JPH1031496A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPH1031496A
JPH1031496A JP8184679A JP18467996A JPH1031496A JP H1031496 A JPH1031496 A JP H1031496A JP 8184679 A JP8184679 A JP 8184679A JP 18467996 A JP18467996 A JP 18467996A JP H1031496 A JPH1031496 A JP H1031496A
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JP
Japan
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voice
musical
note
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data
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Pending
Application number
JP8184679A
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English (en)
Inventor
Takeshi Terao
健 寺尾
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1031496A publication Critical patent/JPH1031496A/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/505Parcor synthesis, i.e. music synthesis using partial autocorrelation techniques, e.g. in which the impulse response of the digital filter in a parcor speech synthesizer is used as a musical signal

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声合成された人声音を自然な歌声として楽
音形成することができる楽音発生装置を実現する。 【解決手段】 CPU4は、外部から供給されるMID
Iデータに基づきノートオン・ノートオフ、音高周波数
およびベロシティからなる楽音情報をDSP9にセット
すると共に、ノートオンする楽音に対応付けられた歌詞
(一語)に相当する音節の音声合成パラメータを、デー
タROM8中のデータベースから読み出してRAM10
にセットする。この結果、DSP9では与えられた音声
合成パラメータに従ってパーコール合成した人声音を、
楽音情報に従って自然な歌声として発声させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声合成する装置
に関し、特に、自然な歌声を発生することができる楽音
発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声分析して抽出した特徴パ
ラメータに基づき人声音を合成する手法として、チャネ
ルボコーダや、線形予測、PARCOR(パーコール)
と呼ばれる技術が知られている。これら音声合成技術
は、分析した音声を如何に少ない情報量に変換するか、
つまり音声を分析して特徴パラメータの形に変換して言
葉の意味内容に関係の無い冗長成分を除いて情報量を圧
縮することに着目したものであって、高音質で音声合成
したり、合成した人声音を楽音形成に応用することを考
えたものではなかった。
【0003】そうした中にあって、チャネルボコーダは
構成が単純でリアルタイムの分析合成に向いているた
め、フィルタバンクにより抽出される音声のパワースペ
クトル包絡に基づき楽音合成する楽音発生装置に適用さ
れていた。しかしながら、チャネルボコーダでは、フィ
ルタバンクを構成するバンドパスフィルタ段数の限界
や、子音を合成できない等の問題により高音質の音声合
成が叶わず、やがて淘汰されて行った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、従来の波形メモ
リ読み出し方式による楽音発生装置では、サンプリング
した人声音を波形メモリに記憶しておき、これをサンプ
リング時のピッチで読み出し再生すれば、最も単純な形
