JPH10315216A - コンクリート製品型枠構造 - Google Patents

コンクリート製品型枠構造

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JPH10315216A
JPH10315216A JP9132588A JP13258897A JPH10315216A JP H10315216 A JPH10315216 A JP H10315216A JP 9132588 A JP9132588 A JP 9132588A JP 13258897 A JP13258897 A JP 13258897A JP H10315216 A JPH10315216 A JP H10315216A
Authority
JP
Japan
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concrete
formwork
hollow box
concrete product
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9132588A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nishimura
幸雄 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maeda Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10315216A publication Critical patent/JPH10315216A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気養生の際の加熱により中空箱抜き型枠部
内部の空気が膨張した場合でも型枠本体内の生コンクリ
ート内にこの空気が噴出するのを防止し、以ってコンク
リート製品表面の平滑性を維持すると共にコンクリート
製品内部における空気逃げ孔の形成を防止するコンクリ
ート製品型枠構造を提供すること。 【解決手段】 表面に凹所が形成されたコンクリートセ
グメント1を製造する型枠の構造であって、コンクリー
トセグメント1の主要部を形成する型枠本体11の内側
に中空箱抜き型枠部12を固定する際、締付けボルト1
4における中心軸線上に貫通路14aを設け、この貫通
路14aを介して中空箱抜き型枠部12の内部空間を大
気に連通させるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート製品型
枠構造に関し、更に詳細には蒸気養生工程を経てコンク
リート製品を製造する型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールド工法などによりトンネル
を構築する場合にライニングとして図5に示されるよう
なコンクリートセグメント1が用いられることは既によ
く知られている。このコンクリートセグメント1の製造
方法は種々あるが、1つの製造方法としてセグメント型
枠に生コンクリートを流し込んだ後、コンクリート硬化
促進のため蒸気養生を行い、この蒸気養生の際にセグメ
ント型枠に流し込んだ生コンクリートを約65℃で加熱
する工程を経てコンクリートセグメント1を製造する方
法がある。
【0003】ところで、この種のコンクリートセグメン
ト1には、例えばリング継手やセグメント継手のための
凹所2がその端面や側面に形成されている。このような
凹所2は、コンクリートセグメント1を製造する際に図
4に示されるようにセグメント1の主要部を形成する型
枠本体3の内側に中空箱抜き型枠部4と称する鋼板を箱
型に加工した構成部材を固定することにより形成してい
た。
【0004】通常、この中空箱抜き型枠部4の型枠本体
3への取り付けは、型枠本体3と中空箱抜き型枠部4と
の密着部分にボルト通し穴5を形成し、このボルト通し
穴5にボルト6を挿通させてナット7で締付け固定する
ことで相互の固定が図られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンクリートセグメント型枠では、中空箱抜
き型枠部4が型枠本体3の構成要素により完全に密閉さ
れた後に、当該型枠に生コンクリート8が流し込まれて
蒸気養生が行われた時、蒸気養生の際の加熱により中空
箱抜き型枠部4内部の空気が膨張し、ボルト挿し穴5を
介して型枠本体3と中空箱抜き型枠部4との密着部分か
ら型枠本体3内の生コンクリート8に噴出することがあ
った。
【0006】このようにしてセグメント型枠内の生コン
クリートに噴出した空気9は、コンクリート8表面に上
昇し、その結果コンクリート硬化後のセグメント表面に
穴を形成してその表面を粗面としたり、場合によっては
噴出した空気9によりコンクリート内部まで穴が通って
しまい、セグメント施工後の漏水につながる恐れもある
という問題があった。
【0007】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、蒸気養生の際の加熱によ
り中空箱抜き型枠部内部の空気が膨張した場合でも型枠
本体内の生コンクリート内にこの空気が噴出するのを防
