自在としてある。ストッパー先端57aの進退領域
は、ダイ12を搬送路Rに接近した位置で一時停止させ
る前進待機位置 (図6(A)参照) からダイ12のリップ
35 (図7参照) を搬送路Rに当接することが可能な塗
工位置 (同図(B) 参照) までとしてある。
【0014】上記押圧手段55は、基材用搬送路Rに向
かって移動する左右の各出力端56aを移動フレーム2
4に接続した左右一組のエアーシリンダー56,56か
らなる。左右のエアーシリンダー56,56に圧縮空気
を供給する空気配管系統 (図示は省略) は、ダイ12を
後退待機位置 (図5参照) からリップ35 (図7参照)
の先端が搬送路Rに接近する前進待機位置 (図6(A) 参
照) まで前進させる圧縮空気を供給した後、上記ストッ
パー先端57aが塗工位置 (同図(B) 参照) に向かって
後退を開始する信号を受けて、各エアーシリンダー56
に所望圧力の圧縮空気を供給して各出力端56aからP
2 /2の押圧力をダイ12に伝達させ、更に塗工終了の
ときにダイ12を上記後退待機位置 (図5参照) まで強
制後退させる圧縮空気を供給するようにしてある。
かって移動する左右の各出力端56aを移動フレーム2
4に接続した左右一組のエアーシリンダー56,56か
らなる。左右のエアーシリンダー56,56に圧縮空気
を供給する空気配管系統 (図示は省略) は、ダイ12を
後退待機位置 (図5参照) からリップ35 (図7参照)
の先端が搬送路Rに接近する前進待機位置 (図6(A) 参
照) まで前進させる圧縮空気を供給した後、上記ストッ
パー先端57aが塗工位置 (同図(B) 参照) に向かって
後退を開始する信号を受けて、各エアーシリンダー56
に所望圧力の圧縮空気を供給して各出力端56aからP
2 /2の押圧力をダイ12に伝達させ、更に塗工終了の
ときにダイ12を上記後退待機位置 (図5参照) まで強
制後退させる圧縮空気を供給するようにしてある。
【0015】エアーシリンダー56,56の出力の合力
P2 は、図7に示す如く、楔状の塗工液溜空間S2 に形
成された塗工液溜B2 −1の塗工液B2 がダイ12のリ
ップ面16を押圧する押圧力の合力P1 と釣合う。も
し、基材Aに厚薄があつた場合には、ダイ12は、基材
Aの厚薄に追従して移動する。追従する理由は、ダイ1
2が基材用搬送路Rに向かって離接移動自在に配置され
且つダイ12の離接移動方向に沿って移動する押圧手段
55の出力端56a,56aでダイ12を基材用搬送路
Rに向かって押圧し、前記押圧力P1 及びP2 を釣合わ
せているからである。ダイ12が追従するため、ダイ1
2(11)のリップ面16(15)の出口縁部16a
(15a)と基材表面Aa(Aa)との間に形成された
塗工膜形成間隙E2 (E1 ) の間隙寸法W1 −2(W1
−1) は一定値に維持されることになり、基材Aの表面
Aa (Aa) に一定膜厚W2 −1 (W2 −2) の塗工膜
B1 −2 (B2 −2) を常に形成する。
P2 は、図7に示す如く、楔状の塗工液溜空間S2 に形
成された塗工液溜B2 −1の塗工液B2 がダイ12のリ
ップ面16を押圧する押圧力の合力P1 と釣合う。も
し、基材Aに厚薄があつた場合には、ダイ12は、基材
Aの厚薄に追従して移動する。追従する理由は、ダイ1
2が基材用搬送路Rに向かって離接移動自在に配置され
且つダイ12の離接移動方向に沿って移動する押圧手段
55の出力端56a,56aでダイ12を基材用搬送路
Rに向かって押圧し、前記押圧力P1 及びP2 を釣合わ
せているからである。ダイ12が追従するため、ダイ1
2(11)のリップ面16(15)の出口縁部16a
(15a)と基材表面Aa(Aa)との間に形成された
塗工膜形成間隙E2 (E1 ) の間隙寸法W1 −2(W1
−1) は一定値に維持されることになり、基材Aの表面
Aa (Aa) に一定膜厚W2 −1 (W2 −2) の塗工膜
B1 −2 (B2 −2) を常に形成する。
【0016】基材Aの厚薄により基材Aとリップ面1
5,16との間に形成される塗工液溜空間S1 ,S2 が
変動する場合には、図6(B) に示す如く、一方のダイ1
1を所定塗工位置に固定し、他方のダイ12を搬送路R
に向かって離接移動自在に配置し且つ搬送路Rに向かっ
て押圧手段55で押圧することにより均一塗工膜厚みの
両面同時塗工ができる。即ち、基材Aが薄くなると、図
7に示す如く、塗工液溜空間S1 ,S2 を厚くして塗工
液溜B1 −1,B2 −1の内圧を低下させる傾向を示す
が、押圧手段55の一定押圧力を受けているダイ12
は、塗工液溜空間S1 ,S2 を薄くする方向で且つリッ
プ面15,16の押圧力と塗工液溜B1 −1,B2 −1
とが釣合う位置まで前進する。逆に、基材Aが厚くなる
と、塗工液溜空間S1 ,S2 を薄くして塗工液溜B1 −
1,B2 −1の内圧を上昇させる傾向を示すが、押圧手
段55の一定押圧力を受けているダイ12は、塗工液溜
空間S1 ,S2 を厚くする方向で且つリップ面15,1
6の押圧力と塗工液溜B1 −1,B2 −1とが釣合う位
置まで後退する。その結果、押圧手段55で押圧された
離接移動自在のダイ12は、塗工液溜空間S1 ,S2 の
厚み及び塗工膜形成間隙E1 ,E2 の間隙寸法W1 −
