JPH1031494A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH1031494A
JPH1031494A JP8186008A JP18600896A JPH1031494A JP H1031494 A JPH1031494 A JP H1031494A JP 8186008 A JP8186008 A JP 8186008A JP 18600896 A JP18600896 A JP 18600896A JP H1031494 A JPH1031494 A JP H1031494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケの曲間等をより一層楽しめるように
し、カラオケの楽しい雰囲気を盛り上げることのできる
カラオケ装置を提供する。 【解決手段】 DJ表示用ユニット8は、CDやDVD
等の高密度情報記録媒体に格納されている各種の司会進
行用の画像データ,音声データの中から、前後の曲調に
マッチした映像とトーク(語り)を選択して、各画像表
示装置2,3ならびに各スピーカ5で再生させる。DJ
表示用ユニット8は、動画像データ、サンプリング音
声、MIDI等の音楽演奏データを利用して、バーチャ
ルな司会進行役(ディスクジョッキー等)を登場させ、
カラオケの利用状況に適した司会進行を行なう。高密度
情報記録媒体には、曲目コードに対応して曲名,曲調,
ピッチ等の曲情報データを格納しており、これらの曲情
報データを参照して前後の曲間をつなぐのに相応しい映
像の表示ならびにトークを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラオケ装置に係
り、詳しくは、その場の雰囲気に適した司会進行用の映
像と音声を再生出力することで、カラオケをより一層楽
しめるようにしたカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置は、多くの人に楽しめられ
ており、その場の雰囲気を一層盛り上げるための様々な
演出付加機能が提案されている。ところで、カラオケ装
置においては、選曲の時間や、メディアチェンジ、デー
タロード等の次の曲が再生されるまでの時間が長くなる
と、せっかく盛り上がった雰囲気が妙に白けた雰囲気と
なってしまうことがある。
【0003】このため、例えば特開平5−333890
号「カラオケ装置」公報には、カラオケ伴奏用とBGM
用との演奏情報を共用化することにより、BGM専用の
記録媒体や再生手段を必要とすることなく、カラオケ伴
奏が演奏されていないときにBGMを演奏できるように
したカラオケ装置が記載されている。
【0004】また、特開平6−319847号「再生機
器の当たり設定装置」公報には、カラオケ等の再生機器
において、使用者がリクエストしてからリクエスト曲が
再生されるまでの間に、スロットルマシンのような当り
ゲームを楽しむことができるようにした再生機器の当り
設定装置が記載されている。かかるカラオケ装置は、こ
の当りゲームによって盛り上がった雰囲気をそのまま維
持させる。
【0005】さらに、特開平7−311582号「カラ
オケシステム」公報には、カラオケの採点結果を利用す
るゲームと、このゲームの映像表示によって歌い手に直
接関係ある映像を楽しませることが可能なカラオケシス
テムが記載されている。かかるカラオケ装置は、歌い手
や参加者に共通の興味と話題を提供して雰囲気の一層の
高揚が図られる。
【0006】ところで、本出願人も、特開平7−320
458号「複合型AVシステム」公報によって、シャッ
フル再生機能を有しているディスク再生装置と表示装置
等を含むような1台の複合型AVシステムによって、歌
い手指定カラオケゲーム、ルーレット或いはビンゴゲー
ム等のパーティーゲームができ、また、これらのゲーム
が効果的に演出されるようにした複合型AVシステムを
提案している。
【0007】なお、他のカラオケ装置の演出機能として
は、例えば特開平8−69660号「MDシステム」公
報には、MD(光ミニディスク)のUTOC(User
Table Of Contents)エリアに記録
された制御データに基づいて、カラオケ演奏に連動させ
てその曲名に適合した色のスポットライトを点灯させ
て、ステージ効果を高めるようにしたMDシステムが記
載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
BGMを再生するようにしたカラオケ装置においては、
予め設定登録されたBGMを機械的に流すものでその場
の雰囲気にふさわしく無いBGMもあって、次の曲が始
まるまでの時間が長くなるとかえってその場の雰囲気を
白けさすこともあった。また、ゲーム機能を備えたカラ
オケ装置においても、短時間の雰囲気作りには好適では
あるが、長いつなぎ時間の取り繕いをはたすには充分で
はない。
【0009】カラオケにおいては、特に選曲をなかなか
決められない者が加わっている場合に、時間をかけさせ
ずに選曲させることが極めて重要である。この者達は、
例えば上述したゲーム機能が備えられている場合、応々
にしてゲームが表示されているとそれに見とれてその間
に選曲を行わず参加者の顰蹙をかうことが多い。また、
この者達への再三の催促は、その場の雰囲気を一層白け
させてしまうことから極めて難しい。
【0010】そこで、カラオケ装置には、上述した機能
ばかりでなく、その場の雰囲気に適した映像や音声を自
動的に再生させ、例えばディスクジョッキー風に曲紹介
を行なったり、予約の催促をしたりすることで、カラオ
ケの雰囲気をさらに盛り上げるような機能の要求も望ま
れている。
【0011】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、曲間の時間等に司会進行に係る映像と
音声とを自動的に再生できるようにしたカラオケ装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るカラオケ装置は、CDやDVD等の高密度情報
記録媒体に予め登録された各種の画像データ及び音声デ
ータとに基づいて、司会者映像及び司会者音声等を画像
表示装置とスピーカとに出力する司会進行用制御装置を
備えて構成される。
【0013】本発明に係るカラオケ装置によれば、カラ
オケの進行状況等に応じて、司会進行用制御装置で画像
データや音声データの制御が行われ、画像表示装置に映
像が表示されるとともにスピーカから司会進行用の音声
が出力される。したがって、カラオケ装置は、選曲等の
時間に参加者を白けさせた気分にさせず、その場の雰囲
気を一層盛り上げる。
【0014】また、本発明に係るカラオケ装置は、司会
進行に係る各種の画像データ及び各種の音声データとを
格納したCDやDVD等の高密度情報記録媒体及びその
再生装置とからなる司会進行用データ記憶装置と、この
司会進行用データ記憶装置に格納された上記司会進行に
係る各種の画像データと音声データとを上記画像表示装
置とスピーカとに出力する司会進行用制御装置とを備え
