JPH10315542A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH10315542A
JPH10315542A JP9132695A JP13269597A JPH10315542A JP H10315542 A JPH10315542 A JP H10315542A JP 9132695 A JP9132695 A JP 9132695A JP 13269597 A JP13269597 A JP 13269597A JP H10315542 A JPH10315542 A JP H10315542A
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JP9132695A
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Hideki Kudo
秀樹 工藤
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パーソナルコンピュータ等の上位機器から出
力される印字情報に従って記録紙に印刷を行う印刷装置
に関し、特に印字文字の太さやサイズ、等によって自動
的に印字濃度を調整し、常に見易い文字や画像を印刷す
ることができる印刷装置を提供する。 【解決手段】 トナーセーブレベル解析・選択部31で
は印字情報に含まれる文字種指定コマンド、文字サイズ
指定コマンド、階調度指定コマンド、等のコマンド解析
を行い、例えば文字種指定コマンドの解析処理のよって
得られた文字種、例えば「極細明朝」、「細明朝細ゴシ
ック」、等の文字種から文字の太さを判断し、トナーセ
ーブパラメータ設定値テーブル32から対応する濃度デ
ータを選択してトナーセーブ制御部30に出力する。ト
ナーセーブ制御部30は画像メモリ部29に展開された
データをプリントエンジン部3で印字処理する際、上述
の濃度データに従って記録紙に最適濃度の印字処理を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の上位機器から出力される印字情報に従って記
録紙に印刷を行う印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の上位機器か
ら出力される印字情報に従って記録紙に印刷を行う印刷
装置として、電子写真方式のプリンタ装置がある。この
装置は、例えば感光体ドラムと、その周面近傍に帯電
器、印字ヘッド、現像器、転写ロールを配置し、上記感
光体ドラムと転写ロール間に記録紙を供給する。そし
て、記録紙が感光体ドラムと帯電ロール間を搬送される
間、所定レベルに帯電した感光体ドラムの周面に印字ヘ
ッドから露光を行い、形成される静電潜像を現像器内の
トナーによってトナー像化し(顕像化し)、このトナー
像を記録紙に転写するものであり、転写処理後、記録紙
に転写されたトナー像は、定着器により熱定着処理さ
れ、機外に排出される。
【0003】上述のような印刷装置において、従来印字
濃度の調整は以下のように行われていた。すなわち、図
11(a)、(b)は従来の印字濃度の設定方法を説明
する模式図であり、同図(a)は印字濃度レベルを示
し、同図(b)に示す「A」〜「C」、「a」〜「c」
は各レベルに対応する濃度データである。尚、「A」〜
「C」の濃度データは解像度が300DPIの時のデー
タであり、「a」〜「c」の濃度データは解像度が60
0DPIの時のデータである。
【0004】印刷装置の使用者は不図示の操作パネルを
操作し、又は上位機器からのコマンドによってノーマル
レベル、又はレベル1〜3を選択し、例えばノーマルレ
ベルを選択する時100%濃度の印刷を行い、レベル1
の時75%濃度の印刷を行い、レベル2の時50%濃度
の印刷を行い、レベル3の時25%濃度の印刷を行う。
【0005】尚、レベル1〜3の何れかが選択された場
合、選択された濃度レベルに対応する濃度データをテー
ブル(トナーセーブパラメータ設定値テーブル)から選
択し、上述の「A」〜「C」、「a」〜「c」の何れか
のデータを出力する。また、テーブルに設定されている
「A」〜「C」、「a」〜「c」の濃度データは固定値
であり、濃度レベル1〜3の選択は印刷装置の使用者が
印刷結果を見て、その都度選択するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の濃
度レベルの設定は、使用者が実際の印刷結果を見て選択
