JPH10315672A - 紙葉クリップ - Google Patents

紙葉クリップ

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JPH10315672A
JPH10315672A JP9163207A JP16320797A JPH10315672A JP H10315672 A JPH10315672 A JP H10315672A JP 9163207 A JP9163207 A JP 9163207A JP 16320797 A JP16320797 A JP 16320797A JP H10315672 A JPH10315672 A JP H10315672A
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JP9163207A
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Hisao Sato
久夫 佐藤
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    • B42F1/00Sheets temporarily attached together without perforating; Means therefor
    • B42F1/12Means for attaching together sheet corners exclusively
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F1/00Sheets temporarily attached together without perforating; Means therefor
    • B42F1/006Fasteners comprising two co-operating jaws closed by spring action and that can be manually opened, e.g. clamps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T24/202Resiliently biased
    • Y10T24/203Resiliently biased including means to open or close fastener

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 開放操作が従来より格段に弱い力で行なうこ
とができ、最大綴じ厚近くのシート状部材を止めてもへ
たりの少ない紙葉クリップを提供する。 【解決手段】 背部12の両端とこれに続く各当接部1
3との境にそれぞれ形成された第1および第2の折り曲
げ部17,18と、背部12のほぼ中央に間隔をおいて
形成された第3および第4の折り曲げ部19,21の4
つの弾性力を付与するための折り曲げ部を有し、背部1
2の略中央には紙葉10の角部を挿入突出させるための
開口22が形成され、この開口22は当接部13内まで
延在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の紙葉をと
めるためのクリップに開し、特に詳しく言うと、2つの
つまみにより相接する端部を押し開き、端部間に複数枚
の紙葉をとめる紙葉クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】ばらばらな紙葉をまとめる場合に、従来
よりダブルクリップと称されるクリップが広く使用され
ている。このクリップは、中央部に最大綴じ厚にほぼ相
当する厚みの背部を形成し、この背部から両端部を互い
に同じ方向に折り曲げ、これら両端部を弾性的に当接さ
せた当接部を形成した、帯状のはがねのような弾性板で
作られた本体と、これら当接部の各端縁をリング状に曲
げて構成された係止部にそれぞれ両端を回動自在に挿入
した硬質の金属線で作られた2本のつまみとで構成され
ている。紙葉をまとめて止める場合、2本のつまみの自
由端側を背部側に回動し、指で2本のつまみの自由端側
を相接するようにつまんで、当接部の端縁間を押し拡
げ、この間に書類等を挟持するようになっている。
【0003】このクリップにおける書類等を実質的に挟
持する部分は、本体の当接部の端縁であり、端縁の長さ
は弾性板の幅、すなわち背部の幅に相当する。また、2
つの当接部の端縁が相接するように作用する弾性力は、
背部の幅方向に直交する長さの略中央部分を端縁方向に
湾曲させることと、背部と当接部の境界部の2ヶ所を曲
げることによって発生させている。
【0004】一方、例えば実開平6−79580号公報
や実開平7−31374号公報において、上記のような
クリップの背部の略中央に開口を形成し、この開口から
止めるべき紙葉の角部を外方に突出させて、紙葉の角部
を止め易くした、いわゆるコーナークリップが提案され
ている。更に、特開平8−25866号公報には実開平
7−31374号公報の改良型として、開口を背部と当
