JPH10315898A - ガス発生器 - Google Patents

ガス発生器

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JPH10315898A
JPH10315898A JP9129180A JP12918097A JPH10315898A JP H10315898 A JPH10315898 A JP H10315898A JP 9129180 A JP9129180 A JP 9129180A JP 12918097 A JP12918097 A JP 12918097A JP H10315898 A JPH10315898 A JP H10315898A
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JP
Japan
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gas
outer cylinder
gas generator
housing
cylinder
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JP9129180A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kanda
神田  剛
Yoshiyuki Kishino
善行 岸野
Kenichi Nagahashi
賢一 長橋
Seigo Taguchi
征吾 田口
Takeshi Ishida
武 石田
Masaru Kikuchi
大 菊地
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Kobe Steel Ltd
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、助手席又は側突用エアバッグに用
いられる長尺円筒状ガス発生器の小型化,軽量化を安価
且つ容易に行える様にする。 【解決手段】 ハウジング1内にガス通過空間Gを画成
しつつ最も接近させて内筒8を配置する。これにより、
ハウジング1を小径化しても、内筒8をハウジング1の
内径寸法に近い寸法に大径化できるので、内筒8の成形
を容易としてガス発生器の小型化,軽量化を安価に図れ
る。又、ガス通過空間Gによってガス圧が均圧化される
ことから、外筒5のガス放出孔5aから均一にガスの放
出を行う事ができる様にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグを展開
させるガス発生器に係わり、特に、助手席用又は側突用
の長尺円筒状ガス発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の助手席用或いは側突用エアバッグ
に用いられている長尺円筒状のガス発生器の代表例を図
14に基づいて説明する。図14において、ガス発生器
は、外周面に複数のガス放出孔101aを有し、一端が
開口した有底円筒体からなる外筒101と、前記開口端
部を閉塞する蓋部材102とで密閉空間が画成された長
尺円筒状のハウジング100を有し、各ガス放出孔10
1aを閉塞するための筒状バーストプレート103が、
該外筒内周面に装入され、更に、その内周面に密着する
様に筒状フィルタ部材104が挿入されている。又、ハ
ウジング101の内部には、その軸中心部から、ガス発
生剤105,複数のガス通過孔106aを有する内筒1
06及び前記フィルタ部材104が収納されている。前
記蓋部材102には、衝突センサの衝突検知信号によっ
て点火される点火具107と、該点火具107で着火さ
れる伝火剤108とからなる点火装置109が配置され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、助手席用又
は側突用のエアバッグは、近年その適用範囲が種々の車
種に拡大されつつあり、特に側突用のガス発生器は、座
席の背もたれ側部や車体ピラー部等の狭隘な空間内に設
置する必要性から、小型化,軽量化が要求されている。
又、助手席用ガス発生器においても、狭隘なインストル
メントパネル内に装着するためには、一層の小型化,軽
量化が望まれている。
【0004】しかしながら、従来のガス発生器では、小
型化,軽量化に対応すべくハウジング100(外筒10
1)を小径にすると、それに伴って内筒106も小径に
する必要があるが、内筒の小径化には成形の困難性が伴
っており、成形コストの増加をもたらしていた。又、ハ
ウジング100を小径化すると、各ガス放出孔101a
を閉塞するバーストプレート103を外筒101の内周
全面に貼着する作業が煩雑になる。従って、ハウジング
100を単に小径化するだけでは、内筒106の成形困
難なことに加えて、バーストプレート103の貼着作業
の煩雑さによりガス発生器の製造コストの上昇を招く恐
れがある。
【0005】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、助手席又は側突用エアバッグに用いられる
長尺円筒状ガス発生器の小型化,軽量化を安価且つ容易
に行える様にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のガス発生器は、長尺円筒状のハウジング内
に、ガス発生剤とフィルタ部材と内筒とを配置し、端部
に点火装置を装着してなるガス発生器であって、複数の
ガス放出孔を有する軸方向に延びる複数のガス孔列が形
成された外筒と、その開口端を密閉する様に配置された
蓋部材とでハウジングを形成し、該ハウジング内には、
