JPH10315280A - 射出成形型のエア逃がし具 - Google Patents
射出成形型のエア逃がし具Info
- Publication number
- JPH10315280A JPH10315280A JP14345997A JP14345997A JPH10315280A JP H10315280 A JPH10315280 A JP H10315280A JP 14345997 A JP14345997 A JP 14345997A JP 14345997 A JP14345997 A JP 14345997A JP H10315280 A JPH10315280 A JP H10315280A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開口部に沿うキャビティ部分の原料合流領域
に、巻き込みエアのエア逃がし溝を長期にわたり潰れる
ことなく形成し得る射出成形型のエア逃がし具を提供す
る。 【解決手段】 凸型側接面領域5a及び流入する原料の
下流側へ侵入した凸型5の領域に凹部5cを形成し、こ
の凹部に、凹型側接面領域6aに当接するスライダ10
を射出成形型の開閉方向へスライド可能に収納する。凹
部5cの底面及びスライダ10間にスライダ表面をその
周辺の凸型側接面領域5aから突出させる弾性体15を
介在させ、スライダ表面の一部に、凹型側接面領域6a
との間にエア逃がし溝12bを形成するように、スライ
ダ表面から後退した後退面を形成する。この後退面の下
流側端部を原料が合流する領域のキャビティ部分7bに
連通させ、凹型6を貫通するエア逃がし穴6bの凹型側
接面領域6aに位置する開口端6cに後退面の上流側端
部を連通させた。
に、巻き込みエアのエア逃がし溝を長期にわたり潰れる
ことなく形成し得る射出成形型のエア逃がし具を提供す
る。 【解決手段】 凸型側接面領域5a及び流入する原料の
下流側へ侵入した凸型5の領域に凹部5cを形成し、こ
の凹部に、凹型側接面領域6aに当接するスライダ10
を射出成形型の開閉方向へスライド可能に収納する。凹
部5cの底面及びスライダ10間にスライダ表面をその
周辺の凸型側接面領域5aから突出させる弾性体15を
介在させ、スライダ表面の一部に、凹型側接面領域6a
との間にエア逃がし溝12bを形成するように、スライ
ダ表面から後退した後退面を形成する。この後退面の下
流側端部を原料が合流する領域のキャビティ部分7bに
連通させ、凹型6を貫通するエア逃がし穴6bの凹型側
接面領域6aに位置する開口端6cに後退面の上流側端
部を連通させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流入する原料が開
口部形状のキャビティ部分で分流した後に下流側で合流
する際に巻き込まれたエアを逃がすために、凸型及び凹
型にそれぞれの表面が互いに接面して射出成形品へ開口
部を形成する接面領域を有する射出成形型のエア逃がし
具に関するものである。
口部形状のキャビティ部分で分流した後に下流側で合流
する際に巻き込まれたエアを逃がすために、凸型及び凹
型にそれぞれの表面が互いに接面して射出成形品へ開口
部を形成する接面領域を有する射出成形型のエア逃がし
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形品として図7に例示する板状の
バンパ2を射出成形する場合、その開口部1は、図5及
び図6に示すように、例えば可動型である凸型5と、固
定型である凹型6との表面が互いに面接触する接面領域
5a、6aを有することにより形成される。そして、固
定型の車幅方向中央部の上方の射出口からバンパ2に対
応したキャビティへ原料が供給され、図7で矢印により
示す流入路に沿って先ず両側へ分流し、さらに開口部1
に沿うキャビティ部分7で分流し、その下流側で開口部
1に沿い、かつその高さの中間領域のキャビティ部分7
aで合流し、さらにバンパ2の端部に対応したキャビテ
ィ部分へ向けて流入する。
バンパ2を射出成形する場合、その開口部1は、図5及
び図6に示すように、例えば可動型である凸型5と、固
定型である凹型6との表面が互いに面接触する接面領域
5a、6aを有することにより形成される。そして、固
定型の車幅方向中央部の上方の射出口からバンパ2に対
応したキャビティへ原料が供給され、図7で矢印により
示す流入路に沿って先ず両側へ分流し、さらに開口部1