止し、以ってコンクリート製品表面の平滑性を維持する
と共にコンクリート製品内部における空気逃げ孔の形成
を防止するコンクリート製品型枠構造を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はコンクリート製
品型枠構造であり、前述した技術的課題を解決するため
に以下のように構成されている。すなわち、本発明は、
表面に凹所が形成されたコンクリート製品を製造する型
枠の構造であって、コンクリート製品の主要部を形成す
る型枠本体と、この型枠本体の内側に固定され、製造さ
れたコンクリート製品に凹部を形成する中空箱抜き型枠
部と、この中空箱抜き型枠部の内部空間を大気に連通す
る空気抜き手段とから構成されていることを特徴とす
る。
【0009】<本発明における具体的構成>本発明のコ
ンクリート製品型枠構造は、前述した必須の構成要素か
らなるが、その構成要素が具体的に以下のような場合で
あっても成立する。その具体的構成要素とは、前記中空
箱抜き型枠部を前記型枠本体に固定する時に一端が前記
中空箱抜き型枠部内に位置し、他端が前記型枠本体の外
部に位置する取付けボルトに形成された貫通路を、前記
空気抜き手段として使用することができる。また、前記
空気抜き手段は、前記中空箱抜き型枠部と前記型枠本体
とに形成された空気抜き穴であってもよい。
【0010】このような本発明のコンクリート製品型枠
構造によると、蒸気養生の際の加熱により中空箱抜き型
枠部内部の空気が膨張すると、その空気は例えば中空箱
抜き型枠部を型枠本体に固定している取付けボルトに形
成されてる貫通路を通って大気に逃げる。すなわち、中
空箱抜き型枠部の内部は大気と貫通路により連通してい
るため中空箱抜き型枠部内での膨張空気は大気に直ちに
逃げ、その結果中空箱抜き型枠部内での圧力は高まら
ず、これにより型枠本体内の生コンクリートに膨張した
空気が押し出されるようなことがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンクリート製品
型枠構造を図に示される実施形態について更に詳細に説
明する。図1には本発明の一実施例に係るコンクリート
セグメント型枠10の要部が示されている。このコンク
リートセグメント型枠10は、コンクリートセグメント
の主要部を形成する型枠本体11を含む。
【0012】この型枠本体11それ自体は、この種のコ
ンクリートセグメントの製造に従来から使用さており、
既によく知られているので詳細な説明は省略する。前述
したようにトンネルを構築する場合にライニングとして
用いられるコンクリートセグメント1には、リング継手
やセグメント継手のための凹所2がその端面や側面に形
成されるが、この凹所2を形成するため型枠本体11の
所定位置における内側に中空箱抜き型枠部12が固定さ
れる。
【0013】この中空箱抜き型枠部12の型枠本体11
への固定は、型枠本体11と中空箱抜き型枠部12との
密着部分にボルト通し穴13を形成し、このボルト通し
穴13に締付けボルト14を挿通させ、この締付けボル
ト14を回転させてナット15を螺合することで相互の
固定が図られる。この場合、締付けボルト14の一端
は、中空箱抜き型枠部12内に位置し、他端は型枠本体
11の外部に位置することになる。
【0014】この締付けボルト14の軸中心線上には、
図1及び図2に示されるように当該締付けボルト14の
全長さを貫通する貫通路14aが設けられている。これ
により、この中空箱抜き型枠部12が締付けボルト14
により型枠本体11に取り付けられた後、この中空箱抜
き型枠部12の開放部を型枠本体11の構成要素によっ
て閉鎖密封された後でもその内部は締付けボルト14に
形成された貫通路14aを介して大気に連通しているこ
とになる。
【0015】従って、この貫通路14aが中空箱抜き型
枠部12内の空気を抜くための空気抜き手段として機能
する。なお、このような空気抜き手段として機能する貫
通路14aは、その役割から明らかなように軸中心線以
外の位置にあってもよいことは言うまでもない。
【0016】このように構成された本実施形態に係るコ
ンクリートセグメント型枠構造によると、生コンクリー
ト8がこのセグメント型枠内に流し込まれた後、コンク
リート硬化促進のため蒸気養生を行い、この蒸気養生の
際にセグメント型枠に流し込んだ生コンクリートを例え
ば約65℃で加熱した時、中空箱抜き型枠部12内の空
気が膨張するとその膨張空気は締付けボルト14に形成
された貫通路14aを通って大気に逃げる。
【0017】そのため、中空箱抜き型枠部12内の圧力
は常に大気圧と同じに保たれ、その結果加熱時に膨張し
た中空箱抜き型枠部12内の空気がボルト通し穴13等
を介して中空箱抜き型枠部12と型枠本体11との密着
部の僅かな隙間から生コンクリート8内部に侵入するこ
とはなく、コンクリート硬化後のセグメント表面に穴を
形成してその表面を粗面としたり、或いはコンクリート
内部に空気通過路を形成したりするのを防止することが
できる。
【0018】前述した実施形態に係るコンクリートセグ
メント型枠構造では、中空箱抜き型枠部12の内部空間
を大気に連通する空気抜き手段が締め付けボルトの中心
軸線上に形成した貫通路14aによって構成されていた