前記外筒の内面に貼着されて前記ガス放出孔を閉塞する
バーストプレートと、複数のガス通過孔を有し且つ前記
ハウジング内に挿入されて前記外筒との間に環状のガス
通過空間を形成する内筒と、該内筒内面に装入された環
状フィルタ部材と、該環状フィルタ部材の内側空間内に
充填されたガス発生剤と、前記ハウジングの一端部に装
着され前記ガス発生剤を点火する点火装置とを備えてな
るものである。これにより、内筒をハウジング内に最も
接近させて配置しているので、ハウジングを小径化して
も、内筒をハウジングの内径寸法に近い寸法に大径化で
きるので、内筒の成形が容易となる。又、外筒と内筒と
の間のガス通過空間によってガス圧が均圧化されるの
で、ガス放出孔から均一にガスの放出を行う事ができる
様になっている。
【0007】又、前記フィルタ部材を前記ハウジングの
軸方向に積層された複数のフィルタユニットで構成する
こと、該フィルタユニットの積層境界面を、前記内筒の
各ガス通過孔の位置とずらす様にするのが好ましい。こ
れにより、ハウジングの長さに応じてフィルタ部材の積
層数を変更するだけで対応でき、種々のフィルタ長さに
容易且つ安価に対応できる様になる。又、各フィルタユ
ニットの積層境界面の位置を内筒のガス通過孔の位置と
ずらしているので、高温ガスが積層境界面から直接ガス
通過孔に流通するのが防止されている。
【0008】又、ハウジングの外筒は、有底筒状体或い
は両端開口円筒体が使用され、更にフィルタ部材内に内
内筒を配置し、内内筒のガス流出孔を周方向で外筒の各
ガス孔列と相対峙しない様に、軸方向にずらして配置す
ることが好ましい。これにより、ガス流出孔近傍の各ガ
ス通過孔から噴出されるガスは、フィルタ部材の通過後
に外筒の内面への衝突によりスラグが内面に付着して除
去され、又ガス放出孔近傍の各ガス通過孔から噴出され
るガスはフィルタ部材の周方向への通過で充分にスラグ
が除去されると共に外筒への衝突で残留しているスラグ
も除去できる。更に、フィルタ部材をガス流が直進する
ことを少なくし、フィルタ部材が高温ガスにより溶融破
損することを防止できる。
【0009】又、前記フィルタ部材を、前記ハウジング
の軸方向に積層された複数のフィルタユニットで構成
し、前記外筒の各ガス放出孔の位置を該フィルタユニッ
トの積層境界面の位置とずらす様に配置するのが好まし
い。これにより、ガスが積層境界面を通過し難くなる
他、仮に通過したとしても、一旦外筒の内面に衝突され
ることでガス中のスラグが外筒の内面に付着して除去さ
れる。又、外筒の各ガス孔列を周方向に所定間隔を隔て
て均等に配置すると、フィルタの利用効率を一段と向上
させる事が可能となる。
【0010】又、前記各ガス孔列を該外筒の開口端から
所定距離の範囲内に形成したものが好ましく、これによ
り、前記バーストプレートを外筒の開口端側から容易に
貼着する事が可能となり、作業性の向上を図る事ができ
る。
【0011】又、前記内筒の各ガス通過孔は、該内筒の
周方向および軸方向に亘って形成されているものが好ま
しい。これにより、ガス発生剤の燃焼により発生する高
温ガスを、フィルタ部材内を均一に通過させてフィルタ
効率を高めることが可能となる。尚、前記外筒のガス放
出孔が、外筒の開口端から所定距離の部分のみに形成さ
れている場合には、内筒のガス通過孔は、外筒のガス放
出孔が形成されている部分に相当する部分を避けて、軸
方向の他の部分にのみガス通過孔を形成するのが好まし
い。これにより、高温ガスが、フィルタ部材の前記ガス
放出孔に近い部分に集中して流れるのを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図1
乃至図13に基づいて説明する。先ず、図1において、
ガス発生器X1は、長尺円筒状をなすハウジング1と、
該ハウジング1内に配置されるガス発生剤2,フィルタ
部材3及び内筒8と、端部の点火装置4とを主要部とし
て構成されている。ハウジング1は、一端が開口された
有底の外筒5と、この外筒5の開口を覆う蓋部材6とで
構成されており、蓋部材6の外周端部に形成された環状
リブ6aと外筒5の開口端を突き合わせて摩擦圧接接合
することによって密閉空間を形成する構造となってい
る。ハウジング1の内部は、外筒5の底部5bに縮径す
る小径孔17を有する段付穴とされており、小径孔17
に内筒8が圧入されて外筒5と内筒8の間に環状のガス
通過空間Gを画成している。内筒8内には、その軸中心
から、ガス発生剤2と筒状のフィルタ部材3が順次収納
されている。15は、外筒5の小径孔17に圧入された
フィルタ部材3のシール部材であり、16は、ガス発生
剤2のクッション部材である。
【0013】前記外筒5の周面には、エアバッグ(図示
しない)に通じる複数のガス放出孔5aが形成されてお
り、各ガス放出孔5aは、図2にも示されている様に、
ハウジング1の周方向に角度180度を隔てて軸方向に
延びる直線上に形成されて、2つのガス孔列r1,r2
を形成している。各ガス孔列r1,r2の各ガス放出孔
5aは、外筒5の軸方向に亘って所定間隔を隔てて順次
形成されおり、外筒5の内周面に貼着された帯状のバー
ストプレート7(アルミ等の金属箔)で夫々閉塞されて
いる。バーストプレート7は、各ガス孔列r1,r2の
各ガス放出孔5aを閉塞するに足る最小長さと幅を有し
ており、密閉空間の防湿と燃焼時の内圧調整によるガス
発生剤2の燃焼速度調整を行う役割を有している。な
お、バーストプート7については、1枚のものを巻状に
貼ることを排除するものでない。
【0014】前記内筒8の周面には、フィルタ部材3と
ガス通過空間Gと連通する複数のガス通過孔8aが形成
されている。各ガス通過孔8aは、図2に示す様に、ハ