で高品位な人声音を発生させることが可能になるもの
の、サンプリング時のピッチとは異なるピッチで読み出
し再生しようとすると、人声音のフォルマント周波数が
変換ピッチ量に応じて変化してしまう為、自然な歌声を
発生することができないという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、音声合成された人声音
を自然な歌声として楽音形成することができる楽音発生
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、複数の音節毎の音声合
成パラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、楽曲の
各楽音を表わす楽音情報および各楽音に対応付けられた
歌詞を表わす発声情報を発生する楽曲情報発生手段と、
この楽曲情報発生手段が発生する発声情報に従って前記
パラメータ記憶手段から歌詞に合致する音節の音声合成
パラメータを読み出して出力するパラメータ発生手段
と、このパラメータ発生手段が出力する音声合成パラメ
ータに基づき合成した人声音を、前記楽音情報に従って
歌声として発音する音声合成手段とを具備することを特
徴としている。
【0007】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明によれば、前記パラメータ記憶手段は、各音節毎の
音声合成パラメータ中にデータ終端を表わす識別子を備
え、前記音声合成手段は、この識別子を検出して音声合
成パラメータがデータ終端に達したと判断した場合、合
成中の歌声を持続発音することを特徴とする。
【0008】同様に、上記請求項1に従属する請求項3
に記載の発明によれば、前記音声合成手段は、合成した
人声音の音質を前記楽音情報に含まれるベロシティに応
じて可変制御することを特徴としている。
【0009】また、上記請求項1に従属する請求項4に
記載の発明によれば、前記パラメータ発生手段は、前記
発声情報をMIDIデータのエクスクルーシブ・メッセ
ージで表現することを特徴とする。
【0010】さらに、上記請求項1に従属する請求項5
に記載の発明によれば、前記音声合成手段は、前記楽音
情報に含まれるノートオン・ノートオフにより歌声の発
音・消音を制御することを特徴としている。
【0011】本発明では、パラメータ記憶手段に複数の
音節毎の音声合成パラメータを記憶しておき、楽曲情報
発生手段が楽曲の各楽音を表わす楽音情報および各楽音
に対応付けられた歌詞を表わす発声情報を発生すると、
パラメータ発生手段が発声情報に従って前記パラメータ
記憶手段から歌詞に合致する音節の音声合成パラメータ
を読み出す。そして、音声合成手段は、パラメータ発生
手段から出力される音声合成パラメータに基づき人声音
を合成し、これを前記楽音情報に従って歌声として発音
する。これにより、音声合成された人声音を自然な歌声
として楽音形成することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による楽音発生装置は、電
子楽器の他、人声音で音声案内する装置などに適用され
得る。以下では、本発明の実施の形態による楽音発生装
置を実施例として図面を参照して説明する。
【0013】A.実施例の構成 (1)全体構成 図1は、本発明の一実施例による楽音発生装置の全体構
成を示すブロック図である。この図において、1は鍵盤
部であり、押離鍵操作に応じたキーオン/キーオフ信
号、キーコードおよびベロシティ信号からなる演奏情報
を発生する。2は操作パネル面に配設されるパネルスイ
ッチ群である。パネルスイッチ群2の内には、電源をオ
ンオフ操作する電源スイッチや、動作モードを選択する
モードスイッチ等が設けられており、これらスイッチ操
作に応じた操作信号を発生する。
【0014】なお、ここで言う動作モードとは、音声合
成された人声音を、押離鍵操作に対応して鍵盤部1から
出力される演奏情報に応じて歌声として発音させる鍵盤
モード、あるいはMIDIインタフェース回路7(後述
する)を介して外部MIDI機器から供給されるMID
Iデータに応じて歌声を発音させるMIDIモードを指
す。本実施例では、このMIDIモードについて言及す
る。
【0015】次に、3は液晶パネル等から構成される表
示部であり、上記パネルスイッチ群2の操作に対応した
設定状況や動作状態が表示される。4は装置各部を制御
するCPUであり、その特徴的な動作については追って
詳述する。このCPU4は、ROM5に格納される音声
合成プログラムをDSP9(後述する)に転送したり、
MIDIインタフェース回路7を介して外部から供給さ