1,W1 −2を一定値とし、基材Aの両表面Aa,Aa
に一定膜厚W2 −1,W2 −2の塗工膜B1 −2,B2
−2を常に形成する。
5,16との間に形成される塗工液溜空間S1 ,S2 が
変動する場合には、図6(B) に示す如く、一方のダイ1
1を所定塗工位置に固定し、他方のダイ12を搬送路R
に向かって離接移動自在に配置し且つ搬送路Rに向かっ
て押圧手段55で押圧することにより均一塗工膜厚みの
両面同時塗工ができる。即ち、基材Aが薄くなると、図
7に示す如く、塗工液溜空間S1 ,S2 を厚くして塗工
液溜B1 −1,B2 −1の内圧を低下させる傾向を示す
が、押圧手段55の一定押圧力を受けているダイ12
は、塗工液溜空間S1 ,S2 を薄くする方向で且つリッ
プ面15,16の押圧力と塗工液溜B1 −1,B2 −1
とが釣合う位置まで前進する。逆に、基材Aが厚くなる
と、塗工液溜空間S1 ,S2 を薄くして塗工液溜B1 −
1,B2 −1の内圧を上昇させる傾向を示すが、押圧手
段55の一定押圧力を受けているダイ12は、塗工液溜
空間S1 ,S2 を厚くする方向で且つリップ面15,1
6の押圧力と塗工液溜B1 −1,B2 −1とが釣合う位
置まで後退する。その結果、押圧手段55で押圧された
離接移動自在のダイ12は、塗工液溜空間S1 ,S2 の
厚み及び塗工膜形成間隙E1 ,E2 の間隙寸法W1 −
1,W1 −2を一定値とし、基材Aの両表面Aa,Aa
に一定膜厚W2 −1,W2 −2の塗工膜B1 −2,B2
−2を常に形成する。
【0017】
【発明の効果】 本発明装置は、従来不可能とされていた高粘度な塗
工液による両面同時塗工をも可能にするため、塗工液の
粘度選択領域を低粘度から高粘度まで広範囲にすること
ができる。 本発明装置は、基材表面とリップ面との間に塗工液
溜空間及び塗工膜形成間隙を形成することができるた
め、基材表面とリップ面を接触させることはない。その
結果、本発明装置は、高精度に仕上げられたリップ面を
傷付けることなく、長時間に亘る塗工を可能とし、塗工
設備の稼働効率を飛躍的に向上させる効果を有する。
工液による両面同時塗工をも可能にするため、塗工液の
粘度選択領域を低粘度から高粘度まで広範囲にすること
ができる。 本発明装置は、基材表面とリップ面との間に塗工液
溜空間及び塗工膜形成間隙を形成することができるた
め、基材表面とリップ面を接触させることはない。その
結果、本発明装置は、高精度に仕上げられたリップ面を
傷付けることなく、長時間に亘る塗工を可能とし、塗工
設備の稼働効率を飛躍的に向上させる効果を有する。
【図1】本発明装置の第1実施例を示すものであつて、
ダイ及び乾燥装置を示す部分断面した側面図。
ダイ及び乾燥装置を示す部分断面した側面図。
【図2】第1実施例の塗工状態におけるダイ先端の近傍
を拡大して示す側断面図。
を拡大して示す側断面図。
【図3】第1実施例の装置全体を示す正面図。
【図4】図3のIV−IV線における側断面図。
【図5】本発明装置と関連する第2実施例の両面同時塗
工装置を示すものであって、ダイが待機状態の側断面
図。
工装置を示すものであって、ダイが待機状態の側断面
図。
【図6】第2実施例を示すものであって、(A)はダイ
が前進待機状態の側断面図、(B)はダイが塗工状態の
側断面図。
が前進待機状態の側断面図、(B)はダイが塗工状態の
側断面図。
【図7】第2実施例を示すものであって、塗工状態のダ
イ先端の近傍を拡大して示す側断面図
イ先端の近傍を拡大して示す側断面図
【図8】従来の同時塗工装置を示す側面図
11(12)…ダイ、13(14)…塗工液押出スリッ
ト、15(16)…リップ面、15a(16a)…出口
縁部、S1 (S2 )…塗工液溜空間、E1 (E2)…塗
工膜形成間隙、R…基材用搬送路
ト、15(16)…リップ面、15a(16a)…出口
縁部、S1 (S2 )…塗工液溜空間、E1 (E2)…塗
工膜形成間隙、R…基材用搬送路
Claims (2)
- 【請求項1】基材用搬送路を介して対峙する二つのダイ
を所定塗工位置で停止できるように配設し、各ダイは、
該搬送路を横断する方向に沿って延設した塗工液押出ス
リットと、塗工液押出スリットより基材搬出側に位置す
る該搬送路の局部と対面し且つこの局部との間で塗工液
溜空間を形成するリップ面とを備えると共に、リップ面
の出口縁部と該搬送路との間に塗工膜形成間隙を形成
し、両ダイのリップ面どうしを該搬送路を介して対向さ
せことを特徴とする両面同時塗工装置。 - 【請求項2】前記リップ面の入口縁部に、前記塗工液押
出スリットを開口した請求項1記載の両面同時塗工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12205598A JP2929189B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 両面同時塗工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12205598A JP2929189B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 両面同時塗工装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20901289A Division JP2832457B2 (ja) | 1989-08-10 | 1989-08-10 | 両面同時塗工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10314647A true JPH10314647A (ja) | 1998-12-02 |