ウジング1の周方向から見て各ガス放出孔5aと異なる
部位に開口しており、ハウジング1の軸方向に亘って各
ガス放出孔5aに相対峙しない様にずらして形成されて
いる。
【0015】前記フィルタ部材3は、ハウジング1の軸
方向に順次積層された複数(4つ)のフィルタユニット
3Aから構成されており、内筒8内に密着して挿入され
ている。フィルタユニット3Aとしては、メリヤス編み
金網〔図3(a)に示す〕若しくはクリンプ織りの線材
〔図3(b)に示す〕の集合体を図3(c)のごとく円
筒状にプレス成形して安価に製作することが好ましい。
【0016】前記蓋部材6には、伝火剤9と点火具10
(電気雷管)からなる点火装置4が装着されている。伝
火剤9は、蓋部材6の凸部6bに嵌め込まれた鍔付きキ
ャップ部材19内に収納されて凸部6bに隙間hを隔て
て前記点火具10と相対峙している。キャップ部材19
の鍔部19bは、フィルタ部材3の軸端を閉塞して内筒
8の内周に圧入された状態で折れ曲がって蓋部材6側に
延びており、この先端19aが外筒5と蓋部材6との圧
接時に形成される外筒5のバリ5cに当接して固定され
ている。キャップ部材19の凸部19cはフィルタユニ
ット3Aに挿入されており、伝火剤9の火炎をガス発生
剤2に伝える貫通孔19dが形成されている。点火具1
0は蓋部材6に嵌め込まれて伝火剤9と隙間hを隔てて
相対峙するようにカシメ固定されている。
【0017】次に、このガス発生器の作動について説明
する。衝突センサ(図示しない)が自動車の衝突を検知
すると、その衝突信号によって点火装置4が点火されて
伝火剤9を着火し、キャップ部材19の貫通孔19dか
ら火炎が内筒8内に噴出されてガス発生剤2に着火し、
高温ガスを発生させる。内筒8内で発生した高温ガス
は、各フィルタユニット3Aに流入し、各フィルタユニ
ット3Aの周方向に亘って通過することでスラグ捕集と
冷却を経て、内筒8のほぼ全周の各ガス通過孔8aから
ガス通過空間G内に流出する。
【0018】このとき、各ガス通過孔8aと各ガス放出
孔5aを、円周方向にずらせて配置しておくと、各ガス
通過孔8aから流れ出す清浄ガスが、直接各ガス放出孔
5aに向かう事なく、一旦外筒5の内周面に衝突してガ
ス通過空間G内を流れる。この事により、ガス中に残留
しているスラグが外筒5の内周面に付着して除去される
効果があると共に、フィルタユニット3Aをガス流が直
進して溶融破損することが防止される。
【0019】続いて、ガス発生剤2の燃焼が進み、ハウ
ジング1内が所定圧力に達すると、各バーストプレート
7が破裂して各ガス孔列r1,r2の各ガス放出孔5a
からエアバッグに清浄ガスが放出され、エアバッグを急
速に膨張展開させる。
【0020】この様に、ガス発生器X1によれば、内筒
8を外筒5に最も接近させて配置しているので、ハウジ
ング1を小径としても、内筒8をハウジング1の内径寸
法に近い寸法にでき、内筒8の成形が容易となる。又、
各ガス孔列r1,r2毎に帯状のバーストプレート7で
各ガス放出孔5aを閉塞しているので、バーストプレー
ト7を外筒5の内周全面に貼着する必要がなく、作業性
の向上を図れる。従って、長尺円筒状のガス発生器の小
型化,軽量化が容易となり且つ製造コストの削減も可能
となる。
【0021】又、フィルタ部材3を、複数のフィルタユ
ニット3Aから構成しているので、フィルタユニット3
Aの積層数を変更するだけで、長さの異なる各種の円筒
状ガス発生器に容易且つ安価に対応できる事になる。
【0022】又、内筒8のほぼ周方向及び軸方向の全面
に亘って各ガス通過孔8aを形成する事により、高温ガ
スが各フィルタユニット3Aに均一に流入する様にして
いるので、フィルタ部材3にガスが流通しないデッドス
ペースが形成され難くなり、フィルタ部材3の効率が向
上する。
【0023】次に、図4乃至図12に基づいて、他の実
施形態について説明する。先ず、図4に示すガス発生器
X2は、図1のガス発生器X1においてフィルタ部材3
内に内内筒12を配置したものであり、図1及び図2と
同一部材は同一符号で示してその説明は省略する。
【0024】図4及び図5において、ガス発生器X2の
フィルタ部材3内には、その軸中心から、ガス発生剤
2,内内筒12が順次収納されている。内内筒12は、
フィルタ部材3の内周面に密着して挿入されており、そ
の周面にガス発生剤2側とフィルタ部材3側とを連通す
る複数のガス流出孔12aが形成されている。各ガス流
出孔12aは、図5にも示す様にハウジング1のガス放
出孔5aの中心線aと該ガス流出孔12aの中心線bと
が直交する様な位置関係に夫々形成されている。つま
り、ガス流出孔12aとガス放出孔5aとは、ハウジン
グ1の周方向に角度90度の位相を有しつつ相対峙しな
いように、ずらして外筒5と内内筒12とに交互に形成
されている。尚、ここでいう“中心線”とは、図示の如
く周方向に複数のガス流出孔12aが存在する場合に
は、その周方向の孔の中心点を通る線を意味している。
又、この場合には、内筒8の各ガス通過孔8aは、図5
に示す様にハウジング1の周方向の全周に亘って開口さ
せる事ができる。
【0025】そして、衝突センサ(図示しない)が自動
車の衝突を検知すると、その信号によって点火装置4が
点火され、伝火剤9に着火し、キャップ部材19の貫通
孔19dから火炎が内内筒12内に噴出されてガス発生
剤2を着火し、高温ガスを発生させる。内内筒12内で
発生した高温ガスは、各フィルタユニット3Aに略均一
に流入し、各フィルタユニット3Aの周方向に亘って通
過することでスラグ捕集と冷却を経て、内筒8の全周の
各ガス通過孔8aからガス通過空間Gに流出する。
【0026】このとき、内内筒12の各ガス流出孔12
