JPH10315449A - 記録装置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体 - Google Patents
記録装置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体Info
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- JPH10315449A JPH10315449A JP9125988A JP12598897A JPH10315449A JP H10315449 A JPH10315449 A JP H10315449A JP 9125988 A JP9125988 A JP 9125988A JP 12598897 A JP12598897 A JP 12598897A JP H10315449 A JPH10315449 A JP H10315449A
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- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】形成可能なドットの中から濃度むらを発生しな
いドットを選択し、前記ドットに合わせた画像処理を行
い、高画質記録を行う。 【解決手段】ドット選択手段1111は、濃度むらを発
生しないドットを選択し、重み決定手段1142は、ド
ット発生割合設定手段に前記ドットを使用する場合の最
適な画像処理パラメータを決定し、多値化手段1113
は前記画像処理パラメータを用いて画像処理を行い、機
構制御手段1102により記録を行う。
いドットを選択し、前記ドットに合わせた画像処理を行
い、高画質記録を行う。 【解決手段】ドット選択手段1111は、濃度むらを発
生しないドットを選択し、重み決定手段1142は、ド
ット発生割合設定手段に前記ドットを使用する場合の最
適な画像処理パラメータを決定し、多値化手段1113
は前記画像処理パラメータを用いて画像処理を行い、機
構制御手段1102により記録を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高画像品位な記録装
置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法と、記録方
法および画像処理方法を記憶した記憶媒体に関係し、特
にインクジェット記録装置に関する。
置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法と、記録方
法および画像処理方法を記憶した記憶媒体に関係し、特
にインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット、デジタルカメラ
等、マルチメディアの普及により、デジタル画像データ
が多量に扱われるようになった。これらの情報をプリン
トアウトする方式の一つに、インクジェット方式があ
る。技術の進歩に伴い、デジタル画像も高品位なものと
なり、インクジェット記録装置にも高品位記録が要求さ
れるようになった。
等、マルチメディアの普及により、デジタル画像データ
が多量に扱われるようになった。これらの情報をプリン
トアウトする方式の一つに、インクジェット方式があ
る。技術の進歩に伴い、デジタル画像も高品位なものと
なり、インクジェット記録装置にも高品位記録が要求さ
れるようになった。
【0003】インクジェット記録装置の高画質化の手段
のうち効果の大きいものの1つとして、ドット視認性を
低減することが挙げられる。従来の1画素に2階調(吐
出の有無で表現)の記録で面積階調手段を用いる方法で
は、特にハイライト部での粒状感が強く、画像品位の悪
化を招いていた。そこで、ドット径を小さくする。
特開昭53−102034号公報に示されるように、イ
ンク染料濃度を下げる。などの方法により、ドットの視
認性を低減し、粒状感を大きく抑えたなめらかな高品位
画像記録が実現されてきた。
のうち効果の大きいものの1つとして、ドット視認性を
低減することが挙げられる。従来の1画素に2階調(吐
出の有無で表現)の記録で面積階調手段を用いる方法で
は、特にハイライト部での粒状感が強く、画像品位の悪
化を招いていた。そこで、ドット径を小さくする。
特開昭53−102034号公報に示されるように、イ
ンク染料濃度を下げる。などの方法により、ドットの視
認性を低減し、粒状感を大きく抑えたなめらかな高品位
画像記録が実現されてきた。
【0004】前記の方法は、同色ではあるが、染料濃
度が異なる2種のインク(淡インクと濃インク)を使い
分けて画像を形成する方法が一般的であるが、この方法
で更なるドット視認性の低減を行うために、淡インクの
染料濃度をさらに下げると、淡インクと濃インクの明度
差が大きくなり、中間濃度域で濃インクの視認性が高く
なり粒状感が強くなる。これを避けるために染料濃度の
異なる3種のインクを用いることは、装置規模の拡大と
コストアップ(ランニングコストを含む)を招き実用的
でない。従って更なる粒状感の低減を行うには、前記
の方法を追求するのが効率的である。
度が異なる2種のインク(淡インクと濃インク)を使い
分けて画像を形成する方法が一般的であるが、この方法
で更なるドット視認性の低減を行うために、淡インクの
染料濃度をさらに下げると、淡インクと濃インクの明度
差が大きくなり、中間濃度域で濃インクの視認性が高く
なり粒状感が強くなる。これを避けるために染料濃度の
異なる3種のインクを用いることは、装置規模の拡大と
コストアップ(ランニングコストを含む)を招き実用的
でない。従って更なる粒状感の低減を行うには、前記
の方法を追求するのが効率的である。
【0005】従来の2値記録装置では、図24に示すよ
うに、画像解像度Dに対して、インクが被記録媒体を完
全に被覆する状態(以下、完全被覆)を構成するたのド
ット(以下、被覆ドット)には、ドットの直径は√2D
よりも大きいドットが必要である。ところで、特にイン
クジェット記録装置のような液体を吐出してドットの形
成行う場合には、ノズル形状の精度等の要因により、イ
ンク着弾位置がずれる場合がある。図28に示すよう
に、正常なドット2081の着弾位置がeだけずれてド
ット2083のようになれば、直径√2D+2eのドッ
ト2805よりも大きいドットが必要になる。すなわ
ち、ドット位置誤差±eを考慮すると、被覆ドットには
直径√2D+2eより大きいドットが必要になる。さら
にドット径誤差±rを考慮すれば、√2D+2(e+
r)以上のドット径のドットを用いる必要がある。この
ように、従来の2値記録装置では、√2D+2(e+
r)以上のドット径のドットを用いて完全被覆を構成し
ていた。
うに、画像解像度Dに対して、インクが被記録媒体を完
全に被覆する状態(以下、完全被覆)を構成するたのド
ット(以下、被覆ドット)には、ドットの直径は√2D
よりも大きいドットが必要である。ところで、特にイン
クジェット記録装置のような液体を吐出してドットの形
成行う場合には、ノズル形状の精度等の要因により、イ
ンク着弾位置がずれる場合がある。図28に示すよう
に、正常なドット2081の着弾位置がeだけずれてド
ット2083のようになれば、直径√2D+2eのドッ
ト2805よりも大きいドットが必要になる。すなわ
ち、ドット位置誤差±eを考慮すると、被覆ドットには
直径√2D+2eより大きいドットが必要になる。さら
にドット径誤差±rを考慮すれば、√2D+2(e+
r)以上のドット径のドットを用いる必要がある。この
ように、従来の2値記録装置では、√2D+2(e+
r)以上のドット径のドットを用いて完全被覆を構成し
ていた。
【0006】ドット径を小さくすると、完全被覆を構成
するためには解像度を小さくしなければなず、走査数の
増大を招き、記録速度が低下する。これを避けるために
ノズル数を増大させる事はコストアップを招くため現実
的でない。そこで、被覆ドットと、被覆ドットよりも小
さいドットを適宜組み合わせて画像を形成するのが効率
的である。
するためには解像度を小さくしなければなず、走査数の
増大を招き、記録速度が低下する。これを避けるために
ノズル数を増大させる事はコストアップを招くため現実
的でない。そこで、被覆ドットと、被覆ドットよりも小
さいドットを適宜組み合わせて画像を形成するのが効率
的である。
【0007】前記の具体的な実現方法としては、特開
平6−255110号公報には、1画素を数回の吐出で
構成することで1画素での多階調表現を可能にする方法
が示されている。以後マルチドロップレット方式と呼ぶ
事にする。さらに、特開平6−262773号公報で
は、記録ヘッドからの吐出量を変調させることにより1
画素での多階調表現を可能にする方法が示されている。
以後ドットバリアブル方式と呼ぶことにする。これらの
方法により、インクジェット記録装置はより高品位な画
像記録を可能にしてきた。
平6−255110号公報には、1画素を数回の吐出で
構成することで1画素での多階調表現を可能にする方法
が示されている。以後マルチドロップレット方式と呼ぶ
事にする。さらに、特開平6−262773号公報で
は、記録ヘッドからの吐出量を変調させることにより1
画素での多階調表現を可能にする方法が示されている。
以後ドットバリアブル方式と呼ぶことにする。これらの
方法により、インクジェット記録装置はより高品位な画
像記録を可能にしてきた。
【0008】一方、記録解像度は、いわゆるトレードオ
フの関係にある記録速度と画質の程度を決定するパラメ
ータの1つでもある。すなわち、記録解像度を上げる
と、より微細な表現が可能となり、画質が向上するメリ
ットがあるが、被記録媒体に対するヘッド走査数が増
え、記録速度が低下してしまう。逆に記録解像度を下げ
ると、被記録媒体に対するヘッド走査数が減り、記録速
度が向上するが、微細な記録が行えなくなるため、画質
は低下してしまう。このように、画質と記録速度のバラ
ンスを決定する要因の一つが記録解像度である。一般の
記録装置では、数種の各解像度における画像処理ないし
画像処理パラメータを具備し、画質よりも記録速度が優
先されるテキストやグラフ等の情報については低解像度
で高速に記録し、写真など高画質が要求される情報につ
いては高解像度で記録を行うという方法が用いられてい
る。
フの関係にある記録速度と画質の程度を決定するパラメ
ータの1つでもある。すなわち、記録解像度を上げる
と、より微細な表現が可能となり、画質が向上するメリ
ットがあるが、被記録媒体に対するヘッド走査数が増
え、記録速度が低下してしまう。逆に記録解像度を下げ
ると、被記録媒体に対するヘッド走査数が減り、記録速
度が向上するが、微細な記録が行えなくなるため、画質
は低下してしまう。このように、画質と記録速度のバラ
ンスを決定する要因の一つが記録解像度である。一般の
記録装置では、数種の各解像度における画像処理ないし
画像処理パラメータを具備し、画質よりも記録速度が優
先されるテキストやグラフ等の情報については低解像度
で高速に記録し、写真など高画質が要求される情報につ
いては高解像度で記録を行うという方法が用いられてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高速化のために複数ノ
ズルを有するインクジェット記録装置において、完全に
被覆しない、すなわち被覆ドット以下のドット径による
記録には、精度のばらつきにより、濃度むらを発生する
という問題がある。図2を用いて前記濃度むらについて
詳しく説明する。201は6ノズルを有するインクジェ
ットヘッドであり、ノズル204はその一つである。2
05は各ノズルから吐出されたインクが着弾すべき位置
を示したガイドラインである。簡単のため、ノズルピッ
チは解像度に等しいとし、ヘッド201が主走査方向へ
移動後、紙送り方向に解像度の6倍の紙送りがされるも
のとする。いま、ノズル204が十分な精度を持たない
とすると、正常な領域Aに対し、領域Bでは濃度が下が
って白筋が、領域Cでは濃度が上がって濃い筋が現れ、
これを繰り返して記録を行うと、前記筋が濃度むらとな
って現れる。
ズルを有するインクジェット記録装置において、完全に
被覆しない、すなわち被覆ドット以下のドット径による
記録には、精度のばらつきにより、濃度むらを発生する
という問題がある。図2を用いて前記濃度むらについて
詳しく説明する。201は6ノズルを有するインクジェ
ットヘッドであり、ノズル204はその一つである。2
05は各ノズルから吐出されたインクが着弾すべき位置
を示したガイドラインである。簡単のため、ノズルピッ
チは解像度に等しいとし、ヘッド201が主走査方向へ
移動後、紙送り方向に解像度の6倍の紙送りがされるも
のとする。いま、ノズル204が十分な精度を持たない
とすると、正常な領域Aに対し、領域Bでは濃度が下が
って白筋が、領域Cでは濃度が上がって濃い筋が現れ、
これを繰り返して記録を行うと、前記筋が濃度むらとな
って現れる。
【0010】このような濃度むら原因は大きく4種類に
大別できる。
大別できる。
【0011】図3を用いて濃度むらの第1の原因を説明
する。解像度よりも大きく、かつ、被覆ドットよりも小
さいドット径で画像を形成する場合は、ドット同士が隣
接するのが正常な状態であるが、精度が十分でないとド
ット同士が分離し、白筋301が発生し、これが一定周
期で繰り返されると、濃度むらとなる。
する。解像度よりも大きく、かつ、被覆ドットよりも小
さいドット径で画像を形成する場合は、ドット同士が隣
接するのが正常な状態であるが、精度が十分でないとド
ット同士が分離し、白筋301が発生し、これが一定周
期で繰り返されると、濃度むらとなる。
【0012】次に図4を用いて濃度むらの第2の原因を
説明する。解像度よりも小さいドット径で画像を形成す
る場合は、ドット同士が接触しないのが正常な状態であ
るが、精度が十分でないとドット同士が接触し、濃い筋
303が発生し、これが一定周期で繰り返されると、濃
度むらとなる。
説明する。解像度よりも小さいドット径で画像を形成す
る場合は、ドット同士が接触しないのが正常な状態であ
るが、精度が十分でないとドット同士が接触し、濃い筋
303が発生し、これが一定周期で繰り返されると、濃
度むらとなる。
【0013】次に、図6を用いて濃度むらの第3の原因
を説明する。正常な記録のドット間距離401が視覚の
分解能Lよりも小さい場合は、実際にはドット同士は接
触していないが、視覚がドット同士を分離できないた
め、領域402は面として認識されるが、403に示す
ようにドット同士が視覚の分解能Lよりも大きく離れる
と、本来1つの面として認識されるべき領域402と領
域404が分離して認識されるので、403の位置に白
筋があるように知覚される。これが一定周期で繰り返さ
れると、濃度むらとなる。
を説明する。正常な記録のドット間距離401が視覚の
分解能Lよりも小さい場合は、実際にはドット同士は接
触していないが、視覚がドット同士を分離できないた
め、領域402は面として認識されるが、403に示す
ようにドット同士が視覚の分解能Lよりも大きく離れる
と、本来1つの面として認識されるべき領域402と領
域404が分離して認識されるので、403の位置に白
筋があるように知覚される。これが一定周期で繰り返さ