するものであり、通常印刷結果をみながら何回も印刷処
理を繰り返し、最適な印字濃度の画像を得ていた。した
がって、従来の濃度レベルの設定方法では操作が煩雑で
あると共に、記録紙(用紙)を無駄にし、トナーを浪費
するものであった。
【0007】また、印刷装置の特性によっては、選択し
た濃度レベルが同一であっても、印刷結果として期待し
た印字濃度の画像が得られない場合も多い。さらに、印
刷するデータによっては印刷結果として見難い場合があ
る。例えば、最も薄いレベル(レベル3)を選択した
時、1ドットで形成される線も薄くなり、特に文字の形
態によっては判別できない文字も生じる。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
印字文字の太さやサイズ、印字階調性等によって自動的
に印字濃度を変更し、常に見易い文字や画像の印刷処理
を行い、しかもその結果として、トナーの浪費や記録紙
の無駄をなくした印刷装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記課題を解決するため、上位装置から入力する印字情報
を解析する解析手段と、該解析手段により解析された印
字情報に含まれる印字特性に従って印字濃度を自動的に
設定する印字濃度設定手段と、該印字濃度設定手段の設
定した印字濃度に従って印刷処理を行う印刷処理手段と
を有する印刷装置を提供することにより達成できる。
【0010】ここで、解析手段は印字情報に含まれる各
種コマンドを解析処理するものであり、特にパーソナル
コンピュータ等の上位機器から供給される印字特性のコ
マンドを解析処理し、印字濃度設定手段により解析され
た印字特性に従った濃度の設定を行う。また、印字濃度
設定手段は、例えば特別の印字濃度設定回路、又はCP
Uや印字濃度設定ソフトで構成され、印字特性に従って
印字濃度を自動的に設定する。
【0011】したがって、印字濃度設定手段よって設定
された濃度の印字を印刷処理手段で、例えば記録紙に行
うことにより、印字特性に対応した印刷濃度の画像を得
ることができ、極めて見易い印刷画像を得ることができ
る。また、自動的に設定されることから、マニュアル操
作による複数回のレベル設定が不要となり、トナーの浪
費と記録紙の無駄をなくすこともできる。
【0012】請求項2の記載は、前記請求項1記載の発
明をより具体的にするものであり、前記印字濃度設定手
段は、例えば予め前記印字特性に従って作成されたテー
ブルを参照して印字濃度の設定を行う構成である。
【0013】すなわち、上記テーブルにはトナー濃度設
定パラメータが予め設定されており、それぞれの印字特
性に従って最適な印字濃度を実現するデータが設定さ
れ、上記印字特性に対応する濃度データをテーブルから
読み出し、当該印字濃度に従った濃度の印字処理を記録
紙に行うことで最適な濃度の印刷を行うことができる。
【0014】このように構成することにより、極めて見
易い印刷画像を自動的に得ることができると共に、トナ
ーの浪費と記録紙の無駄をなくすこともできる。請求項
3の記載は、前記請求項1又は2の記載をより具体的に
するものであり、前記印字特性は、例えば文字の太さで
ある。
【0015】このように構成することにより、文字の太
さの相違によって設定された、例えば文字種のテーブル
を参照し、前記解析手段で文字種指定コマンドを解析し
て得られた文字種を選択し、自動的に最適な印字濃度で
印刷処理を行うことができる。例えば、太い文字は濃す
ぎず薄めに印刷でき、細い文字は薄すぎず濃く印刷し、
特に細い文字が薄すくなり、判読できないという不都合
を解消できる。
【0016】請求項4の記載も、前記請求項1又は2の
記載をより具体的にするものであり、前記印字特性は、
例えば文字のサイズである。このように構成することに
より、文字のサイズ(大きさ)によって設定された例え
ばテーブルを参照し、前記解析手段で文字サイズ指定コ
マンドを解析して得られた文字サイズを示すポイントデ
ータから最適な印字濃度を自動的に選択できる。例え
ば、大きいサイズの文字は濃すぎず薄めに印刷し、小さ
いサイズの文字は薄すぎず濃く印刷し、特に小さい文字
が薄すくなり、判読できないという不都合を解消する。
【0017】請求項5の記載も、前記請求項1又は2の
記載をより具体的にするものであり、前記印字特性は、
例えば印字階調性である。このように構成することによ
り、画像の階調性によって設定された例えばテーブルを
参照し、前記解析手段によって印字情報に含まれる階調
