JPH10315577A - サービス提供システム、並びにそのサーバ及びプリンタ - Google Patents

サービス提供システム、並びにそのサーバ及びプリンタ

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JPH10315577A
JPH10315577A JP9130161A JP13016197A JPH10315577A JP H10315577 A JPH10315577 A JP H10315577A JP 9130161 A JP9130161 A JP 9130161A JP 13016197 A JP13016197 A JP 13016197A JP H10315577 A JPH10315577 A JP H10315577A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かの機能の差によって特定の装置が偏って
消耗されず、かつ、システム全体の作業効率を低減させ
ないサービス提供システム、並びにそのサーバ及びプリ
ンタを提供すること。 【解決手段】 プリントシステム1において、複数のプ
リンタ4が、夫々自機の印刷に関する各種の機能情報を
検知し、他のプリンタの印刷に関する各種機能を検出
し、当該検知した自機の印刷に関する各種の機能情報と
他のプリンタの印刷に関する各種の機能情報とを比較
し、機能可変範囲DBの機能可変範囲指定情報の範囲内
で、自機の機能情報を調整して自機の実際の機能よりも
優れた機能を示す調整機能情報(公開機能DB)をホス
トコンピュータ3に送出し、ホストコンピュータ3が、
複数のプリンタ4から各々送出される調整機能情報(機
能公開DB)に基づいてプリンタ機能リストを作成し、
受信した印刷ジョブで要求される機能に基づいて、プリ
ンタ機能リストから印刷ジョブを実行するのに適した1
のプリンタを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス提供シス
テム、並びにそのサーバ及びプリンタに関し、詳細に
は、僅かの機能の差によって特定の装置が偏って消耗さ
れず、且つ、システム全体の効率を低減させないサービ
ス提供システム並びにそのサーバ及びプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】同様なサービスが複数のサービス提供装
置によって提供されるネットワーク環境では、複数のサ
ービス提供装置から1つのサービス提供装置を選択する
ことが必要であり、種々の選択機構を備えたサービス提
供システムが従来から提案されている。
【0003】サービス提供システムの一例として、複数
台のプリンタを備えたプリントシステムが従来から知ら
れている。かかるプリントシステムは、複数のプリンタ
から1つのプリンタを選択して、プリントサービスを提
供するものである。このプリントシステムでは、ワード
プロセッサやコンピュータが1対1でプリンタ装置に接
続された簡易なプリントシステムとは異なり、印刷デー
タ作成元がそれぞれのプリンタ装置と距離をおいて配置
されることが多い。
【0004】例えば、LANプリンタは、オフィスの印
刷室等の特定の1または複数の場所に配置される場合が
多く、居室に配置されるワークステーション等の印刷デ
ータ作成元とかなりの距離があるのが通常である。ま
た、回線網を介して他のLANに接続したようなプリン
トシステムの場合であると、これらの間の距離が大きく
開いていることはむしろ当然である。
【0005】このようなことから、従来のプリントシス
テムでは印刷データ作成元がシステムを構成している個
々のプリンタを詳細に知っていることは少なく、多くの
場合には、通常利用する1つまたは2つのプリンタを知
っているにすぎない。このような状況の元では、印刷デ
ータを作成したものは自分の知っている特定のプリンタ
装置を指定して、プリンタを指定してプリントアウトを
行わせることになり、一部のプリンタに印刷が集中した
り、せっかく新しいプリンタを購入してもそれが効率的
に使用されないといった問題が発生した。
【0006】また、特定のプリンタに印刷の依頼が集中
すると、そのプリンタが新たに印刷を行うまでの待ち時
間がかかり、迅速に所望の印刷物を手に入れることがで
きないばかりか、個々のプリンタの負荷がばらつくこと
になった。このため、用紙の補給だけでなく保守の実行
も他のプリンタと歩調を合わせて行うことができず、プ
リンタオペレータ自身も計画的或いは効率的な作業を行
うことができないという問題があった。
【0007】そこで、従来、複数のプリンタの中から印
刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタを選択し
て、そのプリンタに印刷データを送出して印刷させるプ
リントシステムが提案されている。以下、従来提案され
ている種々のプリントシステムを説明する。
【0008】先ず、特開平06−183105号公報に
は、印刷ジョブを実行するために必要な機能を備えたプ
リンタを選択するプリントシステムが開示されている。
【0009】また、特開平06−183106公報に
は、オペレータがプリンタの稼働状況を表示し、それを
オペレータが見て、印刷ジョブをできるだけ早く終了で
きる装置を選択するプリントシステムが開示されてい
る。
【0010】さらに特開平06−183109公報に
は、プリントサーバが印刷ジョブをできるだけ早く終了
できる装置を選択するプリントシステムが開示されてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリントシステムによれば、特定のプリンタ、すな
わち、最も機能が高いプリンタだけが優先的に選択され
て使用されることになる。具体的には、例えば、両面印
刷可能なプリンタが複数台あってそれらが少しずつ印刷
速度が異なる環境において、両面印刷を必要とする印刷
ジョブは優先的に最も早い両面印刷可能装置に与えられ
る。他の両面印刷可能なプリンタが利用されるのは、そ
れより高速な両面印刷可能なプリンタが印刷ジョブを実
行中や故障で利用できないときだけである。
【0012】これでは、僅かの機能の差で装置の利用頻
度が大きく変わり、高機能なプリンタだけが早く摩耗し
てしまうという問題がある。また、この場合、高機能な
プリンタの消耗を考慮するだけでなく、プリントシステ
ム全体の効率も併せて考慮する必要がある。特に、少し
の機能の差が結果に大きく影響するほど巨大なジョブが
頻繁に発生する環境では、少しの機能の差でプリントシ
ステム全体の効率が低下することになる。
【0013】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、僅かの機能の差によって特定の装置が偏って消耗さ
れず、かつ、システム全体の作業効率を低減させないサ
ービス提供システム、並びにそのサーバ及びプリンタを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に係るサービス提供システムは、各々が伝
送路を介して接続されており、サービス及び当該サービ
スを実行するための条件を指定したサービス要求情報を
前記伝送路に送出するクライアントと、サービスを実行
する複数のサービス提供装置と、並びに、前記複数のサ
ービス提供装置の中から1のサービス提供装置を選択す
るサーバとから成るサービス提供システムにおいて、前
記複数のサービス提供装置は、サービスを行うサービス
提供手段と、自機のサービスに関する各種の機能情報を
検知する自機機能検出手段と、前記自機のサービスに関
する各種の機能情報と他のサービス提供装置のサービス
に関する各種の機能情報とを比較し、当該機能情報の変
更可能範囲を規定する機能可変範囲指定情報の範囲内
で、自機の機能情報を調整して自機の実際の機能よりも
優れた機能を示す調整機能情報を前記伝送路に送出する
調整機能情報送出手段と、を夫々含み、前記サーバは、
前記伝送路を介して受信したサービス要求情報で要求さ
れる機能と前記複数のサービス提供装置から各々送出さ
れる調整機能情報とを照合し、前記クライアントから送
出された前記サービス要求情報のサービスを実行するの
に適した1のサービス提供装置を選択するサービス提供
装置選択手段と、を含む構成とした。
【0015】上記構成によれば、サービス提供システム
において、複数のサービス提供装置は、夫々、自機のサ
ービスに関する各種の機能情報を検知し、当該検知した
自機のサービスに関する各種の機能情報と他のサービス
提供装置のサービスに関する各種の機能情報とを比較
し、機能情報の変更可能範囲を規定する機能可変範囲指
定情報の範囲内で、自機の機能情報を調整して自機の実
際の機能よりも優れた機能を示す調整サービス機能情報
をサーバに送出し、サーバは、受信したサービス要求情
報で要求される機能と複数のサービス提供装置から各々
送出される調整サービス機能情報とを照合し、受信した
サービス要求情報のサービスを実行するのに適した1の
サービス提供装置を選択する構成であるので、サービス
提供装置はサービスの結果に大きな影響を与えない範囲
で自機のサービスに関する機能を実際の機能より優れて
いるようにサーバに報告することができ、その結果、ほ
んの僅かのサービス提供装置の機能の差によって特定の
サービス提供装置が偏って消耗されるのを防止すること
が可能で、且つ、システム全体の作業効率を低減させな
いサービス提供システムを提供することが可能となる。
【0016】また、請求項2に係るサービス提供システ
ムは、各々が伝送路を介して接続されており、印刷デー
タ及び当該印刷データを印刷するための印刷条件を含む
印刷ジョブを前記伝送路に送出するクライアントと、印
刷データを印刷可能な複数のプリンタと、並びに、前記
複数のプリンタの中から1のプリンタを選択するサーバ
とから成るサービス提供システムにおいて、前記複数の
プリンタは、印刷データの印刷を行う印刷手段と、自機
の印刷に関する各種の機能情報を検知する自機機能検出
手段と、前記自機の印刷に関する各種の機能情報と他の
プリンタの印刷に関する各種の機能情報とを比較し、当
該機能情報の変更可能範囲を規定する機能可変範囲指定
情報の範囲内で、自機の機能情報を調整して自機の実際
の機能よりも優れた機能を示す調整機能情報を前記伝送
路に送出する調整機能情報送出手段と、を夫々含み、前
記サーバは、前記伝送路を介して受信した印刷ジョブで
要求される機能と前記複数のプリンタから各々送出され
る調整機能情報とを照合し、前記印刷ジョブを実行する
のに適した1のプリンタを選択するプリンタ選択手段を
含む構成である。
【0017】上記構成によれば、サービス提供システム