れると、濃度むらとなる。
【0014】さらに、図8を用いて濃度むらの第4の原
因を説明する。正常な記録のドット間距離が視覚の分解
能Lよりも大きい場合は、ドット同士が視覚の分解能L
よりも大きく離れているので、ドットは点として認識さ
れているが、精度が十分でなく、ドット感距離が視覚の
分解能より小さくなると、領域502は1つの太い点線
であるかのように知覚される。これが一定周期で繰り返
されると、むらとなる。
因を説明する。正常な記録のドット間距離が視覚の分解
能Lよりも大きい場合は、ドット同士が視覚の分解能L
よりも大きく離れているので、ドットは点として認識さ
れているが、精度が十分でなく、ドット感距離が視覚の
分解能より小さくなると、領域502は1つの太い点線
であるかのように知覚される。これが一定周期で繰り返
されると、むらとなる。
【0015】また、上記4種類の原因よりも明度差は小
さいが、図5に示すように、ドットが接触していても、
ドットの重なり302が大きいと、濃度が他の領域より
濃くなり、これが一定周期で繰り返されると、濃度むら
となる場合がある。補助的に第5の原因としておく。
さいが、図5に示すように、ドットが接触していても、
ドットの重なり302が大きいと、濃度が他の領域より
濃くなり、これが一定周期で繰り返されると、濃度むら
となる場合がある。補助的に第5の原因としておく。
【0016】この濃度むらを軽減する方法としては、特
開平3−207665号公報や特公平4−19030号
公報等に示されるように、1ラインを複数のノズルで記
録し、ノズルによる精度ばらつきを平均して濃度むらを
軽減する「シングリング方式」又は「マルチスキャン方
式」と呼ばれる技術が知られている。図22を用いて簡
単に説明を行う。図22は、図2に準拠して、1走査行
を2つの異なったノズルで記録するシングリングを行っ
た場合の図である。印刷ヘッド1810は、ノズル18
20からノズル1825の6個のノズルを有し、各ノズ
ルにある矢印は着弾位置方向を示しており、ノズル18
23によるドットは着弾位置がずれている。ノズル18
20からノズル1822までは偶数画素のみの形成を担
当し、ノズル1823からノズル1825までは奇数画
素のみを担当する。さらに、副走査方向への被記録媒体
に対するヘッド移動量を3画素分に設定する。従って、
印刷ヘッド1810は、順次印刷ヘッド1811、印刷
ヘッド1812の位置に相対的に送られるようになる。
このように設定して記録を行うと、印刷ヘッドが180
1にあるとき、印字行1805においてドット1820
はノズル1823によって着弾位置がずれて記録される
が、ドット1821が、印刷ヘッドが1811の位置で
の正常なノズル1820で記録されるので、白筋となり
にくい、これを繰り返した場合、図2のBの領域に比し
て、図22のBの領域における白筋は殆ど目立たなくな
っている。さらに、1走査行あたりのノズル数を増やせ
ば、着弾位置誤差が平均化され、濃度むらがさらに軽減
されるが、1走査行を複数回走査するために、1走査行
あたりのノズル数を増やせば増やすほど記録速度が低下
するという欠点がある。
開平3−207665号公報や特公平4−19030号
公報等に示されるように、1ラインを複数のノズルで記
録し、ノズルによる精度ばらつきを平均して濃度むらを
軽減する「シングリング方式」又は「マルチスキャン方
式」と呼ばれる技術が知られている。図22を用いて簡
単に説明を行う。図22は、図2に準拠して、1走査行
を2つの異なったノズルで記録するシングリングを行っ
た場合の図である。印刷ヘッド1810は、ノズル18
20からノズル1825の6個のノズルを有し、各ノズ
ルにある矢印は着弾位置方向を示しており、ノズル18
23によるドットは着弾位置がずれている。ノズル18
20からノズル1822までは偶数画素のみの形成を担
当し、ノズル1823からノズル1825までは奇数画
素のみを担当する。さらに、副走査方向への被記録媒体
に対するヘッド移動量を3画素分に設定する。従って、
印刷ヘッド1810は、順次印刷ヘッド1811、印刷
ヘッド1812の位置に相対的に送られるようになる。
このように設定して記録を行うと、印刷ヘッドが180
1にあるとき、印字行1805においてドット1820
はノズル1823によって着弾位置がずれて記録される
が、ドット1821が、印刷ヘッドが1811の位置で
の正常なノズル1820で記録されるので、白筋となり
にくい、これを繰り返した場合、図2のBの領域に比し
て、図22のBの領域における白筋は殆ど目立たなくな
っている。さらに、1走査行あたりのノズル数を増やせ
ば、着弾位置誤差が平均化され、濃度むらがさらに軽減
されるが、1走査行を複数回走査するために、1走査行
あたりのノズル数を増やせば増やすほど記録速度が低下
するという欠点がある。
【0017】一方、従来の数種の解像度を具備した記録
装置では、写真画像ではあるが、中程度の画質で数多く
記録を行いたいという、例えば、写真画像を含んだレポ
ートを多くの配布先に配布するような場合、高解像度で
記録すれば記録時間がかかり、時間ロスが大きく、低解
像度では写真表現が十分でないという不具合が生じる。
これに対応するために、多くの記録解像度における画像
処理装置ないし画像処理パラメータを具備することは、
装置規模の増大を招き、現実的ではない。
装置では、写真画像ではあるが、中程度の画質で数多く
記録を行いたいという、例えば、写真画像を含んだレポ
ートを多くの配布先に配布するような場合、高解像度で
記録すれば記録時間がかかり、時間ロスが大きく、低解
像度では写真表現が十分でないという不具合が生じる。
これに対応するために、多くの記録解像度における画像
処理装置ないし画像処理パラメータを具備することは、
装置規模の増大を招き、現実的ではない。
【0018】さらに、従来の2値記録装置に比して、多
値記録装置は、階調が多くなったために画像処理量が増
大し、記録速度の低下を招いていた。
値記録装置は、階調が多くなったために画像処理量が増
大し、記録速度の低下を招いていた。
【0019】本発明の第1目的は、1走査行あたりのノ
ズル数を増加させずに、むらの無い、かつ、高速な記録
が可能な記録方法を考案し、前記記録方法を実現する記
録装置を提供することである。また、本発明の第2目的
は、多くの解像度による記録が可能な記録方法を考案
し、小規模な装置で前記記録方法を実現する記録装置を
提供することである。また、本発明の第3の目的は、高
速な多値化処理方法を考案し、前記多値化処理を実現す
る画像処理装置を実現し、さらに前記画像処理装置を具
備した記録装置を提供することである。
ズル数を増加させずに、むらの無い、かつ、高速な記録
が可能な記録方法を考案し、前記記録方法を実現する記
録装置を提供することである。また、本発明の第2目的
は、多くの解像度による記録が可能な記録方法を考案
し、小規模な装置で前記記録方法を実現する記録装置を
提供することである。また、本発明の第3の目的は、高
速な多値化処理方法を考案し、前記多値化処理を実現す
る画像処理装置を実現し、さらに前記画像処理装置を具
備した記録装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】使用するドット径を考慮
することにより、シングリング方式を用いない、また
は、1ラインあたりの走査回数を減らし、かつ、濃度む
らを発生しない、ないし、軽減することができる。以下
に図とともに詳細に説明する。なお、次のパラメータを
共通して用いる。
することにより、シングリング方式を用いない、また
は、1ラインあたりの走査回数を減らし、かつ、濃度む
らを発生しない、ないし、軽減することができる。以下
に図とともに詳細に説明する。なお、次のパラメータを
共通して用いる。
【0021】D:画像解像度 e:ドット位置誤差 r:ドット径誤差 L:視覚の分解能 R:ドット径 濃度むらの第1の原因を解消するための手段を示す。図
10(a)は、ドット601によって正常に記録された
例、図10(b)は白筋を発生した例である。白筋を発
生しないためには、図10(c)に示すように、ドット
径を602以上の大きくすればよい、すなわち、被覆ド
ット以下で解像度以上のドット径のドットを白筋を発生
せずに記録するには、R>D+2eであればよい。さら
にドット径誤差rを考慮すれば、 R>D+2(e+r) (式1) であればよい。
10(a)は、ドット601によって正常に記録された
例、図10(b)は白筋を発生した例である。白筋を発
生しないためには、図10(c)に示すように、ドット
径を602以上の大きくすればよい、すなわち、被覆ド
ット以下で解像度以上のドット径のドットを白筋を発生
せずに記録するには、R>D+2eであればよい。さら
にドット径誤差rを考慮すれば、 R>D+2(e+r) (式1) であればよい。
【0022】さらに、濃度むらの第2の原因を解消する
ための方法を示す。図11(a)は、ドット701によ
って正常に記録された例、図11(b)は濃い筋を発生
する例である。筋を無くすためには、図11(c)のド
ット702よりも小さくすればよい、すなわち、解像度
以下のドット径のドットを黒筋を発生せずに記録するに
は、R<D−2eであればよい。さらにドット径誤差r
を考慮すれば、 R<D−2(e+r) (式2) であればよい。
ための方法を示す。図11(a)は、ドット701によ
って正常に記録された例、図11(b)は濃い筋を発生
する例である。筋を無くすためには、図11(c)のド
ット702よりも小さくすればよい、すなわち、解像度
以下のドット径のドットを黒筋を発生せずに記録するに
は、R<D−2eであればよい。さらにドット径誤差r
を考慮すれば、 R<D−2(e+r) (式2) であればよい。
【0023】補足すれば、N個の異なったノズルにより
1行を形成する場合(シングリングを行う場合)は、誤
差成分が1/√Nとなるので、式1、式2は、それぞ
れ、 R>D+(2e+r)/√N (式6) R<D−(2e+r)/√N (式7) となる。
1行を形成する場合(シングリングを行う場合)は、誤
差成分が1/√Nとなるので、式1、式2は、それぞ
れ、 R>D+(2e+r)/√N (式6) R<D−(2e+r)/√N (式7) となる。
【0024】従って、本発明の記録装置は、ドット形成
手段を被記録媒体に対して走査しつつ、N個のドット形
成手段により1行を形成することで記録を行う記録装置
において、記録解像度をD、ドット位置誤差を±e、ド
ット径誤差を±rとしたとき、ドット径が(D−2(e
+r)/√N)以上、(D+2(e+r)/√N)以下
の範囲を禁止範囲とし、形成可能なドット径のうち、禁
止範囲以外の、少なくとも1種類のドット径のドットで
画像の構成を行うことを特徴とする。
手段を被記録媒体に対して走査しつつ、N個のドット形
成手段により1行を形成することで記録を行う記録装置
において、記録解像度をD、ドット位置誤差を±e、ド
ット径誤差を±rとしたとき、ドット径が(D−2(e
+r)/√N)以上、(D+2(e+r)/√N)以下
の範囲を禁止範囲とし、形成可能なドット径のうち、禁
止範囲以外の、少なくとも1種類のドット径のドットで
画像の構成を行うことを特徴とする。
【0025】また、本発明の記録方法は、ドット形成手
段を被記録媒体に対して走査しつつ、N個のドット形成
手段により1行を形成することで記録を行う記録方法に
おいて、記録解像度をD、ドット位置誤差を±e、ドッ
ト径誤差を±rとしたとき、ドット径が(D−2(e+
r)/√N)以上、(D+2(e+r)/√N)以下の
範囲を禁止範囲とし、形成可能なドット径のうち、禁止
範囲以外の、少なくとも1種類のドット径のドットで画
像の構成を行うことを特徴とする。
段を被記録媒体に対して走査しつつ、N個のドット形成
手段により1行を形成することで記録を行う記録方法に
おいて、記録解像度をD、ドット位置誤差を±e、ドッ
ト径誤差を±rとしたとき、ドット径が(D−2(e+
r)/√N)以上、(D+2(e+r)/√N)以下の
範囲を禁止範囲とし、形成可能なドット径のうち、禁止
範囲以外の、少なくとも1種類のドット径のドットで画
像の構成を行うことを特徴とする。
【0026】次に、濃度むらの第3の原因を解消するた
めの手段を示す。図6は、403におけるドット間距離
が、視覚の分解能Lを越えてしまったために、本来1つ
の面として認識されるべき領域402と領域404が分
離して認識されてしまう例である。この分離を防ぐため
には、図7のドット405に示すように、403におけ
るドット間距離が視覚の分解能Lよりも小さくなれば良
い。そのためには、ドット径Rが、D−L+2eよりも
小さければ良い。ドット径誤差を考慮すれば、 R>D−L+2(e+r) (式3) であれば良い。
めの手段を示す。図6は、403におけるドット間距離
が、視覚の分解能Lを越えてしまったために、本来1つ
の面として認識されるべき領域402と領域404が分
離して認識されてしまう例である。この分離を防ぐため
には、図7のドット405に示すように、403におけ
るドット間距離が視覚の分解能Lよりも小さくなれば良
い。そのためには、ドット径Rが、D−L+2eよりも
小さければ良い。ドット径誤差を考慮すれば、 R>D−L+2(e+r) (式3) であれば良い。
【0027】さらに、濃度むらの第4の原因を解消する
ための方法を示す。図8は、領域502のドットが1つ
の線または面として認識されてしまう例であるが、図9
のドット503に示すように、ドット間距離が、必ず視
覚の分解能Lよりも大きくなるようにすればよい。その
ためには、ドット径Rが、D−L−2eよりも小さけれ
ば良い。ドット径誤差を考慮すれば、 R<D−L−2(e+r) (式4) であれば良い。
ための方法を示す。図8は、領域502のドットが1つ
の線または面として認識されてしまう例であるが、図9
のドット503に示すように、ドット間距離が、必ず視
覚の分解能Lよりも大きくなるようにすればよい。その
ためには、ドット径Rが、D−L−2eよりも小さけれ
ば良い。ドット径誤差を考慮すれば、 R<D−L−2(e+r) (式4) であれば良い。
【0028】補足すれば、N個の異なったノズルにより
1行を形成する場合(シングリングを行う場合)は、誤
差成分が1/√Nとなるので、式3、式4は、それぞ
れ、 R>D−L+(2e+r)/√N (式8) R<D−L−(2e+r)/√N (式9) となる。
1行を形成する場合(シングリングを行う場合)は、誤
差成分が1/√Nとなるので、式3、式4は、それぞ
れ、 R>D−L+(2e+r)/√N (式8) R<D−L−(2e+r)/√N (式9) となる。
【0029】従って、本発明の記録装置は、視覚の分解
能をLとしたとき、(D−L−2(e+r)/√N )
以上 (D−L+2(e+r)/√N )以下の範囲を禁
止領域とすることを特徴とする。
能をLとしたとき、(D−L−2(e+r)/√N )
以上 (D−L+2(e+r)/√N )以下の範囲を禁
止領域とすることを特徴とする。
【0030】また、視覚の分解能は、紙面を観察するに
あたっては、紙面から目までの距離が20cm以上30
cm未満であることが多いと考えられる。その時の視覚
の分解能は58μmから87μmである(“画質からみ
た写真と印刷”,日本写真学会誌,53(3),pp.