度を自動的に選択し、最適な印字濃度で印刷処理を行う
ことができる。例えば、階調数の多い画像に対しては濃
すぎず薄めに印刷し、階調数の少ない画像に対しては薄
すぎず濃く印刷し、特に階調数の多い画像データはより
自然な中間色で印刷することができる。
【0018】請求項6の記載は、前記請求項1又は2の
記載をより具体的にするものであり、前記印字特性の識
別は、例えば圧縮率を利用するものである。すなわち、
圧縮比率が高いパターンデータは元の画像データのパタ
ーンが単純であるため圧縮効率がよく、キャラクタ画像
に類する画像であると判断でき、逆に圧縮比率が低いパ
ターンデータは元の画像データが複雑であり、例えば中
間調やイメージデータの可能性が高く、従って高い圧縮
比率が得られた場合にはトナー供給量を少なくし、圧縮
比率が低い場合にはトナー供給量を多くし、見易い印字
を行う構成とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 <第1の実施形態例>図1は、第1の実施形態例におけ
る印刷装置のシステム構成を示す図である。同図に示す
ように、印刷装置1はインターフェースコントロール部
2、及びプリントエンジン部3からなる。インターフェ
ースコントロール部2は、全体を制御するMPU(超小
型中央演算処理ユニット)4を備え、MPU4には、制
御プログラムが格納されているシステムROM5、MP
U4による処理・演算データが一時的に格納されるシス
テムRAM6、印刷出力する文字の形状データを格納す
るフォントROM7、外部の例えばパーソナルコンピュ
ータ等のホスト機器(上位機器)8と接続するための外
部I/F(インターフェース)制御部9、メモリその他
の入出力装置へのデータや信号の入出力を制御するメモ
リ・I/O(入出力)制御部10、及び所定のセンサ類
の出力信号等を計数するカウンタ11が接続されてい
る。
【0020】上記の外部I/F制御部9とメモリ・I/
O制御部10は、相互に接続されており、メモリ・I/
O制御部10には、更に印刷データや制御信号をプリン
トエンジン部3に送受信するビデオI/F制御部12、
ブザー13の放音・停止の駆動制御を行うブザー制御部
14、及び操作・表示部15のキー入力操作の検知や液
晶表示装置の表示駆動を行う操作・表示制御部16が接
続されている。
【0021】次に、印刷処理手段としてのプリントエン
ジン部3は、印刷動作を制御するエンジン制御部18を
備え、このエンジン制御部18には、印刷データや制御
信号をインターフェースコントロール部2と送受信する
ビデオI/F制御部19、プリンタヘッド17、トナー
・ドラムセット20、定着部21、転写部22、及びカ
セット給紙部23が接続されている。さらに、エンジン
制御部18には不図示の駆動モータ、搬送モータ、用紙
ガイドレバー等の駆動負荷24も接続され、不図示の給
紙センサや排紙センサ等のセンサ類Snからの検知信号
は上述のビデオI/F制御部19に出力される。
【0022】図2は上述のインターフェースコントロー
ル部2の機能構成を特に説明する図である。受信バッフ
ァ26は前述のインターフェースコントロール部2内の
システムRAM6の一部に対応し、コマンドデータ解析
・実行部27はMPU4に対応する。受信バッファ26
はホスト機器8から供給される印字情報を受信し、所定
頁分の印字情報を格納する。そして、受信バッファ26
に所定量の印字情報が格納されると、コマンドデータ解
析・実行部27(MPU4)の制御に従って印字情報の
解析処理を行う。また、描画部28もMPU4に対応
し、上述の解析処理の結果得られる印字情報が文字コー
ドである場合、描画部28はフォントROM7から対応
するパターンデータを読み出し、画像メモリ部29に書
き込む。
【0023】また、トナーセーブ制御部30は画像メモ
リ部29から出力される画像データ(パターンデータ)
をプリントエンジン部3に出力する際、使用するトナー
量を制御する。使用するトナー量の制御方法としては各
種の方法があり、例えば現像バイアス電圧の切り替え、
露光量の調整、感光体ドラムへの帯電電荷量の制御、等
の方法があり、詳しくは後述する。
【0024】また、トナーセーブ制御部30による上述
のトナー量の制御は、トナーセーブレベル解析・選択部
31で解析・選択され、設定された濃度データに従って
行われる。
【0025】ここで、トナーセーブレベル解析・選択部
31には上述のコマンドデータ解析・実行部27の解析
結果が出力されると共に、トナーセーブパラメータ設定