接部との境界部まで及ぶようにして、当接部の端縁が
「口開き」状態になるのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
紙葉クリップは、背部と当接部との境界部の2ヶ所の曲
げによって当接部の端縁が相接するような弾性力を発生
させており、これら折り曲げ部の内角の角度はかなり小
さくなり、当接部の背部に対する弾性力は強くなってし
まう。そのため、当接部の端縁間には必要以上に相対す
る方向に強い弾性力が生じてしまい、紙葉クリップの許
容最大厚みの紙葉をとめるために、当接部が互いに平行
となるように押し拡げることは容易ではなく、特に大型
の紙葉クリップの場合は非常に強い力が要求される。ま
た、紙葉をとめた場合、紙葉クリップのところから持ち
上げ、強いショックを与えても紙葉が外れることがない
ほどの強い挟持力が紙葉に加えられおり、紙葉クリップ
を外したときに、当接部の端縁によるすじ状の跡が紙葉
に付くことがある。
【0006】しかしながら、綴じた紙葉を持つ場合、ク
リップのつまみに指をかけて持ったり、クリップのつま
みに指をかけた状態で強いショックを紙葉に与えるよう
ならんぼうな使い方はほとんどなく、現状より挟持力が
弱く、当接部の端縁の開放を弱い力で容易に行うことが
できることが望まれている。また、上記の実開平6−7
9580号公報や実開平7−31374号公報に記載さ
れているコーナークリップでは背部に開口を設けている
が、単に背部に開口を設けただけでは、弾性力は低くな
らず、特開平8−25866号公報においては開口を背
部と当接部の境界部まで及ぶように形成しているので、
開口の分だけ背部と当接部の境界部が削除されるので、
弾性力も低下するが、開口を当接部まで延ばすようにす
ると、クリップ本体の強度が低下して破損し易くなると
記載されている。したがって、容易に当接部間を平行に
なるように開くことができる程度に弾性力を低下させる
ことについては期待できない。
【0007】本発明はこのような従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その第1の目的は、開放操作が従来
より格段に弱い力で行なうことができ、最大綴じ厚近く
のシート状部材を止めてもへたりの少ない紙葉クリップ
を提供することである。
【0008】本発明の第2の目的は、ばね特性が低い金
属板でも最大綴じ厚近くの厚みのあるシート状部材を止
めることができ、かつそのシート状部材を外しても、当
接部が蜜に接触するように復帰し、反復使用が可能な紙
葉クリップを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の手段は、ばね性を有する金属板で作られ、中
央部に最大綴じ厚にほぼ相当する厚みの背部を設け、こ
の背部から両端部を互い同じ方向に折り曲げ、これら両
端部の端縁を弾性的に当接させてこれら端縁間で紙葉の
縁部を挟持するための当接部を設けた本体と、これら当
接部の各前記端縁に形成された係止部にそれぞれ両端を
回動自在に挿入した線状部材で作られ、前記当接部を開
けるための2本のつまみとを有する紙葉クリップにおい
て、前記本体の前記当接部に弾性力を付与するための折
り曲げ部を少なくとも3つ有し、前記背部の略中央には
前記紙葉の角部を挿入突出させるための開口が形成さ
れ、この開口は前記当接部内まで延在していることを特
徴としている。
【0010】上記の目的を達成するため、第2の手段
は、第1の手段における折り曲げ部を前記背部の両端と
これに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第
1および第2の折り曲げ部と、前記背部のほぼ中央に間
隔をおいて形成された第3および第4の折り曲げ部とか
ら構成していることを特徴としている。
【0011】上記の目的を達成するため、第3の手段
は、第1の手段における折り曲げ部を前記背部の両端と
これに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第
1および第2の折り曲げ部と、これら第1および第2の
折り曲げ部からそれぞれ等しい間隔をおいて前記各当接
部に形成された第3および第4の折り曲げ部とから構成
していることを特徴としている
【0012】上記の目的を達成するため、第4の手段
は、第2または第3の手段における第3および第4の折
り曲げ部を構成する各内角を、前記第1および第2の折
り曲げ部を構成する内角より鈍角にしていることを特徴
としている。
【0013】上記の目的を達成するため、第5の手段
は、第1の手段における折り曲げ部を前記背部の両端と
これに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第
1および第2の折り曲げ部と、前記背部のほぼ中央に外
方に突出するほぼ山形の突起をした第3の折り曲げ部と
から構成していることを特徴としている。
【0014】上記の目的を達成するため、第6の手段
は、第1の手段における折り曲げ部を前記背部の両端と