210−218(1990)に記載)。
あたっては、紙面から目までの距離が20cm以上30
cm未満であることが多いと考えられる。その時の視覚
の分解能は58μmから87μmである(“画質からみ
た写真と印刷”,日本写真学会誌,53(3),pp.
210−218(1990)に記載)。
【0031】従って、本発明の記録装置は、視覚の分解
能Lが58μmから87μmであるとして禁止範囲を設
定することを特徴とする。
能Lが58μmから87μmであるとして禁止範囲を設
定することを特徴とする。
【0032】次に、補助的に示した第5の原因を解消す
るための方法を示す。図12は、図13に示すa/b
(ドット径に対する重なり部分の長さの割合)を重なり
のパラメータpとし、全てのドットが図11(b)に示
す重なりで記録された時の明度を示す。70%を境に急
激に明度が下がっている。発明者の実験によると、重な
り70%と重なり数%との明度差は、交互に縞状に配置
してもむらとして認識されない範囲である。従ってp=
a/bが70%を越えないようにすればよい。図14
(a)は、正常なドットの重なりを示す図である。重な
り部分MはR−Dで表される。パラメータpで示すと、
p=(R−D)/Rである。ドット位置誤差±eを考慮
すると、図14(b)から、M=R−D+2eである。
前記割合で示すと、p=(R−D+2e)/Rである。
これをRについて解くと、R=(D−2e)/(1−
p)である。すなわち、前記ドット径に対する重なり部
分の長さの割合pを越えて重ならないためにはドット径
誤差rを考慮して、 R<(D−2(e+r))/(1−p) (式5) であればよい。
るための方法を示す。図12は、図13に示すa/b
(ドット径に対する重なり部分の長さの割合)を重なり
のパラメータpとし、全てのドットが図11(b)に示
す重なりで記録された時の明度を示す。70%を境に急
激に明度が下がっている。発明者の実験によると、重な
り70%と重なり数%との明度差は、交互に縞状に配置
してもむらとして認識されない範囲である。従ってp=
a/bが70%を越えないようにすればよい。図14
(a)は、正常なドットの重なりを示す図である。重な
り部分MはR−Dで表される。パラメータpで示すと、
p=(R−D)/Rである。ドット位置誤差±eを考慮
すると、図14(b)から、M=R−D+2eである。
前記割合で示すと、p=(R−D+2e)/Rである。
これをRについて解くと、R=(D−2e)/(1−
p)である。すなわち、前記ドット径に対する重なり部
分の長さの割合pを越えて重ならないためにはドット径
誤差rを考慮して、 R<(D−2(e+r))/(1−p) (式5) であればよい。
【0033】補足すれば、N個の異なったノズルにより
1行を形成する場合(シングリングを行う場合)は、誤
差成分が1/√Nとなるので、式5は、 R<(D−(2e+r)/√N)/(1−p) (式10) となる。
1行を形成する場合(シングリングを行う場合)は、誤
差成分が1/√Nとなるので、式5は、 R<(D−(2e+r)/√N)/(1−p) (式10) となる。
【0034】従って、本発明の記録装置は、互いに平行
な第1の直線と第2の直線を、同じドット径で、徐々に
近づけて記録を行ったとき、線の明度が大きく変化しは
じめる、第1の直線の中心から第2の直線の中心への距
離の前記ドット径に対する割合をp、形成可能なドット
径の最大値をMaxとしたとき、(D−2(e+r)/
√N)/(1−p)以上Max以下の範囲も禁止範囲と
することを特徴とする。
な第1の直線と第2の直線を、同じドット径で、徐々に
近づけて記録を行ったとき、線の明度が大きく変化しは
じめる、第1の直線の中心から第2の直線の中心への距
離の前記ドット径に対する割合をp、形成可能なドット
径の最大値をMaxとしたとき、(D−2(e+r)/
√N)/(1−p)以上Max以下の範囲も禁止範囲と
することを特徴とする。
【0035】また、視覚の分解能Lは明視距離が大きい
ほど大きくなる。一般には、被記録媒体が大きければ大
きいほど、明視距離が大きくなるので、被記録媒体が大
きいほど視覚の分解能Lを大きく設定するのが望まし
い。
ほど大きくなる。一般には、被記録媒体が大きければ大
きいほど、明視距離が大きくなるので、被記録媒体が大
きいほど視覚の分解能Lを大きく設定するのが望まし
い。
【0036】従って、本発明の記録装置は、視覚の分解
能をLを被記録媒体のサイズによって変更して禁止範囲
を設定することを特徴とする。
能をLを被記録媒体のサイズによって変更して禁止範囲
を設定することを特徴とする。
【0037】また、式6から式10の値は解像度の設定
によって異なる。
によって異なる。
【0038】従って、本発明の記録装置は、ドットを形
成することにより記録を行う記録装置において、形成可
能なドットのうち、濃度むらを発生しない、ないし濃度
むらを発生しにくいドットを選択するドット選択手段を
具備し、前記ドット選択手段で選択されたドットで画像
を形成することを特徴とし、また、前記濃度むらを発生
しない、ないし濃度むらを発生しにくいドットが式6か
ら式10で示されるドット径である事を特徴とする。
成することにより記録を行う記録装置において、形成可
能なドットのうち、濃度むらを発生しない、ないし濃度
むらを発生しにくいドットを選択するドット選択手段を
具備し、前記ドット選択手段で選択されたドットで画像
を形成することを特徴とし、また、前記濃度むらを発生
しない、ないし濃度むらを発生しにくいドットが式6か
ら式10で示されるドット径である事を特徴とする。
【0039】さらに、形成されるドット径は、被記録媒
体の種類によって異なる。
体の種類によって異なる。
【0040】従って、本発明の記録装置は、被記録媒体
の種類に応じてドットを選択することを特徴とする。
の種類に応じてドットを選択することを特徴とする。
【0041】また、形成するドット径が変更されれば、
前記変更に応じて画像処理を最適化する必要が生じる。
前記変更に応じて画像処理を最適化する必要が生じる。
【0042】従って、本発明の画像処理装置は、記録に
使用するドットに応じて画像処理上の1ドットの重みを
設定する重み決定手段を具備したことを特徴とする。
使用するドットに応じて画像処理上の1ドットの重みを
設定する重み決定手段を具備したことを特徴とする。
【0043】さらに、記録に使用するドットに応じて、
入力信号に対する各ドットの発生割合を設定するドット
発生設定手段を具備したことを特徴とする。
入力信号に対する各ドットの発生割合を設定するドット
発生設定手段を具備したことを特徴とする。
【0044】また、解像度設定数の増大にともなう必要
な画像処理パラメータの増大を防ぐために、本発明の画
像処理装置は、基本解像度におけるドットと明度の関係
を記憶した明度テーブル記憶手段を具備し、記録解像度
におけるドットと明度の関係に変換し、前記変換した明
度テーブルを参照して画像処理を行うことを特徴とす
る。
な画像処理パラメータの増大を防ぐために、本発明の画
像処理装置は、基本解像度におけるドットと明度の関係
を記憶した明度テーブル記憶手段を具備し、記録解像度
におけるドットと明度の関係に変換し、前記変換した明
度テーブルを参照して画像処理を行うことを特徴とす
る。
【0045】また、形成ドットの変更により、インクの
にじみ、垂れ等、記録の悪化を招くドットの不具合を起
こさないために、本発明の画像処理装置は、基本解像度
における、記録の悪化を招くドットの不具合をおこさな
い1画素あたりのドット量の最大値である最大ドット量
を記憶した最大ドット量記憶手段を具備し、前記ドット
量を記録解像度におけるイドット量に変換し、画像処理
において前記変換したドット量を参照し、1画素あたり
のドット量が、前記変換したドット量を越えないように
画像処理を行うことを特徴とする。
にじみ、垂れ等、記録の悪化を招くドットの不具合を起
こさないために、本発明の画像処理装置は、基本解像度
における、記録の悪化を招くドットの不具合をおこさな
い1画素あたりのドット量の最大値である最大ドット量
を記憶した最大ドット量記憶手段を具備し、前記ドット
量を記録解像度におけるイドット量に変換し、画像処理
において前記変換したドット量を参照し、1画素あたり
のドット量が、前記変換したドット量を越えないように
画像処理を行うことを特徴とする。
【0046】また、選択ドットの変更にともなう画像処
理の最適化を容易にし、かつ、高速な多値化を行うため
に、本発明の画像処理装置は、入力濃度信号の濃度範囲
をn(n>1の整数)個の領域に分割し、入力濃度信号
に対し、入力濃度が含まれる領域kを選択し、第k領域
において入力の濃度dと敷居値mとを比較し、d>mの
ときは第k階調、それ以外のときは第k−1階調とする
2値化を行うことで多値化を行うことを特徴とする。
理の最適化を容易にし、かつ、高速な多値化を行うため
に、本発明の画像処理装置は、入力濃度信号の濃度範囲
をn(n>1の整数)個の領域に分割し、入力濃度信号
に対し、入力濃度が含まれる領域kを選択し、第k領域
において入力の濃度dと敷居値mとを比較し、d>mの
ときは第k階調、それ以外のときは第k−1階調とする
2値化を行うことで多値化を行うことを特徴とする。
【0047】また、選択ドットの変更にともなう画像処
理を高画質に最適化するために、本発明の画像処理装置
は、濃度領域を、使用するドットで全画素記録をおこな
ったときの明度によって分割することを特徴とし、ま
た、ドット選択手段が、形成可能なドットのうち、全画
素記録を行ったときの明度が、最高明度から最低明度ま
でを等分に分割したときの明度に最も近いドットを選択
する事を特徴とする。
理を高画質に最適化するために、本発明の画像処理装置
は、濃度領域を、使用するドットで全画素記録をおこな
ったときの明度によって分割することを特徴とし、ま
た、ドット選択手段が、形成可能なドットのうち、全画
素記録を行ったときの明度が、最高明度から最低明度ま
でを等分に分割したときの明度に最も近いドットを選択
する事を特徴とする。
【0048】上記構成によれば、むらの無い高品位な記
録が高速で可能になり、さらに装置規模の増大を招かず
に多くの解像度による記録が可能となる。さらに、本発
明の記録方法および画像処理方法を、計算機で処理可能
な処理手順で表現した記憶媒体を用いれば、計算機を画
像処理装置または記録装置の1部として用いることがで
きる。
録が高速で可能になり、さらに装置規模の増大を招かず
に多くの解像度による記録が可能となる。さらに、本発
明の記録方法および画像処理方法を、計算機で処理可能
な処理手順で表現した記憶媒体を用いれば、計算機を画
像処理装置または記録装置の1部として用いることがで
きる。
【0049】
【発明の実施の形態】まず、本実施形態の機構の構成を
説明する。図25は本発明の記録装置の主要な機構部の
斜視図である。用紙スタッカ2と、図示しないステップ
モータ20で駆動される紙送りローラ3と、プラテン板
5と、印刷ヘッド15K,15CMYを保持するキャリ
ッジ7と、ステップモータ9と、ステップモータ9によ
って駆動される牽引ベルト11と、キャリッジ7のため
のガイドレール13とを備えている。印刷ヘッド15K
および15CMYが主走査方向へ移動しながらインクを
吐出し、1走査終了毎に用紙を副走査方向へ被記録媒体
である用紙を所定量送ることにより印刷を行う。
説明する。図25は本発明の記録装置の主要な機構部の
斜視図である。用紙スタッカ2と、図示しないステップ
モータ20で駆動される紙送りローラ3と、プラテン板
5と、印刷ヘッド15K,15CMYを保持するキャリ
ッジ7と、ステップモータ9と、ステップモータ9によ
って駆動される牽引ベルト11と、キャリッジ7のため
のガイドレール13とを備えている。印刷ヘッド15K
および15CMYが主走査方向へ移動しながらインクを
吐出し、1走査終了毎に用紙を副走査方向へ被記録媒体
である用紙を所定量送ることにより印刷を行う。
【0050】印刷用紙1は、用紙スタッカ2から紙送り
ローラ3によって巻き取られて、プラテン板5の表面上
を副走査方向へ送られる。キャリッジ7は、ステップモ
ータ9により駆動される牽引ベルト11に牽引されて、
ガイドレール13に沿って主走査方向に移動する。主走
査方向は、副走査方向に垂直である。
ローラ3によって巻き取られて、プラテン板5の表面上
を副走査方向へ送られる。キャリッジ7は、ステップモ
ータ9により駆動される牽引ベルト11に牽引されて、
ガイドレール13に沿って主走査方向に移動する。主走
査方向は、副走査方向に垂直である。
【0051】キャリッジ7上には、黒(K)インクを有
した印刷ヘッド15Kと、シアン((C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の3色のカラーインクを有した