れるMIDIデータに対応する音声合成パラメータを後
述のデータROM8から読み出してRAM10に転送す
る。
【0016】ROM5は、上記CPU4にロードされる
各種の制御プログラムや制御データの他、後述するDS
P9において実行される音声合成プログラムを記憶して
いる。また、このROM5には、MIDIデータ中のノ
ートナンバを音高周波数に変換する変換テーブルTBL
が記憶されている。この変換テーブルTBLは、図2に
示す通り、ノートナンバを読み出しアドレスとして対応
する音高周波数PFを発生するものである。
【0017】6はCPU4のワークエリアとして各種レ
ジスタやフラグデータが一時記憶されるRAMである。
また、このRAM6には、バッファエリアが設けられて
おり、MIDIインタフェース回路7を介して外部から
供給されるシリアル形式のMIDIデータを一時記憶す
るようになっている。MIDIインタフェース回路7で
は、CPU4の指示の下に、外部MIDI機器から供給
されるMIDIデータを取込み、バスBを介して上記R
AM6のバッファエリアにストアする。また、このMI
DIインタフェース回路7は、RAM6のバッファエリ
アにストアされたMIDIデータをシリアル形式でデー
タ送出する。
【0018】データROM8には、音節毎の音声合成パ
ラメータがデータベース登録されている。音声合成パラ
メータとは、パーコール(PARCOR)分析によって
得られる残差Zおよびパーコール係数K1〜Knからな
るものであり、このデータROM8では各音節、つま
り、かな一文字毎の音声合成パラメータがテーブル記憶
されている。
【0019】ここで、図3を参照してデータROM8に
記憶される音声合成パラメータのデータ構造について述
べる。この図において、DB[m,n]は音番号mと係
数セト数nとを表わすヘッダである。このヘッダDB
[m,n]により所望の音節の残差Zおよびパーコール
係数K1〜Knを検索し得るようになっている。ヘッダ
DB[m,n]の音番号mは、音節(一語)を指定す
る。一方、係数セット数nは、音番号mで指定された音
節を合成する際に使用されるパーコール係数K1〜Kn
および残差Zを指定する。
【0020】例えば、図3に示すDB[0,0]〜DB
[0,n−1]は、音番号0で規定された”音節
「あ」”をパーコール分析して得た残差Zおよびパーコ
ール係数K1〜Knの値を時系列に並べたものである。
通常、係数セット数nは5〜20msec程度の時間間
隔でパーコール分析した値であり、この時間間隔で係数
セット数nが指定するパーコール係数K1〜Knおよび
残差Zを合成フィルタ(後述する)にセットすれば、パ
ーコール分析した時と同じフォルマント音が合成され
る。このようにデータベース化された音声合成パラメー
タの特長は、各音番号mの終端となるDB[0〜m,
n]に、残差Zを「−1」としたデータ終了を表わす識
別子を設けたことにあり、これが意図するところについ
ては追って述べる。
【0021】次に、再び図1に戻り、実施例の構成につ
いて説明を進める。図1において、DSP9は、CPU
4から転送セットされる音声合成プログラムおよび音声
合成パラメータに基づきパーコール合成演算を行って人
声音を発生するものであり、このパーコール合成アルゴ
リズムについては後述する。10は、DSP9のワーク
エリアとして用いられるRAM10であり、CPU4に
よって上述したデータROM8から読み出された音声合
成パラメータ(残差Zおよびパーコール係数K1〜K
n)がセットされる。
【0022】DSP9にて合成された音声データは、次
段のD/A変換器11を介してアナログの音声信号に変
換される。D/A変換器11から出力される音声信号
は、アンプ12にて不要ノイズ除去等のフィルタリング
が施された後に増幅されて、スピーカSPより自然な歌
声として放音される。
【0023】(2)DSP9のパーコール合成アルゴリ
ズム(機能構成) 次に、図4を参照し、CPU4から供給される楽音情報
に従って人声音による歌声を形成するDSP9のパーコ
ール合成アルゴリズム(機能構成)について説明する。
なお、ここで言う楽音情報とは、CPU4がMIDIデ
ータから抽出するノートオンNON、ノートオフNOF
およびベロシティデータVELの他、ノートナンバを前
述の変換テーブルTBLによって変換した音高周波数P
Fである。
【0024】図4において、20はパルス発生器であ
り、音高周波数PFに対応した周期でパルス波形PWを
出力する。21はホワイトノイズWNを発生するノイズ
発生器である。SELは、合成する音声が「有声音」か
「無声音」かに応じてパルス波形PWもしくはホワイト