において、複数のプリンタは、夫々、自機の印刷に関す
る各種の機能情報を検知し、当該検知した自機の印刷に
関する各種の機能情報と他のプリンタの印刷に関する各
種の機能情報とを比較し、機能情報の変更可能範囲を規
定する機能可変範囲指定情報の範囲内で、自機の機能情
報を調整して自機の実際の機能よりも優れた機能を示す
調整プリンタ機能情報をサーバに送出し、サーバは、受
信した印刷ジョブで要求される機能と複数のプリンタか
ら各々送出される調整プリンタ機能情報とを照合し、受
信した印刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタを
選択する構成であるので、プリンタは印刷ジョブの結果
に大きな影響を与えない範囲で自機の印刷に関する機能
を実際の機能より優れているようにサーバに報告するこ
とができ、その結果、ほんの僅かのプリンタの機能の差
によって特定のプリンタが偏って消耗されるのを防止す
ることが可能で、且つ、システム全体の作業効率を低減
させないサービス提供システムを提供することが可能と
なる。
【0018】また、請求項3に係るサービス提供システ
ムは、各々が伝送路を介して接続されており、印刷デー
タ及び当該印刷データを印刷するための印刷条件を含む
印刷ジョブを前記伝送路に送出するクライアントと、印
刷データを印刷可能な複数のプリンタと、並びに、前記
複数のプリンタの中から1のプリンタを選択するサーバ
とから成るサービス提供システムにおいて、前記複数の
プリンタは、印刷データの印刷を行う印刷手段と、自機
の印刷に関する各種の機能情報を検知する自機機能検出
手段と、他のプリンタの印刷に関する各種機能を検出す
る他機能検出手段と、前記自機の印刷に関する各種の機
能情報と前記他のプリンタの印刷に関する各種の機能情
報とを比較し、当該機能情報の変更可能範囲を規定する
機能可変範囲指定情報の範囲内で、自機の機能情報を調
整して自機の実際の機能よりも優れた機能を示す調整機
能情報を前記伝送路に送出する調整機能情報送出手段
と、を夫々含み、前記サーバは、前記機能情報の変更可
能範囲を規定する変更可能範囲情報を格納する記憶手段
と、前記複数のプリンタから各々送出される調整機能情
報に基づいてプリンタ機能リストを作成するプリンタ機
能リスト作成手段と、前記伝送路を介して受信した印刷
ジョブで要求される機能に基づいて、前記プリンタ機能
リストから前記印刷ジョブを実行するのに適した1のプ
リンタを選択するプリンタ選択手段と、を含む構成であ
る。
【0019】上記構成によれば、サービス提供システム
において、複数のプリンタは、夫々、自機の印刷に関す
る各種の機能情報を検知し、また、他のプリンタの印刷
に関する各種機能を検出し、当該検知した自機の印刷に
関する各種の機能情報と他のプリンタの印刷に関する各
種の機能情報とを比較し、機能情報の変更可能範囲を規
定する機能可変範囲指定情報の範囲内で、自機の機能情
報を調整して自機の実際の機能よりも優れた機能を示す
調整機能情報をサーバに送出し、サーバは、前記複数の
プリンタから各々送出される調整プリンタ機能情報に基
づいてプリンタ機能リストを作成し、受信した印刷ジョ
ブで要求される機能に基づいて、プリンタ機能リストか
ら前記印刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタを
選択する構成であるので、印刷ジョブの結果に大きな影
響を与えない範囲で自機の印刷に関する機能を実際の機
能より優れているようにサーバに報告することができ、
その結果、ほんの僅かのプリンタの機能の差によって特
定のプリンタが偏って消耗されるのを防止することが可
能で、且つ、システム全体の作業効率を低減させないサ
ービス提供システムを提供することが可能となる。
【0020】また、請求項4記載のサービス提供システ
ムは、請求項1〜3のいずれか1つに記載のサービス提
供システムにおいて、機能可変範囲指定情報は、管理者
が任意に設定及び変更可能であることとした。
【0021】上記構成によれば、管理者が、機能可変範
囲指定情報を任意に設定及び変更可能な構成であるの
で、請求項1〜3のいずれか1つに記載のサービス提供
システムの効果に加えて、機能可変範囲指定情報をシス
テムが導入される環境に応じて設定することが可能とな
る。
【0022】また、請求項5に係るサーバは、伝送路を
介して、印刷データ及び当該印刷データを印刷するため
の印刷条件を含む印刷ジョブを前記伝送路に送出するク
ライアント及び印刷データを印刷可能な複数のプリンタ
と接続されるサーバにおいて、機能情報の変更可能範囲
を規定する変更可能範囲情報を格納する記憶手段と、前
記複数のプリンタから各々送出される調整機能情報に基
づいてプリンタ機能リストを作成するプリンタ機能リス
ト作成手段と、前記伝送路を介して受信した印刷ジョブ
で要求される機能に基づいて、前記プリンタ機能リスト
から前記印刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタ
を選択するプリンタ選択手段と、を備えた構成である。
【0023】上記構成によれば、サービス提供システム
におけるサーバは、受信した印刷ジョブで要求される機
能と複数のプリンタから各々送出される調整機能情報に
基づいてプリンタ機能リストを作成し、印刷ジョブで要
求される機能に基づいて、前記プリンタ機能リストから
前記印刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタを選
択する構成であるので、ほんの僅かのプリンタの機能の
差によって特定のプリンタが偏って消耗されるのを防止
することが可能で、且つ、システム全体の作業効率を低
減させないサービス提供システムにおけるサーバを提供
することが可能となる。
【0024】また、請求項6に係るプリンタは、伝送路
を介して、印刷データ及び当該印刷データを印刷するた
めの印刷条件を含む印刷ジョブを前記伝送路に送出する
クライアント及び複数のプリンタの中から1のプリンタ
を選択するサーバに接続されるプリンタにおいて、印刷
データの印刷を行う印刷手段と、自機の印刷に関する各
種の機能情報を検知する自機機能検出手段と、他のプリ
ンタの印刷に関する各種機能を検出する他機能検出手段
と、前記自機の印刷に関する各種の機能情報と前記他の
プリンタの印刷に関する各種の機能情報とを比較し、当
該機能情報の変更可能範囲を規定する機能可変範囲指定
情報の範囲内で、自機の機能情報を調整して自機の実際
の機能よりも優れた機能を示す調整機能情報を前記伝送
路に送出する調整機能情報送出手段と、を備えた構成で
ある。
【0025】上記構成によれば、サービス提供システム
において、プリンタは、夫々、自機の印刷に関する各種
の機能情報を検知し、当該検知した自機の印刷に関する
各種の機能情報と他のプリンタの印刷に関する各種の機
能情報とを比較し、機能情報の変更可能範囲を規定する
機能可変範囲指定情報の範囲内で自機の機能情報を調整
して自機の実際の機能よりも優れた機能を示す調整プリ
ンタ機能情報をサーバに送出する構成であるので、プリ
ンタは印刷ジョブの結果に大きな影響を与えない範囲で
自機の印刷に関する機能を実際の機能より優れているよ
うにサーバに報告することができ、その結果、ほんの僅
かのプリンタの機能の差によって特定のプリンタが偏っ
て消耗されるのを防止可能で、且つ、システム全体の作
業効率を低減させないサービス提供システムにおけるプ
リンタを提供することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図20を参照して、
本発明に係るサービス提供システムをプリントシステム
に適用した好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0027】図1は、本実施の形態に係るプリントシス
テムの概略構成例を示す図である。図1に示すプリント
システム1は、印刷データ及び当該印刷データを印刷す
るための印刷条件を含む印刷ジョブを送出する複数のワ
ークステーション(クライアント)2と、印刷データを
印刷する複数のプリンタ(サービス提供装置)4と、並
びに、送出された印刷ジョブに基づいて前記複数のプリ
ンタから1のプリンタを選択するホストコンピュータ
(サーバ)3とで構成されている。これらワークステー
ション2、ホストコンピュータ3、及びプリンタ4は、
ネットワーク(伝送路)5を介して通信回線に接続され
ている。
【0028】なお、ネットワーク5は、LAN、公衆回
線網や、専用回線網等のいずれを用いても良い。また、
通信方式は有線方式若しくは無線方式のいずれでも良
い。
【0029】ワークステーション2は、作成した文書に
対応した印刷データ及びこの文書を印刷するために設定
した印刷条件(装置の選択や、紙や給排紙トレイの選
択、両面印刷の設定、コピー部数、解像度の設定、完了
要求時刻等)を印刷ジョブとしてホストコンピュータ3
に送出する。
【0030】ホストコンピュータ3は、自己が管理する
全てのプリンタ4の公開機能DBを取得し、プリンタ機
能リストを作成する(以下、「プリンタ機能リスト作成
処理」と称する)。また、ホストコンピュータ3は、ワ
ークステーション2から送出された印刷ジョブをチェッ
クして、最適な1のプリンタ4を選択し当該選択したプ
リンタ4に印刷ジョブを送出する(以下、「プリンタ選
択処理」と称する)。また、ホストコンピュータ3は、
内部に機能情報の変更範囲を規定する機能可変範囲指定
情報を含む機能可変範囲DB(図5参照)を備えてい
る。
【0031】プリンタ4は、ホストコンピュータ3から
送出される印刷ジョブに従って印刷データの印刷を行
う。具体的には、プリンタ4は、印刷ジョブに含まれる
印刷条件(紙サイズ、給排紙トレイ、両面、コピー部数
など)に従って、印刷ジョブに含まれる印刷データで定
義される印刷内容を紙などのメディアに印刷する。ま
た、プリンタ4は、機能問い合わせ要求を受信した場合
に、自機のプリンタ内の各機能情報を取得して自機の実
機能DB(図8参照)を作成し、対抗プリンタの機能情
報(実機能DB)と比較して、ホストコンピュータ3に
格納される機能可変範囲DBの機能可変範囲指定情報の
設定範囲内で、自機の機能情報を修正して自機の実際の
機能よりも優れた機能を示す調整機能情報を含む公開機
能DB(図9参照)を作成して、プリンタ機能問い合わ
せ応答として、ホストコンピュータ3に送信する(以
下、「プリンタ機能応答処理」と称する)。尚、1のプ
リンタ(物理プリンタ)で、複数の仮想プリンタを実現
し、これらの仮想プリンタを別々のプリンタとしてホス
トコンピュータ3に登録することにより、1の物理的な