に沿うキャビティ部分7で分流し、その下流側で開口部
1に沿い、かつその高さの中間領域のキャビティ部分7
aで合流し、さらにバンパ2の端部に対応したキャビテ
ィ部分へ向けて流入する。
【0003】しかしながら、キャビティ部分7aで合流
する際に、開口部が無い場合にはエアがスムーズにキャ
ビティ端部の逃がし口から逃げるのに対して、エアが途
中で巻き込まれることになり、エア溜、銀条等の外観不
良が惹起される。その対策として、凹型側接面領域6a
との間にエア逃がし溝8を形成するように、凸型側接面
領域5aの中間の高さ領域に凸型5の本来の表面から
0.02〜0.03mm程度後退した後退面5bを形成
している。そして、その下流側端部を原料が合流するキ
ャビティ部分7aにおける凹型側接面領域6aに隣合う
キャビティ部分7bに連通するように下流側へ侵入させ
て形成し、上流側端部を凹型6を貫通するエア逃がし穴
6bの凹型側接面領域6aに位置する開口端6cに連通
させている。これにより、合流領域のキャビティ部分7
aで巻き込まれたエアがエア逃がし溝8を通ってエア逃
がし穴6bから排気される。
する際に、開口部が無い場合にはエアがスムーズにキャ
ビティ端部の逃がし口から逃げるのに対して、エアが途
中で巻き込まれることになり、エア溜、銀条等の外観不
良が惹起される。その対策として、凹型側接面領域6a
との間にエア逃がし溝8を形成するように、凸型側接面
領域5aの中間の高さ領域に凸型5の本来の表面から
0.02〜0.03mm程度後退した後退面5bを形成
している。そして、その下流側端部を原料が合流するキ
ャビティ部分7aにおける凹型側接面領域6aに隣合う
キャビティ部分7bに連通するように下流側へ侵入させ
て形成し、上流側端部を凹型6を貫通するエア逃がし穴
6bの凹型側接面領域6aに位置する開口端6cに連通
させている。これにより、合流領域のキャビティ部分7
aで巻き込まれたエアがエア逃がし溝8を通ってエア逃
がし穴6bから排気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の射出成形に際してはバリ対策として型締め力は通常数
千トンに設定されることにより、凸型5及び凹型6の双
方の接面領域、所謂パーティングラインがへたり、エア
逃がし溝8が経時的に潰れる問題がある。したがって、
定期的にエア逃がし溝8を再生する切削作業が必要であ
った。
の射出成形に際してはバリ対策として型締め力は通常数
千トンに設定されることにより、凸型5及び凹型6の双
方の接面領域、所謂パーティングラインがへたり、エア
逃がし溝8が経時的に潰れる問題がある。したがって、
定期的にエア逃がし溝8を再生する切削作業が必要であ
った。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて、開口部
に沿うキャビティ部分の原料合流領域に、巻き込みエア
のエア逃がし溝を長期にわたり潰れることなく形成し得
る射出成形型のエア逃がし具をエア提供することを目的
とする。
に沿うキャビティ部分の原料合流領域に、巻き込みエア
のエア逃がし溝を長期にわたり潰れることなく形成し得
る射出成形型のエア逃がし具をエア提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、凸型及び凹型が互いに
閉鎖状態となってキャビティを形成する際に互いに表面
が接面して射出成形品に開口部を形成する接面領域を有
する射出成形型において、流入する原料が開口部に沿う
上流側のキャビティ部分で分流した後に下流側のキャビ
ティ部分で合流する際に巻き込まれたエアを逃がすため
の射出成形型のエア逃がし具であって、凸型側接面領域
及びその下流側へ侵入した凸型領域に凹部を形成し、こ
の凹部に、凹型側接面領域に当接するスライダを射出成
形型の開閉方向へスライド可能に収納すると共に、凹部
の底面及びスライダ間にスライダ表面をその周辺の凸型
側接面領域から突出させる弾性体を介在させ、スライダ
表面の一部に、凹型側接面領域との間にエア逃がし溝を
形成するように、スライダ表面から後退した後退面を形
成し、この後退面の下流側端部を原料が合流する領域の
キャビティ部分に連通させ、凹型を貫通するエア逃がし
穴の凹型側接面領域に位置する開口端に後退面の上流側
端部を連通させたことを特徴とする。
成するために、請求項1により、凸型及び凹型が互いに
閉鎖状態となってキャビティを形成する際に互いに表面