これに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第
1および第2の折り曲げ部と、前記背部のほぼ中央に間
隔をおいて形成された第3および第4の折り曲げ部と、
前記背部のほぼ中央に外方に突出するほぼ山形の突起を
した第5の折り曲げ部とから構成することを特徴として
いる。
【0015】上記の目的を達成するため、第7の手段
は、第1の手段におけるつまみの前記係止部に挿入され
る一対の脚部を、少なくとも前記背部の角部に当接する
部分が前記背部の開口の幅より広い間隔をおいて相対さ
せたことを特徴としている。
【0016】上記の目的を達成するため、第7の手段
は、第1の手段における金属板をステンレス銅で構成す
ることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態
において、同等とみなせる各部には同一参照番号を付
し、重複する説明は適宜省略する。
【0018】最初に図1から図4に示す第1の実施の形
態について説明する。図1は第1の実施の形態の紙葉ク
リップを示す斜視図、図2は第1の実施の形態の紙葉ク
リップの平面図、図3は第1の実施の形態の紙葉クリッ
プの側面図、図4は第1の実施の形態の紙葉クリップで
書類をとめた状態を示す斜視図である。
【0019】紙葉クリップ11は、ステンレス銅製の帯
状金属板を折り曲げて作られた本体14と、硬質の金属
線で作られたつまみ25とから構成されている。本体1
4は最大綴じ厚にほぼ相当する幅を有し、そのほぼ中央
に頂点部分が平坦でかつ外方に突出した台形型をした背
部12と、この背部12から長手方向両端部を互いに同
じ方向に折り曲げてこれら両端部を弾性的に当接させた
一対の当接部13とが折り曲げ加工等により形成されて
いる。当接部13の端縁の両側部には、リング状に折り
曲げることにより形成された係止部15がそれぞれ形成
され、これら係止部15間に位置する当接部13の端縁
16も従来のこの種の紙葉クリップと同様に折り曲げら
れている。
【0020】各当接部13の端縁が相接するように各当
接部13に弾性力を付与するため、第1の実施の形態に
おいては4つの折り曲げ部が形成されている。すなわ
ち、背部12の両端とこれに続く各当接部13との境界
部にそれぞれ形成された第1および第2の折り曲げ部1
7,18と、背部12の平坦な頂点部とこの頂点部から
当接部13に続く両側の傾斜辺との境界部に第3および
第4の折り曲げ部19,21を形成している。なお、第
1および第2の折り曲げ部16,17により形成される
各内角は、第3および第4の折り曲げ部22,23によ
り形成される各内角よりも鋭角になるように構成して、
第1および第2の折り曲げ部16,17による弾性力を
強く、第3および第4の折り曲げ部22,23による弾
性力は弱くなるように設定している。また、本体14の
背部12の略中央部には開口22が穿設されている。各
当接部13の背部12側の略中央には開口22に連なる
切欠き23がそれぞれ形成されている。
【0021】各当接部13の係止部15には、硬質の金
属線で作られたつまみ25の両端部が回動自在にそれぞ
れ挿入されている。つまみ25は、中央部を略カップ状
に曲げられたつまみ本体部26と、このつまみ本体部2
6の両端を略直角に曲げることにより形成された2つの
端部27とからなり、一方のつまみ25の両端部27を
一方の面側の当接部13の両係止部15に挿入し、他方
のつまみ25の両端部27を他方の面側の当接部13の
両係止部15に挿入する。各つまみ本体部26の相対す
る脚部の間隙は、背部12の長手方向に延在する開口2
2の幅より広くし、図1に示すように、つまみ本体部2
6の自由端側を背部12側に回動させたとき、つまみ本
体部26の略中央部が背部12と当接部13と角部に当
たり、この部分がつまみ25の支点となるように構成さ
れている。
【0022】以上のように構成された紙葉クリップ11
によりシート状部材である複数枚の書類10をとめる場
合、図1に示すように、つまみ本体部26の自由端側を
背部12側に回動させ、つまみ本体部26の略中央部を
背部12と当接部13との角部に当て、指で2つのつま
み本体部26の自由端を挾み、背部12と当接部13と
の角部を支点としてつまみ本体部26の端部27側によ
り本体14の当接部13間を拡げ、この間に書類を挾み
込めばよい。また、書類10の角部をとめる場合は、図
4に示すように、書類10の角部を開口22から突出す
るように紙葉クリップ11内に差し込み、当接部13の
端縁で書類を挟持させる。開口22を設けたことで、当
接部13の端縁は従来のこの種の紙葉クリップに比べて
書類10の角部頂点からの押え位置を深くすることがで
き、厚い書類をめくっていても常に挟持状態を確実に保
持することができる。また、各当接部13の背部12側
の略中央には開口22に連なる切欠き23がそれぞれ形
成されているので、書類10の角部の露呈部分を大きく
することができ、これにより書類10の角部が紙葉クリ
ップ11でとめられていることを一層確実に目視するこ
とができる。