プリンタで複数の論理的なプリンタを実現することも可
能である。この場合は、論理プリンタが個々で物理プリ
ンタと同等の動作をする。
【0032】以下、ワークステーション2、ホストコン
ピュータ3、プリンタ4の具体的な構成を順に説明す
る。
【0033】図2は、図1で示したワークステーション
2の概略構成を示すブロック図である。図2において、
ワークステーション2は、文字列を入力する入力部21
と、データ通信をおこなう通信部22と、表示部23
と、ワークステーション2の装置全体の制御を司るCP
U24と、CPU24を動作させる各種制御プログラム
等を格納したハードディスク25と、ハードディスク2
5のデータのリード/ライトを行うディスク制御装置2
6と、及び、各種制御プログラム等のワークエリアとし
て使用するRAM27とから構成されている。
【0034】入力部21は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード等からなり、
かかるキーボードで押下されたキーの押下信号をCPU
24に出力する。
【0035】通信部22は、ネットワーク5に接続さ
れ、ネットワーク5を介してホストコンピュータ3や他
のワークステーション2等とデータ通信を行うものであ
る。表示部23は、CRTやLCD等により構成され、
CPU24から入力される表示データに応じた表示が行
われる。また、表示部23は、印刷データの作成時やホ
ストコンピュータ4への印刷ジョブ等の転送時に、必要
なデータを表示するようになっている。
【0036】CPU24は、ハードディスク25に格納
されている各種制御プログラムに従って装置全体を制御
する中央制御ユニットであり、このCPU24には、入
力部21と、通信部22と、表示部23と、ディスク制
御装置26と、及びRAM27が接続されており、デー
タ通信、メモリへのアクセスによるアプリケーションプ
ログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、デ
ータ/コマンド入力、カラー表示等を制御する。また、
CPU24は、入力部21から入力された印刷データ及
び当該印刷データの印刷条件を印刷ジョブとして通信部
22を介して、ホストコンピュータ3に送出する。
【0037】ハードディスク25は、CPU24を動作
させるための各種制御プログラムやその処理に使用され
るパラメータ等を記憶している。これら各種制御プログ
ラムは、CPU27が読み取り可能なプログラムコード
の形態でハードディスク25に記憶されている。なお、
記憶媒体としては、上記ハードディスクに限られるもの
ではなく、フロッピーディスクやCD−ROM等の他の
記憶媒体を用いても良い。
【0038】RAM27は、指定された制御プログラ
ム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワ
ークメモリと、表示部23の表示画面に表示する表示デ
ータを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0039】図3は、図1で示したホストコンピュータ
3の概略構成を示すブロック図である。図3において、
ホストコンピュータ3は、文字列を入力する入力部31
と、データ通信を行う通信部32と、表示部33と、ホ
ストコンピュータ3の装置全体の制御を司るCPU34
と、CPU34を動作させる各種制御プログラムを格納
したハードディスク35と、ハードディスク35のデー
タのリード/ライトを行うディスク制御装置36と、及
び各種プログラムのワークエリアとして使用するRAM
37等とから構成されている。
【0040】入力部31は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード等からなり、
キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU34に
出力する。
【0041】通信部32は、ネットワーク5に接続さ
れ、ネットワーク5を介してワークステーション2やプ
リンタ4等とデータ通信を行うものである。
【0042】表示部33は、CRTやLCD等により構
成され、CPU34から入力される表示データに応じた
表示が行われる。また、表示部33は、ワークステーシ
ョン2から送出された印刷ジョブや、選択したプリンタ
への印刷ジョブ等の転送時に、必要なデータを表示する
ようになっている。
【0043】CPU34は、ハードディスク35に格納
されている各種制御プログラムに従って、ホストコンピ
ュータ3の装置全体の制御及びプリントシステム1全体
を管理する制御ユニットである。また、CPU34は、
入力部31と、通信部32と、表示部33、ディスク制
御装置36と、及びRAM37が接続されており、デー
タ通信、各メモリへのアクセスによるアプリケーション
プログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、
データ/コマンド入力等を制御する。また、CPU34
は、後述するプリンタ機能リスト作成処理(図10等参
照)や、プリンタ選択処理(図19等参照)を実行する
機能を有する。
【0044】ハードディスク35は、CPU34を動作
させるための各種制御プログラムやその処理に使用され
るパラメータ等を記憶している。各種制御プログラムに
は、例えば、プリントシステム1全体を管理するための
ネットワークOSや、図10等のフローチャート等に示
すプリンタ機能リスト作成処理の各機能を実行させるた
めのプリンタ機能リスト作成処理プログラム、図19等
のフローチャート等に示すプリンタ選択処理の各機能を
実行させるためのプリンタ選択処理プログラム等があ
る。これら各種制御プログラムは、CPU34が読み取
り可能なプログラムコードの形態でハードディスク35
に記憶されている。
【0045】また、ハードディスク35には、ネットワ
ーク5に接続されているプリンタ4の情報が記載された
プリンタリスト(図4参照)、各プリンタ4が自機の公
開機能DBを作成する際に参照される機能可変範囲DB
(図5参照)、上記プリンタ機能リスト作成処理で作成
されるプリンタ機能リスト(図6参照)、及びワークス
テーション2から送出された印刷ジョブ等が格納され
る。なお、記憶媒体としては、上記ハードディスクに限
られるものではなく、フロッピーディスクやCD−RO
M等の他の記憶媒体を用いても良い。
【0046】図4は、上記プリンタリストのデータ構成
例を示しており、かかるプリンタリストは、プリンタ識
別子、接続タイプ、接続形式、及びアドレス名等の各デ
ータが対応づけられている。
【0047】上記機能可変範囲DBは、プリンタ4が自
機の実機能DBと対抗プリンタの機能情報(実機能D
B)とを比較して公開機能DBを作成する際に、変更可
能範囲及び変更の可否を指定するためのものであり、プ
リンタ4が公開機能DBを作成する際に参照される。下
記表1は、機能可変範囲DBのデータの型(タイプ)に
応じた指定方法を示している。
【0048】
【表1】
【0049】図5は、機能可変DBのデータ形式例を示
しており、機能項目と、当該機能項目に対応する機能可
変範囲指定情報とが対応づけられている。具体的に説明
すると、”printer-name”, ”printer-location”, 及
び”printer-state ”は「UNCHANGEABLE」と設定されて
おり変更不可に指定されている。また、”maximum-prin
ter-speed (最高速度)”は、”+5,-5,Step=1”と設定
されており最高速度を実機能の値から−5ppmから+5pp
m の範囲で、1づつ変化させる事が許可されている。
【0050】また、”printer-resolution-supported
(解像度)”は、300,400,600,800,1200dpi を公開する
ことが許可されている。”document-format-supported
(サポートするページ記述言語)”は、Postscript,PCL
4,PCL5,PCL6,HP-GL の各言語を公開する事が許可されて
いる。尚、機能可変範囲指定情報が設定されていない機
能項目については、デフォルトとして、「UNCHANGEABL
E」が指定される。尚、管理者は、プリンタの管理を設
定する時に、管理ユーティリティーを利用し、この機能
可変範囲DBを開き、そこの各機能項目を自由に変更で
きるようになっている。すなわち、管理者は、機能可変
範囲DBの機能項目及び機能可変範囲指定情報を任意に
設定及び変更可能である。
【0051】図6は、上記プリンタ機能リストのデータ
構成例を示しており、かかるプリンタ機能リストは、各
プリンタ4(プリンタA、B、・・・)の公開機能DB
をまとめたものであり、機能項目と、各プリンタの調整
機能情報とが対応づけられている。この機能項目の内容
は、公開機能DBの機能項目の内容と一致している。
【0052】RAM37は、指定された各種制御プログ
ラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納する
ワークメモリを備えている。
【0053】図7は、図1で示したプリンタ4の概略構
成を示すブロック図である。図7において、プリンタ4
は、データ通信をおこなう通信部42と、プリンタ4の
装置全体の制御を司るCPU42と、CPU42を動作
させる各種制御プログラムを格納したROM43と、及
び各種制御プログラムのワークエリアとして使用するR
AM44と、及び印刷機構を備えた印刷部45等とから
構成されている。
【0054】通信部41は、ネットワーク5に接続さ
れ、ネットワーク5を介してホストコンピュータ3やワ
ークステーション2等とデータ通信を行うものである。
【0055】CPU42は、ROM43に格納されてい
る各種制御プログラムに従って装置全体を制御する中央
制御ユニットである。このCPU42には、通信部41
と、ROM43と、RAM44と、及び印刷部45が接
続されており、データ通信や印刷部45による印刷を制
御する。また、CPU42は、後述するプリンタ機能応
答処理(図10等参照)を実行する機能を有する。
【0056】ROM43は、CPU44を動作させるた
めの各種制御プログラムやその処理に使用されるパラメ
ータ等を記憶している。各種制御プログラムには、例え
ば、図10等のフローチャート等に示すプリンタ機能応
答処理の各機能を実行させるためのプリンタ機能応答処
理プログラムがある。これら各種プログラムは、CPU
42が読み取り可能なプログラムコードの形態でROM
43に記憶されている。また、ROM43には、ビット