印刷ヘッド15CMYとが取付けられている。これらの
印刷ヘッドは、図23に示すように、1色あたりのノズ
ル数は128ノズル、ノズルピッチは180dpiであ
り、15K、15CMYは、主走査方向に並べられてい
る。尚、カラーインクの印刷ヘッド15CMYは、各色
インク毎に別体の印刷ヘッドとして構成されてもよい。
15Kおよび15CMYからの吐出によるインクの着弾
位置誤差は±8μm、ドット径誤差は±2μmであり、
ステップモータ20の搬送誤差は±3μmである。印刷
ヘッド15Kおよび15CMYは、2.5ng、5n
g、10ngから選択的に1種のインク重量が吐出可能
で、1画素あたり6滴まで吐出可能である。
した印刷ヘッド15Kと、シアン((C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の3色のカラーインクを有した
印刷ヘッド15CMYとが取付けられている。これらの
印刷ヘッドは、図23に示すように、1色あたりのノズ
ル数は128ノズル、ノズルピッチは180dpiであ
り、15K、15CMYは、主走査方向に並べられてい
る。尚、カラーインクの印刷ヘッド15CMYは、各色
インク毎に別体の印刷ヘッドとして構成されてもよい。
15Kおよび15CMYからの吐出によるインクの着弾
位置誤差は±8μm、ドット径誤差は±2μmであり、
ステップモータ20の搬送誤差は±3μmである。印刷
ヘッド15Kおよび15CMYは、2.5ng、5n
g、10ngから選択的に1種のインク重量が吐出可能
で、1画素あたり6滴まで吐出可能である。
【0052】(第1の実施の形態)以下に、本発明の実
施の形態を図面を用いて詳細に説明する。本発明の記録
方法は、設定ステップと記録ステップから成る。
施の形態を図面を用いて詳細に説明する。本発明の記録
方法は、設定ステップと記録ステップから成る。
【0053】まず、設定ステップの詳細な説明を行う。
図26は本発明の記録方法の設定ステップを説明する図
である。
図26は本発明の記録方法の設定ステップを説明する図
である。
【0054】(a)記録モード設定ステップ 記録モード設定ステップでは、記録する被記録媒体の種
類、被記録媒体のサイズ、スキャニング数(1走査行の
記録に使用されるノズル数)、記録解像度(ノズル解像
度の倍数のみ指定可能)、記録画像データ(画像サイズ
を含む)、記録枚数、階調数の記録モード情報が装置使
用者によって設定される。その際、記録速度算出ステッ
プで記録速度の算出を行い、装置使用者の意図する画質
と記録速度の設定を行えるようにする(第2の実施の形
態の記録モード設定手段の説明で詳細に述べる)。
類、被記録媒体のサイズ、スキャニング数(1走査行の
記録に使用されるノズル数)、記録解像度(ノズル解像
度の倍数のみ指定可能)、記録画像データ(画像サイズ
を含む)、記録枚数、階調数の記録モード情報が装置使
用者によって設定される。その際、記録速度算出ステッ
プで記録速度の算出を行い、装置使用者の意図する画質
と記録速度の設定を行えるようにする(第2の実施の形
態の記録モード設定手段の説明で詳細に述べる)。
【0055】(b)視覚分解能設定ステップ 視覚分解能設定ステップでは、被記録媒体のサイズに対
応する視覚の分解能Lの値があらかじめ記憶されている
視覚分解能テーブルを参照し、記録モード情報の被記録
媒体のサイズに対応した前記Lを決定する(第2の実施
の形態のドット選択手段の説明で詳細に述べる)。
応する視覚の分解能Lの値があらかじめ記憶されている
視覚分解能テーブルを参照し、記録モード情報の被記録
媒体のサイズに対応した前記Lを決定する(第2の実施
の形態のドット選択手段の説明で詳細に述べる)。
【0056】(c)禁止範囲算出ステップ 禁止範囲算出ステップでは、式6から式10を評価し、
濃度むらとならないドット径を算出する(第2の実施の
形態のドット選択手段の説明で詳細に述べる)。
濃度むらとならないドット径を算出する(第2の実施の
形態のドット選択手段の説明で詳細に述べる)。
【0057】(d)ドット選別ステップ 禁止範囲算出ステップの結果を受けて、形成可能なドッ
ト径があらかじめ記憶されているドット径テーブルから
濃度むらとならないドット径のドットを選択する。
ト径があらかじめ記憶されているドット径テーブルから
濃度むらとならないドット径のドットを選択する。
【0058】(e)DUTY制限ステップ 基本解像度におけるインクのにじみ、垂れ等、ドット形
成の不具合が起こらない最大のインク重量(以後、最大
インク重量)を被記憶媒体別に記憶した最大ドットテー
ブルを参照し、記録解像度における最大インク重量を算
出し、ドット選別ステップで選別されたドットのうち、
前記最大インク重量を越えるインク重量を持つものを除
外する(第2の実施の形態のドット選択手段の説明で詳
細に述べる)。
成の不具合が起こらない最大のインク重量(以後、最大
インク重量)を被記憶媒体別に記憶した最大ドットテー
ブルを参照し、記録解像度における最大インク重量を算
出し、ドット選別ステップで選別されたドットのうち、
前記最大インク重量を越えるインク重量を持つものを除
外する(第2の実施の形態のドット選択手段の説明で詳
細に述べる)。
【0059】(f)被覆ドット選択ステップ DUTY制限ステップで選別されたドットのうち、ドッ
ト径が最大のものが被覆ドット(第2の実施の形態のド
ット選択手段の説明で詳細に述べる)となるかどうかを
判別する。被覆ドットとならなければ、記録モード設定
ステップにもどり、記録モードの変更を装置使用者に要
請する。次に、 DUTY制限ステップで選別されたド
ット種数が、記録モード設定ステップで指定された階調
数−1種以上あるかを判別し、なければ記録モード設定
ステップにもどり、記録モードの変更を装置使用者に要
請する(第2の実施の形態のドット選択手段の説明で詳
細に述べる)。
ト径が最大のものが被覆ドット(第2の実施の形態のド
ット選択手段の説明で詳細に述べる)となるかどうかを
判別する。被覆ドットとならなければ、記録モード設定
ステップにもどり、記録モードの変更を装置使用者に要
請する。次に、 DUTY制限ステップで選別されたド
ット種数が、記録モード設定ステップで指定された階調
数−1種以上あるかを判別し、なければ記録モード設定
ステップにもどり、記録モードの変更を装置使用者に要
請する(第2の実施の形態のドット選択手段の説明で詳
細に述べる)。
【0060】(g)解像度設定ステップ 解像度設定ステップでは、記録モード設定ステップで得
られた記録解像度で記録を行うための主走査方向への印
刷ヘッドの走査を行うステップモータ9に関する設定
と、副走査方向へ被記録媒体を搬送するステップモータ
20に関する設定を行う(第2の実施の形態の吐出制御
手段および搬送制御手段の説明で詳細に述べる)。
られた記録解像度で記録を行うための主走査方向への印
刷ヘッドの走査を行うステップモータ9に関する設定
と、副走査方向へ被記録媒体を搬送するステップモータ
20に関する設定を行う(第2の実施の形態の吐出制御
手段および搬送制御手段の説明で詳細に述べる)。
【0061】(h)バッファ初期化ステップ 使用するデータバッファを初期化(値を0に)する。
【0062】(i)記録明度算出ステップ 基本解像度において、ドットを全画素に形成したときの
明度(以後、完全被覆明度)を被記録媒体別のインク重
量毎に記憶した基本解像度明度テーブルの値を参照し、
記録解像度における、被覆ドット選択ステップで選択さ
れているドット(以後、選択ドット)の完全被覆明度を
算出する(第2の実施の形態のドット選択手段の説明で
詳細に述べる)。
明度(以後、完全被覆明度)を被記録媒体別のインク重
量毎に記憶した基本解像度明度テーブルの値を参照し、
記録解像度における、被覆ドット選択ステップで選択さ
れているドット(以後、選択ドット)の完全被覆明度を
算出する(第2の実施の形態のドット選択手段の説明で
詳細に述べる)。
【0063】(j)記録ドット選択ステップ 選択ドットのうち、最も高画質に記録モードの階調数で
記録する前記階調数−1種のドット(以後、記録ドッ
ト)を選択する(第2の実施の形態のドット選択手段の
説明で詳細に述べる)。
記録する前記階調数−1種のドット(以後、記録ドッ
ト)を選択する(第2の実施の形態のドット選択手段の
説明で詳細に述べる)。
【0064】(k)駆動波形選択ステップ 記録ドットを形成するためのヘッド駆動波形を選択す
る。
る。
【0065】(l)重み決定ステップ 記録ドットの画像処理上の重みを決定する(第2の実施
の形態の重み決定手段の説明で詳細に述べる)。
の形態の重み決定手段の説明で詳細に述べる)。
【0066】(m)ドット発生割合設定ステップ ドット発生テーブルに、入力画像濃度に対する記録ドッ
トの発生割合を設定する(第2の実施の形態のドット発
生割合設定手段の説明で詳細に述べる)。
トの発生割合を設定する(第2の実施の形態のドット発
生割合設定手段の説明で詳細に述べる)。
【0067】(n)マスク設定手段 シングリングを行うためのマスクマトリクスを作成する
(第2の実施の形態の吐出データ生成手段の説明で詳細
に述べる)。
(第2の実施の形態の吐出データ生成手段の説明で詳細
に述べる)。
【0068】次に、記録ステップの詳細な説明を行う。
図27は本発明の記録方法の記録ステップを説明する図
である。
図27は本発明の記録方法の記録ステップを説明する図
である。
【0069】(o)UCRステップ RGBで表現される入力画像信号を、LUTを参照して
CMYKで表される信号に変換する(第2の実施の形態
のUCR手段の説明で詳細に述べる)。
CMYKで表される信号に変換する(第2の実施の形態
のUCR手段の説明で詳細に述べる)。
【0070】(p)多値化ステップ ドット発生割合設定ステップで作成されたドット発生テ
ーブルを参照して、CMYKそれぞれの信号を記録モー
ドの階調で表される多値データの信号に変換する(第2
の実施の形態の多値化手段の説明で詳細に述べる)。
ーブルを参照して、CMYKそれぞれの信号を記録モー
ドの階調で表される多値データの信号に変換する(第2
の実施の形態の多値化手段の説明で詳細に述べる)。
【0071】(q)ドット配置ステップ 多値データに対し誤差拡散を行う(第2の実施の形態の
多値化手段の説明で詳細に述べる)。
多値化手段の説明で詳細に述べる)。
【0072】(r)吐出データ生成ステップ 印刷ヘッドの走査に合わせた吐出データを作成する(第
2の実施の形態の吐出データ生成手段の説明で詳細に述
べる)。
2の実施の形態の吐出データ生成手段の説明で詳細に述
べる)。
【0073】(s)駆動ステップ 吐出データに基づいて記録を行う。
【0074】以上の方法によれば、濃度むらが発生しな
いドットにより記録が行われるので、濃度むらのない高
品位な記録が可能となる。なお、本実施例では、視覚の
分解能Lを被記録媒体のサイズから検索したが、記録画
像サイズから検索または算出するようにしてもよい。ま
た、本実施例では、ドット発生テーブルを用いたが、重
み決定ステップで決定した重みからドット発生割合を逐
次算出してもよい。
いドットにより記録が行われるので、濃度むらのない高
品位な記録が可能となる。なお、本実施例では、視覚の
分解能Lを被記録媒体のサイズから検索したが、記録画
像サイズから検索または算出するようにしてもよい。ま
た、本実施例では、ドット発生テーブルを用いたが、重
み決定ステップで決定した重みからドット発生割合を逐
次算出してもよい。
【0075】(第2の実施の形態)以下に、本発明の実
施の形態を図面を用いて詳細に説明する。なお、解像度
の表記について「(dpi)」と表記した値は1インチ
あたりのドット数であり、「(μm)」で表記した解像
度間隔とは同義でも値が異なる。またドット重なり率
は、p=70%とした。
施の形態を図面を用いて詳細に説明する。なお、解像度
の表記について「(dpi)」と表記した値は1インチ
あたりのドット数であり、「(μm)」で表記した解像
度間隔とは同義でも値が異なる。またドット重なり率
は、p=70%とした。
【0076】次に、本発明の記録装置の制御部の構成を
説明する。図1は、本発明の記録装置の制御部の構成図
である。被記録媒体の種類、被記録媒体のサイズ、1行
あたりの走査数(=スキャニング数)、記録解像度、階
調数(=使用するドットの種類の数)を指定する記録モ
ード指定手段を有するホストコンピュータ1101と、
機構制御手段1102、本発明の画像処理装置である画
像処理手段1110から構成されている。機構制御手段
1102は、搬送制御手段1104、吐出制御手段11
05、駆動波形記憶手段1106、選択波形記憶手段1
107、駆動波形生成手段1108から構成されてい
る。駆動波形生成手段1108、はいわゆるDAC(デ
ジタル−アナログコンバータ)であり、電圧の時系列デ
ータから駆動波形を生成する。