て構成される。司会進行用制御装置には、電子楽器を利
用した音源モジュールと司会進行用の音声信号を生成す
る音声モジュールとが備えられる。さらに、司会進行用
データ記憶装置には、曲目コードに対応して曲紹介デー
タ、曲調データ、テンポデータ等が格納される。さらに
また、カラオケ装置は、伴奏信号と主旋律信号とが独立
に出力可能とされるとともに各曲毎に歌唱力評価用の係
数に基づいて歌唱力を評価する歌唱力判断部が備えられ
る。
【0015】以上のように構成されたカラオケ装置によ
れば、カラオケの進行状況に応じて適当な司会者映像が
画像表示装置に表示されるとともに司会者音声がスピー
カから出力されることによってバーチャル(仮想)司会
機能が発揮されて、曲間の長い時間にも白けた雰囲気を
生じさせないようにするとともに雰囲気を一層盛り上げ
る。また、カラオケ装置は、曲間の時間に、例えば前後
の曲調(演歌,ロック等のジャンルや歌の内容)にマッ
チした映像とトーク(語り)で曲目紹介等を行い、或い
は歌唱評価の結果出力を行うことによって、バーチャル
(仮想)司会機能がより一層発揮される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。本発明の実施の形態
として示すカラオケ装置1は、図1に示すように、カラ
オケ再生時の映像,歌詞等を表示するための主画像表示
装置2と、司会進行に関する映像を表示する副画像表示
装置3と、演出装置4と、複数のスピーカ5と、マイク
(マイクロホン)6と、システム制御部7と、DJ(デ
ィスクジョッキー)表示用ユニット8と、ディスクロー
ダ9と、通信カラオケ装置10と、カラオケ用のリモコ
ン送信機11と、DJ用の入力端末機12とからなる。
【0017】主画像表示装置2及び副画像表示装置3
は、CRTモニタ装置や液晶モニタ装置等を用いて構成
している。なお、カラオケ装置1は、司会進行に関する
映像をいずれの画像表示装置2,3にも表示可能であ
り、主画像表示装置2にこれを表示することによって副
画像表示装置3を省略する構成としてもよい。
【0018】演出装置4は、ステージ照明やスポットラ
イト等の照明機器によって構成される。この演出装置4
は、システム制御部7から供給される演出効果指令信号
に基づいて照明オン・オフ、色や明るさ等を調整できる
ようにしている。なお、演出装置4は、カラオケルーム
全体の照明色や明るさ等を調整できるようにしてもよ
い。
【0019】各スピーカ5は、カラオケ伴奏やマイク6
からの入力音声と、司会進行に係る音声、音楽等を効果
的に再生する。なお、これらスピーカ5については、司
会進行に係る音声、音楽等を専用に再生するスピーカを
主スピーカと独立のシステムによって構成してもよい。
【0020】システム制御部7は、リモコン送信機11
から送信された赤外線等を利用したリモコン信号の受信
部と、受信したリモコン信号の内容を判読してその内容
に応じたリモコン指令情報を出力するリモコン信号判読
部と、リモコン信号判読部から出力されるリモコン指令
情報に基づいて各種の動作制御を行なうカラオケ動作制
御部と、映像信号処理部と、音声信号処理部と、演出装
置制御部とを備える。なお、システム制御部7は、上述
した各部が有線の入力装置によって制御されるように構
成してもよい。
【0021】システム制御部7は、リモコン送信器11
から送信された曲目コードのリモコン指令情報を受け取
ると、そのカラオケ動作制御部が受け取った曲目コード
を予約曲メモリに予約順序との対応を付けて格納する。
カラオケ動作制御部は、現在カラオケ演奏中でない場合
は、次に演奏すべき曲目コードを予約曲メモリから読み
出して、読み出した曲目コードがディスクローダ9に収
納されているビデオ−CD,光ディスク,DVD等のカ
ラオケディスクに収納されている曲であるか否かを登録
曲目リストを参照して判定する。カラオケ動作制御部
は、次に演奏すべき曲がディスクローダ9に収納されて
いる場合は、ディスクローダ9へ曲目コードを供給して
曲の再生を要求する。
【0022】ディスクローダ9は、複数のカラオケディ
スクの中から指定された曲が格納されたカラオケディス
クをディスク再生装置に装着した後に、指定された曲を
再生する。再生された映像信号及び演奏等の音声信号
は、システム制御部7内の映像信号処理部及び音声信号
処理部へとそれぞれ供給される。
【0023】カラオケ動作制御部は、演奏すべき曲がデ
ィスクローダ9に収納されていない場合、通信カラオケ
装置10に対して曲目コードを供給する。通信カラオケ
装置10は、図示しない通信回線等を介して通信カラオ
ケセンターからカラオケ演奏情報を取り寄せた後に、カ
ラオケ演奏の再生を行なう。再生された映像信号ならび
に伴奏等の音声信号は、システム制御部7内の映像信号
処理部ならびに音声信号処理部へそれぞれ供給される。
【0024】なお、図1ではディスクローダ9と通信カ
ラオケ装置10を併設する構成を示したが、いずれか一
方を備えるように構成してもよいことは勿論である。
【0025】システム制御部7は、その映像信号処理部
から、再生された映像信号をカラオケ用の主画像表示装
置2へ供給して、背景画像や歌詞等を表示させる。映像
信号処理部は、後述するDJ表示用ユニット8から司会
進行用の映像信号が供給されると、カラオケ用の映像信
号と司会進行用の映像信号とを合成した映像信号を生成
し、合成した映像信号をカラオケ用の主画像表示装置2
へと供給する。なお、PIP(ピクチャインピクチャ)
機能等によって合成表示される司会進行用の映像の表示
位置は、リモコン送信機11または入力端末機12の操
作によって変更できるようにしている。また、映像信号
処理部は、カラオケ用の映像信号が供給されていない場
合、司会進行用の映像をカラオケ用の主画像表示装置2
の画面一杯に表示するようにしてもよい。
【0026】映像信号処理部は、DJ表示用ユニット8
から司会進行用の映像信号が供給されると、供給された
司会進行用の映像信号を司会進行用の副画像表示装置3
へ供給して、司会進行用の映像を表示させる。なお、映
像信号処理部は、司会進行用の映像信号が供給されてい
ない場合は、カラオケ用の映像信号を司会進行用の副画
像表示装置3へ供給して、この副画像表示装置3でもカ
ラオケ用の映像を表示するようにしてもよい。
【0027】音声信号処理部は、伴奏等の音声信号の音
程を調整する音程変換回路と、伴奏等の音声信号とマイ
ク6で集音された歌声等をミキシングするとともにDJ
表示用ユニット8から供給される司会進行用の音声信号
をミキシングするミキシング回路と、複数チャンネルの
アンプ回路とを備える。音声信号処理部は、伴奏、歌
声、司会進行用の音声等を各スピーカ5から再生させ
る。なお、再生音量、マイクミキシングのレベル、伴奏
等の音程の調整は、リモコン送信機11の操作によって
遠隔操作できるようにしている。
【0028】システム制御部7は、DJ表示用ユニット
8から供給される演出効果制御信号に基づいてその演出
装置制御部において各種の照明の点灯及び光量を調整す