ノイズWNを選択するセレクタである。すなわち、この
セレクタSELは、与えられたパーコール係数K1が所
定の定数J(約0.3)以上の場合に「有声音」を合成
すべくパルス波形PW側を選択し、一方、パーコール係
数K1が定数Jより小さい時には「無声音」を合成すべ
くホワイトノイズWN側を選択する。
【0025】22はエンベロープジェネレータであり、
ノートオンNON、ノートオフNOFおよびベロシティ
データVELに応じてアタック部、リリース部および振
幅が制御されたエンベロープ波形ENVを発生する。2
3は係数乗算器であり、上記セレクタSELを介して供
給されるパルス波形PWあるいはホワイトノイズWNの
いずれかにエンベロープ波形ENVを乗算して出力す
る。
【0026】ところで、上述したセレクタSELでは、
有声音・無声音に応じてパルス波形PWあるいはホワイ
トノイズWNに切換えるが、これに限らず、有声音・無
声音に応じてパルス波形PWとホワイトノイズWNとを
クロスフェードさせる態様としても良く、そのようにす
ると、有声音から無声音への変化、あるいは無声音から
有声音への変化がより自然なものとなる。
【0027】24は係数乗算器であり、上記係数乗算器
23の出力に残差Zを乗算して出力する。25−1〜2
5−nは、それぞれパーコール係数K1〜Knに基づき
パーコール分析過程の逆過程で音声合成する格子型フィ
ルタである。これら縦続接続される格子型フィルタは、
声道特性をシミュレートするもので、遅延回路25a、
係数乗算器25b,25c、加算器25dおよび減算器
25eから構成される。遅延回路25aは、パーコール
分析過程と同じサンプリング遅延とすれば、分析した音
声信号と同じフォルマントとなる。したがって、音声合
成時の特殊効果として故意にフォルマントを異ならせる
ような場合には、パーコール分析時とは異なるサンプリ
ング遅延量とすれば良い。
【0028】このようなパーコール合成アルゴリズムに
よれば、RAM10に格納された音声合成パラメータ
(残差Zおよびパーコール係数K1〜Kn)、つまり、
MIDIデータに対応してCPU4が前述のデータRO
M8から読み出した音声合成パラメータに従って音節を
合成してなる人声音を歌声として生成する。
【0029】B.実施例の動作 次に、図5〜図7を参照し、上記構成による実施例の動
作について説明する。以下では、最初に全体動作として
メインルーチンの処理を説明した後、このメインルーチ
ンにおいてコールされるMIDI処理ルーチンやタイマ
インタラプトルーチンの処理について述べる。
【0030】(1)メインルーチンの動作 まず、本実施例による楽音発生装置に電源が投入される
と、CPU4はROM5より所定の制御プログラムを読
み出して自身にロードした後、図5に示すメインルーチ
ンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM6や
RAM10に設けられている各種レジスタ・フラグを初
期化する一方、DSP9に対して内部レジスタ類をゼロ
リセットするよう指示を出す。
【0031】こうして初期化がなされると、CPU4は
次のステップSA2に処理を進め、ROM5に格納され
る音声合成プログラムをDSP9に転送する。これによ
り、DSP9では音声合成の準備が整う。次いで、ステ
ップSA3に進むと、カウンタレジスタiの値をゼロリ
セットする。このカウンタレジスタiの値は、音声合成
パラメータ(残差Zおよびパーコール係数K1〜Kn)
をデータROM8から読み出してRAM10にセットす
る場合や、RAM10に格納された音声合成パラメータ
をDSP9にセットする場合に参照される。
【0032】そして、ステップSA4では、MIDIイ
ンタフェース回路7を介して入力されるMIDIデータ
の内容に応じた音声合成パラメータをデータROM8か
ら読み出してRAM10にセットしたり、入力されるM
IDIデータに対応した楽音情報(ノートオンNON、
ノートオフNOF、ベロシティデータVELおよび音高
周波数PF)を生成してDSP9に供給するMIDI処
理(後述する)を行う。次に、ステップSA5に進む
と、パネルスイッチ群2を走査してスイッチ操作を検出
し、検出したスイッチ操作に応じた処理を行う。以後、
電源スイッチがオフ操作される迄、ステップSA4〜S
A5を繰り返す。
【0033】(2)MIDI処理ルーチンの動作 さて、上述したメインルーチンのステップSA4を介し
てMIDI処理ルーチンが実行されると、CPU4は図
6に示すステップSB1に処理を進め、MIDI入力の
有無を判断する。ここで、MIDI入力が無ければ、判