【0023】また、第3および第4の折り曲げ部19,
21を構成する各内角が第1および第2の折り曲げ部1
7,18を構成する内角より鈍角に形成して、第3およ
び第4の折り曲げ部19,21により各当接部13の端
縁が相接するように強い弾性力を付与し、第1および第
2の折り曲げ部17,18によって第3および第4の折
り曲げ部19,21よりは弱いが更に確実に各当接部1
3が相接するように弾性力を付与している。このように
一方の当接部13には第1および第3の折り曲げ部1
7,19による2段階の弾性力が、そして他方の当接部
13には第2および第4の折り曲げ部18,21による
2段階の弾性力がそれぞれ付与され、当接部13間を開
くときにはこれら折り曲げ部17,18,19,21を
それぞれ一杯に開かなくとも、背部12の厚みにより規
制される最大綴じ厚にほぼ等しい厚さまで重ねられたシ
ート状部材10を挟持するに十分な間隙を形成すること
ができる。更に、第1および第2の折り曲げ部17,1
8により、当接部13の端縁はやわらかい弾性力をもっ
てシート状部材10の表面を押さえることができ、傷を
付けることなくシート状部材10を挟持することができ
る。
【0024】さらに、開口22および切欠き23を設け
たことにより、2つの当接部13が相接するように作用
する弾性力は開口22や切欠き23を設けない場合に比
べて弱くなるが、指で2つのつまみ本体部26の自由端
を挾んで当接部13間を押し開く力は少なくてよい。一
方、書類を挟持する当接部13の端縁部すなわち係止部
15側の幅方向長さは従来と変わらないので、開口22
や切欠き23による弾性力の低下で書類を挟持する力も
小さくなるが、めくり上げていっても紙葉クリップ11
から書類が外れることはなく、書類を挟持するには十分
な力を発揮させることはできる。
【0025】上述したように、最大綴じ厚にほぼ等しい
厚さまで重ねられたシート状部材10を挟持するため
に、各当接部13がほぼ平行に位置するように当接部1
3を開いても、各折り曲げ部17,18,19,21は
余裕をもって開くことになり、各折り曲げ部にへたりを
生じさせることはない。当接部13を最大に開いても各
折り曲げ部にへたりが生じさせないことは、拡開する力
を解除すれば直ちに元の弾性力を付与することができる
ことになり、最大綴じ厚にほぼ等しい厚さのシート状部
材10を挟持させた後に外しても、紙葉クリップ11の
各当接部13の端縁は再びしっかりと相接し、その間に
隙間が生じることもない。したがって、へたりのない紙
葉クリップをはがねより弾性力が低いが後処理が楽なス
テンレス銅で作ることができ、安価に提供することがで
きる。紙葉クリップ11の本体14は従来と同様にはが
ねで作っても、あるいはまたリン青銅のような弾性金属
板で作ってもよいことは勿論である。
【0026】次に、図5に示す第2の実施の形態を説明
する。図5は第2の実施の形態の紙葉クリップを示す斜
視図である。この第2の実施の形態による紙葉クリップ
31は、各当接部13の端縁が相接するように各当接部
13に弾性力を付与するための折り曲げ部を、上記第1
の実施の形態と同様に背部12の両端とこれに続く各当
接部13との境にそれぞれ形成された第1および第2の
折り曲げ部17,18と、これら第1および第2の折り
曲げ部17,18からそれぞれ等しい間隔をおいて各当
接部に形成された第3および第4の折り曲げ部32,3
3の4つの折り曲げ部が設けられている。この第2の実
施の形態においても、上記第1の実施の形態と同様に、
第1および第2の折り曲げ部17,18の各内角を第3
および第4の折り曲げ部32,33の各内角よりも鋭角
になるように構成し、第1および第2の折り曲げ部1
7,18による弾性力を強く、第3および第4の折り曲
げ部32,33による弾性力は弱くなるように設定して
いる。
【0027】したがって、この実施の形態においても、
当接部13が相接するための弾性力は、4つの折り曲げ
部17,18,32,33により発生させることにな
り、各当接部13がほぼ平行に位置するように開いて
も、各折り曲げ部17,18,32,33は余裕をもっ
て開くので、各折り曲げ部にへたりを生じさせることは
ない。
【0028】図6に示す第3の実施の形態を次に説明す
る。図6は第3の実施の形態の紙葉クリップを示す斜視
図である。この第3の実施の形態による紙葉クリップ4
1においては、背部12の略中央部に山形の外方に突出
する突条42を設けるとともに、この突条42から第1
および第2の折り曲げ部17,18にかけて谷状の凹条
43を形成している。これにより、背部12には3つの
波状体が形成された形になり、これら3つの波状体によ
って各当接部13が相接するための弾性力を付与される
ことになる。したがって、各波状体の形状が同じであれ
ば、各波状体にはほぼ3分の1の弾性力があればよいこ
とになる。この第3の実施の形態においては、第1およ
び第2の折り曲げ部17,18による波状体の角度は、
中央に位置する波状体の角度より小さくなっているの
で、第1および第2の折り曲げ部17,18による波状
体の弾性力の方が強く作用するようになっている。しか