が接面して射出成形品に開口部を形成する接面領域を有
する射出成形型において、流入する原料が開口部に沿う
上流側のキャビティ部分で分流した後に下流側のキャビ
ティ部分で合流する際に巻き込まれたエアを逃がすため
の射出成形型のエア逃がし具であって、凸型側接面領域
及びその下流側へ侵入した凸型領域に凹部を形成し、こ
の凹部に、凹型側接面領域に当接するスライダを射出成
形型の開閉方向へスライド可能に収納すると共に、凹部
の底面及びスライダ間にスライダ表面をその周辺の凸型
側接面領域から突出させる弾性体を介在させ、スライダ
表面の一部に、凹型側接面領域との間にエア逃がし溝を
形成するように、スライダ表面から後退した後退面を形
成し、この後退面の下流側端部を原料が合流する領域の
キャビティ部分に連通させ、凹型を貫通するエア逃がし
穴の凹型側接面領域に位置する開口端に後退面の上流側
端部を連通させたことを特徴とする。
【0007】凸型及び凹型が所定の型締め力で閉鎖され
ると、スライダが凹型側接面領域に当接して弾性体を圧
縮させつつ後退する。これにより、スライダ表面には、
その部分的な後退面により凹型側接面領域との間にエア
逃がし溝が形成される。開口部に沿う下流側のキャビテ
ィ部分の合流領域で巻き込まれたエアは、下流側のキャ
ビティ部分へ侵入したエア逃がし溝の下流側端部で流入
し、エア逃がし溝を通して上流側端部でエア逃がし穴に
流入し、凹型から排気される。
ると、スライダが凹型側接面領域に当接して弾性体を圧
縮させつつ後退する。これにより、スライダ表面には、
その部分的な後退面により凹型側接面領域との間にエア
逃がし溝が形成される。開口部に沿う下流側のキャビテ
ィ部分の合流領域で巻き込まれたエアは、下流側のキャ
ビティ部分へ侵入したエア逃がし溝の下流側端部で流入
し、エア逃がし溝を通して上流側端部でエア逃がし穴に
流入し、凹型から排気される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による射出成形型のエア逃がし具を説明す
る。これらの図において、前述した図5乃至図7で説明
した部分と同一部分は同一符号を付して詳述しない。凸
型5における開口部1を形成する凸型側接面領域5a及
び僅かに下流側へ侵入する領域に、方形状のスライダ1
0を射出成形型、例えば凸型5の開閉方向へスライド可
能に収納する対応形状の凹部5cが形成されている。
の形態の一例による射出成形型のエア逃がし具を説明す
る。これらの図において、前述した図5乃至図7で説明
した部分と同一部分は同一符号を付して詳述しない。凸
型5における開口部1を形成する凸型側接面領域5a及
び僅かに下流側へ侵入する領域に、方形状のスライダ1
0を射出成形型、例えば凸型5の開閉方向へスライド可
能に収納する対応形状の凹部5cが形成されている。
【0009】このスライダは、凹部5cの底面の中心部
分にガイド軸としてねじ込まれたボルト11にスライド
可能にガイドされる外側スライダ12と、その方形状の
凹部12aに収納されて凹型側接面領域6aに当接する
内側スライダ13と、凸型5の閉鎖方向へ外側スライダ
12の背面を付勢するウレタンゴム製の弾性体15と、
凹部12aの底面及び内側スライダ12の背面間に間挿
されるスペーサ19とより構成されている。これらの各
部12、13、15、19は、それぞれの中心孔にボル
ト11を内側スライダ13の凹部13aから僅かな隙間
を置いて挿通させることにより支持されている。
分にガイド軸としてねじ込まれたボルト11にスライド
可能にガイドされる外側スライダ12と、その方形状の
凹部12aに収納されて凹型側接面領域6aに当接する
内側スライダ13と、凸型5の閉鎖方向へ外側スライダ
12の背面を付勢するウレタンゴム製の弾性体15と、
凹部12aの底面及び内側スライダ12の背面間に間挿
されるスペーサ19とより構成されている。これらの各
部12、13、15、19は、それぞれの中心孔にボル
ト11を内側スライダ13の凹部13aから僅かな隙間
を置いて挿通させることにより支持されている。
【0010】外側スライダ12及び内側スライダ13の
表面は、凹部12aにスペーサ19を装着しない状態で
凹型側接面領域6aに接面する同一面状に形成されてい
る。外側スライダ12の下流側のフレーム形状は、凸型
側接面領域5aから下流側へ侵入し、その半分幅が凹型
側接面領域6aに隣り合い、かつ開口部1の下流側の側
面に沿ったその高さ幅の中間領域のキャビティ部分7a