が、図3に示されるように中空箱抜き型枠部12の開放
部を閉鎖する板部材16と型枠本体11における構成要
素11aとの密着部を貫通する空気抜き穴17を設ける
ようにしてもよい。
【0019】その際、中空箱抜き型枠部12の開放部を
閉鎖する板部材16と型枠本体11における構成要素1
1aとの密着部からコンクリート水分の漏れを防止する
ため、この空気抜き穴17の内周部における板部材16
と構成要素11aとの密着部にO−リング18を設けて
おくことが好ましい。
【0020】なお、前述した実施形態に係るコンクリー
ト製品型枠構造では、トンネルのライニングとして使用
するコンクリートセグメントの製造を例として説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、あらゆる
用途に用いられるコンクリートセグメントの製造のみな
らず、蒸気養生を行うコンクリート製品の製造に適用可
能なことは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート製品型枠構造によれば、表面に凹所が形成されたコ
ンクリート製品を製造する場合における中空箱抜き型枠
部に対して大気に連通する空気抜き手段を設けたことか
ら、製品型枠に生コンクリートを流し込んだ後、例えば
コンクリート硬化促進のため蒸気養生を行う際に製品型
枠に流し込んだ生コンクリートを加熱したとしても、中
空箱抜き型枠部内の空気がボルト通し穴等を介して中空
箱抜き型枠部と型枠本体との密着部の僅かな隙間から生
コンクリート内部に侵入することがない。
【0022】その結果、コンクリート硬化後の製品表面
に穴が形成されてその表面が粗面となったり、或いはコ
ンクリート内部に空気通過路が形成されたりすることが
なく、良質のコンクリート製品を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンクリートセグメ
ント型枠の要部を示す断片的な断片図である。
【図2】図1に示されるコンクリートセグメント型枠で
使用する締付けボルトの取り付け状態を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施形態に係るコンクリートセグ
メント型枠の要部を概略的に示す断片的な断面図であ
る。
【図4】従来のコンクリートセグメント型枠の要部を概
略的に示す断片的な断面図である。
【図5】トンネルを構築する際にライニングとして用い
られる従来のコンクリートセグメントの一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 コンクリートセグメント 2 凹所 6 締付けボルト 7 ナット 8 生コンクリート 10 コンクリートセグメント型枠 11 型枠本体 12 中空箱抜き型枠部 13 ボルト通し穴 14 締付けボルト 14a 貫通路 15 ナット 16 閉鎖板 17 空気抜き穴 18 O−リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に凹所が形成されたコンクリート製
    品を製造する型枠の構造であって、 コンクリート製品の主要部を形成する型枠本体と、この
    型枠本体の内側に固定され、製造されたコンクリート製
    品に凹部を形成する中空箱抜き型枠部と、この中空箱抜
    き型枠部の内部空間を大気に連通する空気抜き手段とか
    ら構成されていることを特徴とするコンクリート製品型
    枠構造。
  2. 【請求項2】 前記空気抜き手段が、前記中空箱抜き型
    枠部を前記型枠本体に固定する時に一端が前記中空箱抜
    き型枠部内に位置し、他端が前記型枠本体の外部に位置
    する取付けボルトに形成された貫通路であることを特徴
    とする請求項1に記載のコンクリート製品型枠構造。
  3. 【請求項3】 前記空気抜き手段が、前記中空箱抜き型
    枠部と前記型枠本体とに形成された空気抜き穴であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンクリート製品型枠
    構造。 【0000】
JP9132588A 1997-05-22 1997-05-22 コンクリート製品型枠構造 Pending JPH10315216A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01163107U (ja) * 1988-05-06 1989-11-14
JPH0780819A (ja) * 1993-09-20 1995-03-28 Okazaki Kogyo Co Ltd コンクリートセグメントの製造装置
JPH07279420A (ja) * 1994-04-05 1995-10-27 Ando Kensetsu Kk Pc板窓枠用サッシ押え型枠
JPH09220713A (ja) * 1996-02-16 1997-08-26 Toko Sangyo Kk インサートブッシュの結合構造並びにこれに用いるインサートブッシュ及びインサートブッシュ固定具

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