マップテーブルやPostscript等のページ記述
言語(PDL)等が格納されている。
【0057】RAM44は、指定された制御プログラ
ム、処理結果、及び受信した印刷データ等を格納するワ
ークメモリを備えており、上記プリンタ機能応答で作成
される自機の実機能DB(図8参照)や自機の公開機能
DB(図9参照)が格納される。
【0058】図8は、実機能DBのデータ構成例を示す
図であり、機能項目と、当該機能項目に対応する機能情
報が対応づけられている。具体的には、機能項目とし
て、”printer-name”、”printer-location”, ”maxi
mum-printer-speed ”,・・・, ”printer-cost-per-duple
x ”、・・・、にそれぞれ、機能情報として「ABCDEF
G」、「RoomA」、「17ppm 」、・・・、「15」、・・
・が設定されている。
【0059】上記公開機能DBは、上記実機能DBと同
じデータ形式となっている。図9は、公開機能DBのデ
ータ構成例を示す図であり、機能項目と、当該機能項目
に対応する調整機能情報が対応づけられている。この機
能項目は、上記実機能DBの機能項目と同一の項目が設
定される。図9に示す公開機能DBでは、図8に示した
実機能DBと印刷速度と両面印刷コストのデータが変更
されている。具体的には、機能項目である”printer-na
me”、”printer-location”、”maximum-printer-spee
d ”、・・・, ”printer-cost-per-duplex ”、”・・
・”、にそれぞれ、機能範囲指定情報として、「ABCDEF
G 」、「RoomA」、「20ppm 」、・・、「12」, ・・・
が設定されている。
【0060】印刷部45は、例えば、レーザプリンタか
らなり、CPU42の制御により、受信した印刷データ
を紙等に印刷する。
【0061】次に、プリントシステム1の動作を説明す
る。
【0062】以下、図10〜図16を参照して、ホスト
コンピュータ3のCPU34の制御により実行されるプ
リンタ機能リスト作成処理及びプリンタ4のCPU42
の制御により実行されるプリンタ機能応答処理を説明す
る。
【0063】図10は、ホストコンピュータ3のCPU
34の制御により実行されるプリンタ機能リスト作成処
理及びプリンタ4のCPU42の制御により実行される
プリンタ機能応答処理を説明するためのフローチャート
である。図13〜図15は、上記プリンタ機能応答処理
における競合プリンタ機能調査処理(ステップP3)の
内容を説明するためのフローチャートである。図16
は、上記プリンタ機能応答処理における自己機能調整処
理を説明するためのフローチャートである。
【0064】図10において、ホストコンピュータ3
は、ホストコンピュータ3の電源が投入されると、ハー
ドディスク35に格納されているプリンタリスト(図4
参照)を参照して、各プリンタ4の公開機能DB(図9
参照)を取得すべく、各プリンタに機能問い合わせ要求
を送信する(ステップS1)。
【0065】図11は、機能問い合わせ要求のデータ形
式の一例である。図11に示すように、機能問い合わせ
要求は、テキストファイル形式となっており、1行はパ
ラメータ名と0個以上のパラメータの値で構成される。
パラメータ名とパラメータの値はスペースやタブなどの
ホワイトスペースで区切られており、“#”で始まる行
はコメントであり、プリントシステムでは無視される。
【0066】次いで、プリンタ4は、ホストコンピュー
タ3から機能問い合せ要求を受信すると(ステップP
1)、プリンタ4は、印刷に関する自己の現実の機能情
報を検知して、実機能DB(図8参照)を作成してRA
M44に格納する(ステップP2)。具体的には、プリ
ンタ4が検知する実機能情報は、図8の実機能DBの機
能項目であり、具体的には、両面装置、カラーインキ等
が装備されているか否かや、給紙トレイにセットされて
いるメディアの種類等である。
【0067】続いて、プリンタ4は、競合(他の)プリ
ンタの機能調査処理を実行する(ステップP3)。な
お、この競合プリンタの機能調査処理の具体的処理内容
は後述する(図13〜図15参照)。
【0068】プリンタ4は、競合プリンタの機能調査処
理で得られた競合プリンタ(ネットワーク5に接続され
た自己以外の他のプリンタ)の印刷に関する各種の機能
情報に基づいて、競合プリンタ機能リストを作成する。
そして、この競合プリンタ機能リストの中から自己の機
能に近い機能を有する1または複数のプリンタを選択
し、この選択したプリンタと対応する機能情報を抽出し
て対抗プリンタ群リストを作成する(ステップP4)。
【0069】ここで、自己の機能に近いプリンタを選択
する基準となるのは、両面機能の有無、印刷速度、解像
度、カラー印刷の有無、搭載しているメディア(紙な
ど)、サポートしているページ記述言語(PDL)等で
ある。具体的には、例えば、両面機能がある装置は、両
面印刷の場合と、片面印刷の場合の2通りの装置として
比較する。また、印刷速度では、毎分の印刷枚数が±2
0%の装置を比較対象とする。解像度では、実効解像度
の±40%の装置を比較対象とする。これは、高解像度
化処理などにより実効解像度が物理解像度より高くなっ
ている場合があるからである。そして、白黒及びカラー
印刷ができる装置では、カラー印刷をする場合と白黒印
刷をする場合とで、それぞれカラー印刷装置と白黒印刷
装置とを比較する。メディアとページ記述言語について
は同等のものを搭載している装置を対象とする。なお、
これ以外の判断基準を採用することも可能である。
【0070】続いて、対抗プリンタ群リストに記載され
た対抗プリンタが複数あるか否かを判断し(ステップP
5)、判断の結果、対抗プリンタが複数ない場合、すな
わち1つである場合には、ステップP7に移行する一
方、対抗プリンタが複数ある場合には、ステップP6に
移行して、この対抗プリンタ群リストの中から最も優れ
た機能を有する1の対抗プリンタを選択してステップP
7に移行する。なお、特に優れているものを選択できな
い場合は、任意のプリンタを選択する。
【0071】ステップP7では、プリンタ4は、自己機
能調整処理(公開機能DB作成)を実行する。具体的に
は、プリンタ4は、選択した対抗プリンタの機能情報と
自己の機能情報とを比較して、ホストコンピュータ3内
に格納されている機能可変範囲DB(図5参照)の機能
可変範囲指定情報の範囲内で、自己の機能情報を調整
(修正)して、自己の実際の機能よりも優れた機能を示
し、且つ選択した対抗プリンタと同等若しくはそれ以上
の機能を示す調整機能情報を含む公開機能DB(図9参
照)を作成する。この自己機能調整処理の詳細な内容は
後述する(図16参照)。次いで、プリンタ4は、公開
機能DB(調整機能情報)の内容をプリント機能問い合
わせ応答として、ホストコンピュータ3に送出する(ス
テップP8)。
【0072】図12は、プリント機能問い合わせ応答の
データ形式の一例を示す図である。プリンタ機能問い合
わせ応答は、図12に示す如く、テキストファイル形式
となっており、1行はパラメータ名と0個以上のパラメ
ータの値で構成される。また、パラメータ名とパラメー
タの値はスペースやタブなどのホワイトスペースで区切
られており、“#”で始まる行はコメントであり、プリ
ントシステム1では無視される。また、プリンタ機能問
い合わせ応答に含まれる調整プリンタ機能情報には、両
面機能の有無、印刷速度、解像度、カラー印刷の有無、
搭載しているメディア(紙など)、サポートしているペ
ージ記述言語等の情報が含まれる。
【0073】さて、ホストコンピュータ3は、プリンタ
4から送出されるプリンタ機能問い合わせ応答を受信す
ると(ステップS2)、このプリンタ機能問い合わせ応
答に含まれる調整機能情報に基づいて、プリンタ機能リ
スト(図6参照)を作成する。このプリンタ機能リスト
は、各プリンタの調整機能情報を各機能項目毎にまとめ
たものである。
【0074】このように、プリンタ機能リストの作成
は、ホストコンピュータ3の電源が投入される毎に行わ
れることになるが、これでは電源が投入された時点以降
に変更されたプリンタの機能情報をプリンタ機能リスト
に反映させることができない。そこで、プリンタの機能
情報の変更が生じた場合には、その時点で、そのプリン
タが自動的に調整プリンタ機能情報を送信する構成とし
ても良い。
【0075】また、この例では、プリンタ4は、ホスト
コンピュータ3から機能問い合わせ要求を受信した時
に、他のプリンタの機能を調べ、自分の機能を調整する
方式を採用しているが、他のプリンタの機能を調べるタ
イミングは、定期的に、あるいは既存のプリンタの機能
変更を検出したり、新しいプリンタがネットワークに追
加されたときなどでも良い。
【0076】次に、上記図10で示したプリンタ機能応
答処理における競合プリンタの機能調査処理(ステップ
P3)について、図13のフローチャートを参照してさ
らに詳細に説明する。
【0077】先ず、プリンタ4は、ネットワーク5に接
続されている他のプリンタを発見する為に、ホストコン
ピュータ3に、上記図4で示したプリンタリストの送信
を要求して、このプリンタリストを取得する(ステップ
P10)。
【0078】次いで、プリンタ4は、プリンタリストの
最初のプリンタを調べる準備を行い、プリンタリストの
最初に記載されているプリンタの情報を読み出し(ステ
ップP11)、続いて、プリンタリストの最後に到達し
たか否か(プリンタが全て終了したか否か)を判断する
(ステップP12)。判断の結果、プリンタリストの最
後に到達した場合には、当該ルーチンを終了して、図1
0のステップP4に移行する。一方、プリンタリストの
最後に到達していない場合には、ステップP13に移行
する。
【0079】ステップP13では、プリンタ4は、競合
プリンタの印刷に関する機能情報を取得するために、プ
リンタリストから読み出したプリンタの情報に基づい
て、競合プリンタに所定データ形態の機能問い合わせ要
求を送信する。この機能問い合わせ要求を受信した競合
プリンタは、自機の印刷に関する各種の機能情報を検出
して、要求元のプリンタ4に、自機の印刷に関する各種
の機能情報を含む機能問い合わせ応答を送信することに
なる。なお、この機能問い合わせ応答のデータ形式は図
12で示したデータ形式と同様の形式とすることができ
る。
【0080】次いで、プリンタ4は、機能問い合わせ要
求を送信して所定時間経過後、この機能問い合わせ要求
に対して、送信先の競合プリンタから機能問い合わせ応
答があったか否かを判断する(ステップP14)。判断
の結果、競合プリンタから機能問い合わせ応答があった