説明する。図1は、本発明の記録装置の制御部の構成図
である。被記録媒体の種類、被記録媒体のサイズ、1行
あたりの走査数(=スキャニング数)、記録解像度、階
調数(=使用するドットの種類の数)を指定する記録モ
ード指定手段を有するホストコンピュータ1101と、
機構制御手段1102、本発明の画像処理装置である画
像処理手段1110から構成されている。機構制御手段
1102は、搬送制御手段1104、吐出制御手段11
05、駆動波形記憶手段1106、選択波形記憶手段1
107、駆動波形生成手段1108から構成されてい
る。駆動波形生成手段1108、はいわゆるDAC(デ
ジタル−アナログコンバータ)であり、電圧の時系列デ
ータから駆動波形を生成する。
【0077】画像処理手段1110は、ドット選択手段
1111、ドット発生割合設定手段1112、本発明の
多値誤差拡散装置である多値化手段1113、ドット径
記憶手段1114、精度情報記憶手段1115、視覚分
解能記憶手段1116、基本解像度情報記憶手段114
1、重み決定手段1142、UCR手段1151、デー
タバッファ1130と、吐出データ生成手段1150か
ら構成される。
1111、ドット発生割合設定手段1112、本発明の
多値誤差拡散装置である多値化手段1113、ドット径
記憶手段1114、精度情報記憶手段1115、視覚分
解能記憶手段1116、基本解像度情報記憶手段114
1、重み決定手段1142、UCR手段1151、デー
タバッファ1130と、吐出データ生成手段1150か
ら構成される。
【0078】ドット径記憶手段には、被記録媒体別に、
記録可能なドット径が表1のように記憶されている。
記録可能なドット径が表1のように記憶されている。
【0079】
【表1】
【0080】また、基本解像度情報記憶手段1141に
は、被記録媒体別に、被記録媒体の明度、基本解像度7
20dpiでの、にじみ、インクの垂れ等が発生しない
1ピクセルあたりのインク打ち込み量の最大値(以下、
最大インク重量)、および、基本解像度で255画素当
たりのドット数と、最大インク重量で記録した場合の明
度が十分な分解能で記憶されている。
は、被記録媒体別に、被記録媒体の明度、基本解像度7
20dpiでの、にじみ、インクの垂れ等が発生しない
1ピクセルあたりのインク打ち込み量の最大値(以下、
最大インク重量)、および、基本解像度で255画素当
たりのドット数と、最大インク重量で記録した場合の明
度が十分な分解能で記憶されている。
【0081】
【表2】
【0082】また、波形データ記憶手段には、吐出可能
なインク重量の波形データが表3のように記憶されてい
る。
なインク重量の波形データが表3のように記憶されてい
る。
【0083】
【表3】
【0084】また、視覚分解能記憶手段には、記録可能
な被記録媒体のサイズと視覚分解能Lが表4のように記
憶されている。
な被記録媒体のサイズと視覚分解能Lが表4のように記
憶されている。
【0085】
【表4】
【0086】さらに、精度情報記憶手段1115には、
着弾位置誤差、ドット径誤差、被記録媒体搬送精度の精
度情報が記憶されている。
着弾位置誤差、ドット径誤差、被記録媒体搬送精度の精
度情報が記憶されている。
【0087】次に、本実施形態の初期設定段階での動作
を説明する。文中{}に挟まれた部分には具体的な値を
仮に設定して説明する。まず、ホストコンピュータ11
01では、記録モード設定手段1160により、記録モ
ード、すなわち被記録媒体の種類、被記録媒体のサイ
ズ、スキャニング数、記録解像度(ノズル解像度の倍数
のみ指定可能)、記録画像データ、記録枚数、階調数が
装置使用者によって設定される。その際、記録速度算出
手段1161により、あらかじめ記憶されている1走査
の記録にかかる時間T1と、1色あたりのノズル数Nを
用いて、記録速度Tを以下のように算出して表示する。
を説明する。文中{}に挟まれた部分には具体的な値を
仮に設定して説明する。まず、ホストコンピュータ11
01では、記録モード設定手段1160により、記録モ
ード、すなわち被記録媒体の種類、被記録媒体のサイ
ズ、スキャニング数、記録解像度(ノズル解像度の倍数
のみ指定可能)、記録画像データ、記録枚数、階調数が
装置使用者によって設定される。その際、記録速度算出
手段1161により、あらかじめ記憶されている1走査
の記録にかかる時間T1と、1色あたりのノズル数Nを
用いて、記録速度Tを以下のように算出して表示する。
【0088】T=n×T1×h×s/N (式17) ただし、 T1:1走査の記録にかかる時間 h:入力画像の副走査方向の画素数 s:スキャニング数 N:1色あたりのノズル数 n:記録枚数 また、後に動作を説明する図1に示すドット径選択手段
1111により選択された濃度むらを発生しないドット
の種類の数を同時に表示し、階調数と記録速度が装置使
用者の意図により設定される{仮に、それぞれ、被記録
媒体1、A4、2、360dpi、5値であったとす
る}。
1111により選択された濃度むらを発生しないドット
の種類の数を同時に表示し、階調数と記録速度が装置使
用者の意図により設定される{仮に、それぞれ、被記録
媒体1、A4、2、360dpi、5値であったとす
る}。
【0089】その後、ドット選択手段1111は、ま
ず、前記視覚分解能と、前記記録モード情報と、精度情
報記憶装置1115に記憶されている精度情報と、ドッ
ト径記憶手段1114に記憶されているデータから、式
1から式5の値を算出する。精度情報は、着弾位置誤差
±8μm、被記録媒体搬送精度±3μm であるので、
ドット位置誤差e=±11μmである。ドット径誤差は
r=±2μmである。
ず、前記視覚分解能と、前記記録モード情報と、精度情
報記憶装置1115に記憶されている精度情報と、ドッ
ト径記憶手段1114に記憶されているデータから、式
1から式5の値を算出する。精度情報は、着弾位置誤差
±8μm、被記録媒体搬送精度±3μm であるので、
ドット位置誤差e=±11μmである。ドット径誤差は
r=±2μmである。
【0090】{式1から式5までの値は、 R>D+2(e+r)/√N=70+(2×11+2)
/1.414=87 R<D−2(e+r)/√N=70−(2×11+2)
/1.414=53 R>D−L+2(e+r)/√N=70−58+(2×
11+2)/1.414=29 R<D−L−2(e+r)/√N=70−58−(2×
11+2)/1.414=−5 R<(D−2(e+r)/√N)/(1−p)=(70
−(2×11+2)/1.414)/(1−0.7)=
176.8 と算出する。} 次に、濃度むらを発生しないドット径を選別する。
/1.414=87 R<D−2(e+r)/√N=70−(2×11+2)
/1.414=53 R>D−L+2(e+r)/√N=70−58+(2×
11+2)/1.414=29 R<D−L−2(e+r)/√N=70−58−(2×
11+2)/1.414=−5 R<(D−2(e+r)/√N)/(1−p)=(70
−(2×11+2)/1.414)/(1−0.7)=
176.8 と算出する。} 次に、濃度むらを発生しないドット径を選別する。
【0091】{式1から式5までの値より、濃度むらを
発生しないドット径は、 29<R<53、87<R<176.6 であるので、表5に示す8種のドット径が選択され
る。}
発生しないドット径は、 29<R<53、87<R<176.6 であるので、表5に示す8種のドット径が選択され
る。}
【0092】
【表5】
【0093】次に、基本解像度情報記憶手段1141か
ら、インク最大打ち込み量を読み取り、解像度変換を行
い、最大インク重量を越えるドットについては選択から
除外する。解像度変換は以下の式で行う。
ら、インク最大打ち込み量を読み取り、解像度変換を行
い、最大インク重量を越えるドットについては選択から
除外する。解像度変換は以下の式で行う。
【0094】 MAX2=MAX1×DX1/DX2×DY1×DY2 (式11) ただし、 MAX2:記録解像度での最大インク重量 MAX1:基本解像度情報記憶手段1141に記憶され
ている基本解像度での最大インク重量 DX1:主走査方向の基本解像度(ドット/距離) DX2:主走査方向の記録解像度(ドット/距離) DY1:副走査方向の基本解像度(ドット/距離) DY2:副走査方向の記録解像度(ドット/距離) {記録解像度360dpiでの最大インク重量は、 20×720/360×720/360=80 となる。従って、選択されたドットには除外すべきドッ
トは無く、前記8種のドットは全て選択される。} 次に、選択されたドットのうち最もインク重量が多いド
ットが被覆ドットとなる条件: R>D×√2+2(e
+r)を満たすかどうかを判別し、満たしていれば被覆
ドットとして採用し、そうでなければ記録モード決定手
段に記録モードの変更を要請する。{選択したドットの
うち最もインク重量が多いドットは、10ngを5滴吐
出して形成したドット径160のドットであり、完全被
覆するための条件、R>D×√2+2(e+r)=6
7.5を満たしているので、このドットを被覆ドットと
して採用する。} 記録モード指定中であれば、選択したドットの種類の数
を記録モード指定手段に送る。
ている基本解像度での最大インク重量 DX1:主走査方向の基本解像度(ドット/距離) DX2:主走査方向の記録解像度(ドット/距離) DY1:副走査方向の基本解像度(ドット/距離) DY2:副走査方向の記録解像度(ドット/距離) {記録解像度360dpiでの最大インク重量は、 20×720/360×720/360=80 となる。従って、選択されたドットには除外すべきドッ
トは無く、前記8種のドットは全て選択される。} 次に、選択されたドットのうち最もインク重量が多いド
ットが被覆ドットとなる条件: R>D×√2+2(e
+r)を満たすかどうかを判別し、満たしていれば被覆
ドットとして採用し、そうでなければ記録モード決定手
段に記録モードの変更を要請する。{選択したドットの
うち最もインク重量が多いドットは、10ngを5滴吐
出して形成したドット径160のドットであり、完全被
覆するための条件、R>D×√2+2(e+r)=6
7.5を満たしているので、このドットを被覆ドットと
して採用する。} 記録モード指定中であれば、選択したドットの種類の数
を記録モード指定手段に送る。
【0095】その後、搬送制御手段1104は、記録モ
ードのうち、解像度とスキャニング数の情報を受け、次
の手順で搬送量Mを決定する。
ードのうち、解像度とスキャニング数の情報を受け、次
の手順で搬送量Mを決定する。
【0096】1:実行ノズル数RNを以下の式より算出
する。
する。
【0097】RN=N/S (N=1色あたりのノズル
数、S=スキャニング数) {N=128、S=2であるので、RN=128/2=
64} 2:実行ノズル数RNとノズルピッチNDが互いに素に
なるまでRNを減ずる。
数、S=スキャニング数) {N=128、S=2であるので、RN=128/2=
64} 2:実行ノズル数RNとノズルピッチNDが互いに素に
なるまでRNを減ずる。
【0098】{ND=180(dpi)RN=64であ
るので、RN=63となる。} 3:解像度をDとすると、M=RN/D {M=63/360(dpi)=63×70μm} 次に、視覚分解能記憶手段1116は、被記録媒体のサ
イズから視覚の分解能Lを決定する。{A4なので、L
=58である。} また、記録モード情報のうち、解像度情報{360dp
i}の信号が吐出制御手段1105に送られ、該解像度
の設定を行う。
るので、RN=63となる。} 3:解像度をDとすると、M=RN/D {M=63/360(dpi)=63×70μm} 次に、視覚分解能記憶手段1116は、被記録媒体のサ
イズから視覚の分解能Lを決定する。{A4なので、L
=58である。} また、記録モード情報のうち、解像度情報{360dp
i}の信号が吐出制御手段1105に送られ、該解像度
の設定を行う。
【0099】次に、選択されたドットで全画素を記録し
た場合の明度(以下、完全被覆明度)を、基本解像度情
報記憶手段1141に記憶されている表2に示す基本解
像度情報より算出する。完全被覆明度ODは単位面積当
たりのインク量で決まり、 OD=STD(255× DX1/DX2×DY1×DY2×Iw2/Iw1 ) (式13) ただし、 DX1:主走査方向の基本解像度(ドット/距離) DX2:主走査方向の記録解像度(ドット/距離) DY1:副走査方向の基本解像度(ドット/距離) DY2:副走査方向の記録解像度(ドット/距離) Iw1:最大インク重量 Iw2:使用インク重量 STD(n):基本解像度情報記憶手段1141に記憶
されている入力信号nに対する明度である。
た場合の明度(以下、完全被覆明度)を、基本解像度情
報記憶手段1141に記憶されている表2に示す基本解
像度情報より算出する。完全被覆明度ODは単位面積当