るための演出効果指令信号を生成し、この演出効果指令
信号を演出装置4へと出力する。
【0029】入力端末機12は、DJ表示用ユニット8
に対して各種の設定入力を行なうものである。入力端末
機12からの操作入力は、例えば赤外線等を利用した無
線リモコン信号としてDJ表示用ユニット8内のリモコ
ン信号受信部へ送出される。なお、入力端末機12は、
有線式の操作入力装置の構成としてもよい。この入力端
末機12は、司会進行に関する画像表示や音声表示を行
なうか否かの入力操作を行う。入力端末機12は、リモ
コン装置1が複数の司会進行役を選択できるように構成
されている場合には、その中から利用者の好みのキャラ
クタ等を選択操作する。また、入力端末機12は、必要
に応じて曲間にゲームを行なうか否か、歌唱力の採点を
行なうか否か等の指定を行なうことができる。
【0030】DJ表示用ユニット8は、図2に示すよう
に、大きく分けて司会進行用データ記憶装置21と、司
会進行用制御装置22とから構成される。これら司会進
行用データ記憶装置21と司会進行用制御装置22と
は、SCSI,ATAPI,IDE等のコンピュータ用
データバスで接続している。
【0031】司会進行用データ記憶装置21は、例えば
DVDやCD−ROM等の高密度情報記録媒体とその再
生装置とから構成している。なお、司会進行用データ記
憶装置21は、記憶容量の大きい磁気ディスク装置,光
磁気ディスク装置等を用いて構成してもよい。
【0032】司会進行用データ記憶装置21には、その
高密度情報記録媒体に、司会進行に関する各種の画像デ
ータと、司会進行に関する各種の音声データと、画像と
音声とを同期させるための同期データと、ミキシング演
奏を行なうためのミキシング演奏データと、曲情報デー
タと、場を盛り上げるための各種のアプリケーションデ
ータ等が予め登録されている。なお、これら各種のデー
タは、例えば司会進行用の画像及び音声データと、曲情
報データと、アプリケーションデータといったようにデ
ータ種別毎に複数枚の高密度情報記録媒体に分けて記録
されていてもよい。この場合、司会進行用データ記憶装
置21としては、多連装のディスク再生装置や、ディス
ク自動交換装置(ディスクオートチェンジャ)等によっ
て構成される。
【0033】また、司会進行用データ記憶装置21は、
ポップ調,演歌調といったように曲調別に複数種の高密
度情報記録媒体を備える構成としてもよい。さらに、司
会進行用データ記憶装置21は、司会進行のタイプ別
(司会進行役のキャラクタ別)に複数種の高密度情報記
録媒体を備える構成としてもよい。なお、司会進行用デ
ータ記憶装置21は、カラオケ利用者が特定の曲調しか
利用しない場合や、特定のタイプの司会進行しか利用し
ない場合には、所望のタイプに対応した高密度情報記録
媒体をカラオケ利用者が選択して、ディスク再生装置へ
装着するように構成してもよい。
【0034】司会進行用データ記憶装置21には、司会
進行用の画像ならびに音声データとして、複数種類のカ
ラオケ開始時の開始映像データ及び開始音声データと、
カラオケ終了時の終了映像データ及び終了音声データ
と、曲間つなぎ用の映像データ及び音声データとがそれ
ぞれ登録されている。曲間つなぎ用の映像データ及び音
声データは、前後の曲の曲調の組合わせデータとの対応
を付けて司会進行用データ記憶装置21に登録されてい
る。例えば、前の曲が演歌調で次に再生する曲がロック
調の場合には、そのような状況に適する曲間つなぎ用の
映像データ及び音声データが選択できるようにしてい
る。
【0035】また、司会進行用の音声データとしては、
各種の曲紹介用の音声データが登録されている。この曲
紹介用の音声データについても、紹介する曲に応じてそ
の曲に相応しい音声データが選択できるように各種の項
目との対応を付けて登録されている。例えば、音声デー
タは、新曲紹介用、ナツメロ紹介用といった曲の新旧に
応じて選択され、或いはポップス調、ロック調といった
曲調に応じて選択され、さらに日本語、英語等の言語に
応じて選択される。
【0036】高密度情報記録媒体には、ミキシング演奏
データとして、例えばシンセサイザ等の電子楽器を演奏
するための音程や音調、音の長さ等のコンピュータミュ
ージック演奏データが各種の曲調との対応を付けて複数
種類格納されている。また、高密度情報記録媒体には、
曲情報として、曲名データ,歌手名データ,リリース時
期のデータ、曲調データ、その曲のピッチデータ等が格
納されている。さらに、高密度情報記録媒体には、その
曲に適した照明効果用データと、曲中の間奏時間のデー
タと、カラオケ歌唱者の歌唱力を判断するための重み係
数データとが、それぞれ曲目コードとの対応を付けて格
納されている。
【0037】高密度情報記録媒体には、アプリケーショ
ンデータとして、複数種類のゲームデータならびに占い
データ等が登録されている。また、高密度情報記録媒体
には、カラオケ歌唱者の歌唱力の採点結果に応じて画像
表示装置2、3に映像を表示させる各種の映像データな
らびに音声データが格納されている。
【0038】司会進行用制御装置22は、図2に示すよ
うに、主制御部23と、曲開始・終了/テンポ判断部2
4と、歌唱力判断部25と、予約状況・設定判断部26
と、画像モジュール27と、音源モジュール28と、音
声モジュール29とを備えて構成される。主制御部23
は、マイクロコンピュータ,RAM,ROM等を備えた
マイクロコンピュータシステムを用いて構成している。
【0039】曲開始・終了/テンポ判断部24には、そ
の伴奏信号入力端子にシステム制御部7からカラオケの
伴奏信号が供給される。曲開始・終了/テンポ判断部2
4は、この供給された伴奏信号のレベルを判定すること
で、曲の演奏の開始ならびに終了を判断し、演奏開始検
出信号ならびに演奏終了検出信号を主制御部23へ供給
する。また、この曲開始・終了/テンポ判断部24は、
伴奏信号の中からキック音を抽出するフィルタと、この
フィルタで抽出されたキック音の周期を測定する計時回
路を備え、現在再生されている曲のピッチデータを主制
御部23へ供給するよう構成している。
【0040】上述したシステム制御部7は、MIDI
(Musical Instruments Digi
tal Interface)規格に対応した音源モジ
ュールを備えている。システム制御部7は、高密度情報
記録媒体に格納されている伴奏データがMIDI規格に
対応した伴奏データである場合は、高密度情報記録媒体
から再生されたMIDI規格に対応した伴奏データに基
づいて伴奏信号を生成するとともに、MIDI規格に対
応した伴奏データを曲開始・終了/テンポ判断部24の
MIDIデータ入力端子へ供給するよう構成している。
【0041】そして、曲開始・終了/テンポ判断部24
は、MIDIデータ入力端子にMIDI規格に対応した
伴奏データが供給された場合は、その伴奏データに基づ
いて曲の演奏の開始及び終了を判断し、演奏開始検出信
号と演奏終了検出信号とを主制御部23へと供給するよ
う構成している。また、この曲開始・終了/テンポ判断