場合には、ステップP15に移行する。一方、競合プリ
ンタから機能問い合わせ応答がない場合には、更に、所
定時間(例えば、3秒)カウントして所定時間待った後
(ステップP17)、再び、機能問い合わせ応答が有っ
たか判断し(ステップP18)、機能問い合わせ応答が
あった場合には、ステップP15に移行する一方、機能
問い合わせ応答がない場合には、競合プリンタが通信不
可能な状態であると判断して機能問い合わせ応答を待た
ないでステップP16に移行する。
【0081】ステップP15では、プリンタ4は、機能
問い合わせ応答の内容を解析して、RAM44に競合プ
リンタの印刷に関する各種の機能情報を記憶する。続い
て、ステップP16では、次のプリンタを調べる準備を
行い、プリンタリストから次に記載されているプリンタ
の情報を読み出し、次いで、上記ステップP12に移行
して、プリンタリストのプリンタが全て終了するまで同
じ処理を繰り返す。
【0082】なお、機能問い合わせ要求を送信するプリ
ンタが他に存在している場合を考慮して、自分が他のプ
リンタから送信された機能問い合わせ要求を受信した場
合には、この他のプリンタには、機能問い合わせ要求を
送信しない構成としても良い。 また、他のプリンタを
発見するために、ホストコンピュータ3にプリンタリス
トを要求する替わりに、ネットワーク5で利用できるデ
ィレクトリサービスを利用してプリンタリストを得る構
成としても良い。
【0083】次に、上記競合プリンタの機能調査処理の
他の例を図14のフローチャートに基づいて詳細に説明
する。図14に示す方法は、ネットワーク5上の信号を
常時監視(キャリアセンス)して、競合プリンタの印刷
に関する機能情報を収集するものである。なお、この処
理では、プリンタは自己が動作(プリント動作等)して
いない場合は、常にネットワーク上の通信をモニタし、
受信した競合プリンタの印刷に関する機能情報に基づい
て、競合プリンタリストを作成するものとする。
【0084】プリンタ4は、プリンタが動作していない
場合には、常に、ネットワーク5上での通信(信号)を
モニタし、ネットワーク5の通信を受信したか否かを判
断する(ステップP20)。ネットワーク5上の通信を
受信した場合には、通信内容が、プリンタ機能問い合わ
せ要求であるか否かを判断する(ステップP21)。プ
リンタ機能問い合わせ要求でない場合には、ステップP
20に移行して、通信のモニタ行う。一方、プリンタ機
能問い合わせ要求である場合には、この機能問い合わせ
要求に対する機能問い合わせ応答を受信する(ステップ
P22)。
【0085】次いで、この機能問い合わせ応答を送出し
たプリンタが競合プリンタリストにエントリ(登録)さ
れているか検索し(ステップP23)、競合プリンタリ
ストに対応するエントリが有ったか否かを判断する(ス
テップP24)、判断の結果、競合プリンタリストにエ
ントリされている場合には、ステップP25に移行する
一方、プリンタリストにエントリされていない場合に
は、ステップP26に移行して、プリンタリストに、機
能問い合わせ応答を送出したプリンタを登録してステッ
プP25に移行する。
【0086】ステップP25では、機能問い合わせ要求
応答を解析して、このプリンタの機能情報を、競合プリ
ンタリストに記憶して、ステップP20に移行する。
【0087】すなわち、上記処理によれば、プリンタが
動作していない時には、常にネットワーク上での通信を
モニターしておき、他のプリンタやホストコンピュータ
3が競合プリンタに対して送信した機能問い合わせ要求
を検知し、これに対する機能問い合わせ応答を受信する
ことによって、ホストコンピュータ3から機能問い合わ
せ要求を受信する前から競合プリンタの機能情報を収集
しておくことできる。従って、ホストコンピュータ3か
ら機能問い合わせ要求を実際に受信した際に、収集した
競合プリンタの印刷に関する機能情報が新しければ、こ
の収集された機能情報だけを使って自己の印刷に関する
機能情報を調整して調整プリンタ機能情報を生成するこ
とが可能となる。これにより、ホストコンピュータ3か
らの機能問い合わせ要求に対して素早く応答することが
可能となる。
【0088】次に、上記図13及び図14で示した方法
を組み合わせた競合プリンタの機能調査処理を図15の
フローチャートに基づいて詳細に説明する。
【0089】図15に示す方法では、プリンタ4は、プ
リンタが動作していない場合には、図には示していない
が、ネットワーク5上の信号を常時監視(キャリアセン
ス)して、ネットワーク5をモニタすることにより競合
プリンタの印刷に関する機能情報を収集すると共に、ホ
ストコンピュータ4から送出されるプリンタリストを取
得して、このプリンタリストに記載されているプリンタ
で、ネットワークモニタにより既にプリンタの印刷に関
する機能情報を取得したプリンタ以外のプリンタに対し
て、機能問い合わせ要求を送信して、これに対する機能
問い合わせ応答を受信するものである。
【0090】先ず、プリンタ4は、ネットワーク5に接
続されている他のプリンタを発見する為に、ホストコン
ピュータ3に、上記図4で示したプリンタリストの送信
を要求して、このプリンタリストを取得する(ステップ
P30)。
【0091】次いで、プリンタ4は、プリンタリストの
最初のプリンタを調べる準備を行い、プリンタリストの
最初に記載されているプリンタの情報を読み出し(ステ
ップP31)、続いて、プリンリストの最後に到達した
か否か(プリンタが全て終了したか否か)を判断する
(ステップP32)。判断の結果、プリンタリストの最
後に到達した場合には、当該ルーチンを終了して、図1
0のステップP4に移行する。一方、プリンタリストの
最後に到達していない場合には、ステップP33に移行
する。
【0092】ステップP33では、準備したプリンタの
印刷に関する機能情報が、前述ネットワークモニタによ
り既に取得されているか否かを判断する。判断の結果、
既にプリンタの印刷に関する機能情報が取得されている
場合には、ステップP34に移行する。一方、プリンタ
の印刷に関する機能情報が取得されていない場合には、
ステップP35に移行する。
【0093】ステップP35では、プリンタ4は、競合
プリンタの印刷に関する機能情報を取得するために、プ
リンタリストから読み出したプリンタの情報に基づい
て、競合プリンタに所定データ形態の機能問い合わせ要
求を送信する。この機能問い合わせ要求を受信した競合
プリンタは、自己の印刷に関する各種の機能情報を検出
して、要求元のプリンタ4に、自己の印刷に関する各種
の機能情報を含む機能問い合わせ応答を送信することに
なる。
【0094】次いで、プリンタ4は、機能問い合わせ要
求を送信して所定時間経過後、この機能問い合わせ要求
に対して、送信先の競合プリンタから機能問い合わせ応
答があったか否かを判断する(ステップP36)。判断
の結果、競合プリンタから機能問い合わせ応答があった
場合には、ステップP38に移行する。一方、競合プリ
ンタから機能問い合わせ応答がない場合には、更に、所
定時間(例えば、3秒)カウントして所定時間待った後
(ステップP37)、再び、機能問い合わせ応答が有っ
たか判断し(ステップP39)、機能問い合わせ応答が
あった場合には、ステップP38に移行する一方、機能
問い合わせ応答がない場合には、競合プリンタが通信不
可能な状態であると判断して機能問い合わせ応答を待た
ないでステップP34に移行する。
【0095】ステップP38では、プリンタ4は、機能
問い合わせ応答の内容を解析して、RAM44に競合プ
リンタの印刷に関する各種の機能情報を記憶する。続い
て、ステップP34では、次のプリンタを調べる準備を
行い、プリンタリストから次に記載されているプリンタ
の情報を読み出し、次いで、上記ステップP32に移行
して、プリンタリストのプリンタが全て終了するまで同
じ処理を繰り返す。
【0096】次に、上記図10で示したプリンタ機能応
答処理におけるステップP7の自己機能調整処理(公開
機能DB作成処理)について、図16のフローチャート
を参照して詳細に説明する。
【0097】かかる自己機能調整処理は、図10のステ
ップP5及びP6で選択した対抗プリンタの印刷に関す
る機能情報と上記図10のステップP2の自己機能調査
により得られた自己の印刷に関するプリンタの機能情報
とを比較して、ホストコンピュータ3内に格納されてい
る機能可変範囲DB(図5参照)の機能可変範囲指定情
報の範囲内で、自己の機能情報を調整(修正)して、自
己の実際の機能よりも優れた機能を示し、且つ選択した
対抗プリンタと同等若しくはそれ以上の機能を示す調整
機能情報を含む公開機能DB(図9参照)を作成する。
尚、以下に示すフローチャートでは、プリンタ機能の調
整項目(機能項目)として、印刷速度、解像度、及び印
刷コスト(両面機能を含む)の3項目を例に挙げて説明
する。
【0098】図16において、プリンタ4は、先ず、印
刷速度は、自機よりも対抗プリンタの方が早いか否かを
判断し(ステップP40)、自機のほうが早い場合に
は、ステップP43に移行する一方、対抗プリンタの方
が早い場合にはステップP41に移行して、印刷速度の
違いは、機能可変範囲DBの機能可変範囲指定情報の範
囲内であるかを否かを判断する。判断の結果、印刷速度
の違いが、機能可変範囲指定情報の範囲外である場合に
は、ステップP43に移行する一方、印刷速度の違いが
機能可変範囲指定情報の範囲内である場合にはステップ
P42に移行して、自機のプリンタ機能情報の印刷速度
を対抗プリンタと同等の値に調整(修正)した調整機能
情報を公開機能DBに設定して、ステップP43に移行
する。
【0099】具体例を挙げて説明すると、プリンタ4
は、図8の実機能DBで示すように、”印刷速度(maxi
mum-printer-speed )”の機能情報が「17ppm 」に設定
されている場合に、対抗プリンタの印刷速度が「20ppm
」である場合には、対抗プリンタの印刷速度と自機の
印刷速度の差は「3 」となり、図5に示す機能可変範囲
DBの印刷速度(maximum-printer-speed )の機能可変
範囲指定情報”+5,-5,Step=1”の範囲内となるので、自
機の印刷速度の機能情報を対抗プリンタの印刷速度と同
等とした調整機能情報「20ppm 」を図9に示す如く公開
機能DBに設定する。
【0100】すなわち、対抗プリンタの印刷速度が20
ppm で、自機の印刷速度が17ppmである場合に、自機
の印刷速度のデータを20ppm として実際の印刷速度よ
りも見かけ上優れた機能とする。これは、3ppm 程度の
違いでは、印刷ジョブの実行に要する時間に大差がでな
いためである。
【0101】続いて、ステップP43においては、解像