断結果が「NO」となり、本ルーチンを終了させて処理
をメインルーチンに復帰させる。一方、MIDI入力が
有ると、判断結果が「YES」となり、次のステップS
B2に処理を進める。ステップSB2では、入力された
MIDIデータのステータスが「ノートオン」であるか
否かを判断する。
【0034】ところで、本実施例の場合、入力されるM
IDIデータのステータスは、「エクスクルーシブ」、
「ノートオン」および「ノートオフ」のいずれかにな
る。「エクスクルーシブ」は、楽曲中の各音に対応付け
られた歌詞を、前述した音声合成パラメータ中の音番号
mで指定する。つまり、「エクスクルーシブ」によって
先ず歌声の音節を音番号mで指定し、続いてその歌声の
音高および音量を「ノートオン」によって指定し、「ノ
ートオフ」で消音することになる。
【0035】したがって、いま最初にMIDI入力があ
ると、そのMIDIデータは「エクスクルーシブ」とな
るから、上記ステップSB2の判断結果は「NO」とな
り、ステップSB3に進む。ステップSB3では、MI
DIデータが「エクスクルーシブ」である否かを判断
し、この場合、判断結果が「YES」となり、ステップ
SB4に進む。ステップSB4に進むと、CPU4は、
MIDIデータ中のエクスクルーシブ・メッセージから
歌詞(一語)に対応付けられた音番号mを抽出してレジ
スタexcにセットして一旦、このルーチンの処理を完
了する。
【0036】なお、こうしてレジスタexcに音番号m
がセットされると、CPU4では、後述のタイマインタ
ラプトルーチンの処理によってデータROM8から音番
号mに対応する音声合成パラメータ(残差Zおよびパー
コール係数K1〜Kn)を読み出し、これをRAM10
にセットする。
【0037】次に、「ノートオン」のMIDI入力があ
ると、上述したステップSB2の判断結果が「YES」
となり、ステップSB5に処理を進める。ステップSB
5では、「ノートオン」のMIDIデータ中に含まれる
ノートナンバを、前述した変換テーブルTBL(図2参
照)により音高周波数PFに変換してDSP9にセット
する。次いで、ステップSB6に進むと、CPU4はM
IDIデータから上記ノートナンバに続いて付与されて
いるベロシティ値を抽出し、これをベロシティデータV
ELとしてDSP9にセットする。これにより、DSP
9では、パルス発生器20に音高周波数PFがセットさ
れ、エンベロープジェネレータ22にベロシティデータ
VELがセットされる。
【0038】そして、ステップSB7では、カウンタレ
ジスタiをゼロリセットし、続くステップSB8にてエ
ンベロープジェネレータ22にアタック形成するよう指
示する。この結果、DSP9では、RAM10にセット
されている楽音合成パラメータ、つまり、ヘッダDB
[exc,i]にて指定される音節の残差Zおよびパー
コール係数K1〜Knに基づきパーコール合成を行い、
ノートナンバに対応した音高周波数PFによるピッチの
人声音を、ベロシティデータVELの音量で生成する。
【0039】以上のようにして、歌詞一語分の人声音が
歌声として発音された後には、「ノートオフ」のMID
I入力がなされる。「ノートオフ」のMIDIデータが
供給された場合には、上記ステップSB3を介してステ
ップSB9に進み、「ノートオフ」の時にはステップS
B9の判断結果が「YES」となってステップSB10
に処理を進める。ステップSB10では、エンベロープ
ジェネレータ22にリリース形成するよう指示し、発声
中の歌詞を消音させる。
【0040】このように、MIDI処理ルーチンでは、
「エクスクルーシブ」のMIDIデータが入力される
と、MIDIデータ中のエクスクルーシブ・メッセージ
から歌詞(一語)に対応付けられた音番号mを抽出して
レジスタexcにセットして、後述のタイマインタラプ
トルーチンに対して音番号mを引渡す。そして、「ノー
トオン」のMIDIデータが入力された時には、ノート
ナンバに対応した音高周波数PFをDSP9のパルス発
生器20にセットすると共に、ベロシティデータVEL
をDSP9のエンベロープジェネレータ22にセットし
て歌詞を歌声として発音させる。続いて、「ノートオ
フ」のMIDIデータが入力されると、その歌声をリリ
ースさせる。
【0041】(3)タイマインタラプトルーチンの動作 CPU4では、例えば、20msec毎に割込みマスク
を解除して図7に示すタイマインタラプトルーチンを実
行してステップSC1に処理を進め、ヘッダDB[ex
c,i]が示す残差Zが「0」より小さいか、つまり、
音番号mで指定される音節の音声合成パラメータが終了
しているか否かを判断する。
【0042】ここで、残差Zが「−1」でない場合に