値テーブル32の出力も供給される。また、トナーセー
ブレベル解析・選択部31とトナーセーブパラメータ設
定値テーブル32は印字濃度設定手段としての機能を有
する。
【0026】図3に示すテーブルはトナーセーブパラメ
ータ設定値テーブル32の一部を示し、後述する自動モ
ードの際のテーブルの具体例を示す。また、図4の
(b)もトナーセーブパラメータ設定値テーブル32の
一部を示し、レベル設定モードの際の具体例を示す。こ
こで、図4の(b)のテーブルはマニュアル選択された
レベル設定値に対し、解像度に従った印字濃度のテーブ
ルであり、従来例の場合と同様の構成である。一方、図
3に示す自動モードの際のテーブルは文字の太さ(文字
の種別)に従った印字濃度のテーブルである。尚、この
場合にも解像度のデータが加味されている。また、文字
の太さのデータはホスト機器8から出力される印字情報
に含まれるデータであり、具体的には印字情報に含まれ
る文字種指定コマンドである。
【0027】尚、印字情報に含まれるコマンドとして
は、他に文字サイズ指定コマンド、線種指定コマンド、
階調度指定コマンド、などがある。次に、上述の構成に
おいて以下に、第1実施形態例の処理動作を説明する。
【0028】先ず、前述のようにホスト機器8から画像
データを含む印字情報が受信バッファ26に所定量供給
されると、コマンドデータ解析・実行部27により印字
情報の解析処理が行われ、画像メモリ部29には1頁分
のパターンデータが展開される。また、この間コマンド
データ解析・実行部27で解析された印字情報の中に文
字種指定コマンドが含まれていると、このコマンドデー
タはトナーセーブレベル解析・選択部31に出力され
る。その後、MPU4は図5に示すフローチャートに従
って印刷処理を継続する。
【0029】すなわち、トナーセーブモードか否か判断
し(ステップ(以下Sで示す)1)、トナーセーブモー
ドでなければノーマル設定を行い(S2)、印刷処理を
継続する。このトナーセーブモードか否かの判断は、ホ
スト機器8から出力されるコマンドを解析して行うこと
ができる。また、印刷装置1の操作・表示部15を操作
して設定することもできる。
【0030】ここで、上述の判断においてトナーセーブ
モードが設定されていると判断する時(S1がY)、印
字濃度設定処理を自動的に行うか(又はマニュアル設定
により行うか)判断する(S3)。この判断も、ホスト
機器8から出力されるコマンドを解析して行うこともで
きるし、又は操作・表示部15を操作して設定すること
もできる。ここで、例えば従来のようにマニュアル設定
であると判断すると(S3がN)、印刷装置1の使用者
は操作・表示部15を操作して濃度レベル1〜4の何れ
か1個を選択する(S4)。図4(a)は、この時選択
する各レベル1〜4に対するトナー消費量を示す。例え
ば、ノーマルレベルをトナー消費量100%とすれば、
レベル1の時75%、レベル2の時50%、レベル3の
時35%、レベル4の時25%のトナー消費量である。
【0031】一方、上述の判断(S3)において、自動
モードであると判断すると(S3がY)、文字書体の太
さの解析処理を行う(S5)。すなわち、印字文字の太
さを判断するため、トナーセーブレベル解析・選択部3
1は印字情報に含まれる文字書体(文字種)の解析を行
う(S5)。この時、前述のように印字情報に文字種指
定コマンドが含まれていれば、トナーセーブレベル解析
・選択部31に供給されており、トナーセーブレベル解
析・選択部31では文字種指定コマンドを解析する。そ
して、その解析結果に従ってトナーセーブパラメータ設
定値テーブル32(図3に示すテーブル)から対応する
濃度データを選択する(S6)。
【0032】前述のように、トナーセーブパラメータ設
定値テーブル32は、図3及び図4(b)であり、自動
モードの時図3のテーブルを参照する。例えば、文字種
指定コマンドの解析結果から、文字種は「極細明朝」形
式であると判明すれば、文字の太さは極細線文字である
と判断する。そして、この時の解像度を参照し、例えば
解像度が300DPIであれば濃度データとして「A」
を出力し、解像度が600DPIであれば濃度データと
して「a」を出力する(S7)。また、例えば文字種指
定コマンドの解析結果から、文字種は「細明朝細ゴシッ
ク」形式であると判明すれば、文字の太さは細線文字で
あると判断し、この時解像度が300DPIであれば濃
度データとして「B」を出力し、解像度が600DPI
であれば濃度データとして「b」を出力する(S7)。