の接面領域側のキャビティ部分7bに連通するように設
定されている。一方、外側スライダ12の上流側のフレ
ーム形状は、その半分幅がエア逃がし穴6bの開口端6
cに連通するように設定されている。
表面は、凹部12aにスペーサ19を装着しない状態で
凹型側接面領域6aに接面する同一面状に形成されてい
る。外側スライダ12の下流側のフレーム形状は、凸型
側接面領域5aから下流側へ侵入し、その半分幅が凹型
側接面領域6aに隣り合い、かつ開口部1の下流側の側
面に沿ったその高さ幅の中間領域のキャビティ部分7a
の接面領域側のキャビティ部分7bに連通するように設
定されている。一方、外側スライダ12の上流側のフレ
ーム形状は、その半分幅がエア逃がし穴6bの開口端6
cに連通するように設定されている。
【0011】組立に際しては、ボルト11を内側スライ
ダ13の凹部13aの中心孔に挿通し、以下順に厚みが
0.02〜0.03mm程度の方形状スペーサ19、外
側スライダ12、弾性体15を挿通し、ボルト11のね
じ山を凹部5cの底面のねじ穴へねじ込む。この状態
で、双方のスライダ12、13は方形状の凹部5cによ
り回転が拘束され、外側スライダ12はスペーサ19に
より内側スライダ13よりも僅かに後退させられ、内側
スライダ13はヘッド11aで拘束されることなく、弾
性体15により凸型5の周辺の表面よりも突出させられ
る(図3参照)。
ダ13の凹部13aの中心孔に挿通し、以下順に厚みが
0.02〜0.03mm程度の方形状スペーサ19、外
側スライダ12、弾性体15を挿通し、ボルト11のね
じ山を凹部5cの底面のねじ穴へねじ込む。この状態
で、双方のスライダ12、13は方形状の凹部5cによ
り回転が拘束され、外側スライダ12はスペーサ19に
より内側スライダ13よりも僅かに後退させられ、内側
スライダ13はヘッド11aで拘束されることなく、弾
性体15により凸型5の周辺の表面よりも突出させられ
る(図3参照)。
【0012】射出成形に際して可動型としての凸型5が
固定型としての凹型6に所定の型締め力で当接すると、
内側スライダ13が凹型側接面領域6aに当接して弾性
体15を圧縮させつつ後退し、外側スライダ12は連動
してスペーサ19の厚み分だけ後退した位置を占める。
これにより、内側スライダ13の周囲には合流領域にな
るキャビティ部分7a及びエア逃がし穴6b間を連通さ
せる方形状のエア逃がし溝12bが形成される。これに
より、開口部1の下流側の側面に沿う高さ幅中間領域の
キャビティ部分7aで巻き込まれたエアは、外側スライ
ダ12の下流側の側部へ流入し、その上下部分を通して
上流側の側部でエア逃がし穴6bに流入し、凹型6のエ
ア逃がし穴6bを通って排気される。
固定型としての凹型6に所定の型締め力で当接すると、
内側スライダ13が凹型側接面領域6aに当接して弾性
体15を圧縮させつつ後退し、外側スライダ12は連動
してスペーサ19の厚み分だけ後退した位置を占める。
これにより、内側スライダ13の周囲には合流領域にな
るキャビティ部分7a及びエア逃がし穴6b間を連通さ
せる方形状のエア逃がし溝12bが形成される。これに
より、開口部1の下流側の側面に沿う高さ幅中間領域の
キャビティ部分7aで巻き込まれたエアは、外側スライ
ダ12の下流側の側部へ流入し、その上下部分を通して
上流側の側部でエア逃がし穴6bに流入し、凹型6のエ
ア逃がし穴6bを通って排気される。
【0013】スペーサ19はエア逃がし溝12bの所望
の間隔に対応した厚みのものを選択することができ、場
合によりスライダ12、13の表面が変形した場合に
は、ボルト11を取り外して、適合した厚みのものと交
換することも可能である。
の間隔に対応した厚みのものを選択することができ、場
合によりスライダ12、13の表面が変形した場合に
は、ボルト11を取り外して、適合した厚みのものと交
換することも可能である。
【0014】図4は本発明の別の実施の形態によるスラ
イダを示す。このスライダ20は、2本のボルト21に
より弾性体としてのコイルばね22を介して、凹部5c
の底面にねじ止めされている。スライダ20の表面20
aの中心部分には、その直径方向である原料の流入方向
へ横断し、両端部で幅広になってそれぞれキャビティ部
分7b及び開口端6cに対面する後退面25が形成され
ている。これにより、凹部5cから突出するスライダ2
0の表面20aが凹型側接面領域6aに当接すると、後
退面25によりキャビティ部分7a及びエア逃がし穴6