部24は、MIDI規格に対応した伴奏データに基づい
て現在再生している曲のピッチデータを取得して、取得
したピッチデータを主制御部23へと供給するよう構成
している。
【0042】さらに、システム制御部7は、マイク6で
集音された歌唱者の歌声信号を、歌唱力判断部25へ供
給するように構成されている。上述したディスクローダ
9に収納されているカラオケディスクは、伴奏の他に主
旋律を格納しており、伴奏信号と主旋律信号をそれぞれ
独立に出力するよう構成している。また、通信カラオケ
装置10も、伴奏信号と主旋律信号をそれぞれ独立に出
力するよう構成している。そして、システム制御部7
は、ディスクローダ9又は通信カラオケ装置10によっ
て再生された伴奏信号に歌唱者の歌声信号をミキシング
してスピーカ5から出力させるとともに、主旋律信号を
歌唱力判断部25へと供給するようにしている。
【0043】一方、ディスクローダ9に収納されている
カラオケディスクは、間奏期間を示すデータを格納して
おり、またディスクローダ9は、伴奏や主旋律の再生と
ともに間奏期間を示すデータを出力するよう構成してい
る。同様に、通信カラオケ装置10も、間奏期間を示す
データを出力する構成としている。そして、システム制
御部7は、ディスクローダ9又は通信カラオケ装置10
から出力された間奏期間を示すデータを歌唱力判断部2
5へと供給するようにしている。なお、システム制御部
7は、カラオケディスクに間奏期間を示すデータが登録
されていない場合や通信カラオケ装置10から間奏期間
を示すデータが出力されない場合において、歌詞表示用
のタイムスタンプデータを歌唱力判断部25へと供給す
る。
【0044】歌唱力判断部25は、図3乃至図5に示す
3種類の判断基準を用いて歌唱者の歌唱力を判断して総
合評価データを出力する。カラオケ装置1は、後述する
ようにこの総合評価データに基づいて主画像表示装置2
或いは副画像表示装置3にその判定結果を表示する。
【0045】第1の判断基準は、間奏期間と歌声のずれ
に基づく評価である。歌唱力判断部25は、歌声信号の
レベルと予め設定した比較レベルと比較することで歌唱
の有無を判定する歌唱有無判定回路を備えている。この
歌唱有無判定回路は、図3(a)及び図3(b)に示す
ように、歌声信号のレベルが比較レベルを越えている場
合はHレベル、歌声信号のレベルが比較レベルを越えて
いない場合はLレベルの歌唱有無判定信号を出力する。
ここで、歌唱有無判定信号がHレベルの期間は歌ってい
ると判断した期間、Lレベルの期間は歌っていないと判
断した期間である。
【0046】さらに、歌唱力判断部25は、伴奏データ
に基づいて歌が歌われる歌唱期間をHレベル、間奏期間
をLレベルとした歌唱期間・間奏期間信号を生成する歌
唱期間・間奏期間信号生成回路を備える。また、歌唱力
判断部25は、3(c)に示した歌唱期間・間奏期間信
号と、図3(b)に示した歌唱有無判定信号とを比較し
て、間奏期間に入り込んだ歌唱期間の時間T1(歌唱時
間)、及び歌唱期間における歌い始めの遅れ時間T2
(非歌唱時間)とを計時する計時回路を備える。これら
の時間T1,T2は、間奏期間の度に計時されるととも
に、歌唱タイミングずれ時間積算装置において積算され
る。
【0047】歌唱力判断部25は、上述した第1の判断
基準に基づいて、歌うべきでないところで歌っていた歌
唱時間T1と歌うべきところで歌っていなかった非歌唱
時間T2との積算時間とを減点対象とする。
【0048】第2の判断基準は、主旋律の音程と歌唱者
の歌声の音程とのずれによる判断である。歌唱力判断部
25は、主旋律信号の周波数分析回路と、歌声信号の周
波数分析回路と、各周波数分析回路の周波数分析出力を
比較して両者の差分を積分する積分回路とを備えてい
る。この積分回路は、図4に示すように、主旋律信号の
周波数と歌声信号の周波数との差の絶対値(主旋律の周
波数からのずれ分)を積分する。
【0049】ここでは、歌唱力判断部25は、上述した
第2の判断基準に基づいて、主旋律信号の周波数と歌唱
者の歌声の周波数のずれが大きいほど、またそれらの周
波数がずれている期間が長い程、大きい減点対象とす
る。
【0050】第3の判断基準は、周波数(音程)の時系
列での移り変わりが大きく違う点を評価対象とするもの
である。歌唱力判断部25は、主旋律信号の周波数分析
回路の分析出力を微分する回路と、歌声信号の周波数分
析回路の分析出力を微分する回路と、各微分回路の微分
出力の差の絶対値を積分する積分回路を備えている。そ
して、微分出力の差の積分回路は、図5に示すように、
主旋律の周波数の時間微分信号と歌声信号の周波数の時
間微分信号との差の絶対値を積分する。
【0051】歌唱力判断部25は、上述した第3の判断
基準に基づいて、周波数(音程)ずれについては直接減
点の対象としないが、主旋律の周波数と歌唱者の歌声の
周波数の時系列での移り変わり(波形)の違いを減点対
象とする。
【0052】そして、歌唱力判断部25は、上述した第
1の判断基準乃至第3の判断基準に基づく各判断結果か
ら、次の数1に示す計算式を用いて総合評価値を算出し
て、算出した総合評価値を主制御部23へと供給する。
【0053】
【数1】
【0054】ここで、数1中の各重み付け係数A、B、
Cは、曲毎に設定される。司会進行用データ記憶装置2
1には、歌唱者の歌唱力を評価するこれら各重み付け係
数A、B、Cが曲目コードとの対応を付けてそれぞれ格
納されている。主制御部23は、予約状況・設定判断部
26を介して供給される曲目コードに基づいて司会進行
用データ記憶装置21内からその曲用の各重み付け係数
A,B,Cを読み出して、読み出した各重み付け係数
A,B,Cを歌唱力判断部25へと供給する。
【0055】システム制御部7は、予約された曲目コー
ドを約状況・設定判断部26へと供給するよう構成して
いる。予約状況・設定判断部26は、システム制御部7
から供給された曲目コードに基づいて予約状況を把握す
るとともに、主制御部23からの予約状況問い合せに対
して予約曲数及び曲目コードを主制御部23へと供給す
る。また、この予約状況・設定判断部26は、入力端末
機12から供給される各種の操作入力を判断して、司会
進行用制御装置22の動作モードを判断し、判断した動
作モードの制御信号を主制御部23へと供給する。
【0056】例えば、カラオケ装置1は、歌唱力評価を
行なうか否かを選択するメニュー画面に対して、入力端
末機12によって歌唱力評価の要/不要の入力操作がな
されると、予約状況・設定判断部26において歌唱力評
価の要/不要を判断する。予約状況・設定判断部26
は、その判断結果を主制御部23へと供給する。また、
カラオケ装置1は、司会進行機能を使用するか否かを選
択するメニュー画面に対して、入力端末機12によって
司会進行機能の要/不要の入力操作がなされると、予約
状況・設定判断部26において司会進行機能の要/不要
が判断されて、その判断結果が主制御部23へと供給さ
れる。さらに、カラオケ装置1は、司会進行役のタイプ
やキャラクタを選択するメニュー画面に対して、入力端