【0033】また、文字種指定コマンドから得られた文
字種が図3に示す他の形式であれば、同図に示す対応す
る文字の太さのデータを濃度データとして出力する。し
たがって、上述のようにしてトナーセーブレベル解析・
選択部31で解析、選択した濃度データはトナーセーブ
制御部30に出力され、トナーセーブ制御部30により
使用する文字に対応した濃度の印字を行う。
【0034】例えば、「極細明朝」形式であり、文字の
太さとして極細線文字が使用されていると判断する場
合、上述のように濃度データとして「A」又は「a」が
選択され、トナー消費量が75%という濃い印字を行
う。したがって、このように印字濃度の高いデータに基
づいて画像メモリ部29に展開されたデータは、プリン
トエンジン部3により印字され、極めて細い文字に対し
濃い印字を行い、明確に判読できる文字を印刷すること
ができる。
【0035】また、文字種指定コマンドの解析結果が、
「極太ゴシック」形式であり、文字の太さとして極太線
文字が使用されていると判断する場合、上述のように濃
度データとして図3に示す「D」又は「d」が選択さ
れ、トナー消費量が25%という薄い印字が行われる。
したがって、上述のように文字の太い印字が行われる場
合には、低い印字濃度が選択され、画像メモリ部29に
展開されたパターンデータを記録紙に印字する。
【0036】尚、この場合、記録紙に印字する文字は太
い「極太ゴシック」形式であるので、比較的薄い印字処
理を行っても文字の判読ができないという問題は生じな
い。また、上述のように印字濃度を選択することによ
り、トナーを節約することもでき、記録紙の無駄も防止
できる。
【0037】また、前述の処理の際、レベル1〜4の何
れかが選択された場合には(S3がN、S4)、濃度デ
ータの選択は図4の(a)、(b)に示すように、対応
する濃度データ「A’」〜「D’」、「a’」〜
「d’」が選択され、従来例と同様の印刷処理が行われ
る。
【0038】ここで、上述のトナーセーブ制御部30が
行う印字濃度の制御方法としてはいくつか考えられる。
その代表例を以下に示す。 先ず、現像バイアス電圧を切り換えて現像時の感光体
ドラムに対するトナーの付着量を制御する方式がある。
この場合、図1のプリントエンジン部3内のエンジン制
御部18からトナー・ドラムセット20に対し現像バイ
アス電圧制御信号を出力し、現像ロールのバイアス電圧
を制御する。この制御により、感光体ドラムに形成され
た静電潜像に基づくトナー(像)の付着量は調整され、
転写後の記録紙に記録される印字濃度を調整することが
できる。
【0039】また、他の方法として感光体ドラムに静
電潜像を形成する際、その露光量を調節して形成される
静電潜像の電荷を制御し、印字濃度を調整するものであ
る。例えば、印刷装置1がレーザプリンタの場合、レー
ザダイオードの発光出力を前述のトナーセーブ制御部3
0に設定された濃度データに従って変更することによ
り、画像データの印字濃度を調整することができる。
【0040】さらに、他の方法として感光体ドラムに
初期帯電を行う帯電器の電圧値を制御し、例えばトナー
セーブ制御部30に設定された濃度データに従って変更
することにより、静電潜像を現像する際のトナー吸着量
を制御し、印字濃度を調整することができる。
【0041】尚、その他にも種々の印字濃度調整方法が
あり、本発明では特定のトナーセーブ方式に限定するも
のではない。また、レーザプリンタに限らず、LEDプ
リンタ等の他の印刷装置でも同様に実施可能である。 <第2の実施形態例>次に、本発明の第2実施形態例に
ついて説明する。尚、本例においても印字装置1の構成
は前述の実施形態例の図2と同じであり、インターフェ
ースコントロール部2の構成は前述の図2と基本的に同
じである。但し、図2に示すトナーセーブパラメータ設
定値テーブル32の構成が異なる。
【0042】図6はトナーセーブパラメータ設定値テー
ブル32に設定された自動モードの場合のテーブル構成
である。本例は文字のサイズによって印字濃度を自動設
定するものであり、当該テーブルには文字サイズのポイ
ント(データ)と、そのポイント(データ)に対応する
文字の大きさ、及び解像度に対する濃度データ「E」〜
「H」、「e」〜「h」が登録されている。例えば、文
字サイズが1〜5ポイントの場合極小文字であり、文字
サイズが5〜10ポイントの場合小・中文字であり、文
字サイズが10〜15ポイントの場合大文字であり、文
字サイズが15以上の場合極大文字であり、それぞれ解