たりのインク量で決まり、 OD=STD(255× DX1/DX2×DY1×DY2×Iw2/Iw1 ) (式13) ただし、 DX1:主走査方向の基本解像度(ドット/距離) DX2:主走査方向の記録解像度(ドット/距離) DY1:副走査方向の基本解像度(ドット/距離) DY2:副走査方向の記録解像度(ドット/距離) Iw1:最大インク重量 Iw2:使用インク重量 STD(n):基本解像度情報記憶手段1141に記憶
されている入力信号nに対する明度である。
【0100】{式13により、選択したドットの完全被
覆明度を表6のように算出する。}
覆明度を表6のように算出する。}
【0101】
【表6】
【0102】さらに、選択したドットに明度順に次番号
をつける。
をつける。
【0103】 {1: 10ng−1滴(完全被覆明度82.3) 2: 5ng−2滴(完全被覆明度82.3) 3:2.5ng−4滴(完全被覆明度82.3) 4:2.5ng−5滴(完全被覆明度78.5) 5: 5ng−5滴(完全被覆明度64.9) 6: 10ng−3滴(完全被覆明度60.6) 7: 10ng−4滴(完全被覆明度54.0) 8: 10ng−5滴(完全被覆明度49.5)} 次に、前記8種のドットのうち、5階調を最も高画質に
記録する4種のドットを選択する。最も高画質な数種の
ドットを図12を用いて説明する。
記録する4種のドットを選択する。最も高画質な数種の
ドットを図12を用いて説明する。
【0104】図15は、1ドットあたりの濃度である重
みが、64、128、192、255のドットを用いた
場合のドット発生割合を、分布1201から分布120
4に示した図であり、図16は、1ドットの重みが、6
4、96、192、255のドットを用いた場合のドッ
ト発生割合を、分布1205から分布1208に示した
図である。図15では、入力信号128に対してはじめ
て重み192のドットが発生しているのに対し、図16
では同じ重みのドットが92の入力信号に対して発生し
ている。このとき、重み192のドットは周辺の濃度が
92以下の領域に打ち込まれることになり、目立ちやす
く、粒状感が強くなってしまい、画質が低下してしま
う。従って、記録しようとする濃度に最も近い重みを持
つドットで構成する図15の分布が望ましい。これを達
成するためには、最低濃度から最高濃度までを等間隔に
分担するドットを選択する必要がある。まず、理想的な
濃度をもつドットを、記録解像度情報から以下のように
算出する。
みが、64、128、192、255のドットを用いた
場合のドット発生割合を、分布1201から分布120
4に示した図であり、図16は、1ドットの重みが、6
4、96、192、255のドットを用いた場合のドッ
ト発生割合を、分布1205から分布1208に示した
図である。図15では、入力信号128に対してはじめ
て重み192のドットが発生しているのに対し、図16
では同じ重みのドットが92の入力信号に対して発生し
ている。このとき、重み192のドットは周辺の濃度が
92以下の領域に打ち込まれることになり、目立ちやす
く、粒状感が強くなってしまい、画質が低下してしま
う。従って、記録しようとする濃度に最も近い重みを持
つドットで構成する図15の分布が望ましい。これを達
成するためには、最低濃度から最高濃度までを等間隔に
分担するドットを選択する必要がある。まず、理想的な
濃度をもつドットを、記録解像度情報から以下のように
算出する。
【0105】 OD0−(OD0−ODM)/Lvn×Lv (式12) ただし、 OD0:被記録媒体の明度 ODM:被覆ドットの完全被覆明度 Lvn:レベル数= 階調数−1 Lv :レベル 従って、理想的なドットによる完全被覆の明度は表7の
ようになる。
ようになる。
【0106】
【表7】
【0107】その後、理想的な完全被覆明度と、選択し
たドットによる完全被覆明度との差Eが最も小さいもの
を該レベルのドットとして採用する。選択結果は表8の
ようになる。
たドットによる完全被覆明度との差Eが最も小さいもの
を該レベルのドットとして採用する。選択結果は表8の
ようになる。
【0108】
【表8】
【0109】さらに、Eの値が同じ複数のドットが存在
するレベル1、2には、粒状性の観点から、ドット径が
最も小さいものを採用する。従って、最終的に使用する
4種のドット(以下、使用ドット)は表9のようにな
る。
するレベル1、2には、粒状性の観点から、ドット径が
最も小さいものを採用する。従って、最終的に使用する
4種のドット(以下、使用ドット)は表9のようにな
る。
【0110】
【表9】
【0111】その後、選択したドットを形成するための
駆動波形を、波形データ記憶手段1106を参照し、選
択波形記憶手段1107に、表10に示すように記憶す
る。
駆動波形を、波形データ記憶手段1106を参照し、選
択波形記憶手段1107に、表10に示すように記憶す
る。
【0112】
【表10】
【0113】重み決定手段1142は、ドット選択手段
1111で算出された使用ドットの完全被覆明度から、
4種の使用ドットの重みと、入力画像濃度に発生割合を
決定し、ドット発生割合設定手段に記憶する。使用ドッ
トの重みWは、完全被覆明度の割合から次のように算出
する。
1111で算出された使用ドットの完全被覆明度から、
4種の使用ドットの重みと、入力画像濃度に発生割合を
決定し、ドット発生割合設定手段に記憶する。使用ドッ
トの重みWは、完全被覆明度の割合から次のように算出
する。
【0114】 W=(B−A)/(B−C)×255 (式14) ただし、 A:完全被覆記録時の明度 B:シートの明度 C:被覆ドットによる完全被覆明度 従って、前記4種のドットの重みは表11のように算出
される。
される。
【0115】
【表11】
【0116】その後、入力画像信号に対する各レベルの
ドット発生割合を以下のように決定し、ドット発生割合
設定手段1112に記憶する。
ドット発生割合を以下のように決定し、ドット発生割合
設定手段1112に記憶する。
【0117】nレベルのドットは、n−1レベルの重み
からn+1レベルの重みまでの領域を担当し、重複領域
は、その重みに応じてドット発生割合を決定する。0か
ら255までの値を持つ入力信号sに対するnレベルの
ドット発生割合fn(s)を式15で算出する。その結
果、図17の分布1301から分布1304に示すドッ
ト発生割合がドット発生割合設定手段1112に記憶さ
れる。
からn+1レベルの重みまでの領域を担当し、重複領域
は、その重みに応じてドット発生割合を決定する。0か
ら255までの値を持つ入力信号sに対するnレベルの
ドット発生割合fn(s)を式15で算出する。その結
果、図17の分布1301から分布1304に示すドッ
ト発生割合がドット発生割合設定手段1112に記憶さ
れる。
【0118】
【数1】
【0119】さらに、吐出データ生成手段1150は、
図19に示す吐出データ生成用のマスクマトリクス15
00を次の手順で生成する。まず、1色あたり、主走査
方向画像サイズ×ノズル数ビットのサイズの記憶領域を
確保する。{仮に主走査方向画像サイズを4000とす
ると、4000×128ビットを確保する。}次に、ス
キャン数Sビットを1セットとし、最上位ビットを1、
他を0とする。{S=2であるので10}これを主走査
方向に繰り返し、第1行目のマスクを作成する。以後、
この処理を実行ノズル数RN行分回繰り返す。その後、
セットを下位に1ビットシフトし、RN行分を作成す
る。これをS回繰り返し、主走査方向画像サイズ×解像
度D(dpi)/ノズル間隔ND(dpi)ビットのマ
スクマトリクスを完成する{図20に示すマスクが完成
する}。
図19に示す吐出データ生成用のマスクマトリクス15
00を次の手順で生成する。まず、1色あたり、主走査
方向画像サイズ×ノズル数ビットのサイズの記憶領域を
確保する。{仮に主走査方向画像サイズを4000とす
ると、4000×128ビットを確保する。}次に、ス
キャン数Sビットを1セットとし、最上位ビットを1、
他を0とする。{S=2であるので10}これを主走査
方向に繰り返し、第1行目のマスクを作成する。以後、
この処理を実行ノズル数RN行分回繰り返す。その後、
セットを下位に1ビットシフトし、RN行分を作成す
る。これをS回繰り返し、主走査方向画像サイズ×解像
度D(dpi)/ノズル間隔ND(dpi)ビットのマ
スクマトリクスを完成する{図20に示すマスクが完成
する}。
【0120】以上のように、記録モード決定手段100
1によって決定した設定に従い、記録時の濃度むらのな
いドット径を選択し、前記条件で最も高画質な画像処理
の設定を行う。また同時に、図1に示すデータバッファ
1130、データバッファ1120、データバッファ1
121および図18に示す誤差バッファ1450と誤差
バッファ1451の内容を0に初期化する。
1によって決定した設定に従い、記録時の濃度むらのな
いドット径を選択し、前記条件で最も高画質な画像処理
の設定を行う。また同時に、図1に示すデータバッファ
1130、データバッファ1120、データバッファ1
121および図18に示す誤差バッファ1450と誤差
バッファ1451の内容を0に初期化する。
【0121】次に、本実施形態の記録段階での画像処理
の動作を説明する。まず、ホストコンピュータ1101
から送られた1画素あたり24ビット(R,G,Bそれ
ぞれ8ビット)の画像データは、一旦、高速読み出し書
き込みが可能なデータバッファ1130に貯えられる。
その後、UCR手段1151は、あらかじめ作成されて
いる被記録媒体に対応したルックアップテーブル(LU
T)を参照し、C,M,Y,Kそれぞれ8ビットのデー
タに変換する。{変換されたデータが(C、M、Y、
K)=(151、70、200、20)であるとす
る。}その後、レベル決定手段1201はドット発生割
合設定手段に記憶されている図17に示すドット発生割
合に応じて、C,M,Y,Kそれぞれを、2つのレベル
の値C1,C2、M1,M2,Y1、Y2,K1,K2
に分解する。{例えば、Cについては、値が129であ
るので、対応する分布は分布1302と分布1303で
あり、それぞれの割合は61%、39%である。よっ
て、C1はレベル2のドットを61%、C2はレベル3
のドットを39%の濃度で構成する。これを8ビットの
記録信号に変換して、C1:レベル2:濃度255×
0.61=156、C2:レベル3:255×0.61
=99とする。}この処理をC,M,Y,Kの4色に対
して行い、表12に示す多値データを作成する。その
後、レベルが奇数であるもの((以下、上位レベル)の
レベルと濃度、および重みを2値化手段1113に送る
{Cについては、レベル=3、上位レベルの重み=19
1、下位レベル重み=89、濃度=99が送られる}。
の動作を説明する。まず、ホストコンピュータ1101
から送られた1画素あたり24ビット(R,G,Bそれ
ぞれ8ビット)の画像データは、一旦、高速読み出し書
き込みが可能なデータバッファ1130に貯えられる。
その後、UCR手段1151は、あらかじめ作成されて
いる被記録媒体に対応したルックアップテーブル(LU
T)を参照し、C,M,Y,Kそれぞれ8ビットのデー
タに変換する。{変換されたデータが(C、M、Y、
K)=(151、70、200、20)であるとす
る。}その後、レベル決定手段1201はドット発生割
合設定手段に記憶されている図17に示すドット発生割
合に応じて、C,M,Y,Kそれぞれを、2つのレベル
の値C1,C2、M1,M2,Y1、Y2,K1,K2
に分解する。{例えば、Cについては、値が129であ
るので、対応する分布は分布1302と分布1303で
あり、それぞれの割合は61%、39%である。よっ
て、C1はレベル2のドットを61%、C2はレベル3
のドットを39%の濃度で構成する。これを8ビットの
記録信号に変換して、C1:レベル2:濃度255×
0.61=156、C2:レベル3:255×0.61
=99とする。}この処理をC,M,Y,Kの4色に対
して行い、表12に示す多値データを作成する。その
後、レベルが奇数であるもの((以下、上位レベル)の
レベルと濃度、および重みを2値化手段1113に送る
{Cについては、レベル=3、上位レベルの重み=19
1、下位レベル重み=89、濃度=99が送られる}。
【0122】
【表12】
【0123】次に、図18に示す多値化手段1113の
1色あたりの構成図をもとに信号の流れを説明する。
{C信号を例にとる。}濃度信号と、画像1行分容量を
持つ、のデータバッファ1450とデータバッファ14
51を含む誤差バッファ手段1402の処理画素に対応
する注目アドレス1403に蓄積されている誤差を、加
算手段1404により加算し、比較手段1405に送
る。{仮に前記蓄積された誤差を1とすると、99+1
=100が比較手段1405に送られる。}また、敷居
値設定手段1406は、濃度信号から、式15により敷