末機12によって選択入力操作がなされると、選択指定
された内容を主制御部23へと供給する。
【0057】主制御部23は、開始・終了データに基づ
いてカラオケ演奏中であるか否かを判断し、予約曲数デ
ータに基づいて予約催促の必要があるか否かを判断す
る。また、主制御部23は、現在再生中の曲目コードと
次に再生する曲目コードとに基づいて、それらの曲に関
する情報を司会進行用データ記憶装置21から読み込む
とともに前後の曲の曲調に基づいて司会進行に適する画
像データと音声データ、及び演奏データとを選択する。
さらに、主制御部23は、選択した各データを司会進行
用データ記憶装置21から読み込んで、次の曲が再生さ
れる間での司会進行の準備を行なう。
【0058】そして、主制御部23は、前の曲の再生が
終了すると、準備した画像データを画像モジュール27
へと供給して司会進行用の画像信号を生成・出力させ
る。主制御部23は、演奏データを音源モジュール28
へと供給して演奏信号を生成・出力させる。主制御部2
3は、音声データを音声モジュール29へと供給して司
会進行用の音声信号を生成・出力させる。同時に、主制
御部23は、司会進行用データ記憶装置21内に各曲毎
に予め設定登録されている演出効果データを読み出し
て、読み出した演出効果データをその曲の再生に同期さ
せて出力する。
【0059】画像モジュール27は、主制御部23から
画像データが供給されると画像信号を生成して各画像表
示装置2,3へと出力する。画像モジュール27は、各
種の画像エンコード方式に対応したデコーダを備えてい
る。音源モジュール28は、例えばMIDI規格等に対
応した演奏データに基づいて演奏信号を生成するシンセ
サイザ等の電子楽器を備えている。音声モジュール29
は、各種のデータ形式に対応する音声データを再生でき
るようにしている。
【0060】カラオケ装置1の全体動作について、図6
に示したフローチャートを参照して以下瀬積めてする。
カラオケ装置1は、カラオケが開始されると、DJ表示
用ユニット8が各画像表示装置2,3の画面上にメニュ
ー画面を表示させる(ステップS1)。このメニュー画
面には、司会進行役のタイプやキャラクタ等を選択する
ための操作案内が表示される。また、メニュー画面に
は、歌唱力採点を行なうか否かを選択する案内メニュー
や、司会進行機能を使用するか否かを選択する案内メニ
ューが表示される。
【0061】カラオケ装置1は、上述した案内メニュー
に基づいてカラオケの利用者が入力端末機12を介して
好みの条件を設定操作することによって、入力された条
件が予約状況・設定判断部26で認識される。この予約
状況・設定判断部26において認識された設定条件は、
主制御部23へと供給される。なお、カラオケ装置1
は、メニュー画面を表示せずに予め設定した動作モード
でステップS2以降の動作を開始するようにしてもよ
い。
【0062】カラオケ装置1は、DJ表示用ユニット8
において曲予約がなされているかチェックする(ステッ
プS2)。DJ表示用ユニット8は、曲予約がまだなさ
れていない場合、ステップS3によって曲予約催促用の
画像データ及び音声データを司会進行用データ記憶装置
21から読み出して再生する。これにより、カラオケ装
置1は、各画像表示装置2,3の画面に、図7(a)に
一例の示すように、選定された司会者又は司会進行役の
キャラクタ等(以下ディスクジョキーと記す。)が曲予
約を催促する映像の表示が行われる。同時に、カラオケ
装置1は、スピーカ5から、曲予約を促すディスクジョ
キーの音声を出力する。
【0063】DJ表示用ユニット8は、曲予約がなされ
ると最初の予約曲の曲番数Nを1に初期化する(ステッ
プS4)。そして、DJ表示用ユニット8は、司会進行
用データ記憶装置21から1曲目の曲目コードに基づい
て曲情報データを読み込む(ステップS5)。DJ表示
用ユニット8は、ステップS6で、読み込んだ曲情報デ
ータに基づいてその曲に相応しい映像及び音声を設定
し、図7(b)に一例を示すように、ディスクジョキー
の映像表示と音声出力で曲紹介等を行なう。この曲紹介
等に続いて1曲目の再生がなされる(ステップS7)。
【0064】DJ表示用ユニット8は、ステップS9
で、次の曲が予約されているか否かチェックする。DJ
表示用ユニット8は、次の曲が予約されている場合、ス
テップS9で、ディスクジョッキーを登場させて曲間を
盛り上げるための演奏やトークを行なわせる。DJ表示
用ユニット8は、ステップS10で曲番数Nをインクリ
メント(+1)して、次の曲の再生を行なわせる。
【0065】DJ表示用ユニット8は、次の曲が予約さ
れていない場合は、ステップS11でディスクジョッキ
ーを登場させ、曲予約を催促する。ここでの、曲予約催
促の画像ならびに音声(トーク)の一例を図7(c)に
示す。
【0066】DJ表示用ユニット8は、ステップS12
でカラオケ終了の操作がなされた否かをチェックする。
そして、カラオケ終了の場合、DJ表示用ユニット8
は、ステップS13でディスクジョッキーを登場させ終
了メッセージを出力する。終了メッセージ用の画像及び
音声(トーク)の一例を図7(d)に示す。
【0067】図8は、ディスクジョッキーによる曲間盛
り上げ機能の動作例を示すフローチャートであり、また
図9は、曲間盛り上げ機能中の動画・サンプリング音声
の再生動作例を示すフローチャートである。
【0068】DJ表示用ユニット8は、N曲目とN+1
曲目の曲情報から前後の曲間をつないで雰囲気を盛り上
げるのに好適な盛り上げデータを決定し(ステップS2
1)、使用する盛り上げデータを探索し(ステップS2
2)、さらに必要なデータのアドレスとタイムスタンプ
データを主制御部23内のRAMに読み込む(ステップ
S23)。
【0069】DJ表示用ユニット8は、現在再生してい
る曲の例えば終了5秒前になると(ステップS24)、
現在再生している曲のピッチにミキシング演奏のピッチ
を同期させてミキシング演奏を開始させる。この際に、
DJ表示用ユニット8は、ミキシング演奏のレベルを上
昇させながら、カラオケ再生のレベルを減少させるいわ
ゆるクロスフェードインを行なう(ステップS25)。
【0070】DJ表示用ユニット8は、現在再生してい
る曲が終了すると、上述したステップS21乃至ステッ
プS23で準備したこの場面に相応しい動画の再生及び
サンプリング音声の再生を行なう(ステップS26)。
【0071】DJ表示用ユニット8は、図9に示すよう
に、ステップS31でタイムスタンプデータを読み込む
とともにこの読み込んだタイムスタンプデータに基づい
て動画再生とサンプリング音声再生の同期をとる。カラ
オケ装置1は、これにより各画像表示装置2、3に表示
される映像と各スピーカ5から再生される音声とが同期
される。
【0072】DJ表示用ユニット8は、ステップS32
で動画再生を行なうことを判定すると、ステップS33
で指定された動画用データを読み出して再生する。ま
た、DJ表示用ユニット8は、ステップS34でサンプ
リング音声再生を行なうことを判定すると、ステップS