像度の相違を加味した濃度データ「E」〜「H」、
「e」〜「h」が登録されている。
【0043】次に、上述の構成の第2実施形態例の印刷
装置において印刷処理を説明する。ホスト機器8から画
像データを含む印字情報が受信バッファ26に所定量供
給されると、前述と同様コマンドデータ解析・実行部2
7により印字情報の解析処理が行われ、画像メモリ部2
9には1頁分のパターンデータが展開される。
【0044】またこの間、図7に示すフローチャートに
従って処理が行われ、先ずトナーセーブモードか否か判
断し(S1)、トナーセーブモードでなければノーマル
設定を行い(S2)、印刷処理を継続する。このトナー
セーブモードか否かの判断は、前述と同様、ホスト機器
8から出力されるコマンドを解析して行うか、又は印刷
装置の操作・表示部15を操作して設定する。
【0045】ここで、上述の判断においてトナーセーブ
モードに設定された場合(S1がY)、印字濃度設定処
理を自動的に行うか(又はマニュアル設定により行う
か)判断する(S3)。ここで、例えば従来のようにマ
ニュアル設定であると判断すると(S3がN)、印刷装
置1の使用者は操作・表示部15を操作して濃度レベル
1〜4の何れかを選択する(S4)。
【0046】一方、上述の判断(S3)において、自動
モードであると判断すると(S3がY)、文字サイズの
解析処理を行う(S5’)。すなわち、印字文字のサイ
ズを判断するため、トナーセーブレベル解析・選択部3
1は印字情報に含まれる文字サイズ指定コマンドの解析
を行う。この時、印字情報に含まれる文字サイズ指定コ
マンドが1〜5ポイントの場合、図6のテーブルから文
字の大きさは極小文字であると判断し、テーブルから対
応する濃度データを選択する(S6)。例えば、文字サ
イズの解析結果が4ポイントであり極小文字であると判
断する場合、解像度が300DPIであれば濃度データ
として「E」を出力し、解像度が600DPIであれば
濃度データとして「e」を出力する。また、例えば文字
サイズの解析結果が20ポイントであると判断する場
合、濃度データとして「H」を選択し、解像度が600
DPIであれば濃度データとして「h」を選択する。
【0047】このように記録紙に印字する文字サイズが
小さい時には印字濃度を上げ、印字する文字サイズが大
きい時には印字濃度を下げ、文字サイズに対応した印字
を行うことで読み易く、誤って判読することのない文字
等の印刷を行うことができる。
【0048】尚、大きな文字に対して印字濃度を下げて
も特に読みにくくなるということはなく、この点からト
ナーの無駄をなくし、複数回の試し印字を無くして記録
紙の無駄を防止できる。
【0049】また、前述の処理の際、レベル1〜4の何
れかが選択された場合には(S3がN、S4)、前述の
第1実施形態例の場合と同様、濃度データの選択は図4
の(a)、(b)に示すように、対応する濃度データ
「A’」〜「D’」、「a’」〜「d’」が選択され、
従来例と同様の印刷処理が行われる。
【0050】また、上述のように設定した印字濃度の具
体的な変更方法は、前述の第1実施形態例で説明したよ
うに、現像バイアス電圧を切り換える方式、露光量を調
節する方式、感光体ドラムに初期帯電電圧を調整する方
式、等を使用することができる。 <第3の実施形態例>次に、本発明の第3実施形態例に
ついて説明する。尚、本例においても印字装置の構成は
前述の実施形態例の図1と同じであり、インターフェー
スコントロール部2の構成も前述の図2と基本的に同じ
である。但し、本例においても、図2に示すトナーセー
ブパラメータ設定値テーブル32の構成が異なる。
【0051】図8は、本例で使用するトナーセーブパラ
メータ設定値テーブル32に設定された自動モードのテ
ーブル構成である。本例は印字データに含まれる階調度
指定コマンドを解析し、印字濃度を自動設定するもので
あり、テーブルには画像データの階調値と、その階調値
に対応する濃度データ「I」〜「L」、「i」〜「l」
が登録されている。例えば、階調値が2値の場合、濃度
データは解像度が300DPIであれば「I」を出力
し、解像度が600DPIであれば「i」を出力する。
また、階調値が3〜4値の場合、濃度データは解像度が
300DPIであれば「J」を出力し、解像度が600
DPIであれば「j」を出力する。以下、階調値と濃度
データの関係は図8に示す通りである。
【0052】次に、上述の構成の第3実施形態例の印刷
装置において、その印刷処理動作を説明する。前述の2