aと外筒5の各ガス放出孔5aとを周方向に角度90度
の位相を持たせてずらせて配置しておくと、各ガス流出
孔12aから流出するガスが、直接各ガス放出孔5aに
向かう事なく、外筒5の内周に衝突してガス通過空間G
内を流れ、ガス中に残留しているスラグが外筒5内面に
付着して除去され、更に、ガス放出孔5a近傍の各ガス
通過孔8aから噴出されるガスについては、フィルタユ
ニット3Aの周方向への通過過程で充分にスラグ除去さ
れる効果がある。又、フィルタユニット3Aをガス流が
直進することを少ならしめることができるので、フィル
タユニット3Aが高温ガスにより溶融破損することが防
止される。
【0027】続いて、ガス発生剤2の燃焼が進みハウジ
ング1内が所定圧力に達すると、各バーストプレート7
が破壊されて、清浄ガスが各ガス孔列r1,r2の各ガ
ス放出孔5aからエアバッグ内に放出され、エアバッグ
を急速に膨張展開させる。
【0028】この様に、ガス発生器X2によれば、内筒
8内に各フィルタユニット3Aを積層挿入し、更に各フ
ィルタユニット3A内に内内筒12を挿入することで組
立体をガス発生器X2への組立前に構成でき、この組立
体を外筒5の小径孔17に圧入するだけでハウジング1
に対する内筒8,フィルタ部材3及び内内筒12の収納
配置が完了するので、上述のバーストプレート7の貼着
の作業性の向上と相まって、更なる作業性の向上を図れ
る。従って、長尺円筒状のガス発生器の小型化,軽量化
が容易となり且つ製造コストの削減も可能となる。
【0029】又、内内筒12のガス流出孔12aを、各
ガス放出孔5aの中心線aとずらして配置する事によ
り、高温ガスが各フィルタユニット3Aの周方向に亘っ
て流通するようにしているので、フィルタ部材3の効率
が向上する。
【0030】次に、図6,7は、本発明の他の実施形態
に係るガス発生器X3を示したもので、図1に示したガ
ス発生器X1との相違点は、外筒5の各ガス放出孔5a
の配置と各フィルタ部材3の配置を変更したもので、図
1及び図2と同一部材は同一符号で示しており、その説
明は省略する。
【0031】図6及び図7において、ガス発生器X3の
各ガス放出孔5aは、ハウジング1の周方向に角度90
度を隔てて軸方向に延びる4つのガス孔列r1〜r4に
配置されている。又各ガス孔列r1〜r4は、軸方向に
対し、ガス放出孔5aが形成された有孔部分αとガス放
出孔5aが形成されない無孔部分βとが交互に現れるよ
うに形成されている(図6に示す)。各フィルタユニッ
ト3Aは、ハウジング1の軸方向に積層した状態で内筒
8に密着して挿入されており、その長さ寸法L1は、積
層された各フィルタユニット3Aの積層境界面Zが、外
筒5の無孔部分βに位置する様に、即ち、各ガス放出孔
5aの位置が、積層境界面Zの位置と重ならない様な位
置関係に設定されている。又、各ガス孔列r1〜r4の
各ガス放出孔5aは、図7に示す様に、外筒5の内周に
貼着された帯状のバーストプレート7によって夫々閉塞
されている。
【0032】この様に、外筒5の各ガス放出孔5aを、
周方向に角度90度を隔てた各ガス孔列r1〜r4の夫
々に配置すると、バーストプレート7の破壊により各ガ
ス孔列r1〜r4の各ガス放出孔5aの多方向からガス
を均一に放出してエアバッグを急速に均等膨張させて展
開できる。この際、各ガス孔列r1〜r4のガス放出孔
5aの位置を、積層境界面Zの位置と重ならない様な位
置関係にすると、各フィルタユニット3Aの積層境界面
Zを通過するガス流が減少するのみならず、仮に通過し
たとしてもガス通過空間Gに噴出するガスは、一旦外筒
5の内周面の衝突されることでガス中のスラグが外筒5
の内周面に付着して除去されるので、スラグを含む有害
なガスのエアバッグへの放出を低減できる。
【0033】次に、図8,9は、本発明の他の実施形態
に係るガス発生器X4を示したもので、図1に示したガ
ス発生器X1との相違点は、外筒5のガス放出孔5aの
配置と内筒8のガス通過孔8aの配置を変更したもの
で、図1及び図2と同一部材は同一符号で示しており、
その説明は省略する。
【0034】図8及び図9において、ガス発生器X4の
各ガス放出孔5aは、ハウジング1の周方向に角度18
0度を隔てて軸方向の延びるガス孔列r1,r3とr
2,r4に配置されている。各ガス孔列r1〜r4の各
ガス放出孔5aは、外筒5の開口端から軸方向に向かう
所定距離γの範囲内で所定数(図8では4箇所)だけ形
成されており、各ガス孔列r1とr3,各ガス孔列r2
とr4との各列の各ガス放出孔5aが、図9に示す様
に、外筒5の内周に貼着された帯状のバーストプレート
7によって夫々閉塞されている。尚、前記所定距離γ
は、外筒5の内径の1.5倍以内望ましくは1倍以下で
ある事がバーストプレート7の貼着作業性上望ましい範
囲である。尚、このガス放出孔5aの配置構成によっ
て、バーストプレート7を帯状の2枚ものでなく、1枚
ものとして帯状に貼ることが可能となる。内筒8の各ガ
ス通過孔8aは、図9に示す様に、ハウジング1の周方
向及び軸方向に亘ってほぼ全面に均一に開口している
が、軸方向に対し、前記ガス通過孔8aが形成された有
孔部分δとガス通過孔8aが形成されない無孔部分εと
が交互に現れる様に形成されている(図8に示す)。
又、各フィルタユニット3Aは、ハウジング1の軸方向
に積層した状態で内筒8内に密着して挿入されており、
その長さ寸法L2は、積層された各フィルタユニット3
Aの積層境界面Zが、内筒8の無孔部分εに位置する様
に、即ち、各ガス通過孔8aの位置が、積層境界面Zの
位置と重ならない様な位置関係に設定されている。
【0035】そして、衝突センサ(図示しない)が自動
車の衝突を検知すると、その信号によって点火装置4が