度は自機よりも対抗プリンタの方が高いか否かを判断
し、自機のほうが解像度が高い場合には、ステップP4
6に移行する一方、対抗プリンタの方が高い場合にはス
テップP44に移行して、解像度の違いが機能可変範囲
DBの機能可変範囲指定情報の範囲内であるかを否かを
判断する。判断の結果、解像度の違いが機能可変範囲指
定情報の範囲外である場合には、ステップP46に移行
する一方、解像度の違いが機能可変範囲指定情報の範囲
内である場合には、ステップP45に移行して、自己の
プリンタ機能情報の解像度を対抗プリンタと同等の値に
調整(修正)した調整機能情報を公開機能DBに設定し
て、ステップP46に移行する。
【0102】具体的には、例えば、対抗プリンタの解像
度が1000dpi であり、自機の解像度が800dpi で
ある場合には、自機の解像度のデータを1000dpi と
して実際の解像度よりも見かけ上優れた機能とする。こ
れは、200dpi 程度の解像度の差は、肉眼では違いが
殆ど認識できないためである。
【0103】次いで、ステップP46においては、印刷
コストは対抗プリンタの方が低いか否かを判断し、自機
のほうが低い場合には、ステップP49に移行する一
方、対抗プリンタの方が印刷コストが低い場合にはステ
ップP47に移行して、印刷コストの違いが機能可変範
囲指定情報の範囲内であるかを否かを判断する。判断の
結果、印刷コストの違いが機能可変範囲指定情報の範囲
外の場合には、ステップP49に移行する一方、印刷コ
ストの違いが機能可変範囲指定情報の範囲内である場合
にはステップP48に移行して、自己のプリンタ機能情
報の印刷コストを対抗プリンタの印刷コストと同等の値
に調整(修正)した調整機能情報を公開機能DBに設定
して、ステップP49に移行する。
【0104】なお、対抗プリンタの印刷コストとの比較
は、対抗プリンタの最低印刷コスト若しくは標準印刷コ
ストと比較することにしても良い。
【0105】さて、ステップP49では、対抗プリンタ
に両面機能があるか否かを判断し、対抗プリンタに両面
機能がない場合には、当該処理を終了する。一方、対抗
プリンタに両面機能がある場合には、ステップP50に
移行して、両面印刷のコストは、対抗プリンタの方が低
い否かを判断する。判断の結果、自機の方が両面印刷コ
ストが低い場合には、当該処理を終了する一方、対抗プ
リンタの方が、両面印刷のコストが対抗プリンタの方が
両面印刷コストが低い場合にはステップP51に移行し
て、両面コストの違いが機能可変範囲指定情報の範囲内
であるか否かを判断する。判断の結果、両面印刷コスト
の違いが機能可変範囲指定情報の範囲外である場合に
は、当該処理を終了する一方、両面印刷のコストの違い
が機能可変範囲指定情報の範囲内である場合には、ステ
ップP52に移行して、自己のプリンタ機能情報の両面
印刷のコストを対抗プリンタの両面印刷のコストと同等
の値に調整(修正)した調整機能情報を公開機能DBに
設定して、ステップP49に移行する。
【0106】具体例を挙げて説明すると、プリンタ4
は、図8の実機能DBで示すように、”両面印刷コスト
(print-cost-per-duplex )”の機能情報が「15yen
」に設定されている場合に、対抗プリンタの両面印刷
コストが「12yen 」である場合には、対抗プリンタの
両面印刷コストと自機の両面印刷コストの差は「3yen
」となり、図5に示す機能可変範囲DBの両面印刷コ
ストの機能可変範囲指定情報”「15yen 」の範囲内とな
るので、自機の両面印刷コストの機能情報を対抗プリン
タの両面印刷速度と同等とした調整機能情報「20ppm 」
を図9に示す如く公開機能DBに設定する。
【0107】なお、両面機能を備えたプリンタが自機だ
けであり、片面を印刷する他のプリンタは自機の片面印
刷のコストより安い場合は、自分の片面印刷コストを競
合プリンタと同じコストに修正し、両面印刷コストを標
準印刷コストとする構成としても良い。この場合、課金
報告の時に報告する印刷単価も変更して利用者に請求す
る実際の金額も調整する構成としても良い。また、調整
の対象とする機能についても、印刷速度、解像度、印刷
コストだけでなく、同等のフォントを持っていればフォ
ント機能についても調整可能であるし、排紙トレイの数
なども、物理的な数は足りなくても電子的なソーティン
グ機能などにより、同等の出力結果を得られるものにつ
いては、機能を対抗プリンタに合わせるように調整可能
である。
【0108】次に、図17〜図20に基づいて、プリン
トシステム1のプリント動作を説明する。
【0109】図17は、プリントシステム1のプリント
動作のメイン処理を説明するためのフローチャートであ
る。図19は、ホストコンピュータ3で実行されるプリ
ンタ選択処理を説明するためのフローチャートである。
図20は、図19のプリンタ選択処理におけるステップ
S21の処理を詳細に説明するためのフローチャートで
ある。
【0110】図17において、先ず、ワークステーショ
ン2では、操作者による入力部の入力操作により印刷文
書が作成され(ステップT1)、次いで、作成した印刷
文書をプリンタ4に印刷すべくジョブの設定を行う(ス
テップT2)。ここで、ジョブとしては、印刷装置の選
択、紙や給排紙トレイの選択、両面印刷の設定、コピー
部数、解像度の設定、完了要求時刻等が設定される。こ
の設定されたジョブと印刷文書に対応した印刷データを
印刷ジョブとしてホストコンピュータ3に送出する(ス
テップT3)。
【0111】図18は、印刷ジョブのデータ形式の一例
を示す図である。印刷ジョブは、図18に示す如く、テ
キストファイル形式となっており、印刷データと当該印
刷データを印刷するための印刷条件データから構成され
ている。また、1行は、パラメータ名と0個以上のパラ
メータの値で構成され、パラメータ名とパラメータの値
はスペースやタブなどのホワイトスペースで区切られて
いる。そして、“#”で始まる行はコメントであり、プ
リントシステム1では無視される。
【0112】ホストコンピュータ3は、ワークステーシ
ョン2から送信された印刷ジョブを受信すると(ステッ
プS10)、詳細には後述するプリンタ選択処理を実行
して、この印刷ジョブに基づいて、この印刷ジョブを実
行するのに適した1のプリンタを選択する(ステップS
11)。
【0113】次いで、ホストコンピュータ3は、選択し
たプリンタが利用可能(次の印刷ジョブが印刷可能な状
態となっている)か否かを判断し(ステップS12)、
判断の結果、選択したプリンタが利用可能である場合に
は、選択したプリンタに印刷ジョブを送出する(ステッ
プS14)。選択したプリンタが利用可能でない場合
は、利用可能となるのを待って(ステップS13)、選
択したプリンタに印刷ジョブを送出する(ステップS1
4)。ここで、ホストコンピュータ3から選択したプリ
ンタに送出する印刷ジョブは、ワークステーション2よ
り受信した印刷ジョブから、装置(プリンタ)の選択の
ためだけに使われる条件(つまり、装置指定、完了要求
時刻指定など)を除いたものであり、すなわち、紙や給
排紙トレイの選択、両面印刷の設定、コピー部数等の印
刷条件データと印刷データである。プリンタの選択が行
われたので、これらの装置の選択のためのデータは必要
がないためである。
【0114】プリンタ4では、ホストコンピュータ3か
ら印刷ジョブを受信すると(ステップP60)、受信し
た印刷ジョブの設定に従って、自機の設定を変更し、変
更が終了したら、ホストコンピュータ3に、設定完了情
報を送信する。
【0115】続いて、プリンタ4は、印刷データの印刷
処理をおこない(ステップP61)、紙を1枚排紙する
度に、その紙について、プリントジョブのPDL(Page
-Description Language )で設定されたページの番号
と、印刷ジョブ設定で指定されたコピー部数を印刷ジョ
ブ進歩状況として、プリンタマネージャに逐一報知す
る。また、両面印刷時には、印刷が終了したのが表か裏
かの情報も同時に通知する。そして、印刷データの処理
がすべて終了すると、印刷終了をホストコンピュータに
通知し(ステップP62)、印刷ジョブを終了する。
【0116】次に、上記図17のステップS11におい
て、ホストコンピュータにより実行されるプリンタ選択
処理を図19に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0117】図19において、先ず、ホストコンピュー
タ4は、受信した印刷ジョブの設定で、特定のプリンタ
が指定されているか否かを判断する(ステップS2
0)。判断の結果、特定のプリンタが指定されている場
合には、ステップS25に移行して、このプリンタを印
刷ジョブの送出先のプリンタとして選択し、当該プリン
タ選択処理を終了して図19のステップS12に移行す
る。一方、ステップS20において、印刷ジョブで特定
のプリンタが指定がなされていない場合には、ステップ
S21に移行して、上記図10のステップS3で作成し
たプリンタ機能リストを参照して、印刷ジョブを実行す
る機能を備えているプリンタを1または複数選択する。
このステップS21の処理の詳細な処理内容は後述する
(図20参照)。
【0118】次いで、ホストコンピュータ3は、印刷ジ
ョブ実行可能なプリンタとして選択されたプリンタが複
数か否かを判断し(ステップS22)、1のプリンタが
選択されている場合には、当該プリンタ選択処理を終了
して、図17のステップS12に移行する。一方、複数
のプリンタが選択されている場合には、ステップS24
に移行して、この複数のプリンタの中で、最も高速なプ
リンタを選択して当該プリンタ選択処理を終了し、図1
7のステップS12に移行する。
【0119】次に、上記ステップS21の処理を図20
のフローチャートに基づいて説明する。
【0120】図20において、先ず、ホストコンピュー
タ3は、上記図10のステップS3で作成したプリンタ
機能リスト(図6参照)の最初のプリンタを調べる準備
を行う(ステップS30)、次いで、プリンタ機能リス
トの最後に到達したか否か(プリンタが全て終了したか
否か)を判断する(ステップS31)。判断の結果、プ
リンタ機能リストの最後に到達した場合には、当該ルー
チンを終了して、図19のステップS22に移行する。
一方、プリンタ機能リストの最後に到達していない場合
には、ステップS32に移行する。
【0121】ステップS32では、プリンタ機能リスト
を参照して、印刷ジョブで指定される必要なメディア
(例えば、印刷ジョブで指定されているサイズの紙)を
備えているか否かを判断する。判断の結果、必要なメデ
ィアを備えていない場合には、ステップS38に移行す
る一方、必要なメディアを備えている場合には、ステッ