しながら、弾性力は3ヶ所に分散されるので、各当接部
13をほぼ平行に位置するような拡開力は少なくてよ
く、各折り曲げ部は余裕をもって開くので、各折り曲げ
部にへたりを生じさせることはない。
【0029】図7に示す第4の実施の形態を説明する。
図7は第4の実施の形態の紙葉クリップを示す斜視図で
ある。この第4の実施の形態による紙葉クリップ51
は、上記第2の実施の形態におけると同様に第1ないし
第4の折り曲げ部17,18,32,33を形成すると
同時に、背部12のほぼ中央に外方に突出する山形の突
条を設けることにより形成された第5の折り曲げ部52
を有している。これにより5つの折り曲げ部16〜1
9,52によって各当接部13が相接するための弾性力
を付与することになり、各折り曲げ部にはほぼ5分の1
の弾性力があればよいことになる。したがって、各折り
曲げ部をほぼ5分の1強の弾性力が生じるように折り曲
げておけば、各当接部13をほぼ平行に位置するような
拡開力が加わっても、各折り曲げ部は余裕をもって開く
ので、各折り曲げ部にへたりを生じさせることはなくな
り、かつ拡開するための力も上記の実施の形態よりさら
に弱くてよい。
【0030】
【発明の効果】これまでの説明から明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、当接部に弾性力を付与する
ために折り曲げ部を少なくとも3つ形成しているので、
これら折り曲げ部によって当接部が相接するための弾性
力を付与することになり、各折り曲げ部には折り曲げ部
の数分の1の弾性力があればよく、各折り曲げ部をほぼ
曲げ部の数分の1強の弾性力が生じるように折り曲げて
おけば、各当接部に対してそれらがほぼ平行に位置する
ような拡開力が加わっても、各折り曲げ部は余裕をもっ
て拡開するので、各折り曲げ部にへたりを生じさせるこ
とはない。また、背部には開口が形成されているので、
紙葉の角部をとめる場合に、紙葉の角部をこの開口に挿
入することにより、紙葉の角部頂点からの押え位置を従
来のクリップより深い所に位置させることができるの
で、確実強固に角部を押さえることができる。更に、開
口はこの開口に隣接する当接部内まで延在させているの
で、紙葉の角部の露呈部分を大きくすることができ、紙
葉の角部がクリツプでとめられていることを確実に目視
することができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、背部のほぼ
中央に間隔をおいて形成された2つの折り曲げ部と、背
部の両端とこれに続く各当接部との境に形成された2つ
の折り曲げ部の合計4つの折り曲げ部を有しているの
で、弾性力は4つに分散でき、各当接部に対してそれら
がほぼ平行に位置するような拡開力が加わっても、各折
り曲げ部は更に余裕をもって拡開すればよく、折り曲げ
部におけるへたりの発生も一層確実に抑えることができ
る。
【0032】請求項3記載の発明によれば、背部の両端
とこれに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された
2つの折り曲げ部と、これら折り曲げ部からそれぞれ等
しい間隔をおいて各当接部に形成された2つの折り曲げ
部の合計4つの折り曲げ部を構成している。この構成に
よっても請求項2の発明と同等な効果を得ることができ
る。
【0033】請求項4記載の発明によれば、第3および
第4の折り曲げ部を構成する各内角を第1および第2の
折り曲げ部を構成する内角より鈍角にしており、これに
より当接部の端縁はやわらかい弾性力をもって綴じるべ
きシート状部材の表面を傷付けることなく押さえること
ができる。
【0034】請求項5記載の発明によれば、3つの折り
曲げ部を背部の両端とこれに続く各当接部との境にそれ
ぞれ形成された2つの折り曲げ部と、背部のほぼ中央に
外方に突出するほぼ山形の突起で作った1つの折り曲げ
部とで構成しており、この構成によっても請求項1の発
明と同等な効果を得ることができる。
【0035】請求6記載の発明によれば、折り曲げ部は
5つ形成されているので、当接部を当接させるための弾
性力は更に分散させることができ、各当接部に対してそ
れらがほぼ平行に位置するような拡開力が加わっても、
各折り曲げ部は更に一層の余裕をもって拡開すればよ
く、折り曲げ部におけるへたりの発生も確実に抑えるこ
とができる。
【0036】請求7記載の発明によれば、各つまみの一
対の脚部は、少なくとも背部の角部に当接する部分が開
口の幅より広い間隔をおいて相対しているので、各つま
みの脚部が開口内に入り込み、当接部を確実に開けるこ
とができる。
【0037】請求8記載の発明によれば、金属板はステ
ンレス銅でつくられているので、さびに強く、またメッ
キなど表面処理を行なうことなく製品として出荷でき、
安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の紙葉クリップを示
す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の紙葉クリップの平面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態のクリップの側面図である。