b間を連通させるエア逃がし溝が形成される。
イダを示す。このスライダ20は、2本のボルト21に
より弾性体としてのコイルばね22を介して、凹部5c
の底面にねじ止めされている。スライダ20の表面20
aの中心部分には、その直径方向である原料の流入方向
へ横断し、両端部で幅広になってそれぞれキャビティ部
分7b及び開口端6cに対面する後退面25が形成され
ている。これにより、凹部5cから突出するスライダ2
0の表面20aが凹型側接面領域6aに当接すると、後
退面25によりキャビティ部分7a及びエア逃がし穴6
b間を連通させるエア逃がし溝が形成される。
【0015】尚、本発明のエア逃がし具は開口部で相対
的に広い接面領域を備える凸型となる射出成形型に設け
られるが、この凸型は前述の実施の形態の場合と異なり
固定型であっても良い。開口部は前述の方形状以外の形
状、例えば円筒状の場合でも下流側の合流領域となるキ
ャビティ部分に設けることができる。
的に広い接面領域を備える凸型となる射出成形型に設け
られるが、この凸型は前述の実施の形態の場合と異なり
固定型であっても良い。開口部は前述の方形状以外の形
状、例えば円筒状の場合でも下流側の合流領域となるキ
ャビティ部分に設けることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スライダがパ
ーティングラインの微小の変位に追従して変位すること
により、エア逃がし溝が経時的に潰れることなく確保さ
れる。したがって、エア逃がし溝の定期的な再生作業が
不要になる。請求項2の発明によれば、スライダが相対
的に変位可能でスペーサを介在させる2個のスライダ部
分で形成されることにより、エア逃がし溝の厚み幅がス
ペーサの厚みで調整可能となり、かつ場合によりスライ
ダが に起因して変形した場合でも補償することが
可能となる。
ーティングラインの微小の変位に追従して変位すること
により、エア逃がし溝が経時的に潰れることなく確保さ
れる。したがって、エア逃がし溝の定期的な再生作業が
不要になる。請求項2の発明によれば、スライダが相対
的に変位可能でスペーサを介在させる2個のスライダ部
分で形成されることにより、エア逃がし溝の厚み幅がス
ペーサの厚みで調整可能となり、かつ場合によりスライ
ダが に起因して変形した場合でも補償することが
可能となる。
【図1】本発明の実施の形態による射出成形型の型締め
時のエア逃がし具の図5のA線断面図である。
時のエア逃がし具の図5のA線断面図である。
【図2】同射出成形型のエア逃がし具の概略正面図であ
る。
る。
【図3】同射出成形型の型締め前のエア逃がし具の断面
図である。
図である。
【図4】別の実施の形態による射出成形型のエア逃がし
具を示すもので、同図Aは正面図、同図Bは断面図であ
る。
具を示すもので、同図Aは正面図、同図Bは断面図であ
る。
【図5】本発明は適用される開口部を有するダンパの要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図6】従来のエア逃がし溝を示すもので、同図Aは図
5のA線断面図、同図BはB線断面図である。
5のA線断面図、同図BはB線断面図である。
【図7】開口部を有するバンパに対する原料の流入経路
を示す図である。
を示す図である。
5 凸型 6 凹型 5a 凸型側接面領域 6a 凹型側接面領域 6b エア逃がし穴 7a、7b キャビティ部分 10 スライダ 12 外側スライダ 12b エア逃がし溝 13 内側スライダ 15 弾性体 19 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 凸型及び凹型が互いに閉鎖状態となって
キャビティを形成する際に互いに表面が接面して射出成
形品に開口部を形成する接面領域を有する射出成形型に
おいて、流入する原料が前記開口部に沿う上流側の前記
キャビティ部分で分流した後に下流側の前記キャビティ
部分で合流する際に巻き込まれたエアを逃がすための射
出成形型のエア逃がし具であって、 前記凸型側接面領域及びその下流側へ侵入した前記凸型
領域に凹部を形成し、 この凹部に、前記凹型側接面領域に当接するスライダを
前記射出成形型の開閉方向へスライド可能に収納すると
共に、前記凹部の底面及び前記スライダ間に前記スライ
ダ表面をその周辺の前記凸型側接面領域から突出させる
弾性体を介在させ、 前記スライダ表面の一部に、前記凹型側接面領域との間