プS33に移行する。
【0122】ステップS33では、プリンタ機能リスト
を参照して、印刷ジョブで両面機構が指定されている場
合にプリンタが両面機構をサポートしているか否かを判
断する。判断の結果、印刷ジョブで両面機構が指定され
ており、プリンタが両面機構をサポートしていない場合
はステップS38に移行する一方、印刷ジョブで両面機
構が指定されていない場合や、印刷ジョブに両面機構が
指定されており、プリンタが両面機構をサポートしてい
ない場合には、ステップS34に移行する。
【0123】ステップS34では、プリンタ機能リスト
を参照して、印刷ジョブでカラー印刷を指定している場
合に、プリンタがカラー印刷をサポートしているか否か
を判断する。判断の結果、印刷ジョブでカラー印刷が指
定されており、プリンタがカラー印刷をサポートしてい
ない場合にはステップS38に移行する一方、印刷ジョ
ブでカラー印刷が指定されていない場合や、印刷ジョブ
でカラー印刷が指定されており、プリンタがカラー印刷
をサポートしていない場合には、ステップS35に移行
する。
【0124】ステップS35では、プリンタ機能リスト
を参照して、印刷ジョブで複数コピーを指定している場
合に、プリンタが複数コピーをサポートしているか否か
を判断する。判断の結果、印刷ジョブで複数コピーが指
定されており、プリンタが複数コピーをサポートしてい
ない場合には、ステップS38に移行する一方、印刷ジ
ョブで複数コピーが指定されていない場合や、印刷ジョ
ブで複数コピーが指定されており、プリンタが複数コピ
ーをサポートしていない場合には、ステップS36に移
行する。
【0125】ステップS36では、プリンタ機能リスト
を参照して、プリンタがプリントデータフォーマットを
サポートしているか否かを判断する。判断の結果、プリ
ンタがプリントデータフォーマットをサポートしていな
い場合には、ステップS38に移行する一方、プリンタ
がプリントデータフォーマットをサポートしている場合
には、ステップS37に移行する。
【0126】ステップS37では、ジョブ実行可能プリ
ンタリストに現在のプリンタを追加し、続いて、プリン
タ機能リストの次のプリンタを調べる準備を行い(ステ
ップS38)、上記ステップS31に移行し、以降、プ
リンタ機能リストのプリンタが全て終了するまで同じ処
理を繰り返す。
【0127】ここで、印刷ジョブ実行可能なプリンタと
して選択されるプリンタは、上記した如く、必要最低限
の機能を備えたプリンタの集合である。この時の条件に
は要求されているメディアをもっていること、要求項目
を実現するために必要な機構(両面機構など)を備えて
いること、等がある。さらに、この集合から何らかの条
件で1つを選択する。この条件は、そのプリントシステ
ムの管理者によって選択され、上記図19に示したプリ
ンタ選択処理では、ステップS24において、「もっと
も早く印刷できるプリンタ」を選択する例を示したが、
「最も安価に印刷できるプリンタ」を選択することにし
ても良い。
【0128】具体的には、以下に示すプリンタA、B、
Cを備えた構成のプリントシステムでは、両面印刷を必
要とするジョブは、先ずプリンタAが実行されることに
なり、プリンタBで選択されるのは、プリンタAが利用
できないときだけである。また、片面印刷を必要とする
ジョブの場合は、プリンタAが優先され、その次にプリ
ンタCが優先され、それも利用できないときだけプリン
タCが選択される。
【0129】プリンタA: 両面可能、20ppm (片
面)、18ppm (両面)、1200dpi3円/枚、8円/両面 プリンタB: 両面可能、17ppm (片面)、16ppm (両
面)、800dpi3円/枚、8円/両面 プリンタC: 両面不可能、19ppm (片面)、600dpi、
2円/枚
【0130】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、プリントシステム1において、複数のプリンタ4
は、夫々、自機の印刷に関する各種の機能情報を検知
し、また、他のプリンタの印刷に関する各種機能を検出
し、当該検知した自機の印刷に関する各種の機能情報と
他のプリンタの印刷に関する各種の機能情報とを比較
し、機能可変範囲DBの機能可変範囲指定情報の範囲内
で、自機の機能情報を調整して自機の実際の機能よりも
優れた機能を示す調整機能情報(公開機能DB)をホス
トコンピュータ3に送出し、ホストコンピュータ3は、
複数のプリンタ4から各々送出される調整機能情報(機
能公開DB)に基づいてプリンタ機能リストを作成し、
受信した印刷ジョブで要求される機能に基づいて、プリ
ンタ機能リストから印刷ジョブを実行するのに適した1
のプリンタを選択する構成である。
【0131】従って、プリンタが、印刷ジョブの結果に
大きな影響を与えない範囲で自機の印刷に関する機能を
実際の機能より優れているようにホストコンピュータに
報告することにより、ネットワーク上で他のプリンタと
同等若しくはそれ以上の印刷に関する機能を提供してい
るように見せかけることができ、ほんの僅かのプリンタ
の機能の差によって特定のプリンタが偏って消耗される
のが防止可能で、且つ、システム全体の作業効率を低減
させないサービス提供システムを提供することが可能と
なる。付言すると、プリンタは自機の機能情報を機能可
変範囲DBの機能可変範囲指定情報の範囲内で調整する
構成であるので、少しの機能の差が結果に大きく影響す
るほど巨大なジョブが頻繁に発生する環境においても、
プリントシステム全体の効率を低下させない。
【0132】また、本実施の形態では、管理者が機能可
変範囲DBの機能可変範囲指定情報を任意に設定及び変
更可能な構成であるので、機能可変範囲指定情報をシス
テムが導入される環境に応じて設定することが可能とな
る。
【0133】尚、本実施の形態においては、ホストコン
ピュータ3のハードディスクに機能可変範囲DBを格納
する構成であるが、本発明はこれに限られるものではな
く、システム全体で共有するハードディスク等に機能可
変範囲DBを格納する構成としても良い。
【0134】また、本実施の形態においては、ワークス
テーション2からホストコンピュータ3にアクセスし
て、機能可変範囲DBの機能可変範囲指定情報を設定及
び変更可能な構成としても良い。
【0135】また、本実施の形態では、サービス提供シ
ステムの一例として、プリントシステムを示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、例えば、FAXシ
ステムやスキャナシステム等の他のサービス提供システ
ムにも適用可能である。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るサ
ービス提供システムによれば、複数のサービス提供装置
は、夫々、自機のサービスに関する各種の機能情報を検
知し、当該検知した自機のサービスに関する各種の機能
情報と他のサービス提供装置のサービスに関する各種の
機能情報とを比較し、機能情報の変更可能範囲を規定す
る機能可変範囲指定情報の範囲内で、自機の機能情報を
調整して自機の実際の機能よりも優れた機能を示す調整
サービス機能情報をサーバに送出し、サーバは、受信し
たサービス要求情報で要求される機能と複数のサービス
提供装置から各々送出される調整サービス機能情報とを
照合し、受信したサービス要求情報のサービスを実行す
るのに適した1のサービス提供装置を選択する構成であ
るので、サービス提供装置はサービスの結果に大きな影
響を与えない範囲で自機のサービスに関する機能を実際
の機能より優れているようにサーバに報告することがで
き、その結果、ほんの僅かのサービス提供装置の機能の
差によって特定のサービス提供装置が偏って消耗される
のを防止することが可能で、且つ、システム全体の作業
効率を低減させないサービス提供システムを提供するこ
とが可能となる。
【0137】また、請求項2に係るサービス提供システ
ムによれば、複数のプリンタは、夫々、自機の印刷に関
する各種の機能情報を検知し、当該検知した自機の印刷
に関する各種の機能情報と他のプリンタの印刷に関する
各種の機能情報とを比較し、機能情報の変更可能範囲を
規定する機能可変範囲指定情報の範囲内で、自機の機能
情報を調整して自機の実際の機能よりも優れた機能を示
す調整プリンタ機能情報をサーバに送出し、サーバは、
受信した印刷ジョブで要求される機能と複数のプリンタ
から各々送出される調整プリンタ機能情報とを照合し、
受信した印刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタ
を選択する構成であるので、プリンタは印刷ジョブの結
果に大きな影響を与えない範囲で自機の印刷に関する機
能を実際の機能より優れているようにサーバに報告する
ことができ、その結果、ほんの僅かのプリンタの機能の
差によって特定のプリンタが偏って消耗されるのを防止
することが可能で、且つ、システム全体の作業効率を低
減させないサービス提供システムを提供することが可能
となる。
【0138】また、請求項3に係るサービス提供システ
ムによれば、複数のプリンタは、夫々、自機の印刷に関
する各種の機能情報を検知し、また、他のプリンタの印
刷に関する各種機能を検出し、当該検知した自機の印刷
に関する各種の機能情報と他のプリンタの印刷に関する
各種の機能情報とを比較し、機能情報の変更可能範囲を
規定する機能可変範囲指定情報の範囲内で、自機の機能
情報を調整して自機の実際の機能よりも優れた機能を示
す調整機能情報をサーバに送出し、サーバは、前記複数
のプリンタから各々送出される調整プリンタ機能情報に
基づいてプリンタ機能リストを作成し、受信した印刷ジ
ョブで要求される機能に基づいて、プリンタ機能リスト
から前記印刷ジョブを実行するのに適した1のプリンタ
を選択する構成であるので、印刷ジョブの結果に大きな
影響を与えない範囲で自機の印刷に関する機能を実際の
機能より優れているようにサーバに報告することがで
き、その結果、ほんの僅かのプリンタの機能の差によっ
て特定のプリンタが偏って消耗されるのを防止すること
が可能で、且つ、システム全体の作業効率を低減させな
いサービス提供システムを提供することが可能となる。
【0139】また、請求項4に係るサービス提供システ
ムによれば、管理者が、機能可変範囲指定情報を任意に
設定及び変更可能な構成であるので、請求項1〜3のい
ずれか1つに記載のサービス提供システムの効果に加え
て、機能可変範囲指定情報をシステムが導入される環境
に応じて設定することが可能となる。
【0140】また、請求項5に係るサーバによれば、受
信した印刷ジョブで要求される機能と複数のプリンタか