【図4】第1の実施の形態の紙葉クリップで書類をとめ
た状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の紙葉クリップを示
す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の紙葉クリップを示
す斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の紙葉クリップを示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 紙葉 11,31,41,51 紙葉クリップ 12 背部 13 当接部 14 本体 15 係止部 17 第1の折り曲げ部 18 第2の折り曲げ部 19,32 第3折り曲げ部 21,33 第4の折り曲げ部 22 開口 23 切欠き 25 つまみ 26 つまみ本体部 27 端部 42 突条 43 凹条 52 第5の折り曲げ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね性を有する金属板で作られ、中央部
    に最大綴じ厚にほぼ相当する厚みの背部を設け、この背
    部から両端部を互い同じ方向に折り曲げ、これら両端部
    の端縁を弾性的に当接させてこれら端縁間で紙葉の縁部
    を挟持するための当接部を設けた本体と、これら当接部
    の各前記端縁に形成された係止部にそれぞれ両端を回動
    自在に挿入した線状部材で作られ、前記当接部を開ける
    ための2本のつまみとを有する紙葉クリップにおいて、
    前記本体の前記当接部に弾性力を付与するための折り曲
    げ部を少なくとも3つ有し、前記背部の略中央には前記
    紙葉の角部を挿入突出させるための開口が形成され、こ
    の開口は前記当接部内まで延在していることを特徴とす
    る紙葉クリップ。
  2. 【請求項2】 前記折り曲げ部は、前記背部の両端とこ
    れに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第1
    および第2の折り曲げ部と、前記背部のほぼ中央に間隔
    をおいて形成された第3および第4の折り曲げ部とから
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の紙葉ク
    リップ。
  3. 【請求項3】 前記折り曲げ部は、前記背部の両端とこ
    れに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第1
    および第2の折り曲げ部と、これら第1および第2の折
    り曲げ部からそれぞれ等しい間隔をおいて前記各当接部
    に形成された第3および第4の折り曲げ部とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の紙葉クリッ
    プ。
  4. 【請求項4】 前記第3および第4の折り曲げ部を構成
    する各内角は、前記第1および第2の折り曲げ部を構成
    する内角より鈍角になっていることを特徴とする請求項
    2および3のいずれか1項記載の紙葉クリップ。
  5. 【請求項5】 前記折り曲げ部は、前記背部の両端とこ
    れに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第1
    および第2の折り曲げ部と、前記背部のほぼ中央に外方
    に突出するほぼ山形の突起をした第3の折り曲げ部とか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1記載の紙葉
    クリップ。
  6. 【請求項6】 前記折り曲げ部は、前記背部の両端とこ
    れに続く前記各当接部との境にそれぞれ形成された第1
    および第2の折り曲げ部と、前記背部に間隔をおいて内
    方に突出するように形成された第3および第4の折り曲
    げ部と、これら第3および第4の折り曲げ部間の前記背
    部のほぼ中央に外方に突出するほぼ山形の突起をした第
    5の折り曲げ部とから構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の紙葉クリップ。
  7. 【請求項7】 前記つまみの前記係止部に挿入される一
    対の脚部は、少なくとも前記背部の角部に当接する部分
    が前記背部の開口の幅より広い間隔をおいて相対するこ
    とを特徴とする請求項1記載の紙葉クリップ。
  8. 【請求項8】 前記金属板はステンレス銅であることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の紙葉
    クリップ。
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