35で指定されたサンプリング音声データを読み出して
再生する。カラオケ装置1は、これにより各画像表示装
置2、3及び各スピーカ5に、例えば図10(a)に示
すような曲間盛り上げ用の映像及び声とが曲間に再生さ
れる。この動画像及びサンプリング音声の再生は、図8
に示したステップS27で次のカラオケ曲の演奏準備完
了が確認されるまで継続される。
【0073】DJ表示用ユニット8は、タイムスタンプ
データに基づいて一連の動画像とサンプリング音声の再
生を行ないながら、動画像やサンプリング音声の再生停
止が不自然とならない時点で、次の曲の準備が完了して
いれば動画像及びンプリング音声の再生を停止するよう
に構成されている。
【0074】DJ表示用ユニット8は、図8に示すよう
に、次の曲の再生準備が完了すると(ステップS2
7)、次曲案内用の動画データ及び音声サンプリングデ
ータを読み出して再生する(ステップS28)。カラオ
ケ装置1は、これにより各画像表示装置2、3及び各ス
ピーカ5に、例えば図10(b)に示すような次曲案内
用の映像及び音声(トーク)が再生される。DJ表示用
ユニット8は、次の曲のピッチにミキシング演奏のピッ
チを同期させてミキシング演奏を終了させ、カラオケ演
奏を開始させる。DJ表示用ユニット8は、この際に、
ミキシング演奏のレベルを減少させながら、カラオケ再
生のレベルを上昇させるいわゆるクロスフェードアウト
を行なう(ステップS29)。
【0075】図11は、クロスフェードイン・クロスフ
ェードアウト及びピッチコントロールの動作例を示す説
明図である。DJ表示用ユニット8は、前の曲の終了時
点の数秒(例えば5秒)前から電子楽器等によるミキシ
ング演奏を開始させ、ミキシング演奏のレベル(音量)
を上昇させながら、カラオケ演奏音(カラオケ再生音)
のレベル(音量)を低下させるミキシング演奏のクロス
フェードインを行なう。ここで、ミキシング演奏の演奏
ピッチは、前の曲のピッチに合せることで、前の曲のイ
メージやムードを損なわないようにしている。
【0076】カラオケ装置1においては、曲間で、各画
像表示装置2、3に曲間用の映像が表示されるととも
に、各スピーカ5からミキシング演奏を行ないながら各
種のトークが行なわれる。ここで、DJ表示用ユニット
8は、前の曲の曲情報と次の曲の曲情報とを参照して前
後の曲をつなぐのに相応しい映像を選択して各画像表示
装置2、3に表示させるとともに、各スピーカ5から前
後の曲をつなぐのに相応しいトークを行なわさせる。
【0077】さらに、DJ表示用ユニット8は、次の曲
のピッチを検出し、前後の曲のピッチの違いが滑らかに
なるように、ミキシング演奏のピッチを可変するととも
に、トークのピッチを可変する。カラオケ装置1は、例
えば、前の曲がスローピッチ(テンポ)で次の曲が早い
ピッチ(テンポ)の曲である場合、最初に前の曲のスロ
ーピッチを受けてゆっくりしたピッチのミキシング演奏
を開始し、また、ゆっくりしたピッチのトークを開始す
る。そして、カラオケ装置1は、次第に或いは話題の変
換点等のタイミングで、ミキシング演奏のピッチが徐々
に或いは急に早いピッチに変化するとともにトークのピ
ッチが変化されて、次の曲のイメージやムードの盛り上
げが行われる。そして、DJ表示用ユニット8は、次の
曲の開始時点でミキシング演奏のレベルを減少させなが
ら、次のカラオケ演奏のレベルを上昇させる(ミキシン
グ演奏のクロスフェードアウト)。
【0078】図12は、高密度情報記録媒体に格納され
ている盛り上げデータの構造例を示す説明図である。司
会進行用データ記憶装置21に収納または装着された高
密度情報記録媒体には、各種の場面に適した多数の盛り
上げデータが、各場面毎に設定された代表アドレスを基
準に階層的に格納されている。司会進行用データ記憶装
置21は、例えば主制御部23において図7(a)に示
した曲予約催促用の盛り上げデータの代表アドレスAを
指定してアクセスしてくると、この指定された代表アド
レスAから実際に使用するデータアドレスを読み出して
主制御部23へ供給する。
【0079】司会進行用データ記憶装置21は、データ
アドレスA01を指定することでバック映像データ(司
会者等の背景映像データ)を読み出すことができる。同
様に、司会進行用データ記憶装置21は、データアドレ
スA02からディスクジョッキー(司会者)の動画デー
タを、データアドレスA03からサンプリング音声デー
タを、データアドレスA04から動画・音声・演奏同期
用タイムスタンプデータをそれぞれ読み出すことができ
る。さらに、司会進行用データ記憶装置21は、データ
アドレスA05からミキシング演奏用データ(MIDI
データ)を、データアドレスA06からミキシング演奏
用ピッチコントロールパターンデータを、データアドレ
スA07から演出装置の演出効果用のデータ(例えば照
明制御データ)をそれぞれ読み出すことができる。
【0080】図13は、高密度情報記録媒体に格納され
ている曲情報データの構造例を示す説明図である。司会
進行用データ記憶装置21に収納または装着された高密
度情報記録媒体には、曲目コードに対応する曲番号アド
レスを代表アドレスとして、各種の曲情報が階層的に格
納されている。司会進行用データ記憶装置21は、主制
御部23において、例えば最初に演奏する曲目に対応す
る曲番号アドレスαを指定してアクセスしてくると、こ
の指定された曲番号アドレスαから実際に使用するデー
タアドレスを読み出して主制御部23へと供給する。
【0081】司会進行用データ記憶装置21は、データ
アドレスα01を指定することで曲名/歌手/リリース
時期のデータを読み出すことができる。同様に、司会進
行用データ記憶装置21は、データアドレスα02から
曲調(演歌調,失恋の歌等)とその曲のピッチ(何分の
何拍子)のデータを、データアドレスα03から曲中の
間奏時間のデータを、データアドレスα04から歌唱力
を評価するための3種類の重み付け係数データをそれぞ
れ読み出すことができる。
【0082】ここで、データアドレスα05には、主旋
律の周波数の時系列データが格納されている。したがっ
て、司会進行用データ記憶装置21は、ディスクローダ
9に収納されているカラオケディスク内に主旋律の信号
が格納されていない場合でも、データアドレスα05か
ら主旋律の周波数の時系列データを読み出すことで、図
4ならびに図5に示した歌唱者の歌唱力の判断を行なう
ことが可能とされる。
【0083】DJ表示用ユニット8は、歌唱者の歌唱力
の採点を行なうことが設定されている場合は、歌唱力判
断部25から出力される総合評価値に基づいて、総合評
価値に対応した画像データを選択して各画像表示装置
2、3に点数とともに表示させ、また、各スピーカ5か
ら音声により点数等を知らせる。
【0084】DJ表示用ユニット8は、カラオケディス
クのオートチェンジや通信カラオケ装置10を介しての
カラオケデータのダウンロードのために、次の曲の再生
に時間を要する場合には、ゲームや占い等のアプリケー
ションデータを高密度記録媒体から読み出して、ゲーム