点火され、伝火剤9に着火し、キャップ部材19の貫通
孔19dから火炎が内筒8内に噴出されてガス発生剤2
を着火し、高温ガスを発生させる。内筒8内で発生した
高温ガスは、各フィルタユニット3Aに略均一に流入
し、各フィルタユニット3Aの周方向に亘って通過して
スラグ除去と冷却を受けて内筒8の略全面の各ガス通過
孔8aからガス通過空間G内に流れ出す。このとき、各
フィルタユニット3Aの積層境界面Zは、各ガス通過孔
8aの開口位置と重なっていないので、高温ガスは必ず
各フィルタユニット3Aを通過してスラグ除去と冷却を
経てガス通過空間Gに流出する。その後、ガス発生剤2
の燃焼が進みハウジング1内が所定圧力に達すると、各
バーストプレート7が破壊されて、清浄ガスが各ガス孔
列r1〜r4の各ガス放出孔5aからエアバッグ内に放
出され、エアバッグを急速に膨張展開させる。
【0036】この様に、ガス発生器X4では、各ガス放
出孔5aを、外筒5の開口端から所定距離γの範囲のみ
に形成しているので、バーストプレート7を外筒5の開
口端近傍に貼着する作業で各ガス放出孔5aを閉塞で
き、バーストプレートの貼着作業が極めて容易となる。
【0037】次に、図10は、本発明の他の実施態様に
係るガス発生器X5を示したもので、図8に示したガス
発生器X4との相違点は、ガス発生器X5の外筒5のガ
ス放出孔5aが形成された領域、即ち、外筒開口端から
距離γの部分に相当する内筒8の部分には、ガス通過孔
8aが形成されていない無孔部分εとしたものである。
これにより、外筒5のガス放出孔5aに近い部分のフィ
ルタユニット3Aを、高温ガスが集中的に流通するのを
防止する様にしたものである。
【0038】即ち、ガス発生剤2の燃焼によって生じた
高温ガスは、蓋部材6の近傍のガス通過孔8aを有しな
い無孔部分εでは、フィルタユニット3A内を軸方向に
流れてガス通過孔8aが形成されている有孔部分δに到
り、ここからガス通過孔8aを通ってガス通過空間Gに
流出する事になる。これにより、外筒5のガス放出孔5
aに近い蓋部材6近傍のフィルタユニット3A内を、高
温ガスが集中的に流通することによるフィルタ部材3の
溶損の発生を防止する様にしている。よって、内筒8が
ガス通過孔8aを周方向全周配置とし、又外筒5のガス
放出孔5aも同様に周方向全周配置として、相互の位置
関係を周方向にずらせる必要性をなくして、軸対称のシ
ンプルな形態のガス発生器となし得る。
【0039】次に、図11は、本発明の他の実施態様に
係るガス発生器X6を示したもので、図10に示すガス
発生器X5との相違点は、外筒5を両端部が開口した両
端開口筒状体となした点、及び該開口端に夫々蓋部材6
及び閉鎖部材36をカシメ方式で固着している点、並び
に外筒5のガス放出孔5aが、点火装置4が配置されて
いない側の開口端から所定距離γの領域に形成されてい
る点であり、他の部分は図10と同一であるので、同一
符号を付してその説明は省略する。
【0040】図11において、ハウジング1は、両端開
口の外筒5と、この外筒5の両開口端を覆う蓋部材6及
び閉鎖部材36とで構成されており、蓋部材6及び閉鎖
部材36は、外筒5の両開口端からシールリング37と
共に嵌め込まれ、外筒5の両端から突出する両カシメ突
起部30を径内方向に折り曲げる事によって蓋部材6及
び閉鎖部材36を外筒5に固定している。この様に、カ
シメ操作によって蓋部材6及び閉鎖部材36と外筒5と
を固定する様にしているので、前述の摩擦圧接に比べ
て、簡単な操作で両部材を固着する事が可能となる。
尚、閉鎖部材36には外筒5の内周に連続して縮径する
凹部38が形成されており、該凹部38に内筒8が圧入
されて外筒5の間で環状のガス通過空間Gを画成してい
る。
【0041】外筒5の各ガス放出孔5aは、図12に示
す様に、ハウジング1の周方向に角度180度を隔てて
軸方向に延びるガス孔列r1,r3とr2,r4に配置
されている。各ガス孔列r1〜r4の各ガス放出孔5a
は、閉鎖部材36側の外筒5の開口端から軸方向に向か
う所定距離γの領域内に所定数(図11では4箇所)形
成されており、各ガス孔列r1とr3と各ガス孔列r2
とr4の各列のガス放出孔5aが、図12に示す様に、
外筒5の内周に貼着された帯状のバーストプレート7に
よって夫々閉塞されている。尚、上述と同様に、このガ
ス放出孔5aの配置構成によって、バーストプレート7
を帯状の2枚ものでなく、1枚ものとして帯状に貼るこ
とが可能となる。内筒8の各ガス通過孔8aは、外筒5
のガス放出孔5aが設けられている領域γに相当する部
分を除く他の部分に、内筒8の周方向及び軸方向に略均
一に形成されている。又、このガス通過孔8aは、ハウ
ジング1の軸方向に見て蓋部材36側から無孔部分εと
有孔部分αとが交互に現れるように形成されている。こ
れらの作用効果は、図10の場合と同様である。
【0042】又、点火装置4の伝火剤9は、一方の蓋部
材6のみに配置されており、該蓋部材6の凸部6bに嵌
め込まれた鍔付きキャップ部材40内に収納されて凸部
6bに隙間hを隔てて点火具10と相対峙している。キ
ャップ部材40の鍔部40aはフィルタ部材3と蓋部材
6とで挟持されて内筒8まで延びている。キャップ部材
40の凸部40bはフィルタユニット3Aに挿入されて
おり、伝火剤9の火炎をガス発生剤2に伝える貫通孔4
0cが形成されている。その他の部分は図10と同一で
あるので、詳細な説明は省略する。
【0043】次に、図13は、本発明の他の実施形態に
おけるガス発生器X7を示したもので、図10に示すガ
ス発生器X5との相違点は、外筒5の開口端からシール
リング37を介して蓋部材6を嵌め込み、外筒5の開口