にエア逃がし溝を形成するように、前記スライダ表面か
ら後退した後退面を形成し、 この後退面の下流側端部を原料が合流する領域の前記キ
ャビティ部分に連通させ、前記凹型を貫通するエア逃が
し穴の前記凹型側接面領域に位置する開口端に前記後退
面の上流側端部を連通させたことを特徴とする射出成形
型のエア逃がし具。 - 【請求項2】 スライダを、凸型の凹部の中心部分に突
設したガイド軸にそれぞれ独立にスライド可能にガイド
される外側スライダと、その凹部に収納されて凹型側接
面領域に当接する内側スライダとより構成し、 前記外側スライダの表面で後退面を形成するように、前
記外側スライダの前記凹部の底面及び前記内側スライダ
の背面間にスペーサを介在させたことを特徴とする請求
項1の射出成形型のエア逃がし具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14345997A JPH10315280A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 射出成形型のエア逃がし具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14345997A JPH10315280A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 射出成形型のエア逃がし具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315280A true JPH10315280A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15339205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14345997A Pending JPH10315280A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 射出成形型のエア逃がし具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10315280A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210783A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Mitsui Chemicals Inc | 合成樹脂射出成形用金型 |
| DE10210982C1 (de) * | 2002-03-13 | 2003-08-21 | Braun Gmbh | Zahnbürste aus thermoplastischem Kunststoff und Verfahren zum Herstellen von Bauteilen aus thermoplastischem Kunststoff |
| JP2008044155A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤ加硫成形型 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP14345997A patent/JPH10315280A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210783A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Mitsui Chemicals Inc | 合成樹脂射出成形用金型 |
| DE10210982C1 (de) * | 2002-03-13 | 2003-08-21 | Braun Gmbh | Zahnbürste aus thermoplastischem Kunststoff und Verfahren zum Herstellen von Bauteilen aus thermoplastischem Kunststoff |
| JP2008044155A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤ加硫成形型 |
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