や占い等を実行させて、次の曲が再生されるまでの待ち
時間を盛り上げるようにしている。
【0085】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るカラ
オケ装置は、高密度記録媒体に格納された各種の画像デ
ータ及び音声データを利用して例えば司会者映像及び司
会者音声を出力する司会進行用制御装置を備えたので、
カラオケの利用状況や前後の曲の曲調に適した映像と音
声(トーク)を提供することが可能となり、曲間の待ち
時間等に生じる白けた雰囲気を無くしてカラオケの雰囲
気をより一層盛り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカラオケ装置の全体ブロック構
成図である。
【図2】この発明に係るDJ(ディスクジョッキー)表
示用ユニットのブロック構成図である。
【図3】間奏期間と歌声のずれに基づく歌唱力評価の説
明図である。
【図4】主旋律の周波数と歌声の周波数との周波数ずれ
に基づく歌唱力評価の説明図である。
【図5】主旋律の周波数の時間変化度合と歌声の周波数
の時間変化度合とのずれに基づく歌唱力評価の説明図で
ある。
【図6】この発明に係るカラオケ装置の全体動作を示す
フローチャートである。
【図7】各種の状況におけるディスクジョッキーの画像
表示例ならびにトークの内容例を示す説明図である。
【図8】ディスクジョッキーによる曲間盛り上げ機能の
動作例を示すフローチャートである。
【図9】曲間盛り上げ機能中の動画・サンプリング音声
の再生動作例を示すフローチャートである。
【図10】曲間盛り上げ用の画像表示例ならびにトーク
の内容例を示す説明図である。
【図11】クロスフェードイン・クロスフェードアウト
ならびにピッチコントロールの動作例を示す説明図であ
る。
【図12】高密度情報記録媒体に格納されている盛り上
げデータの構造例を示す説明図である。
【図13】高密度情報記録媒体に格納されている曲目コ
ードの構造例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カラオケ装置、2,3 画像表示装置、4 演出装
置、5 スピーカ、6マイク、7 システム制御部、8
DJ表示用ユニット、9 ディスクローダ、10 通
信カラオケ装置、11 リモコン送信機、12 入力端
末機、21司会進行用データ記憶装置、22 司会進行
用制御装置、23 主制御部、24曲開始・終了/テン
ポ判断部、25 歌唱力判断部、26 予約状況・設定
判断部、27 画像モジュール、28 音源モジュー
ル、29 音声モジュール

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置とスピーカとを備えたカラ
    オケ装置において、 予め登録された各種の画像データ及び音声データとに基
    づいて司会者映像及び司会者音声等を画像表示装置とス
    ピーカとに出力する司会進行用制御装置を備えたことを
    特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 画像表示装置とスピーカとを備えたカラ
    オケ装置において、 司会進行に係る各種の画像データ及び各種の音声データ
    とを格納した司会進行用データ記憶装置と、 この司会進行用データ記憶装置に格納された上記司会進
    行に係る各種の画像データと音声データとを上記画像表
    示装置とスピーカとに出力する司会進行用制御装置とを
    備え、 カラオケの進行にしたがって、司会者映像を上記画像表
    示装置に表示するとともに司会者音声をスピーカから出
    力することを特徴とするカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 上記司会進行用データ記憶装置には、カ
    ラオケ開始に係る開始画像データ及び開始音声データと
    が予め格納されており、 上記司会進行用制御装置は、カラオケの開始時に、上記
    司会進行用データ記憶装置の開始画像データ及び開始音
    声データとに基づいて上記画像表示装置及びスピーカか
    らカラオケの開始に係る映像と音声とを出力させること
    を特徴とする請求項2記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 上記司会進行用データ記憶装置には、曲
    予約を催促する予約催促画像データ及び予約催促音声デ
    ータとが予め格納されており、 上記司会進行用制御装置は、曲予約データに基づいて次
    ぎの曲の予約が無いことを判断した場合に、上記司会進
    行用データ記憶装置の予約催促画像データ及び予約催促
    音声データとに基づいて上記画像表示装置とスピーカと
    から曲予約に係る映像と音声とを出力させることを特徴
    とする請求項2記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 上記司会進行用データ記憶装置には、曲
    間のつなぎ時間を取り繕う曲間取繕画像データ及び曲間
    取繕音声データとが予め格納されており、 上記司会進行用制御装置は、次の曲の再生が開始される
    までの間に、上記曲間取繕画像データ及び曲間取繕音声
    データとに基づいて上記画像表示装置とスピーカとから
    曲間のつなぎ時間を取り繕う映像と音声とを出力させる
    ことを特徴とする請求項2記載のカラオケ装置。
  6. 【請求項6】 上記司会進行用データ記憶装置には、カ
    ラオケ終了に係る終了画像データ及び終了音声データと
    が予め格納されており、 上記司会進行用制御装置は、カラオケの終了時に、上記
    司会進行用データ記憶装置の終了画像データ及び終了音
    声データとに基づいて上記画像表示装置とスピーカとか
    らカラオケの終了に係る映像と音声とを出力させること
    を特徴とする請求項2記載のカラオケ装置。
  7. 【請求項7】 上記司会進行用データ記憶装置には、収
    納された曲目コードに対応した曲紹介画像データ及び曲
    紹介音声データとが予め格納されており、 上記司会進行用制御装置は、次の曲の再生が開始される
    までの間に、上記司会進行用データ記憶装置の曲紹介画
    像データ及び曲紹介音声データとに基づいて上記画像表
    示装置とスピーカとから次に再生する曲に係る映像と音
    声とを出力させることを特徴とする請求項2記載のカラ
    オケ装置。
  8. 【請求項8】 上記司会進行用データ記憶装置には、収
    納された曲目コードに対応した曲調データと、各種の曲
    調に対応して司会進行に係る各種の画像データ及び各種
    の音声データとが予め格納されており、 上記司会進行用制御装置は、次の曲の再生が開始される
    までの間に、上記司会進行用データ記憶装置の画像デー
    タ及び音声データとに基づいて上記画像表示装置とスピ
    ーカとから次に再生される曲の曲調に適合した司会進行