居値Thを算出し、比較手段1405に送信する。
1色あたりの構成図をもとに信号の流れを説明する。
{C信号を例にとる。}濃度信号と、画像1行分容量を
持つ、のデータバッファ1450とデータバッファ14
51を含む誤差バッファ手段1402の処理画素に対応
する注目アドレス1403に蓄積されている誤差を、加
算手段1404により加算し、比較手段1405に送
る。{仮に前記蓄積された誤差を1とすると、99+1
=100が比較手段1405に送られる。}また、敷居
値設定手段1406は、濃度信号から、式15により敷
居値Thを算出し、比較手段1405に送信する。
【0124】 Th=(data×2+(w1+w2)/2)/3 ただし、 data:誤差を加算した濃度 w1:上位レベルの重み w2:下位レベルの重み {data=100、w1=191、w2=89である
ので、Th=(100×2+(191+89)/2)/
3=133を敷居値信号として比較手段1405の送
る。}その後、比較手段1405は、前記誤差を加算し
た濃度信号(以下i)と、上位レベルの重みとを比較
し、i<ThであればFAULT信号を、そうでなけれ
ばTRUE信号をセレクタ1407およびセレクタ14
08に送る。{i=100、Th=148であり、i<
ThであるのでFAULT信号が送られる。}セレクタ
1408は、TRUE信号を受信すればレベル信号を、
FAULT信号を受信すれば減算手段1409によって
出力される(レベル−1)を、データバッファ1120
に出力する。{FAULT信号を受信するので、3−1
=2を出力する。}また、セレクタ1407は、TRU
E信号を受信すれば上位レベルの重みを、そうでなけれ
ば下位レベルの重みを出力する。{FAULT信号を受
信しているので下位レベルの重み89が送られる。}そ
の後、減算手段1415は、前記誤差を加算した濃度か
ら、セレクタ1407からの出力を引いた値を記録誤差
として誤差バッファ1402へ出力する。{100−8
9=11を出力する。}誤差バッファ1402は、バッ
ファ制御手段により受信した記録誤差を、図示しない拡
散テーブル記憶手段に記憶されている、表13に示す誤
差を拡散すべき位置と割合を示した誤差拡散マトリクス
に従って記録誤差を分配し、以前の処理により記憶され
ている誤差に加算する。
ので、Th=(100×2+(191+89)/2)/
3=133を敷居値信号として比較手段1405の送
る。}その後、比較手段1405は、前記誤差を加算し
た濃度信号(以下i)と、上位レベルの重みとを比較
し、i<ThであればFAULT信号を、そうでなけれ
ばTRUE信号をセレクタ1407およびセレクタ14
08に送る。{i=100、Th=148であり、i<
ThであるのでFAULT信号が送られる。}セレクタ
1408は、TRUE信号を受信すればレベル信号を、
FAULT信号を受信すれば減算手段1409によって
出力される(レベル−1)を、データバッファ1120
に出力する。{FAULT信号を受信するので、3−1
=2を出力する。}また、セレクタ1407は、TRU
E信号を受信すれば上位レベルの重みを、そうでなけれ
ば下位レベルの重みを出力する。{FAULT信号を受
信しているので下位レベルの重み89が送られる。}そ
の後、減算手段1415は、前記誤差を加算した濃度か
ら、セレクタ1407からの出力を引いた値を記録誤差
として誤差バッファ1402へ出力する。{100−8
9=11を出力する。}誤差バッファ1402は、バッ
ファ制御手段により受信した記録誤差を、図示しない拡
散テーブル記憶手段に記憶されている、表13に示す誤
差を拡散すべき位置と割合を示した誤差拡散マトリクス
に従って記録誤差を分配し、以前の処理により記憶され
ている誤差に加算する。
【0125】
【表13】
【0126】{仮に、以前の処理により、誤差バッファ
に表14のように記録誤差が拡散されていたとすると、
表13における0.25の位置には−39×0.25≒
10、0.125の位置には−39×0.125≒5、
0.0625の位置には−39×0.0625≒−2.
5が加算され、表15に示す内容となる。}
に表14のように記録誤差が拡散されていたとすると、
表13における0.25の位置には−39×0.25≒
10、0.125の位置には−39×0.125≒5、
0.0625の位置には−39×0.0625≒−2.
5が加算され、表15に示す内容となる。}
【0127】
【表14】
【0128】
【表15】
【0129】1行分の処理を終了したら、データバッフ
ァ1450とデータバッファ1451を入れ替えて用い
る。 以上のように多値化手段1113は誤差拡散を行
う。
ァ1450とデータバッファ1451を入れ替えて用い
る。 以上のように多値化手段1113は誤差拡散を行
う。
【0130】多値化されたレベルデータ列は、一旦吐出
データ生成手段内のデータバッファ1120に記憶され
る。吐出データ生成手段1150は、データバッファに
1120に、式16Aまたは式16Bに示すG行分のデ
ータが格納されたら、印刷ヘッド15Kおよび15CM
Yの走査に合わせた吐出データ生成を開始する。
データ生成手段内のデータバッファ1120に記憶され
る。吐出データ生成手段1150は、データバッファに
1120に、式16Aまたは式16Bに示すG行分のデ
ータが格納されたら、印刷ヘッド15Kおよび15CM
Yの走査に合わせた吐出データ生成を開始する。
【0131】 G=N×D/ND (式16A) (ただし、N=一色あたりのノズル数、D=記録解像度
(dpi)、ND=ノズルピッチ(dpi)) または G=RN×ND/D (式16B) (ただし、N=一色あたりのノズル数、D=記録解像度
(μm)、ND=ノズルピッチ(μm)) まず、マスクマトリクス1171の先頭と、データバッ
ファ1120の先頭から順次データを読み出し、乗算手
段1701により両者を乗算した値をデータバッファ1
121に格納する。これを画像の主走査方向画素P分繰
り返した後、図21破線部に示すようにデータバッファ
1120についてのみP×記録解像度D/ノズル解像度
ND分処理アドレスを先送りする。以上をマスクマトリ
クス1171の容量分×4色分行った後、データバッフ
ァ1121の内容を吐出制御手段1105に送る。その
後、データバッファ1120の内容をP×Gだけシフト
し、新たなG行分のデータを読み込み、上記の処理を画
像の終端まで繰り返す。
(dpi)、ND=ノズルピッチ(dpi)) または G=RN×ND/D (式16B) (ただし、N=一色あたりのノズル数、D=記録解像度
(μm)、ND=ノズルピッチ(μm)) まず、マスクマトリクス1171の先頭と、データバッ
ファ1120の先頭から順次データを読み出し、乗算手
段1701により両者を乗算した値をデータバッファ1
121に格納する。これを画像の主走査方向画素P分繰
り返した後、図21破線部に示すようにデータバッファ
1120についてのみP×記録解像度D/ノズル解像度
ND分処理アドレスを先送りする。以上をマスクマトリ
クス1171の容量分×4色分行った後、データバッフ
ァ1121の内容を吐出制御手段1105に送る。その
後、データバッファ1120の内容をP×Gだけシフト
し、新たなG行分のデータを読み込み、上記の処理を画
像の終端まで繰り返す。
【0132】その後、吐出制御手段1105は、データ
バッファ1121の内容をノズルデータ1172毎に順
次読み出し、印刷ヘッド15Kおよび15CMYを駆動
するステップモータ9を主走査方向に移動させながら、
タイミングを図ってノズルデータ1172に対応する駆
動波形を選択波形記憶手段から波形生成手段に転送し、
印刷ヘッド15Kおよび15CMYから画像に対応した
インクを吐出させる。
バッファ1121の内容をノズルデータ1172毎に順
次読み出し、印刷ヘッド15Kおよび15CMYを駆動
するステップモータ9を主走査方向に移動させながら、
タイミングを図ってノズルデータ1172に対応する駆
動波形を選択波形記憶手段から波形生成手段に転送し、
印刷ヘッド15Kおよび15CMYから画像に対応した
インクを吐出させる。
【0133】以上を繰り返す事により。画像記録を行
う。
う。
【0134】以上の方法によれば、濃度むらが発生しな
いドットにより記録が行われるので、濃度むらのない高
品位な記録が可能となる。なお、本実施例では、視覚の
分解能Lを被記録媒体のサイズから検索したが、記録画
像サイズから検索または算出するようにしてもよい。ま
た、本実施例では、ドット発生割合設定手段を用いた
が、重み決定手段で決定した重みからドット発生割合を
逐次算出してもよい。
いドットにより記録が行われるので、濃度むらのない高
品位な記録が可能となる。なお、本実施例では、視覚の
分解能Lを被記録媒体のサイズから検索したが、記録画
像サイズから検索または算出するようにしてもよい。ま
た、本実施例では、ドット発生割合設定手段を用いた
が、重み決定手段で決定した重みからドット発生割合を
逐次算出してもよい。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
バンディングが発生しないドット径のドットのみを用い
ることにより、バンディングの無い高画質な記録が行え
る。
バンディングが発生しないドット径のドットのみを用い
ることにより、バンディングの無い高画質な記録が行え
る。
【0136】また、本発明の画像処理方法および画像処
理装置は、画像処理パラメータを解像度変換して用いる
ため、基本となる解像度の画像処理パラメータのみを記
憶しておけばよく、装置の記憶容量を増大することなく
多くの解像度での記録が行える。
理装置は、画像処理パラメータを解像度変換して用いる
ため、基本となる解像度の画像処理パラメータのみを記
憶しておけばよく、装置の記憶容量を増大することなく
多くの解像度での記録が行える。
【0137】また、本発明の多値化処理方法および多値
化処理装置は、従来の2値化処理をそのまま多値化に応
用してものであるため、従来装置を用いることができ
る。処理速度は従来の2値化処理装置とほぼ同等であ
る。
化処理装置は、従来の2値化処理をそのまま多値化に応
用してものであるため、従来装置を用いることができ
る。処理速度は従来の2値化処理装置とほぼ同等であ
る。
【図1】本発明の制御部を説明するブロック図。
【図2】濃度むらを説明する図。
【図3】濃度むらの要因を説明する図。
【図4】濃度むらの要因を説明する図。
【図5】濃度むらの要因を説明する図。
【図6】濃度むらの要因を説明する図。
【図7】濃度むらの解決策を説明する図。
【図8】濃度むらの要因を説明する図。
【図9】濃度むらの解決策を説明する図。
【図10】濃度むらの解決策を説明する図。
【図11】濃度むらの解決策を説明する図。
【図12】濃度むらの要因を説明する図。
【図13】濃度むらの要因を説明する図。
【図14】濃度むらの解決策を説明する図。
【図15】高画質記録を行うための画像処理を説明する
図。
図。
【図16】高画質記録を行うための画像処理を説明する
図。
図。
【図17】本発明の高画質記録を行うための画像処理を
説明する図。
説明する図。
【図18】本発明の多値化手段を説明する図。
【図19】本発明のマスクマトリクスを説明する図。
【図20】本発明のマスクマトリクスを説明する図。
【図21】本発明の吐出データ生成を説明する図。
【図22】シングリングを説明する図。
【図23】印刷ヘッドを説明する図。
【図24】従来の記録方法を説明する図。
【図25】本発明の規後部を説明する図。
【図26】本発明の記録方法の設定ステップを説明する
図である。
図である。
【図27】本発明の記録方法の記録ステップを説明する
図である。
図である。
【図28】インクドットの記録状態を示す図。
1 用紙 2 用紙スタッカ 3 紙送りローラ 5 プラテン版 7 キャリッジ 9 ステップモータ 11 牽引ベルト 13 ガイドレール 15K 印刷ヘッド 15CMY 印刷ヘッド 20 ステップモータ 201 印刷ヘッド 204 ノズル 205 記録すべき位置 301 白筋 302 黒筋 303 黒筋 402 面として認識される領域 403 白筋 404 面として認識される領域 502 太い点線として認識される領域 602 必要なドット径 1101 ホストコンピュータ 1102 機構制御手段 1104 搬送制御手段 1105 吐出制御手段 1106 駆動波形記憶手段 1107 選択波形記憶手段 1108 駆動波形生成手段 1110 画像処理手段 1111 ドット選択手段 1112 ドット発生割合設定手段 1113 多値化手段 1114 ドット径記憶手段 1115 精度記憶手段 1116 視覚分解能記憶手段 1141 基本解像度情報記憶手段 1142 重み決定手段 1150 吐出データ生成手段 1151 UCR手段 1403 注目画素 1404 加算器 1406 敷居値設定手段 1701 乗算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/40 H04N 1/40 103B