ら各々送出される調整機能情報に基づいてプリンタ機能
リストを作成し、印刷ジョブで要求される機能に基づい
て、前記プリンタ機能リストから前記印刷ジョブを実行
するのに適した1のプリンタを選択する構成であるの
で、ほんの僅かのプリンタの機能の差によって特定のプ
リンタが偏って消耗されるのを防止することが可能で、
且つ、システム全体の作業効率を低減させないサービス
提供システムにおけるサーバを提供することが可能とな
る。
【0141】また、請求項6に係るプリンタによれば、
サービス提供システムにおいて、プリンタは、夫々、自
機の印刷に関する各種の機能情報を検知し、当該検知し
た自機の印刷に関する各種の機能情報と他のプリンタの
印刷に関する各種の機能情報とを比較し、機能情報の変
更可能範囲を規定する機能可変範囲指定情報の範囲内で
自機の機能情報を調整して自機の実際の機能よりも優れ
た機能を示す調整プリンタ機能情報をサーバに送出する
構成であるので、プリンタは印刷ジョブの結果に大きな
影響を与えない範囲で自機の印刷に関する機能を実際の
機能より優れているようにサーバに報告することがで
き、その結果、ほんの僅かのプリンタの機能の差によっ
て特定のプリンタが偏って消耗されるのを防止可能で、
且つ、システム全体の作業効率を低減させないサービス
提供システムにおけるプリンタを提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るプリントシステムの概略構
成例を示す図である。
【図2】図1で示したワークステーションの概略構成を
示すブロック図である。
【図3】図1で示したホストコンピュータの概略構成を
示すブロック図である。
【図4】プリンタリストのデータ構成例を示す図であ
る。
【図5】機能可変範囲DBのデータ構成例を示す図であ
る。
【図6】プリンタ機能リストのデータ構成例を示す図で
ある。
【図7】図1で示したプリンタの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】実機能DBのデータ構成例を示す図である。
【図9】公開機能DBのデータ構成例を示す図である。
【図10】ホストコンピュータのCPUの制御により実
行されるプリンタ機能テーブル作成処理及びプリンタの
CPUの制御により実行されるプリンタ機能応答処理を
説明するためのフローチャートである。
【図11】機能問い合わせ要求のデータ形式の一例であ
る。
【図12】プリント機能問い合わせ応答のデータ形式の
一例を示す図である。
【図13】図10のプリンタ機能応答処理における競合
プリンタ機能調査処理を説明するためのフローチャート
である。
【図14】図10のプリンタ機能応答処理における競合
プリンタ機能調査処理を説明するためのフローチャート
である。
【図15】図10のプリンタ機能応答処理における競合
プリンタ機能調査処理を説明するためのフローチャート
である。
【図16】図10のプリンタ機能応答処理における自己
機能調整処理(公開機能DB作成処理)を説明するため
のフローチャートである。
【図17】プリントシステムのプリント動作のメイン処
理を説明するためのフローチャートである。
【図18】印刷ジョブのデータ形式の一例である。
【図19】図17のメイン処理において、プリンタマネ
ージャで実行されるプリンタ選択処理を説明するための
フローチャートである。
【図20】図16のプリンタ選択処理におけるステップ
S21の処理を詳細に説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 プリントシステム 2 ワークステーション 3 ホストコンピュータ 4 プリンタ 5 ネットワーク 21 入力部 22 通信部 23 表示部 24 CPU 25 ハードディスク 26 ディスク制御装置 27 RAM 31 入力部 32 通信部 33 表示部 34 CPU 35 ハードディスク 36 ディスク制御装置 37 RAM 41 通信部 42 CPU 43 ROM 44 RAM 45 印刷部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が伝送路を介して接続されており、
    サービス及び当該サービスを実行するための条件を指定
    したサービス要求情報を前記伝送路に送出するクライア
    ントと、サービスを実行する複数のサービス提供装置
    と、並びに、前記複数のサービス提供装置の中から1の
    サービス提供装置を選択するサーバとから成るサービス
    提供システムにおいて、 前記複数のサービス提供装置は、 サービスを行うサービス提供手段と、自機のサービスに
    関する各種の機能情報を検知する自機機能検出手段と、
    前記自機のサービスに関する各種の機能情報と他のサー
    ビス提供装置のサービスに関する各種の機能情報とを比
    較し、当該機能情報の変更可能範囲を規定する機能可変
    範囲指定情報の範囲内で、自機の機能情報を調整して自
    機の実際の機能よりも優れた機能を示す調整機能情報を
    前記伝送路に送出する調整機能情報送出手段と、を夫々
    含み前記サーバは、 前記伝送路を介して受信したサービス要求情報で要求さ
    れる機能と前記複数のサービス提供装置から各々送出さ
    れる調整機能情報とを照合し、前記クライアントから送
    出された前記サービス要求情報のサービスを実行するの
    に適した1のサービス提供装置を選択するサービス提供
    装置選択手段と、を含むことを特徴とするサービス提供
    システム。
  2. 【請求項2】 各々が伝送路を介して接続されており、
    印刷データ及び当該印刷データを印刷するための印刷条
    件を含む印刷ジョブを前記伝送路に送出するクライアン
    トと、印刷データを印刷可能な複数のプリンタと、並び
    に、前記複数のプリンタの中から1のプリンタを選択す
    るサーバとから成るサービス提供システムにおいて、 前記複数のプリンタは、 印刷データの印刷を行う印刷手段と、自機の印刷に関す
    る各種の機能情報を検知する自機機能検出手段と、前記
    自機の印刷に関する各種の機能情報と他のプリンタの印
    刷に関する各種の機能情報とを比較し、当該機能情報の
    変更可能範囲を規定する機能可変範囲指定情報の範囲内
    で、自機の機能情報を調整して自機の実際の機能よりも
    優れた機能を示す調整機能情報を前記伝送路に送出する
    調整機能情報送出手段と、を夫々含み前記サーバは、 前記伝送路を介して受信した印刷ジョブで要求される機
    能と前記複数のプリンタから各々送出される調整機能情
    報とを照合し、前記印刷ジョブを実行するのに適した1
    のプリンタを選択するプリンタ選択手段を含むことを特
    徴とするサービス提供システム。
  3. 【請求項3】 各々が伝送路を介して接続されており、
    印刷データ及び当該印刷データを印刷するための印刷条
    件を含む印刷ジョブを前記伝送路に送出するクライアン
    トと、印刷データを印刷可能な複数のプリンタと、並び
    に、前記複数のプリンタの中から1のプリンタを選択す
    るサーバとから成るサービス提供システムにおいて、 前記複数のプリンタは、 印刷データの印刷を行う印刷手段と、自機の印刷に関す
    る各種の機能情報を検知する自機機能検出手段と、他の
    プリンタの印刷に関する各種機能を検出する他機能検出
    手段と、前記自機の印刷に関する各種の機能情報と前記
    他のプリンタの印刷に関する各種の機能情報とを比較
    し、当該機能情報の変更可能範囲を規定する機能可変範
    囲指定情報の範囲内で、自機の機能情報を調整して自機
    の実際の機能よりも優れた機能を示す調整機能情報を前
    記伝送路に送出する調整機能情報送出手段と、を夫々含
    み前記サーバは、 前記機能情報の変更可能範囲を規定する変更可能範囲情
    報を格納する記憶手段と、前記複数のプリンタから各々
    送出される調整機能情報に基づいてプリンタ機能リスト
    を作成するプリンタ機能リスト作成手段と、前記伝送路
    を介して受信した印刷ジョブで要求される機能に基づい
    て、前記プリンタ機能リストから前記印刷ジョブを実行
    するのに適した1のプリンタを選択するプリンタ選択手
    段と、を含むことを特徴とするサービス提供システム。
  4. 【請求項4】 前記機能可変範囲指定情報は、管理者が
    任意に設定及び変更可能であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1つに記載のサービス提供システム。
  5. 【請求項5】 伝送路を介して、印刷データ及び当該印
    刷データを印刷するための印刷条件を含む印刷ジョブを
    前記伝送路に送出するクライアント及び印刷データを印
    刷可能な複数のプリンタと接続されるサーバにおいて、 前記機能情報の変更可能範囲を規定する変更可能範囲情
    報を格納する記憶手段と、 前記複数のプリンタから各々送出される調整機能情報に
    基づいてプリンタ機能リストを作成するプリンタ機能リ
    スト作成手段と、前記伝送路を介して受信した印刷ジョ
    ブで要求される機能に基づいて、前記プリンタ機能リス
    トから前記印刷ジョブを実行するのに適した1のプリン
    タを選択するプリンタ選択手段と、 を備えたことを特徴とするサーバ。
  6. 【請求項6】 伝送路を介して、印刷データ及び当該印
    刷データを印刷するための印刷条件を含む印刷ジョブを
    前記伝送路に送出するクライアント及び複数のプリンタ
    の中から1のプリンタを選択するサーバに接続されるプ
    リンタにおいて、 印刷データの印刷を行う印刷手段と、自機の印刷に関す
    る各種の機能情報を検知する自機機能検出手段と、他の
    プリンタの印刷に関する各種機能を検出する他機能検出
    手段と、前記自機の印刷に関する各種の機能情報と前記
    他のプリンタの印刷に関する各種の機能情報とを比較
    し、当該機能情報の変更可能範囲を規定する機能可変範
    囲指定情報の範囲内で、自機の機能情報を調整して自機
    の実際の機能よりも優れた機能を示す調整機能情報を前
    記伝送路に送出する調整機能情報送出手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
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