つの実施形態例と同様、ホスト機器8から画像データを
含む印字情報が受信バッファ26に所定量供給される
と、コマンドデータ解析・実行部27により印字情報の
解析処理が行われ、画像メモリ部29に1頁分のパター
ンデータを展開する。この間、図9に示すフローチャー
トに従って処理が行われ、トナーセーブモードか否か判
断し(S1)、トナーセーブモードでなければノーマル
設定を行い(S2)、上述の判断(S1)がトナーセー
ブモードである場合、印字濃度設定処理を自動的に行う
か判断し(S1がY、S3)、例えば自動モードである
と判断すると(S3がY)、画像データの階調値の解析
処理を行う(S5”)。
【0053】この処理は、ホスト機器8から供給される
画像データの階調数を判断するものであり、印字情報に
含まれる階調度指定コマンドの解析処理を行う。この
時、階調度指定コマンドの解析処理の結果が階調数「2
値」である場合、解像度に従った濃度データ「I」又は
「i」を濃度データとして選択する(S6)。一方、階
調度指定コマンドの解析結果が階調数「7値」以上の
時、解像度に従った濃度データ「L」又は「l」を濃度
データとして選択する(S6)。
【0054】すなわち、階調値が2値である場合画像デ
ータの階調性は悪く、トナー濃度を濃くすることで画像
を明確にする一方、階調値が7値以上のような高い階調
値を有する場合、トナー濃度を薄くしても画像の明確性
は劣化せず、文字の判別に殆ど影響がない。したがっ
て、上述のように画像データの階調数に従って濃度デー
タを可変し、階調数に最も適した濃度の印刷処理を行う
ことができる。
【0055】尚、上述のように設定した印字濃度の具体
的な変更方法は、前述の第1、第2実施形態例で説明し
たように、現像バイアス電圧を切り換える方式、露光量
を調節する方式、感光体ドラムに初期帯電電圧を調整す
る方式、等の方法を使用することができる。
【0056】また、上述の3つの例は文字の太さ、文字
のサイズ、画像データの階調値に従って印字濃度を調整
したが、これら以外にも例えば1頁に印字される印字情
報のキャラクタデータ量(文字コードの量)とイメージ
データ量(ビットマップデータ量)の比率をMPU4で
認識し、印字濃度を切り換える構成としてもよい。ま
た、中間調の画像データ量を認識して印字濃度を切り換
える構成としてもよい。
【0057】さらに、予めトナーセーブモードとして設
定されているテーブルであっても、キャラクタデータが
多い場合、印字濃度を濃くして文字が鮮明になるように
設定し、中間調やイメージデータの場合には、あまり印
字濃度を濃くすると返って画像が潰れ、見にくくなるの
で印字濃度を薄くして印刷するように設定してもよい。
【0058】また、インターフェースコントロール部2
においては、生成したパターンデータを画像メモリ部2
9に記憶する際にメモリ容量を稼ぎ、またデータ転送量
を少なくして高速印字処理を行うため、圧縮処理を行い
画像メモリ部29に記憶し、圧縮データをプリントエン
ジン部3に出力し、プリントエンジン部3で伸張処理を
施して印刷する構成としてもよい。この場合、圧縮処理
における画像データの圧縮比率を識別し、その結果に従
って印字濃度を設定するように構成してもよい。すなわ
ち、圧縮比率が高いパターンデータは元の画像データの
パターンが単純であるため圧縮効率がよく、このような
単純なパターンはキャラクタ画像に類する画像が多く、
従って高濃度で印刷しても印刷結果は見易いものとなる
が、逆に圧縮比率が低いパターンデータは元の画像デー
タが複雑であり、中間調やイメージデータの可能性が高
く、このような画像の場合低濃度で印刷した方が見易
い。尚、図10は上述の関係を示す図である。
【0059】したがって、上述のような理由から圧縮行
程で高い圧縮比率が得られた場合にはトナー供給量を少
なくし、圧縮比率が低い場合にはトナー供給量を多く
し、見易い印字を行う構成とすることができる。尚、圧
縮比率の高低の判断は、例えば1頁分のデータを画像圧
縮処理前と画像圧縮処理後でデータ量の比較を行うこと
で判断できる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の印刷装置に
よれば、印字特性に対応した印字濃度を自動的に設定
し、印字処理を行うので印字特性に対応した印刷濃度の
画像を得ることができ、極めて見易い印刷画像を得るこ
とができる。
【0061】また、印字濃度が自動的に設定されること
から、マニュアル操作による濃度レベルの設定が不要と