は、判断結果が「NO」となり、ステプSC2に進む。
ステップSC2では、ヘッダDB[exc,i]に対応
する音声合成パラメータ(残差Zおよびパーコール係数
K1〜Kn)をデータROM8から読み出しRAM10
にセットする。これにより、DSP9側では、RAM1
0にセットされる残差Zおよびパーコール係数K1〜K
nに基づきパーコール合成する。
【0043】次いで、ステップSC3では、カウンタレ
ジスタiをインクリメントして歩進させ、一旦、この割
り込み処理を終了させる。そして、次の割り込みタイミ
ング下においてステップSC1が実行され、この時、ヘ
ッダDB[exc,i]に対応して読み出した残差Zが
「−1」、つまり、データ終端になると、上記ステップ
SC1の判断結果が「YES」となり、この場合、何も
処理せずに終了させる。したがって、このような場合に
は、DSP9側では音声合成パラメータが更新されない
為、パーコール合成する格子型フィルタ25−1〜25
−n(図4参照)の時間変化が止り、合成される歌声は
サスティーン状態となる。
【0044】以上説明したように、本実施例では、外部
から供給されるMIDIデータに基づきノートオン・ノ
ートオフ、音高周波数およびベロシティからなる楽音情
報をDSP9にセットすると共に、ノートオンする楽音
に対応付けられた歌詞(一語)に相当する音節の音声合
成パラメータを、データROM8中のデータベースから
読み出してRAM10にセットする。この結果、DSP
9では与えられた音声合成パラメータに従ってパーコー
ル合成した人声音を、楽音情報に従って歌声として発声
させる。
【0045】特に、この実施例では、各音節の音声合成
パラメータ中に残差Zを「−1」としてデータ終端を表
わす識別子を設けたので、このデータ終端に至った時に
はパーコール係数K1〜Knが経時変化せずに保持され
るから、合成される歌声はサスティーン状態となり、音
が伸ばされた歌声(例えば、「あー」)となる。この
為、より一層自然な歌声として楽音形成することができ
る。
【0046】また、本実施例では、ベロシティデータV
ELにより励振波形の振幅を制御し得るように乗算器2
3(図4参照)を設けたので、格子型フィルタ25−1
〜25−nで得られるフォルマント以外に、音質(口調
の強弱)を可変制御することも可能になる。
【0047】さらに、上述の実施例においては、ノート
オンする楽音に対応付けられた歌詞(一語)をMIDI
データのエクスクルーシブ・メッセージで定義するよう
にしたので、リアルタイムに歌声を発生させることが可
能になっている。
【0048】加えて、この実施例では、乗算器23によ
ってエンベロープ重畳させる構成としたので、残差Zが
係数乗算される以外に、ノートオン/オフで音量制御す
ることが可能になる。したがって、歌詞に対応させた歌
声の発音/消音を容易に制御できる。
【0049】なお、上述した実施例では、有声音をパー
コール合成するための励振源として音高周波数PFに対
応した周期のパルス列を出力するパルス発生器20を用
いたが、これに替えて、例えば図8に示す波形発生態様
としても良い。この図に示す波形発生態様は、音高周波
数PFに対応したピッチで、互いに波形が異なる波形
a,bを発生する波形発生器30,31と、乗算器3
2,33および加算器34からなり、波形a,bをベロ
シティデータVELに応じて内挿補間する補間器35と
から構成される。
【0050】こうした構成によれば、ベロシティデータ
VELに応じて波形aと波形bとを内挿補間するので、
ベロシティ値に応じて音色変化を与えることが可能にな
る。波形a,bの種類としては、三角波や異なるパルス
幅を持った波形等、倍音成分を多く含んだものが効果的
であり、上記以外では、例えば、ノートオンに対してデ
ィチューンを施した複数の波形信号を同時発生させて混
合することによって、コーラスにような音声合成も可能
になる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、パラメ
ータ記憶手段に複数の音節毎の音声合成パラメータを記
憶しておき、楽曲情報発生手段が楽曲の各楽音を表わす
楽音情報および各楽音に対応付けられた歌詞を表わす発
声情報を発生すると、パラメータ発生手段が発声情報に
従って前記パラメータ記憶手段から歌詞に合致する音節
の音声合成パラメータを読み出す。そして、音声合成手
段は、パラメータ発生手段から出力される音声合成パラ
メータに基づき人声音を合成し、これを前記楽音情報に
従って歌声として発音するので、音声合成された人声音
を自然な歌声として楽音形成することができる。請求項
2に記載の発明によれば、前記パラメータ記憶手段は、