端から突出するカシメ突起30を径内方向に折り曲げる
ことによって蓋部材6を外筒5に固定している点であ
る。このように、カシメ操作によって蓋部材6を外筒5
に固定するようにしているので、前述の摩擦圧接接合に
比べて、簡単な操作で蓋部材6を固定することが可能と
なり、又図11のガス発生器X6のように閉鎖部材36
をカシメる必要もなく簡単な構造にできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明した様に本発明のガス発生器に
よれば、内筒8と外筒5との間にフィルタ部材3を配置
する従来の方式に比して、フィルタ部材3を内筒8内に
配置する様に構成しているので、ガス発生器の小型化,
軽量化の要求の中で、外筒5を小径化しても、内筒8
は、外筒5の内径寸法に近い寸法にでき、内筒8の成形
が以前に増して容易となる。又、内外筒間に空間を形成
し、この空間をガス通過空間Gとしているので、外筒5
のガス放出孔5aからガスが放出される直前に、該ガス
通過空間Gでガス圧が均一化され、各ガス放出孔5aか
らのガス放出は均一となり、エアバッグを設計通り正常
に展開させる事が可能となる。更に、ガス放出孔5aに
貼着されているバーストプレート7も、ガス通過空間G
で均圧化されたガスによって破裂される様になるので、
バーストプレート7も略均一に破裂され、この意味から
もガス放出孔5aからのガス放出量を略均一となす事が
可能となる。
【0045】又、内筒8内の内面に密着する様にフィル
タ部材3を配置し、その内側にガス発生剤2を充填する
様にしているので、ガス発生剤2の燃焼により生じた高
温のガスは、フィルタ部材3の全面から内部に流入する
事になるので、フィルタ部材3全体が有効に利用される
事になり、その結果、フィルタ効率が向上するので、フ
ィルタ部材3の装入量を少なくでき、ガス発生器の小型
化,軽量化が一層容易となる。
【0046】又、ハウジング1の外筒5は、有底筒状体
或いは両端開口円筒体が使用され、更に、フィルタ部材
3内に内内筒12を配置し、内内筒12のガス流出孔1
2aを周方向で外筒5の各ガス孔列r1,r2に相対峙
しない様に、ずらして配置すると、ガス流出孔12a近
傍の各ガス通過孔8aから噴出されるガスは、フィルタ
部材3の通過後に外筒5の内面への衝突により、スラグ
が内面に付着して除去され、又ガス放出孔5a近傍の各
ガス通過孔8aから噴出されるガスは、フィルタ部材3
の周方向への通過で充分にスラグが除去されると共に、
外筒5への衝突で残留しているスラグも除去できる事か
ら、フィルタ部材3をガス流が直進することを少ならし
めて、フィルタ部材3が高温ガスにより溶融破損するこ
とを防止できる。
【0047】更に、フィルタ部材3をハウジング1の軸
方向に積層された複数のフィルタユニット3Aで構成
し、外筒5の各ガス放出孔5aの位置を、該フィルタユ
ニット3Aの積層境界面Zとずらす様に配置する事によ
り、ガスが積層境界面Zを通過し難くなる他、仮に通過
しても、一旦外筒5の内面に衝突されることで、ガス中
のスラグが外筒5の内面に付着して除去される結果、エ
アバッグ内に放出されるガスの清浄度を向上できる。
又、各ガス孔列r1〜r4を周方向に所定間隔を隔てて
均等に配置すると、内筒8の軸方向及び周方向に亘って
略均一にガス通過孔8aが形成されている事と相まっ
て、中央部で発生した高温ガスは、内筒8の全面から略
均一に前記ガス通過空間G内に流出する様になる。従っ
て、この意味からも、内筒内面側に配置されたフィルタ
部材3内を、略均一に高温ガスが流通し、効率的にスラ
グ除去と冷却が行われる様になるので、フィルタ効率が
向上し、ガス発生器の小型化,軽量化が更に容易とな
る。
【0048】又、フィルタ部材3を、複数の円筒状フィ
ルタユニット3Aで構成し、これを内筒内に積層する様
にしているので、フィルタユニットの積層数を調整する
だけでハウジング長さの異なるガス発生器にも、単一の
フィルタユニットで対応可能になるので、ガス発生器の
製造コストを一層低減させる事が可能となる。
【0049】又、各フィルタユニット3Aの積層境界面
Zを内筒8のガス通過孔8aの位置とずらして配置する
様にしているので、ガス発生剤の燃焼による高温ガスが
積層境界面Zに直接流入するのが防止され、フィルタ部
材の有効活用度が向上する。
【0050】更に、各ガス孔列r1〜r4毎に帯状のバ
ーストプレート7でガス放出孔5aを閉塞する様にして
いるので、バーストプレート7を従来の様に外筒5の内
周全面に貼着する必要がなく、バーストプレート7の貼
着作業が容易となる。特に、ガス放出孔5aを、外筒5
の開口部近傍に限定配置した場合には、このバーストプ
レート7の貼着作業は一層容易となる。
【0051】ガス発生器の小型化が容易となる結果、ガ
ス化率が高く、従って、ガス発生剤の所要量が少なくな
る窒素含有有機化合物を主成分とする無毒な非アジ化系
有機化合物を用いたガス発生器の製作が容易となる。特
に、小型化が要求されている側突用ガス発生器にも非ア
ジ化系有機化合物を適用する事が可能となり、ガス発生
器の安全性を飛躍的に向上させる事が可能となる。
【0052】更に、内筒8のガス通過孔8aと、外筒5
のガス放出孔5aの位置を軸方向にずらして配置してい
るので、内筒のガス通過孔8aから噴出した高温ガス
は、外筒5の内面に衝突する事になる。この結果、噴出
ガス中に残留しているスラグ成分が、外筒内面で捕捉さ
れる様になり、エアバッグ内に放出されるガスの清浄度
が一層向上する。同時に、内筒のガス通過孔8aから外
筒5のガス放出孔5aを閉塞しているバーストプレート
7に向かって高温ガスが直進する場合に生じるフィルタ
部材3の溶損が防止されるので、ガス発生器として一層