Claims (33)
- 【請求項1】ドット形成手段を被記録媒体に対して走査
しつつ、N個のドット形成手段により1行を形成するこ
とで記録を行う記録装置において、記録解像度をD、ド
ット位置誤差を±e、ドット径誤差を±rとしたとき、
ドット径が(D−2(e+r)/√N)以上、(D+2
(e+r)/√N)以下の範囲を禁止範囲とし、形成可
能なドット径のうち、禁止範囲以外の、少なくとも1種
類のドット径のドットで画像の構成を行うことを特徴と
する記録装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の禁止範囲に加え、視覚の
分解能をLとしたとき、(D−L−2(e+r)/√N
)以上 、(D−L+2(e+r)/√N )以下の範
囲も禁止領域とすることを特徴とした請求項1に記載の
記録装置。 - 【請求項3】視覚の分解能Lを58μmないし87μm
に設定することを特徴とする請求項2に記載の記録装
置。 - 【請求項4】視覚の分解能をLを被記録媒体のサイズに
よって変更して禁止範囲を設定することを特徴とする請
求項2に記載の記録装置。 - 【請求項5】請求項2または請求項3に記載の禁止範囲
に加え、互いに平行な第1の直線と第2の直線を、同じ
ドット径で、徐々に近づけて記録を行ったとき、線の明
度が大きく変化しはじめる、第1の直線の中心から第2
の直線の中心への距離の前記ドット径に対する割合を
p、形成可能なドット径の最大値をMaxとしたとき、
(D−2(e+r)/√N)/(1−p)以上、Max
以下の範囲も禁止範囲とすることを特徴とした請求項2
または請求項3に記載の記録装置。 - 【請求項6】ドットを形成することにより記録を行う記
録装置において、形成可能なドットから、記録を行うた
めのドットを選択するドット選択手段を具備し、前記ド
ット選択手段で選択されたドットで画像を形成すること
を特徴とする記録装置。 - 【請求項7】ドット選択手段が、形成可能なドット径の
うち、請求項1に記載の禁止範囲以外の範囲のドット径
のドットを選択する事を特徴とした請求項6に記載の記
録装置。 - 【請求項8】ドット選択手段が、形成可能なドット径の
うち、請求項2に記載の禁止範囲以外の範囲のドット径
のドットを選択する事を特徴とした請求項6に記載の記
録装置。 - 【請求項9】ドット選択手段が、形成可能なドット径の
うち、請求項5に記載の禁止範囲以外の範囲のドット径
のドットを選択する事を特徴とした請求項6に記載の記
録装置。 - 【請求項10】ドット選択手段が、視覚の分解能Lを5
8μmから87μmであるとして禁止範囲を設定するこ
とを特徴とする請求項8に記載の記録装置。 - 【請求項11】ドット選択手段が、視覚の分解能をLを
被記録媒体のサイズによって変更して禁止範囲を設定す
ることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。 - 【請求項12】ドット選択手段が、被記録媒体の種類に
応じてドットを選択することを特徴とした請求項6に記
載の記録装置。 - 【請求項13】記録に使用するドットに応じて画像処理
上の1ドットの重みを設定する重み決定手段を具備した
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項14】記録に使用するドットに応じて、入力信
号に対する各ドットの発生割合を設定するドット発生設
定手段を具備したことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項15】請求項13または請求項14に記載の画
像処理装置を具備し、任意ドットによる記録が高画質記
録となるようにすることを特徴とした記録装置。 - 【請求項16】基本解像度における、ドットと明度の関
係を記憶した明度テーブル記憶手段を具備し、前記明度
テーブルを記録解像度におけるドットと明度の関係に変
換し、前記変換した明度テーブルを参照して画像処理を
行うことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項17】基本解像度におけるドットと明度の関係
を記憶した明度テーブル記憶手段を具備し、重み決定手
段が前記明度テーブル記憶手段を参照して記録解像度に
おける1ドットの重みを設定する事を特徴とした請求項
13に記載の画像処理装置。 - 【請求項18】基本解像度におけるドットと明度の関係
を記憶した明度テーブル記憶手段を具備し、前記明度テ
ーブル記憶手段を参照して、記録解像度における入力信
号に対する各ドットの発生割合を設定し、前記発生割合
に基づいて画像処理を行う事を特徴とした請求項14に
記載の画像処理装置。 - 【請求項19】基本解像度における、記録の悪化を招く
ドットの不具合をおこさない1画素あたりのドット量の
最大値である最大ドット量を記憶した最大ドット量記憶
手段を具備し、前記最大ドット量を記録解像度における
最大ドット量に変換し、前記変換した最大ドット量を参
照し、1画素あたりのドット量が、前記変換した最大ド
ット量を越えないように画像処理を行うことを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項20】インクジェット記録装置の画像処理装置
において、基本解像度における、ドットのにじみやイン
クの垂れを起こさない1画素あたりのインク吐出量の最
大値である最大ドット量を記憶した最大ドット量記憶手
段を具備し、前記最大ドット量を記録解像度における最
大ドット量に変換し、1画素あたりのインク吐出量であ
るドット量が、前記変換した最大ドット量を越えないよ
うに画像処理を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項21】レーザー記録装置の画像処理装置におい
て、基本解像度における、記録の悪化を招くドットの不
具合をおこさない1画素あたりのレーザー射出量の最大
値である最大ドット量を記憶した最大ドット量記憶手段
を具備し、前記最大ドット量を記録解像度における最大
ドット量に変換し、1画素あたりのレーザー射出量であ
るドット量が、前記変換した最大ドット量を越えないよ
うに画像処理を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項22】形成可能なドットで記録したときの明度
を記憶した明度テーブル記憶手段と、前記明度に基づい
て使用するドットの画像処理上の1ドットの重みを設定
する重み設定手段と、前記重みにより、入力データから
各ドット径のドットの発生数割合を設定するドット発生
テーブル生成手段および前記テーブルを記憶するドット
発生割合設定手段とを具備し、形成可能なドットのうち
少なくとも1つのドットを用いて画像処理を行う事を特
徴とした画像処理装置。 - 【請求項23】複数のドット形成手段を有する記録ヘッ
ドと、前記記録ヘッドを駆動するための駆動波形生成手
段と、前記記録ヘッドを走査する走査手段と、被記録媒
体を記録ヘッド走査方向と異なる方向に移動させる紙送
り手段とを具備し、被記録媒体上にドットを形成して記
録を行う記録装置において、径形成可能なドット径を記
憶したドット径記憶手段と、前記ドットを形成するため
の、駆動波形を記憶した駆動波形記憶手段と、記録精度
を記憶した精度情報記憶手段と、前記駆動波形記憶手段
に記憶されている駆動波形のうち、請求項1から請求項
5までの少なくとも1つに記載のドット径を形成するも
のを選択するドット選択手段と、前記選択されたドット
を高画質記録となるように記録画素に配置する画像処理
を行う画像処理手段と、前記画像処理手段から出力され
るのドットの種類に対応する駆動波形データを波形生成
手段に転送する波形転送手段とを具備し、請求項1から
請求項5までのすくなくとも1つに記載のドット径を選
択して高画質に記録する事を特徴とした記録装置。 - 【請求項24】基本解像度における、ドットと明度の関
係を記憶した明度テーブル記憶手段を具備し、画像処理
手段が前記明度テーブル記憶手段を参照して記録解像度
でのドットと明度の関係を算出し、前記記録解像度での
ドットと明度の関係をもとに記録解像度で高画質となる
画像処理を行うことを特徴とした請求項23に記載の記
録装置。 - 【請求項25】濃度範囲をn(n>1の整数)個の領域
に分割し、入力濃度が含まれる第k(0<k≦n)番領
域において、第k階調か第k−1階調を出力する2値化
処理を行うことで、入力濃度信号の濃度範囲を多値化す
ることを特徴とした画像処理装置。 - 【請求項26】各領域における2値化処理を誤差拡散で
おこなう事を特徴とする請求項25に記載の画像処理装
置。 - 【請求項27】濃度領域を、使用するドットを全画素に
形成したときの明度によって分割することを特徴とした
請求項25に記載の画像処理装置。 - 【請求項28】全画素にドットを形成したときの明度
が、最高明度から最低明度までを等分に分割するドット
を用いて記録を行うことを特徴とする記録装置。 - 【請求項29】形成可能なドットのうち、全画素にドッ
トを形成したときの明度が、最高明度から最低明度まで
を等分に分割したときの明度に最も近いドットを用いて
記録を行うことを特徴とする記録装置。 - 【請求項30】記録速度算出手段を具備し、記録モード
の設定による記録速度を算出し、画質と記録速度の調節
を装置使用者が行える事を特徴とした記録装置。 - 【請求項31】ドット選択手段が、視覚の分解能をLを
記録画像のサイズによって変更して禁止範囲を設定する
ことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。 - 【請求項32】ドット形成手段を被記録媒体に対して走
査しつつ、N個のドット形成手段により1行を形成する
ことで記録を行う記録方法において、記録解像度をD、
ドット位置誤差を±e、ドット径誤差を±rとしたと
き、ドット径が(D−2(e+r)/√N)以上(D+
2(e+r)/√N)以下の範囲を禁止範囲とし、形成
可能なドット径のうち、禁止範囲以外の、少なくとも1
種類のドット径のドットで画像の構成を行うことを特徴
とする記録方法。 - 【請求項33】ドット形成手段を被記録媒体に対して走
査しつつ、N個のドット形成手段により1行を形成する
ことで記録を行う記録装置に対し、記録解像度をD、ド
ット位置誤差を±e、ドット径誤差を±rとしたとき、
ドット径が(D−2(e+r)/√N)以上(D+2
(e+r)/√N)以下の範囲を禁止範囲とし、形成可
能なドット径のうち、禁止範囲以外の、少なくとも1種
類のドット径のドットで画像の構成を行うべく制御する
プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125988A JPH10315449A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 記録装置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125988A JPH10315449A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 記録装置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003026428A Division JP2003211643A (ja) | 2003-02-03 | 2003-02-03 | 記録装置および画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10315449A true JPH10315449A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14923958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9125988A Pending JPH10315449A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 記録装置、記録方法、画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10315449A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-05-15 JP JP9125988A patent/JPH10315449A/ja active Pending
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