なり、トナーの浪費を防止し、記録紙の無駄をなくすこ
とができる。
【0062】さらに、文字の太さ、文字サイズ、階調
値、等の印字特性に対して最適な印字濃度の印刷処理を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例における印刷装置のシステム
構成を示す図である。
【図2】インターフェースコントロール部の機能構成を
特に説明する図である。
【図3】トナーセーブパラメータ設定値テーブルの一部
を示し、自動モードの際のテーブルの具体例を示す図で
ある。
【図4】(a)は濃度レベルを説明する図であり、
(b)はトナーセーブパラメータ設定値テーブルの一部
を示し、マニュアルモードの際のテーブルの具体例を示
す図である。
【図5】文字の太さの相違により印字濃度を変更する印
刷例を示すフローチャートである。
【図6】トナーセーブパラメータ設定値テーブルの一部
を示し、自動モードの際のテーブルの具体例を示す図で
ある。
【図7】文字のサイズの相違により印字濃度を変更する
印刷例を示すフローチャートである。
【図8】トナーセーブパラメータ設定値テーブルの一部
を示し、自動モードの際のテーブルの具体例を示す図で
ある。
【図9】画像データの階調数の相違により印字濃度を変
更する印刷例を示すフローチャートである。
【図10】圧縮率の相違による印字濃度の設定関係を説
明する図である。
【図11】従来例のトナーセーブパラメータ設定値テー
ブルを示し、マニュアルモードの例を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 インターフェースコントロール部 3 プリントエンジン部 4 MPU 5 システムROM 6 システムRAM 7 フォントROM 8 ホスト機器 9 外部I/F制御部 10 メモリ・I/O制御部 11 カウンタ 12 ビデオI/O制御部 13 ブザー 14 ブザー制御部 15 操作・表示部 16 操作・表示制御部 17 プリンタヘッド 18 エンジン制御部 19 ビデオI/O制御部 20 トナー・ドラムセット 21 定着部 22 転写部 23 カセット給紙部 24 駆動負荷 26 受信バッファ 27 コマンドデータ解析・実行部 28 描画部 29 画像メモリ 30 トナーセーブ制御部 31 トナーセーブレベル解析・選択部 32 トナーセーブパラメータ設定値テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から入力する印字情報を解析す
    る解析手段と、 該解析手段により解析された印字情報に含まれる印字特
    性に従って印字濃度を自動的に設定する印字濃度設定手
    段と、 該印字濃度設定手段の設定した印刷濃度に従って印刷処
    理を行う印刷処理手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印字濃度設定手段は、予め前記印字
    特性に従って作成されたテーブルを参照して印字濃度を
    設定することを特徴とする請求項1の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印字特性は、文字の太さであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印字特性は、文字のサイズであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記印字特性は、印字階調性であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印字特性の識別は、圧縮率を利用す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214862A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Canon Inc 画像形成装置,画像形成方法および画像形成手順を記憶した記憶媒体
JP2014032436A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、プログラムおよび記録媒体
JP2014155088A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像形成装置

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