安定したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス発生器の一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明のガス発生器に用いられるフィルタ部材
の一例を示す図で、(a)はメリヤス編み金網を示す
図、(b)はクリンプ織りの線材を示す図、(c)は円
筒状のプレス形成品を示す斜視図である。
【図4】本発明のガス発生器の他の実施例を示す要部断
面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】本発明のガス発生器の更に他の実施例を示す要
部断面図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】本発明のガス発生器の更に他の実施例を示す要
部断面図である。
【図9】図8のD−D断面図である。
【図10】図8のガス発生器の変形例を示す要部断面図
である。
【図11】図10のガス発生器の変形例を示す要部断面
図である。
【図12】図11のE−E断面図である。
【図13】図10のガス発生器の他の変形例を示す要部
断面図である。
【図14】従来のガス発生器を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ガス発生剤 3 フィルタ部材 3A フィルタユニット 4 点火装置 5 外筒 5a ガス放出孔 5c 外筒の圧接バリ 6 蓋部材 7 バーストプレート 8 内筒 8a ガス通過孔 9 伝火薬 10 点火具 12 内内筒 12a ガス流出孔 19 鍔付きキャップ部材 G ガス通過空間 r1〜r4 ガス孔列 Z 積層境界面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸野 善行 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 長橋 賢一 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 田口 征吾 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 石田 武 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 菊地 大 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺円筒状のハウジング(1)内に、ガ
    ス発生剤(2)とフィルタ部材(3)と内筒(8)とを
    配置し、端部に点火装置(4)を装着してなるガス発生
    器において、 複数のガス放出孔(5a)を有する軸方向に延びる複数
    のガス孔列(r1〜r4)が形成された外筒(5)と、
    その開口端を密閉する様に配置された蓋部材(6,3
    6)とでハウジング(1)を形成し、 該ハウジング(1)内には、 前記外筒(5)の内面に貼着されて前記ガス放出孔(5
    a)を閉塞するバーストプレート(7)と、 複数のガス通過孔(8a)を有し且つ前記ハウジング
    (1)内に挿入されて前記外筒(5)との間に環状のガ
    ス通過空間(G)を形成する内筒(8)と、 該内筒(8)内面に装入された環状フィルタ部材(3)
    と、 該環状フィルタ部材(3)の内側空間内に充填されたガ
    ス発生剤(2)と、 前記ハウジング(1)の一端部に装着され前記ガス発生
    剤(2)を点火する点火装置(4)とを備えてなること
    を特徴とするガス発生器
  2. 【請求項2】 前記ハウジング(1)は、一端が閉塞さ
    れ他端が開口した有底筒状体の外筒(5)と、該外筒
    (5)の開口端を閉塞し且つ前記点火装置(4)を装着
    する蓋部材(6)とで構成されている事を特徴とする請
    求項1に記載のガス発生器
  3. 【請求項3】 前記ハウジング(1)は、両端開口筒状
    体の外筒(5)と、該外筒(5)の開口一端部を閉塞し
    且つ点火装置(4)を装着する蓋部材(6)と、前記外
    筒(5)の開口他端部を閉塞する閉鎖部材(36)とで
    構成されている事を特徴とする請求項1に記載のガス発
    生器
  4. 【請求項4】 前記フィルタ部材(3)は、メリヤス編
    み金網或いはクリンプ成形してなる線材の集合体をプレ
    ス成形してなる成形体であって、前記ハウジング(1)
    の軸方向に積層された複数のフィルタユニット(3A)
    で構成されている事を特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のガス発生器
  5. 【請求項5】 前記フィルタユニット(3A)の積層境
    界面(Z)の位置を前記外筒(5)の各ガス孔列(r1
    〜r4)の各ガス放出孔(5a)の位置と相対峙しない
    ように、軸方向にずらして配置されている事を特徴とす
    る請求項4に記載のガス発生器
  6. 【請求項6】 前記フィルタ部材(3)内に、複数のガ
    ス流出孔(12a)を有する内内筒(12)を配置し、
    該内内筒(12)の内側空間内にガス発生剤(2)を充
    填すると共に、 前記内内筒(12)の各ガス流出孔(12a)は、前記
    ハウジング(1)の周方向で前記外筒(5)の各ガス孔
    列(r1,r2)と相対峙しないように、ずらされた軸
    方向に延びる1又は複数の直線上に配置されている事を
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガ
    ス発生器
  7. 【請求項7】 前記ガス孔列(r1〜r4)は、前記ハ
    ウジング1の周方向に所定間隔を隔てて配置されている
    事を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    のガス発生器
  8. 【請求項8】 前記各ガス孔列(r1〜r4)が、前記
    外筒(5)の軸方向の開口端から所定距離(γ)の範囲
    で形成されている事を特徴とする請求項1乃至請求項7
    のいずれかに記載のガス発生器
  9. 【請求項9】 前記各ガス孔列(r1〜r4)の形成さ
    れている所定距離(γ)が、前記外筒(5)内径の1.
    5倍以下である事を特徴とする請求項8に記載のガス発
    生器
  10. 【請求項10】 前記内筒(8)の各ガス通過孔(8
    a)は、その周方向及び軸方向に亘って略均一に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいず
    れかに記載のガス発生器
  11. 【請求項11】 前記ガス放出孔(5a)が形成された
    外筒(5)の一端から所定距離(γ)の部分に相当する
    前記内筒(8)の領域を除く他の領域に、前記ガス通過
    孔(8a)が、該内筒(8)の周方向及び軸方向に亘っ
    て略均一に形成されている事を特徴とする請求項8又は
    請求項9に記載のガス発生器
  12. 【請求項12】 前記フィルタ部材(3)は、前記ハウ
    ジング(1)の軸方向に積層された複数のフィルタユニ
    ット(3A)で構成され、 該フィルタユニット(3A)の積層境界面(Z)の位置
    を、前記ハウジング(1)の軸方向で前記内筒(8)の
    各ガス通過孔(8a)の位置とずらして位置している事
    を特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載
    のガス発生器
  13. 【請求項13】 前記バーストプレート(7)は、前記
    ハウジング(1)の軸方向に延びる帯状にされており、
    前記外筒(5)の各ガス孔列(r1〜r4)を1列又は
    複数列毎に閉塞するように、該外筒(5)の内面に貼着
    されている事を特徴とする請求項1乃至請求項12のい
    ずれかに記載のガス発生器
  14. 【請求項14】 前記ガス発生剤(2)が、窒素含有有
    機化合物を主成分とする非アジ化系ガス発生剤である事
    を特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載
    のガス発生器
  15. 【請求項15】 前記蓋部材(6)は、前記外筒(5)
    の端部と摩擦圧接により固定されている事を特徴とする
    請求項1乃至請求項14のいずれかに記載のガス発生器
  16. 【請求項16】 前記蓋部材(6)は、前記外筒(5)
    の端部とでカシメ固定されている事を特徴とする請求項
    1乃至請求項14のいずれかに記載のガス発生器
  17. 【請求項17】 前記蓋部材(6)と閉鎖部材(36)
    とは、前記外筒(5)の各端部とでカシメ固定されてい
    る事を特徴とする請求項3に記載のガス発生器
  18. 【請求項18】 前記内筒(8)は、両端が開口した円
    筒体であり、一方の開口端は、前記一端が閉塞され他端
    が開口した有底筒状体の外筒(5)の閉塞端によって支
    持され、他端の開口端は、鍔付きキャップ部材(19)
    によって支持されており、該鍔付きキャップ部材(1
    9)は、その鍔部(19b)が、前記蓋部材(6)と前
    記外筒(5)との摩擦圧接時に生じるバリ(5c)によ
    って保持固定されている事を特徴とする請求項15に記
    載のガス発生器
  19. 【請求項19】 前記内筒(8)は、両端が開口した円
    筒体であり、一方の開口端は、前記一端が閉塞され他端
    が開口した有底筒状体の外筒(5)の閉塞端によって支
    持され、他端の開口端は、前記外筒(5)の開口端部に
    カシメ固定された蓋部材(6)によって挟持固定されて
    いる事を特徴とする請求項16に記載のガス発生器
  20. 【請求項20】 前記内筒(8)は、両端が開口した円
    筒体であり、両開口端が前記両端開口筒状体の外筒
    (5)の開口端部にカシメ固定された閉鎖部材(36)
    及び蓋部材(6)によって挟持固定されている事を特徴
    とする請求項17に記載のガス発生器
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000044594A1 (fr) * 1999-01-29 2000-08-03 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Générateur de gaz
WO2001072560A1 (en) * 2000-03-28 2001-10-04 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Gas generator
WO2002083464A1 (en) * 2001-04-10 2002-10-24 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Gas generator

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