| JP2929189B2 JP2929189B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=14826509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12205598A Expired - Fee Related JP2929189B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 両面同時塗工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929189B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002361152A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-17 | Tdk Corp | 両面塗布装置及び電池用電極の製造方法 |
| JP2008307437A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Ricoh Co Ltd | 円筒状部材の内外面同時塗装方法、及び、円筒状部材の内外面同時塗装装置 |
| JP2009209255A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Hitachi Chem Co Ltd | プリプレグの製造方法及びプリプレグの製造装置 |
| JP2010260013A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Denso Corp | ペースト状物質塗布装置 |
| JP2013067817A (ja) * | 2013-01-21 | 2013-04-18 | Hitachi Chemical Co Ltd | プリプレグの製造方法及びプリプレグの製造装置 |
| CN107921462A (zh) * | 2015-07-31 | 2018-04-17 | 林道尔·多尼尔有限责任公司 | 用于至少一个行进的扁平材料卷幅的双侧涂覆的设备 |
| CN116351649A (zh) * | 2023-03-30 | 2023-06-30 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 涂布装置及极片制造设备 |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP12205598A patent/JP2929189B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002361152A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-17 | Tdk Corp | 両面塗布装置及び電池用電極の製造方法 |
| JP2008307437A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Ricoh Co Ltd | 円筒状部材の内外面同時塗装方法、及び、円筒状部材の内外面同時塗装装置 |
| JP2009209255A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Hitachi Chem Co Ltd | プリプレグの製造方法及びプリプレグの製造装置 |
| JP2010260013A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Denso Corp | ペースト状物質塗布装置 |
| JP2013067817A (ja) * | 2013-01-21 | 2013-04-18 | Hitachi Chemical Co Ltd | プリプレグの製造方法及びプリプレグの製造装置 |
| CN107921462A (zh) * | 2015-07-31 | 2018-04-17 | 林道尔·多尼尔有限责任公司 | 用于至少一个行进的扁平材料卷幅的双侧涂覆的设备 |
| CN116351649A (zh) * | 2023-03-30 | 2023-06-30 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 涂布装置及极片制造设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2929189B2 (ja) | 1999-08-03 |
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