各音節毎の音声合成パラメータ中にデータ終端を表わす
識別子を備え、前記音声合成手段は、この識別子を検出
して音声合成パラメータがデータ終端に達したと判断し
た場合、合成中の歌声を持続発音するので、より一層自
然な歌声として楽音形成することができる。請求項3に
記載の発明によれば、前記音声合成手段は、合成した人
声音の音質を前記楽音情報に含まれるベロシティに応じ
て可変制御するので、口調の強弱などを表現することが
できる。請求項4に記載の発明によれば、前記パラメー
タ発生手段は、前記発声情報をMIDIデータのエクス
クルーシブ・メッセージで表現するため、極めて容易に
リアルタイムで歌声を発生させることができる。請求項
5に記載の発明によれば、前記音声合成手段は、前記楽
音情報に含まれるノートオン・ノートオフにより歌声の
発音・消音を制御するので、歌詞に対応させた歌声の発
音/消音を容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による楽音発生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】ノートナンバを音高周波数PFに変換する変換
テーブルTBLの内容を説明するための図である。
【図3】データROM8にデータベース登録される音声
合成パラメータのデータ構造を説明するための図であ
る。
【図4】DSP9のパーコール合成アルゴリズムを示す
機能ブロック図である。
【図5】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】MIDI処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】タイマインタラプトルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】パルス発生器20の変形例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】 1 鍵盤部 2 パネルスイッチ群 3 表示部 4 CPU(パラメータ発生手段、音声合成手段) 5 ROM 6 RAM 7 MIDIインタフェース回路(楽曲情報発生手段) 8 データROM(パラメータ記憶手段) 9 DSP(音声合成手段) 10 RAM(音声合成手段) 11 D/A変換器 12 アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 5/04 G10H 7/00 513Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音節毎の音声合成パラメータを記
    憶するパラメータ記憶手段と、 楽曲の各楽音を表わす楽音情報および各楽音に対応付け
    られた歌詞を表わす発声情報を発生する楽曲情報発生手
    段と、 この楽曲情報発生手段が発生する発声情報に従って前記
    パラメータ記憶手段から歌詞に合致する音節の音声合成
    パラメータを読み出して出力するパラメータ発生手段
    と、 このパラメータ発生手段が出力する音声合成パラメータ
    に基づき合成した人声音を、前記楽音情報に従って歌声
    として発音する音声合成手段とを具備することを特徴と
    する楽音発生装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ記憶手段は、各音節毎の
    音声合成パラメータ中にデータ終端を表わす識別子を備
    え、 前記音声合成手段は、この識別子を検出して音声合成パ
    ラメータがデータ終端に達したと判断した場合、合成中
    の歌声を持続発音することを特徴とする請求項1記載の
    楽音発生装置。
  3. 【請求項3】 前記音声合成手段は、合成した人声音の
    音質を前記楽音情報に含まれるベロシティに応じて可変
    制御することを特徴とする請求項1記載の楽音発生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パラメータ発生手段は、前記発声情
    報をMIDIデータのエクスクルーシブ・メッセージで
    表現することを特徴とする請求項1記載の楽音発声装
    置。
  5. 【請求項5】 前記音声合成手段は、前記楽音情報に含
    まれるノートオン・ノートオフにより歌声の発音・消音
    を制御することを特徴とする請求項1記載の楽音発声装
    置。
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