    の映像と音声とを出力させることを特徴とする請求項2
    記載のカラオケ装置。
  9. 【請求項9】 上記司会進行用制御装置は、先に再生し
    た曲の曲調と次に再生する曲の曲調との曲調の組合わせ
    に適した司会進行の映像と音声とを上記画像表示装置と
    スピーカとから出力させることを特徴とする請求項8記
    載のカラオケ装置。
  10. 【請求項10】 上記司会進行用データ記憶装置には、
    上記曲調データとして曲のテンポデータが格納されると
    ともに、上記司会進行用制御装置には、電子楽器を利用
    した音源モジュールと音声データに基づいて司会進行用
    の音声信号を生成する音声モジュールとが備えられ、 上記司会進行用制御装置は、次に再生する曲のテンポデ
    ータに基づいて上記電子楽器を利用した音源モジュール
    で生成する音楽等のテンポと上記音声モジュールで生成
    する司会進行用の音声のテンポとを制御して、上記スピ
    ーカから司会進行の音声と音楽とを出力するようにした
    ことを特徴とする請求項8記載のカラオケ装置。
  11. 【請求項11】 上記司会進行用制御装置は、上記前記
    電子楽器を利用した音源モジュールで生成する音楽等の
    テンポと上記音声モジュールで生成する司会進行用の音
    声のテンポとを、再生を終了した曲のテンポから次に再
    生する曲のテンポとなるように変更制御して上記スピー
    カから司会進行の音声と音楽とを出力するようにしたこ
    とを特徴とする請求項10記載のカラオケ装置。
  12. 【請求項12】 伴奏信号と主旋律信号をそれぞれ独立
    に出力可能としたカラオケ再生装置と、 歌唱者の歌声の周波数と前記主旋律信号の周波数との差
    の絶対値を積分した得た周波数ずれ積分値に基づいて歌
    唱力を評価する歌唱力判断部とを備え、 上記司会進行用制御装置は、この歌唱力判断部の評価結
    果を、次の曲の再生が開始されるまでの間に上記画像表
    示装置とスピーカとから出力するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のカラオケ装置。
  13. 【請求項13】 伴奏信号と主旋律信号とをそれぞれ独
    立に出力可能としたカラオケ再生装置と、 歌唱者の歌声の周波数の時間微分値と上記カラオケ再生
    装置から出力された主旋律信号の周波数の時間微分値と
    の差の絶対値を積分して得た周波数時間微分値ずれ積分
    値に基づいて歌唱力を判定する歌唱力判断部とを備え、 上記司会進行用制御装置は、この歌唱力判断部の評価結
    果を、次の曲の再生が開始されるまでの間に上記画像表
    示装置とスピーカとから出力するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のカラオケ装置。
  14. 【請求項14】 伴奏信号と主旋律信号とをそれぞれ独
    立に出力可能としたカラオケ再生装置と、 歌唱者の歌声の周波数と上記主旋律信号の周波数との差
    の絶対値を積分して周波数ずれ積分値に演算する周波数
    ずれ積分値演算装置と、 歌唱者の歌声の周波数の時間微分値と上記主旋律信号の
    周波数の時間微分値との差の絶対値を積分して周波数時
    間微分値ずれ積分値を演算する周波数時間微分値ずれ積
    分値装置と、 上記周波数ずれ積分値と上記周波数時間微分値ずれ積分
    値とにそれぞれ所定の重み付け係数を乗じ、重み付け係
    数が乗じられた各積分値を加算して得た加算値に基づい
    て歌唱力を判断する歌唱力判断部とを備え、 上記司会進行用制御装置は、この歌唱力判断部の評価結
    果を、次の曲の再生が開始されるまでの間に上記画像表
    示装置とスピーカとから出力するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のカラオケ装置。
  15. 【請求項15】 上記周波数ずれ積分値に乗ずる重み付
    け係数及び上記周波数時間微分値ずれ積分値に乗ずる重
    み付け係数とは、上記司会進行用データ記憶装置に曲毎
    に設定されて格納されていることを特徴とする請求項1
    4記載のカラオケ装置。
  16. 【請求項16】 上記周波数ずれ積分値に乗ずる重み付
    け係数及び上記周波数時間微分値ずれ積分値に乗ずる重
    み付け係数とは、上記司会進行用データ記憶装置に曲目
    コードとの対応を付けて格納されていることを特徴とす
    る請求項14記載のカラオケ装置。
  17. 【請求項17】 伴奏信号と主旋律信号とがそれぞれ独
    立に出力されるとともに、歌が歌われる歌唱期間と歌わ
    れない非歌唱期間とを示す情報が出力可能とされたカラ
    オケ再生装置と、 歌唱者の歌声と上記歌唱期間と非歌唱期間を示す情報と
    を比較して、非歌唱期間中に歌われている時間と歌唱期
    間で歌われていない時間とを積算して歌唱タイミングず
    れ時間積算値を演算する歌唱タイミングずれ時間積算装
    置と、 歌唱者の歌声の周波数と上記主旋律信号の周波数との差
    の絶対値を積分して周波数ずれ積分値に演算する周波数
    ずれ積分値演算装置と、 歌唱者の歌声の周波数の時間微分値と上記主旋律信号の
    周波数の時間微分値との差の絶対値を積分して周波数時
    間微分値ずれ積分値を演算する周波数時間微分値ずれ積
    分値装置と、 上記歌唱タイミングずれ時間積算値と上記周波数ずれ積
    分値と上記周波数時間微分値ずれ積分値とにそれぞれ所
    定の重み付け係数を乗じ、重み付け係数が乗じられた各
    積分値を加算して得た加算値に基づいて歌唱力を判断す
    る歌唱力判断部とを備え、 上記司会進行用制御装置は、この歌唱力判断部の評価結
    果を、次の曲の再生が開始されるまでの間に上記画像表
    示装置とスピーカとから出力するようにしたことを特徴
    とする請求項2記載のカラオケ装置。
  18. 【請求項18】 上記歌唱タイミングずれ時間積算値に
    乗ずる重み付け係数、上記周波数ずれ積分値に乗ずる重
    み付け係数及び上記周波数時間微分値ずれ積分値に乗ず
    る重み付け係数とは、上記司会進行用データ記憶装置に
    曲毎に設定されて格納されていることを特徴とする請求
    項17記載のカラオケ装置。
  19. 【請求項19】 上記歌唱タイミングずれ時間積算値に
    乗ずる重み付け係数、上記周波数ずれ積分値に乗ずる重
    み付け係数及び上記周波数時間微分値ずれ積分値に乗ず
    る重み付け係数とは、上記司会進行用データ記憶装置に
    曲毎に設定されて格納されていることを特徴とする請求
    項17記載のカラオケ装置。
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